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JP2013020953A - バルーン型投光機 - Google Patents

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Abstract

【課題】再点灯に要する時間を短くし、省電力化を可能にすると共に、HIDランプの明るさに匹敵する明るさを持ったLED光源のバルーン型投光機を提供する。
【解決手段】バルーン型投光機1は、バルーン5と、バルーン5の内部に配備した光源部7と、バルーン5を膨らませる空気を供給する送風機10とを備える。光源部7は、筒状放熱器8と筒状放熱器8の表面に配置したLED9を備え、筒状放熱器8は、一面側に断面が櫛歯状の放熱羽14Aを有し他面側にLED9が配置される平面を有する放熱板14を、放熱羽14Aが内側になるように複数枚組み合わせて筒状に構成し、送風機10を送風機10による気流が筒状放熱器8の内側を通り且つLED用電源回路部11を冷却するように配置した。
【選択図】図2

Description

本発明は、屋外などでの照明に用いられる投光機であって、空気で膨らませたバルーン内に光源を配置したバルーン型投光機に関するものである。
従来のバルーン型投光機は、バルーンと、バルーンの内部に設けられる光源と、バルーンを膨らませるための空気を供給する駆動部などによって照明装置が構成され、この照明装置を先端に連結した伸縮自在の支柱と、照明装置に給電するための電源装置などを備えている(下記特許文献1参照)。
一方、LED光源を用いた照明装置が近年普及している。下記特許文献2には、内部に複数のフィン(放熱羽)を構成した柱状ヒートシンク(放熱器)の外側にLEDを配置した全方位照明が可能なLED照明灯が記載されている。
特開2006−92753号公報 特開2010−118325号公報
バルーン型投光機のバルーン内に配備される光源としては、従来、高輝度放電ランプ(HIDランプ)が用いられている。高輝度放電ランプは、明るさの点では申し分ないが、点灯後数分程度十分な光量が得られない問題があり、一度消灯すると再点灯して十分な光量が得られるまでに10〜20分程度の時間を要する。したがって、作業現場において頻繁にバルーン型投光機の点灯,非点灯を繰り返すと作業効率が低下することになり、通常の作業現場では、作業の休止とは無関係に継続的に点灯状態を維持することが行われている。そのため、従来のバルーン型投光機は、点灯直後に十分な光量が得られない不都合があるだけでなく、省電力化の観点からも問題があった。
一方、低消費電力の光源としてLEDが近年脚光を浴びており、LED照明は、様々な形態のものが実用化され、多くの場面で利用されるようになってきた。しかしながら、LEDは熱に弱く、80℃以上で素子の劣化が始まるとされており、発光時の発熱は他の光源に比べると少ないものの、発光寿命を維持するための放熱は白熱灯や蛍光灯などの光源に比べて寧ろ必要性が高い。
バルーン型投光機の光源としてLEDを用いる場合には、HIDランプの明るさに置き換わるような大光量のLEDを用いることによって相応に高い発熱が生じることになるので、効率の高い放熱が不可欠である。
これに対しては、特許文献2に記載されるような内部にフィン構造を備えた筒状の放熱器を用いることが考えられるが、バルーンの内部に配置される放熱器として、単にフィン構造を内部に備えただけの筒状放熱器では十分な放熱効果は得られない。特に、特許文献2に記載されるような円筒状放熱器では、表面に実装されるLEDと曲面状の表面との間で良好な密着性が得られず、熱伝導が不十分になる問題が生じる。また、この問題を解消するためには、LEDが実装される放熱器の局部的な表面を平面加工する必要があり、このような加工を施すと製造工程が煩雑になって、コスト高になる問題が生じる。
また、バルーン型投光機の光源としてLEDを用いる場合には、LED用電源回路の配置が問題になる。大光量のLEDを点灯させるためのワット数の大きなLED用電源回路は発熱も多く、自然冷却するには大きな放熱板が必要になる。このため、大きさや重量の面から支柱上で用いるバルーンの中に放熱板を含めたLED用電源回路を配置するには無理がある。また、バルーンの外にLED用電源回路を配置すると、バルーンの外に置いたLED用電源回路からバルーン内のLEDに電力を供給する配線が必要になり、バルーンを膨らませるための送風機に電力供給する配線と併せて2系統の配線が必要になり、配線の取り回しが煩雑になる問題が生じる。
このように、LED光源をバルーン型投光機に用いることにはいくつかの問題があり、300W以上のHIDランプの光量に匹敵する明るさを有して全方位に光を放つ大光量LEDを用いたバルーン型投光機は、未だ実用に至っていないのが現状である。
本発明は、このような事情に対処するために提案されたものであって、効率の高い放熱を行うことで、300W以上のHIDランプの光量に匹敵する明るさを有して全方位に光を放つ大光量LEDをバルーン型投光機の光源として用いることを可能にし、再点灯に要する時間を短くすると共に省電力化を可能にしたバルーン型投光機を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明は、以下の構成を少なくとも具備するものである。すなわち、本発明のバルーン型投光機は、バルーンと、該バルーンの内部に配備した光源部と、前記バルーンを膨らませる空気を供給する送風機とを備え、全方位に光照射可能なバルーン型投光機であって、前記光源部は、筒状放熱器と該筒状放熱器の表面に配置したLEDを備え、前記筒状放熱器は、一面側に断面が櫛歯状の放熱羽を有し他面側に前記LEDが配置される平面を有する放熱板を、前記放熱羽が内側になるように複数枚組み合わせて筒状に構成し、前記送風機を当該送風機による気流が前記筒状放熱器の内側を通り且つLED用電源回路部を冷却するように配置し、前記LEDは、前記筒状放熱器の表面1cm2あたり30ルーメン以上で、且つ前記筒状放熱器の表面全体で30,000ルーメン以上の光束で発光することを特徴とする。
このような特徴を備えた本発明のバルーン型投光機は、バルーンの内部に配備される光源が筒状放熱器を備えており、この筒状放熱器の内側にバルーンを膨らませるための送風機から得られる気流を通し、この気流を筒状放熱器の放熱羽に当てることで光源部を強制空冷し、併せて、LED用電源回路部を強制冷却している。また、一面側に断面が櫛歯状の放熱羽を有し他面側に平面を有する放熱板の平面上にLEDを配置しているので、良好な放熱板への熱伝導を可能にしている。
これによって、LEDを備えた光源部に対して高効率な放熱を可能にし、300W以上のHIDランプの光量に匹敵する明るさを有して全方位に光を放つ大光量LEDをバルーン型投光機の光源として用いることを可能にした。このようなLEDを内蔵したバルーン型投光機は、再点灯に要する時間を短くすることができるので、必要に応じて頻繁に点灯,非点灯を繰り返すことが可能になり、省電力化が可能になる。また、特に蓄電池を電源として用いる場合には、必要なときだけ点灯することができるので、充電一回あたりの実質的な使用可能時間を延ばすことができる。
本発明の実施形態に係るバルーン型投光機の全体構成を示した説明図である。 本発明の実施形態に係るバルーン型投光機において、バルーンの内部に配備される光源部の構成例を示した説明図である。 本発明の実施形態における筒状放熱器の他の形態例を示した断面図である。 本発明の実施形態における光源部に用いる筒状放熱器を構成する放熱板の断面形状を例示した説明図である。 放熱板に対するLEDの配置・実装形態を示した説明図である。 筒状放熱器における放熱板の組み合わせ形態の一例を示した説明図である。 筒状放熱器における放熱板の組み合わせ形態の一例を示した説明図である。 本発明の実施形態に係るバルーン型投光機の他の形態例を示した説明図である。
本発明の実施形態に係るバルーン型投光機は、バルーンと、バルーンの内部に配備した光源部と、バルーンを膨らませる空気を供給する送風機とを備え、全方位に光照射可能なバルーン型投光機である。光源部は、筒状放熱器と筒状放熱器の表面に配置したLEDを備えている。筒状放熱器は、一面側に断面が櫛歯状の放熱羽を有し他面側にLEDが配置される平面を有する放熱板を、放熱羽が内側になるように複数枚組み合わせて筒状に構成している。そして、送風機を当該送風機による気流が筒状放熱器の内側を通り且つLED用電源回路部を冷却するように配置している。このような放熱構成を採用して、筒状放熱器とLED用電源回路部を送風によって強制冷却することで、LEDを筒状放熱器の表面1cm2あたり30ルーメン以上で、且つ筒状放熱器の表面全体で30,000ルーメン以上の光束で発光させることが可能になる。
筒状放熱器の放熱板は、アルミニウム材などによって形成することができ、櫛歯状の放熱羽を内側にして3枚以上の放熱板を組み合わせることで筒状に構成することができる。放熱板を筒状にした筒状放熱器は、たとえば板金加工したフレームに放熱板を筒状になるように配置し取り付けたものや、放熱板の両側部に一対の噛み合わせ部を設け、これらを噛み合せて接合し複数の放熱板を筒状に組み合わせたものなどで得ることができる。従って、この筒状放熱器は必要に応じて放熱板の数を増やすことが可能であり、この筒状放熱器の内側に気流を通すことで放熱効果を高め、目的に合わせた明るさの大光量で全方位に照射可能なLED光源のバルーン型投光機を得ることができる。
以上のようにして得られたバルーン型投光機は、再点灯時間を気にすることなく消灯,点灯を繰り返すことが可能なこと、HIDランプと異なり点灯直後から十分な光量が得られすぐに使用可能なことから、不要時は消灯し、必要になればいつでも再点灯して使用でき、投光機の電源としてバッテリーを用いた場合は、特に省電力による使用時間の実質的な延長が期待できる。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るバルーン型投光機の具体的な構成を説明する。図1は、本発明の実施形態に係るバルーン型投光機の全体構成を示した説明図である。バルーン型投光機1(1A,1B)はその使い方や設置場所などの状況に応じて各種の形態があり、図1はその一部の例を示したものである。図1(a)に示したバルーン型投光機1(1A)は、車輪2aを備えた移動可能な台車2に、電源部3としての発電機又は蓄電池を搭載し、更に台車2には伸縮支柱4を取り付け、その先端にバルーン5を取り付けた全体構成を有している。図1(b)に示したバルーン型投光機1(1B)は三脚6に取り付けた伸縮支柱4の先端にバルーン5を取り付けた全体構成を有している。
図2は、本発明の実施形態に係るバルーン型投光機において、バルーンの内部に配備される光源部の構成例を示した説明図である。図2(a),(b),(c)に示すように、光源部7は、筒状放熱器8と、筒状放熱器8の表面に配置されたLED9とを備えている。ここで、図2(c)は図2(a)及び図2(b)のA−A断面図を示している。
図2(a)に示した例では、筒状放熱器8の下部に、筒状放熱器8の冷却とバルーン5を膨らますことを兼ねた送風機10が配備されており、筒状放熱器8と送風機10との間にはLED用電源回路部11が設置されている。この例では、送風機10からの気流はLED用電源回路部11を経由して筒状放熱器8の内側を通っており、送風機10の気流は筒状放熱器8とLED用電源回路部11を同時に冷却している。
図2(b)は、光源部7を筒状放熱器の中心軸を通る平面で切った断面図である。図2(b)に示した例では、送風機10が筒状放熱器8の上部に配置されている。この例では、送風機10が筒状放熱器8の上部に設置されていることで、送風機10によって吸引された気流Wは筒状放熱器8の下部に設置されたLED用電源回路部11を冷却し、筒状放熱器8の内側を通り、筒状放熱器8を冷却した後、送風機10によりバルーン5内に排出され、バルーン5を膨らませる。この場合、LED用電源回路部11は筒状放熱器8と送風機10の間に設置することも、筒状放熱器8の内側に設置することも可能である。
図2(a),(b),(c)に示した例は、支柱12がバルーン5,光源部7,送風機10,LED用電源回路部11を支えている。図2(c)に示す例では、筒状放熱器8の外側に4本の支柱12が設けられているが、支柱12の数は4本に限られたものではない。
図2(c)に示すように、筒状放熱器8は、複数の放熱板14を組み合わせて構成される。個々の放熱板14は、一面側に断面が櫛歯状の放熱羽14Aを有し他面側にLED9が配置される平面を有する。図2(c)に示した例では、筒状放熱器8の内側の空間のほぼ全域に所定の間隔を開けて放熱羽14Aが延設されている。放熱羽14Aの幅と隣接する放熱羽14A,14A間の間隔は、良好な放熱効率が得られるように設定される。一例として、放熱羽14Aの幅をP、隣接する放熱羽14A,14A間の間隔Qとすると、P/Qを1/1〜1/8にすることが好ましい。
図3は、本発明の実施形態における筒状放熱器の他の形態例を示した断面図である。図3に示した例も図2(c)に示した例と同様に、筒状放熱器8は、一面側に断面が櫛歯状の放熱羽14Aを有し、高熱伝導性材料からなる放熱板14を放熱羽14Aが内側になるように複数枚組み合わせて筒状にしたものである。
図3(a)に示した例は、6枚の放熱板14からなる筒状放熱器8であり、筒の中に送風機10からの気流を通す空間Sが形成されている。この空間Sを適正な割合で形成することで効率の良い放熱が可能となる。図3(b)は筒の中心に気流の流れを妨げて、より多くの気流が放熱羽14Aの間を流れるようにしたもので、筒状放熱器8の内側における放熱羽14Aの無い中心部に気流を妨げる構造物15が配置されている。この構造物15はLED用電源回路部11によって構成することができる。このような構造物15を設けることで、気流が主に放熱羽14Aの間を流れるようになるので、更に効率の良い冷却が可能となる。
図4は、本発明の実施形態における光源部に用いる筒状放熱器を構成する放熱板の断面形状を例示した説明図である。放熱板14は、LEDを配置する平面14Bとその反対側に形成される放熱羽14Aを備えている。図4(b),(d)に示した放熱板14(14−1,14−3)は、LEDを実装したアルミ基板を固定するための溝14Cを備えており、図4(c),(d)に示した放熱板14(14−2,14−3)は、その両端に隣り合う放熱板14を繋げるための噛み合わせ部14E,14Dを備えている。ここで噛み合わせ部14Eは円柱状の凸部であり、噛み合わせ部14Dは噛み合わせ部14Eが係合する凹部である。
図5は、放熱板に対するLEDの配置・実装形態を示した説明図である。放熱板14にLEDを配備するには、例えば、図5(a)に示したように、放熱板14に直接LED9をビスなどで固定して配線する方法、または、図5(b)に示したように、LED9をアルミ基板16に実装し、これを放熱板14にビスなどの手段で固定させる方法、更には図5(c)に示したように、LED実装アルミ基板16を、アルミ基板16を固定する溝14Cを持った放熱板14に差し込む方法などがある。アルミ基板16を溝14Cに差し込む場合は、アルミ基板16から放熱板14への熱伝導を良くするために、図5(c)で示したように、放熱板14の表面14Bの中央部に膨らみ14B1を持たせても良い。その膨らみの高さは、低すぎるとアルミ基板16と放熱板14の表面14Bとの接触が悪くなり冷却効率が落ち、高すぎるとアルミ基板16を放熱板14の溝14Cに差し込むのが困難になってしまうため、アルミ基板16の厚さ、溝14Cの幅等に応じて最適な高さに設定する。
図6及び図7は、筒状放熱器における放熱板の組み合わせ形態を示した説明図である。各種形態の放熱板14を組み合わせて筒状放熱器8を形成するには、例えば、図6に示したように、板金部材(フレーム)20を用いて、放熱板14の端部をビス21などで固定する方法、図7で示したように、噛み合わせ部14E,14Dを持つ放熱板14(14−2,14−3)の噛み合わせ部14E,14Dを接合して、複数枚の放熱板14を組み合わせる方法などがある。このようにして得られた筒状放熱器8は筒の中にバルーンを膨らます気流を冷却用の気流として流すことで、効率の良い放熱が可能となり1cm2あたり30ルーメン以上の光束を発するLED9を点灯させることができる。
図8は、本発明の実施形態に係るバルーン型投光機の他の形態例を示した説明図である(前述した例と共通する部位には同じ符号を付して一部説明を省略する)。図8(b)は図8(a)におけるB−B断面図を示している。図8に示した例は、図2における支柱12を無くして、筒状放熱器8自体がバルーン5を支える支持構造物を兼ねている。この例では、送風機10はLED用電源回路部11と筒状放熱器8の間に位置しており、LED用電源回路部11は送風機10によって引き込まれる気流で冷却される。また、LED9の保護と防水のために、筒状放熱器8の表面に配置されたLED9を覆うように透明保護部材13を設けても良い。ここでは円柱状の透明保護部材13の形態を示しているが、これに限らず透明保護部材13の形態は多角形柱状などであってもよい。
図8に示す例のように、筒状放熱器8が支持構造物を兼ねる場合、筒状放熱器8は、図6及び図7に示す構造を採用することができる。特に、図7に示すように、噛み合わせ部14E,14Dを備えた放熱板14を用い、噛み合わせ部14E,14Dを噛み合わせて複数の放熱板14を組み合わせて筒状放熱器8を形成することで、噛み合わせ部14E,14Dが補強構造となり、より強固な支持構造物を得ることができる。
以上説明したように、本発明の実施形態に係るバルーン型投光機1は、バルーン5を膨らますためにバルーン5の内部に送り続けられる送風機10の気流を利用して、光源部7の放熱板14を強制空冷することで熱に弱いLED9が配備された光源部7を効率的に冷却するものである。この際、放熱板14を組み合わせて筒状放熱器8を構成して筒状放熱器8の内側を気流の通路とし、その内側に放熱板14の放熱羽14Aを集約させることで放熱の効率を高めている。
LEDをバルーン型投光機に用いるためには、現在市場にある300ワット以上のHIDランプを用いたバルーン型投光機の光源と同等、又はそれ以上の大光量が求められ、筒状放熱器8の表面全体で30,000ルーメン以上の光束を発する大光量光源が求められる。本発明の実施形態に係るバルーン型投光機1はバルーン5の中に納めるために大きさの制約がある中でも、この大光量を出力させながらLEDの適正な寿命を確保することができた。また、30,000ルーメン以上の大光量のLEDを点灯させるためのLED用電源回路部11もバルーン5を膨らます気流で冷却することで、LED用電源回路部11の放熱板を小さくすることが可能となり、光源部7を小型軽量にすることができる。LED用電源回路部11の設置場所は、筒状放熱器8の下端側、上端側、内側のどこにでも設置可能となり設計の自由度が向上する。以上のようにして得られた本発明の実施形態に係るバルーン型投光機1は、十分な明るさを持ち、必要に応じて点灯、消灯を繰り返すことができ、極めて使い勝手が良いものとなった。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。上述の各図で示した実施の形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。また、各図の記載内容はそれぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
1,1A,1B:バルーン型投光機,2:台車,3:電源部,4:伸縮支柱,
5:バルーン,7:光源部,8:筒状放熱器,9:LED,10:送風機,
11:LED用電源回路部,13:透明保護部材,
14:放熱板,14A:放熱羽,14B:平面,14C:溝,
14E,14D:噛み合わせ部,15:構造物,16:アルミ基板,
20:板金部材(フレーム),21:ビス

Claims (7)

  1. バルーンと、該バルーンの内部に配備した光源部と、前記バルーンを膨らませる空気を供給する送風機とを備え、全方位に光照射可能なバルーン型投光機であって、
    前記光源部は、筒状放熱器と該筒状放熱器の表面に配置したLEDを備え、
    前記筒状放熱器は、一面側に断面が櫛歯状の放熱羽を有し他面側に前記LEDが配置される平面を有する放熱板を、前記放熱羽が内側になるように複数枚組み合わせて筒状に構成し、
    前記送風機を当該送風機による気流が前記筒状放熱器の内側を通り且つLED用電源回路部を冷却するように配置し、
    前記LEDは、前記筒状放熱器の表面1cm2あたり30ルーメン以上で、且つ前記筒状放熱器の表面全体で30,000ルーメン以上の光束で発光することを特徴とするバルーン型投光機。
  2. 前記筒状放熱器の内部に前記LED用電源回路部を配置したことを特徴とする請求項1記載のバルーン型投光機。
  3. 前記筒状放熱器と前記送風機の間に前記LED用電源回路部を配置したことを特徴とする請求項1記載のバルーン型投光機。
  4. 前記送風機が前記筒状放熱器と前記LED用電源回路部の間に位置することを特徴とする請求項1記載のバルーン型投光機。
  5. 前記筒状放熱器の内側のほぼ全域に前記放熱羽を延設したことを特徴とする請求項1,3,4のいずれかに記載のバルーン型投光機。
  6. 前記筒状放熱器が、前記バルーンを支える支持構造物を兼ねることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のバルーン型投光機。
  7. 前記筒状放熱器は、前記放熱板がその両端に隣り合う前記放熱板を繋げるための噛み合わせ部を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のバルーン型投光機。
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