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JP2013156207A - 流体の流量測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大容量の平滑用キャパシタ14を必要とせず、しかも高周波の基準クロックを必要としない水道メータを提供する。
【解決手段】回転検出部6Aは、第1のコイル4a、第1のキャパシタ5a、充電トランジスタ20、電源ライン21、起動トランジスタ22、出力バッファ回路23、DA変換器24、コンパレータ25、カウンタ26を含んで構成される。第1のLC共振回路は第1のコイル4aに直列に接続された起動トランジスタ22と、第1のコイル4aに並列に接続された第1のキャパシタ5aと、第1のキャパシタ5aを充電するための充電トランジスタ20と、を備える。第1のLC共振回路は、充電トランジスタ20をオンして第1のキャパシタ5aを充電した後に、起動トランジスタ22をオンすることにより起動される。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体や気体の流量を電子的に測定することができる流体の流量測定装置に関する。
従来、磁気センサや、LC共振回路を用いた電子式の水道メータが知られている。磁気センサを用いた水道メータについては特許文献1に記載されている。LC共振回路を用いた水道メータは、近年ヨーロッパで使用されている。以下、このLC共振回路を用いた水道メータについて説明する。
図7は、LC共振回路を用いた水道メータの構成を示す模式図である。この水道メータは、羽根車1、回転減速部2、円板3、回転検出部6、演算装置7から構成されている。回転検出部6は、第1のコイル4a、第2のコイル4b、第1のキャパシタ5a、第2のキャパシタ5bを有している。
羽根車1は、水道管の中に設置され、水道水の流量(単位時間当たり水道管の中を流れる水道水の量)に比例した回転速度(単位時間当たりの回転数)で回転する。羽根車1の回転速度は回転減速部2により減速されて、円板3の中心を通る回転シャフトに伝達される。回転減速部2は、歯数が少ない小歯車2aと、この小歯車2aと噛み合わされ歯数が多い大歯車2bを含んで構成され、その減速率は小歯車2aと大歯車2bの歯数比により決定される。歯車の個数、各歯車の歯数は必要とされる減速率に応じて増減できる。これにより、円板3は羽根車1より相当小さい回転速度(例えば、1秒間に一回転)で回転するようになっている。
図8に示すように、円板3は、主表面に配置された半円の金属部3a(例えば、銅からなる)と、この金属部3aを除いた残りの主表面に配置された半円の絶縁体部3b(例えば、樹脂からなる)から構成される。
第1のコイル4aと、第2のコイル4bは円板3の上方に配置される。第1のコイル4aと第1のキャパシタ5aは第1のLC共振回路を形成し、第2のコイル4bと第2のキャパシタ5bは第2のLC共振回路を形成する。
例えば、第1のLC共振回路を起動パルスの印加により起動すると発振信号が発生する。この発振信号の減衰特性は第1のコイル4aが金属部3a上にあるか、絶縁体部3b上にあるかによって異なる。すなわち、第1のコイル4aが金属部3a上にある場合は、第1のコイル4aによる電磁誘導により金属部3aに渦電流が生じることにより、第1のコイル4aのエネルギー損失が多くなる。これにより、第1のLC共振回路の発振信号の減衰は比較的速く起こる。
これに対し、第1のコイル4aが絶縁体部3b上にある場合は、渦電流は生じないので、第1のLC共振回路の発振信号の減衰はコイル、Tr、キャパシタ等の内部抵抗よって定まり、比較的遅くなる。したがって、発振信号の減衰特性の差を周期的にサンプリングすることで、各サンプリング時刻において第1のコイル4aの円板3上の位置情報(つまり、金属部3a上にあるか、絶縁体部3b上にあるかの情報)を知ることができる。演算装置7は、第1のコイル4aの位置情報の時間変化から円板3の回転速度を求める。
そして、演算装置7は、円板3の回転速度と、回転減速部2の減速率から羽根車1の回転速度を算出する。さらに、演算装置7は、予め知られている羽根車1の回転速度と水道水の流量の関係から、水道水の流量を算出することができる。演算装置7は例えばマイクロコンピュータである。
このような測定原理から、円板3の回転速度を求めるのであれば、第1のLC共振回路だけで足りることが分かるが、第1及び第2のLC共振回路の両方を用いることにより、円板3の回転速度だけでなく回転方向も同時に検出することができる。この場合、第1及び第2のLC共振回路による位置検出の最小サンプリングレートは、次の数式1で表わすことができる。
最小サンプリングレート=2×360°/α×RVmax ・・・(1)
数式1において、αは第1のコイル4aと第2のコイル4bが成す角度、つまり第1のコイル4aと円板3の中心Oとを結ぶ線と、第2のコイル4bと円板3の中心Oとを結ぶ線との成す角度である。RVmaxは円板3の最大回転速度である。
例えば、α=90°である場合、最小サンプリングレートは、8×RVmaxである。円板3の最大回転速度が1回/秒(1秒間に1回転)であるとすると、最小サンプリングレートは、8回/秒となる。
次に、回転検出部6の具体的な構成を図9に基づいて説明する。第1及び第2のLC共振回路は同じ構成を有しているので、ここでは、第1のLC共振回路を含む部分のみを説明する。
図示のように、回転検出部6は、Pチャネル型MOSトランジスタからなる起動トランジスタ10、電流制限用の抵抗R1、第1のコイル4a、第1のキャパシタ5a、コンパレータ11、ラッチ回路12、電源ライン13、平滑用キャパシタ14を含んで構成される。第1のLC共振回路は第1のコイル4aと、第1のキャパシタ5aを並列接続して形成される。
図10に示すように、起動トランジスタ10にLレベル(0V)の起動パルスGPが印加されると、起動トランジスタ10が起動パルスGPのパルス幅twに応じた期間だけオンする。起動パルスGPはサンプリングレートに応じて周期的に発生される。これにより、起動トランジスタ10がオンすると、電源ライン13から起動トランジスタ10を介して第1のLC共振回路に電流が供給されることで第1のLC共振回路が起動され、ノードNに第1の発振信号が発生する。この発振信号の発振周波数foscは数式2で表わされる。
fosc=1/2π×√1/L×C ・・・(2)
Lは第1のコイル4aのインダクタンス、Cは第1のキャパシタ5aの容量である。
コンパレータ11は、この第1の発振信号と基準電圧Vrefを比較する。第1の発振信号の中心電圧は0.5VDDに設定されており、基準電圧Vrefは0.5VDDとVDDの間に設定される。すると、コンパレータ11の出力は、第1の発振信号>Vrefの場合はHレベル、第1の発振信号<Vrefの場合はLレベルになる。コンパレータ11の出力はパルス列になる。
ラッチ回路12は、ラッチパルスRPに応じてコンパレータ11から出力されるパルスをラッチする。この場合、ラッチ回路12は、起動パルスGPの発生から所定の遅延時間t1の後の測定期間t2の間に発生するラッチパルスRPに応じてコンパレータ11から出力されるパルスをラッチするように構成される。
図10に示した第1の発振信号は、第1のコイル4aが絶縁体部3b上にある場合であり、第1の発振信号の減衰は比較的遅くなっている。そのため、測定期間t2においても、第1の発振信号は基準電圧Vrefより高い期間があり、その期間ではコンパレータ11はパルスを出力するため、ラッチ回路12は当該パルスをラッチし、データ「1」(Hレベル)を保持する。
これに対し、第1のコイル4aが金属部3a上にある場合には発振信号の減衰は比較的速くなる。そのため、測定期間t2においては、発振信号は基準電圧Vrefより低く減衰しており、コンパレータ11はパルスを出力しないため、ラッチ回路12はデータ「0」(Lレベル)を保持する。
したがって、第1及び第2のLC共振回路を含む回転検出部6は、図11、図12に示すように、4つの回転状態(a)〜(d)を識別することができる。
回転状態(a)において、第1のコイル4aは金属部3a上にあり、第2のコイル4bは絶縁体部3b上にある。この時、第1のLC共振回路の第1の発振信号は、第2のLC共振回路の第2の発振信号より速く減衰する。そのため、第1及び第2のLC共振回路のラッチ回路12が保持するデータは(0,1)である。
回転状態(b)において、第1のコイル4aと第2のコイル4bの両方が、金属部3a上にある。この時、第1の発振信号と第2の発振信号の両方が速く減衰する。そのため、第1及び第2のLC共振回路のラッチ回路12が保持するデータは(0,0)である。
回転状態(c)において、第1のコイル4aは絶縁体部3b上にあり、第2のコイル4bは金属部3a上にある。この時、第2の発振信号は第1の発振信号より速く減衰する。そのため、第1及び第2のLC共振回路のラッチ回路12が保持するデータは(1,0)である。
回転状態(d)において、第1のコイル4aと第2のコイル4bの両方が、絶縁体部3b上にある。この時、第1の発振信号と第2の発振信号の両方が遅く減衰する。
そのため、第1及び第2のLC共振回路のラッチ回路12が保持するデータは(1,1)である。
したがって、上記の2つのラッチ回路12に保持されるデータの時間変化に基づいて、円板3の回転周期Tを求めることができる。円板3の回転速度は、回転周期Tの逆数の1/Tとなる。この場合、1回のサンプリングで、回転状態(a)〜(d)のいずれかを示すデータが得られるので、サンプリングレートを増加することにより、円板2の回転速度の測定精度を高めることができる。
また、回転状態(a)〜(d)が現れる順番により、円板3の回転方向も決定することができる。すなわち、図12に示すように、回転状態が(a)→(b)→(c)→(d)の順に変化する場合は反時計回りであり、回転状態が逆に(d)→(c)→(b)→(a)の順に変化する場合は時計回りであることが分かる。
特開2008−224320号公報
しかしながら、上述した従来の水道メータでは、LC共振回路の起動時に起動パルスGPの印加により、起動トランジスタ10を瞬間的にオンさせるので、電源ライン13にスパイク電流が流れる。このスパイク電流による電源ライン13の電圧変動が生じ回路の誤動作が生じるおそれがあった。そこで、この電圧変動を抑制するために、大容量の平滑用キャパシタ14を設ける必要があった。
また、LC共振回路を十分な振幅で起動させるためには、以下の理由から起動パルスGPのパルス幅twを高精度に管理する必要がある。単発の矩形パルスは基本波と高調波の周波数成分を含んでおり、その周波数は矩形パルスのパルス幅で決定される。
それぞれの周波数成分が持つエネルギーは基本波が最も大きく、高調波はその次数が高くなるほど低くなる。本発明のLC共振回路が発生する振動をもっとも効率よく得るためには、起動パルスが持つ基本波の周波数とLC回路の共振周波数が一致していることが条件となる。パルス幅制御回路は供給される基準CLKの周波数によって分解能が決定される。一例としてLC共振周波数が1MHzの時、その10〜20倍以上の基準CLKが必要となり、消費電流が増加する問題があった。
そこで、本発明は、回転検出部6に改良を加え、スパイク電流を抑制することにより大容量の平滑用キャパシタ14を必要とせず、しかも高周波の基準クロックを必要としない水道メータ、また、これを一般化して流体の流量測定装置を提供することを目的とする。
本発明の流体の流量測定装置は、主表面に配置された扇形状の金属部と、この金属部を除いた残りの主表面に配置された絶縁体部から構成された円板を、流体の流量に比例した回転速度で回転させ、この円板の回転速度に基づいて流体の流量を測定する流体の流量測定装置において、前記円板の主表面上に配置されたコイルと、前記コイルに直列に接続された第1のスイッチング素子と、前記コイルに並列に接続されたキャパシタと、このキャパシタを充電するための第2のスイッチング素子と、を備え、前記第2のスイッチング素子をオンして前記キャパシタを充電した後に前記第1のスイッチング素子をオンすることにより起動し、発振信号を出力するLC共振回路と、前記LC発振回路の発振信号と基準電圧とを比較するコンパレータと、前記コンパレータから出力されるパルスの数をカウントするカウンタと、前記カウンタのカウント値に基づき、前記コイルが前記円板の前記金属部上にあるか前記絶縁体部上にあるかの情報を取得し、この情報に基づいて前記円板の回転速度を算出する演算装置と、を備えることを特徴とする。
本発明の流体の流量測定装置によれば、LC共振回路の起動時のスパイク電流が抑制されるので、大容量の平滑用キャパシタを設ける必要が無くなり、部品点数を削減できる。また、LC共振回路の起動パルスのパルス幅等を管理するための高周波の基準クロックを必要としないので、回路構成を簡略化できる。
本発明の流体の流量測定装置は、水道メータに好適であるが、水道水以外の液体、気体の流量の測定装置に適用することができる。
本発明の第1の実施形態における水道メータの回転検出部の回路図である。 本発明の第1の実施形態における回転検出部の第1の動作波形図である。 本発明の第1の実施形態における回転検出部の第2の動作波形図である。 本発明の第2の実施形態における円板の平面図である。 本発明の第2の実施形態における水道メータの回転検出部の回路図である。 本発明の第2の実施形態における回転検出部の動作波形図である。 従来の水道メータの構成を示す図である。 円板の構成を示す平面図である。 従来の水道メータの回転検出部の回路図である。 従来の水道メータの回転検出部の動作波形図である。 従来の水道メータの回転状態と、発振信号との関係を示す図である。 従来の水道メータの回転状態と、回転検出部のラッチ回路の保持データとの関係を示す図である。
[第1の実施形態]
<水道メータの全体構成>
本実施形態の水道メータは、図7の水道メータの構成において回転検出部6に改良を加えたものである。演算装置7の演算内容はそれに伴って変更される。それ以外の構成は背景技術で説明したものと同じである。また、円板3の構成も図8に示した構成と同じであり、主表面に半円の金属部3a(例えば、銅からなる)と、この金属部3aを除いた残りの主表面に配置された半円の絶縁体部3b(例えば、樹脂からなる)から構成される。
<回転検出部6Aの構成>
改良された回転検出部6Aは、第1のコイル4a及び第1のキャパシタ5aを含む第1のLC共振回路と、第2のコイル4b及び第2のキャパシタ5bを含む第2のLC共振回路を備えているが、第1及び第2のLC共振回路は同じ構成を有しているので、ここでは、第1のLC共振回路を含む部分のみを説明する。
回転検出部6Aは、図1に示すように、第1のコイル4a、第1のキャパシタ5a、
Pチャネル型MOSトランジスタからなる充電トランジスタ20、電源ライン21、電流制限用の抵抗R2、Nチャネル型MOSトランジスタからなる起動トランジスタ22、出力バッファ回路23、DA変換器24、コンパレータ25、カウンタ26、チャージポンプ回路27を含んで構成される。起動トランジスタ22は、本発明の「第2のスイッチング素子」の一例であり、充電トランジスタ20は、本発明の「第1のスイッチング素子」の一例である。
第1のLC共振回路は第1のコイル4aに直列に接続された起動トランジスタ22
と、第1のコイル4aに並列に接続された第1のキャパシタ5aと、この第1のキャパシタ5aを充電するための充電トランジスタ20と、を備える。なお、第1のコイル4aと起動トランジスタ22との接続順は逆であってもよい。
充電トランジスタ20のソースは、電源電圧VDD(例えば、3.3V)が供給された電源ライン21に接続される。充電トランジスタ20のドレインは、抵抗R2を介して、第1のコイル4aと第1のキャパシタ5aの一方の端子との接続ノードN1に接続される。起動トランジスタ22のソースと第1のキャパシタ5aの他方の端子とは共通され、その共通接続ノードに電圧0.5VDDが印加される。電圧0.5VDDは第1のLC発振回路の第1の発振信号の中心電圧となる。この中心電圧0.5VDDは、例えば電源電圧VDDを抵抗分圧して生成することができる。なお、中心電圧0.5VDDは0Vと電源電圧VDDの間の他の値に変更することができる。
充電トランジスタ20のゲートには、充電トランジスタ20をオンさせて第1のキャパシタ5aの充電を開始するための充電パルスGP1が印加される。起動トランジスタ22のゲートには出力バッファ回路23を介して、第1のLC共振回路の発振を開始させるための起動パルスGN1が印加される。充電パルスGP1及び起動パルスGN1は周期的に印加されるが、この周期がサンプリングレートを決定する。
出力バッファ回路23に供給される電源電圧はチャージポンプ回路27により、1.5VDDに昇圧される。これにより、起動パルスGN1のHレベルは1.5VDD、Lレベルは0Vになり、起動トランジスタ22のオン抵抗を低減することができる。
また、出力バッファ回路23は、出力インピーダンス制御信号に応じて、出力インピーダンスが調整可能に構成されることが好ましい。これにより、第1のLC共振回路の起動時において、起動パルスGN1がLレベルからHレベルに遷移する立ち上がり時間tupを調整し、第1のLC共振回路の発振動作を適切に起動することができる。
この場合、出力バッファ回路23は並列接続された複数の出力トランジスタを備え、出力インピーダンス制御信号ISに応じて選択された出力トランジスタだけを出力イネーブル状態に設定することにより形成することができる。起動パルスGN1の立ち上がり時間tupを調整するためには、出力インピーダンスが調整する以外に、他の方法、例えば出力バッファ回路23の出力容量を調整する方法もある。
第1のLC共振回路は、充電パルスGP1に応じて充電トランジスタ20をオンして第1のキャパシタ5aを充電した後に、充電トランジスタ20をオフし、その後、起動トランジスタ22をオンすることにより起動し、接続ノードN1から第1の発振信号を出力する。すなわち、第1のLC共振回路は、起動トランジスタ22がオンしている期間に第1の発振信号を発生する。
DA変換器24は、不図示のレジスタに保持された所定ビットのデジタル信号をDA変換してアナログの基準電圧Vrefを出力する。DA変換器24は公知のラダー抵抗回路で形成することができる。この場合、DA変換器24に入力されるデジタル信号を変更することにより、基準電圧Vrefのレベルを調整可能に構成されることが好ましい。
基準電圧Vrefは発振信号の中心電圧0.5VDDと電源電圧VDDの間に設定されるが、基準電圧Vrefのレベルを調整することでコンパレータ25から出力されるパルスの数を適切に設定することができる。なお、DA変換器24の代わりに他の基準電圧源(例えば、バンドギャップ型基準電圧発生回路)と、基準電圧源からの基準電圧Vrefのレベルを調整するためのレギュレータを用いることができる。
コンパレータ25は、第1のLC共振回路からの第1の発振信号と、DA変換器24からの基準電圧Vrefとを比較する。カウンタ26はクロックCKに基づいてコンパレータ25から出力されるパルスの数をカウントする。クロックCKの周波数は高周波である必要は無く、32KHz程度で十分である。カウンタ26はリセットパルスRPによりリセットされるようになっている。
第2のLC共振回路からの第2の発振信号も同様にコンパレータ25により基準電圧Vrefと比較され、カウンタ26によりコンパレータ25からのパルスの数がカウントされる。この場合、第1及び第2の発振信号が出力される期間(起動トランジスタ20がオンしている期間)が互いに重ならないようにシフトすることにより、DA変換器24、コンパレータ25及びカウンタ26を共用することができると共に、
第1及び第2の発振信号が相互に干渉することを防止することができる。
例えば、先ず、第1のLC共振回路から第1の発振信号が出力され、カウンタ26はパルスの数をカウントする。カウンタ26のカウント値は演算装置7Aに転送され、演算装置7Aのレジスタに保持される。その後、カウンタ26はリセットパルスRPによりリセットされる。そして、第2のLC共振回路から第2の発振信号が出力され、カウンタ26はパルスの数をカウントする。カウンタ26のカウント値は演算装置7Aに転送される。
演算装置7Aは、カウンタ26のカウント値に基づき、第1のコイル4a及び第2のコイル4bが円板3の金属部3a上にあるか絶縁体部3b上にあるかの情報を時系列的にサンプリングし、この情報に基づいて円板3の回転速度を算出する。そして、この回転速度に基づいて水道水の流量を算出する。演算装置7Aは例えばマイクロコンピュータである。
<回転検出部6の動作>
次に、図2及び図3に基づいて、回転検出部6の動作を説明する。
(1)第1のコイル4aが円板3の絶縁体部3b上にある場合
図2に示すように、先ず充電パルスGP1がHレベル、起動パルスGN1がLレベルであり、充電トランジスタ20、起動トランジスタ22は両方オフしている。この状態では、第1のキャパシタ5aは全く充電されていない。つまり、第1のキャパシタ5aの両端の電位差は0Vである。また、第1のLC共振回路の接続ノードN1は0.5VDDになっている。
この状態から、充電パルスGP1がLレベルに立ち下がると、充電トランジスタ20がオンする。すると、充電トランジスタ20を介して第1のキャパシタ5aに電流が供給され、第1のキャパシタ5aは充電される。そして、接続ノードN1が電源電VDDに到達するまで第1のキャパシタ5aが充電されると、充電パルスGP1はHレベルに立ち上がり、充電トランジスタ20はオフする。
充電トランジスタ20がオフした後、起動パルスGN1がHレベル(1.5VDD)に立ち上がり、起動トランジスタ22がオンする。すると、第1のコイル4aと第1のキャパシタ5aにより第1のLC共振回路が形成され、接続ノードN1に第1の発振信号が発生する。この第1の発振信号は起動トランジスタ22がオンしている期間に発生し、起動パルスGN1がLレベルに立ち下がり起動トランジスタ22がオフすると、第1のLC共振回路は発振を停止する。
コンパレータ25の出力は、第1の発振信号>Vrefの場合はHレベル、第1の発振信号<Vrefの場合はLレベルになる。コンパレータ25の出力はパルス列になる。この場合、第1のコイル4aは円板3の絶縁体部3b上にあるので、第1の発振信号の減衰は比較的遅い。そのため、コンパレータ25から比較的多くのパルスが出力される。図2の例では4つのパルスが出力されているが、実際にはもっと多くのパルスが出力される。カウンタ26はこのパルスの数をカウントする。
(2)第1のコイル4aが円板3の金属部3a上にある場合
図3に示すように、充電パルスGP1、起動パルスGN1の発生タイミングは(1)の場合と同じであるが、第1のコイル4aは円板3の金属部3a上にあるので、第1のコイル4aのエネルギー損失が多くなり、第1の発振信号の減衰は比較的速い。そのため、(1)の場合に比べてコンパレータ25から出力されるパルスの数は少ない。図2の例では2つのパルスが出力されている。カウンタ26は同様にこのパルスの数をカウントする。
このように、カウンタ26のカウント値は、第1のコイル4a(第2のコイル4b)が円板3の金属部3a上にある場合には大きくなり、第1のコイル4a(第2のコイル4b)が円板3の絶縁体部3b上にある場合には小さくなるので、演算装置7Aは
カウンタ26のカウント値に応じて、図11、図12に示した、4つの回転状態(a)〜(d)を識別することができる。演算装置7Aは、例えば、カウンタ26のカウント値と、所定の基準値とを比較することで、カウント値の大小関係を判断することができる。
回転状態(a)において、第1のコイル4aは金属部3a上にあり、第2のコイル4bは絶縁体部3b上にある。この時、第1のLC共振回路の第1の発振信号は、第2のLC共振回路の第2の発振信号より早く減衰する。そのため、第1の発振信号に対応したカウンタ26のカウント値は小さく、第2の発振信号に対応したカウンタ26のカウント値は大きくなる。
回転状態(b)において、第1のコイル4aと第2のコイル4bの両方が、金属部3a上にある。そのため、第1の発振信号に対応したカウンタ26のカウント値と、第2の発振信号に対応したカウンタ26のカウント値の両方が大きくなる。
回転状態(c)において、第1のコイル4aは絶縁体部3b上にあり、第2のコイル4bは金属部3a上にある。そのため、第1の発振信号に対応したカウンタ26のカウント値は大きくなり、第2の発振信号に対応したカウンタ26のカウント値は小さくなる。
回転状態(d)において、第1のコイル4aと第2のコイル4bの両方が、絶縁体部3b上にある。そのため、第1の発振信号に対応したカウンタ26のカウント値と、第2の発振信号に対応したカウンタ26のカウント値の両方が小さくなる。
したがって、カウンタ26のカウント値の時間変化に基づいて、円板3の回転周期Tを求めることができる。円板3の回転速度は、回転周期Tの逆数の1/Tとなる。この場合、1回のサンプリングで、回転状態(a)〜(d)のいずれかを示すデータが得られるので、サンプリングレートを増加することにより、円板2の回転速度の測定精度を高めることができる。円板3が1秒間に一回転する場合、サンプリングレートは例えば16回/秒である。
また、回転状態(a)〜(d)が現れる順番により、円板3の回転方向も決定することができる。すなわち、図12に示すように、回転状態が(a)→(b)→(c)→(d)の順に変化する場合は反時計回りであり、回転状態が逆に(d)→(c)→(b)→(a)の順に変化する場合は時計回りであることが分かる。
なお、円板3の金属部3aの形状は半円には限られず、円板3の回転状態を識別することができる限りにおいて扇形の形状であってもよい。この場合は、絶縁体部3bは金属部3bを除いた残りの扇形の形状を有することになる。また、円板3の回転速度のみを測定するのであれば第1のコイル4aを含む第1のLC共振回路のみを設ければ足りる。
このように、本実施形態の水道メータは、従来と同じLC共振回路方式を用いているが、回転検出部6Aの構成が異なっている。すなわち、従来の回転検出部6では起動トランジスタ10により直接第1のLC共振回路を起動しているため、大きなスパイク電流が流れていた。そのため、電源ライン13の大容量の平滑用キャパシタ14を設ける必要があった。これに対し、本実施形態の回転検出部6Aでは、充電トランジスタ10により第1のキャパシタ5aを充電し、その後、起動トランジスタ22をオンして第1のLC共振回路を起動するという構成を採用したので、スパイク電流の発生を抑制することができ、その結果、大容量の平滑用キャパシタ14を不要にすることができる。また、充電トランジスタ20に直列接続された電流制限用の抵抗R2の抵抗値も100Ω程度でよい。
また、従来の回転検出部6では、起動パルスGPのパルス幅tw、及び遅延時間t1を管理するために、10MHz程度という高周波の基準クロックを必要としたが、本実施形態の回転検出部6Aでは、そのような高周波の基準クロックを必要としない。
これは、充電パルスGP1、起動パルスGN1のパルス幅は従来の回転検出部6における起動パルスGPに比べると数十μ秒以上と、遥かに長く、カウンタ26で用いるクロックCKの周波数も32KHz程度で十分だからである。
[第2の実施形態]
次に第2の実施形態の水道メータの構成を図4乃至図6に基づいて説明する。本実施形態の水道メータは、図4に示すように、第1乃至第3のコイル4a〜4cという3つのセンサコイルを用いる点で第1の実施形態と相違している。
図4(a)の構成では、円板3の構成は図8に示した構成と同じであり、主表面に半円の金属部3a(例えば、銅からなる)と、この金属部3aを除いた残りの主表面に配置された半円の絶縁体部3b(例えば、樹脂からなる)から構成される。この円板3上に第1乃至第3のコイル4a〜4cが配置される。
円板3は、図4(b)に示すように、中心角が180°以上の扇形の金属部3aと、中心角が180°未満の扇形の絶縁体部3bから構成してもよい。半円は中心角が180°の扇形とみなすことができる。
図5に示すように、本実施形態の回転検出部6Bは、第1乃至第3のコイル4a〜4cに対応した第1乃至第3のLC共振回路を有している。第1乃至第3のLC共振回路は、それぞれ第1乃至第3の充電トランジスタ20a〜20c、第1乃至第3の抵抗R2a〜R2c、第1乃至第3のキャパシタ5a〜5c、第1乃至第3の起動トランジスタ22a〜22c、第1乃至第3の出力バッファ回路23a〜23cを含んで構成される。第1乃至第3の出力バッファ回路23a〜23cはそれぞれ第1の実施形態の出力バッファ回路23と同じ構成を有している。
第1乃至第3のLC共振回路の第1乃至第3の発振信号は、それぞれ第1乃至第3の接続ノードN1〜N3から出力される。この場合、第1乃至第3の出力バッファ2回路3a〜23cから出力される第1乃至第3の起動パルスGN1〜GN3を互いに重ならないようにシフトすることにより、第1乃至第3の発振信号の発生期間をシフトすることができる。
第1乃至第3のトランスミッションゲートTGa〜TGcは、それぞれ第1乃至第3の発振信号が発生する期間にオンする。第1乃至第3の発振信号は、対応する第1乃至第3のトランスミッションゲートTGaを介して、共通のコンパレータ25に入力される。このため、第1乃至第3のトランスミッションゲートTGa〜TGcをオンオフする制御信号としては、第1乃至第3の起動パルスGN1〜GN3又はこれに基づくパルスを用いることが好ましい。
コンパレータ25は、時系列的に出力される第1乃至第3の発振信号と基準電圧Vrefと比較する。共通のカウンタ26は、コンパレータ26から出力されるパルスの数をカウントする。
このように、第1乃至第3の発振信号が発生する期間をシフトすることにより、コンパレータ25及びカウンタ26を共通化することができると共に、第1乃至第3の発振信号が相互に干渉することを防止することができる。
図6は、本実施形態の回転検出部6Bの動作波形図である。この場合、第1乃至第3の充電パルスGP1〜GP3により、第1乃至3のキャパシタ5a〜5cは充電されており、その後、第1乃至第3の起動パルスGN1〜GN3が互いに重ならないように順次発生している。
図6の例では、第1の発振信号の減衰は比較的速くなっており、それに伴いカウンタ26から出力されるパルスの数は比較的少ない。一方、第2及び第3の発振信号の減衰は比較的遅くなっており、それに伴いカウンタ26から出力されるパルスの数は比較的多い。この情報から、演算装置7Aは、第1のコイル4aは円板3の金属部3a上にあり、第2及び第3のコイル4b,4cは絶縁体部3b上にあると判断することができる。
すなわち、演算回路7Aは、カウンタ26のカウント値に基づき、第1乃至第3のコイル4a〜4cが円板3の金属部3a上にあるか絶縁体部3b上にあるかの情報を時系列的にサンプリングし、この情報に基づいて円板3の回転速度を算出する。そして、この回転速度に基づいて従来例と同様に水道水の流量を算出する。
このように、本実施形態によれば、第1乃至第3のコイル4a〜4cを用いて円板3の回転状態を識別するので、第1の実施形態に比して識別精度を向上することができる。また、コイルの数は3個以上設けることもできる。その場合は対応するLC共振回路が3個以上設けられる。
なお、第1及び第2の実施形態は水道メータに関するものである。しかしながら、本発明の思想は、基本的には流体の流量に比例した回転速度で円板を回転させ、この円板の回転速度を検出することで流体の流量を測定するものであるので、水道メータには限らず、水道水以外の液体の流量や、気体の流量の測定装置にも広く適用することができる。
1 羽根車 2 回転減速部 3 円板 3a 金属部
3b 絶縁体部 4a 第1のコイル4a 4b 第2のコイル
4c 第3のコイル 5a 第1のキャパシタ 5b 第2のキャパシタ
5c 第3のキャパシタ 6,6A,6B 回転検出部
7,7A 演算装置 20 充電トランジスタ 21 電源ライン
22 起動トランジスタ 23 出力バッファ回路
24 DA変換器 25 コンパレータ 26 カウンタ
20a〜20c 第1乃至第3の充電トランジスタ
22a〜22c 第1乃至第3の起動トランジスタ
R2a〜R2c 第1乃至第3の抵抗
TGa〜TGc 第1乃至第3のトランスミッションゲート

Claims (10)

  1. 主表面に配置された特定形状の金属部と、この金属部を除いた残りの主表面に配置された絶縁体部から構成された円板を、流体の流量に比例した回転速度で回転させ、この円板の回転速度に基づいて流体の流量を測定する流体の流量測定装置において、
    前記円板の主表面上に配置されたコイルと、前記コイルに直列に接続された第1のスイッチング素子と、前記コイルに並列に接続されたキャパシタと、このキャパシタを充電するための第2のスイッチング素子と、を備え、前記第2のスイッチング素子をオンして前記キャパシタを充電した後に前記第1のスイッチング素子をオンすることにより起動し、発振信号を出力するLC共振回路と、
    前記LC発振回路の発振信号と基準電圧とを比較するコンパレータと、
    前記コンパレータから出力されるパルスの数をカウントするカウンタと、
    前記カウンタのカウント値に基づき、前記コイルが前記円板の前記金属部上にあるか前記絶縁体部上にあるかの情報を取得し、この情報に基づいて前記円板の回転速度を算出する演算装置を備えることを特徴とする流体の流量測定装置。
  2. 前記カウンタは前記第1のスイッチング素子をオンすることにより初期化され起動し、前記コンパレータから出力されるパルスの数をカウントし、その値を読み出し可能とする様構成されていることを特徴とする請求項1に記載の流体の流量測定装置。
  3. 前記カウンタは前記第1のスイッチング素子をオンすることにより、前回カウントされた内容を読み出し、その値が所定の値以下であることを比較検出した場合に、発振異常であることを明示することを目的としたフラグを有する構成されていることを特徴とする請求項1に記載の流体の流量測定装置。
  4. 前記第2のスイッチング素子のオンオフを制御するためのスイッチング信号を出力する出力バッファ回路を備え、この出力バッファ回路は前記第2のスイッチング素子がオンする時の前記スイッチング信号の遷移時間を調整可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の流体の流量測定装置。
  5. 前記出力バッファ回路は、その出力インピーダンスを調整可能に構成されていることを特徴とする請求項4に記載の流体の流量測定装置。
  6. 前記基準電圧は可変に設定されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の流量測定装置。
  7. 前記基準電圧はDA変換器により発生されることを特徴とする請求項6に記載の流体の流量測定装置。
  8. 前記演算装置は、マイクロコンピュータであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の流体の流量測定装置。
  9. 主表面に配置された特定形状の金属部と、この金属部を除いた残りの主表面に配置された絶縁体部から構成された円板を、流体の流量に比例した回転速度で回転させ、この円板の回転速度に基づいて流体の流量を測定する流体の流量測定装置において、
    前記円板の主表面上に配置された複数のコイルと、各コイルに直列に接続された第1のスイッチング素子と、各コイルに並列に接続されたキャパシタと、各キャパシタを充電するための第2のスイッチング素子と、を備え、前記第2のスイッチング素子をオンして前記キャパシタを充電した後に、前記第1のスイッチング素子をオンすることにより起動し、発振信号を出力する複数のLC共振回路と、
    前記LC発振回路の発振信号と基準電圧とを比較するコンパレータと、
    前記コンパレータから出力されるパルスの数をカウントするカウンタと、
    前記カウンタのカウント値に基づき、前記コイルが前記円板の前記金属部上にあるか前記絶縁体部上にあるかの情報を取得し、この情報に基づいて前記円板の回転速度を算出する演算装置と、を備えることを特徴とする流体の流量測定装置。
  10. 前記複数のLC共振回路の前記第2のスイッチング素子がオンする期間は互いにシフトされることにより、前記複数のLC共振回路の発振信号が出力される期間は互いにシフトされ、
    前記複数のLC発振回路から出力される複数の発振信号を順次選択する選択回路を備え、前記コンパレータは前記選択回路により選択された1つの発振信号と基準電圧とを比較することを特徴とする請求項9に記載の流体の流量測定装置。
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