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JP2012100738A - 放射線断層撮影装置 - Google Patents

放射線断層撮影装置 Download PDF

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JP2012100738A JP2010249516A JP2010249516A JP2012100738A JP 2012100738 A JP2012100738 A JP 2012100738A JP 2010249516 A JP2010249516 A JP 2010249516A JP 2010249516 A JP2010249516 A JP 2010249516A JP 2012100738 A JP2012100738 A JP 2012100738A
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Daisuke Notohara
大介 能登原
Kazuyoshi Nishino
和義 西野
Kazuhiro Mori
一博 森
Tatsuya Araki
立哉 荒木
Noboru Yamashita
登 山下
Tomoharu Okuno
智晴 奥野
Koshi Okumura
皓史 奥村
Masahiro Kono
昌弘 河野
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Abstract

【課題】踏み台を必要とせず術者の負担が軽減されるとともにより安全な放射線断層撮影装置を提供する。
【解決手段】本発明によれば、立位の被検体を撮影する放射線断層撮影装置であって、FPD4が検出面4aと直交する法線が上向きに向くように傾斜されている。このように構成すれば、被検体に対してX線管3を従来ほど下側に移動させないで一連の撮影を完了することができる。従って、一連の撮影の際にX線管3が被検体の撮影範囲よりも下側に移動する必要がなくなるので、被検体をX線管3に対して上側に配置する必要がなく安全性の高い放射線断層撮影装置が提供できる。
【選択図】図1

Description

本発明の構成は、放射線源と検出器(FPD)を備えた放射線断層撮影装置に関し、特に、立位の被検体を撮影することができる放射線断層撮影装置に関する。
医療機関には、被検体の断層画像を取得する放射線断層撮影装置51が配備されている(特許文献1参照)。この様な放射線断層撮影装置51には、放射線を照射する放射線源53をFPD54に対して移動させながら一連の透視画像を連写し、一連の透視画像を重ね合わせることで断層画像を取得する構成となっているものがある(図10参照)。この様な放射線断層撮影装置51においては、一連の透視画像の撮影中、放射線源53を体軸方向に移動する。FPD54は放射線を検出する検出面が鉛直方向に沿うように配置されている。
放射線断層撮影装置51が上述のような断層画像を撮影する際の動作について説明する。まず、放射線源53は、図10の矢印が示すように鉛直方向に移動しながら間歇的に放射線を照射する。つまり一度の照射が終了する毎に放射線源53は被検体の体軸方向に移動し、再び放射線の照射を行う。こうして74枚の透視画像が取得され、これらがフィルタバックプロジェクション法により断層画像に再構成される。完成した断層画像は、被検体をある裁断面で裁断したときの断層像が写りこんだ画像となっている。
なお、この放射線断層撮影装置51は、立位の被検体撮影用となっており、放射線源53が鉛直方向に移動するような構成となっている。この様な装置によれば、立位の被検体を撮影することにより体重がかかった状態のヒザ関節の撮影できるので、被検体の異常が判然とした断層画像が取得できる。
特開2002−263093号公報
しかしながら、従来の構成によれば次のような問題点がある。
すなわち、従来の構成によれば、被検体を踏み台の上に起立させた状態で撮影を行わなければならず、撮影作業が煩雑となる。
断層画像を取得するには、FPD54が放射線源53に対し上方および下方に移動した状態で撮影を行わなければならない。断層画像は、様々な方向から放射線を照射しながら複数の透視画像を取得して被検体の立体形状を把握することにより得られるものだからである。
立位撮影用の放射線断層撮影装置は、被検体のヒザを撮影する場合が多い。被検体のヒザを撮影しようとすると、FPD54の鉛直方向の位置は、図10に示すように被検体のヒザの高さとなる。FPD54がこの様な位置にあったとして、断層画像を取得しようとするときに放射線源53がどのように移動する必要があるかを考える。すると、図10の破線が示す様に、放射線源53は、FPD54の鉛直方向よりも下側に移動する必要があることがわかる。ということは、放射線源53を被検体のヒザの高さよりも下側まで移動させなければ断層画像が取得できないことになる。
放射線源53は、重荷物であり、これを支持・移動させようとすると、相当に強固な支持部材・駆動機構が必要となる。このような機械的制約から、放射線源53が検査室の床面に近づける距離は40cmまでで、放射線源53をこれ以上検査室の床面に近づけることができない。
放射線源53の下方の移動が制限されている以上、放射線源53を被検体のヒザの高さよりも下方に移動できるようにしようとすれば、被検体をより上方に置くほかない。したがって、断層撮影をするときには、被検体を検査室の床面から上方に配置する目的で、被検体を載置する踏み台56が必要となる。
被検体はヒザが自由に動かせるとは限らない。したがって術者は、断層撮影をする際に、ヒザが不自由な被検体を踏み台56に載置しなければならなくなり、被検体・術者の負担が増大する。
本発明はこの様な事情に鑑みてなされたものであって、その目的は踏み台を必要とせず術者の負担が軽減されるとともにより安全な放射線断層撮影装置を提供することにある。
本発明は上述の課題を解決するために次のような構成をとる。
すなわち、本発明に係る放射線断層撮影装置は、立位の被検体を撮影する放射線断層撮影装置であって、放射線を照射する放射線源と、照射された放射線を検出面で検出して検出信号を出力する検出手段と、放射線源を検出手段に対して上側から下側まで移動させる放射線源移動手段と、放射線源移動手段を制御する放射線源移動制御手段と、放射線源移動制御手段が被検体に対して放射線源を移動させることにより被検体に対する放射線の入射方向が変更されながら一連の撮影を行って、一連の透視画像を検出信号から生成する画像生成手段と、一連の透視画像を再構成することにより裁断面における被検体の断層像が写り込んだ断層画像を生成する断層画像生成手段とを備え、検出手段は、検出面と直交して放射線源側に伸びる法線が上向きに向くように傾斜されていることを特徴とするものである。
[作用・効果]本発明によれば、立位の被検体を撮影する放射線断層撮影装置であって、放射線源を検出手段に対して上側から下側まで移動させることにより放射線の入射方向を変更させながら一連の撮影を行って、これを再構成することにより断層画像を生成する構成となっている。そして、本発明の最も特徴的な構成は、検出手段が検出面と直交して放射線源側に伸びる法線が上向きに向くように傾斜されていることにある。このように、検出手段が被検体及び放射線源を仰ぎ見るように構成すれば、被検体に対して放射線源を従来ほど下側に移動させないで一連の撮影を完了することができる。従って、一連の撮影の際に放射線源が被検体の撮影範囲よりも下側に移動する必要がなくなるので、被検体を放射線源に対して上側に配置する必要がない。したがって、本発明によれば、被検体を載置する踏み台を必要とせず安全性の高い放射線断層撮影装置が提供できる。
また、上述の放射線断層撮影装置において、放射線源を傾斜させていくと放射線源から照射される放射線ビームの進行方向が鉛直方向に変化するように放射線源を傾斜させる放射線源傾斜手段と、放射線源傾斜手段を制御する放射線源傾斜制御手段とを備え、放射線源傾斜制御手段は、一連の撮影中に放射線源の移動に伴い放射線源から照射される放射線ビームの進行方向が検出手段に向くように放射線源を傾斜させればより望ましい。
[作用・効果]上述の構成は本発明の放射線断層撮影装置のより具体的な構成を示すものとなっている。一連の撮影中に放射線源の移動に伴い放射線源から照射される放射線ビームの進行方向が検出手段に向くように放射線源を傾斜させるようにすれば、確実に放射線の照射方向を変えながら一連の撮影が行えるようになる。
また、上述の放射線断層撮影装置において、放射線源移動制御手段は、一連の撮影中に(A)放射線源が最も上側にあるときに放射線源から照射される放射線ビームの進行方向と検出手段の法線とのなす角と、(B)放射線源が最も下側にあるときに放射線源から照射される放射線ビームの進行方向と検出手段の法線とのなす角とが同じ角度になるように放射線源を移動させればより望ましい。
[作用・効果]上述の構成は本発明の放射線断層撮影装置のより具体的な構成を示すものとなっている。放射線源の移動の様式を上述のようにすることで、放射線源が検出面の法線で折り返したときに対称となっている直線上を移動しながら一連の撮影が行われることになり、検出面に平行な平面を裁断面とした断層像が確実に取得できる。
また、上述の放射線断層撮影装置において、放射線源移動制御手段は、検出手段の検出面と平行の直線のうち、鉛直方向とのなす角が最小となっている直線に沿って放射線源を移動させればより望ましい。
[作用・効果]上述の構成は本発明の放射線断層撮影装置のより具体的な構成を示すものとなっている。上述の構成とすることで、検出手段の検出面と放射線源の移動方向が平行なものとなる。この様に構成すれば、検出面に平行な平面に属する被検体の像は同じ速度と方向で移動しながら一連の透視画像に写り込むことになり、確実に断層像を取得することができる。
また、上述の放射線断層撮影装置において、放射線源移動制御手段は、鉛直方向に放射線源を移動させればより望ましい。
[作用・効果]上述の構成は本発明の放射線断層撮影装置のより具体的な構成を示すものとなっている。放射線源を鉛直方向に移動させるようにすれば、重荷物である放射線源を精度よく移動させることができるので、より正確で視認性に優れた断層像を撮影できる放射線断層撮影装置が提供できる。
また、上述の放射線断層撮影装置において、放射線源移動制御手段は、一連の撮影中に放射線源が最も下側にあるときの鉛直方向の高さが検出手段と同じになるように放射線源を移動させればより望ましい。
[作用・効果]上述の構成は本発明の放射線断層撮影装置のより具体的な構成を示すものとなっている。一連の撮影中に放射線源が最も下側にあるときの鉛直方向の高さが検出手段と同じになるようにすれば、放射線源は確実に被検体の撮影範囲よりも下側に移動する必要がない。
また、上述の放射線断層撮影装置において、断層画像生成手段は、検出手段の検出面と平行な裁断面で被検体を裁断したときの被検体の像が写り込んでいる断層画像を生成すればより望ましい。
[作用・効果]上述の構成は本発明の放射線断層撮影装置のより具体的な構成を示すものとなっている。この様に構成すれば、従来の断層画像の生成方法をそのまま用いるだけで確実に断層画像を生成することができる。
また、上述の放射線断層撮影装置において、断層画像生成手段が生成した裁断面が平行となっている複数枚の断層画像から、これらの裁断面と平行となっていない裁断面における断層画像を合成する断層画像合成手段を備えればより望ましい。
[作用・効果]上述の構成は本発明の放射線断層撮影装置のより具体的な構成を示すものとなっている。従来の断層画像の生成方法で断層画像を生成すれば、鉛直方向と平行となっていない平面で被検体を裁断したときの断層画像が得られることになる。この様に構成すると、鉛直方向と平行な断層画像が取得できないことになる。そこで上述の構成によれば、断層画像生成手段が生成した断層画像を再構成して裁断面が異なる新たな断層画像を生成するようにしている。これにより、検査の目的に適した断層画像が生成できる。
本発明によれば、立位の被検体を撮影する放射線断層撮影装置であって、検出手段が検出面と直交する法線が上向きに向くように傾斜されている。このように構成すれば、被検体に対して放射線源を従来ほど下側に移動させないで一連の撮影を完了することができる。従って、一連の撮影の際に放射線源が被検体の撮影範囲よりも下側に移動する必要がなくなるので、被検体を放射線源に対して上側に配置する必要がなく安全性の高い放射線断層撮影装置が提供できる。
実施例1に係る放射線撮影装置の構成を説明する機能ブロック図である。 実施例1に係るX線管および支持体の傾斜を説明する模式図である。 実施例1に係る断層画像の撮影原理を説明する模式図である。 実施例1に係る放射線断層撮影装置の動作を説明するフローチャートである。 実施例1に係る放射線断層撮影装置の動作を説明する模式図である。 実施例1に係る放射線断層撮影装置の動作を説明する模式図である。 実施例1に係る放射線断層撮影装置の動作を説明する模式図である。 実施例2に係る放射線断層撮影装置の動作を説明する模式図である。 実施例2に係る放射線断層撮影装置の動作を説明する模式図である。 従来構成の放射線撮影装置の構成を説明する模式図である。
以降、本発明の実施例を説明する。実施例におけるX線は、本発明の放射線に相当する。また、FPDは、フラット・パネル・ディテクタの略である。
<放射線断層撮影装置の全体構成>
まず、実施例1に係る断層撮影装置1の構成について説明する。断層撮影装置1は、立位の被検体Mの撮影を行うように構成されており、図1に示すように、床面から鉛直方向に伸びた支柱2と、X線を照射するX線管3と、支柱2に支持されているFPD4と、床面から伸びるとともにX線管3を支持する支持体5とを有している。X線管3は、本発明の放射線源に相当し、FPD4は、本発明の検出手段に相当する。
FPD4は、X線を入射させてX線を検出する検出面4aを有している。立位の被検体Mを撮影しようとすれば、平面となっている検出面4aが鉛直方向に沿うようにFPD4を縦置きにするのが一般的である。しかし、本実施例1の構成によれば、この一般的な構成を採用せず、FPD4は、検出面4aが鉛直方向に沿わないで傾斜するように構成されている。この理由については後述とする。
X線管3の移動について説明する。X線管3の移動は支持体5に設けられたX線管移動機構7により行われる。X線管移動制御部8は、X線管移動機構7を制御するものである。X線管3は、X線管移動機構7により、支持体5の伸びる方向に進退自在に移動することができる。立位の被検体Mを撮影しようとすれば、棒状となっている支持体5を鉛直方向に沿うようにするのが一般的である。しかし、本実施例1の構成によれば、この一般的な構成を採用せず、支持体5が鉛直方向に沿わないで傾斜するように構成されている。この理由については後述とする。X線管移動機構7は、本発明の放射線源移動手段に相当し、X線管移動制御部8は、本発明の放射線源移動制御手段に相当する。
FPD4および支持体5の傾斜について説明する。FPD4と支持体5との傾斜は図2に示すように、同一のものとなっている。すなわちFPD4は、矩形となっている検出面4aの中心を通過するとともに検出面4aに直交し、X線管3に向かって伸びる法線Nが、検査室の床面から遠ざかる上側に向くように傾斜されている。したがって、FPD4からすれば、被検体Mを見上げるように配置されていることになる(図1参照)。このときの傾斜角は具体的には、FPD4を鉛直方向に沿うようにして配置した状態で、検出面4aに属する鉛直方向に伸びていた直線が傾斜により鉛直方向からどの程度ずれたかを示す角度である。この傾斜角は、具体的には20度となっており、この20度の開きの角度を図2においてηで表すことにする。
支持体5は直線状の部材であり、検出面4aと平行となるように鉛直方向からη(20度)だけの傾斜が持たされている。従って、FPD4と支持体5との間に起立する被検体Mから見れば、支持体5は、被検体Mに向かうように傾いた状態で床面から伸びるように配置されている。支持体の傾斜角は具体的には、直線に沿って伸びた支持体5の長手方向が鉛直方向からどの程度ずれているかを示す角度である。支持体5は、FPD4の検出面4aと平行の直線のうち、鉛直方向とのなす角が最小のηとなっている直線に沿って伸びている。
X線管3の移動について説明する。X線管3は、X線管移動制御部8の制御により、支持体5に沿って移動する。具体的には、X線管3は、図2における実線の位置から、破線の位置を経て一点鎖線の位置まで移動する。このときX線管3の傾斜は、X線管傾斜制御部10の制御によりX線管傾斜機構9が変更する。すなわち、X線管3から照射されるX線ビームの中心軸が検出面4aと法線Nとの交点a(検出面4aの中心点)に常に向くようにX線管3が傾斜される。また、X線管3は、図2の破線で示すように、X線ビームの中心軸が法線Nと一致する破線の位置を通過する構成となっている。X線管傾斜制御部10は、X線管3が図2の破線の位置にあるときを基準として、±20度傾斜させることができる。これに伴ってX線ビームの中心軸も法線Nを基準に±20度傾斜することになる。X線管傾斜機構9は、本発明の放射線源傾斜手段に相当し、X線管傾斜制御部10は、本発明の放射線源傾斜制御手段に相当する。
つまり、一連の撮影中にX線管3が最も上側にあるときにX線管3から照射されるX線ビームの進行方向とFPD4の法線とのなす角と、X線管3が最も下側にあるときにX線管3から照射されるX線ビームの進行方向とFPD4の法線とのなす角とが同じηになるようにX線管3が移動されることになる。
この様にFPD4の傾斜角度とX線管3の傾斜角度とを20度にして一致させると、X線管3が鉛直方向の最下方である一点鎖線の位置にあるとき、X線管3から放射されるX線ビームの中心軸Hが鉛直方向と直交する水平方向となる。すると、X線管3が移動の終了位置である一点鎖線の位置にあるときの鉛直方向の位置は、FPD4の鉛直方向の位置と同じとなる。
X線管3は、移動と同時に傾斜しながら図2における実線の位置から一点鎖線の位置まで移動する。その間に複数回に亘ってパルス状のX線をFPD4に向けて照射する。その度にFPD4は、X線を検出し被検体Mの透視像が写り込んだ透視画像が生成される。こうして得られた透視画像を基に被検体Mをある裁断位置で裁断したときの断層画像を生成することができる。
断層画像を生成する原理について説明する。図3は、一連の撮影の間に被検体Mに対してX線管3が移動していく様子を表している。X線管3が鉛直方向の上側から下側に(床面から最も遠い位置から最も近い位置に)向けて移動する際に、複数枚のX線透視画像が撮影される。このとき、被検体内部に点状の像p,q,rがあるとする。像pおよび像qは、ともにFPD4の検出面に平行なある平面Tに属している。そして、像rは、この平面Tに属しておらず、像p,qよりもX線管3側に存在している。
取得された一連の透視画像に像p,q,rがどのように写り込んでいるかについて考える。一連の透視画像は、被検体Mに対するX線管3の位置が変化しながら撮影されたものである。ということは、透視画像において像p,q,rが写り込む位置は、撮影の度に変わっていくことになる。つまり、透視画像を取得された順に一枚ずつ送りながら見ていくとすると、像p,q,rは、透視画像の撮影範囲の中を移動していくことになる。この像の移動の速さは、像とX線管3との距離によって決まる。すなわち、X線管3との距離が近い像であるほど、透視画像中の移動の速さは速いものとなる。したがって、X線管3からの距離が同じな像p,qは、同じ速度で透視画像の中を移動していくことになる。
一連の透視画像を用いて像p,qが属する平面Tにおける被検体Mの断層画像を取得したい場合は、一連の透視画像中を所定の速さで移動する像ばかりを重ね合わせて像を結ぶようにすればよい。このとき、移動の速さが像p,qとは異なる像rは、断層画像上で像を結ばない。平面Tに属する被検体Mの像がどのくらいの速さで移動するかは、幾何学計算により予め知ることができる。したがって、平面Tのみならず、これと平行な平面についても、同様に断層画像が生成可能である。
画像生成部11は、FPD4から送出される検出信号を基に、被検体Mの像が写り込んだX線透視画像Pを生成する目的で設けられている。断層画像生成部12は、上述の原理に基づいて一連のX線透視画像Pより複数枚の断層画像Dを生成する目的で設けられている。断層画像Dは、FPD4の検出面4aに平行な平面で裁断したときの被検体Mの断層像が写り込んでいる。そして、合成断層画像生成部13は、複数枚の断層画像Dから、これらの断層画像Dを横切る平面で被検体Mを裁断したときの断層像が写り込んだ合成断層画像Eを生成する目的で設けられている。画像生成部11は、本発明の画像生成手段に相当する。また、断層画像生成部12は、本発明の断層画像生成手段に相当し、合成断層画像生成部13は、本発明の断層画像合成手段に相当する。
そして、さらに実施例1に係る断層撮影装置1は、各制御部6,8,10を統括的に制御する主制御部41と、断層画像を表示する表示部27とを備えている。この主制御部41は、CPUによって構成され、各種のプログラムを実行することにより各制御部6,8,10および後述の各部11,12,13を実現している。記憶部23は、X線管制御に関するパラメータなどの、断層撮影装置1が動作の際に参照する各パラメータの一切を記憶するものである。操作卓26は、術者の指示を断層撮影装置1に入力させるものである。
<断層撮影装置の動作>
次に、断層撮影装置1の動作について説明する。実施例1に係る断層撮影装置1を用いて被検体Mの撮影を行うには、図4に示すように、まず被検体Mを装置に配置させ(被検体載置ステップS1),一連のX線透視画像Pの撮影が開始される(撮影開始ステップS2)。そして、一連のX線透視画像Pを基に複数枚の断層画像Dが生成され(断層画像生成ステップS3),複数枚の断層画像Dより合成断層画像Eが生成される(合成断層画像生成ステップS4)。以降、これらの各ステップについて順を追って説明する。
<被検体載置ステップS1,撮影開始ステップS2>
撮影に先立って、被検体MがX線管3とFPD4とに挟まれる位置に起立される。これにより、断層撮影装置1に被検体Mが載置されたことになる。そして、術者は操作卓26を通じて撮影開始の指示を断層撮影装置1に与えると、X線管3は、X線管移動制御部8の制御に従って支持体5の伸びる方向に移動する。なお、このときFPD4は、被検体Mに対して移動しない。
X線管3が支持体5の上端側(床面から最も遠い側)から下端側(床面に最も遠い側)に移動するまでに、被検体MのX線撮影が複数回に亘って行われる。X線管3は、撮影の度にX線を照射する。このとき、X線管3の移動に合わせてX線管3の傾斜も変更されるので、X線管3から出力されるX線ビームは、撮影の度にFPD4に向けて照射されることになる。また、X線管3とFPD4との間には、被検体Mが位置しているので、FPD4には、被検体Mの像が写り込んだX線ビームが入射する。
画像生成部11は、このFPD4に写り込む被検体Mの像を画像化して、X線透視画像Pを生成する。撮影はX線管3を移動しながら複数回に亘って行われるので、X線透視画像Pも複数回に亘って取得される。しかも、撮影が行われる度にX線管3の照射位置が異なるので、取得されるX線透視画像Pには、投影方向の異なる被検体Mの像が写り込んでいる。X線管3は、FPD4と同じ高さまで移動されて最後のX線透視画像Pの撮影を行う(図2参照)。
<断層画像生成ステップS3>
撮影された一連のX線透視画像Pは、断層画像生成部12に出力される。断層画像生成部12では、図5に示すようにFPD4の検出面4aと互いに平行な各裁断面mで被検体Mを切断したときの被検体Mの断層像が写り込んだ断層画像Dをそれぞれの裁断面mについて生成する。
断層画像生成部12が生成する断層画像Dの裁断面mが検出面4aと平行となっている理由は、図3で説明したように、検出面4aと平行な平面における被検体Mの像は、一連のX線透視画像Pにおいて、同じ移動の挙動で写り込んでいることによる。断層画像Dの取得は、図3における像p,qのように同じ移動の挙動で写り込んでいる像を一連のX線透視画像Pから抽出することで行われるのであるから、断層画像生成部12が生成する断層画像Dは、検出面4aに平行な面についてのものとなる。
つまり、X線管3が検出面4aの中心を通り検出面4aに直交する法線で折り返したときに対称となっている直線上を移動しながら撮影が行われるようになっているので、一連のX線透視画像Pの撮影中、X線管3とFPD4との距離は極力変化しないような構成となっている。すると、検出面4aに平行な平面に属する被検体Mの像は同じ速度と方向で移動しながら一連のX線透視画像Pに写り込むことになる。この平面とX線管3との距離は、X線管3の移動に関わらずほとんど変化しないからである。したがって、一連のX線透視画像Pを用いて断層画像を生成しようとすると、断層画像は、検出面4aに平行な平面におけるものとなるのである。断層画像生成部12は、既存のフィルタバックプロジェクション法により断層画像Dを生成する。
<合成断層画像生成ステップS4>
生成された複数枚の断層画像Dは、合成断層画像生成部13に出力される。合成断層画像生成部13では、図6に示すように、複数の断層画像Dの裁断面mを横切り裁断面mと平行となっていない裁断面nで被検体Mを切断したときの断層画像である合成断層画像Eを生成する。この合成断層画像Eは、各裁断面mに写り込む被検体Mの像から裁断面n上に位置する被検体Mの像を抽出して、これを平面上にマッピングすることで生成される。生成される合成断層画像Eは、例えば、鉛直方向に伸びるとともにX線管3が最も床面に近い位置にあるとき照射されるX線ビームの進行方向と直交する平面における断層画像となっている。
合成断層画像生成部13が合成断層画像Eを生成する際に、各裁断面mの間隔が広すぎると、各裁断面m上の画素を抽出するだけでは画像を画素で埋め尽くすことができない場合がある。つまり、図7に示すように、合成断層画像Eを生成しようとして順番に並んでいる5つの裁断面mにおける画像P1〜P5に由来する画素を平面上に配置しても、各裁断面mの間隔が広すぎて各画素の間に間隙r1〜r4が生じてしまう場合があるのである。合成断層画像生成部13は、このような間隙r1〜r4を補間により補填する。すなわち、間隙r1の補填をする場合は、この間隙r1を挟み込むX線透視画像P1,P2の画像が配置された部分の画素値が用いられる。同様に、間隙r2〜r4においても、これを挟み込む領域を用いて画素値の補填が行われる。このようにして生成された合成断層画像Eが表示部27に表示されて断層撮影装置の動作は終了となる。
以上のように、実施例1の構成によれば、立位の被検体Mを撮影する放射線断層撮影装置であって、X線管3をFPD4に対して上側から下側まで移動させることによりX線の入射方向を変更させながら一連の撮影を行って、これを再構成することにより合成断層画像Eを生成する構成となっている。そして、実施例1の最も特徴的な構成は、FPD4が検出面4aと直交してX線管3側に伸びる法線が上向きに向くように傾斜されていることにある。このように、FPD4が被検体及びX線管3を仰ぎ見るように構成すれば、被検体Mに対してX線管3を従来ほど下側に移動させないで一連の撮影を完了することができる。従って、一連の撮影の際にX線管3が被検体Mの撮影範囲よりも下側に移動する必要がなくなるので、被検体MをX線管3に対して上側に配置する必要がない。したがって、実施例1の構成によれば、被検体Mを載置する踏み台を必要とせず安全性の高い放射線断層撮影装置が提供できる。
また、一連の撮影中にX線管3が最も下側にあるときの鉛直方向の高さがFPD4と同じになるようにすれば、X線管3は確実に被検体Mの撮影範囲よりも下側に移動する必要がない。
断層画像生成部12で生成された断層画像Dは、鉛直方向と平行となっていない平面で被検体Mを裁断したときの断層画像となっている。すると、鉛直方向と平行な断層画像が取得できないことになる。そこで上述の構成によれば、断層画像生成部12が生成した断層画像を再構成して裁断面が異なる新たな合成断層画像Eを生成するようにしている。これにより、検査の目的に適した断層画像が生成できる。
次に、実施例2に係る断層撮影装置42について説明する。装置構成としては、実施例1における断層撮影装置1と同様なので、実施例2に係る断層撮影装置42の各部の説明は省略する。実施例1の構成と異なる点は、図8に示すように、X線管3を支持する支持体5が鉛直方向に伸びていることにある。従って、X線管3は、X線管移動制御部8の制御により(図1参照),鉛直方向に移動することになる。
その他、一連のX線透視画像Pの撮影中、X線管3の傾斜がFPD4に向くように制御される様子は実施例1の構成と同様である。
実施例2に係る断層撮影装置42は、動作としても実施例1における断層撮影装置1に類似しているので、具体的な動作は、図4,図5,図6を用いた説明を参照されたい。動作の上で実施例1と異なる点は、断層画像生成部12の動作である。
実施例2に独自の断層画像生成部12の動作説明をする前に、被検体Mの構造物の撮影について幾何学的な説明をする。図9は、あるX線透視画像Pを撮影時のX線焦点の位置(焦点位置A),被検体内部の構造物の位置(構造物位置B),およびFPD4における構造物が投影される位置(投影位置C)を表した斜視図である。直線Gは、検出面4aに対しX線管3の焦点位置Aが移動する軌跡を表している。SIDは、FPD4と焦点位置Aとの間の検出面4aの法線方向における離間距離である。検出面4a上の原点Oは、一連のX線透視画像Pの撮影中において、X線管3が照射するX線ビームの中心軸HがX線管3の位置に関わらず常に通過する点である。焦点位置Aと原点Oとを結ぶ線分と法線とがなす角をθとする。SODは、原点Oと焦点位置Aとの間の法線方向における離間距離である。実施例1において、なす角θは、一連のX線透視画像Pの撮影中に変化するが、SID,SODは変化しない。しかし、実施例2においては、SID,SODも変化する。したがって、実施例2の構成においては、このSID,SODが各撮影で変化することを考慮して断層画像Dを生成する。
断層画像Dを生成するには、一連のX線透視画像Pを足し合わせる過程を経る。この足し合わせをする前に、SID,SODに基づいたX線透視画像Pの位置合わせが行われる。実施例1の場合、SID,SODは撮影中不変なので、この様な調整を必要としない。一方、実施例2においては、撮影中に次々と変化するSID,SODに基づいてX線透視画像Pの位置合わせを行ってから足し合わせを行う。この様にすることで、撮影条件が異なる実施例2の構成においても、実施例1の構成と同様な画像処理により、合成断層画像Eを生成することができる。撮影中、SID,SODがどのように変化するかは幾何学計算により予め知ることができる。
実施例2の場合、実施例1とは違い、X線管3はFPD4の検出面4aの中心を通り、検出面4aと直交する法線を基準に法線で折り返したときに対称となっている直線上を移動しない。しかし、その移動のズレの影響を補正により消去することで、実施例1と同様な画像処理に基づいて検出面4aに平行な平面における断層画像を生成できる。
以上のように、実施例2の構成によれば、X線管3を鉛直方向に移動させるようにすれば、重荷物であるX線管3を精度よく移動させることができるので、より正確で視認性に優れた断層像を撮影できる放射線断層撮影装置が提供できる。
本発明は、上述の構成に限られず、下記のように変形実施することが可能である。
(1)上述の構成によれば、一連のX線透視画像Pの撮影中、FPD4は移動しない構成となっていたが、これを移動させる構成とすることもできる。すなわち、X線管3は、一連の撮影中、床面から最も遠い初期位置から、床面に最も近い終了位置まで移動するとしたとき、FPD4は、これとは逆に、床面から最も近い初期位置から、床面に最も近い終了位置まで移動する。これにより、FPD4の検出面4aの中心点とX線管3の焦点位置とを結ぶ線が常にある点を通過するようになる。X線管3とFPD4とがこの様な移動をすることで、検出面4aに平行な平面における断層画像Dの生成が可能となり、ひいては、合成断層画像Eの生成が可能となる。
(2)上述した実施例は、医用の装置であったが、本発明は、工業用や、原子力用の装置に適用することもできる。
(3)上述した実施例のいうX線は、本発明における放射線の一例である。したがって、本発明は、X線以外の放射線にも適応できる。
3 X線管(放射線源)
4 FPD(検出手段)
4a 検出面
7 X線管移動機構(放射線源移動手段)
8 X線管移動制御部(放射線源移動制御手段)
9 X線管傾斜機構(放射線源傾斜手段)
10 X線管傾斜制御部(放射線源傾斜制御手段)
11 画像生成部(画像生成手段)
12 断層画像生成部(断層画像生成手段)
13 合成断層画像生成部(断層画像合成手段)

Claims (8)

  1. 立位の被検体を撮影する放射線断層撮影装置であって、
    放射線を照射する放射線源と、
    照射された放射線を検出面で検出して検出信号を出力する検出手段と、
    前記放射線源を前記検出手段に対して上側から下側まで移動させる放射線源移動手段と、
    前記放射線源移動手段を制御する放射線源移動制御手段と、
    前記放射線源移動制御手段が被検体に対して前記放射線源を移動させることにより被検体に対する放射線の入射方向が変更されながら一連の撮影を行って、一連の透視画像を前記検出信号から生成する画像生成手段と、
    一連の透視画像を再構成することにより裁断面における被検体の断層像が写り込んだ断層画像を生成する断層画像生成手段とを備え、
    前記検出手段は、前記検出面と直交して放射線源側に伸びる法線が上向きに向くように傾斜されていることを特徴とする放射線断層撮影装置。
  2. 請求項1に記載の放射線断層撮影装置において、
    前記放射線源を傾斜させていくと前記放射線源から照射される放射線ビームの進行方向が鉛直方向に変化するように前記放射線源を傾斜させる放射線源傾斜手段と、
    前記放射線源傾斜手段を制御する放射線源傾斜制御手段とを備え、
    前記放射線源傾斜制御手段は、一連の撮影中に前記放射線源の移動に伴い前記放射線源から照射される放射線ビームの進行方向が前記検出手段に向くように前記放射線源を傾斜させることを特徴とする放射線断層撮影装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の放射線断層撮影装置において、
    前記放射線源移動制御手段は、一連の撮影中に(A)前記放射線源が最も上側にあるときに前記放射線源から照射される放射線ビームの進行方向と前記検出手段の法線とのなす角と、(B)前記放射線源が最も下側にあるときに前記放射線源から照射される放射線ビームの進行方向と前記検出手段の法線とのなす角とが同じ角度になるように前記放射線源を移動させることを特徴とする放射線断層撮影装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の放射線断層撮影装置において、
    前記放射線源移動制御手段は、前記検出手段の前記検出面と平行の直線のうち、鉛直方向とのなす角が最小となっている直線に沿って前記放射線源を移動させることを特徴とする放射線断層撮影装置。
  5. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の放射線断層撮影装置において、
    前記放射線源移動制御手段は、鉛直方向に前記放射線源を移動させることを特徴とする放射線断層撮影装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の放射線断層撮影装置において、
    前記放射線源移動制御手段は、一連の撮影中に前記放射線源が最も下側にあるときの鉛直方向の高さが前記検出手段と同じになるように前記放射線源を移動させることを特徴とする放射線断層撮影装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の放射線断層撮影装置において、
    前記断層画像生成手段は、前記検出手段の前記検出面と平行な裁断面で被検体を裁断したときの被検体の像が写り込んでいる断層画像を生成することを特徴とする放射線断層撮影装置。
  8. 請求項7に記載の放射線断層撮影装置において、
    前記断層画像生成手段が生成した裁断面が平行となっている複数枚の断層画像から、これらの裁断面と平行となっていない裁断面における断層画像を合成する断層画像合成手段を備えることを特徴とする放射線断層撮影装置。
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