JP2011254277A - Reception device, reception method and transmission/reception method - Google Patents
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Abstract
Description
技術分野は、三次元(Three dimension:以下3D)映像の放送受信装置、受信方法および送受信方法に関する。 The technical field relates to a three-dimensional (three-dimensional) video broadcast receiving apparatus, receiving method, and transmitting / receiving method.
特許文献1には、「ユーザーが求めている番組が或るチャンネルで始まること等を能動的に告知することができるディジタル放送受信装置を提供すること」(特許文献1[0005]参照)を課題とし、その解決手段として、「ディジタル放送波に含まれる番組情報を取り出し、ユーザーによって登録された選択情報を用いて告知対象番組を選択する手段と、選択した告知対象番組の存在を告げるメッセージを現在表示中の画面に割り込ませて表示する手段と、を備えたこと」(特許文献1[0006]参照)等が記載されている。
しかし、特許文献1においては3Dコンテンツの視聴に関して開示がない。そのため、受信機が現在受信している、あるいは将来受信する番組が3D番組であることが認識できないという課題がある。
However,
上記課題を解決するために、本発明の一実施の態様は、例えば特許請求の範囲に記載されている技術的思想を用いればよい。 In order to solve the above-described problems, an embodiment of the present invention may use, for example, the technical idea described in the claims.
上記手段によれば、受信機が現在受信している、あるいは将来受信する番組が3D番組であることを認識できるようになり、ユーザーの利便性を高めることが可能になる。 According to the above means, it becomes possible to recognize that a program that the receiver is currently receiving or that will be received in the future is a 3D program, and the convenience of the user can be improved.
以下、本発明に好適な実施形態の例(実施例)を説明する。但し、本発明は本実施例に限定されない。本実施例は、主には受信装置について説明してあり、受信装置での実施に好適であるが、受信装置以外への適用を妨げるものではない。また、実施例の構成すべてが採用される必要はなく取捨選択可能である。 Hereinafter, examples (examples) of the preferred embodiments of the present invention will be described. However, the present invention is not limited to this embodiment. The present embodiment mainly describes the receiving apparatus and is suitable for implementation in the receiving apparatus, but does not hinder application to other than the receiving apparatus. Moreover, it is not necessary to employ all the configurations of the embodiment, and can be selected.
<システム>
図1は、本実施例のシステムの構成例を示すブロック図である。放送で情報を送受信して記録再生する場合を例示している。ただし放送に限定されず通信によるVODであってもよく、総称して配信ともいう。
<System>
FIG. 1 is a block diagram illustrating a configuration example of a system according to the present embodiment. The case where information is transmitted / received by broadcast and recorded / reproduced is illustrated. However, it is not limited to broadcasting but may be VOD by communication, and is also collectively referred to as distribution.
1は放送局などの情報提供局に設置される送信装置、2は中継局や放送用衛星などに設置される中継装置、3はインターネットなど一般家庭と放送局を繋ぐ公衆回線網、ユーザーの宅内などに設置される4は受信装置、10は受信装置4に内蔵される受信記録再生部である。受信記録再生部10では、放送された情報を記録し再生、またはリムーバブルな外部媒体からのコンテンツの再生、などができる。
1 is a transmission device installed in an information providing station such as a broadcasting station, 2 is a relay device installed in a relay station or a broadcasting satellite, 3 is a public line network connecting a general household and the broadcasting station such as the Internet, and the user's
送信装置1は、中継装置2を介して変調された信号電波を伝送する。図のように衛星による伝送以外にも例えばケーブルによる伝送、電話線による伝送、地上波放送による伝送、公衆回線網3を介したインターネットなどのネットワーク経由による伝送などを用いることもできる。受信装置4で受信されたこの信号電波は、後に述べるように、復調されて情報信号となった後、必要に応じ記録媒体に記録される。または公衆回線網3を介して伝送する場合には、公衆回線網3に適したプロトコル(例えばTCP/IP)に準じたデータ形式(IPパケット)等の形式に変換され、前記データを受信した受信装置4は、復号して情報信号とし、必要に応じ記録するに適した信号となって記録媒体に記録される。また、ユーザーは、受信装置4にディスプレイが内蔵されている場合はこのディスプレイで、内蔵されていない場合には受信装置4と図示しないディスプレイとを接続して情報信号が示す映像音声を視聴することができる。
The
<送信装置>
図2は、図1のシステムのうち、送信装置1の構成例を示すブロック図である。
<Transmitter>
FIG. 2 is a block diagram illustrating a configuration example of the
11はソース発生部、12はMPEG2、或いはH.264方式等で圧縮を行い、番組情報などを付加するエンコード部、13はスクランブル部、14は変調部、15は送信アンテナ、16は管理情報付与部である。カメラ、記録再生装置などから成るソース発生部11で発生した映像音声などの情報は、より少ない占有帯域で伝送できるよう、エンコード部12でデータ量の圧縮が施される。必要に応じてスクランブル部13で、特定の視聴者には視聴可能となるように伝送暗号化される。変調部14でOFDM,TC8PSK,QPSK、多値QAMなど伝送するに適した信号となるよう変調された後、送信アンテナ15から、中継装置2に向けて電波として送信される。このとき、管理情報付与部16では、ソース発生部11で作成されたコンテンツの属性などの番組特定情報(例えば、映像や音声の符号化情報、音声の符号化情報、番組の構成、3D映像か否か等)が付与され、また、放送局が作成した番組配列情報(例えば現在の番組や次番組の構成、サービスの形式、1週間分の番組の構成情報等)なども付与される。これら番組特定情報および番組配列情報を合わせて、以下では番組情報と呼ぶ。
11 is a source generation unit, 12 is an encoding unit that compresses MPEG2 or H.264 and adds program information, 13 is a scramble unit, 14 is a modulation unit, 15 is a transmission antenna, and 16 is management information. Part. Information such as video and audio generated by the
なお、一つの電波には複数の情報が、時分割、スペクトル拡散などの方法で多重されることが多い。簡単のため図2には記していないが、この場合、ソース発生部11とエンコード部12の系統が複数個あり、エンコード部12とスクランブル部13との間に、複数の情報を多重するマルチプレクス部(多重化部)が置かれる。
In many cases, a plurality of pieces of information are multiplexed in one radio wave by a method such as time division or spread spectrum. Although not shown in FIG. 2 for simplicity, in this case, there are a plurality of systems of the
また、公衆回線網3を経由して送信する信号についても同様に、エンコード部12で作成された信号が必要に応じて暗号化部17で、特定の視聴者には視聴可能となるように暗号化される。通信路符号化部18で公衆回線網3で伝送するに適した信号となるよう符号化された後、ネットワークI/F(Interface)部19から、公衆回線網3に向けて送信される。
Similarly, a signal transmitted via the
<3D伝送方式>
送信装置1から伝送される3D番組の伝送方式には大きく分けて二つの方式がある。一つの方式は、既存の2D番組の放送方式を生かし、1枚の画像内に左目用と右目用の映像を収めた方式がある。この方式は映像圧縮方式として既存のMPEG2(Moving Picture Experts Group 2)やH.264 AVCが利用され、その特徴は、既存の放送と互換があり、既存の中継インフラを利用でき、既存の受信機(STBなど)での受信が可能であるが、既存の放送の再高解像度の半分(垂直方向、あるいは水平方向)の3D映像の伝送となる。例えば、図39(a)で示すように1枚の画像を左右に分割して左目用映像(L)と右目用映像(R)それぞれの水平方向の幅が2D番組の約半分、垂直方向の幅が2D番組と同等の画面サイズで収めた「Side-by-Side」方式や1枚の画像を上下に分割して左目用映像(L)と右目用映像(R)それぞれの水平方向の幅が2D番組と同等、垂直方向が2D番組の約半分の画面サイズで収めた「Top-and-Bottom」方式、その他インタレースを利用して収めた「Field alternative」方式や走査線1本ごとに左目用と右目用の映像を交互に収めた「Line alternative」方式や2次元(片側の)映像と映像の各ピクセルごとの深度(被写体までの距離)情報を収めた「Left+Depth」方式がある。これらの方式は、1枚の画像を複数の画像に分割して複数の視点の画像を格納するものであるので、符号化方式自体は、元々多視点映像符号化方式ではないMPEG2やH.264 AVC(MVCを除く)符号化方式をそのまま用いることができ、既存の2D番組の放送方式を生かして3D番組放送を行うことができるというメリットがある。なお、例えば、2D番組を最大水平方向が1920ドット、垂直方向が1080ラインの画面サイズで伝送可能な場合には、「Side-by-Side」方式で3D番組放送を行う場合には、1枚の画像を左右に分割して左目用映像(L)と右目用映像(R)それぞれが水平方向が960ドット、垂直方向が1080ラインの画面サイズで収めて伝送すればよい。同様にこの場合、「Top-and-Bottom」方式で3D番組放送を行う場合には、1枚の画像を上下に分割して左目用映像(L)と右目用映像(R)それぞれが水平方向が1920ドット、垂直方向が540ラインの画面サイズで収めて伝送すればよい。
<3D transmission system>
There are roughly two types of transmission methods for 3D programs transmitted from the
他の方式としては、左目用の映像と右目用の映像をそれぞれ別ストリーム(ES)で伝送する方式がある。本実施例では、当該方式を以下、「3D2視点別ES伝送」と称する。この方式の一例として、例えば、多視点映像符号化方式であるH.264 MVCによる伝送方式がある。その特徴は、高解像度の3D映像が伝送できる。この方式を用いると、高解像度の3D映像を伝送できるという効果がある。なお、多視点映像符号化方式とは、多視点の映像を符号化するために規格化された符号化方式であり、1画像を視点ごとに分割することなく、多視点の映像を符号化でき、視点ごとに別画像を符号化するものである。
As another method, there is a method of transmitting the left-eye video and the right-eye video in separate streams (ES). In this embodiment, this method is hereinafter referred to as “3D2 viewpoint-specific ES transmission”. As an example of this method, for example, H., which is a multi-view video encoding method. There is a transmission system based on H.264 MVC. The feature is that high-
この方式で3D映像を伝送する場合では、例えば左目用視点の符号化画像を主視点画像とし、右目用の符号化画像を他の視点画像として伝送すればよい。このようにすれば主視点画像については既存の2D番組の放送方式と互換性を保つことが可能である。例えば、多視点映像符号化方式としてH.264 MVCを用いる場合には、H.264 MVCのベースサブストリームについては、主視点画像はH.264 AVCの2D画像と互換性を保つことができ、主視点画像を2D画像として表示可能である。
When transmitting 3D video in this manner, for example, the encoded image for the left-eye viewpoint may be used as the main viewpoint image, and the encoded image for the right eye may be transmitted as another viewpoint image. In this way, the main viewpoint image can be compatible with the existing 2D program broadcasting system. For example, H.264 is used as a multi-view video encoding method. When H.264 MVC is used, H.264 is used. For the base substream of H.264 MVC, the main viewpoint image is H.264. H.264
さらに、本発明の実施例では、「3D2視点別ES伝送方式」の他の例として以下の方式も含めることとする。 Furthermore, in the embodiment of the present invention, the following scheme is also included as another example of the “3D2 viewpoint-specific ES transmission scheme”.
「3D2視点別ES伝送方式」の他の一例に、左目用の符号化画像を主視点画像としMPEG2で符号化し、右目用の符号化画像を他の視点画像としH.264 AVCで符号化してそれぞれ別ストリームとする方式を含める。この方式によれば、主視点画像はMPEG2互換となり2D画像として表示可能となることから、MPEG2による符号化画像が広く普及している既存の2D番組の放送方式と互換性を保つことが可能である。 As another example of the “3D2 viewpoint-specific ES transmission method”, the encoded image for the left eye is encoded as the main viewpoint image in MPEG2, and the encoded image for the right eye is set as another viewpoint image. H.264 AVC is encoded and included in a separate stream. According to this method, the main viewpoint image becomes compatible with MPEG2 and can be displayed as a 2D image. Therefore, it is possible to maintain compatibility with an existing 2D program broadcasting method in which MPEG2 encoded images are widely used. is there.
「3D2視点別ES伝送方式」の他の一例に、左目用の符号化画像を主視点画像としMPEG2で符号化し、右目用の符号化画像を他の視点画像としてMPEG2で符号化してそれぞれ別ストリームとする方式を含める。この方式も、主視点画像はMPEG2互換となり2D画像として表示可能となることから、MPEG2による符号化画像が広く普及している既存の2D番組の放送方式と互換性を保つことが可能である。 Another example of the “3D2 viewpoint-specific ES transmission method” is that the encoded image for the left eye is encoded with MPEG2 as the main viewpoint image, and the encoded image for the right eye is encoded with MPEG2 as the other viewpoint image, and is streamed separately. Include the method. In this method, since the main viewpoint image becomes compatible with MPEG2 and can be displayed as a 2D image, it is possible to maintain compatibility with an existing 2D program broadcasting method in which MPEG2 encoded images are widely used.
「3D2視点別ES伝送方式」の他の一例として、左目用の符号化画像を主視点画像としH.264 AVCまたはH.264 MVCで符号化し、右目用の符号化画像を他の視点画像としてMPEG2で符号化することもありえる。 As another example of the “3D2 viewpoint-specific ES transmission method”, an encoded image for the left eye is used as a main viewpoint image, and H.264 AVC or H.264. It is possible to encode with H.264 MVC and encode with MPEG2 the encoded image for the right eye as another viewpoint image.
なお、「3D2視点別ES伝送方式」とは別に、元々多視点映像符号化方式として規定された符号化方式ではないMPEG2やH.264 AVC(MVCを除く)などの符号化方式であっても左目用の映像と右目用のフレームを交互に格納したストリームを生成することで3D伝送も可能である。 Apart from the “3D2 viewpoint-specific ES transmission scheme”, MPEG2 and H.264 which are not originally defined as multi-view video encoding schemes. Even with an encoding method such as H.264 AVC (excluding MVC), 3D transmission is also possible by generating a stream in which left-eye video and right-eye frames are alternately stored.
<番組情報>
番組特定情報と番組配列情報とを番組情報という。
番組特定情報はPSI(Program Specific Information)とも呼ばれ、所要の番組を選択するために必要な情報で、放送番組に関連するPMT(Program Map Table)を伝送するTSパケットのパケット識別子を指定するPAT(Program Association Table)、放送番組を構成する各符号化信号を伝送するTSパケットのパケット識別子および有料放送の関連情報のうち共通情報を伝送するTSパケットのパケット識別子を指定するPMT、変調周波数など伝送路の情報と放送番組を関連付ける情報を伝送するNIT(Network Information Table)、有料放送の関連情報のうち個別情報を伝送するTSパケットのパケット識別子を指定するCAT(Conditional Access Table)の4つのテーブルからなり、MPEG2システム規格で規定されている。例えば、映像の符号化情報、音声の符号化情報、番組の構成を含む。本発明では、さらに3D映像か否かなどを示す情報を新たに含める。当該PSIは管理情報付与部16で付加される。
<Program information>
Program identification information and program arrangement information are referred to as program information.
The program specific information is also called PSI (Program Specific Information), and is information necessary for selecting a required program, and specifies a packet identifier of a TS packet that transmits a PMT (Program Map Table) related to the broadcast program. (Program Association Table), a packet identifier of a TS packet that transmits each encoded signal constituting a broadcast program, and a PMT that specifies a packet identifier of a TS packet that transmits common information among related information of pay broadcasting, a modulation frequency, etc. From four tables, NIT (Network Information Table) for transmitting information relating road information and broadcast programs, and CAT (Conditional Access Table) for specifying packet identifiers of TS packets for transmitting individual information among related information of pay broadcasting. Therefore, it is defined in the MPEG2 system standard. For example, it includes video encoding information, audio encoding information, and program configuration. In the present invention, information indicating whether or not the video is a 3D video is newly included. The PSI is added by the management
番組配列情報はSI(Service Information)とも呼ばれ、番組選択の利便性のために規定された各種情報であり、MPEG−2システム規格のPSI 情報も含まれ、番組名、放送日時、番組内容など、番組に関する情報が記載されるEIT(Event Information Table)、編成チャンネル名、放送事業者名など、編成チャンネル(サービス)に関する情報が記載されるSDT(Service Description Table)などがある。 Program sequence information, also called SI (Service Information), is a variety of information defined for the convenience of program selection, including MPEG-2 system standard PSI information, program name, broadcast date, program content, etc. There are an EIT (Event Information Table) in which information related to a program is described, an SDT (Service Description Table) in which information related to an organized channel (service) is described, such as an organized channel name and a broadcaster name.
例えば、現在放送されている番組や次に放送される番組の構成、サービスの形式、また、1週間分の番組の構成情報などを示す情報を含み、管理情報付与部16で付加される。
For example, the management
番組情報には番組情報の構成要素であるコンポーネント記述子、コンポーネントグループ記述子、3D番組詳細記述子、サービス記述子、サービスリスト記述子などを含む。これらの記述子は、PMT、EIT[schedule basic/schedule extended/present/following]、NIT、SDTといったテーブルの中に記載される。 The program information includes a component descriptor, a component group descriptor, a 3D program detail descriptor, a service descriptor, a service list descriptor, and the like, which are constituent elements of the program information. These descriptors are described in tables such as PMT, EIT [schedule basic / schedule extended / present / following], NIT, and SDT.
PMT、EITそれぞれのテーブルの使い分けとしては、例えばPMTについては現在放送されている番組の情報のみの記載であるため、未来に放送される番組の情報については確認することができない。しかし、送信側からの送信周期が短いため受信完了までの時間が短く、現在放送されている番組の情報なので変更されることがないという意味での信頼度が高いといった特徴がある。一方、EIT[schedule basic/schedule extended]については現在放送されている番組以外に7日分先までの情報を取得できるが、送信側からの送信周期がPMTに比べ長いため受信完了までの時間が長く、保持する記憶領域が多く必要で、かつ未来の事象のため変更される可能性があるという意味で信頼度が低いなどのデメリットがある。EIT[following]については次の放送時間の番組の情報を取得できる。 As the usage of the PMT and EIT tables, for example, since only information on programs currently broadcast is described for PMT, information on programs broadcast in the future cannot be confirmed. However, since the transmission cycle from the transmission side is short, the time until the reception is completed is short, and the reliability is high in the sense that the information is not changed because it is information on the currently broadcast program. On the other hand, for EIT [schedule basic / schedule extended], information up to 7 days ahead can be acquired in addition to the currently broadcasted program, but the time until the reception is completed because the transmission cycle from the transmission side is longer than the PMT. There is a demerit such as low reliability in the sense that it requires a long storage area and may be changed due to a future event. As for EIT [following], information on the program of the next broadcast time can be acquired.
番組特定情報のPMTは、ISO/IEC13818−1で規定されているテーブル構造を用い、その2ndループ(ES(Elementary Stream)毎のループ)に記載の8ビットの情報であるstream_type(ストリーム形式種別)により、放送されている番組のESの形式を示すことができる。本発明の実施例では、従来よりもESの形式を増やし、例えば、図3に示すように放送する番組のESの形式を割り当てる。 The program specific information PMT uses a table structure defined by ISO / IEC13818-1, and stream_type (stream format type) which is 8-bit information described in the 2nd loop (loop for each ES (Elementary Stream)). Thus, the ES format of the broadcast program can be indicated. In the embodiment of the present invention, the ES format is increased as compared with the prior art. For example, as shown in FIG.
まず、多視点映像符号化(例:H.264/MVC)ストリームのベースビューサブビットストリーム(主視点)について、既存のITU-T 勧告H.264|ISO/IEC 14496-10 映像で規定されるAVC 映像ストリームと同じ0x1Bを割り当てる。次に、0x20に3D映像番組に用いることが可能な多視点映像符号化ストリーム(例えばH.264 MVC)のサブビットストリーム(他の視点)を割り当てる。 First, the base-view sub-bitstream (main viewpoint) of a multi-view video encoding (eg H.264 / MVC) stream is defined by the existing ITU-T recommendation H.264 | ISO / IEC 14496-10 video The same 0x1B as the AVC video stream is allocated. Next, a sub-bit stream (other viewpoint) of a multi-view video encoded stream (for example, H.264 MVC) that can be used for a 3D video program is assigned to 0x20.
また、3D映像の複数視点を別ストリームで伝送する「3D2視点別ES伝送方式」でもちいる場合のH.262(MPEG2)方式のベースビュービットストリーム(主視点)について、既存のITU-T 勧告H.262|ISO/IEC 13818-2 映像と同じ0x02を割り当てる。ここで、3D映像の複数視点を別ストリームで伝送する場合のH.262(MPEG2)方式のベースビュービットストリーム(主視点)とは、3D映像の複数視点の映像のうち、主視点の映像のみをH.262(MPEG2)方式で符号化したストリームである。 Also, the existing ITU-T recommendation for the H.262 (MPEG2) system base-view bitstream (main viewpoint) when using the "3D2 viewpoint-specific ES transmission system" that transmits multiple viewpoints of 3D video in separate streams. H.262 | ISO / IEC 13818-2 Assign 0x02 which is the same as video. Here, the H.262 (MPEG2) base-view bitstream (main viewpoint) when transmitting multiple viewpoints of 3D video in separate streams is only the video of the main viewpoint among the multiple viewpoint videos of 3D video. Is a stream encoded by the H.262 (MPEG2) system.
さらに、0x21に、3D映像の複数視点を別ストリームで伝送する場合のH.262(MPEG2)方式の他の視点のビットストリームを割り当てる。 Furthermore, a bit stream of another viewpoint of the H.262 (MPEG2) scheme when transmitting a plurality of viewpoints of 3D video in different streams is assigned to 0x21.
さらに、0x22に3D映像の複数視点を別ストリームで伝送する場合のITU-T 勧告H.264|ISO/IEC 14496-10 映像で規定されるAVC ストリーム方式の他の視点ビットストリームのビットストリームを割り当てる。 In addition, a bit stream of another viewpoint bit stream of the AVC stream method specified by ITU-T recommendation H.264 | ISO / IEC 14496-10 video when multiple viewpoints of 3D video are transmitted in different streams is assigned to 0x22. .
なお、ここでの説明では3D映像番組に用いることが可能な多視点映像符号化ストリームのサブビットストリームを0x20に割り当て、3D映像の複数視点を別ストリームで伝送する場合のH.262(MPEG2)方式の他の視点のビットストリームを0x21に割り当て、3D映像の複数視点を別ストリームで伝送する場合のITU-T 勧告H.264|ISO/IEC 14496-10 映像で規定されるAVC ストリームを0x22に割り当てるとしたが、0x23〜0x7Eの何れかに割り当てられることでも良い。また、MVC映像ストリームは単なる一例であって、3D映像番組に用いることが可能な多視点映像符号化ストリームを示すのであれば、H.264/MVC以外の映像ストリームでもよい。 In this description, H.262 (MPEG2) in the case of assigning a sub-bit stream of a multi-view video encoded stream that can be used for a 3D video program to 0x20 and transmitting multiple viewpoints of 3D video in separate streams. The bit stream of the other viewpoint of the system is assigned to 0x21, and the AVC stream specified by the ITU-T recommendation H.264 | ISO / IEC 14496-10 video when transmitting the multiple viewpoints of 3D video as separate streams is set to 0x22 Although assigned, it may be assigned to any of 0x23 to 0x7E. Further, the MVC video stream is merely an example, and a video stream other than H.264 / MVC may be used as long as it represents a multi-view video encoded stream that can be used for a 3D video program.
以上ように、stream_type(ストリーム形式種別)のビットを割りあてることにより、送信装置1側の放送事業者が3D番組を伝送(放送)するにあたり、本発明の実施例では、例えば、図47に示すようなストリームの組合せで伝送することが可能となる。
As described above, when the broadcaster on the
組合せ例1では、主視点(左目用)映像ストリームとして、多視点映像符号化(例:H.264/MVC)ストリームのベースビューサブビットストリーム(主視点)(ストリーム形式種別0x1B)を伝送し、副視点(右目用) 映像ストリームとして多視点映像符号化(例:H.264/MVC)ストリームの他の視点用サブビットストリーム(ストリーム形式種別0x20)を伝送する。 In combination example 1, a base-view sub-bit stream (main viewpoint) (stream format type 0x1B) of a multi-view video encoding (eg, H.264 / MVC) stream is transmitted as a main viewpoint (left-eye) video stream, Sub-viewpoint (for right eye) Another viewpoint sub-bit stream (stream format type 0x20) is transmitted as a multi-view video encoding (eg, H.264 / MVC) stream as a video stream.
この場合は、主視点(左目用)映像ストリーム、副視点(右目用) 映像ストリームともに、多視点映像符号化(例:H.264/MVC)方式のストリームを用いる。多視点映像符号化(例:H.264/MVC)方式は、そもそも多視点の映像を伝送するための方式であり、図47の組合せ例の中で最も効率よく3D番組を伝送することができる。 In this case, both the main-viewpoint (left-eye) video stream and the sub-viewpoint (right-eye) video stream use multi-viewpoint video encoding (eg, H.264 / MVC) format streams. The multi-view video encoding (eg, H.264 / MVC) method is a method for transmitting multi-view video in the first place, and can transmit a 3D program most efficiently among the combination examples in FIG. .
また、3D番組を3D表示(出力)する際には、受信装置は、主視点(左目用)映像ストリームと副視点(右目用) 映像ストリームとの両者を処理して、3D番組を再生することが可能となる。 Further, when 3D display (output) of a 3D program, the receiving apparatus processes both the main viewpoint (for left eye) video stream and the sub-viewpoint (for right eye) video stream to reproduce the 3D program. Is possible.
受信装置が3D番組を2D表示(出力)する場合には、主視点(左目用)映像ストリームのみを処理すれば、2D番組として表示(出力)することが可能となる。 When the receiving apparatus displays (outputs) a 3D program in 2D, it can display (output) as a 2D program by processing only the main-viewpoint (left-eye) video stream.
なお、多視点映像符号化方式H.264/MVCのベースビューサブビットストリームと、既存のH.264/AVC(MVCを除く)の映像ストリームには互換性があるので、図3のように両者のストリーム形式種別を同じ0x1Bに割り当てることにより以下の効果がある。つまり、3D番組を3D表示(出力)する機能を有していない受信装置が組合せ例1の3D番組を受信したとしても、受信装置に既存のH.264/AVC(MVCを除く)の映像ストリーム(ITU-T 勧告H.264|ISO/IEC 14496-10 映像で規定されるAVC 映像ストリーム)を表示(出力)する機能さえあれば、ストリーム形式種別に基づいて当該番組の主視点(左目用)映像ストリームを、既存のH.264/AVC(MVCを除く)の映像ストリームと同様のストリームと認識して通常の2D番組として表示(出力)することが可能となるという効果である。 Since the multi-view video encoding method H.264 / MVC base-view sub-bit stream and the existing H.264 / AVC (excluding MVC) video stream are compatible, both are as shown in FIG. By assigning the same stream format type to 0x1B, the following effects are obtained. That is, even if a receiving device that does not have the function of 3D display (output) of a 3D program receives the 3D program of Combination Example 1, the video stream of the existing H.264 / AVC (excluding MVC) is received by the receiving device. As long as it has a function to display (output) (AVC video stream defined by ITU-T recommendation H.264 | ISO / IEC 14496-10 video), the main viewpoint of the program (for the left eye) based on the stream format type This is an effect that the video stream can be recognized as a stream similar to the existing H.264 / AVC (excluding MVC) video stream and displayed (output) as a normal 2D program.
さらに、副視点(右目用) 映像ストリームには、従来にないストリーム形式種別を割り当てているので既存の受信装置では無視される。これにより、既存の受信装置で副視点(右目用) 映像ストリームについて放送局側が意図しない表示(出力)を防止できる。 In addition, since the sub-viewpoint (for the right eye) video stream is assigned a stream format type that has not been used in the past, it is ignored by existing receivers. As a result, it is possible to prevent the substation (for the right eye) video stream from being unintentionally displayed (output) by the broadcasting station in the existing receiving apparatus.
よって、新たに組合せ例1の3D番組の放送を開始したとしても、既存のH.264/AVC(MVCを除く)の映像ストリームを表示(出力)する機能を有する既存の受信装置で表示(出力)できないという状況を回避することができる。これにより、CM(commercial message)などの広告収入により運営する放送などで新たに当該3D番組放送を開始したとても、3D表示(出力)機能に対応していない受信装置でも視聴可能となるので、受信装置の機能の制限により、視聴率が低下すること回避することができ、放送局側でもメリットがある。 Therefore, even if the 3D program broadcast of Combination Example 1 is newly started, it is displayed (output) by an existing receiving device having a function of displaying (outputting) an existing H.264 / AVC (excluding MVC) video stream. ) You can avoid the situation that you can not. As a result, it is possible to view even a receiving device that does not support the 3D display (output) function, since the 3D program broadcast was newly started by broadcasting operated by advertising revenue such as CM (commercial message). By limiting the function of the device, it is possible to avoid a decrease in the audience rating, and there is a merit on the broadcasting station side.
組合せ例2では、主視点(左目用)映像ストリームとして、3D映像の複数視点を別ストリームで伝送する場合のH.262(MPEG2)方式のベースビュービットストリーム(主視点)(ストリーム形式種別0x02)を伝送し、副視点(右目用) 映像ストリームとして3D映像の複数視点を別ストリームで伝送する場合のITU-T 勧告H.264|ISO/IEC 14496-10 映像で規定されるAVC ストリーム(ストリーム形式種別0x22)を伝送する。 In combination example 2, an H.262 (MPEG2) base-view bit stream (main viewpoint) (stream format type 0x02) when transmitting multiple viewpoints of 3D video as separate streams as the main viewpoint (left-eye) video stream AVC stream (stream format specified by ITU-T recommendation H.264 | ISO / IEC 14496-10 video when transmitting multiple viewpoints of 3D video as separate video streams as sub-viewpoint (right-eye) video streams Type 0x22) is transmitted.
組合せ例1と同様に、3D番組を3D表示(出力)する際には、受信装置は、主視点(左目用)映像ストリームと副視点(右目用) 映像ストリームとの両者を処理して、3D番組を再生することが可能となり、受信装置が3D番組を2D表示(出力)する場合には、主視点(左目用)映像ストリームのみを処理すれば、2D番組として表示(出力)することが可能となる。 As in the combination example 1, when 3D display (output) of a 3D program is performed, the receiving apparatus processes both the main viewpoint (left-eye) video stream and the sub-viewpoint (right-eye) video stream to perform 3D When a receiver can display (output) a 3D program in 2D, it can display (output) it as a 2D program by processing only the main-viewpoint (left-eye) video stream. It becomes.
さらに、3D映像の複数視点を別ストリームで伝送する場合のH.262(MPEG2)方式のベースビュービットストリーム(主視点)を、既存のITU-T勧告H.262|ISO/IEC 13818-2映像ストリームと互換性のあるストリームとし、図3のように両者のストリーム形式種別を同じ0x1Bに割り当てることにより、既存のITU-T勧告H.262|ISO/IEC 13818-2映像ストリームを表示(出力)する機能を有する受信装置であれば、3D表示(出力)機能を有しない受信装置でも、2D番組として表示(出力)することが可能となる。 In addition, the H.262 (MPEG2) base-view bitstream (main viewpoint) when multiple viewpoints of 3D video are transmitted as separate streams is converted into the existing ITU-T recommendation H.262 | ISO / IEC 13818-2 video. The stream is compatible with the stream, and the stream format type of both is assigned to the same 0x1B as shown in Fig. 3 to display (output) the existing ITU-T recommendation H.262 | ISO / IEC 13818-2 video stream If the receiving device has a function to do this, even a receiving device that does not have a 3D display (output) function can display (output) it as a 2D program.
また、組合せ例1と同様に、副視点(右目用) 映像ストリームには、従来にないストリーム形式種別を割り当てているので既存の受信装置では無視される。これにより、既存の受信装置で副視点(右目用) 映像ストリームについて放送局側が意図しない表示(出力)を防止できる。 Further, as in the combination example 1, the sub-viewpoint (for the right eye) video stream is assigned a stream format type that has not been conventionally used, and thus is ignored by existing receiving apparatuses. As a result, it is possible to prevent the substation (for the right eye) video stream from being unintentionally displayed (output) by the broadcasting station in the existing receiving apparatus.
既存のITU-T勧告H.262|ISO/IEC 13818-2映像ストリームについての表示(出力)機能を有する受信装置は広く普及しているので、受信装置の機能の制限による視聴率の低下をより防ぐことが可能となり、放送局にとって最も好ましい放送を実現することができる。 Receiving devices with a display (output) function for existing ITU-T Recommendation H.262 | ISO / IEC 13818-2 video streams are widely used. Therefore, it is possible to realize the most preferable broadcasting for the broadcasting station.
さらに、副視点(右目用) 映像ストリームを、ITU-T 勧告H.264|ISO/IEC 14496-10 映像で規定されるAVC ストリーム(ストリーム形式種別0x22)とすることにより、副視点(右目用) 映像ストリームを高い圧縮率で伝送することが可能となる。 Furthermore, the sub-viewpoint (for the right eye) is changed to the AVC stream (stream format type 0x22) defined by the ITU-T recommendation H.264 | ISO / IEC 14496-10 video as the sub-viewpoint (for the right eye). A video stream can be transmitted at a high compression rate.
すなわち、組合せ例2によれば、放送局の商業的なメリットと高効率伝送による技術的メリットを両立することが可能となる。 That is, according to the combination example 2, it is possible to achieve both the commercial merit of the broadcasting station and the technical merit of high-efficiency transmission.
組合せ例3では、主視点(左目用)映像ストリームとして、3D映像の複数視点を別ストリームで伝送する場合のH.262(MPEG2)方式のベースビュービットストリーム(主視点)(ストリーム形式種別0x02)を伝送し、副視点(右目用) 映像ストリームとして3D映像の複数視点を別ストリームで伝送する場合のH.262(MPEG2)方式の他の視点のビットストリーム(ストリーム形式種別0x21)を伝送する。 In combination example 3, an H.262 (MPEG2) base-view bit stream (main viewpoint) (stream format type 0x02) in the case of transmitting multiple viewpoints of 3D video as separate streams as the main viewpoint (left-eye) video stream And a bit stream (stream format type 0x21) of another viewpoint of the H.262 (MPEG2) system when transmitting a plurality of viewpoints of 3D video as separate streams as a sub-viewpoint (right eye) video stream.
この場合も、組合せ例2と同様に、既存のITU-T勧告H.262|ISO/IEC 13818-2映像ストリームを表示(出力)する機能を有する受信装置であれば、3D表示(出力)機能を有しない受信装置でも、2D番組として表示(出力)することが可能となる。 Also in this case, as in the combination example 2, if the receiving apparatus has a function of displaying (outputting) an existing ITU-T recommendation H.262 | ISO / IEC 13818-2 video stream, a 3D display (output) function It is possible to display (output) as a 2D program even in a receiving apparatus that does not have the.
受信装置の機能の制限による視聴率の低下をより防ぐという放送局の商業的なメリットに加え、主視点(左目用)映像ストリームと副視点(右目用) 映像ストリームとの符号化方式をH.262(MPEG2)方式に統一することにより、受信装置における映像復号化機能のハードウェア構成を簡素化することが可能となる。 In addition to the commercial merits of the broadcast station, which further prevents a decrease in audience rating due to restrictions on the functions of the receiving device, H. By unifying the 262 (MPEG2) system, the hardware configuration of the video decoding function in the receiving apparatus can be simplified.
なお、組合せ例4のように、主視点(左目用)映像ストリームとして、多視点映像符号化(例:H.264/MVC)ストリームのベースビューサブビットストリーム(主視点)(ストリーム形式種別0x1B)を伝送し、副視点(右目用) 映像ストリームとして3D映像の複数視点を別ストリームで伝送する場合のH.262(MPEG2)方式の他の視点のビットストリーム(ストリーム形式種別0x21)を伝送することも可能である。 Note that, as in combination example 4, as the main viewpoint (left-eye) video stream, a multi-view video encoding (eg, H.264 / MVC) stream base-view sub-bit stream (main viewpoint) (stream format type 0x1B) And a bit stream (stream format type 0x21) of another viewpoint of the H.262 (MPEG2) system when transmitting multiple viewpoints of 3D video as separate streams as a sub-viewpoint (for the right eye) video stream Is also possible.
なお、図47の組合せにおいて、多視点映像符号化(例:H.264/MVC)ストリームのベースビューサブビットストリーム(主視点)(ストリーム形式種別0x1B)の代わりに、ITU-T 勧告H.264|ISO/IEC 14496-10 映像で規定されるAVC 映像ストリーム(ストリーム形式種別0x1B)としても同様の効果を得ることができる。 47, instead of the base-view sub-bitstream (main viewpoint) (stream format type 0x1B) of the multi-view video coding (eg, H.264 / MVC) stream, the ITU-T recommendation H.264 | Similar effects can also be obtained as an AVC video stream (stream format type 0x1B) defined by ISO / IEC 14496-10 video.
また、図47の組合せにおいて、3D映像の複数視点を別ストリームで伝送する場合のH.262(MPEG2)方式のベースビュービットストリーム(主視点)の代わりに、ITU-T勧告H.262|ISO/IEC 13818-2映像ストリーム(ストリーム形式種別0x02)としても同様の効果を得ることができる。 47, instead of the base view bit stream (main viewpoint) of the H.262 (MPEG2) method when transmitting multiple viewpoints of 3D video in separate streams, the ITU-T recommendation H.262 | ISO The same effect can be obtained with / IEC 13818-2 video stream (stream format type 0x02).
図4は、番組情報の一つであるコンポーネント記述子(Component Descriptor)の構造の一例を示す。コンポーネント記述子はコンポーネント(番組を構成する要素。例えば、映像、音声、文字、各種データなど)の種別を示し、エレメンタリストリームを文字形式で表現するためにも利用される。この記述子はPMTおよび/またはEITに配置される。 FIG. 4 shows an example of the structure of a component descriptor (Component Descriptor) which is one piece of program information. The component descriptor indicates the type of a component (element constituting a program. For example, video, audio, character, various data, etc.), and is also used for expressing an elementary stream in a character format. This descriptor is placed in the PMT and / or EIT.
コンポーネント記述子の意味は次の通りである。つまり、descriptor_tagは8ビットのフィールドで、この記述子がコンポーネント記述子と識別可能な値が記載される。descriptor_lengthは8ビットのフィールドで、この記述子のサイズを記載している。stream_content(コンポーネント内容)は4ビットのフィールドで、ストリームの種別(映像、音声、データ)を表し、図4に従って符号化される。component_type(コンポーネント種別)は8ビットのフィールド、映像、音声、データといったコンポーネントの種別を規定し、図4に従って符号化される。component_tag(コンポーネントタグ)は、8 ビットのフィールドである。サービスのコンポーネントストリームは、この8ビットのフィールドにより、コンポーネント記述子で示される記述内容(図5)を参照できる。 The meaning of the component descriptor is as follows. In other words, descriptor_tag is an 8-bit field and describes a value that can identify this descriptor as a component descriptor. descriptor_length is an 8-bit field and describes the size of this descriptor. The stream_content (component content) is a 4-bit field and represents a stream type (video, audio, data), and is encoded according to FIG. The component_type (component type) defines the type of component such as an 8-bit field, video, audio, and data, and is encoded according to FIG. component_tag (component tag) is an 8-bit field. The component stream of the service can refer to the description content (FIG. 5) indicated by the component descriptor by this 8-bit field.
プログラムマップセクションでは、各ストリームに与えるコンポーネントタグの値は異なる値とすべきである。コンポーネントタグは、コンポーネントストリームを識別するためのラベルであり、ストリーム識別記述子内のコンポーネントタグと同一の値である(ただし、ストリーム識別記述子がPMT内に存在する場合)。ISO_639_language_code(言語コード)の24 ビットのフィールドは、コンポーネント(音声、あるいはデータ)の言語、およびこの記述子に含まれる文字記述の言語を識別する。 In the program map section, the component tag value given to each stream should be different. The component tag is a label for identifying the component stream, and has the same value as the component tag in the stream identification descriptor (provided that the stream identification descriptor exists in the PMT). The 24-bit field of ISO_639_language_code (language code) identifies the language of the component (speech or data) and the language of the character description contained in this descriptor.
言語コードは、ISO 639-2(22)に規定されるアルファベット3文字コードで表す。各文字はISO8859-1(24)に従って8ビットで符号化され、その順で24ビットフィールドに挿入される。例えば、日本語はアルファベット3文字コードで「jpn」であり、次のように符号化される。「0110 1010 0111 0000 0110 1110」。text_char(コンポーネント記述)は、8ビットのフィールドである。一連のコンポーネント記述のフィールドは、コンポーネントストリームの文字記述を規定する。 The language code is represented by a three-letter code defined in ISO 639-2 (22). Each character is encoded in 8 bits according to ISO8859-1 (24) and inserted in the 24-bit field in that order. For example, Japanese is “jpn”, which is a three-letter code of the alphabet, and is encoded as follows. “0110 1010 0111 0000 0110 1110”. text_char (component description) is an 8-bit field. A series of component description fields define the character description of the component stream.
図5(a)〜(e)は、コンポーネント記述子の構成要素であるstream_content(コンポーネント内容)とcomponent_type(コンポーネント種別)の一例を示す。図5(a)に示すコンポーネント内容の0x01は、MPEG2形式で圧縮された映像ストリームの様々な映像フォーマットについて表す。 FIGS. 5A to 5E show examples of stream_content (component content) and component_type (component type) that are components of the component descriptor. The component content 0x01 shown in FIG. 5A represents various video formats of a video stream compressed in the MPEG2 format.
図5(b)に示すコンポーネント内容の0x05は、H.264 AVC形式で圧縮された映像ストリームの様々な映像フォーマットについて表す。図5(c)に示すコンポーネント内容の0x06は、多視点映像符号化(例えば、H.264 MVC形式)で圧縮された3D映像ストリームの様々な映像フォーマットについて表す。 Component content 0x05 shown in FIG. 5B represents various video formats of a video stream compressed in the H.264 AVC format. Component content 0x06 shown in FIG. 5C represents various video formats of a 3D video stream compressed by multi-view video coding (for example, H.264 MVC format).
図5(d)に示すコンポーネント内容の0x07は、MPEG2、またはH.264 AVC形式で圧縮された3D映像のSide-by-Side形式のストリームの様々な映像フォーマットについて表す。この例ではMPEG2とH.264 AVC形式で同じコンポーネント内容の値としたが、MPEG2とH.264 AVCで別の値を設定することでも良い。 The component content 0x07 shown in FIG. 5D represents various video formats of a side-by-side stream of 3D video compressed in MPEG2 or H.264 AVC format. In this example, the same component content value is used in MPEG2 and H.264 AVC format, but different values may be set in MPEG2 and H.264 AVC.
図5(e)に示すコンポーネント内容の0x08は、MPEG2、またはH.264 AVC形式で圧縮された3D映像のTop-and-Bottom形式のストリームの様々な映像フォーマットについて表す。この例ではMPEG2とH.264 AVC形式で同じコンポーネント内容の値としたが、MPEG2とH.264 AVCで別の値を設定することでも良い。 The component content 0x08 shown in FIG. 5 (e) represents various video formats of a Top-and-Bottom stream of 3D video compressed in MPEG2 or H.264 AVC format. In this example, the same component content value is used in MPEG2 and H.264 AVC format, but different values may be set in MPEG2 and H.264 AVC.
図5(d)や図5(e)のように、コンポーネント記述子の構成要素であるstream_content(コンポーネント内容)とcomponent_type(コンポーネント種別)の組合せによって、3D映像であるか否か、3D映像の方式、解像度、アスペクト比の組合せを示す構成とすることにより、3Dと2Dの混合放送であっても、少ない伝送量で、2D番組/3D番組識別を含めた各種映像方式情報の伝送が可能となる。 As shown in FIG. 5 (d) and FIG. 5 (e), whether or not it is 3D video depending on the combination of stream_content (component content) and component_type (component type) that are components of the component descriptor. By adopting a configuration that shows a combination of resolution and aspect ratio, it is possible to transmit various types of video system information including 2D program / 3D program identification with a small transmission amount even in mixed 3D and 2D broadcasting. .
特に、元々多視点映像符号化方式として規定された符号化方式ではないMPEG2やH.264 AVC(MVCを除く)などの符号化方式を用いて、Side-by-Side形式やTop-and-Bottom形式などの1画像中に複数の視点の画像を含めて3D映像番組を伝送する場合は、上述したstream_type(ストリーム形式種別)だけでは、3D映像番組用に一画像中に複数の視点の画像を含めて伝送しているのか、1視点の通常の画像なのかを識別することは困難である。よって、この場合は、stream_content(コンポーネント内容)とcomponent_type(コンポーネント種別)の組合せによって、当該番組が2D番組/3D番組識別を含めた各種映像方式の識別を行えばよい。また、EITにより現在放送している、或いは将来放送される番組に関するコンポーネント記述子が配信されることにより、受信装置4においてEITを取得することによりEPG(番組表)を作成し、EPGの情報として3D映像であるか否か、3D映像の方式、解像度、アスペクト比、3D映像であるか否かを作成することができる。受信装置は、EPGにこれらの情報を表示(出力)できるようになるメリットがある。
In particular, using a coding method such as MPEG2 or H.264 AVC (excluding MVC) that is not originally defined as a multi-view video coding method, Side-by-Side format or Top-and-Bottom When transmitting a 3D video program including a plurality of viewpoint images in one image such as a format, only the above-described stream_type (stream format type) allows multiple viewpoint images to be included in one image for a 3D video program. It is difficult to identify whether the image is included and transmitted or a normal image from one viewpoint. Therefore, in this case, identification of various video systems including 2D program / 3D program identification for the program may be performed by a combination of stream_content (component content) and component_type (component type). Also, by receiving component descriptors related to programs that are currently being broadcast or will be broadcast in the future by EIT, the
以上説明したとおり、受信装置4がstream_contentとcomponent_typeを監視することで、現在受信している、あるいは将来受信する番組が3D番組であることを認識できる効果がある。
As described above, the
図6は、番組情報の一つであるコンポーネントグループ記述子(Component Group Descriptor)の構造の一例を示す。コンポーネントグループ記述子は、イベント内のコンポーネントの組み合わせを定義し、識別する。つまり、複数コンポーネントのグループ化情報を記述する。この記述子はEITに配置される。 FIG. 6 shows an example of the structure of a component group descriptor (Component Group Descriptor), which is one piece of program information. The component group descriptor defines and identifies the combination of components in the event. That is, grouping information of a plurality of components is described. This descriptor is placed in the EIT.
コンポーネントグループ記述子の意味は次の通りである。つまり、descriptor_tagは8ビットのフィールドで、この記述子がコンポーネントグループ記述子と識別可能な値が記載される。descriptor_lengthは8ビットのフィールドで、この記述子のサイズを記載している。component_group_type(コンポーネントグループ種別)は3ビットのフィールドで、図7に従い、コンポーネントのグループ種別を表す。
ここで、001は、3DTVサービスを表し、000のマルチビューTVサービスと区別される。ここで、マルチビューTVサービスとは、複数視点の2D映像をそれぞれの視点ごとに切り替えて表示可能なTVサービスである。例えば、多視点映像符号化映像ストリームや、元々多視点映像符号化方式として規定された符号化方式ではない符号化方式のストリームにおいて1画面中に複数の視点の画像を含めて伝送する場合のストリームを3D映像番組のみならず、マルチビューTV番組にも用いる場合もありえる。この場合には、ストリームに多視点の映像が含まれていても、上述したstream_type(ストリーム形式種別)だけでは3D映像番組なのか、マルチビューTV番組なのか識別できない場合もある。このような場合は、component_group_type(コンポーネントグループ種別)による識別が有効である。total_bit_rate_flag(総ビットレートフラグ)は1 ビットのフラグで、イベント中のコンポーネントグループ内の総ビットレートの記述状態を示す。このビットが「0」の場合、コンポーネントグループ内の総ビットレートフィールドが当該記述子中に存在しないことを示す。このビットが「1」の場合、コンポーネントグループ内の総ビットレートフィールドが当該記述子中に存在することを示す。num_of_group(グループ数)は4 ビットのフィールドで、イベント内でのコンポーネントグループの数を示す。
The meaning of the component group descriptor is as follows. In other words, descriptor_tag is an 8-bit field, and a value that can identify this descriptor as a component group descriptor is described. descriptor_length is an 8-bit field and describes the size of this descriptor. component_group_type (component group type) is a 3-bit field and represents the group type of the component in accordance with FIG.
Here, 001 represents a 3DTV service and is distinguished from 000 multi-view TV services. Here, the multi-view TV service is a TV service capable of switching and displaying a 2D video of a plurality of viewpoints for each viewpoint. For example, in a multi-view video encoded video stream or a stream of an encoding method that is not originally an encoding method defined as a multi-view video encoding method, a stream in which images of a plurality of viewpoints are transmitted in one screen May be used not only for 3D video programs but also for multi-view TV programs. In this case, even if a multi-view video is included in the stream, it may be impossible to identify whether the stream is a 3D video program or a multi-view TV program only by the above-described stream_type (stream format type). In such a case, identification by component_group_type (component group type) is effective. total_bit_rate_flag (total bit rate flag) is a 1-bit flag and indicates the description state of the total bit rate in the component group in the event. When this bit is “0”, it indicates that the total bit rate field in the component group does not exist in the descriptor. When this bit is “1”, it indicates that the total bit rate field in the component group exists in the descriptor. num_of_group (number of groups) is a 4-bit field and indicates the number of component groups in the event.
component_group_id(コンポーネントグループ識別)は4 ビットのフィールドで、図8に従い、コンポーネントグループ識別を記述する。num_of_CA_unit(課金単位数)は4 ビットのフィールドで、コンポーネントグループ内での課金/非課金単位の数を示す。CA_unit_id(課金単位識別)は4 ビットのフィールドで、図9に従い、コンポーネントが属する課金単位識別を記述する。 component_group_id (component group identification) is a 4-bit field and describes the component group identification according to FIG. num_of_CA_unit (billing unit number) is a 4-bit field and indicates the number of billing / non-billing units in the component group. CA_unit_id (charging unit identification) is a 4-bit field and describes the charging unit identification to which the component belongs according to FIG.
num_of_component(コンポーネント数)は4 ビットのフィールドで、当該コンポーネントグループに属し、かつ直前のCA_unit_id で示される課金/非課金単位に属するコンポーネントの数を示す。component_tag(コンポーネントタグ)は8 ビットのフィールドで、コンポーネントグループに属するコンポーネントタグ値を示す。 num_of_component (number of components) is a 4-bit field and indicates the number of components belonging to the component group and belonging to the billing / non-billing unit indicated by the immediately preceding CA_unit_id. component_tag (component tag) is an 8-bit field indicating the value of the component tag belonging to the component group.
total_bit_rate(トータルビットレート)は8 ビットのフィールドで、コンポーネントグループ内のコンポーネントの総ビットレートを、トランスポートストリームパケットの伝送レートを1/4Mbps 毎に切り上げて記述する。text_length(コンポーネントグループ記述長)は8 ビットのフィールドで、後続のコンポーネントグループ記述のバイト長を表わす。text_char(コンポーネントグループ記述)は8 ビットのフィールドである。一連の文字情報フィールドは、コンポーネントグループに関する説明を記述する。 total_bit_rate (total bit rate) is an 8-bit field, and describes the total bit rate of the components in the component group by rounding up the transport stream packet transmission rate every 1/4 Mbps. text_length (component group description length) is an 8-bit field and represents the byte length of the subsequent component group description. text_char (component group description) is an 8-bit field. A series of character information fields describes a description about the component group.
以上、受信装置4がcomponent_group_typeを監視することで、現在受信している、あるいは将来受信する番組が3D番組であることを認識できる効果がある。
As described above, the monitoring of the component_group_type by the receiving
次に、3D番組に関する情報を示す新たな記述子を用いる例を説明する。図10(a)は、番組情報の一つである3D番組詳細記述子の構造の一例を示す。3D番組詳細記述子は番組が3D番組である場合の詳細情報を示し、受信機における3D番組判定用などに利用される。この記述子はPMTおよび/またはEITに配置される。3D番組詳細記述子は、既に説明した図5(c)〜(e)に示す3D映像番組用のstream_content(コンポーネント内容やとcomponent_type(コンポーネント種別)と並存させてもよい。しかし、3D番組詳細記述子を伝送することにより、3D映像番組用のstream_content(コンポーネント内容やcomponent_type(コンポーネント種別)を伝送しない構成としても良い。3D番組詳細記述子の意味は次の通りである。次にdescriptor_tagは8ビットのフィールドで、この記述子が3D番組詳細記述子と識別可能な値(例えば0xE1)が記載される。descriptor_lengthは8ビットのフィールドで、この記述子のサイズを記載している。 Next, an example in which a new descriptor indicating information related to a 3D program is used will be described. FIG. 10A shows an example of the structure of a 3D program detail descriptor, which is one piece of program information. The 3D program detailed descriptor indicates detailed information when the program is a 3D program, and is used for determining a 3D program in the receiver. This descriptor is placed in the PMT and / or EIT. The 3D program detail descriptor may coexist with stream_content (component content and component_type (component type) for the 3D video program shown in FIGS. 5 (c) to 5 (e) already described. By transmitting the child, the stream_content (component content or component_type (component type)) for the 3D video program may not be transmitted. The meaning of the 3D program detail descriptor is as follows. In this field, a value (for example, 0xE1) that can distinguish this descriptor from the 3D program detail descriptor is described, and descriptor_length is an 8-bit field that describes the size of this descriptor.
3d_2d _type(3D/2D種別)は8ビットのフィールドで、図10(b)に従い、3D番組中における3D映像/2D映像の種別を表す。このフィールドは、例えば番組本編は3D映像であり、番組の途中で挿入されるコマーシャルなどが2D映像で構成されるような3D番組において、3D映像なのか2D映像なのかを識別するための情報であり、受信装置における誤動作(受信装置は3D処理を行っているのに放送番組が2D映像のため発生する表示(出力)の問題)を防ぐ目的で配置される。0x01は3D映像、0x02は2D映像を表す。
3d_method_type(3D方式種別)は8ビットのフィールドで、図11に従い、3Dの方式種別を表す。0x01は「3D2視点別ES伝送方式」方式、0x02はSide-by-Side 方式、0x03はTop-and-Bottom 方式を表す。stream_type(ストリーム形式種別)は8ビットのフィールドで、上記で説明した図3に従い、番組のESの形式を示す。
なお、3D番組詳細記述子を、3D映像番組の場合に伝送し、2D映像番組では伝送しない構成としてもよい。受信した番組についての3D番組詳細記述子の伝送の有無だけで、当該番組が2D映像番組なのか、3D映像番組なのか識別することが可能となる。
3d_2d_type (3D / 2D type) is an 8-bit field and represents the type of 3D video / 2D video in the 3D program according to FIG. 10B. This field is information for identifying whether a 3D video or a 2D video in a 3D program in which the main part of the program is a 3D video and a commercial inserted in the middle of the program is composed of 2D video, for example. Yes, it is arranged for the purpose of preventing malfunction in the receiving apparatus (display (output) problem that occurs because the broadcast program is 2D video even though the receiving apparatus performs 3D processing). 0x01 represents 3D video, and 0x02 represents 2D video.
3d_method_type (3D method type) is an 8-bit field and represents a 3D method type according to FIG. 0x01 represents the “3D2 viewpoint-specific ES transmission scheme”, 0x02 represents the Side-by-Side scheme, and 0x03 represents the Top-and-Bottom scheme. The stream_type (stream format type) is an 8-bit field and indicates the ES format of the program according to FIG. 3 described above.
The 3D program detail descriptor may be transmitted in the case of a 3D video program and not transmitted in a 2D video program. It is possible to identify whether the program is a 2D video program or a 3D video program only by transmitting or not transmitting the 3D program detail descriptor for the received program.
component_tag(コンポーネントタグ)は、8ビットのフィールドである。サービスのコンポーネントストリームは、この8ビットのフィールドにより、コンポーネント記述子で示される記述内容(図5)を参照できる。プログラムマップセクションでは、各ストリームに与えるコンポーネントタグの値は異なる値とすべきである。コンポーネントタグは、コンポーネントストリームを識別するためのラベルであり、ストリーム識別記述子内のコンポーネントタグと同一の値である(ただし、ストリーム識別記述子がPMT内に存在する場合)。 The component_tag (component tag) is an 8-bit field. The component stream of the service can refer to the description content (FIG. 5) indicated by the component descriptor by this 8-bit field. In the program map section, the component tag value given to each stream should be different. The component tag is a label for identifying the component stream, and has the same value as the component tag in the stream identification descriptor (provided that the stream identification descriptor exists in the PMT).
以上、受信装置4が3D番組詳細記述子を監視することで、この記述子が存在すれば、現在受信している、あるいは将来受信する番組が3D番組であることを認識できる効果がある。加えて、番組が3D番組である場合には、3D伝送方式の種別を識別すること、3D映像と2D映像が混在している場合にはその識別が可能となる。
As described above, the receiving
次に、サービス(編成チャンネル)単位で3D映像か2D映像かを識別する例について説明する。図12は、番組情報の一つであるサービス記述子(Service Descriptor)の構造の一例を示す。サービス記述子は、編成チャンネル名とその事業者名をサービス形式種別とともに文字符号で表す。この記述子はSDTに配置される。 Next, an example in which 3D video or 2D video is identified on a service (organization channel) basis will be described. FIG. 12 shows an example of the structure of a service descriptor (Service Descriptor) which is one piece of program information. The service descriptor represents the organization channel name and the business operator name together with the service format type by a character code. This descriptor is placed in the SDT.
サービス記述子の意味は次の通りである。つまり、service_type(サービス形式種別)は8ビットのフィールドで、図13に従ってサービスの種類を表す。0x01は、3D映像サービスを表す。service_provider_name_length(事業者名長)の8 ビットのフィールドは、後続の事業者名のバイト長を表す。char(文字符号)は8 ビットのフィールドである。一連の文字情報フィールドは、事業者名あるいはサービス名を表す。service_name_length(サービス名長)の8 ビットのフィールドは、後続のサービス名のバイト長を表す。 The meaning of the service descriptor is as follows. That is, service_type (service format type) is an 8-bit field and represents the type of service according to FIG. 0x01 represents a 3D video service. The 8-bit field of service_provider_name_length (operator name length) represents the byte length of the subsequent operator name. char (character code) is an 8-bit field. A series of character information fields represents a business name or a service name. The 8-bit field of service_name_length (service name length) represents the byte length of the subsequent service name.
以上、受信装置4がservice_typeを監視することで、サービス(編成チャンネル)が3D番組のチャンネルであることを認識できる効果がある。このように、サービス(編成チャンネル)が3D映像サービスか2D映像サービスかを識別することができれば、例えば、EPG表示などで、当該サービスが3D映像番組放送サービスである旨の表示などが可能となる。但し、3D映像番組を中心に放送しているサービスといえども、広告映像のソースが2D映像しかない場合など、2D映像を放送しなければならない場合もありうる。よって、当該サービス記述子のservice_type(サービス形式種別)による3D映像サービスの識別は、既に説明した、stream_content(コンポーネント内容)とcomponent_type(コンポーネント種別)の組合せによる3D映像番組の識別、component_group_type(コンポーネントグループ種別)による3D映像番組の識別、または3D番組詳細記述子による3D映像番組の識別と併用することが望ましい。複数の情報を組み合わせて識別する場合は、3D映像放送サービスであるが、一部の番組だけ2D映像であるなどの識別も可能となる。このような識別ができる場合は、受信装置で、例えばEPGでは当該サービスが「3D映像放送サービス」であることを明示することができ、かつ、当該サービスに3D映像番組以外に2D映像番組が混在していても、番組受信時等に3D映像番組と2D映像番組とで表示制御等を必要に応じて切り替えることが可能となる。
As described above, there is an effect that the
図14は、番組情報の一つであるサービスリスト記述子(Service List Descriptor)の構造の一例を示す。サービスリスト記述子は、サービス識別とサービス形式種別によるサービスの一覧を提供する。つまり、編成チャンネルとその種別の一覧を記述する。この記述子はNITに配置される。 FIG. 14 shows an example of the structure of a service list descriptor (Service List Descriptor) which is one piece of program information. The service list descriptor provides a list of services according to service identification and service type. That is, a list of organization channels and their types is described. This descriptor is placed in the NIT.
サービスリスト記述子の意味は次の通りである。つまり、service_id(サービス識別)は16 ビットのフィールドで、そのトランスポートストリーム内の情報サービスをユニークに識別する。サービス識別は、対応するプログラムマップセクション内の放送番組番号識別(program_number)に等しい。service_type(サービス形式種別)は8ビットのフィールドで、上記で説明した図12に従ってサービスの種類を表す。 The meaning of the service list descriptor is as follows. That is, service_id (service identification) is a 16-bit field, and uniquely identifies the information service in the transport stream. The service identification is equal to the broadcast program number identification (program_number) in the corresponding program map section. The service_type (service type type) is an 8-bit field and represents the type of service according to FIG. 12 described above.
これらのservice_type(サービス形式種別)によって「3D映像放送サービス」であるか否かを識別することができるので、例えば、当該サービスリスト記述子に示される編成チャンネルとその種別の一覧を用いて、EPG表示において「3D映像放送サービス」のみをグルーピングする表示を行うことなどが可能となる。 Since it is possible to identify whether or not it is “3D video broadcasting service” by these service_type (service type type), for example, by using the list of organized channels and their types indicated in the service list descriptor, EPG In the display, it is possible to perform a display in which only “3D video broadcasting service” is grouped.
以上、受信装置4がservice_typeを監視することで、編成チャンネルが3D番組のチャンネルであることを認識できる効果がある。
As described above, there is an effect that the receiving
以上説明した記述子の例は、代表的なメンバのみを記載しており、これ以外のメンバを持つこと、複数のメンバを一つに纏めること、一つのメンバを詳細情報を持つ複数のメンバに分割することも考えられる。 The examples of descriptors described above describe only representative members. Having other members, combining multiple members into one, and converting one member into multiple members with detailed information. Dividing is also conceivable.
<番組情報の送出運用規則例>
上記で説明した番組情報のコンポーネント記述子、コンポーネントグループ記述子、3D番組詳細記述子、サービス記述子、サービスリスト記述子は、例えば管理情報付与部16で生成、付加され、MPEG-TSのPSI(一例としてPMTなど)、或いはSI(一例としてEIT、或いはSDT、或いはNITなど)に格納されて送信装置1から送出される情報である。
<Examples of program information transmission operation rules>
The component descriptor, component group descriptor, 3D program detail descriptor, service descriptor, and service list descriptor of the program information described above are generated and added by the management
送信装置1における番組情報の送出運用規則例について以下説明する。
図15は、コンポーネント記述子の送信装置1における送出運用規則の一例を示す。「descriptor_tag」にはコンポーネント記述子を意味する“0x50”を記述する。「descriptor_length」には、コンポーネント記述子の記述子長を記述する。記述子長の最大値は規定しない。「stream_content」には、“0x01”(映像)を記述する。
An example of program information transmission operation rules in the
FIG. 15 shows an example of a transmission operation rule in the component
「component_type」には、当該コンポーネントの映像コンポーネント種別を記述する。コンポーネント種別については、図5の中から設定する。「component_tag」は当該番組内で一意となるコンポーネントタグ値を記述する。「ISO_639_language_code」は“jpn(”0x6A706E“)”を記述する。 In “component_type”, the video component type of the component is described. The component type is set from FIG. “Component_tag” describes a component tag value that is unique within the program. “ISO_639_language_code” describes “jpn (“ 0x6A706E ”)”.
「text_char」は複数映像コンポーネント存在時に映像種類名として16byte(全角8文字)以下で記述する。改行コードは使用しない。コンポーネント記述がデフォルトの文字列である場合はこのフィールドを省略することができる。デフォルト文字列は「映像」である。 “Text_char” is described with a video type name of 16 bytes (8 full-width characters) or less when there are multiple video components. Do not use a line feed code. This field can be omitted if the component description is the default string. The default character string is “video”.
なお、イベント(番組)に含まれる0x00〜0x0F のcomponent_tag 値を持つ、全ての映像コンポーネントに対して必ず一つ送出する。 It should be noted that at least one video component having a component_tag value of 0x00 to 0x0F included in the event (program) is always transmitted.
このように送信装置1で送出運用することにより、受信装置4がstream_contentとcomponent_typeを監視することで、現在受信している、あるいは将来受信する番組が3D番組であることを認識できる効果がある。
As described above, when the
図16は、コンポーネントグループ記述子の送信装置1における送出運用規則の一例を示す。
FIG. 16 shows an example of a transmission operation rule in the component group
「descriptor_tag」にはコンポーネントグループ記述子を意味する“0xD9”を記述する。「descriptor_length」には、コンポーネントグループ記述子の記述子長を記述する。記述子長の最大値は規定しない。「component_group_type」は、コンポーネントグループの種別を示す。‘000’は、マルチビューテレビを‘001’は、3Dテレビを示す。 In “descriptor_tag”, “0xD9” indicating a component group descriptor is described. In “descriptor_length”, the descriptor length of the component group descriptor is described. The maximum descriptor length is not specified. “Component_group_type” indicates the type of component group. '000' indicates multi-view television and '001' indicates 3D television.
「total_bit_rate_flag」には、イベント中のグループ内の総ビットレートがすべて規定のデフォルト値にある場合は’0’を、イベント中のグループ内の総ビットレートのいずれかが規定のデフォルト値を越えている場合は’1’を示す。 In “total_bit_rate_flag”, if all the total bit rates in the group in the event are at the specified default value, set to “0”, and one of the total bit rates in the group in the event exceeds the specified default value. If it is present, it indicates '1'.
「num_of_group」はイベント内でのコンポーネントグループの数を記述する。マルチビューテレビ(MVTV)の場合には最大3とし、3Dテレビ(3DTV)の場合には最大2とする。 “Num_of_group” describes the number of component groups in the event. The maximum is 3 for multi-view television (MVTV) and 2 for 3D television (3DTV).
「component_group_id」はコンポーネントグループ識別を記述する。メイングループの場合には”0x0”を割り当て、各サブグループの場合には放送事業者がイベント内で一意に割り当てる。 “Component_group_id” describes component group identification. In the case of the main group, “0x0” is assigned, and in the case of each subgroup, the broadcaster assigns it uniquely within the event.
「num_of_CA_unit」はコンポーネントグループ内での課金/非課金単位の数を記述する。最大値は2 とする。当該コンポーネントグループ内に課金を行うコンポーネントが一切含まれない場合は"0x1"とする。 “Num_of_CA_unit” describes the number of charge / non-charge units in the component group. The maximum value is 2. Set to "0x1" if no component to be charged is included in the component group.
「CA_unit_id」は課金単位識別を記述する。放送事業者がイベント内で一意に割り当てる。「num_of_component」は当該コンポーネントグループに属し、かつ直前の「CA_unit_id 」で示される課金/非課金単位に属するコンポーネントの数を記述する。最大値は15とする。 “CA_unit_id” describes the charging unit identification. The broadcaster assigns it uniquely within the event. “Num_of_component” describes the number of components belonging to the component group and belonging to the billing / non-billing unit indicated by the immediately preceding “CA_unit_id”. The maximum value is 15.
「component_tag」はコンポーネントグループに属するコンポーネントタグ値を記述する。 「total_bit_rate」はコンポーネントグループ内の総ビットレートを記述する。ただし、デフォルト値の場合は”0x00”を記述する。 “Component_tag” describes a component tag value belonging to the component group. “Total_bit_rate” describes the total bit rate in the component group. However, “0x00” is described for the default value.
「text_length」は後続のコンポーネントグループ記述のバイト長を記述する。最大値は16(全角8 文字)とする。「text_char」はコンポーネントグループに関する説明を必ず記述する。デフォルト文字列は規定しない。また、改行コードは使用しない。 “Text_length” describes the byte length of the subsequent component group description. The maximum value is 16 (8 full-width characters). “Text_char” always describes the description about the component group. No default string is specified. Also, no line feed code is used.
なお、マルチビューテレビサービスを行う場合には「component_group_type」は’000’として必ず送出する。また、3Dテレビサービスを行う場合には「component_group_type」は’001’として必ず送出する。 When performing multi-view TV service, “component_group_type” is always transmitted as “000”. When performing 3D television service, “component_group_type” is always transmitted as “001”.
このように送信装置1で送出運用することにより、受信装置4がcomponent_group_typeを監視することで、現在受信している、あるいは将来受信する番組が3D番組であることを認識できる効果がある。
By performing transmission operation in the
図17は、3D番組詳細記述子の送信装置1における送出運用規則の一例を示す。「descriptor_tag」には3D番組詳細記述子を意味する“0xE1”を記述する。「descriptor_length」には、3D番組詳細記述子の記述子長を記述する。「3d_2d_type」は3D/2D識別を記述する。図10(b)の中から設定する。「3d_method_type」は3D方式識別を記述する。図11の中から設定する。「stream_type」は番組のESの形式をを記述する。図3の中から設定する。「component_tag」は当該番組内で一意となるコンポーネントタグ値を記述する。
FIG. 17 shows an example of a transmission operation rule in the
このように送信装置1で送出運用することにより、受信装置4が3D番組詳細記述子を監視することで、この記述子が存在すれば、現在受信している、あるいは将来受信する番組が3D番組であることを認識できる効果がある。
By performing transmission operation in the
図18は、サービス記述子の送信装置1における送出運用規則の一例を示す。「descriptor_tag」にはサービス記述子を意味する“0x48”を記述する。「descriptor_length」には、サービス記述子の記述子長を記述する。「service_type」はサービス形式種別を記述する。
FIG. 18 shows an example of a transmission operation rule in the service
サービス形式種別については、図13の中から設定する。「service_provider_name_length」はBS/CSデジタルテレビジョン放送では事業者名長を記述する。最大値は20とする。地上デジタルテレビジョン放送ではservice_provider_name を運用しないため、“0x00”を記述する。 The service format type is set from FIG. “Service_provider_name_length” describes the name of the operator in BS / CS digital television broadcasting. The maximum value is 20. Since service_provider_name is not used in terrestrial digital television broadcasting, describe “0x00”.
「char」はBS/CSデジタルテレビジョン放送では事業者名を記述する。最大全角10文字。地上デジタルテレビジョン放送では何も記述しない。「service_name_length」は編成チャンネル名長を記述する。最大値は20 とする。「char」は編成チャンネル名を記述する。20バイト以内かつ全角10文字以内である。なお、対象編成チャンネルに対し、1個のみを必ず配置する。
“Char” describes an operator name in BS / CS digital television broadcasting.
このように送信装置1で送出運用することにより、受信装置4がservice_typeを監視することで、編成チャンネルが3D番組のチャンネルであることを認識できる効果がある。
By performing transmission operation in the
図19は、サービスリスト記述子の送信装置1における送出運用規則の一例を示す。「descriptor_tag」にはサービスリスト記述子を意味する“0x41”を記述する。「descriptor_length」には、サービスリスト記述子の記述子長を記述する。「loop」は対象トランスポートストリームに含まれるサービス数のループを記述する。
FIG. 19 shows an example of a transmission operation rule in the service list
「service_id」は当該トランスポートストリームに含まれるservice_id を記述する。
「service_type」は対象サービスのサービスタイプを記述する。図13の中から設定する。なお、NIT内TSループに対して必ず配置する。
“Service_id” describes service_id included in the transport stream.
“Service_type” describes the service type of the target service. The setting is made from FIG. Note that this is always arranged for the TS loop in the NIT.
このように送信装置1で送出運用することにより、受信装置4がservice_typeを監視することで、編成チャンネルが3D番組のチャンネルであることを認識できる効果がある。
By performing transmission operation in the
以上、送信装置1における番組情報の送出例について説明したが、番組が2D番組から3D番組に切り替わる際に、3D番組の始まる最初の画面において、例えばテロップなどを用いて「これから3D番組が開始される旨」、「3D表示で視聴する場合には3D視聴用のメガネを装着する旨」、「眼が疲れているときや体調が悪いときには2D表示の視聴を勧める旨」、「3D番組の長時間の視聴は眼が疲れたり体調が悪くなる可能性がある旨」などを送信装置1で作成する3D番組の映像にはめ込んで送出することにより受信装置4で3D番組を視聴するユーザに対して3D番組視聴に対する注意・警告を行うことができるメリットがある。
As described above, the transmission example of the program information in the
<受信装置のハードウェア構成>
図25は、図1のシステムのうち、受信装置4の構成例を示すハードウェア構成図である。21は受信機全体を制御するCPU(Central Processing Unit)、22はCPU21と受信装置内各部との制御および情報を送信するための汎用バス、23は無線(衛星、地上)、ケーブルなどの放送伝送網を介して送信装置1から送信された放送信号を受信し、特定の周波数を選局し復調、誤り訂正処理、などを行い、MPEG2-Transport Stream(以下、「TS」ともいう。)などの多重化パケットを出力するチューナ、24はスクランブル部13によるスクランブルを復号するデスクランブラ、25はネットワークと情報を送受信し、インターネットと受信装置間で各種情報およびMPEG2―TSを送受信するネットワークI/F(Interface)、26は例えば受信装置4に内蔵されているHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ、またはリムーバブルなHDD、ディスク型記録媒体、フラッシュメモリ、などの記録媒体、27は記録媒体26を制御し、記録媒体26への信号の記録や記録媒体26からの信号の再生を制御する記録再生部、29はMPEG2―TSなどの形式に多重化されている信号を、映像ES(Elementary Stream)、音声ES、番組情報などの信号に分離する多重分離部である。ESとは、圧縮・符号化された画像・音声データのそれぞれのことである。30は映像ESを、映像信号に復号する映像復号部、31は音声ESを、音声信号に復号し、スピーカ48に出力または音声出力42から出力する音声復号部、32は、映像復号部30で復号された映像信号を前記CPUの指示に従い3Dまたは2Dの映像信号を後述する変換処理により所定のフォーマットに変換する処理や、CPU21が作成したOSD(On Screen Display)などの表示を映像信号に重畳する処理などを行い、処理後の映像信号をディスプレイ47または映像信号出力部41に出力し、処理後の映像信号のフォーマットに対応する同期信号や制御信号(機器制御に使用)を映像信号出力部41および制御信号出力部43から出力する映像変換処理部、33はユーザー操作入力部45からの操作入力(例えばIR(Infrared Radiation)信号を発信するリモートコントローラーからのキーコード)を受信し、またCPU21や映像変換処理部32が生成した外部機器への機器制御信号(例えばIR)を機器制御信号送信部44から送信する制御信号送受信部、34は内部にカウンタを有し、また現在の時刻の保持を行うタイマー、46は前記多重分離部で再構成されたTSに対し暗号化等必要な処理を行い外部にTSを出力、または外部から受信したTSを復号化して多重分離部29に対して入力するシリアルインタフェースやIPインタフェースなどの高速デジタルI/F、47は映像復号部30が復号して映像変換処理部32により映像が変換された3D映像および2D映像を表示するディスプレイ、48は音声復号部が復号した音声信号に基づいて音を出力するスピーカを表しており、主にこれらの装置により、受信装置4は構成されている。ディスプレイに3D表示する場合も、必要であれば、同期信号や制御信号は制御信号出力部43や機器制御信号送信端子44から出力する。
<Hardware configuration of receiving device>
FIG. 25 is a hardware configuration diagram illustrating a configuration example of the receiving
受信装置および視聴装置および3D視聴補助装置(例えば3Dメガネ)を含めたシステム構成について、図35および図36に例を示す。図35は受信装置と視聴装置が一体となったシステム構成、また図36は受信装置と視聴装置が別構成となった場合の例である。 Examples of the system configuration including the receiving device, the viewing device, and the 3D viewing assistance device (for example, 3D glasses) are shown in FIG. 35 and FIG. FIG. 35 shows a system configuration in which the receiving device and the viewing device are integrated, and FIG. 36 shows an example in which the receiving device and the viewing device are configured separately.
図35において、3501は前記受信装置4の構成を含み3D映像表示および音声出力が可能な表示装置、3503は前記表示装置3501から出力される3D視聴補助装置制御信号(例えばIR信号)、3502は3D視聴補助装置を表している。図35の例においては、映像信号は前記表示装置3501が具備する映像ディスプレイから表示され、また音声信号は前記表示装置3501が具備するスピーカから出力される。また同様に表示装置3501は機器制御信号44または制御信号43の出力部から出力される3D視聴補助装置制御信号を出力する出力端子を具備する。
In FIG. 35, 3501 is a display device including the configuration of the receiving
なお、上記の説明は、図35に示す表示装置3501と3D視聴補助装置3502とが後述するアクティブシャッター方式により表示する例を前提として説明したが、図35に示す表示装置3501と3D視聴補助装置3502とが後述する偏光分離による3D映像表示装置を行う方式の場合には、3D視聴補助装置3502は左目と右目に異なる映像が入射するように偏光分離を行うものであればよく、表示装置3501から機器制御信号44または制御信号43の出力部から3D視聴補助装置3502へ出力される3D視聴補助装置制御信号3503を出力しなくともよい。
The above description has been made on the assumption that the
また図36において、3601は前記受信装置4の構成を含む映像音声出力装置、3602は映像/音声/制御信号を伝送する伝送経路(例えばHDMIケーブル)、3603は外部から入力された映像信号や音声信号を表示出力するディスプレイを表す。
In FIG. 36, 3601 is a video / audio output device including the configuration of the receiving
この場合、映像音声出力装置3601(受信装置4)の映像出力41から出力される映像信号と音声出力42から出力される音声信号、制御信号出力部43から出力される制御信号は、伝送路3602で規定されているフォーマット(例えばHDMI規格により規定されるフォーマット)に適した形式の伝送信号に変換され、伝送経路3602を経由しディスプレイ3603に入力される。ディスプレイ3603では前記伝送信号を受信し、もとの映像信号、音声信号、制御信号に復号し、映像と音声を出力するとともに、3D視聴補助装置3502に対して3D視聴補助装置制御信号3503を出力する。
In this case, the video signal output from the
なお、上記の説明は、図36に示す表示装置3603と3D視聴補助装置3502とが後述するアクティブシャッター方式により表示する例を前提として説明したが、図36に示す表示装置3603と3D視聴補助装置3502とが後述する偏光分離による3D映像表示装置を行う方式の場合には、3D視聴補助装置3502は左目と右目に異なる映像が入射するように偏光分離を行うものであればよく、表示装置3603から3D視聴補助装置3502へ3D視聴補助装置制御信号3603を出力しなくともよい。
The above description has been made on the assumption that the display device 3603 and the 3D
なお、図25に示した21〜46の各構成要件の一部は、1つの、又は複数のLSIで構成されていてもよい。また、図25に示した21〜46の各構成要件の一部の機能をソフトウェアで実現する構成としてもよい。
A part of each of the
<受信装置の機能ブロック図>
図26は、CPU21内部における処理の機能ブロック構成の一例である。ここで各機能ブロックは例えばCPU21で実行されるソフトウェアのモジュールとして存在しており、それぞれのモジュール間は何らかの手段(例えばメッセージパッシング、ファンクションコール、イベント送信)などを行って情報やデータの受け渡しおよび制御指示を行う。
<Functional block diagram of receiver>
FIG. 26 is an example of a functional block configuration of processing inside the
また、各モジュールは受信装置4内部の各ハードウェアとも、汎用バス22を介して情報の送受信を行っている。また図に記載の関係線(矢印)は今回の説明に関連する部分を主に記載しているが、その他のモジュール間についても通信手段および通信を必要とした処理は存在する。例えば選局制御部59は、選局に必要な番組情報を番組情報解析部54から適宜取得している。
Each module also transmits / receives information to / from hardware in the receiving
次に各機能ブロックの機能について説明する。システム制御部51は各モジュールの状態やユーザーの指示状態などを管理し、各モジュールに対して制御指示を行う。ユーザー指示受信部52は制御信号送受信部33が受信したユーザー操作の入力信号を受信および解釈し、ユーザーの指示をシステム制御部51に伝える。機器制御信号送信部53はシステム制御部51や、他のモジュールからの指示に従い、制御信号送受信部33に対して機器制御信号を送信するように指示する。
Next, the function of each functional block will be described. The
番組情報解析部54は多重分離部29から番組情報を取得して内容を分析し、必要な情報を各モジュールに対して提供する。時間管理部55は番組情報解析部54から、TSに含まれる時刻補正情報(TOT:Time offset table)を取得して現在の時刻を管理するとともに、タイマー34が有するカウンタを使用し、各モジュールの要求に従いアラーム(指定時刻の到来を通知)やワンショットタイマ(一定時間の経過を通知)の通知を行う。
The program information analysis unit 54 acquires program information from the
ネットワーク制御部56は、ネットワークI/F25を制御し、特定URL(Unique Resource Locater)や特定IP(Internet Protocol)アドレスからの各種情報およびTSの取得を行う。復号制御部57は、映像復号部30および音声復号部31を制御し、デコードの開始や停止、ストリームに含まれる情報の取得などを行う。
The
記録再生制御部58は記録再生部27を制御し、記録媒体26から、特定のコンテンツの特定の位置から、また任意の読み出しの形式(通常再生、早送り、巻戻し、一時停止)で信号を読み出す。また、記録再生部27に入力された信号を、記録媒体26に対して記録する制御を行う。
The recording /
選局制御部59は、チューナ23、デスクランブラ24、多重分離部29および復号制御部57を制御し、放送の受信および放送信号の記録を行う。または記録媒体からの再生を行い、映像信号および音声信号を出力するまでの制御を行う。詳しい放送受信の動作および放送信号の記録動作、記録媒体からの再生動作については後述する。
The channel
OSD作成部60は、特定のメッセージを含むOSDデータを作成し、映像変換制御部61に対して前記作成したOSDデータを映像信号に重畳して出力するように指示を行う。ここでOSD作成部60は、左目用と右目用といった視差のあるOSDデータを作成し、映像変換制御部61に対して、前記左目用と右目用のOSDデータをもとに3D表示を要求することにより、3Dでのメッセージ表示等を行う。
The OSD creation unit 60 creates OSD data including a specific message, and instructs the video
映像変換制御部61は、映像変換処理部32を制御し、映像復号部30から映像変換処理部32に入力された映像信号を、前記システム制御部51からの指示に従い3Dまたは2Dの映像に変換し変換した映像と、OSD作成部60から入力されたOSDを重畳し、さらに必要に応じて映像を加工(スケーリングやPinP、3D表示など)してディスプレイ47に表示または外部に出力する。映像変換処理部32における3D映像、2D映像の所定のフォーマットへの変換方法の詳細については後述する。各機能ブロックはこれらのような機能を提供する。
The video
<放送受信>
ここで放送受信を行う場合の制御手順と信号の流れについて説明する。まず特定チャンネル(CH)の放送受信を示すユーザーの指示(例えばリモコンのCHボタン押下)を、ユーザー指示受信部52から受信したシステム制御部51は、ユーザーの指示したCH(以下指定CH)での選局を選局制御部59に指示する。
<Broadcast reception>
Here, a control procedure and a signal flow when performing broadcast reception will be described. First, the
前記指示を受信した選局制御部59は、チューナ23に対して指定CHの受信制御(指定周波数帯への選局、放送信号復調処理、誤り訂正処理)を指示し、TSをデスクランブラ24に出力させる。
Upon receiving the instruction, the channel
次に選局制御部59は、デスクランブラ24に対して前記TSのデスクランブルし多重分離部29に出力するように指示し、多重分離部29に対しては、入力されたTSの多重分離、および多重分離した映像ESの映像復号部30への出力と、音声ESの音声復号部31への出力、を指示する。
Next, the channel
また、選局制御部59は、復号制御部57に対し、映像復号部30と音声復号部31に入力された映像ESおよび音声ESの復号指示を行う。前記復号指示を受信した復号制御部31は、映像復号部30に対して復号した映像信号を映像変換処理部32に出力するように制御し、音声復号部31に対して復号した音声信号をスピーカ48または音声出力42に出力するように制御を行う。このようにして、ユーザーが指定したCHの映像および音声を出力する制御を行う。
Further, the channel
また、選局時のCHバナー(CH番号や番組名、番組情報等を表示するOSD)を表示するために、システム制御部51はOSD作成部60に対してCHバナーの作成および出力を指示する。前記指示を受信したOSD作成部60は、作成したCHバナーのデータを映像変換制御部61に送信し、前記データを受信した映像変換制御部61はCHバナーを映像信号に重畳して出力するように制御を行う。このようにして、選局時等のメッセージ表示を行う。
Further, in order to display a CH banner (OSD for displaying a CH number, program name, program information, etc.) at the time of channel selection, the
<放送信号の記録>
次に放送信号の記録制御と信号の流れについて説明する。特定のCHの記録を行う場合には、システム制御部51は選局制御部59に対して特定CHの選局および記録再生部27への信号出力を指示する。
<Recording of broadcast signal>
Next, broadcast signal recording control and signal flow will be described. When recording a specific CH, the
前記指示を受信した選局制御部59は、前記放送受信処理と同様に、チューナ23に対して指定CHの受信制御を指示し、デスクランブラ24に対して、チューナー23から受信したMPEG2−TSのデスクランブル、多重分離部29に対してデスクランブラ24からの入力を記録再生部27に出力するように制御する。
The channel
また、システム制御部51は、記録再生制御部58に対して、記録再生部27への入力TSを記録するように指示する。前記指示を受信した記録再生制御部58は、記録再生部27に入力される信号(TS)に対して、暗号化などの必要な処理を行い、また記録再生時に必要な付加情報(記録CHの番組情報、ビットレート等のコンテンツ情報)の作成、また管理データ(記録コンテンツのID、記録媒体26上の記録位置、記録形式、暗号化情報など)への記録を行った後に、前記MPEG2−TSおよび付加情報、管理データを記録媒体26へ書き込む処理を行う。このようにして放送信号の記録を行う。
In addition, the
<記録媒体からの再生>
次に記録媒体からの再生処理について説明する。特定の番組の再生を行う場合には、システム制御部51は、記録再生制御部58に対して、特定の番組の再生を指示する。この際の指示としては、コンテンツのIDと再生開始位置(例えば番組の先頭、先頭から10分の位置、前回の続き、先頭から100Mbyteの位置等)を指示する。前記指示を受信した記録再生制御部58は、記録再生部27を制御し、付加情報や管理データを用いて記録媒体26から信号(TS)を読み出して、暗号の復号などの必要な処理を行った後に、多重分離部29に対してTSを出力するように処理を行う。
<Reproduction from recording media>
Next, playback processing from a recording medium will be described. When reproducing a specific program, the
また、システム制御部51は、再生信号の映像音声出力を選局制御部59に対して指示する。前記指示を受信した選局制御部59は、記録再生部27からの入力を多重分離部29に出力するように制御し、多重分離部29に対して、入力されたTSの多重分離、および多重分離された映像ESの映像復号部30への出力、および多重分離された音声ESの音声復号部31への出力、を指示する。
In addition, the
また、選局制御部59は、復号制御部57に対し、映像復号部30と音声復号部31に入力された映像ESおよび音声ESの復号指示を行う。前記復号指示を受信した復号制御部31は、映像復号部30に対して復号した映像信号を映像変換処理部32に出力するように制御し、音声復号部31に対して復号した音声信号をスピーカ48または音声出力42に出力するように制御を行う。このようにして記録媒体からの信号再生処理を行う。
Further, the channel
<3D映像の表示方法>
本発明に用いることのできる3D映像の表示方式としては、左目と右目に視差を感じさせる左目用と右目用の映像を作成し、人間に立体物が存在しているように認識させるいくつかの方式がある。
<3D video display method>
As a 3D video display method that can be used in the present invention, left and right eye images that make the left and right eyes feel parallax are created, and a human being recognizes that a three-dimensional object exists. There is a method.
ひとつの方式としては、ユーザーが着用するメガネに対して、液晶シャッター等を用いて左右のグラスを交互に遮光を行い、またそれと同期させて左目用と右目用の映像を表示させ、左右の目に映る画像に視差を発生させるアクティブシャッター方式がある。 As one method, the glasses worn by the user are shielded from light by the left and right glasses alternately using a liquid crystal shutter, etc., and the left and right eye images are displayed in synchronization with the glasses. There is an active shutter system that generates parallax in an image displayed on the screen.
この場合、受信装置4は、ユーザーが着用するアクティブシャッター方式メガネへ、制御信号出力部43や機器制御信号送信端子44から同期信号や制御信号を出力する。また、映像信号出力部41から映像信号を外部の3D映像表示装置へ出力して、左目用の映像と右目用の映像とを交互に表示させる。または、受信装置4の有するディスプレイ47に同様の3D表示を行う。このようにすれば、アクティブシャッター方式メガネを着用したユーザは、当該3D映像表示装置または受信装置4の有するディスプレイ47で3D映像を視聴することができる。
In this case, the receiving
また、別の方式としては、ユーザーが着用するメガネに対して、左右のグラスに直線偏光で直交するフィルムを貼るもしくは直線偏光コートを施す、または円偏光で偏光軸の回転方向が逆方向のフィルムを貼るもしくは円偏光コートを施し、左目と右目のメガネの偏光にそれぞれ対応した互いに異なる偏光による左目用の映像と右目用の映像を同時に出力することにより、左目と右目のそれぞれに入射する映像を偏光状態により分離することで左目と右目で視差を発生させる偏光方式がある。 As another method, for the glasses worn by the user, a film orthogonal to the linearly polarized light is applied to the left and right glasses, or a linearly polarized coating is applied, or a circularly polarized film with the rotation direction of the polarization axis reversed. Or apply a circularly polarized coat, and simultaneously output the image for the left eye and the image for the right eye with different polarizations corresponding to the polarization of the glasses for the left eye and the right eye respectively. There is a polarization method that generates parallax between the left eye and the right eye by separating them according to the polarization state.
この場合、受信装置4は、映像信号出力部41から映像信号を外部の3D映像表示装置へ出力して、該3D映像表示装置は、左目用の映像と右目用の映像とを異なる偏光状態で表示させる。または、受信装置4の有するディスプレイ47によって同様の表示を行う。このようにすれば、偏光方式メガネを着用したユーザは、当該3D映像表示装置または受信装置4の有するディスプレイ47で3D映像を視聴することができる。なお、偏光方式では、偏光方式メガネには、受信装置4から同期信号や制御信号を送信することなく、3D映像視聴が可能となるため、制御信号出力部43や機器制御信号送信端子44から同期信号や制御信号を出力する必要はない。
In this case, the receiving
また、このほか、色による左右の目の映像を分離させるカラー分離方式を用いてもよい。また、裸眼で視聴可能な視差障壁を利用して3D映像を作り出す視差障壁方式を用いてもよい。 In addition, a color separation method that separates the left and right eye images by color may be used. Alternatively, a parallax barrier method that creates a 3D image using a parallax barrier that can be viewed with the naked eye may be used.
なお、本発明に係る3D表示方式は特定の方式に限定されるものではない。 The 3D display method according to the present invention is not limited to a specific method.
<番組情報を利用した3D番組の具体的な判定方法の例>
3D番組の判定方法の例としては、既に説明した放送信号および再生信号の番組情報に含まれる各種テーブルや記述子から、新たに含めた3D番組か否かを判定する情報を取得し、3D番組か否かを判定することが可能である。
<Example of specific determination method of 3D program using program information>
As an example of a 3D program determination method, information for determining whether or not a 3D program is newly included is obtained from various tables and descriptors included in the program information of the broadcast signal and the reproduction signal described above. It is possible to determine whether or not.
PMTや、EIT[schedule basic/schedule extended/present/following]、といったテーブルの中に記載の、コンポーネント記述子、コンポーネントグループ記述子に新たに含められた3D番組か否かを判定する情報を確認する、または3D番組判定用の新たな記述子である3D番組詳細記述子を確認する、NITや、SDT、といったテーブルの中に記載の、サービス記述子、サービスリスト記述子などに新たに含められた3D番組か否かを判定する情報を確認する、などにより3D番組か否かを判定する。これらの情報は、前述した送信装置において放送信号に付与され、送信される。送信装置では、例えば管理情報付与部16によってこれらの情報が放送信号に付与される。
Check the information to determine whether the 3D program is newly included in the component descriptor or component group descriptor described in the table such as PMT and EIT [schedule basic / schedule extended / present / following]. Or 3D program details descriptor, which is a new descriptor for 3D program determination, is newly included in the service descriptor, service list descriptor, etc. described in tables such as NIT and SDT It is determined whether or not it is a 3D program by checking information for determining whether or not it is a 3D program. These pieces of information are added to the broadcast signal in the transmission device described above and transmitted. In the transmission device, for example, the management
それぞれのテーブルの使い分けとしては、例えばPMTについては現在の番組の情報しか記載していないため、未来の番組の情報については確認することができないが、信頼度は高いといった特徴がある。一方EIT[schedule basic/schedule extended]については現在の番組だけでなく未来の番組の情報を取得できるが、受信完了までの時間が長く、保持する記憶領域が多く必要で、かつ未来の事象のため信頼度が低いなどのデメリットがある。EIT[following]については次の放送時間の番組の情報を取得できるため、本実施例への適用については好適である。またEIT[present]については現在の番組情報の取得に使用でき、PMTとは異なる情報を入手できる。 The use of each table is characterized in that, for example, only information on the current program is described for PMT, so information on future programs cannot be confirmed, but the reliability is high. On the other hand, for EIT [schedule basic / schedule extended], information on future programs as well as current programs can be acquired, but it takes a long time to complete reception, requires a large storage area, and is a future event. There are disadvantages such as low reliability. As for EIT [following], it is possible to obtain information on a program at the next broadcast time, and therefore it is suitable for application to the present embodiment. Further, EIT [present] can be used to obtain current program information, and information different from PMT can be obtained.
次に、送信装置1から送出された、図4、図6、図10、図12、図14で説明した番組情報に関係する受信装置4の処理の詳細例を説明する。
Next, a detailed example of processing of the receiving
図20は、受信装置4における、コンポーネント記述子の各フィールドに対する処理の一例を示す。
FIG. 20 shows an example of processing for each field of the component descriptor in the receiving
「descriptor_tag」が“0x50”だと、当該記述子がコンポーネント記述子であると判断する。「descriptor_length」により、コンポーネント記述子の記述子長であると判断する。「stream_content」が“0x01”,“0x05”,“0x06”,“0x07”だと、当該記述子は有効(映像)である判断する。“0x01”,“0x05”,“0x06”,“0x07”以外の場合、当該記述子は無効である判断する。「stream_content」が“0x01”,“0x05”,“0x06”,“0x07”の場合、以降の処理を行う。 If “descriptor_tag” is “0x50”, it is determined that the descriptor is a component descriptor. Based on “descriptor_length”, it is determined to be the descriptor length of the component descriptor. If “stream_content” is “0x01”, “0x05”, “0x06”, “0x07”, it is determined that the descriptor is valid (video). In cases other than “0x01”, “0x05”, “0x06”, and “0x07”, it is determined that the descriptor is invalid. When “stream_content” is “0x01”, “0x05”, “0x06”, “0x07”, the following processing is performed.
「component_type」は、当該コンポーネントの映像コンポーネント種別と判断する。このコンポーネント種別については、図5のいずれかの値が指定されている。この内容により、当該コンポーネントが3D映像番組についてのコンポーネントか否かが判断可能である。 “Component_type” is determined as the video component type of the component. For this component type, one of the values in FIG. 5 is designated. From this content, it can be determined whether or not the component is a component for a 3D video program.
「component_tag」は、当該番組内で一意となるコンポーネントタグ値で、PMT のストリーム識別子のコンポーネントタグ値と対応させて利用できる。 “Component_tag” is a component tag value that is unique within the program, and can be used in association with the component tag value of the PMT stream identifier.
「ISO_639_language_code」は、“jpn(”0x6A706E“)”以外でも、後に配置される文字コードを”jpn”として扱う。 “ISO_639_language_code” treats a character code arranged later as “jpn”, except for “jpn (“ 0x6A706E ”)”.
「text_char」は、16byte(全角8 文字)以内をコンポーネント記述と判断する。このフィールドが省略された場合はデフォルトのコンポーネント記述と判断する。デフォルト文字列は「映像」である。 “Text_char” is determined to be a component description within 16 bytes (8 full-width characters). If this field is omitted, it is determined as the default component description. The default character string is “video”.
以上説明したように、コンポーネント記述子はイベント(番組)を構成する映像コンポーネント種別を判断でき、コンポーネント記述を受信機における映像コンポーネント選択の際に利用する事ができる。 As described above, the component descriptor can determine the type of video component constituting the event (program), and the component description can be used when selecting the video component in the receiver.
なお、component_tag値が0x00〜0x0F の値に設定された映像コンポーネントのみを単独での選択対象とする。前記以外のcomponent_tag 値で設定された映像コンポーネントは、単独での選択対象とはならず、コンポーネント選択機能などの対象としてはならない。 Note that only video components whose component_tag value is set to a value between 0x00 and 0x0F are to be selected independently. A video component set with a component_tag value other than the above is not a single selection target, and a target for a component selection function or the like.
また、イベント(番組)中のモード変更などにより、コンポーネント記述が実際のコンポーネントと一致しないことが有る。(コンポーネント記述子のcomponent_type は、当該コンポーネントの代表的なコンポーネント種別を記載し、番組途中でのモード変更に対しリアルタイムでこの値を変えるようなことは行わない。)
また、コンポーネント記述子により記載されたcomponent_type は、デジタル記録機器におけるコピー世代を制御する情報および最大伝送レートの記述であるデジタルコピー制御記述子が当該イベント(番組)に対して省略された場合のデフォルトのmaximum_bit_rate を判断する際に参照される。
In addition, the component description may not match the actual component due to a mode change during an event (program). (The component_type of the component descriptor describes the representative component type of the component, and this value is not changed in real time in response to a mode change during the program.)
The component_type described by the component descriptor is the default when the digital copy control descriptor, which is a description of the information for controlling the copy generation in the digital recording device and the maximum transmission rate, is omitted for the event (program). It is referred to when determining the maximum_bit_rate.
このように受信装置4における、本記述子の各フィールドに対する処理をおこなうことにより、受信装置4がstream_contentとcomponent_typeを監視することで、現在受信している、あるいは将来受信する番組が3D番組であることを認識できる効果がある。
In this way, by performing processing for each field of this descriptor in the receiving
図21は、受信装置4における、コンポーネントグループ記述子の各フィールドに対する処理の一例を示す。
FIG. 21 shows an example of processing for each field of the component group descriptor in the receiving
「descriptor_tag」が“0xD9”だと、当該記述子がコンポーネントグループ記述子であると判断する。「descriptor_length」により、コンポーネントグループ記述子の記述子
長であると判断する。
If “descriptor_tag” is “0xD9”, it is determined that the descriptor is a component group descriptor. Based on “descriptor_length”, it is determined to be the descriptor length of the component group descriptor.
「component_group_type」が‘000’ だと、マルチビューテレビサービスと判断し、‘001’ だと、3Dテレビサービスと判断する。 When “component_group_type” is “000”, it is determined as a multi-view TV service, and when it is “001”, it is determined as a 3D TV service.
「total_bit_rate_flag」が’0’だと、イベント(番組)中のグループ内の総ビットレートが当該記述子に記載されていないと判断する。’1’だと、イベント(番組)中のグループ内の総ビットレートが当該記述子に記載されていると判断する。 When “total_bit_rate_flag” is “0”, it is determined that the total bit rate in the group in the event (program) is not described in the descriptor. If “1”, it is determined that the total bit rate in the group in the event (program) is described in the descriptor.
「num_of_group」は、イベント(番組)内でのコンポーネントグループの数と判断する。最大値が存在しこれを越えた場合には最大値として処理する可能性がある。
「component_group_id」は、”0x0”だと、メイングループと判断する。”0x0”以外だと、サブグループと判断する。
“Num_of_group” is determined as the number of component groups in the event (program). If the maximum value exists and exceeds this value, it may be processed as the maximum value.
If “component_group_id” is “0x0”, it is determined as the main group. If it is not “0x0”, it is determined as a subgroup.
「num_of_CA_unit」は、コンポーネントグループ内での課金/非課金単位の数と判断する。最大値を越えた場合には2 として処理する可能性がある。 “Num_of_CA_unit” is determined as the number of billing / non-billing units in the component group. If the maximum value is exceeded, it may be processed as 2.
「CA_unit_id」が“0x0”だと、非課金単位グループと判断する。“0x1”だと、デフォルトES群を含む課金単位と判断する。“0x0”と“0x1”以外だと、上記以外の課金単位識別と判断する。 If “CA_unit_id” is “0x0”, it is determined as a non-billing unit group. If it is “0x1”, it is determined as a charging unit including the default ES group. If it is other than “0x0” and “0x1”, it is determined that the charging unit is not identified above.
「num_of_component」は、当該コンポーネントグループに属し、かつ直前のCA_unit_id で示される課金/非課金単位に属するコンポーネントの数と判断する。最大値を越えた場合には15として処理する可能性がある。 “Num_of_component” is determined to be the number of components belonging to the component group and belonging to the billing / non-billing unit indicated by the immediately preceding CA_unit_id. If it exceeds the maximum value, it may be processed as 15.
「component_tag」は、コンポーネントグループに属するコンポーネントタグ値と判断し、PMTのストリーム識別子のコンポーネントタグ値と対応させて利用できる。
「total_bit_rate」は、コンポーネントグループ内の総ビットレートと判断する。ただし、”0x00”の際はデフォルトと判断する。
“Component_tag” is determined to be a component tag value belonging to the component group, and can be used in correspondence with the component tag value of the PMT stream identifier.
“Total_bit_rate” is determined as the total bit rate in the component group. However, when it is “0x00”, it is determined as the default.
「text_length」が16(全角8 文字)以下だとコンポーネントグループ記述長と判断し、16(全角8 文字)より大きいと、コンポーネントグループ記述長が16(全角8文字)を超えた分の説明文は無視して良い。 If “text_length” is 16 (8 full-width characters) or less, it is determined as the component group description length. If it is greater than 16 (8 full-width characters), the description for the component group description length exceeding 16 (8 full-width characters) is You can ignore it.
「text_char」は、コンポーネントグループに関する説明文を指す。なお、component_group_type=’000’のコンポーネントグループ記述子の配置によって、当該イベント(番組)においてマルチビューテレビサービスを行うと判断し、コンポーネントグループ毎の処理に利用することができる。 “Text_char” indicates an explanatory text related to the component group. Note that the arrangement of the component group descriptor of component_group_type = '000' determines that the multi-view TV service is to be performed in the event (program), and can be used for processing for each component group.
また、component_group_type=’001’のコンポーネントグループ記述子の配置によって、当該イベント(番組)において3Dテレビサービスを行うと判断し、コンポーネントグループ毎の処理に利用することができる。 Further, the arrangement of the component group descriptor of component_group_type = '001' makes it possible to determine that a 3D television service is to be performed in the event (program) and use it for processing for each component group.
さらに、各グループのデフォルトES群は、CA_unit ループ先頭に配置されるコンポーネントループ中に必ず記載する。 Furthermore, the default ES group of each group is always described in the component loop arranged at the head of the CA_unit loop.
メイングループ(component_group_id=0x0)において、
・グループのデフォルトES群が非課金対象ならば、free_CA_mode=0 とし、CA_unit_id=0x1 のコンポーネントループを設定してはならない。
・グループのデフォルトES群が課金対象ならば、free_CA_mode=1 とし、CA_unit_id=”0x1”のコンポーネントループを必ず設定し、記載する。
また、サブグループ(component_group_id>0x0)において、
・サブグループに対しては、メイングループと同じ課金単位、あるいは非課金単位のみ設定できる。
・グループのデフォルトES群が非課金対象ならば、CA_unit_id=0x0 のコンポーネントループを設定し、記載する。
・グループのデフォルトES群が課金対象ならば、CA_unit_id=0x1 のコンポーネントループを設定し、記載する。
In the main group (component_group_id = 0x0)
・ If the group's default ES group is non-chargeable, set free_CA_mode = 0 and do not set a component loop with CA_unit_id = 0x1.
-If the default ES group of the group is the object of billing, set free_CA_mode = 1 and be sure to set and describe the component loop with CA_unit_id = "0x1".
In the subgroup (component_group_id> 0x0)
-Only the same billing unit as the main group or a non-billing unit can be set for the sub group.
-If the default ES group of the group is a non-billing target, set and describe a component loop with CA_unit_id = 0x0.
・ If the group's default ES group is a chargeable target, set and describe a component loop with CA_unit_id = 0x1.
このように受信装置4における、本記述子の各フィールドに対する処理をおこなうことにより、受信装置4がcomponent_group_typeを監視することで、現在受信している、あるいは将来受信する番組が3D番組であることを認識できる効果がある。
In this way, by performing processing for each field of this descriptor in the receiving
図22は、受信装置4における、3D番組詳細記述子の各フィールドに対する処理の一例を示す。
FIG. 22 shows an example of processing for each field of the 3D program detail descriptor in the receiving
「descriptor_tag」が“0xE1”だと、当該記述子が3D番組詳細記述子であると判断する。「descriptor_length」により、3D番組詳細記述子の記述子長であると判断する。
「3d_2d_type」は、当該3D番組における3D/2D識別であると判断する。図10(b)の中から指定される。「3d_method_type」は、当該3D番組における3D方式識別であると判断する。図11の中から指定される。
If “descriptor_tag” is “0xE1”, it is determined that the descriptor is a 3D program detail descriptor. Based on “descriptor_length”, the descriptor length of the 3D program detail descriptor is determined.
“3d_2d_type” is determined to be 3D / 2D identification in the 3D program. It is specified from FIG. “3d_method_type” is determined to be 3D method identification in the 3D program. It is specified from FIG.
「stream_type」は、当該3D番組のESの形式であると判断する。図3の中から指定される。「component_tag」は、当該3D番組内で一意となるコンポーネントタグ値であると判断する。PMT のストリーム識別子のコンポーネントタグ値と対応させて利用できる。 “Stream_type” is determined to be the ES format of the 3D program. It is specified from FIG. “Component_tag” is determined to be a component tag value that is unique within the 3D program. It can be used in correspondence with the component tag value of the PMT stream identifier.
なお、3D番組詳細記述子自体の有無により、当該番組が3D映像番組であるか否かを判断する構成としてもよい。すなわち、この場合は、3D番組詳細記述子がなければ、2D映像番組と判断し、3D番組詳細記述子がある場合には、3D映像番組であると判断する。 Note that it may be configured to determine whether or not the program is a 3D video program based on the presence or absence of the 3D program detail descriptor itself. That is, in this case, if there is no 3D program detailed descriptor, it is determined as a 2D video program, and if there is a 3D program detailed descriptor, it is determined as a 3D video program.
このように受信装置4における、本記述子の各フィールドに対する処理をおこなうことにより、受信装置4が3D番組詳細記述子を監視することで、この記述子が存在すれば、現在受信している、あるいは将来受信する番組が3D番組であることを認識できる効果がある。
In this way, by performing processing for each field of this descriptor in the receiving
図23は、受信装置4における、サービス記述子の各フィールドに対する処理の一例を示す。「descriptor_tag」が“0x48”だと、当該記述子がサービス記述子であると判断する。「descriptor_length」により、サービス記述子の記述子長であると判断する。「service_type」は、図13に示されたservice_type 以外の場合は当該記述子を無効と判断する。
FIG. 23 shows an example of processing for each field of the service descriptor in the receiving
「service_provider_name_length」は、BS/CSデジタルテレビジョン放送の受信の場合には、20以下だと、事業者名長と判断し、20より大きいと、事業者名を無効と判断する。一方、地上デジタルテレビジョン放送の受信の場合には、“0x00”以外は無効と判断する。 When “service_provider_name_length” is 20 or less in the case of reception of BS / CS digital television broadcasts, it is determined that the name of the operator is greater than 20, and if it is greater than 20, the operator name is determined to be invalid. On the other hand, in the case of reception of digital terrestrial television broadcasting, it is judged invalid except for “0x00”.
「char」は、BS/CSデジタルテレビジョン放送の受信の場合には、事業者名と判断する。一方、地上デジタルテレビジョン放送の受信の場合には、記載内容は無視する。「service_name_length」が20以下だと、編成チャンネル名長と判断し、20より大きいと、編成チャンネル名を無効と判断する。 In the case of receiving BS / CS digital television broadcasting, “char” is determined to be a business name. On the other hand, in the case of receiving terrestrial digital television broadcasting, the description is ignored. If “service_name_length” is 20 or less, it is determined as the composition channel name length, and if it is greater than 20, the composition channel name is determined to be invalid.
「char」は、編成チャンネル名と判断する。なお、上記図18で説明した送出運用規則の一例に従い記述子を配置したSDTを受信できなければ、対象サービスの基本情報は無効であると判断する。 “Char” is determined as the organization channel name. If the SDT in which the descriptor is arranged cannot be received according to the example of the transmission operation rule described with reference to FIG. 18, it is determined that the basic information of the target service is invalid.
このように受信装置4における、本記述子の各フィールドに対する処理をおこなうことにより、受信装置4がservice_typeを監視することで、編成チャンネルが3D番組のチャンネルであることを認識できる効果がある。
Thus, by performing processing for each field of this descriptor in the receiving
図24は、受信装置4における、サービスリスト記述子の各フィールドに対する処理の一例を示す。「descriptor_tag」が“0x41”だと、当該記述子がサービスリスト記述子であると判断する。「descriptor_length」により、サービスリスト記述子の記述子長であると判断する。
FIG. 24 shows an example of processing for each field of the service list descriptor in the receiving
「loop」は、対象トランスポートストリームに含まれるサービス数のループを記述する。「service_id」は、当該トランスポートストリームに対するservice_id と判断する。
「service_type」は、対象サービスのサービスタイプを示す。図13で規定されるサービスタイプ以外は無効と判断する。
“Loop” describes a loop of the number of services included in the target transport stream. “Service_id” is determined to be service_id for the transport stream.
“Service_type” indicates the service type of the target service. It is determined that the service types other than those specified in FIG. 13 are invalid.
以上説明したように、サービスリスト記述子は対象ネットワークに含まれるトランスポートストリームの情報と判断することができる。 As described above, the service list descriptor can be determined as information on the transport stream included in the target network.
このように受信装置4における、本記述子の各フィールドに対する処理をおこなうことにより、受信装置4がservice_typeを監視することで、編成チャンネルが3D番組のチャンネルであることを認識できる効果がある。
Thus, by performing processing for each field of this descriptor in the receiving
次に各テーブル内の具体的な記述子について説明する。まず、PMTの2ndループ(ES毎のループ)に記載のstream_typeの中のデータの種類により、上記図3で説明したようにESの形式を判定することができるが、この中に、現在放送されているストリームが3D映像であることを示す記述が存在する場合には、その番組を3D番組と判定する(例えば、stream_typeに多視点映像符号化(例:H.264/MVC)ストリームのサブビットストリーム(他の視点)を示す0x1Fがあれば、その番組を3D番組と判定する。 Next, specific descriptors in each table will be described. First, the ES format can be determined as described with reference to FIG. 3 according to the data type in the stream_type described in the 2nd loop of PMT (loop for each ES). If there is a description indicating that the stream is 3D video, the program is determined to be a 3D program (for example, multi-view video encoding (eg, H.264 / MVC) stream sub-type in stream_type) If there is 0x1F indicating a stream (other viewpoint), the program is determined to be a 3D program.
また、stream_type以外にも、PMTの中で現在reservedとされている領域について、新たに3D番組または2D番組を識別する2D/3D識別ビットを割り当て、その領域で判定することも可能である。 In addition to stream_type, it is also possible to newly assign a 3D program or a 2D / 3D identification bit for identifying a 2D program to an area that is currently reserved in the PMT, and make a determination based on the area.
EITについても同様にreservedの領域に新たに2D/3D識別ビットを割り当てして判定することも可能である。 Similarly, EIT can be determined by newly assigning a 2D / 3D identification bit to the reserved area.
PMTおよび/またはEITに配置されるコンポーネント記述子で3D番組を判定する場合は、上記図4および5で説明したようにコンポーネント記述子のcomponent_typeに、3D映像を示す種別を割り当て(例えば、図5(c)〜(e))、component_typeが3Dを表すものが存在すれば、その番組を3D番組と判定することが可能である。(例えば、図5(c)〜(e)などを割り当てし、その値が対象番組の番組情報に存在していることを確認する。)
EITに配置されるコンポーネントグループ記述子による判定方法としては、上記図6および7で説明したようにcomponent_group_typeの値に、3Dサービスを表す記述を割り当て、component_group_typeの値が、3Dサービスを表していれば、3D番組と判別可能である(例えば、ビットフィールドで001は、3DTVサービスなどを割り当てし、その値が対象番組の番組情報に存在していることを確認する。)
PMTおよび/またはEITに配置される3D番組詳細記述子による判定方法としては、上記図10および11で説明したように対象の番組が3D番組であるか判定する場合には、3D番組詳細記述子内の3d_2d _type(3D/2D種別)の内容により判定可能である。また、受信番組について3D番組詳細記述子が伝送されていない無い場合は、2D番組と判断する。また、前記記述子の中に含まれる3D方式種別(上記3d_method_type)に受信装置が対応可能な3D方式であれば、次番組を3D番組と判定する方法も考えられる。その場合には、記述子の解析処理は複雑になるが、受信装置が対応不可能な3D番組に対してメッセージ表示処理や記録処理を行う動作を中止することが可能になる。
When a 3D program is determined by a component descriptor arranged in the PMT and / or EIT, a type indicating 3D video is assigned to component_type of the component descriptor as described in FIGS. 4 and 5 (for example, FIG. 5). (C) to (e)) If there is a component_type representing 3D, it is possible to determine that the program is a 3D program. (For example, assign FIGS. 5C to 5E and confirm that the value exists in the program information of the target program.)
As described above with reference to FIGS. 6 and 7, as a determination method using the component group descriptor arranged in the EIT, a description representing 3D service is assigned to the value of component_group_type, and the value of component_group_type represents 3D service. 3D program can be discriminated (for example, 001 in the bit field assigns a 3D TV service or the like, and confirms that the value exists in the program information of the target program).
As a determination method using the 3D program detail descriptor arranged in the PMT and / or EIT, as described in FIGS. 10 and 11, when determining whether the target program is a 3D program, the 3D program detail descriptor It can be determined by the content of 3d_2d_type (3D / 2D type). If no 3D program detail descriptor is transmitted for the received program, it is determined to be a 2D program. In addition, if the receiving apparatus is compatible with the 3D method type (3d_method_type) included in the descriptor, a method of determining the next program as a 3D program is also conceivable. In this case, although the descriptor analysis process is complicated, it is possible to stop the operation for performing the message display process and the recording process for the 3D program that cannot be handled by the receiving apparatus.
SDTに配置されるサービス記述子やNITに配置されるサービスリスト記述子に含まれるservice_typeの情報に、上記図12および13および14で説明したように0x01に3D映像サービスを割り当て、当該記述子がある番組情報を取得した場合に、3D番組として判定することが可能である。この場合には、番組単位での判定ではなく、サービス(CH、編成チャンネル)単位での判定となり、同一編成チャンネル内での次番組の3D番組判定はできないが、情報の取得が番組単位でないため容易といった利点もある。 As described with reference to FIGS. 12, 13, and 14, a 3D video service is assigned to 0x01 in the service_type information included in the service descriptor arranged in the SDT and the service list descriptor arranged in the NIT. When certain program information is acquired, it can be determined as a 3D program. In this case, the determination is not made in units of programs, but in units of services (CHs, organization channels), and 3D program determination of the next program in the same organization channel cannot be made, but information acquisition is not in units of programs. There is also an advantage such as easy.
また番組情報については、専用の通信路(放送信号、またはインターネット)を通じて取得する方法もある。その場合にも、番組の開始時間とCH(放送編成チャンネル、URLまたはIPアドレス)、その番組が3D番組かをあらわす識別子があれば、同様に3D番組判定は可能である。 There is also a method of acquiring program information through a dedicated communication channel (broadcast signal or the Internet). Even in this case, if there is a program start time, CH (broadcast organization channel, URL or IP address), and an identifier indicating whether the program is a 3D program, the 3D program determination is possible.
以上の説明では、サービス(CH)または番組単位で3D映像か否かを判定するためのさまざまな情報(テーブルや記述子に含まれる情報)について説明したが、これらは本発明において必ずしも全て送信する必要はない。放送形態に合せて必要な情報を送信すればよい。これらの情報のうち、それぞれ単独の情報を確認して、サービス(CH)または番組単位で3D映像か否かを判定してもよく、複数の情報を組み合わせてサービス(CH)または番組単位で3D映像か否かを判定してもよい。複数の情報を組み合わせて判定する場合は、3D映像放送サービスであるが、一部の番組だけ2D映像であるなどの判定も可能となる。このような判定ができる場合は、受信装置で、例えばEPGでは当該サービスが「3D映像放送サービス」であることを明示することができ、かつ、当該サービスに3D映像番組以外に2D映像番組が混在していても、番組受信時に3D映像番組と2D映像番組とで表示制御等を切り替えることが可能となる。 In the above description, various information (information included in tables and descriptors) for determining whether or not a 3D video is a service (CH) or a program unit has been described. There is no need. What is necessary is just to transmit required information according to a broadcast form. Of these pieces of information, each piece of information may be checked to determine whether it is a 3D video for each service (CH) or program, or a combination of multiple pieces of information for 3D for each service (CH) or program. You may determine whether it is an image | video. When determining by combining a plurality of pieces of information, it is a 3D video broadcasting service, but it is also possible to determine that only some programs are 2D video. If such a determination can be made, the receiving device, for example, EPG can clearly indicate that the service is a “3D video broadcasting service”, and the service includes a mixture of 2D video programs in addition to 3D video programs. Even when the program is received, the display control or the like can be switched between the 3D video program and the 2D video program.
なお、以上説明した3D番組の判定方法により、3D番組と判定された場合において、例えば図5(c)〜(e)で指定された3Dコンポーネントが受信装置4で適切に処理(表示、出力)することができる場合には3Dにて処理(再生、表示、出力)し、受信装置4で適切に処理(再生、表示、出力)することができない場合(例えば、指定された3D伝送方式に対応する3D映像再生機能がない場合など)には2Dにて処理(再生、表示、出力)してもよい。このとき、2D映像の表示、出力とともに、当該3D映像番組が、受信装置において適切に3D表示または3D出力できない旨を合せて表示してもよい。このようにすれば、2D映像番組として放送された番組なのか、3D映像番組として放送された番組であるが受信装置で適切に処理できないため2D映像を表示しているのかをユーザが把握することができる。
When the 3D program is determined to be a 3D program by the above-described 3D program determination method, for example, the 3D component specified in FIGS. 5C to 5E is appropriately processed (displayed and output) by the receiving
<3D2視点別ES伝送方式の3Dコンテンツの3D再生/出力/表示処理>
次に3Dコンテンツ(3D映像を含むデジタルコンテンツ)再生時の処理について説明する。ここではまず、図47に示すような、1つのTSに主視点映像ESと副視点映像ESが存在する、3D2視点別ES伝送方式の場合の再生処理について説明する。まずユーザーが3D出力/表示への切替指示(例えばリモコンの「3D」キー押下)等を行った場合、前記キーコードを受信したユーザー指示受信部52は、システム制御部51に対して3D映像への切替を指示する(なお、以下の処理は、3D2視点別ES伝送方式のコンテンツについて、3Dコンテンツの3D表示/出力へのユーザー切替指示以外の条件で3D出力/表示に切り替える場合でも同様の処理を行う)。次に、システム制御部51は、上記の方法で現在の番組が3D番組か否かを判定する。
<3D playback / output / display processing of 3D content by 3D2 viewpoint-based ES transmission method>
Next, processing during playback of 3D content (digital content including 3D video) will be described. Here, first, description will be made regarding the playback processing in the case of the 3D2 viewpoint-specific ES transmission method in which the main viewpoint video ES and the sub-viewpoint video ES exist in one TS as shown in FIG. First, when the user gives an instruction to switch to 3D output / display (for example, pressing the “3D” key on the remote controller), the user
現在の番組が3D番組であった場合には、システム制御部51はまず選局制御部59に対して、3D映像の出力を指示する。前記指示を受信した選局制御部59は、まず番組情報解析部54から主視点映像ESと副視点映像ESそれぞれについて、PID(packet ID)、および符号化方式(例えばH.264/MVC,MPEG2,H.264/AVCなど)を取得し、次に多重分離部29に対して前記主視点映像ESと副視点映像ESを多重分離して映像復号部30に出力するよう制御を行う。
If the current program is a 3D program, the
ここで、例えば前記主視点映像ESは、映像復号部の1番入力、前記副視点映像ESは映像復号部の2番入力に入力するように、多重分離部29を制御する。その後選局制御部59は、復号制御部57に対して、映像復号部30の1番入力は主視点映像ESで2番入力は副視点映像ESという情報およびそれぞれの前記符号化方式を送信し、かつこれらのESを復号するように指示を行う。
Here, for example, the
図47に示す3D2視点別ES伝送方式の組合せ例2や組合せ例4のように、主視点映像ESと副視点映像ESで符号化方式が異なる3D番組を復号するために、映像復号部30は、それぞれの符号化方式に対応した、複数種類の復号機能を有するように構成すればよい。
In order to decode 3D programs having different encoding methods between the main-view video ES and the sub-view video ES, as in combination example 2 and combination example 4 of the 3D2 viewpoint-specific ES transmission method shown in FIG. 47, the
図47に示す3D2視点別ES伝送方式の組合せ例1や組合せ例3のように、主視点映像ESと副視点映像ESで符号化方式が同じ3D番組を復号するために、映像復号部30は、単一の符号化方式に対応した復号機能のみを有する構成でもかまわない。この場合は、映像復号部30を安価に構成することができる。
In order to decode a 3D program having the same encoding method between the main viewpoint video ES and the sub-view video ES as in combination example 1 and combination example 3 of the 3D2 viewpoint-specific ES transmission method shown in FIG. 47, the video decoding unit 30 A configuration having only a decoding function corresponding to a single encoding method may be used. In this case, the
前記指示を受信した復号制御部57は、主視点映像ESと副視点映像ESそれぞれの符号化方式に対応した復号を行い、左目用と右目用の映像信号を映像変換処理部32に出力する。ここで、システム制御部51は映像変換制御部61に対して、3D出力処理を行うように指示を行う。前記指示をシステム制御部51から受信した映像変換制御部61は、映像変換処理部32を制御して、映像出力41から出力する、または受信装置4が備えるディスプレイ47に3D映像を表示する。
Upon receiving the instruction, the
当該3D再生/出力/表示方法について、図37を用いて説明する。 The 3D playback / output / display method will be described with reference to FIG.
図37(a)は、3D2視点別ES伝送方式の3Dコンテンツの左右の視点の映像を交互に表示、出力するフレームシーケンシャル方式の出力、表示に対応する再生/出力/表示方法の説明図である。図の左側上部のフレーム列(M1,M2,M3,・・・)が、3D2視点別ES伝送方式のコンテンツの主視点(左目用)映像ESに含まれる複数のフレーム、図の左側下部のフレーム列(S1,S2,S3,・・・)が3D2視点別ES伝送方式のコンテンツの副視点(右目用)映像ESに含まれる複数のフレームを表している。映像変換処理部32では、前記入力された主視点(左目用)/副視点(右目用)映像信号の各フレームを、図の右側のフレーム列(M1,S1,M2,S2,M3,S3,・・・・・・)で表すように、交互にフレームを映像信号として出力/表示する。このような出力/表示方式によれば、各視点それぞれについてディスプレイに表示可能な解像度を最大に用いることができ、高解像度の3D表示が可能となる。
FIG. 37 (a) is an explanatory diagram of a frame sequential method output for alternately displaying and outputting videos of the left and right viewpoints of 3D content in the 3D2 viewpoint-specific ES transmission method, and a playback / output / display method corresponding to the display. . The upper left frame sequence (M1, M2, M3,...) Is a plurality of frames included in the main viewpoint (left eye) video ES of the content in the 3D2 viewpoint-specific ES transmission method, and the lower left frame in the figure. The columns (S1, S2, S3,...) Represent a plurality of frames included in the sub-viewpoint (for the right eye) video ES of the content in the 3D2 viewpoint-specific ES transmission method. In the video
図36のシステム構成において、図37(a)の方式を用いる場合には、上記映像信号の出力とともに、それぞれの映像信号が主視点(左目)用、副視点(右目)用と判別可能な同期信号を制御信号43から出力する。前記映像信号と前記同期信号を受信した外部の映像出力装置は、前記映像信号を前記同期信号に合わせて主視点(左目用)、副視点(右目用)の映像を出力し、かつ3D視聴補助装置に同期信号を送信することにより3D表示を行うことが可能になる。なお、外部の映像出力装置から出力される同期信号は、外部の映像出力装置で生成してもよい。
In the system configuration of FIG. 36, when the method of FIG. 37 (a) is used, the video signals are output and synchronized so that each video signal can be discriminated for the main viewpoint (left eye) and for the sub viewpoint (right eye). A signal is output from the
また図35のシステム構成において、図37(a)の方式を用いて、前記映像信号を受信装置4が備えるディスプレイ47に表示する場合には、前記同期信号を機器制御信号送信部53および制御信号送受信部33を経由し、機器制御信号送信端子44から出力して、外部の3D視聴補助装置の制御(例えばアクティブシャッターの遮光切替)を行うことにより、3D表示を行う。
In the system configuration of FIG. 35, when the video signal is displayed on the
図37(b)は、3D2視点別ES伝送方式の3Dコンテンツの左右の視点の映像をディスプレイの異なる領域に表示する方式の出力、表示に対応する再生/出力/表示方法の説明図である。当該処理は、3D2視点別ES伝送方式のストリームを映像復号部30で復号し、映像変換処理部32で映像変換処理を行うものである。ここで、異なる領域に表示するとは、例えば、ディスプレイの奇数ラインと偶数ラインをそれぞれ主視点(左目)用、副視点(右目)用の表示領域として表示する等の方法がある。または、表示領域はライン単位でなくともよく、視点ごとに異なる画素を持つディスプレイの場合は、主視点(左目)用の複数の画素の組合せと副視点(右目)用の画素の複数の画素の組合せのそれぞれの表示領域とすればよい。例えば、上述した偏光方式の表示装置では、例えば、上記の異なる領域から、3D視聴補助装置の左目右目のそれぞれの偏光状態に対応した、互いに異なる偏光状態の映像を出力すればよい。このような出力/表示方式によれば、各視点それぞれについてディスプレイに表示可能な解像度は、図37(a)の方式よりも少なくなるが、主視点(左目)用の映像と副視点(右目)用の映像を同時に出力/表示可能であり、交互に表示する必要がない。これにより、図37(a)の方式よりもちらつきの少ない3D表示が可能となる。
FIG. 37 (b) is an explanatory diagram of the output / reproduction / display method corresponding to the output and display of the method of displaying the video of the left and right viewpoints of 3D content in the 3D2 viewpoint-specific ES transmission method in different areas of the display. In this process, the 3D2 viewpoint-specific ES transmission system stream is decoded by the
なお、図35、図36のいずれのシステム構成においても、図37(b)の方式を用いる場合には、3D視聴補助装置は、偏光分離メガネであればよく、特に電子制御を行う必要がない。この場合、3D視聴補助装置をより安価に提供することが可能となる。 In any of the system configurations shown in FIGS. 35 and 36, when the method shown in FIG. 37 (b) is used, the 3D viewing assistance device may be polarization-separated glasses and does not need to perform electronic control. . In this case, the 3D viewing assistance device can be provided at a lower cost.
<3D2視点別ES伝送方式の3Dコンテンツの2D出力/表示処理>
3D2視点別ES伝送方式の3Dコンテンツの2D出力/表示を行う場合の動作について以下に説明する。ユーザーが2D映像への切替指示(例えばリモコンの「2D」キー押下)を行った場合、前記キーコードを受信したユーザー指示受信部52は、システム制御部51に対して2D映像への信号切替を指示する(なお、以下の処理は、3D2視点別ES伝送方式の3Dコンテンツの2D出力/表示へのユーザー切替指示以外の条件で2D出力/表示に切り替える場合でも同様の処理を行う)。次に、システム制御部51はまず選局制御部59に対して、2D映像の出力を指示する。
<
The operation in the case of performing 2D output / display of 3D content in the 3D2 viewpoint-specific ES transmission method will be described below. When the user gives an instruction to switch to 2D video (for example, pressing the “2D” key on the remote control), the user
前記指示を受信した選局制御部59は、まず番組情報解析部54から2D映像用のES(前記主視点ES、またはデフォルトタグを持つES)のPIDを取得し、多重分離部29に対して前記ESを映像復号部30に出力するよう制御を行う。その後選局制御部59は復号制御部57に対して、前記ESを復号するように指示を行う。すなわち、3D2視点別ES伝送方式では、主視点と副視点とで、サブストリームまたはESが異なっているので、主視点のサブストリームまたはESのみを復号すればよい。
The channel
前記指示を受信した復号制御部57は映像復号部30を制御して前記ESの復号を行い、映像信号を映像変換処理部32に出力する。ここで、システム制御部51は映像変換制御部61に対して、映像の2D出力を行うように制御を行う。前記指示をシステム制御部51から受信した映像変換制御部61は、映像変換処理部32に2D映像信号を映像出力端子41から出力する、またはディスプレイ47に2D映像を表示する制御を行う。
Upon receiving the instruction, the
当該2D出力/表示方法について、図38を用いて説明する。符号化映像の構成は図37と同様であるが、上記説明の通り、映像復号部30では第2のES(副視点映像ES)は復号されないため、映像変換処理部32復号される一方のES側の映像信号を図の右側のフレーム列(M1,M2,M3,・・・・・・)で表すような2D映像信号に変換して出力する。このようにして2D出力/表示を行う。
The 2D output / display method will be described with reference to FIG. Although the configuration of the encoded video is the same as that of FIG. 37, as described above, since the second ES (sub-viewpoint video ES) is not decoded by the
ここでは2D出力/表示の方法として右目用ESの復号を行わない方法について記載したが、3D表示時と同様に、左目用ESと右目用ESの両方の復号を行い、映像変換処理部32で右目用映像信号を間引く処理を実施することにより2D表示を行っても良い。その場合は復号処理や多重分離処理の切り替え処理が無くなり切り替え時間の低減やソフトウェア処理の簡略化などの効果が期待できる。
Here, the method of not decoding the right-eye ES as a 2D output / display method has been described, but both the left-eye ES and the right-eye ES are decoded and the video
<Side-by-Side方式/Top-and-Bottom方式の3Dコンテンツの3D出力/表示処理>
次に1つの映像ESに左目用映像と右目用映像が存在する場合(例えばSide-by-Side方式やTop-and-Bottom方式のように1つの2D画面中に左目用映像と右目用映像とを格納する場合)の3Dコンテンツの再生処理を説明する。上記と同様にユーザーが3D映像への切替指示を行った場合、前記キーコードを受信したユーザー指示受信部52は、システム制御部51に対して3D映像への切替を指示する(なお、以下の処理は、Side-by-Side方式やTop-and-Bottom方式の3Dコンテンツの2D出力/表示へのユーザー切替指示以外の条件で2D出力/表示に切り替える場合でも同様の処理を行う)。次に、システム制御部51は、同様に上記の方法で現在の番組が3D番組か否かを判定する。
<3D output / display processing of 3D content in Side-by-Side format / Top-and-Bottom format>
Next, when there is a left-eye video and a right-eye video in one video ES (for example, a left-eye video and a right-eye video in one 2D screen as in the Side-by-Side method and the Top-and-Bottom method) 3D content playback processing will be described. When the user instructs to switch to 3D video in the same manner as described above, the user
現在の番組が3D番組であった場合には、システム制御部51はまず選局制御部59に対して、3D映像の出力を指示する。前記指示を受信した選局制御部59は、まず番組情報解析部54から3D映像を含む3D映像ESのPID(packet ID)、および符号化方式(例えばMPEG2,H.264/AVC等)を取得し、次に多重分離部29に対して前記3D映像ESを多重分離して映像復号部30に出力するよう制御し、また映像復号部30に符号化方式に応じた復号化処理を行い、復号した映像信号を映像変換処理部32に出力するように制御を行う。
If the current program is a 3D program, the
ここで、システム制御部51は映像変換制御部61に対して、3D出力処理を行うように指示を行う。前記指示をシステム制御部51から受信した映像変換制御部61は、入力された映像信号を左目用映像と右目用映像に分離してスケーリング等の加工(詳細は後述する)を行うように映像変換処理部32に対して指示を行う。映像変換処理部32は変換した映像信号を映像出力41から出力する、または受信装置4が備えるディスプレイ47に映像を表示する。
Here, the
当該3D映像の再生/出力/表示方法について、図39を用いて説明する。 The 3D video playback / output / display method will be described with reference to FIG.
図39(a)は、Side-by-Side方式またはTop-and-Bottom方式の3Dコンテンツの左右の視点の映像を交互に表示、出力するフレームシーケンシャル方式の出力、表示に対応する再生/出力/表示方法の説明図である。符号化映像としてSide-by-Side方式、Top-and-Bottom方式の説明を併記して図示しているが、両者の異なる点は左目用映像と右目用映像の映像内の配置が異なる点のみのため、以下の説明ではSide-by-Side方式を用いて説明し、Top-and-Bottom方式の説明を省略する。図の左側のフレーム列(L1/R1,L2/R2,L3/R3・・・)が、左目用と右目用の映像が1フレームの左側/右側に配置されたSide-by-Side方式映像信号を表している。映像復号部30では、左目用と右目用の映像1フレームの左側/右側に配置された状態のSide-by-Side方式映像信号が復号され、映像変換処理部32では、前記復号されたSide-by-Side方式映像信号の各フレームを左目用映像と右目用映像になるように左右分離して、さらにスケーリング(出力映像の横サイズに合うように伸張/補間、または圧縮/間引等を実施)をする。さらに、図の右側のフレーム列(L1,R1,L2,R2,L3,R3,・・・・・・)で表すように、交互にフレームを映像信号として出力する。
FIG. 39 (a) shows a frame sequential output that alternately displays and outputs video from the left and right viewpoints of 3D content in the Side-by-Side format or the Top-and-Bottom format, and the playback / output / It is explanatory drawing of a display method. The descriptions of Side-by-Side and Top-and-Bottom are shown together as encoded video, but the only difference between the two is the difference in the arrangement of the left-eye video and the right-eye video in the video. Therefore, in the following description, description will be made using the Side-by-Side method, and description of the Top-and-Bottom method will be omitted. The left-side frame sequence (L1 / R1, L2 / R2, L3 / R3...) Is a side-by-side video signal in which left-eye and right-eye images are arranged on the left / right side of one frame. Represents. The
図39(a)において、交互にフレームを出力/表示する出力/表示映像に変換した後の処理および、3D視聴補助装置への同期信号や制御信号の出力等については、既に説明した、図37(a)で説明した3D2視点別ES伝送方式の3Dコンテンツの3D再生/出力/表示処理と同様であるため、説明を省略する。 In FIG. 39 (a), the processing after the conversion to the output / display video for alternately outputting / displaying the frame, the output of the synchronization signal and the control signal to the 3D viewing assistance device, etc. have already been described. Since this is the same as the 3D playback / output / display processing of 3D content in the 3D2 viewpoint-specific ES transmission method described in (a), description thereof is omitted.
図39(b)は、Side-by-Side方式またはTop-and-Bottom方式の3Dコンテンツの左右の視点の映像をディスプレイの異なる領域に表示する方式の出力、表示に対応する再生/出力/表示方法の説明図である。図39(a)と同様に、符号化映像としてSide-by-Side方式、Top-and-Bottom方式の説明を併記して図示しているが、両者の異なる点は左目用映像と右目用映像の映像内の配置が異なる点のみのため、以下の説明ではSide-by-Side方式を用いて説明し、Top-and-Bottom方式の説明を省略する。図の左側のフレーム列(L1/R1,L2/R2,L3/R3・・・)が、左目用と右目用の映像が1フレームの左側/右側に配置されたSide-by-Side方式映像信号を表している。映像復号部30では、左目用と右目用の映像1フレームの左側/右側に配置された状態のSide-by-Side方式映像信号が復号され、映像変換処理部32では、前記復号されたSide-by-Side方式映像信号の各フレームを左目用映像と右目用映像になるように左右分離して、さらにスケーリング(出力映像の横サイズに合うように伸張/補間、または圧縮/間引等を実施)をする。さらに、スケーリングした左目用映像と右目用映像とを異なる異なる領域に出力、表示する。図37(b)での説明と同様に、ここで、異なる領域に表示するとは、例えば、ディスプレイの奇数ラインと偶数ラインをそれぞれ主視点(左目)用、副視点(右目)用の表示領域として表示する等の方法がある。その他、異なる領域への表示処理および偏光方式の表示装置での表示方法等は、図37(b)で説明した3D2視点別ES伝送方式の3Dコンテンツの3D再生/出力/表示処理と同様であるため、説明を省略する。
FIG. 39 (b) shows the output of the method of displaying the left and right viewpoint video of the 3D content of the Side-by-Side method or Top-and-Bottom method in different areas of the display, and playback / output / display corresponding to the display. It is explanatory drawing of a method. As in FIG. 39 (a), descriptions of side-by-side and top-and-bottom methods are shown together as encoded video, but the difference between the two is that the video for the left eye and the video for the right eye In the following description, description will be made using the Side-by-Side method, and description of the Top-and-Bottom method will be omitted. The left-side frame sequence (L1 / R1, L2 / R2, L3 / R3...) Is a side-by-side video signal in which left-eye and right-eye images are arranged on the left / right side of one frame. Represents. The
図39(b)の方式では、ディスプレイの垂直解像度と入力映像の垂直解像度とが同じであっても、左目用映像と右目用映像とをそれぞれディスプレイの奇数ラインと偶数ラインに出力、表示する場合は、それぞれの垂直の解像度を減らす必要がある場合があるが、このような場合も上記スケーリング処理において、左目用映像と右目用映像の表示領域の解像度に対応した間引を実施すればよい。 In the method of FIG. 39 (b), when the vertical resolution of the display and the vertical resolution of the input video are the same, the left-eye video and the right-eye video are output and displayed on the odd-numbered line and the even-numbered line of the display, respectively. In some cases, it is necessary to reduce the vertical resolution of each, but in such a case as well, thinning corresponding to the resolution of the display area of the left-eye video and the right-eye video may be performed in the scaling process.
<Side-by-Side方式/Top-and-Bottom方式の3Dコンテンツの2D出力/表示処理>
Side-by-Side方式またはTop-and-Bottom方式の3Dコンテンツの2D表示を行う場合の各部の動作について下記に説明する。ユーザーが2D映像への切替指示(例えばリモコンの「2D」キー押下)を行った場合、前記キーコードを受信したユーザー指示受信部52は、システム制御部51に対して2D映像への信号切替を指示する(なお、以下の処理は、Side-by-Side方式またはTop-and-Bottom方式の3Dコンテンツの2D出力/表示へのユーザー切替指示以外の条件で2D出力/表示に切り替える場合でも同様の処理を行う)。前記指示を受信したシステム制御部51は映像変換制御部61に対して、2D映像の出力を指示する。前記指示をシステム制御部51から受信した映像変換制御部61は、映像変換処理部32に入力された前記映像信号に対して、2D映像出力を行うように制御を行う。
<2D output / display processing of 3D content in Side-by-Side format / Top-and-Bottom format>
The operation of each unit when performing 2D display of 3D content in Side-by-Side format or Top-and-Bottom format will be described below. When the user gives an instruction to switch to 2D video (for example, pressing the “2D” key on the remote control), the user
映像の2D出力/表示方法について、図40を用いて説明する。図40(a)はSide-by-Side方式、図40(b)はTop-and-Bottom方式の説明を図示しており、どちらも左目用映像と右目用映像の映像内の配置が異なるのみのため、説明は図40(a)のSide-by-Side方式を用いて説明する。図の左側のフレーム列(L1/R1,L2/R2,L3/R3・・・)が、左目用と右目用の映像信号が、1フレームの左側/右側に配置されたSide-by-Side方式映像信号を表している。映像変換処理部32では、前記入力されたSide-by-Side方式映像信号の各フレームを左右の左目用映像、右目用映像の各フレームに分離した後、主視点映像(左目用映像)部分のみをスケーリングし、図の右側のフレーム列(L1,L2,L3,・・・・・・)で表すように、主視点映像(左目用映像)のみを映像信号として出力する。
A
映像変換処理部32は、上記処理を行った映像信号について、2D映像として映像出力41から出力し、制御信号43から制御信号を出力する。このようにして2D出力/表示を行う。
The video
なお、Side-by-Side方式やTop-and-Bottom方式の3Dコンテンツを、1画像に2視点格納したそのままの2D出力/表示を行う例も図40(c)(d)に示す。例えば、図36のように、受信装置と視聴装置が別構成の場合などにおいて、受信装置からは復号したSide-by-Side方式やTop-and-Bottom方式の映像を1画像に2視点格納した映像のまま出力し、視聴装置で3D表示のための変換をおこなってもよい。 FIGS. 40C and 40D also show an example of performing 2D output / display of 3D content of the Side-by-Side system or Top-and-Bottom system as it is, with 2 viewpoints stored in one image. For example, as shown in FIG. 36, when the receiving device and the viewing device have different configurations, the receiving device stores the decoded side-by-side or top-and-bottom video in two viewpoints in one image. The video may be output as it is, and the viewing device may perform conversion for 3D display.
<現番組が3Dコンテンツであるか否かに基づく2D/3D映像表示処理フローの例>
次に、現番組が3Dコンテンツである場合、または現番組が3Dコンテンツになった場合のコンテンツの出力/表示処理について説明する。現番組が3Dコンテンツ番組である場合または3Dコンテンツ番組になった場合の3Dコンテンツの視聴に関して、無条件で3Dコンテンツの表示が開始されてしまうと、ユーザは当該コンテンツを視聴することはできず、ユーザの利便性を損ねるおそれがある。これに対し、以下に示す処理を行うことで、ユーザの利便性を向上させることができる。
<Example of 2D / 3D video display processing flow based on whether or not the current program is 3D content>
Next, content output / display processing when the current program is 3D content or when the current program becomes 3D content will be described. When viewing the 3D content when the current program is a 3D content program or when it becomes a 3D content program, if the display of the 3D content is unconditionally started, the user cannot view the content. There is a possibility that the convenience of the user is impaired. On the other hand, user convenience can be improved by performing the following processing.
図41は、番組の切り替わり時における現在番組や番組情報の変更などの契機で実行されるシステム制御部51の処理フローの一例である。図41の例では、2D番組でも、3D番組でも、まずは一方の視点(例えば主視点)の映像の2D表示を行うフローである。
FIG. 41 is an example of a processing flow of the
システム制御部51は番組情報解析部54から現在の番組の番組情報を取得し、現在の番組が3D番組か否かを上記の3D番組の判定方法により判定し、さらに現在の番組の3D方式種別(例えば2視点別ES伝送方式/Side-by-Side方式など、例えば3D番組詳細記述子に記載の3D方式種別から判断)を同様に番組情報解析部54から取得する(S401)。なお、現在番組の番組情報の取得は、番組の切り替わり時に限らず、定期的に取得しても良い。
The
判定の結果、現在の番組が3D番組で無い場合(S402のno)、2Dの映像を2Dで表示するように制御を行う(S403)。 As a result of the determination, if the current program is not a 3D program (No in S402), control is performed so that 2D video is displayed in 2D (S403).
現在の番組が3D番組の場合(S402のyes)、システム制御部51は、図38や図40(a)(b)で説明した方法で、それぞれの3D方式種別に対応した形式で3D映像信号の一方の視点(例えば主視点)を2D表示するように制御を行う(S404)。このとき、3D番組である旨を示す表示を番組の2D表示映像に重畳して表示してもよい。このようにして、現在の番組が3D番組の場合に、一方の視点(例えば主視点)の映像を2D表示する。
When the current program is a 3D program (Yes in S402), the
なお、選局動作を行い、現在の番組が変更になった場合にも、システム制御部51において上記のフローが実施される。
Even when the channel selection operation is performed and the current program is changed, the above-described flow is performed in the
このように、現在番組が3D番組である場合に、とりあえず一方の視点(例えば主視点)の映像の2D表示とする。これにより、ユーザが3D視聴補助装置を装着していない等、ユーザの3D視聴準備が整っていなくとも、ユーザはとりあえず2D番組とほぼ同様に視聴することが可能となる。特に、Side-by-Side方式やTop-and-Bottom方式の3Dコンテンツの場合には、図40(c)(d)に示すように、1画像に2視点格納した映像のまま出力するのではなく、図40(a)(b)に示すように、一方の視点の2D出力/表示とすることにより、1画像に2視点格納した映像を一方の視点のを2D表示する指示を、リモコン等を介してユーザが手動で行わなくとも、ユーザが通常の2D番組と同様に視聴することが可能となる。 As described above, when the current program is a 3D program, the video of one viewpoint (for example, the main viewpoint) is displayed in 2D for the time being. As a result, even if the user is not ready for 3D viewing, such as when the user is not wearing a 3D viewing assistance device, the user can view almost the same as the 2D program for the time being. In particular, in the case of 3D content in the Side-by-Side format or Top-and-Bottom format, as shown in FIGS. As shown in FIGS. 40 (a) and 40 (b), an instruction for 2D display of one viewpoint from a video stored in two viewpoints in one image by using 2D output / display of one viewpoint, a remote control or the like Even if the user does not perform it manually, it is possible for the user to view the program in the same way as a normal 2D program.
次に、図42は、例えばステップS404で映像を2D表示するとともにシステム制御部51がOSD作成部60に表示させるメッセージの一例である。ユーザーに3D番組が開始されたことを通知するメッセージを表示し、さらにユーザーが応答を行うオブジェクト(以下ユーザー応答受信オブジェクト:例えばOSD上のボタン)1602を表示し、その後の動作を選択させる。
Next, FIG. 42 shows an example of a message that is displayed in 2D in step S404 and the
メッセージ1601表示時、例えばユーザーがリモコンの“OK”ボタンを押下した場合、ユーザー指示受信部52は“OK”が押下されたことをシステム制御部51に通知する。
When the
図42の画面表示におけるユーザー選択の判定方法の一例としては、ユーザーがリモコンを操作し、リモコンの<3D>ボタンを押下した場合または画面の「OK/3D」にカーソルを合わせリモコンの<OK>ボタンを押下した場合は、ユーザー選択は“3D切替”と判定する。 As an example of a user selection determination method in the screen display of FIG. 42, when the user operates the remote control and presses the <3D> button on the remote control, or moves the cursor to “OK / 3D” on the screen and <OK> on the remote control When the button is pressed, the user selection is determined as “3D switching”.
または、ユーザーがリモコンの<キャンセル>ボタンまたは<戻る>ボタンを押下した場合または画面の「キャンセル」にカーソルを合わせリモコンの<OK>を押下した場合は、ユーザー選択は“3D切替以外”と判定する。これ以外にも、例えばユーザーの3D視聴準備が完了したか否かの状態(3D視聴準備状態)がOKになる動作が行われた場合(例えば3Dメガネ装着)には、ユーザー選択は“3D切替”となる。 Or, when the user presses the <Cancel> button or <Return> button on the remote control, or when the cursor is placed on "Cancel" on the screen and <OK> is pressed on the remote control, the user selection is determined to be "other than 3D switching" To do. In addition to this, for example, when an operation is performed in which the state of whether or not the user is ready for 3D viewing (3D viewing preparation state) is OK (for example, wearing 3D glasses), the user selection is “3D switching”. "
ユーザーが選択を行った後に実行されるシステム制御部51の処理フローについて、図43に示す。ユーザー選択結果を、システム制御部51はユーザー指示受信部52から取得する(S501)。ユーザー選択が、“3D切替”で無かった場合(S502のno)、映像は2D表示のまま終了し、特に処理は行わない。
FIG. 43 shows a processing flow of the
ユーザーの選択が“3D切替”であった場合(S502のyes)、上記の3D表示方法で映像を3D表示(S504)する。 When the user's selection is “3D switching” (yes in S502), the video is displayed in 3D by the above 3D display method (S504).
以上のフローにより、3D番組開始時には、一方の視点の映像を2D出力/表示しておき、ユーザーが操作や3D視聴準備などを行った後など、ユーザが3D視聴を行いたいときに、3D映像を出力/表示して映像を3Dで視聴をすることが可能となり、ユーザの都合に合せた視聴方法を提供することができる。 With the above flow, when the 3D program starts, the video of one viewpoint is output / displayed in 2D, and the user wants to perform 3D viewing, such as after the user prepares for operation or 3D viewing, etc. Can be output / displayed to view the video in 3D, and a viewing method suited to the convenience of the user can be provided.
なお、図42の表示例では、ユーザーが応答を行うためのオブジェクトを表示したが、単純に「3D番組」等、当該番組が「3D視聴」に対応した番組であることを単に示す文字または、ロゴ、マーク等を表示するのみでもよい。この場合は、「3D視聴」に対応した番組であることを認識したユーザがリモコンの「3D」キーを押下げ、当該リモコンからの信号を受信したユーザー指示受信部52からシステム制御部51への通知を契機に2D表示から3D表示に切り替えを行えばよい。
In the display example of FIG. 42, the object for the user to respond to is displayed. However, a character that simply indicates that the program is a program corresponding to “3D viewing”, such as “3D program”, or It is also possible to display only a logo, a mark or the like. In this case, the user who has recognized that the program is compatible with “3D viewing” depresses the “3D” key of the remote controller and receives the signal from the remote controller from the
さらに、ステップS404で表示するメッセージ表示の別の例としては、図42のように単純にOKだけでなく、番組の表示方式を2D映像にするか3D映像にするかを明記する方法も考えられる。その場合のメッセージと、ユーザー応答受信オブジェクトの例を図44に示す。 Furthermore, as another example of the message display displayed in step S404, a method of clearly indicating whether the program display method is 2D video or 3D video as well as simply OK as shown in FIG. . FIG. 44 shows an example of the message and the user response reception object in that case.
このようにすると図42のような“OK”の表示に比べ、ユーザーがボタン押下後の動作をより判断しやすくなる他、明示的に2Dでの表示を指示できるなど(1202に記載の“2Dで見る”押下時には、ユーザー3D視聴準備状態をNGと判定)、利便性が高まる。
This makes it easier for the user to determine the operation after the button is pressed as compared to the “OK” display as shown in FIG. 42, and allows the user to explicitly indicate a 2D display (see “2D described in 1202”). When “view with” is pressed, the
次に、3Dコンテンツの視聴に関して、3D番組視聴開始時に、特定の映像/音声を出力、または映像/音声をミュート(黒画面表示/表示停止、音声出力を停止)する例について説明する。これはユーザーが3D番組を視聴開始した場合に。無条件で3Dコンテンツの表示が開始されてしまうと、ユーザは当該コンテンツを視聴することはできず、ユーザの利便性を損ねるおそれがある。これに対し、以下に示す処理を行うことで、ユーザの利便性を向上させることができる。 この場合の3D番組開始時にシステム制御部51で実行される処理フローを図45に示す。図41の処理フローと異なる点は、S404の処理に代わり、特定映像音声を出力するステップ(S405)が追加された点である。
Next, an example in which specific video / audio is output or video / audio is muted (black screen display / display stop, audio output is stopped) when 3D program viewing is started will be described. This is when the user starts viewing a 3D program. If the display of the 3D content is started unconditionally, the user cannot view the content, and there is a possibility that the convenience of the user is impaired. On the other hand, user convenience can be improved by performing the following processing. FIG. 45 shows a processing flow executed by the
ここでいう特定映像音声とは、例えば映像であれば、3D準備を促すメッセージ、黒画面、番組の静止画、などが挙げられ、音声としては、無音、または固定パターンの音楽(環境音楽)などが挙げられる。 The specific video / audio here includes, for example, a 3D preparation message, a black screen, a still image of a program, etc. for video, and the audio includes silence or fixed pattern music (environmental music), etc. Is mentioned.
固定パターン映像(メッセージや環境映像、または3D映像等)の表示については、映像復号部30内部または図に記載していないROMまたは記録媒体26からデータを読み出し、映像復号部30が復号して出力することにより実現できる。黒画面の出力については、例えば映像復号部30が黒色を表す信号のみの映像を出力する、または映像変換処理部32が出力信号のミュートまたは黒映像の出力することにより実現できる。
For display of fixed pattern video (message, environment video, 3D video, etc.), data is read from the
また、固定パターン音声(無音、環境音楽)の場合も同様に、音声復号部31の内部またはROMまたは記録媒体26からデータを読み出して復号出力、出力信号のミュート等により実現できる。
Similarly, in the case of fixed pattern sound (silence, environmental music), it can be realized by reading out data from the inside of the
番組映像の静止画の出力については、システム制御部51から記録再生制御部58に対して、番組の再生および映像の一時停止を指示することにより実現できる。ユーザー選択を実施した後のシステム制御部51の処理は上記と同様、図43のように実行する。
The output of the still image of the program video can be realized by instructing the recording /
これによりユーザーが3D視聴準備を完了するまでの間、番組の映像や音声を出力しないことが可能になる。 This makes it possible to prevent the program video and audio from being output until the user completes preparation for 3D viewing.
前記の例と同様に、ステップS405で表示するメッセージ表示としては、図46のようになる。図42と異なる点は、表示されている映像および音声が異なるのみで、ひょうじされるメッセージやユーザー応答受信オブジェクトの構成、ユーザー応答受信オブジェクトの動作も同様である。 Similar to the above example, the message display displayed in step S405 is as shown in FIG. The difference from FIG. 42 is that only the displayed video and audio are different, and the displayed message, the configuration of the user response receiving object, and the operation of the user response receiving object are the same.
メッセージの表示については図46のように単純にOKだけでなく、番組の表示方式を2D映像にするか3D映像にするかを明記する方法も考えられる。その場合のメッセージと、ユーザー応答受信オブジェクトの例も図44と同様に表示可能であり、このようにすると前記のような“OK”の表示に比べ、ユーザーがボタン押下後の動作をより判断しやすくなる他、明示的に2Dでの表示を指示できるなど、前記の例と同様に利便性が高まる。 As for the message display, not only simply OK as shown in FIG. 46, but also a method of clearly specifying whether the display method of the program is 2D video or 3D video. In this case, the message and an example of the user response receiving object can be displayed in the same manner as in FIG. 44. In this way, the user can judge the operation after pressing the button more than the display of “OK” as described above. In addition to facilitating the convenience, it is possible to explicitly instruct display in 2D, and the convenience is improved as in the above example.
<次番組が3Dコンテンツであるか否かに基づく2D/3D映像表示処理フローの例>
次に、次番組が3Dコンテンツである場合のコンテンツの出力/表示処理について説明する。次番組が3Dコンテンツである場合の当該次番組である3Dコンテンツ番組の視聴に関して、ユーザが3Dコンテンツを視聴する状態ではないにもかかわらず、3Dコンテンツの表示が開始されてしまうと、ユーザはベストの状態で当該コンテンツを視聴することはできず、ユーザの利便性を損ねるおそれがある。これに対し、以下に示す処理を行うことで、ユーザの利便性を向上させることができる。
<Example of 2D / 3D video display processing flow based on whether the next program is 3D content>
Next, content output / display processing when the next program is 3D content will be described. Regarding the viewing of the 3D content program that is the next program when the next program is 3D content, if the user is not in a state of viewing the 3D content and the display of the 3D content starts, the user is best. In such a state, the content cannot be viewed, which may impair user convenience. On the other hand, user convenience can be improved by performing the following processing.
図27では、選局処理などにより次の番組開始までの時間が変化した場合や、放送局から送信される番組情報のEITに含まれる次番組の開始時刻または現在番組の終了時刻情報などにより、次の番組の開始時刻が変化したと判定した場合などに、システム制御部51で実行されるフローの一例である。まずシステム制御部51は番組情報解析部54から次の番組の番組情報を取得し(S101)、前記3D番組の判定方法により、次番組が3D番組か否かを判定する。
In FIG. 27, when the time until the start of the next program changes due to channel selection processing or the like, or by the start time of the next program or the end time information of the current program included in the EIT of the program information transmitted from the broadcast station, It is an example of the flow performed by the
次番組が3D番組でない場合(S102のno)、特に処理は行わずに終了する。次番組が3D番組の場合(S102のyes)、次番組の開始までの時間を計算する。具体的には前記取得した番組情報のEITから次番組の開始時刻または現在番組の終了時刻を取得し、時間管理部55から現在時刻を取得して、その差分を計算する。 If the next program is not a 3D program (No in S102), the process ends without performing any particular process. When the next program is a 3D program (yes in S102), the time until the start of the next program is calculated. Specifically, the start time of the next program or the end time of the current program is acquired from the EIT of the acquired program information, the current time is acquired from the time management unit 55, and the difference is calculated.
次番組開始までX分以下で無い場合(S103のno)、特に処理を行わずに次番組開始X分前となるまで待つ。次番組開始までX分以下の場合(S103のyes)、ユーザーに対して、3D番組がもうすぐ始まる旨のメッセージを表示する(S104)。 If it is not less than X minutes until the next program start (No in S103), the process waits until X minutes before the next program start without any particular processing. When it is X minutes or less until the next program start (yes in S103), a message is displayed to the user that the 3D program will start soon (S104).
図28にその際のメッセージ表示の例を示す。701が装置が表示する画面全体、702に装置が表示するメッセージを示している。このようにして、3D番組が開始される以前に、ユーザーに対して3D視聴補助装置を準備させるように注意を促すことが可能となる。
FIG. 28 shows an example of message display at that time.
上記番組開始前までの判定時間Xについては、Xを小さくすると番組開始までにユーザーの3D視聴準備が間に合わない可能性がある。またXを大きくすると、長期間メッセージ表示が視聴の妨げになる、準備が完了した後に間が空いてしまうというデメリットがあるため、適度な時間に調整する必要がある。 As for the determination time X before the start of the program, if X is reduced, the user may not be ready for 3D viewing before the start of the program. Further, if X is increased, there is a demerit that message display is hindered for a long period of time, and there is a gap after preparation is completed, so it is necessary to adjust to an appropriate time.
また、ユーザーに対してメッセージを表示する際に、具体的に次の番組の開始時間を表示しても良い。その場合の画面表示例を図29に示す。802が3D番組開始までの時間を表示したメッセージである。ここでは分単位での記載を行っているが、秒単位で記載を行っても良い。その場合には、より詳細な次番組の開始時間をユーザーが知ることができるが、処理負荷が高くなるというデメリットもある。
Further, when displaying a message to the user, the start time of the next program may be specifically displayed. FIG. 29 shows a screen display example in that case. A
なお、図29には3D番組が開始されるまでの時間を表示する例を示したが、3D番組が開始される時刻を表示するようにしてもよい。午後9時に3D番組が開始される場合は、例えば「午後9時から3D番組が始まります。3Dメガネを着用して下さい。」というメッセージを表示すればよい。
このようなメッセージを表示することにより、ユーザーが具体的な次番組の開始時間を知り適切なペースで3D視聴の準備を行うことが可能になる。
In addition, although the example which displays the time until a 3D program is started was shown in FIG. 29, you may make it display the time when a 3D program starts. When the 3D program starts at 9:00 pm, for example, a message “3D program starts from 9:00 pm. Please wear 3D glasses” may be displayed.
By displaying such a message, the user can know the specific start time of the next program and prepare for 3D viewing at an appropriate pace.
また、図30のように、3D視聴補助装置使用時には立体的に見えるマーク(3Dチェックマーク)を付加することも考えられる。902が3D番組開始を予告するメッセージ、903が3D視聴補助装置使用時に立体に見えるマークである。これにより、3D番組開始前に、ユーザーが3D視聴補助装置の正常動作を確認することができる。例えば3D視聴補助装置に不具合(例えばバッテリー切れ、故障など)が発生した場合に、番組開始までに修理や交換等の対応を行うことも可能になる。 In addition, as shown in FIG. 30, it is also conceivable to add a mark (3D check mark) that looks stereoscopic when using the 3D viewing assistance device. 902 is a message for notifying the start of a 3D program, and 903 is a mark that looks three-dimensional when the 3D viewing assistance device is used. Thereby, the user can confirm the normal operation of the 3D viewing assistance device before the start of the 3D program. For example, when a malfunction (for example, battery exhaustion or failure) occurs in the 3D viewing assistance device, it is possible to take measures such as repair or replacement before the program starts.
次に、次番組が3Dであることをユーザーに通知した後、ユーザーの3D視聴準備が完了したか否かの状態(3D視聴準備状態)を判定し、3D番組の映像を2D表示または3D表示に切り替える方法について説明する。 Next, after notifying the user that the next program is 3D, it is determined whether or not the user is ready for 3D viewing (3D viewing preparation state), and the video of the 3D program is displayed in 2D or 3D. A method of switching to will be described.
次番組が3Dであることをユーザーに通知する方法については、上述したとおりである。ただし、ステップS104でユーザーに表示するメッセージについて、ユーザーが応答を行うオブジェクト(以下ユーザー応答受信オブジェクト:例えばOSD上のボタン)が表示されている点が異なる。このメッセージの例について図31に示す。 The method for notifying the user that the next program is 3D is as described above. However, the message displayed to the user in step S104 is different in that an object to which the user responds (hereinafter, a user response receiving object: for example, a button on the OSD) is displayed. An example of this message is shown in FIG.
1001はメッセージ全体、1002はユーザーが応答を行うためのボタンを表している。図31のメッセージ1001表示時、例えばユーザーがリモコンの“OK”ボタンを押下した場合、ユーザー指示受信部52は“OK”が押下されたことをシステム制御部51に通知する。
前記通知を受信したシステム制御部51は、ユーザーの3D視聴準備状態がOKであることを状態として保存する。次に時間が経過し、現在番組が3D番組になった場合のシステム制御部51の処理フローについて、図32を用いて説明する。
The
システム制御部51は番組情報解析部54から現在の番組の番組情報を取得し(S201)、現在の番組が3D番組か否かを上記の3D番組の判定方法により判定する。現在の番組が3D番組で無い場合(S202のno)、上記の方法で映像を2D表示するように制御を行う(S203)。
The
現在の番組が3D番組の場合(S202のyes)、次にユーザーの3D視聴準備状態を確認する(S204)。システム制御部51が保存している前記3D視聴準備状態が、OKで無い場合(S205のno)、同様に映像を2D表示するように制御を行う(S203)。
If the current program is a 3D program (yes in S202), then the user's 3D viewing preparation status is confirmed (S204). If the 3D viewing preparation state stored by the
前記3D視聴準備状態がOKの場合(S205のyes)、上記の方法で映像を3D表示するように制御を行う(S206)。このようにして、現在の番組が3D番組でかつユーザーの3D視聴準備が完了したことを確認できた場合に、映像の3D表示を行う。 When the 3D viewing preparation state is OK (Yes in S205), control is performed so that the video is displayed in 3D by the above method (S206). In this way, when it is confirmed that the current program is a 3D program and the user's 3D viewing preparation is completed, the video is displayed in 3D.
ステップS104で表示するメッセージ表示としては、図31のように単純にOKだけでなく、次番組の表示方式を2D映像にするか3D映像にするかを明記する方法も考えられる。その場合のメッセージと、ユーザー応答受信オブジェクトの例を図33および図34に示す。 As the message display displayed in step S104, not only simply OK as shown in FIG. 31, but also a method of clearly indicating whether the display method of the next program is 2D video or 3D video is conceivable. Examples of the message and the user response reception object in that case are shown in FIGS.
このようにすると前記のような“OK”の表示に比べ、ユーザーがボタン押下後の動作をより判断しやすくなる他、明示的に2Dでの表示を指示できるなど(1202に記載の“2Dで見る”押下時には、ユーザー3D視聴準備状態をNGと判定)、利便性が高まる。
In this way, compared to the “OK” display as described above, the user can more easily determine the operation after the button is pressed, and the user can explicitly instruct the display in 2D (see “2D in 1202”). When “view” is pressed, the
また、ユーザーの3D視聴準備状態の判定は、ここではリモコンでのユーザーメニューの操作としているが、他にも例えば3D視聴補助装置が発信するユーザー装着完了信号により、前記3D視聴準備状態を判定する方法や、撮像装置でユーザーの視聴状態を撮影し、前記撮影結果から画像認識やユーザーの顔認識を行い、3D視聴補助装置を着用していることを判定しても良い。 The determination of the 3D viewing preparation state of the user is performed by operating the user menu on the remote controller here, but the 3D viewing preparation state is also determined by, for example, a user wearing completion signal transmitted by the 3D viewing assistance device, for example. A method or an imaging device may be used to photograph a user's viewing state, and image recognition or user's face recognition may be performed based on the photographing result to determine that a 3D viewing assistance device is worn.
このように判定することにより、ユーザーが何か受信装置に対して操作を行う手間を省くことが可能になり、さらに誤操作で2D映像視聴と3D映像視聴を誤って設定してしまうことを避けることが可能になる。 By making such a determination, it is possible to save the user from having to perform any operation on the receiving device, and to avoid erroneously setting 2D video viewing and 3D video viewing due to an erroneous operation. Is possible.
また、別の方法としては、ユーザーがリモコンの<3D>ボタンを押下した場合に、3D視聴準備状態をOKと判断、ユーザーがリモコンの<2D>ボタンまたは<戻る>ボタンまたは<キャンセル>ボタンを押下した場合に、3D視聴準備状態をNGと判定する方法もある。この場合は明確で容易にユーザーが自分の状態を装置に通知できるが、誤操作や誤解による状態送信などのデメリットも考えられる。 As another method, when the user presses the <3D> button on the remote control, the 3D viewing preparation state is determined to be OK, and the user presses the <2D> button, the <Return> button, or the <Cancel> button on the remote control. There is also a method of determining that the 3D viewing preparation state is NG when pressed. In this case, the user can clearly and easily notify the device of his / her state, but there are also disadvantages such as erroneous operation and state transmission due to misunderstanding.
また、上記例において、現在の番組の情報を取得せず、事前に取得した次の番組の番組情報のみを判定して処理を行うことも考えられる。この場合は、図32のステップS201において、現在の番組が3D番組かの判定を行なわず、事前に(例えば図27のステップS101)取得した番組情報を使用する方法も考えられる。この場合は処理構造が簡易になるなどのメリットが考えられるが、突如番組構成が変更になり、次番組が3D番組でなくなるような場合にも3D映像切替処理が実行される可能性があるなどのデメリットが存在する。 In the above example, it is also conceivable to perform processing by determining only the program information of the next program acquired in advance without acquiring information of the current program. In this case, a method of using program information acquired in advance (for example, step S101 in FIG. 27) without determining whether the current program is a 3D program in step S201 in FIG. 32 is also conceivable. In this case, there is a merit that the processing structure becomes simple. However, there is a possibility that the 3D video switching process may be executed even when the program configuration is suddenly changed and the next program is not a 3D program. There are disadvantages.
本実施例で説明した各ユーザーへのメッセージ表示については、ユーザー操作後に消去することが望ましい。その場合にはユーザーが操作を行った後には映像が視聴しやすいというメリットがある。また一定時間経過後についても同様に、ユーザーはすでにメッセージの情報を認識していると考え、メッセージを消去し、映像を視聴しやすい状態にすることがユーザーの利便性を高める。 The message display for each user described in this embodiment is preferably deleted after a user operation. In this case, there is an advantage that the video can be easily viewed after the user performs the operation. Similarly, after a certain period of time has elapsed, it is assumed that the user has already recognized the message information, and deleting the message to make it easy to view the video improves the user's convenience.
上記で説明した実施例によれば、3D番組の開始部分について、事前にユーザーが3D視聴準備を完了できたり、3D番組の開始に間に合わない場合には記録再生機能を用いてユーザーが3D番組を視聴する準備が完了してから再度映像表示をさせたりするなど、より良い状態でユーザーが3D番組を視聴することが可能になる。また、ユーザーにとって望ましいと思われる表示方法(3D映像を視聴したい場合に3D映像表示、またはその逆)へ映像表示を自動的に切り替えるなど、ユーザーの利便性を高めることが可能になる。また、選局により3D番組へと切り替えた場合や、記録されている3D番組の再生開始時なども同様の効果が期待できる。 According to the embodiment described above, the user can complete 3D viewing preparation in advance for the start portion of the 3D program, or the user can use the recording / playback function to start the 3D program when the 3D program is not ready for the start. The user can view the 3D program in a better state, such as displaying video again after preparation for viewing is completed. In addition, it is possible to improve user convenience, such as automatically switching the video display to a display method that is desirable for the user (3D video display when viewing 3D video, or vice versa). The same effect can be expected when switching to a 3D program by channel selection or when starting playback of a recorded 3D program.
図37から図40において、説明したとおり、2D番組コンテンツと3D番組コンテンツとが混在する放送に対応した、2D表示、3D表示の表示・出力フォーマットへの変換処理は、従来の2D番組コンテンツのみの放送に対する受信処理にはない複雑な処理である。 As described with reference to FIGS. 37 to 40, the conversion processing to the display / output format of 2D display and 3D display corresponding to broadcasting in which 2D program content and 3D program content are mixed is performed only for the conventional 2D program content. This is a complicated process not included in the broadcast reception process.
ここで、受信した番組コンテンツの多重分離、復号、表示・出力フォーマットへの変換処理、出力等のタイミングについての制御を怠ると、2D番組と3D番組の番組切り替え時に、瞬間的に異常な表示、出力がなされる可能性がある。ここで、異常な表示、出力とは、特に2D番組の映像を誤って3D表示、出力する場合に顕著に生じうる。ユーザにとって、当該異常な表示、出力は不快なものとなるため、防止することが望ましい。さらに、3D番組の映像を誤って2D表示、出力することも可能な限り防止することが望ましい。 Here, if the received program content is demultiplexed, decoded, converted into a display / output format, and the timing of the output is neglected, a momentarily abnormal display occurs when switching between the 2D program and the 3D program, Output may be made. Here, abnormal display and output can be prominent particularly when a 2D program video is erroneously displayed and output in 3D. It is desirable to prevent such abnormal display and output from being uncomfortable for the user. Furthermore, it is desirable to prevent 2D display and output of 3D program video by mistake as much as possible.
よって、以下、図48から図63を用いて、2D番組コンテンツと3D番組コンテンツとが混在する放送における番組切り替わり時等の表示出力切替方法について説明する。 Therefore, a display output switching method at the time of program switching in a broadcast in which 2D program content and 3D program content are mixed will be described below with reference to FIGS.
なお、図41、図43、図45、図27、図32などは、2D番組コンテンツと3D番組コンテンツの切り替わりの際に、ユーザの3D視聴準備ができていない場合には、2D表示のままとする、または特定映像音声を出力する等の例を説明した。これに対し、以下の図48から図63では、ユーザの3D視聴準備ができている場合(例えば、既に3D視聴補助装置を装着している場合)も含めて説明する。すなわち、2D番組から3D番組に切り替える際に、2D番組の2D表示出力から3D番組の3D表示出力へ直接切り替える例も含めて説明する。 41, 43, 45, 27, 32, and the like remain in 2D display when the user is not ready for 3D viewing when switching between 2D program content and 3D program content. In the above example, the specific video / audio is output. On the other hand, in FIGS. 48 to 63 below, a case where the user is ready for 3D viewing (for example, a case where a 3D viewing assistance device is already attached) will be described. That is, when switching from a 2D program to a 3D program, an example of directly switching from a 2D display output of a 2D program to a 3D display output of a 3D program will be described.
まず、図48では2D放送からside-by-side, top-and-bottom形式の3D放送への好適な切替えを実現可能な送受信方法の一例を示している。図48ではside-by-side形式の3D放送を例に挙げているが、top-and-bottom形式でも同様である。
First, FIG. 48 shows an example of a transmission / reception method capable of realizing suitable switching from 2D broadcasting to side-by-side, top-and-
送信装置1では2D番組/3D番組切替時刻を仮に時刻T1とする。エンコード部12は、PCRとPTS(およびDTS)は同期させ、切り替わり時にはPCRは連続とする。3D番組のPMTは切替時刻T1より前(例えば1秒前とするなど。図中の各時間表示は一例である。)から送出を始める。2D番組のストリームの送出は、切替時刻直前にGOPの末尾として終了し、最後にsequence_end_codeを付加する。切替時刻になったら送信装置1(情報を多重するマルチプレクス部(多重化部))では2D番組用TSの多重化をやめ、3D番組用TSの多重化を始める。3D番組のストリームに切り替えられた後、できるだけ早く3D番組のsequence_headerを送ることとする。GOPを先頭とし、最初のGOPをclosedGOPとする。2D番組のストリームのsequence_end_codeと3D番組のストリームのsequence_header_codeとの間はヌルデータを多重する。このギャップは受信側の復号部のバッファがアンダーフローしないように十分小さくしなければならない。
In the
受信装置4の処理について、まずside-by-side方式かつ/あるいはtop-and-bottom方式に対応可能な受信装置4が上記ストリームの切り替わりに応じてシームレスに自動的に3D表示に切り替える場合を説明する。番組切り替わり前の新たなバージョンのPMTを取得したら、次の番組データをシームレスに表示するために多重分離部29(DeMUX:デマルチプレクサ部)にて切り替わり前後両方の番組のES_PIDのストリームを同時に映像復号部30へ入力するような設定となる。(但し、実データは送出タイミングにより時間的に重複して入力されることはなく、2D番組のストリームデータが終了後、3D番組のストリームデータがバッファに貯まる。)その後、実際の切り替わり点でsequence_end_codeを取得したら、映像復号部30は画像をフリーズし、音声復号部31は音声ミュート状態にする。画像をフリーズする処理は映像変換処理部32で行ってもよい。次に3D番組のsequence_headerを取得したら映像復号部30と音声復号部31は自動追従して適切なデコードをする。正常な映像・音声出力可能な状態になったら、画面フリーズ・音声ミュートを解除、映像変換処理部32は3D放送に適切な表示に切り替える。3D映像の表示方法については、例えば上述したように3D番組詳細記述子の3d_method_type(3D方式種別)の値を取得し、受信装置4が対応可能な方式であればその方式に適合した処理を表示装置3501と3D視聴補助装置3502に行う。このタイミングで3D表示に切り替えることにより、確実に2D表示用の映像を3D形式として異常な表示を行うのを防ぐことが可能である。3D番組のデコードが開始されたことを確認したら多重分離部29は映像復号部30に入力するES_PIDの設定を3D番組用のみにして良い。
Regarding the processing of the receiving
図48ではまた送出側は同様に、side-by-side方式かつ/あるいはtop-and-bottom方式に対応可能な受信装置4が上記ストリームの切り替わりに応じて自動的に3D表示に切り替えるがシームレスな切り替えに未対応の場合の一例を示す。このときの切り替え手順は以下となる。番組切り替わり前の新たなバージョンのPMTを取得し、PMT記述子の内容により3Dへの切り替えであることを判別したら(sequence_end_codeの有無に拘わらず)、映像復号部30は画像をフリーズまたは映像出力を黒画面として、音声復号部31は音声ミュートする。画像をフリーズまたは映像出力を黒画面とする処理は映像変換処理部32で行ってもよい。映像復号部30は2D番組のデコードを停止する。次に多重分離部29は2D番組のES_PIDを持つストリームの受信を停止し、3D番組のES_PIDを持つストリームの入力を待つ。3D番組のsequence_headerを取得したら映像復号部30と音声復号部31は3D番組のデコードを開始し、正常な映像・音声が出力可能な状態になったら、映像のフリーズまたは黒画面、音声のミュートを解除する。映像変換処理部32は3D放送に適切な表示に切り替える。3D映像の表示方法については、上述したように3D番組詳細記述子の3d_method_type(3D方式種別)の値を取得し、対応可能な方式であればその方式に適合した処理を表示装置3501と3D視聴補助装置3502に行う。このタイミングで3D表示に切り替えることにより、確実に2D表示用の映像を3D形式として異常な表示を行うのを防ぐことが可能である。3D番組のデコードが開始されたことを確認したら多重分離部29は映像復号部30に入力するES_PIDの設定を3D番組用のみにして良い。
In FIG. 48, similarly, the receiving
図49は、3D番組を受信後、受信装置4が自動的に3D表示を行わず2Dで表示する場合の処理の一例を示している。図49ではside-by-side形式の3D放送を例に挙げているが、top-and-bottom形式でも同様である。上述したストリームの切り替えの説明は同様に行い、表示装置3501の表示方法を主視点(例えば左目用映像)のみの表示に切り替える。この時3D方式種別がside-by-side方式であれば、主視点映像の表示領域(例えば表示画面上左半分)を横方向に2倍に拡大して表示することを考慮し、送出側では、左右映像の分離帯と送出信号の横方向の中央が一致するように送出する。映像表示は図40(a)に示される方法となる。同様に3D方式種別がtop-and-bottom方式であれば、主視点映像の表示領域(例えば表示画面上の上半分)を縦方向に2倍に拡大して表示することを考慮し、送出側では、上下映像の分離帯と送出信号の縦方向の中央が一致するように送出する。映像表示は図40(b)に示される方法となる。また、3D視聴補助装置3502については制御を行わない。
FIG. 49 shows an example of processing when the receiving
この時、映像ソースのアスペクト比と表示モニターのアスペクト比の組み合わせによっても表示の仕方は図50〜図53のように切り替わる。映像ソース・表示モニターのアスペクト比が両方4:3あるいは16:9で一致している際にはそのまま表示すれば良い。図50にはside-by-side方式の16:9の映像ソースを4:3の表示モニターに表示した場合の拡大方法の一例を示す。そのままではレターボックス形式で表示し、主視点映像(図50の例の場合、左目用映像)を横方向に2倍に拡大した後もレターボックス形式での表示とする。図51にはside-by-side方式の4:3の映像ソースを16:9の表示モニターに表示する場合の拡大方法の一例を示す。そのままではサイドパネルを付加して表示し、主視点映像(図51の例の場合、左目用映像)を横方向に2倍に拡大した後もサイドパネル付きで表示する。図52にはtop-and-bottom方式の16:9の映像ソースを4:3の表示モニターに表示した場合の拡大方法の一例を示す。そのままではレターボックス形式で表示し、主視点映像(図52の例の場合、表示画面上の上半分)を縦方向に2倍に拡大した後もレターボックス形式での表示とする。図53にはtop-and-bottom方式の4:3の映像ソースを16:9の表示モニターに表示する場合の拡大方法の一例を示す。そのままではサイドパネルを付加して表示し、主視点映像(図53の例の場合、表示画面上の上半分)を縦方向に2倍に拡大した後もサイドパネル付きで表示する。なお上記図50から図53の実施例は映像ソースの映像フォーマットには依存しない。MPEG2であってもH.264/AVCであっても同様の制御となる。なお本発明においては、side-by-sideの映像圧縮方式としては縦1ラインごとに間引いた映像を例として想定しており、横方向への2倍の拡張時には縦1ラインごとにデータをコピー、その他補間処理または拡張処理をして拡大するものとしている。side-by-sideの実現方法が例えば斜め方向に画素を間引いて作成される方法など他の方法である場合には、適宜その方法に合わせた拡張方法を用いて2倍にすれば同様の効果が得られる。top-and-bottom方式についても同様に本発明においては横方向1ラインごとに間引いた映像を例として想定しており、異なる圧縮方法でtop-and-bottom方式を実現している場合には、適宜拡張方法を用いることで同様の効果が得られる。 At this time, the display method is switched as shown in FIGS. 50 to 53 depending on the combination of the aspect ratio of the video source and the aspect ratio of the display monitor. When the aspect ratios of the video source and the display monitor are the same at 4: 3 or 16: 9, they may be displayed as they are. FIG. 50 shows an example of an enlargement method when a 16: 9 video source of side-by-side format is displayed on a 4: 3 display monitor. The letterbox format is displayed as it is, and the main viewpoint video (left-eye video in the example of FIG. 50) is displayed in the letterbox format even after being doubled in the horizontal direction. FIG. 51 shows an example of an enlargement method for displaying a side-by-side 4: 3 video source on a 16: 9 display monitor. If it is left as it is, it is displayed with a side panel, and the main viewpoint video (left-eye video in the case of the example in FIG. 51) is displayed with a side panel even after being doubled in the horizontal direction. FIG. 52 shows an example of an enlargement method when a 16: 9 video source of the top-and-bottom method is displayed on a 4: 3 display monitor. The letterbox format is displayed as it is, and the main viewpoint video (in the example of FIG. 52, the upper half on the display screen) is displayed in the letterbox format even after being doubled in the vertical direction. FIG. 53 shows an example of an enlargement method when a 4: 3 video source of the top-and-bottom method is displayed on a 16: 9 display monitor. If left as it is, it is displayed with a side panel, and the main viewpoint video (in the example of FIG. 53, the upper half on the display screen) is displayed with the side panel even after being doubled vertically. The embodiments shown in FIGS. 50 to 53 do not depend on the video format of the video source. Even MPEG2 is H.264. The same control is performed for H.264 / AVC. In the present invention, as a side-by-side video compression method, it is assumed that the video is thinned out for each vertical line, and data is copied for each vertical line when expanding twice in the horizontal direction. In addition, other interpolation processing or expansion processing is performed for enlargement. If the side-by-side realization method is another method such as a method of thinning out pixels in an oblique direction, for example, the same effect can be obtained by doubling the expansion method according to the method as appropriate. Is obtained. Similarly for the top-and-bottom method, in the present invention, the video thinned out for each horizontal line is assumed as an example. When the top-and-bottom method is realized by different compression methods, Similar effects can be obtained by appropriately using an expansion method.
受信装置4が3D番組の図40(a)(b)の表示・出力に対応していない場合の処理については、上述したストリームの切り替え処理は同様に行い、表示装置3501と3D視聴補助装置3502を制御せず、図40(c)および(d)に示す方式でside-by-sideまたはtop-and-bottomの映像をそのまま表示することとなる。
As for the processing when the receiving
図54には同一放送にてside-by-side, top-and-bottom形式の3D番組から2D番組への切り替え手法の一例を示す。図中ではside-by-side形式の3D放送を例に挙げているが、top-and-bottom形式でも同様である。送信装置1では3D番組/2D番組切替時刻を仮に時刻T2とする。エンコード部12は、PCRとPTS(およびDTS)は同期させ、切り替わり時にはPCRは連続とする。2D番組のPMTは切替時刻T2より前(例えば1秒前とするなど)から送出を始める。3D番組のストリームの送出は、切替時刻直前にGOPの末尾として終了し、最後にsequence_end_codeを付加する。切替時刻になったら送信装置1(情報を多重するマルチプレクス部(多重化部))では3D番組用TSの多重化をやめ、2D番組用TSの多重化を始める。2D番組のストリームに切り替えられた後、できるだけ早く2D番組のsequence_headerを送ることとする。GOPを先頭とし、最初のGOPをclosedGOPとする。3D番組のストリームのsequence_end_codeと2D番組のストリームのsequence_header_codeとの間はヌルデータを多重する。このギャップは受信側の復号部のバッファがアンダーフローしないように十分小さくしなければならない。
FIG. 54 shows an example of a method for switching from a 3D program in a side-by-side, top-and-bottom format to a 2D program in the same broadcast. In the figure, side-by-
受信装置4の処理について、まずside-by-side方式かつ/あるいはtop-and-bottom方式に対応可能な受信装置4が上記ストリームの切り替わりに応じてシームレスに自動的に2D表示に切り替える場合を説明する。3D映像の表示方法については、上述したように3D番組詳細記述子の3d_method_type(3D方式種別)の値を取得し、受信装置4が対応可能な方式であればその方式に適合した処理を表示装置3501と3D視聴補助装置3502に行う。番組切り替わり前の新たなバージョンのPMTを取得したら、次の番組データをシームレスに表示するために多重分離部29にて切り替わり前後両方の番組のES_PIDのストリームを同時に映像復号部30へ入力するような設定となる。(但し、実データは送出タイミングにより時間的に重複して入力されることはなく、3D番組のストリームデータが終了後、2D番組のストリームデータがバッファに貯まる。)その後、実際の切り替わり点でsequence_end_codeを取得したら、映像復号部30は画像をフリーズし、音声復号部31は音声ミュート状態にする。画像をフリーズする処理は映像変換処理部32で行ってもよい。映像変換処理部32は2D放送に適切な表示に切り替え、表示装置3501と3D視聴補助装置3502に対する3D視聴のための処理も停止する。このタイミングで表示を切り替えることにより、2Dで表示すべき映像を3D形式で表示することによる異常な映像表示を防止することが可能である。次に2D番組のsequence_headerを取得したら映像復号部30と音声復号部31は自動追従して適切なデコードをする。正常な映像・音声出力可能な状態になったら、画面フリーズ・音声ミュートを解除する。2D番組のデコードが開始されたことを確認したら多重分離部29は映像復号部30に入力するES_PIDの設定を2D番組用のみにして良い。
Regarding the processing of the receiving
図54ではまた送出側は同様に、side-by-side方式かつ/あるいはtop-and-bottom方式に対応可能な受信装置4が上記ストリームの切り替わりに応じて自動的に2D表示に切り替えるがシームレスな切り替えに未対応の場合を示す。このときの切り替え手順は以下となる。番組切り替わり前の新たなバージョンのPMTを取得し、PMT記述子の内容により2Dへの切り替えであることを判別したら(sequence_end_codeの有無に拘わらず)、映像復号部30は画像をフリーズまたは映像出力を黒画面とし、音声復号部31は音声ミュートする。画像のフリーズまたは映像出力を黒画面とする処理は映像変換処理部32で行っても良い。映像復号部30は3D番組のデコードを停止する。映像変換処理部32は2D放送に適切な表示に切り替え、表示装置3501と3D視聴補助装置3502に対する3D視聴のための処理も停止する。このタイミングで表示を切り替えることにより、2Dで表示すべき映像を3D形式で表示することによる異常な映像表示を防止することが可能である。次に多重分離部29は2D番組のES_PIDを持つストリームの受信を停止し、2D番組のES_PIDを持つストリームの入力を待つ。2D番組のsequence_headerを取得したら映像復号部30と音声復号部31は2D番組のデコードを開始し、正常な映像・音声が出力可能な状態になったら、映像のフリーズまたは黒画面、音声のミュートを解除する。
Similarly, in FIG. 54, the transmission side similarly switches the
図55では3D番組受信時、受信装置4が3D表示を行わず2Dで表示している場合に同一放送にてside-by-side形式の3D番組から2D番組へ切り替わる際の切替手法の一例を示している。図中ではside-by-side形式の3D放送を例に挙げているが、top-and-bottom形式でも同様である。3D映像受信中の表示装置3501の表示を主視点映像(例えば左目用映像)のみの表示で行っている。この時3D方式種別がside-by-side方式であれば、主視点映像の表示領域(例えば表示画面上左半分)を横方向に2倍に拡大して表示することを考慮し、送出側では、左右映像の分離帯と送出信号の横方向の中央が一致するように送出する。同様に3D方式種別がtop-and-bottom方式であれば、主視点映像の表示領域(例えば表示画面上の上半分)を縦方向に2倍に拡大して表示することを考慮し、送出側では、上下映像の分離帯と送出信号の縦方向の中央が一致するように送出する。また、3D視聴補助装置3502については制御を行わない。この3D表示状態から2D番組の受信処理への切替は、図54を用いて説明したストリームの切り替え処理を同様に行えばよい。
In FIG. 55, when receiving a 3D program, an example of a switching method when switching from a side-by-
図56では同一放送において2D番組と2視点別ES伝送方式の3D番組の切り替わり時の表示切替方法の一例を示す。送信装置1では2D番組/3D番組切替時刻を仮に時刻T3とする。3Dとして表示するストリームをES毎に異なるエンコーダを介して主視点の映像,副視点の映像を生成し、音声データや付随する番組情報といったデータとマルチプレクス(多重化)して一つのストリームを作成する。エンコード部12は、PCRとPTS(およびDTS)は同期させ、切り替わり時にはPCRは連続される。3D番組のPMTは切替時刻T3より前(例えば1秒前とするなど)から送出を始める。2D番組のストリームの送出は、切替時刻直前にGOPの末尾として終了し、最後にsequence_end_codeを付加する。切替時刻になったら送信装置1(情報を多重するマルチプレクス部(多重化部))では2D番組用TSの多重化をやめ、3D番組用TSの多重化を始める。3D番組のストリームに切り替えられた後、できるだけ早く3D番組のsequence_headerを送ることとする。GOPを先頭とし、最初のGOPをclosedGOPとする。2D番組のストリームのsequence_end_codeと3D番組のストリームのsequence_header_codeとの間はヌルデータを多重する。このギャップは受信側の復号部のバッファがアンダーフローしないように十分小さくしなければならない。
FIG. 56 shows an example of a display switching method at the time of switching between a 2D program and a 3D program based on a 2-viewpoint ES transmission system in the same broadcast. In the
受信装置4の処理について、2視点別ES伝送方式の3D放送に対応可能な受信装置4が上記ストリームの切り替わりに応じてシームレスに自動的に3D表示に切り替える場合を説明する。番組切り替わり前の新たなバージョンのPMTを取得したら、次の番組データをシームレスに表示するために多重分離部29にて切り替わり前後両方の番組のES_PIDのストリームを同時に映像復号部30へ入力するような設定となる。(但し、実データは送出タイミングにより時間的に重複して入力されることはなく、2D番組のストリームデータが終了後、3D番組のストリームデータがバッファに貯まる。)その後、実際の切り替わり点でSequence_end_codeを取得したら、映像復号部30は画像をフリーズし、音声復号部31は音声ミュート状態にする。画像をフリーズする処理は映像変換処理部32で行っても良い。次に3D番組のsequence_headerを取得したら映像復号部30と音声復号部31は自動追従して適切なデコードをする。本方式では映像復号部30はPMT受信時に複数映像ストリームが存在することが判別でき、これらの映像ストリームを同時にデコードできるものである。正常な映像・音声出力可能な状態になったら、画面フリーズ・音声ミュートを解除、映像変換処理部32は3D放送に適切な表示に切り替える。3D映像の表示方法については、3D番組詳細記述子の3d_method_type(3D方式種別)の値が3D2視点別ストリーム伝送方式となり、その方式に適合した処理を表示装置3501と3D視聴補助装置3502に行う。このタイミングで3D表示に切り替えることにより、確実に2D表示用の映像を3D形式として異常な表示を行うのを防ぐことが可能である。3D番組のデコードが開始されたことを確認したら多重分離部29は映像復号部30に入力するES_PIDの設定を3D番組用のみにして良い。
Regarding the processing of the receiving
図56ではまた送出側は同様に、2視点別ES伝送方式の3D放送に対応可能な受信装置4が上記ストリームの切り替わりに応じて自動的に3D表示に切り替えるがシームレスな切り替えに未対応の場合を示す。このときの切り替え手順は以下となる。番組切り替わり前の新たなバージョンのPMTを取得し、PMT記述子の内容により3Dへの切り替えであることを判別したら(sequence_end_codeの有無に拘わらず)、映像復号部30は画像フリーズまたは映像出力を黒画面とし、音声復号部31は音声ミュートする。画像フリーズまたは映像出力を黒画面とする処理は映像変換処理部32で行っても良い。映像復号部30は2D番組のデコードを停止する。次に多重分離部29は2D番組のES_PIDを持つストリームの受信を停止し、3D番組のES_PIDを持つストリームの入力を待つ。3D番組のsequence_headerを取得したら映像復号部30と音声復号部31は3D番組のデコードを開始し、正常な映像・音声が出力可能な状態になったら、映像のフリーズまたは黒画面、音声のミュートを解除する。映像変換処理部32は3D放送に適切な表示に切り替える。3D映像の表示方法については、上述したように3D番組詳細記述子の3d_method_type(3D方式種別)の値を取得し、対応可能な方式であればその方式に適合した処理を表示装置3501と3D視聴補助装置3502に行う。このタイミングで3D表示に切り替えることにより、確実に2D表示用の映像を3D形式として異常な表示を行うのを防ぐことが可能である。3D番組のデコードが開始されたことを確認したら多重分離部29は映像復号部30に入力するES_PIDの設定を3D番組用のみにして良い。
In FIG. 56, the transmission side similarly switches the 3D display automatically in response to the switching of the stream when the receiving
図57では同一放送内で2D番組から2視点別ES伝送方式の3D番組への切り替わる放送を受信後、受信装置4が自動的に3D表示を行わず2Dで表示する場合の処理の一例を示している。3D映像受信中の表示装置3501の表示方法を主視点映像(例えば左目用映像)のみの表示で行う。この場合、3D視聴補助装置3502については制御を行わない。この2D番組視聴状態から3D番組の受信処理への切替は、図56を用いて説明したストリームの切り替え処理を同様に行えばよい。
FIG. 57 shows an example of processing in the case where the receiving
図58には同一放送にて2視点別ES伝送方式の3D番組から2D番組への切替手法の一例を示す。送信装置1では3D番組/2D番組切替時刻を仮に時刻T4とする。エンコード部12は、PCRとPTS(およびDTS)は同期させ、切り替わり時にはPCRは連続される。2D番組のPMTは切替時刻T4より前(例えば1秒前とするなど)から送出を始める。3D番組のストリームの送出は、切替時刻直前にGOPの末尾として終了し、最後にsequence_end_codeを付加する。切替時刻になったら送信装置1(情報を多重するマルチプレクス部(多重化部))では3D番組用TSの多重化をやめ、2D番組用TSの多重化を始める。2D番組のストリームに切り替えられた後、できるだけ早く2D番組のsequence_headerを送ることとする。GOPを先頭とし、最初のGOPをclosedGOPとする。3D番組のストリームのsequence_end_codeと2D番組のストリームのsequence_header_codeとの間はヌルデータを多重する。このギャップは受信側の復号部のバッファがアンダーフローしないように十分小さくしなければならない。
FIG. 58 shows an example of a method for switching from a 3D program to a 2D program in the two-view ES transmission system in the same broadcast. In the
受信装置4の処理について、まず上記ストリームの切り替わりに応じてシームレスに自動的に2D表示に切り替える場合を説明する。3D映像の表示方法については、上述したように3D番組詳細記述子の3d_method_type(3D方式種別)の値が3D2視点別ストリーム伝送方式となり、その方式に適合した処理を表示装置3501と3D視聴補助装置3502に行う。番組切り替わり前の新たなバージョンのPMTを取得したら、次の番組データをシームレスに表示するために多重分離部29にて切り替わり前後両方の番組のES_PIDのストリームを同時に映像復号部30へ入力するような設定となる。(但し、実データは送出タイミングにより時間的に重複して入力されることはなく、3D番組のストリームデータが終了後、2D番組のストリームデータがバッファに貯まる。)その後、実際の切り替わり点でsequence_end_codeを取得したら、映像復号部30は画像をフリーズし、音声復号部31は音声ミュート状態にする。画像をフリーズする処理は映像変換処理部32で行ってもよい。映像変換処理部32は2D放送に適切な表示に切り替え、表示装置3501と3D視聴補助装置3502に対する3D視聴のための処理も停止する。このタイミングで表示を切り替えることにより、2Dで表示すべき映像を3D形式で表示することによる異常な映像表示を防止することが可能である。次に2D番組のsequence_headerを取得したら映像復号部30と音声復号部31は自動追従して適切なデコードをする。正常な映像・音声出力可能な状態になったら、画面フリーズ・音声ミュートを解除する。2D番組のデコードが開始されたことを確認したら多重分離部29は映像復号部30に入力するES_PIDの設定を2D番組用のみにして良い。
Regarding the processing of the receiving
図58ではまた送出側は同様に、3D2視点別ストリーム伝送方式の3D放送に対応可能な受信装置4が上記ストリームの切り替わりに応じて自動的に2D表示に切り替えるがシームレスな切り替えに未対応の場合を示す。このときの切り替え手順は以下となる。番組切り替わり前の新たなバージョンのPMTを取得し、PMT記述子の内容により2Dへの切り替えであることを判別したら(sequence_end_codeの有無に拘わらず)、映像復号部30は画像をフリーズまたは映像出力を黒画面とし、音声復号部31は音声ミュートする。画像のフリーズまたは映像出力を黒画面とする処理は映像変換処理部32で行っても良い。映像復号部30は3D番組のデコードを停止する。映像変換処理部32は2D放送に適切な表示に切り替え、表示装置3501と3D視聴補助装置3502に対する3D視聴のための処理も停止する。このタイミングで表示を切り替えることにより、2Dで表示すべき映像を3D形式で表示することによる異常な映像表示を防止することが可能である。次に多重分離部29は2D番組のES_PIDを持つストリームの受信を停止し、2D番組のES_PIDを持つストリームの入力を待つ。2D番組のsequence_headerを取得したら映像復号部30と音声復号部31は2D番組のデコードを開始し、正常な映像・音声が出力可能な状態になったら、映像のフリーズまたは黒画面、音声のミュートを解除する。
In FIG. 58, similarly, the receiving
図59では3D番組受信時、受信装置4が3D表示を行わず2Dで表示している場合に同一放送にて3D2視点別ストリーム伝送方式の3D番組から2D番組へ切り替わる際の切替手法の一例を示している。3D映像受信中の表示装置3501の表示を主視点映像(例えば左目用映像)のみの表示で行っている。この時、映像復号部30は副視点映像ESについては常にデコードして(表示のみ行わない)もデコードを停止していても良い。また、3D視聴補助装置3502については制御を行わない。この3D表示状態から2D番組の受信処理への切替は、図54を用いて説明したストリームの切り替え処理を同様に行えばよい。
In FIG. 59, at the time of receiving a 3D program, an example of a switching method when switching from a 3D program of a 3D 2-viewpoint-based stream transmission method to a 2D program in the same broadcast when the receiving
図60では2D番組から3D番組に切り替える際の簡易的な送受信方法(sequence_end_codeを送出しない方法)の一例を示す。送信装置1では、3D番組が始まる時間の1.0秒前を2D/3D切替時刻とし、仮に時刻T5とする。2D番組ストリームは、切替時刻T5を基準として3D番組のPMT送出予定時刻の0.5秒以上前から黒画面またはフリーズ表示されても良いような静止画を送出する。音声は無音を送出する。3D番組ストリームのエンコーダは切替時刻T5より1秒以上前から映像は静止画、音声は無音を送出し始める。3D番組のPMTは切替時刻T5より1〜0.2秒前から送出を始める。切替時刻T5になったら送信装置1(情報を多重するマルチプレクス部(多重化部))では2D番組用ストリームの多重化をやめて3D番組用ストリームの多重化を始める。2D番組用ストリームの送出は切替時刻直前にGOPの末尾として終了することとする。3D番組用ストリームに切り替えられた後、出来るだけ早く3D番組のsequence_headerを送ることとする。3D番組の開始時刻(例えば切替時刻の1.0秒後)までは、映像は静止画、音声は無音の送出を続ける。T5+1秒後から3D番組の本番組がスタートする。
FIG. 60 shows an example of a simple transmission / reception method (a method in which sequence_end_code is not transmitted) when switching from a 2D program to a 3D program. In the
受信装置4ではシームレス切替対応受信機も未対応受信機と同様に以下のように信号処理することとする。新たなバージョンのPMTを取得し、PMT記述子の内容により2D番組から3D番組への切替えであることを判別したら、映像復号部30で映像はフリーズまたは黒画面、音声復号部31で音声はミュートする。(映像のフリーズまたは黒画面の処理は映像変換処理部32で行ってもよい。)映像復号部30は映像デコードを停止する。多重分離部29は2D番組のES_PIDを持つストリームの受信を停止し、3D番組のES_PIDを持つストリームをデコーダバッファに入力するように設定する。例えばsequence_headerモニタレジスタをチェックするなどして、CPU21が3D番組ストリームの入力を監視して待つ。3D番組用ストリームのsequence_headerを取得したら映像復号部30と音声復号部31は3D番組のデコードを開始し、正常な映像・音声出力が出力可能な状態になったら、映像のフリーズまたは黒画面、音声ミュートを解除する。映像変換処理部32は3D放送に適切な表示に切り替える。3D映像の表示方法については、上述したように3D番組詳細記述子の3d_method_type(3D方式種別)の値を取得し、受信装置4が対応可能な方式であればその方式に適合した処理を表示装置3501と3D視聴補助装置3502に行う。このタイミングで3D表示に切り替えることにより、確実に2D表示用の映像を3D形式として異常な表示を行うのを防ぐことが可能である。3D番組のMUX方法および表示方法については3D種別に応じて、図48もしくは図56と同様とすればよい。なお、以上の例で述べた制御タイミングの時刻は上記に限らずとも同様の効果が得られれば良い。
In the receiving
なお、図60に示す送受信方法は、side-by-side方式、top-and-bottom方式、3D2視点別ストリーム伝送方式のいずれの伝送方式でも適用可能である。 Note that the transmission / reception method shown in FIG. 60 can be applied to any of the side-by-side method, the top-and-bottom method, and the 3D2-viewpoint-specific stream transmission method.
図61では3D番組から2D番組に切り替える際の簡易的な送受信方法(sequence_end_codeを送出しない方法)の一例を示す。送信装置1では、2D番組が始まる時間の1.0秒前を3D/2D切替時刻とし、仮に時刻T6とする。3D番組ストリームは、切替時刻T6を基準として2D番組のPMT送出予定時刻の0.5秒以上前から黒画面またはフリーズ表示されても良いような静止画を送出する。音声は無音を送出する。3D番組ストリームのエンコーダは切替時刻T6より1秒以上前から映像は静止画、音声は無音を送出し始める。2D番組のPMTは切替時刻T6より1〜0.2秒前から送出を始める。切替時刻T6になったら送信装置1(情報を多重するマルチプレクス部(多重化部))では3D番組用ストリームの多重化をやめて2D番組用ストリームの多重化を始める。3D番組用ストリームの送出は切替時刻直前にGOPの末尾として終了することとする。2D番組用ストリームに切り替えられた後、出来るだけ早く2D番組のsequence_headerを送ることとする。2D番組の開始時刻(例えば切替時刻の1.0秒後)までは、映像は静止画、音声は無音の送出を続ける。T5+1秒後から2D番組の本番組がスタートする。
FIG. 61 shows an example of a simple transmission / reception method (method of not sending sequence_end_code) when switching from a 3D program to a 2D program. In the
受信装置4ではシームレス切替対応受信機も未対応受信機と同様に以下のように信号処理することとする。新たなバージョンのPMTを取得し、PMT記述子の内容により3D番組から2D番組への切替えであることを判別したら、映像復号部30で映像はフリーズまたは黒画面、音声復号部31で音声はミュートする。(映像のフリーズまたは黒画面の処理は映像変換処理部32で行ってもよい。)映像復号部30は映像デコードを停止する。映像変換処理部32は2D放送に適切な表示に切り替え、表示装置3501と3D視聴補助装置3502に対する3D視聴のための処理も停止する。このタイミングで表示を切り替えることにより、2Dで表示すべき映像を3D形式で表示することによる異常な映像表示を防止することが可能である。多重分離部29は3D番組のES_PIDを持つストリームの受信を停止し、2D番組のES_PIDを持つストリームをデコーダバッファに入力するように設定する。例えばsequence_headerモニタレジスタをチェックするなどして、CPU21が2D番組ストリームの入力を監視して待つ。2D番組用ストリームのsequence_headerを取得したら映像復号部30と音声復号部31は2D番組のデコードを開始し、正常な映像・音声出力が出力可能な状態になったら、映像のフリーズまたは黒画面、音声ミュートを解除する。3D番組のMUX方法および表示方法については3D種別に応じて、図54もしくは図58と同様とすればよい。なお、以上の例で述べた制御タイミングの時刻は上記に限らずとも同様の効果が得られれば良い。
In the receiving
なお、図61に示す送受信方法は、side-by-side方式、top-and-bottom方式、3D2視点別ストリーム伝送方式のいずれの伝送方式でも適用可能である。 Note that the transmission / reception method shown in FIG. 61 can be applied to any transmission method of the side-by-side method, the top-and-bottom method, and the 3D2 viewpoint-specific stream transmission method.
図62は2D番組から3D番組に切り替える際に,3D番組詳細記述子の内容を検出して、3D放送に切り替わる旨のメッセージを表示する制御の一例を示す。送信装置1では番組切り替わり前のPMTに3D番組詳細記述子を挿入して多重化する。例えば3D番組開始の1秒前からとしているが一例であり、次の番組へ切り替わるまでに十分な処理時間が確保できる秒数であれば良い。受信装置4ではこのPMTを受信したタイミングで次の番組が3D番組であると判断し、画面上に例えば図30から図34に示すいずれかのメッセージ、ユーザー応答受信オブジェクトを表示する。ユーザーが3D視聴準備が完了し、かつ3D放送が開始されていれば、映像変換処理部32はメッセージを消去し、3D表示へ切り替える。3D放送が開始されたかどうかは例えばsequence_headerを受信したかどうかで判断する。このように判定することによりユーザーに2D映像を3D表示してしまうといった異常な映像を見せることを回避でき、また、誤操作によって2D映像視聴と3D映像視聴を誤って設定することを回避することが可能となる。本例は3D方式種別は問わず、どの3D方式の番組に対しても同様の操作が可能で同様の効果が得られる。
FIG. 62 shows an example of control for detecting the content of the 3D program detail descriptor and displaying a message indicating switching to 3D broadcasting when switching from a 2D program to a 3D program. The
図63は3D番組から2D番組に切り替える際に,3D番組詳細記述子の内容を検出して、2D放送に切り替わる旨のメッセージを表示する制御の一例を示す。送信装置1では番組切り替わり前のPMTに3D番組詳細記述子を挿入せずに多重化する。例えば3D番組終了の1秒前からとしているが一例であり、次の番組へ切り替わるまでに十分な処理時間が確保できる秒数であれば良い。受信装置4ではこのPMTを受信したタイミングで次の番組が2D番組であると判断し、画面上に例えば3D番組が終了する旨を示すメッセージ、ユーザー応答受信オブジェクトを表示する。このメッセージの静止画の表示フォーマットはその時出力している3D方式種別に合わせて表示する。ユーザーが3D視聴状態を終了すれば、映像変換処理部32はメッセージを消去し、以降2D表示を行う。ユーザーが3D視聴状態を終了したかどうかは例えばリモコンでのユーザーメニュー操作などで判断する。あるいはメッセージを表示するタイミングで映像変換処理部32は2D表示に切り替えてメッセージの表示フォーマットを2Dとしても良い。このように処理することによりユーザーに2D映像を3D表示してしまうといった異常な映像を見せることを回避でき、また、誤操作によって2D映像視聴と3D映像視聴を誤って設定することを回避することが可能となる。本例は3D方式種別は問わず、どの3D方式の番組に対しても同様の操作が可能で同様の効果が得られる。
FIG. 63 shows an example of control for detecting the content of the 3D program detail descriptor and displaying a message to switch to 2D broadcasting when switching from a 3D program to a 2D program. The
3D/2Dの放送が切り替わる際にメッセージかつ/またはユーザー応答受信オブジェクトを表示するかどうかを、ユーザーが機能メニューから設定可能なようにしても良い。それによりユーザーは嗜好に応じて3D番組開始時の処理を選択でき、利便性が向上する。あるいはPMTが更新されたタイミングで例えば3D視聴補助装置が発信するユーザー装着完了信号により、前記3D視聴準備状態を判定する方法や、撮像装置でユーザーの視聴状態を撮影し、前記撮影結果から画像認識やユーザーの顔認識を行い、3D視聴補助装置を着用していることを判定することで、ユーザーが3D視聴補助装置3502を装着しているかどうかを判断して表示するかどうかを決定しても良い。それによりユーザーは必要な時のみメッセージ表示で装着を促されることで、利便性が向上する。
Whether or not to display a message and / or a user response reception object when 3D / 2D broadcasting is switched may be set by the user from a function menu. Thereby, the user can select the process at the start of the 3D program according to the preference, and the convenience is improved. Alternatively, for example, a method for determining the 3D viewing preparation state based on a user wearing completion signal transmitted by the 3D viewing assistance device at the timing when the PMT is updated, or the user's viewing state is photographed by the imaging device, and image recognition is performed from the photographing result Even if the user recognizes the face and determines that the user wears the 3D
同一放送において異なる3D種別のストリームの切り替わりが発生する場合においても上述した切替方法と同様に処理を行うことで、映像ソースの種別と表示方法が一致しない区間を作ることなく番組の切り替えが可能であり、2Dの映像を3Dの表示方法で表示するといった異常な映像表示を防止可能である。 Even when switching between different 3D type streams occurs in the same broadcast, it is possible to switch programs without creating a section in which the type of video source does not match the display method by performing the same processing as the switching method described above. Yes, it is possible to prevent abnormal video display such as displaying a 2D video by a 3D display method.
1 送信装置
2 中継装置
3 ネットワーク
4 受信装置
10 記録再生部
11 ソース発生部
12 エンコード部
13 スクランブル部
14 変調部
15 送信アンテナ部
16 管理情報
17 暗号化部
18 通信路符号化部
19 ネットワークI/F部
21 CPU
22 汎用バス
23 チューナ
24 デスクランブラ
25 ネットワークI/F
26 記録媒体
27 記録再生部
29 多重分離部
30 映像復号部
31 音声復号部
32 映像変換処理部
33 制御信号送受信部
34 タイマー
41 映像出力部
42 音声出力部
43 制御信号出力部
44 機器制御信号送信
45 ユーザー操作入力
46 高速デジタルインタフェース
47 ディスプレイ
48 スピーカ
51 システム制御部
52 ユーザー指示受信部
53 機器制御信号送信部
54 番組情報解析部
55 時間管理部
56 ネットワーク制御部
57 復号制御部
58 記録再生制御部
59 選局制御部
60 OSD作成部
61 映像変換制御部
DESCRIPTION OF
22 General-
26 Recording medium 27 Recording / reproducing
Claims (6)
受信する番組コンテンツが3D映像番組か2D映像番組コンテンツかを識別する第1の識別情報と、映像番組コンテンツの開始位置を識別する第2の識別情報と、該番組コンテンツとが含まれる前記デジタル信号を受信する受信部と、
受信した前記第1の識別情報により、受信する番組コンテンツが3D映像番組コンテンツであるか2D映像番組コンテンツであるかを判定する制御部と、
前記受信部で受信する番組コンテンツについて、前記制御部の判定結果に応じて、前記番組コンテンツの映像を復号して、所定の表示映像フォーマットまたは出力映像フォーマットに変換して出力する復号・変換部とを備え、
前記制御部は、前記受信部で受信する番組コンテンツについて、前記第1の識別情報により、3D映像番組コンテンツであるか2D映像番組コンテンツであるかを判定し、2D映像番組コンテンツから3D映像番組コンテンツへの切り替わりを検出した場合に、前記第2の識別情報により、3D映像番組コンテンツの開始位置を識別することで3D映像番組コンテンツに切り替わったことを判定した後に前記復号・変換部の動作を3D出力映像フォーマットとして出力するように切り替えることを特徴とする受信装置。 A receiving device that receives a digital signal in which 3D video program content and 2D video program content are mixed,
The digital signal including first identification information for identifying whether the program content to be received is a 3D video program or 2D video program content, second identification information for identifying a start position of the video program content, and the program content A receiving unit for receiving
A control unit for determining whether the received program content is 3D video program content or 2D video program content based on the received first identification information;
A decoding / conversion unit that decodes video of the program content according to a determination result of the control unit, converts the program content to a predetermined display video format or output video format, and outputs the program content received by the reception unit; With
The control unit determines whether the program content received by the receiving unit is 3D video program content or 2D video program content based on the first identification information, and determines from the 2D video program content to the 3D video program content. When the switching to the 3D video program content is determined by identifying the start position of the 3D video program content based on the second identification information, the operation of the decoding / conversion unit is changed to 3D. A receiving apparatus that switches to output as an output video format.
受信する番組コンテンツが3D映像番組か2D映像番組かを識別する第1の識別情報と映像番組コンテンツの開始位置を識別する第2の識別情報と、該番組コンテンツとを含むデジタル信号を受信する受信ステップと、
受信した前記デジタル信号を復号し、復号した前記デジタル信号に含まれる番組コンテンツを所定の表示映像フォーマットまたは出力映像フォーマットに変換して出力する出力ステップとを備え、
前記出力ステップでは、前記第1の識別情報により、2D映像番組コンテンツと3D映像番組コンテンツとが切り替わることを検出し、前記第2の識別情報により、3D映像番組コンテンツの開始位置を識別することで3D映像番組コンテンツに切り替わったことを判定した後に、3D出力映像フォーマットとして出力することを特徴とする受信方法。 A receiving method for receiving a digital signal in which 3D video program content and 2D video program content are mixed,
Reception for receiving a digital signal including first identification information for identifying whether the program content to be received is a 3D video program or a 2D video program, second identification information for identifying a start position of the video program content, and the program content Steps,
An output step of decoding the received digital signal, converting the program content included in the decoded digital signal into a predetermined display video format or output video format, and outputting the converted video content;
In the output step, it is detected that the 2D video program content and the 3D video program content are switched by the first identification information, and the start position of the 3D video program content is identified by the second identification information. A reception method comprising: outputting a 3D output video format after determining that the content has been switched to 3D video program content.
受信する番組コンテンツが3D映像番組か2D映像番組かを識別する第1の識別情報と映像番組コンテンツの開始位置を識別する第2の識別情報とを含むデジタル信号を送信するステップと、
送信された前記デジタル信号を受信する受信ステップと、
受信した前記デジタル信号を復号し、復号した前記デジタル信号に含まれる番組コンテンツを所定の表示映像フォーマットまたは出力映像フォーマットに変換して出力する出力ステップとを備え、
前記出力ステップでは、前記第1の識別情報により、2D映像番組コンテンツと3D映像番組コンテンツとが切り替わることを検出し、前記第2の識別情報により、3D映像番組コンテンツの開始位置を識別することで3D映像番組コンテンツに切り替わったことを判定した後に、3D出力映像フォーマットとして出力することを特徴とする送受信方法。 A transmission / reception method for transmitting and receiving a digital signal in which 3D video program content and 2D video program content are mixed,
Transmitting a digital signal including first identification information for identifying whether the program content to be received is a 3D video program or a 2D video program, and second identification information for identifying a start position of the video program content;
Receiving the transmitted digital signal; and
An output step of decoding the received digital signal, converting the program content included in the decoded digital signal into a predetermined display video format or output video format, and outputting the converted video content;
In the output step, it is detected that the 2D video program content and the 3D video program content are switched by the first identification information, and the start position of the 3D video program content is identified by the second identification information. A transmission / reception method comprising: outputting a 3D output video format after determining that the content has been switched to 3D video program content.
受信する番組コンテンツが3D映像番組か2D映像番組コンテンツかを識別する第1の識別情報と、映像番組コンテンツの切り替わりを識別する第2の識別情報と、該番組コンテンツとが含まれる前記デジタル信号を受信する受信部と、
受信した前記第1の識別情報により、受信する番組コンテンツが3D映像番組コンテンツであるか2D映像番組コンテンツであるかを判定する制御部と、
前記受信部で受信する番組コンテンツについて、前記制御部の判定結果に応じて、前記番組コンテンツの映像を復号して、所定の表示映像フォーマットまたは出力映像フォーマットに変換して出力する復号・変換部とを備え、
前記制御部は、前記受信部で受信する番組コンテンツについて、前記第1の識別情報により、3D映像番組コンテンツであるか2D映像番組コンテンツであるかを判定し、前記第2の識別情報により、2D映像番組コンテンツから3D映像番組コンテンツへの切り替わりを検出した場合に、切り替わりを通知するための静止画像を表示することを特徴とする受信装置。 A receiving device that receives a digital signal in which 3D video program content and 2D video program content are mixed,
The first identification information for identifying whether the program content to be received is a 3D video program or 2D video program content, the second identification information for identifying the switching of the video program content, and the digital signal including the program content A receiving unit for receiving;
A control unit for determining whether the received program content is 3D video program content or 2D video program content based on the received first identification information;
A decoding / conversion unit that decodes video of the program content according to a determination result of the control unit, converts the program content to a predetermined display video format or output video format, and outputs the program content received by the reception unit; With
The control unit determines whether the program content received by the receiving unit is 3D video program content or 2D video program content based on the first identification information, and 2D based on the second identification information. A receiving apparatus that displays a still image for notifying switching when detecting switching from video program content to 3D video program content.
受信する番組コンテンツが3D映像番組か2D映像番組かを識別する第1の識別情報と映像番組コンテンツの切り替わりを識別する第2の識別情報とを含むデジタル信号を受信する受信ステップと、
受信した前記デジタル信号を復号し、復号した前記デジタル信号に含まれる番組コンテンツを所定の表示映像フォーマットまたは出力映像フォーマットに変換して出力する出力ステップとを備え、
前記出力ステップでは、前記第1の識別情報により、2D映像番組コンテンツと3D映像番組コンテンツとが切り替わることを検出し、前記第2の識別情報により、2D映像番組コンテンツから3D映像番組コンテンツへの切り替わりを検出した場合に、切り替わりを通知するための静止画像を表示することを特徴とする受信方法。 A receiving method for receiving a digital signal in which 3D video program content and 2D video program content are mixed,
Receiving a digital signal including first identification information for identifying whether the program content to be received is a 3D video program or a 2D video program, and second identification information for identifying switching of the video program content;
An output step of decoding the received digital signal, converting the program content included in the decoded digital signal into a predetermined display video format or output video format, and outputting the converted video content;
In the output step, switching between 2D video program content and 3D video program content is detected by the first identification information, and switching from 2D video program content to 3D video program content is performed by the second identification information. A receiving method characterized by displaying a still image for notifying of switching when detecting.
受信する番組コンテンツが3D映像番組か2D映像番組かを識別する第1の識別情報と映像番組コンテンツの切り替わりを識別する第2の識別情報とを含むデジタル信号を送信するステップと、
送信された前記デジタル信号を受信する受信ステップと、
受信した前記デジタル信号を復号し、復号した前記デジタル信号に含まれる番組コンテンツを所定の表示映像フォーマットまたは出力映像フォーマットに変換して出力する出力ステップとを備え、
前記出力ステップでは、前記第1の識別情報により、2D映像番組コンテンツと3D映像番組コンテンツとが切り替わることを検出し、前記第2の識別情報により、2D映像番組コンテンツから3D映像番組コンテンツへの切り替わりを検出した場合に、切り替わりを通知するための静止画像を表示することを特徴とする送受信方法。 A transmission / reception method for transmitting and receiving a digital signal in which 3D video program content and 2D video program content are mixed,
Transmitting a digital signal including first identification information for identifying whether the program content to be received is a 3D video program or a 2D video program, and second identification information for identifying switching of the video program content;
Receiving the transmitted digital signal; and
An output step of decoding the received digital signal, converting the program content included in the decoded digital signal into a predetermined display video format or output video format, and outputting the converted video content;
In the output step, switching between 2D video program content and 3D video program content is detected by the first identification information, and switching from 2D video program content to 3D video program content is performed by the second identification information. A transmission / reception method characterized by displaying a still image for notifying of switching when detecting a switch.
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