JP2012193946A - 空気予熱装置および排気再循環装置 - Google Patents
空気予熱装置および排気再循環装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012193946A JP2012193946A JP2012041875A JP2012041875A JP2012193946A JP 2012193946 A JP2012193946 A JP 2012193946A JP 2012041875 A JP2012041875 A JP 2012041875A JP 2012041875 A JP2012041875 A JP 2012041875A JP 2012193946 A JP2012193946 A JP 2012193946A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- exhaust
- cell row
- end side
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/34—Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery
Landscapes
- Combustion Of Fluid Fuel (AREA)
- Air Supply (AREA)
Abstract
【解決手段】空気予熱装置の熱交換器4は、セラミック製の隔壁にて断面矩形状に区画されるセルの多数を碁盤目状に配列したエレメント7は、碁盤目の縦方向または横方向に、排気が導かれる排気セル列70Aと空気が導かれる空気セル列70Bとを交互に配置し、エレメントの一端側の排気セル列の開口部に未抜熱排気導入路2aが接続され、一端側の空気セル列の開口部に予熱空気導出路8が接続され、他端側の排気セル列の開口部に抜熱排気導出路40が接続され、他端側の空気セル列の開口部に未予熱空気導入路15が接続されている。
【選択図】図4
Description
ここで、流れに平行な方向に均一と見なせ、それに直交する方向に比べて十分に長い流路においては、その代表寸法として下式で定義される水力等価直径deを取るのが一般的である。
流路の形状の例として、断面形状が円の場合には、その水力等価直径は、円の直径となり、正方形の場合は、その水力等価直径は、対辺距離と等しく、また、隙間に比べて十分に幅の広い平行な隙間の場合は、その水力等価直径は、その隙間の2倍の値となる。
ここで、ヌセルト数Nuは、熱伝達率αと流体の熱伝導率λと前記deとによって、下式で定義される値である。
ヌセルト数Nuは、特に流れが層流の場合には、流路の断面形状に応じて理論的に定まり、円断面の場合には3.66、正方形断面の場合には2.97、平行な隙間の場合には、7.54である。
例えば、特許文献1には、バーナと一体となる中空円筒体構造のセラミック製エレメントが、空気予熱式工業用バーナに使用することが記載されている。
また、特許文献2には、バーナ用途ではないが、異なる成分の気体を熱交換するためにセラミック製ハニカムを用いることが提案されている。
ちなみに、非特許文献1には、一般的な熱交換器として、並流や直交流の形式よりも、向流形式の方が効率は高いが、伝熱面温度は高くなることが示されている。
また、特許文献2に記載の構成は、熱交換器として直交流形式に限定されてしまい、向流形式に比べると効率の面で限界がある。
なお、非特許文献3の記載内容は、一般的な理論に基づいての記述であり、高効率となる構成について具体的に与えるところはない。
(1)燃料を空気によって燃焼させるバーナの燃焼気を加熱に用いた後の排気を導入し、前記バーナに供給する前の空気との間で熱交換する熱交換器を備える、空気予熱装置において、
前記熱交換器は、セラミック製の隔壁にて断面矩形状に区画されるセルの多数を碁盤目状に配列した、エレメントを有し、
前記エレメントは、その碁盤目の縦方向または横方向に、排気が導かれる排気セル列と空気が導かれる空気セル列とを交互に配置してなり、
前記エレメントの一端側では、前記排気セル列又は前記空気セル列の一方のセル列の各々は同列内セルが共通開口した合流路を有し、該合流路を介して前記エレメントの側面に開口してなり、前記排気セル列又は前記空気セル列の他方のセル列の各々は、該エレメントの前記一端側の端面で開口してなり、
かつ、
前記エレメントの他端側では、前記排気セル列又は前記空気セル列の一方のセル列の各々は同列内セルが共通開口した合流路を有し、該合流路を介して該エレメントの側面に開口してなり、前記排気セル列又は前記空気セル列の他方のセル列の各々は、該エレメントの他端側の端面で開口してなり、
前記一端側の排気セル列の開口部に未抜熱排気導入路が接続され、前記一端側の空気セル列の開口部に予熱空気導出路が接続され、前記他端側の排気セル列の開口部に抜熱排気導出路が接続され、前記他端側の空気セル列の開口部に未予熱空気導入路が接続されてなる、
ことを特徴とする空気予熱装置。
前記熱交換器は、セラミック製の隔壁にて断面矩形状に区画されるセルの多数を碁盤目状に配列した、エレメントを有し、
前記エレメントは、その碁盤目の縦方向または横方向に、排気が導かれる排気セル列と空気が導かれる空気セル列とを交互に配置してなり、
前記エレメントの一端側では、前記排気セル列および前記空気セル列の各々は、同列内セルが共通開口した合流路を有し、前記排気セル列は該合流路を介して該エレメントの一側面に開口するとともに、前記空気セル列は該合流路を介して該エレメントの前記一側面とは反対側の側面に開口してなり、
前記エレメントの他端側では、前記排気セル列および前記空気セル列の各々は、同列内セルが共通開口した合流路を有し、前記排気セル列は該合流路を介して該エレメントの一側面に開口するとともに、前記空気セル列の合流路は該エレメントの前記一側面とは反対側の側面に開口してなり、
前記一端側の排気セル列の開口部に未抜熱排気導入路が接続され、前記一端側の空気セル列の開口部に予熱空気導出路が接続され、前記他端側の排気セル列の開口部に抜熱排気導出路が接続され、前記他端側の空気セル列の開口部に未予熱空気導入路が接続されてなる、
ことを特徴とする空気予熱装置。
前記熱交換器は、セラミック製の隔壁にて断面矩形状に区画されるセルの多数を碁盤目状に配列した、エレメントを有し、
前記エレメントは、その碁盤目の縦方向または横方向に、排気が導かれる排気セル列と空気が導かれる空気セル列とを交互に配置してなり、
前記エレメントの一端側では、前記排気セル列又は前記空気セル列の一方のセル列の各々は同列内セルが共通開口した合流路を有し、該合流路を介して前記エレメントの側面に開口してなり、前記排気セル列又は前記空気セル列の他方のセル列の各々は、該エレメントの前記一端側の端面で開口してなり、
前記エレメントの他端側では、前記排気セル列および前記空気セル列の各々は、同列内セルが共通開口した合流路を有し、前記排気セル列は該合流路を介して該エレメントの一側面に開口するとともに、前記空気セル列の合流路は該エレメントの前記一側面とは反対側の側面に開口してなり、
前記一端側の排気セル列の開口部に未抜熱排気導入路が接続され、前記一端側の空気セル列の開口部に予熱空気導出路が接続され、前記他端側の排気セル列の開口部に抜熱排気導出路が接続され、前記他端側の空気セル列の開口部に未予熱空気導入路が接続されてなる、
ことを特徴とする空気予熱装置。
図1は、本発明の空気予熱装置をラジアントチューブのバーナに用いた場合の構成を示す図である。
同図において、符号1はラジアントチューブ2のバーナであり、このバーナ1では空気が導入されて燃料を燃焼させて形成される、火炎を火炎ノズル1aから吐出する。この火炎の形成に伴う燃焼気は、例えばラジアントチューブ2を介して熱処理炉内の加熱に供され、その後排気3としてラジアントチューブ2から熱交換器4へと導入される。
すなわち、熱交換器4に導入される排気3および空気6はそれぞれ熱交換器4内のエレメント7に供給されて、ここで熱交換がなされる。このエレメント7について、次に詳細に説明する。
一方、空気セル列70Bの各々は、エレメント7の同側で、同列内の空気セル70bが共通開口した空気合流路71bを有しており、この空気合流路71bは、エレメント8の側面7aで共通開口する開口部76を有しており、この開口部76で予熱空気6aを熱交換器4の外側のバーナ1側へ供給するための供給配管である予熱空気導出路8と連通する。
すなわち、エレメント7の一端側(図4の例では左側)では、排気セル列70A又は空気セル列70Bの一方のセル列(図4の例では空気セル列70B)の各々は同列内セルが共通開口した合流路(図4の例では空気合流路71b)を有し、該合流路を介してエレメント7の側面(図4の例では側面7a)に開口してなり、排気セル列70A又は空気セル列70Bの他方のセル列(図4の例では排気セル列70A)の各々は、エレメント7の一端側の端面(図4の例では端面7c)で開口してなり、エレメント7の他端側(図4の例では右側)では、排気セル列70A又は空気セル列70Bの一方のセル列(図4の例では、排気セル列70A)の各々は同列内セルが共通開口した合流路(図4の例では、排気合流路71a)を有し、該合流路を介してエレメント7の側面(図4の例では側面7a)に開口してなり、排気セル列70A又は空気セル列70Bの他方のセル列(図4の例では、空気セル列70B)の各々は、エレメント7の他端側の端面(図4の例では、端面7b)で開口してなり、前記一端側(図4の例では左側)の排気セル列70Aの開口部75に未抜熱排気導入路2aが接続され、前記一端側の空気セル列70Bの開口部76に予熱空気導出路8が接続され、前記他端側(図4の例では右側)の排気セル列70Aの開口部73に抜熱排気導出路40が接続され、前記他端側の空気セル列70Bの開口部74に未予熱空気導入路15が接続されてなる。
図8に示す例では、エレメント7の左側端部では、排気セル列70Aについては、排気セル列内のセルが共通開口した排気合流路71aを設け、排気セル列70Aをこの排気合流路71aを介してエレメント7の側面7dに開口させて、一方、空気セル列70Bについては、エレメント7の左側端面7cに開口させている。そして、エレメント7の右側端部では、排気セル列70Aおよび空気セル列70Bの各々に同列内セルが共通開口した合流路71a、71bを設け、排気セル列70Aは合流路(排気合流路)71aを介してエレメント7の一側面7aに開口させ、空気セル列は合流路(空気合流路)71bを介して、エレメント7の前記一側面7aとは反対側の側面7dに開口させている。このようにすることで、エレメント7の一端側では、未抜熱排気3の導入口と予熱空気の導出口とを別個に設けることができ、また、エレメント7の他端側では、抜熱排気3aの導出口と未予熱空気の導入口とを別個に設けることができる。
ここで、通気性固体5aは、所定の厚みを有する多孔質の通気性固体であり、図13に示すように、ラジアントチューブのバーナ1から排気下流側に放出される輻射熱および排気の顕熱は、通気性固体5aにて遮蔽され、熱交換器4に直接達することがない。上記輻射熱および排気顕熱を受けた通気性固体5aでは、その遮蔽効果により、図13に二点鎖線で示すような温度勾配を生じることになる。すなわち、上記輻射熱および排気顕熱は、通気性固体5aにおいて輻射熱に変換され、排気上流側および排気下流側へと、それぞれ放出されるが、排気下流側への輻射熱は、通気性固体5aの厚みに応じて遮蔽されて減衰するため、大部分は排気上流側へ放出される。かように、バーナ1からの排気は通気性固体5aにおいて大幅な温度降下を伴って通過し、熱交換器4側へと流れることになる。従って、熱交換器4へ供給される排気は低温度になり、熱交換器4の使用環境が改善される結果、熱回収性能を長期にわたって維持することができる。一方、熱交換器4にて排気からの熱を回収した予熱空気は、従前に比較してより低温になるため、上記バーナ1での火炎の温度が低下し、NOxの生成抑制が可能となる。さらに、排気が多孔質の通気性固体5aを通過することにより整流効果が得られて、熱交換器4へ均一な流れの排気が導かれるため、熱交換効率を高めることができる。
例えば、複数の通気性固体5aを配置する際に、排気上流側に密度の小さい通気性固体5aを配置して熱遮蔽体とし、排気下流側に密度の大きい通気性固体5aを配置してフィルター機能を担保することによって、排気中にダストが多く含まれる場合には、排気下流側の通気性固体5aをフィルターとして交換することによって、メンテナンスをより容易にすることが可能である。
さらに、通気性固体5aの孔径は、遮蔽性と通気性とを兼ね備えることのできる、大きさであり、具体的には、20mmφ以下であることが好ましく、さらに好ましくは0.5mmφ〜4mmφである。
排気は25%を再循環して残りは排出し、新たに外部から空気を導入してバーナの燃焼を行うものである。この既存装置(再循環排気非迂回)においては、操業状態で測定した金属製レキュペレータの排熱回収(排気側温度)効率は27.1%であった。
させた後の抜熱排気の一部を再循環排気として、空気ノズルから吐出される空気と混合し
た場合(再循環排気非迂回)と、熱交換器を迂回させた排気を再循環排気として、空気ノ
ズルから吐出される空気と混合した場合(再循環排気迂回)について行なった。その結果
、再循環排気非迂回の場合の排熱回収(排気側温度)効率が44.8%、再循環排気迂回の場
合の排気温度効率が53.2%であった。なお、熱交換器4のエレメントの仕様を、表2に示
す。
炉への適用を示したが、この例に限らず、本発明の空気予熱装置は、コークス炉、高炉熱
風炉、焼結機点火炉、製鋼取鍋予熱バーナのような製鉄用の燃焼設備に限らず、アルミニ
ウム精錬炉、窯業焼成炉、ガスタービンのような高温の排気を伴う燃焼設備全般の分野に
おいても適用することができる。
1a 火炎ノズル
2 ラジアントチューブ
2a 未抜熱排気導入路
3 排気(未抜熱排気)
3a 抜熱排気
4 熱交換器
5 経路
5a 通気性固体
6 空気(未予熱空気)
6a 予熱空気
7 エレメント
7a エレメントの側面
7b エレメントの端面
7c エレメントの端面
7d エレメントの側面
8 予熱空気導出路
10 混合気流路
10a 迂回導入した排気
11 エゼクタ
12 燃焼気雰囲気
15 未予熱空気導入路
40 抜熱排気導出路
41 煙道
70a 排気セル
70A 排気セル列
70b 空気セル
70B 空気セル列
71a 排気合流路
71b 空気合流路
73 開口部
74 開口部
75 開口部
76 開口部
Claims (14)
- 燃料を空気によって燃焼させるバーナの燃焼気を加熱に用いた後の排気を導入し、前記バーナに供給する前の空気との間で熱交換する熱交換器を備える、空気予熱装置において、
前記熱交換器は、セラミック製の隔壁にて断面矩形状に区画されるセルの多数を碁盤目状に配列した、エレメントを有し、
前記エレメントは、その碁盤目の縦方向または横方向に、排気が導かれる排気セル列と空気が導かれる空気セル列とを交互に配置してなり、
前記エレメントの一端側では、前記排気セル列又は前記空気セル列の一方のセル列の各々は同列内セルが共通開口した合流路を有し、該合流路を介して前記エレメントの側面に開口してなり、前記排気セル列又は前記空気セル列の他方のセル列の各々は、該エレメントの前記一端側の端面で開口してなり、
かつ、
前記エレメントの他端側では、前記排気セル列又は前記空気セル列の一方のセル列の各々は同列内セルが共通開口した合流路を有し、該合流路を介して該エレメントの側面に開口してなり、前記排気セル列又は前記空気セル列の他方のセル列の各々は、該エレメントの他端側の端面で開口してなり、
前記一端側の排気セル列の開口部に未抜熱排気導入路が接続され、前記一端側の空気セル列の開口部に予熱空気導出路が接続され、前記他端側の排気セル列の開口部に抜熱排気導出路が接続され、前記他端側の空気セル列の開口部に未予熱空気導入路が接続されてなる、
ことを特徴とする空気予熱装置。 - 燃料を空気によって燃焼させるバーナの燃焼気を加熱に用いた後の排気を導入し、前記バーナに供給する前の空気との間で熱交換する熱交換器を備える、空気予熱装置において、
前記熱交換器は、セラミック製の隔壁にて断面矩形状に区画されるセルの多数を碁盤目状に配列した、エレメントを有し、
前記エレメントは、その碁盤目の縦方向または横方向に、排気が導かれる排気セル列と空気が導かれる空気セル列とを交互に配置してなり、
前記エレメントの一端側では、前記排気セル列および前記空気セル列の各々は、同列内セルが共通開口した合流路を有し、前記排気セル列は該合流路を介して該エレメントの一側面に開口するとともに、前記空気セル列は該合流路を介して該エレメントの前記一側面とは反対側の側面に開口してなり、
前記エレメントの他端側では、前記排気セル列および前記空気セル列の各々は、同列内セルが共通開口した合流路を有し、前記排気セル列は該合流路を介して該エレメントの一側面に開口するとともに、前記空気セル列の合流路は該エレメントの前記一側面とは反対側の側面に開口してなり、
前記一端側の排気セル列の開口部に未抜熱排気導入路が接続され、前記一端側の空気セル列の開口部に予熱空気導出路が接続され、前記他端側の排気セル列の開口部に抜熱排気導出路が接続され、前記他端側の空気セル列の開口部に未予熱空気導入路が接続されてなる、
ことを特徴とする空気予熱装置。 - 燃料を空気によって燃焼させるバーナの燃焼気を加熱に用いた後の排気を導入し、前記バーナに供給する前の空気との間で熱交換する熱交換器を備える、空気予熱装置において、
前記熱交換器は、セラミック製の隔壁にて断面矩形状に区画されるセルの多数を碁盤目状に配列した、エレメントを有し、
前記エレメントは、その碁盤目の縦方向または横方向に、排気が導かれる排気セル列と空気が導かれる空気セル列とを交互に配置してなり、
前記エレメントの一端側では、前記排気セル列又は前記空気セル列の一方のセル列の各々は同列内セルが共通開口した合流路を有し、該合流路を介して前記エレメントの側面に開口してなり、前記排気セル列又は前記空気セル列の他方のセル列の各々は、該エレメントの前記一端側の端面で開口してなり、
前記エレメントの他端側では、前記排気セル列および前記空気セル列の各々は、同列内セルが共通開口した合流路を有し、前記排気セル列は該合流路を介して該エレメントの一側面に開口するとともに、前記空気セル列の合流路は該エレメントの前記一側面とは反対側の側面に開口してなり、
前記一端側の排気セル列の開口部に未抜熱排気導入路が接続され、前記一端側の空気セル列の開口部に予熱空気導出路が接続され、前記他端側の排気セル列の開口部に抜熱排気導出路が接続され、前記他端側の空気セル列の開口部に未予熱空気導入路が接続されてなる、
ことを特徴とする空気予熱装置。 - 前記合流路は、同一セル列内におけるセル相互間の隔壁をセルの軸方向を横切る向きに切削して同一セル列内におけるセル相互を連通させ、該切削後のセル列の端面を封止してなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の空気予熱装置。
- 請求項1乃至4のいずれかにおいて、前記熱交換器の前記排気の導入側に、多孔質でかつ排気の流通が可能の通気性固体を有することを特徴とする空気予熱装置。
- 前記バーナが、炉内壁から炉内に突き出るラジアントチューブのバーナであり、前記熱交換器および通気性固体は、前記炉内壁より、前記加熱に用いた後の排気の下流側に配置することを特徴とする請求項5に記載の空気予熱装置。
- 前記通気性固体は、前記ラジアントチューブの軸方向と直交する断面と同じ端面形状を有することを特徴とする請求項6に記載の空気予熱装置。
- 前記通気性固体を複数配置すること特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の空気予熱装置。
- 前記通気性固体がセラミックスからなること特徴とする請求項5乃至8のいずれかに記載の空気予熱装置。
- 前記セルの矩形断面における各辺の長さが1mm以上10mm以下であることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の空気予熱装置。
- 前記セルの矩形断面における各辺の長さが3mm以下であることを特徴とする請求項10に記載の空気予熱装置。
- 前記セル相互間の隔壁および前記セル列相互間の隔壁の厚さが前記セルの相対する辺の
距離の1/10以上1/1未満であることを特徴とする請求項10または11に記載の空気予熱装置。 - 請求項1から12のいずれかに記載の空気予熱装置を有し、該空気予熱装置の熱交換器によって予熱された、空気を吐出する空気ノズルと、該空気ノズルから吐出される空気および該空気ノズル周囲の前記熱交換器を迂回させた排気を混合する混合気流路と、からなる排気再循環エゼクタを有することを特徴とする排気再循環装置。
- 請求項1から12のいずれかに記載の空気予熱装置を有し、該空気予熱装置の熱交換器によって予熱された空気をバーナに供給し燃料を燃焼させて形成される、火炎を吐出する火炎ノズルと、該火炎ノズルから吐出される火炎および該火炎ノズル周囲の雰囲気を誘引して再循環する、燃焼気雰囲気とを有することを特徴とする雰囲気再循環装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012041875A JP5817590B2 (ja) | 2011-02-28 | 2012-02-28 | 空気予熱装置および排気再循環装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011043059 | 2011-02-28 | ||
JP2011043059 | 2011-02-28 | ||
JP2012041875A JP5817590B2 (ja) | 2011-02-28 | 2012-02-28 | 空気予熱装置および排気再循環装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012193946A true JP2012193946A (ja) | 2012-10-11 |
JP5817590B2 JP5817590B2 (ja) | 2015-11-18 |
Family
ID=47085999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012041875A Expired - Fee Related JP5817590B2 (ja) | 2011-02-28 | 2012-02-28 | 空気予熱装置および排気再循環装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5817590B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014165242A (ja) * | 2013-02-22 | 2014-09-08 | Sh Materials Co Ltd | 半導体素子搭載用基板及びその製造方法 |
JP2016142486A (ja) * | 2015-02-03 | 2016-08-08 | 東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社 | リジェネレイティブ燃焼装置 |
JP2016142485A (ja) * | 2015-02-03 | 2016-08-08 | 東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社 | リジェネレイティブ燃焼装置 |
JP2016161137A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-05 | Jfeスチール株式会社 | 熱交換エレメント |
JP2019074036A (ja) * | 2017-10-17 | 2019-05-16 | イビデン株式会社 | 熱交換器 |
WO2019107564A1 (ja) * | 2017-12-01 | 2019-06-06 | 株式会社エコプラナ | 燃焼装置及び燃焼方法 |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52103058A (en) * | 1976-02-24 | 1977-08-29 | Corning Glass Works | Multiple passage and method of producing same |
JPS5816107A (ja) * | 1981-07-21 | 1983-01-29 | Daido Steel Co Ltd | バ−ナ |
JPS5923550U (ja) * | 1982-08-06 | 1984-02-14 | 新日本製鐵株式会社 | 放射管 |
JPH064171Y2 (ja) * | 1987-05-01 | 1994-02-02 | 大同特殊鋼株式会社 | ラジアントチユ−ブ |
JPH09184608A (ja) * | 1995-12-29 | 1997-07-15 | Chugai Ro Co Ltd | 低NOxラジアントチューブバーナ |
JP2001235106A (ja) * | 2000-02-24 | 2001-08-31 | Sumikin Manegement Co Ltd | ラジアントチューブ用バーナ |
JP2004286419A (ja) * | 2003-03-25 | 2004-10-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 熱交換器 |
JP2005505743A (ja) * | 2001-10-19 | 2005-02-24 | ノルスク・ヒドロ・アーエスアー | 2種類のガスを多経路一体式の構造体に流出入させる方法及び装置 |
JP2006214598A (ja) * | 2005-02-01 | 2006-08-17 | Sumitomo Precision Prod Co Ltd | 高温用プレートフィン型熱交換器 |
JP2007510119A (ja) * | 2003-10-20 | 2007-04-19 | ベール ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー | 熱交換器 |
JP2008249291A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 熱交換素子 |
WO2010110238A1 (ja) * | 2009-03-23 | 2010-09-30 | 株式会社Ihi | セラミック熱交換器及びその製造方法 |
-
2012
- 2012-02-28 JP JP2012041875A patent/JP5817590B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52103058A (en) * | 1976-02-24 | 1977-08-29 | Corning Glass Works | Multiple passage and method of producing same |
JPS5816107A (ja) * | 1981-07-21 | 1983-01-29 | Daido Steel Co Ltd | バ−ナ |
JPS5923550U (ja) * | 1982-08-06 | 1984-02-14 | 新日本製鐵株式会社 | 放射管 |
JPH064171Y2 (ja) * | 1987-05-01 | 1994-02-02 | 大同特殊鋼株式会社 | ラジアントチユ−ブ |
JPH09184608A (ja) * | 1995-12-29 | 1997-07-15 | Chugai Ro Co Ltd | 低NOxラジアントチューブバーナ |
JP2001235106A (ja) * | 2000-02-24 | 2001-08-31 | Sumikin Manegement Co Ltd | ラジアントチューブ用バーナ |
JP2005505743A (ja) * | 2001-10-19 | 2005-02-24 | ノルスク・ヒドロ・アーエスアー | 2種類のガスを多経路一体式の構造体に流出入させる方法及び装置 |
JP2004286419A (ja) * | 2003-03-25 | 2004-10-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 熱交換器 |
JP2007510119A (ja) * | 2003-10-20 | 2007-04-19 | ベール ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー | 熱交換器 |
JP2006214598A (ja) * | 2005-02-01 | 2006-08-17 | Sumitomo Precision Prod Co Ltd | 高温用プレートフィン型熱交換器 |
JP2008249291A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 熱交換素子 |
WO2010110238A1 (ja) * | 2009-03-23 | 2010-09-30 | 株式会社Ihi | セラミック熱交換器及びその製造方法 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014165242A (ja) * | 2013-02-22 | 2014-09-08 | Sh Materials Co Ltd | 半導体素子搭載用基板及びその製造方法 |
JP2016142486A (ja) * | 2015-02-03 | 2016-08-08 | 東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社 | リジェネレイティブ燃焼装置 |
JP2016142485A (ja) * | 2015-02-03 | 2016-08-08 | 東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社 | リジェネレイティブ燃焼装置 |
JP2016161137A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-05 | Jfeスチール株式会社 | 熱交換エレメント |
JP2019074036A (ja) * | 2017-10-17 | 2019-05-16 | イビデン株式会社 | 熱交換器 |
WO2019107564A1 (ja) * | 2017-12-01 | 2019-06-06 | 株式会社エコプラナ | 燃焼装置及び燃焼方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5817590B2 (ja) | 2015-11-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5817590B2 (ja) | 空気予熱装置および排気再循環装置 | |
CN107677136B (zh) | 陶瓷窑余热综合回收利用系统 | |
CN104764017B (zh) | 一种水冷式燃气燃烧器 | |
US20140147361A1 (en) | Method and Device for Thermal Post-Combustion of Hydrocarbon-Containing Gases | |
CN107435937A (zh) | 一种催化燃烧装置 | |
CN102218525A (zh) | 连铸中间包高效节能烘烤装置 | |
CN102620287B (zh) | 一种带有空气冷却式旋风分离器的循环流化床锅炉 | |
TWI681049B (zh) | 用於生產焦炭的包含中心再循環的焦爐裝置、焦爐裝置的操作方法及其控制裝置與用途 | |
JP2008185240A (ja) | 濃淡燃焼バーナおよびこれを用いた燃焼装置 | |
KR101750393B1 (ko) | 화장로의 열교환기 | |
CN102434881B (zh) | 多段式自预热燃烧器 | |
RU2444678C1 (ru) | Установка для сжигания топлива и нагрева технологических сред | |
CN209726223U (zh) | 新型voc有机废气热氧化炉装置 | |
JP5966431B2 (ja) | ラジアントチューブバーナ | |
CN103740381B (zh) | 炼焦炉的横向连续加热系统 | |
CN106288370B (zh) | 基于多孔介质燃烧技术的燃气锅炉 | |
CN206001681U (zh) | 一种多孔介质燃气锅炉 | |
CN104962716B (zh) | 燃气催化无焰近红外加热退火炉 | |
CN102218526B (zh) | 钢包高效节能烘烤装置 | |
CN209706080U (zh) | 蒸汽-烟气预热器 | |
CN2937924Y (zh) | 一种具有风道系统的燃烧机 | |
JP3774288B2 (ja) | 給気流予熱装置及び給気流予熱方法 | |
CN111947168A (zh) | 废气焚烧装置 | |
CN213335610U (zh) | 一种辐射加热系统 | |
WO2016166781A1 (ja) | 熱交換器及びこれを用いたvoc処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140825 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150417 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150526 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150727 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150901 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150914 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5817590 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |