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JP2013068388A - 冷蔵庫 - Google Patents

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JP2013068388A
JP2013068388A JP2011208841A JP2011208841A JP2013068388A JP 2013068388 A JP2013068388 A JP 2013068388A JP 2011208841 A JP2011208841 A JP 2011208841A JP 2011208841 A JP2011208841 A JP 2011208841A JP 2013068388 A JP2013068388 A JP 2013068388A
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Akihiro Noguchi
明裕 野口
Hidetake Hayashi
秀竹 林
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Toshiba Corp
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Consumer Electronics Holdings Corp
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Abstract

【課題】冷却効率を向上させ消費電力を低減することができる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】圧縮機と、凝縮器と、冷凍貯蔵室を冷却する冷凍用蒸発器と、冷蔵貯蔵室を冷却する冷蔵用蒸発器と、冷凍用蒸発器および冷蔵用蒸発器へ冷媒を切り換えて流す切替弁と、凝縮器を冷却する放熱ファンとを備え、冷蔵用蒸発器に冷媒を流す冷蔵冷却モードから冷凍用蒸発器に冷媒を流す冷凍冷却モードに切り換わると、当該冷凍冷却モードにおいて放熱ファンを所定回転数Nrで回転させる第1制御を実行し、圧縮機を停止させる停止モードから冷凍冷却モードに切り換わると、当該冷凍冷却モードにおいて放熱ファンを停止させる、あるいは、所定回転数Nrより低い回転数で放熱ファンを回転させる第2制御を実行する。
【選択図】図3

Description

本実施形態は、冷蔵庫に関する。
従来、冷蔵庫では、冷凍サイクルを構成する圧縮機や凝縮器の温度を下げることによって、冷媒の凝縮温度を下げ冷却効率の向上を図るため、圧縮機の駆動に対応させて放熱ファンを回転させて凝縮器の放熱を行っているが、外気温が低い場合、例えば、冷蔵庫の設置場所の温度が10℃以下の場合、放熱ファンを駆動すると放熱が過大となり、冷媒が凝縮器中に滞留して冷凍サイクルに循環されずに冷却効率が低下してしまう、いわゆる冷媒の寝込み現象を生じることになる。
そこで、外気温が低い場合に放熱ファンを停止させて冷媒の寝込み現象を防止する制御が提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。
ところで、冷蔵庫では、冷凍貯蔵室および冷蔵貯蔵室をそれぞれ専用に冷却する蒸発器を設け、切替弁によって圧縮機から吐出され凝縮器を流通した冷媒を冷凍用蒸発器および冷蔵用蒸発器に切り換えて供給することで、冷凍用蒸発器に冷媒を流して冷凍貯蔵室を冷却する冷凍冷却モードと、冷蔵用蒸発器に冷媒を流して冷蔵貯蔵室を冷却する冷蔵冷却モードと、圧縮機を停止させ冷凍用蒸発器及び冷蔵用蒸発器への冷媒の供給を停止する停止モードとを切り換えて実行するものが知られている。
このように冷却モードを切り換えて実行する冷蔵庫では、外気温が低い場合であっても、冷媒が冷凍サイクル内を適正に循環することがあり、このような場合に放熱ファンを停止させると冷却効率の悪化を招くおそれがある。
特開2009−144969号公報
本発明は、上記問題を考慮してなされたものであり、冷却モードを切り換えて実行する冷蔵庫において、冷却効率を向上させ消費電力を低減することができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明にかかる冷蔵庫は、圧縮機と、凝縮器と、冷凍貯蔵室を冷却する冷凍用蒸発器と、冷蔵貯蔵室を冷却する冷蔵用蒸発器と、前記冷凍用蒸発器および前記冷蔵用蒸発器へ冷媒を切り換えて流す切替弁と、前記凝縮器を冷却する放熱ファンとを備え、前記冷凍用蒸発器に冷媒を流す冷凍冷却モードと、前記冷蔵用蒸発器に冷媒を流す冷蔵冷却モードと、前記圧縮機を停止させ前記冷凍用蒸発器及び前記冷蔵用蒸発器への冷媒の供給を停止する停止モードとを切り換えて実行する冷蔵庫において、前記冷蔵冷却モードから切り換わった前記冷凍冷却モードでは前記放熱ファンを所定回転数で回転させる第1制御を実行し、前記停止モードから切り換わった前記冷凍冷却モードでは前記放熱ファンを停止させる、あるいは、前記所定回転数より低い回転数で前記放熱ファンを回転させる第2制御を実行することを特徴とする。
本発明の第1の実施形態にかかる冷蔵庫の断面図である。 図1の冷蔵庫の冷凍サイクルを示す図である。 図1の冷蔵庫の運転制御のタイミングチャートであって庫外温度が中温度帯の場合を示す。 図1の冷蔵庫の運転制御のタイミングチャートであって庫外温度が高温度帯の場合を示す。 図1の冷蔵庫の運転制御のタイミングチャートであって庫外温度が低温度帯の場合を示す。 本発明の第2の実施形態にかかる冷蔵庫の冷凍サイクルを示す図である。
(第1の実施形態)
以下、図面に基づき本発明の第1の実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る冷蔵庫1は、断熱箱体の内部に貯蔵空間を形成してなるものであり、仕切壁により、冷凍室や製氷室の冷凍貯蔵室2、冷蔵室や野菜室の冷蔵貯蔵室3など複数の貯蔵室に区分されている。
貯蔵空間の後部には、冷凍貯蔵室2を冷却するための冷凍用蒸発器4と、冷凍貯蔵室2の冷気を循環するための冷凍用ファン6と、冷蔵貯蔵室3を冷却するための冷蔵用蒸発器5と、冷蔵貯蔵室3の冷気を循環するための冷蔵用ファン7が設けられている。
各貯蔵室は、これら冷凍用蒸発器4や冷蔵用蒸発器5、及び冷凍用や冷蔵用ファン6,7によってそれぞれ所定の設定温度に冷却保持されるものであり、各蒸発器4,5は、冷蔵庫本体背面下部の機械室8に設置した圧縮機9から供給される冷媒によって冷却される。
冷蔵庫1の冷凍サイクルは、図2に示すように、高温高圧の冷媒ガスを吐出する圧縮機9と、該圧縮機9から吐出される冷媒ガスを受けて放熱液化する凝縮器10と、該凝縮器10の出口側に設けられて冷媒流路を切り替える切替弁11と、上記冷凍用蒸発器4及び冷蔵用蒸発器5と、これら蒸発器4,5のための絞り手段としての冷凍用減圧装置12及び冷蔵用減圧装置13と、逆止弁14とを備え、これらを配管で接続してなる。
詳細には、圧縮機9と凝縮器10と切替弁11を直列に接続し、切替弁11の一方の出口と冷凍用減圧装置12と冷凍用蒸発器4と逆止弁14を直列に接続し、切替弁11の他方の出口と冷蔵用減圧装置13と冷蔵用蒸発器5を直列に接続する。
そして、逆止弁14の出口側に接続された配管と冷蔵用蒸発器5の出口側に接続された配管とを合流し、吸い込み管15として圧縮機9へ戻すことにより冷媒回路が構成されている。従って、切替弁11から冷凍用減圧装置12を介して接続された低温側の冷凍用蒸発器4と、切替弁11から冷蔵用減圧装置13を介して接続された高温側の冷蔵用蒸発器5とは、並列に接続されている。
切替弁11は、凝縮器10で液化した冷媒を、冷凍用蒸発器4と冷蔵用蒸発器5に対して交互にあるいは双方同時に供給するように流路を切り替えるものであり、この例では、流路の切り替えとともに、流量を絞り制御できる膨張弁としても機能する流量絞り機能付きの三方弁が用いられている。
冷凍用減圧装置12及び冷蔵用減圧装置13としてはキャピラリーチューブが用いられており、冷凍用減圧装置12は冷蔵用減圧装置13よりも絞りがきつく、即ち流路抵抗が大きく設定されている。切替弁11から流れてきた冷媒は、これら減圧装置12,13で減圧された後、各蒸発器4,5で蒸発することで蒸発器4,5を低温化させ、蒸発気化した冷媒は吸い込み管15を経て圧縮機9に戻るように構成されている。
機械室8は、冷蔵庫1の背面下部に形成されており、その内部の幅方向一方側に寄せて圧縮機9が配設され、幅方向他方側に放熱ファン16や凝縮器10が配設されている。放熱ファン16は、外部の空気を機械室8内部に取り込んで凝縮器10及び圧縮機9へ送風することでこれらを冷却する。
また、冷蔵庫1では、冷凍貯蔵室2の天井面に冷凍貯蔵室2の庫内温度を測定する冷凍室用温度センサ20が設けられ、冷蔵貯蔵室へ冷気を送るダクト内に冷蔵貯蔵室3の庫内温度を測定する冷蔵室用温度センサ21が設けられ、冷蔵貯蔵室3の前面を開閉可能に閉塞する扉に冷蔵庫1の設置雰囲気の温度(庫外温度)を検知する庫外温度センサ22が設けられている。
そして、冷蔵庫1では、冷凍室用温度センサ20、冷蔵室用温度センサ21、庫外温度センサ22等の各種温度センサの検出温度に基づいて、不図示の制御手段によって圧縮機9や切替弁11や放熱ファン16を制御することで、冷凍冷却モード、冷蔵冷却モード、同時冷却モード、及び停止モードの4つの冷却モードを切り換えて実行する冷却運転を行う。
冷凍冷却モードでは、切替弁11の冷凍用蒸発器4側が全開、冷蔵用蒸発器5側が全閉とされ、冷凍用蒸発器4に冷媒を流すことで冷凍貯蔵室2のみを冷却し、冷蔵冷却モードでは、切替弁11の冷凍用蒸発器4側が全閉、冷蔵用蒸発器5側が全開とされ、冷蔵用蒸発器5に冷媒を流すことで冷蔵貯蔵室3のみを冷却する。
また、同時冷却モードでは、切替弁11の冷凍用蒸発器4側が全開とされ、冷蔵用蒸発器5側の開度が冷蔵用蒸発器5への冷媒流量を絞るように全開状態より小さく開放され、冷凍用蒸発器4と冷蔵用蒸発器5との双方に冷媒を流すことで冷凍貯蔵室2と冷蔵貯蔵室3を同時に冷却する。停止モードでは、圧縮機9を停止させるとともに切替弁11の冷凍用蒸発器4側及び冷蔵用蒸発器5側をいずれも閉止して冷凍用蒸発器4及び冷蔵用蒸発器5への冷媒供給を遮断し、冷凍貯蔵室2及び冷蔵貯蔵室3の冷却を停止する。
なお、本実施形態では、冷蔵冷却モードと同時冷却モードを区別して説明するが、いずれのモードであっても冷蔵用蒸発器5に冷媒を流すことから同時冷却モードも冷蔵冷却モードの一態様に含まれる。
本実施形態の冷蔵庫1の冷却運転は、一例として、図3〜図5に示すように、冷蔵冷却モード、同時冷却モード、冷凍冷却モード、停止モード、冷凍冷却モード、停止モード、同時冷却モード、冷蔵冷却モード、冷凍冷却モードの順に実行される。
その際、冷蔵冷却モード及び同時冷却モードの実行中は、放熱ファン16を所定回転数で回転させて凝縮器10及び圧縮機9の放熱を促進させ(図3〜図5の時間A、時間B、時間G、時間H参照)、停止モードの実行中は、放熱ファン16を停止させる(図3〜図5の時間D、時間F参照)。
冷凍冷却モードの実行中は、当該冷凍冷却モードの直前の冷却モードの種類と、庫外温度センサの検出温度Tsに基づいて、放熱ファン16の運転を制御する。
具体的には、庫外温度センサ22の検出温度Tsが、第1所定温度T1(例えば、T1=17℃)以下で、かつ、第2所定温度T2(例えば、T2=10℃)より高い中温度帯にあると、図3に示すように、冷凍冷却モードの直前の冷却モードが同時冷却モードあるは冷蔵冷却モードの場合、つまり、同時冷却モードや冷蔵冷却モードから切り換わった冷凍冷却モードでは、放熱ファン16を所定回転数Nrで回転させて凝縮器10及び圧縮機9の放熱を促進させる第1制御を実行する(図3の時間C、時間I参照)。
一方、冷凍冷却モードの直前の冷却モードが停止モードの場合、つまり、停止モードから切り換わった冷凍冷却モードでは、放熱ファン16を回転させることなく停止させて第1制御に比べて放熱ファン16による凝縮器10の放熱能力を低下させる第2制御を実行する(図3の時間E参照)。なお、本実施形態では、停止モードから切り換わった冷凍冷却モードでは、第2制御として放熱ファン16を停止させたが、所定回転数Nrより低い回転数にて放熱ファン16を回転させて第1制御に比べて放熱ファン16による凝縮器10の放熱能力を低下させてもよい。
庫外温度センサ22の検出温度Tsが、第1所定温度T1より高い高温度帯にあると、図4に示すように、同時冷却モードや冷蔵冷却モードから切り換わった冷凍冷却モードでは、上記した第1制御を実行する(図4の時間C、時間I参照)。停止モードから切り換わった冷凍冷却モードでは、放熱ファン16による凝縮器10の放熱能力を低下させる上記した第2制御を実行することなく、放熱ファン16を所定回転数Nrで回転させて第1制御と同様の制御を実行する(図4の時間E参照)。
庫外温度センサ22の検出温度Tsが、第2所定温度T2以下の低温度帯にあると、図5に示すように、同時冷却モードや冷蔵冷却モードから切り換わった冷凍冷却モードでは、上記した第1制御を実行することなく、放熱ファン16を停止させて上記した第2制御と同様の制御を実行する(図5の時間C、時間I参照)。停止モードから切り換わった冷凍冷却モードでは、放熱ファン16を停止させて第2制御を実行する(図5の時間E参照)。
以上のように本実施形態の冷蔵庫1では、庫外温度Tsが第2所定温度T2から第1所定温度T1までの中温度帯(T2<Ts≦T1)であると、冷蔵用蒸発器5に冷媒を流す同時冷却モードや冷蔵冷却モードから切り換わった冷凍冷却モードにおいて放熱ファン16を所定回転数Nrで回転させる第1制御を実行し、停止モードから切り換わった冷凍冷却モードにおいて放熱ファン16を停止させて第1制御に比べて放熱ファン16による凝縮器10の放熱能力を低下させる第2制御を実行する。
これにより、同時冷却モードや冷蔵冷却モードから切り換わった冷凍冷却モードでは、放熱ファン16によって圧縮機9や凝縮器10の温度を下げて冷蔵庫1の冷却効率の向上することができる。
また、圧縮機9の起動直後は冷凍サイクル内の冷媒が凝縮器10内に滞留する寝込み現象が起きやすいので、停止モードから切り換わった冷凍冷却モードでは、冷凍用蒸発器4に供給される冷媒量が不足してスーパーヒート状態になりやすいが、本実施形態では、放熱ファン16による凝縮器10の放熱能力を低下させる第2制御を実行することで、凝縮器10内に滞留する冷媒を早期に冷凍サイクル内に循環させることができ、冷却効率を向上させることができる。つまり、庫外温度Tsが中温度帯であると、停止モードから切り換わった冷凍冷却モードでは、放熱ファン16の放熱性能を高め冷媒の凝縮温度を下げることによる冷却効率の向上より、第2制御を実行して冷媒の寝込み現象の解消を優先させ、スーパーヒート状態を早期に解消することで冷却効率を高めることができる。
また、本実施形態の冷蔵庫1では、庫外温度Tsが第1所定温度T1より高い高温度帯(Ts>T1)であると、停止モードから切り換わった冷凍冷却モードにおいて、放熱ファン16による凝縮器10の放熱能力を低下させる第2制御を実行せず、第1制御と同様の制御を実行する。停止する圧縮機9の起動直後であっても庫外温度が高いと、冷媒が凝縮器10内に滞留しにくく冷凍サイクル内を循環しやすいことから、停止モードから切り換わった冷凍冷却モードであっても、第2制御を実行することなく放熱ファン16の放熱性能を高め冷媒の凝縮温度を下げることで冷蔵庫1の冷却効率の向上することができる。
また、本実施形態の冷蔵庫1では、庫外温度Tsが第2所定温度T2以下の低温度帯(Ts≦T2)であると、同時冷却モードや冷蔵冷却モードから切り換わった冷凍冷却モードにおいて、第1制御を実行せず、第2制御と同様の放熱ファン16による凝縮器10の放熱能力を低下させる制御を実行する。
庫外温度が低いと凝縮器10内に冷媒が滞留しやすいため、同時冷却モードや冷蔵冷却モードから切り換わった冷凍冷却モードであっても、冷凍用蒸発器4に供給される冷媒量が不足してスーパーヒート状態になりやすいが、本実施形態の冷蔵庫1では、放熱ファン16の放熱性能を高め冷媒の凝縮温度を下げることによる冷却効率の向上より、第2制御を実行して冷媒の寝込み現象の解消を優先させ、スーパーヒート状態を早期に解消することで冷却効率を高めることができる。
なお、本実施形態では、冷凍冷却モードの直前の冷却モードの種類と庫外温度センサの検出温度Tsに基づいて、冷凍冷却モードでの放熱ファン16の運転を制御したが、庫外温度センサの検出温度Tsに関わらず冷凍冷却モードの直前の冷却モードの種類によって、つまり、冷蔵冷却モードや同時冷却モードから切り換わった冷凍冷却モードでは第1制御を実行し、停止モードから切り換わった冷凍冷却モードでは第2制御を実行してもよく、このような場合であると、簡便な制御構成によって冷凍サイクル内の冷媒の状況に応じて放熱ファンを運転することができ、冷却効率を向上することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、冷凍冷却モードの直前の冷却モードの種類と、冷凍用蒸発器4に設けられた温度センサ23,24の検出温度に基づいて、冷凍冷却モードにおける放熱ファン16の運転を制御する。
詳細には、図6に示すように、冷凍用蒸発器4には、冷凍用蒸発器4の冷媒入口側の温度を検出する入口温度センサ23と、冷凍用蒸発器4の冷媒出口側の温度を検出する出口温度センサ24とが設けられている。
そして、停止モードから切り換わった冷凍冷却モードにおいて、入口温度センサ23の検出温度Tiと出口温度センサ24の検出温度Toとの差が所定値より大きいと、放熱ファン16を停止させて第1制御に比べて放熱ファン16による凝縮器10の放熱能力を低下させる第2制御を実行するが、検出温度Tiと検出温度Toとの差が所定値以下であると、放熱ファン16による凝縮器10の放熱能力を低下させる第2制御を実行することなく、放熱ファン16を所定回転数Nrで回転させて第1制御と同様の制御を実行する。
このような、本実施形態の冷蔵庫1では、冷凍冷却モードにおいて冷凍用蒸発器4の冷媒入口側と冷媒出口側との温度が大きい場合、冷凍用蒸発器4に供給される冷媒量が不足してスーパーヒート状態になっていることから、本実施形態の冷蔵庫1では、放熱ファン16の放熱性能を高め冷媒の凝縮温度を下げることによる冷却効率の向上より、第2制御を実行して冷媒の寝込み現象の解消を優先させ、スーパーヒート状態を早期に解消することで冷却効率を高めることができる。なお、その他の構成及び作用効果は第1の実施形態と同様であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記した実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…冷蔵庫 2…冷凍貯蔵室 3…冷蔵貯蔵室
4…冷凍用蒸発器 5…冷蔵用蒸発器 6…冷凍用ファン
7…冷蔵用ファン 8…機械室 9…圧縮機
10…凝縮器 11…切替弁 12…冷凍用減圧装置
13…冷蔵用減圧装置 14…逆止弁 15…吸い込み管
16…放熱ファン 20…冷凍室用温度センサ 21…冷蔵室用温度センサ
22…庫外温度センサ 23…入口温度センサ 24…出口温度センサ

Claims (4)

  1. 圧縮機と、凝縮器と、冷凍貯蔵室を冷却する冷凍用蒸発器と、冷蔵貯蔵室を冷却する冷蔵用蒸発器と、前記冷凍用蒸発器および前記冷蔵用蒸発器へ冷媒を切り換えて流す切替弁と、前記凝縮器を冷却する放熱ファンとを備え、
    前記冷凍用蒸発器に冷媒を流す冷凍冷却モードと、前記冷蔵用蒸発器に冷媒を流す冷蔵冷却モードと、前記圧縮機を停止させ前記冷凍用蒸発器及び前記冷蔵用蒸発器への冷媒の供給を停止する停止モードとを切り換えて実行する冷蔵庫において、
    前記冷蔵冷却モードから切り換わった前記冷凍冷却モードでは前記放熱ファンを所定回転数で回転させる第1制御を実行し、前記停止モードから切り換わった前記冷凍冷却モードでは前記放熱ファンを停止させる、あるいは、前記所定回転数より低い回転数で前記放熱ファンを回転させる第2制御を実行することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 冷蔵庫設置雰囲気の温度を検出する庫外温度センサを備え、
    前記庫外温度センサの検出温度が第1所定温度より高い場合、前記停止モードから切り換わった前記冷凍冷却モードにおいて前記第2制御を実行せず前記所定回転数で前記放熱ファンを回転させ、
    前記庫外温度センサの検出温度が第1所定温度以下の場合、前記停止モードから切り換わった前記冷凍冷却モードにおいて前記第2制御を実行することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 冷蔵庫設置雰囲気の温度を検出する庫外温度センサを備え、
    前記庫外温度センサの検出温度が第2所定温度より高い場合、前記冷蔵冷却モードから切り換わった前記冷凍冷却モードにおいて前記第1制御を実行し、
    前記庫外温度センサの検出温度が第2所定温度以下の場合、前記冷蔵冷却モードから切り換わった前記冷凍冷却モードにおいて前記第1制御を実行せず、前記放熱ファンを停止させる、あるいは、前記所定回転数より低い回転数で前記放熱ファンを回転させることを特徴とする請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記冷凍用蒸発器の冷媒入口側の温度を検出する入口温度センサと、前記冷凍用蒸発器の冷媒出口側の温度を検出する出口温度センサとを備え、
    前記入口温度センサの検出温度と前記出口温度センサの検出温度との差が所定値より大きい場合、前記停止モードから切り換わった前記冷凍冷却モードにおいて前記第2制御を実行し、
    前記入口温度センサの検出温度と前記出口温度センサの検出温度との差が所定値以下の場合、前記停止モードから切り換わった前記冷凍冷却モードにおいて前記第2制御を実行せず、前記放熱ファンを停止させる、あるいは、前記所定回転数より低い回転数で前記放熱ファンを回転させることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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