JP2013186385A - Image forming apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、画像形成装置に関する。 The present invention relates to an image forming apparatus.
一般に、電子写真方式の画像形成装置であるプリンター、複写機、ファクシミリ等は、帯電した感光体ドラムに対して画像データに基づくレーザー光を照射することにより静電潜像を形成し、この静電潜像に着色粒子であるトナーを付着させることにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。そして、このトナー像を直接または間接的に用紙に転写させた後、定着ニップ部においてトナー像を用紙に定着し、排紙ローラーによって当該用紙を排紙トレイ上に排出する。 In general, printers, copiers, facsimiles, and the like, which are electrophotographic image forming apparatuses, form an electrostatic latent image by irradiating a charged photosensitive drum with laser light based on image data. By attaching toner, which is colored particles, to the latent image, the electrostatic latent image is visualized to form a toner image. Then, after the toner image is directly or indirectly transferred to the sheet, the toner image is fixed on the sheet at the fixing nip portion, and the sheet is discharged onto the sheet discharge tray by the sheet discharge roller.
画像形成装置に関する技術として、多様な種類の記録シートに対しても確実に曲がり癖を除去する技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1に記載の技術では、中間搬送ローラーと第1および第2の従動ローラーとを設け、第1の従動ローラーの回転中心と中間搬送ローラーの回転中心との距離を一定とした状態で、第2の従動ローラーを変位させる。
As a technique related to an image forming apparatus, a technique for reliably removing bent wrinkles even for various types of recording sheets has been proposed (see, for example, Patent Document 1). In the technique described in
ところで、定着処理直後においては、定着部の下流に設けられた排紙ローラーに用紙上のトナー像が部分的に接触した場合、排紙ローラーに接した部分が部分的に冷却される。そのため、排紙ローラーに接した部分と接しない部分との間ではトナー像に温度差が生じ、排紙ローラーに接しない部分はトナー像の光沢度が高く、排紙ローラーに接した部分は光沢度が低くなる。したがって、1枚の用紙上で、光沢度が高い部分と低い部分とが存在することになり、スジ状の光沢ムラ(ローラ跡)が発生する。光沢ムラが発生するとトナー像の品質を低下させる。 By the way, immediately after the fixing process, when the toner image on the paper partially contacts the paper discharge roller provided downstream of the fixing unit, the portion in contact with the paper discharge roller is partially cooled. Therefore, the toner image has a temperature difference between the part in contact with the paper discharge roller and the part in non-contact with the paper discharge roller, the glossiness of the toner image is high in the part not in contact with the paper discharge roller, and the part in contact with the paper discharge roller is glossy. The degree becomes lower. Therefore, there are a portion with high gloss and a portion with low gloss on one sheet, and streaky gloss unevenness (roller trace) occurs. When gloss unevenness occurs, the quality of the toner image is degraded.
この問題を解決するための対策として、用紙に対する排紙ローラーの押圧力が大きい場合に光沢ムラが顕著に発生する点を考慮し、排紙ローラーの押圧力を下げる手段を設けることが考えられる。しかし、排紙ローラーの押圧力を下げると排紙ローラーによる用紙の搬送力が下がってしまうという別の問題が発生し、上記問題を解決するための有効な対策とは言えない。 As a measure for solving this problem, it is conceivable to provide means for reducing the pressing force of the paper discharge roller in consideration of the fact that gloss unevenness occurs remarkably when the pressing force of the paper discharge roller on the paper is large. However, when the pressing force of the paper discharge roller is lowered, another problem that the paper conveyance force by the paper discharge roller decreases occurs, which is not an effective measure for solving the above problem.
また、別の対策として、定着ニップ部における定着温度が高い場合に光沢がトナー像に多く出る点、および、トナー像の温度が高い状態で排紙ローラーに接触する場合において用紙上のトナー像に光沢ムラが発生しやすい点を考慮し、定着ニップ部における定着温度を低く設定することが考えられる。しかし、定着温度を低く設定すると所望の定着性能および光沢が得られないという別の問題が発生し、上記問題を解決するための有効な対策とは言えない。 In addition, as another countermeasure, when the fixing temperature at the fixing nip portion is high, a lot of gloss appears on the toner image, and when the toner image is in a high temperature, the toner image on the paper is contacted with the paper discharge roller. Considering that gloss unevenness is likely to occur, it is conceivable to set the fixing temperature at the fixing nip portion low. However, if the fixing temperature is set low, another problem that desired fixing performance and gloss cannot be obtained occurs, and it cannot be said that it is an effective measure for solving the above problems.
なお、特許文献1に記載の技術は、多様な種類の記録シートに対して確実に曲がり癖を除去することを目的としたものであって、用紙上のトナー画像における光沢ムラの発生を防止することを目的としたものではなく、したがってそのための構成を有していない。
Note that the technique described in
本発明は、用紙上のトナー画像における光沢ムラの発生を防止することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide an image forming apparatus capable of preventing occurrence of uneven glossiness in a toner image on a sheet.
本発明に係る画像形成装置は、
トナー像を用紙に形成する画像形成部と、
前記画像形成部により前記トナー像が形成された前記用紙を、定着ニップ部により加熱および加圧して、当該用紙に前記トナー像を定着させる定着ユニットと、
前記定着ニップ部の用紙搬送方向下流側に設けられた排紙ローラーと、
前記用紙搬送方向における前記定着ニップ部と前記排紙ローラーの排紙ニップ部との間の距離を変更する距離変更部と、
を備える。
An image forming apparatus according to the present invention includes:
An image forming unit for forming a toner image on paper;
A fixing unit for fixing the toner image on the paper by heating and pressurizing the paper on which the toner image is formed by the image forming unit by a fixing nip;
A paper discharge roller provided downstream of the fixing nip portion in the paper conveyance direction;
A distance changing unit that changes a distance between the fixing nip part and the paper discharge nip part of the paper discharge roller in the paper transport direction;
Is provided.
本発明によれば、用紙上のトナー画像における光沢ムラの発生を防止することが可能な画像形成装置を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide an image forming apparatus capable of preventing occurrence of uneven glossiness in a toner image on a sheet.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1、2に示す画像形成装置100は、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式のカラー画像形成装置である。すなわち、画像形成装置100は、感光体上に形成されたC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各色トナー像を中間転写体に転写(一次転写)し、中間転写体上で4色のトナー像を重ね合わせた後、用紙に転写(二次転写)することにより、画像を形成する。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. An
また、画像形成装置100には、CMYKの4色に対応する感光体を中間転写体の走行方向に直列配置し、中間転写体に一回の手順で各色トナー像を順次転写させるタンデム方式が採用されている。
In addition, the
図1、2に示すように、画像形成装置100は、画像読取部110、操作表示部120、画像処理部130、画像形成部140、搬送部150、定着部160、通信部171、記憶部172、距離変更機構175および制御部200を備えている。制御部200および距離変更機構175は、距離変更部として機能する。なお、図2に示す距離変更機構175の詳細については後述する。
As illustrated in FIGS. 1 and 2, the
制御部200は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203等を備えている。CPU201は、ROM202から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM203に展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置100の各ブロックの動作を集中制御する。このとき、記憶部172に格納されている各種データが参照される。記憶部172は、例えば不揮発性の半導体メモリ(いわゆるフラッシュメモリ)やハードディスクドライブで構成される。
The
制御部200は、通信部171を介して、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部の装置(例えばパーソナルコンピュータ)との間で各種データの送受信を行う。制御部200は、例えば、外部の装置から送信された画像データを受信し、この画像データ(入力画像データ)に基づいて用紙に画像を形成させる。通信部171は、例えばLANカード等の通信制御カードで構成される。
The
画像読取部110は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿給紙装置111および原稿画像走査装置(スキャナー)112等を備えて構成される。
The
自動原稿給紙装置111は、原稿トレイに載置された原稿Dを搬送機構により搬送して原稿画像走査装置112へ送り出す。自動原稿給紙装置111は、原稿トレイに載置された多数枚の原稿Dの画像(両面を含む)を連続して一挙に読み取ることができる。
The
原稿画像走査装置112は、自動原稿給紙装置111からコンタクトガラス上に搬送された原稿またはコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサー112aの受光面上に結像させ、原稿画像を読み取る。画像読取部110は、原稿画像走査装置112による読取結果に基づいて入力画像データを生成する。この入力画像データには、画像処理部130において所定の画像処理が施される。
The document
操作表示部120は、例えばタッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)で構成され、表示部121および操作部122として機能する。表示部121は、制御部200から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。操作部122は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部200に出力する。
The
画像処理部130は、入力画像データに対して、初期設定またはユーザー設定に応じたデジタル画像処理を行う回路等を備えている。例えば、画像処理部130は、制御部200の制御下で、階調補正データ(階調補正テーブル)に基づいて階調補正を行う。また、画像処理部130は、入力画像データに対して、階調補正の他、色補正、シェーディング補正等の各種補正処理や、圧縮処理等を施す。これらの処理が施された画像データに基づいて、画像形成部140が制御される。
The
画像形成部140は、入力画像データに基づいて、Y成分、M成分、C成分、K成分の各有色トナーによる画像を形成するための画像形成ユニット141Y、141M、141C、141Kおよび中間転写ユニット142等を備えている。
The
Y成分、M成分、C成分、K成分用の画像形成ユニット141Y、141M、141C、141Kは、同様の構成を有する。図示および説明の便宜上、共通する構成要素は同一の符号で示し、それぞれを区別する場合には符号にY、M、CまたはKを添えて示すこととする。図1では、Y成分用の画像形成ユニット141Yの構成要素についてのみ符号が付され、その他の画像形成ユニット141M、141C、141Kの構成要素については符号が省略されている。
The
画像形成ユニット141の構成を画像形成ユニット141Yにより説明する。画像形成ユニット141Yは、露光装置1411、現像装置1412、感光体ドラム1413、帯電装置1414およびドラムクリーニング装置1415等を備えている。
The configuration of the image forming unit 141 will be described using the
感光体ドラム1413は、例えばアルミニウム製の導電性円筒体(アルミ素管)の周面に、アンダーコート層(UCL:Under Coat Layer)、電荷発生層(CGL:Charge Generation Layer)、電荷輸送層(CTL:Charge Transport Layer)を順次積層した負帯電型の有機感光体(OPC:Organic Photo-conductor)である。
The
帯電装置1414は、光導電性を有する感光体ドラム1413の表面を一様に負極性に帯電させる。露光装置1411は、例えば半導体レーザーで構成され、感光体ドラム1413に対して各色成分の画像に対応するレーザー光を照射する。感光体ドラム1413の電荷発生層で正電荷が発生し、電荷輸送層の表面まで輸送されることにより、感光体ドラム1413の表面電荷(負電荷)が中和される。感光体ドラム1413の表面には、周囲との電位差により各色成分の静電潜像が形成されることとなる。
The
現像装置1412は、各色成分の現像剤(例えば、小粒径のトナーと磁性体とからなる二成分現像剤)を収容しており、感光体ドラム1413の表面に各色成分のトナーを付着させることにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。
The developing
ドラムクリーニング装置1415は、感光体ドラム1413の表面に摺接されるドラムクリーニングブレードを有する。一次転写後に感光体ドラム1413の表面に残存する転写残トナーは、ドラムクリーニングブレードによって掻き取られ、除去される。
The
中間転写ユニット142は、中間転写体となる中間転写ベルト1421、一次転写ローラー1422、二次転写ローラー1423、駆動ローラー1424、従動ローラー1425およびベルトクリーニング装置1426等を備えている。
The
中間転写ベルト1421は無端状ベルトで構成され、駆動ローラー1424および従動ローラー1425に張架される。中間転写ベルト1421は、駆動ローラー1424の回転により矢印A方向に一定速度で走行する。一次転写ローラー1422によって、中間転写ベルト1421が感光体ドラム1413に圧接されると、中間転写ベルト1421に各色トナー像が順次重ねて一次転写される。そして、中間転写ベルト1421が二次転写ローラー1423によって用紙Sに圧接されると、中間転写ベルト1421に一次転写されたトナー像が用紙Sに二次転写される。
The
ベルトクリーニング装置1426は、中間転写ベルト1421の表面に摺接されるベルトクリーニングブレードを有する。二次転写後に中間転写ベルト1421の表面に残存する転写残トナーは、ベルトクリーニングブレードによって掻き取られ、除去される。
The
定着部160は、搬送されてきた用紙Sを定着ニップ部により加熱および加圧することにより、用紙Sにトナー像を定着させる。定着部160は、定着ユニット161とエア分離ユニット162とを備えて構成されるエア分離式の定着装置である。定着ユニット161は、一対の定着部材を圧接することにより形成される定着ニップ部に用紙Sを通過させて、この用紙S上に転写されたトナー画像に熱源からの熱を与えることにより、用紙Sにトナー画像を定着させる。エア分離ユニット162は、定着ニップ部における用紙Sの排紙側から用紙Sに向けて圧縮空気を吐出することにより定着部材から用紙Sを分離する。
The fixing
搬送部150は、給紙部151、搬送機構152および排紙部153等を備える。給紙部151を構成する3つの給紙トレイユニット151a〜151cには、用紙の坪量やサイズ等に基づいて識別された用紙(規格用紙、特殊用紙)Sが予め設定された種類ごとに収容される。
The
給紙トレイユニット151a〜151cに収容されている用紙Sは、最上部から一枚ずつ送出され、レジストローラー152a等の複数の搬送ローラーを備えた搬送機構152により画像形成部140に搬送される。このとき、レジストローラー152aが配設されたレジスト部により、給紙された用紙Sの傾きが補正されるとともに搬送タイミングが調整される。そして、画像形成部140において、中間転写ベルト1421のトナー像が用紙Sの一方の面に一括して二次転写され、定着部160において定着工程が施される。画像形成された用紙Sは、定着ニップ部の用紙搬送方向下流側に設けられた排紙ローラー153aを備える排紙部153により画像形成装置100の外に排紙される。
The sheets S accommodated in the sheet feeding
次に、定着ユニット161付近の構成について説明する。本実施の形態では、図3(a)、(b)に示すように、用紙搬送方向(矢印Aで示す)における定着ユニット161の定着ニップ部180と排紙ローラー153aの排紙ニップ部181との間の距離がd1またはd2になるように排紙ローラー153aを移動させる。より具体的には、図4に示すように、用紙Sの用紙坪量、および、用紙Sの種類(用紙Sがコート紙か非コート紙か)に応じて定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離を設定する。
Next, the configuration near the fixing
図4に示す情報は距離変更情報として記憶部172に予め記憶されている。制御部200は、画像形成に使用される用紙Sの用紙坪量および用紙Sの種類が変更される度に、記憶部172の距離変更情報を参照して距離変更機構175を制御することにより、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離をd1またはd2に設定する。
The information shown in FIG. 4 is stored in advance in the
図4に示す例では、用紙Sの用紙坪量が60〜120[g/m2]である場合、用紙Sがコート紙か否かに関わらず、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離をd1に設定する。用紙坪量が低い、すなわち薄くコシのない(剛度の低い)用紙Sは、定着ニップ部180から排出された後、搬送不良により紙詰まりを起こしやすい。そのため、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離をd1に設定することで排紙ニップ部181を定着ニップ部180に近い位置に設ける。なお、用紙坪量が低い用紙Sは、定着ユニット161に設定されている定着温度が一般的に低く、定着ニップ部180から排出された後の用紙Sの温度は低い。そのため、排紙ニップ部181を定着ニップ部180に近い位置に設けても、用紙S上で排紙ニップ部181に接した部分が部分的に冷却されることはなく、スジ状の光沢ムラ(ローラ跡)は発生しにくい。
In the example shown in FIG. 4, when the paper basis weight of the paper S is 60 to 120 [g / m 2 ], the fixing nip
また、用紙Sの用紙坪量が121〜150[g/m2]である場合、用紙Sがコート紙であるとき、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離をd1に設定する一方、用紙Sが非コート紙であるとき、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離をd2に設定する。コート紙は、非コート紙と同じ用紙坪量でも、剛度が低く搬送不良を起こしやすい。そのため、コート紙は、排紙ニップ部181を非コート紙の場合よりも定着ニップ部180に近い位置に設ける。 When the paper basis weight of the paper S is 121 to 150 [g / m 2 ] and the paper S is a coated paper, the distance between the fixing nip 180 and the paper discharge nip 181 is set to d1. On the other hand, when the paper S is uncoated paper, the distance between the fixing nip 180 and the paper discharge nip 181 is set to d2. Coated paper has low rigidity and is liable to cause poor conveyance even with the same paper basis weight as uncoated paper. For this reason, the coated paper is provided with the paper discharge nip 181 closer to the fixing nip 180 than in the case of uncoated paper.
また、用紙Sの用紙坪量が151〜300[g/m2]である場合、用紙Sがコート紙か否かに関わらず、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離をd2に設定する。用紙坪量が高い用紙Sは、一般的に定着ユニット161に設定されている定着温度が高く、定着ニップ部180から排出された後の用紙Sの温度は高い。ゆえに、用紙坪量が高い用紙Sではスジ状の光沢ムラが発生しやすい。そのため、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離をd2に設定し、排紙ニップ部181を定着ニップ部180から離れた位置に設ける。なお、用紙坪量が高い用紙Sは、コシがあり(剛度が高く)、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間が離れていても問題なく搬送される。
When the paper basis weight of the paper S is 151 to 300 [g / m 2 ], the distance between the fixing nip
以上のように、用紙Sの搬送性と、光沢ムラの発生に着目したトナー像の品質とを両立するため、用紙Sの坪量および用紙Sの種類に応じて排紙ローラー153aを移動させ、用紙搬送方向における定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離を変えている。
As described above, in order to achieve both the transportability of the paper S and the quality of the toner image focusing on the occurrence of uneven gloss, the
次に、用紙搬送方向における定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離を変更する距離変更機構175について説明する。図5に示すように、距離変更機構175は、搬送ローラー182,184、搬送ベルト186を備える。
Next, the
搬送ベルト186は、例えばゴム層がベースとして形成され、その外表面に軟質ポリウレタンを主成分とした表面層が形成されている。搬送ベルト186の上面には、排紙ローラー153aが固定されている。搬送ベルト186は、搬送ローラー182,184に沿って無端状に巻き掛けられ、搬送ローラー182,184を時計回り(または反時計回り)に回転駆動することにより時計回り(または反時計回り)に回転される。なお、搬送ローラー182,184は、制御部200からの制御信号によって回転駆動される。
The
搬送ベルト186が時計回りに回転される場合、排紙ローラー153aは矢印B方向に移動する。すなわち、用紙搬送方向における定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離は短くなる。一方、搬送ベルト186が反時計回りに回転される場合、排紙ローラー153aは矢印C方向に移動する。すなわち、用紙搬送方向における定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離は長くなる。
When the
以上詳しく説明したように、本実施の形態の画像形成装置100は、トナー像を用紙Sに形成する画像形成部140と、画像形成部140によりトナー像が形成された用紙Sを、定着ニップ部180により加熱および加圧して用紙Sにトナー像を定着させる定着ユニット161と、定着ニップ部180の用紙搬送方向下流側に設けられ用紙Sを排紙する排紙ローラー153aと、用紙搬送方向における定着ニップ部180と排紙ローラー153aの排紙ニップ部181との間の距離を変更する距離変更部(距離変更機構175、制御部200)とを備える。そして、距離変更部は、用紙Sの坪量、および、用紙Sがコート紙か非コート紙か)に応じて、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離を変更する。
As described above in detail, the
このように構成した本実施の形態によれば、用紙搬送性および光沢ムラの発生しやすさがそれぞれ異なる用紙Sに応じて、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離が設定される。そのため、画像形成に使用される用紙Sが異なっても、用紙Sの搬送性を確保しつつ、用紙S上のトナー画像における光沢ムラの発生を防止することができる。
According to the present embodiment configured as described above, the distance between the fixing nip
なお、上記実施の形態では、用紙Sの種類および用紙Sの坪量に応じて、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離をd1またはd2の2段階で設定する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離を3段階以上で設定しても良い。また、用紙Sの種類および用紙Sの坪量の何れか一方に応じて、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離を設定しても良い。また、用紙Sの坪量に応じて、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離を連続的に設定しても良い。
In the above embodiment, an example in which the distance between the fixing nip
また、上記実施の形態では、用紙Sがコート紙か非コート紙かによって用紙Sの種類を規定している例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、用紙Sの他の属性によって用紙Sの種類を規定しても良い。 In the above-described embodiment, the example in which the type of the paper S is defined depending on whether the paper S is a coated paper or an uncoated paper has been described, but the present invention is not limited to this. For example, the type of the paper S may be defined by other attributes of the paper S.
また、上記実施の形態では、用紙Sの種類および用紙Sの坪量に応じて、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離を設定する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、用紙Sの種類および用紙Sの坪量に関係なく、図6に示すように、定着ユニット161に設定されている定着温度に応じて、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離を変更しても良い。この場合、図6に示す情報は距離変更情報として記憶部172に予め記憶されている。制御部200は、定着ユニット161に設定される定着温度が変更される度に、記憶部172の距離変更情報を参照して距離変更機構175を制御することにより、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離をd1またはd2に設定する。
In the above embodiment, the example in which the distance between the fixing nip 180 and the paper discharge nip 181 is set according to the type of the paper S and the basis weight of the paper S has been described. It is not limited to. For example, regardless of the type of the paper S and the basis weight of the paper S, as shown in FIG. 6, between the fixing nip
図6に示す例では、定着温度が180[℃]以下である場合、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離をd1に設定する。定着温度が低い場合、定着ニップ部180から排出された後の用紙Sの温度も低い。そのため、排紙ニップ部181を定着ニップ部180に近い位置に設けても、用紙S上で排紙ニップ部181に接した部分が部分的に冷却されることはなく、スジ状の光沢ムラは発生しにくい。
In the example shown in FIG. 6, when the fixing temperature is 180 [° C.] or less, the distance between the fixing nip 180 and the paper discharge nip 181 is set to d1. When the fixing temperature is low, the temperature of the sheet S after being discharged from the fixing nip 180 is also low. Therefore, even if the paper discharge nip
一方、定着温度が181[℃]以上である場合、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離をd2に設定する。定着温度が高い場合、定着ニップ部180から排出された後の用紙Sの温度は高く、スジ状の光沢ムラが発生しやすい。そのため、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離をd2に設定し、排紙ニップ部181を定着ニップ部180から離れた位置に設ける。
On the other hand, when the fixing temperature is 181 [° C.] or higher, the distance between the fixing nip
この場合においても、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離をd1とd2の2段階ではなく3段階以上で設定しても良い。また、定着ユニット161に設定される定着温度に応じて、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離を連続的に設定しても良い。
Also in this case, the distance between the fixing nip
また、用紙Sの種類および用紙Sの坪量に関係なく、図7に示すように、エア分離ユニット162の出力の大きさに応じて、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離を変更しても良い。ここで、エア分離ユニット162の出力の大きさとは、エア分離ユニット162から用紙Sにむけて吐出される圧縮空気の最大吐出量に対する実際の吐出量の比率[%]である。この場合、図7に示す情報は距離変更情報として記憶部172に予め記憶されている。制御部200は、エア分離ユニット162の出力の大きさが変更される度に、記憶部172の距離変更情報を参照して距離変更機構175を制御することにより、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離をd1またはd2に設定する。
Further, regardless of the type of the paper S and the basis weight of the paper S, as shown in FIG. 7, the gap between the fixing nip
図7に示す例では、用紙Sが薄紙である場合のようにエア分離ユニット162による出力の大きさが30[%]以下であるとき、図8(b)に示すように、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離をd2に設定する。エア分離ユニット162による出力の大きさが小さい場合、圧縮空気により用紙Sの表面が冷却される度合いが小さく、定着ニップ部180から排出された直後の用紙Sの温度は高いため、スジ状の光沢ムラが発生しやすい。そのため、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離をd2に設定し、排紙ニップ部181を定着ニップ部180から離れた位置に設ける。
In the example shown in FIG. 7, when the magnitude of the output by the
一方、用紙Sが厚紙である場合のようにエア分離ユニット162による出力の大きさが31[%]以上であるとき、図8(a)に示すように、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離をd1に設定する。エア分離ユニット162による出力の大きさが大きい場合、圧縮空気により用紙Sの表面が冷却される度合いが大きく、定着ニップ部180から排出された直後の用紙Sの温度は低いため、スジ状の光沢ムラは発生しにくい。そのため、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離をd1に設定し、排紙ニップ部181を定着ニップ部180に近い位置に設ける。
On the other hand, when the size of the output by the
この場合においても、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離をd1とd2の2段階ではなく3段階以上で設定しても良い。また、エア分離ユニット162による出力の大きさに応じて、定着ニップ部180と排紙ニップ部181との間の距離を連続的に設定しても良い。
Also in this case, the distance between the fixing nip
また、上記実施の形態において、図9(a)に示すように、定着ユニット161が有する定着部材(定着ローラー)の軸中心線187の垂直線188に対する排紙ローラー153aの角度を変更できるように構成しても良い。用紙Sの剛性によって定着ニップ部180から排出される用紙Sの角度は異なり、用紙Sを排紙ローラー153aの排紙ニップ部181にスムーズに挿入させるためである。例えば、用紙Sが薄紙である場合、定着ニップ部180における分離性能が悪く用紙Sは左斜め上方向に排出される。そのため、図9(a)に示すように、垂直線188に対する排紙ローラー153aの角度を0[°]からθ[°]に変更する。一方、用紙Sが厚紙である場合、定着ニップ部180における分離性能が良く、用紙Sは左方向に排出される。そのため、垂直線188に対する排紙ローラー153aの角度を0[°]に維持する。
Further, in the above embodiment, as shown in FIG. 9A, the angle of the
排紙ローラー153aの角度を変更する角度変更機構を図9(b)に示す。角度変更機構は、排紙ローラー153a、搬送ローラー182,184および搬送ベルト186を収容する筐体192と、定着ニップ部180における用紙幅方向において定着ユニット161の両外側に設けられたアーム部材190とを備える。アーム部材190の一端は筐体192の右側部に取り付けられている。アーム部材190は、制御部200からの制御信号によって両矢印D方向に回転することができる。つまり、アーム部材190を回転させることによって、筐体192、すなわち排紙ローラー153aを両矢印E方向に回転させることができ、垂直線188に対する排紙ローラー153aの角度を変更することができる。なお、制御部200および角度変更機構は、角度変更部として機能する。
FIG. 9B shows an angle changing mechanism that changes the angle of the
その他、上記実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。 In addition, each of the above-described embodiments is merely an example of actualization in carrying out the present invention, and the technical scope of the present invention should not be construed as being limited thereto. That is, the present invention can be implemented in various forms without departing from the gist or the main features thereof.
100 画像形成装置
140 画像形成部
153a 排紙ローラー
161 定着ユニット
162 エア分離ユニット
175 距離変更機構
180 定着ニップ部
181 排紙ニップ部
190 アーム部材
192 筐体
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記画像形成部により前記トナー像が形成された前記用紙を、定着ニップ部により加熱および加圧して、当該用紙に前記トナー像を定着させる定着ユニットと、
前記定着ニップ部の用紙搬送方向下流側に設けられた排紙ローラーと、
前記用紙搬送方向における前記定着ニップ部と前記排紙ローラーの排紙ニップ部との間の距離を変更する距離変更部と、
を備える画像形成装置。 An image forming unit for forming a toner image on paper;
A fixing unit for fixing the toner image on the paper by heating and pressurizing the paper on which the toner image is formed by the image forming unit by a fixing nip;
A paper discharge roller provided downstream of the fixing nip portion in the paper conveyance direction;
A distance changing unit that changes a distance between the fixing nip part and the paper discharge nip part of the paper discharge roller in the paper transport direction;
An image forming apparatus comprising:
前記距離変更部は、前記圧縮空気の吐出量の大きさに応じて、前記定着ニップ部と前記排紙ニップ部との間の距離を変更する請求項1に記載の画像形成装置。 An air separation unit that separates the paper from a fixing member of the fixing unit by discharging compressed air from the paper discharge side to the paper in the fixing nip portion;
The image forming apparatus according to claim 1, wherein the distance changing unit changes a distance between the fixing nip portion and the paper discharge nip portion in accordance with a discharge amount of the compressed air.
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JP2012052874A JP2013186385A (en) | 2012-03-09 | 2012-03-09 | Image forming apparatus |
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2012
- 2012-03-09 JP JP2012052874A patent/JP2013186385A/en active Pending
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