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JP2011528043A - 熱可塑性の難燃アロイ及びその調製方法 - Google Patents

熱可塑性の難燃アロイ及びその調製方法 Download PDF

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Abstract

【課題】優れた光沢度、表面硬度、耐候性及び機械的性質を有する熱可塑性難燃アロイを提供する。
【解決手段】本発明の熱可塑性難燃アロイは、ABS樹脂5〜94wt%、ポリエステル又はコポエリステル又は両者の混合物3〜94wt%、ブロム系難燃剤1〜50wt%、相乗的難燃剤1〜10wt%、塩化ポリエチレン(CPE)0.001〜30wt%、アンチドリップ剤0.001〜2wt%、加工助剤0.1〜6wt%から構成される。本発明の熱可塑性難燃アロイは、既存の難燃ABSに比べて、より優れた光沢度と引っかき傷の耐性、より強い耐紫外線輻射性とより優れた機械性能を有している。難燃ABSの厳しい耐候性の求められる条件で黄色に変色する欠点を克服することができる。また、本発明の熱可塑性難燃アロイの調製方法は、連続的で、安定して、実施可能性が高い。
【選択図】なし

Description

本発明は難燃ABS樹脂に関するもので、特に熱可塑性の難燃アロイ及びその調製方法に関するものである。
難燃ABS樹脂は、その優れた機械的性質や、加工性と後続加工特性、比較的低い成形収縮率、優れた寸法安定性などの特徴によって、家庭用視聴設備のケーシング、オフィス用電子設備のケーシング、白物家電、電源転換装置などの分野に幅広く応用されている。一般的に、難燃ABSの構成成分には、ABS樹脂や、ブロム系難燃剤、アンチモン酸化物又は塩、アンチドリップ剤、及び潤滑剤など必須の加工助剤が含まれており、これらによって、剛性や強靭性、流動性及び難燃性などのバランスが取れた製品が得られる。
ところが、ABS樹脂自体のゴム(ブタジエン)中の2重結合及びアクリロニトリル中のアクリル基は紫外線の照射によって、環化反応が発生して、材料が黄色に変色する。このように耐候性に欠けるため、一部の厳しい耐候性が求められる場所又は屋外用パーツ上での使用には限界がある。また、PC/ABS又はPCと比べて、ABSの光沢度と表面硬度が落ちるので、その外観の効果と引っかき傷の耐性などは上記2種の樹脂より悪い。
ABS樹脂の紫外線耐性と耐衝撃性を向上させるため、かつてSMAを相溶化剤とし、ステアリン酸ナトリウムを結晶核剤とするブレンドアロイが調整された(特許文献1)。特許文献2には、ABS、PC、PCTGの2元/3元アロイは、それら3種の樹脂に比べて更に優れた機械的性質及び耐候性を有することが開示された。他方、PCTGをABS樹脂表面にコーティングして、耐候コーティング層としても著しい効果があることが開示された(特許文献3)。
上記研究はいずれもABS樹脂とポリエステル/コポリエステルのアロイ調製を目的とする研究であって、加工性や物理的性質を改良した材料としての応用に対する要求は考慮されていない。また、電気製品分野において、通常材料には先ず難燃性が規定を満たすことが求められている。しかし、今まで、難燃ABS/ポリエステル/コポリエステルアロイについての報告はない。
我々の研究によると、難燃ABSシステム(ABS樹脂や、難燃剤、相乗的難燃剤、アンチドリップ剤及び必要な加工助剤)にPET又はコポリエステル又はPETとコポリエステルの混合物を入れると、製造物表面の鉛筆硬度は元の2B位からHBに向上され、光沢度は10%ぐらい向上し、ノッチ衝撃強度は約20%向上し、曲げ強度と引っ張り強度もある程度向上できた。カラーパレットを作って、紫外線の照射の下で、100時間経った後の色差の変化は、ポリエステルまたはコポリエステルを添加していないカラーパレットに比べて30%ほど低かった。つまり、材料の表面硬度や、光沢度、機械的性質、耐候性などは、いずれも著しく向上されていた。
米国特許5162416号公報 米国特許5082897号公報 欧州特許7273650B2号公報
本発明の目的は、既存の難燃ABSに存在する欠点を克服して、優れた光沢度、表面硬度、耐候性及び機械的性質を有する熱可塑性難燃アロイを提供することである。
本発明のもう1つの目的は、簡単で、連続的に生産することができ、生産能率が高く、製品品質が安定したプロセスの熱可塑性難燃アロイの調製方法を提供することである。
上記目的を実現するために、本発明は次の技術案を使用する。
本発明の熱可塑性難燃アロイは、以下に示す重量パーセント(wt%)の構成成分から構成される。
ABS樹脂 5〜94wt%
ポリエステル又はコポリエステル又は両者の混合物 3〜94wt%
ブロム系難燃剤 1〜50wt%
相乗的難燃剤 1〜10wt%
塩化ポリエチレン(CPE) 0.001〜30wt%
アンチドリップ剤 0.001〜2wt%
加工助剤 0.1〜6wt%
好ましくは、以下に示す重量パーセント(wt%)の構成成分から構成される。
ABS樹脂 90wt%
ポリエステル又はコポリエステル又は両者の混合物 5〜50wt%
ブロム系難燃剤 2〜30wt%
相乗的難燃剤 1〜10wt%
塩化ポリエチレン(CPE) 1〜15wt%
アンチドリップ剤 0.1〜1wt%
加工助剤 0.1〜0.4wt%
上記熱可塑性難燃アロイにおいて、前記ABS樹脂は5〜80wt%の移植ポリブタジエンゴムと95〜20wt%の移植ポリスチレンアクリロニトリルのコポリマーで構成される。当該ABS樹脂は乳液移植法又は本体法によって合成できるが、移植ポリブタジエンゴムと移植ポリスチレンアクリロニトリルのコポリマーを直接混合することによっても得られる。
上記熱可塑性難燃アロイにおいて、前記ポリエステルは、好ましくはポリエチレンテレフタレート(PET)であり、前記コポリエステルは、好ましくはPCTG、PETG又はPCTAである。
PETの構造式は化学式1の通りである。
Figure 2011528043
PCTGとPETGの構造式は化学式2の通りである。その中、シクロへキサンジメチレンアルコールの添加量が50%以上である場合はPCTGで、50%以下である場合はPETGであり、化学式2中m>1である。
Figure 2011528043
PCTAの構造式は化学式3の通りである。化学式3中m、n>1である。
Figure 2011528043
上記熱可塑性難燃アロイにおいて、前記ブロム系難燃剤は、好ましくはテトラブロモビスフェノールA(TBBPA)、臭素化エポキシ(BEO)、トリブロモトリベンゼントリアジン(TBM)、臭素化ジフェニルエタン中の1種又は1種以上の混合物である。
上記熱可塑性難燃アロイにおいて、前記難燃剤は、好ましくは三酸化アンチモンである。
上記熱可塑性難燃アロイにおいて、前記アンチドリップ剤は、好ましくはペルフルオロポリオレフィン又はポリスチレンアクリロニトリルによって被覆されたペルフルオロポリオレフィンである。
前記熱可塑性難燃アロイにおいて、前記加工助剤は、好ましくは耐光熱酸化剤又は潤滑剤又はその混合物である。前記耐光熱酸化剤は、好ましくはヒンダードモノフェノール、アルキル化ヒンダードポリフェノール、亜リン酸エステル、アミン類、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の珪酸塩、ヒドロキシベンゾトリアゾール中の1種又は1種以上の混合物であり、前記潤滑剤は、好ましくは脂肪族アミド、脂肪酸又はその塩化物、シリコーンオイル、白色鉱物油、シリコーン中の1種又は1種以上の混合物である。
上記熱可塑性難燃アロイの調製方法には、各構成成分を高速混合機にて混合するステップと、二軸押出機に入れて、150〜250℃の温度範囲にて可塑化し、混合して押し出すステップと、冷却、造粒することによって難燃アロイを得るステップとが含まれる。
既存技術に比べて、本発明は次の有益な効果を有する。
本発明の熱可塑性難燃アロイは、既存の難燃ABSに比べて、より優れた光沢度と引っかき傷の耐性、より強い耐紫外線輻射性とより優れた機械的性質を持っており、難燃ABSの厳しい耐候性の求められる条件で黄色に変色する欠点を克服することができる。
また、本発明の熱可塑性難燃アロイの調製方法は、連続的で、安定して、実施可能性が高い。
ABS樹脂100kg、PET40kg、テトラブロモビスフェノ−ルA20kg、CPE10kg、三酸化アンチモン粉末9kg、ペンタエリトリトール[β−(3,5−ジーtert−ブチルーヒドロキシフェニル)−プロピオネート](耐光熱酸化剤)1kg、エチレンビスステアロアマイド0.8kg、アンチドリップ剤フルオロポリエチレン0.5kgを正確に取って、高速混合機にて十分混合して、同方向二軸押出機による一段階での溶融混練および押出の方法によって、本発明の新型熱可塑性難燃アロイが得られる。
調製された材料の物理的性質(ISO規格)は、以下のようである。
IZODノッチ衝撃強度:25KJ/m2
曲げ強度 :66MPa、
光沢度(60°の入射角):94.5、
難燃レベル(UL94):1.5mmV−0。
ABS樹脂100kg、PET30kg、PETG15kg、テトラブロモビスフェノールA15kg、CPE15kg、三酸化アンチモン粉末5kg、ペンタエリトリトール[β−(3,5−ジーtert−ブチルーヒドロキシフェニル)−プロピオネート](耐光熱酸化剤)1kg、エチレンビスステアロアマイド0.3kg、フルオロポリエチレン0.8kgを正確に取って、高速混合機にて十分混合して、同方向二軸押出機による一段階での溶融混練および押出の方法によって、本発明の新型熱可塑性難燃アロイが得られる。
調製された材料の物理的性質(ISO規格)は、以下のようである。
IZODノッチ衝撃強度:28KJ/m2
曲げ強度 :64MPa、
光沢度(60°の入射角):92、
難燃レベル(UL94):1.5mmV−0。
ABS樹脂100kg、PETG25kg、PCTG25kg、テトラブロモビスフェノールA10kg、臭化エポキシ5kg、CPE8kg、三酸化アンチモン粉末3kg、ペンタエリトリトール[β−(3,5−ジーtert−ブチルーヒドロキシフェニル)−プロピオネート](耐光熱酸化剤)0.5kg、エチレンビスステアロアマイド2kg、フルオロポリエチレン0.5kgを正確に取って、高速混合機にて十分混合して、同方向二軸押出機による一段階での溶融混練および押出の方法によって、本発明の新型熱可塑性難燃アロイが得られる。
調製された材料の物理的性質(ISO規格)は、以下のようである。
IZODノッチ衝撃強度:30KJ/m2
曲げ強度 :63MPa、
光沢度(60°の入射角):89、
難燃レベル(UL94):1.5mmV−0。
ABS樹脂100kg、PET10kg、PCTA30kg、トリブロモトリベンゼントリアジン(TMB)15kg、三酸化アンチモン粉末5kg、ペンタエリトリトール[β−(3,5−ジーtert−ブチルーヒドロキシフェニル)−プロピオネート](耐光熱酸化剤)0.2kg、エチレンビスステアロアマイド1kg、フルオロポリエチレン0.3kgを正確に取って、高速混合機にて十分混合して、同方向二軸押出機による一段階での溶融混練および押出の方法によって、本発明の新型熱可塑性難燃アロイが得られる。
調製された材料の物理的性質(ISO規格)は、以下のようである。
IZODノッチ衝撃強度:33KJ/m2
曲げ強度 :65MPa、
光沢度(60°の入射角):96、
難燃レベル(UL94):1.5mmV−0。

Claims (10)

  1. 5〜94wt%のABS樹脂と、
    3〜94wt%のポリエステル又はコポリエステル又は両者の混合物と、
    1〜50wt%のブロム系難燃剤と、
    1〜10wt%の相乗的難燃剤と、
    0.001〜30wt%の塩化ポリエチレン(CPE)と、
    0.001〜2wt%のアンチドリップ剤と、
    0.1〜6wt%の加工助剤と、
    から構成されることを特徴とする熱可塑性難燃アロイ。
  2. 請求項1に記載の熱可塑性難燃アロイにおいて、
    90wt%のABS樹脂と、
    5〜50wt%のポリエステル又はコポリエステル又は両者の混合物と、
    2〜30wt%のブロム系難燃剤と、
    1〜10wt%の相乗的難燃剤と、
    1〜15wt%の塩化ポリエチレン(CPE)と、
    0.1〜1wt%のアンチドリップ剤と、
    0.1〜0.4wt%の加工助剤と、
    から構成されることを特徴とする熱可塑性難燃アロイ。
  3. 請求項1に記載の熱可塑性難燃アロイにおいて、
    前記ABS樹脂は、5〜80wt%の移植ポリブタジエンゴムと95〜20wt%の移植ポリスチレンアクリロニトリルのコポリマーで構成されることを特徴する熱可塑性難燃アロイ。
  4. 請求項1に記載の熱可塑性難燃アロイにおいて、
    前記ポリエステルは、ポリエチレンテレフタレート(PET)であり、
    前記コポリエステルは、PCGT、PEGT又はPCTAであることを特徴とする熱可塑性難燃アロイ。
  5. 請求項1に記載の熱可塑性難燃アロイにおいて、
    前記前記ブロム系難燃剤は、テトラブロモビスフェノールA、臭素化エポキシ、トリブロモトリベンゼントリアジン、臭素化ジフェニルエタン中の1種又は1種以上の混合物であることを特徴とする熱可塑性難燃アロイ。
  6. 請求項1に記載の熱可塑性難燃アロイにおいて、
    前記相乗的難燃剤は、三酸化アンチモンであることを特徴とする熱可塑性難燃アロイ。
  7. 請求項1に記載の熱可塑性難燃アロイにおいて、
    前記アンチドリップ剤は、フルオロポリオレフィン又はポリスチレンアクリロニトリルによって被覆されたペルフルオロポリオレフィンであることを特徴とする熱可塑性難燃アロイ。
  8. 請求項1に記載の熱可塑性難燃アロイにおいて、
    前記加工助剤は、耐光熱酸化剤又は潤滑剤又はその混合物であることを特徴とする熱可塑性難燃アロイ。
  9. 請求項8に記載の熱可塑性難燃アロイにおいて、
    前記耐光熱酸化剤は、ヒンダードモノフェノール、アルキル化ヒンダードポリフェノール、亜リン酸エステル、アミン類、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の珪酸塩、ヒドロキシベンゾトリアゾール中の1種又は1種以上の混合物であり、
    前記潤滑剤は、脂肪族アミド、脂肪酸又はその塩化物、シリコーンオイル、白色鉱物油、シリコーン中の1種又は1種以上の混合物であることを特徴とする熱可塑性難燃アロイ。
  10. 請求項1に記載の熱可塑性難燃アロイの調製方法であって、
    各構成成分を高速混合機にて混合するステップと、
    二軸押出機に入れて、150〜250℃の温度範囲にて可塑化し、混合して押し出すステップと、
    冷却、造粒することによって難燃アロイを得るステップと、
    を含むことを特徴とする熱可塑性難燃アロイの調製方法。
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