JP2013074572A - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】デジタルカメラ1は、パノラマ画像を合成するための複数の画像データを取得する画像取得部52と、画像取得部52が取得した画像データの夫々に含まれる人物の顔を検出する顔検出部53と、顔検出部53が検出した人物の顔の表情の判定を行う表情判定部55と、表情判定部55により所定値以上の評価値であると判定された人物の顔を、パノラマ画像に用いる人物の顔であると決定する表情決定部56と、を備える。
【選択図】図1
Description
したがって、ハードスペックを超えるような広角画像、例えばいわゆるパノラマ画像を得るための技術のひとつとして、パノラマ撮像が従来から知られている。
すると、デジタルカメラは、その間に複数回の撮像処理を実行し、当該複数回の撮像処理の各々の結果得られた複数の画像(以下、「撮像画像」と呼ぶ)の画像データを横方向(水平方向)に合成することによって、パノラマ画像の画像データを生成する。
特許文献1には、複数回の撮像処理のたびに撮像画像における特徴点を検出し、隣接する2枚の撮像画像の特徴点同士が一致するように、複数の撮像画像の画像データを横方向に合成することによって、パノラマ画像の画像データを生成する手法が開示されている。
図1は、本発明に係る画像処理装置の一実施形態としてのデジタルカメラ1のハードウェア構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、光学系15と、撮像部16と、画像処理部17と、記憶部18と、表示部19と、操作部20と、通信部21と、角速度センサ22と、ドライブ23と、を備えている。
AFEは、当該アナログの電気信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を施し、その結果得られるデジタル信号を、撮像部16の出力信号として出力する。
なお、以下、撮像部16の出力信号を、「撮像画像の画像データ」と呼ぶ。したがって、撮像部16からは撮像画像の画像データが出力されて、画像処理部17等に適宜供給される。
画像処理部17は、CPU11と協働して、撮像部16から入力される撮像画像の画像データに対して、ノイズ低減、ホワイトバランス、手ぶれ補正等の画像処理の他、後述する画像取得部52乃至合成部58の各機能の発揮に必要な各種画像処理を施す。
ここで、以下、特に断りのない限り、「画像データ」とは、撮像部16から一定時間毎に出力される撮像画像の画像データ、又は、当該画像データが加工等されたものを呼ぶ。即ち、本実施形態では、当該画像データが処理単位として採用されている。
通常撮像モードでは、図3(A)に示すように、ユーザは、デジタルカメラ1を固定させた状態で、操作部20のシャッタスイッチ41を下限まで押下する。なお、このように、シャッタスイッチ41を下限まで押下する操作を、以下、「全押し操作」又は単に「全押し」と呼ぶ。
画像制御部51は、全押し操作がなされた直後に画像処理部17から出力された画像データを、記録対象としてリムーバブルメディア31に記録させるまでの一連の処理の実行を制御する。
以下、このように、通常撮像モードにおいて画像制御部51の制御により実行される一連の処理を、「通常撮像処理」と呼ぶ。
パノラマ撮像モードでは、図3(B)に示すように、ユーザは、シャッタスイッチ41の全押し操作を維持した状態で、デジタルカメラ1を同図中黒矢印の方向に移動させる。
画像制御部51は、全押し操作が維持されている間、画像取得部52乃至合成部58を制御して、角速度センサ22からの角度変位量が一定値に達する毎に、その直後に撮像部16から出力された画像データを取得するとともに記憶部18に一時的に記憶していくことを繰り返す。
その後、画像制御部51は、画像取得部52乃至合成部58を制御して、記憶部18に記憶された隣接する画像データ同士を、水平方向に順番に合成することによって、パノラマ画像の画像データを生成する。ここで、隣接する画像データとは、パノラマ撮像中に、K回目(Kは1以上の整数値)の撮像により得られた撮像画像の画像データと、同パノラマ撮像中に、K+1回目の撮像により得られた撮像画像の画像データとをいう。なお、画像データの合成については、隣接する2つの画像データの合成に限られず、合成対象となる2以上の任意の数の画像データを取得するたびに行うこととしてもよく、合成対象となる全ての画像データを取得した後に行うこととしてもよい。
その後、ユーザが全押し操作を解除する操作、即ちシャッタスイッチ41から指等を離す操作(以下、このような操作を「リリース操作」と呼ぶ)をすることで、パノラマ撮像の終了を指示すると、画像制御部51は、合成部58等を制御して、パノラマ画像の画像データを、記録対象としてリムーバブルメディア31に記録させる。
このように、画像制御部51は、パノラマ撮像モードにおいて、画像取得部52乃至合成部58を制御して、パノラマ画像の画像データを生成し、それを記録対象としてリムーバブルメディア31に記録させるまでの一連の処理を制御する。
以下、このように、パノラマ撮像モードにおいて画像制御部51の制御により実行される一連の処理を「パノラマ撮像処理」と呼ぶ。
即ち、パノラマ撮像モードにおいて、図3(B)に示すような撮像操作が行われると、画像制御部51の制御の下、画像取得部52乃至合成部58により、図4に示すようなパノラマ画像P1の画像データが生成され、リムーバブルメディア31に記録される。
そのため、本実施形態に係るデジタルカメラ1では、画像取得部52乃至合成部58は、画像制御部51の制御の下、次のような処理を実行する。
顔領域抽出部54は、顔検出部53が顔を検出した画像データから、顔領域を抽出する。なお、抽出する顔領域としては、合成処理において好適な任意の領域を設定することができ、例えば、目・鼻・口を含む顔部分の領域としてもよく、顔部分と頭部分とを含む領域としてもよく、画像データに含まれる人物の全てを含む領域としてもよい。
表情決定部56は、表情判定部55が算出した評価値が所定値以上の顔を、合成対象の顔として決定し、決定した顔を含む顔領域の画像データをメモリ(本実施形態では記憶部18)に格納する。なお、表情決定部56は、算出した評価値が最も高い顔を合成対象の顔として決定することとしてもよい。また、所定値以上の評価値については、任意に設定することができ、例えば、笑顔となる評価値を設定しておくことができる。
合成部58は、画像取得部52が取得した画像データのうち隣接する画像データ同士を合成し、パノラマ画像の画像データを生成する。具体的には、合成部58は、画像取得部52が取得した画像データであって、表情変更部57による顔領域の変更後の画像データのうち隣接する画像データ同士を合成し、パノラマ画像の画像データを生成する。換言すると、合成部58は、画像取得部52が取得した複数の画像データに含まれる人物の顔のうち、表情決定部56が決定した顔を用いてパノラマ画像の画像データを生成するのと等価な処理を実行する。
続いて、表情判定部55は、撮像画像Faの顔100について、目の大きさや口の形状等から評価値を算出する。図5(1)では、顔100は、笑顔であり目も大きく開いているため、表情判定部55は、所定値以上の評価値を算出する。そのため、表情決定部56は、顔100をパノラマ画像に用いる顔として決定し、顔100の顔領域100aの部分の画像データを記憶部18に格納する。
続いて、表情判定部55は、撮像画像Fbの顔110について、評価値を算出するが、図5(1)では、顔110は、目を閉じてしまっているため、表情判定部55は、所定値未満の評価値を算出する。そのため、表情変更部57は、顔110の顔領域11aの部分の画像データを、記憶部18に格納していた顔100の顔領域100aの部分の画像データに変更する。
操作検出処理とは、操作部20の各スイッチの状態を検出する処理をいう。画像制御部51は、操作検出処理を実行することにより、動作モードとして、通常撮像モードが設定されているのか、それともパノラマ撮像モードが設定されているのかを検出することができる。
また、本実施形態の初期設定処理の1つとして、角度変位量の一定値と、角度変位量の最大限界である角度変位閾値(例えば、360度)とを設定する処理が採用されている。具体的には、角度変位量の一定値と、角度変位量の最大限界である角度変位閾値(例えば、360度)とは、図1のROM12に予め記憶されており、ROM12から読み出されてRAM13に書き込まれることで設定される。なお、角度変位量の一定値は、後述する図7のステップS31の判定処理で用いられる。一方、角度変位量の最大限界である角度変位閾値(例えば、360度)は、同図のステップS37の判定処理で用いられる。
即ち、画像制御部51は、撮像部16等を制御して、撮像部16による撮像動作を継続させる。そして、画像制御部51は、撮像部16による撮像動作が継続されている間、当該撮像部16から順次出力される画像データを、メモリ(本実施形態では記憶部18)に一時的に記憶させる。このような画像制御部51による一連の制御処理が、ここでいう「ライブビュー撮像処理」である。
また、画像制御部51は、ライブビュー撮像時にメモリ(本実施形態では記憶部18)に一時的に記録された各画像データを順次読み出して、各々に対応する画像を表示部19に順次表示させる。このような画像制御部51による一連の制御処理が、ここでいう「ライブビュー表示処理」である。なお、ライブビュー表示処理により表示部19に表示されている画像を、以下、「ライブビュー画像」と呼ぶ。
シャッタスイッチ41が半押しされていない場合、ステップS3においてNOであると判定されて、処理はステップS9に進む。
したがって、本実施形態では電源がオフ状態になりその旨が画像制御部51に通知されると、ステップS9においてYESであると判定されて、撮像処理全体が終了となる。
これに対して、電源がオン状態の場合には、電源がオフ状態になった旨の通知はなされないので、ステップS9においてNOであると判定され、処理はステップS2に戻され、それ以降の処理が繰り返される。即ち、本実施形態では電源がオン状態を維持している限り、シャッタスイッチ41が半押しされるまでの間、ステップS3:NO及びステップS9:NOのループ処理が繰り返し実行されて、撮像処理は待機状態となる。
ステップS4において、画像制御部51は、撮像部16を制御して、いわゆるAF(Auto Focus)処理を実行する。
シャッタスイッチ41が全押しされない場合には、ステップS5においてNOであると判定される。この場合には、処理はステップS4に戻され、それ以降の処理が繰り返される。即ち、本実施形態では、シャッタスイッチ41が全押しされるまでの間、ステップS4、及びステップS5:NOのループ処理が繰り返し実行されて、AF処理がその都度実行される。
パノラマ撮像モードでない場合、即ち通常撮像モードが現在設定されている場合、ステップS6においてNOであると判定され、処理はステップS7に進む。ステップS7において、画像制御部51は、上述した通常撮像処理を実行する。即ち、全押し操作がなされた直後に画像処理部17から出力された1つの画像データが、記録対象としてリムーバブルメディア31に記録される。これにより、ステップS7の通常撮像処理が終了して、処理はステップS9に進む。なお、ステップS9以降の処理については上述したので、ここではその説明は省略する。
ステップS8において、画像制御部51は、上述したパノラマ撮像処理を実行する。パノラマ撮像処理の詳細については図7を参照して後述するが、画像制御部51は、パノラマ画像の画像データを生成し、記録対象としてリムーバブルメディア31に記録する。これにより、ステップS8のパノラマ撮像処理が終了し、処理はステップS9に進む。なお、ステップS9以降の処理については上述したので、ここではその説明は省略する。
図7は、パノラマ撮像処理の詳細な流れを説明するフローチャートである。上述したように、パノラマ撮像モードの状態でシャッタスイッチ41が全押しされると、図6のステップS5及びS6においてYESと判定され、処理はステップS8に進み、パノラマ撮像処理として次のような処理が実行される。
デジタルカメラ1が一定距離動いていない場合、ステップS31においてNOであると判定される。この場合には、処理はステップS31に戻される。即ち、デジタルカメラ1が一定距離動くまでパノラマ撮像処理が待機状態となる。
ステップS32において、画像取得部52は、画像制御部51の制御の下、撮像部16から出力される画像データ(合成対象)を取得する。即ち、画像取得部52は、角速度センサ22から供給される角度変位量が一定値に達する毎に、その直後に撮像部16から出力された画像データを取得する。
画像データに人物の顔が存在しない場合、ステップS33においてNOであると判定され、この場合には、処理はステップS35に進む。
ステップS34において、画像制御部51は、表情判定処理を行う。表情判定処理の詳細については図8を参照して後述するが、画像制御部51は、表情判定部55を制御し、画像データに含まれる顔の表情を判定する。これにより、ステップS34の表情判定処理が終了し、処理はステップS35に進む。
ユーザによる終了指示があった場合、ステップS36においてYESであると判定され、パノラマ撮像処理が終了する。
ステップS37において、画像制御部51は、画像取得方向の移動距離が閾値を超えたか否かを判定する。即ち、画像制御部51は、角速度センサ22から供給される角度変位量の累積値が、最大限界である角度変位閾値(例えば、360度)に達したか否かを判定する。
他方、画像取得方向の移動距離が閾値を超えていない場合、ステップS37においてNOであると判定され、この場合には、処理はステップS31に戻される。即ち、ユーザによる終了指示がなく、画像取得方向の移動距離が閾値を超えていない場合には、パノラマ撮像処理が継続し、新たな画像データの取得及び当該画像データの合成といった処理が繰り返される。
その後、ステップS53において、表情判定部55は、画像制御部51の制御の下、算出した評価値が所定値以上であるか否かを判定する。
算出した評価値が所定値以上でない場合、ステップS53においてNOとである判定され、表情判定処理が終了する。
ステップS54において、表情決定部56は、画像制御部51の制御の下、所定値以上の評価値と判定された顔の顔領域の部分の画像データを記憶部18に保存し、表情判定処理を終了する。
次に、図9を参照して、図7のパノラマ撮像処理のうち、ステップS35の画像合成処理の詳細な流れについて説明する。図9は、画像合成処理の詳細な流れを説明するフローチャートである。
被写体に動きがある場合、ステップS71においてYESであると判定され、この場合には、処理はステップS76に進む。
ステップS72において、画像制御部51は、合成する画像データに顔領域が存在するか否かを判定する。なお、本実施形態において、合成する画像データとは、隣接する画像データのうちの後に取得された画像データとしてもよく、また、隣接する画像データの双方としてもよい。
合成する画像データに顔領域が存在しない場合、ステップS72においてNOであると判定され、この場合には、処理はステップS76に進む。
ステップS73において、表情判定部55は、画像制御部51の制御の下、合成する画像データの顔領域の評価値が所定値以上であるか否かを判定する。
合成する画像データの顔領域の評価値が所定値以上である場合、ステップS73においてYESであると判定され、この場合には、処理はステップS76に進む。
ステップS74において、表情変更部57は、画像制御部51の制御の下、所定値以上の評価値の顔領域の部分の画像データが記憶部18に保存されているか否かを判定する。
所定値以上の評価値の顔領域の部分の画像データが記憶部18に保存されていない場合、ステップS74においてNOであると判定され、この場合には、処理はステップS76に進む。
ステップS75において、表情変更部57は、画像制御部51の制御の下、ステップS73において所定値未満の評価値と判定された顔領域の部分の画像データを、記憶部18に保存されている所定値以上の評価値の顔領域の部分の画像データに上書きする。
これにより、パノラマ画像の撮像中に被写体である人物の表情が変わってしまった場合、例えば、パノラマ画像の撮像中に目を閉じてしまった場合であっても、目を閉じてしまったタイミングではなく、目を開けているタイミングで撮像された画像データを用いてパノラマ画像の画像データを生成することができ、好適な表情の人物を含むパノラマ画像を得ることができる。
これにより、撮像画像として好ましくない顔と好適な顔とを合成してしまうことを防止でき、自然なパノラマ合成を行うことができる。
また、上述の実施形態では、顔領域の上書き後にパノラマ合成をしたが、画像合成処理の順はこれに限られない。つまり、パノラマ合成をした後に該当する顔領域の上書きを行っても良い。
また、上述の実施形態では、合成対象の画像データに含まれる被写体像の一例として人物の顔を用いているが、これに限られるものではない。例えば、動物の顔を合成対象の画像データに含まれる被写体像としても良い。この場合、評価値を用いて判定する対象としては、動物が目をつぶっているか否か等を適用しても良い。
[付記1]
画像を順次取得する画像取得手段と、
前記画像取得手段により取得された複数の画像から被写体像を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された各被写体像の評価値を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された評価値が所定値以上の被写体像を合成対象として決定する決定手段と、
前記決定手段により合成対象として決定された被写体像と前記取得手段により順次取得された画像とを合成し、パノラマ画像を生成する生成手段と
を備えたことを特徴とする画像処理装置。
[付記2]
前記複数の画像のうち前記被写体像を含む画像から被写体領域を抽出する被写体抽出手段と、
前記被写体抽出手段により抽出された被写体領域を構成する画像を、前記評価値が所定値以上の被写体像に変更する被写体変更手段とを更に備え、
前記生成手段は、前記被写体変更手段により変更された被写体像と前記順次取得される画像とを合成し、前記パノラマ画像を生成することを特徴とする付記1記載の画像処理装置。
[付記3]
前記被写体像は、顔領域を中心とした画像であることを特徴とする付記1又は2記載の画像処理装置。
[付記4]
撮像手段を更に備え、
前記画像取得手段は、前記撮像手段により撮像された画像を順次取得することを特徴とする付記1乃至3の何れか記載の画像処理装置。
[付記5]
画像を順次取得する画像取得手段を備えた画像処理装置の画像処理方法であって、
前記画像取得手段により取得された複数の画像から被写体像を検出する検出ステップと、
前記検出ステップにより検出した各被写体像の評価値を算出する算出ステップと、
前記算出ステップにより算出した評価値が所定値以上の被写体像合成すべき被写体像として決定する決定ステップと、
前記決定ステップにより決定された被写体像と前記取得手段により順次取得された画像とを合成し、パノラマ画像を生成する生成ステップと
を含むことを特徴とする画像処理方法。
[付記6]
画像を順次取得する画像取得手段を備えた画像処理装置を制御するコンピュータを、
前記画像取得手段により取得された複数の画像から被写体像を検出する検出手段、
前記検出機能により検出された各被写体像の評価値を算出する算出手段、
前記算出機能により算出された評価値が所定値以上の被写体像を合成対象の被写体像として決定する決定手段、
前記決定手段により決定された被写体像と前記取得手段により順次取得された画像とを合成し、パノラマ画像を生成する生成手段
として機能させることを特徴とするプログラム。
Claims (6)
- 画像を順次取得する画像取得手段と、
前記画像取得手段により取得された複数の画像から被写体像を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された各被写体像の評価値を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された評価値が所定値以上の被写体像を合成対象として決定する決定手段と、
前記決定手段により合成対象として決定された被写体像と前記取得手段により順次取得された画像とを合成し、パノラマ画像を生成する生成手段と
を備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 前記複数の画像のうち前記被写体像を含む画像から被写体領域を抽出する被写体抽出手段と、
前記被写体抽出手段により抽出された被写体領域を構成する画像を、前記評価値が所定値以上の被写体像に変更する被写体変更手段とを更に備え、
前記生成手段は、前記被写体変更手段により変更された被写体像と前記順次取得される画像とを合成し、前記パノラマ画像を生成することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記被写体像は、顔領域を中心とした画像であることを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
- 撮像手段を更に備え、
前記画像取得手段は、前記撮像手段により撮像された画像を順次取得することを特徴とする請求項1乃至3の何れか記載の画像処理装置。 - 画像を順次取得する画像取得手段を備えた画像処理装置の画像処理方法であって、
前記画像取得手段により取得された複数の画像から被写体像を検出する検出ステップと、
前記検出ステップにより検出した各被写体像の評価値を算出する算出ステップと、
前記算出ステップにより算出した評価値が所定値以上の被写体像合成すべき被写体像として決定する決定ステップと、
前記決定ステップにより決定された被写体像と前記取得手段により順次取得された画像とを合成し、パノラマ画像を生成する生成ステップと
を含むことを特徴とする画像処理方法。 - 画像を順次取得する画像取得手段を備えた画像処理装置を制御するコンピュータを、
前記画像取得手段により取得された複数の画像から被写体像を検出する検出手段、
前記検出機能により検出された各被写体像の評価値を算出する算出手段、
前記算出機能により算出された評価値が所定値以上の被写体像を合成対象の被写体像として決定する決定手段、
前記決定手段により決定された被写体像と前記取得手段により順次取得された画像とを合成し、パノラマ画像を生成する生成手段
として機能させることを特徴とするプログラム。
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