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JP2012212079A - 表示装置 - Google Patents

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JP2012212079A
JP2012212079A JP2011078495A JP2011078495A JP2012212079A JP 2012212079 A JP2012212079 A JP 2012212079A JP 2011078495 A JP2011078495 A JP 2011078495A JP 2011078495 A JP2011078495 A JP 2011078495A JP 2012212079 A JP2012212079 A JP 2012212079A
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Goro Hamagishi
五郎 濱岸
Takeshi Oyama
毅 大山
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Japan Display West Inc
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Abstract

【課題】解像度の不自然な劣化を抑えることができるようにした表示装置を提供する。
【解決手段】複数のサブピクセルを有する画素が第1の方向および第2の方向に2次元的に配列され、複数の視点画像を各サブピクセルに割り当てて表示する表示部と、表示部に表示された各視点画像を空間的に分離する分離部とを備える。第1または第2の方向の第1のサブピクセルライン上にある複数のサブピクセルと第1のサブピクセルラインに隣接する第2のサブピクセルライン上にある他の複数のサブピクセルとの組み合わせを1つの視点画像を表示するための1画素として用いる。
【選択図】図3

Description

本開示は、パララックスバリア等の視差分離手段を用いて裸眼方式による立体表示を行う表示装置に関する。
立体表示を行う手法としては、立体視用の眼鏡を用いる眼鏡方式と、立体視用の特殊な眼鏡を用いることなく裸眼での立体視を可能にした裸眼方式とがある。眼鏡方式の代表的なものとしては、左眼用シャッタと右眼用シャッタとを有するシャッタめがねを用いるシャッタめがね方式がある。シャッタめがね方式では、2次元表示パネルに左眼用と右眼用の各視差画像をフレームシーケンシャルで高速で交互に表示する。そして、各視差画像の表示タイミングに合わせて左眼用シャッタと右眼用シャッタとを交互に切り換えることにより、観察者の左眼には左眼用視差画像、右眼には右眼用視差画像のみを入射させることで、立体視を可能にしている。
一方、裸眼方式の代表的なものとしては、パララックスバリア方式とレンチキュラレンズ方式とがある。パララックスバリア方式やレンチキュラ方式の場合、2次元表示パネルに立体視用の視差画像(2視点の場合には右眼用視差画像と左眼用視差画像)を空間分割して表示し、その視差画像を視差分離手段によって水平方向に視差分離することで立体視が行われる。パララックスバリア方式の場合、視差分離手段としてスリット状の開口が設けられたパララックスバリアを用いる。レンチキュラ方式の場合、視差分離手段として、シリンドリカル状の分割レンズを複数並列配置したレンチキュラレンズが用いられる。
特開2009−139947号公報
しかしながら、視差分離手段を用いた裸眼方式では、複数の視点画像を画像表示素子の1つの画面内に空間分割して表示するため、画像表示素子自体の本来の表示解像度よりも、各視点画像の表示解像度が劣化してしまう問題がある。例えばパララックスバリア方式によって2視点の立体画像表示を行う場合、パララックスバリアの開口部のパターン(バリアパターン)を垂直ストライプ形状とし、2視点分の各視点画像を水平方向に交互に表示するような表示パターンにすると、各視点画像の水平方向の解像度は1/2に劣化する一方、垂直方向には解像度は劣化しない。特許文献1には、バリアパターンをモザイク状に配置した表示装置に関する発明が開示されているが、各視点画像について、水平方向のサブピクセルの組み合わせを1画素として用いているので、各視点画像の水平方向の解像度が劣化する。
本開示の目的は、解像度の不自然な劣化を抑えることができるようにした表示装置を提供することにある。
本開示による表示装置は、複数のサブピクセルを有する画素が第1の方向および第2の方向に2次元的に配列され、複数の視点画像を各サブピクセルに割り当てて表示する表示部と、表示部に表示された各視点画像を空間的に分離する分離部とを備え、第1または第2の方向の第1のサブピクセルライン上にある複数のサブピクセルと第1のサブピクセルラインに隣接する第2のサブピクセルライン上にある他の複数のサブピクセルとの組み合わせを1つの視点画像を表示するための1画素として用いるようにしたものである。
本開示の表示装置では、第1または第2の方向の第1のサブピクセルライン上にある複数のサブピクセルと第1のサブピクセルラインに隣接する第2のサブピクセルライン上にある他の複数のサブピクセルとの組み合わせを1つの視点画像を表示するための1画素として用いた表示が行われる。
本開示の表示装置によれば、第1または第2の方向の第1のサブピクセルライン上にある複数のサブピクセルと第1のサブピクセルラインに隣接する第2のサブピクセルライン上にある他の複数のサブピクセルとの組み合わせを1つの視点画像を表示するための1画素として用いるようにしたので、解像度の劣化を第1および第2の方向に分散させることができ、解像度の不自然な劣化を抑えることができる。
本開示の第1の実施の形態に係る表示装置の全体構成の一例を示す断面図である。 第1の実施の形態に係る表示装置における表示部の画素構造の一例を示す平面図である。 図2に示した画素構造において複数のサブピクセルに複数の視点(3視点)画像を割り当てた第1の例を示す平面図である。 図2に示した画素構造において複数のサブピクセルに複数の視点(3視点)画像を割り当てた第2の例を示す平面図である。 図2に示した画素構造において複数のサブピクセルに複数の視点(3視点)画像を割り当てた第3の例を示す平面図である。 図2に示した画素構造において複数のサブピクセルに複数の視点(4視点)画像を割り当てた第4の例を示す平面図である。 図2に示した画素構造において複数のサブピクセルに複数の視点(4視点)画像を割り当てた第5の例を示す平面図である。 図2に示した画素構造において複数のサブピクセルに複数の視点(5視点)画像を割り当てた第6の例を示す平面図である。 第2の実施の形態に係る表示装置における表示部の画素の基本構造の一例を示す平面図である。 図9に示した基本画素構造において複数のサブピクセルに複数の視点(2視点)画像を割り当てた第1の例を示す平面図である。 図9に示した基本画素構造において複数のサブピクセルに複数の視点(2視点)画像を割り当てた第2の例を示す平面図である。 図9に示した基本画素構造において複数のサブピクセルに複数の視点(3視点)画像を割り当てた第3の例を示す平面図である。 図9に示した基本画素構造において複数のサブピクセルに複数の視点(3視点)画像を割り当てた第4の例を示す平面図である。 表示装置の他の構成例を示す断面図である。
以下、本開示の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施の形態>
[立体画像表示装置の全体構成]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る表示装置の一構成例を示している。この表示装置は、分離部としてのパララックスバリア1と、表示部2とを備えている。
表示部2は、液晶表示パネル、エレクトリックルミナンス方式の表示パネル、またはプラズマディスプレイ等の2次元表示ディスプレイで構成されている。表示部2の画像表示面には、複数の画素が第1の方向(水平方向)および第2の方向(垂直方向)に2次元的に配列されている。1つの画素は複数のサブピクセルで構成されている。例えば図2に示したように、1つの画素がR(赤色)サブピクセル20Rと、G(緑色)サブピクセル20Gと、B(青色)サブピクセル20Bと、W(白色)サブピクセル20Wとの第1ないし第4の色のサブピクセルから構成されている。そして、水平方向に4つの色の各サブピクセルが周期的に交互に配列され、垂直方向には同一色のサブピクセルが配列されている。なお、図2において、細かい長方形状の部分が、1つのサブピクセルである。この配列の場合、表示部2の通常の表示状態(通常の2次元画像表示状態)では、水平方向の4つの色のサブピクセルの組み合わせが1つの画素となり、1つの画素の大きさは例えば水平方向および垂直方向、共に1Pとなる。表示部2には、複数の視点用の視差画像(視点画像)が、後述する所定の画素配列パターンに従って各サブピクセルに割り当てられて合成表示されるようになっている。
パララックスバリア1は、表示部2に表示された視差合成画像に含まれる複数の視点画像を立体視が可能となるように複数の視点方向に分離するものであり、立体視を可能にするように表示部2に対して所定の位置関係で対向配置されている。パララックスバリア1は、光を遮蔽する遮蔽部11と、光を透過し、画像表示素子2のサブピクセルに対して立体視が可能となるように所定の条件で対応付けられた視差分離部としての開口部12とを有している。パララックスバリア1は、固定式のバリア素子であっても良いし、可変式のバリア素子であっても良い。固定式のバリア素子の場合、例えば透明な平行平面板(基材)の表面に、薄膜状の金属などで開口部12および遮蔽部11となるパターンを形成したものを用いることができる。可変式のバリア素子とする場合、例えばバックライト方式の液晶表示素子による表示機能(光変調機能)を用いて、開口部12および遮蔽部11のパターンを選択的に形成することができる。なお、図1では、表示部2の表示面側にパララックスバリア1を配置した例を示しているが、表示部2の背面側にパララックスバリア1を配置する構成であっても良い、例えば表示部2としてバックライト方式の液晶表示パネルを用いる場合、液晶表示パネルの背面側で、バックライトと液晶表示パネルとの間にバリア素子7を配置すれば良い。
パララックスバリア1は、特定の視点位置から表示部2を観測したときに特定の視点画像のみが観察されるように、表示部2の画面上の視差合成画像に含まれる複数の視点画像を分離するようになっている。パララックスバリア1の開口部12と、表示部2の各サブピクセルとの位置関係から、表示部2の各サブピクセルより発せられた光の出射角度が制限される。表示部2における各サブピクセルは、開口部12との位置関係によって、表示される方向が異なることとなる。観察者の左右の眼10L,10Rには、異なるサブピクセルからの光線L3,L2が到達し、互いに視差のある視点画像を観察する状態となることで立体映像として知覚できる。
[視点画像の割り当てパターンと開口部12の配置パターンの具体例]
この表示装置では、第1の方向(水平方向)の第1のサブピクセルライン上にある複数のサブピクセルと第1のサブピクセルラインに隣接する第2のサブピクセルライン上にある他の複数のサブピクセルとの組み合わせを1つの視点画像を表示するための1画素として用いる。以下、図3〜図8を参照して、複数の具体例を説明する。なお、図3〜図8において、赤色サブピクセル20R、緑色サブピクセル20G、青色サブピクセル20B、および白色サブピクセル20Wのそれぞれに付した番号は、表示する視点数に対応する画素番号(視点番号)を示している。また、図3〜図8では、パララックスバリア1の開口部12の配置パターン(バリアパターン)は、第1の視点画像に対応する位置から見た状態を示している。
図3〜図8の具体例ではいずれも、第1のサブピクセルライン(奇数行ライン)上にある第1の画素を構成する第1および第2の色のサブピクセルと第2のサブピクセルライン(偶数行ライン)上にある第2の画素を構成する第3および第4の色のサブピクセルとの組み合わせを1つの視点画像を表示するための1画素として用いている。例えば、第1の視点画像を例にすると、最も左上の1画素は、最も上側の第1行目のサブピクセルライン上の赤色サブピクセル20Rおよび緑色サブピクセル20Gと、次の第2行目のサブピクセルライン上で斜め方向に位置する青色サブピクセル20Bおよび白色サブピクセル20Wとの組み合わせで構成されている。
(3視点表示の具体例)
図3〜図5の第1〜第3の具体例は、3視点の立体表示を行う場合の例である。図3の第1の具体例では、パララックスバリア1の開口部12は、その配置位置が水平方向の1サブピクセルラインごとに周期的に変わるように、水平方向および垂直方向に2次元的に配置されている。1つ開口部12の大きさは、水平方向には2つ分のサブピクセルの大きさ(幅)に対応し、垂直方向は1つ分のサブピクセルの大きさ(長さ)に対応している。各サブピクセルへの視点画像の割り当てパターンは、この開口部12の配置パターンに対応している。各サブピクセルへの視点画像の割り当てパターンは、水平方向の1サブピクセルラインごとに周期的に変わるようになっている。
図4の第2の具体例では、パララックスバリア1の複数の開口部12が、階段状に斜めに連続するステップバリア状となっている。1つ開口部12の大きさは、水平方向には2つ分のサブピクセルの大きさ(幅)に対応し、垂直方向は1つ分のサブピクセルの大きさ(長さ)に対応している。各サブピクセルへの視点画像の割り当てパターンは、この開口部12の配置パターンに対応している。各サブピクセルへの視点画像の割り当てパターンは、2つのサブピクセルの組み合わせが階段状に斜めに連続するようなステップバリア状となっている。
図5の第3の具体例では、パララックスバリア1の複数の開口部12Aが、斜め方向に開口が連続する斜めバリア状となっている。各サブピクセルへの視点画像の割り当てパターンは、この斜め方向の開口部12Aの配置パターンに対応している。各サブピクセルへの視点画像の割り当てパターンは、図4の第2の具体例と同様となっている。
図3〜図5の第1〜第3の具体例ではいずれも、3視点分の1画素(1立体画素)の大きさは、図2の通常の1画素の大きさに対して、水平方向は1.5倍(1.5P)、垂直方向は2倍(2P)となる。
(4視点表示の具体例)
図6〜図7の第4〜第5の具体例は、4視点の立体表示を行う場合の例である。図6の第4の具体例は、図3の第1の具体例に対して各サブピクセルに割り当てられる視点画像の数を3視点から4視点に拡張したものであり、視点画像の割り当てパターンと開口部12の配置パターンは、基本的に図3の第1の具体例と同様である。
図7の第5の具体例は、図4の第2の具体例に対して各サブピクセルに割り当てられる視点画像の数を3視点から4視点に拡張したものであり、視点画像の割り当てパターンと開口部12の配置パターンは、基本的に図4の第2の具体例と同様である。
図6〜図7の第4〜第5の具体例ではいずれも、4視点分の1画素(1立体画素)の大きさは、図2の通常の1画素の大きさに対して、水平方向は2倍(2P)、垂直方向は2倍(2P)となる。
(5視点表示の具体例)
図8の第6の具体例は、5視点の立体表示を行う場合の例である。この第6の具体例は、図3の第1の具体例に対して各サブピクセルに割り当てられる視点画像の数を3視点から5視点に拡張したものであり、視点画像の割り当てパターンと開口部12の配置パターンは、基本的に図3の第1の具体例と同様である。
この第6の具体例では、5視点分の1画素(1立体画素)の大きさは、図2の通常の1画素の大きさに対して、水平方向は2.5倍(2.5P)、垂直方向は2倍(2P)となる。
[効果]
以上説明したように、本実施の形態に係る表示装置によれば、第1の方向(水平方向)の第1のサブピクセルライン上にある複数のサブピクセルと第1のサブピクセルラインに隣接する第2のサブピクセルライン上にある他の複数のサブピクセルとの組み合わせを1つの視点画像を表示するための1画素として用いるようにしたので、解像度の劣化を第1の方向(水平方向)および第2の方向(垂直方向)に分散させることができ、解像度の不自然な劣化を抑えることができる。
<第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態に係る表示装置について説明する。なお、上記第1の実施の形態に係る表示装置と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
[画素の基本構造]
図9は、本実施の形態に係る表示装置における表示部2の画素の基本構造の一例を示している。本実施の形態では、1つの画素がR(赤色)サブピクセル21Rと、G(緑色)サブピクセル21Gと、B(青色)サブピクセル21Bと、W(白色)サブピクセル21Wとの第1ないし第4の色のサブピクセルから構成されている。そして、それら第1ないし第4の色のサブピクセルが第1の方向(水平方向)および第2の方向(垂直方向)に正方形状に配列されている。第1ないし第4の色のサブピクセルはそれぞれ、正方形状となっている。この配列の場合、表示部2の通常の表示状態(通常の2次元画像表示状態)では、水平方向の2つの色のサブピクセルと、次のサブピクセルライン上にある他の2つの色のサブピクセルとの正方形状の組み合わせが1つの画素となり、1つの画素の大きさは例えば水平方向および垂直方向、共に1Pとなる。
[視点画像の割り当てパターンと開口部12の配置パターンの具体例]
本実施の形態では、第2の方向(垂直方向)の第1のサブピクセルライン上にある複数のサブピクセルと第1のサブピクセルラインに隣接する第2のサブピクセルライン上にある他の複数のサブピクセルとの組み合わせを1つの視点画像を表示するための1画素として用いる。以下、図10〜図13を参照して、複数の具体例を説明する。なお、図10〜図13において、赤色サブピクセル21R、緑色サブピクセル21G、青色サブピクセル21B、および白色サブピクセル21Wのそれぞれに付した番号は、表示する視点数に対応する画素番号(視点番号)を示している。また、図10〜図13では、パララックスバリア1の開口部12の配置パターン(バリアパターン)は、第1の視点画像に対応する位置から見た状態を示している。
(2視点表示の具体例)
図10〜図11の第1〜第2の具体例は、2視点の立体表示を行う場合の例である。なお、図10〜図11の具体例では、この表示装置を配置する空間上の座標系での第1の方向(水平方向)をX0、第2の方向(垂直方向)をY0とする。また、表示面内での座標系での第1の方向(水平方向)をX1、第2の方向(垂直方向)をY1とする。ここでは、表示部2が、第1の配置状態(図10)と、第1の配置状態に対して配置方向を表示面に平行な面内で所定角度(90°)回転させた第2の配置状態(図2)との2つの配置状態に切り替えて画像表示が可能なものであるものとする。この場合、第1の配置状態と第2の配置状態とで、視点画像を表示するための1画素として用いるサブピクセルの組み合わせを異ならせる。
図10〜図11の具体例ではいずれも、配置空間上のX0−Y0座標系における第2の方向(垂直方向)の第1のサブピクセルライン(奇数列ライン)上にある第1の画素を構成する第1および第2の色のサブピクセルと第2のサブピクセルライン(偶数列ライン)上にある第2の画素を構成する第3および第4の色のサブピクセルとの組み合わせを1つの視点画像を表示するための1画素として用いている。
例えば図10の第1の配置状態において、第1の視点画像を例にすると、最も左上の1画素は、最も左側の第1列目のサブピクセルライン上の赤色サブピクセル21Rおよび青色サブピクセル21Bと、次の第2列目のサブピクセルライン上で斜め方向に位置する緑色サブピクセル21Gおよび白色サブピクセル21Wとの組み合わせで構成されている。
また例えば図11の第2の配置状態において、第1の視点画像を例にすると、最も左上の1画素は、最も左側の第1列目のサブピクセルライン上の青色サブピクセル21Bおよび白色サブピクセル21Wと、次の第2列目のサブピクセルライン上で斜め方向に位置する赤色サブピクセル21Rおよび緑色サブピクセル21Gとの組み合わせで構成されている。
なお、図10の第1の配置状態では、第1のサブピクセルラインおよび第2のサブピクセルラインは、表示面内のX1−Y1座標系で第2の方向(Y1方向)のサブピクセルラインであり、図11の第2の配置状態では、第1のサブピクセルラインおよび第2のサブピクセルラインは、表示面内のX1−Y1座標系では第1の方向(X1方向)のサブピクセルラインである。このため、第1の配置状態と第2の配置状態とで、視点画像を表示するための1画素として用いるサブピクセルの組み合わせが、各列単位では異なっている。
図10〜図11の具体例ではいずれも、パララックスバリア1の開口部12は、その配置位置が配置空間上のX0−Y0座標系における第2の方向(垂直方向)の1サブピクセルラインごとに周期的に変わるように、水平方向および垂直方向に2次元的に配置されている。1つ開口部12の大きさは、配置空間上のX0−Y0座標系で水平方向には1つ分のサブピクセルの大きさ(幅)に対応し、垂直方向は2つ分のサブピクセルの大きさ(長さ)に対応している。各サブピクセルへの視点画像の割り当てパターンは、この開口部12の配置パターンに対応している。各サブピクセルへの視点画像の割り当てパターンは、垂直方向の1サブピクセルラインごとに周期的に変わるようになっている。
(3視点表示の具体例)
図12〜図13の第3〜第4の具体例は、3視点の立体表示を行う場合の例である。図12〜図13では、図9に示した画素構造に対して表示画面全体の大きさを縦方向に拡張している。
図12の第3の具体例は、図10の第1の具体例に対して各サブピクセルに割り当てられる視点画像の数を2視点から3視点に拡張したものであり、視点画像の割り当てパターンと開口部12の配置パターンは、基本的に図10の第1の具体例と同様である。
図13の第4の具体例では、パララックスバリア1の複数の開口部12が、階段状に斜めに連続するステップバリア状となっている。各サブピクセルへの視点画像の割り当てパターンは、このステップバリア状の開口部12の配置パターンに対応している。各サブピクセルへの視点画像の割り当てパターンは、2つのサブピクセルの組み合わせが階段状に斜めに連続するようなステップバリア状となっている。
図12〜図13の第3〜第4の具体例ではいずれも、3視点分の1画素(1立体画素)の大きさは、図9の通常の1画素の大きさに対して、水平方向は1.5倍(1.5P)、垂直方向は2倍(2P)となる。
[効果]
以上説明したように、本実施の形態に係る表示装置によれば、配置空間上のX0−Y0座標系における第2の方向(垂直方向)の第1のサブピクセルライン上にある複数のサブピクセルと第1のサブピクセルラインに隣接する第2のサブピクセルライン上にある他の複数のサブピクセルとの組み合わせを1つの視点画像を表示するための1画素として用いるようにしたので、解像度の劣化を第1の方向(水平方向)および第2の方向(垂直方向)に分散させることができ、解像度の不自然な劣化を抑えることができる。
<その他の実施の形態>
本開示による技術は、上記各実施の形態の説明に限定されず種々の変形実施が可能である。
例えば、図14に示したように、図1に示したパララックスバリア1に代えて、分離部としてレンチキュラレンズ1Aを用いるようにしても良い。レンチキュラレンズ1Aは、複数の視差分離部として機能する複数の分割レンズを有している。分割レンズは、例えば所定の方向に延在する円筒レンズ13である。例えば図5の斜めバリア方式に代えて、母線方向が斜め方向となるように円筒レンズ13を配置した構成にすれば良い。
また例えば、本技術は以下のような構成を取ることができる。
(1)
複数のサブピクセルを有する画素が第1の方向および第2の方向に2次元的に配列され、複数の視点画像を前記各サブピクセルに割り当てて表示する表示部と、
前記表示部に表示された前記各視点画像を空間的に分離する分離部と
を備え、
前記第1または第2の方向の第1のサブピクセルライン上にある複数のサブピクセルと前記第1のサブピクセルラインに隣接する第2のサブピクセルライン上にある他の複数のサブピクセルとの組み合わせを1つの前記視点画像を表示するための1画素として用いる
表示装置。
(2)
前記表示部の1つの画素は、互いに表示色が異なる第1ないし第4の色のサブピクセルからなる
上記(1)に記載の表示装置。
(3)
前記第1のサブピクセルライン上にある第1の画素を構成する第1および第2の色のサブピクセルと前記第2のサブピクセルライン上にある第2の画素を構成する第3および第4の色のサブピクセルとの組み合わせを1つの前記視点画像を表示するための1画素として用いる
上記(2)に記載の表示装置。
(4)
前記表示部において、前記第1の方向には、前記第1ないし第4の色のサブピクセルが周期的に交互に配列され、前記第2の方向には同一色のサブピクセルが配列されており、
前記第1のサブピクセルラインおよび前記第2のサブピクセルラインは、前記第1の方向のサブピクセルラインである
上記(3)に記載の表示装置。
(5)
前記表示部の1つの画素は、前記第1ないし第4の色のサブピクセルが前記第1の方向および前記第2の方向に正方形状に配列されたものであり、
前記第1のサブピクセルラインおよび前記第2のサブピクセルラインは、前記第2の方向のサブピクセルラインである
上記(3)に記載の表示装置。
(6)
前記表示部は、第1の配置状態と、前記第1の配置状態に対して配置方向を表示面に平行な面内で所定角度回転させた第2の配置状態との2つの配置状態に切り替えて画像表示が可能なものであり、
前記第1の配置状態と前記第2の配置状態とで、前記視点画像を表示するための1画素として用いるサブピクセルの組み合わせを異ならせる
上記(5)に記載の表示装置。
(7)
前記第1の配置状態では、前記第1のサブピクセルラインおよび前記第2のサブピクセルラインは、前記表示部の表示面内の座標系で前記第2の方向のサブピクセルラインであり、
前記第2の配置状態では、前記第1のサブピクセルラインおよび前記第2のサブピクセルラインは、前記表示部の表示面内の座標系で前記第1の方向のサブピクセルラインである
上記(6)に記載の表示装置。
(8)
前記分離部は、光を透過する複数の開口部を有するパララックスバリア素子であり、
前記複数の開口部は、その配置位置が前記第1の方向または前記第2の方向の1サブピクセルラインごとに周期的に変わるように、前記第1の方向および前記第2の方向に2次元的に配置されている
上記(1)ないし(7)のいずれか1つに記載の表示装置。
(9)
前記分離部は、光を透過する複数の開口部を有するパララックスバリア素子であり、
前記パララックスバリア素子は、前記複数の開口部が階段状に斜めに連続するステップバリア方式、または斜め方向に開口が連続する斜めバリア方式の構成である
上記(1)ないし(7)のいずれか1つに記載の表示装置。
1…パララックスバリア、1A…レンチキュラレンズ、2…表示部、10L…左眼、10R…右眼、11…遮蔽部、12,12A…開口部、13…円筒レンズ(分割レンズ)、20R,21R…赤色サブピクセル、20G,21G…緑色サブピクセル、20B,21B…青色サブピクセル、20W,21W…白色サブピクセル。

Claims (9)

  1. 複数のサブピクセルを有する画素が第1の方向および第2の方向に2次元的に配列され、複数の視点画像を前記各サブピクセルに割り当てて表示する表示部と、
    前記表示部に表示された前記各視点画像を空間的に分離する分離部と
    を備え、
    前記第1または第2の方向の第1のサブピクセルライン上にある複数のサブピクセルと前記第1のサブピクセルラインに隣接する第2のサブピクセルライン上にある他の複数のサブピクセルとの組み合わせを1つの前記視点画像を表示するための1画素として用いる
    表示装置。
  2. 前記表示部の1つの画素は、互いに表示色が異なる第1ないし第4の色のサブピクセルからなる
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1のサブピクセルライン上にある第1の画素を構成する第1および第2の色のサブピクセルと前記第2のサブピクセルライン上にある第2の画素を構成する第3および第4の色のサブピクセルとの組み合わせを1つの前記視点画像を表示するための1画素として用いる
    請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記表示部において、前記第1の方向には、前記第1ないし第4の色のサブピクセルが周期的に交互に配列され、前記第2の方向には同一色のサブピクセルが配列されており、
    前記第1のサブピクセルラインおよび前記第2のサブピクセルラインは、前記第1の方向のサブピクセルラインである
    請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記表示部の1つの画素は、前記第1ないし第4の色のサブピクセルが前記第1の方向および前記第2の方向に正方形状に配列されたものであり、
    前記第1のサブピクセルラインおよび前記第2のサブピクセルラインは、前記第2の方向のサブピクセルラインである
    請求項3に記載の表示装置。
  6. 前記表示部は、第1の配置状態と、前記第1の配置状態に対して配置方向を表示面に平行な面内で所定角度回転させた第2の配置状態との2つの配置状態に切り替えて画像表示が可能なものであり、
    前記第1の配置状態と前記第2の配置状態とで、前記視点画像を表示するための1画素として用いるサブピクセルの組み合わせを異ならせる
    請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記第1の配置状態では、前記第1のサブピクセルラインおよび前記第2のサブピクセルラインは、前記表示部の表示面内の座標系で前記第2の方向のサブピクセルラインであり、
    前記第2の配置状態では、前記第1のサブピクセルラインおよび前記第2のサブピクセルラインは、前記表示部の表示面内の座標系で前記第1の方向のサブピクセルラインである
    請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記分離部は、光を透過する複数の開口部を有するパララックスバリア素子であり、
    前記複数の開口部は、その配置位置が前記第1の方向または前記第2の方向の1サブピクセルラインごとに周期的に変わるように、前記第1の方向および前記第2の方向に2次元的に配置されている
    請求項1に記載の表示装置。
  9. 前記分離部は、光を透過する複数の開口部を有するパララックスバリア素子であり、
    前記パララックスバリア素子は、前記複数の開口部が階段状に斜めに連続するステップバリア方式、または斜め方向に開口が連続する斜めバリア方式の構成である
    請求項1に記載の表示装置。
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