JP2012078045A - ハイブリット噴霧システム。 - Google Patents
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Abstract
【課題】水を噴射するだけでは霧が長く棚引くので空調機内では加湿せずにドレンしてしまう。室内に直接噴霧しても、湿度ムラが大きく高湿度にすることは困難。気化式は温度が低いと僅かしか加湿せず、内部を乾かさずに止めるとカビ臭が出易い。また、いずれもノズルや加湿材にスケールが直ぐ析出し詰まる。逆浸透膜式純水器でスケール・菌の発生を無くせるが、加湿量の3倍も水量が必要で、活性炭フィルターも寿命が短いので、維持費が高くなる。
【解決手段】高水圧ポンプ8で、半透膜7を介して、噴射ノズル2から円盤4に純水を衝突させれば、多量のコロイドを含む微細霧を風流の断面方向に拡散できるので、室内を均一な湿度にでき、純水の噴霧水を循環使用すれば、使用水量が少ない上、残留塩素が抜けて、活性炭フィルターが不要となりメンテナンスフリーとなる。
【選択図】 図1
Description
中で霧が全て蒸発するので、空気中に供給水中の溶解塩類が残り粉塵となってばら撒かれる。
器は専用の通風動力が必要で、空気の汚れや水垢の清掃も頻繁に必要となるので、維持費が高額となる。
増進→家庭への火災警報義務化へと世の中のニーズが変化して来た。しかし、温度調整加熱機以外はメンテナンスを頻繁に行う必要があり維持費が高額となる。また、全ての環境に必要な機能を設備すると高額となるという問題もある。
以上にすることができない。遠心式はサイズが大きい上、噴霧部に排水配管も必要なので、設備費が高くなる。またこれらはいずれも噴射騒音が大きいので、騒音が大きいところ以外には不向きである。
空調機の熱交換器二次側の面に、通風量略450m3/h当たりに略5cmの円盤一個を設置し、円盤から略8cm風下側に設置した略0.4mm孔の噴射ノズルから略0.5MPaのポンプ水圧で純水を高速で円盤に衝突させ、コロイドミストを多量に含む微細霧を発生させる(実験により確認済み)コロイドミストは風流に運ばれ、コロイドより大きなミストは粘性と慣性力で円盤に沿って風流の断面方向に同心円状に広がって熱交換器表面を薄く濡らすため直ぐ蒸発される。さらに大きな細霧は蒸発しきれずに、空気中の塵埃を吸着しながら質量力で落下しドレンパンに溜まる。ドレンパンに溜まった水は高水圧ポンプで吸水させ、半透膜を通過させることで無菌クリーンの純水にし、噴射ノズルから円盤に再度噴射させる。ドレンパンの溜まり水は菌繁殖防止と半透膜一次側水の濃縮防止のために略20%程度排水電磁弁で自動ブローさせることで空気中の塵埃などの汚れを外部に捨てる。
噴射ノズルと円盤が装着された略100Aのパイプ内に、送風機にて室内空気をエルボ部から取り込み、パイプ内で円盤への噴射衝突で発生した細霧を接触させ、通風空気中の塵埃などの汚れを細霧に吸着させる。この塵埃を吸着した細霧は、パイプ内面への接触で凝縮降下させ、ドレン水としてパイプ外へ排出させる。微細霧の内、大きなミストは直進しかできないのでエルボ部を通過できないが、慣性力が働かないコロイドミストは通風空気に乗り室内に吹出し冷却加湿する。
圧縮空気で半透膜と2流体ノズルとを交互に加圧し、純水採水とコロイドミストへの霧化を交互に行わせ、内パイプの底部孔から慣性力が働かないコロイドミストだけを噴出させ、そこに外パイプ片端に装着したファンから取り込んだ室内空気を混合させることで湿り空気の過飽和度を下げさせ、外パイプ上部の吹出し口から吹き出せば、飽和湿り空気に近く風量が多い空気を噴出せるので、室内を均等に高湿度にでき、噴射騒音も小さい。
送風羽付水車をパイプに内蔵し、高水圧ポンプでノズルから水車に噴射させ、その衝突力で水車を高速回転させることで、同軸に付けた送風羽の回転により送風させる。また、水車から細霧が送風羽に掛かるようにさせて、送風羽を洗う。
水道水からの残留塩素を含んだ水を噴射ノズルから給水槽に入れる際に、円盤への噴射衝突で霧化させることで、残留塩素を蒸発させ抜く。また、噴霧した水の略8割を再度高水圧ポンプで吸水させ再使用させる。半透膜を通過した直後の純水がノズルから円盤に噴射されるので、無菌クリーンの加湿ができ、略20%ブローさせれば、数時間で溜まり水が全量入れ替わるため菌の繁殖やカビ臭発生の防止ができる。また、半透膜一次側水の濃度は5倍濃縮程度に抑制されるので、市販半透膜の低分子捕集効率は低いものでも90%以上あるので、純水の採水が楽にできる。また、活性炭フィルターが不要な上、半透膜の劣化も少ないので低コストで純水が採取可能となる。
パイプ内の通風空気に微細霧を加湿量の数倍以上噴霧し、噴霧したドレン水を循環使用し、空気と同一温度になるまで気化熱で冷やす。冷やされたドレン水を給水槽に貯水させ、給水槽からの冷えた純水を循環ポンプで室内に設置した冷水コイルへ送り、冷水コイルで室内を冷房させる。冷房により温まった冷水コイル内の純水は給水槽に還し、冷えた純水と混合させてから再循環させる。
小型空気圧縮機、小型高水圧ポンプ、小型半透膜、噴射ノズル+円盤、タイマー、電磁弁、小型低圧ポンプなどの低価格部品の組合せで、空気清浄加湿や高湿度加湿をさせたり、雨水活用で屋根冷却や植物に水遣りをさせたり、噴霧水を冷水コイルに循環させ冷房させたり、浴室をミストサウナ室内にさせたり、火災時には消火スプリンクラーで消火をさせる。
市販の逆浸透膜式純水器の略40%の使用水量で済み、活性炭フィルターが不要で、半透膜も半永久使用でき、メンテナンスフリーとなる。
させることで自動ブローさせ、菌繁殖防止と半透膜一次側水の濃縮を抑制する。排水させ
た分は水位制御用フロートスイッチ11の降下で給水電磁弁10を開き噴射ノズル2から給水させる。噴射ノズル2での給水時は円盤4に衝突噴霧されるので、噴霧蒸発作用で残留塩素はカルキ抜きされる。
加湿量L=風量×空気比重量×(飽和空気絶対湿度−入り口空気絶対湿度)=400m3/h×1.2kg/m3×(19.5g/kg−16.5g/kg)/1000≒1.4kg/h冷却量Q=加湿量Lkg/h×蒸発潜熱600kcal/kg÷860kcal/kW=1.4kg/h×600/860≒1kW
1a.熱交換器
1b.空調機ドレンパン
1c.空調機排水口
2.噴射ノズル
3.ワンタッチ継手
4.円盤
5.ノズル円盤取付金具
6.給水ナイロンチューブ外径Φ6mm
7.半透膜8.高水圧ポンプ
9.排水電磁弁
10.給水電磁弁
11.水位制御用フロートスイッチ
12.噴霧パイプ
13.空気吸込みエルボ
14.吹出しエルボ15.吸込送風機
16.給水槽ユニット
17.ろ過材
18.給水槽
19.排水タイマー
20.カルキ抜き口
21.空気圧縮機
22.レギュレーター
23.空気電磁弁
24.ツインタイマー
25.貯水筒
26.貯水電磁弁
27.低圧給水ポンプ
28.二流体ノズル部
29.室内空気取込ファン
30.二重パイプ
30a.外管
30b.内管
30c.遮音材スリット
31a.パイプ
31b.回転軸
31c.水車部
32.排水口
33.雨水タンク
34.屋根冷却電磁弁
35.水遣り電磁弁
36.タイマー
37.消音気化加湿材
38.冷水コイル
39.消火電磁弁
40.ミストサウナ空気電磁弁
41.排水ナイロンチューブ外径Φ6mm
42.圧縮空気チューブ外径Φ6mm
43.循環ポンプ
Claims (8)
- 空調機内へは、噴射ノズルから円盤へ噴射して衝突霧化させ給水させ、空調機熱交換器や通風フィルターの表面近傍に円盤を設置し、円盤より数cm〜10cm離れた所にオリフィス径略φ0.4mmの噴射ノズルを設置し、略0.5MPaのポンプ水圧を半透膜に掛け、それを通過した直後の純水を噴射ノズルから円盤に衝突させ、コロイド粒子径のミストを多量に含む微細な霧を発生させ、同時に通風流断面方向に反射高拡散させ、熱交換器やフィルター表面などへの濡れによる気化と風流中での細霧蒸発にて加湿させ、噴霧で加湿されずにドレンパンに落下した純水の一部をブローさせ、残りを高水圧ポンプで吸い再循環させたところの水加湿装置。
- (請求項1)の円盤と噴射ノズルを40A〜100Aパイプに内蔵し、パイプ両端にエルボを装着し、そのパイプの上部にはノズルに接続する略φ6mmのチューブを貫通させ、パイプ底部にも略φ6mmのチューブを接続し、パイプ底部の溜まり水を、パイプ部下方に配置させた給水槽ユニット内の給水槽に流れ込むようにし、その給水槽内の水を同一ケース内にある高水圧ポンプで吸上げた後、半透膜を介して、パイプ上部のφ6mmチューブから噴射ノズルに加圧し、パイプ内で微細霧を発生させ、パイプ内に取り込んだ空気を清浄化させ同時に加湿させるようにしたところの単独空気清浄冷却加湿装置。
- (請求項2)の装置のものにて、噴射ノズルに2流体ノズルを使用し、パイプを二重のものにし、給水槽ユニット内に小型コンプレッサーを装備させ、ポンプは高水圧でなく低水圧ポンプを使用し、低水圧ポンプで半透膜前の貯水筒に水を溜め、この水をコンプレッサーからの圧縮空気にて加圧することで半透膜から純水を採取し、内管内の2流体ノズルでこの純水をコロイド化させた後、外管内に室内空気を取り込んで湿り空気の過飽和度を下げて二重パイプからを噴出す高湿度加湿装置。
- パイプ内に、送風羽と同軸に水車を設け、噴射水の勢いで水車を回すことで風を起こし、隣の噴霧パイプ部に送風させるようにしたところの水車送風装置。
- (請求項2)の装置において、噴霧の気化熱で冷やされた給水槽から水を、循環ポンプで冷水コイルに流せるようにしたところの冷房装置。
- 雨水タンクからの水を高水圧ポンプ、給水電磁弁、タイマー、噴射ノズル、円盤を接続し、屋根冷却や植物の水遣りを行えるようにしたところの装置。
- 雨水タンクからの水を空気圧縮機、空気電磁弁、二重パイプを接続し、ミストサウナが行えるようにしたところの装置。
- 市販火災警報器と消火電磁弁、噴射ノズル、円盤を接続し、火災警報発報時消火スプリンクラーとして使えるようにしたところの消火装置。
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