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JP2012239792A - 洗濯物干しハンガー用のストッパー部材 - Google Patents

洗濯物干しハンガー用のストッパー部材 Download PDF

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JP2012239792A
JP2012239792A JP2011115573A JP2011115573A JP2012239792A JP 2012239792 A JP2012239792 A JP 2012239792A JP 2011115573 A JP2011115573 A JP 2011115573A JP 2011115573 A JP2011115573 A JP 2011115573A JP 2012239792 A JP2012239792 A JP 2012239792A
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Mitsuru Imase
満 今瀬
Shiro Yamada
史郎 山田
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Abstract

【課題】洗濯物を物干し竿にハンガーを掛けて屋外に干す際、屋外における風の影響により、ハンガーが物干し竿に沿って平行移動し複数の洗濯物が接近することがある。複数の洗濯物が接近することによって、洗濯物間の風通しが悪くなって洗濯物の乾燥が妨げられることとなる。さらに風速によっては、洗濯物が物干し竿から落下することもあり、これらを防止する必要があった。
【解決手段】洗濯物干し用ハンガーのフック部に、ストッパー部材を取り付けた。ストッパー部材の一端側にはフック部の先端に前記ストッパー部材を通すための穴を有し、ストッパー部材の他端側にはフック部に取り付けるための穴と該穴と接続する切り裂き部とを有するストッパー部材をハンガーに取り付ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、風による洗濯物の物干し竿に沿った方向への平行移動を防止し、かつ、強風による物干し竿からの洗濯物等の落下を防止することのできる洗濯物干しハンガーのフックに取り付けるストッパー部材に関する。
洗濯物を物干し竿に干す時は、ハンガー等を使用せずに物干し竿に洗濯物を直接吊り下げたり、一旦ハンガー等に洗濯物を掛けた後に、物干し竿に吊り下げて干している。屋外における乾燥中には風の影響により、ハンガーが物干し竿に沿って平行移動し複数の洗濯物が接近することがある。複数の洗濯物が接近することによって、洗濯物間の風通しが悪くなり洗濯物の乾燥が妨げられることとなる。さらに風速によっては、洗濯物が物干し竿から落下することもあった。
上記のような不具合を防止するために、洗濯物干し用ハンガーのフック基部にリング支持輪を取り付け、かつ、フック先端部にリング掛け爪部を設けたハンガー本体をつくり、リング支持輪にクリップOリングを配置し、使用時は、フックを物干し竿に掛け、フック基部に配置したクリップOリングを掛け爪部に掛け、フックを円形状にすることで、ハンガーの落下を防止する事ができる外れ防止ハンガーがあった(特許文献1)。
確かに、上記構成であれば、物干し竿にハンガー干した洗濯物が、風の影響で物干し竿から落下することはないが、風により物干し竿に沿って平行移動することは避けられない。しかも多少複雑な構造を有しているため、物干し竿からハンガーを取り外すのに手間がかかる。さらに、特別な形状を有する専用のハンガーが必要であり、従来から流通している汎用性のあるハンガーが使用できないという不具合がある。
また、バネ効果を有するR形状を設けたハンガーストッパーに係る発明があった。これは洗濯物を掛けたハンガーを物干し竿ごと上からはめ込んで、バネ効果によって物干し竿にハンガーを固定するようなハンガーストッパーに係る発明であった(特許文献2)。
かかる構成であれば、物干し竿にハンガー干した洗濯物が、風の影響で物干し竿から落下することもないし、風により平行移動することもない。しかしながら、ハンガーに掛けた洗濯物を干した後に、さらなる作業としてハンガーストッパーを、それぞれのハンガーにいちいちセットしなければならないため手間がかかっていた。
さらに、ハンガー本体のフック部分に柔軟性と弾性を備えた材質からなるチューブ形状のガード部品を取り付けることにより、物干し竿との密着性を持たせた発明もあった(特許文献3)。
そもそも特許文献3に係る発明は、洗濯物干し用ハンガーを収納した時に、洗濯物干し用ハンガーのフック部分どうしが絡まることを防止し、収納場所からハンガーを容易に1本づつ取り出せるようにするための発明である。二次的な効果として、ガード部品と物干し竿とに密着性があったとしても、物干し竿に対しては線接触であり、密着性に乏しいものであった。
特開2011−399号公報 特開2004−344615号公報 特許第4452770号公報
特許文献1に係る発明においては、物干し竿に吊り下げたハンガーに干した洗濯物が、風の影響で物干し竿から落下することはないと思われるが、洗濯物がハンガーごと風の影響により物干し竿に沿って平行移動することは避けられない。しかも特許文献1に係るハンガーは複雑な構造を有しているため、物干し竿からハンガーを取り外すのに手間がかかる。さらに、特別な形状を有する専用のハンガーが必要であり、従来から流通している汎用性のあるハンガーが使用できないという不都合がある(特許文献1)。
特許文献2に係る発明では、ハンガーに懸けた洗濯物を干した後に、さらなる作業としてハンガーストッパーを、それぞれのハンガーにいちいちセットしなければならないため手間がかかるものである(特許文献2)。特許文献3に係る発明のように、ハンガー本体のフック部分に柔軟性と弾性を備えた材質からなるチューブ形状のガード部品を取り付けることによって特物干し竿との密着性があったとしても、係るガード部材は物干し竿に対しては線接触であり、密着性に乏しいものである(特許文献3)。
上記課題を解決するために、本発明は、洗濯物干し用ハンガーのフック部に取り付けるストッパー部材であって、前記ストッパー部材の両端近傍には前記フック部の先端から前記ストッパー部材を通すための穴部を有することを特徴とするストッパー部材とした。
また、本発明は、前記ストッパー部材の材質が柔軟性と弾性と非スベリ性を備えた材料であることを特徴とする洗濯物干し用ハンガーのフック部に取り付けるストッパー部材とした。
さらに、本発明は、前記ストッパー部材の材質がシリコンゴムであることを特徴とする洗濯物干し用ハンガーのフック部に取り付けるストッパー部材とした。
物干し竿と洗濯物干しハンガー用のストッパー部材とは、ストッパー部材のほとんどの部分が、物干し竿と面接触している。面接触した部分の面積が大きいほど、摩擦抵抗が大きいため、洗濯物が風に煽られても平行移動しにくいこととなる。しかも、洗濯物干しハンガー用のストッパー部材とフック部には隙間が空き密着性が小さいので、風に煽られて洗濯物が斜めに傾くと同時に、フック部分が揺れ動いたとしたとしても、フック部分とフック部はストッパー部材に対し自由度があるので、洗濯物干しハンガー用のストッパー部材自体は移動しないため、ストッパー部材は相変わらず物干し竿に面接触したままである。このため風に煽られても洗濯物を掛けたハンガーが物干し竿に沿って平行移動することはない。
また、シリコンゴム等の弾性部材が環状のフックに架け渡すように取り付けられているため、物干し竿に洗濯物をセットしたハンガーを吊り下げた時に、弾性部材からなるストッパーは洗濯物等の自重によって弾性変形することになり、ストッパーと物干し竿との接触面積をさらに増大させ、密着性が向上することによりハンガーの吊り下げ状態をより安定させることができる。
しかも、洗濯物干し用ハンガー用のストッパー部材は、摩擦係数の大きな材料を使用しているため、物干し竿との密着性が高く、風でハンガーが物干し竿に沿って平行移動することを防止することができる。
本発明に係る洗濯物干しハンガー用のストッパー部材の2か所に設置された穴径とハンガーのフック部の径との関係は、フック部の先端側からストッパー部材が通れば良いという極めてシンプルな関係であるため、ハンガーのフック部分の径の大小をほとんど気にすること無く対応できることとなり汎用性に富んでいる。
また、洗濯物干し用ハンガー用のストッパー部材はシリコンゴムやエチレンプロピレンゴム等の染色が容易な材質を用いるため、カラフルなデザインにすることができ、ファッション性にも優れている。さらに、洗濯物干し用ハンガー用のストッパー部材は、ハンガーのフック部分に直接取り付ける極めてシンプルな構造であるため、製作が極めて容易であり製作コストを低くすることもできる。
本発明による洗濯物干しハンガー用のストッパー部材全体図 本発明による洗濯物干しハンガー用のストッパー部材をハンガーのフック部に取り付けた状態を示す正面図。 物干し竿に洗濯物を干した状態を示す斜視図 強風時における洗濯物干しハンガー用のストッパー部材をハンガーのフック部に取り付けた状態を示す正面図。
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は本発明にかかる洗濯物干しハンガー用のストッパー部材10の全体図を示している。ストッパー部材10の材質はシリコンゴム等の物干し竿40との摩擦抵抗が大きい材料が使用される。ストッパー部材10の両端近傍にはハンガーのフック部30の先端からストッパー部材10を通すための穴部20がある。
ストッパー部材10の両端近傍にある二か所の穴部20をフック部30の先端からハンガー50に通してから、フック部30に沿ってストッパー部材10を広げることでセットできる。このような極めて単純な作業にてストッパー部材10をハンガー50にセットすることができる。穴部20の穴径はハンガーのフック部30の径よりも大きければ良く、特に洗濯物用ハンガーのフック部30の径に合わせて設計する必要はない。しかしながら、図4に示すように強風時における使用の際には、ハンガーの径とほぼ等しくする方が望ましい。
図2は洗濯物干しハンガーのフック部30にストッパー部材10を取り付けた状態を表している。物干し竿40と洗濯物干しハンガー用のストッパー部材10は、物干し竿40と面接触している。ストッパー部材10と物干し竿40とが面接触している部分の面積が大きいのでストッパー部材10と物干し竿40との間の摩擦抵抗が大きくなる。このため洗濯物が風に煽られてもハンガー50は平行移動しにくいこととなる。
しかも、図2から解るように、洗濯物干しハンガー用のストッパー部材10とフック部30には隙間が空き密着性が小さいので、風に煽られて洗濯物が斜めに傾くと同時に、フック部分30が揺れ動いたとしたとしても、フック部分30はストッパー部材10に対し自由度があるので、洗濯物干し用ハンガー用のストッパー部材10自体は移動しない。このため風に煽られても洗濯物を掛けたハンガーが物干し竿に沿って平行移動することはない。
図3は物干し竿40に洗濯物を取り付けたハンガーを吊り下げた状態を表している。上記にて説明したように、ストッパー部材10と物干し竿40とが面接触している部分の面積が大きいため、摩擦抵抗が大きく洗濯物が風に煽られても平行移動しにくいこととなる。従って、図3に示すように、複数の洗濯物を物干し竿40に吊り下げたとしても、風の影響により、ハンガー50が物干し竿40に沿って平行移動し複数の洗濯物が接近し、複数の洗濯物が接近することによって、洗濯物間の風通しが悪くなり洗濯物の乾燥が妨げられることは無い。
また、シリコンゴム等の弾性部材が環状のフック部30に架け渡すように取り付けられているため、物干し竿40に洗濯物をセットしたハンガー50を吊り下げた時に、弾性部材からなるストッパー部材10は洗濯物等の自重によって弾性変形することになり、ストッパー部材10と物干し竿40との接触面積を増大させ、密着性が向上することによりハンガー50の吊り下げ状態をより安定させることができる。
図4は強風時における洗濯物干し用ハンガーのフック部30にストッパー部材10を取り付けた状態を表している。洗濯物干し用ハンガー用のストッパー部材10とフック部30とで物干し竿40の周囲をがっちり取り囲むことにより、強風時であっても洗濯物をセットしたハンガー30が物干し竿40に沿って平行移動することもなく、強風の影響で複数の洗濯物が接近することを防止することができるし、物干し竿からの洗濯物等の落下を防止することもできる。
尚、本願発明の洗濯物干し用ハンガー用ストッパー部材は、上記の実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲、明細書に記載された範囲で、種々の変形例、組み合わせが可能であり、これらの変形例、組み合わせもその権利範囲に含むものである。
本願発明の洗濯物干し用ハンガー用ストッパー部材は、洗濯物を物干し竿に吊り下げて
干す、洗濯物干し用ハンガーに関する産業分野に利用することが出来る。
10 ストッパー部材
20 穴部
30 洗濯物干し用ハンガーのフック部
40 物干し竿
50 洗濯物干し用ハンガー

Claims (3)

  1. 洗濯物干し用ハンガーのフック部に取り付けるストッパー部材であって、
    前記ストッパー部材の両端近傍には前記フック部の先端から前記ストッパー部材を通すための穴部を有することを特徴とするストッパー部材。
  2. 前記ストッパー部材の材質が柔軟性と弾性と非スベリ性を備えた材料であることを特徴とする洗濯物干し用ハンガーのフック部に取り付ける請求項1に記載のストッパー部材。
  3. 前記ストッパー部材の材質がシリコンゴムであることを特徴とする洗濯物干し用ハンガーのフック部に取り付ける請求項1又は請求項2のいずれかに記載のストッパー部材。
JP2011115573A 2011-05-24 2011-05-24 洗濯物干しハンガー用のストッパー部材 Withdrawn JP2012239792A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150021367A1 (en) * 2013-07-18 2015-01-22 Alyssa Nicole Schaffer Bendable clothes hanger
CN112167929A (zh) * 2020-09-23 2021-01-05 干伟伟 一种防止脱落的晾衣架

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