JP2011254577A - 回転電機 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡便な構成でロータに冷媒を流すことができる回転電機を提供する。
【解決手段】複数の電磁鋼板50を積層させて形成して回転軸40によってケース30に軸支され、回転軸40の軸芯Zに直交する一方の側面から他方の側面に冷媒を流通させる冷媒流路12を形成し、一方の側面に形成した冷媒流入口12aが、他方の側面に形成した冷媒流出口12bに対して回転軸40に近い位置に形成してあるロータ10を備えた回転電機1。
【選択図】図1
【解決手段】複数の電磁鋼板50を積層させて形成して回転軸40によってケース30に軸支され、回転軸40の軸芯Zに直交する一方の側面から他方の側面に冷媒を流通させる冷媒流路12を形成し、一方の側面に形成した冷媒流入口12aが、他方の側面に形成した冷媒流出口12bに対して回転軸40に近い位置に形成してあるロータ10を備えた回転電機1。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の電磁鋼板を積層させて形成して回転軸によってケースに軸支されるロータを備えた回転電機に関する。
永久磁石式の回転電機は、複数の電磁鋼板を積層させて形成したロータ鉄心と、当該ロータ鉄心に設けられた穴又は空洞に挿入される永久磁石とを備えるロータを有する。ロータを取り囲むステータは、ステータ鉄心と交流が流れるステータ巻線とからなる。このような回転電機は、モータとして、或いはジェネレータとして機能し得る。
例えば、特許文献1に記載の回転電機は、ロータの重量及び慣性モーメントを低減するため、ロータ鉄心に流路を設け、その流路を、放熱用の冷却オイル(冷媒)を流すために使用することが記載してある。
特許文献1に記載のように、ロータ鉄心に設けた流路に冷却オイルを流すには、当該冷却オイルの供給機構や、冷却オイルの漏洩を防止するシール構造などを設ける必要があり、回転電機の構造が複雑になっていた。
従って、本発明の目的は、簡便な構成でロータに冷媒を流すことができる回転電機を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る回転電機の第一特徴構成は、複数の電磁鋼板を積層させて形成して回転軸によってケースに軸支され、前記回転軸の軸芯に直交する一方の側面から他方の側面に冷媒を流通させる冷媒流路を形成し、前記一方の側面に形成した冷媒流入口が、前記他方の側面に形成した冷媒流出口に対して前記回転軸に近い位置に形成したロータを備えた点にある。
本構成によれば、冷媒流出口が冷媒流入口よりも回転軸から遠い位置に設けてあるため、回転軸が駆動してロータが回転した場合の速度は、冷媒流出口の方が大きくなる。即ち、ロータが回転している場合、冷媒流出口付近の気圧は冷媒流入口付近の気圧よりも低くなるため、冷媒流入口から冷媒流出口の方向に冷媒の流れが生じる。このように当該冷媒が冷媒流路を流れて冷媒流出口から排出される間に、ロータで発生した熱を冷媒によって回収することができる。
このように本発明では、冷媒流入口および冷媒流出口の回転軸からの距離を異ならせるだけで、ロータの回転時に、冷媒流路に冷媒を流通させることができる。即ち、本発明の回転電機では冷媒を流通させる流通機構を設ける必要がないため、簡便な構成となる。
本発明に係る回転電機の第二特徴構成は、前記電磁鋼板は、複数の前記冷媒流路を構成する第一打抜穴を円周方向に等間隔に形成し、かつ、複数の前記冷媒流路を構成する第二打抜穴を円周方向に等間隔に形成し、前記第一打抜穴および前記第二打抜穴は、互いに重ならないように打ち抜き形成され、さらに、前記第一打抜穴の内径の内側の領域の前記軸芯からの距離と、前記第二打抜穴の内径の外側の領域の前記軸芯からの距離とが同じ範囲を有する点にある。
本構成のように、第一打抜穴の内径の内側の領域の軸芯からの距離と、第二打抜穴の内径の外側の領域の軸芯からの距離とが同じ範囲を有するように電磁鋼板を構成すれば、例えば二枚の電磁鋼板を重ねて上下の電磁鋼板どうしを所定の角度だけ相対回転させると、一方の電磁鋼板の第一打抜穴および他方の電磁鋼板の第二打抜穴を連通させることができる。その結果、ロータの円周方向には等間隔に複数の冷媒流路を形成できる。
このように、本発明では、一種類の電磁鋼板を積層して、回転軸からの冷媒流入口の位置および回転軸からの冷媒流出口の位置がそれぞれ異なるロータを構成することができる。そのため、ロータの製造コストを抑えることができる。
本発明に係る回転電機の第三特徴構成は、積層した前記電磁鋼板を少なくとも二つの積層群に区画し、各積層群のうちでは、前記第一打抜穴どうしを連通させ、かつ前記第二打抜穴どうしを連通させるように前記電磁鋼板を積層し、さらに、前記各積層群の何れか一方の積層群の第一打抜穴と、何れか他方の積層群の第二打抜穴とが連通するように、前記各積層群を積層した点にある。
本構成のように二つの積層群を区画すれば、各積層群を所定の角度だけ相対回転させる操作を行うだけで、冷媒流出口を冷媒流入口よりも回転軸から遠い位置に設けた冷媒流路を簡便に形成することができる。
本発明に係る回転電機の第四特徴構成は、前記冷媒流路の内周面に接するように、熱伝導性を有する伝熱管部材を挿入した点にある。
本構成のように熱伝導性を有する伝熱管部材を冷媒流路の内周面に接するように設ければ、ロータが有する熱を伝熱管部材に伝熱し易くすることができ、当該熱を、冷媒流路を流通する冷媒によって効率よく回収することができる。
本発明に係る回転電機の第五特徴構成は、前記冷媒流出口の周囲のうち、少なくとも前記ロータの回転方向の上流側に、前記冷媒流路から流出する冷媒の流出速度を向上させる凸部を設けた点にある。
本構成によれば、ロータの回転時に、凸部の付近を通過した空気は、当該凸部を乗り越える際に、凸部に近い空気ほど流速が増大して冷媒流出口付近の気圧が低くなる。これにより、冷媒流出口付近の気圧および冷媒流入口付近の気圧の差が大きくなり、冷媒流路を流通する冷媒の流速を早めることができる。従って、本構成では、冷媒による冷却効率を向上させることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本発明は、ハイブリッド車や電気自動車の駆動源として利用可能な回転電機である。本実施形態では、当該回転電機を永久磁石型モータである電動モータとして使用し、回転電機の内部を流通する冷媒として空気を使用した場合について説明する。
本発明は、ハイブリッド車や電気自動車の駆動源として利用可能な回転電機である。本実施形態では、当該回転電機を永久磁石型モータである電動モータとして使用し、回転電機の内部を流通する冷媒として空気を使用した場合について説明する。
図1に示したように、電動モータ1は、回転軸40によってケース30に軸支されるロータ10と、ロータ10の径方向外側に配置され、ケース30に固定されるステータ20とを備えて構成される。ケース30は、図1において左側部分を構成するケース部材30aと、右側部分を構成するケース部材30bとを接合して構成される。尚、回転軸40を駆動するように構成すれば、本回転電機を発電機として機能させることも可能である。
図1〜3に示すように、それぞれの冷媒流路12の径方向外側において、冷却流路12とは別に設けた空間に永久磁石11が配置され、ロータ10に接着固定される。
ロータ10は、回転軸40の軸芯Zに直交する一方の側面から他方の側面に冷媒を流通させる冷媒流路12を形成してあり、一方の側面に形成した冷媒流入口12aが、他方の側面に形成した冷媒流出口12bに対して回転軸40に近い位置に形成してある。
本構成では、冷媒流出口12bが冷媒流入口12aよりも回転軸40から遠い位置に設けてあるため、回転軸40が駆動してロータ10が回転した場合の速度は、冷媒流出口12bの方が大きくなる。即ち、ロータ10が回転している場合、冷媒流出口12b付近の気圧は冷媒流入口12a付近の気圧よりも低くなるため、冷媒流入口12aから冷媒流出口12bの方向に空気の流れが生じる。このように冷媒が冷媒流路12を流れて冷媒流出口12bから排出される間に、永久磁石11の熱を冷媒によって回収することができ、永久磁石11が高温により減磁するのを抑えることができる。
ロータ10は、プレス加工により円周方向に等間隔に打ち抜き穴を作製した複数の電磁鋼板50を積層させて構成される。図2,3に示したように、当該電磁鋼板50は、複数の冷媒流路12を構成する第一打抜穴51を円周方向に等間隔に形成し、かつ、複数の冷媒流路12を構成する第二打抜穴52を円周方向に等間隔に形成し、第一打抜穴51および第二打抜穴52は、互いに重ならないように打ち抜き形成される。さらに、第一打抜穴51の内径の内側の領域の軸芯Zからの距離aと、第二打抜穴52の内径の外側の領域の軸芯Zからの距離bとが同じ範囲を有する。
例えば、図3(a)に示した電磁鋼板50に対して、軸芯Zのまわりを45°回転させた電磁鋼板50(図3(b))を重ねると、第一打抜穴51の内径の内側の領域および第二打抜穴52の内径の外側の領域が連通する(図3(c))。
従って、本構成のように第一打抜穴51の内径の内側の領域の軸芯Zからの距離aと、第二打抜穴52の内径の外側の領域の軸芯Zからの距離bとが同じ範囲を有するように電磁鋼板50を構成すれば、例えば二枚の電磁鋼板50を重ねて上下の電磁鋼板50どうしを所定の角度だけ相対回転させると、一方の電磁鋼板50の第一打抜穴51および他方の電磁鋼板50の第二打抜穴52を連通させることができる。その結果、ロータ10の円周方向には等間隔に複数の冷媒流路12を形成できる。
従って、本構成のように第一打抜穴51の内径の内側の領域の軸芯Zからの距離aと、第二打抜穴52の内径の外側の領域の軸芯Zからの距離bとが同じ範囲を有するように電磁鋼板50を構成すれば、例えば二枚の電磁鋼板50を重ねて上下の電磁鋼板50どうしを所定の角度だけ相対回転させると、一方の電磁鋼板50の第一打抜穴51および他方の電磁鋼板50の第二打抜穴52を連通させることができる。その結果、ロータ10の円周方向には等間隔に複数の冷媒流路12を形成できる。
図1に示したように、積層した電磁鋼板50を少なくとも二つの積層群G1,G2に区画した場合、各積層群のうちでは、第一打抜穴51どうしを連通させ、かつ第二打抜穴52どうしを連通させるように電磁鋼板50を積層してある。さらに、各積層群の何れか一方の積層群G1の第一打抜穴51と、何れか他方の積層群G2の第二打抜穴52とが連通するように、各積層群G1,G2を積層してある。このとき、各積層群の何れか一方の積層群G1の第二打抜穴52と、何れか他方の積層群G2の第一打抜穴51とが連通するように、各積層群G1,G2を積層してある。
このように二つの積層群G1,G2を区画すれば、各積層群G1,G2を所定の角度だけ相対回転させる操作を行うだけで(図3(a),(b))、冷媒流出口12bを冷媒流入口12aよりも回転軸40から遠い位置に設けた冷媒流路12を簡便に形成することができる。
尚、図1に示したように、ロータ10の右側から左側への冷媒の流れF1と、ロータ10の左側から右側への冷媒の流れF2とが共存するようになっている。これにより、電動モータ1のケース30の内部にて冷媒を循環させることができるため、永久磁石11を効率よく冷却することができる。
ステータ20は、ロータ10と同様に、複数の電磁鋼板を積層させて構成される。ステータ20にはコイル21が配置され、コイル21に通電を行うことにより、ステータ20に磁界が発生し、永久磁石11を備えたロータ10が回転する。
回転軸40は、ケース30に設けられた一対のベアリング31を介してケース30に軸支される。回転軸40は、内部空間40aを有する円筒状に構成されるとともに、周方向に、冷却オイルをロータ10の側に流通させる連通孔40bを複数形成している。
回転軸40の一端には、回転軸40と同心軸を有する出力軸41が接続され、回転軸40と一体に回転する。回転軸40と同様に、出力軸41は内部空間41aを有して円筒状に構成される。図示しないポンプより送られる冷却オイルは、出力軸41の内部空間41aを経由して、回転軸40の内部空間40aに導入される。尚、回転軸40と出力軸41とを一部材として構成してもよい。
ロータ10の回転時に冷却オイルに遠心力が作用すると、冷却オイルは、電磁鋼板50の間を染み込むように永久磁石11の側に移動し、永久磁石11の熱は電磁鋼板50を介して冷却オイルによって回収される。このように、冷媒流路12を流通する冷媒(空気)および冷却オイルの両方によって、永久磁石11が効率的に冷却される。
ロータ10の回転時に冷却オイルに遠心力が作用すると、冷却オイルは、電磁鋼板50の間を染み込むように永久磁石11の側に移動し、永久磁石11の熱は電磁鋼板50を介して冷却オイルによって回収される。このように、冷媒流路12を流通する冷媒(空気)および冷却オイルの両方によって、永久磁石11が効率的に冷却される。
〔別実施の形態1〕
上述した実施形態において、冷媒流路12の内周面に接するように、熱伝導性を有する伝熱管部材60を挿入してもよい(図4)。
上述した実施形態において、冷媒流路12の内周面に接するように、熱伝導性を有する伝熱管部材60を挿入してもよい(図4)。
当該伝熱管部材60は、例えば電磁鋼板50よりも熱伝動性の高い金属材料で構成するとよい。
永久磁石11の熱は電磁鋼板50を介して冷媒流路12の側に伝熱する。本構成のように熱伝導性を有する伝熱管部材60を冷媒流路12の内周面に接するように設ければ、永久磁石11の熱を伝熱管部材60に伝熱し易くすることができ、これにより、永久磁石11の熱を、冷媒流路12を流通する冷媒によって効率よく回収することができる。
永久磁石11の熱は電磁鋼板50を介して冷媒流路12の側に伝熱する。本構成のように熱伝導性を有する伝熱管部材60を冷媒流路12の内周面に接するように設ければ、永久磁石11の熱を伝熱管部材60に伝熱し易くすることができ、これにより、永久磁石11の熱を、冷媒流路12を流通する冷媒によって効率よく回収することができる。
〔別実施の形態2〕
上述した実施形態において、冷媒流出口12bの周囲において、冷媒流路12から流出する冷媒の流出速度を向上させる凸部70を設けてもよい(図5)。
上述した実施形態において、冷媒流出口12bの周囲において、冷媒流路12から流出する冷媒の流出速度を向上させる凸部70を設けてもよい(図5)。
冷媒流出口12bの周囲に前記凸部70を形成すると、ロータ10の回転時に、凸部70の付近を通過した空気は、当該凸部70を乗り越える際に、凸部70に近い空気ほど流速が増大して冷媒流出口12b付近の気圧が低くなる。これにより、冷媒流出口12b付近の気圧および冷媒流入口12a付近の気圧の差が大きくなり、冷媒流路12を流通する冷媒の流速を早めることができる。従って、本構成では、冷媒による冷却効率を向上させることができる。
このような凸部70は、当該凸部70を乗り越える際に流速が増すように構成すればよいため、少なくともロータ10の回転方向の上流側に設けるとよい。
このような凸部70は、当該凸部70を乗り越える際に流速が増すように構成すればよいため、少なくともロータ10の回転方向の上流側に設けるとよい。
本発明の回転電機は、ハイブリッド車や電気自動車の駆動源として利用可能である。
1 回転電機(電動モータ)
10 ロータ
12 冷媒流路
12a 冷媒流入口
12b 冷媒流出口
30 ケース
40 回転軸
50 電磁鋼板
51 第一打抜穴
52 第二打抜穴
60 伝熱管部材
70 凸部
a 第一打抜穴の内径の内側の領域の軸芯からの距離
b 第二打抜穴の内径の外側の領域の軸芯からの距離
G1,G2 積層群
Z 軸芯
10 ロータ
12 冷媒流路
12a 冷媒流入口
12b 冷媒流出口
30 ケース
40 回転軸
50 電磁鋼板
51 第一打抜穴
52 第二打抜穴
60 伝熱管部材
70 凸部
a 第一打抜穴の内径の内側の領域の軸芯からの距離
b 第二打抜穴の内径の外側の領域の軸芯からの距離
G1,G2 積層群
Z 軸芯
Claims (5)
- 複数の電磁鋼板を積層させて形成して回転軸によってケースに軸支され、
前記回転軸の軸芯に直交する一方の側面から他方の側面に冷媒を流通させる冷媒流路を形成し、前記一方の側面に形成した冷媒流入口が、前記他方の側面に形成した冷媒流出口に対して前記回転軸に近い位置に形成してあるロータを備えた回転電機。 - 前記電磁鋼板は、複数の前記冷媒流路を構成する第一打抜穴を円周方向に等間隔に形成し、かつ、複数の前記冷媒流路を構成する第二打抜穴を円周方向に等間隔に形成し、前記第一打抜穴および前記第二打抜穴は、互いに重ならないように打ち抜き形成され、さらに、
前記第一打抜穴の内径の内側の領域の前記軸芯からの距離と、前記第二打抜穴の内径の外側の領域の前記軸芯からの距離とが同じ範囲を有する請求項1に記載の回転電機。 - 積層した前記電磁鋼板を少なくとも二つの積層群に区画し、
各積層群のうちでは、前記第一打抜穴どうしを連通させ、かつ前記第二打抜穴どうしを連通させるように前記電磁鋼板を積層し、さらに、
前記各積層群の何れか一方の積層群の第一打抜穴と、何れか他方の積層群の第二打抜穴とが連通するように、前記各積層群を積層してある請求項2に記載の回転電機。 - 前記冷媒流路の内周面に接するように、熱伝導性を有する伝熱管部材を挿入してある請求項1〜3の何れか一項に記載の回転電機。
- 前記冷媒流出口の周囲のうち、少なくとも前記ロータの回転方向の上流側に、前記冷媒流路から流出する冷媒の流出速度を向上させる凸部を設けてある請求項1〜4の何れか一項に記載の回転電機。
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- 2010-05-31 JP JP2010124728A patent/JP2011254577A/ja active Pending
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