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JP2012532688A - グルメコーヒーの製造方法及びシステム - Google Patents

グルメコーヒーの製造方法及びシステム Download PDF

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JP2012532688A
JP2012532688A JP2012519753A JP2012519753A JP2012532688A JP 2012532688 A JP2012532688 A JP 2012532688A JP 2012519753 A JP2012519753 A JP 2012519753A JP 2012519753 A JP2012519753 A JP 2012519753A JP 2012532688 A JP2012532688 A JP 2012532688A
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ジョージ ビー ガーシア
チャールズ ブライアン グロス
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ウォルマート ストアーズ インコーポレイテッド
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Abstract

種々の実施形態が飲料メーカーを対象としている。この飲料メーカーは、抽出システムと、この飲料メーカーに対して洗浄と整備する必要性のうちの少なくとも1つを指示する指示器と、制御回路とを含んでいる。抽出システムは、液体収容リザーバと、液体加熱用ヒーターと、少なくともある一定の抽出サイクル回数の前記液体から不純物を濾過するように組み込まれた消耗可能なフィルターと、前記濾過された液体から抽出した飲料収容容器とを有する。制御回路は、抽出サイクルが完了を指示する少なくとも1つのセンサーからの信号を受け、抽出サイクルが完了すると抽出サイクルカウンターを1つ増加させ、前記抽出サイクルカウンターが一定の抽出サイクル回数になった時に、飲料メーカーの洗浄指示器を作動させるように構成されるプロセッサを含む。
【選択図】 図1

Description

コーヒー豆は、飲料を生成するために、挽いて抽出する操作を行わなければならない。炒ったコーヒー豆の生成は、焙煎所、雑貨店、或いは家庭で行われる。炒ったコーヒー豆は、最も一般的には、焙煎所において挽かれ、袋詰めされて消費者に販売されるが、”ホールビーンズ”コーヒーは、家庭で挽かれることがある。コーヒー豆は、何種類かの手法で挽くことができる。粗挽きミルは、回転要素を使って豆をせん断するものであり、電動グラインダーは、鈍い刃を高速で動かして豆を粉砕するものであり、擂鉢と摺りこぎは豆を砕くように作用する。
挽き方の種類は、その手法が使用する抽出方法から命名されることも多い。トルコ式の挽き方は最も細かな挽き方であり、コーヒーパーコレータ又はフレンチプレスは最も粗い挽き方である。最も一般的な挽き方は、これらの両極端の間であり、最も一般的な家庭用コーヒー抽出機では、中程度の挽き方が使用される。
パーコレータ又は自動式コーヒーメーカーのような機械は、コーヒーを重力により抽出する。パーコレータでは、沸騰水が、沸騰により形成された蒸気圧によりフィルター上部の部屋に強制的に送り込まれる。沸騰水は続いて、重力によって粉を通り、内蔵タイマーによって停止されるか、或いは、より一般的には、ポット全体が所定温度に達したときサーモスタットを介してヒーターを止めることによって停止されるまで、この工程が繰り返される。このサーモスタットはまた、コーヒーを保温する(ポットが冷めるとサーモスタットが作動する)のにも使われるが、最初の抽出をした後は、ポットが再加熱されて更に抽出されるのを防ぐために、粉を入れたバスケットを取り除く必要がある。
自動式コーヒーメーカーでは、紙製又は孔の開いた金属製のコーヒーフィルターに入れたコーヒー粉の上に熱湯が滴下され、この熱湯が、挽かれたコーヒーを通り抜ける間にコーヒー油脂分とエッセンスを吸収する。液体は、重力によりカラフ又はポットに滴下され、使用済のコーヒー粉はフィルターに残される。
多くの人々が、コーヒーハウスに行ってグルメコーヒーを購入することを日課にしている。コーヒー愛飲家が、1杯5ドルのグルメコーヒーを1日に2杯購入すると、グルメコーヒーは、コーヒー愛飲家にとって週50ドルの出費になる。コーヒーハウスの高価なコーヒーを購入する代わりの方法として、コーヒー愛飲家は、予め定められた大量のコーヒーを抽出するようになった高価な業務用コーヒー抽出機を買うことができるが、これは、個人或いは家族で希望する時に楽しむためには大き過ぎる。更に、業務用抽出機は、特殊な水フィルターと水管接続とを必要とし、また、整備及び洗浄が困難である。従って、家庭、オフィス或いはどんな場所でも、抽出用の水を濾過し、グルメコーヒーを保証する特別な機能を備えたドリップ式グルメコーヒーメーカーを使用するシステム及び方法が求められている。
第1の実施形態では、グルメ抽出システムの全体のうちの一部としてのオーバーサイズのフィルターバスケットを備えた飲料メーカーが開示される。このシステムは、液体を収めるリザーバと、液体加熱用ヒーターと、少なくともある一定の抽出サイクル回数にわたって液体から不純物を濾過するように構成された消耗品であるフィルターとを有する。本発明はまた、この濾過した液体から抽出される飲料を収める容器と、この飲料メーカーの洗浄及び整備の少なくとも1つの必要性を指示する指示器と、プロセッサを含む制御回路とを含んでいる。該制御回路は、該制御回路と接続されるグルメ抽出スイッチからグルメ抽出モードを指示する入力を取得し、少なくとも1つのセンサーから抽出サイクルが完了したことを指示する信号を受信し、第1指示器に抽出サイクルが完了したことを指示するように構成される。
第2の実施形態は、少なくとも1つの抽出モードを有する飲料メーカーを作動させる方法を含む。この方法は、飲料メーカーがグルメモードであることを指示する信号である、グルメ抽出スイッチからの入力を取得する。プロセッサは、少なくとも1つのセンサーから信号を受けるように構成されており、この信号は、該飲料メーカーの抽出サイクルが終わり、オーバーサイズのフィルターバスケット内の液体が空になるのを確実にするために一定のグルメ時間だけ待って、抽出警戒期間が終了したことを表示するものである。
第3の実施形態は、コンピュータ読取り可能な媒体と通信可能なプロセッサによって飲料メーカーを制御する制御回路を含む。このコンピュータ読取り可能な媒体は、その内部に複数の命令を保存しており、これらの命令は、プロセッサによって実行されたとき、該制御回路と通信するグルメ抽出スイッチからグルメ抽出モードを指示する入力を該プロセッサに取得させ、少なくとも1つのセンサーからの抽出サイクル完了を指示する信号を受信させ、該抽出サイクル完了を第1指示器に指示させる。
以下の詳細な説明がより良く理解されるように、かつ、この分野への本発明の貢献がより良く認識されるように、本発明の幾つかの実施形態について概略を説明した。勿論、以下に説明するように本発明の他の実施形態も存在し、これらは、添付した特許請求の範囲の命題を形成するものである。
このような観点から、少なくとも1つの本発明の実施形態を詳述する前に、本発明は、以下の説明及び図面に示す詳細な構造及び構成部品の配列に限定されるものではないことを理解しておくべきである。本発明は、ここに記載された実施形態以外に、種々の手法で実施し、遂行する実施形態が可能である。更に、この明細書で使われている表現と用語は、要約と同様に、説明を目的としたものであり、限定するものと見做すべきではないことを理解すべきである。
このような事情であるから、当業者であれば、この開示の基本となる概念が、本発明の幾つかの目的を遂行するために別の構成、方法及びシステムを設計するための基礎として利用できることは容易に理解されよう。従って、本発明の特許請求の範囲は、本発明の思想と範囲から逸脱するものでない、これらの均等物を包含すると見做すことが重要である。
以下の図面に関連した本発明の種々の実施形態の記述を参照することによって、本発明の既に述べた特徴及びその他の特徴及び利点、更に、それらの達成方法がより明確になり、本発明自体がより良く理解されるであろう。
本発明の好ましい実施形態である飲料メーカーの斜視図であり、フィルターカバーを開いてカラフとフィルターバスケット及びシャワーヘッドを含む種々の部分を示す。 デュアル式液位表示器の斜視図である。 図1に示した飲料メーカーの部分斜視図であり、リザーバ蓋が開かれてリザーバの水溜めとフィルター棒の上部を露呈している。 図1に示した飲料メーカーの追加の部分斜視図であり、カラフにより飲料メーカーのリザーバ用水溜めに液体を入れるところを示す。 本発明の好ましい実施形態であるフィルターケースにフィルターカートリッジを装填したフィルター計量棒の斜視図である。 図5のフィルター計量棒のフィルターケースを開いて、フィルターカートリッジの無い状態を示す斜視図である。 本発明の好ましい実施形態である、オーバーサイズのコーヒーフィルター及びフィルターバスケットの全体斜視図である。 図7のオーバーサイズのコーヒーフィルターの斜視図である。 図7のオーバーサイズのコーヒーフィルターの側面図である。 図7のオーバーサイズのコーヒーフィルターの追加側面図である。 図7のコーヒーフィルターの底面図である。 図7のコーヒーフィルターの上面図である。 本発明の好ましい実施形態である、ドレンチシャワーヘッドの平面図である。 本発明の好ましい実施形態である、コーヒー匙の全体斜視図である。 図14aのコーヒー匙の上面図である。 図14aのコーヒー匙の側面図である。 本発明の好ましい実施形態に基づく飲料メーカーのブロック図である。 図1に示す飲料メーカーの表示器とユーザースイッチを含むパネル例を示す。 図1の飲料メーカーにおける抽出サイクルのフロー図である。 図1の飲料メーカーの整備プログラムのフロー図である。 飲料メーカーの洗浄整備手順のフロー図である。 洗浄工程を遂行する方法を示すプロセスフロー図である。
以下の詳細な説明においては、説明の一部を構成し、本発明を実施する特定の実施形態を示す添付図面を参照して説明する。これらの実施形態は、当業者が実施できるように、十分に細部にわたって説明されており、他の実施形態も利用でき、構造的、論理的、処理的及び電気的変更が可能であることも、理解されよう。記載された処理工程の進行は一例に過ぎず、工程シーケンスはここに説明されるものに限られず、必然的に決まった順番で起きる工程を除いて、この分野で知られているように変更することができる。
本発明は、図面に基づいて以下に説明されるが、図の全体を通して、同じ参照番号は同様な部品を示す。図1において、飲料メーカー10は、外ケース12と、抽出された液体を保温するヒーター板14とを有する。カラフ20が、抽出された飲料を保持するのに使用される。デュアル式液位表示器16が、飲料メーカーのリザーバ水溜め内の液体量を示す。該表示器はまた、抽出される飲み物量に適切な注入高さをユーザーに知らせる。制御用及び表示用パネル18により、ユーザーは飲料メーカー10の抽出工程を設定し、また監視することができる。フィルター蓋24(開いた位置が示されている)が、フィルターバスケット42及びフィルターバスケット保持器44へのアクセスを可能にする。
ヒーター板14は、液体カラフ20がヒーター板14上に置かれている状態で、この液体カラフ20内にある、例えばコーヒーのような抽出液体を加熱し、温め及び/又はその温度を維持するように構成されている。液位表示器16は、飲料メーカー10のユーザーに対して飲料メーカー10のリザーバ内の液面レベルを視覚的に表示して、ユーザーが飲料メーカー10により生成される飲料の量を判定するために使用することができる。液位表示器16は、透明及び/又は半透明の部分であり、ユーザーはコンテナー22内の液レベルを見ることができる。
飲料メーカー10はまた、ドレンチシャワーヘッド40を有し、このシャワーヘッド40は、抽出された液体を液体カラフ20に滴下させ、噴出させ、注ぎ及び/又は流下させるように構成されている。ドレンチシャワーヘッド40は、フィルター蓋24とリンクし、フィルター蓋24が開けられた時に、オーバーサイズのフィルターバスケット42とフィルターバスケット保持器44から離れる方向に回転させることができる。飲料メーカー10は、コーヒーメーカー、紅茶メーカー、カプチーノメーカー及び/又は他の好ましい飲料を抽出し又は生成する装置である。制御用及び表示用パネル18は、例えば、オン・オフスイッチ、タイマー、時計、及び/又は種々の抽出サイクルスイッチを有する。当業者であれば、この制御用及び表示用パネル18が、他に幾つかの好ましいスイッチ、ボタン、及び/又は表示器を含むものであってもよいことが理解できよう。
図2を参照すると、デュアル式液位表示器16が抽出機のリザーバ内の液量を示している。デュアル式液位表示器16は、グルメモード用として、抽出機がより多量のコーヒー粉を使って、増量したコーヒー粉が液体を多く吸収するようにするために備えられたものである。右目盛がグルメモード用の充填レベルを表し、2杯毎の記号で増加する。例えば、グルメ”2”杯充填目盛19aが、デュアル式液位表示器16の下部にある。次の目盛のグルメ”4”杯充填目盛19bには、グルメ”6”杯充填目盛19cが続く。上部にはグルメ”8”杯充填目盛19dがある。また、シェフ用帽子17が右目盛にあり、ユーザーに右目盛がグルメ抽出リザーバ液位であることを気付かせるようになっており、このグルメモードはコーヒー8杯分用として備えられている。デュアル式液位表示器16の左目盛は、レギュラーモードにおいて抽出する場合に使用する抽出機リザーバ液位を示す。レギュラーモードの目盛記号は、2杯、4杯、6杯、8杯、10杯及び12杯の液位があり、それぞれ21a〜21fで示される。上部には「最大」表示23が示され、抽出機はレギュラーモードで12杯分のコーヒーが提供可能であることをユーザーに知らせる。
図3を参照すると、ユーザーが水フィルター計量棒32にアクセス可能なように、飲料メーカー10のリザーバ蓋28が開いた状態で示される。この水フィルター計量棒32は、リザーバ84内に置かれており、抽出用液体から不純物を濾過する。図4は、カラフ20によりリザーバ84に抽出用の液体を入れるところを示す。
図5及び図6を参照すると、図には水フィルター計量棒32の詳細が示されている。この水フィルター計量棒32は、その一端に、例えば、木炭のようなフィルター要素33を保持するように構成されている。このフィルター計量棒32は、図6に示す開いた状態において、フィルター要素33を収容するように構成されたフィルターケース35を含む。上述したように、フィルター計量棒32は、リザーバ底部又はその近傍で、飲料メーカー10が該リザーバ84からその収容穴を介して液体を引き込む収容穴に位置する。
ユーザーは、フィルター要素の使用寿命が尽きると、フィルターケース35を開いてフィルター要素33を交換することができる。フィルター要素33の使用寿命は、飲料メーカーの洗浄サイクルに関連づけられる。ある実施形態では、飲料メーカーの回路は、フィルター交換の間の抽出回数を追跡して、ユーザーに交換が必要であることを知らせるようにすることができる。更に、フィルター要素33内に含まれるフィルター材料(例えば木炭)は、飲料メーカー10の洗浄/整備の要求から決まる抽出サイクル回数に対して有効な濾過機能を備えるように選定される。例えば、飲料メーカー10が、抽出サイクル60回毎に洗浄/整備が必要である場合には、フィルター材料の必要量は、最低抽出サイクル60回分有効な濾過効果を与えるように選定する。このように、フィルター交換は、洗浄/整備工程と同時に行ってもよい。
図7を参照すると、オーバーサイズのフィルターバスケット42が備えられており、フィルターバスケット保持器44に挿入されて飲料メーカー10(図1参照)に装着される。取手43が、オーバーサイズのフィルターバスケット42の取手の取付け穴48に取付けられている。図8では、オーバーサイズのフィルターバスケット42は、5つの側面濾過口45aと、3つの底面濾過口46、下壁47と、内側円板49a及び外側円板49bとから構成される。
このフィルターバスケットの設計は、抽出する飲み物量に拘わらず、一定の抽出品質にするのを確実にする。このようにして、飲料メーカーから作られるコーヒーは、2杯であっても12杯であっても同じ風味になる。一定品質の抽出が、このオーバーサイズのフィルターバスケット42の形状から得られる。例えば、ユーザーが少量の飲料を抽出する場合には、下壁47によって熱湯が側面濾過口から流れないで粉を通過するように向き変えて、底面濾過口46から流下させる。更に、液体の表面張力及びその他の特性により、コーヒーフィルター内の熱湯は、該フィルターの底中心部に流れが向かう。本発明の内側円板49aが、中心部からの抽出を反らせることによりこの傾向を防ぎ、フィルターバスケットの底面濾過口46から流下させる。図13に示したドレンチシャワーヘッドはまた、オーバーサイズのフィルターバスケット42の粉全体に熱湯を分布させてこの抽出工程を支援する。
また、ユーザーが大量の飲料を抽出する場合には、オーバーサイズのフィルターバスケット42の中に大量の粉を入れる。ドレンチシャワーヘッドは、粉を完全に浸して最大限風味が抽出されるのを保証する。飲料メーカー10がグルメモードである時に、このことは特に重要である。更にまた、その構成がフィルターバスケットの粉から迅速かつ効率的に液体の抽出が可能である限り、他のフィルター構成も利用することができる。例えば、3つの側面濾過口と、3つの底面濾過口としてもよい。オーバーサイズのフィルターバスケット42のフィルター穴は、オーバーサイズのフィルターバスケット42でコーヒー粉を保持しつつ抽出液体を流下させるようなミクロスクリーンメッシュの濾過材料とすることができる。種々の実施形態において、このミクロスクリーンメッシュは、例えば、ステンレス鋼、金メッキ製ステンレス鋼、チタン或いは均一な紙など種々の材料により製造することができる。
図9及び図10を参照すると、オーバーサイズのフィルターバスケット42の側面濾過口45aの詳細が示されている。図11及び図12は、特に底面濾過口46を示すオーバーサイズのフィルターバスケット42の底面図である。
図1及び図13を参照すると、ドレンチシャワーヘッド40は、オーバーサイズのフィルターバスケット42内の抽出用粉の上に均一に熱湯を分布させることで、該粉からの最大限の風味抽出を保証する。良く知られた方法で、リザーバからの液体が飲料メーカー10内の加熱室に入り、部分的に水を沸騰させる要素により蒸気気泡を生成し、この蒸気が垂直パイプを通して残留液体をドレンチシャワーヘッド40に圧送し、複数の湯口41及び湯口41aを通してオーバーサイズのフィルターバスケット42内の粉上に滴下させる。粉を通過した熱湯は、液体カラフ20に滴下される。
ドレンチシャワーヘッド40は、ドレンチシャワーヘッド40の外周近傍にある16個の湯口41と、その中央部にある追加の湯口41aとにより構成することができる。この湯口の配置によりオーバーサイズのフィルターバスケット42内の粉を完全に濡らすことが出来、より高品質な抽出が可能となる。
図14aを参照すると、小匙51と大匙52とを有する双匙コーヒー匙50を示す。抽出する飲料により、大匙または小匙を選んで、オーバーサイズのフィルターバスケット42に粉を掬い入れる。例えば、飲料メーカー10により5杯分のレギュラーコーヒーを淹れる場合、小匙51で5杯分のコーヒー粉をオーバーサイズのフィルターバスケット42内に入れる。逆に飲料メーカー10により5杯分のグルメコーヒーを淹れる場合、大匙52で5杯分のコーヒー粉をオーバーサイズのフィルターバスケット42内に入れる。図14bは、図14aの双匙コーヒー匙の上からみた平面図である。図14cは、図14aの双匙コーヒー匙の側平面図である。
図15に示されるように、飲料メーカー10は、抽出システム82と制御システム83を有する。抽出システム82は、水又は水以外の抽出用液体を入れるコンテナー又はリザーバ84を有する。リザーバ84は、フィルター要素33を通してヒーター86と流体連通している。リザーバ84には、例えば、抽出したい飲料の必要量に相当した水量を入れるといった、好ましい方法によって充填される。リザーバ84が充填されると、重力によってリザーバ84からの水がフィルター要素33及びヒーター86を通って流れる。ドレンチシャワーヘッド40は、ヒーター86と流体連通しているが、熱湯がドレンチシャワーヘッド40に到達するのを重力で妨げるようにするため、ヒーター86より上方に位置している。
抽出工程が開始されると、制御ユニット96は、制御信号をリレーモジュール97に送信し、ヒーター86を作動させて加熱を行い、ヒーター86の位置に達した水を沸騰させる。加熱により生じた蒸気力により熱湯がドレンチシャワーヘッド40まで持ち上げられる。ドレンチシャワーヘッド40は、熱湯と蒸気をコーヒー粉、お茶、又は熱湯抽出される他の物質が入ったオーバーサイズのフィルターバスケット42に向ける。このようにして熱湯が所望の飲料に変わる。飲料は、オーバーサイズのフィルターバスケット42から落ちて、カラフ20に流れて飲料が飲めるようになるまで蓄えられる。ヒーター板14を設け、制御ユニット96によって制御されるようにすることができる。この制御ユニット96は、制御信号をリレーモジュール97に送り、ヒーター板14を作動させてカラフ20内の飲料を所望温度に保温する。
リレーモジュール97は、ソリッドステートリレー、又は別の電気回路の制御によって開閉されるどのような電気的スイッチでもよい。ソリッドステートリレーは、摩耗する可動部分がない。一実施形態では、例えば、該制御回路96は、制御信号をリレーモジュール97に送信し、ヒーター86とヒーター板14を制御するように構成してもよい。
制御システム83は、抽出工程の種々の部分を制御するように構成することができ、更に別の特徴を提供するようにすることができる。例えば、制御システム83は、抽出工程の終了を検出する。制御システム83の制御回路96は、例えば、1つ又は複数のセンサー94、95と協働して抽出工程の終了を検出する。制御回路96は、好ましくはアナログ又はデジタル回路であり、例えば、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサー、又はコンピュータ読取り可能な媒体、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)又は、プログラマブル・システム・オン・チップ(PSoC)に保存された命令を実行する他のいかなる処理装置であってもよい。制御回路96は、ソリッドステート及び/又はソリッドステート部品から製造されるものであってもよい。センサー94、95は、他の適切な形式のタイプのセンサーのいずれであってもよい(例えば、抽出工程の終了検出に使われる方法に基づいて)。
抽出工程の終了を判定するのには、様々の方法を使用することができる。例えば、制御回路96が、例えばヒーター86の温度を熱センサー94により監視して、抽出工程の終了を判定するようにしてもよい。抽出工程中においては、水がヒーター86内にある場合、その温度は凡そ沸騰水温度になる(即ち海面レベルで100℃又は212°F)。リザーバ84内の水が全部汲み出されると、ヒーター86が乾きその温度は沸点を超えてしまう。これによって抽出工程の終了を指示するようにしてもよい。このシステム83の制御回路96は、ヒーター86に通じる熱センサー94でヒーター86の温度を監視してもよい。ヒーター86の温度が水の沸点以上に上がると、制御ユニット96は抽出サイクルが完了したと判定する。抽出システム82の他の部分、例えばヒーターに繋がる流体管の温度測定をすることで同様な結果を得てもよい。温度センサー94は、温度測定が可能であれば、例えばソリッドステート及び/又はサーミスターを含めてどのようなセンサーであってもよい。
制御回路96は、他の手法で抽出サイクルの完了を判定するようにしてもよい。例えばセンサー95が、リザーバ84内の液位を感知する位置に置かれるようにしてもよい。リザーバ84内の液位が予め定められた水位より下に下ると、これは、リザーバ84内の液体の全部又は大部分が抽出されたことを示すので、このことから抽出サイクルの完了を指示してもよい。別の実施形態では、制御回路96が、抽出サイクルの最初に、リザーバ84内の液位を測定する。この情報を元に、制御回路96は、例えばタイマーを使用して抽出サイクルの完了を評価するようにしてもよい。抽出サイクルの長さは、抽出される飲み物量によって変わるので、抽出サイクルの開始時にリザーバ84内の液量を知ることにより、制御回路96に抽出サイクルの長さを評価させ、タイマーを使って抽出サイクルの完了を判定することができる。
抽出サイクルが完了したことが検出されると、制御システム83は、例えばヒーター86を停止させることを含めて種々の動作を取ることができる。種々の実施形態では、制御システム83は、抽出時間経過タイマーを作動させるようにしてもよい。例えば、制御回路96が抽出サイクルの完了を検出すると、抽出時間経過(TSB)タイマーを作動させる。抽出工程の完了は、例えば上述したヒーター86温度の監視による方法を含め、好ましい方法で検出できる。このTBSタイマーは、制御回路96で実施されるソフトウエアをベースとしたタイマー又はその構成部品でも、或いは別個のハードウエア構成部品を使ってもよい。TSBタイマーは、ゼロから始まり、起動(即ち抽出サイクルの完了で)後の経過時間を計時する。TSBタイマーの現在値は、好ましいフォーマットのいずれで表すこともでき、このフォーマットには、例えば、分、又は時間及び分を含めることができる。
TSBタイマーの状態は、表示器62によってユーザーに提示することができる。これは、ユーザーに、抽出サイクルが完了してからどれだけの時間経過したかの表示、つまりカラフ20内の飲料の古さの表示を与えることができる。TSBタイマーの状態は、幾つか好ましい方法で表示することができる。例えば、光を点灯することで、抽出以降に所定時間が経過したことを表示してもよい。更に、光の点灯に加え、或いは点灯に代えて、抽出以降に所定時間が経過した時に、ビープ音のような可聴音を発生させてもよい。幾つかの実施形態では、表示器62がTSBタイマーの現在値を表示するように構成してもよい。例えば、制御パネル60にボタン又は他の入力手段を備え、ユーザーが操作した時に、制御回路96が表示器62に該タイマーの現在値を表示するように構成してもよい。種々の実施形態によれば、制御回路96はさらに、抽出サイクル完了から一定の時間(例えば2時間)経過した時に、ヒーター板14を消磁させるように構成してもよい。この一定の時間は、TSBタイマーにより測定することができる。
図16は、幾つかの実施形態において、表示器62とユーザー制御パネル60の両方の機能を達成することができる制御パネル18を示す。表示器62は、LCD、LED又は他の好ましい表示体とすることができる。更に、表示器62が、TSBタイマーの現在値又は現在時間を表示するようにしてもよい。
ユーザー制御パネル60は、飲料メーカー10を作動させ、或いは停止させるオン/オフボタン64を有し、抽出工程を開始するようにすることができる。ユーザーは、プログラムボタン70の選択により、プログラム抽出又は遅延抽出を選択し、時間ボタン66と分ボタン68とを使って、所望の開始時間及び/又は遅延時間を入力する。自動ボタン73が、プログラム抽出の開始を起動する。TSB76がユーザーによって押され、制御回路96がTSBタイマーの現在値を表示器62に表示する。飲料メーカー10は、制御パネル18からアクセスでき、ユーザーによって起動されて自動洗浄工程を開始する洗浄スイッチ77を有する。この洗浄スイッチ77は、例えば押しボタンスイッチの形態とすることができる。
レギュラーコーヒーを抽出する場合には、レギュラーコーヒー抽出ボタン75が選択され、飲料メーカー10をレギュラー抽出モードにする。レギュラー抽出モードに代わるグルメコーヒー抽出ボタン74が選択されると、飲料メーカー10をグルメ抽出モードにセットできる。レギュラーコーヒー抽出ボタン75或いはグルメコーヒー抽出ボタン74は、オン/オフボタン64を押す前か、押した後一定時間内のいずれかに、ユーザーにより押される。別の抽出モードのときには、制御システム83の制御回路96が、ヒーター86のオンオフを一定時間毎(例えば25秒毎)に繰り返してもよい。これにより、液体がオーバーサイズのフィルターバスケット42内に長く留まり、コーヒー粉との接触を長びかせるようにしてグルメ抽出をすることができる。別の実施形態では、飲料メーカー10がまた、抽出工程の設定温度とタイミングを変更する別の抽出モードとしてもよい。
抽出工程の一例が、図15及び図17を参照して詳細に説明される。抽出タイマー100が起動され、制御回路96への表示器により抽出サイクル102の完了が示されるのを待つ。制御回路96は、抽出サイクル完了を表示するセンサー94の読取りに変化があったかどうかを判定する。その信号を受けると、制御回路96は続いて、飲料メーカーがグルメモード103であるかどうかを判断する。飲料メーカーがグルメモード103であれば、グルメ遅延タイマー105が作動し、この遅延タイマーは、残りの抽出量がオーバーサイズのフィルターバスケットを通して濾過されるのを可能にする。上述したように、オーバーサイズのフィルターバスケット内に増量分の粉があるグルメモードでは、グルメ遅延タイマー105を設けて、粉全体の風味とエッセンスが抽出されるのを保証する。グルメ遅延タイマー105の遅延時間が経過した時、又は抽出サイクル完了したか否かの判断102がレギュラー抽出の完了を表示した時に、抽出が完了したことが表示され、同時にTSBタイマー104の作動が開始される。制御回路96は、TSBタイマーの現在値が設定時間(例えば、2時間)を経過したかどうかを、TSB時間経過判定ブロック106において判定する。
ある実施形態においては、TSBタイマーは、ユーザーの使い方に合うようにプログラム設定することができる。例えば、ユーザーが午前6時00分にコーヒーを抽出し、午前6時30分に仕事に出発する場合には、TSBタイマーは30分に設定される。午前6時30分に飲料メーカー10は電源を切ることになり、これによって電力が節約される。更に一定時間が経過したとき、飲料は望ましい賞味時間を越したことを表示してもよい。従って一定時間が経過したとき、カラフ20内の飲料を冷めるように、制御回路96によりヒーター板14を108で不作動にしてもよい。種々の実施形態では、制御回路96は飲料メーカー10全体を切るようにしてもよい。ある実施形態では、飲料メーカー10は、制御パネル60上にTSBタイマーがサイクル復帰したことを表示するTSBオフ表示器78を備えて、飲料メーカー10を切るようにしてもよい。表示器は、LED又はその他の好ましい発光装置とすることができる。
図18は、抽出完了タイマーを示す工程フロー図である。ユーザーは、抽出工程を実施させたい時間を、ステップ202において入力する。例えば、ユーザーが午前6時00分にレギュラーコーヒーを飲みたい時に、ユーザーは午前6時00分にタイマーをセットし、グルメモード204を解除する。抽出完了タイマーは、抽出工程を午前6時00分より”y”時間早く、208で開始して、午前6時00分に抽出工程が完了するのを確実にする。この”y”時間は、飲料メーカー10においてレギュラーコーヒーの抽出完了までに要する時間であり、飲料メーカー10の抽出特性から決定されるもので、ルックアップテーブル(LUT)に保存される。
代わりの実例では、ユーザーが午前6時00分にグルメコーヒーを飲みたい時に、該ユーザーは午前6時00分にタイマーセットし、グルメモード204を可能にする。このようにして、抽出工程は、208において、午前6時00分より、”x”と”y”を足した時間だけ早く開始する。この”x”時間は、グルメ抽出206をするときに、オーバーサイズのフィルターバスケット42内の追加された粉を通過する液体に必要な追加時間である。この”x”と”y”2つの時間は、飲料メーカー10の抽出特性から決定されるもので、ルックアップテーブル(LUT)に保存される。
図15の追加の実施形態では、制御システム83は、ユーザーに洗浄/整備を促して、制御システム83によって実施される自動洗浄操作をユーザーが開始できるように構成されている。ある実施形態では、飲料メーカー10は、制御パネル60に洗浄/整備の喚起をする洗浄表示器(例えば、LED又は他の好ましい発光装置)を有する。制御システム83は、飲料メーカー10の使用状況を監視して、洗浄表示器の状態を制御する。ある実施形態では、図15に関連して以下に説明されるように、例えば、制御回路96は、飲料メーカー10において実行された抽出サイクル回数を追跡することにより使用状況の監視をするようにしてもよい。このような実施形態によれば、追跡された抽出サイクル回数が一定値になると、制御回路96は、洗浄表示器を作動させてユーザーに洗浄/整備の催促をする。例えば、洗浄表示器が発光装置である実施形態では、制御回路96は、洗浄表示器を非点灯状態から点灯状態に変化させる。このようにしてユーザーは、飲料メーカー10の洗浄と整備の要求に従うように気付かされる。このような要求は、例えば、長期にわたって飲料メーカー10内に溜まった鉱物の増加、湯垢及び/又は他の汚染物質を取り除く必要とフィルター交換の必要から来ている。
図15を参照すると、洗浄表示器として発光装置を使った実施形態では、洗浄表示器が洗浄スイッチ77と一体構成され、図5〜8及び図19に関して以下に説明されるように、自動洗浄工程は、好ましい洗浄剤(例えば湯垢を取り除く物質、酢溶液)を飲料メーカーに通して流すための、数回の抽出サイクルを遂行することを含んでいる。従って、自動洗浄工程を始める前に、最初に飲料メーカーからフィルター計量棒32を除くことにより、飲料メーカーからフィルター34が取り除かれる。また、必要な場合には、フィルター計量棒のケース35からフィルター要素33が除去されて廃棄される。
図19は、ユーザーに洗浄/整備の催促を行い、ユーザーが自動洗浄工程を可能にする方法を示すフロー図である。302において、図15の制御回路96は、抽出サイクルが完了したかどうかを判定する。ある実施形態では、図15に関連して上述したように、この判定をするために、制御回路96は、センサー94によりヒーター86温度を監視する。制御回路96により抽出サイクルが完了したと判定されると、制御回路96にある抽出サイクルカウンターのカウント値304が1つ増加する。その他の場合には、工程は302に戻る。
抽出サイクルカウンターの値は、306において監視される。抽出サイクルカウンターの値が、一定の抽出サイクルカウント値C1以下の場合には、工程は302に戻り、新たな抽出サイクルが実施されるにつれて抽出サイクルカウント値が増えていく。抽出サイクルカウント値が一定の抽出サイクルカウント値C1になると、制御回路96は、洗浄表示器を作動させてユーザーに洗浄/整備の注意喚起を行う。種々の実施形態では、一定の抽出サイクルカウント値C1は60回であるが、他の好ましい値とすることができることも理解されよう。例えばある実施形態では、飲料メーカー10が、硬水で使用されるものか、及び/又は比較的高い残渣レベルに関係した飲料製品に使用されるものかによって、設定値C1を増加したり減少したりして、飲料メーカーの所定の使用回数の間に、洗浄表示器の作動頻度をそれぞれ増減する。ある実施形態では、設定値C1は、飲料メーカー10において使用するフィルター34の種類を基にしてもよい。例えば、フィルターに60回の抽出サイクルに適した濾過効果があれば、設定値C1は60回とすればよい。
310において、洗浄スイッチの状態が監視される。洗浄スイッチがT1時間以下の作動か全く操作されていない場合には、工程は308に戻り、洗浄表示器は作動状態のままに留まる。一般に、時間T1は、自動洗浄工程を不注意により(例えば、誤って洗浄スイッチを押すことにより)開始するのを防ぐように設定される。例えば一実施形態においては、時間T1は3秒である。しかし、T1時間は3秒以外に設定できることも理解されよう。
洗浄スイッチがT1時間を超えた時間にわたり操作された場合には、工程は312に進行し、自動洗浄工程が遂行される。少なくとも自動洗浄工程の一部では、制御回路96は、洗浄表示器を点滅させ(洗浄表示器が発光装置である場合)、ユーザーに自動洗浄工程が進行中であることを表示することができる。更にある実施形態では、制御回路96が、自動洗浄工程中に制御パネル60のその他の機能部分(飲料メーカー10をオフにするパワースイッチを除いて)が使用されないように解除してもよい。洗浄工程の状態は314において監視される。洗浄工程の完了により、工程は302に戻る。
ある環境においては、抽出サイクルカウンターが一定の抽出サイクルカウント値C1に等しくなる前に、自動洗浄工程を始める必要があるか、必要がなくても望まれる場合がある。従って、ある実施形態では、図19の316に示されるように、洗浄表示器が作動していない時に、洗浄スイッチを作動させて自動洗浄工程を始めるようにしてもよい。洗浄スイッチがT2時間以上作動すると、318で判定されるように工程が312に進み、自動洗浄工程が遂行される。一実施形態では、時間T2の値はT1の値と同じとすることができる。別の実施形態では、T2の値は、T1と異なった値にすることもできる。
図20は、312(図19)における洗浄工程を遂行する方法を示す工程フロー図である。ある実施形態では上述したように、洗浄工程を開始する前に、フィルター34がフィルター計量棒32から取り除かれ、適量の洗浄剤がリザーバ84に加えられる。
402において、制御回路96が抽出サイクルを開始して、ヒーター86により洗浄剤が沸騰され、この洗浄剤がドレンチシャワーヘッド40に達してカラフ20に排出される。抽出工程がT3時間実施された後に、制御回路96によって、404で時間T4だけ停止する。続いて406で、制御回路96内の洗浄サイクルカウンターが1つ進められる。洗浄サイクルカウンター値は408で監視される。洗浄サイクルカウンターの値が所定のカウンター値C2以下であると、工程は402に戻り、更に抽出サイクルが402及び404で遂行されて、カウンター値は増えていく。洗浄サイクルカウンターの値が所定カウンター値C2になると、工程は410に進み、抽出工程はT3時間停止したままになる。この洗浄の間に、抽出システム82内に導入された洗浄剤が堆積した鉱物質と汚染物質に作用して、これらを分解する。時間T3、T4、カウント値C2及び時間T5の数値は、洗浄剤が抽出システム部品を適切に洗浄するのに十分な量と時間で、かつ洗浄工程が不必要に長引かない状態で抽出システム82内に導入されるように選択される。ある実施形態では、例えば、T3は7秒、T4は21秒、C2は60回、T5は30分である。ある実施形態では、自動洗浄工程は1時間かそれ以下で完了する。工程は410から412へ進み、洗浄剤の残りは、リザーバ84が空になるまで連続的に抽出される。洗浄サイクルカウンターと抽出サイクルカウンターとの値が、それぞれ414と416でゼロにリセットされ、洗浄表示器が解除されて洗浄工程が418で完了する。418において洗浄工程が完了すると、未使用フィルター33がフィルター計量棒32のフィルターケース35に装填され、フィルター計量棒32が飲料メーカー10に再び組み込まれる。
上記した説明及び図面における方法及び装置は、ここに記載された実施形態の目的、特徴及び利点を達成する為に用いられ、制作されることが可能な幾つかの方法と装置の実例のみを示すものに過ぎない。従って、前記した実施形態の説明に限定されるものと見做されるべきではなく、添付した特許請求の範囲により限定されるべきである。いずれの請求項或いは特徴は、本発明の範囲内において、その他の請求項又は特徴と組み合わせることができる。
本発明の多くの特徴並びに利点が、詳細な説明で明らかにされており、本発明の思想と範囲内に含まれる限り、添付した請求項により本発明の特徴並びに利点の全てを包含することを意図している。更に、当業者にとっては多くの修正と変更が容易に想到されるものであるから、本発明は、例示された構成と操作そのものに限定されるものではなく、全ての修正及び均等物は本発明の範囲に含まれる。
10 飲料メーカー
12 外ケース
14 ヒーター板
20 カラフ
16 デュアル式液位表示器
18 制御用及び表示用パネル
33 フィルター要素
42 オーバーサイズのフィルターバスケット
44 フィルターバスケット保持器
62 洗浄表示器
82 抽出システム
83 制御システム
84 リザーバ
86 ヒーター
94 センサー
95 センサー
96 制御ユニット(回路)
97 リレーモジュール

Claims (22)

  1. フィルターバスケットと、
    抽出システムと、
    を備えた飲料メーカーであって、前記抽出システムが、
    液体を入れるリザーバと、
    該液体を加熱するヒーターと、
    少なくとも所定回数の抽出サイクルにわたって前記液体から不純物を濾過するようにされた消耗品であるフィルターと、
    前記濾過された液体から抽出された飲料を受ける容器と、
    を含んでおり、
    飲料メーカーは更に、飲料メーカーの洗浄と整備の必要性の少なくとも1つを指示する指示器と、
    プロセッサを含む制御回路と、
    を含み、
    該制御回路は、
    該制御回路に接続されるグルメ抽出スイッチから、グルメ抽出モードを指示する入力を取得し、
    少なくとも1つのセンサーから、抽出サイクル完了を指示する信号を受信し、
    該抽出サイクルが完了したことを第1の指示器に指示する、
    ように構成されたことを特徴とする飲料メーカー。
  2. 前記制御回路は、各抽出サイクルの完了時に、抽出サイクルのカウント値を1つ増加させ、抽出サイクルカウント値が一定の抽出サイクル回数と等しくなった時に、第2の指示器を作動させる請求項1の飲料メーカー。
  3. 飲料メーカーは、匙のそれぞれの端部に付けられた大匙と小匙を備えるグルメ匙を有する請求項1の飲料メーカー。
  4. 前記フィルターバスケットは、側面濾過口と底面濾過口とを有し、迅速で効率的な抽出を確実にするようにした請求項1の飲料メーカー。
  5. 前記容器は、取り外し可能なカラフを含む請求項1の飲料メーカー。
  6. 前記少なくとも1つのセンサーは、ソリッドステートセンサーを含む請求項1の飲料メーカー。
  7. 前記少なくとも1つのセンサーは、サーミスターを含む請求項5の飲料メーカー。
  8. 前記少なくとも1つのセンサーは、ヒーターの温度を検出するように位置している請求項1の飲料メーカー。
  9. 前記制御回路は、飲料メーカーがグルメモードであるかを判定し、前記抽出システムに第1の所定時間作動させて、フィルター内の液体をこのフィルターから流出させて、
    所定時間後に前記抽出システムを解除する、
    ように構成されている請求項1の飲料メーカー。
  10. 前記制御回路と接続される洗浄スイッチを含み、該洗浄スイッチは自動洗浄工程を開始するように作動可能である請求項1の飲料メーカー。
  11. 洗浄表示器が前記洗浄スイッチと一体的に形成されている請求項9の飲料メーカー。
  12. 前記制御回路は、所定のサイクル回数の間、前記リザーバに含まれる洗浄剤を飲料メーカー内に導入するために前記抽出システムを第1の所定時間作動させ、さらに、
    第2の所定時間の間、前記抽出システムを作動解除し、
    第3の所定時間の間、前記抽出システムを作動解除し、さらに、
    前記リザーバに含まれる洗浄剤の残りを飲料メーカー内に導入するように、前記抽出システムを作動させるように構成された、
    請求項1の飲料メーカー。
  13. 少なくとも1つの抽出モードを有する飲料メーカーを作動させる方法であって、
    グルメ抽出スイッチから、該飲料メーカーがグルメ抽出モードであることを指示する入力信号を取得すること、
    少なくとも1つのセンサーから、該飲料メーカーが抽出サイクルを完了したことを指示する信号を受信すること、
    前記フィルターバスケット内の液体が空になるのを確実にするために、所定のグルメ時間待機すること、
    抽出が完了したことを表示すること、
    を含むことを特徴とする作動方法。
  14. 各抽出サイクルの完了によって抽出サイクルカウント値を1つ増加させること、
    前記抽出サイクルカウント値が所定の抽出サイクルカウント値になった時に、飲料メーカーの洗浄表示器を作動させること、
    前記の洗浄表示器の作動に応答して前記飲料メーカーから前記フィルターを取り外すこと、
    を更に含む請求項13の作動方法。
  15. 前記抽出完了が表示された後に、抽出時間経過(TSB)タイマーを開始させること、
    予め設定したTSB時間と比べて前記TSBタイマー時間を監視すること、そして、
    加熱要素を解除すること、
    を更に含む請求項13の作動方法。
  16. ユーザーが前記TSBタイマーを所望の時間に設定する請求項15の作動方法。
  17. 前記飲料メーカーの飲料モードを選択すること、
    パネルスイッチにより、抽出完了時間をプログラムすること、
    前記抽出完了時間から早める時間を引くこと、この早める時間は前記飲料モードに基づくものであること、さらに、
    遅延抽出タイマーを作動可能にすること、
    を更に含む請求項13の作動方法。
  18. 飲料メーカーの洗浄スイッチを作動させること、
    所定のサイクル回数の間、洗浄剤を該飲料メーカーに導入するために、該飲料メーカーの抽出システムを第1の所定時間の間作動させ、かつ前記洗浄スイッチの作動に応答して、第2の所定時間の間、前記抽出システムを不作動とすること、
    第3の所定時間の間、前記抽出システムを不作動状態に維持すること、
    前記洗浄剤の残りを飲料メーカー内に通過させるように、前記抽出システムを作動させること、
    を含む請求項13の作動方法。
  19. 前記洗浄剤の残りを前記飲料メーカー内に通過させた後に、未使用フィルターを該飲料メーカーに組み込むこと、
    を含む請求項13の作動方法。
  20. 飲料メーカーを制御する制御回路であって、
    コンピュータ読取り可能な媒体と通信可能なプロセッサを含み、
    該コンピュータ読取り可能な媒体は、前記プロセッサにより実行されたとき、前記制御回路と通信するグルメ抽出スイッチからグルメ抽出モードを指示する入力を取得させ、少なくとも1つのセンサーから抽出サイクル完了を指示する信号を受信させ、かつ該抽出サイクル完了を第1指示器に指示する、動作を前記プロセッサに行わせる命令を格納する、
    ことを特徴とする制御回路。
  21. 前記命令は、プロセッサによって実行されたとき、前記プロセッサに、
    各抽出サイクルの完了で、抽出サイクルカウンターを1つ増加させること、
    前記抽出サイクルカウンターが所定の抽出サイクル回数となった時に、前記飲料メーカーの洗浄表示器を作動させること、
    の動作を行わせることを特徴とする請求項20の作動方法。
  22. 前記命令は、プロセッサによって実行されたとき、前記プロセッサに、
    前記飲料メーカーの洗浄スイッチの作動に応答して、
    所定のサイクル回数の間、洗浄剤を飲料メーカーに導入するために、前記飲料メーカーの抽出システムを第1の所定時間の間作動させ、かつ、第2の所定時間の間、前記抽出システムを不作動とすること、
    第3の所定時間の間、前記抽出システムを不作動状態に維持すること、
    前記洗浄剤の残りを飲料メーカー内に通過させるように、前記抽出システムを作動させること、
    の動作を行わせることを特徴とする請求項20の作動方法。
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