Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2013150401A - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ Download PDF

Info

Publication number
JP2013150401A
JP2013150401A JP2012007394A JP2012007394A JP2013150401A JP 2013150401 A JP2013150401 A JP 2013150401A JP 2012007394 A JP2012007394 A JP 2012007394A JP 2012007394 A JP2012007394 A JP 2012007394A JP 2013150401 A JP2013150401 A JP 2013150401A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
bearing plate
yoke
end plate
bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012007394A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Komiya
正浩 小宮
Tomoaki Iwasa
知明 岩佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Chemi Con Corp filed Critical Nippon Chemi Con Corp
Priority to JP2012007394A priority Critical patent/JP2013150401A/ja
Publication of JP2013150401A publication Critical patent/JP2013150401A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

【課題】簡単な構造で軸受板をヨーク及び端板に固定する。
【解決手段】凸部63が係合用孔部71bに移動した状態では、軸受板6は、凸部63の延出面63aが端板7に上側から当接し、外側端面64が端板7に下側から当接している。すなわち、軸受板6は端板7を上下から挟み込むよう結合する。また、軸受板6の外周の半径と、外ヨーク42内の内周面45の半径が等しいため、端板7を外ヨーク42端部へ固定するだけで、軸受板6は外ヨーク内で水平方向の移動することがなく端部に位置が維持される。軸受板6はその外周面が外ヨーク42と当接するだけで、端板7と外ヨーク42の間には介在しない。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転軸を軸受板により支持するステッピングモータに関する。
ステッピングモータは、入力されたパルス信号に応じて回転軸が回転するモータであり、光学ドライブやデジタルカメラなどに用いられている。このようなステッピングモータの構成としては、例えば、円筒状の永久磁石を備えた回転軸の周囲を、軟磁性材料で構成された円筒状のヨークが覆い、ヨーク内には励磁コイルを巻回したボビンが収納される。
この種のステッピングモータでは、回転軸の駆動部と逆側の端部は、ヨーク端部に配置された軸受板に支持されている。軸受板は、孔部を設けた端板に溶接や圧入等で固着されている。この端板をヨーク端面に溶接等により固定させることで、軸受板はヨークに固定されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−295070号公報
しかしながら、このような構成では、端板の表面に設けた複数の凸部をヨークの極歯間に差し込んでヨークへの位置合わせをしていたが、複数の凸部を極歯間に正確に位置合わせするのは容易ではなく、作業効率に問題があった。さらに、その組立工程においては、軸受板の端板への圧入固定と、端板のヨークへの溶接固定という二段階の固定の工程が必要であった。
本発明は、上述したような従来技術の問題点を解決するために提案されたものである。その目的は、ステッピングモータの組み立てにおいて、位置決めや取り付けを容易に行うことができるステッピングモータを提供することにある。
本発明のステッピングモータは、以下のように構成される。
(a)軸周りに磁石が固定された回転軸と、磁石を取り囲む筒状のヨークとから構成される。ヨークの内周部には、複数の極歯が形成されている。
(b)筒状のヨークの端部には軸受板が配置され、回転軸の一端を支持する。
(c)軸受板のヨークと反対側の外側端面上には、端板が配置される。
(d)軸受板の外側端面には凸部が設けられており、この凸部は端板の端面上に延出される延出面を備える。
(e)端板には、孔部が設けられる。この孔部に軸受板の凸部を挿通し且つ該凸部を移動させることで、凸部の延出面を端板の端面上に配置させる。
端板に対しては、一方の端面上に軸受板の凸部の延出面を配置し、他方の端面上に軸受板の外側端面を配置するようにしても良いし、凸部の延出面で端板の端面を押圧するようにしても良い。また、軸受板には凸部を複数設けても良い。
以上のような本発明によれば、軸受板に凸部を設け、端板に孔部を設ける簡単な構造としながらも軸受板、端板及びヨークの位置決めを容易とすることができる。特に、軸受板は、凸部を端板の孔部へ挿通してスライドするだけで位置決め作業とともに端板に取り付けを行うことができる。これにより、モータ組立時に軸受板をヨークまたは端板に対して圧入等で固定する必要がなく、軸受板と端板およびヨークを容易に組み立てることができ、作業効率や生産効率を向上させることができる。
本発明の実施形態のステッピングモータの全体構成を示す、モータ軸線方向断面図である。 実施形態に係る軸受板および端板の分解斜視図であり、(a)はヨーク側から見た図であり、(b)はヨークと反対側から見た図である。 (a)、(b)は軸受板と端板との取り付け方法を示す斜視図であり、(c)は(b)のA−A線断面図である。 (a)は端板のヨークへの取り付け方法を示す斜視図であり、(b)は取り付け後を示す斜視図である。(c)は(b)のA−A線断面図である。 他の実施形態に係る軸受板および端板の模式図であり、(a)は軸受板と端板との係合部の厚み方向断面図であり、(b)は端板の上面図である。 (a)は、ステッピングモータに使用するカバーを示す斜視図であり、(b)はカバーをモータに取り付けた状態を示すモータ軸線方向断面図である。
本実施形態に係るステッピングモータについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。まず、ステッピングモータの全体構成を説明し、次に詳細部分についての構成を説明する。さらに、各部の配置及び組立の態様について説明する。
(1.全体構成)
図1に示すように、ステッピングモータ1は、大別すると回転磁界により回転するロータ2と、回転磁界を発生させるステータ3から構成される。
ロータ2の回転軸21は、一部がステータ3の内部に収容され、残りの部分は外部へ突出する。回転軸21のステータ3内部に収容されている部分の周囲には、永久磁石22が配置されている。永久磁石22は、円周上にNSNS…と交互に多極着磁され、ステータ3と所定の間隔を介して対向している。回転軸21の、ステータ3外部に突出した部分は、その表面にねじ部が設けられ、図示しないが、ナット等がねじ部に嵌入され、回転軸21の回転によってナットを移動させ、このナットを介して他の部材の移動を行っている。
ステータ3は、2つのステータユニット3a及び3bから構成され、これら2つのステータユニット3a及び3bはモータ軸線L方向に重ねて配置されている。2つのステータユニットはそれぞれ、外ヨーク42と、コイルボビン5と、コイルボビン5を外ヨーク42との間で挟んで支持する内ヨーク41とを備えている。
内ヨーク41及び外ヨーク42は軟磁性材料で構成されている。内ヨーク41は環状部材であり、外ヨーク42は筒状部材である。それぞれの内周部には、複数の極歯43がモータ軸線L方向に沿うように設けられ、円周等配位置に配置されている。内ヨーク41の外周縁は外ヨーク42の外周縁に嵌合して固定され、1つのヨーク(ステータコアともいう)を形成する。それぞれの極歯43はステータ3内部で周方向に交互に並んだ配置となり、ロータ2の永久磁石22と対向する。
コイルボビン5には端子ピン51が設けられ、この端子ピンに励磁コイルの端部が把持されてコイルボビン5の周面に巻回される。
ステータユニット3bの外ヨーク42の端部には、軸受板6が取り付けられ、ステータ3内部に収容された回転軸21の一端を支持する。本明細書では、この一端を反出力端とし、ステータ3外部に延びる他端を出力端と定義する。ステータ3の端面には、軸受板6を覆うように端板7が取り付けられ固定されている。
回転軸21の出力端は、モータ取付板8に支持される。モータ取付板8は、ステータ3の出力端側端面に固定される基端側垂直部81と、そこから垂直に立設する水平部82と、水平部82の先端から直角に折れ曲がり、基端側垂直部81と平行に延びる先端側垂直部83を有する。先端側垂直部83には、出力端側軸受板9が設けられている。回転軸21は、ステータ3から基端側垂直部81に設けられた孔81aを介して延び、出力端側軸受板9に回転可能に支持される。水平部82には孔82aが設けられている。この孔82aを介して、ステッピングモータ1を各種機器にボルト締め等によって取り付ける。
(2.詳細構成)
本実施形態に係る軸受板6および端板7の詳細構成について、図2を参照しつつ説明する。外ヨーク42の詳細構成については、後述の組立方法で説明する。
(2−1.軸受板)
軸受板6は、所定の厚みを有する円盤部材であり、樹脂成形品で構成される。本実施形態では、外ヨーク42側に位置する方を底面とし、端板7側に位置する方を外面とする。図2(a)に示すように、軸受板6の底面側の中央部には、底面から外面に貫通した軸受孔61が設けられ、この軸受孔61に回転軸21が挿通される。
軸受板6の外面側の外側端面62には、図2(b)に示すように、その表面中心部分に軸受孔61よりも大径の円形の凹部65が形成されている。また、この凹部65の縁には、切り欠き部64が形成され、この切り欠き部64が凹部65と軸受板6の外周面とを連通する。この凹部65と切り欠き部64には、ステッピングモータを組み立てたときに、後述の板バネ72の先端部分と基端部分が収容される。また、軸受板6の外周面には、半径方向外方へ突出した突起部66が設けられている。この突起部66は、後述する外ヨーク42の凹部44と同等の大きさ、若しくは若干小さく設けられている。
外側端面62には、下面が外側端面62よりも一段高い凸部63が設けられている。この凸部63は、外側端面62から端板7側へ所定の面積を持って立ち上がり、わずかに立ち上がったところで屈曲し、外側端面62と並行な延出面63a及び挿入面63bを有している。すなわち、本実施形態の凸部63は、鈎形状に形成されている。この延出面63aは後述するが、端板7の端面上に延出され、端板の端面上に配置されることになる。延出面63aと外側端面62との距離は、端板7の厚みとほぼ同等に寸法合わせをされているが、端板7の厚みよりも少し短くなるように寸法合わせするとよい。また、挿入面63bの周縁の角部分は面取加工等によって、傾斜面又は湾曲面が形成されている。
本実施形態では、図2(b)に示すように、軸受板6は凸部63を2個備えている。凸部63は、外側端面62の外周部に凹部65を挟んで対向して配置され、それぞれ半径方向外方へ屈曲して形成されている。
(2−2.端板)
端板7は孔部が形成された薄肉の金属円板である。この端板7には、図2(a)及び(b)に示すように、挿入用孔部71aと係合用孔部71b、および板バネ72が設けられている。本実施形態では、軸受板6側に位置する方の端面を底面とし、その反対側の端面を外面とする。
板バネ72は、端板7の表面に対して所定角度斜めになり、軸受板6側に向かうように切り起こされ、途中で当初角度より緩やかな角度となるように折り曲げられている。
本実施形態では、端板7は、2個の孔部を備える。この孔部としては挿入用孔部71aと係合用孔部71bがあり、それぞれ板バネ72の長手方向に繋がって形成され、板バネ72を挟んで対向する位置に設けられている。
挿入用孔部71aは板バネ72の先端側に位置し、板バネ72を挟んで対向する挿入用孔部71aの間には、鍔部75が設けられている。鍔部75は板バネ72と離間しかつ対向するように設けられている。係合用孔部71bは、挿入用孔部71aに対して板バネ72の基端側に、挿入用孔部71aに繋がって形成されている。
挿入用孔部71aは、軸受板6に設けた凸部63の挿入面63bと等しいか若干広い大きさとなるように形成されている。一方、係合用孔部71bは凸部63の挿入面63bよりも一回り小さく形成されている。この係合用孔部71bは、挿入用孔部71aの縁と繋がった縁部74aと、挿入用孔部71aと対向する縁部74bによって画成される。
(3.各部の配置と組立方法)
図3および図4を用いて、軸受板6の端板7への取付方法、および端板7の外ヨーク42への取付方法について、それぞれの配置の態様含めて説明する。また、これらの部分と他の部分との配置についても簡潔に述べる。
(3−1.軸受板の端板への取付)
図3(a)に示すように、軸受板6は、凸部63が設けられた外側端面62を端板7側に向けて配置する。このとき、軸受部6は凸部63が挿入用孔部71aに入るように、かつ板バネ72が切り欠き部64に入るように位置合わせする。次に、図中の点線矢印のように凸部63が挿入用孔部71aに挿通するように軸受板6を端板7の方へ移動して、軸受板6の外側端面62と端板7の底面とを当接させる。このとき、凸部63は角部分が面取り加工されているため、挿入用孔部71aに容易に挿通することができる。
次に、図3(b)、(c)に示すように、軸受板6を端板7に取り付ける。上述のように、挿入用孔部71aと係合用孔部71bは板バネ72の長手方向に繋がって形成されているため、凸部63を図3(b)点線矢印の方向、すなわち挿入用孔部71aから係合用孔部71bへ移動することができる。延出面63aは縁部74a上を凸部63が縁部74bに当接するまで摺動し、同時に板バネ72の先端部は、切り欠き部64から凹部65へと移動することで、軸受孔61と板バネ72が位置決めされる。つまり、凸部63を係合用孔部71bの縁部74bに当接するまで移動することで、軸受板6と端板7との位置合わせができる。
凸部63が係合用孔部71bに移動した状態では、図3(c)に示すように延出面63aは端板7の外面上に配置される。一方、軸受板6の外側端面62は端板7の底面上に配置される。ここで、延出面63aは、外側端面62から端板7の厚みと等しいか、少し短い長さに調整されている。そのため、延出面63aは縁部74a周辺の外面と当接し、外面側から端板を押圧する。また、軸受板6の外側端面62は、縁部74bの底面および鍔部75の底面と当接し、軸受板6は端板7を上下から挟み込むように端板7に装着される。
(3−2.端板の外ヨークへの取付)
先ず、外ヨーク42の構成について説明する。図1に示したように、外ヨーク42は、ステータユニット3a及び3bのそれぞれに備えられているが、本実施形態では反出力端側のステータユニット3bの外ヨーク42について述べる。
図4(a)に示すように、外ヨーク42は複数の極歯43を備えている。極歯43はモータ軸線Lを囲うように外ヨーク42の端部から円周等配位置に設けられる。隣接する極歯43の間には、半径方向に凹む凹部44が形成されている。この極歯43の内周面45のモータ軸線Lからの距離と、軸受板6の外周面のモータ軸線Lからの距離は等しくなるよう調整されている。
次に、端板7の外ヨーク42への取付方法について図4を参照しつつ説明する。先ず、図4(a)に示すように、端板7は底面を外ヨーク42に向け、軸受板6が外ヨーク42端部の開口部と対向させ且つ外ヨークの凹部44と軸受板の突起部66の位置が一致するように配置する。次に、図中の点線矢印に示すように、軸受板6が外ヨーク42内に収容されるように端板7を外ヨーク42の端部へ移動して、図4(b)の状態とする。このとき、軸受板6の突起部66が外ヨーク42の凹部44に入るように位置合わせを行いながら端板7を移動させる。突起部66が凹部44内に収容されることで、軸受板6の外ヨーク42内における回転方向の動きを制限することができる。次に、端板7の底面と外ヨーク42の端部とを溶接又は接着剤等によって固定することで、取り付けが完了する。
ここで、モータ軸線Lから軸受板6の外周面に至る距離と、モータ軸線Lから極歯43の内周面45にかけての距離は等しくRであるため、図4(c)に示すように、軸受板6の外周面と極歯43の内周面45が当接する。これによって、軸受板6は水平方向への移動が抑止され、外ヨーク42の端部に位置が維持される。
(3−3.他の部分の配置)
図1に示すように、端板7の固定後に、外ヨーク42の外周面と極歯43との間にコイルボビン5を取り付ける。さらに、外ヨーク42と内ヨーク41とを組み合わせ、ステータユニット3bを構成する。又、先端側垂直部83に出力端側の軸受板9を設置し、モータ取付板8の基端側垂直部81にステータユニット3aを構成する外ヨーク42を取り付ける。この外ヨーク42に回転軸21を挿入し、回転軸21の先端側を軸受板9にはめるとともに、外ヨーク42の外周面と極歯43との間にコイルボビン5を取り付け、外ヨーク42と内ヨーク41とを組み合わせ、ステータユニット3aを構成する。さらに、ステータユニット3bを回転軸21に挿通させ、ステータユニット3aとステータユニット3bを接合してステータ3を構成し、ステッピングモータ1が完成する。この時、回転軸21の反出力端は軸受板6の軸受部61に収容され、貫通孔62を挿通して、端板7の板バネ72に当接し、係止される。外ヨーク42及び内ヨーク41の極歯43は、回転軸21の周囲に並んで、永久磁石22を取り囲む。反出力端側の軸受板6及び出力端側の軸受板9は、ラジアル軸受として回転軸21のラジアル荷重を支持する。さらに、板バネ72はその弾性力によって回転軸21を出力端側方向に付勢し、アキシャル軸受として回転軸21のアキシャル荷重を支持する。
(4.本実施形態の効果)
(1)本実施形態では、ステッピングモータ1の軸受板6は、凸部63の延出面63aが端板7の外面上に配置され、外側端面62が端板7の底面上に配置されることで、端板7の上下方向での移動を制限する。このため、軸受板6は端板7に大きく突出させることなく強固に固定することができ、軸受板やモータ全体の小型化に貢献する。さらに、軸受板6の外ヨーク42の端部へ配置するときの位置決めを、軸受板6の突起部66を外ヨーク42の凹部44に収納することで実現できる。
(2)本実施形態では、軸受板6は、凸部63を挿入用孔部71aから係合用孔部71bへスライド移動させるだけで端板7へ装着することができる。このとき同時に、軸受孔61と板バネ72は回転軸21に対して位置合わせされる。このような構成により、軸受板6は圧入等の工程を要せず容易に端板7へ取り付けが可能であり、同時に回転軸21に対する位置合わせもできることから、作業効率や生産効率を向上させることができる。
(5.他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、下記の様な他の実施形態も包含する。
(1)本実施形態では、凸部63を鈎状としているが、このような形状に限定するものではなく、例えば図5(a)に示すように軸受板6の外周部から、半径方向外方へ突出するように設けてもより。この場合、端板7の延出面63aと係合する部分は、、板厚方向ヨーク42側へ一段凹ませて形成すれば良い。
(2)本実施形態では、凸部63は挿入用孔部71aから係合用孔部71bへ直線的に移動させたが、このような移動方法に限定するものではない。例えば、図5(b)に示すように、端板7に軸受板6の外周円(図中点線)上に挿入用孔部71aおよび係合用孔部71bを繋げて設けることで、凸部63を挿入用孔部71aに挿通し、軸受板6を水平方向に回転することで、凸部63の延出面63aを端板7の外面上に配置するようにしても良い。
(3)端板7には、さらに図6(a)に示すような金属製のカバー73をつけても良い。カバー73で被覆することにより、図6(b)に示すように端板7の外面を露出させず、端板7を保護することができる。カバー73は、端板7の端面に重ねて溶接又は接着剤等で固定される。
(4)本実施形態では、軸受板6に凸部63を2個設けたが、凸部63は1個でも良く、また3個以上設けても良い。軸受板6に凸部63を複数設けた場合、端板7の挿入用孔部71aおよび係合用孔部71bは凸部63と同数設けるようにすると良い。
(5)上述の実施形態では、内ヨーク41を環状部材、外ヨーク42を筒状部材としたが、内ヨーク41を筒状部材、外ヨーク42を環状部材としても良い。
(6)回転軸21を回転可能に支持する軸受として、樹脂成形で形成された滑り軸受けである軸受板6を使用したが、ボール軸受やころ軸受等を用いても良い。
(7)本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 ステッピングモータ
2 ロータ
21 回転軸
22 永久磁石
3 ステータ
3a 3b ステータユニット
41 内ヨーク
42 外ヨーク
43 極歯
44 凹部
45 内周面
5 コイルボビン
51 端子ピン
6 軸受板
61 軸受孔
62 外側端面
63 凸部
63a 延出面
63b 挿入面
64 切り欠き部
65 凹部
66 突起部
7 端板
71a 挿入用孔部
71b 係合用孔部
72 板バネ
73 カバー
74a、74b 縁部
75 鍔部
8 モータ取付板
81 基端側垂直板
81a 孔部
82 水平板
82a 孔部
83 先端側垂直板
9 出力端側の軸受板
L モータ軸線

Claims (6)

  1. 軸周りに磁石が固定された回転軸と、
    前記磁石を取り囲み、内周部に複数の極歯を備える筒状のヨークと、
    前記ヨークの端部に配置され前記回転軸の一端を支持する軸受板と、
    前記軸受板の前記ヨークと反対側の外側端面上に配置される端板とを備え、
    前記軸受板の外側端面には、延出面を備えた凸部が設けられ、
    前記端板には孔部が設けられ、
    前記端板の孔部に前記軸受板の凸部を挿通させ、且つ該凸部を移動させることで、該凸部の延出面を前記端板の端面上に配置させたことを特徴とするステッピングモータ。
  2. 前記端板は、一方の端面上に前記軸受板の凸部の延出面が配置され、他方の端面上に前記軸受板の外側端面が配置されることを特徴とする請求項1に記載のステッピングモータ。
  3. 前記軸受板には凸部が複数設けられ、
    前記端板には、前記複数の凸部を挿通可能な孔部が設けられていること、
    を特徴とする請求項1または2に記載のステッピングモータ。
  4. 前記端板の端面は前記凸部の延出面によって押圧されていることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のステッピングモータ。
  5. 前記凸部の角部分には、傾斜面又は湾曲面が形成されていること、
    を特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載のステッピングモータ。
  6. 前記軸受板には、
    板圧方向に貫通し、回転軸を支持する軸受孔が貫設され、
    前記外側端面には前記軸受孔よりも大径の凹部が形成されるとともに、当該凹部から前記軸受板の外周面にかけて切り欠かれた切り欠き部が設けられ、
    前記端板には、外周部から前記切り欠き部を通って前記凹部に向けて切り起こされた板バネが設けられ、
    前記回転軸は、前記軸受孔を挿通して板バネに当接し、前記板バネにより付勢されること、
    を特徴とする請求項1乃至5いずれか1項に記載のステッピングモータ。
JP2012007394A 2012-01-17 2012-01-17 ステッピングモータ Pending JP2013150401A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012007394A JP2013150401A (ja) 2012-01-17 2012-01-17 ステッピングモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012007394A JP2013150401A (ja) 2012-01-17 2012-01-17 ステッピングモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013150401A true JP2013150401A (ja) 2013-08-01

Family

ID=49047413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012007394A Pending JP2013150401A (ja) 2012-01-17 2012-01-17 ステッピングモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013150401A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010166739A (ja) 電動機
WO2016199398A1 (ja) ブラシレスdcモータ、送風装置
JP2002010560A (ja) モータ
US20070035190A1 (en) Motor
US20120212081A1 (en) Step motor and method of manufacturing thereof
JP2003333794A (ja) モータ
JP4600886B2 (ja) モータ
JP5988832B2 (ja) モータ
JP2013150401A (ja) ステッピングモータ
US20150318771A1 (en) Step motor and method of manufacturing thereof
JP2013150436A (ja) ステッピングモータ
JP2013146170A (ja) ステッピングモータ
KR20120002633A (ko) 스테핑 모터
JP2013115948A (ja) ステッピングモータ
JP2007020347A (ja) モータ
JP2014093875A (ja) モータおよびモータの製造方法
JP2013223368A (ja) モータ
JP2007020346A (ja) モータ
JP2003009499A (ja) クローポール型ステッピングモータのモータ構造
JP7278162B2 (ja) ステッピングモータ
JP2006197706A (ja) アキシャルギャップ型電動機
JP5981303B2 (ja) モータ
JP2015033215A (ja) モータ
JP2010279174A (ja) 振動モータ
WO2020158327A1 (ja) モータ