JP2013010899A - 樹脂ワニス、ろ過処理樹脂ワニス及びその製造方法、積層フィルム並びに多層基板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る樹脂ワニスは、エポキシ樹脂と、硬化剤と、シランカップリング剤により表面処理されたシリカとを含有する。本発明に係る樹脂ワニスでは、23℃及び3.83[1/s]での粘度が、150mPa・s以上、1000mPa・s以下であり、23℃及び3.83[1/s]での粘度(mPa・s)の23℃及び191.5[1/s]での粘度(mPa・s)に対する粘度比が、1.0以上、3.0以下である。
【選択図】図1
Description
本発明に係る樹脂ワニスは、エポキシ樹脂と、硬化剤と、シランカップリング剤により表面処理されたシリカとを含有する。本発明に係る樹脂ワニスでは、23℃及び3.83[1/s]での粘度Aが、150mPa・s以上、1000mPa・s以下であり、23℃及び3.83[1/s]での粘度A(mPa・s)の23℃及び191.5[1/s]での粘度B(mPa・s)に対する粘度比(A/B)が、1.0以上、3.0以下である。
粒子の捕捉効率は、目的の粒子径のラテックスビーズ等の粒子を精製水に分散させ、フィルターをワンパスさせた前後の粒子を、パーティクルカウンターにて測定することにより求められる。この捕捉効率の測定方法は、例えば、ロキテクノ社のフィルターカートリッジのカタログ等に記載されている。
上記樹脂ワニスに含まれているエポキシ樹脂は特に限定されない。該エポキシ樹脂として、従来公知のエポキシ樹脂を使用可能である。該エポキシ樹脂は、少なくとも1個のエポキシ基を有する有機化合物をいう。上記エポキシ樹脂は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記樹脂ワニスに含まれている硬化剤は特に限定されない。該硬化剤として、従来公知の硬化剤を使用可能である。上記硬化剤は1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
硬化物の熱による寸法変化を小さくすること、並びに硬化物と金属層との接着強度を高めることなどを目的として、上記樹脂ワニスは、シリカを含む。該シリカは、シランカップリング剤により表面処理されている。シランカップリング剤により表面処理されたシリカの使用により、硬化物の粗化処理された表面の表面粗さが小さくなる。上記シリカは、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。上記シランカップリング剤は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記樹脂ワニスは、必要に応じて硬化促進剤を含んでいてもよい。硬化促進剤の使用により、硬化速度がより一層速くなる。ろ過処理樹脂ワニスを速やかに硬化させることで、硬化物の架橋構造が均一になると共に、未反応の官能基数が減り、結果的に架橋密度が高くなる。該硬化促進剤は特に限定されず、従来公知の硬化促進剤を使用可能である。上記硬化促進剤は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記ろ過処理樹脂ワニスをフィルム状に成形する方法としては、例えばろ過処理樹脂ワニスをキャスティングしてフィルム状に成形するキャスティング成形法、並びに従来公知のその他のフィルム成形法等が挙げられる。なかでも、薄型化を進めることができるので、キャスティング成形法が好ましい。フィルムにはシートが含まれる。
上記ろ過処理樹脂ワニス及び該ろ過処理樹脂ワニスにより形成された樹脂フィルムは、プリント配線板において絶縁層を形成するために好適に用いられる。
上記ろ過処理樹脂ワニスは、銅張り積層板を得るために好適に用いられる。上記銅張り積層板の一例として、銅箔と、該銅箔の一方の表面に積層された樹脂フィルムとを備える銅張り積層板が挙げられる。この銅張り積層板の樹脂フィルムが、上記ろ過処理樹脂ワニスにより形成される。
上記ろ過処理樹脂ワニスは、粗化処理される硬化物を得るために用いられることが好ましい。上記硬化物には、更に硬化が可能な予備硬化物も含まれる。
また、上記ろ過処理樹脂ワニスを予備硬化させることにより得られた予備硬化物又は硬化物に、貫通孔が形成されることがある。上記多層基板などでは、貫通孔として、ビア又はスルーホール等が形成される。例えば、ビアは、CO2レーザー等のレーザーの照射により形成できる。ビアの直径は特に限定されないが、60〜80μm程度である。上記貫通孔の形成により、ビア内の底部には、硬化物層に含まれている樹脂成分に由来する樹脂の残渣であるスミアが形成されることが多い。
ビスフェノールA型エポキシ樹脂(DIC社製「850」、エポキシ当量189)
ビスフェノールS型エポキシ樹脂(DIC社製「EXA1517」、エポキシ当量237)
トリグリシジルイソシアヌレート(日産化学工業社製「TEPIC−SP」、エポキシ当量105)
ビフェニル型エポキシ樹脂(日本化薬社製「NC−3000−H」、エポキシ当量290)
シアネートエステル硬化剤含有液(ロンザジャパン社製「BA−230S」、固形分75重量%とメチルエチルケトン25重量%とを含む、シアネートエステル当量235)
アラルキル型フェノール化合物(明和化成社製「MEH−7800−S」、水酸基当量174)
ビフェニルノボラック型フェノール(明和化成社製「MEH−7851−4H」、水酸基当量240)
イミダゾール化合物(2−エチル−4−メチルイミダゾール、四国化成工業社製「2E4MZ」)
フェノキシ樹脂含有液(三菱化学社製「YX6954BH30」、固形分30重量%とメチルエチルケトン35重量%とシクロヘキサノン35重量%とを含む、重量平均分子量39000)
ポリビニルアセタール樹脂(積水化学工業社製「BX−5」、計算分子量130000)
シリカ含有スラリー(アドマテックス社製「SC2050−HNK」、N−フェニル−3−アミノプロピル基(SP値10.3)を有するシランカップリング剤(信越化学工業社製「KBM−573」)により表面処理された球状シリカ(アドマテックス社製「SO−C2」)を含む、平均粒子径0.5μm、固形分70重量%とシクロヘキサノン30重量%とを含む)
シリカ含有スラリー(アドマテックス社製「SC2050−HND」、3−グリシドキシプロピル基(SP値9.3)を有するシランカップリング剤(信越化学工業社製「KBM−403」)により表面処理された球状シリカ(アドマテックス社製「SO−C2」)を含む、平均粒子径0.5μm、固形分70重量%とシクロヘキサノン30重量%とを含む)
シリカ含有スラリー(アドマテックス社製「SC2050−HNF」、ビニル基(SP値7.9)を有するシランカップリング剤(信越化学工業社製「KBM−1003」)により表面処理された球状シリカ(アドマテックス社製「SO−C2」)を含む、平均粒子径0.5μm、固形分70重量%とシクロヘキサノン30重量%とを含む)
シリカ含有スラリー(アドマテックス社製「SC2050−FNA」、特殊骨格イミダゾール基(SP値10.5)を有するシランカップリング剤(JX日鉱日石金属社製「IM−1000」)により表面処理された球状シリカ(アドマテックス社製「SO−C2」)を含む、平均粒子径0.5μm、固形分70重量%とジメチルホルムアミド30重量%とを含む)
シリカ含有スラリー(アドマテックス社製「SC1050−HKB」、3−グリシドキシプロピル基(SP値9.3)を有するシランカップリング剤(信越化学工業社製「KBM−403」)により表面処理された球状シリカ(アドマテックス社製「SO−C1」)を含む、平均粒子径0.25μm、固形分55重量%とシクロヘキサノン45重量%とを含む)
溶剤(CHN、シクロヘキサノン、和光純薬工業社製「037−05096」)
シリカ含有スラリー(アドマテックス社製「SC2050−HND」)64重量部に、シアネートエステル硬化剤含有液(ロンザジャパン社製「BA−230S」)7.5重量部と、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(DIC社製「850」)8.5重量部と、ビフェニル型エポキシ樹脂(日本化薬社製「NC−3000−H」)7重量部と、フェノキシ樹脂含有液(三菱化学社製「YX6954BH30」)12.6重量部と、イミダゾール化合物(四国化成社製「2E4MZ」)0.4重量部とを加え、ホモミクサー(プライミクス社製「T.K.オートミクサー20型」)にて、均一な溶液となるまで室温で2時間攪拌溶解させ、樹脂ワニスAを得た。
使用した材料の種類及び配合量を下記の表1に示すように設定したこと以外は実施例1と同様にして、樹脂ワニスAを得た。この樹脂ワニスAをろ過するためのフィルターを、プリーツ型カートリッジフィルター(ロキテクノ社製「SHP−100」、2μm以上の粒子の捕捉効率が97.3%を超える)に変更したこと以外は実施例1と同様にして、ろ過処理樹脂ワニスBを得た。
使用した材料の種類及び配合量を下記の表1に示すように設定したこと以外は実施例1と同様にして、樹脂ワニスAを得た。この樹脂ワニスAをろ過するためのフィルターを、プリーツ型カートリッジフィルター(ロキテクノ社製「MPX−060」、2μm以上の粒子の捕捉効率が99.99%を超える)に変更したこと以外は実施例1と同様にして、ろ過処理樹脂ワニスBを得た。
使用した材料の種類及び配合量を下記の表1に示すように設定したこと以外は実施例1と同様にして、樹脂ワニスAを得た。この樹脂ワニスAをろ過するためのフィルターを、プリーツ型カートリッジフィルター(ロキテクノ社製「SHP−050」、2μm以上の粒子の捕捉効率が99.9%を超える)に変更したこと以外は実施例1と同様にして、ろ過処理樹脂ワニスBを得た。
使用した材料の種類及び配合量を下記の表1に示すように設定したこと以外は実施例1と同様にして、樹脂ワニスAを得た。この樹脂ワニスAをろ過するためのフィルターを、プリーツ型カートリッジフィルター(ロキテクノ社製「SHP−050」、2μm以上の粒子の捕捉効率が99.9%を超える)に変更したこと以外は実施例1と同様にして、ろ過処理樹脂ワニスBを得た。
使用した材料の種類及び配合量を下記の表1に示すように設定したこと以外は実施例1と同様にして、樹脂ワニスAを得た。この樹脂ワニスAをろ過するためのフィルターを、プリーツ型カートリッジフィルター(ロキテクノ社製「SHP−050」、2μm以上の粒子の捕捉効率が99.9%を超える)に変更したこと以外は実施例1と同様にして、ろ過処理樹脂ワニスBを得た。
使用した材料の種類及び配合量を下記の表1に示すように設定したこと以外は実施例1と同様にして、樹脂ワニスAを得た。この樹脂ワニスAをろ過するためのフィルターを、プリーツ型カートリッジフィルター(ロキテクノ社製「SHP−050」、2μm以上の粒子の捕捉効率が99.9%を超える)に変更したこと以外は実施例1と同様にして、ろ過処理樹脂ワニスBを得た。
使用した材料の種類及び配合量を下記の表1に示すように設定したこと以外は実施例1と同様にして、樹脂ワニスAを得た。この樹脂ワニスAをろ過するためのフィルターを、プリーツ型カートリッジフィルター(ロキテクノ社製「SHP−100」、2μm以上の粒子の捕捉効率が97.3%を超える)に変更したこと以外は実施例1と同様にして、ろ過処理樹脂ワニスBを得た。
使用した材料の種類及び配合量を下記の表1に示すように設定したこと以外は実施例1と同様にして、樹脂ワニスAを得た。この樹脂ワニスAをろ過するためのフィルターを、プリーツ型カートリッジフィルター(ロキテクノ社製「SHP−100」、2μm以上の粒子の捕捉効率が97.3%を超える)に変更したこと以外は実施例1と同様にして、ろ過処理樹脂ワニスBを得た。
実施例1で得られた樹脂ワニスAを用意した。この樹脂ワニスAをろ過するためのフィルターを、ノンプリーツ形状の積層型カートリッジフィルター(ロキテクノ社製「SLS−050」、2μm以上の粒子の捕捉効率が98.0%を超える)に変更したこと以外は実施例1と同様にして、ろ過処理樹脂ワニスBを得た。
実施例1で得られた樹脂ワニスAを用意した。この樹脂ワニスAをろ過するためのフィルターを、ノンプリーツ形状の積層型カートリッジフィルター(ロキテクノ社製「HC−05」、2μm以上の粒子の捕捉効率が80.0%を超える)に変更したこと以外は実施例1と同様にして、ろ過処理樹脂ワニスBを得た。
(1)粘度
粘度計(東機産業社製「TV33」)を用いて、得られた樹脂ワニスAの23℃及び3.83[1/s]での粘度Aと、23℃及び191.5[1/s]での粘度Bとを測定した。粘度Aと粘度Bとの値から、粘度比(A/B)を求めた。
得られたろ過処理樹脂ワニスBに、該ろ過処理樹脂ワニスBと同重量のシクロヘキサノンを加えた後、12000rpm及び20分の条件で遠心処理することにより、シリカを沈降させて、シリカのみを回収した。回収したシリカに固形分35重量%となるようにシクロヘキサノンを加え、シリカを再分散させた。超音波100Wで3分間分散処理し、測定溶液を得た。フロー式粒子像分析装置(シスメックス社製「FPIA−3000S」)を用いて、得られた測定溶液における粗粒量を測定した。下記の基準で粗粒カット精度を判定した。
○:2μm以上の粗粒の割合が10ppm未満である
△:2μm以上の粗粒の割合が10ppm以上、100ppm未満である
×:2μm以上の粗粒の割合が100ppm以上である
塗工機を用いて、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム上に、得られた樹脂ワニスBを塗工した。100℃の恒温器(エスペック社製)内で2分間乾燥し、溶剤を揮発させた。このようにして、PETフィルム(厚み25μm)上に、厚さが40μmであり、溶剤の残量が1.0重量%以上、1.5重量%以下である樹脂フィルムを得た。得られた樹脂フィルムの表面を、顕微鏡(オリンパス社製「STM6」)により観察し、ベナードセルの発生の有無を評価した。また、レーザー干渉計(Vecco社製「NT1100」)により0.5cm×2.0cmの範囲内の凹凸を解析した。両解析結果から、下記の基準で塗工性を判定した。
○:表面の凹凸が1.5μm未満、かつベナートセルが発生していない
△:表面の凹凸が1.5μm以上、2.0μm未満、かつベナートセルが発生していない
×:表面の凹凸が2.0μm以上、又はベナードセル、ゆず肌が発生している
量産用に使用するカートリッジフィルターの1/25スケールのカートリッジフィルターを使用し、量産性を評価した。モーノポンプと上記フィルター間に圧力計を設置し、得られた樹脂ワニスA10kg処理した際の差圧を計測した。実生産で使用するフィルターに換算すると、250kgの処理に相当する。下記の基準で量産性を判定した。
○:樹脂ワニスA10kgろ過処理後のろ過圧力が0.3MPa未満である
△:樹脂ワニスA10kgろ過処理後のろ過圧力が0.3MPa以上、0.5MPa未満である
×:樹脂ワニスA10kgろ過処理後のろ過圧力が0.5MPa以上である
12…回路基板
12a…上面
13〜16…硬化物層
17…金属層
Claims (13)
- エポキシ樹脂と、硬化剤と、シランカップリング剤により表面処理されたシリカとを含有し、
23℃及び3.83[1/s]での粘度が、150mPa・s以上、1000mPa・s以下であり、
23℃及び3.83[1/s]での粘度(mPa・s)の23℃及び191.5[1/s]での粘度(mPa・s)に対する粘度比が、1.0以上、3.0以下である、樹脂ワニス。 - 前記シランカップリング剤が、SP値が7.4以上、10.4以下である有機基を有する、請求項1に記載の樹脂ワニス。
- 前記シリカが球状シリカである、請求項1又は2に記載の樹脂ワニス。
- 樹脂ワニス100重量%中、前記シリカの含有量が30重量%以上、70重量%以下である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の樹脂ワニス。
- 前記シリカの平均粒子径が0.1μm以上、1μm以下である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の樹脂ワニス。
- フェノキシ樹脂をさらに含有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の樹脂ワニス。
- 2μm以上の粒子の捕捉効率が95%以上であるプリーツ型カートリッジフィルターで1回以上ろ過処理される樹脂ワニスである、請求項1〜6のいずれか1項に記載の樹脂ワニス。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載の樹脂ワニスを、2μm以上の粒子の捕捉効率が95%以上であるプリーツ型カートリッジフィルターで1回以上ろ過処理することにより得られたろ過処理樹脂ワニス。
- 前記プリーツ型カートリッジフィルターの材質が、ナイロン、ポリプロピレン、ポリオレフィン、ポリテトラフルオロエチレン、グラスファイバー又はポリフェニレンサルファイドである、請求項8に記載のろ過処理樹脂ワニス。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載の樹脂ワニスを、2μm以上の粒子の捕捉効率が95%以上であるプリーツ型カートリッジフィルターで1回以上ろ過処理することによりろ過処理樹脂ワニスを得る、ろ過処理樹脂ワニスの製造方法。
- 前記プリーツ型カートリッジフィルターの材質が、ナイロン、ポリプロピレン、ポリオレフィン、ポリテトラフルオロエチレン、グラスファイバー又はポリフェニレンサルファイドである、請求項10に記載のろ過処理樹脂ワニスの製造方法。
- 基材と、前記基材の一方の表面に積層されており、かつ請求項8又は9に記載のろ過処理樹脂ワニスを用いて形成された樹脂フィルムとを備える、積層フィルム。
- 回路基板と、前記回路基板の表面上に配置された硬化物層とを備え、
前記硬化物層が、請求項8又は9に記載のろ過処理樹脂ワニスを硬化させることにより形成されている、多層基板。
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