JP2011226447A - Scroll compressor and refrigerating cycle device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は冷凍用や空調用などの冷凍サイクルに使用される冷媒圧縮機、或いは空気やその他のガスを圧縮するガス圧縮機として好適なスクロール圧縮機に関する。 The present invention relates to a scroll compressor suitable as a refrigerant compressor used in a refrigeration cycle for refrigeration or air conditioning, or a gas compressor for compressing air or other gas.
スクロール圧縮機は、台板に渦巻状のラップを立設した固定スクロールと、鏡板に渦巻状のラップを立設した旋回スクロールとを有している。両スクロールのラップを対向させて配置し、噛み合わせて、旋回スクロールを旋回させて互いのラップ間に形成される複数の圧縮室の容積を順次縮小させることにより、スクロール圧縮機は冷凍サイクルにおけるガス冷媒などの流体を圧縮する。 The scroll compressor has a fixed scroll in which a spiral wrap is erected on a base plate, and a turning scroll in which a spiral wrap is erected on an end plate. By arranging the scroll wraps to face each other, meshing them, turning the orbiting scroll to sequentially reduce the volume of the plurality of compression chambers formed between the laps, the scroll compressor can be used as a gas in the refrigeration cycle. Compresses fluid such as refrigerant.
この旋回スクロールの旋回運動により、クランク部を有するシャフトには遠心力が作用する。この遠心力を打ち消すため、特許文献1に示すように、シャフトには一般的にバランスウエイトが設けられている。
Due to the orbiting motion of the orbiting scroll, centrifugal force acts on the shaft having the crank portion. In order to cancel out this centrifugal force, as shown in
圧縮機の性能および信頼性を確保するためには、シャフトのたわみを小さく抑える必要がある。 In order to ensure the performance and reliability of the compressor, it is necessary to keep the shaft deflection small.
シャフトのたわみを小さくするため、バランスウエイトを旋回スクロールにより近い位置に配置する。そのためにフレームを分割し、その内部にバランスウエイトを収納する。 In order to reduce the deflection of the shaft, the balance weight is arranged closer to the orbiting scroll. For this purpose, the frame is divided and the balance weight is stored inside.
シャフトの変形を抑制して、低速性能を維持しつつ高速化に対応できる圧縮機を提供できる。 It is possible to provide a compressor capable of suppressing the deformation of the shaft and supporting high speed while maintaining low speed performance.
図3はスクロール圧縮機の従来構造を示す縦断面図である。図3に示すように、固定スクロール(固定スクロール部材)7は、円板状の台板7aと、この台板7aの上に渦巻状に立設されたラップ7bと、台板7aの外周側に位置し、ラップ7bの先端面と連続する鏡板面を有してラップ7bを囲む筒状の支持部7dとを有する。
FIG. 3 is a longitudinal sectional view showing a conventional structure of the scroll compressor. As shown in FIG. 3, the fixed scroll (fixed scroll member) 7 includes a disk-shaped base plate 7a, a
ラップ7bが立設された台板7aの表面は、ラップ7bの間にあるため歯底7cと呼ばれる。また、支持部7dが、旋回スクロール(旋回スクロール部材)8の鏡板8aと接する面は、固定スクロール7の鏡板面7eとなっている。固定スクロール7は、その支持部7dがボルト等によりフレーム17に固定され、固定スクロール7と一体となったフレーム17は溶接等の固定手段によりケース(密閉容器)9に固定されている。
The surface of the base plate 7a on which the
前記旋回スクロール8は、固定スクロール7に対向して配置され、固定スクロールのラップ7bと旋回スクロールのラップ8bとが噛み合わされて、フレーム17内に旋回可能に設けられている。旋回スクロール8は、円板状の鏡板8a、この鏡板8aの表面である歯底8cから立設された渦巻状のラップ8b、及び鏡板8aの背面中央に設けられたボス部8dとを有する。また、鏡板8aの外周部の、固定スクロール7と接する表面が、旋回スクロール8の鏡板面8eとなっている。
The orbiting
ケース9は、固定スクロール7と旋回スクロール8からなるスクロール部、モータ部16(16a:回転子,16b:固定子)及び潤滑油などを内部に収納した密閉容器構造となっている。モータ部16の回転子16aと一体に固定されたシャフト(回転軸)10は、フレーム17に主軸受5を介して回転自在に支持され、固定スクロール7の中心軸線と同軸となっている。
The
シャフト10の先端にはクランク部10aが設けられており、このクランク部10aは旋回スクロール8のボス部8dに設けられた旋回軸受11に挿入され、旋回スクロール8はシャフト10の回転に伴い旋回可能に構成されている。旋回スクロール8の中心軸線は固定スクロール7の中心軸線に対して所定距離だけ偏心した状態となる。また、旋回スクロール8のラップ8bは、固定スクロール7のラップ7bに周方向に所定角度だけずらして重ね合わせられている。12は、旋回スクロール8を固定スクロール7に対して、自転しないように拘束しながら相対的に旋回運動させるためのオルダムリングである。
A
図2は固定スクロールと旋回スクロールとの噛み合い状態を示す平面図で、図に示すように、ラップ7b,8bの間には三日月状の複数の圧縮室13(13a,13b)が形成され、旋回スクロール8を旋回運動させると、各圧縮室は中央部に移動するに従い連続的に容積が縮小される。即ち、旋回スクロールラップ8bの内線側及び外線側に、それぞれ旋回内線側圧縮室13a及び旋回外線側圧縮室13bが形成される。20は吸込室で、流体を吸入している途中の空間である。この吸込室20は、旋回スクロール8の旋回運動の位相が進んで、流体の閉じ込みを完了した時点から圧縮室13となる。
FIG. 2 is a plan view showing the meshing state of the fixed scroll and the orbiting scroll. As shown in the figure, a plurality of crescent-shaped compression chambers 13 (13a and 13b) are formed between the
吸込ポート14は、図2,図3に示すように、固定スクロール7に設けられている。この吸込ポート14は吸込室20と連通するように台板7aの外周側に穿設されている。また、吐出ポート15は、最内周側の圧縮室13と連通するように固定スクロール7の台板7aの渦巻中心付近に穿設されている。
The
モータ部16によりシャフト10を回転駆動すると、シャフト10のクランク10aから旋回軸受11を介して旋回スクロール8に伝えられ、旋回スクロール8は固定スクロール7の中心軸線を中心に、所定距離の旋回半径をもって旋回運動する。この旋回運動時に旋回スクロール8が公転のみして自転しないように、オルダムリング12によって拘束される。
When the
旋回スクロール8の旋回運動によって、各ラップ7b,8bの間にできる圧縮室13は中央に連続的に移動し、その移動に従って圧縮室13の容積が連続的に縮小する。これにより、吸込ポート14から吸込まれた流体(例えば、冷凍サイクルを循環する冷媒ガス)を各圧縮室13内で順次圧縮し、圧縮された流体は吐出ポート15からケース上部の吐出空間54に吐出される。吐出された流体は、吐出空間54からケース9内のモータ室52に入り、吐出パイプ6から圧縮機外、例えば冷凍サイクルに供給される。
By the orbiting motion of the
潤滑油はケース9の底に貯留されており、シャフト10の下端には容積型または遠心式の給油ポンプ21を設けている。シャフトの回転とともに給油ポンプ21も回転させ、潤滑油を給油ポンプケース22に設けた潤滑油吸込口25から吸入して、給油ポンプの吐出口28から吐出する。吐出された潤滑油はシャフトに設けた貫通穴3を通って上部へ供給される。潤滑油の一部は、シャフト10に設けた横穴24を通って副軸受23を潤滑し、ケース底部の油溜り53に戻る。
Lubricating oil is stored at the bottom of the
その他大部分の潤滑油は、貫通穴3を通ってシャフト10のクランク10a上部に達し、クランク10aに設けた油溝57を通って旋回軸受11を潤滑する。そして旋回軸受11の下部に設けた主軸受5を潤滑した後、排油穴26a及び排油パイプ26bを通ってケース底部へ戻る。ここで、油溝57,旋回軸受11で形成される空間および、主軸受5を収める空間(フレーム17,シャフト10,フレームシール56,旋回スクロール8のボス部8dに設けられたつば形状の旋回ボス部材34,シール部材32で形成された空間)をあわせて第1の空間33と呼ぶことにする。
Most of the other lubricating oil passes through the through
この第1の空間33は吐出圧力に近い圧力を有する空間である。主軸受5及び旋回軸受11の潤滑のために第1の空間33に流入した潤滑油の大部分は、排油穴26a及び排油パイプ26bを通ってケース底部へ戻るが、一部の潤滑油は、オルダムリング12の潤滑、固定スクロール7と旋回スクロール8との摺動部の潤滑及びシールに必要な最低限の量が、シール部材32の上端面と旋回ボス部材34の端面間の油漏出手段を介して第2の空間である背圧室18に入る。
The
シール部材32は、フレーム17に設けられた円環溝31に波状バネ(図示せず)と共に挿入されており、吐出圧力となっている第1の空間33と、吸込圧力と吐出圧力の中間の圧力となっている背圧室18とを仕切っている。前記油漏出手段は、旋回ボス部材34に設けられた複数の穴30と前記シール部材32とで構成され、前記複数の穴30は旋回スクロール8の旋回運動に伴いシール部材32を跨いだ円運動を行い、第1の空間33と背圧室18との間を移動する。
The
これにより、第1の空間33の潤滑油を穴30に溜め、背圧室18に間欠的に移送して排出することにより、必要最小限の油を背圧室18に導くことができる。複数の穴30の代わりにスリットなどを設けて背圧室への油漏出手段としてもよい。
As a result, the lubricating oil in the
背圧室18に入った潤滑油は、背圧が高くなると、背圧室18と圧縮室13とを連通する背圧孔35を通って圧縮室13へ入り、吐出ポート15から吐出され、一部は、例えば冷媒ガスと共に吐出パイプ6から冷凍サイクルへ吐出され、残りはケース9内で冷媒ガスと分離されてケース底の油溜り53に貯留される。
When the back pressure increases, the lubricating oil that has entered the
なお、上記で説明したように前記第1の空間33と背圧室18と油漏出手段を備えることで、各軸受部に必要な給油量と圧縮室に必要な給油量を独立に制御することができるため、圧縮室給油量の適正化が可能となり高効率な圧縮機を得ることができる。
As described above, by providing the
以上のような構造のスクロール圧縮機において、シャフト10を回転駆動すると、旋回スクロール8が旋回運動するため、シャフト10のクランク10aには遠心力が作用する。この遠心力を打ち消すため、バランスウエイト55とカウンタウエイト58がシャフト10に設けられている。これらのウエイトにより、シャフト10に作用する力およびモーメントを打ち消し、静的および動的なバランスをとっている。
In the scroll compressor having the above-described structure, when the
ここで、旋回スクロール8の遠心力とバランスウエイト55の遠心力の作用点間の距離d(図1,図3,図5参照)が長いと、シャフト10のたわみが大きくなる。図4にシャフト10のたわみの概念図を示す。図4の縦軸はシャフト10のたわみ量、横軸はシャフトの位置を示し、左側がシャフト上部(図1,図3,図5でいう上部)、右側がシャフト下部(図1,図3,図5でいう下部)を表す。従来構造において前記第1の空間33を有する場合、バランスウエイト55は主軸受5の下部に配置する以外に場所がなく、荷重の作用点間距離dがシャフト10の軸径に比べて長くなるため、図4中の破線60のようにたわみが大きくなってしまう。
Here, if the distance d (see FIGS. 1, 3, and 5) between the centrifugal force of the
そこで本実施例では、図1に示すように、フレーム17を上部17aと下部17bに分割し、その間にバランスウエイト55を配置する構成となっている。フレーム17を分割することで、バランスウエイト55を旋回スクロール8と主軸受5との間に配置することが可能となり、作用点間距離dをシャフト10の軸径と同程度まで短くすることができる。このため、シャフト10のたわみを小さく抑えることができる。この方法によると、バランスウエイト55の外径が、主軸受5あるいはシール部材32の外径よりも大きい場合においても、旋回スクロール8と主軸受5の間にバランスウエイト55を配置することができる。
Therefore, in this embodiment, as shown in FIG. 1, the
なお、図5に示すように、フレーム17を分割するのではなく、シール部材32を収容する部材65を、フレーム17に圧入等の手段により固定する構成でもよい。この場合は、フレーム17における、主軸受5の圧入部66およびオルダムリング12との摺動部67を同時に加工できるので、フレーム17を上下部に分割する構成よりも圧縮機の組立精度が向上する。
In addition, as shown in FIG. 5, the structure which fixes the
以上説明した構成によると、図4中の61のように、シャフト10のたわみを従来構造に比べて小さく抑えることができる。
According to the configuration described above, the deflection of the
実施例によれば、シャフト10のたわみ量は、圧縮機の性能および信頼性に大きな影響を及ぼすスクロールラップの径方向すき間δr(図2参照)の設計自由度を制限する。例えば、空調用圧縮機においては、低速低負荷である中間条件での性能向上が、年間を通じた消費電力量低減のために重要となる。この中間条件においては、低速であるため漏れ損失が増大しやすく、できるだけ径方向すき間δrを小さくして漏れを抑える必要がある。
According to the embodiment, the amount of deflection of the
さらに別の要求として、圧縮機の高速化により運転範囲を拡大し、より使い勝手のよい空調機を提供することも求められる。圧縮機の高速化に伴い、旋回スクロール8およびバランスウエイト55に作用する遠心力が増大するため、シャフト10のたわみは大きくなる。そしてシャフト10のたわみ量が径方向すき間δrより大きくなると、旋回スクロール8のラップ8bは固定スクロール7のラップ7bに接触する。さらにたわみが大きくなると、旋回軸受11や主軸受5とシャフト10との軸受すき間でも逃げ切れなくなり、ラップ破損や軸受のかじり,焼き付き等が発生する恐れがあり、信頼性が確保できない。
As another requirement, it is also required to expand the operating range by increasing the speed of the compressor and to provide a more convenient air conditioner. As the compressor speed increases, the centrifugal force acting on the
つまり、低速運転時の圧縮機性能を確保するためには、径方向すき間δrを小さくする必要があるが、小さく設定した場合に、高速運転時のシャフト10のたわみが大きいと、ラップや軸受に不具合が発生し、高速運転時の信頼性が確保できない。よって低速性能,高速での信頼性を両立させるためには、シャフト10のたわみを小さく抑えることが重要となる。
That is, in order to ensure the compressor performance during low-speed operation, it is necessary to reduce the radial clearance δr. Failure occurs and reliability during high-speed operation cannot be secured. Therefore, in order to achieve both low speed performance and high speed reliability, it is important to keep the deflection of the
その点、本実施例においては、以上述べてきたようにシャフトのたわみを小さく抑えることができるため、圧縮機の性能および信頼性を向上することが可能となる。 In this respect, in the present embodiment, as described above, since the deflection of the shaft can be suppressed, it is possible to improve the performance and reliability of the compressor.
なお、別の実施例として、上記構成に加えて、図1および図5中の追加ウエイト59を配置することで、シャフト10の変形モードを変え、たわみ量をより低減することができる。これは、凸型にたわむシャフト10のたわみの頂点付近に、逆方向へたわませようとする追加ウエイト59を配置するものである。これにより図4中の62に示すような変形モードおよびたわみ量となり、たわみをより小さく抑えることができる。
As another embodiment, in addition to the above configuration, the
また、図1および図5に示すように、バランスウエイト55を配置した空間68に冷媒ガスを流入させる通路69を設けてもよい。空間68内の圧力は、液体の油が排油パイプ26bを自由落下するヘッドの分だけ、吐出圧力である圧縮機ケース9内の圧力よりも僅かに低い。よって前記通路69を、例えばケース9内と空間68を連通させるようにフレーム17に設けることで、空間68内にケース9内の冷媒ガスを流入させることができる。
Further, as shown in FIGS. 1 and 5, a
本構成により、空間68内に液体である油のみが充満してそれをバランスウエイト55が撹拌する場合に対し、冷媒ガスを流入させて液体と気体が混在した状態とするため、バランスウエイトによる撹拌損失を低減することができる。なお、一度吐出圧力まで圧縮した冷媒ガスを、吐出圧力よりわずかに圧力の低い空間68に流入させるだけなので、冷媒ガスを再膨張させることによる圧縮機性能の低下は微小である。
With this configuration, in contrast to the case where the
以上説明してきた圧縮機1と、凝縮器40,膨張弁41,蒸発器42,四方弁43を用いて、図6に示すように空調用の冷凍サイクルを構成することで、年間を通じた消費電力量が小さく、かつ運転範囲の広い使い勝手のよい空調機を提供することができる。
By using the
1 圧縮機
3 貫通穴
5 主軸受
6 吐出パイプ
7 固定スクロール
7a 台板
7b,8b ラップ
7c,8c 歯底
7d 支持部
7e,8e 鏡板面
8 旋回スクロール
8a 鏡板
8d ボス部
9 ケース(密閉容器)
10 シャフト(回転軸)
10a クランク部
11 旋回軸受
12 オルダムリング
13 圧縮室
13a 旋回内線側圧縮室
13b 旋回外線側圧縮室
14 吸込ポート
15 吐出ポート
16 モータ部
16a 回転子
16b 固定子
17 フレーム
17a 上部
17b 下部
18 背圧室
20 吸込室
21 給油ポンプ
22 給油ポンプケース
23 副軸受
24 横穴
25 潤滑油吸込口
26a 排油穴
26b 排油パイプ
28 給油ポンプの吐出口
30 穴
31 円環溝
32 シール部材
33 第1の空間
34 旋回ボス部材
35 背圧孔
40 凝縮器
41 膨張弁
42 蒸発器
43 四方弁
52 モータ室
53 油溜り
54 吐出空間
55 バランスウエイト
56 フレームシール
57 油溝
58 カウンタウエイト
59 追加ウエイト
65 シール部材32を収容する部材
66 圧入部
67 摺動部
68 空間
69 冷媒ガスを流入させる通路
DESCRIPTION OF
10 Shaft (Rotating shaft)
DESCRIPTION OF
Claims (8)
前記旋回スクロールの背面の中心部にあって吐出圧力に近い圧力を有し、密閉容器底部に貯留された潤滑油が導かれる第1の空間と、前記旋回スクロールの背面に設けられ吐出圧力と吸込圧力の間の圧力となる第2の空間と、を仕切るシール部と、
前記第1の空間から前記第2の空間へ潤滑油を漏出させる手段と、
主軸受より前記旋回スクロールの側に配設されたバランスウエイトと、
を有することを特徴とするスクロール圧縮機。 A scroll compressor having a fixed scroll and a turning scroll fixed to a frame,
A first space at the center of the rear surface of the orbiting scroll that has a pressure close to the discharge pressure and into which the lubricating oil stored in the bottom of the hermetic container is guided, and the discharge pressure and suction provided on the rear surface of the orbiting scroll A seal portion that partitions the second space that is a pressure between the pressures;
Means for leaking lubricating oil from the first space to the second space;
A balance weight disposed closer to the orbiting scroll than the main bearing;
The scroll compressor characterized by having.
前記バランスウエイトの外径は、前記シール部の径または主軸受の径よりも大きく、前記シール部と前記主軸受の間に配置したことを特徴とするスクロール圧縮機。 In claim 1,
The outer diameter of the balance weight is larger than the diameter of the seal part or the diameter of the main bearing, and is arranged between the seal part and the main bearing.
前記バランスウエイトは、前記フレームを分割して、前記フレームと前記固定スクロールとの間に配置したことを特徴とするスクロール圧縮機。 In claim 1,
The scroll compressor according to claim 1, wherein the balance weight is divided between the frame and the fixed scroll.
前記シール部を構成する部材を前記フレームに固定したことを特徴とするスクロール圧縮機。 In claim 3,
A scroll compressor characterized in that a member constituting the seal portion is fixed to the frame.
前記旋回スクロールを旋回させる軸はモータによって駆動されるとともに前記フレームで軸受けがなされ、前記軸受け位置に対して、前記バランスウエイトとは逆の方向に配設された追加バランスウエイトを有することを特徴とするスクロール圧縮機。 In claim 1,
A shaft for turning the orbiting scroll is driven by a motor and is supported by the frame, and has an additional balance weight disposed in a direction opposite to the balance weight with respect to the bearing position. Scroll compressor.
前記バランスウエイトを収容する空間に、前記空間より圧力の高いガスを導入するための連通路を設けたことを特徴とするスクロール圧縮機。 In claim 1,
A scroll compressor characterized in that a communication path for introducing a gas having a pressure higher than that of the space is provided in a space for accommodating the balance weight.
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