JP2013181861A - 振動ジャイロ - Google Patents
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Abstract
【課題】パッケージにせん断歪みが発生しても、検出信号に不要信号が混入することを抑止できる振動ジャイロの提供を図る。
【解決手段】振動ジャイロ1を構成する振動子11は、Y軸に沿う方向を長手方向としていて、Z軸に沿う方向から視て、Y軸に並行する中心線が振動子11の重心位置を通るように配置されている駆動梁12A〜12Cと、駆動梁12A〜12Cに連結されている複数の固定部13A〜13Cと、駆動梁12A〜12Cに連結されていて、X軸に沿って駆動振動する駆動梁12A〜12Cと、X軸に沿う方向を長手方向としていて、駆動梁12A〜12Cに一方の端部が連結されている検出梁16A1,16A2,16B1,16B2,16C1,16C2,16D1,16D2と、検出梁16A1,16A2,16B1,16B2,16C1,16C2,16D1,16D2の他方の端部に連結されていて、Y軸に沿って検出振動する検出質量部17A,17Bとを備える。
【選択図】図2
【解決手段】振動ジャイロ1を構成する振動子11は、Y軸に沿う方向を長手方向としていて、Z軸に沿う方向から視て、Y軸に並行する中心線が振動子11の重心位置を通るように配置されている駆動梁12A〜12Cと、駆動梁12A〜12Cに連結されている複数の固定部13A〜13Cと、駆動梁12A〜12Cに連結されていて、X軸に沿って駆動振動する駆動梁12A〜12Cと、X軸に沿う方向を長手方向としていて、駆動梁12A〜12Cに一方の端部が連結されている検出梁16A1,16A2,16B1,16B2,16C1,16C2,16D1,16D2と、検出梁16A1,16A2,16B1,16B2,16C1,16C2,16D1,16D2の他方の端部に連結されていて、Y軸に沿って検出振動する検出質量部17A,17Bとを備える。
【選択図】図2
Description
この発明は、所定の回転軸周りの角速度を検出する振動ジャイロに関する。特には、所定の回転軸に対して直交する方向に沿って振動子が駆動振動するように駆動されて、回転軸周りの角速度を検出する振動ジャイロに関する。
まず、従来の振動ジャイロの構成例について説明する。なお、以下、角速度を検出する回転軸をZ軸、駆動による振動の方向である駆動軸をX軸、コリオリの力が作用することによる振動の方向である検出軸をY軸として説明する。
図8は、従来の振動ジャイロ(例えば、特許文献1,2参照。)の構成例を説明する図である。
振動ジャイロ101は、駆動梁102と、駆動質量部103と、検出質量部104と、固定部105と、支持板106とを備えている。駆動梁102は、それぞれ、Y軸方向に沿って直線状に延びていて、X軸方向に撓み変形することが可能であり、X軸方向に沿って2つ並べて配置されている。固定部105は、2つの駆動梁102それぞれの撓み振動のノード点(振動の節)において、駆動梁102を支持板106に連結するように、複数設けられている。複数の固定部105は、Y軸方向に沿って配列されている。駆動質量部103および検出質量部104は、2つの駆動梁102の間に、Y軸方向に沿って配列されていて、それぞれ、駆動梁102の撓み振動のアンチノード点(振動の腹)に連結されている。
検出質量部104は、外側質量部111と、検出梁112と、内側質量部113と、を備えている。外側質量部111は、開口を有する枠状であり、駆動梁102に連結されている。内側質量部113は、外側質量部111の開口内に設けられている。検出梁112は、X軸に沿って直線状に延びており、外側質量部111と内側質量部113とに連結されている。検出梁112は、Y軸方向に撓み変形することが可能である。
このような構成の振動ジャイロ101では、図示しない駆動部によって、駆動質量部103がX軸に沿って振動するように駆動される。このとき、2つの駆動質量部103は、振動の位相が約180°ずれた逆位相で振動するように駆動される。駆動質量部103の駆動振動により、駆動梁102は、X軸方向に撓み変形することになる。検出質量部104は、駆動梁102の撓み振動のアンチノード点に連結されているため、駆動梁102の撓み変形により、X軸に沿って振動することになる。駆動質量部103および検出質量部104は、互いに隣接する質量部が逆位相で振動する。
駆動質量部103および検出質量部104がX軸に沿って振動する状態で、振動ジャイロ101にZ軸周りの角速度が加わると、検出質量部104には、Y軸に沿った方向にコリオリの力が作用することになる。検出質量部104を構成する内側質量部113は、Y軸方向に撓み変形することが可能な検出梁112に連結されているために、コリオリの力が作用することによりY軸に沿って変位することになる。このとき、2つの検出質量部104は、逆位相で振動しているため、それぞれに逆方向のコリオリの力が作用することになる。この内側質量部113のY軸に沿った振動の振幅は、振動ジャイロ101に加わったZ軸周りの角速度の大きさに応じたものになる。そのため、検出質量部104において、図示しない検出部によって、内側質量部113の振動振幅を検出することにより、振動ジャイロ101に加わったZ軸周りの角速度の大きさを測定することが可能になる。
この振動ジャイロ101は、支持板106を含んで構成されるパッケージ内に気密封止され、駆動回路や検出回路などが組み込まれたASIC(Application Specific Integrated Circuit)などとともにプリント基板やリードフレーム上に実装され、樹脂モールドされることになる。そして、その状態で通常の半導体部品などと同様に、電気機器の回路基板に搭載されて使用されることになる。
従来の振動ジャイロ101においては、パッケージの内部応力やパッケージに加わる外部応力などによってパッケージにせん断歪が生じたときに、角速度の検出感度が低下するという問題がある。図9は、パッケージにせん断歪が生じたときの振動ジャイロ101の模式図である。
図9に示すように、振動ジャイロ101のパッケージにせん断歪が生じたときには、例えば、支持板106は、一方の対角線方向の寸法が伸び、他方の対角線方向の寸法が縮むように変形する。すると、支持板106に固定された複数の固定部105の配列方向がY軸方向から傾く。これにより、駆動梁102と検出梁112との直交性が崩れる。この状態で、振動ジャイロ101が駆動されると、振動ジャイロ101にZ軸周りの角速度が加わっていなくても、検出質量部104に僅かではあるがY軸に沿った振動が生じることになる。そして、その検出質量部104のY軸に沿った振動が、不要信号として出力されることになる。
この不要信号は、駆動周波数と検出方向に振動する共振モードの周波数がある程度離れていると、Z軸周りの角速度による検出信号とは位相が90°ずれたものになる。通常、ASICの検出回路には、同期検波回路が組み込まれていて、Z軸周りの角速度による検出信号と位相がずれた不要信号は同期検波回路によって除去されることになる。しかしながら、同期検波の初期の位相ずれや、温度による位相変化があると、不要信号を完全に除去することができず、不要信号が出力されてしまうことになり、振動ジャイロの特性劣化が引き起されてしまう。例えば、不要信号が同期検波回路を通過して出力電圧が変動する、或いは、角速度が作用していない静止時の出力電圧の温度特性が歪み量に応じて変化する。
振動ジャイロ101にZ軸周りの角速度が加わっていなくても不要信号が出力されてしまう場合、センサ感度を所望の値にするためには、同期検波前の信号増幅率を大きくできず、同期検波後の信号増幅率を大きくする必要が生じる。振動ジャイロのSN比は、同期検波前の信号増幅率が大きい方が良好であり、同期検波後の信号増幅率が大きければSN比が低下してしまう。
そこで本発明は、上述の問題を回避でき、パッケージにせん断歪みが生じても、不要信号が出力されることを防ぐことができる振動ジャイロの提供を目的とする。
この発明に係る振動ジャイロは、支持板と、支持板に支持される振動子とを備えている。振動子は、駆動梁と、駆動質量部と、検出梁と、検出質量部と、複数の固定部とを備えている。駆動梁は、角速度を検出する回転軸に対して直交する検出軸に沿う方向を長手方向としていて、回転軸に沿う方向から視て、検出軸に並行する中心線が振動子の重心位置を通るように配置されている。複数の固定部は、駆動梁と支持板とに連結されている。駆動質量部は、駆動梁に連結されていて、回転軸および検出軸に対して直交する駆動軸に沿って駆動振動する。検出梁は、駆動軸に沿う方向を長手方向としていて、駆動梁に一方の端部が連結されている。検出質量部は、検出梁の他方の端部に連結されていて、検出軸に沿って検出振動する。
この構成では、パッケージにせん断歪が発生して支持板が変形した場合に、複数の固定部により支持されている駆動梁は、複数の固定部とともに、検出軸から傾いた軸に沿うように回転する。その際、その駆動梁を介して支持板に連結されている検出梁は、駆動梁との直交性を維持したまま回転する。したがって、この構成の振動ジャイロは、パッケージにせん断歪みが発生した状態でも、駆動梁と検出梁との高い直交性が維持されるので、検出信号に不要信号が混入することを抑制できる。
この発明に係る振動ジャイロは、支持板と、支持板に支持される振動子とを備えている。振動子は、第1,第2,第3の駆動梁と、第1,第2の駆動質量部と、検出梁と、検出質量部と、複数の固定部とを備えている。第1,第2,第3の駆動梁は、角速度を検出する回転軸に対して直交する検出軸に沿う方向を長手方向としていて、検出軸に沿って配置されている。複数の固定部は、第1,第2,第3の駆動梁と支持板とに連結されている。第1の駆動質量部は、第1の駆動梁に連結されており、回転軸および検出軸に対して直交する駆動軸に沿って駆動振動する。第2の駆動質量部は、第3の駆動梁に連結されており、回転軸および検出軸に対して直交する駆動軸に沿って駆動振動する。検出梁は、第1,第2,第3の駆動梁のいずれかに一方の端部が連結されており、駆動軸に沿う方向を長手方向としている。検出質量部は、検出梁の他方の端部に連結されており、検出軸に沿って検出振動する。
この構成では、パッケージにせん断歪が発生して支持板が変形した場合に、複数の固定部により支持されている第1,第2,第3の駆動梁は、複数の固定部とともに、検出軸から傾いた軸に沿うように回転する。その際、第1,第2,第3の駆動梁のいずれかを介して支持板に連結されている検出梁は、連結されている駆動梁との直交性を維持したまま回転する。したがって、この構成の振動ジャイロは、パッケージにせん断歪みが発生した状態でも、第1,第2,第3の駆動梁と検出梁との高い直交性が維持されるので、検出信号に不要信号が混入することを抑制できる。
上述の振動ジャイロにおいて、駆動梁に連結されており、回転軸に沿う方向から視て開口を有する枠状である中央側質量部をさらに備え、検出質量部は、前記開口内に配置されている。
この構成では、中央側質量部の開口内に検出質量部が配置されるので、検出質量部を駆動梁の両脇に分割配置する必要が無くなり、検出質量部の重量を大きくすることができる。したがって、検出質量部に作用するコリオリの力を大きくでき、回転軸周りの角速度の検出感度を高めることが可能になる。
上述の振動ジャイロにおいて、中央側質量部は、回転軸に沿う方向から視て検出軸方向に凹むコの字状部位を備え、該コの字状部位の凹部の底部に駆動梁が連結されている。
この構成では、中央側質量部を設けても、検出軸に沿う方向での駆動梁の寸法を大きく確保することができる。
上述の振動ジャイロにおいて、振動子は、中央側質量部の検出軸に沿った方向への移動を規制する第一の補助梁を備えると好適である。また、振動子は、駆動質量部の検出軸に沿った方向への移動を規制する第二の補助梁を備えると好適である。
この構成では、補助梁が中央側質量部や駆動質量部の検出軸に沿った方向への移動を規制することにより駆動梁をより適正に振動させられる。
この発明によれば、パッケージのせん断歪などによって、支持板が変形して駆動梁が検出軸から傾いても、駆動梁と検出梁との直交性が確保されることになる。したがって、この構成の振動ジャイロは、パッケージにせん断歪みが生じても、駆動梁と検出梁との直交性が高く、不要信号が出力されることを防ぐことができる。
以下、本発明の実施形態に係る振動ジャイロについて説明する。なお、以下、角速度を検出する回転軸をZ軸、駆動による振動の方向である駆動軸をX軸、コリオリの力が作用することによる振動の方向である検出軸をY軸として説明する。X軸とY軸とは互いに直交しており、X軸とZ軸とは互いに直交しており、Y軸とZ軸とは互いに直交している。すなわち、本発明の実施形態に係る振動ジャイロは、Z軸周りの角速度を検出するものである。
図1は、本実施形態に係る振動ジャイロ1の概略構成を示す側面断面図(X−Z面断面図)である。図2は、本実施形態に係る振動ジャイロ1が備える振動子11の概略構成を示す平面図(X−Y面平面図)である。なお、図1には、図2中に図示する破線A−A’を通る断面を示している。
図1に示すように、振動ジャイロ1は、振動子11と、パッケージ10とを備えている。パッケージ10は、蓋板10Aと、外枠部10Bと、支持板10Cとを備えている。蓋板10Aと支持板10Cとは平板状である。外枠部10Bは、平面視して矩形枠状である。蓋板10Aと支持板10Cとは、外枠部10Bを間に介して接合されている。振動子11は、パッケージ10の内部空間に収容されている。振動子11は、蓋板10Aおよび支持板10Cと隙間をもって対向している。
この振動ジャイロ1は、支持板10Cの底面を実装面として、実装基板91に実装されている。また、振動ジャイロ1は、蓋板10Aの天面に複数の接続端子(不図示)が形成されている。それらの接続端子(不図示)は、実装基板91の表面に形成されている接続端子(不図示)にボンディングワイヤ92によって接続されている。
また、図2に示すように、振動子11は、駆動梁12A,12B,12Cと、固定部13A,13B,13Cと、駆動質量部14A,14Bと、中央側質量部15A,15Bと、検出梁16A1,16A2,16B1,16B2,16C1,16C2,16D1,16D2と、検出質量部17A,17Bと、補助梁18A,18B,18C,18Dとを備えている。
駆動梁12A,12B,12Cは、振動子11をZ軸正方向から視て、すなわち、振動子11を平面視して、それぞれY軸に沿う方向を長手方向とする梁状に形成されている。駆動梁12Bは、振動子11の重心位置を通るY軸上の中央に配置されている。駆動梁12Aは、振動子11の重心位置を通るY軸上の、駆動梁12BよりもY軸正方向側に配置されている。駆動梁12Cは、振動子11の重心位置を通るY軸上の、駆動梁12BよりもY軸負方向側に配置されている。駆動梁12AのY軸正方向側の端部は、X軸に沿って二股に分かれた先端がY軸正方向に屈曲している平面視してコの字状であり、駆動質量部14Aに連結されている。駆動梁12AのY軸負方向側の端部は、中央側質量部15Aに連結されている。駆動梁12BのY軸正方向側の端部は、中央側質量部15Aに連結されている。駆動梁12BのY軸負方向側の端部は、中央側質量部15Bに連結されている。駆動梁12CのY軸正方向側の端部は、中央側質量部15Bに連結されている。駆動梁12CのY軸負方向側の端部は、X軸に沿って二股に分かれた先端がY軸負方向に屈曲している平面視してコの字状であり、駆動質量部14Bに連結されている。
固定部13Aは、一端が支持板10Cに連結され、他端が駆動梁12Aに連結された構成であり、駆動梁12AのX軸方向の両脇それぞれに設けられている。固定部13Bは、一端が支持板10Cに連結され、他端が駆動梁12Bに連結された構成であり、駆動梁12BのX軸方向の両脇それぞれに設けられている。固定部13Cは、一端が支持板10Cに連結され、他端が駆動梁12Cに連結された構成であり、駆動梁12CのX軸方向の両脇それぞれに設けられている。このように、駆動梁12A,12B,12Cは、固定部13A,13B,13Cを介して、支持板10Cに連結されている。固定部13A,13B,13Cは、駆動梁12A,12B,12Cの中間点であって後述する駆動振動のノード点(振動の節)である部分において、駆動梁12A,12B,12Cを支持板10Cに連結するように設けられている。なお、駆動梁12AのY軸正方向側の端部と駆動梁12CのY軸負方向側の端部とを、平面視してコの字状の形状にしていることにより、これらの端部を変形し易くしている。これにより、駆動梁12A,12Cが撓み振動する際の端部の傾きが、駆動質量部14A,14Bに伝わることを防ぎ、駆動質量部14A,14Bの姿勢を安定させることができる。
中央側質量部15Aは、駆動梁12Aと駆動梁12Bとの間に連結されている。中央側質量部15Bは、駆動梁12Bと駆動梁12Cとの間に連結されている。中央側質量部15A,15Bは、振動子11をZ軸正方向から視て、すなわち、振動子11を平面視して、開口を有する枠状であり、振動子11の重心位置を通るY軸を対称軸として線対称の形状である。より詳細には、中央側質量部15A,15Bは、平面視して矩形状の枠における、X軸に沿って伸びる2つの辺のうち、Y軸正方向側に配置されている辺の中央と、Y軸負方向側に配置されている辺の中央とに、開口の内側に凹むコの字状部位15A1,15A2,15B1,15B2が形成されている形状である。コの字状部位15A1,15A2,15B1,15B2は、Y軸方向に凹む部分である。中央側質量部15A,15Bは、他の部位よりも幅広に構成されていて、これにより高い剛性を持っている。
より詳細には、コの字状部位15A1の凹部の底部には、駆動梁12AのY軸負方向の端部が連結されている。コの字状部位15A2の凹部の底部には、駆動梁12BのY軸正方向の端部が連結されている。コの字状部位15B1の凹部の底部には、駆動梁12BのY軸負方向の端部が連結されている。コの字状部位15B2の凹部の底部には、駆動梁12CのY軸正方向の端部が連結されている。これにより、駆動梁12A,12B,12CのY軸方向の寸法を大きく確保しながら、振動子11の全体としてのY軸方向の寸法が大きくなることを防ぐことができる。中央側質量部15Aは第1の中央側質量部であり、中央側質量部15Bは第2の中央側質量部である。
駆動質量部14Aは、駆動梁12AのY軸正方向側の端部に連結されている。駆動質量部14Bは、駆動梁12CのY軸負方向側の端部に連結されている。駆動質量部14A,14Bのより詳細な構成については後述するが、図示しない駆動手段によって、駆動質量部14A,14BはそれぞれX軸に沿って互いに逆の位相で振動するように駆動される。駆動質量部14Aは第1の駆動質量部であり、駆動質量部14Bは第2の駆動質量部である。
検出梁16A1,16A2は、中央側質量部15Aの開口内に配置されていて、それぞれX軸に沿う方向を長手方向とする梁状に形成されている。検出梁16A1,16A2の一方の端部は中央側質量部15Aのコの字状部位15A1に連結されており、他方の端部は検出質量部17Aに連結されている。検出梁16B1,16B2は、中央側質量部15Aの開口内に配置されていて、それぞれX軸に沿う方向を長手方向とする梁状に形成されている。検出梁16B1,16B2の一方の端部は中央側質量部15Aのコの字状部位15A2に連結されており、他方の端部は検出質量部17Aに連結されている。
検出梁16C1,16C2は、中央側質量部15Bの開口内に配置されていて、それぞれX軸に沿う方向を長手方向とする梁状に形成されている。検出梁16C1,16C2の一方の端部は中央側質量部15Bのコの字状部位15B1に連結されており、他方の端部は検出質量部17Bに連結されている。検出梁16D1,16D2は、中央側質量部15Bの開口内に配置されていて、それぞれX軸に沿う方向を長手方向とする梁状に形成されている。検出梁16D1,16D2の一方の端部は中央側質量部15Bのコの字状部位15B2に連結されており、他方の端部は検出質量部17Aに連結されている。
検出質量部17A,17Bは、それぞれ、2つの矩形枠状の部位をX軸方向に配列し、それらの矩形枠状の部位の間を、X軸方向を長手方向とする梁状の部位で連結した構成である。検出質量部17Aは、中央側質量部15Aの開口内に配置されていて、検出梁16A1,16A2,16B1,16B2を介して中央側質量部15Aに連結されている。検出質量部17Bは、中央側質量部15Bの開口内に配置されていて、検出梁16C1,16C2,16D1,16D2を介して中央側質量部15Bに連結されている。検出質量部17A,17Bのより詳細な構成については後述するが、図示しない検出手段によって、Y軸方向の変位を検出可能に構成されている。
補助梁18Aは、一端が支持板10Cに連結され、他端が駆動質量部14Aに連結された構成であり、駆動質量部14AのX軸方向の両脇それぞれに設けられている。補助梁18Bは、一端が支持板10Cに連結され、他端が駆動質量部14Bに連結された構成であり、駆動質量部14BのX軸方向の両脇それぞれに設けられている。補助梁18A,18Bは、振動子11をZ軸正方向から視て、すなわち、振動子11を平面視して、X軸に対して蛇行するミアンダ形状に構成されている。補助梁18A,18Bは、駆動質量部14A,14BのX軸方向の変位を規制せずに、Y軸方向の変位やX−Y面での回転を規制するために設けられている。
補助梁18Cは、一端が支持板10Cに連結され、他端が中央側質量部15Aに連結された構成であり、中央側質量部15AのX軸方向の両脇それぞれに設けられている。補助梁18Dは、一端が支持板10Cに連結され、他端が中央側質量部15Bに連結された構成であり、中央側質量部15BのX軸方向の両端それぞれに設けられている。補助梁18C,18Dは、振動子11をZ軸正方向から視て、すなわち、振動子11を平面視して、鉤状に構成されている。補助梁18C,18Dは、中央側質量部15A,15BのX軸方向の変位を規制せずに、Y軸方向の変位やX−Y面での回転を規制するために設けられている。
図3は、駆動質量部14Aの周辺構造の詳細について説明する図である。なお、駆動質量部14Bの周辺構造は、駆動質量部14Aの周辺構造と同様のものであるため、駆動質量部14Bの周辺構造についての説明は省くこととする。
駆動質量部14Aは、複数の振動子側櫛歯部14C1を備えている。また、振動ジャイロ1は、支持板10Cに連結されている、複数の固定側櫛歯部14C2を備えている。固定側櫛歯部14C2は、各振動子側櫛歯部14C1と組をなすように設けられている。各組の振動子側櫛歯部14C1と固定側櫛歯部14C2とは、互いの櫛歯が噛み合わさるように配置されていて、振動子側櫛歯部14C1がX軸負方向側に配置され、固定側櫛歯部14C2がX軸正方向側に配置されている。このような構成では、振動子側櫛歯部14C1と固定側櫛歯部14C2との間に、駆動電圧(交番電圧)が印加されることにより、振動子側櫛歯部14C1と固定側櫛歯部14C2との間には静電引力が作用する。そのため、駆動質量部14AがX軸に沿って振動することになる。このように、振動子側櫛歯部14C1と固定側櫛歯部14C2とは駆動手段を構成している。駆動質量部14Bは、駆動質量部14Aと同様の構造を有しているため、駆動質量部14Aと同様にX軸に沿って振動することになる。
図4は、検出質量部17Aおよび中央側質量部15Aの周辺構造の詳細について説明する図である。なお、検出質量部17Bおよび中央側質量部15Bの周辺構造は、検出質量部17Aおよび中央側質量部15Aの周辺構造と同様のものであるため、その説明は省くこととする。
検出質量部17Aは、複数の振動子側櫛歯部17C1を備えている。また、振動ジャイロ1は、支持板10Cに連結されている、複数の固定側櫛歯部17C2を備えている。固定側櫛歯部17C2は、各振動子側櫛歯部17C1と組をなすように設けられている。各組の振動子側櫛歯部17C1と固定側櫛歯部17C2とは、互いの櫛歯が噛み合わさるように配置されていて、振動子側櫛歯部17C1がY軸負方向側に配置され、固定側櫛歯部17C2がY軸正方向側に配置されている。このような構成では、振動子11が駆動されている状態で振動ジャイロ1にZ軸周りの角速度が加わることで、検出質量部17Aがコリオリの力の作用でY軸方向に振動することにより、振動子側櫛歯部17C1と固定側櫛歯部17C2との間隔が変化し、振動子側櫛歯部17C1と固定側櫛歯部17C2との間の静電容量の大きさが変化することになる。振動子側櫛歯部17C1と固定側櫛歯部17C2との間の静電容量の大きさは、コリオリの力の大きさ、すなわち角速度の大きさに応じたものになるため、振動子側櫛歯部17C1と固定側櫛歯部17C2との間の静電容量の大きさを検出することにより、振動ジャイロ1に加わったZ軸周りの角速度の大きさを測定することが可能になる。このように、振動子側櫛歯部17C1と固定側櫛歯部17C2とは検出手段を構成している。検出質量部17Bは、検出質量部17Aと同様の構造を有しているため、検出質量部17Aと同様に、振動ジャイロ1に加わったZ軸周りの角速度の大きさを検出するために機能することになる。
また、中央側質量部15Aは、複数の振動子側櫛歯部15C1を備えている。また、振動ジャイロ1は、支持板10Cに連結されている、複数の固定側櫛歯部15C2を備えている。固定側櫛歯部15C2は、各振動子側櫛歯部15C1と組をなすように設けられている。各組の振動子側櫛歯部15C1と固定側櫛歯部15C2とは、互いの櫛歯が噛み合わさるように配置されていて、振動子側櫛歯部15C1がY軸負方向側に配置され、固定側櫛歯部15C2がY軸正方向側に配置されている。このような構成では、振動子側櫛歯部15C1と固定側櫛歯部15C2との間の静電容量の大きさが検出され、その静電容量の大きさに基づいて駆動電圧がフィードバック制御されて、振動子11のX軸に沿った振動の振幅が一定に保たれることになる。このように、振動子側櫛歯部15C1と固定側櫛歯部15C2とはモニタ手段を構成している。
ここで、振動ジャイロ1の駆動による、振動子11の駆動振動態様について説明する。図5Aは、振動ジャイロ1の駆動による、振動子11の駆動振動態様について説明する図である。なお、図5Aでは、振動子11の変形量を拡大して表示している。
振動ジャイロ1を駆動すると、駆動手段により、駆動質量部14A,14BがX軸に沿って振動することになる。なお、駆動質量部14Aと駆動質量部14Bとは、駆動による振動の位相が180°ずれて振動するように構成されている。そのため、駆動梁12A,12Cには、X軸に沿った撓み振動が生じる。すると、振動の腹となる位置に設けられており、駆動梁12Bにより連結されている中央側質量部15A,15Bは、X軸に沿って振動することになる。これにより、中央側質量部15A,15Bの開口内に設けられている検出質量部17A,17Bも、X軸に沿って振動することになる。このとき、駆動質量部14Aと中央側質量部15A、中央側質量部15Aと中央側質量部15B、中央側質量部15Bと駆動質量部14Bとは、駆動による振動の位相が180°ずれてX軸に沿って駆動振動する。
ここで、振動ジャイロ1の駆動時にZ軸周りの角速度が加わった場合について説明する。図6は、振動ジャイロ1の駆動時に、振動ジャイロ1にZ軸周りの角速度が加わった際の、振動子11の検出振動態様について説明する図である。なお、この図は、振動子11の変形量を拡大して表示している。
振動ジャイロ1が駆動している状態で振動ジャイロ1にZ軸回りの角速度が加わることにより、振動子11では、X軸に沿って振動している検出質量部17A,17Bに、Y軸に沿う方向にコリオリの力が作用することになる。したがって、検出質量部17A,17BがY軸に沿って振動することになる。なお、検出質量部17Aと検出質量部17Bとでは、X軸に沿う振動の位相が180°ずれて駆動振動しているため、それぞれにコリオリの力が逆方向に作用し、Y軸に沿った振動の位相も180°ずれることになる。検出質量部17A,17BのY軸に沿った振動振幅の大きさは、Z軸周りの角速度の大きさに応じたものになる。このため、検出質量部17A,17Bの振動振幅の大きさを検出することにより、振動ジャイロ1においてZ軸周りの角速度を測定することが可能になる。
ここで、振動ジャイロ1の支持板10Cにせん断歪が発生し、平面視して矩形である支持板10Cが、一方の対角線寸法が伸び、他方の対角線寸法が縮むように変形した場合について説明する。図7は、振動ジャイロ1の支持板10Cにせん断歪が発生した場合の、振動子11の変形態様について説明する図である。なお、この図は、振動子11の変形量を拡大して表示している。
振動ジャイロ1の支持板10Cにせん断歪が発生したことにより、振動子11をZ軸正方向から視て、すなわち、振動子11を平面視して、Y軸に沿って配置されていた固定部13A,13B,13Cが、一直線に並んだ状態を維持したまま、Y軸から傾いた軸に沿って配置されているように変位する。すると、固定部13A,13B,13Cに連結されている駆動梁12A,12B,12Cおよび駆動梁12A,12B,12Cに連結されている中央側質量部15A,15Bは、固定部13A,13B,13Cの配列方向に中心線が重なるように、回転しながら変位する。検出梁16A1,16A2,16B1,16B2,16C1,16C2,16D1,16D2と検出質量部17A,17Bとは、中央側質量部15A,15B、駆動梁12A,12B,12C、固定部13A,13B,13Cのみを介して支持板10Cに連結されているので、駆動梁12A,12B,12Cとの直交性を維持したまま回転することになる。したがって、振動ジャイロ1では、支持板10C(不図示)にせん断歪が発生しても、駆動梁12A,12B,12Cと検出梁16A1,16A2,16B1,16B2,16C1,16C2,16D1,16D2との直交性が維持されることになる。即ち、振動ジャイロ1が駆動される際に、Z軸周りの角速度が作用しない状態では、検出質量部17A,17Bには検出梁16A1,16A2,16B1,16B2,16C1,16C2,16D1,16D2と直交する方向の振動(ぶれ)が生じず、検出信号として不要信号が検出されることがなくなる。したがって、パッケージのせん断歪による振動ジャイロ1の出力変動を低減でき、振動ジャイロ1の特性を改善できる。また、せん断歪の問題があるために従来構造で使用していた高い剛性のパッケージを、低い剛性のもので代替することが可能になり、振動ジャイロ1を安価に構成することができる。更には、パッケージの初期歪で生じていた不要信号が低減できるために、検出信号の同期検波前に信号増幅率を大きくでき、振動ジャイロのSN比を改善することが可能になる。
なお、せん断歪が生じている状態で実施したモーダル解析によれば、本実施形態において、駆動梁12A,12B,12CのY軸方向の寸法を2.8mm、中央側質量部15A,15BのX軸方向の寸法を0.9mmとした場合、シミュレーションによるY軸方向への駆動振動のブレ量は15.6nmと極めて小さいものであった。一方、2つの駆動梁の間に質量部を配置する従来構成では、駆動梁のY軸方向の寸法を2.2mm、中央側質量部のX軸方向の寸法を1.3mmとした場合、114.6nmと極めて大きいものであった。なお、いずれのモーダル解析においても、モデルに与えるせん断歪は1/1000とし、駆動振幅は3μm、駆動周波数と検出モードの周波数差Δf=500Hzとして規格化している。
この実施形態で示したように本発明は実施することができるが、本発明の範囲はこの実施形態の記載に限定されるものではない。例えば、中央側質量部の形状は上述のものに限られず、例えば、コの字状部を設けなくてもよい。また、中央側質量部自体を設けずに駆動梁を構成してもよい。その場合、検出梁や検出質量部は、駆動梁の両脇に配置するとよい。また、補助梁についても必ずしも設けなくてもよい。
1…振動ジャイロ
10…パッケージ
10A…蓋板
10B…外枠部
10C…支持板
11…振動子
12A,12B,12C…駆動梁
13A,13B,13C…固定部
14A,14B…駆動質量部
15A,15B…中央側質量部
15A1,15A2,15B1,15B2…コの字状部位
16A1,16A2,16B1,16B2,16C1,16C2,16D1,16D2…検出梁
17A,17B…検出質量部
18A,18B,18C,18D…補助梁
14C1,15C1,17C1…振動子側櫛歯部
14C2,15C2,17C2…固定側櫛歯部
91…実装基板
92…ボンディングワイヤ
10…パッケージ
10A…蓋板
10B…外枠部
10C…支持板
11…振動子
12A,12B,12C…駆動梁
13A,13B,13C…固定部
14A,14B…駆動質量部
15A,15B…中央側質量部
15A1,15A2,15B1,15B2…コの字状部位
16A1,16A2,16B1,16B2,16C1,16C2,16D1,16D2…検出梁
17A,17B…検出質量部
18A,18B,18C,18D…補助梁
14C1,15C1,17C1…振動子側櫛歯部
14C2,15C2,17C2…固定側櫛歯部
91…実装基板
92…ボンディングワイヤ
Claims (6)
- 支持板と、該支持板に支持される振動子を備える振動ジャイロであって、
前記振動子は、
角速度を検出する回転軸に対して直交する検出軸に沿う方向を長手方向としていて、前記回転軸に沿う方向から視て、前記検出軸に並行する中心線が前記振動子の重心位置を通るように配置されている駆動梁と、
前記駆動梁と前記支持板とに連結されている複数の固定部と、
前記駆動梁に連結されていて、前記回転軸および前記検出軸に対して直交する駆動軸に沿って駆動振動する駆動質量部と、
前記駆動軸に沿う方向を長手方向としていて、前記駆動梁に一方の端部が連結されている検出梁と、
前記検出梁の他方の端部に連結されていて、前記検出軸に沿って検出振動する検出質量部と、
を備える、振動ジャイロ。 - 支持板と、該支持板に支持される振動子を備える振動ジャイロであって、
前記振動子は、
角速度を検出する回転軸に対して直交する検出軸に沿う方向を長手方向としていて、前記検出軸に沿って配置されている、第1,第2,第3の駆動梁と、
前記第1,第2,第3の駆動梁と前記支持板とに連結されている複数の固定部と、
前記第1の駆動梁に連結されており、前記回転軸および前記検出軸に対して直交する駆動軸に沿って駆動振動する第1の駆動質量部と、
前記第3の駆動梁に連結されており、前記回転軸および前記検出軸に対して直交する駆動軸に沿って駆動振動する第2の駆動質量部と、
前記第1,第2,第3の駆動梁のいずれかに一方の端部が連結されており、前記駆動軸に沿う方向を長手方向としている、検出梁と、
前記検出梁の他方の端部に連結されており、前記検出軸に沿って検出振動する検出質量部と、
を備える、振動ジャイロ。 - 前記駆動梁に連結されており、前記回転軸に沿う方向から視て開口を有する枠状である中央側質量部をさらに備え、
前記検出質量部は、前記開口内に配置されている、
請求項1または2に記載の振動ジャイロ。 - 前記中央側質量部は、前記回転軸に沿う方向から視て検出軸方向に凹むコの字状部位を備え、該コの字状部位の凹部の底部に前記駆動梁が連結されている、請求項3に記載の振動ジャイロ。
- 前記振動子は、前記中央側質量部の前記検出軸に沿った方向への移動を規制する第一の補助梁を備える、請求項3または4に記載の振動ジャイロ。
- 前記振動子は、前記駆動質量部の前記検出軸に沿った方向への移動を規制する第二の補助梁を備える、請求項1〜5のいずれかに記載の振動ジャイロ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012046313A JP2013181861A (ja) | 2012-03-02 | 2012-03-02 | 振動ジャイロ |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=49272601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012046313A Pending JP2013181861A (ja) | 2012-03-02 | 2012-03-02 | 振動ジャイロ |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017514123A (ja) * | 2014-05-07 | 2017-06-01 | 株式会社村田製作所 | 改良されたジャイロスコープ構造体及びジャイロスコープデバイス |
US11054260B2 (en) | 2017-06-22 | 2021-07-06 | Denso Corporation | Vibration type angular velocity sensor |
-
2012
- 2012-03-02 JP JP2012046313A patent/JP2013181861A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017514123A (ja) * | 2014-05-07 | 2017-06-01 | 株式会社村田製作所 | 改良されたジャイロスコープ構造体及びジャイロスコープデバイス |
US9829318B2 (en) | 2014-05-07 | 2017-11-28 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Gyroscope structure and gyroscope device |
US11054260B2 (en) | 2017-06-22 | 2021-07-06 | Denso Corporation | Vibration type angular velocity sensor |
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