JP2011256532A - Safety block attachment jig for movable ladder - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ケーブルを地下に敷設している設備に設けられている換気孔や、マンホール等の種々の立坑に設置している固定梯子の上部に連設されている可動梯子に安全ブロックを取り付けるための、可動梯子用の安全ブロック取付治具に関するものである。 The present invention attaches a safety block to a movable ladder connected to an upper part of a fixed ladder installed in various vertical shafts such as a ventilation hole or a manhole provided in a facility where cables are laid underground. Therefore, the present invention relates to a safety block mounting jig for a movable ladder.
ケーブルを地中に敷設している設備に設けられている換気孔や、マンホール等の種々の立坑100には、例えば、図9に示すように、固定梯子101や、この固定梯子101の上部に連設されている可動梯子102が存在している。
For example, as shown in FIG. 9, a
この固定梯子101や可動梯子102は、いずれも2本の縦支柱103と、縦支柱103の間に所定の間隔を開けて配置された複数の横棧104により構成されている。
Each of the
可動梯子102は、固定梯子101よりも若干幅狭に構成されて、固定梯子101の上部に連設されている。この可動梯子102は、自身の縦支柱103の上端が、固定梯子101の縦支柱103の上端に並んで立坑100内に収容されている位置から、図9に示すように、上方に移動して、蓋105を開けている立坑100から突出できるように固定梯子101に取り付けられている。
The
尚、可動梯子102を使用しないときは、可動梯子102の縦支柱103の上端が、固定梯子101の縦支柱103の上端に並ぶ位置まで移動して立坑100内に収容され、立坑100の蓋105が閉じられる。
When the
そして、立坑100に設置されている固定梯子101や可動梯子102を介して作業員Sが昇降するとき、作業員Sが足を滑らせる等して、誤って固定梯子101や可動梯子102から落下してしまう危険性がある。
When the worker S moves up and down via the
その為、作業員Sの落下防止対策を施す必要がある。 Therefore, it is necessary to take measures to prevent the worker S from falling.
この一対策として、例えば、図10に示すように、作業員Sが装着している安全ベルト106に、2個の安全装置107を取り付けることがある。
As one countermeasure, for example, as shown in FIG. 10, two
安全装置107は、装置内に収容されているロープ108と、ロープ108の先端に取り付けたフック109を備えている。このロープ108は、装置内からの引き出しと、装置内への引き戻しが自在となっている。
The
この安全装置107を使用して作業員Sが可動梯子102を昇降するとき、例えば、図10に示すように、それぞれの安全装置107からロープ108を所定の長さに引き出し、2個のフック109を可動梯子102の横棧104に段違いとなるように引っ掛けて、作業員Sの安全を確保しながら、作業員Sが可動梯子102を昇降するのである。
When the worker S moves up and down the
この他、作業員Sの落下を防止するものとして、特許文献1に示すような、安全帯付き垂直昇降用梯子200が存在する。この垂直昇降用梯子200は、図11(a)に示すように、2本の縦支柱201間に、横棧202を複数配置したもので、支縦支柱201は、断面が略I形のアルミニウム合金製の形材から成る。
In addition, there is a vertical elevating
また、図11(a)に示すように、縦支柱201の一方に安全器203を介して安全帯204を取り付けており、図11(b)に示すように、他端のフック状の掛止装置205を、梯子200を昇降する作業員Sのベルト位置等に掛け止めする。
Further, as shown in FIG. 11 (a), a safety belt 204 is attached to one of the
安全器203は、略I形断面の縦支柱201のフランジ部分をレール部として上下方向に移動自在になっているが、作業員Sが足を滑らす等したときに、作業員Sの体重による下向きの荷重が生じると、安全器203のリンク機構が働き、レール部を挟み込んで安全器203の移動を阻止し、作業員Sの墜落を防止している。
The
また、作業員Sの落下を防止するものとして、特許文献2に示すような、マンホール用梯子300も存在する。このマンホール用梯子300は、図12(a)に示すように、梯子300の側面にストッパー兼用連結部材301を介して、安全帯のフック取付杆302を設けたものである。
Further, there is a
このフック取付杆302は、図12(b)に示すように、複数のストッパー兼用連結部材301を介して梯子に取り付けられている。その為、図12(a)に示すように、所定のロープを介して作業員S側のフック303をフック取付杆302に掛け止めすると、作業員Sが梯子から落下しても、フック303がストッパー兼用連結部材301によって梯子の途中で係止されるので、作業員Sの墜落を防止できるのである。
As shown in FIG. 12B, the
しかしながら、図10に示すように、作業員Sが身に付けている安全装置107からロープ108を所定の長さに引き出し、2個のフック109を可動梯子102の横棧104に段違いとなるように引っ掛けて、作業員Sの安全を確保する落下防止対策では、作業員Sが可動梯子102や固定梯子101を介して迅速に昇降することができないという弊害が生じている。
However, as shown in FIG. 10, the
具体的には、2個のフック109を可動梯子102の横棧104に段違いとなるように引っ掛ける作業と、2個のフック109を横棧104から外して、再度、他の横棧104に段違いとなるように引っ掛ける作業を連続して行わなければならず、その手順が煩雑となることから、可動梯子102や固定梯子101を介した昇降に、時間を費やしてしまうのである。
Specifically, the operation of hooking the two
この様な弊害を解消する措置として、可動梯子102の上部に、安全ブロック400を設置することが望まれている。
As a measure for eliminating such harmful effects, it is desired to install a
この安全ブロック400は、作業員Sが可動梯子102や固定梯子101を介して昇降しているときに、足を滑らせる等して落下しそうになった場合であっても、その落下を阻止して、事故の発生を未然に防止するものである。
The
一般的な安全ブロック400は、例えば、図13に示すように、ケース本体401と、このケース本体401内から引き出されているワイヤロープ402から構成されている。
For example, as shown in FIG. 13, the
ワイヤロープ402は、ケース本体401内に収容されている所定のドラムに巻回されており、ドラムの回転によるケース本体401内からの引き出しと、ケース本体401内への引き戻しが自在となっている。
The
ワイヤロープ402の先端部には、作業員Sが装着している安全ベルト106に掛け止めするフック403が取り付けられている。また、ケース本体401の上部には、固定リング404が取り付けられている。
A
この安全ブロック400は、作業員Sが通常の速さで可動梯子102や固定梯子101を昇降しているときには、ワイヤロープ402がケース本体401から自動的に引き出され、また、ケース本体401に引き戻されて、作業員Sの昇降時にワイヤロープ402が邪魔にならないようにしている。
The
しかし、作業員Sが何らかの原因により可動梯子102や固定梯子101から落下して、ワイヤロープ402がケース本体401から勢い良く引き出されるような事態が生じると、ケース本体401は、例えば、ワイヤロープ402が約25cm程度引き出された時点でワイヤロープ402の送り出しを停止して、作業員Sのそれ以上の落下を阻止するように作動するのである。
However, when the worker S falls from the
この様に、安全ブロック400は、従来の弊害を解消しつつ、可動梯子102や固定梯子101を介した昇降時における作業員Sの安全を確保するための手段として非常に有効なものであるが、例えば、図9に示すように、蓋105を開けている立坑100から可動梯子102が突出しているような状況において、可動梯子102の上部には、安全ブロック400を吊り下げるようにして設置する部材が存在していない。
As described above, the
その為、可動梯子102や固定梯子101を使用するときに、可動梯子102に適宜取り付けて、可動梯子102に安全ブロック400を吊り下げる治具が必要となるのである。
For this reason, when the
この他、図11(a)(b)に示す縦支柱201の一方に安全器203を取り付ける作業員Sの落下防止対策、また、図12(a)(b)に示す梯子300の側面にストッパー兼用連結部材301を介して、安全帯のフック取付杆302を設けた作業員Sの落下防止対策は、いずれもその構造が複雑で、設置工事の費用が割高になってしまう。
In addition to this, measures to prevent the worker S attaching the
その為、可動梯子102の上部に安全ブロック400を吊り下げる措置に勝るものではない。
Therefore, it does not surpass measures for suspending the
さらに、これらの落下防止対策は、建設の当初から講じていれば有効であるものの、既設の可動梯子102や固定梯子101においては、特別な機構を新たに設置する大掛かりな追加の工事が必要となってしまう。
Furthermore, although these fall prevention measures are effective if taken from the beginning of construction, the existing
その為、既設の可動梯子102や固定梯子101に対し、事後的に設置する措置として好ましいものではない。
Therefore, it is not preferable as a measure to be installed later on the existing
加えて、特別な機構が可動梯子102や固定梯子101に沿って設置されることから、狭い立坑100内において、既設の可動梯子102や固定梯子101に対して、そもそも設置できない場合もある。
In addition, since a special mechanism is installed along the
そこで、本発明は如上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、既設の可動梯子に対し、所定の治具を適宜取り付けて安全ブロックを設置することにより、可動梯子や固定梯子を介した昇降時における作業員の安全を確保しながら、作業員が迅速に昇降することができ、また、当該治具の撤去も極めて容易である、可動梯子用の安全ブロック取付治具を提供することを目的とする。 Therefore, the present invention was created in view of the existing circumstances as described above, and a movable ladder or a fixed ladder can be obtained by appropriately attaching a predetermined jig to an existing movable ladder and installing a safety block. A safety block mounting jig for a movable ladder is provided, which allows the worker to move up and down quickly while ensuring the safety of the worker when moving up and down, and the jig to be removed is extremely easy. The purpose is to do.
本発明は、種々の立坑に沿って設置している固定梯子の上部に連設されている可動梯子に安全ブロックを取り付けるための、可動梯子用の安全ブロック取付治具であり、可動梯子を形成する2本の縦支柱の上端部分にそれぞれ固定される一対の掛止体と、一対の掛止体の間に固定される安全ブロックの吊り下げ棒により構成され、一対の掛止体は、縦支柱の上端部分に当がう装着部と、装着部から側方に向けて延設された張出片から形成され、安全ブロックの吊り下げ棒は、安全ブロックのスライド防止部材を備え、掛止体を形成している張出片の先端側部分に固定されていることで、上述した課題を解決した。 The present invention is a safety block attachment jig for a movable ladder for attaching a safety block to a movable ladder connected to an upper part of a fixed ladder installed along various shafts, and forms the movable ladder. A pair of hanging bodies fixed to the upper end portions of the two vertical struts, and a safety block hanging rod fixed between the pair of hanging bodies. It is formed from a mounting part that hits the upper end of the column and a projecting piece that extends from the mounting part to the side. The problem mentioned above was solved by being fixed to the tip side part of the overhanging piece which forms the body.
また、掛止体の装着部は、矩形状の垂設板と、垂設板の両端部分から側方に向けて延設された一対の挟持片を備え、垂設板は、可動梯子の横棧に上方から係止する切り欠き溝を有することで、同じく上述した課題を解決した。 In addition, the mounting portion of the hanging body includes a rectangular hanging plate and a pair of holding pieces extending laterally from both end portions of the hanging plate, and the hanging plate is located next to the movable ladder. The above-mentioned problem was solved by having a notch groove for locking the hook from above.
さらに、掛止体の装着部は、垂設板と一対の挟持片の上端部に、天板を固定していることで、同じく上述した課題を解決した。 Furthermore, the mounting part of the latching body has solved the same problem as described above by fixing the top plate to the upper ends of the hanging plate and the pair of holding pieces.
また、可動梯子を形成する2本の縦支柱に所定の貫通孔を設ける一方、掛止体を形成する装着部の一対の挟持片に孔を設け、縦支柱の上端部分に掛止体を当がい、縦支柱の貫通孔と挟持片の孔を合致させた状態で、ボルト部材の軸部を貫挿して軸部の先端側にナットを螺合させていることで、同じく上述した課題を解決した。 In addition, a predetermined through hole is provided in the two vertical struts that form the movable ladder, while a hole is provided in the pair of holding pieces that form the latching body, and the latching body is applied to the upper end portion of the vertical strut. However, in the state where the through hole of the vertical support and the hole of the clamping piece are matched, the shaft part of the bolt member is inserted and the nut is screwed to the tip side of the shaft part, thereby solving the same problem as described above. did.
加えて、掛止体を形成する張出片の先端側部分に孔を設ける一方、安全ブロックの吊り下げ棒の両端部分に雄ネジ部分を設け、両張出片の間に安全ブロックの吊り下げ棒を当がい、張出片の孔に吊り下げ棒の雄ネジ部分を貫挿し、雄ネジ部分に螺合している2個のナットにより張出片の孔の周辺を挟持していることで、同じく上述した課題を解決した。 In addition, a hole is provided in the tip side of the overhanging piece that forms the latching body, while male screw parts are provided in both ends of the hanging rod of the safety block, and the safety block is suspended between the overhanging pieces. By hitting the rod, inserting the male thread part of the hanging rod into the hole of the overhanging piece, and holding the periphery of the hole of the overhanging piece with two nuts screwed into the male screw part The problem described above has also been solved.
また、安全ブロックの吊り下げ棒のスライド防止部材は、所定の間隔を保持して吊り下げ棒に固定された2枚の環板により形成されていることで、同じく上述した課題を解決した。 Moreover, the slide prevention member of the hanging rod of the safety block is formed of two ring plates that are fixed to the hanging rod while maintaining a predetermined distance, thereby solving the above-described problem.
さらに、スライド防止部材は、安全ブロックの吊り下げ棒の略中央部分に配置され、吊り下げ棒におけるスライド防止部材の両側部分は、作業員が手で握る持ち手部分となっていることで、同じく上述した課題を解決した。 Furthermore, the anti-slide member is arranged at the substantially central part of the hanging rod of the safety block, and both side portions of the anti-sliding member on the hanging rod are handle parts that are held by the hand. Solved the problem mentioned above.
本発明は、種々の立坑に沿って設置している固定梯子の上部に連設されている可動梯子に安全ブロックを取り付けるための、可動梯子用の安全ブロック取付治具であり、可動梯子を形成する2本の縦支柱の上端部分にそれぞれ固定される一対の掛止体と、一対の掛止体の間に固定される安全ブロックの吊り下げ棒により構成されていることから、可動梯子を立坑から突出させて可動梯子と固定梯子を使用するときに、可動梯子を形成する2本の縦支柱に一対の掛止体を適宜固定して、当該一対の掛止体の間に安全ブロックの吊り下げ棒を簡単に固定できる。 The present invention is a safety block attachment jig for a movable ladder for attaching a safety block to a movable ladder connected to an upper part of a fixed ladder installed along various shafts, and forms the movable ladder. The movable ladder is made up of a vertical shaft because it is composed of a pair of suspension members fixed to the upper end portions of the two vertical struts, and a safety block suspension rod fixed between the pair of suspension members. When a movable ladder and a fixed ladder are used by protruding from a pair, a pair of hanging bodies are appropriately fixed to the two vertical struts forming the movable ladder, and a safety block is suspended between the pair of hanging bodies. Can easily fix the lower bar.
そして、一対の掛止体の間に配置されている安全ブロックの吊り下げ棒に安全ブロックを吊り下げることにより、可動梯子に対して安全ブロックを設置することが可能となる。 And it becomes possible to install a safety block with respect to a movable ladder by suspending a safety block on the suspension rod of the safety block arrange | positioned between a pair of latching bodies.
その為、この安全ブロックを使用することにより、作業員は自身の安全を確保しながら、可動梯子や固定梯子を介して迅速に昇降することができる。 Therefore, by using this safety block, the worker can ascend and descend quickly through the movable ladder and the fixed ladder while ensuring his / her safety.
この様に、本発明に係る可動梯子用の安全ブロック取付治具を使用することにより、作業員の落下防止対策が何ら施されていない可動梯子に対して、安全ブロックを事後的に設置できるのである。 Thus, by using the safety block mounting jig for the movable ladder according to the present invention, the safety block can be installed later on the movable ladder that is not provided with any measures to prevent the worker from falling. is there.
また、種々の作業が終了し、可動梯子を立坑内に収容して立坑を閉鎖するときには、安全ブロックを取り外して、可動梯子に取り付けている掛止体と吊り下げ棒を簡単に撤去できる。 Moreover, when various operations are completed and the movable ladder is accommodated in the shaft and the shaft is closed, the safety block can be removed and the hanging body and the hanging rod attached to the movable ladder can be easily removed.
さらに、一対の掛止体は、縦支柱の上端部分に当がう装着部を備えている為、縦支柱への取り付けが容易である。また、装着部から側方に向けて延設された張出片を備え、安全ブロックの吊り下げ棒が、張出片の先端側部分に固定されていることから、安全ブロックの吊り下げ棒を、可動梯子から若干離れた位置に配置できる。 Furthermore, since the pair of latching bodies includes a mounting portion that hits the upper end portion of the vertical column, it can be easily attached to the vertical column. In addition, there is an overhanging piece that extends from the mounting part to the side, and the hanging rod of the safety block is fixed to the tip side of the overhanging piece. It can be placed at a position slightly away from the movable ladder.
その為、この吊り下げ棒に取り付ける安全ブロックも、立坑の中心に向けて張り出すように設置される。 Therefore, the safety block attached to this hanging rod is also installed so as to project toward the center of the shaft.
その結果、安全ブロックからワイヤロープが長く引き出されている状況であっても、ワイヤロープが固定梯子等に引っ掛かったり、立坑の内壁に存在する部材に絡み付くことがない。 As a result, even if the wire rope is drawn out from the safety block for a long time, the wire rope is not caught on a fixed ladder or the like, and is not entangled with members existing on the inner wall of the shaft.
また、安全ブロックを立坑の中心に向けて張り出すように設置できることから、作業員が可動梯子や固定梯子を介して昇降する際に、安全ブロックのワイヤロープを、作業員の肩や背中側に配置できる。その為、作業員は、当該ワイヤロープの存在を意識することなく、迅速に昇降することができる。 In addition, since the safety block can be installed so as to protrude toward the center of the shaft, the wire rope of the safety block is placed on the shoulder or back side of the worker when the worker moves up and down via the movable ladder or the fixed ladder. Can be placed. Therefore, the worker can move up and down quickly without being aware of the presence of the wire rope.
特に、作業員が可動梯子の位置に存在し、安全ブロックのワイヤロープが短い場合であっても当該ワイヤロープを作業員の肩や背中側に配置できるので、作業員が可動梯子に乗り込むときや、可動梯子から離れるときにも、安全ブロックのワイヤロープが邪魔にならない。 In particular, even when the worker is at the position of the movable ladder and the wire rope of the safety block is short, the wire rope can be placed on the shoulder or back side of the worker, so when the worker gets on the movable ladder, Even when leaving the movable ladder, the wire rope of the safety block does not get in the way.
また、安全ブロックの吊り下げ棒は、安全ブロックのスライド防止部材を備えていることから、このスライド防止部材に安全ブロックを吊り下げることにより、安全ブロックは、片寄ることが無く、常に立坑の中心に向けて張り出すように設置されている状態が維持される。 In addition, the safety block suspension rod is equipped with a safety block slide prevention member. By hanging the safety block on this slide prevention member, the safety block will not be displaced and will always be at the center of the shaft. The state where it is installed so as to overhang is maintained.
さらに、掛止体の装着部は、矩形状の垂設板と、垂設板の両端部分から側方に向けて延設された一対の挟持片を備えていることから、装着部を縦支柱の上端部に当がったときに、縦支柱の内側の側面に垂設板を当接した状態で、一対の挟持片により縦支柱の前後の側面を挟み込むことができる。 Furthermore, the mounting portion of the latching body includes a rectangular hanging plate and a pair of clamping pieces extending from both end portions of the hanging plate to the side, so that the mounting portion is a vertical column. When the upper end of the vertical strut is hit, the front and rear side surfaces of the vertical strut can be sandwiched between the pair of sandwiching pieces in a state where the hanging plate is in contact with the inner side surface of the vertical strut.
そして、装着部は、垂設板に可動梯子の横棧に上方から係止する切り欠き溝を有することから、可動梯子の横棧にこの切り欠き溝を当がうことにより、装着部が縦支柱に沿って下方へ移動することがない。 Since the mounting portion has a notch groove that is locked to the side of the movable ladder from above on the hanging plate, the mounting portion is vertically moved by hitting the notch groove on the side of the movable ladder. It does not move downward along the column.
また、掛止体の装着部は、垂設板と一対の挟持片の上端部に、天板を固定していることから、装着部を縦支柱の上端部に当がったときに、縦支柱の内側の側面に垂設板が当接し、一対の挟持片により縦支柱の前後の側面を挟み込んだ状態で、縦支柱の上面に天板が当接することとなり、装着部が縦支柱に沿って下方へ移動することがない。 In addition, since the mounting part of the hanging body has a top plate fixed to the upper end of the hanging plate and the pair of holding pieces, when the mounting part hits the upper end of the vertical support, The vertical plate comes into contact with the inner side of the column, and the top plate comes into contact with the upper surface of the vertical column with the pair of clamping pieces sandwiching the front and rear sides of the vertical column. Will not move downward.
加えて、可動梯子を形成する2本の縦支柱に所定の貫通孔を設ける一方、掛止体を形成する装着部の一対の挟持片に孔を設け、縦支柱の上端部分に掛止体を当がい、縦支柱の貫通孔と挟持片の孔を合致させた状態で、ボルト部材の軸部を貫挿して軸部の先端側にナットを螺合させていることから、縦支柱の上端部分に掛止体を確実に固定できる。 In addition, the two vertical struts that form the movable ladder are provided with predetermined through holes, while the pair of holding pieces that form the latching body are provided with holes, and the latching body is attached to the upper end portion of the vertical strut. Since the through hole of the vertical support and the hole of the clamping piece are matched, the shaft part of the bolt member is inserted and the nut is screwed onto the tip side of the shaft part. The latching body can be securely fixed to.
この様に、掛止体の装着部を縦支柱の上端部に当がったときに、縦支柱の内側の側面に垂設板を当接した状態で、一対の挟持片により縦支柱の前後の側面を挟み込んで装着部の前後方向の移動が規制されおり、また、装着部の切り欠き溝が可動梯子の横棧に下方から支持され、同様に、装着部の天板が縦支柱の上面に下方から支持されて、装着部の下方向への移動が規制されている。 In this way, when the mounting part of the latching body is brought into contact with the upper end of the vertical column, with the hanging plate in contact with the inner side surface of the vertical column, the pair of clamping pieces The movement of the mounting part in the longitudinal direction is restricted by sandwiching the side surface of the mounting part, and the notch groove of the mounting part is supported from the bottom of the movable ladder, and similarly, the top plate of the mounting part is the top surface of the vertical column Therefore, the downward movement of the mounting portion is restricted.
そして、縦支柱の貫通孔と挟持片の孔を合致させた状態で、ボルト部材の軸部を貫挿して軸部の先端側にナットを螺合させることにより、装着部の前後・左右・上下方向の移動が規制されて、縦支柱の上端部分に掛止体を確実に固定できるのである。 Then, with the through hole of the vertical strut and the hole of the clamping piece matched, by inserting the shaft part of the bolt member and screwing the nut to the tip side of the shaft part, front / rear / left / right / up / down of the mounting part The movement in the direction is restricted, and the latching body can be reliably fixed to the upper end portion of the vertical column.
その結果、作業員が何らかの原因により可動梯子や固定梯子から落下し、作業員が安全ブロックのワイヤロープにより吊り下げられて安全ブロックに大きな荷重が加えられたような場合であっても、縦支柱の上端部分から掛止体が外れてしまう事態の発生を確実に阻止している。 As a result, even if the worker falls from the movable ladder or the fixed ladder for some reason, and the worker is suspended by the wire rope of the safety block and a large load is applied to the safety block, the vertical strut Occurrence of the situation where the latching body comes off from the upper end portion of the door is surely prevented.
そして、安全ブロックにより作業員の体重をしっかりと支えてその落下を阻止することにより、梯子を介した昇降時における作業員の安全を確保しているのである。 And the safety of the worker at the time of raising / lowering through a ladder is ensured by supporting the weight of the worker firmly by the safety block and preventing its fall.
この他、掛止体を形成する張出片の先端側部分に孔を設ける一方、安全ブロックの吊り下げ棒の両端部分に雄ネジ部分を設け、両張出片の間に安全ブロックの吊り下げ棒を当がい、張出片の孔に吊り下げ棒の雄ネジ部分を貫挿し、雄ネジ部分に螺合している2個のナットにより張出片の孔の周辺を挟持していることから、張出片の孔に安全ブロックの吊り下げ棒を確実に固定できる。 In addition, a hole is provided in the tip side portion of the overhanging piece that forms the latching body, while male screw parts are provided in both end portions of the hanging rod of the safety block so that the safety block is suspended between the overhanging pieces. Because the male thread part of the hanging bar is inserted into the hole of the projecting piece and the nut is screwed into the male thread part, the periphery of the projecting hole is clamped The hanging rod of the safety block can be securely fixed to the hole of the overhanging piece.
その為、安全ブロックに大きな荷重が加えられた場合であっても、一対の掛止体の間に固定されている吊り下げ棒が外れてしまう事態の発生を確実に阻止している。 For this reason, even when a large load is applied to the safety block, the occurrence of a situation in which the hanging rod fixed between the pair of hooks is removed reliably is prevented.
また、安全ブロックの吊り下げ棒のスライド防止部材は、所定の間隔を保持して吊り下げ棒に固定された2枚の環板により形成されていることから、吊り下げ棒に沿った安全ブロックの左右方向の移動を確実に規制できる。 In addition, since the slide prevention member of the hanging rod of the safety block is formed by two ring plates that are fixed to the hanging rod while maintaining a predetermined distance, the safety block along the hanging rod is The movement in the left-right direction can be reliably controlled.
さらに、スライド防止部材は、安全ブロックの吊り下げ棒の略中央部分に配置され、吊り下げ棒におけるスライド防止部材の両側部分は、作業員が手で握る持ち手部分となっていることから、作業員が可動梯子に乗り込むときに、吊り下げ棒の持ち手部分を手で握って、自らの安全を確保できる。また、可動梯子を昇ってきた作業員が地上に降りるときも、吊り下げ棒の持ち手部分を手で握って、体を引き上げることにより、自らの安全を確保しながら、迅速に可動梯子から離れることができる。 In addition, the anti-slide member is located at the approximate center of the hanging rod of the safety block, and both sides of the anti-sliding member on the hanging rod are gripped by the operator. When a member gets on the movable ladder, he / she can secure his / her own safety by grasping the handle portion of the hanging rod with his / her hand. Also, when a worker who has climbed the movable ladder descends to the ground, he can quickly move away from the movable ladder while ensuring his own safety by grasping the handle part of the hanging rod with his hand and pulling up the body. be able to.
以下に、本発明を実施するための形態を、図面を参照して詳細に説明する。 EMBODIMENT OF THE INVENTION Below, the form for implementing this invention is demonstrated in detail with reference to drawings.
本発明は、図1・図6に示すように、種々の立坑100に沿って設置している固定梯子101の上部に連設されている可動梯子102に安全ブロック400を取り付けるための、可動梯子102用の安全ブロック取付治具1である。
As shown in FIGS. 1 and 6, the present invention is a movable ladder for attaching a
尚、立坑100、固定梯子101、可動梯子102、安全ブロック400等の構成は、既に説明済みであることから、同一の構成には同一の符号を付すことにより、その説明を省略する。
In addition, since the structures of the
可動梯子102用の安全ブロック取付治具1は、図2乃至図4に示すように、可動梯子102を形成する2本の縦支柱103の上端部分にそれぞれ固定される一対の掛止体2と、一対の掛止体2の間に固定される安全ブロック400の吊り下げ棒3により構成されている。
As shown in FIGS. 2 to 4, the safety
一対の掛止体2は、図2・図4に示すように、縦支柱103の上端部分に当がう装着部4と、装着部4から側方に向けて延設された張出片5から形成されている。
As shown in FIGS. 2 and 4, the pair of
また、掛止体2の装着部4は、図2に示すように、矩形状の垂設板6と、垂設板6の両端部分から側方に向けて延設された一対の挟持片7を備えている。この一対の挟持片7は、長方形状で、垂設板6と一対の挟持片7により、装着部4の全体は、上方から見て略コ字状に形成されている。
Further, as shown in FIG. 2, the mounting
さらに、垂設板6は、図2に示すように、切り欠き溝8を有している。この切り欠き溝8は、図4に示すように、可動梯子102の最上段に位置している横棧104に上方から係止するもので、垂設板6の下端部側が開放し、垂設板6の中程で閉鎖するように逆U字状に切り欠いて形成されている。
Furthermore, the hanging
また、掛止体2の装着部4は、図2に示すように、垂設板6と一対の挟持片7の上端部に、長方形状の天板9を固定している。
Further, as shown in FIG. 2, the mounting
装着部4は、縦支柱103の上端部分に当がうことから、図4・図5に示すように、垂設板6は縦支柱103の内側の側面103aと同一の幅を有している。同様に、一対の挟持片7は、縦支柱103の前後の側面103b,103cと同一の幅を有している。また、天板9も、縦支柱103の上面103dと同一の幅を有している。
Since the mounting
加えて、一対の挟持片7の下方部分には、図2に示すように、それぞれに所定の孔10を設けている。また、縦支柱103には、図4に示すように、所定の貫通孔103eを設けている。
In addition, as shown in FIG. 2,
これらの挟持片7の孔10と縦支柱103の貫通孔103eは、縦支柱103の上端部分に掛止体2を当がったときに、それぞれが合致するように配置されている。
The
この掛止体2を固定するときは、図4・図5に示すように、縦支柱103の上端部分に掛止体2を当がい、縦支柱103の貫通孔103eと挟持片5の孔10を合致させた状態で、ボルト部材Bの軸部Gを貫挿する。この軸部Gには、雄ネジが設けられている。
When fixing the retaining
そして、挟持片5の孔10と縦支柱103の貫通孔103eに挿入している軸部Gの先端にナットNを螺合させて、縦支柱103の上端部分に掛止体2を固定するのである(図5参照)。
And since the nut N is screwed to the front-end | tip of the axial part G inserted in the
また、図2に示すように、装着部4を形成する一方の挟持片7(縦支柱103の側面103bに当接するもの)には、側方に向けて張出片5が延設されている。この張出片5は、挟持片7に対して90度の角度を維持するように配置されている。
In addition, as shown in FIG. 2, the protruding
さらに、張出片5の先端側部分に、孔11を設けている。この孔11は、一対の掛止体2の間に、安全ブロック400の吊り下げ棒3を固定するためのものである。
Furthermore, a
張出片5は、図2に示すように、その上縁が水平となるように延設されている。また、張出片5の下縁は、基端部側から先端部側にかけて上向きに若干傾斜しており、張出片5の全体として先端部側が僅かに細くなっている。
As shown in FIG. 2, the projecting
張出片5の孔11を介して取り付ける安全ブロック400の吊り下げ棒3は、可動梯子102全体の幅(縦支柱103・横棧104・縦支柱103)よりも若干長くなるように形成されている。
The
この吊り下げ棒3は、図3に示すように、その両端部分に、雄ネジ部分12を設けている。この雄ネジ部分12には、当該雄ネジ部分12に螺合している2個のナットNを備えている。また、2個のナットNの間には、2個のワッシャWが配置されている。
As shown in FIG. 3, the hanging
そして、図3・図4に示すように、両張出片5の間に安全ブロック400の吊り下げ棒3を当がい、張出片5の孔11に吊り下げ棒3の雄ネジ部分12を貫挿し、雄ネジ部分12に螺合している2個のナットNにより張出片5の孔11の周辺を挟持して、掛止体2を形成している張出片5の先端側部分に吊り下げ棒3を固定するのである。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
この安全ブロック400の吊り下げ棒3は、図3に示すように、安全ブロック400のスライド防止部材13を備えている。スライド防止部材13は、所定の間隔を保持して吊り下げ棒3に固定された2枚の環板13a,13bにより形成されている。
As shown in FIG. 3, the hanging
また、スライド防止部材13は、安全ブロック400の吊り下げ棒3の略中央部分に配置されている。その為、吊り下げ棒3におけるスライド防止部材13の両側部分は、作業員Sが手で握る持ち手部分となっている。
Further, the
ここで、安全ブロック取付治具1を取り付ける可動梯子102は、十分な強度を確保できるようにステンレス素材のものを対象とするのが好ましい。さらに、安全ブロック取付治具1の各部材(一対の張出片5、吊り下げ棒3、スライド防止部材13等)は、異種金属間腐食を防止できるように、可動梯子102を形成する素材と同一の素材を用いて形成されるのが好ましい。つまりステンレス素材の可動梯子102には、ステンレス素材の安全ブロック取付治具1の各部材を用いるのが最も好ましい。
Here, the
以下に、可動梯子102を形成する2本の縦支柱103の上端部分に、可動梯子102用の安全ブロック取付治具1を組み付ける手順を説明する。
Hereinafter, a procedure for assembling the safety
まず、図3に示すように、一対の掛止体2の張出片5の間に安全ブロック400の吊り下げ棒3を当がい、張出片5の孔11に吊り下げ棒3の雄ネジ部分12を貫挿する。このとき、雄ネジ部分12の基端部側にナットNを螺合させ、ワッシャWを配置しておく。
First, as shown in FIG. 3, the hanging
この様に、張出片5の内側にナットNとワッシャWを配置した状態で、吊り下げ棒3の雄ネジ部分12の先端側を、張出片5の孔11から突出させる。
In this way, with the nut N and washer W arranged inside the overhanging
次に、図3・図4に示すように、雄ネジ部分12の先端側にワッシャWを配置し、ナットNを螺合させる。このとき、2個のワッシャWが、張出片5の側面に強く当たっていない緩い状態にしておく。
Next, as shown in FIGS. 3 and 4, a washer W is disposed on the distal end side of the
この様にして、図4に示すように、一対の掛止体2の張出片5の間に安全ブロック400の吊り下げ棒3を仮止めする。
In this manner, as shown in FIG. 4, the hanging
次に、図4・図5に示すように、縦支柱103の上端部分に掛止体2を当がい、縦支柱103の貫通孔103eと挟持片5の孔10を合致させた状態で、ボルト部材Bの軸部Gを貫挿する。
Next, as shown in FIGS. 4 and 5, the
そして、挟持片5の孔10と縦支柱103の貫通孔103eに挿入している軸部Gの先端にナットNを螺合させて、縦支柱103の上端部分に掛止体2を固定する。
Then, a nut N is screwed into the tip of the shaft portion G inserted into the
このとき、掛止体2は、縦支柱103の内側の側面103aに垂設板6を当接した状態で、一対の挟持片7により縦支柱103の前後の側面103b,103cを挟み込んで装着部4の前後方向の移動が規制されている。
At this time, the retaining
また、装着部4の切り欠き溝8が、可動梯子102の最上段に位置している横棧104に下方から支持され、同様に、装着部4の天板9が縦支柱103の上面103dに下方から支持されて、装着部4の下方向への移動が規制されている。
Further, the
そして、図4・図5に示すように、縦支柱103の貫通孔103eと挟持片7の孔10を合致させた状態で、部材Bの軸部Gを貫挿して軸部Gの先端側にナットNを螺合させることにより、装着部4の前後・左右・上下方向の移動が規制されて、縦支柱103の上端部分に掛止体2を確実に固定する。
4 and 5, with the through
次に、一対の掛止体2の張出片5の間に仮止めしている吊り下げ棒3を、確実に固定する。
Next, the hanging
具体的には、吊り下げ棒3の雄ネジ部分12に螺合している2個のナットNの位置を微調整しながら締め付けて、張出片5の孔11の周辺に2個のワッシャWを強く当て、張出片5の孔11の周辺を2個のワッシャWにより挟持して、掛止体2を形成している張出片5の先端側部分に吊り下げ棒3を固定するのである。
Specifically, the two nuts N screwed into the male threaded
最後に、図6に示すように、吊り下げ棒3に安全ブロック400を吊り下げるようにして取り付ける。
Finally, as shown in FIG. 6, the
具体的には、吊り下げ棒3のスライド防止部材13に安全ブロック400の固定リング404を掛け止めして、スライド防止部材13を形成する2枚の環板13a,13bの間に安全ブロック400の固定リング404を取り付けるのである。
Specifically, the fixing
この様にして、可動梯子102用の安全ブロック取付治具1を介して、可動梯子102に安全ブロック400を取り付けてから、作業員Sは、安全ブロック400のケース本体401内からワイヤロープ402を引き出して、自らが装着している安全ベルト106に、ワイヤロープ402のフック403を掛け止めする。この一連の作業は、地上において行う。
In this way, after attaching the
そして、作業員Sが可動梯子102に乗り込むときは、スライド防止部材13の両側部分である吊り下げ棒3の持ち手部分を手で握って、自らの安全を確保する。また、可動梯子102を昇ってきた作業員Sが地上に降りるときも、吊り下げ棒3の持ち手部分を手で握って、体を引き上げることにより、自らの安全を確保しながら、迅速に可動梯子102から離れる。
When the worker S gets on the
また、作業員Sが可動梯子102を介して昇降するときは、図1に示すように、安全ブロック400のワイヤロープ402を、作業員Sの肩や背中側に配置して、作業員Sが当該ワイヤロープ402の存在を意識することなく昇降する。
Further, when the worker S moves up and down via the
さらに、図7に示すように、安全ブロック400のワイヤロープ402が長く引き出されて、作業員Sが固定梯子101を介して昇降するときも、ワイヤロープ402が邪魔にならない。
Furthermore, as shown in FIG. 7, the
また、安全ブロック400から長く引き出されているワイヤロープ402が、固定梯子等に引っ掛かったり、立坑の内壁に接することもない。
Further, the
尚、可動梯子102用の安全ブロック取付治具1は、図1乃至図7に示す形状のものに限定されることはない。
The safety
例えば、図8に示すように、可動梯子102を形成している縦支柱103の外側の側面に、所定の長さを有する一対の張出片50を直接固定して、安全ブロック取付治具1を構成しても良い。
For example, as shown in FIG. 8, a pair of protruding
このとき、スライド防止部材13を有する吊り下げ棒30は、一対の張出片50において、先端側の内側面に固定される。
At this time, the
本発明に係る可動梯子用の安全ブロック取付治具は、可動梯子と固定梯子が設置されている様々な立坑において、可動梯子に安全ブロックを適宜取り付けて、安全ブロックにより自身の安全を確保した上で、作業員が迅速に昇降できるものとして、幅広く利用することができる。 A safety block mounting jig for a movable ladder according to the present invention, in various shafts where a movable ladder and a fixed ladder are installed, appropriately attaches the safety block to the movable ladder and secures its own safety by the safety block. Therefore, it can be widely used as a tool that allows an operator to move up and down quickly.
S…作業員
B…ボルト部材
W…ワッシャ
100…立坑
101…定梯子
102…可動梯子
103…縦支柱
103a…側面
103b…側面
103c…側面
103d…上面
103e…貫通孔
104…横棧
105…蓋
106…安全ベルト
107…安全装置
108…ロープ
109…フック
200…垂直昇降用梯子
201…縦支柱
202…横棧
203…安全器
204…安全帯
205…掛止装置
300…マンホール用梯子
301…ストッパー兼用連結部材
302…フック取付杆
303…フック
400…安全ブロック
401…ケース本体
402…ワイヤロープ
403…フック
404…固定リング
1…安全ブロック取付治具
2…掛止体
3…吊り下げ棒
4…装着部
5…張出片
6…垂設板
7…挟持片
8…切り欠き溝
9…天板
10…孔
11…孔
12…雄ネジ部分
13…スライド防止部材
13a…環板
13b…環板
DESCRIPTION OF SYMBOLS S ... Worker B ... Bolt member W ...
さらに、スライド防止部材は、安全ブロックの吊り下げ棒の略中央部分に配置され、吊り下げ棒におけるスライド防止部材の両側部分は、作業員が手で握る持ち手部分となっていることで、同じく上述した課題を解決した。
この他、本発明は、種々の立坑に沿って設置している固定梯子の上部に連設されている可動梯子に安全ブロックを取り付けるための、可動梯子用の安全ブロック取付治具であり、可動梯子を形成する2本の縦支柱の上端部分に直接固定した一対の張出片と、一対の張出片の先端側部分に固定した安全ブロックの吊り下げ棒により構成され、安全ブロックの吊り下げ棒は、安全ブロックのスライド防止部材を備えていることで、同じく上述した課題を解決した。
また、安全ブロックの吊り下げ棒のスライド防止部材は、所定の間隔を保持して吊り下げ棒に固定された2枚の環板により形成されていることで、同じく上述した課題を解決した。
加えて、スライド防止部材は、安全ブロックの吊り下げ棒の略中央部分に配置され、吊り下げ棒におけるスライド防止部材の両側部分は、作業員が手で握る持ち手部分となっていることで、同じく上述した課題を解決した。
Furthermore, the anti-slide member is arranged at the substantially central part of the hanging rod of the safety block, and both side portions of the anti-sliding member on the hanging rod are handle parts that are held by the hand. Solved the problem mentioned above.
In addition, the present invention is a safety block attachment jig for a movable ladder for attaching a safety block to a movable ladder connected to an upper part of a fixed ladder installed along various vertical shafts. Consists of a pair of overhanging pieces fixed directly to the upper end portions of the two vertical struts forming the ladder, and a safety block hanging rod fixed to the tip side portion of the pair of overhanging pieces. Since the bar is provided with a safety block slide prevention member, the problem described above has been solved.
Moreover, the slide prevention member of the hanging rod of the safety block is formed of two ring plates that are fixed to the hanging rod while maintaining a predetermined distance, thereby solving the above-described problem.
In addition, the slide prevention member is arranged at the substantially central portion of the hanging rod of the safety block, and both side portions of the sliding prevention member in the hanging rod are handle portions that are gripped by an operator, The problem mentioned above was also solved.
Claims (7)
一対の掛止体は、縦支柱の上端部分に当がう装着部と、装着部から側方に向けて延設された張出片から形成され、
安全ブロックの吊り下げ棒は、安全ブロックのスライド防止部材を備え、掛止体を形成している張出片の先端側部分に固定されていることを特徴とする、可動梯子用の安全ブロック取付治具。 It is a safety block mounting jig for a movable ladder for attaching a safety block to a movable ladder connected to the upper part of a fixed ladder installed along various shafts. It is composed of a pair of hooks fixed to the upper ends of the vertical columns, and a safety block hanging rod fixed between the pair of hooks,
The pair of latching bodies are formed of a mounting portion that hits the upper end portion of the vertical column, and a projecting piece that extends from the mounting portion toward the side,
The safety block suspension rod is provided with a safety block slide prevention member, and is fixed to the front end side portion of the overhanging piece forming the latching body. jig.
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