JP2013246883A - 端子金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】既存の部材を用いて止水を行う。
【解決手段】本発明は、芯線W1とこの芯線W1を覆う絶縁被覆W2とからなる電線Wに接続される端子金具11であって、絶縁被覆W2の一部を皮剥ぎして露出させた芯線W1に接続される第1バレル部22とこの第1バレル部22に連なる導通部21とを有する第1端子金具20と、芯線W1と第1バレル部22との接続部分を覆って止水処理する止水部41と、導通部21が接続される第2バレル部32とこの第2バレル部32に連なる箱部31とを有する第2端子金具30とを備えた構成としたところに特徴を有する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、芯線W1とこの芯線W1を覆う絶縁被覆W2とからなる電線Wに接続される端子金具11であって、絶縁被覆W2の一部を皮剥ぎして露出させた芯線W1に接続される第1バレル部22とこの第1バレル部22に連なる導通部21とを有する第1端子金具20と、芯線W1と第1バレル部22との接続部分を覆って止水処理する止水部41と、導通部21が接続される第2バレル部32とこの第2バレル部32に連なる箱部31とを有する第2端子金具30とを備えた構成としたところに特徴を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、異種金属からなる電線と端子との接続に用いられる端子金具に関する。
この種の端子金具として、例えば下記特許文献1に記載のものが知られている。このものは、電線の芯線および絶縁被覆に樹脂材を塗布しておき、硬化前の樹脂材ごと圧着することによって電線と端子金具とを導通可能に接続した後、樹脂材を硬化させたものである。
しかしながら、上記の構成のように、樹脂材が硬化する前の状態で圧着を行うには、粘度の異なる特殊な樹脂材を使用する必要があり、樹脂材を塗布する作業が煩雑になる。また、樹脂材のメルトフローレートを考慮して端子金具の構成を見直す必要がある。また、樹脂材が端子金具のバレル部からはみ出しているため、端子金具をハウジングのキャビティに挿入する際に、樹脂材のはみ出した部分がハウジングに干渉するおそれもある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、既存の部材を用いて止水を行うことを目的とする。
本発明は、芯線とこの芯線を覆う絶縁被覆とからなる電線に接続される端子金具であって、絶縁被覆の一部を皮剥ぎして露出させた芯線に接続される第1バレル部とこの第1バレル部に連なる第1導通部とを有する第1端子金具と、芯線と第1バレル部との接続部分を覆って止水処理する止水部と、第1導通部が接続される第2バレル部とこの第2バレル部に連なる第2導通部とを有する第2端子金具とを備えた構成としたところに特徴を有する。
このような構成によると、第1端子金具、止水部を構成する樹脂材、および第2端子金具といった既存の部材を用いて止水を行うことができる。止水部による止水処理は、既存の樹脂材を用いて止水すればよく、従来通りの止水品質を維持することができる。また、第1バレル部を芯線に接続する作業や第2バレル部を導通部に接続する作業は、既存の設備を行うことができ、何ら新しい作業を必要としないため、従来通りの作業のみで止水することができる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
第1バレル部は、絶縁被覆に圧着される第1インシュレーションバレル部を有し、第2バレル部は、第1導通部と第1インシュレーションバレル部との双方に圧着される構成としてもよい。
このような構成によると、第2バレル部は、第1導通部に導通可能に接続されるとともに、第1インシュレーションバレル部に固定される。
第1バレル部は、絶縁被覆に圧着される第1インシュレーションバレル部を有し、第2バレル部は、第1導通部と第1インシュレーションバレル部との双方に圧着される構成としてもよい。
このような構成によると、第2バレル部は、第1導通部に導通可能に接続されるとともに、第1インシュレーションバレル部に固定される。
第2バレル部は、第1導通部と絶縁被覆との双方に圧着される構成としてもよい。
このような構成によると、第2バレル部は、第1導通部に導通可能に接続されるとともに、絶縁被覆に固定される。
このような構成によると、第2バレル部は、第1導通部に導通可能に接続されるとともに、絶縁被覆に固定される。
第1バレル部は、芯線に圧着される第1ワイヤバレル部であって、第2バレル部は、第1導通部と第1ワイヤバレル部との双方に圧着される構成としてもよい。
このような構成によると、第2バレル部は、第1導通部に導通可能に接続されるとともに、第1ワイヤバレル部に固定される。
このような構成によると、第2バレル部は、第1導通部に導通可能に接続されるとともに、第1ワイヤバレル部に固定される。
止水部は、第2バレル部内に収められている構成としてもよい。
このような構成によると、止水部が第2バレル部内に収められているから、止水部がハウジングに干渉することはない。
このような構成によると、止水部が第2バレル部内に収められているから、止水部がハウジングに干渉することはない。
第1端子金具は、第2バレル部内に収められている構成としてもよい。
このような構成によると、第1端子金具が第2バレル部内に収められているから、第1端子金具がハウジングに干渉することはない。
このような構成によると、第1端子金具が第2バレル部内に収められているから、第1端子金具がハウジングに干渉することはない。
本発明によれば、既存の部材を用いて止水の品質を安定させることができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図8の図面を参照しながら説明する。本実施形態における端子金具11は、図1に示すように、電線Wの端末に圧着接続された第1端子金具20と、この第1端子金具20に圧着接続された第2端子金具30とを備えて構成されている。なお、以下の説明においては図1における図示左側を前側とし、図1における紙面手前側を上側として説明する。
本発明の実施形態1を図1ないし図8の図面を参照しながら説明する。本実施形態における端子金具11は、図1に示すように、電線Wの端末に圧着接続された第1端子金具20と、この第1端子金具20に圧着接続された第2端子金具30とを備えて構成されている。なお、以下の説明においては図1における図示左側を前側とし、図1における紙面手前側を上側として説明する。
電線Wは、複数の金属素線からなる芯線W1と、この芯線W1を覆う絶縁被覆W2とからなる。芯線W1は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなり、電線Wの端末にて絶縁被覆W2が皮剥ぎされることで露出されている。
第1端子金具20は雄型の端子金具であって、平タブ状をなす導通部21と、この導通部21の後方に連なる第1バレル部22とを備えて構成されている。この第1バレル部22は、第1ワイヤバレル部23と、この第1ワイヤバレル部23の後方に連なる第1インシュレーションバレル部24とからなる。また、第1端子金具20は、銅または銅合金からなる金属板をプレス加工することによって形成されている。
第1バレル部22は、底板25を有しており、この底板25の前縁には、導通部21が前方に延びる形態で形成されている。第1ワイヤバレル部23は、底板25と、底板25の両側縁から対向状態をなして上方に立ち上がる一対のバレル片とからなる。図4に示すように、底板25上に載置された芯線W1を覆うように各バレル片を巻き付けてかしめることによって第1ワイヤバレル部23が芯線W1に導通可能に接続される。
第1インシュレーションバレル部24は、底板25と、底板25の両側縁から対向状態をなして上方に立ち上がる一対のバレル片とからなる。図5に示すように、底板25上に載置された絶縁被覆W2を覆うように各バレル片を巻き付けてかしめることによって第1インシュレーションバレル部24が絶縁被覆W2に固定される。
第1端子金具20における第1ワイヤバレル部23から第1インシュレーションバレル部24までの部分には、樹脂材を塗布してなる止水部41が形成されている。この止水部41は、芯線W1と第1ワイヤバレル部23との接続部分を覆うように形成されており、芯線W1と第1ワイヤバレル部23との接続部分に水が浸入して電食が発生することを未然に防止している。導通部21のほぼ全域は、止水部41から露出しており、導通部21の基端部において第1ワイヤバレル部23から前方に露出した芯線W1を覆うように止水部41が形成されている。
第2端子金具30は雌型の端子金具であって、相手側端子であるタブ端子が嵌合可能な箱部31と、この箱部31の後方に連なる第2バレル部32とを備えて構成されている。この第2バレル部32は、第2ワイヤバレル部33と、この第2ワイヤバレル部33の後方に連なる第2インシュレーションバレル部34とからなる。また、第2端子金具30は、銅または銅合金からなる金属板をプレス加工することによって形成されている。
第2ワイヤバレル部33は、箱部31と共通の底板35を有しており、第1端子金具20を収容可能な大きさとされている。第2ワイヤバレル部33は、底板35と、底板35の両側縁から対向状態をなして上方に立ち上がる一対のバレル片とからなる。図3に示すように、各バレル片の先端を、底板35上に載置された導通部21に対して上方から当接させ、導通部21を各バレル片の先端と底板35との間で上下方向に挟み付けてかしめることによって第2ワイヤバレル部33が導通部21に導通可能に接続される。
第2インシュレーションバレル部34は、底板35と、底板35の両側縁から対向状態をなして上方に立ち上がる一対のバレル片とからなる。図5に示すように、底板35上に載置された第1インシュレーションバレル部24を覆うように各バレル片を巻き付けてかしめることによって第2インシュレーションバレル部34が、止水部41に覆われた第1インシュレーションバレル部24に固定される。つまり、第2インシュレーションバレル部34は、第1インシュレーションバレル部24に直接当接しておらず、止水部41を介して当接している。
図6は、ハウジング50に形成されたキャビティ51に後方から挿入された端子金具11を示している。ハウジング50は合成樹脂製であって、キャビティ51は、ハウジング50を前後方向に貫通する形態で形成されている。端子金具11は、キャビティ51からはみ出さないように収容されている。キャビティ51の前端開口には相手側端子であるタブ端子が挿入可能とされている。なお、図示はしないもののキャビティ51の内壁にはランスが形成されており、このランスが端子金具11に係止することで端子金具11の後方への抜け止めがなされている。
本実施形態は以上のような構成であって、続いてその作用を説明する。まず、電線Wを第1端子金具20に圧着接続する作業について説明する。図1に示すように、電線Wの端末において絶縁被覆W2を皮剥ぎし、芯線W1を露出させる。この芯線W1を第1ワイヤバレル部23の底板25上に載置し、絶縁被覆W2を第1インシュレーションバレル部24の底板25上に載置する。この後、圧着機によって第1ワイヤバレル部23と第1インシュレーションバレル部24の双方を同時にかしめる。すると、第1ワイヤバレル部23の各バレル片が芯線W1に圧着されて導通可能に接続され、第1インシュレーションバレル部24の各バレル片が絶縁被覆W2に圧着されて固定される。
次に、図8に示すように、圧着後の第1バレル部22に樹脂材を塗布して硬化させることによって止水部41を形成する。この止水部41によって第1ワイヤバレル部23と芯線W1との接続部分が液密状にシールされ、異種金属間における電食の発生が防止される。
次に、第1端子金具20の導通部21を第2ワイヤバレル部33の底板35上に載置し、第1ワイヤバレル部23を第2ワイヤバレル部33と第2インシュレーションバレル部34との間に配置し、第1インシュレーションバレル部24を第2インシュレーションバレル部34の底板35上に載置する。この後、圧着機によって第2ワイヤバレル部33と第2インシュレーションバレル部34の双方を同時にかしめる。すると、第2ワイヤバレル部33の各バレル片が導通部21に圧着されて導通可能に接続され、第2インシュレーションバレル部34の各バレル片が止水部41を介して第1インシュレーションバレル部24に固定される。こうして、第1端子金具20と第2端子金具30と止水部41とからなる端子金具11が完成する。
以上のように本実施形態では止水部41を構成する樹脂材として、既存の樹脂材を使用することができ、第1端子金具20や第2端子金具30といった既存の部材のみで止水を行うことができる。また、第1バレル部22の圧着作業や第2バレル部32の圧着作業といった従来通りの圧着作業のみで止水を行うことができる。また、第1端子金具20が第2端子金具30の第2バレル部32内に収められているため、端子金具11をキャビティ51に挿入する際に、第1端子金具20がハウジング50に干渉することはない。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図9の図面を参照しながら説明する。本実施形態における端子金具12は、実施形態1の第1端子金具20の構成を変更したものであって、その他の構成については実施形態1と同じであるため、実施形態1と重複する構成、作用、および効果については省略する。また、実施形態1と同じ構成については、同一の符号を用いるものとする。
次に、本発明の実施形態2を図9の図面を参照しながら説明する。本実施形態における端子金具12は、実施形態1の第1端子金具20の構成を変更したものであって、その他の構成については実施形態1と同じであるため、実施形態1と重複する構成、作用、および効果については省略する。また、実施形態1と同じ構成については、同一の符号を用いるものとする。
本実施形態の第1端子金具60は、図9に示すように、実施形態1の第1端子金具20とは異なり、インシュレーションバレル部を備えていない。すなわち、第1端子金具60は、雄型の端子金具であって、平タブ状をなす導通部61と、この導通部61の後方に連なる第1ワイヤバレル部63とを備えて構成されている。
本実施形態の止水部42は、第1ワイヤバレル部63から絶縁被覆W2の端部に亘って形成されている。第1ワイヤバレル部63およびこれを覆う止水部42は、第2ワイヤバレル部33と第2インシュレーションバレル部34との間に配されている。したがって、導通部61は、第2ワイヤバレル部33に配され、絶縁被覆W2は、第2インシュレーションバレル部34に配されている。したがって、圧着機によって第2ワイヤバレル部33と第2インシュレーションバレル部34の双方を同時にかしめると、第2ワイヤバレル部33の各バレル片が導通部61に導通可能に接続され、第2インシュレーションバレル部34の各バレル片が止水部42を介して絶縁被覆W2に固定される。
本実施形態によると、第2インシュレーションバレル部34によって絶縁被覆W2を直接固定することができる。また、第2インシュレーションバレル部34の圧着作業によって止水部42に悪影響を及ぼすおそれもない。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3を図10の図面を参照しながら説明する。本実施形態における端子金具13は、実施形態の第1端子金具20の構成を一部変更したものであって、その他の構成については実施形態1と同じであるため、実施形態1と重複する構成、作用、および効果については省略する。また、実施形態1と同じ構成については、同一の符号を用いるものとする。
次に、本発明の実施形態3を図10の図面を参照しながら説明する。本実施形態における端子金具13は、実施形態の第1端子金具20の構成を一部変更したものであって、その他の構成については実施形態1と同じであるため、実施形態1と重複する構成、作用、および効果については省略する。また、実施形態1と同じ構成については、同一の符号を用いるものとする。
本実施形態の第1端子金具70は、図10に示すように、実施形態1の第1端子金具20とは異なり、インシュレーションバレル部を備えていない。すなわち、第1端子金具70は、雄型の端子金具であって、平タブ状をなす導通部71と、この導通部71の後方に連なる第1ワイヤバレル部73とを備えて構成されている。この点については実施形態2と同様である。しかしながら、本実施形態の導通部71は、実施形態1の導通部21よりも長めに形成されている。導通部71は、第2ワイヤバレル部33から第2インシュレーションバレル部34の前端部に亘って配されている。
本実施形態の止水部43は、実施形態2と同様に、第1ワイヤバレル部73を覆うようにして形成されている。そして、第1ワイヤバレル部73およびこれを覆う止水部43は、第2インシュレーションバレル部34に配されている。なお、止水部43の後端部は、第2インシュレーションバレル部34の後端から後方にはみ出しており、第1ワイヤバレル部73の後端は、第2インシュレーションバレル部34の後端と揃っている。したがって、圧着機によって第2ワイヤバレル部33と第2インシュレーションバレル部34の双方を同時にかしめると、第2ワイヤバレル部33の各バレル片が導通部71に導通可能に接続され、第2インシュレーションバレル部34の各バレル片が止水部43を介して第1ワイヤバレル部73に固定される。
本実施形態によると、第2インシュレーションバレル部34によって第1ワイヤバレル部73を直接固定することができる。したがって、第1ワイヤバレル部73と芯線W1をより強固に接続することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では第1導通部が平タブ状に形成されているものを例示しているものの、本発明によると、第1導通部が丸ピン状に形成されているものとしてもよい。
(2)上記実施形態ではバレル部が圧着によって芯線に接続されているものを例示しているものの、本発明によると、バレル部が溶着によって芯線に接続されているものとしてもよい。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では第1導通部が平タブ状に形成されているものを例示しているものの、本発明によると、第1導通部が丸ピン状に形成されているものとしてもよい。
(2)上記実施形態ではバレル部が圧着によって芯線に接続されているものを例示しているものの、本発明によると、バレル部が溶着によって芯線に接続されているものとしてもよい。
(3)上記実施形態では樹脂材を塗布することによって止水部が形成されているものの、本発明によると、熱収縮チューブを用いて止水部を形成してもよい。
(4)上記実施形態では第2端子金具が第2インシュレーションバレル部を備えているものを例示しているものの、本発明によると、第2端子金具が第2ワイヤバレル部のみを備えているものとしてもよい。
(4)上記実施形態では第2端子金具が第2インシュレーションバレル部を備えているものを例示しているものの、本発明によると、第2端子金具が第2ワイヤバレル部のみを備えているものとしてもよい。
(5)上記実施形態では第2端子金具が第2バレル部内に収められているものを例示しているものの、本発明によると、第2端子金具が第2バレル部から後方にはみ出しているものでもよい。
(6)上記実施形態では第2端子金具を雌型端子金具に適用したものを例示しているものの、本発明によると、第2端子金具を雄型端子金具に適用してもよい。
(6)上記実施形態では第2端子金具を雌型端子金具に適用したものを例示しているものの、本発明によると、第2端子金具を雄型端子金具に適用してもよい。
11、12、13…端子金具
20、60、70…第1端子金具
21、61、71…導通部(第1導通部)
22…第1バレル部
23、63、73…第1ワイヤバレル部
24…第1インシュレーションバレル部
30…第2端子金具
31…箱部(第2導通部)
32…第2バレル部
33…第2ワイヤバレル部
34…第2インシュレーションバレル部
41、42、43…止水部
W…電線
W1…芯線
W2…絶縁被覆
20、60、70…第1端子金具
21、61、71…導通部(第1導通部)
22…第1バレル部
23、63、73…第1ワイヤバレル部
24…第1インシュレーションバレル部
30…第2端子金具
31…箱部(第2導通部)
32…第2バレル部
33…第2ワイヤバレル部
34…第2インシュレーションバレル部
41、42、43…止水部
W…電線
W1…芯線
W2…絶縁被覆
Claims (6)
- 芯線とこの芯線を覆う絶縁被覆とからなる電線に接続される端子金具であって、
前記絶縁被覆の一部を皮剥ぎして露出させた芯線に接続される第1バレル部とこの第1バレル部に連なる第1導通部とを有する第1端子金具と、
前記芯線と前記第1バレル部との接続部分を覆って止水処理する止水部と、
前記第1導通部が接続される第2バレル部とこの第2バレル部に連なる第2導通部とを有する第2端子金具とを備えた端子金具。 - 前記第1バレル部は、前記絶縁被覆に圧着される第1インシュレーションバレル部を有し、前記第2バレル部は、前記第1導通部と前記第1インシュレーションバレル部との双方に圧着される請求項1に記載の端子金具。
- 前記第2バレル部は、前記第1導通部と前記絶縁被覆との双方に圧着される請求項1に記載の端子金具。
- 前記第1バレル部は、前記芯線に圧着される第1ワイヤバレル部であって、前記第2バレル部は、前記第1導通部と前記第1ワイヤバレル部との双方に圧着される請求項1に記載の端子金具。
- 前記止水部は、前記第2バレル部内に収められている請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の端子金具。
- 前記第1端子金具は、前記第2バレル部内に収められている請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の端子金具。
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JP2012117454A Pending JP2013246883A (ja) | 2012-05-23 | 2012-05-23 | 端子金具 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016058141A (ja) * | 2014-09-05 | 2016-04-21 | 矢崎総業株式会社 | 端子金具及び端子金具付きリッツ線 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006269150A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Yazaki Corp | 端子金具の製造方法及び該端子金具 |
JP2010108828A (ja) * | 2008-10-31 | 2010-05-13 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 導体と端子の接続部および接続方法 |
JP2010140872A (ja) * | 2008-12-15 | 2010-06-24 | Yazaki Corp | 電気接続箱用の電線付き端子接続構造、および電気接続箱に収容される端子金具と電気的に接続可能なl字形端子 |
-
2012
- 2012-05-23 JP JP2012117454A patent/JP2013246883A/ja active Pending
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