JP2012013002A5 - - Google Patents
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本発明は、上記の課題を解決するため、下記の手段を採用した。
即ち、本発明に係る風力発電装置は、風車翼に外風を受けて回転するロータヘッドが、ナセルの内部に設置された発電機を駆動して発電し、前記ナセルがタワーの上端部に設置された風力発電装置において、前記タワーまたは前記ナセルの外表面の、外風によって正圧を受ける部位に、この外風を風力発電装置の内部空間に取り入れる導入口を設け、前記タワーまたは前記ナセルの外周面の、外風によって負圧を受ける部位に、前記内部空間の冷却空気を外部に排出する排出口を設け、前記導入口に、その外側の気圧が内側の気圧よりも高まった場合に開き、内側の気圧が外側の気圧よりも高まった場合に閉じる導入口開閉手段を設けたことを特徴とする。
即ち、本発明に係る風力発電装置は、風車翼に外風を受けて回転するロータヘッドが、ナセルの内部に設置された発電機を駆動して発電し、前記ナセルがタワーの上端部に設置された風力発電装置において、前記タワーまたは前記ナセルの外表面の、外風によって正圧を受ける部位に、この外風を風力発電装置の内部空間に取り入れる導入口を設け、前記タワーまたは前記ナセルの外周面の、外風によって負圧を受ける部位に、前記内部空間の冷却空気を外部に排出する排出口を設け、前記導入口に、その外側の気圧が内側の気圧よりも高まった場合に開き、内側の気圧が外側の気圧よりも高まった場合に閉じる導入口開閉手段を設けたことを特徴とする。
このように、導入口と排出口との間に生じる圧力差を利用して外風を風力発電装置の内部に取り入れ、内部に設置された発熱性のある電気機器を冷却することができ、外風を取り入れるために換気ファン等を設ける必要がないため、簡素かつ安価な構成により、電力を消費することなく、ナセルやタワー内部に設置された発熱性のある電気機器を良好に冷却することができる。
しかも、例えば円断面形状を有するタワーの周方向に沿って複数の導入口を設けた場合に、外風に正対している導入口では、その外側の気圧が内側の気圧よりも高まるために導入口開閉手段が開き、他の導入口では、その外側の気圧が内側の気圧よりも低くなるために導入口開閉手段が閉じる。このため、外風が効率良く導入されるとともに、一旦導入された外風が他の導入口から逃げてしまうことが防止される。したがって、導入口と排出口との間における圧力差を大きくし、充分な量の外風を風力発電装置の内部に送り込んで風力発電装置内部の冷却効率を高めることができる。
また、本発明に係る風力発電装置は、風車翼に外風を受けて回転するロータヘッドが、ナセルの内部に設置された発電機を駆動して発電し、前記ナセルがタワーの上端部に設置された風力発電装置において、前記タワーまたは前記ナセルの外表面の、外風によって正圧を受ける部位に、この外風を風力発電装置の内部空間に取り入れる導入口を設け、前記タワーまたは前記ナセルの外周面の、外風によって負圧を受ける部位に、前記内部空間の冷却空気を外部に排出する排出口を設け、前記排出口に、その外側の気圧が内側の気圧よりも高まった場合に閉じ、内側の気圧が外側の気圧よりも高まった場合に開く排出口開閉手段を設けたことを特徴とする。
上記構成によれば、例えば円断面形状を有するタワーの周方向に沿って複数の排出口を設けた場合に、外風に正対している排出口では、その外側の気圧が内側の気圧よりも高まるために排出口開閉手段が閉じ、他の排出口では、その外側の気圧が内側の気圧よりも低くなるために排出口開閉手段が開く。このため、内気が効率良く排出され、相対的に多くの外風を導入口から取り入れて、風力発電装置内部の冷却効率を高めることができる。
また、本発明に係る風力発電装置は、風車翼に外風を受けて回転するロータヘッドが、ナセルの内部に設置された発電機を駆動して発電し、前記ナセルがタワーの上端部に設置された風力発電装置において、前記タワーの外表面の、外風によって正圧を受ける部位に、この外風を風力発電装置の内部空間に取り入れる導入口を設け、前記タワーの外周面の、外風によって負圧を受ける部位に、前記内部空間の冷却空気を外部に排出する排出口を設けるとともに、前記タワーを二重管構造とし、その外側空間または内側空間のどちらか一方の空間に連通するように前記導入口を設け、他方の空間に連通するように前記排出口を設け、前記外側空間と前記内側空間とを、前記導入口および前記排出口から離れた位置で連通させたことを特徴とする。
本構成によれば、導入口から排出口までの距離が長くなることと、外側空間と内側空間との間で気流の方向が変わることと、円筒形の空間となる外側空間内を周方向に流れる気流に遠心力が働くことから、外風に含まれる水分、塩分、塵埃といった異物を主に外側空間内で自然落下させて気流から分離させることができ、導入口にフィルタ等の圧損部材を設けなくてもよいか、あるいは設けたとしても簡易的なものでよくなるため、導入口から充分な量の外風を取り入れて風力発電装置内部の冷却効率を高めることができる。
しかも、例えば円断面形状を有するタワーの周方向に沿って複数の導入口を設けた場合に、外風に正対している導入口では、その外側の気圧が内側の気圧よりも高まるために導入口開閉手段が開き、他の導入口では、その外側の気圧が内側の気圧よりも低くなるために導入口開閉手段が閉じる。このため、外風が効率良く導入されるとともに、一旦導入された外風が他の導入口から逃げてしまうことが防止される。したがって、導入口と排出口との間における圧力差を大きくし、充分な量の外風を風力発電装置の内部に送り込んで風力発電装置内部の冷却効率を高めることができる。
また、本発明に係る風力発電装置は、風車翼に外風を受けて回転するロータヘッドが、ナセルの内部に設置された発電機を駆動して発電し、前記ナセルがタワーの上端部に設置された風力発電装置において、前記タワーまたは前記ナセルの外表面の、外風によって正圧を受ける部位に、この外風を風力発電装置の内部空間に取り入れる導入口を設け、前記タワーまたは前記ナセルの外周面の、外風によって負圧を受ける部位に、前記内部空間の冷却空気を外部に排出する排出口を設け、前記排出口に、その外側の気圧が内側の気圧よりも高まった場合に閉じ、内側の気圧が外側の気圧よりも高まった場合に開く排出口開閉手段を設けたことを特徴とする。
上記構成によれば、例えば円断面形状を有するタワーの周方向に沿って複数の排出口を設けた場合に、外風に正対している排出口では、その外側の気圧が内側の気圧よりも高まるために排出口開閉手段が閉じ、他の排出口では、その外側の気圧が内側の気圧よりも低くなるために排出口開閉手段が開く。このため、内気が効率良く排出され、相対的に多くの外風を導入口から取り入れて、風力発電装置内部の冷却効率を高めることができる。
また、本発明に係る風力発電装置は、風車翼に外風を受けて回転するロータヘッドが、ナセルの内部に設置された発電機を駆動して発電し、前記ナセルがタワーの上端部に設置された風力発電装置において、前記タワーの外表面の、外風によって正圧を受ける部位に、この外風を風力発電装置の内部空間に取り入れる導入口を設け、前記タワーの外周面の、外風によって負圧を受ける部位に、前記内部空間の冷却空気を外部に排出する排出口を設けるとともに、前記タワーを二重管構造とし、その外側空間または内側空間のどちらか一方の空間に連通するように前記導入口を設け、他方の空間に連通するように前記排出口を設け、前記外側空間と前記内側空間とを、前記導入口および前記排出口から離れた位置で連通させたことを特徴とする。
本構成によれば、導入口から排出口までの距離が長くなることと、外側空間と内側空間との間で気流の方向が変わることと、円筒形の空間となる外側空間内を周方向に流れる気流に遠心力が働くことから、外風に含まれる水分、塩分、塵埃といった異物を主に外側空間内で自然落下させて気流から分離させることができ、導入口にフィルタ等の圧損部材を設けなくてもよいか、あるいは設けたとしても簡易的なものでよくなるため、導入口から充分な量の外風を取り入れて風力発電装置内部の冷却効率を高めることができる。
(第1参考実施形態)
図2は、本発明の第1参考実施形態に係る風力発電装置1Aの概略的な縦断面図であり、図3は図2のIII-III線に沿う横断面図である。この風力発電装置1Aは冷却構造Aを備えている。この冷却構造Aでは、前述したように略円形の横断面形状を有するタワー4に、導入口21と排出口22とが設けられている。導入口21は、外風を冷却空気としてタワー4の内部空間Sに取り入れる開口部であり、タワー4の外表面の、外風によって正圧を受ける部位に設けられている。また、排出口22は、内部空間S内の冷却空気を外部に排気する開口部であり、タワー4の外表面の、外風によって負圧を受ける部位に設けられている。
図2は、本発明の第1参考実施形態に係る風力発電装置1Aの概略的な縦断面図であり、図3は図2のIII-III線に沿う横断面図である。この風力発電装置1Aは冷却構造Aを備えている。この冷却構造Aでは、前述したように略円形の横断面形状を有するタワー4に、導入口21と排出口22とが設けられている。導入口21は、外風を冷却空気としてタワー4の内部空間Sに取り入れる開口部であり、タワー4の外表面の、外風によって正圧を受ける部位に設けられている。また、排出口22は、内部空間S内の冷却空気を外部に排気する開口部であり、タワー4の外表面の、外風によって負圧を受ける部位に設けられている。
導入口21および排出口22の形状は、できるだけタワー4の強度に支障を来さない形状であることが望ましい。例えば、応力が集中しにくい円形、縦長の楕円形、長円形等である。なお、本参考実施形態および後に述べる各実施形態においても、導入口21および排出口22をそれぞれ単一の開口部とせずに、複数の小孔やスリット等を近接させて形成することにより構成してもよい。これにより、導入口21および排出口22の形成に伴うタワー4の強度低下を最小限に抑えることができる。
(第2参考実施形態)
図5は、本発明の第2参考実施形態に係る風力発電装置1Bの概略的な縦断面図である。この風力発電装置1Bは冷却構造Bを備えている。この冷却構造Bにおいて、前述の第1参考実施形態における冷却構造Aと異なる点は、導入口21の設置高さがタワー4の中間部付近であることと、排出口22の設置高さがタワー4の下端部付近であることのみであり、他の構成は冷却構造Aと同様である。即ち、平面視における導入口21と排出口22の位置関係は図3に示す通りであり、それによってもたらされる作用効果も冷却構造Aと同様である。
図5は、本発明の第2参考実施形態に係る風力発電装置1Bの概略的な縦断面図である。この風力発電装置1Bは冷却構造Bを備えている。この冷却構造Bにおいて、前述の第1参考実施形態における冷却構造Aと異なる点は、導入口21の設置高さがタワー4の中間部付近であることと、排出口22の設置高さがタワー4の下端部付近であることのみであり、他の構成は冷却構造Aと同様である。即ち、平面視における導入口21と排出口22の位置関係は図3に示す通りであり、それによってもたらされる作用効果も冷却構造Aと同様である。
(第3参考実施形態)
図6は、本発明の第3参考実施形態に係る風力発電装置1Cの概略的な縦断面図であり、図7は図6のVII-VII線に沿う横断面図、図8は図6のVIII-VIII線に沿う横断面図である。この風力発電装置1Cは冷却構造Cを備えている。この冷却構造Cでは、第1参考実施形態における冷却構造Aと同じく、タワー4の下端部付近に導入口21が配置され、タワー4の上端付近に排出口22a〜22dが配置されている。
図6は、本発明の第3参考実施形態に係る風力発電装置1Cの概略的な縦断面図であり、図7は図6のVII-VII線に沿う横断面図、図8は図6のVIII-VIII線に沿う横断面図である。この風力発電装置1Cは冷却構造Cを備えている。この冷却構造Cでは、第1参考実施形態における冷却構造Aと同じく、タワー4の下端部付近に導入口21が配置され、タワー4の上端付近に排出口22a〜22dが配置されている。
(第4参考実施形態)
図10は、本発明の第4参考実施形態に係る風力発電装置1Dの概略的な縦断面図である。この風力発電装置1Dは冷却構造Dを備えている。この冷却構造Dにおいて、先述の第3参考実施形態における冷却構造Cと異なる点は、導入口21の設置場所がタワー4ではなくナセル5の前面に設けられていることと、4つの排出口22a〜22dの設置高さがタワー4の下端部付近であることのみであり、他の構成は冷却構造Cと同様である。排出口22a〜22dの数は必ずしも4箇所でなくてもよい。
図10は、本発明の第4参考実施形態に係る風力発電装置1Dの概略的な縦断面図である。この風力発電装置1Dは冷却構造Dを備えている。この冷却構造Dにおいて、先述の第3参考実施形態における冷却構造Cと異なる点は、導入口21の設置場所がタワー4ではなくナセル5の前面に設けられていることと、4つの排出口22a〜22dの設置高さがタワー4の下端部付近であることのみであり、他の構成は冷却構造Cと同様である。排出口22a〜22dの数は必ずしも4箇所でなくてもよい。
(第1実施形態)
図11は、本発明の第1実施形態に係る風力発電装置1Eの概略的な縦断面図であり、図12は図11のXII-XII線に沿う横断面図、図13は図11のXIII-XIII線に沿う横断面図である。この風力発電装置1Eは冷却構造Eを備えている。この冷却構造Eでは、タワー4の下端部付近に4つの導入口21a〜21dが例えば周方向に90°間隔で配置され、タワー4の上端付近に4つの排出口22a〜22dが同じく周方向に90°間隔で配置されている。そして、各導入口21a〜21dに、導入口開閉手段としての内側蓋部材31が設けられ、各排出口22a〜22dに、排出口開閉手段としての外側蓋部材32が設けられている。なお、導入口21a〜21dおよび排出口22a〜22dの数は必ずしも4箇所でなくてもよく、例えば120°間隔で3箇所に設ける等、数や間隔は任意に設定してよい。
図11は、本発明の第1実施形態に係る風力発電装置1Eの概略的な縦断面図であり、図12は図11のXII-XII線に沿う横断面図、図13は図11のXIII-XIII線に沿う横断面図である。この風力発電装置1Eは冷却構造Eを備えている。この冷却構造Eでは、タワー4の下端部付近に4つの導入口21a〜21dが例えば周方向に90°間隔で配置され、タワー4の上端付近に4つの排出口22a〜22dが同じく周方向に90°間隔で配置されている。そして、各導入口21a〜21dに、導入口開閉手段としての内側蓋部材31が設けられ、各排出口22a〜22dに、排出口開閉手段としての外側蓋部材32が設けられている。なお、導入口21a〜21dおよび排出口22a〜22dの数は必ずしも4箇所でなくてもよく、例えば120°間隔で3箇所に設ける等、数や間隔は任意に設定してよい。
(第2実施形態)
図17は、本発明の第2実施形態に係る風力発電装置1Fの概略的な縦断面図である。この風力発電装置1Fは冷却構造Fを備えている。この冷却構造Fにおいて、先述の第1実施形態における冷却構造Eと異なるのは、排出口22eの設置場所がタワー4ではなくナセル5の後面に設けられていることのみであり、導入口21a〜21dを始めとする他の部分の構成は冷却構造Eと同様である。なお、二点鎖線で示すようにナセル5の側面に排出口22fを設けてもよい。
図17は、本発明の第2実施形態に係る風力発電装置1Fの概略的な縦断面図である。この風力発電装置1Fは冷却構造Fを備えている。この冷却構造Fにおいて、先述の第1実施形態における冷却構造Eと異なるのは、排出口22eの設置場所がタワー4ではなくナセル5の後面に設けられていることのみであり、導入口21a〜21dを始めとする他の部分の構成は冷却構造Eと同様である。なお、二点鎖線で示すようにナセル5の側面に排出口22fを設けてもよい。
(第3実施形態)
図18は、本発明の第3実施形態に係る風力発電装置1Gの概略的な縦断面図であり、図19は図18のXIX-XIX線に沿う横断面図である。この風力発電装置1Gは冷却構造Gを備えている。この冷却構造Gでは、タワー4の内部に円筒状の内壁41が設けられてタワー4が二重管構造とされており、タワー4内部の外周側に外側空間S1が画成され、外側空間S1の内周側に内側空間S2が画成されている。そして、例えば外側空間S1に連通するように導入口21が設けられ、内側空間S2に連通するように排出口22が設けられている。導入口21と排出口22の高さは、共にタワー4の中間部付近に設定されているが、各々の高さを異ならせてもよい。
図18は、本発明の第3実施形態に係る風力発電装置1Gの概略的な縦断面図であり、図19は図18のXIX-XIX線に沿う横断面図である。この風力発電装置1Gは冷却構造Gを備えている。この冷却構造Gでは、タワー4の内部に円筒状の内壁41が設けられてタワー4が二重管構造とされており、タワー4内部の外周側に外側空間S1が画成され、外側空間S1の内周側に内側空間S2が画成されている。そして、例えば外側空間S1に連通するように導入口21が設けられ、内側空間S2に連通するように排出口22が設けられている。導入口21と排出口22の高さは、共にタワー4の中間部付近に設定されているが、各々の高さを異ならせてもよい。
図19に、平面視における導入口21と排出口22の周方向位置が示されている。導入口21と排出口22の周方向位置は、図3に示す第1参考実施形態における冷却構造Aと同じく、タワー4の外周面の周方向のうち、年間を通して平均的に最も風当たりの良い面、即ち外風による正圧が最も高くなる位置に導入口21が設けられ、この導入口21の位置から周方向に直角となる位置に排出口22が設けられている。排出口22は導入口21の両側に2箇所設ける等してもよい。
(第4実施形態)
図21は、本発明の第4実施形態に係る風力発電装置1Hの概略的な縦断面図であり、図22は図21のXXII-XXII線に沿う横断面図、図23は図21のXXIII-XXIII線に沿う横断面図である。この風力発電装置1Hは冷却構造Hを備えている。この冷却構造Hでは、前述の冷却構造Gと同様に、タワー4の内部に円筒状の内壁41が設けられてタワー4が二重管構造とされており、タワー4の内部に外側空間S1および内側空間S2が画成されている。そして、例えばタワー4の中間部よりやや下方の高さに、4つの導入口21a〜21dが周方向に90°間隔で配置されており、タワー4の中間部よりやや上方の高さに、4つの排出口22a〜22dが同じく周方向に90°間隔で配置されている。
図21は、本発明の第4実施形態に係る風力発電装置1Hの概略的な縦断面図であり、図22は図21のXXII-XXII線に沿う横断面図、図23は図21のXXIII-XXIII線に沿う横断面図である。この風力発電装置1Hは冷却構造Hを備えている。この冷却構造Hでは、前述の冷却構造Gと同様に、タワー4の内部に円筒状の内壁41が設けられてタワー4が二重管構造とされており、タワー4の内部に外側空間S1および内側空間S2が画成されている。そして、例えばタワー4の中間部よりやや下方の高さに、4つの導入口21a〜21dが周方向に90°間隔で配置されており、タワー4の中間部よりやや上方の高さに、4つの排出口22a〜22dが同じく周方向に90°間隔で配置されている。
導入口21a〜21dはタワー4の外壁を貫通して外側空間S1に連通し、各導入口21a〜21dから導入された外気が外側空間S1に流入するようになっている。また、排出口22a〜22dは連通パイプ43を介して内側空間S2に連通しており、内側空間S2内の空気が外側空間S1には入らずに排出口22a〜22dから排出されるようになっている。そして、各導入口21a〜21dに、導入口開閉手段としての内側蓋部材31が設けられ、排出口22a〜22dに、排出口開閉手段としての外側蓋部材32が設けられている。内側蓋部材31と外側蓋部材32の構成および作用は、第1実施形態に係る冷却構造Eのものと同様である。また、各導入口21a〜21dには、第3実施形態に係る冷却構造Gと同様なフィルタ部材45が設けられている。
以上のように構成された冷却構造Hは、次のように作用する。
例えば風力発電装置1Hに正面から外風が吹き付けた場合には、第1実施形態における冷却構造Eと同様に、タワー4の外周面に設けられた4つの導入口21a〜21dのうち、外風に正対する導入口21aの内側蓋部材31のみが開放され(開放位置31bとなる)、他の3つの導入口21b,21c,21dの内側蓋部材31は閉塞される(閉塞位置31aとなる)ため、導入口21b,21c,21dは閉塞される。このため、導入口21aのみから外風が外側空間S1に流入する。流入した外風は、フィルタ部材45を通過する際に水分、塩分、塵埃等の異物を除去された後、外側空間S1内を上下方向および周方向に流れる。外側空間S1内を上方に流れた空気は、一旦ナセル5内に流入し、ナセル5内に設けられた発電機11等の発熱機材を冷却した後、流れの向きを下向きに変えて内側空間S2に流れる。
例えば風力発電装置1Hに正面から外風が吹き付けた場合には、第1実施形態における冷却構造Eと同様に、タワー4の外周面に設けられた4つの導入口21a〜21dのうち、外風に正対する導入口21aの内側蓋部材31のみが開放され(開放位置31bとなる)、他の3つの導入口21b,21c,21dの内側蓋部材31は閉塞される(閉塞位置31aとなる)ため、導入口21b,21c,21dは閉塞される。このため、導入口21aのみから外風が外側空間S1に流入する。流入した外風は、フィルタ部材45を通過する際に水分、塩分、塵埃等の異物を除去された後、外側空間S1内を上下方向および周方向に流れる。外側空間S1内を上方に流れた空気は、一旦ナセル5内に流入し、ナセル5内に設けられた発電機11等の発熱機材を冷却した後、流れの向きを下向きに変えて内側空間S2に流れる。
また、外側空間S1内を下方に流れた空気は、内壁41の下端部を潜って流れの向きを上向きに変えつつ内側空間S2内に入り、発熱性のある電気機器14を冷却した後に上方に流れる。そして、第1実施形態における冷却構造Eと同様に、タワー4の外周面に設けられた4つの排出口22a〜22dのうち、外風に正対する排出口22aの外側蓋部材32のみが閉塞され(閉塞位置32aとなる)、他の3つの排出口22b,22c,22dの外側蓋部材32は外風のもたらす負圧により開放される(開放位置32bとなる)ため、内側空間S2内部の空気が排出口22b,22c,22dから排出される。このようにして、内側空間S2内の空気を無動力で効率良く換気することができる。
この冷却構造Hによれば、第3実施形態における冷却構造Gと同様に、外風に含まれる水分、塩分、塵埃といった異物を主に外側空間S1内で自然落下させて気流から分離させ、内部機器類の保護を図ることができる。しかも、冷却構造Eと同様に、風向きによって風力発電装置1Eの冷却効率が低下するといった不具合を少なくし、年間を通じて安定した冷却作用を得ることができる。
(第5参考実施形態)
図24は、本発明の第5参考実施形態に係る風力発電装置1Jの概略的な縦断面図であり、図25は図24のXXV-XXV線に沿う横断面図である。この風力発電装置1Jは冷却構造Jを備えている。この冷却構造Jでは、例えばタワー4の下端部付近に、タワー4の外周面の周方向に沿って例えば3箇所の通気口48a〜48cが120°間隔で形成されている。これらの通気口48a〜48cは、風向きに応じて、外風をタワー4の内部空間Sに取り入れる導入口となったり、内部空間S内の空気を外部に排気する排出口となったりする。これらの通気口48a〜48cは、タワー4内の下部に設置された電気機器14等の発熱機器の周囲を囲むように設けられているが、必ずしも同じ高さに設ける必要はなく、各通気口48a〜48c間に高低差を付与してもよい。また、各通気口48a〜48cの周方向位置および数量は、必ずしも120°間隔で3箇所でなくてもよく、例えば3箇所以上であってもよい。
図24は、本発明の第5参考実施形態に係る風力発電装置1Jの概略的な縦断面図であり、図25は図24のXXV-XXV線に沿う横断面図である。この風力発電装置1Jは冷却構造Jを備えている。この冷却構造Jでは、例えばタワー4の下端部付近に、タワー4の外周面の周方向に沿って例えば3箇所の通気口48a〜48cが120°間隔で形成されている。これらの通気口48a〜48cは、風向きに応じて、外風をタワー4の内部空間Sに取り入れる導入口となったり、内部空間S内の空気を外部に排気する排出口となったりする。これらの通気口48a〜48cは、タワー4内の下部に設置された電気機器14等の発熱機器の周囲を囲むように設けられているが、必ずしも同じ高さに設ける必要はなく、各通気口48a〜48c間に高低差を付与してもよい。また、各通気口48a〜48cの周方向位置および数量は、必ずしも120°間隔で3箇所でなくてもよく、例えば3箇所以上であってもよい。
なお、本発明は、上述した各実施形態の態様のみに限定されないことは言うまでもない。例えば、各実施形態の構成を適宜組み合わせるといった変更を加えることが考えられる。
Claims (11)
- 風車翼に外風を受けて回転するロータヘッドが、ナセルの内部に設置された発電機を駆動して発電し、前記ナセルがタワーの上端部に設置された風力発電装置において、
前記タワーまたは前記ナセルの外表面の、外風によって正圧を受ける部位に、この外風を風力発電装置の内部空間に取り入れる導入口を設け、
前記タワーまたは前記ナセルの外周面の、外風によって負圧を受ける部位に、前記内部空間の冷却空気を外部に排出する排出口を設け、
前記導入口に、その外側の気圧が内側の気圧よりも高まった場合に開き、内側の気圧が外側の気圧よりも高まった場合に閉じる導入口開閉手段を設けたことを特徴とする風力発電装置。 - 風車翼に外風を受けて回転するロータヘッドが、ナセルの内部に設置された発電機を駆動して発電し、前記ナセルがタワーの上端部に設置された風力発電装置において、
前記タワーまたは前記ナセルの外表面の、外風によって正圧を受ける部位に、この外風を風力発電装置の内部空間に取り入れる導入口を設け、
前記タワーまたは前記ナセルの外周面の、外風によって負圧を受ける部位に、前記内部空間の冷却空気を外部に排出する排出口を設け、
前記排出口に、その外側の気圧が内側の気圧よりも高まった場合に閉じ、内側の気圧が外側の気圧よりも高まった場合に開く排出口開閉手段を設けたことを特徴とする風力発電装置。 - 風車翼に外風を受けて回転するロータヘッドが、ナセルの内部に設置された発電機を駆動して発電し、前記ナセルがタワーの上端部に設置された風力発電装置において、
前記タワーの外表面の、外風によって正圧を受ける部位に、この外風を風力発電装置の内部空間に取り入れる導入口を設け、
前記タワーの外周面の、外風によって負圧を受ける部位に、前記内部空間の冷却空気を外部に排出する排出口を設けるとともに、
前記タワーを二重管構造とし、その外側空間または内側空間のどちらか一方の空間に連通するように前記導入口を設け、他方の空間に連通するように前記排出口を設け、前記外側空間と前記内側空間とを、前記導入口および前記排出口から離れた位置で連通させたことを特徴とする風力発電装置。 - 前記導入口と前記排出口との間に、発熱機器が配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の風力発電装置。
- 前記導入口と前記排出口を前記タワーに設ける場合に、その外周面の周方向のうち、前記外風による正圧が最も高くなる位置に前記導入口を設け、この導入口の位置から周方向に略直角となる位置に前記排出口を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の風力発電装置。
- 前記導入口の位置と前記排出口の位置との間に高低差を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の風力発電装置。
- 前記導入口を前記タワーに設ける場合に、その高さを、前記タワーが立設される地表面から前記風車翼先端の回転軌跡の下端までの範囲のうちの最も高い位置付近に設定したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の風力発電装置。
- 前記排出口に、前記外風によって受ける負圧を増長させる負圧増長手段を設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の風力発電装置。
- 前記負圧増長手段は、前記排出口の開口部を覆い、且つ前記排出口に対して所定の距離だけ離間した暈部材であることを特徴とする請求項8に記載の風力発電装置。
- 前記導入口の下流側に、前記導入口から導入される外気に含まれる異物を除去する異物除去手段を設けたことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の風力発電装置。
- 前記導入口と前記排出口を前記タワーに設ける場合に、その外周面の周方向に沿って3箇所以上の通気口を設け、これらの通気口が、風向きに応じて前記導入口または前記排出口になるようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の風力発電装置。
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