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JP2012254825A - 詰替用容器、および保存容器セット - Google Patents

詰替用容器、および保存容器セット Download PDF

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JP2012254825A JP2011130357A JP2011130357A JP2012254825A JP 2012254825 A JP2012254825 A JP 2012254825A JP 2011130357 A JP2011130357 A JP 2011130357A JP 2011130357 A JP2011130357 A JP 2011130357A JP 2012254825 A JP2012254825 A JP 2012254825A
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Abstract

【課題】内容物を確実かつ無駄なく詰め替えられるようにした詰替用容器を提供する。
【解決手段】内容物60を収納するとともに、当該内容物を詰め替え先となる容器30aに詰め替えるための袋状の詰替用容器1aであって、フィルム状素材が袋状に形成されてなり、底部17を下方として、内容物の収納部となる容器本体11と、容器本体の上方に突出して延長する首部12とが一体的に形成されており、首部は、内部に上下方向に延長しつつ、容器本体の内部と連続する中空の管部16が形成されているとともに、先端12u側が封止されていて、首部の延長方向を横断するように当該先端側が所定の位置15で劈開されると、管部の上端が供給口13として開口し、供給口の開口端の位置から首部の基部に向かう所定長さ部分Lに固定部材40が内蔵され、首部は、固定部材の内蔵領域で延長方向への形状を維持しながら屈曲可能である。
【選択図】図3

Description

本発明は、常時使用する容器を詰め替え先として、詰め替え対象となる内容物を収納した詰替用容器に関する。また、詰替用容器と、内容物の詰め替え先となる常用保存容器とからなる容器セットにも関する。
近年、環境問題に対する社会的関心の高まりにより、日用品や食品(洗剤、液体石けん、調味料など)を内容物として収納した詰替用容器を、リサイクルが容易、あるいは廃棄による環境負荷の少ない素材で構成し、その内容物を詰替用容器から日常的に使用する容器(以下、常用保存容器)に随時詰め替えて使う、ということが、一般的に広く認知されつつある。
なお、詰替用容器としては、一般に「パウチパック」、あるいは俗に「パウチ」と呼ばれる袋状の容器がよく知られている。この種の容器(以下、パウチパック型容器)は、周知のごとく、レトルト食品などの容器として使用されており、厚地で形状維持性に優れた剛性のある複数のフィルム状素材の縁辺同士を熱溶着などの方法により接着させて袋状に形成したものである。
図1は、従来のパウチパック型の詰替用容器101と、詰替用容器101に収納されている内容物の詰め替え先となる常用保存容器30aの一例を示した。この例では、シャンプーなどの液体を適量取り出すための常用保存容器30aと、その液体の詰替用容器101を示した。図示した詰替用容器101では、袋状の容器本体111の上方のコーナー部分が液体の注ぎ口(供給口)113となるように凸部112が形成されている。そして、供給口113の開口端を含むフィルム状素材の全縁辺が熱溶着されて、当初の状態では、容器本体111内に液体が密閉されている。なお、ここに示した常用保存容器30aは、液体を収納するためのボトル状の容器本体31aと、その容器本体31a内の内容物を適量取り出すための手押しポンプPが組み込まれたキャップ32aとで構成される
図2に、図1に示した詰替用容器から常用保存容器へ液体を詰め替える際の手順を示した。まず、図2(A)に示したように、凸部112の先端側の溶着部分116を、切欠114を始点としつつ、供給口113の先端が開口するように劈開する(図1、符号115参照)。次に、常用保存容器30aのキャップ32aをポンプPとともに取り外したのち、図2(B)に示したように、手Hに持った詰替用容器101を傾けながら、当該常用保存容器30aの開口(導入口)33aに向けて詰替用容器101内の内容物60である液体60Lを注ぎ込む。それによって、液体60Lが常用保存容器30aの容器本体31a内に詰め替えられる。
また、以下の特許文献1には、パウチパック型以外の詰替用容器について記載されている。具体的には、インスタントコーヒーなどを詰め替えるための有底円筒状の容器で、その開口端が放射状に破断可能な紙の膜によって密閉されており、容器内部には、開口端側に漏斗を逆さまにした形状の注ぎ口が内蔵されている。そして、常用保存容器を正立させるとともに、詰替用容器の開口を下方に向けつつ、常用保存容器の口の縁を紙の膜に押し当てると、詰替用容器に内蔵されている漏斗における開口径の小さな方の口の縁が紙の膜を破断させて容器を開口させ、容器内部の内容物が、常用保存容器側に詰め替えられるようになっている。
特開2009−255989号公報
パウチパック型の詰替用容器では、使用後には丸めて廃棄することができ、ゴミの体積を減らせる、という利点がある。その一方で、詰替用容器を開封した上で実際の詰め替え作業に移行するため、フィルム状素材からなる柔軟性のある容器本体が握力によって押しつぶされ、不用意に内容物が供給口から漏れる場合がある。握力を弱めればよいが、内容物の量が多ければ、重量物を持ち上げるために自ずと握力を強くし、さらに漏れが生じやすくなる、という背反が生じる可能性がある。
また、日常的に消費される日用品や食品を詰替ながら使用するには、その詰め替えに際し、内容物がこぼれず、確実に詰め替え先の常用保存容器に無駄なく収納できるようにすること望まれる。しかしながら、実際には、内容物を常用保存容器の導入口に上手く導けない場合も多い。例えば、内容物が液体であれば、供給口の開口端からその液体が鉛直方向に上手く落下せず、容器本体に沿って伝わり落ちて「液だれ」することがある。
もちろん、上記特許文献1に記載したような、詰替用容器であれば、詰め替え作業を確実かつ容易にさせることも可能であるが、漏斗状の構造体を内蔵しているため、コストダウンが難しくなる。このように、従来では、確実、かつ容易な詰め替え作業を実現させるためには、何らかの複雑な構造を備えた詰替用容器が必要であり、安価に提供することが難しかった。そして、詰替用容器は、内容物が入った状態で販売され、常用保存容器内の内容物が消費される毎に買い足されるものであるため、詰替用容器は、可能な限り、容器自体の構造を簡略化し、価格を低減させることがより望ましい。詰替用容器自体が高価なものとなれば、その内容物を含めた商品価格も高くなり、消費者における経済的な負担が大きくなる。そうなれば、内容物を詰め替えながら、その内容物を消費するという環境に優しい生活習慣が身につき難くなる。
そこで本発明は、環境に優しいパウチパック型を採用しつつ、大きなコストアップを招くことなく、内容物を確実に無駄な無く、さらには素早く詰め替えられる、詰替用容器を提供することを目的としている。また、その他の目的については以下の記載で明らかにする。
上記目的を達成するための本発明は、内容物を収納するとともに、当該内容物を詰め替え先となる容器に詰め替えるための袋状の詰替用容器であって、
フィルム状素材が袋状に形成されてなり、
底部を下方として、前記内容物の収納部となる容器本体と、当該容器本体の上方に突出して延長する首部とが一体的に形成されており、
前記首部は、内部に上下方向に延長しつつ、前記容器本体の内部と連続する中空の管部が形成されているとともに、先端側が封止されていて、首部の延長方向を横断するように当該先端側が所定の位置で劈開されると、前記管部の上端が供給口として開口し、
前記供給口の開口端の位置から首部の基部に向かう所定長さ部分に固定部材が内蔵され、
前記首部は、前記固定部材の内蔵領域で延長方向への形状を維持しながら屈曲可能である、
ことを特徴とする詰替用容器としている。
また、前記容器本体の底部近傍に通気口が穿設されているとともに、当該通気口が開口可能に封止されている詰替用容器、前記容器本体の底部近傍に、当該容器本体の一部を劈開して容器本体の内外を通気させるための構造を備えている詰替用容器、および前記容器本体の底部近傍に、当該容器本体の内外を連絡しつつ、外方側の先端が封止され、内方側の先端が開口する細管を備えるとともに、当該細管が、延長途上で切断可能に形成されて、切断された際に、容器本体の内外が通気状態となる、詰替用容器とすることもできる。
前記通気口が開口可能に封止されている詰替用容器において、前記通気口から流出不能な大きさの粒体を前記内容物とし、前記首部は、前記容器本体に沿いつつ、容器本体との接続部から下方に向かって屈曲しているとともに、当該首部の先端側縁辺が前記通気口を封止するように剥離可能に接着されている詰替用容器としてもよい。
また、本発明は、上記いずれかの前記詰替用容器と、当該詰替用容器の前記内容物の詰め替え先となる常用保存容器とからなる保存容器セットにも及んでおり、当該保存容器セットでは、前記常用保存容器は、前記内容物の収納部となる容器本体と、当該容器本体の内部と連絡しつつ前記首部が挿入可能となるように開口する導入口とを備えている、ことを特徴としている。
なお、前記導入口の高さ位置が、前記固定部材の下端の位置よりも低い位置にあること保存容器セット、さらには、前記首部が、その延長方向に直交する断面で、前記固定部材の内蔵領域を含めた部分の外周全長が、前記導入口の内周全長よりも短く、前記供給口が略円形に開口したときの前記固定部材の内蔵領域を含めた部分の断面形状が、前記導入口の開口形状に包含される保存容器セットとすればより好ましい。
本発明の詰替用容器によれば、内容物を容易に、かつ無駄なく詰め替えることができる。また、より安価に提供することも可能となる。なお、その他の効果については、以下の記載で明らかにする。
本発明の従来例に係る詰替用容器と手押しポンプを備えた一般的な常用保存容器とを示す斜視図である。 上記従来例の詰替用容器による内容物の詰め替え手順を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る詰替用容器の概略図である。 上記第1の実施例に係る詰替用容器による内容物の詰め替え手順を示す図である。 粒体を内容物とした上記第1の実施例に係る詰替用容器と、その詰め替え先の一例となるペットボトルとを示す図である。 上記粒体を内容物とした第1の実施例に係る詰替用容器による粒体の詰め替え手順を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る詰替用容器の一実施形態を示す図である。 上記第2の実施例に係る詰替用容器のその他の実施形態を示す図である。 上記第2の実施例に係る詰替用容器のその他の実施形態を示す図である。 本発明の第3の実施例に係る詰替用容器を示す図である。 本発明のその他の実施例に係る詰替用容器の供給口近傍の断面構造を示す図である。 上記第1の実施例に係る詰替用容器を含む保存容器セットにおいて、内容物の詰め替え作業時における要部の状態を示す断面図である。
===第1の実施例===
<基本的な構成と構造>
図3に、本発明の第1の実施例に係る詰替用容器1aの概略図を示した。図3(A)は正立状態にある当該詰替用容器1aの外観図であり、当該第1の実施例に係る詰替用容器1aは、従来のパウチパック型の容器と同様に、フィルム状素材の縁辺を熱溶着などの方法によって接着して袋状に形成したものである。図中では、当該接着領域を斜線のハッチングにて示した。詰替用容器1aは、図示したように、底部17を下方にして正立させた状態で、実質的な内容物の収納部となる容器本体11の上方に首部12が突出するように連続する形状に形成されている。首部12の上端12uは、他の縁辺と同様に接着されており、それによって、首部12の延長方向に沿いつつ容器本体11内に連絡する管状の通路(以下、管部)16が形成されているとともに、容器本体11内の内容物が密閉されている。
首部12の上端側接着領域12uには、二つの切欠14が対向するように形成されて、二つの切欠14を結ぶ線分15は、管部16の当初の上端18より下方にあり、その線分15に沿って首部12の上端12uを劈開すると、図3(B)に示したように、当初の管部16の上端18近傍が内容物を取り出すための供給口13として開口する。
さらに、第1の実施例に係る詰替用容器1aでは、首部12において、供給口13の開口端から下方に向かって所定の長さ分の領域Lに固定部材40が内蔵されている。図3(C)に、(A)におけるa−a矢視断面図を示した。固定部材40は、詰替用容器1aを構成するフィルム状素材よりも高い剛性を有し、首部12は、この固定部材40の内蔵領域Lでは、自重などによって折れ曲がらないようになっている。なお、ここに示した例では、フィルム状素材の縁辺同士を接着する際、対面するフィルム状素材の間に固定部材40を挟み込んだ状態で接着することで、固定部材40を首部12に内蔵させている。また、固定部材40としては、例えば、樹脂、厚紙、金属、あるいは所定の長さのフィルム状素材を巻回して固い棒状にしたものなどが考えられる。いずれにしても、固定部材40の内蔵領域Lが、首部12のその他の領域よりも高い剛性を有して首部12がこの内蔵領域Lで折れ曲がらなければどのような素材で構成してもよい。
<詰め替え手順>
図4(A)〜(D)に、図3に示した第1の実施例の詰替用容器1aを用いて内容物60を詰め替え先に詰め替える手順を示した。ここでは、詰替用容器1a内には、シャンプーや液体石けんなどの液体60Lが収納されており、この液体60Lを先に図1や図2に示したポンプ付の常用保存容器30aに詰め替える例を示した。詰替用容器1aは、全内容物60Lが容器本体11内に収納されており、詰替用容器1aを正立させた状態では、首部12の管部16内には、内容物60(60L)がない。そのため、固定部材40が無い部分では、首部12を自在に折り曲げることができ、図4(A)に示したように、首部12を、容器本体11との接続部分となる基部から折り曲げつつ、その首部12を容器本体11に沿わせた状態とすれば、詰替用容器1aの占有空間を小さくすることができ、この首部12を折り曲げた状態で詰替用容器1aを販売すれば、商店の商品棚などに陳列する際、その陳列に要するスペースを節約することができる。
そして、詰め替えに際しては、まず、図4(B)に示したように、詰替用容器1aの首部12上端を劈開して供給口13を開口させる。また、上述したように、首部12は、固定部材40が内蔵されていない部位では、フィルム状素材の柔軟性により、屈曲自在である。そこで、図4(C)に示したように、詰替用容器1aを倒立させずに、首部12を折り曲げながら、供給口13側を下方にして首部12の先端を常用保存容器30aの導入口33aへ挿入する。このとき、首部12の接着領域で、供給口13の開口端から容器本体11に向かう所定の長さ部分Lには固定部材40が内蔵されているので、首部12を導入口33aに挿入する際、首部12の先端部分が折れ曲がるなどして、導入口33aから常用保存容器30aにおいて、導入口33aから容器本体31aに至る管路34a内に首部12自体が詰まることがない。すなわち、首部12が円滑に導入口33aに挿入され、供給口13を常用保存容器30aの容器本体31a内まで案内することができる。
さらに、ここまでの手順では、詰替用容器1aは正立状態を維持しているため、供給口13から内容物60(60L)が漏れることがない。また、容器本体11を強く握ったとしても、容器本体11に長い管部16が接続されているため、内容物60(60L)が管部16を通って供給口13に至ることなく、供給口13から内容物60(60L)があふれる可能性が極めて少ない。このように、首部12の先端が常用保存容器30a内に挿入されたならば、図4(D)に示したように、詰替用容器1aの容器本体11を手に持ち、首部12が屈曲しないように、詰替用容器1aを倒立させる。それによって、内容物60(60L)が自重によって常用保存容器30a内に落下する。容器本体11内の内容物60(60L)が残り少なくなるなどして内容物60(60L)の落下速度が鈍れば、容器本体11を強く握るなどして内容物60(60L)を絞り出せばよい。
このように、第1の実施例に係る詰替用容器1aでは、当初は首部12が容器本体11に沿って折れ曲がった状態なので、最小限の体積で保管することができ、詰め替えに際しては、詰替用容器1aを傾けたり倒立させたりする前に供給口13を常用保存容器30aの導入口33a内に挿入するため、内容物60(60L)が不用意に漏れることがない。また、首部12には、供給口13の開口端から下方に向かって固定部材40が内蔵されているため、供給口13を円滑かつ確実に常用保存容器30aの内部に導くことができる。また、実際の詰め替え時には、詰替用容器1aを倒立させるため、内容物60(60L)を素早く移し替えることができる。内容物60(60L)を絞り出す場合も、首部12が常用保存容器30a内に挿入されているため、内容物60(60L)が供給口13から導入口33aの外にこぼれることもない。したがって、第1の実施例に係る詰替用容器1aは、内容物60(60L)を、確実かつ無駄なく、素早く詰め替えることができる。また、固定部材40以外は、一般のパウチパック型の容器と同様の構成であり、詰替用容器1aをより安価に提供することもできる。
<内容物について>
上記第1の実施例では、詰替用容器1aに収納されている内容物60は、液体60Lであった。もちろん、内容物60は、液体60Lに限らない。また、内容物60の詰め替え先となる常用保存容器についても、専用の容器である必要はない。図5に、第1の実施例の応用例として、内容物60として米60Rが入った詰替用容器1aと、スクリューキャップ32bによって容器本体31b内を密閉可能なペットボトルからなる常用保存容器(以下、ペットボトル)30bとを示した。なお、詰替用容器1a自体は第1の実施例にて示したものと同様である。
図6(A)〜(C)に、当該詰替用容器1aからペットボトル30bに米60Rを詰め替える手順を示した。先に示した液体60Lのときと同様に、まず、詰替用容器1aの首部12の上端12uを劈開して供給口13を開口させ(A)、次いで、ペットボトル30bのキャップ32を外して導入口33bを開口させた状態で、詰替用容器1aの首部12を略コの字状に折り曲げ、供給口13をペットボトル30bの導入口33bに挿入する(B)。そして、供給口13をペットボトル30bの管路34bを経由させて当該ペットボトル30bの容器本体31b内に案内した後、詰替用容器1aを倒立させてペットボトル30bの容器本体31b内に米60Rを落下させる。
ところで、内容物60を米60Rとした第1の実施例の応用例に係る詰替用容器は、米60Rの詰め替え作業が確実、かつ素早く行える、という利点とともに、米60Rの保存や備蓄という観点でも利点がある。具体的には、米60Rは、普通、米袋と呼ばれる布や紙でできた扁平な袋に収納された状態で販売されている。そのため、米60Rを密閉保存することができず、品質を長期間に亘って維持することが難しい。冷蔵保存も考えられるが、米袋では、柔軟な素材と扁平な形状とにより、冷蔵庫の庫内で形状が一定に維持されず、他の食品を庫内に収納したり、収納済みの他の食品を冷蔵庫から取り出したりする際に邪魔になる。一方、第1の実施例にて示したパウチパック型の詰替用容器1aでは、減圧環境下で内容物を収納しつつ、フィルム状素材の縁辺を接着する製造方法を採用することができ、「真空パック」が可能となる。したがって、米60Rを長期間に亘って常温で保存することが可能となる。また、ここに示した応用例では、詰め替え先となる常用保存容器30bとして、自立可能なペットボトルを再利用している。そのため、詰め替え後は、ペットボトル30bに入った米60Rを冷蔵保存することが容易となる。
===第2の実施例===
第1の実施例における詰替用容器1aでは、詰め替え作業に際し、容器本体11内の内容物60が残り僅かになったとき、その内容物60を無駄なく常用保存容器(30a,30b)に詰め替えるために、例えば、パウチパック型容器の柔軟性を利用して、容器本体11を握るなどして内容物60を絞り出していた。
しかしながら、第1の実施例に係る詰替用容器1aは、内容物60が供給口13から流出するのに従って、容器本体11内が負圧となり、内容物60が徐々に出にくくなる。特に、内容物60が液体60Lである場合では、その傾向が強い。液体60Lの粘度が高ければ、最終的には、かなり強い力でその液体60Lを絞り出す必要があり、詰め替え速度をさらに向上させることが難しい。また、内容物60が米60Rなど、粒体状の固形物である場合には、容器本体11を握ることで、その粒体が砕ける可能性がある。そこで、本発明の第2の実施例として、内容物60をより速く、より無駄なく、より容易に詰め替えられるようにした詰替用容器を挙げる。概略的には、詰め替え時に、容器本体11の内外を通気状態にして容器本体11の内部が負圧状態となることを防止することで、内容物60をより速く、より無駄なく、より容易に詰め替えられるようにしている。
図7〜図9に第2の実施例に係る詰替用容器の実施形態を幾つか示した。まず、図7に示した詰替用容器1bは、容器本体11の底部17の近傍に通気口50が形成されており、図7(A)に示したように、開封前の保存時には、その通気口50が粘着フィルム51によって塞がれている。図7(B)〜(D)は、詰め替え時に通気口50を開口させる手順を示しており、これらの図は、図7(A)における円内を拡大した図に相当する。保存時、すなわち販売時には、図7(B)に示したように、通気口50を粘着フィルム51で塞いだ状態にしておき、詰替時には、その粘着テープ51を剥離し(C)、通気口50を開口させる(D)。それによって、詰替用容器1bの内外での空気の流通が可能となる。なお、通気口50の形状は、内容物60が米60Rなどの粒体であれば、その粒体が通りにくい大きさや形状とすればよい。形状であれば、例えば、スリット状としたり、粒体よりも小さな孔を複数設けたメッシュ状としたりすることも考えられる。
また、図8に示した詰替用容器1cでは、切り込みなどがあれば、容易に切り裂くことができる、というパウチパックの特性を利用して通気状態を実現している。図8(A)は、容器本体11の底部17近傍の接着領域に切欠52を形成し、例えば、詰め替え作業の途上で、内容物60の落下速度が鈍った時点で、この切欠52から容器本体11を劈開し、詰替用容器1c内に空気を導入する形態としている。図8(B)に示した詰替用容器1dも同様に、容器本体11の一部を劈開可能とする構造であるが、この例では、容器本体11の底部17近傍に、内容物60の収納空間から細管状の通路55が案内されているとともに、その通路55の周囲が接着されてなる突片53が形成されている。そして、この突片53の接着領域に切欠54などを設けておき、その切欠54から突片53を切断すれば、突片53の先端が開口し、上記の通路55を介して容器本体11の内外が通気状態となる。
また、パウチパック型の容器は、複数枚のフィルム状素材の縁辺を貼り合わせて袋状に形成したものであるので、チューブを挟持した状態でフィルム状素材を貼り合わせれば、容器本体11の内外を連絡するチューブを容易に取り付けることができる。図9に、そのチューブ56を備えた詰替用容器1eを例示した。図9(A)は、その詰替用容器1eの全体を示す図であり、図9(B)(C)に、当該詰替用容器1eの要部の拡大図を示した。そして、この図に示したように、容器本体11の底部17近傍に樹脂製のチューブ56が当該容器本体11の内側から外側に向けて突出しており、当初は、チューブ56の外側に突出した部分の先端57が封止されている。
そして、図9(B)に拡大して示したように、チューブ56において、容器本体11の外部に露出する部分にチューブ56を切断可能とするための切り込みや、チューブを周回する薄肉部分かなる切断部58を形成しておき、内容物60の詰め替え時に、必要に応じて、チューブ56を折り曲げれば、図9(C)に示したように、チューブ56が切断部58にて切り離され、その切断面が通気口59として開口し、容器本体11の内外が通気状態となる。
ところで、内容物60を粒体に限定すれば、詰め替え作業の途中で容器本体11の内外を通気状態にさせる必要はない。すなわち、内容物60が液体60Lの場合、正立状態で通気状態にすると、内容物60が外部に漏れてしまうが、粒体であれば、その心配がない。したがって、詰め替え作業の手順の流れの中で、自然に通気状態が実現されるような構成とすれば、通気口など開口させて通気状態を確保する、という、実質的な詰め替え作業とは別の作業が不要となる。
図10に、通気状態を確保する作業を、詰め替え作業における一連の流れの中に自然に組み込むことができる詰替用容器1fを例示した。当該詰替用容器1fは、本発明の実施例に係る詰替用容器が容器本体11の上方に細長い首部12を突設させた形状であり、保存時、あるいは店頭における陳列時には、その首部12が容器本体11と接続する基部から折り曲げられた状態であるであることを積極的に利用している。具体的には、図10(A)に示したように、当初の状態では首部12の先端部分12uが通気口50を塞ぐように容器本体11の表面に剥離可能に貼着されている。そして、詰め替え作業を開始する際は、図10(B)に示したように、必ず、首部12の先端部分12uを劈開することから、首部12を持ち上げることになる。このとき、貼着部分が容器本体11から剥離し、通気口50が開口する。それによって、利用者は、通気口50の開口作業を意識することなく、素早く、確実に通気口50を開口することができる。また、詰替用容器1fを倒立させて詰め替える作業中に通気口50を開口する作業が不要となり、その開口作業時に誤って、首部12が常用保存容器の導入口から脱落して、内容物60がこぼれてしまうこともない。
===その他の実施例===
上記各実施例では、首部12は、供給口13の開口端から容器本体11と接続する基部に向け、所定の長さに亘って当該首部12が屈曲しないように、首部12の延長方向両側の接着領域に固定部材40が内蔵されていた。もちろん、首部12が供給口13近辺で屈曲せずに延長方向の形状を維持できるのであれば、固定部材40を内蔵させる位置、固定部材40の形状、あるいは首部12の固定方法自体も上記実施例の構成に限るものではない。図11に本発明のその他の実施例として、首部12を固方するための構成を幾つか例示した。図中では、首部12における供給口13近辺の断面を示している。図11(A)は、棒状の固定部材41を管部16の内部に設けた例である。図11(B)は、可撓変形する板状の固定部材42を管部16の内面に設けた例である。当初は、2枚の平板状の固定部材42が管部16の内面に接着されており、この平板状固定部材の縁端部分42eを互いに対向方向に押圧すると、図11(C)に示したように、固定部材42が首部12外方に向かって円弧状に膨らみ、供給口13が略円形に開口する。当初、平板状の固定部材42に平行している供給口13の幅Wと固定部材42の幅Wとがほぼ一致していれば、縁辺が接着されたフィルム状素材により、平板状態(B)と開口状態(C)のそれぞれにおいて固定部材42が支持されるため、双方の状態で安定させることができる。もちろん、供給口13の開口径と常用保存容器の導入口の内径とがほぼ一致していれば、供給口13を開口状態で導入口に挿入すれば、固定部材42が導入口の内面により支持され、開口状態が維持される。いずれにしても、供給口13が円形に維持されることで、内容物60がより円滑に落下することが期待できる。
なお、図11(D)に示したように、平板状の固定部材42を首部12の外面に設けてもよい。また、図11(E)に示した、固定部材43のように、首部12の延長方向と平行な複数の溝44を形成すれば、図11(F)に示したように、可撓変形した際、平板状固定部材43の厚さに起因する内外面の円弧長の差が吸収されて、開口時の形状が維持され易くなる。なお、平板状の固定部材(42,43)は、開口時の円弧形状が維持できれば、どのような素材であってもよい。例えば、樹脂、金属、フィルム状素材の積層体などが考えられる。
===保存容器セット===
本発明は、詰替用容器とその詰替用容器の内容物の詰め替え先となる常用保存容器とからなる保存容器セットにも及んでいる。そして、詰替用容器は、上記各実施例に示したように、屈曲可能な首部と、屈曲時においても首部の先端側の形状を維持する固定部材とを備えていることが特徴点であり、常用保存容器は、首部が挿入可能な導入口を備えていることが必要条件となる。そして、このような詰替用容器と常用保存容器とからなる保存容器セットでは、正立状態にある詰替用容器の首部を屈曲させて供給口を常用保存容器の導入口内に挿入し、実質的な詰め替え作業に移行するまでは、その正立状態を維持する。それによって、内容物を確実に無駄な無く、かつ素早く詰め替えることができる。
そして、詰め替え作業性をさらに向上させるためには、詰替用容器のみではなく、保存容器セットとして、詰替用容器と常用保存容器の双方の構造や構成を関連させて設計することが望ましい。
一例を挙げると、常用保存容器の導入口が開口する高さ位置を、首部における固定部材の内蔵領域の下端よりも下方とすれば、詰め替えに際し、詰替用容器を上方に持ち上げずに載置したまま首部を屈曲させて供給口を導入口内に挿入することができる。それによって、詰め替え作業がより楽になる。
また、導入口の内周の全長が、首部において固定部材の内蔵領域と管部の形成領域とを含めた部分の外周の全長よりも長く、かつ、詰め替え作業時に管部内に内容物が流通して供給口の端面がほぼ円形に開口したとき、首部において、固定部材の内蔵領域を含めた部分の断面形状が、導入口の開口形状に包含されていれば、供給口の円形状が変形せずに導入口内に挿入されるため、内容物がより円滑に管部を流通して詰め替え速度が鈍ることがない。
図12に図4(D)におけるb−b矢視断面を示し、この図12に基づいて詰め替え時における導入口33aに挿入された首部12の状態について説明する。この図に示したように、内容物60が管部16を流通して供給口13がほぼ円形に開口している状態で、首部12を、固定部材40が内蔵されている領域で、その延長方向と横断する方向に切断した際、固定部材40の内蔵領域を含めた断面部分の全長(図中、太い点線の総延長)が、導入口の33a内周35の全長よりも短く、この固定部材40の内蔵領域を含めた断面部分の断面形状(図中、太い点線による図形)が導入口33aの端面形状の内側に全て含まれるのであれば、首部12が導入口33aに挿入された際、供給口13が最大限に開口することができる。
なお、首部12における縁辺の接着領域12sは、柔軟なフィルム状素材により、導入口33aの内面形状に沿いつつ当該導入口33aに挿入されるため、供給口13の円形の開口形状が大きく変形することはない。もちろん、この縁辺部分12が導入口の縁に当たったとしても、首部12が導入口33aに挿入できない、という問題も発生しない。
1a〜1f,101 詰替用容器、11,111 詰替用容器の容器本体、12 首部、
13,113 供給口、14 首部の切欠、16 管部、17 詰替用容器の底部、
30a,30b 常用保存容器、31a,31b 常用保存容器の容器本体、
33a,33b 導入口、34a,34b 常用保存容器の管路、
40〜43 固定部材、50,59 通気口、52,54 底部の切欠、
53 突片、56 チューブ、60 内容物、60L 液体、60R 米

Claims (8)

  1. 内容物を収納するとともに、当該内容物を詰め替え先となる容器に詰め替えるための袋状の詰替用容器であって、
    フィルム状素材が袋状に形成されてなり、
    底部を下方として、前記内容物の収納部となる容器本体と、当該容器本体の上方に突出して延長する首部とが一体的に形成されており、
    前記首部は、内部に上下方向に延長しつつ、前記容器本体の内部と連続する中空の管部が形成されているとともに、先端側が封止されていて、首部の延長方向を横断するように当該先端側が所定の位置で劈開されると、前記管部の上端が供給口として開口し、
    前記供給口の開口端の位置から首部の基部に向かう所定長さ部分に固定部材が内蔵され、
    前記首部は、前記固定部材の内蔵領域で延長方向への形状を維持しながら屈曲可能である、
    ことを特徴とする詰替用容器。
  2. 請求項1において、前記容器本体の底部近傍に通気口が穿設されているとともに、当該通気口が開口可能に封止されていることを特徴とする詰替用容器。
  3. 請求項1において、前記容器本体は、底部近傍に、当該容器本体の一部を劈開して容器本体の内外を通気させるための構造を備えていることを特徴とする詰替用容器。
  4. 請求項1において、前記容器本体は、底部近傍に、当該容器本体の内外を連絡しつつ、外方側の先端が封止され、内方側の先端が開口する細管を備え、当該細管は、延長途上で切断可能に形成されて、切断された際に、容器本体の内外が通気状態となる、ことを特徴とする詰替用容器。
  5. 請求項2において、前記通気口から流出不能な大きさの粒体を前記内容物とし、前記首部は、前記容器本体に沿いつつ、容器本体との接続部から下方に向かって屈曲しているとともに、当該首部の先端側縁辺が前記通気口を封止するように剥離可能に接着されていることを特徴とする詰替用容器。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の前記詰替用容器と、当該詰替用容器の前記内容物の詰め替え先となる常用保存容器とからなる保存容器セットであって、
    前記常用保存容器は、前記内容物の収納部となる容器本体と、当該容器本体の内部と連絡しつつ前記首部が挿入可能となるように開口する導入口とを備えている、
    ことを特徴とする保存容器セット。
  7. 請求項6において、前記導入口の高さ位置は、前記固定部材の下端の位置よりも低い位置にあることを特徴とする保存容器セット。
  8. 請求項6または請求項7において、前記首部は、延長方向に直交する断面で、前記固定部材の内蔵領域を含めた部分の外周全長が、前記導入口の内周全長よりも短く、前記供給口が略円形に開口したときの前記固定部材の内蔵領域を含めた部分の断面形状が、前記導入口の開口形状に包含されることを特徴とする保存容器セット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016534053A (ja) * 2013-07-03 2016-11-04 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 折り畳み式再密閉装置を持つ酸化染毛剤サッシェの再密閉を改善する方法
JP2017074695A (ja) * 2015-10-14 2017-04-20 セイコーエプソン株式会社 インク収容容器およびインク注出システム
CN114080355A (zh) * 2019-07-12 2022-02-22 陶氏环球技术有限责任公司 柔性容器

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