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JP2013149151A - グラフ表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トレンドグラフ上のプロット点のデータを確実に確認できるようにする。
【解決手段】マウスカーソル7が所望のプロット点P(n)に近づけられた場合、そのプロット点P(n)に対してヘアライン線8を表示する。なお、時刻入力部10を設け、この時刻入力部10に設定された時刻に最も近いプロット点に対してヘアライン線8を表示するようにしたり、データ条件入力部11を設け、そのデータ値がデータ条件入力部11に設定された条件に適合するプロット点に対してヘアライン線8を表示するなどしてもよい。
【選択図】 図24

Description

この発明は、時系列データをグラフ化して表示するグラフ表示装置に関するものである。
従来より、プラント等の運転状態を監視・制御するシステムでは、プラントにおける圧力、液量、温度等の計測値を時系列で収集し、この時系列で収集した計測値(時系列データ)をグラフ化して監視・制御装置の画面上に表示するようにしている。
例えば、横軸を時刻を示す時間軸とし、この時間軸に直交する縦軸をデータ値を示すデータ軸とし、時間軸とデータ軸とで示される直交平面上に時系列データをプロットし、このプロットした時系列データをトレンドグラフとして画面上に表示する。
この画面上に表示されたトレンドグラフにおいて、個々のデータの詳細な数値を確認したい場合、グラフ上の確認したいデータの場所にマウスカーソルを移動させ、その位置に出現するツールチップ(ポップアップウインドウ)で表示させる方法(例えば、特許文献1参照)や、マウス操作によってヘアライン線(水平線または垂直線またはその両方)をデータの位置に移動させ、その位置のデータをデータ表示領域に表示させる方法(例えば、特許文献2参照)などが用いられる。
図25にマウスカーソルを移動させツールチップを出現させて個々のデータの詳細な数値を表示させるようにした例(従来例1)を示す。同図において、Xは時間軸、Yはデータ軸であり、時間軸Xとデータ軸Yとで示される直交平面上に時系列データをプロットし、このプロットした時系列データを折れ線で結んでトレンドグラフG1が表示されている。このトレンドグラフG1において、マウスカーソル101をグラフ上の確認したいデータの場所に移動させ、マウスクリックすると、ツールチップ102が出現し、その位置の時刻とデータ値とが数値情報として表示される。
図26にヘアライン線を移動させてデータ表示領域に個々のデータの詳細な数値を表示させるようにした例(従来例2)を示す。同図において、103は水平線L1と垂直線H1とからなるヘアライン線であり、104は数値表示部(データ表示領域)である。トレンドグラフG1において、ヘアライン線103(水平線L1と垂直線H1との交点P1)をマウス操作によって所望のデータの位置に移動させると、その位置の時刻とデータ値とが数値情報として数値表示部104に表示される。
特開2001−242978号公報 特開平7−104968号公報
プラントの監視・制御では、長いタイムスパンのデータをトレンドグラフで表示し、そのデータ全体の推移を確認しつつ、個々のプロット点のデータの詳細な数値を確認したい場合がある。しかしながら、タイムスパンが長いと、グラフ上でデータが密集することになり(図27参照)、マウス操作によって一つひとつのプロット点のデータを指し示すことが困難であり、ツールチップや数値表示部に表示された数値情報がプロット点の数値情報であるか否か定かではない。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、トレンドグラフ上のプロット点のデータを確実に確認することが可能なグラフ表示装置を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、第1軸を時刻を示す時間軸とし、この第1軸と直交する第2軸をデータ値を示すデータ軸とし、第1軸と第2軸とで示される直交平面上に時系列データをプロットし、このプロットした時系列データをトレンドグラフとして表示するトレンドグラフ表示手段と、トレンドグラフ上の所望の時系列データのプロット点の選択指定を可能とする選択指定手段と、選択指定手段によって選択指定された時系列データのプロット点に対してそのプロット点を指し示すポインタを着目データポインタとして表示する着目データポインタ表示手段と、着目データポインタによって指し示される時系列データのプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として表示する数値情報表示手段とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、マウス操作などによって、トレンドグラフ上の所望の時系列データのプロット点を選択指定すると、その選択指定された時系列データのプロット点を指し示す着目データポインタが表示される。例えば、着目データポインタとしてヘアライン線が表示される。また、この着目データポインタの表示と合わせて、その着目データポインタによって指し示される時系列データのプロット点におけるデータ値と時刻とが数値情報として表示される。すなわち、本発明では、時系列データのプロット点が選択指定されなければ、着目データポインタは表示されず、数値情報も表示されない。したがって、着目データポインタが表示されれば、その着目データポインタで指し示されるプロット点が選択指定されており、その選択指定されたプロット点の数値情報が表示されていることが分かる。
本発明において、選択指定手段を操作者の操作によって移動するカーソルとすると、着目データポインタ表示手段は、カーソルが時系列データのプロット点が存在する場所に位置した場合に、その場所に位置する時系列データのプロット点を選択指定された時系列データのプロット点とし、この時系列データのプロット点に対して着目データポインタを表示する。この時、数値情報表示手段は、着目データポインタによって指し示される時系列データのプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として表示する。
本発明において、選択指定手段を操作者の指定する条件が設定される条件入力部とすると、着目データポインタ表示手段は、条件入力部に設定された条件に適合する時系列データのプロット点を選択指定された時系列データのプロット点とし、この時系列データのプロット点に対して着目データポインタを表示する。この時、数値情報表示手段は、着目データポインタによって指し示される時系列データのプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として表示する。
選択指定手段を操作者の指定する条件が設定される条件入力部とした場合、条件設定部に設定される条件を操作者の指定する時刻としたり、操作者の指定する所定の条件に適合するデータ値としたりすることが考えられる。
条件設定部に設定される条件を操作者の指定する時刻とする場合、着目データポインタ表示手段は、条件入力部に設定された時刻に最も近い時系列データのプロット点を選択指定された時系列データのプロット点とし、この時系列データのプロット点に対して着目データポインタを表示する。
条件設定部に設定される条件を操作者の指定する所定の条件に適合するデータ値とする場合、着目データポインタ表示手段は、そのデータ値が条件入力部に設定された所定の条件に適合する時系列データのプロット点を選択指定された時系列データのプロット点とし、この時系列データのプロット点に対して着目データポインタを表示する。
本発明において、選択指定された時系列データのプロット点が複数あった場合、その複数の時系列データのプロット点に対して着目データポインタが表示される。この場合、着目データポインタの色や形状を変えるなど、その表示形態を異ならせて表示するようにしてもよい。
本発明によれば、トレンドグラフ上の所望の時系列データのプロット点の選択指定を可能とする選択指定手段を設け、選択指定手段によって選択指定された時系列データのプロット点に対してそのプロット点を指し示すポインタを着目データポインタとして表示するようにし、着目データポインタによって指し示される時系列データのプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として表示するようにしたので、着目データポインタが表示されれば、その着目データポインタで指し示されるプロット点が選択指定されており、その選択指定されたプロット点の数値情報が表示されていることが分かり、トレンドグラフ上のプロット点のデータを確実に確認することが可能となる。
本発明に係るグラフ表示装置を含むプロセス監視・制御システムの一実施の形態の概略を示すシステム構成図である。 このプロセス監視・制御システムにおけるサーバ装置の要部の構成を示すブロック図である。 このプロセス監視・制御システムにおける監視・制御装置のハードウェア構成の概略を示すブロック図である。 この監視・制御装置のディスプレイ上でのトレンドグラフの表示例を示す図である。 トレンドグラフ上の所望のプロット点にマウスカーソルを位置させてのヘアライン線(着目データポインタ)の表示例を示す図である。 1つずつ隣接するプロット点にヘアライン線を移動させる例(時間軸上の後方向(進む方向)へ移動させる例)を説明する図である。 1つずつ隣接するプロット点にヘアライン線を移動させる例(時間軸上の前方向(戻る方向)へ移動させる例)を説明する図である。 次々に隣接するプロット点にヘアライン線を自動的に移動させる例(時間軸上の後方向へ移動させる例)を説明する図である。 次々に隣接するプロット点にヘアライン線を自動的に移動させる例(時間軸上の前方向へ移動させる例)を説明する図である。 トレンドグラフ上の所望のプロット点にマウスカーソルを位置させてのヘアライン線の表示例を示す図である。 所定の時間間隔で次々に直近のプロット点に着目データポインタを自動的に移動させる例(時間軸上の後方向へ移動させる例)を説明する図である。 所定の時間間隔で次々に直近のプロット点に着目データポインタを自動的に移動させる例(時間軸上の前方向へ移動させる例)を説明する図である。 所定のデータ個数間隔で次々にプロット点に着目データポインタを自動的に移動させる例(時間軸上の後方向へ移動させる例)を説明する図である。 所定のデータ個数間隔で次々にプロット点に着目データポインタを自動的に移動させる例(時間軸上の前方向へ移動させる例)を説明する図である。 所定の条件に適合するデータ値のプロット点に次々に着目データポインタを自動的に移動させる例(時間軸上の後方向へ移動させる例)を説明する図である。 所定の条件に適合するデータ値のプロット点に次々に着目データポインタを自動的に移動させる例(時間軸上の前方向へ移動させる例)を説明する図である。 時刻入力部に入力された時刻に最も近い時刻のプロット点に対してヘアライン線を表示させるようにした例を示す図である。 時刻入力部に入力された時刻に最も近い時刻のプロット点に対してヘアライン線を移動させるようにした例を示す図である。 所定の条件に適合するデータ値のプロット点の全てにヘアライン線を表示させるようにした例を示す図である。 着目データポインタの他の例を示す図である。 トレンドグラフを複数表示させるようにした例を示す図である。 グラフ内部にツールチップを出現させて数値表示部とした例を示す図である。 トレンドグラフの表示画面とは別の画面を出現させて数値表示部とした例を示す図である。 監視・制御装置の機能ブロック図である。 トレンドグラフ上の個々のデータの詳細な数値を確認する際の従来例1を説明する図である。 トレンドグラフ上の個々のデータの詳細な数値を確認する際の従来例2を説明する図である。 タイムスパンが長いトレンドグラフを示す図である。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明に係るグラフ表示装置を含むプロセス監視・制御システムの一実施の形態の概略を示すシステム構成図である。
このプロセス監視・制御システムは、プラント等に設置された不図示のフィールド機器(例えば、スイッチ、バルブ、ポンプ、圧力計、流量計、温度計など)を制御すると共に、フィールド機器から例えば圧力、液量、温度等の計測値を時系列で収集するコントローラ1と、コントローラ1が時系列で収集した計測値(時系列データ)を定期的に取得するサーバ装置2と、オペレータの指示に応じてコントローラ1やサーバ装置2に指令を与えると共にプラントの監視・制御画面を編集作成する監視・制御装置3とから構成される。
図2はサーバ装置2の要部の構成を示すブロック図である。サーバ装置2は、コントローラ1からフィールド機器の時系列データを定期的に取得するデータ取得部21と、取得した時系列データを記憶するデータ記憶部22とを有する。なお、時系列データは、そのデータ値とそのデータの収集時の時刻とが対としてデータ記憶部22に記憶される。
図3は監視・制御装置3のハードウェア構成の概略を示すブロック図である。同図において、3−1はCPU、3−2はRAM、3−3はROM、3−4はハードディスクなどの記憶装置、3−5〜3−7はインターフェイス、3−8はディスプレイ、3−9はキーボード、3−10はマウスである。
CPU3−1は、インターフェイス3−5〜3−7を介して与えられる各種入力情報を得て、RAM3−2にアクセスしながら、ROM3−3や記憶装置3−4に格納されたプログラムに従って動作する。記憶装置3−4には、本実施の形態特有のプログラムとして、トレンドグラフ表示プログラムが格納されている。このトレンドグラフ表示プログラムは、例えばCD−ROMなどの記録媒体に記録された状態で提供され、この記録媒体から読み出されて記憶装置3−4にインストールされている。
なお、この例では、サーバ装置2と監視・制御装置3とを別々に設けているが、これらを一体化させてもよい。また、サーバ装置2とコントローラ1とを一体化させたりするなどしてもよい。
〔実施の形態1:マウスカーソルによって所望のプロット点を選択指定する例〕
以下、記憶装置3−4に格納されているトレンドグラフ表示プログラムに従うCPU3−1の処理動作の第1例(実施の形態1)について説明する。
〔トレンドグラフの表示〕
CPU3−1は、操作者からの要求として、計測点と期間を指定してトレンドグラフの表示要求が出されると、その指定された計測点について、指定された期間の時系列データをサーバ装置2のデータ記憶部22から取得し、この取得した時系列データをグラフ化してディスプレイ3−8上に表示する。図4にディスプレイ3−8上での時系列データの表示例を示す。
この場合、CPU3−1は、横軸を時刻を示す時間軸Xとし、この時間軸Xに直交する縦軸をデータ値を示すデータ軸Yとし、時間軸Xとデータ軸Yとで示される直交平面上に指定された計測点の時系列データをプロットし、このプロットした時系列データ(黒丸で示す点)を折れ線で結んでトレンドグラフG1としてディスプレイ3−8上に表示する。
また、CPU3−1は、このトレンドグラフG1の表示画面中に、数値表示部5と、操作部6とを表示する。数値表示部5には、時刻の表示窓W1と、データ値の表示窓W2とが設けられている。操作部6には、右方向への矢印ボタン(進むボタン)BT1と、左方向への矢印ボタン(戻るボタン)BT2とが設けられている。
〔ヘアライン線の表示〕
このトレンドグラフG1において、個々のプロット点のデータの詳細な数値を確認したい場合、操作者は、マウス3−10を操作して、所望のプロット点が存在する場所にマウスカーソル7を位置させる(図5参照)。図5には、一例として、所望のプロット点をP(n)とし、プロット点P(n)とP(n+1)の間に置いたマウスカーソル7を移動させ、プロット点P(n)へ近づけた例を示している。図5中、P(n+1)はP(n)の時間軸X上の1つ後のプロット点を示し、P(n−1)はP(n)の時間軸X上の1つ前のプロット点を示す。
CPU3−1は、マウスカーソル7がプロット点P(n)に近づき、プロット点P(n)が存在する場所に位置したことを認識すると、すなわちプロット点P(n)が選択指定されたことを認識すると、プロット点P(n)に対してそのプロット点を指し示すポインタとしてヘアライン線8を表示する。このヘアライン線8が本発明でいう着目データポインタである。この例において、ヘアライン線8は垂線とされている。
また、CPU3−1は、このヘアライン線8の表示と同時に、このヘアライン線8によって指し示されるプロット点P(n)におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示する。この場合、時刻は表示窓W1に表示し、データ値は表示窓W2に表示する。
この場合、操作者は、ヘアライン線8が表示されたことにより、このヘアライン線8で指し示されるプロット点P(n)が選択指定されており、数値表示部5に表示された数値情報がその選択指定されたプロット点P(n)の数値情報であることを知る。これにより、操作者は、トレンドグラフG1において、所望のプロット点P(n)を選択し、その選択したプロット点P(n)のデータの詳細な情報を確実に確認することができる。
なお、この例では、プロット点P(n)とP(n+1)の間に置いたマウスカーソル7をプロット点P(n)に近づけるようにしたが、プロット点P(n)とP(n+1)の間にマウスカーソル7を置くと、自動的に、そのマウスカーソル7の直近の前又は後のプロット点のあるところにヘアライン線8が表示されるようにしてもよい。この場合、P(n+1)よりもプロット点P(n)の近くにマウスカーソル7を置くと、CPU3−1は、プロット点P(n)が存在する場所にマウスカーソル7が位置していると認識し、自動的に、プロット点P(n)に対してヘアライン線8を表示する。
〔ヘアライン線の移動:1つずつ隣接するプロット点にヘアライン線を移動させる例(ヘアライン線の移動例1)〕
操作者は、次のプロット点のデータの詳細な情報を確認したい場合、操作部6の進むボタンBT1あるいは戻るボタンBT2をマウスクリックする。例えば、プロット点P(n+1)のデータの詳細な情報を確認したい場合には進むボタンBT1をマウスクリックし、プロット点P(n−1)のデータの詳細な情報を確認したい場合には戻るボタンBT2をマウスクリックする。
進むボタンBT1がマウスクリックされると、CPU3−1は、操作者からの時間軸X上の後方向を指定してのヘアライン線8に対する移動開始の指示として認識し、この指示によって指定される時間軸X上の後方向へヘアライン線8を移動させ、この移動させたヘアライン線8を直近の時系列データのプロット点P(n+1)に停止させる(図6に示す矢印(1)参照)。また、このヘアライン線8の停止と同時に、このヘアライン線8によって指し示されるプロット点P(n+1)におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示する。
戻るボタンBT2がマウスクリックされると、CPU3−1は、操作者からの時間軸X上の前方向を指定してのヘアライン線8に対する移動開始の指示として認識し、この指示によって指定される時間軸X上の前方向へヘアライン線8を移動させ、この移動させたヘアライン線8を直近の時系列データのプロット点P(n−1)に停止させる(図7に示す矢印(2)参照)。また、このヘアライン線8の停止と同時に、このヘアライン線8によって指し示されるプロット点P(n−1)におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示する。
以下同様にして、CPU3−1は、進むボタンBT1が押される毎に、ヘアライン線8を時間軸X上の後方向へ移動させ、隣接する時系列データのプロット点に停止させ、戻るボタンBT2が押される毎に、ヘアライン線8を時間軸X上の前方向へ移動させ、隣接する時系列データのプロット点に停止させる。また、停止させたプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示する。
〔ヘアライン線の移動:次々に隣接するプロット点にヘアライン線を自動的に移動させる例(ヘアライン線の移動例2)〕
操作者は、図5において、次のプロット点のデータの詳細な情報を確認したい場合、操作部6の進むボタンBT1あるいは戻るボタンBT2をマウスクリックする。例えば、時間軸X上の後方向の各プロット点のデータの詳細な情報を確認したい場合には進むボタンBT1をマウスクリックし、時間軸X上の前方向の各プロット点のデータの詳細な情報を確認したい場合には戻るボタンBT2をマウスクリックする。
進むボタンBT1がマウスクリックされると、CPU3−1は、操作者からの時間軸X上の後方向を指定してのヘアライン線8に対する移動開始の指示として認識し、この指示によって指定される時間軸X上の後方向へヘアライン線8を移動させ、この移動させたヘアライン線8を直近の時系列データのプロット点P(n+1)に停止させる(図8に示す矢印(1)参照)。また、このヘアライン線8の停止と同時に、このヘアライン線8によって指し示されるプロット点P(n+1)におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示する。
そして、所定の待ち時間の経過後、時間軸X上の後方向へヘアライン線8を再び移動させ、この移動させたヘアライン線8を直近の時系列データのプロット点P(n+2)に停止させる(図8に示す矢印(2)参照)。また、このヘアライン線8の停止と同時に、このヘアライン線8によって指し示されるプロット点P(n+2)におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示する。
以下同様にして、CPU3−1は、所定の待ち時間が経過する毎に、ヘアライン線8を時間軸X上の後方向へ移動させ、隣接するプロット点に次々に停止させて行く。また、このヘアライン線8の各々の停止位置で、その停止させたプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示して行く。
戻るボタンBT2がマウスクリックされると、CPU3−1は、操作者からの時間軸X上の前方向を指定してのヘアライン線8に対する移動開始の指示として認識し、この指示によって指定される時間軸X上の前方向へヘアライン線8を移動させ、この移動させたヘアライン線8を直近の時系列データのプロット点P(n−1)に停止させる(図9に示す矢印(1)参照)。また、このヘアライン線8の停止と同時に、このヘアライン線8によって指し示されるプロット点P(n−1)におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示する。
そして、所定の待ち時間経過後、時間軸X上の前方向へヘアライン線8を再び移動させ、この移動させたヘアライン線8を直近の時系列データのプロット点P(n−2)に停止させる(図9に示す矢印(2)参照)。また、このヘアライン線8の停止と同時に、このヘアライン線8によって指し示されるプロット点P(n−2)におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示する。
以下同様にして、CPU3−1は、所定の待ち時間が経過する毎に、ヘアライン線8を時間軸X上の前方向へ移動させ、隣接するプロット点に次々に停止させて行く。また、このヘアライン線8の各々の停止位置で、その停止させたプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示して行く。
このようにして、ヘアライン線の移動例2では、進むボタンBT1や戻るボタンBT2をマウスクリックだけで、自動的に、ヘアライン線8が時間軸上の指定された方向へ移動し、この移動したヘアライン線8が時間軸X上の指定された方向の各プロット点に時系列順に順次停止し、その停止したプロット点におけるデータ値と時刻とが数値情報として数値表示部5に表示されて行く。この場合、操作者は、トレンドグラフG1の全体像を見ながら、トレンドグラフG1上のプロット点の移り変わりを動画的に認識することが可能となる。
〔ヘアライン線の移動:所定の時間間隔で次々に直近のプロット点にヘアライン線を自動的に移動させる例(ヘアライン線の移動例3)〕
ヘアライン線の移動例3では、図5に対応する図を図10に示すように、トレンドグラフG1の表示画面中に、条件入力部として数値入力部9を表示させる。
操作者は、図10において、次のプロット点のデータの詳細な情報を確認したい場合、数値入力部9に操作者の指定する規則(スキップルール)として所望の時間間隔(例えば、1時間)を入力のうえ(図11参照)、操作部6の進むボタンBT1あるいは戻るボタンBT2をマウスクリックする。
例えば、指定したスキップルールに応ずる時間軸X上の後方向の各プロット点のデータの詳細な情報を確認したい場合には進むボタンBT1をマウスクリックし、指定したスキップルールに応ずる時間軸X上の前方向の各プロット点のデータの詳細な情報を確認したい場合には戻るボタンBT2をマウスクリックする。
進むボタンBT1がマウスクリックされると、CPU3−1は、操作者からの時間軸X上の後方向を指定してのヘアライン線8に対する移動開始の指示として認識し、この指示によって指定される時間軸X上の後方向へヘアライン線8を移動させる。
この場合、ヘアライン線8の移動幅を数値入力部9に設定された時間間隔とするが、その時間間隔上に時系列データのプロット点が存在しない場合には、直近の時系列データのプロット点(前または後のプロット点)にヘアライン8を停止する(図11に示す矢印(1)参照)。また、このヘアライン線8の停止と同時に、このヘアライン線8によって指し示されるプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示する。
そして、所定の待ち時間経過後、時間軸X上の後方向へヘアライン線8を再び移動させる。この場合も、ヘアライン線8の移動幅を数値入力部9に設定された時間間隔とし、その時間間隔上に時系列データのプロット点が存在しない場合には、直近の時系列データのプロット点(前または後のプロット点)にヘアライン8を停止する(図11に示す矢印(2)参照)。また、このヘアライン線8の停止と同時に、このヘアライン線8によって指し示されるプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示する。
以下同様にして、CPU3−1は、所定の待ち時間が経過する毎に、ヘアライン線8を時間軸X上の後方向へ数値入力部9に設定された時間間隔で移動させ、直近のプロット点に次々に停止させて行く。また、このヘアライン線8の各々の停止位置で、その停止させたプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示して行く。
戻るボタンBT2がマウスクリックされると、CPU3−1は、操作者からの時間軸X上の前方向を指定してのヘアライン線8に対する移動開始の指示として認識し、この指示によって指定される時間軸X上の前方向へヘアライン線8を移動させる。この場合、ヘアライン線8の移動幅を数値入力部9に設定された時間間隔とするが、その時間間隔上に時系列データのプロット点が存在しない場合には、直近の時系列データのプロット点(前または後のプロット点)にヘアライン8を停止する(図12に示す矢印(1)参照)。また、このヘアライン線8の停止と同時に、このヘアライン線8によって指し示されるプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示する。
そして、所定の待ち時間経過後、時間軸X上の前方向へヘアライン線8を再び移動させる。この場合も、ヘアライン線8の移動幅を数値入力部9に設定された時間間隔とし、その時間間隔上に時系列データのプロット点が存在しない場合には、直近の時系列データのプロット点(前または後のプロット点)にヘアライン8を停止する(図12に示す矢印(2)参照)。また、このヘアライン線8の停止と同時に、このヘアライン線8によって指し示されるプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示する。
以下同様にして、CPU3−1は、所定の待ち時間が経過する毎に、ヘアライン線8を時間軸X上の前方向へ数値入力部9に設定された時間間隔で移動させ、直近のプロット点に次々に停止させて行く。また、このヘアライン線8の各々の停止位置で、その停止させたプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示して行く。
このようにして、ヘアライン線の移動例3では、進むボタンBT1や戻るボタンBT2をマウスクリックだけで、自動的に、ヘアライン線8が時間軸上の指定された方向へ移動し、この移動したヘアライン線8が、数値入力部9に設定された時間間隔で、時間軸X上の指定された方向の直近のプロット点に順次停止し、その停止したプロット点におけるデータ値と時刻とが数値情報として数値表示部5に表示されて行く。この場合、操作者は、トレンドグラフG1の全体像を見ながら、トレンドグラフG1上のプロット点の移り変わりを設定された時間間隔で、動画的に認識することが可能となる。
〔ヘアライン線の移動:所定のデータ個数間隔で次々にプロット点にヘアライン線を自動的に移動させる例(ヘアライン線の移動例4)〕
ヘアライン線の移動例4でも、図5に対応する図を図10に示すように、トレンドグラフG1の表示画面中に、条件入力部として数値入力部9を表示させる。
操作者は、図10において、次のプロット点のデータの詳細な情報を確認したい場合、数値入力部9に操作者の指定する規則(スキップルール)として所望のデータ個数間隔(例えば、3個)を入力のうえ(図13参照)、操作部6の進むボタンBT1あるいは戻るボタンBT2をマウスクリックする。
例えば、指定したスキップルールに応ずる時間軸X上の後方向の各プロット点のデータの詳細な情報を確認したい場合には進むボタンBT1をマウスクリックし、指定したスキップルールに応ずる時間軸X上の前方向の各プロット点のデータの詳細な情報を確認したい場合には戻るボタンBT2をマウスクリックする。
進むボタンBT1がマウスクリックされると、CPU3−1は、操作者からの時間軸X上の後方向を指定してのヘアライン線8に対する移動開始の指示として認識し、この指示によって指定される時間軸X上の後方向へヘアライン線8を移動させる。この場合、ヘアライン線8の移動幅を数値入力部9に設定されたデータ個数間隔とし、そのデータ個数間隔を隔てたプロット点にヘアライン線8を停止させる(図13に示す矢印(1)参照)。また、このヘアライン線8の停止と同時に、このヘアライン線8によって指し示されるプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示する。
そして、所定の待ち時間経過後、時間軸X上の後方向へヘアライン線8を再び移動させる。この場合も、ヘアライン線8の移動幅を数値入力部9に設定されたデータ個数間隔とし、そのデータ個数間隔を隔てたプロット点にヘアライン線8を停止させる(図13に示す矢印(2)参照)。また、このヘアライン線8の停止と同時に、このヘアライン線8によって指し示されるプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示する。
以下同様にして、CPU3−1は、所定の待ち時間が経過する毎に、ヘアライン線8を時間軸X上の後方向へ数値入力部9に設定されたデータ個数間隔で移動させ、そのデータ個数間隔を隔てたプロット点に次々に停止させて行く。また、このヘアライン線8の各々の停止位置で、その停止させたプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示して行く。
戻るボタンBT2がマウスクリックされると、CPU3−1は、操作者からの時間軸X上の前方向を指定してのヘアライン線8に対する移動開始の指示として認識し、この指示によって指定される時間軸X上の前方向へヘアライン線8を移動させる。この場合、ヘアライン線8の移動幅を数値入力部9に設定されたデータ個数間隔とし、そのデータ個数間隔を隔てたプロット点にヘアライン線8を停止させる(図14に示す矢印(1)参照)。また、このヘアライン線8の停止と同時に、このヘアライン線8によって指し示されるプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示する。
そして、所定の待ち時間経過後、時間軸X上の前方向へヘアライン線8を再び移動させる。この場合も、ヘアライン線8の移動幅を数値入力部9に設定されたデータ個数間隔とし、そのデータ個数間隔を隔てたプロット点にヘアライン線8を停止させる(図14に示す矢印(2)参照)。また、このヘアライン線8の停止と同時に、このヘアライン線8によって指し示されるプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示する。
以下同様にして、CPU3−1は、所定の待ち時間が経過する毎に、ヘアライン線8を時間軸X上の前方向へ数値入力部9に設定されたデータ個数間隔で移動させ、そのデータ個数間隔を隔てたプロット点に次々に停止させて行く。また、このヘアライン線8の各々の停止位置で、その停止させたプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示して行く。
このようにして、ヘアライン線の移動例4では、進むボタンBT1や戻るボタンBT2をマウスクリックだけで、自動的に、ヘアライン線8が時間軸上の指定された方向へ移動し、この移動したヘアライン線8が、数値入力部9に設定されたデータ個数間隔で、時間軸X上の指定された方向のプロット点に順次停止し、その停止したプロット点におけるデータ値と時刻とが数値情報として数値表示部5に表示されて行く。この場合、操作者は、トレンドグラフG1の全体像を見ながら、トレンドグラフG1上のプロット点の移り変わりを設定されたデータ個数間隔で、動画的に認識することが可能となる。
〔ヘアライン線の移動:所定の条件に適合するデータ値のプロット点に次々にヘアライン線を自動的に移動させる例(ヘアライン線の移動例5)〕
ヘアライン線の移動例5でも、図5に対応する図を図10に示すように、トレンドグラフG1の表示画面中に、条件入力部として数値入力部9を表示させる。
操作者は、図10において、次のプロット点のデータの詳細な情報を確認したい場合、数値入力部9に操作者の指定する規則(スキップルール)として所望の条件に適合するデータ値(例えば、50%以上)を入力のうえ(図15参照)、操作部6の進むボタンBT1あるいは戻るボタンBT2をマウスクリックする。
例えば、指定したスキップルールに応ずる時間軸X上の後方向の各プロット点のデータの詳細な情報を確認したい場合には進むボタンBT1をマウスクリックし、指定したスキップルールに応ずる時間軸X上の前方向の各プロット点のデータの詳細な情報を確認したい場合には戻るボタンBT2をマウスクリックする。
進むボタンBT1がマウスクリックされると、CPU3−1は、操作者からの時間軸X上の後方向を指定してのヘアライン線8に対する移動開始の指示として認識し、この指示によって指定される時間軸X上の後方向へヘアライン線8を移動させる。この場合、時間軸X上の後方向へ移動させたヘアライン線8を、数値入力部9に設定された条件に適合するデータ値のプロット点に停止させる(図15に示す矢印(1)参照)。また、このヘアライン線8の停止と同時に、このヘアライン線8によって指し示されるプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示する。
そして、所定の待ち時間経過後、時間軸X上の後方向へヘアライン線8を再び移動させる。この場合も、時間軸X上の後方向へ移動させたヘアライン線8を、数値入力部9に設定された条件に適合するデータ値のプロット点に停止させる(図15に示す矢印(2)参照)。また、このヘアライン線8の停止と同時に、このヘアライン線8によって指し示されるプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示する。
以下同様にして、CPU3−1は、所定の待ち時間が経過する毎に、ヘアライン線8を時間軸X上の後方向へ移動させ、数値入力部9に設定された条件に適合するデータ値のプロット点に次々に停止させて行く。また、このヘアライン線8の各々の停止位置で、その停止させたプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示して行く。
戻るボタンBT2がマウスクリックされると、CPU3−1は、操作者からの時間軸X上の前方向を指定してのヘアライン線8に対する移動開始の指示として認識し、この指示によって指定される時間軸X上の前方向へヘアライン線8を移動させる。この場合、時間軸X上の後方向へ移動させたヘアライン線8を、数値入力部9に設定された条件に適合するデータ値のプロット点に停止させる(図16に示す矢印(1)参照)。また、このヘアライン線8の停止と同時に、このヘアライン線8によって指し示されるプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示する。
そして、所定の待ち時間経過後、時間軸X上の後方向へヘアライン線8を再び移動させる。この場合も、時間軸X上の前方向へ移動させたヘアライン線8を、数値入力部9に設定された条件に適合するデータ値のプロット点に停止させる(図16に示す矢印(2)参照)。また、このヘアライン線8の停止と同時に、このヘアライン線8によって指し示されるプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示する。
以下同様にして、CPU3−1は、所定の待ち時間が経過する毎に、ヘアライン線8を時間軸X上の前方向へ移動させ、数値入力部9に設定された条件に適合するデータ値のプロット点に次々に停止させて行く。また、このヘアライン線8の各々の停止位置で、その停止させたプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示して行く。
このようにして、ヘアライン線の移動例5では、進むボタンBT1や戻るボタンBT2をマウスクリックだけで、自動的に、ヘアライン線8が時間軸上の指定された方向へ移動し、この移動したヘアライン線8が、そのデータ値が数値入力部9に設定された条件に適合する時間軸X上の指定された方向のプロット点に順次停止し、その停止したプロット点におけるデータ値と時刻とが数値情報として数値表示部5に表示されて行く。この場合、操作者は、トレンドグラフG1の全体像を見ながら、所望の条件に適合するデータ値のプロット点のみを抽出させて、トレンドグラフG1上のプロット点の移り変わりを動画的に認識することが可能となる。
以上、代表的な例としてヘアライン線の移動例1〜5を示して説明したように、操作者は、操作部6の進むボタンBT1や戻るボタンBT2をマウスクリックするという簡単な操作で、トレンドグラフG1の全体を表示したままで、個々のプロット点のデータを的確に指し示し、個々のプロット点における詳細なデータを確認することができ、煩雑な操作を省略して、個々のプロット点のデータの確認作業を効率的に行うことができるようになる。また、ヘアライン線8がトレンドグラフG1上のプロット点に自動的に移動して停止するので、不規則なデータの収集間隔について知識がなくても、トレンドグラフG1上のプロット点のデータを確実に確認することができ、確認ミスを低減することもできる。
〔実施の形態2:時刻を設定して所望のプロット点を選択指定する例〕
次に、記憶装置3−4に格納されているトレンドグラフ表示プログラムに従うCPU3−1の処理動作の第2例(実施の形態2)について説明する。
上述した実施の形態1では、マウスカーソル7を所望のプロット点が存在する場所に位置させた時にそのプロット点に対してヘアライン線8を表示させるものとしたが、実施の形態2では、図17に示すように、時刻入力部10を設け、この時刻入力部10に設定された時刻に最も近い時刻のプロット点に対してヘアライン線8を表示させるようにする。
この例では、時刻入力部10に、時刻として「2011/04/01 15:00:00」を設定している。これにより、CPU3−1は、トレンドグラフG1中、時刻入力部10に設定された時刻との時刻差が最も小さいプロット点として、「2011/04/01 16:00:00」のプロット点P(n)に対してヘアライン線8を表示させている。
この時刻入力部10を設けた例では、図18に示すように、プロット点P(i)にヘアライン線8を表示させた状態から時刻入力部10に時刻を設定することにより、この時刻入力部10に設定された時刻に最も近い時刻のプロット点にヘアライン線8を移動させることもできる。
この例では、時刻入力部10に時刻として「2011/04/01 15:00:00」を設定している。これにより、CPU3−1は、トレンドグラフG1中、時刻入力部10に設定された時刻との時刻差が最も小さいプロット点として、「2011/04/01 16:00:00」のプロット点P(n)にヘアライン線8を移動させている。
このように、時刻入力部10を設けた例では、大まかな時刻を設定すればヘアライン線8が適当なプロット点に表示されたり、移動したりするので、時系列データの収集時刻に対する知識がない操作者でも目的のデータを探し宛てることが容易になる。
〔実施の形態3:所定の条件を設定して所望のプロット点を選択指定する例〕
次に、記憶装置3−4に格納されているトレンドグラフ表示プログラムに従うCPU3−1の処理動作の第3例(実施の形態3)について説明する。
上述した実施の形態1では、マウスカーソル7を所望のプロット点が存在する場所に位置させた時にそのプロット点に対してヘアライン線8を表示させるものとしたが、実施の形態3では、図19に示すように、データ条件入力部11を設け、そのデータ値がデータ条件入力部11に設定された条件に適合するプロット点の全てに対して、ヘアライン線8を表示させるようにする。
この例では、所望の条件として「50%以上」をデータ条件入力部11に設定している。これにより、CPU3−1は、トレンドグラフG1中、そのデータ値がデータ条件入力部11に設定された条件に適合するプロット点の全てに対して、ヘアライン線8を表示する。この例では、それぞれのプロット点に対して、その表示形態を異ならせてヘアライン線8を表示させている。例えば、ヘアライン線8の色や形状を異ならせて表示する。これにより、確認すべきデータ群の散布が把握しやすくなる。なお、ヘアライン線8の表示形態は必ずしも異ならせなくてもよく、全て同じ表示形態で表示させるようにしてもよい。
上述した実施の形態1〜3では、着目データポインタとしてヘアライン線8を表示するようにしたが、このヘアライン線8は必ずしも垂線ではなく、水平線でもよく、垂直線と水平線の両方であってもよい(図20(a)参照)。また、プロット点を指し示すことが判別することができるものであれば、図20(b)に示すような十字状のマーカであってもよく、図20(c)に示すような星印状のマーカなどであってもよい。
また、上述した実施の形態1〜3では、進むボタンBT1と戻るボタンBT2とからなる操作部6を設けるようにしたが、キーボード3−9の矢印キーに進むボタンBT1や戻るボタンBT2の機能を割り当て、この矢印キーの操作によって時間軸X上の前前方向への移動開始の指示を与えるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態1〜3では、説明を簡単とするために表示されるトレンドグラフを1つとしたが、トレンドグラフを複数表示させるようにしてもよい。例えば、図21に示すように、収集時刻を同一とする複数の時系列データをトレンドグラフG1,G2として同一画面上に表示させるようにし、このトレンドグラフG1,G2に対してヘアライン線8を表示させるようにする。この場合、数値表示部5には、ヘアライン線8で指し示されるトレンドグラフG1,G2の各プロット点のデータ値および時刻が表示されるものとなる。
また、上述した実施の形態1〜3では、トレンドグラフG1の表示エリアAR1の外に数値表示部5を設けるようにしたが、グラフ内部にツールチップを出現させて数値表示部5としたり(図22参照)、トレンドグラフG1の表示画面とは別の画面を出現させて数値表示部5としたりしてもよい(図23参照)。
図24に上述した監視・制御装置3の機能ブロック図を示す。監視・制御装置3は、横軸を時刻を示す時間軸Xとし、この時間軸Xと直交する縦軸をデータ値を示すデータ軸Yとし、時間軸Xとデータ軸Yとで示される直交平面上に時系列データをプロットし、このプロットした時系列データを折れ線で結んでディスプレイ3−8上にトレンドグラフG1として表示するトレンドグラフ表示処理部31と、トレンドグラフG1上の所望の時系列データのプロット点の選択指定を可能とする選択指定部32と、選択指定部32よって選択指定された時系列データのプロット点に対してそのプロット点を指し示すヘアヘアライン線8を着目データポインタとして表示する着目データポインタ表示処理部33と、ヘアライン線8によって指し示される時系列データのプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として数値表示部5に表示させる数値情報表示処理部34とを備えている。
実施の形態1では、選択指定部32がマウスカーソル7とされ、着目データポインタ表示処理部33が、マウスカーソル7が時系列データのプロット点が存在する場所に位置した場合に、その場所に位置する時系列データのプロット点を選択指定された時系列データのプロット点とし、この時系列データのプロット点に対してヘアライン線8を表示する。
実施の形態2では、選択指定部32が時刻入力部10とされ、時刻入力部10に設定された時刻に最も近い時系列データのプロット点を選択指定された時系列データのプロット点とし、この時系列データのプロット点に対してヘアライン線8を表示する。
実施の形態3では、選択指定部32がデータ条件入力部11とされ、そのデータ値がデータ条件入力部11に設定された条件に適合する時系列データのプロット点を選択指定された時系列データのプロット点とし、この時系列データのプロット点に対してヘアライン線8を表示する。
〔実施の形態の拡張〕
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の技術思想の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施の形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
1…コントローラ、2…サーバ装置、21…データ取得部、22…データ記憶部、3…監視・制御装置、3−1…CPU、3−2…RAM、3−3…ROM、3−4…記憶装置、3−5〜3−7…インターフェイス、3−8…ディスプレイ、3−9…キーボード、3−10…マウス、5…数値表示部、W1…時刻の表示窓、W2…データ値の表示窓、6…操作部、BT1…右方向への矢印ボタン(進むボタン)、BT2…左方向への矢印ボタン(戻るボタン)、7…マウスカーソル、8…ヘアライン線(着目データポインタ)、9…数値入力部、10…時刻入力部、11…データ条件入力部、31…トレンドグラフ表示処理部、32…選択指定部、33…着目データポインタ表示処理部、34…数値情報表示処理部、G1,G2…トレンドグラフ。

Claims (6)

  1. 第1軸を時刻を示す時間軸とし、この第1軸と直交する第2軸をデータ値を示すデータ軸とし、前記第1軸と前記第2軸とで示される直交平面上に時系列データをプロットし、このプロットした時系列データをトレンドグラフとして表示するトレンドグラフ表示手段と、
    前記トレンドグラフ上の所望の時系列データのプロット点の選択指定を可能とする選択指定手段と、
    前記選択指定手段によって選択指定された時系列データのプロット点に対してそのプロット点を指し示すポインタを着目データポインタとして表示する着目データポインタ表示手段と、
    前記着目データポインタによって指し示される時系列データのプロット点におけるデータ値と時刻とを数値情報として表示する数値情報表示手段と
    を備えることを特徴とするグラフ表示装置。
  2. 請求項1に記載されたグラフ表示装置において、
    前記選択指定手段は、
    操作者の操作によって移動するカーソルであり、
    前記着目データポインタ表示手段は、
    前記カーソルが前記時系列データのプロット点が存在する場所に位置した場合に、その場所に位置する時系列データのプロット点を前記選択指定された時系列データのプロット点とし、この時系列データのプロット点に対して前記着目データポインタを表示する
    ことを特徴とするグラフ表示装置。
  3. 請求項1に記載されたグラフ表示装置において、
    前記選択指定手段は、
    操作者の指定する条件が設定される条件入力部であり、
    前記着目データポインタ表示手段は、
    前記条件入力部に設定された条件に適合する時系列データのプロット点を前記選択指定された時系列データのプロット点とし、この時系列データのプロット点に対して前記着目データポインタを表示する
    ことを特徴とするグラフ表示装置。
  4. 請求項3に記載されたグラフ表示装置において、
    前記条件設定部に設定される条件は、操作者の指定する時刻であり、
    前記着目データポインタ表示手段は、前記条件入力部に設定された時刻に最も近い時系列データのプロット点を前記選択指定された時系列データのプロット点とし、この時系列データのプロット点に対して前記着目データポインタを表示する
    ことを特徴とするグラフ表示装置。
  5. 請求項3に記載されたグラフ表示装置において、
    前記条件設定部に設定される条件は、操作者の指定する所定の条件に適合するデータ値であり、
    前記着目データポインタ表示手段は、そのデータ値が前記条件入力部に設定された所定の条件に適合する時系列データのプロット点を前記選択指定された時系列データのプロット点とし、この時系列データのプロット点に対して前記着目データポインタを表示する
    ことを特徴とするグラフ表示装置。
  6. 請求項5に記載されたグラフ表示装置において、
    前記着目データポインタ表示手段は、前記選択指定された時系列データのプロット点が複数あった場合、その複数の時系列データのプロット点に対して前記着目データポインタを表示形態を異ならせて表示する
    ことを特徴とするグラフ表示装置。
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