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JP2012253424A - 無線通信システムおよびレジストラ機器 - Google Patents

無線通信システムおよびレジストラ機器 Download PDF

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Abstract

【課題】無線LAN接続をセキュアにかつその接続のためのセットアップ手段を設定者本人にしか知りえないようにする。
【解決手段】無線LAN接続のセットアップを自動で行うための簡単セットアップ手段、無線通信デバイスと無線通信を行うための無線通信手段、メモリデバイスと通信可能なメモリデバイス通信手段、および、上記セットアップを完了させるかどうかを制御する簡単セットアップ可否制御手段を有するレジストラ機器と、無線通信デバイスと、無線通信デバイスの固有ID情報を格納しレジストラ機器と接続可能なメモリデバイスとから構成され、簡単セットアップ可否制御手段は、メモリデバイスから取得される無線通信デバイスのIDと無線通信デバイスから取得される該無線通信デバイスのIDとが一致した場合に、当該無線通信デバイスに対する簡単セットアップ手段によるセットアップを完了させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、無線通信システムおよびレジストラ機器に関する。
近年、電子機器の無線ネットワーク技術が急速に普及してきている。無線LAN等の無線ネットワークは、有線通信と異なり物理的に接続しなくても通信でき、その性質から容易に通信傍受が可能であるため、最初の接続前に接続先を一意に決めて、安全な通信を行うための相互認証情報や暗号通信するための暗号鍵を共有する処理等が必要となる。この相互認証情報や暗号鍵等の接続情報(以後、これをアソシエーション情報と呼ぶ)は、安全な手段を用いて交換され、通信機器内の不揮発メモリなどに保存されることが一般的である。
保存されたアソシエーション情報は、次の接続の際にそのまま用いられる。この最初の接続情報共有作業は、無線通信等におけるセキュリティ通信の煩雑さと解釈され、このアソシエーション情報を簡単に交換する手法として、いわゆる、「簡単セットアップ」と呼ばれる手法が利用されるようになってきている。この無線通信の簡単セットアップの技術に準拠した無線インターフェースを搭載した機器間であれば簡単に無線接続が確立できるようになった。
なお、この簡単セットアップにおけるアソシエーション情報の共有方法は、目的とする主通信を使ってアソシエーション情報を交換するIn Band方式と、主通信とは別の経路を使ってアソシエーション情報を交換するOut Of Band方式に大別される。また、通信パラメータを提供する機能は、レジストラと呼ばれ、レジストラ機器から通信パラメータの提供を受け、設定する機能はエンローリと呼ばれる。
In Band方式としては、PINコードによる簡易認証によってアソシエーション情報を共有する「PIN方式」や、PINコードの代わりにアソシエーション情報を共有する双方で所定のボタンを押すことで簡易認証とする「Push Button方式」等がある。
Out Of Band方式としては、有線で一旦接続してアソシエーション情報を共有する「有線方式」や、USBストレージドライブにアソシエーション情報または最低限の認証情報を格納し中継させる「UFD(USB Flash Drive)方式」などがある。
近年では、Out Of Band方式の手段として、「NFC(Near Field Communication)」等の、主通信よりも低速でかつ至近距離での通信をする技術を応用してのアソシエーション情報の交換・共有が有望視され、実用化が進んでいる。NFCのような通信技術では、ほとんど接触するような状態でアソシエーション情報の交換を行うので物理的にセキュリティを確保でき、かつ差し込む/線をつなぐといった物理的な作業も必要なく、直感的なオペレーションで簡単にアソシエーション情報が交換できることでユーザビリティに優れるのが特徴と言える。
このような、NFCを利用する技術の1つとして、特許文献1に開示された技術がある。この技術では、アクセスポイント10と、無線通信端末20と、無線通信端末20を用いて入場者の認証を行う入退室管理装置30とを備える構成となっている。入退室管理装置30は、無線通信端末20と近距離無線通信を行うことができ、入場時に無線通信端末20と接続して入場者の本人認証を行い、無線通信端末20との接続毎に異なる接続毎IDを発生させている。そして、本人認証がされた無線通信端末20と、アクセスポイント10に、接続毎IDを含む接続設定情報を送信するようにすることで、アクセスポイント10との接続設定を容易に行うことができ、かつ、「なりすまし」による無線通信端末20の偽装を抑止できるようにしている。
こうした簡単セットアップの手法をセキュリティの観点でみると、「PIN方式」ではネットワークへのアクセス用PINコードを知っている人に限定できるのに対して、「Push Button方式」は単にボタンを押すのみであり、そのセキュリティレベルは低い。一方、Out Of Band方式である「UFD方式」、「NFC方式」では、特定のUSBストレージドライブや、NFCトークンを所有している人に限ることができるため、In Band方式よりも高いセキュリティ性(セキュリティを提供する能力)を持った方式であると言える。
しかしながら、従来の一般的な方法では、In Band方式であれOut of Band方式であれ、簡単セットアップの方法が周知であったり、実際に操作している人を見ればやり方がわかってしまうようでは、誰でも所有するデバイスを無線LAN接続が可能となってしまう。
また、無線LAN接続利用を制限するために簡単セットアップ方法を、例えば特許文献1に開示の技術のようなOut of Band方式のみに限定した場合であっても、アソシエーション情報を格納したデバイスが盗難にあった場合、接続情報を知らなくても容易に無線LAN接続されてしまい社内情報を取得できてしまうという問題があった。またこの問題を解消するために認証システムを複雑化しては簡単セットアップの本来の目的とトレードオフの関係になりユーザビリティ性が低下してしまうので、そのような手法はなるべく避けたいという要望がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、無線LAN接続を、簡単に接続できるという簡単セットアップの特徴を損なうことなく、セキュアに、かつ、その接続のためのセットアップ手段を設定者本人にしか知りえないように行える無線通信システムおよびレジストラ機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の無線通信システムは、無線通信デバイスの無線LAN接続のセットアップを自動で行うための簡単セットアップ手段、無線通信デバイスと無線通信を行うための無線通信手段、メモリデバイスと通信可能なメモリデバイス通信手段、および、無線LAN接続のセットアップを完了させるかどうかを制御する簡単セットアップ可否制御手段を有するレジストラ機器と、前記レジストラ機器と無線通信が可能な無線通信デバイスと、前記無線通信デバイスの固有ID情報を格納可能な記憶手段を有し前記レジストラ機器と接続可能なメモリデバイスと、から構成され、前記レジストラ機器の簡単セットアップ可否制御手段は、前記メモリデバイス通信手段により前記メモリデバイスから取得される該メモリデバイスに登録された前記無線通信デバイスの固有ID情報と、前記無線通信手段により探索された前記無線通信デバイスから取得される該無線通信デバイスの固有ID情報とが一致した場合に、当該無線通信デバイスに対する前記簡単セットアップ手段による無線LAN接続のセットアップを完了させることを特徴とする。
また、本発明のレジストラ機器は、無線通信デバイスの無線LAN接続のセットアップを自動で行うための簡単セットアップ手段と、無線通信デバイスと無線通信を行うための無線通信手段と、無線通信デバイスの固有ID情報を格納可能な記憶手段を有するメモリデバイスと通信可能なメモリデバイス通信手段と、無線LAN接続のセットアップを完了させるかどうかを制御する簡単セットアップ可否制御手段と、を有し、前記簡単セットアップ可否制御手段は、前記メモリデバイス通信手段により前記メモリデバイスから取得される該メモリデバイスに登録された前記無線通信デバイスの固有ID情報と、前記無線通信手段により探索された前記無線通信デバイスから取得される該無線通信デバイスの固有ID情報とが一致した場合に、当該無線通信デバイスに対する前記簡単セットアップ手段による無線LAN接続のセットアップを完了させることを特徴とする。
本発明によれば、メモリデバイスとこのメモリデバイスに登録された固有ID情報を有する無線通信デバイスの2つが通信可能領域に同時に居合わせることで初めて当該無線通信デバイスの無線LAN接続のセットアップを完了させることができるので、無線LAN接続を、簡単に接続できるという簡単セットアップの特徴を損なうことなく、セキュアに、かつ、その接続のためのセットアップ手段を設定者本人にしか知りえないように行えるという効果を奏する。
図1は、本実施形態における無線通信システムの全体構成を示すブロック図である。 図2は、同実施形態におけるレジストラ機器のハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、同実施形態におけるレジストラ機器のソフトウェアモジュール構成の一例を示す図である。 図4は、NFCデバイスのハードウェア構成を示すブロック図である。 図5は、同実施形態における無線LANの簡単セットアップを行う際のレジストラ機器の動作を説明するフローチャートである。 図6は、無線通信デバイスからの信号を読み取れなかった場合の、レジストラ機器の操作パネルの表示例を示す図である。 図7は、図5における初回登録処理について説明するフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる無線通信システムの実施の形態を、その特徴的な構成・動作に着目し詳細に説明する。
(システム構成)
はじめに、本実施形態における無線通信システムの全体構成について、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態における無線通信システムの全体構成を示すブロック図である。なお、図1に示す構成は、説明のための最小構成であって、各装置の数等は任意である。
本実施形態における無線通信システムの全体構成は、図1に例示するように、レジストラ機器10、エンローリ機器20、NFCデバイス30、および無線通信デバイス40から構成される。少なくともレジストラ機器10には、NFCデバイス30とインターフェースを取ることが可能なNFCリーダライタ装置(以下、NFC R/Wと記す)50が接続されている。また、本実施形態におけるレジストラ機器10は、無線通信デバイス40をLANに接続するためのアクセスポイントとして機能する。
図1の例では、ユーザは、エンローリ機器20としての無線通信デバイス40を無線LAN接続してレジストラ機器10が属するLANに接続しようとしている。ユーザは、後述する操作により、レジストラ機器10およびNFCデバイス30に無線通信デバイス40の固有ID情報(以下、IDと記す)を保存する。これにより、どの無線通信デバイス40を接続対象とするかを登録する。
ユーザは、レジストラ機器10で認証可能なNFCデバイス30を所持し、所定の設定期間内にレジストラ機器10と通信を行いLANに接続する無線通信デバイスを特定することで、レジストラ機器10は、NFCデバイス30により特定される接続対象の無線通信デバイス40のみに、ESSIDや、暗号キーなどの、LANに接続するために必要な情報(いわゆる、アソシエーション情報)を提供することができるようになる。すなわち、NFCデバイス30により特定される接続対象の無線通信デバイス40のみ、無線LANの簡単セットアップを実施することができ、その他の無線通信デバイス40についてはこの簡単セットアップを完了することができないものとなる(詳細な動作は後述する)。なお、セキュリティ性向上のためレジストラ機器10およびNFCデバイス30に保存される無線通信デバイスのIDは暗号化アルゴリズムを用いて暗号化して管理される。
本実施形態では、このような方法を採用することで、NFCデバイス30を所有者以外が使用して、ある無線通信デバイス40をLANに接続しようとしても、その機器がNFCデバイス30に保存されているIDにより特定される無線通信デバイス40でなければ、また、所定の設定期間内にレジストラ機器10が無線通信デバイス40からの応答信号を受信しなければ、無線LANの簡単セットアップによるLANの利用ができない。このように不正な無線LAN接続を排除できるので、無線通信システムのセキュリティを確保できる。また、無線LANの簡単セットアップの際、実際にユーザのとる行動は、(後述の初回登録時を除いて)NFCデバイス30をレジストラ機器10にかざすことのみであり、ユーザビリティを損なわない。
なお、本実施形態における無線通信デバイス40の形態は任意である。また、無線通信デバイス40およびレジストラ機器10間の通信方式も任意であるが、無線通信デバイス40の形態としては、接続のためのセットアップ手段を設定者本人にしか知りえないように行えるようにするため、小型の無線タグを搭載した機器や超小型の無線通信装置であるのが望ましい。例えば、無線タグであれば、悪意のある人にNFCデバイス30による接続設定を行っているところを見られても、どの無線タグをLANへの接続対象とするかは設定した本人しか知りえず、視覚からではどの無線タグをLANへの接続対象としているかは他人には簡単に判断できないからである。
(レジストラ機器のハードウェア構成)
次に、本実施形態におけるレジストラ機器10のハードウェア構成について、図2を用いて説明する。図2は、本実施形態におけるレジストラ機器10のハードウェア構成の一例を示す図である。図2において、レジストラ機器10は、コントローラ100、操作部120および図示しないその他のハードウェアリソースなどにより構成される。
コントローラ100は、CPU101、タイマ102、ROM103、RAM104、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)105、RAM106、HDD(Hard Disk Drive)107、シリアルバスI/F108、NIC(Network Interface Card)109、WLAN(Wireless LAN) I/F110、USB(Universal Serial Bus)デバイスI/F111、USBホスト112、メモリカードI/F113などにより構成される。
コントローラ100は、レジストラ機器10の各部の制御を行う。コントローラ100は、その中核となる各種処理を実行するマイクロプロセッサであるCPU101、計時機能を有するタイマ102、起動時にCPU101が実行する初期プログラムや各種設定データ等を記憶するROM103、CPU101がレジストラ機器10の制御を行う際にプログラムや中間処理データを一時的に記憶するためなどに使用されるRAM104、各デバイスを接続するブリッジの役割を有するASIC105、ASIC105が処理を行う際にプログラムや中間処理データを一時的に記憶するためなどに使用されるRAM106、稼働時にCPU101が実行する後述のソフトウェアモジュール群等の制御プログラムや各種データを保存するHDD107、レジストラ機器10と非図示の周辺機器をシリアル接続により接続するシリアルバスI/F108、非図示の拡張スロットなどに接続された拡張カードでありLAN接続のインターフェースであるNIC109、無線通信デバイス40と無線接続するWLAN I/F110、レジストラ機器10と非図示のUSB対応の周辺機器を接続するUSBデバイスI/F111、USBケーブルにより後述のNFC R/W50をコントローラ100と接続するUSBホスト112、および、メモリカードをコントローラ100と接続するメモリカードI/F113を備えている。
操作部120は、ユーザによる各種操作入力を受け付けたり表示をするUIとなるオペレーションパネルである。また、この操作部120は、スピーカを備え警告音等を発することも可能である。
なお、NFC対応のICカードや、RFID機器や、NFC搭載機器等のNFCデバイス30に対する情報の読み書きは、CPU101が、NFC R/W50に対してコマンドを送信することにより制御を行い、NFC R/W50がNFCデバイス30と通信を行うことにより実現される。このUSBの通信系路にはネットワークアソシエーション情報やペアリング情報及び利用者またはNFCデバイス30の認証情報や認証情報へアクセスするための鍵情報などのデータが送受信されるが、USBバスがモニターされることによる情報の漏洩が懸念されるため、USBバス上のコマンド及びデータの送受信を暗号化している。暗号化を行う前にはUSBホスト112はNFC R/W50との間で認証を行い、その結果から得られた共通鍵を生成している。この共通鍵を利用し暗号化(及び復号化)をすることによりUSBバスを安全にしている。
(ソフトウェアモジュール構成)
次に、本実施形態におけるレジストラ機器10のソフトウェアモジュール構成について、図3を用いて説明する。図3は、本実施形態におけるレジストラ機器10のソフトウェアモジュール構成の一例を示す図である。
NFCに対応したNFCフレームワーク201は、レジストラ機器10を制御するためのアプリケーション202から認証要求や機器とのペアリングまたはアソシエーション要求を受け付けると、描画処理モジュール211、グラフィックドライバ212を経由して操作部(オペレーションパネル)120へ所定の表示処理を行う。そして、NFCリソースマネージャ203を介して、USB接続されたNFC R/W50を制御するNFC R/Wデバイスドライバ204およびUSBHOSTデバイスドライバ205を通じて、NFCデバイス30からアソシエーションまたはペアリングの為の設定情報や証明書情報を取得し、取得した証明書情報を、HDD107に設けられた認証用のアドレス帳DB(図示せず)に対してこのアドレス帳DBを管理するアドレス帳DBモジュール208を利用しファイルシステム209およびHDDドライバ210を通じて問い合わせ、もしくはネットワーク接続された外部のCAサーバ(認証局)やアクセスポイント(いずれも図示せず)に対してネットワークライブラリ206を利用し無線ドライバ207を通じて問い合わせを行う。問い合わせ途中の詳細情報や問い合わせた結果、認証が成功もしくは失敗したかをアプリケーション202へ出力する。
ここで、NFCリソースマネージャ203はNFCに対応したリソース管理機能を提供する。USBHOSTデバイスドライバ205は、USB接続されたデバイスを制御対象とするのか否かを判断し、NFC R/Wデバイスドライバ204は、USB接続されたNFC R/W50を初期化したり、所定の設定を行ったりする。HDDドライバ210は、HDD107を駆動制御するデバイスドライバであり、ファイルシステム209は、HDD107に格納されるファイルを管理し、そのセキュリティや信頼性確保などの機能も有するプログラムである。また、アプリケーション202は、対象の無線通信デバイス40に対する無線LANの簡単セットアップを実施する簡単セットアップ処理部202a、および、その簡単セットアップの実施の可否を制御する簡単セットアップ可否制御部202bを含むプログラムである。
(NFCデバイスのハードウェア構成)
次に、NFCデバイス30のハードウェア構成について、図4を用いて説明する。図4は、NFCデバイス30のハードウェア構成を示すブロック図である。
NFCデバイス30は、アンテナ部300と、NFCコントローラ部301と、通信部304とを有する。NFCコントローラ部301は、制御部302と、メモリ303とを有する。通信部304は、制御部302の制御の下、アンテナ部300を介して送受信されるキャリアにより、通信可能な範囲にある他のNFC対応機器と非接触IC用無線通信規格に従って通信をする。
制御部302は、メモリ303に記憶された各種プログラムを実行することにより、NFCデバイス30全体を制御し、メモリ303に記憶されるアソシエーション情報や、無線通信デバイス40の固有ID情報などを管理する。また、メモリ303は、アソシエーション情報や、無線通信デバイス40のIDなどの各種データや、各種プログラムを記憶するが、無線通信デバイス40のIDは、特定の1つの無線通信デバイス40のIDに限るものではなく、メモリ303は、複数の無線通信デバイス40のIDを格納可能である。メモリ303に複数の無線通信デバイス40のIDを格納(登録)することにより、1つの無線通信デバイス40が破損、紛失、盗難となった場合でも、簡単に他の無線通信デバイス40を用いることができるようになる。
(レジストラ機器の動作)
次に、無線LANの簡単セットアップを行う際の本実施形態におけるレジストラ機器10の動作を、図5を用いて説明する。図5は、本実施形態における無線LANの簡単セットアップを行う際のレジストラ機器10の動作を説明するフローチャートである。
まず始めに、ユーザがレジストラ機器10を簡単セットアップモードに移行するための画面操作等所定の操作をすると、レジストラ機器10は簡単セットアップモードに移行する(ステップS101)。この時点では、レジストラ機器10は簡単セットアップモードに移行するが、簡単セットアップの処理はwait状態となる。またこのときレジストラ機器10は、NFC R/W50を介してNFCデバイス30を監視している。
次いで、ユーザがNFCデバイス30がNFC R/W50にかざすと、レジストラ機器10はNFC R/W50を介してNFCデバイス30との通信を開始し(ステップS102)、このNFCデバイス30の認証を行う(ステップS103)。どのNFCデバイス30であれば認証を得られるかはレジストラ機器10内のデータベースで管理する。ここで通信を開始したNFCデバイス30が、レジストラ機器10内のデータベースに登録された認証可能なNFCデバイス30である場合、デバイス認証が得られる。個々でデバイス認証が得られない場合は(ステップS104でNG)、本処理を終了する。
一方、デバイス認証が得られた場合は(ステップS104でOK)、レジストラ機器10のデータベースのアクセス情報等を参照し、NFCデバイス30が初回利用であるかの判定を行う(S105)。レジストラ機器10のデータベースで管理されるアクセス情報とは、少なくとも該当のNFCデバイス30が初回利用であるのか否かを判定できる情報であり、例えば、NFCデバイス30のID等の識別情報に対応付けてこのデバイスによる利用回数などがデータベースにより管理される。なお、このアクセス情報は、NFCデバイス30のメモリに保存し利用するようにしてもよい。
ここでNFCデバイス30が初回利用であることがわかると(ステップS105でNo)、無線通信デバイス40のIDの初回登録処理を行う(S106)。この初回登録の処理は後に説明する。なお、無線通信デバイス40のIDは暗号化されておりレジストラ機器10内のメモリ領域で管理されている暗号鍵を使用することで復号化できる。
一方、NFCデバイス30が初回利用でない場合(ステップS105でYes)、NFCデバイス30から登録済みの無線通信デバイス40のIDを取得する(ステップS107)。ここで取得した無線通信デバイス40のID(1つまたは複数)はレジストラ機器10のメモリ領域に保持しておく。このとき無線通信デバイス40のIDが取得できなければ(ステップS108でNo)一連の処理は終了し、無線LANの簡単セットアップは完了できない。
NFCデバイス30から無線通信デバイス40のIDが取得できると(ステップS108でYes)、次にレジストラ機器10は周辺の無線通信デバイス40に向けて信号(ビーコン)を飛ばす。これに応じてタイマ102により計時される所定の設定期間内に周辺の無線通信デバイス40から応答信号が返ってくると(ステップS109でYes)、レジストラ機器10はその信号のエンコードを行い、無線通信デバイス40のIDを取得する(S110)。このとき、レジストラ機器10の周辺に複数の無線通信デバイス40が存在する場合は、それぞれのIDが取得されうる。なお、無線通信デバイス40からの応答信号には、暗号化された無線通信デバイス40のIDが含まれているものとする。
一方、設定期間内に無線通信デバイス40からの信号を取得できなければ(ステップS109でNo)、一連の処理を終了する。この場合、例えば図6に示すような画面を操作部(オペレーションパネル)120に表示し、ユーザに無線通信デバイス40からの信号を読み取れなかったことを知らせる。
次いで、無線通信デバイス40から取得したIDとNFCデバイス30から取得したIDの比較を行い、両者が一致する場合(ステップS111でYes)、簡単セットアップのwait状態は解かれ、一致したIDの無線通信デバイス40に対する無線LANの簡単セットアップの処理を実行し完了する(S112)。一方、無線通信デバイス40から取得したIDとNFCデバイス30から取得したIDが一致しない場合は(ステップS111でNo)、ステップS109へ移行し、再度無線通信デバイス40からのIDの取得を試みる。
以上の処理において、もし、NFCデバイス30から取得したIDと、設定期間内に無線通信デバイス40から取得した全てのIDとが一致しない場合、または設定期間内に少なくとも1つ以上の無線通信デバイス40からの応答信号が返ってこない場合は、ユーザは簡単セットアップを完了できないが、この場合のユーザはNFCデバイス30の正当な所有者以外である可能性があるので、警告音や警告表示等で周辺にいる人に知らせるといった対処を行うのが望ましい。またはネットワーク経由でレジストラ機器10の管理者やデータベース等に登録されたNFCデバイス30の所有者にメール連絡するといった対処を行うのが望ましい。
また、以上の処理において、無線LANの簡単セットアップの処理の実行中に、レジストラ機器10の周辺にあるはずの無線通信デバイス40からの電波強度がある設定基準以上に変動していることがWLAN I/F110により検知された場合、簡単セットアップを中止し、さらに警告音等により警告通知をする。また、その際、警告音等により警告通知をする。これは、NFCデバイス30を紛失してしまい、悪意を持った人に無線LANの簡単セットアップに利用されようとしている場合、この悪意をもった人が無線通信デバイス40を所持して移動中であれば、それを検知したことになり、不正な無線LANのセットアップを抑制できる。
また、以上の処理において、NFCデバイス30からこのNFCデバイス30に登録された複数の無線通信デバイス40のIDが取得され、この複数のIDに一致するIDを有する複数の無線通信デバイス40が検知された場合、そのいずれの無線通信デバイス40に対しても、無線LAN接続の簡単セットアップを利用可能な状態とする(簡単セットアップの対象とする)。そして、その中の少なくとも1つの無線通信デバイス40からの信号を受信できなくなった場合、無線LAN接続の簡単セットアップを中止させる。これは、NFCデバイス30に複数の無線通信デバイス40のIDを登録し、複数の無線通信デバイス40を利用可能にするとユーザビリティは向上するが、簡単セットアップを実行しようとするときに、いずれかの無線通信デバイス40からの信号を受信できなくなる事態は、盗難等の可能性も考えられるためである。この場合も警告音や警告表示等で周辺にいる人に知らせるといった対処を行うのが望ましい。
また、以上の処理において、NFCデバイス30からこのNFCデバイス30に登録された複数の無線通信デバイス40のIDが取得され、この複数のIDに一致するIDを有する複数の無線通信デバイス40が検知された場合、無線LAN接続の簡単セットアップの対象として、最も早く応答した無線通信デバイス40を1つ選定するのが望ましい。これは、利用者が無線通信デバイス40を身につけていることを前提とした場合に、最も拒理が近いと考えられる最も応答が早い無線通信デバイス40を選定するのが好ましいからである。
なお、ここで選定される“最も早く応答した無線通信デバイス40”は、所定の設定期間内に1つまたは複数の無線通信デバイス40の応答信号を受け付けた後、応答信号の着信履歴から“最も早く応答した無線通信デバイス40”を選定する。この場合も、上記のように、その中の少なくとも1つの無線通信デバイス40からの信号を受信できなくなった場合、無線LAN接続の簡単セットアップを中止させる。または、処理の負荷を低減するため、最初に応答信号を受信した時点で該当の無線通信デバイス40を“最も早く応答した無線通信デバイス40”として選定するようにしてもよい。
(初回登録処理)
ここで、図5のフローチャートのステップS106における初回登録処理を、図7を用いて説明する。図7は、図5における初回登録処理について説明するフローチャートである。
この初回登録では、レジストラ機器10は、まず、周辺の無線通信デバイス40に信号(ビーコン)を送信しその応答を受け取る信号送受信を行う(S201)。
次いで、受信した信号をエンコードしその無線通信デバイス40のIDを表示して、ユーザに選択させるようにする(S202)。なお、複数の無線通信デバイス40から応答信号を受信すると希望の無線通信デバイス40以外を登録してしまう恐れがあるので、受信できるのは一つの無線通信デバイス40からのみという環境で行ったほうが好ましい。
次いで、ユーザが操作パネルからIDの選択後、そのID(選択ID)を暗号化し、暗号化後のID情報をNFC R/W50を介してNFCデバイス30に書込みを行う(S203)。
以上のようにして、該当の無線通信デバイス40のIDがNFCデバイス30に登録される。このように、NFCデバイス30の持ち主のみが無線LAN接続の簡単セットアップの対象とするかを設定できる。また、その設定の際送信される無線通信デバイス40のIDの情報は暗号化するので、IDの漏洩を防止することができる。また、この設定は頻繁に行われないため、セキュリティの向上のための手間とはなるが、ユーザビリティの低下にはならない。なお、本実施形態において、無線LAN接続の簡単セットアップにおける“アソシエーション情報の交換”は、従来のNFCデバイスを用いたOut Of Band方式で行うことができるが、これに限るものではない。
(他の実施形態)
以上では、簡単セットアップの際、NFCデバイス30を利用してその完了の可否を制御しているが、NFCデバイス30に代えてUSBフラッシュメモリー(USBストレージドライブ)等のメモリデバイスを利用しても同等の効果を得ることができる。この場合は、NFC R/W50を必要とせず、メモリデバイスをレジストラ機器10に直結し、近距離無線通信に代えて、USB等によるレジストラ機器10のコントローラ100とメモリデバイス間の通信をすることで、図5および図7に示した無線通信デバイス40のID情報の登録やその取得等の処理を実施することができる。
(他の実施例)
セキュリティの向上のために、NFCデバイス30だけではなく、周囲に信号(ビーコン)を定期的に飛ばすことで“登録された無線通信デバイス”を常に監視するといった対応も可能である。ここでの“登録された無線通信デバイス”は、例えば小型でウェアラブルなものに組み込まれていることが理想である。ウェアラブルなものであれば、例えば、ユーザが簡単セットアップを完了させる前にNFCデバイス30をレジストラ機器10の上に置き忘れてその場を去ってしまった場合に、悪意のある人がNFCデバイス30を盗んだとしても、“登録された無線通信デバイス”がレジストラ機器10からの信号を受信できない距離まで離れていれば盗んだNFCデバイス30を用いての簡単セットアップは実行できない。登録されていない他の無線通信デバイス40も本実施形態における簡単セットアップではネットワークに繋ぐこともできない。また小型なものであれば簡単セットアップをしようとしているところを他人に見られても、視覚からではどの無線通信デバイス40を対象に簡単セットアップを行ったのかは判断できない。
NFCデバイス30に格納されている無線通信デバイス40のIDを自由に変更することができるのは好ましくないので、図5を用いて前述した簡単セットアップを完了することができる条件と同様に無線通信デバイス40のIDが一致するときのみに書換え可能モードにする。このときのシーケンスは初回登録時と同じである。無線通信デバイス40の破損・紛失時に備えて、IDは複数登録することも可能であり、これまで使用していたIDを削除したい場合は新規にIDを登録した後にこれまで使用していたIDを削除すればよい。
このように、一度NFCデバイス30と無線通信デバイス40の登録を行っておけば、ユーザは身につけたNFCデバイス30をレジストラ機器10のNFC R/W50にかざすという極簡易でかつ直感的な操作で無線通信デバイス40を無線LAN接続できる。また、レジストラ機器10からの信号が無線通信デバイス40にとどかないか、無線通信デバイス40からの応答信号がレジストラ機器10に届かなければNFCデバイス30を第三者が手に入れてもレジストラ機器10の無線LAN接続ができないという、セキュアな運用が可能である。
なお、もし、NFCデバイス30の盗難、紛失、破損等で無線LANの簡単セットアップができなくなった場合は、新たにNFCデバイス30を用意し、このNFCデバイス30を使用できるように管理者にレジストラ機器10のデータベースを書き換えてもらうことで、該当の無線通信デバイス40に対する簡単セットアップが可能となる。また、無線通信デバイス40の盗難、紛失、破損等で無線LANの簡単セットアップが使用できなくなった場合にも管理者にデータベースを書き換えてもらい、該当のNFCデバイス30を初回利用の状態にすることで、新たな無線通信デバイス40の再登録(初回登録)が可能となる。
以上、説明したように、本実施形態の無線通信システムによれば、ユーザは無線通信デバイスの無線LAN接続を、従来の簡単セットアップと同等の行為で実施することが可能である。例えば、無線LAN接続のために用いる上述のメモリデバイス(NFCデバイス/USBストレージドライブ等)の紛失・盗難にあったときに、持ち主がその事態に気づかなくともそのメモリデバイスを用いての利用を抑制でき、なりすましによる漏洩・改ざん等を防止することができる。また、従来の方法とは異なり、無線LAN接続の操作を第三者に見られても、無線LAN接続時での素振りからはどうすれば無線LAN接続設定できるのか判断できないようにすることができる。
以上、発明を実施するための実施の形態について説明を行ったが、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨を損なわない範囲で変更することが可能である。
例えば、上記実施形態のコントローラ100のCPU101で実行される各種プログラムは、ROM103およびHDD107に予め組み込まれるものとして説明したが、これらのプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルとしてCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。また、コントローラ100のCPU101で実行される各種プログラムは、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
10 レジストラ機器
20 エンローリ機器
30 NFCデバイス
40 無線通信デバイス
50 NFC R/W
100 コントローラ
101 CPU
102 タイマ
103 ROM
104 RAM
105 ASIC
106 RAM
107 HDD
108 シリアルバス I/F
109 NIC
110 WLAN I/F
111 USBデバイスI/F
112 USBホスト
113 メモリカードI/F
120 操作部(オペレーションパネル)
300 アンテナ部
301 NFCコントローラ部
302 制御部
303 メモリ
304 通信部
特開2009−278396号公報

Claims (10)

  1. 無線通信デバイスの無線LAN接続のセットアップを自動で行うための簡単セットアップ手段、
    無線通信デバイスと無線通信を行うための無線通信手段、
    メモリデバイスと通信可能なメモリデバイス通信手段、および、
    無線LAN接続のセットアップを完了させるかどうかを制御する簡単セットアップ可否制御手段
    を有するレジストラ機器と、
    前記レジストラ機器と無線通信が可能な無線通信デバイスと、
    前記無線通信デバイスの固有ID情報を格納可能な記憶手段を有し前記レジストラ機器と接続可能なメモリデバイスと、から構成され、
    前記レジストラ機器の簡単セットアップ可否制御手段は、前記メモリデバイス通信手段により前記メモリデバイスから取得される該メモリデバイスに登録された前記無線通信デバイスの固有ID情報と、前記無線通信手段により探索された前記無線通信デバイスから取得される該無線通信デバイスの固有ID情報とが一致した場合に、当該無線通信デバイスに対する前記簡単セットアップ手段による無線LAN接続のセットアップを完了させる
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記レジストラ機器は、計時機能を有するタイマをさらに備え、
    前記簡単セットアップ可否制御手段は、前記無線通信デバイスからの応答が、前記タイマにより計時される所定の設定期間内にない場合、前記簡単セットアップ手段による前記無線LAN接続のセットアップを不可とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記簡単セットアップ可否制御手段は、前記無線通信手段による、前記メモリデバイスに登録された前記無線通信デバイスの固有ID情報と一致する固有ID情報を有する無線通信デバイスの探索が、前記タイマにより計時される所定の設定期間内に完了できない場合、警告通知をすることを特徴とする請求項2に記載の無線通信システム。
  4. 前記簡単セットアップ可否制御手段は、前記簡単セットアップ手段によるセットアップの実行中に、該当の無線通信デバイスからの電波強度が所定の設定基準以上に変動していることが検知された場合、前記簡単セットアップ手段による無線LANのセットアップを中止させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  5. 前記簡単セットアップ可否制御手段は、前記簡単セットアップ手段によるセットアップの実行中に、該当の無線通信デバイスからの電波強度がある設定基準以上に変動していることが検知された場合、警告通知をすることを特徴とする請求項4に記載の無線通信システム。
  6. 前記メモリデバイスは、複数の無線通信デバイスの固有ID情報を登録可能であり、前記簡単セットアップ可否制御手段は、前記メモリデバイスから取得された複数の無線通信デバイスの固有ID情報の内、前記レジストラ機器が通信可能な無線通信デバイスから取得した固有ID情報と一致するものが少なくとも一つ以上あったとき、該当する無線通信デバイスのいずれについても前記簡単セットアップ手段による無線LAN接続のセットアップを利用可能な状態とさせることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  7. 前記メモリデバイスから取得された複数の無線通信デバイスの固有ID情報の内、前記レジストラ機器の無線通信手段が通信可能な無線通信デバイスから取得した固有ID情報と一致するものが少なくとも一つ以上あったとき、前記無線通信手段は、該当の複数の無線通信デバイスを監視するが、少なくとも1つの無線通信デバイスからの信号を受信できなくなった場合、前記簡単セットアップ可否制御手段は、前記簡単セットアップ手段による無線LANのセットアップを中止させることを特徴とする請求項6に記載の無線通信システム。
  8. 前記メモリデバイスから取得された複数の無線通信デバイスの固有ID情報の内、前記レジストラ機器の無線通信手段が通信可能な無線通信デバイスから取得した固有ID情報と一致するものが少なくとも一つ以上あったとき、前記簡単セットアップ可否制御手段は、無線LANの簡単セットアップの対象として、最も早く応答した無線通信デバイスを1つ選定することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の無線通信システム。
  9. 前記メモリデバイスは、前記無線通信デバイスの固有ID情報を格納するための記憶手段を有しかつ近距離無線通信可能なNFC(Near Field Communication)デバイスであり、前記メモリデバイス通信手段は、前記NFCデバイスと近距離無線通信を行うための通信手段であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  10. 無線通信デバイスの無線LAN接続のセットアップを自動で行うための簡単セットアップ手段と、
    無線通信デバイスと無線通信を行うための無線通信手段と、
    無線通信デバイスの固有ID情報を格納可能な記憶手段を有するメモリデバイスと通信可能なメモリデバイス通信手段と、
    無線LAN接続のセットアップを完了させるかどうかを制御する簡単セットアップ可否制御手段と、を有し、
    前記簡単セットアップ可否制御手段は、前記メモリデバイス通信手段により前記メモリデバイスから取得される該メモリデバイスに登録された前記無線通信デバイスの固有ID情報と、前記無線通信手段により探索された前記無線通信デバイスから取得される該無線通信デバイスの固有ID情報とが一致した場合に、当該無線通信デバイスに対する前記簡単セットアップ手段による無線LAN接続のセットアップを完了させる
    ことを特徴とするレジストラ機器。
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