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JP2012507338A - シャーシ構造を有しているパンツ型用品を製造する方法及び該方法に従って製造されたパンツ型用品 - Google Patents

シャーシ構造を有しているパンツ型用品を製造する方法及び該方法に従って製造されたパンツ型用品 Download PDF

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Abstract

ウエスト包囲部分及び複数の脚部包囲部分を有するパンツ型用品を製造する方法であって、前記パンツ型用品(21)のそれぞれが、少なくとも1つの弾性パネルを有するシャーシ構造を備え、前記方法は、前記シャーシ構造を形成することを備え、前記少なくとも1つの弾性パネルは、a)弾性材料の少なくとも1つの層を備えている弾性ウェブである第1のウェブ(1a,1b)を提供するステップと、b)少なくとも1つの方向において、前記第1のウェブを少なくとも50%だけ延伸するステップと、c)前記第1のウェブ(1a,1b)が延伸された状態で保持されている間に、延伸された第1のウェブ(1a,1b)を第2のウェブ(2a,2b)に接着するステップであって、前記第2のウェブ(2a,2b)が弾性材料又は非弾性材料のうちの少なくとも1つの層を備えており、接着された前記第1のウェブ(1a,1b)及び接着された前記第2のウェブ(2a,2b)が弾性複合ウェブ(4)を形成している、延伸された第1のウェブ(1a,1b)を第2のウェブ(2a,2b)に接着するステップと、d)前記少なくとも1つの方向において、前記延伸された第1のウェブ(1a,1b)の前記延伸された長さの少なくとも4%だけ、前記弾性複合を緩和するステップと、f)延伸され、且つ緩和された前記複合ウェブ(4)を備えているシャーシコンポーネントから前記シャーシ構造を組み立てるステップと、を備えることを特徴とする、パンツ型用品を製造する方法。

Description

本願発明は、パンツ型の使い捨て吸収用品などのパンツ型用品を製造する方法であって、パンツ型用品のそれぞれが、少なくとも1つの弾性パネルを有しているシャーシ構造を含む、方法に関連する。本願発明はまた、本願発明の方法に従って製造されたパンツ型用品に関連する。
パンツ型衛生用品は、パンツ形状のシャーシ構造と、必要に応じて該シャーシと一体化された吸収性コアコンポーネントと、を含む。パンツ型用品を設計する場合の主な目的は、パンツ型用品を、可能な限り一般的な下着に似させることである。それ故に、パンツ型おむつ、衛生パンツ、及び失禁パンツなどの吸収用品は、着用者に関して快適に且つ心地よく装着するように設計される。吸収用品が、あまりにタイトなので着用者が着用することによって不快になることなく、吸収用品からの体液の漏れに対するシールを提供することはまた、必要である。着用者又は介護者が汚れた吸収用品を容易に取り外すこと、及び該汚れた吸収用品を新しい清潔な吸収用品と交換することを可能にするように、該吸収用品が、一対の下着の方法で、着用者の臀部に亘って引き上げられ、且つ引き下げられることを可能にすることは、さらに望ましい。それらの理由の全てのために、吸収用品のシャーシは一般的に、着用者の臀部に亘って適用されるように意図された領域において、少なくとも弾性的に延伸可能である材料から製造される。さらに、パンツ型用品の吸収性部分を取り囲んでいるシャーシが空気透過可能及び蒸気透過可能であること、すなわち通気性であることは、望ましい。通気性吸収用品は、湿分が着用者の肌に残ることを妨げ、通気性ではない吸収用品を着用する場合より快適であり、且つ通気性ではない吸収用品を着用する場合より温まらない。吸収用品が柔らかく、滑らかで、布状である場合に、それはまた、有益であり、それによって、吸収用品は、着用者の肌を摩擦することなく、可能な限り一般的な下着に似せている。
パンツ型用品のための1種の弾性材料は、非弾性不織布材料の2つの層の間に挟まれた弾性フィルムを備えるラミネートである。該ラミネートを弾性的に延伸可能にするために、該ラミネートは、活性化処理にさらされる。三層の、活性化されたラミネートは、特許文献1に開示されている。活性化されたラミネートは、2つの非弾性の布状層の間で弾性フィルム層を漸増的に延伸する(incrementally stretching)ことによって製造される。漸増的な延伸は、噛合いギアローラー(intermeshing gear rollers)間にラミネートを通過させることによって実行される。漸増的な延伸による第1の弾性ラミネートの活性化はまた、特許文献2〜8に開示されている。非弾性の布状層は、活性化後に、ラミネートの弾性が弾性フィルム層の弾性によって主に管理されるように、活性化プロセス中に完全に又は部分的に破壊される、又は引き裂かれる。特許文献1における三層ラミネートにおいて、非弾性層は、完全に破壊され、それによって、活性化されたラミネートの弾性が弾性フィルム層の弾性と実質的に同一である。
開示されたラミネートは、良好な快適特性を有し、柔らかく、柔軟性を有し、通気性であり、且つ弾性を有する。しかしながら、特許文献1に開示された三層ラミネートの主な欠点は、活性化プロセスが、布状層を少なくとも部分的に破壊し、且つ壊し、その結果として、材料の弾性の方向に対して垂直な方向において、低下した引張強度及び孔あき耐性を有する材料をもたらすことである。使い捨てパンツ型用品におけるシャーシコンポーネントとして使用される場合に、該材料は、パンツ型用品を着用するとき又はパンツ型用品を脱ぐときに生じる力にさらされる場合に、容易に引き裂かれる。この引き裂き問題は、パンツ型用品の材料を穿孔し、且つ引き裂く場合がある長い指の爪をしばしば持つ女性着用者又は女性介護者にとって特に明白である。
特許文献1に記載された三層ラミネートの他の問題は、それらが所定の伸張性及び弾性を有することである。しかしながら、パンツ型用品の異なる部分において異なる弾性を有することは多くの場合、望ましい。これを達成するために、さらなる弾性要素とともに三層ラミネートから生成された弾性パネルを補足すること、又はおむつのシャーシの複数の部分を異なるラミネートから製造することは、必要とされる。そのような余分なコンポーネントは全て、高価であり、且つそれらが付加的なプロセスステップを必要とするので、製造プロセスを複雑にし、それ故に追加の処理コストを発生させる。
引用文献1に記載の積層された弾性材料の欠点に対応するために、二工程プロセスにおいて、三層弾性ラミネートを製造することが特許文献9に提案されている。二工程プロセスは、非弾性繊維不織布ウェブと弾性フィルムと備えている二層ラミネートを製造するステップを含む。二層ラミネートは、二層ラミネートを弾性的に延伸可能にするために、少なくとも1つの方向において、漸増的な延伸によって活性化される。二層ラミネートはその後、少なくとも1つの方向において、35〜200%だけ延伸され、延伸の程度は、最終的な三層ラミネートの弾性を決定する。延伸された二層ラミネートは次いで、延伸した二層ラミネートの弾性フィルムを不織布シャーシコンポーネントに積層することによって、パンツ型吸収用品のシャーシ構造における1つ又は複数の弾性パネルを生成するように、パンツ形成プロセスにおいて使用される。
特許文献1及び2に記載された弾性ウェブが、使い捨て吸収用品を製造する高速運転装置において処理するのに難しいことが発見された。ネックの結果として、活性化され、且つ延伸された弾性ウェブは、その縁部で湾曲しやすく、それによって、それらが高速製造プロセスに組み込むことが難しいことを暗示している。
さらなる問題は、完成した吸収用品における弾性パネルの伸張性が、決して予期されるであろうものではなく、吸収用品が、制限された寸法範囲内の着用者にのみ装着するであろうことを暗示している。
国際公開第03/047488号パンフレット 米国特許第5,143,679号明細書 米国特許第5,156,793号明細書 米国特許第5,167,897号明細書 米国特許第5,422,172号明細書 米国特許第5,592,690号明細書 米国特許第5,634,216号明細書 米国特許第5,861 ,074号明細書 国際公開第2007/133146号パンフレット
本願発明の目的は、少なくとも1つの弾性的に延伸可能なパネルを有している吸収用品を製造する改善された方法を提供することである。本願発明のさらなる目的は、改善された装着を有し、且つ着用者の寸法及び身体的形状のより広い範囲に亘って有用である吸収用品を提供することである。
本願発明によれば、ウエスト包囲部分と、複数の脚部包囲部分と、を有しているパンツ型用品を製造する方法であって、前記パンツ型用品のそれぞれが、少なくとも1つの弾性パネルを有するシャーシ構造を備え、前記方法は、前記シャーシ構造を形成することを備え、前記少なくとも1つの弾性パネルは、
a)弾性材料の少なくとも1つの層を備えている弾性ウェブである第1のウェブを提供するステップと、
b)少なくとも1つの方向において、前記第1のウェブを少なくとも50%だけ延伸するステップと、
c)前記第1のウェブが延伸された状態で保持されている間に、延伸された第1のウェブを第2のウェブに接着するステップであって、該第2のウェブが弾性材料又は非弾性材料のうち少なくとも1つの層を備えており、接着された第1のウェブ及び接着された第2のウェブが弾性複合ウェブを形成している、延伸された第1のウェブを第2のウェブに接着するステップと、
d)前記少なくとも1つの方向において、前記延伸された第1のウェブの前記延伸された長さの少なくとも4%だけ、前記弾性複合ウェブを緩和する(relaxing)ステップと、
e)延伸され、且つ緩和された前記弾性複合ウェブ(4)を備えているシャーシコンポーネントから前記シャーシ構造を組み立てるステップと、
を備える、パンツ型用品を製造する方法を提供する。
本願発明によれば、部分的に緩和された複合弾性ウェブは、パンツ形成プロセスとインライン式に(in-line with)製造されており、緩和された複合弾性ウェブはパンツ形成プロセスにおいて直接的に導入され、部分的な緩和ステップとさらなるプロセスステップとの間のプロセスにおいて中断することなく、さらなるコンポーネントに接合される。それ故に、複合ウェブは、残留延伸を有するシャーシ構造内に組み込まれるであろう。
第1のウェブは、初期の延伸されていない長さの少なくとも70%だけ、好ましくは初期の延伸されていない長さの少なくとも90%だけ延伸されてもよい。第1のウェブがさらされる場合がある最大限の延伸は、使用される特定の弾性材料の性質によって決定される。好ましくは、第1のウェブは、材料が破断されることなく、且つその弾性性質を自由にする(loosing)ことなく可能にするであろうと同程度に延伸される。前記第1のウェブは、初期の延伸されていない長さの150%までだけ、好ましくは初期の延伸されていない長さの300%までだけ、最も好ましくは初期の延伸されていない長さの500%までだけ、延伸されてもよい。
延伸された複合弾性ウェブは、前記第1の弾性ウェブの延伸された長さの4〜50%だけ、好ましくは前記第1の弾性ウェブの延伸された長さの4〜20%だけ、最も好ましくは前記第1の弾性ウェブの延伸された長さの4〜10%だけ、緩和されてもよい。
本願発明の方法は、好ましくは、連続的なプロセスとして実行される。緩和された弾性複合ウェブは、パンツ形成プロセスにインライン式に直接的に導入され、且つ好ましくは、流れ方向(MD)において移動する連続的な走行シャーシウェブ(continuously running chassis web)において、他のコンポーネントに接合される。連続的なプロセスにおいて、延伸された第1の弾性ウェブは好ましくは、流れ方向において少なくとも延伸され、接着された複合弾性ウェブのその後の緩和が次いで、流れ方向において実行される。
本願明細書で使用されるような材料のウェブは、任意の一般的な2次元の、柔軟性を有する材料又はプラスチックフィルム、不織布、フォーム、又は織物などの材料の組み合わせである。該ウェブは、異なる材料の複数の層及び/又は複数の領域を備えているマルチコンポーネントウェブとされてもよい。本願明細書で使用されるようなウェブは、連続的なウェブの形態、又は離散的なウェブの形態とされてもよい。
本願明細書で使用されるような複合シャーシウェブは、多数のコンポーネントを備える連続的なウェブである。複合シャーシウェブは、少なくとも2つのコンポーネントが材料の連続ウェブに互いに接合されるとすぐに、形成される。組み立てられた複合シャーシウェブにおいて、全てのシャーシコンポーネントは、複合シャーシウェブが、接続された個々のシャーシブランクの連続的なウェブであるように接合されており、該接続された個々のシャーシブランクの連続的なウェブは次いで、個々のシャーシ構造に変換される。組み立てられた複合シャーシウェブは、脚部開口部を形成するように切断される。該ウェブは折り畳まれ、側部接合部は、シャーシブランク間で折り畳まれたウェブにおいて形成されており、各シャーシブランクは必要に応じて、一体化したコアコンポーネントを保持する。個々のパンツ型用品は次いで、側部接合部でウェブを分離することによって、複合シャーシウェブから分離される。通常、分離ステップは、側部シームを形成しており、且つ複合シャーシウェブの幅方向(CD)において互いから小さな距離で配置される2つの平行な接着ライン間で切断することによって実行される。側部シームは、分離ステップにおいて2つに切断される単一の広域接着ラインとして形成されてもよい。パンツ型吸収用品において側部シームを形成するさらなる方法は、国際公開第2007/138373号パンフレット及び国際公開第2008/079061号パンフレットに開示されている。
本願発明による方法において、緩和した複合弾性ウェブは好ましくは、連続的に走行しているウェブの形態であり、該連続的に走行しているウェブは、外側カバー層、内側カバー層、吸収性コア、弾性要素、固定具、寸法タグなどのパンツ型用品のさらなるコンポーネントを備えている連続的な複合シャーシウェブにおけるコンポーネントとして、製造プロセス内にインライン式に組み込まれる。弾性パネルは、パンツ型用品における前方パネル、後方パネル、ウエストパネル、又は側部パネルとされてもよい。複合弾性ウェブは、1つ又は複数の追加的な層を有する少なくとも1つの弾性層のラミネートである。1つの弾性層又は複数の弾性層は、弾性フィルム、又は弾性不織布、又はそれらの組み合わせとされてもよい。好ましい複合弾性ウェブは、本願明細書に開示されるような、不織布‐フィルム‐不織布からなる三層ラミネートである。複数の弾性パネルを備えているパンツ型用品において、異なる材料は、異なるパネルのために選択されてもよい。該材料は、組成、厚さ、弾性特性、通気性、剛性、ドレープ適正(drapability)などにおいて異なってもよい。
有益な三層ラミネートの一例は、国際公開第2007/133146号パンフレットに開示された二工程プロセスにおいて製造された三層ラミネートであり、それらのラミネートは、似通っており(conformable)、高い通気性を有し、高い着用者快適性と引張強度とを良好な生産経済性(production economy)と組み合わせる。使用される場合がある他の三層ラミネートは、国際公開第03/047488号パンフレットに開示された三層ラミネートである。
本願発明の延伸され、且つ緩和された複合弾性ウェブは、異なる伸張性、柔軟性、及び弾性を有している弾性パネルを生成するために使用されることができる。これは、異なる弾性材料を選択することによって、且つ該ウェブにおける弾性材料を異なる程度の延伸及び緩和にさらすことによって、達成される。
本願明細書で使用されるように、弾性材料は、材料が、本願の説明において規定された弾性試験において、30%の伸びにさらされた後で、10%より少ない緩和後に、永久的な伸びを有する材料である。
非弾性材料は、弾性材料の規定内に含まれていない材料である。それ故に、本願明細書で使用されるような非弾性材料は、延伸可能でもよく、又は延伸不可能でもよい材料である。延伸可能な材料の場合において、該材料は、弾性試験に従って決定されるように、30%の伸びにさらされた後で、10%以上の延伸及び緩和後に、永久的な伸びを有する。
延伸され、且つ緩和された複合弾性ウェブが弾性フィルムラミネートである場合に、該弾性フィルムは、好ましくは、ラミネートを通気性にするために穿孔される。これは、例えば不織布ウェブが押し出しコーティング(extrusion coating)によって弾性フィルムに接着される場合に、積層プロセスと直接的に連結して達成されることができる。穿孔ステップは、組み合わされた弾性層と不織布ウェブとを真空積層ドラム上に通過させることによって実行されることができる間に、弾性ウェブは、溶融状態又は半溶融状態になる。そのようなプロセスは、米国特許第5,733,628号明細書に開示されており、その結果として、弾性フィルムが三次元の孔あきラミネート層に形成されている。
弾性ラミネートは、加熱されたニードルによる穿孔、パンチング、改善されたエンボス加工(perf-embossing)、又は超音波穿孔などの任意の適切な穿孔方法によって協働して穿孔されてもよい。
弾性フィルムは、接着剤、熱的溶着、又は超音波溶着等の任意の適切な手段によって、不織布ウェブに接着される、前もって製造された穿孔フィルムとされてもよい。
例えば国際公開第03/047488号及び国際公開第2007/133146号に開示された延伸活性化された弾性ラミネートを使用する場合に、活性化ステップは、非弾性ウェブが、少なくとも部分的に破壊され、又は引き裂かれるように、第1の弾性ラミネートの漸増的な延伸を含む。活性化は、その外周に配置した歯を有する、加熱された又は加熱されていない噛合いギアローラーにとって実行されることでき、該歯は、該ラミネートに噛合わせ、且つそれによって該ラミネートを延伸する。活性化ステップは、該ラミネートが、不織布ウェブによって明らかに抑制されることなく、その後に延伸されることを可能にする。不織布材料の破壊の程度は、結果として生じるラミネートのための最大限の可能な伸びを決定する。不織布材料が活性化プロセスにおいて完全に破壊される場合に、該ラミネートは、弾性フィルム層と実質的に同一の最大限の伸びを有するであろう。
該ラミネート内に備えられた不織布層又は複数の不織布層における繊維の最小限の引き裂き又は破壊を含んでいる、他の種類の延伸接着されたラミネートを使用することも、可能である。
第1の弾性ウェブの延伸量は、延伸方向において、第1の弾性ウェブの初期の、延伸されていない長さの百分率として特定される。例として、第1の弾性ウェブは、1mの第1の延伸されていない長さを有し、その後50%だけ延伸され、それによって第1の弾性ウェブは、1.5mの第2の延伸された長さを有する。それ故に、延伸された長さは、ウェブの延伸された状態において完全な長さである。
延伸ステップ後に、第1の弾性ウェブは、第2のウェブに接着され、それ故に形成された弾性複合体は、延伸方向において、延伸された長さの少なくとも4%だけ緩和される。例として、延伸方向において350mmの長さを初期に有する第1の弾性ウェブは、次いで682mmまで95%だけ延伸され、その後第2のウェブに接着され、第2のウェブと互いに647mmまで5.4%だけ緩和されており、パンツ型用品におけるシャーシ構造を形成するために引き続いて使用される場合に、第1の弾性ウェブの延伸されていない長さの85%の残留延伸を有する。
緩和ステップは、縁部で湾曲する複合弾性ウェブの傾向を排除する、又は少なくとも相当低減させる。これは、第1の弾性ウェブが限界を超えて延伸される場合の特定の問題であり、該限界において、延伸が該ウェブの幅を減少させる。この事象は、「くびれ(necking)」として周知である。緩和ステップによって、使い捨て用品の製造のために必要とされた高い生産速度で、残りのプロセスとインライン式に本願発明の複合弾性ウェブを製造することは、可能である。
パンツ型用品における弾性パネルを形成するために使用される場合に、緩和ステップが弾性複合体の弾性特性を著しく改善することはまた、驚いたことに発見された。本願発明に従って製造されたパンツ型用品は、緩和ステップなしで製造されたパンツ型用品より広範囲の寸法及び身体形状に亘って、着用者によって使用されることができる。本願発明に従って製造された用品はまた、高い快適性を有し、異なる身体形状を有する使用者の形状に適合するであろう。それ故に、本願発明の用品は、幼児の丸みを帯びた腹部に容易に一致するとともに、臀部及び尻に亘って最適な装着を維持するであろう。本願発明に従って製造されたパンツ型用品はまた、同一のパンツ寸法を有するが、身体形状において大きく異なる場合がある大人の着用者のための良好な装着及び快適性を提供する。本願発明による用品は、突き出している尻、広い臀部、細いウエストなどを有する着用者と同様に、真っ直ぐな外観を有する着用者に装着させるであろう。該用品はまた、同一の着用者で一日中生じているウエスト周辺における通常の変化を受け入れるであろう。
本願明細書で使用されるような緩和された弾性複合ウェブ又は延伸され、且つ緩和された弾性複合ウェブは、少なくとも1つの方向において、初期の延伸されていない長さの少なくとも50%だけ、好ましくは初期の延伸されていない長さの少なくとも70%だけ、最も好ましくは初期の延伸されていない長さの少なくとも90%だけ、初めに延伸されるウェブを備える。該ウェブは、初期の延伸されていない長さの150%までだけ、好ましくは初期の延伸されていない長さの300%までだけ、最も好ましくは初期の延伸されていない長さの500%までだけ、延伸されてもよい。延伸された弾性第1のウェブは、延伸された状態で、第2のウェブに接着され、その後、第1の弾性ウェブの延伸された長さの少なくとも4%だけ緩和される、好ましくは第1の弾性ウェブの延伸された長さの4〜50%だけ緩和される、さらに好ましくは第1の弾性ウェブの延伸された長さの4〜20%だけ緩和される、最も好ましくは第1の弾性ウェブの延伸された長さの4〜10%だけ緩和される。
延伸され、且つ部分的に緩和された複合弾性ウェブは、複合ウェブがその後、本願発明によるプロセスにおいて他のコンポーネントとインライン式に接合される場合に、第1の弾性ウェブの初期の延伸されていない長さの少なくとも25%の残留延伸を有する。
完全に緩和されたウェブは、外力が作用しない状態のウェブである。該外力は、製造中、且つ吸収用品を着る場合及び吸収用品を着用する場合に、ウェブに適用されるそれらの力である。本願発明によるプロセスにおいて、インライン式に製造された延伸され、且つ部分的に緩和された複合弾性ウェブは、複合シャーシウェブ内に組み込まれた場合に完全に緩和されていないが、緩和ステップ後に所定の程度の延伸を保つ。
本願明細書で使用されるようなラミネートは、重複部分を有する少なくとも2つの異なる、別個の層を備える材料であり、該重複部分はラミネートを形成するように互いに接合される。
本願明細書で使用されるようなパンツ型吸収用品は、一対の下着として着用者に装着するように構成される吸収性衣類であり、吸収用品が、各吸収用品のウエスト包囲部分で側部シームを備えており、ウエスト開口部と2つの脚部開口部を有することを暗示している。一般的には、側部シームは、任意の他の製造ステップが実行される後で、例えば脚部弾性部、ウエスト弾性部、内側隆起バリア、寸法タグ、吸収性コンポーネント、表面シート、バリアリート、補強部、パッチなどの1つ又は複数のオプションの固定具の適用後に、シャーシ構造において形成される。側部シームは、接着剤、又は熱溶着または超音波溶着等の任意の適切な方法で形成されてもよい。側部シームは、好ましくは、開放可能な側部シームとされるように製造されており、このことは、パンツ型用品を着る場合及びパンツ型用品を着用する場合に、側部シームが、該側部シームに適用された引張力及び延伸力に耐えるのに十分強いことを暗示しているが、該パンツ型用品が着用者から取り外される場合に、該パンツ型用品の不当な引き裂きなしに破壊されてもよい。開放可能な側部シームは、剥離可能な側部シームとされてもよく、又は側部シームに沿って、開放帯、穿孔部、又は他の種類の弱化部を配置することによって、開放可能に製造されてもよい。開放可能な側部シームは、周知であるような検査を可能にするために再閉鎖可能とされてもよい。一般的には、側部シームは、パンツ型用品が着用される場合に、着用者の臀部に位置されるように配置されるが、パンツの前面だけに側部シームを配置することはまた、周知である。側部シームは、好ましくは、側部シームが、該パンツ型用品が着られる場合及びパンツ型用品が着用される場合に生じる引張力に耐えることができるように設計されるが、パンツ型吸収用品が交換を必要とする場合に、パンツを確認するために脱がす場合に引き裂かれる、又は制御された方法で開放されることができるように設計される。
開放可能な側部シームを有するパンツ型用品には、側部シームの再閉鎖性を提供するために、固定具が設けられてもよい。該固定具は、この技術分野で一般的に使用され、且つ面ファスナー、ランディング部材と結合する接着剤ファスナー、スナップなどの当業者に周知である結合固定具であってもよい。該結合固定具は、好ましくは、該用品が、検査のために、装着の再調整のために、繰り返して開放され、再閉鎖されることができるように、再閉鎖可能な固定具である。
吸収性コアコンポーネントは、中心部分が中心不織布シャーシウェブに亘って延在している状態で、且つ吸収性コアコンポーネントの端部分が中心不織布シャーシウェブの縁部に沿って配置された弾性パネルウェブに亘って延在している状態で、複合シャーシに位置されることができる。吸収性コアコンポーネントは、製造プロセスにおいて、任意の位置でシャーシウェブと一体化されることができる。
弾性パネルウェブの延伸は、1つ以上のステップで実行されてもよい。同様に、延伸された弾性パネルウェブの緩和が少なくとも2つのステップにおいて実行されてもよい。
本願発明による用品は、
a)複合シャーシウェブのコンポーネントである連続的な中心不織布シャーシウェブの第1の縁部に、第1の緩和された弾性複合ウェブを接合するステップと、
b)前記連続的な中心不織布シャーシウェブの第2の縁部に、第2の緩和した弾性複合ウェブを接合するステップと、
によって、製造されてもよい。
前記第1の複合弾性ウェブは、前記第2の複合弾性ウェブより大きな程度まで延伸されてもよい。
本願発明による用品はまた、
a)連続的な不織布ウェブの第1の縁部分に第1の延伸された弾性ウェブを積層するステップと、
b)前記連続的な不織布ウェブの第2の縁部分に第2の延伸された弾性ウェブを積層するステップと、
c)前記第1の延伸された弾性ウェブ及び前記第2の延伸された弾性ウェブを前記連続的な不織布シャーシウェブに積層することによって形成された前記複合弾性ウェブを、延伸された弾性ウェブのうちの少なくとも1つの延伸された長さの少なくとも4%だけ緩和するステップと、
によって製造されてもよい。
前記第1の延伸された弾性ウェブは、前記第2の延伸された弾性ウェブより大きな程度まで延伸されてもよい。
該ウェブの接合は、接着剤、超音波溶着、熱溶着、縫合などの任意の適切な方法によって行われてもよい。
弾性ウェブを中心シャーシウェブに接合することによって形成された用品は、幅方向(CD)において製造される。このことは、該用品が、各用品の長手方向が幅方向に配置される状態で、複合シャーシウェブに沿って配置され、それによって、該用品のウエストの輪郭(waist border)が複合シャーシウェブの流れ方向側部縁部を形成することを意味する。
完成したパンツ型用品において、不織布ウェブによって架橋される2つの弾性ウェブ間の間隙が存在するであろう。複合シャーシウェブのこの部分は、パンツ型用品の股部パネルを形成するであろう。そして、不織布シャーシウェブの中心部の両側上の弾性パネルウェブ部分は、弾性的に伸張可能な前方パネル及び後方パネルを形成するであろう。中心不織布シャーシウェブは、弾性ウェブ又は非弾性ウェブとされることができるが、好ましくは非弾性ウェブである。
本願発明によるパンツ型用品における弾性パネルを形成するために使用された弾性ウェブは、異なる材料から製造されてもよく、坪量、組成、層の数、通気性、弾性特性、引張強度などの1つ又は複数の態様において、異なってもよい。
さらなる実施形態において、弾性パネルウェブは、不織布シャーシウェブの一の側縁部のみに沿って接合されてもよく、それ故に、パンツ型用品は、パンツ型用品の前面又は後面のみで、弾性本体パネルを有する。同様に、パンツ型用品の股部分を通じて延在している弾性ウェブを有するシャーシ構造を生成するように、全幅で延伸された弾性ウェブを使用することはまた、考えられる。
脚部弾性部材は好ましくは、本願発明によるプロセスによって形成された複合シャーシウェブに取り付けられる。
脚部弾性部材は、複合シャーシウェブ内に組み込まれた不織布ウェブで覆われてもよい。
シャーシ複合ウェブには、少なくとも1つの側縁部に沿って弾性ウエスト機能部が設けられてもよい。該弾性ウエスト機能部は、別個のコンポーネントとしてシャーシコンポ−ネントウェブに接合されてもよく、又は延伸され、且つ緩和された複合弾性ウェブなどの複合シャーシウェブの他のコンポーネントと一体化してもよい。
ウエスト機能部は、該ウェブに弾性要素を取り付けることによって、必要に応じて、弾性要素を不織布ウェブで覆うことによって、複合シャーシウェブの1つ又は両方の縁部に配置されることができ、該不織布ウェブは、該シャーシウェブの連続的なコンポーネント又は別個の不織布ストリップとされてもよい。
該弾性ウエスト機能部は、代替的には、別個のコンポーネントとしてシャーシウェブに接合されることができ、該別個のコンポーネントは、前もって製造される、又は用品形成プロセスとインライン式に製造される。弾性ウエスト機能部は、好ましくは、複合シャーシウェブに接合され、又は複合シャーシウェブに配置されており、弾性ラミネート、弾性フォームストリップ、弾性不織布、又は弾性糸または弾性ストリングで伸縮性を付与させた非弾性材料などの、任意の適切な種類の弾性バンドとして供給されてもよい。一般的に使用された弾性ウエスト機能部は、不織布の非弾性材料の2つの層の間に、プレテンションを付与した状態で、弾性糸、弾性バンド、または弾性ストリングなどの弾性要素を取り付けることによって製造される。天然ゴム又は合成ゴム、弾性フォームなどの全ての一般的に使用される弾性材料は、採用されることができる。この種類のウエスト機能部は、不織布の2つの別個の層から形成されてもよく、又は二層構造に折り畳まれる不織布の単一層から製造されてもよい。弾性ウエスト機能部を生成するように、本願発明による活性化され、延伸され、且つ緩和された弾性ラミネートの使用はまた、可能である。
完成したパンツ型用品における弾性ウエスト機能部は、本願発明に従って製造された前方弾性パネル部分及び後方弾性パネル部分より高い弾性的な引張力を有するであろう。
弾性ウエスト機能部は、複合シャーシウェブのコンポーネントの一体部とされてもよい。この実施形態において、弾性ウエスト機能部は、複合シャーシウェブの弾性部又は非弾性部の縁部分を折り畳むことによって、且つ複合シャーシウェブの折り畳まれた部分の間で弾性要素を取り付けることによって形成されてもよい。弾性ウエスト機能部は、不織布シャーシウェブコンポーネントの一部分を折り畳むことによって形成されてもよく、該不織布シャーシウェブコンポーネントの一部分は、本願発明による方法で使用された弾性ラミネートにおける不織布層の伸張部とされる。弾性要素は代替的には、複合シャーシウェブの層に取り付けられてもよく、別個のウェブによって覆われない状態に、又は覆われた状態にしておいてもよい。弾性ウエスト機能部が本願発明による複合弾性ウェブを組み込む場合、該ウェブは、単一層の複合弾性ウェブのみを含んでいるシャーシウェブの一部の折り畳まれていない部分より高い弾性伸縮力を有する二重ラミネート部分を生成するように折り畳まれてもよい。折り畳まれた複合弾性ウェブは、さらなる弾性要素によって補足されてもよい。
本願発明による方法は、任意の従来の製造ステップをさらに含んでもよい。そのような製造ステップは、シャーシウェブに、隆起した伸縮性のあるバリア(raised elasticated barrier)又は伸縮性のないバリアを配置するステップ及び/又はシャーシウェブに固定具コンポーネントを固定するステップを含んでもよい。
本願発明による方法で製造されたパンツ型用品は、延伸され、且つ緩和された複合弾性ウェブから形成された1つ又は複数の弾性パネルを有するシャーシ構造を備える。そのような弾性パネルは、1つ又は複数の、前方パネル、後方パネル、側部パネル、股部パネル、及びそれぞれ前方パネル及び後方パネルで配置され、且つ該吸収用品のウエストバンドを形成している前方ウエストパネル及び後方ウエストパネル、を含んでもよい。
弾性側部パネルを有するパンツ型用品は通常、長手方向で製造されるであろう。このことは、パンツ型用品の長手方向が流れ方向で一致することを意味する。
弾性シャーシ部分は、好ましくは、該吸収用品の前方パネル及び後方パネルを少なくとも形成する。しかしながら、本願発明の延伸され、且つ緩和された弾性パネルの各前方パネル及び後方パネルの部分のみを製造することは可能である。そのような実施形態において、該シャーシの合計表面積の少なくとも20%、好ましくは少なくとも25%、より好ましくは少なくとも30%、最も好ましくは少なくとも40%は、本願発明の延伸され、且つ緩和された弾性ウェブを備える。例として、延伸され、且つ緩和された弾性ウェブは、着用者の臀部に亘って載置し、それ故に弾性側部パネルを形成するように意図された前方パネル又は後方パネルのそれらの部分にのみ適用されてもよい。
本願発明によるシャーシ構造を製造するために有益な非弾性繊維の不織布ウェブは、熱可塑性繊維を備えてもよい。該不織布ウェブは通常、使い捨て用品の接合部及びシームにおいて組み込まれているであろう。それ故に、不織布ウェブが熱溶着プロセス又は超音波溶着プロセスによって溶着可能であることは、非常に望ましい。不織布ウェブにおける使用のための適切なポリマーの例は、ポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン、及び他のポリオレフィンの単独重合体及び共重合体である。不織布は、単一成分繊維、2成分繊維、又は多成分繊維、及び異なる種類の繊維の混合を備えてもよい。溶着可能な不織布ウェブは、熱可塑性繊維の高い含有率を有し、少なくとも50%の熱可塑性繊維、好ましくは少なくとも80%の熱可塑性繊維を含む。
適切な種類の不織布ウェブは、しわの寄った不織布(creped nonwoven)である。しわの寄った不織布は一般的に、しわの寄っていない不織布より、高い伸張性及び柔軟性を有する。不織布‐フィルム‐不織布の三層弾性ラミネートを製造する場合に、しわの寄った不織布を選択することによって、しわの寄っていない不織布によって可能であるラミネートのパンツ型用品より快適であり、且つより延伸可能であるパンツ型用品における最終的な三層ラミネートを達成することは、可能である。しわの寄った不織布層は、ラミネートが伸びの後で収縮することを容易にさせ、それ故に、しわの寄っていない不織布層のみを備えている対応するラミネートと比較して弾性を増大させる。
本願発明での使用のための弾性フィルム、特に、少なくとも1つの不織布層と少なくとも1つのフィルム層とを備えている弾性ラミネートでの使用のための弾性フィルムは、天然ポリマー又は天然ポリマーブレンド又は合成ポリマー又は合成ポリマーブレンドを含んでいる任意の適切な弾性ポリマー及び弾性ポリマーブレンドから形成されてもよい。弾性層のための有益な材料のいくつかの例は、低結晶性ポリエチレン(low crystallinity polyethylenes)、メタセロン触媒の低結晶性ポリエチレン(metallocene-catalyzed low crystallinity polyethylenes)、エチレン酢酸ビニル共重合体(ethylene vinyl acetate copolymers、EVA)、ポリウレタン(polyurethane)、ポリイソプレン(polyisoprene)、ブタジエン‐スチレン共重合体(butadiene-styrene copolymers)、又は、スチレン/イソプレン/スチレン(SIS)、スチレン/ブタジエン/スチレン(SBS)、又はスチレン/エチレン‐ブタジエン/スチレンブロック共重合体などのスチレンブロック共重合体(styrene block copolymers)である。それらのポリマーのブレンドはまた、他の改変エラストマー材料又は非エラストマー材料と同様に使用されてもよい。弾性層は好ましくは、孔あき弾性フィルムである。弾性層は、10g/mと120g/mの間の坪量を有してもよく、好ましくは、15g/mと60g/mの間の坪量を有してもよい。適切な弾性フィルムの一例は、ポリエチレン‐スチレン/エチレン/ブタジエン/スチレン‐ポリエチレン(PE−SEBS−PE)の構成を有する、孔あき三層エラストマーフィルムである。
国際公開第2007/133146号パンフレットに記載された方法によって製造された二層弾性プレラミネートは、繊維材料の少なくとも1つの層と弾性層とからなる。該繊維層は、柔らかさ、布状の感触及び外観をラミネートに提供するように選択される。適切な材料の例は、上記に示したように、メルトブロー(meltblown)されたウェブであり、スパンボンド(spunbond)された材料であり、及びしわの寄った不織布である。そのような材料はまた、二層ラミネートが取り付けられるさらなる不織布層に適している。しかしながら、任意の柔らかい、柔軟な、好ましくは延伸可能である不織布材料及び不織布ラミネートは、スパンボンド‐メルトブローン‐スパンボンドのラミネート(SMS)、カード加工材料(carded material)、及びスパンレースされた材料(spunlaced material)などを使用することができる。
本願明細書で予期されたラミネートにおいて使用された不織布ウェブの坪量は、10〜80g/mから適切とされ、好ましくは13〜50g/mから適切とされる。繊維材料において使用された適切なポリマーの例は、ポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン、及び他のポリオレフィン単独重合体又はポリオレフレン共重合体とされる。天然繊維、例えば綿は、それらが所望された性質を提供する限り、使用されてもよい。ポリマーの混合は、不織布層の高い柔軟性に貢献することができ、それによって、最大荷重における高い伸びを不織布材料に付与する。ポリエチレンポリマー及びポリプロピレンポリマーの混合は、この側面において良好な結果を提供することが判明した。しかしながら、複数の繊維混合を有する不織布はまた、使用されてもよい。
弾性ラミネートは例えば、フィルムの一の側に不織布ウェブを適用することによって、国際公開03/047488号パンフレット、国際公開2007/133146号パンフレット、又は欧州特許第0 715 351号明細書に開示された方法のいずれかに従って、製造され、且つ活性化されることができる。不織布ウェブ及びフィルムは、接着された押し出し接着(extrusion bonded)されてもよく、又は接着剤によって接着されてもよい。それ故に、製造されたラミネートは次いで、フィルム層の弾性を活性化するように漸増的に延伸される。漸増的な延伸は、不織布ウェブにおけるある程度の強度を保有するように、不織布ウェブの最大荷重における伸び以下のポイントまで行われることができる。代替的には、該延伸は、国際公開03/047488号パンフレットに記載されるように、不織布が完全に引き裂かれるように実行されてもよい。ラミネートの延伸は、ラミネートを幅方向(CD)においてくびれさせる(necked)。
本願発明は、添付した図面を参照して、以下のより詳細な説明に記載されるであろう。
弾性三層ラミネートを製造するための方法を図式的に示す図である。 弾性三層ラミネートを製造するための代替的な方法を図式的に示す図である。 本願発明によるパンツ型吸収用品を製造するための方法を図式的に表示する図である。 本願発明によるパンツ型吸収用品を製造するための方法の第2の実施形態を図式的に表示する図である。 平坦な状態における本願発明によるパンツ型おむつを示す図である。 閉鎖された側部シームを有する図5におけるおむつを示す図である。
図1は、本願発明によるパンツ型吸収用品などの吸収用品内に組み込まれることができる弾性的に延伸可能な三層ラミネートを製造するための方法を図式的に示す。
二層ラミネートの弾性ウェブ1aと不織布ウェブ2とは、延伸接着ユニット3内に供給される。該延伸接着ユニット3において、二層ラミネートの弾性ウェブ1aは、異なる速度で駆動されたローラーの間で弾性ウェブを走行させることによって、1つ又は複数のステップで、流れ方向において二層ラミネートの弾性ウェブ1aの速度を増加させることによって、延伸される。不織布ウェブは、例えば該プロセスにおいてウェブの制御を改善するために、その初期の長さの5%までだけなどの、少量だけ延伸されてもよい。延伸された二層ラミネートの弾性ウェブ1aはその後、延伸接着ユニット3内に不織布ウェブ2に実質的に接着される。二層ラミネートの弾性ウェブ1aは、不織布層及び弾性フィルム層を備えており、本願明細書に記載されるように、非弾性の不織布ウェブを延伸することによって弾性を与える非弾性の不織布及び弾性フィルムの延伸活性化されたラミネートとされてもよい。不織布ウェブ2は、二層ラミネートの弾性ウェブ1aの弾性フィルム側に接着させ、2つの不織布ウェブの間で挟まれる弾性フィルムから構成されている三層ラミネート4をもたらす。
不織布ウェブ2に対する二層ラミネートの弾性フィルム1aの接着は、例えばウェブが接着ニップを通過する前に、二層ラミネートの弾性ウェブ1a及び不織布ウェブ2の当接表面の1つ又は両方に接着剤を被覆することによって、散布することによって、又はメルトブローすることによってなどの、任意の適切な方法で実施される場合がある。接着剤は、好ましくは、熱可塑性熱溶融型接着剤とされるけれども、必要に応じて他の種類の接着剤が使用されてもよい。
加熱ローラーの間の熱溶着又は超音波溶着などの、サーマルボンド(thermobonding)技術を使用することはまた、本願発明の技術的範囲内である。ウェブの間での接着の量は、使用される接着剤(binder)の量を調整することによって、又は剥離を避けるために、ウェブの間での十分な接着を得るために、適切な接着パターン及び接着分布(bond distribution)を選択することによって、当業者に周知であるように調整されてもよい。
三層ラミネート4は次いで、少なくとも1つのステップにおいて緩和(relaxation)を含む緩和領域5を通過する。該緩和領域5において、三層ラミネート4の速度は、異なる速度で駆動される少なくとも一対のローラー6の間で三層ラミネート4を通過させることによって、流れ方向において減少される。
本願発明によれば、二層ラミネートの弾性ウェブ1aは、少なくとも流れ方向において、初期の延伸されていない長さの少なくとも50%だけ延伸され、好ましくは、初期の延伸されていない長さの少なくとも70%だけ伸張され、さらに好ましくは初期の延伸されていない長さの少なくとも90%だけ延伸される。弾性材料に応じて、利用可能な延伸は変化してもよく、一般的には、可能な限り多くの材料を伸張するように所望される。二層ラミネートの弾性ウェブ1aは、初期の延伸されていない長さの150%までだけ伸張されてもよく、好ましくは初期の延伸されていない長さの300%までだけ延伸されることができ、さらに好ましくは初期の延伸されていない長さの500%までだけ延伸されることができる。緩和ステップにおいて、延伸された弾性二層ラミネートを備えている弾性三層ラミネート4は、流れ方向において、二層ラミネートの弾性ウェブ1aの延伸された長さの少なくとも4%だけ緩和され、好ましくは延伸された弾性パネルウェブの延伸された長さの4〜50%だけ緩和され、さらに好ましくは延伸された弾性パネルウェブの延伸された長さの4〜20%だけ緩和され、最も好ましくは延伸された弾性パネルウェブの延伸された長さの4〜10%だけ緩和される。
図2は、弾性フィルムウェブ1bと第1の不織布ウェブ2a及び第2の不織布ウェブ2bとから三層ラミネート4を製造するための代替的な方法を示す。第1の不織布ウェブ2a及び第2の不織布ウェブ2bと弾性フィルムウェブ1bとは必要に応じて、流れ方向において延伸接着ユニット3内に供給され、その間に5%までだけ延伸される。延伸接着ユニット3において、弾性フィルムウェブ1bは、図1を参照して記載されるように、少なくとも1つにおいて始めに延伸される。延伸された弾性フィルムウェブ1bはその後、延伸接着ユニット3において、第1の不織布ウェブ2a及び第2の不織布ウェブ2bに接着される。第1の不織布ウェブ2a及び第2の不織布ウェブ2bは、弾性フィルムウェブ1bの対向した両面に接着されており、それによって、2つの不織布層の間で挟まれる弾性フィルムからなる三層ラミネート4がもたらされる。
三層ラミネート4は次いで、緩和領域5を通過し、図1における三層ラミネートと同一の方法で緩和される。
本願発明における延伸ステップ及び緩和ステップは、三層弾性ラミネートと関連して記載されているが、二層のみ又は三層以上を備える弾性ラミネートウェブで同様に実施されてもよい。
図3は、パンツ型おむつ21又はパンツ型吸収用品を製造するための方法を図式的に示す。図3におけるプロセスは、図1及び図2に示された延伸/接着/緩和プロセスの直接的な継続である。本願発明によれば、該方法は、コアコンポーネントを支持することができるシャーシ構造を形成するステップを含む。本願発明の示された実施形態において、コアコンポーネントは、吸収性コアが表面シートと液体不透過性背面シートとの間に囲まれた状態で、「コアパック」として形成される。これがパンツ型吸収用品のシャーシ構造におけるコアコンポーネントを組み込む好ましい方法であるけれども、表面シート及び/又は背面シートとしてシャーシ構造の部分を利用している代替的な実施形態はまた、本願発明の技術的範囲内で予期される。本願発明によるパンツ型吸収用品は、別個の吸収性インサートを保持するために使用されることができる非吸収用品とされてもよい。
本願発明によるプロセスの好ましい実施形態は、図面に示されるように、股部分、前方パネル部分及び後方パネル部分、及びウエストバンド部分などの複数のシャーシウェブ部分を形成するように連続的なウェブを使用するステップと、流れ方向(MD)において弾性パネルウェブを延伸するステップと、を含む。しかしながら、先に述べたように、本願発明によるプロセスはまた、離散的な弾性パネルウェブの組込みを含んでもよく、横断方向CD又は1つ以上の方向において弾性パネルウェブを延伸するステップを含んでもよい。
図3に示されるように、多数のシャーシ構造は、中心不織布シャーシウェブ23と、第1の複合弾性ウェブ24及び第2の複合弾性ウェブ25と、第1のウエスト機能部26及び第2のウエスト機能部27と、を備えている複合シャーシウェブ22から形成される。第1の複合弾性ウェブ24及び第2の複合弾性ウェブ25は、図1又は図2における方法で示されるように、製造された三層ラミネートウェブ4とされることができる。代替的には、ウェブは、本願明細書に開示されるように、任意の他の複合弾性ウェブとされてもよい。本願発明の複合弾性ウェブは、弾性フィルム又は弾性不織布などの弾性材料の少なくとも1つの層と、弾性又は非弾性とされる場合がある少なくとも1つのさらなる層と、を含む。
第1の複合弾性ウェブ24及び第2の複合弾性ウェブ25を中心不織布シャーシウェブ23に接合する前に、複合弾性ウェブは、緩和領域31を通過する。該緩和領域31において、それらの複合弾性ウェブは、それらの複合弾性ウェブ延伸された長さの少なくとも4%だけ、流れ方向(MD)において少なくとも緩和される。該緩和ステップは、図1及び図2におけるプロセスを参照して記載されるように実施される。それ故に、図3に示されたプロセスは、図1及び図2を参照して記載されたプロセスに僅かに重複し、図1及び図2を参照して記載されたプロセスなどのプロセスに直接的に続く。
第1のウエスト機能部26及び第2のウエスト機能部27は、別個の不織布ストリップ28,29を緩和された複合弾性ウェブ24、25の外側縁部に接合するステップと、複合シャーシウェブ22の外側縁部に沿って弾性ウエストバンドを生成するように、弾性要素30に亘って不織布ストリップ28、29を折り畳んで固定するステップと、によって、緩和ステップ後に生成される。
弾性ウエスト機能部は、代替的には、緩和された複合弾性ウェブ24、25の1つ又は両方の縁部分を折り畳むことによって形成されてもよい。折り畳まれた部分は、折り畳まれていないウェブより大きな弾性力を有するであろう。必要に応じて、折り畳まれたラミネートウェブは、さらなる弾性要素で補足されてもよい。弾性要素をウェブに取り付けることによって、且つ状況に応じて、別個の不織布ストリップで弾性要素を覆うことによって、複合弾性ウェブ24、25の1つ又は両方の縁部でウエスト機能部を形成することはまた、可能である。
任意のコアパック又はコアコンポーネント32は、パンツ形成プロセスから分離して製造され、複合シャーシウェブ22上に載置される。
コアコンポーネント32は、液体バリア層34と液体透過性表面シート層35との間の吸収性コア33を備える。示された例において、コアコンポーネント32は、液体バリア層34上に湾曲形状のパターンで配置された弾性要素36をさらに備える。示されたパターンは、例としてのみ意図されたものであり、直線状弾性要素などの他のパターンが、弾性要素36のために使用されてもよい。コアコンポーネント32において、弾性要素をその全体に分散させることはまた、可能である。吸収性コアは、上部の小さな吸収層37と、下部のいくらか大きな層38とを有する二成分型構造として示される。コアコンポーネント32及び吸収性コアの構成が本願発明のために決して制限されないことは、理解されるべきである。それ故に、任意の一般的に採用されたコアのコンセプト及び材料は、本願発明によるプロセスにおいて使用されてもよい。
さらに、複合弾性ウェブにおいて熱可塑性特性を有している不織布材料を使用することによって、該ウェブは、熱溶着技術及び超音波溶着技術によって他のコンポーネントに接合されることができる。例えば、三層ラミネートである、不織布‐フィルム‐不織布からなるラミネートにおける不織布層の少なくとも1つが、熱可塑性繊維、好ましくはポリプロピレン繊維から実質的に又は完全に製造される場合に、有益とされる場合がある。不織布層はその結果、良好な引張強度を有する側部シームを形成するために使用されることができる。該側部シームは、好ましくは、破壊可能な側部シームであり、すなわちパンツ型おむつが取り除かれる場合に、容易に剥離される場合がある、又は引き裂かれる場合がある溶着部である。
図3に示された方法は、脚部弾性要素の適用を含まない。しかしながら、さらなる伸びが本願発明のパンツ型吸収用品の脚部開口部で必要とされる場合に、脚部弾性要素を適用することは、当然ながら可能である。脚部弾性要素は、任意の周知な方法で適用されてもよく、任意の周知な弾性要素を使用してもよい。脚部弾性要素を配置する適切な方法の一例は、国際公開第2004/078083号パンフレットに開示されている。
図3に示されるように、緩和された弾性パネルウェブ24、25は、中心不織布シャーシウェブ23に接合される。図3に示された実施形態は代替的には、図1及び図2に示されるように、延伸され、且つ接着された複合弾性ウェブを緩和するステップと、続いて図3に示されるように、ウェブを、複合弾性ウェブ24、25を形成している2つのウェブ半体に切断するステップと、を含んでもよい。
中心不織布シャーシウェブ23が緩和された複合弾性ウェブ24,25に接合された後で、部分44は、脚部開口部45を生成するように、コアコンポーネント32の間で複合シャーシウェブ22から切り抜かれる。複合シャーシウェブ及び一体化されたコアコンポーネント32は次いで、中心で折り畳まれ、ウェブ半体は、コアコンポーネントの間の側部シーム46において接合される。最終的には、個々のパンツ型おむつ21は、製造ウェブから切断される。
図3における方法は、脚部開口部45を形成する前に、シャーシウェブに接合されるコアコンポーネントを示す。しかしながら、代替的な方法において、コアコンポーネント32は、脚部カットアウト44が製造された後にシャーシウェブに接合されてもよい。
図3は、本願発明による方法の非常に図式的な表示を示す。しかしながら、接着、切断、折り畳みなどの全ての各ステップは、当業者に周知である。
図4における方法において、弾性材料又は非弾性材料とされてもよい中心不織布シャーシウェブ23は、複合シャーシウェブ22の全幅に亘って横断方向(CD)において延在する。
ウエスト機能部26,27は、弾性要素30をシャーシウェブの縁部分50、51に取り付けることによって、及び弾性要素30に亘って縁部分50、51を折り畳んで固定することによって、複合シャーシウェブ22において形成される。
縁部分50、51の折り畳み方向は、本願発明に対して重要ではない。しかしながら、縁部分50、51が図3に示された方向において折り畳まれることは通常、好ましい。その結果、折り畳まれた縁部分50、51の自由縁部が、結果として生じるパンツ型用品21の内側に存在し、且つパンツ型用品21の外側が滑らかな外観を有するであろう。
第1の弾性ウェブ39及び第2の弾性ウェブ40を中心不織布ウェブ23に接着することによって形成された複合ウェブは、ウエスト機能部26、27を形成する前に、また複合シャーシウェブ22にさらなるコンポーネントを追加する前に、緩和領域31を通過する。
第1の弾性ウェブ39及び第2の弾性ウェブ40は好ましくは、延伸された状態で中心不織布シャーシウェブ23に保持される間に接合される二層ラミネートウェブである。延伸された弾性ウェブ39、40が、図1に示された二層ラミネート1aなどのフィルム/不織布からなる二層ラミネートである場合に、二層ラミネート39、40は、不織布側が中心不織布シャーシウェブ23から離れて面する状態で、且つフィルム側が中心不織布シャーシウェブ23に向けて面する状態で、中心不織布シャーシ23に接着され、それによって、弾性フィルムウェブが不織布層の間で挟まれる。延伸された弾性ウェブ39、40は、シャーシウェブ23の縁部に沿って配置されており、中心不織布シャーシウェブ23の中心部分が延伸された弾性ウェブ39、40から自由な状態になる。代替的な実施形態において、弾性二層ラミネートウェブは、中心間隙を有していない単一のウェブとして適用されてもよい。そのような実施形態は、シャーシウェブ股部分と、シャーシウェブ前方パネル部分及びシャーシウェブ後方パネル部分とを覆っている弾性三層ラミネートを有する用品を製造する。
図4に示されるように適用される場合に、弾性ウェブ39、40は、完成したパンツ型用品21の外側になるであろう。しかしながら、中心不織布シャーシウェブ23が完成したパンツ型用品21の連続的な外側表面を形成するように、シャーシウェブ23の内側にラミネートウェブを配置することは当然ながら、可能である。
複合シャーシウェブにおける組み込み前に、本願発明による第1の弾性ウェブは、初期の延伸されていない長さの少なくとも50%だけ、好ましくは初期の延伸されていない長さの少なくとも70%だけ、より好ましくは初期の延伸されていない長さの少なくとも90%だけ、流れ方向において少なくとも延伸される。最大限の延伸は、使用された特定の弾性材料の性質によって決定される。それに応じて、該延伸は、初期の延伸されていない長さの150%までだけとされ、好ましくは初期の延伸されていない長さの300%までだけとされ、最も好ましくは初期の延伸されていない長さの500%までだけとされてもよい。本願発明によるパンツ型用品における前方弾性パネル及び後方弾性パネルを形成するように、図3及び図4の方法で使用された弾性ウェブ24、25、39、40は、異なる弾性が完成したシャーシ構造の異なるパネルにおいて所望される場合、同程度に延伸される必要ではない。同様に、異なる組成、及び異なる弾性性質などを有する弾性ウェブを使用することは、可能である。
コアコンポーネント32は、図4に示されるように組み立てられた複合シャーシウェブ22上に載置されており、脚部カットアウト44は、脚部開口部45を形成するように製造され、複合シャーシウェブ22は、コアコンポーネント32とともに互いに折り畳まれる。さらに、側部シーム46は形成されており、個々のパンツ型オムツ21は、図3のプロセスにおける方法と同一の方法で製造ウェブから分離される。
脚部弾性部(図示せず)は、例えば湾曲したカーブパターンで複合シャーシウェブ22に適用されてもよい。脚部弾性部は、1つまたは複数の弾性糸、弾性バンドなどの、慣習的に使用された任意の弾性要素とされることができる。シャーシウェブ上に脚部弾性部を配置することの一の適切な方法は、国際公開第2004/078083号パンフレットに開示されている。
本願発明による方法によって製造されることができる吸収用品の図解的な例示として、図5及び図6は、パンツ型おむつを示す。
図5及び図6におけるパンツ型おむつ55は、従来の下着の方式で、着用者の胴体の下部を取り囲むように設計される。図5において、パンツ型おむつ55は、該吸収用品が着用される場合に、内側から、すなわち着用者に面する側から示されており、図6において、パンツ型おむつ55は、該吸収用品が着用される場合に、着用者から離れて面する側である外側から、又は衣類に面する側から示される。
該おむつは、前方パネル56、後方パネル57、及び前方パネル56と後方パネル57との間で延在しており、且つ前方パネル56及び後方パネル57と比較して比較的狭い幅を有する股部パネル58を有する。前方パネル56及び後方パネル57は、着用者の臀部を覆うように配置されており、且つ着用者の胴体の下部を取り囲むために着用者の腹部(belly)及び背中に亘って延在するように配置される。
該おむつ55は、股部パネル58から前方パネル56及び後方パネル57へ延在しているコア領域59をさらに備えている。前方パネル56及び後方パネル57は、シャーシ60の一部を形成しており、該シャーシ60は、おむつ55の衣類に面する側で延在しており、コア領域59を覆い、該コア領域59を囲んでいる。シャーシ60は、前方パネル56と、後方パネル57と、股部パネル58と、前方パネル56及び後方パネル57に固定された弾性ウエストパネル又は弾性ウエストバンド61と、を備える。前方パネル56及び後方パネル57のそれぞれは、ウエスト縁部62と、股縁部63と、一対の側縁部64と、をそれぞれ有する。
「パネル」との用語は、おむつのシャーシの境界を定められた機能部を意味するように本願明細書で使用される一方、「領域」及び「部分」との用語は、シャーシにおける特定のコンポーネントの位置を意味するように、且つ使用者の身体に関しておむつの特定部の意図された位置付けを記載するように使用される。パネルは、別個のコンポーネント又はシャーシの一体部とされてもよい。該パネルは、互いに重ならないシャーシの近接部である。領域又は部分は、1つ又は複数のパネルと完全に又は部分的に一致している延在部を有してもよい。
コンポーネントが互いに取り付けられる、接着される、貼着される、固定される、又は固着される場合に、それらは、接着剤、縫合、超音波溶着、又は熱溶着などの適切な手段によって接着されている別個の部品である。上記の用語はまた、分離可能な側部シームなどの分離可能な(開放可能な)接合であり、フックアンドループ接合、再閉鎖可能なテープ接合、スナップファスナーなどの再閉鎖可能な接合である。本願明細書で使用されるような、「接合される」との用語は、隣接した構成になり、且つ共通の層又は要素によって接続されるコンポーネントをさらにカバーする。互いに配置されたコンポーネントが接着される必要がないけれども、本願明細書で使用されるように、「配置される」との用語は、接着されたコンポーネントも含むように広く解釈されるべきである。
前方パネル56及び後方パネル57は、図6に示されるように、側部シーム65を形成するために、熱溶着、超音波溶着、接着ストリング(glue string)、又は同様のものによってそれらの側縁部64に沿って互いに接合される。弾性ウエストバンド61は、前方ウエストパネル61a及び後方ウエストパネル61bから構成されており、前方ウエストパネル61a及び後方ウエストパネル61bは、前方パネル56及び後方パネル57にそれぞれ固定される。前方ウエストパネル61a及び後方ウエストパネル61bはまた、側部シーム65に沿って互いに接合される。前方パネル56及び後方パネル57並びに前方ウエストパネル61a及び後方ウエストパネル61bを接合することによって、パンツ型おむつ55には、ウエスト開口部66及び一対の脚部開口部67が設けられる。
図5は、引張応力(tensional stress)下でシャーシ60に取り付けられた任意の弾性コンポーネントが、シャーシ60の完全に張力が付加されていない状態まで引き延ばした状態で、平坦な状態のおむつ55を示している。図6は、側部シーム65が形成されており、且つ伸縮性を付与された脚部開口部67及びウエスト開口部66を形成するために、張力を付加された弾性要素がシャーシ材料を緩和し、且つ寄せ集める(gather)ことを可能にさせる場合に該パンツ型おむつ55が現れるようなパンツ型おむつ55を示している。
前方パネル56及び後方パネル57は、弾性パネルウェブ68によって構成されており、該弾性パネルウェブ68は、おむつの幅方向において75%〜300%だけ、好ましくは90%〜150%だけ、最も好ましくは100〜120%だけ活性化され、且つ延伸されており、おむつシャーシにおいて、さらなるコンポーネントに接合させる前に、延伸された状態から、延伸された長さの4%〜10%だけ実質的に緩和される。前方パネル56及び後方パネル57は好ましくは、ウエスト縁部62の方向である幅方向において少なくとも弾性的に延伸可能である。前方パネル56及び後方パネル57はさらに、側縁部64の方向において、ウエスト縁部62に対して垂直方向に弾性的に延伸可能とされてもよい。前方パネル56及び後方パネル57のそれぞれは、延伸された弾性パネル82、83を備える。
股部パネル58は、股部シーム70で前方パネル56及び後方パネル57に接合される不織布股部材料69から形成される。それ故に、不織布股部材料69は、好ましくは非弾性不織布材料などの非弾性材料であり、吸収用品のコア領域59に配置されており、前方パネル56及び後方パネル57と僅かに重複する。股部材料69は、その横断方向縁部71及び72に沿って、重複部分で前方パネル56及び後方パネル57に接合されている。該接合は、超音波溶着、接着剤、又は類似な方法などの任意の適切な方法で行われることができる。本願発明の代替的な実施形態において、外側不織布材料は、シーム又は接合が股部パネル58と前方パネル56と後方パネル57との間で必要とされないように、前方パネル56、後方パネル57、及び股部パネル58に亘って連続的に延在してもよい。
示された例において、弾性ウエストバンド61は、弾性糸または弾性バンドなどの1つ又は複数の細長い弾性部材73によって伸縮性を付与した実質的に非弾性の不織布材料の第1の層及び第2の層を備える。第1の層及び第2の層は、折り畳まれた材料の単一層から形成されることができ、又は材料の2つの別個のストリップから製造されることができる。該細長い弾性部材73は、図7に示されるように、それらが緩和されることを可能にする場合に、ウエストバンド61における不織布材料を収縮させ、寄せ集めさせるように、張力を付与した状態でウエストバンド61に配置される。
弾性ウエストバンド61は、伸張された状態の弾性部材73とともに、且つウエストバンドにおける不織布層の間で挟まれた前方パネル及び後方パネルにおける材料とともに、前方パネル56及び後方パネル57に固定される。代替的には、弾性ウエストバンド61は、前もって製造され、且つ前方パネル56及び後方パネル57の外側又は内側にそれぞれ接合されるコンポーネントとされることができる。ウエストバンド61と前方パネル56及び後方パネル57との間のウエストバンド接合部74は、超音波溶着、熱溶着、又は接着剤によってなどの任意の適切な方法で製造されることができる。さらなるオプションは、同様に前方パネル56及び後方パネル57の部分とされ、且つその連続的な伸張を形成する1つ又は複数の非弾性不織布層からウエストバンド61を生成することである。弾性前方パネル56及び弾性後方パネル57のウエスト縁部62に沿って部分を二重に折り畳むことによって、且つ必要に応じて、さらなる弾性要素を折り畳まれた部分に補足することによって、弾性ウエスト機能部を形成することはまた、想像できる。
弾性部材75はまた、脚部開口部67の縁部に配置されており、且つ脚部開口部に伸縮性を付与させるために役立つ。脚部開口部での弾性部材は、弾性糸、弾性バンド、フォームストリップ(foam strips)又は同様のものなどの任意の種類の従来の弾性要素とされてもよい。
コア領域59の平坦な伸張は、吸収性コア77とシャーシ60との間に配置された液体不透過性バリアシート76によって画定される。
液体不透過性バリアシート76は矩形形状を有し、吸収性コア77は砂時計形状を有する。液体透過性表面シート78は吸収性コア77及び液体不透過性バリアシート76に亘って配置されている。それ故に、液体不透過性バリアシート76は、吸収性コア77の下にあり、吸収性コア77のすぐ外側に隣接した領域の下にある。
液体透過性表面シート78は、不織布材料の層、穿孔されたプラスチックフィルム、ネット材料、トウ(tow)、又は同様のものなどの、その目的のために周知な任意の材料から構成することができる。液体透過性表面シート78はまた当然ながら、同一の材料又は異なる材料からなる2つ又は複数のシートのラミネートを構成することができる。
液体不透過性バリアシート76は、液体不透過性プラスチックフィルム、液体バリア材料で被覆された不織布シート、又は液体浸透に対する耐性能力を有するいくつかの他の可撓性材料シートから構成することができる。しかしながら、液体不透過性バリアシート76が通気性である場合に、すなわち、液体不透過性バリアシート76が該液体不透過性シート76を通じて水蒸気の通過を可能にすることができる場合に、有利とされる場合がある。
吸収性コア77は、セルロース羽毛パルプ(cellulose fluff pulp)、薄織物、吸収性フォームなどの吸収性材料から製造されることができる。吸収性コアが、超吸収性物質、すなわちそれら自体の質量の数倍に対応する体液を吸収し、且つヒドロゲルを形成することができるポリマー材料を含むことはまた、可能である。そのような超吸収性物質は通常粒子の形態で存在しているが、繊維、フレーク(flakes)、顆粒、及びフィルムも使用可能である。さらに、吸収性コア77は、硬化要素(stiffening elements)、形成要素(shaping elements)、結合材などの非吸収性コンポーネントを備えることができる。繊維ワッド(fibre wads)、開孔セルフォーム、又は同様のものなどの様々な種類の液体受容多孔性構造は、該コア内に含まれることができる。
表面シート78、バリアシート76、及び吸収性コア77は、図2〜5に示されるように、おむつシャーシにおいて実質的に一体化される別個のコンポーネント又は「コアパック」として製造されることができる。コアパック内に含まれた様々なコンポーネントは、従来の方法で、例えば接着剤接着、超音波溶着、又は熱溶着によって互いに接続されることができる。コアパックは当然ながら、本願明細書に記載されたコンポーネントに追加して、さらなるコンポーネントを含むことができ、例えば、コアパックは、液体透過性シート、弾性部材、形状安定化部材、形成要素又は同様のものを備えることができる。
図5及び図6に示された実施形態において、コアパックは、シャーシが完全に組み立てられる後に、シャーシと一体化される。代替的には、コアパックは、シャーシが完全に組み立てる前に、シャーシに適用されることができる。
股部パネル58における不織布材料69は、液体不透過性バリアシート76の衣類に面する側に配置される。コア領域59は、前方パネル56及び後方パネル57に延在しており、それによって、それらのパネルにおける弾性ウェブ68は、図3に見られるように、コア領域59の外側部における液体不透過性バリアシート76と重複する。弾性ウェブ68は、液体不透過性バリアシート76の衣類に面する側に配置される。
図5及び図6に示されるように、弾性ウェブ68は、好ましくは、パンツ型オムツ55の前方パネル56及び後方パネル57を形成する。しかしながら、弾性ウェブ68の前方パネル56及び後方パネル57のそれぞれの部分のみを製造することは可能である。そのような実施形態において、図5に示された平坦な状態で見られるような、シャーシの合計の表面領域の少なくとも20%、好ましくは少なくとも25%、より好ましくは少なくとも30%、最も好ましくは少なくとも40%は、本願発明に従って延伸され、且つ緩和される弾性ウェブによって構成される。一例として、弾性ウェブは、着用者の臀部に亘って載置するように意図されたシャーシのそれらの部分においてのみ使用されることができ、それ故に弾性側部パネルを形成することができる。コア領域59と、前方パネル56及び後方パネル57における弾性ラミネート材料と、の間での任意の重複なしにパンツ型用品を設計することは、可能である。
本願発明に従って製造された吸収用品であって、本願発明に従って製造された少なくとも1つの弾性パネルを有している吸収用品の考慮すべき利点は、その吸収用品が、延伸ステップ後の緩和ステップが省略された点においてのみ異なる方法を使用して、且つ同一の材料で製造された吸収用品より幅広い寸法範囲内で着用者に装着されるであろうことである。これは、本願発明による方法で製造された弾性パネルが、以前の周知な延伸接着方法で製造された弾性パネルより大きな、パネル領域における伸張性を有する吸収用品を提供することが原因である。
図1〜4に開示されたプロセス及び図1〜4に示されたプロセスは、本願発明による方法の例としてのみ理解されるべきである。それ故に、異なる方法のステップは、上記に説明したように、記載されたステップから異なる順番で実行されることができる。さらに、本願発明による方法は、全ての実施形態をカバーしており、それらの実施形態において、延伸され、且つ緩和された複合弾性ウェブが、吸収用品を形成するためのプロセスに導入され、複合シャーシウェブの一部として組み込まれる。それ故に、複合弾性ウェブは、股部パネル部分、前方パネル部分及び/又は後方パネル部分、及びウエストパネル部分などの複合シャーシウェブの任意の部分に弾性を付与するために使用されることができる。1つ又は複数の、延伸され、且つ緩和された複合弾性パネルウェブは、該プロセスにおいて導入されることができる。活性化された延伸され、且つ緩和された弾性ラミネートウェブが積層される複合不織布シャーシウェブは、活性化された延伸され、且つ緩和された弾性ウェブによって弾性を付与させない部分を有してもよい。複合シャーシウェブのそのような弾性を付与させない部分は、ウエスト機能部、非弾性股部パネル部分、吸収性コアコンポーネントと適合した(in registry with)非弾性部分などを形成するように使用されてもよい。
該プロセスは、伸縮性を付与したバリア又は伸縮性を付与していないバリア、ローション剤、臭気制御剤、形成要素、安定化要素、ファスナーなどのさらなるコンポーネントの適用を含んでもよい。
[弾性試験]
該方法は、弾性材料が繰り返された負荷及び無負荷のサイクルでどのように作用するのかを測定する。サンプルは所定の伸びまで延伸され、ゼロ(0)と前記所定の伸びとの間の周期的な運動が実施される。所望される負荷及び無負荷の力は記録される。緩和された材料の永久的な伸び、すなわち残留している伸びが、測定される。
周期的な運動を実施することが可能であり、且つプリンタ/プロッタ又は描画ソフトウェアが備えられた引張り試験機であるLloyd LRXが、使用される。サンプルは、25mmの幅及び好ましくは引張り試験機のクランプの間の距離より20mm大きい長さに切断することによって用意される。
引張り試験機は、装置命令(apparatus instructions)に従って較正される。該試験のために必要とされるパラメーター(負荷及び無負荷の力)は、以下のように調整される。
・クロスヘッド速度:500mm/min
・クランプ距離:50mm
・前負荷:0.05N
サンプルは、印に従ってクランプに配置され、サンプルがクランプにおいて中心に配置され、且つ垂直方向に固定されることを確実にする。引張り試験機は始動され、ゼロ(0)と最も高く規定された第1の負荷に等しい所定の伸びとの間の3回のサイクルが、実施される。最終的なサイクルの前に、該サンプルは1分間緩和され、次いで、永続的な伸びは、0.1Nの力が検出され、且つ伸びが読み取られるまでサンプルを延伸することによって測定される。
弾性材料は、該材料が上記の試験において30%の伸びにさらされた後で、10%以下の緩和後に永久的な伸びを有している材料として規定される。30%の伸びは、サンプルの初期の長さより30%大きくなる長さに対する伸びを意味する。
非弾性材料は、30%の伸びにさらされた後で、10%以上の緩和後に、永久的な伸びを有する。
1a 弾性ウェブ
1b 弾性フィルムウェブ
2 不織布ウェブ
2a 第1の不織布ウェブ
2b 第2の不織布ウェブ
3 延伸接着ユニット
4 三層ラミネート
5 緩和領域
21 パンツ型おむつ、パンツ型吸収用品
22 複合シャーシウェブ
23 中心不織布シャーシ
24 第1の複合弾性ウェブ
25 第2の複合弾性ウェブ
26 第1のウエスト機能部
27 第2のウエスト機能部
28 不織布ストリップ
29 不織布ストリップ
30 弾性要素
31 緩和領域
32 コアコンポーネント
33 吸収性コア
34 液体バリア層
35 液体透過表面シート層
36 弾性要素
37 小さな吸収層
38 いくらか大きな層
39 第1の弾性ウェブ
40 第2の弾性ウェブ
44 脚部カットアウト
45 脚部開口部
46 側部シーム
50 縁部分
51 縁部分
55 パンツ型おむつ
56 前方パネル
57 後方パネル
58 股部パネル
59 コア領域
60 シャーシ
61 弾性ウエストバンド
61a 前方ウエストパネル
61b 後方ウエストパネル
62 ウエスト縁部
63 股縁部
64 一対の側縁部
65 側部シーム
66 ウエスト開口部
67 一対の脚部開口部
68 弾性パネルウェブ
69 不織布股部材料
70 股部シーム
71 横断方向縁部
72 横断方向縁部
73 細長い弾性部材
74 ウエストバンド接合部
75 弾性要素
76 液体不透過性バリアシート
77 吸収性コア
78 液体透過性表面シート
82 弾性パネル
83 弾性パネル
MD 流れ方向
CD 幅方向

Claims (27)

  1. ウエスト包囲部分と、複数の脚部包囲部分と、を有しているパンツ型用品を製造する方法であって、
    前記パンツ型用品(21)のそれぞれが、少なくとも1つの弾性パネルを有するシャーシ構造を備え、
    前記方法は、前記シャーシ構造を形成することを備え、
    前記少なくとも1つの弾性パネルは、
    a)弾性材料の少なくとも1つの層を備えている弾性ウェブである第1のウェブ(1a,1b)を提供するステップと、
    b)少なくとも1つの方向において、前記第1のウェブを少なくとも50%だけ延伸するステップと、
    c)前記第1のウェブ(1a,1b)が延伸された状態で保持されている間に、延伸された第1のウェブ(1a,1b)を第2のウェブ(2a,2b)に接着するステップであって、前記第2のウェブ(2a,2b)が弾性材料又は非弾性材料のうちの少なくとも1つの層を備えており、接着された前記第1のウェブ(1a,1b)及び接着された前記第2のウェブ(2a,2b)が弾性複合ウェブ(4)を形成している、延伸された第1のウェブ(1a,1b)を第2のウェブ(2a,2b)に接着するステップと、
    によって形成されている、パンツ型用品を製造するための方法において、
    d)前記少なくとも1つの方向において、前記延伸された第1のウェブ(1a,1b)の延伸された長さの少なくとも4%だけ、前記弾性複合ウェブ(4)を緩和するステップと、
    f)延伸され、且つ緩和された前記複合弾性ウェブ(4)を備えているシャーシコンポーネントから前記シャーシ構造を組み立てるステップと、
    を備えることを特徴とする、パンツ型用品を製造する方法。
  2. 前記第1のウェブ(1a,1b)は、初期の延伸されていない長さの少なくとも70%だけ、好ましくは前記初期の延伸されていない長さの少なくとも90%だけ延伸されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のウェブ(1a,1b)は、初期の延伸されていない長さの150%までだけ、好ましくは前記初期の延伸されていない長さの300%までだけ、最も好ましくは前記初期の延伸されていない長さの500%までだけ、伸長されることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記弾性複合ウェブ(4)は、前記第1のウェブ(1a,1b)の延伸された長さの4〜50%だけ、好ましくは前記第1のウェブ(1a,1b)の延伸された長さの4〜20%だけ、より好ましくは前記第1のウェブ(1a,1b)の延伸された長さの4〜10%だけ、緩和されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記延伸された第1のウェブ(1a,1b)は、被覆することによって、散布することによって、押し出しによって、又はメルトブローすることによって、1つ又は両方のウェブに塗布される接着剤によって、前記第2のウェブ(2a,2b)に接着されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記延伸された第1のウェブ(1a,1b)は、サーマルボンドによって、加熱によって、又は超音波を使用することによって、前記第2のウェブ(2a,2b)に接着されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記プロセスは、連続的なプロセスであり、前記第1のウェブ(1a,1b)は流れ方向(MD)において移動する、連続的に走行しているウェブであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記第1のウェブが、前記流れ方向(MD)において少なくとも延伸されることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記シャーシ構造は、連続的に走行している複合シャーシウェブ(22)として製造されており、前記連続的に走行している複合シャーシウェブ(22)は、流れ方向(MD)において移動しており、且つ接合されたシャーシコンポーネントを備えており、
    前記プロセスは、
    a)複数の脚部開口部(45)を形成するように前記複合シャーシウェブ(22)を切断するステップと、
    b)前記流れ方向(MD)において、中心折り畳み線に沿って前記複合シャーシウェブ(22)を折り畳むステップと、
    c)折り畳まれた前記複合シャーシウェブ(22)において、側部接合部(46)を形成するステップと、
    d)前記側部接合部(46)で前記複合シャーシウェブ(22)を分離することによって、前記複合シャーシウェブ(22)から個々のパンツ型用品(21)を分離するステップと、
    をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 吸収性コアコンポーネント(32)は、前記複合シャーシウェブ(22)に接合されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記第1のウェブ(1a,1b)は、弾性ラミネートウェブ(1a)であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記第1のウェブ(1a,1b)は、少なくとも1つの弾性フィルム層及び少なくとも1つの不織布層を備えることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記弾性複合ウェブ(4)は、三層ラミネートであり、前記弾性フィルム層が2つの不織布層の間で接着されていることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1のウェブ(1a,1b)の延伸が、少なくとも2つのステップにおいて実行されることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記複合弾性ウェブ(4)の緩和が、少なくとも2つのステップにおいて実行されることを特徴とする請求項1〜15のいずれか一項に記載の方法。
  16. a)前記複合シャーシウェブ(22)のコンポーネントである連続的な中心不織布シャーシウェブ(23)の第1の縁部に、第1の緩和された弾性複合ウェブ(24)を接合するステップと、
    b)前記連続的な中心不織布シャーシウェブ(23)の第2の縁部に第2の緩和された弾性複合ウェブ(25)を接合するステップと、
    を備えることを特徴とする請求項9〜15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記第1の複合弾性ウェブ(24)は、前記第2の複合弾性ウェブ(25)より大きな程度まで延伸されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記弾性複合ウェブ(24,25)は、異なる材料であることを特徴とする請求項16又は17に記載の方法。
  19. a)連続的な不織布ウェブ(23)の第1の縁部分に、第1の延伸された弾性ウェブ(39)を積層するステップと、
    b)前記連続的な不織布ウェブ(23)の第2の縁部分に、第2の延伸された弾性ウェブ(40)を積層するステップと、
    c)前記不織布ウェブに前記第1の延伸された弾性ウェブ(39)及び前記第2の延伸された弾性ウェブ(40)を積層することによって形成される複合弾性ウェブを、前記第1の延伸された弾性ウェブ(39)及び前記第2の延伸された弾性ウェブ(40)の少なくとも1つの延伸された長さの少なくとも4%だけ、緩和するステップと、
    を備えている請求項9〜17のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記第1の延伸された弾性ウェブ(39)及び前記第2の延伸された弾性ウェブ(40)は、異なる材料であることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 前記第1の延伸された弾性ウェブ(39)が、前記第2の延伸された弾性ウェブ(40)より大きな程度まで延伸されることを特徴とする請求項19又は20に記載の方法。
  22. 前記複合シャーシウェブ(22)には、少なくとも1つの縁部で弾性ウエスト機能部(26,27)が設けられることを特徴とする請求項9〜21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記弾性ウエスト機能部(26,27)が、別個のコンポーネントとして前記複合シャーシウェブ(22)に接合されることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 前記弾性ウエスト機能部(26,27)が、前記複合シャーシウェブ(22)の他のコンポーネントと一体であることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  25. 前記弾性ウエスト機能部(26,27)が、複合弾性ウェブと一体であることを特徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 該プロセスは、前記複合シャーシウェブ(22)に脚部弾性要素を適用するステップを備えることを特徴とする請求項9〜25のいずれか一項に記載の方法。
  27. 請求項1〜26のいずれか一項に記載の方法で製造されたパンツ型用品。
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