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JP2012515288A - フィン付き円筒形熱交換器 - Google Patents

フィン付き円筒形熱交換器 Download PDF

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JP2012515288A JP2011545602A JP2011545602A JP2012515288A JP 2012515288 A JP2012515288 A JP 2012515288A JP 2011545602 A JP2011545602 A JP 2011545602A JP 2011545602 A JP2011545602 A JP 2011545602A JP 2012515288 A JP2012515288 A JP 2012515288A
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Abstract

スターリング・エンジンなどの熱再生式機械においてガス冷却器として使用することを目的とした円筒形の熱交換器は、作用流体が及ぼす圧力に十分耐える強度と厚さを持つ穴の開けられていない中央の壁を含む。熱交換器は、この中央の壁の内側に軸方向のガスの流路内に位置する内部の波形の壁と、中央の壁の外面に沿って軸方向の冷却剤の流路を画定する外部の波形の壁とを含む。冷却剤の流路は好ましくは波形の中間壁を含む。

Description

本発明は、スターリング・エンジンおよびその他の用途で使用するのに適した円筒形の気−液熱交換器に関する。
スターリング・サイクルの電力生成器では、生成器の筐体内で可動式のディスプレーサが往復するように動き、ヘリウムなどの加圧された作用流体を低温の収縮空間と高温の膨張空間の間を行ったり来たりするよう移動させる。ガス冷却器が、圧縮空間の圧力壁に隣接して設けられて、作用流体が圧縮空間に流れ込む際にその作用流体から熱を取り出す。従来の構造ではガス冷却器は、薄い壁で囲まれた管が環状に束になった形態であることがあり、これを組み立てるには多数の蝋付け接続を必要とする。多数の蝋付け継ぎ目が高圧の内部作用ガス圧で結合されることで、この種の熱交換器が故障する可能性が大きくなる恐れがある。管が束になった構造では、熱伝達も制限される。
一態様において本発明は、両端において開放し1つの軸に沿って延在する円筒形の中央の壁を備える熱交換器を提供し、この中央の壁は、内面と外面を有し、かつ穴が開けられていない。熱交換器はさらに、中央の壁の内側に位置し中央の壁の内面に装着される内壁を備えており、この内壁は中央の壁の曲率をなぞるように湾曲しており、内壁と中央の壁の間に1つまたは複数の軸方向に延在する空間が設けられる。第1流体流路が、内壁と中央の壁の間にある1つまたは複数の軸方向に延在する空間を含んでおり、第1流体流路は、その軸方向に離間した両端において開放している。熱交換器はさらに、中央の壁の外側に位置し中央の壁の曲率をなぞるように湾曲した外壁を備えており、中央の壁と外壁の間に1つまたは複数の軸方向に延在する空間が設けられる。第2流体流路が、中央の壁と外壁の間にある1つまたは複数の軸方向に延在する空間を含んでおり、第2流体流路は第1および第2の開放端を有する。熱交換器はさらに、第2流体流路の第1の開放端と流れ連通する第1マニフォルドと、第2流体流路の第2の開放端と流れ連通する第2マニフォルドとを備えており、第1マニフォルドは第1流体開口を備え第2マニフォルドは第2流体開口を備える。
本発明を添付の図面を参照して単なる一例として以下に記載する。
本発明の第1の実施形態による熱交換器の一部の破断斜視図である。 図1の線2−2’に沿った断面図である。 第1の実施形態の変形を示す、図2と同様の断面図である。 図1の線3−3’に沿った部分断面図である。 図3のBの領域の拡大図である。 第1の実施形態の変形による熱交換器を示す、図3と同様の部分断面図である。 スターリング・エンジンの内部筐体に対して図5の熱交換器を密閉させるための第1の手段を示す側面図である。 スターリング・エンジンの内部筐体に対して図5の熱交換器を密閉させるための第2の手段を示す側面図である。 スターリング・エンジンの内部筐体に対して図5の熱交換器を密閉させるための第3の手段を示す側面図である。 本発明の第2の実施形態による熱交換器の側壁構造を示す部分断面斜視図である。 本発明の第2の実施形態の変形による熱交換器の側壁構造を示す、図2と同様の部分断面図である。 本発明の第3の実施形態による熱交換器で使用する複数の部品でできた外壁構造を示す図である。 外壁が図7の線8−8’に沿って切断された、本発明の第3の実施形態による熱交換器の側壁構造を示す、図2と同様の部分断面図である。 第3の実施形態の変形を示す、図8と同様の断面図である。
以下の記載において、本発明による熱交換器の複数の実施形態が記載されている。以下に記載される熱交換器は特に、スターリング・エンジンなどの熱再生式機械においてガスを冷却する熱交換器として使用するように適合されている。しかしながら以下に記載されるタイプの熱交換器は、スターリング・エンジンでの利用に限定されるものではなく、むしろ多くの他の用途において気−液熱交換器として使用することができることを理解されたい。
図1に示されるのは本発明の第1の実施形態による熱交換器10である。熱交換器10は一般に、少なくとも3つの概ね円筒形の層で構成された側壁を有する、両端が開放した中空の円筒形形状である。熱交換器10の側壁は、熱交換器10の中空の内部空間の中心を通る長手方向軸Aに平行して延在している。以下の記載において「軸方向」などの用語は軸Aに平行する方向を指し、「内部」、「外部」、「内側」および「外側」などの用語は、軸Aから外側にまたは軸Aに向かって内側に延在し軸Aを横断する半径方向を指している。
熱交換器10は円筒形の中央の壁12を含んでおり、これは図2で最もよく見ることができ、この壁は両端において開放し軸Aに対して平行である。中央の壁12は内面14と対向する外面16とを有し、これらは共に平滑で穴が開けられていない。熱交換器10がスターリング・エンジンで使用されるように適合されている場合、例えば熱交換器10の中央の壁12は、作用流体が及ぼす圧力(約40から60バールの圧力であり得る)を封じ込めるのに十分な強度と厚さの圧力壁を備えることができる。このような理由により中央の壁12は、熱交換器10の側壁構造において最も厚さのある層であり得るが、これが全ての構造において必ずしも当てはまるとは限らない。
熱交換器10はさらに、中央の壁12の内側に位置し、中央の壁12の内面14と熱交換式に接触する内壁18を備える。内壁18は中央の壁12の曲率をなぞるように湾曲しており、内壁18は図面に示される実施形態では中央の壁12の円周全体に沿って延在するように概ね円筒形の形状であるが、これが必ずしも当てはまるとは限らない。むしろ本発明のいくつかの実施形態では、内壁18が中央の壁12の内面14の1つまたは複数の別個の部分のみに沿って延在するのが望ましい場合もある。
内壁18は、その円周に沿った複数の地点で中央の壁12の内面14と直接接触してよく、前記複数の地点において例えば蝋付けによって内面14に固定されてよい。本発明の第1の実施形態では内壁18は、側壁28によってつながれた軸方向に延在する複数の隆起部[ridge]24、26を有する波形フィンを備えており、これは図4の拡大図で最もよく見ることができる。より具体的には内壁18は、内壁18がそれを介して中央の壁12と接触するまたはそこに固定される軸方向に延在する複数の第1隆起部24と、第1隆起部24から内側に離間された軸方向に延在する複数の第2隆起部26と、第1隆起部24と第2隆起部26を相互につなぐ側壁28とを備えてよい。本発明のこの実施形態では隆起部24、26は丸みが付けられているが、以下でさらに考察するように他の構成も可能である。第1隆起部24が中央の壁12の内面14と接触するまたはそこに固定されることによって、内壁18と中央の壁12の間に複数の軸方向に延在する空間20が形成される。軸方向に延在する空間20はそれぞれ、中央の壁12の内面14と、1組の隣接する側壁28と、隣接する側壁28が接続されている第2隆起部26の1つによって画定される。
軸方向に延在する空間20は協働して第1流体流路22の少なくとも一部を形成し、例えばスターリング・エンジンの作用流体(ヘリウムであり得る)などの冷却されるべきガスが軸方向に流れるようにする。図面に示される実施形態では第1流体流路22は環状であり、これは以下でさらに記載される。
円筒形の熱交換器10がスターリング・エンジンに組み込まれる場合、その中空の中心は、例えば筐体30(図4に概略的に示される部分)など別の円筒形の構造体によってほぼ完全に満たされてよく、この別の構造体はスターリング・エンジンの1つまたは複数の他の構成要素を中に入れることができる。筐体30は、熱交換器10の内壁18と締まり嵌めを形成する固定構成要素であり、その円周に沿って内壁18に極めて近接するおよび/またはそれと接触するかのいずれかである。本実施形態における第1流体流路22は、筐体30と中央の壁12の内面14との間の環状空間全体によって画定され、この空間内に内壁18が位置している。したがって本発明の第1の実施形態において内壁18が波形フィンを備える場合、第1流体流路22は中央の壁12と内壁18の間に軸方向に延在する空間20を構成し、また筐体30と内壁18の間に同様に構成された軸方向に延在する空間32を構成する。図4の拡大図に示されるように内壁18の第2隆起部26は筐体30と接触するまたはそれに近接するかのいずれかであってよく、その結果内壁18の半径方向の高さ(すなわち第1隆起部24と第2隆起部26の間の半径方向の距離)は、第1流体流路22を画定する環状空間の半径方向の高さ(すなわち筐体30と中央の壁12の間の半径方向の距離)とほぼ同一であり、したがってそれを介して作用流体から熱を取り出すことができる第1流体流路22内の表面積が最大になる。
熱交換器10はさらに、中央の壁12から外側に離間され、かつ中央の壁12の曲率をなぞるように湾曲した外壁34を備え、中央の壁12と外壁34の間に環状空間36が形成される。この環状空間36内に第2流体流路38が画定され、この流路は第1開放端40と第2開放端42とを有し、グリコールと水の混合物などの液体冷却剤が軸方向に流れるように構成されており、高温の作用ガスから熱がそこに伝達される。
図面に示される実施形態では外壁34は平滑であり概ね円筒形の形状である。しかしながらこれが必ずしも当てはまるとは限らず、外壁38が1つまたは複数の弓形部分[segment]から形成され、そのそれぞれが中央の壁12の円周の別個の部分に沿って延在し、その結果空間36が2つ以上の部分で構成されており、そのそれぞれが環状部分の一部を構成する場合もあることが理解できるであろう。
熱交換器10はさらに第1および第2マニフォルド44、46を備えており、これは図2に最もよく見ることができ、これらのマニフォルドは環状空間36内に位置し、第2流体流路38の開放端40、42と流れ連通している。より具体的には第1マニフォルド44は流路38の第1開放端40と連通し、第2マニフォルド46は流路38の第2開放端42と連通している。
マニフォルド44、46はそれぞれ流体開口を備えており、そこを通って液体冷却剤が第2流体流路38に進入するまたはそこから外に出る。図2に示されるように第1マニフォルド44は、冷却剤導管(図示せず)に装着するための管継手[fitting]50を有する第1流体開口48を備え、第2マニフォルド46は、別の冷却剤導管(図示せず)に接続するための管継手54を備えた第2流体開口52を備える。熱交換器10を説明する目的で、流体開口48は入り口開口であり、管継手50は入り口管継手であり、マニフォルド44は入り口マニフォルドであると想定する。同様に流体開口52は出口開口であり、管継手54は出口管継手であり、マニフォルド46は出口マニフォルドであると想定する。しかしながら冷却剤の流れは所望であれば逆方向でもよいことが理解できるであろう。
入り口開口48を通って熱交換器10に進入する液体冷却剤は、入り口マニフォルド44を介して熱交換器10の円周の周りに分散され、その後第2流体流路38を軸方向に流れて第2流体流路38の反対側の端においてマニフォルド46に達し、そこから他方の流体開口52を通って熱交換器10から外に出る。液体冷却剤を最適に円周上に分散させるために、第1および第2流体開口48および52は、図1、2および2Aに示されるように円周上で例えば約180°の角度で互いから離間されてよいが、必ずしもこれが当てはまるとは限らない。例えば以下でさらに考察するように熱交換器10における流体開口48、52が円周上で互いに整列される、あるいはマニフォルド44、46内で十分な流体の分散が維持される限り180度未満の角度で円周上で離間させることもできる。
図2の断面図で示されるように、外壁34と中央の壁12の間の第2流体流路38内に中間外壁56が設けられる。中間外壁56は波形フィンの形態であり、これは熱交換器10の内壁18と同じ形状および寸法であってよい。図4に最もよく見られるように中間外壁56は、中央の壁12の外面16と接触するまたはそこに固定される軸方向に延在する複数の第1の隆起部58と、外壁34と接触するまたはそこに固定される軸方向に延在する複数の第2の隆起部60と、隆起部58と60を相互につなぐ複数の側壁62とを有する。壁56の隆起部58、60は、第2流体流路38の一端40から他端42まで軸方向に延在する。中間外壁56は好ましくは、第2流体流路38の円周全体にわたって延在し、第2流体流路38内の液体冷却剤への熱伝達を向上させるように機能する。
外壁34と中央の壁12の間の環状空間36が、第2流体流路38ならびに2つのマニフォルド44、46を画定する。図1から図4に示される構成では中央の壁12の外面16は、中央の壁12から外側に延出しその円周全体に沿って続く1組の半径方向の隆起部64、66を備える。隆起部64、66は軸方向に互いから離間され、中央の壁12の開放端に近接して位置している。外壁34は流体密封式に半径方向の隆起部64、66の両方に対して密閉式に固定される。したがって隆起部64、66は環状空間36の両端を密閉し、外壁34を中央の壁12に対して固定し、中央の壁12と外壁34の間に所望される間隔を維持するように機能する。この点に関して隆起部64、66は好ましくは、波形の中間外壁56の半径方向の高さ(すなわち第1隆起部58と第2隆起部60の間の半径方向の距離)にほぼ等しい半径方向の高さを有し、その結果中間外壁56は第2流体流路38ほぼいっぱいに広がる。
中間外壁56は第2流体流路38の両端40、42の間に延在しており、好ましくは中間外壁56が上に延在する中央の壁12の外面16の面積を最大にして熱伝達を最大にする。図2に示される熱交換器10の変形では、中間外壁56は流体開口48、52の中には実質的に延在しておらず、その結果流体開口48、52は、環状空間36のマニフォルド44、46を画定する部分の中で完全に形成される。したがってこの熱交換器10の変形では第2流体流路38の両端40、42は、流体開口48、52の縁部から離間されている。しかしながら図2Aの変形では中央の壁の外面16のより大きな面積を占めるために中間外壁56の軸方向の長さが拡大されており、これは熱伝達に対して有益な効果を持つものと予測される。この熱交換器10の変形では、第2流体流路38の両端40、42は流体開口48、52の中に延在している。
中間外壁56が流体開口48、52を塞ぐまたはその中に延在する度合いを変えることによって、第2流体流路38の両端40、42において入り口と出口の流れの規制を強めたり緩めたりすることが可能であり得ることを理解されたい。例えば本発明のいくつかの実施形態では、熱交換器10の円周の大半にわたる壁56の軸方向の長さは、図2Aに示されるようなものであってよく、流体開口48、52の近傍で壁56に刻み目が付けられるあるいはそうでなければ長さが短縮される。これにより壁56が開口48、52を塞ぐ度合いが小さくなり、第2流体流路38の両端40、42における入り口および出口の流れ規制が弱くなると予測される。
マニフォルド44、46の範囲内での円周上の流れを最適に分散させるために、冷却剤が第2流体流路38に進入するまでは冷却剤入り口開口48に最も近い第2流体流路38の端40が部分的に規制されて、マニフォルド44全体にわたる流体の円周上の分散を促進させることができる。第2流体流路38の端40における規制の度合いは、冷却剤の円周上の分散を最適にするために熱交換器10の円周に沿って変化してよい。例えば規制の度合いは入り口開口48に近接したところで最大となり、入り口開口48から180度間隔を空けたところで恐らく最小になる。
図1、図2および図2Aは、第2流体流路38の端40において開放領域を規制するための、流れ規制リブ[flow restricting rib]68の形態の手段を図示している。第2流体流路38の開口40における規制の度合いを変えるために、流れ規制リブ68の高さは熱交換器10の円周に沿って変えられてよい。この点に関して流れ規制リブ68の高さは入り口開口48に近接したところで恐らく最大となり、入り口開口48から180度の間隔を空けたところで恐らく最小となる。この点に関して流れ規制リブ68の最小の高さはゼロであり、その結果流れ規制リブ68は非連続である。
流れ規制リブ68はまた、熱交換器10を組み立てる際に中間外壁56の位置を維持するように機能することができることを理解されたい。図2に示されるように、中間外壁56の他端に、中央の壁12の円周の少なくとも一部に沿って延在する第2の位置決めリブ70を設けることが望ましい場合もある。第2流体流路38のいかなる障害も最小限にするために、位置決めリブ70の半径方向の高さは中間外壁56の半径方向の高さの1/2未満であることが好ましい。
隆起部64、66および流れ規制リブ68、70に加えて熱交換器10の中央の壁12がいくつかの他の特徴を備える場合もあり、これを以下で簡単に記載する。まず中央の壁12の両端は軸方向および/または半径方向に延在する1つまたは複数の面を備えており、これに沿って熱交換器10をスターリング・エンジンの隣接する構成要素と連結させることができる。例えば中央の壁12の第1端は平坦な半径方向に延在する面72を備えてよく、これに沿って中央の壁12をスターリング・エンジンの隣接する円筒形の構成要素(図示せず)に連結させることができる。また中央の壁12の第2端は軸方向の面78を有する外側に延出する接続隆起部76を備えてよく、これに沿って中央の壁をスターリング・エンジンの隣接する円筒形の構成要素(図示せず)に連結させることができる。中央の壁12の両端の構成は、スターリング・エンジンの結び付ける構成要素の固有の構成に応じて図面に示されるものと異なる場合もあることを理解されたい。熱交換器10とスターリング・エンジンの隣接する構成要素との構造上の接続は、中央の壁12を介して形成されるのが好ましく、その理由は中央の壁12が熱交換器10を形成する他の壁18、34、56より構造的に強固であるためである。
また熱交換器10の中央の壁12がその両端の一方に近接して内側に延出するリップ[lip]80を備える場合もあり、このリップ80は、スターリング・エンジンの隣接する構成要素(図示せず)に接続するための軸方向の面82を有する。リップ80は、内壁18の一端に当接する斜めに切られた[beveled]または面取りされた[chamfered]内面84を有してよく、この斜面または面取りは第1流体流路22の端を塞がないように設けられている。
熱交換器10は、中央の壁12の内側に位置する単一の内壁18を有するように上記に記載されているが、これが必ずしも当てはまるとは限らないことを理解されたい。むしろ図5に示されるように熱交換器10が第2の内壁110を備える場合もあり、この内壁は熱交換器10の内側の入れ子を形成する。第2の内壁110は、中央の壁12から離間され、内壁18の第2隆起部26と接触するまたはそこに固定される外面112を有する平滑な円筒形の側壁(その一部のみが図5に示されている)を備えてよい。第2の内壁110は単一の部品から、すなわち1本の管の形態で構築されて、内壁18の上に平滑で連続する内張を形成することができる。あるいは第2の内壁110は2つ以上の湾曲した弓形部分から構築されてもよく、隣接する弓形部分の間に隙間を残す場合と残さない場合がある。
第2の内壁110を設置することで、熱交換器10とスターリング・エンジンの筐体30との間で所望される隙間の公差を達成するおよび/または熱交換器10と筐体30との間のいかなる隙間も密閉するのを助けることができる。図5Aに示されるように第2の内壁110は例えば薄い壁で囲まれた管を構成してよく、この管はまず熱交換器10の中空の中心に挿入され、その後機械的に拡張されて内壁18の第2隆起部26と密接に接触する。あるいは図5Cに示されるように第2の内壁110が比較的厚さのある壁で囲まれ所望の公差まで機械加工された管を構成する場合もあり、この管は熱交換器10の中空の中心にプレス嵌めされる。
任意選択で図5Aおよび図5Cに示されるように筐体30の外面がオー・リング90などの密閉要素を備える場合もあり、この要素は第2の内壁110に設けられた平滑で連続する面に対してシールを形成する。図5Bに示されるような代替の構造では、第2の内壁がその両端の一方にまたはその両方に内側に突出する縁部を備える場合もある。図5Bに示される変形では、内側に突出する縁部92、94は第2の内壁110の両端に設けられている。内側に突出する縁部92、94は、筐体30と接触しておりそれと共にシールを形成する。第2の内壁110と筐体30の間に空気が閉じ込められるのを避けるために、内側に突出する縁部92または94の一方を不連続にするまたは息抜き穴96が設けられて、作用流体が筐体30と第2の内壁110の間の空間に進入するのを可能にし、これにより筐体30と壁110の間に空気が閉じ込められるのを防ぐことができる。
図6および図6Aは、本発明の第2の実施形態による熱交換器100の2つの変形を示す部分断面図である。熱交換器100のほとんどの構成要素は、上記に記載した熱交換器10の構成要素と同様であるかまたは全く同じであり、したがって以下の記載において同様の参照番号を使用して同様の構成要素を記載する。
熱交換器100は、中央の壁12と、第1流体流路22を部分的に画定する波形フィンの形態の内壁18と、外壁34と、開放端40、42を有する第2流体流路38内に位置する波形フィンの形態の中間外壁56とを含む。しかしながら熱交換器100の外壁34は熱交換器10のように平滑ではなく半径方向に突出する部分102、104を備えており、この部分がそれぞれマニフォルド44および46を画定している。半径方向に突出する部分102、104は外壁34の平滑で円筒形の壁部分106によって隔てられており、この部分106は、中間外壁56の第2隆起部60と接触するまたはそこに固定され第2流体流路38の外壁を形成する。
半径方向に突出する部分102、104は概ね円筒形であり、図6に示されるようにほぼC字型の断面を有する。図6に示される構造において中央の壁12の断面形状は図2に示されるものとほぼ同一であり半径方向の隆起部64、66を有しており、円筒形の壁部分106が蝋付けまたは溶接によって密閉式にそこに結合される。したがって図6に示される実施形態では、円筒形の壁部分106は上記に記載される熱交換器10の外壁34と軸方向の長さが同じである。半径方向に突出する部分102、104は、円筒形の壁106に対してその両端に近接して密閉式に結合されてマニフォルド44、46を画定し、蝋付けまたは溶接によって密閉された接続が形成される。半径方向に突出する部分102、104は、マニフォルド44、46の容積が拡大され、これにより液体冷却剤が熱交換器10の中を流れる際のその圧力降下を緩和させるように機能する。
熱交換器10でのように、熱交換器100のマニフォルド44、46は流体開口48、52および管継手50、54を備えており、図6では開口52と管継手54のみを見ることができる。図6に示される管継手54は、外壁34の半径方向に突出する部分104と円筒形の壁部分106の両方に適合し、蝋付けまたは溶接などによって密閉式にそこに固定されるように構成されている。半径方向に突出する部分104にある穴[aperture]または隙間[gap]によって流体開口52が画定され、この穴または隙間は管継手54の孔と位置合わせされることを理解されたい。他の開口48および管継手50も同様に構成されてよい。
熱交換器100はまた、熱交換器100において冷却剤の最適な円周上での分散を実現する目的で、マニフォルド44、46と第2流体流路38の両端40、42との間の流れを規制するための手段を備えることができる。図6に示される実施形態では例えばこのような流れの規制は、円筒形の壁部分106に穴114を形成し、マニフォルド44、46と、中央の壁12と円筒形の壁部分106との間の環状空間36との間に流れ連通を形成することによって実現される。したがって穴114は、円筒形の壁部分106の、外壁34の半径方向に突出する部分102、104によって覆われる部分に形成される。各マニフォルド44または46の中に1つまたは複数の穴114を設けることができ、図6に示される実施形態では円筒形の壁部分106の、半径方向に突出する部分102によって覆われる部分に複数の穴114が形成されており、また円筒形の壁部分106の、半径方向に突出する部分104によって覆われる部分にも複数の穴が形成されている。本実施形態では円筒形の壁部分106にある穴114のサイズおよび間隔は、熱交換器100の円周の周りでほぼ一定である。しかしながら円周上の冷却剤の分散を最適にする目的で穴114のサイズおよび間隔を拡大または縮小して、マニフォルド44、46と環状空間36との間の流れの規制を強めたり緩めたりすることもできることを理解されたい。また穴114のサイズおよび/または間隔は、これもまた冷却剤の円周上の分散を最適にする目的で熱交換器100の円周に沿って変えることができることを理解されたい。
図6の熱交換器6では中間外壁56は穴114を実質的に塞いでいないが、これが必ずしも当てはまるとは限らない。むしろ、熱交換器10に関連して上記に記載したように穴114を通る冷却剤の流れを規制し円周上の分散を最適にするように、中間外壁56が穴114によって画定される開放領域の一部を塞ぐ場合もあり、壁56はその円周の周りで一定または可変の長さであることを理解されたい。図6の熱交換器100はまた隆起部68、70および第2の内壁110も備えており、これらは共に熱交換器10に関連して上記に記載されている。
図6Aは熱交換器100の第2の変形を示しており、これはいくつかの点で図6に示されるものと異なっている。例えば図6Aに示される熱交換器100の中間外壁56は、熱交換器100のマニフォルドが占める空間へと延在しており、好ましくは半径方向に突出する部分102、104によって画定される空間へと延在して、中央の壁12の外面16の面積に対する中間外壁の面積を最大にすることができ、この点では図2Aに示される構成と同様である。また熱交換器100は、熱交換器10でのようにマニフォルド44全体にわたる冷却剤の円周上の分散を最大にする目的で、入り口開口48に最も近い第2流体流路38の端40に流れ規制リブ68を備える。図6Aの熱交換器100には位置決めリブ70は設けられず、第2の内壁110も設けられていない。
また円筒形の壁106が半径方向に突出する部分102、104によって画定される空間内に延在し、中間外壁56の両端に近接して終端することを図6Aから見ることができる。所望であれば円筒形の壁106は図6に示されるように中間外壁56の両端をわずかに超えて延在してもよい。このような円筒形の壁106の延在は、冷却剤の流れの進路を中間外壁の開放端に向けるように変えるのを助けて、第2流体流路38の全長にわたって冷却剤を中間外壁56と確実に接触させ、これにより熱伝達を最大にする。また円筒形の壁106は、マニフォルド44、46全体にわたる冷却剤の分散を最適にするように第2流体流路への冷却剤の流れを規制することもできる。
図6Aに示される熱交換器100の変形では半径方向に突出する部分102、104は中央の壁12の外面16と円筒形の壁106の両端との両方に密閉式に接続されてマニフォルド44、46を画定しており、蝋付けまたは溶接によって密閉された接続が形成される。また図6Aに示される熱交換器100の変形では開口48、52および管継手50、54は互いに軸方向に整列されており、その結果開口48と52の間の軸方向の間隔は0度である。
図7、図8および図8Aは本発明の第3の実施形態による熱交換器120を示している。熱交換器120のほとんどの構成要素は、上記に記載される熱交換器10および100の構成要素と同様であるかまたは全く同じであり、したがって以下の熱交換器100の記載において同様の参照番号を使用して同様の構成要素を記載する。
熱交換器100と同様に、熱交換器120はマニフォルド44、46を画定する半径方向に突出した部分102、104と、第2流体流路38の外壁を形成する平坦な円筒形部分106とを備える外壁34を有する。熱交換器120の外壁34は熱交換器100でのように複数の円筒形の部分を一緒に連結して組み立てるのではなく、複数の円弧状の弓形部分122から形成されており、隣接する弓形部分122の間に円周上に離間され軸方向に延在する継ぎ目124が設けられる。図面で示される実施形態では外壁34はこのような2つの弓形部分122から形成されており、そのそれぞれが横方向の断面においてほぼ半円である。したがって外壁34は2つの継ぎ目124を含んでおり、これらは円周上で互いから約180度離間されている。
弓形部分122がカバー・プレート126によって密閉式に一緒に連結され、そのそれぞれが例えば蝋付けまたは溶接によって2つの隣接する弓形部分122の縁部に対して密閉され、2つの弓形部分122の間にある継ぎ目124を覆う。カバー・プレート126は、弓形部分122の長さ全体にわたって軸方向に延在しており、弓形部分122の縁部に沿って効果的に密閉式に接触するように弓形部分122の輪郭をなぞるように成形される。
弓形部分122およびカバー・プレート126は、1つまたは複数の従来式の打ち抜き加工工程によって形成されてよい。外壁34の平坦な円筒形部分106と隣接する半径方向に突出する部分102、104との間に滑らかな移行がもたらされ、これにより外壁を全体的に砂時計のような形状にすることができる。
上記に記載した熱交換器10および100のように、熱交換器120のマニフォルド44、46は第2流体流路38と連通する流体開口48、52を備える。図面に示される実施形態では、流体開口48、52はそれぞれのカバー・プレート126の軸方向に対向する両端に形成されており、管継手50、54(そのうちの1つのみが図8に示されている)を収容する目的で流体開口48、52と位置合わせされた下にある弓形部分122に半円の切り取り部108が形成される。各弓形部分122はこのような切り取り部108を4つ備える、すなわち弓形部分122の両端に近接する各縁部に沿って2つ備えるのが好ましいことを理解されたい。したがって各弓形部分は長手方向と横方向の両方の面に関して対称であり、これは熱交換器100の組み立てを簡素化する助けをする。
熱交換器100がカバー・プレート126内に設けられた流体開口48、52を有するように記載してきたが、これが必ずしも当てはまるとは限らないことが理解できるであろう。本発明の他の実施形態では流体開口48、52が弓形部分122内に、それらの縁部同士の間に配置される場合もあり、これによりカバー・プレート126内に切り抜き部108および開口を形成する必要がなくなる。あるいは流体開口48、52を互いに軸方向に整列させることが望まれる場合、カバー・プレート126の一方が両方の開口48、52を備えることもできる一方、他方のカバー・プレート126には穴が開けられない。
熱交換器10でのように中央の壁12の外面16は、中央の壁12の開放端に近接して中央の壁12の円周全体に沿って外側に延在する1組の半径方向の隆起部64、66を備えることができる。外壁34の軸方向に離間した両端は半径方向の隆起部64、66に重なり、例えば蝋付けによって流体密封式にそこに固定され、これにより液体冷却剤が占める空間の軸方向に隔てられた両端を密閉することができる。
上記に記載される熱交換器100のように、熱交換器120は熱伝達および円周上の冷却剤の分散を最適にするための要素を備えることができ、これらの要素を図8Aに関連して以下に記載する。この熱交換器100の変形では中間外壁56は半径方向に突出する部分102、104によって画定される空間へと延在して、中央の壁12の外面16の表面積に対してその表面積を最大にし、これにより熱伝達を最大にする。円周上の冷却剤の分散を最適にする目的で、入り口マニフォルド44内に設けられた入り口開口48(図示せず)に最も近い中間外壁56の端に流れ規制リブ68が設けられる。図8Aに示される熱交換器120の変形には位置決めリブ70は設けられていない。また熱交換器120には熱交換器100での円筒形の壁106の機能と同様の機能を果たす第2の中間外壁130が設けられている。詳細には第2の中間外壁130は平滑で薄い壁で囲まれた円筒形の管であり、これは中間外壁56と外壁34の間に位置している。壁130は外壁34の円筒形の部分106と接触しそこに固定され、かつ中間外壁56の第2隆起部60に固定される。壁130の両端は中間外壁56の両端に近接してまたはこれをわずかに超えて延在しており、冷却剤の流れの進路を中間外壁56の開放端に向けるように変え、第2流体流路38の全長にわたって冷却剤と中間外壁56を確実に接触させ、これにより熱伝達を最大にする。壁130はまた第2流体流路38への冷却剤の流れを規制し、マニフォルド44、46全体にわたる冷却剤の分散を最適にすることができる。
上記に記載される実施形態は、第1流体流路22および第2流体流路38内に封入された波形フィンの形態で壁18、56を有するが、これが必ずしも当てはまるとは限らないことが理解できるであろう。むしろ壁18、56は代わりに米国特許第Re.35,890号(So)および米国特許第6,273,183号(So等)に記載されるタイプのオフセット・ストリップ・フィンまたは切れ込みが入れられたストリップ・フィンを備えることができる。SoおよびSo等に対する特許はその全体が参照により本明細書に組み込まれている。オフセット・ストリップ・フィンは、波形フィンから形成された壁18、56に関して上記に記載したのと正に同様のやり方で第1および第2流体流路22、38内に収容することができ、その結果フィンの小さい圧力降下の方向が(すなわち流体が波形の先導する縁部にぶつかる場合)軸方向に向けられる。このような配向のフィンの場合、軸方向の流れ方向では比較的小さな圧力降下が生じ、横方向、または円周上の流れ方向では比較的大きな圧力降下が生じる。オフセット・ストリップ・フィンでは、波形を形成する軸方向に延在する隆起部がその長さに沿って分断され、その結果軸方向に延在する空間20、32、36が蛇行する。したがってオフセット・ストリップ・フィンを利用することで流体流路22、38内を流れる流体の乱流が大きくなり、これにより熱伝達が改善される。しかしながらオフセット・ストリップ・フィンを代わりに、フィンの大きな圧力降下の向き(すなわち流体が波形の側面にぶつかる場合)が軸方向に向けられるように配向することもできることが理解できるであろう。大きな圧力降下を配向することは、本発明のいくつかの実施形態では例えば円周上の冷却剤の分散を最適にするのに有利であり得る。また壁18、56を形成するのに例えば米国特許第4,945,981号(Joshi)に記載されるタイプのルーバー付きフィンなどの他のフィン構成が使用される場合もあり、これはその全体が参照により本明細書に組み込まれている。このようなルーバー付きフィンもまた、冷却剤の流れ方向に平行な、すなわち軸方向の小さなまたは大きな圧力降下の方向のいずれかに配向することができる。また壁18、56は、フィンの隆起部がジグザグのパターンを形成する襞付きフィンの形態であってもよい。
壁18、56を丸みが付けられた波頂を有する波形フィンを備えるものとして上記に記載してきたが、これが必ずしも当てはまるとは限らないことが理解できるであろう。フィンは好ましくは平坦な波頂を有してよいが、平坦な頂部のフィンを利用することは熱伝達に対して悪影響を与える恐れがある。相対的に小さな面積が熱交換器の壁12、34、110および/またはスターリング・エンジンの筐体30に接触するよう維持し、これにより作用ガスまたは冷却剤と接触するフィンの面積を最大にするようなフィンを使用するのが好ましい。したがって壁18、56の波頂は、比較的小さな面積が熱交換器10または筐体30の隣接する面と接触するように丸みが付けられるまたは角度が付けられるのが好ましい。
本発明による熱交換器を構成する構成要素は多様な材料から形成されてよく、これらの材料は好ましくは熱伝達、強度および耐久性を最大にするように選択される。例えば熱交換器の構成要素は、アルミニウム、ニッケル、銅、チタン、それらの合金および鋼またはステンレス鋼など同一のまたは異なる金属から形成することができる。
本発明を特定の好ましい実施形態に関連して記載してきたが、これらの実施形態に限定されることは意図されていない。むしろ本発明はその範囲の中に以下の特許請求の範囲内にあり得る全ての実施形態を包含している。

Claims (28)

  1. (a)両端において開放し1つの軸に沿って延在する円筒形の中央の壁であって、内面と外面を有しかつ穴が開けられていない中央の壁と、
    (b)前記中央の壁の内側に位置し前記中央の壁の前記内面に装着される内壁であって、前記中央の壁の曲率をなぞるように湾曲しており、当該内壁と前記中央の壁の間に1つまたは複数の軸方向に延在する空間が設けられる内壁と、
    (c)前記内壁と前記中央の壁の間にある前記1つまたは複数の軸方向に延在する空間を構成する第1流体流路であって、その軸方向に離間した両端において開放している第1流体流路と、
    (d)前記中央の壁の外側に位置し前記中央の壁の前記曲率をなぞるように湾曲した外壁であって、前記中央の壁と当該外壁の間に1つまたは複数の軸方向に延在する空間が設けられる外壁と、
    (e)前記中央の壁と前記外壁の間にある前記1つまたは複数の軸方向に延在する空間を構成する第2流体流路であって、第1および第2の開放端を有する第2流体流路と、
    (f)前記第2流体流路の前記第1の開放端と流れ連通する第1マニフォルドであって、第1流体開口を備える第1マニフォルドと、
    (g)前記第2流体流路の前記第2の開放端と流れ連通する第2マニフォルドであって、第2流体開口を備える第2マニフォルドとを備える熱交換器。
  2. 前記内壁が概ね円筒形であり、その円周に沿った複数の地点で前記中央の壁の前記内面に固定され、前記第1流体流路の前記開放端が環状である、請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記内壁が、軸方向に延在する複数の第1隆起部と、軸方向に延在する複数の第2隆起部と、前記第1隆起部と前記第2隆起部を相互につなぐ複数の側壁とを有する波形フィンで構成されており、前記第1隆起部のセットが前記第2隆起部の外側に位置し前記中央の壁の前記内面に固定され、その結果前記内壁と前記中央の壁の間に複数の前記軸方向に延在する空間が形成され、前記軸方向に延在する空間がそれぞれ、前記中央の壁の前記内面と、1組の隣接する側壁と、前記第2隆起部の1つによって画定される、請求項2に記載の熱交換器。
  4. 前記第1および第2隆起部のそれぞれが前記第1流体流路の前記両端の間に連続して延在する、請求項3に記載の熱交換器。
  5. 前記内壁がオフセット・ストリップ・フィンの形態であり、前記第1および第2隆起部がそれらの長さに沿って分断され、その結果前記軸方向に延在する空間が蛇行する、請求項3に記載の熱交換器。
  6. 前記中央の壁の前記内面が平滑である、請求項1から5のいずれか一項に記載の熱交換器。
  7. 前記中央の壁が前記内壁および前記外壁より実質的に厚さがあり、少なくともおよそ40バールの内部ガス圧を封じ込めるように構築される、請求項1から6のいずれか一項に記載の熱交換器。
  8. 前記内壁の内側に位置し、前記内壁の前記第2隆起部に固定される第2の内壁をさらに備えており、その結果前記第1流体流路が、前記中央の壁と前記第2の内壁の間の環状空間によって画定される、請求項3から5のいずれか一項に記載の熱交換器。
  9. 前記第2の内壁が穴の開けられていない平滑な円筒形の壁である、請求項8に記載の熱交換器。
  10. 前記第2の内壁が、前記中央の壁の前記開放端に近接して位置する軸方向に離間した両端を有し、前記第2の内壁の前記軸方向に離間した両端の少なくとも一方が、内側に突出する部分を備え、前記部分が、前記第2の内壁の内側に位置する円筒形の構成要素に接触するように適合される、請求項8または9に記載の熱交換器。
  11. 前記第2の内壁の前記両端の両方が前記内側に突出する部分の一方を備え、前記内側に突出する部分の一方が1つまたは複数の開口を備える、請求項10に記載の熱交換器。
  12. 前記外壁が概ね円筒形であり、その結果前記第2流体流路の前記開放端および前記マニフォルドが環状である、請求項1から11のいずれか一項に記載の熱交換器。
  13. 前記第1および第2流体開口が円周上で約180度互いから離間される、請求項12に記載の熱交換器。
  14. 前記第1および第2流体開口が軸方向に互いに整列される、請求項12に記載の熱交換器。
  15. 前記外壁が平滑であり、前記第1および第2流体開口が、前記外壁の軸方向に対向する両端に形成される、請求項12から14のいずれか一項に記載の熱交換器。
  16. 前記中央の壁の前記外面が、その両端に近接して前記外壁に密閉式に固定される、請求項15に記載の熱交換器。
  17. 前記中央の壁の前記外面がその両端に近接して半径方向の隆起部を備え、前記外壁が前記半径方向の隆起部に対して密閉式に固定される、請求項16に記載の熱交換器。
  18. 前記第2流体流路に波形フィンが設けられ、前記波形フィンが、軸方向に延在する複数の第1隆起部と、軸方向に延在する複数の第2隆起部と、前記第1隆起部と前記第2隆起部を相互につなぐ複数の側壁とを有し、前記第1の隆起部のセットが前記中央の壁の前記外面と接触し、前記第2隆起部のセットが前記外壁と接触する、請求項16または17に記載の熱交換器。
  19. 前記波形フィンが前記中央の壁のほぼ円周全体の周りに延在する、請求項18に記載の熱交換器。
  20. 前記第1および第2流体開口の一方が入り口開口として機能し、前記中央の壁の前記外面が、円周上に延在するリブを備え、前記リブが、前記入り口開口に最も近い前記第2流体流路の前記開放端に近接して位置し部分的にこれを塞ぐ、請求項18または19に記載の熱交換器。
  21. 前記マニフォルドがそれぞれ、前記外壁の外側に突出する部分に囲まれた領域内に画定され、前記波形フィンが、軸方向に離間した両端を有し、前記両端が、前記外側に突出する部分に囲まれた前記領域内へと延在する、請求項18から20のいずれか一項に記載の熱交換器。
  22. 前記波形フィンのほぼ全領域にわたって平滑な円筒形部材が設けられ、その両端が、前記波形フィンの前記軸方向に離間した両端に近接して位置する、請求項21に記載の熱交換器。
  23. 前記平滑な円筒形部材の少なくとも一部が、前記外壁の前記外側に突出する部分に装着された前記外壁の円筒形部分によって画定される、請求項22に記載の熱交換器。
  24. 前記外壁が2つ以上の円弧状の弓形部分で形成され、前記弓形部分の間に、円周上で離間され軸方向に延在する複数の継ぎ目が設けられる、請求項21から23のいずれか一項に記載の熱交換器。
  25. 前記外壁が2つの半円状の弓形部分から形成され、前記弓形部分の間に、1組の軸方向に延在する継ぎ目が設けられる、請求項24に記載の熱交換器。
  26. 前記外壁がさらに、前記弓形部分の間の前記継ぎ目を覆うためのカバー・プレートを備え、前記カバー・プレートがそれぞれ前記2つの半円状の弓形部分に対して密閉式に固定される、請求項25に記載の熱交換器。
  27. 前記カバー・プレートがそれぞれ前記流体開口の1つを備える、請求項26に記載の熱交換器。
  28. 前記カバー・プレートの一方が前記流体開口を両方とも備え、前記カバー・プレートの他方には穴が開けられない、請求項26に記載の熱交換器。
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