Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2013168310A - 配線モジュール - Google Patents

配線モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP2013168310A
JP2013168310A JP2012031717A JP2012031717A JP2013168310A JP 2013168310 A JP2013168310 A JP 2013168310A JP 2012031717 A JP2012031717 A JP 2012031717A JP 2012031717 A JP2012031717 A JP 2012031717A JP 2013168310 A JP2013168310 A JP 2013168310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
electric wire
connecting member
units
connection member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012031717A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Takase
慎一 高瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2012031717A priority Critical patent/JP2013168310A/ja
Publication of JP2013168310A publication Critical patent/JP2013168310A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Abstract

【課題】配線ユニット間の連結を容易にすることが可能な配線モジュールを提供する。
【解決手段】正極及び負極の電極端子12A,12Bを有する複数の単電池11に取付けられて電池モジュール10を構成する配線モジュール13Aであって、各単電池11の電圧を検知するために設けられ単電池11の電極端子12A,12Bに電気的に接続される複数の電線Wと、各電線Wが配される複数の配線ユニット21と、複数の配線ユニット21を連結する連結部材46と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、配線モジュールに関する。
電気自動車やハイブリッド車用の電池モジュールは、正極及び負極の電極端子を有する単電池が複数個並んで配列されており、隣り合う単電池の電極端子間がバスバー(接続部材)で接続されることにより複数の単電池が直列に接続されるようになっている(特許文献1参照)。
特許文献1では、接続部材の取付作業を簡素化等するために、複数の樹脂製の接続ユニットに接続部材を収容し、これら接続ユニット同士を連結した電池接続アセンブリが複数の単電池に一体的に装着されている。
この電池接続アセンブリは、各接続ユニットの並び方向の一方の側に設けられた係合部と、各接続ユニットの並び方向の他方の側に設けられた被係合部との係合により各接続ユニットが連結されており、係合部に係止孔を設け、被係合部としてU字状に湾曲した係止片を上方から係止孔に貫通させて係止させるようになっている。
特開2011−8957号公報
しかしながら、特許文献1のように、係止片を係止孔の孔縁に係止させて接続ユニット(配線ユニット)間を連結して電池接続アセンブリ(配線モジュール)を形成する場合には、互いの接続ユニット間の位置合わせ等の作業が必要になり連結作業に手間がかかるという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、配線ユニット間の連結を容易にすることが可能な配線モジュールを提供することを目的とする。
本発明は、正極及び負極の端子を有する複数の単電池に取付けられて電池モジュールを構成する配線モジュールであって、前記各単電池の状態を検知するために設けられ前記単電池の端子に電気的に接続される複数の電線と、前記各電線が配される複数の配線ユニットと、前記複数の配線ユニットを連結する連結部材と、を備えるところに特徴を有する。
本構成によれば、連結部材により隣り合う配線ユニット間が連結されるため、配線ユニットに隣り合う配線ユニットとの連結のための複雑な構成を設ける必要ない。よって、簡素な構成で配線ユニット間を連結することが可能となる。
上記構成の実施態様として以下の構成を有すれば好ましい。
・前記連結部材は、前記配線ユニットの並び方向に延びる棒状をなす。
このようにすれば、連結部材の構成を簡素化できるとともに、連結部材の取り扱いを容易にすることが可能になる。
・前記各配線ユニットには、前記連結部材を保持する連結部材保持部が設けられている。
このようにすれば、複数の配線ユニットの連結状態を保つことが容易になる。
・前記連結部材保持部には、前記連結部材を前記配線ユニットの並び方向とは直交する方向から挿通可能な挿通部が設けられている。
このようにすれば、連結部材により複数の配線ユニットを連結する作業を容易にすることが可能になる。
・前記挿通部は、撓み変形により前記連結部材を前記配線ユニットの並び方向とは直交する方向から挿通可能とする撓み片を有するとともに、前記撓み片の復元変形により前記連結部材の離脱方向への移動を規制する係止部が設けられている。
このようにすれば、連結部材により複数の配線ユニットを連結する作業を容易に行うことが可能になるとともに、連結部材を介して配線ユニットを確実に保持することが可能になる。
・前記各配線ユニットには、前記電線を保持する電線保持部が設けられている。
配線ユニットを連結部材で連結することで配線モジュールの複数の単電池への装着を容易にすることは可能であるが、例えば、配線ユニットが連結部材を軸として回転する等のように配線ユニットの姿勢が維持されない場合には、本構成のように、電線保持部が電線を保持することで、電線を介して配線ユニットの姿勢を保持することが可能になる。
・前記電線保持部は、溝底と一対の溝壁とを有し前記配線ユニットの連結方向に延びる電線通し溝部と、前記電線及び前記電線通し溝部に係合して前記電線の前記電線通し溝部からの離脱を規制する係合部と、を有する。
このようにすれば、簡素な構成で配線ユニットに電線を保持することができる。また、さらに、電線の配策の際には、電線を各電線通し溝部に通せばよいため、電線Wの配策作業を容易にすることができる。
・前記係合部は、前記電線通し溝部に係合しつつ前記電線を包囲する結束バンドからなる。
このようにすれば、簡素な構成で配線ユニットに電線を保持することができる。
本発明によれば、配線ユニット間の連結を容易にすることが可能となる。
実施形態の配線モジュールが取付けられた電池モジュールを示す平面図 配線モジュールを示す斜視図 配線ユニットに接続部材及び電圧検知端子が装着された状態を示す平面図 配線ユニットに接続部材及び電圧検知端が装着された状態を示す正面図 配線ユニットに接続部材及び電圧検知端子が装着された状態を示す左側面図 配線ユニットに接続部材及び電圧検知端子が装着された状態を示す右側面図 配線ユニットに接続部材及び電圧検知端子が装着された状態を示す背面図 連結部材を示す斜視図 複数の配線ユニットに電線端末に接続された電圧検知端子を装着した状態を示す平面図 複数の配線ユニットを連結部材で連結した状態を示す平面図 電線を結束バンドで結束して配線モジュールを形成した平面図
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態1について図1〜図11を参照しつつ説明する。
本実施形態の配線モジュール13A,13Bは、図1に示すように、正極及び負極の電極端子12A,12Bを有する複数個の単電池11を並べて構成された単電池群に取付けられて電池モジュール10を構成するものである。この電池モジュール10は、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車等の車両の駆動源として使用される。以下では、上下方向については、図1の紙面手前側を上方、紙面奥方を下方とし、前後方向については、図1の下方を前方、上方を後方として説明する。
(電池モジュール)
電池モジュール10は、図1に示すように、横並びに配列された例えば8個(複数)の単電池11と、8個の単電池11に取付けられる複数の配線モジュール13A,13Bとを備えて構成されている。
単電池11は、内部に図示しない発電要素が収容された本体部の上端面から垂直に突出するボルト状の電極端子12A,12B(正極を12A,負極を12Bとして図示)を有する。
電極端子12A,12B(端子)は、単電池11の前後の端部に設けられており、前後の端部における極性は逆になっている。
また、各単電池11の向きは、互いに隣り合う単電池11の電極端子12A,12Bが逆向きになるように配置されており、これにより、互いに異極の電極端子12A,12Bが隣り合うように構成されている。これら複数の単電池11は図示しない保持板によって固定されている。
(配線モジュール)
配線モジュール13A,13Bは、単電池11の前端側と後端側に取り付けられて複数の単電池11を直列に接続するものである。配線モジュール13A,13Bは、基本的構成は共通し、単電池11の数に応じて後述する配線ユニット21の連結数が異なるものであるため、以下では、配線モジュール13Aについて説明し、配線モジュール13Bの説明は省略する。
配線モジュール13Aは、図2に示すように、6個(複数個)の単電池11における隣り合う電極端子12A,12B間を接続する3個(複数個)の接続部材14と、各単電池11の電圧(状態)を検知するために設けられ単電池11の端子に電気的に接続される3本(複数本)の電線Wと、各接続部材14及び電線Wの端末部が配される3個(複数個)の配線ユニット21と、3個の配線ユニット21を連結する棒状の連結部材46と、を備えている。
(接続部材)
接続部材14は、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス鋼(SUS)等の金属からなり、図3に示すように、概ね長方形状をなし、電極端子12A,12Bが挿通される端子挿通孔15,15を有する。
(電線)
3本の電線Wは、共に、導体部の周囲が絶縁被覆で覆われてなる被覆電線であり、それぞれの端末部に電圧検知端子16が取付られている。
電圧検知端子16は、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス鋼(SUS)等の金属からなり、単電池11の電極端子12A,12Bの電圧を検出するために設けられており、平板状の板状部17の後方に電線Wの端末部に接続された電線接続部20を有する。
板状部17は、前後方向に長い長方形状であって、中心部に円形状の挿通孔18が貫通している。
板状部17の先端の中央部には、前方に突出する係止片19が形成されている。
電線接続部20は、電線Wの端末の絶縁被覆を剥ぎ取り露出させた導体部を圧着しており、電線Wの導体部を一対のかしめ片でかしめて圧着するワイヤバレルを有する。
各電圧検知端子16から延出された複数の電線Wは、後述する配線ユニット21の電線通し溝部39を連ねて構成された電線配策溝に集められ、配線ユニット21の並び方向の一方の側に設けられた図示しない電池ECUに導かれる。電池ECUは、マイクロコンピュータ、素子等が搭載されたものであって、単電池11の電圧・電流・温度等の検知、各単電池11の充放電コントロール等を行うための機能を備えた周知の構成のものである。
(配線ユニット)
3個の配線ユニット21は、合成樹脂製であって、共に同一形状となっており、接続部材14を保持する接続部材保持部22と、接続部材保持部22の前端部に設けられ連結部材46を保持する連結部材保持部26と、電線Wを保持する電線保持部38と、を備えており、隣り合う2個の単電池11の上面に1個の配線ユニット21が載置される。
接続部材保持部22は、図示しない底板上に接続部材14を保持するものであり、底板の縁部から立ち上がり接続部材14を囲むように形成されてなる仕切り壁23を有する。
底板は、仕切り壁23を幅方向の中間部において連結しており、その両側は、電極端子12A,12Bが進入可能な左右一対の開口部(図示しない)が形成されている。
仕切り壁23は、工具がボルト等の締結部材や接続部材14に接触して短絡することを防止するために、工具等の接触が防止される高さで接続部材14を包囲するように接続部材14の周囲に環状に立設されている。
仕切り壁23には、接続部材14を仕切り壁23の内側に保持する一対の保持片24A,24Bが設けられている。一対の保持片24A,24Bは、下端部が仕切り壁23の内側に爪状に突出しており、後方側の保持片24Bは、仕切り壁23にコ字状の切り欠きを貫通させることで、前後方向に撓み変形可能としている。この保持片24A,24Bの下側に接続部材14の周縁が配されることで接続部材14の離脱が防止される。
前方側の仕切り壁23には、図4に示すように、電圧検知端子16の係止片19が進入する進入孔25が貫通形成されている。係止片19が進入孔25に配されることで、電圧検知端子16の浮き(離脱)に対して係止片19が進入孔25の孔縁に係止されて浮きが防止される。
後方側の仕切り壁23のうち、接続部34に連なる部分は、図3に示すように、電圧検知端子16の電線接続部20を装着できるように、仕切り壁23が分断されている。
なお、後方側の仕切り壁23のうち、分断された部分の近傍は、電線Wを引っ張る力が生じた場合に、電圧検知端子16の板状部17の後端に係止し、電線Wに伴って電圧検知端子16が離脱することを防止する。
連結部材保持部26は、連結部材46が挿通された状態で保持する一対の挿通部27,27を備えている。
各挿通部27,27は、接続部材保持部22の前端における左右の端部に設けられており、図5に示すように、板材を下方に向けて略L字状に湾曲させた形状の撓み片30を形成することで、撓み片30と仕切り壁23の外面との間に連結部材46を挿通可能な挿通凹部32を形成している。
挿通凹部32には、連結部材46を挿通凹部32内に係止して連結部材46の離脱を規制する一対の係止部33,33が設けられている。
係止部33,33は、挿通凹部32における開口側の端部に内方側に突設されており、段差状に突出する段差部33Aと、段差部33Aから下方に向けて傾斜状に突出寸法が小さくなる傾斜部33Bとを有する。
撓み片30は、仕切り壁23の外面(前端面)の上部から延出されており、仕切り壁23に連なる基端部側から先端側に向けて板厚がわずかに薄肉となるように形成されることで板厚に応じた撓み変形が可能となっている。
この撓み片30は、図4に示すように、一対の側壁28,28の間を板材29A,29Bで連結して構成されており、一対の側壁28,28の間には、板材で連結されていない切欠部31が形成されている。
連結部材46は、図8に示すように、円柱状であって、軸方向における長さが複数の配線ユニット21の並び方向における全長の長さよりもやや長くなっている。
接続部材保持部22の後方には、図3に示すように、電線保持部38との間を接続する接続部34が延出されている。
接続部34には、電線Wを電線保持部38側に導出可能とする導出溝部35が形成されている。
導出溝部35は、溝底と、一対の溝壁とを備え、一対の溝壁の上端部には、電線Wを導出溝部35内に保持する一対の保持爪部36,36が対向配置されている。
一対の保持爪部36,36の先端部の上面側には、テーパ状の案内部が先端側ほど肉薄となるように形成されている。
なお、接続部材保持部22と電線保持部38との間は、接続部34と平行に3本の補強部37で接続されている。
3個の補強部37は、共に、上下方向に厚肉の板状をなしている。
電線保持部38は、配線ユニット21の並び方向に延びる電線通し溝部39と、電線Wに係合して電線Wを電線通し溝部39に保持する結束バンド43(本発明の構成である「係合部」の一例)を有する。
電線通し溝部39は、隣り合う配線ユニット21の電線通し溝部39と連なることで左右に延びる電線配策溝を構成するものであり、溝底と、溝底の延出方向の側縁から立ち上がり互いに対向配置された一対の溝壁とを有する。
一対の溝壁には、その上端部に、一対の離脱規制片40,40が対向配置されるとともに、各溝壁には、図7に示すように、結束バンド43を挿通するための上下一対のバンド通し部41A,41Bが溝壁を貫通している。
バンド通し部41A,41Bは、結束バンド43を通すことが可能な矩形状の孔であり、上方側のバンド通し部41Aは、溝壁の上端縁を切り欠いて形成されている。
バンド通し部41A,41Bは、図3に示すように、電線通し溝部39の溝壁における離脱規制片40,40の左右にそれぞれ設けられている。
一対の離脱規制片40,40間の寸法は、一対の離脱規制片40,40間からの電線Wの挿通を可能としつつ、電線Wの離脱を規制可能な寸法が設定される。
一対の離脱規制片40,40の先端部の上面側には、離脱規制片40,40の先端部を先細とするテーパ状の案内部が形成されている。
接続部34側の溝壁には、電線Wを導出溝部35から導出するために溝壁が分断されている。
結束バンド43は、図3に示すように、帯状に延びるバンド本体44と、バンド本体44の端部に設けられバンド本体44の結束状態を保持する結束保持部45とを有する。
バンド本体44には、バンド本体44の延出方向と直交する方向に延びる突条(図示しない)がバンド本体44の延出方向に多数設けられている。
結束保持部45は、直方体状であって、バンド本体44を挿通可能な通し孔45Aと、通し孔45Aに通されたバンド本体44の突条に係止して結束状態に保持するバンド係止部(図示しない)が設けられている。
次に、配線モジュール13Aの組み付けについて説明する。
3個の電圧検知端子16について、3本の電線Wの各端末部において露出させた導体部に電線接続部20を圧着する。
また、3個の配線ユニット21を並べて各配線ユニット21の各接続部材保持部22に各接続部材14を上方から嵌め入れて保持させる。
また、各電線Wの端末部に取り付けられた各電圧検知端子16を接続部材保持部22において接続部材14の上に装着し、各電線Wを一対の保持爪部36,36間を通して各導出溝部35に通すとともに、各離脱規制片40,40間に通して電線通し溝部39を連ねた電線配策溝に配策して電池ECU側へ導出する(図9)。
そして、連結部材46を各配線ユニット21の各挿通凹部32に下方(開口側)から撓み片30を撓み変形させて挿通する。このとき、撓み片30の復元変形により、係止部33,33に係止されて連結部材46の離脱が規制される。これにより、隣り合う複数の配線ユニット21が連結部材46で連結された状態となる(図10)。
そして、各配線ユニット21の後方側からバンド通し部41A,41Bに結束バンド43を通し、電線Wを包囲するように結束バンド43を結束させる(図11)。
これにより、配線モジュール13Aが形成される。また、上記と同様に配線モジュール13Bについても形成する。
そして、各配線モジュール13A,13Bを、各接続部材14の端子挿通孔15,15及び各電圧検知端子16の挿通孔18が、複数の単電池11の各電極端子12A,12Bに挿通して装着する。
そして、電極端子12A,12Bに、ソケットレンチ等の工具を用いて図示しない締結部材であるナット(図示しない)を電極端子12A,12Bに螺合させて締付ける。全てを締付けると、電池モジュール10が完成する(図1)。
上記実施形態の構成によれば、以下の作用・効果を奏する。
本実施形態によれば、連結部材46により隣り合う配線ユニット21間が連結されるため、配線ユニット21に隣り合う配線ユニット21との連結のための複雑な構成を設ける必要ない。よって、簡素な構成で配線ユニット21間を連結することが可能となる。
また、各配線ユニット21には、連結部材46を保持する連結部材保持部26が設けられているため、複数の配線ユニット21の連結状態を保つことが容易になる。
さらに、連結部材46は、配線ユニット21の並び方向に延びる棒状をなすため、連結部材46の構成を簡素化できるとともに、連結部材46の取り扱いを容易にすることが可能になる。
また、連結部材保持部26には、連結部材46を配線ユニット21の並び方向とは直交する方向から挿通可能な挿通部27,27が設けられているため、連結部材46により複数の配線ユニット21を連結する作業を容易にすることが可能になる。
さらに、挿通部27,27は、撓み変形により連結部材46を配線ユニット21の並び方向とは直交する方向から挿通可能とする撓み片30を有するとともに、撓み片30の復元変形により連結部材46の離脱方向への移動を規制する係止部33,33が設けられている。
このようにすれば、連結部材46により複数の配線ユニット21を連結する作業を容易に行うことが可能になるとともに、連結部材46を介して配線ユニット21を確実に保持することが可能になる。
また、各配線ユニット21には、電線Wを保持する電線保持部38が設けられている。
配線ユニット21を連結部材46で連結することで配線モジュール13Aの複数の単電池11への装着を容易にすることは可能であるが、例えば、配線ユニット21が連結部材46を軸として回転する等のように配線ユニット21の姿勢が維持されない場合には、本構成のように、電線保持部38が電線Wを保持することで、電線Wを介して配線ユニット21の姿勢を保持することが可能になる。
さらに、電線保持部38は、溝底と一対の溝壁とを有し配線ユニット21の連結方向に延びる電線通し溝部39と、電線W及び電線通し溝部39に係合して電線Wの電線通し溝部39からの離脱を規制する結束バンド43(係合部)と、を有するため、簡素な構成で配線ユニット21に電線Wを保持することができる。 また、電線Wの配策の際には、電線Wを各電線通し溝部39に通せばよいため、電線Wの配策作業を容易にすることができる。
また、係合部は、電線通し溝部39に係合しつつ電線Wを包囲する結束バンド43からなるため、簡素な構成で配線ユニット21に電線Wを保持することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、撓み片30を撓み変形させて連結部材46を挿通凹部32に挿通する構成としたが、これに限らず、配線ユニット21の連結方向に沿った方向(挿通凹部32の軸方向)から(撓み片30を撓み変形させずに)連結部材46を挿通部27,27に挿通して配線ユニット21を連結するようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、電線Wを配索した後に、連結部材46で配線ユニット21を連結する構成としたが、これに限らず、連結部材46で配線ユニット21を連結した後に、電線Wを配索してもよい。
(3)上記実施形態では、電線Wを保持するために結束バンド43等からなる電線保持部38を設ける構成としたが、電線保持部38を設けない構成としてもよい。
(4)上記実施形態では、結束バンド43を用いて電線Wを保持する構成としたが、これに限られない。例えば、電線保持部として、溝壁と一体に形成された係合片に係合させて電線Wを保持するようにしてもよい。この場合の係合片は、溝壁との間に電線Wが挿通される空間を形成するようにしたり、溝壁側に電線Wを挟持可能に形成してもよい。また、この係合片を溝壁の面から離間する方向に撓み変形可能とすれば、電線Wを係合片に保持させる作業を容易にすることができる。
(5)上記実施形態では、電圧検知端子16を接続部材保持部22において接続部材14に重ねて配置したが、これに限られず、例えば、接続部材14とは異なる位置に配置してもよい。例えば、単電池11に電極端子12A,12Bとは別に電圧検知用の端子が設けられる場合には、この電圧検知用の端子に対応する位置に電圧検知端子を設けるようにすればよい。この場合、配線モジュール13A,13Bが接続部材14を保持するようにしてもよいが、配線モジュールが接続部材14を保持せず、例えば、(電圧検知用の端子に対応して設けられた)複数の電圧検知端子のみを保持するようにしてもよい。
(6)上記実施形態では、接続部材14は、異極の電極端子12A,12Bを接続(直列接続)するものとしたが、これに限られず、同極の電極端子12A(12B)を接続(並列接続)するものでもよい。例えば、上記実施形態の直列接続される複数の単電池11に更に別の単電池11を並列接続し、この並列接続における同極の電極端子12A(12B)を接続部材14で接続するようにしたものでもよい。
(7)電池モジュール10を構成する単電池11の数については、上記実施形態の個数に限られず、配線モジュール13A,13Bについても単電池11の個数に応じて適宜形状を変更することができる。
(8)上記実施形態では、電線Wの端末部には、電圧検知端子16が取付けられる構成としたが、これに限られず、例えば、電圧検知端子を有さず、電線Wの導体部が接続部材14に溶接、圧着等の公知の接続手段により直接的に接続されるようにしてもよい。
10…電池モジュール
11…単電池
12A,12B…電極端子(端子)
13A,13B…配線モジュール
14…接続部材
15,15…端子挿通孔
16…電圧検知端子
18…挿通孔
21…配線ユニット
22…接続部材保持部
23…仕切り壁
26…連結部材保持部
27…挿通部
28…側壁
30…撓み片
32…挿通凹部
33…係止部
33A…段差部
33B…傾斜部
34…接続部
38…電線保持部
39…電線通し溝部
41A,41B…バンド通し部
43…結束バンド(係合部)
44…バンド本体
45…結束保持部
45A,45B…通し孔
46…連結部材
W…電線

Claims (8)

  1. 正極及び負極の端子を有する複数の単電池に取付けられて電池モジュールを構成する配線モジュールであって、
    前記各単電池の状態を検知するために設けられ前記単電池の端子に電気的に接続される複数の電線と、
    前記各電線が配される複数の配線ユニットと、
    前記複数の配線ユニットを連結する連結部材と、を備える配線モジュール。
  2. 前記連結部材は、前記配線ユニットの並び方向に延びる棒状をなす請求項1に記載の配線モジュール。
  3. 前記各配線ユニットには、前記連結部材を保持する連結部材保持部が設けられている請求項1又は請求項2に記載の配線モジュール。
  4. 前記連結部材保持部には、前記連結部材を前記配線ユニットの並び方向とは直交する方向から挿通可能な挿通部が設けられている請求項3に記載の配線モジュール。
  5. 前記挿通部は、撓み変形により前記連結部材を前記配線ユニットの並び方向とは直交する方向から挿通可能とする撓み片を有するとともに、前記撓み片の復元変形により前記連結部材の離脱方向への移動を規制する係止部が設けられている請求項4に記載の配線モジュール。
  6. 前記各配線ユニットには、前記電線を保持する電線保持部が設けられている請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の配線モジュール。
  7. 前記電線保持部は、溝底と一対の溝壁とを有し前記配線ユニットの連結方向に延びる電線通し溝部と、前記電線及び前記電線通し溝部に係合して前記電線の前記電線通し溝部からの離脱を規制する係合部と、を有する請求項6に記載の配線モジュール。
  8. 前記係合部は、前記電線通し溝部に係合しつつ前記電線を包囲する結束バンドからなる請求項7に記載の配線モジュール。
JP2012031717A 2012-02-16 2012-02-16 配線モジュール Pending JP2013168310A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012031717A JP2013168310A (ja) 2012-02-16 2012-02-16 配線モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012031717A JP2013168310A (ja) 2012-02-16 2012-02-16 配線モジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013168310A true JP2013168310A (ja) 2013-08-29

Family

ID=49178563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012031717A Pending JP2013168310A (ja) 2012-02-16 2012-02-16 配線モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013168310A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017010295A1 (ja) * 2015-07-16 2017-01-19 株式会社オートネットワーク技術研究所 配線モジュール

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017010295A1 (ja) * 2015-07-16 2017-01-19 株式会社オートネットワーク技術研究所 配線モジュール
JP2017027672A (ja) * 2015-07-16 2017-02-02 株式会社オートネットワーク技術研究所 配線モジュール

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101627057B1 (ko) 커넥터 및 와이어 하네스
JP5673484B2 (ja) 接続部材と電線との接続構造及び電池モジュール
US9209550B2 (en) Battery wiring module
JP6274051B2 (ja) 配線モジュールおよび配線モジュールの製造方法
JP5810697B2 (ja) 電池配線モジュール
WO2011108511A1 (ja) 電池接続アセンブリ
CN103545477B (zh) 电池连接器的端子汇流排的旋转防止结构
EP2775547B1 (en) Battery wiring module
CN109690825B (zh) 连接模块
EP2860794A1 (en) Battery wiring module
JP2011258413A (ja) 電池接続アセンブリ
JP2012059500A (ja) 電池モジュール
US9281581B2 (en) Wiring module for a battery module that has detection terminal for detecting state of electric cells
WO2017010295A1 (ja) 配線モジュール
EP3136472B1 (en) Wiring module
JP2013062220A (ja) 電池配線モジュール
JP2012248512A (ja) 電池配線モジュール及び電池モジュール
JP5521639B2 (ja) 電池接続アセンブリ
JP5429066B2 (ja) 電池接続アセンブリ
JP2013168310A (ja) 配線モジュール
JP5757180B2 (ja) 電池配線モジュールのカバー、電池配線モジュール及び電池モジュール
JP2013143214A (ja) 配線モジュール
US20220263202A1 (en) Connection module
JP2015133228A (ja) 配線モジュール