JP2011131710A - 燃料遮断弁 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料遮断弁は、2段構造のフロートの構成において、大きな浮力により安定した閉弁動作を行ない、上部弁体をフロートに対して安定した昇降動作を行うことができこと。
【解決手段】燃料遮断弁10は、ケーシング20と、フロート機構50とを備えている。フロート機構50は、フロート51と、フロート51の上部に昇降可能な上部弁体60とを備えている。フロート51は、収納室51Sを複数に分ける弁部形成部材54を備えている。弁部形成部材54の上部に副弁部55dを有し、スプリング室55Sを形成する収納部55と、収納部55の外壁と上壁52および側壁53の内壁とのスペースを区切る仕切壁56とを有している。仕切壁56は、上方で閉じられている空気室56Saと、係合部52bに隣接して形成された爪挿入切欠56aを通じて上方に開口している連通室56Sbとに区画している。
【選択図】図9
【解決手段】燃料遮断弁10は、ケーシング20と、フロート機構50とを備えている。フロート機構50は、フロート51と、フロート51の上部に昇降可能な上部弁体60とを備えている。フロート51は、収納室51Sを複数に分ける弁部形成部材54を備えている。弁部形成部材54の上部に副弁部55dを有し、スプリング室55Sを形成する収納部55と、収納部55の外壁と上壁52および側壁53の内壁とのスペースを区切る仕切壁56とを有している。仕切壁56は、上方で閉じられている空気室56Saと、係合部52bに隣接して形成された爪挿入切欠56aを通じて上方に開口している連通室56Sbとに区画している。
【選択図】図9
Description
本発明は、燃料タンクの上部に装着され、燃料タンク内の燃料液位に応じて燃料タンクと外部とを連通遮断する燃料遮断弁に関する。
従来、この種の燃料遮断弁として、特許文献1などが知られている。燃料遮断弁は、燃料タンクの上部に装着されており、外部(キャニスタ)に接続される接続通路をその上部に設けたケーシングと、ケーシングの弁室内に燃料液位により浮力を増減して昇降するフロートと、フロートの上部に載置された上部弁体とを備えている。燃料タンクの燃料液位の上昇によりフロートが浮力を増大して、フロートと一体に上部弁体が上昇することで接続通路を閉じて燃料の外部への流出を防止している。このような燃料遮断弁では、接続通路の通路面積が大きい場合に、フロートで接続通路を直接開閉すると、フロートが吸着して再度、開弁する、いわゆる再開弁特性がよくないので、小さい通路面積の通路を有する上部弁体を設けた2段の弁構造としている。こうした上部弁体とフロートの支持機構および係合機構は、フロートの上部をくり抜いた摺動凹所を形成するとともに、上部弁体の下部から突出した係合爪を上記摺動凹所に収納することでガイドし、さらに係合爪をフロートの上部に係合する構成をとっている。
しかし、フロートの上部に形成された支持機構および係合機構は、フロートの下部をくり抜いて形成される浮力室を大きくとることができず、フロートの安定した昇降動作を得ることができないという課題があった。
本発明は、上記従来の技術の問題点を解決することを踏まえ、2段構造のフロートの構成において、大きな浮力により安定した閉弁動作を行うことができるとともに、上部弁体をフロートに対して安定した姿勢で昇降動作を行うことができる燃料遮断弁を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
適用例1は、燃料タンクの上部に装着され、燃料タンクの外部に接続された弁室および該弁室と外部とを接続する接続通路を形成するケーシングと、上記弁室内に昇降可能に配置され上記接続通路を開閉する主弁部を有するフロート機構とを備え、燃料タンク内の燃料液位に応じて上記フロート機構を昇降させることで上記接続通路を開閉する燃料遮断弁において、
上記フロート機構は、
上壁穴を有する上壁と、該上壁の外周部から下方に向けて円筒状に突設され上記上壁とともに収納室を形成する側壁と、上記収納室に配置され上記上壁穴から露出した副弁部を設けた弁部形成部材とを有するフロートと、
上記フロートの上部に昇降可能に載置され、上記主弁部と、該主弁部に貫通形成されるとともに上記接続通路に接続され該接続通路より通路面積の小さい接続孔とを有する上部弁本体とを有し、上記接続孔が上記副弁部により開閉される上部弁体と、
上記フロートに閉弁方向の力を付勢するスプリングと、
を備え、
上記フロートは、上記上壁穴に臨みかつ上記上壁に形成された係合部を有し、
上記上部弁体は、上記上部弁本体から突設され上記係合部に係合することで、上記上部弁体の上下方向への移動を所定範囲内に規制する係合爪を有し、
上記弁部形成部材は、該弁部形成部材の上部に上記副弁部を有し、下方に開口するとともに上記上壁の付近まで延設され上記スプリングを収納するスプリング室を形成する収納部と、該収納部の外壁と上記上壁および側壁の内壁とのスペースを区切る仕切壁とを有し、該仕切壁は、上方で閉じられている空気室と、上記係合部に隣接して形成された爪挿入切欠を通じて上方に開口している連通室とに区画するように構成されていること、
を特徴とする。
適用例1は、燃料タンクの上部に装着され、燃料タンクの外部に接続された弁室および該弁室と外部とを接続する接続通路を形成するケーシングと、上記弁室内に昇降可能に配置され上記接続通路を開閉する主弁部を有するフロート機構とを備え、燃料タンク内の燃料液位に応じて上記フロート機構を昇降させることで上記接続通路を開閉する燃料遮断弁において、
上記フロート機構は、
上壁穴を有する上壁と、該上壁の外周部から下方に向けて円筒状に突設され上記上壁とともに収納室を形成する側壁と、上記収納室に配置され上記上壁穴から露出した副弁部を設けた弁部形成部材とを有するフロートと、
上記フロートの上部に昇降可能に載置され、上記主弁部と、該主弁部に貫通形成されるとともに上記接続通路に接続され該接続通路より通路面積の小さい接続孔とを有する上部弁本体とを有し、上記接続孔が上記副弁部により開閉される上部弁体と、
上記フロートに閉弁方向の力を付勢するスプリングと、
を備え、
上記フロートは、上記上壁穴に臨みかつ上記上壁に形成された係合部を有し、
上記上部弁体は、上記上部弁本体から突設され上記係合部に係合することで、上記上部弁体の上下方向への移動を所定範囲内に規制する係合爪を有し、
上記弁部形成部材は、該弁部形成部材の上部に上記副弁部を有し、下方に開口するとともに上記上壁の付近まで延設され上記スプリングを収納するスプリング室を形成する収納部と、該収納部の外壁と上記上壁および側壁の内壁とのスペースを区切る仕切壁とを有し、該仕切壁は、上方で閉じられている空気室と、上記係合部に隣接して形成された爪挿入切欠を通じて上方に開口している連通室とに区画するように構成されていること、
を特徴とする。
適用例1における燃料遮断弁では、燃料タンク内の燃料液位に応じて、弁室に燃料が入り、フロート機構に浮力を与えて昇降することで、接続通路を開閉する。フロート機構は、フロートと、フロートの上部に昇降可能に載置された上部弁体とを備えている。上部弁体は、係合爪を介してフロートの係合部と係合することで、昇降方向への移動を所定範囲内に規制している。また、フロートは、弁部形成部材によりスプリング室、空気室、連通室に分けられている。スプリング室および空気室は、フロートの上壁の位置まで形成した大きな体積の室であるので、大きな浮力を生じ、安定した昇降動作を行なうことができる。また、連通室は、爪挿入切欠を通じてフロートの上方に開口しているから、燃料が入っても速やかに抜け、昇降動作に支障がない。
[適用例2]
適用例2の空気室と連通室は、周方向に交互に配置されている構成をとることができる。この構成により、フロートの傾きを抑え、安定した姿勢で昇降させることができる。
適用例2の空気室と連通室は、周方向に交互に配置されている構成をとることができる。この構成により、フロートの傾きを抑え、安定した姿勢で昇降させることができる。
[適用例3]
適用例3では、上記上部弁本体は、上板部と、上板部の下面から突設された円筒状のガイド部材とを有し、上記弁部形成部材は、上記収納部との間に、上記ガイド部材を摺動可能に支持するガイド間隙を形成する円筒壁を有する構成をとることができる。この構成において、上部弁体のガイド部材は、フロートのガイド間隙に収納され、上部弁体がフロートの上部から大きく突出していないから、燃料遮断弁10自体の高さを低くでき、燃料タンク内の上部のデッドスペースを小さくできる。
適用例3では、上記上部弁本体は、上板部と、上板部の下面から突設された円筒状のガイド部材とを有し、上記弁部形成部材は、上記収納部との間に、上記ガイド部材を摺動可能に支持するガイド間隙を形成する円筒壁を有する構成をとることができる。この構成において、上部弁体のガイド部材は、フロートのガイド間隙に収納され、上部弁体がフロートの上部から大きく突出していないから、燃料遮断弁10自体の高さを低くでき、燃料タンク内の上部のデッドスペースを小さくできる。
[適用例4]
適用例4の爪挿入切欠は、上記係合爪の周方向への移動を規制する幅で切り欠かれている構成をとることができる。この構成により、爪挿入切欠は、係合爪を昇降方向へガイドする作用を果たすから、フロートに複数の切欠や穴を設ける必要がなく、構成が簡単になる。
適用例4の爪挿入切欠は、上記係合爪の周方向への移動を規制する幅で切り欠かれている構成をとることができる。この構成により、爪挿入切欠は、係合爪を昇降方向へガイドする作用を果たすから、フロートに複数の切欠や穴を設ける必要がなく、構成が簡単になる。
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例について説明する。
(1) 燃料遮断弁10の概略構成
図1は本発明の一実施例にかかる自動車の燃料タンクの上部に取り付けられる燃料遮断弁10の平面図、図2は図1の2−2線に沿った断面図である。図2において、燃料タンクFTは、その表面がポリエチレンを含む複合樹脂材料から形成されており、そのタンク上壁FTaに取付穴FTbが形成されている。タンク上壁FTaには、燃料遮断弁10がその下部を取付穴FTbに突入した状態にて取り付けられている。燃料遮断弁10は、給油時に燃料タンク内の燃料が所定液位まで上昇したときにキャニスタへの流出を規制するとともにオートストップを機能させ、その後、所定量の追加給油だけを許容したものである。燃料遮断弁10は、ケーシング20と、フロート機構50と、スプリング70とを主要な構成として備えている。ケーシング20は、ケーシング本体30と、底板35と、蓋体40とを備え、ケーシング本体30と底板35とにより囲まれたスペースが弁室20Sになっており、この弁室20Sにスプリング70に支持されたフロート機構50が収納されている。
図1は本発明の一実施例にかかる自動車の燃料タンクの上部に取り付けられる燃料遮断弁10の平面図、図2は図1の2−2線に沿った断面図である。図2において、燃料タンクFTは、その表面がポリエチレンを含む複合樹脂材料から形成されており、そのタンク上壁FTaに取付穴FTbが形成されている。タンク上壁FTaには、燃料遮断弁10がその下部を取付穴FTbに突入した状態にて取り付けられている。燃料遮断弁10は、給油時に燃料タンク内の燃料が所定液位まで上昇したときにキャニスタへの流出を規制するとともにオートストップを機能させ、その後、所定量の追加給油だけを許容したものである。燃料遮断弁10は、ケーシング20と、フロート機構50と、スプリング70とを主要な構成として備えている。ケーシング20は、ケーシング本体30と、底板35と、蓋体40とを備え、ケーシング本体30と底板35とにより囲まれたスペースが弁室20Sになっており、この弁室20Sにスプリング70に支持されたフロート機構50が収納されている。
(2) 燃料遮断弁10の各部の構成
(2)−1 ケーシング20
図3は燃料遮断弁を分解して示す断面図である。図3において、ケーシング20は、ケーシング本体30と、ケーシング本体30の下部に装着された底板35と、ケーシング本体30の上部に装着された蓋体40とを備えている。ケーシング本体30は、天井壁部32と、この天井壁部32から下方へ円筒状に延設された側壁部33とを備え、天井壁部32、側壁部33、および底板35とに囲まれたカップ状の弁室20Sを形成し、その下部を下開口30aとしている。天井壁部32の中央部には、弁室20Sに接続する接続通路32aが貫通しており、接続通路32aの弁室20S側が環状のシール部32bになっている。側壁部33の下部には、燃料タンクFT内と弁室20Sとを接続する第1導入孔33aが形成され、また、その上方に第2導入孔33bが形成されている。さらに、側壁部33の下部には、係合爪33cが形成されている。係合爪33cは、底板35を取り付けるためのものである。
(2)−1 ケーシング20
図3は燃料遮断弁を分解して示す断面図である。図3において、ケーシング20は、ケーシング本体30と、ケーシング本体30の下部に装着された底板35と、ケーシング本体30の上部に装着された蓋体40とを備えている。ケーシング本体30は、天井壁部32と、この天井壁部32から下方へ円筒状に延設された側壁部33とを備え、天井壁部32、側壁部33、および底板35とに囲まれたカップ状の弁室20Sを形成し、その下部を下開口30aとしている。天井壁部32の中央部には、弁室20Sに接続する接続通路32aが貫通しており、接続通路32aの弁室20S側が環状のシール部32bになっている。側壁部33の下部には、燃料タンクFT内と弁室20Sとを接続する第1導入孔33aが形成され、また、その上方に第2導入孔33bが形成されている。さらに、側壁部33の下部には、係合爪33cが形成されている。係合爪33cは、底板35を取り付けるためのものである。
底板35は、ケーシング本体30の下開口30aを閉じる部材であり、その外周部に形成された係合爪35aをケーシング本体30の係合爪33cに係合することにより、ケーシング本体30の下開口30aを閉じるように装着される。底板35には、連通孔35bが貫通形成されている。連通孔35bは、燃料タンク内と弁室20Sとを連通し弁室20S内に燃料を流入させるための孔である。また、底板35の上部には、スプリング70を支持するスプリング支持部35cが形成されている。
蓋体40は、蓋本体41と、蓋本体41の中央から一方の側方へ突出した管体部42とを備え、これらを一体に形成している。管体部42内は、断面円形の管通路42aとなっている。管通路42aの一端は、接続通路32aを通じてケーシング本体30の弁室20Sに接続され、他端はキャニスタ(図示省略)側に接続される。蓋本体41は、その外周部にフランジ41aを備えている。フランジ41aは、ケーシング本体30の内側溶着用フランジ30bを溶着する内側溶着端41bと、内側溶着端41bの外周部に延設され燃料タンクFTのタンク上壁FTa(図2)に溶着される外側溶着部41cとを備えている。
(2)−2 フロート機構50
図4はフロート機構50を示す斜視図、図5はフロート機構50を一部破断して分解した斜視図、図6は図4の6−6線に沿いかつ分解して示す断面図、図7は図4の7−7線に沿った断面図である。フロート機構50は、弁室20S(図2)内に収納されており、フロート51と、フロート51の上部に載置された上部弁体60とを備えている。
図4はフロート機構50を示す斜視図、図5はフロート機構50を一部破断して分解した斜視図、図6は図4の6−6線に沿いかつ分解して示す断面図、図7は図4の7−7線に沿った断面図である。フロート機構50は、弁室20S(図2)内に収納されており、フロート51と、フロート51の上部に載置された上部弁体60とを備えている。
図5および図6において、フロート51は、上壁穴52aを有する円板形状の上壁52と、上壁52の外周部から下方に向けて円筒状に突設された側壁53とを備え、下方に解放した収納室51S(図5)を形成している。上壁52には、上壁穴52aに臨んで、上壁穴52aの開口周縁の一部を切り欠いた係合部52bが形成されている。側壁53には、ガイド突条53aが上下方向に沿いかつ周方向に等間隔にほぼリブ状で8箇所形成されており、その外周端がケーシング本体30(図3)の内壁に倣うように弁室20Sの内径より僅かに小さい外径に形成されている。ガイド突条53aは、ケーシング本体30の内壁に摺動することでフロート51が昇降する際の傾きを防止するようにガイドする。
図6に示すように、フロート51の収納室51Sには、一体に形成された弁部形成部材54が配置されている。弁部形成部材54は、収納室51Sを複数の室に区画しており、収納部55、仕切壁56、円筒壁57を備えている。収納部55は、側壁53と同心円上に配置された下内筒体55aと、下内筒体55aの上方に配置された上円筒体55bと、下内筒体55aを縮径するように連結する連結壁55cと、上円筒体55bの上部を塞ぐ副弁部55dとを備えている。収納部55の内側スペースは、スプリング室55Sとなっており、下内筒体55aで囲まれる下室55Saと、上円筒体55bで囲まれる上室55Sbとなっている。スプリング室55Sは、スプリング70を収納しており、スプリング支持部35c(図3)に載置されたスプリング70の上端を連結壁55cで支持することで、フロート51を上方へ付勢している。副弁部55dは、後述する上部弁体60の接続孔65cを開閉するものである。副弁部55dは、上壁穴52aに露出している。
図8は図7の8−8線に沿った断面図である。図6、図7および図8に示すように仕切壁56は、収納部55の外壁と側壁53の内壁との間を連結することで、収納部55と側壁53および円筒壁57との間のスペースを区画する部材であり、周方向へ90゜の間隔で4箇所、放射状に配置されている。仕切壁56、上壁52、側壁53で仕切られたスペースは、空気室56Saと連通室56Sbが交互に配置された4つの室となっている。図7に示すように空気室56Saは、下方に開口し、上方に閉じられている。また、図6に示すように、連通室56Sbは、下方に開口するとともに、爪挿入切欠56aに切欠きされることにより、上方に連通している。
図7および図8に示すように、円筒壁57は、上壁穴52aの開口周縁部から下方に円筒状に形成され、収納部55の連結壁55cに連結され、収納部55の上円筒体55bとの間にガイド間隙57Saを形成している。ガイド間隙57Saは、後述するように、上部弁体60を上下方向にガイドするための間隙である。
図5および図6において、上部弁体60は、再開弁特性を改善するための弁であり、フロート51の上部に昇降可能に支持されており、上部弁本体61と、上部弁本体61に装着されたゴム弁体65と、上部弁本体61とフロート51との間に介在するスプリング68とを備えている。上部弁本体61は、円板状の上板部62と、上板部62の外周から円筒状に突設されたガイド部材63と、係合爪64とを備えている。ガイド部材63は、上板部62の下面から突設された円筒63aと、円筒63aの外周部に形成された複数のガイド突条63bとを備えている。ガイド部材63は、フロート51のガイド間隙57Saに挿入されることで上部弁体60を昇降方向にガイドする。係合爪64は、上板部62の外周部から下方に2箇所片持ちであって、円筒63aと所定間隙を隔て配置されることで撓むように形成されており、爪挿入切欠56aに挿入されるとともに、その外周部へ向けて突出した先端部が爪係合部52cに係合することにより、上部弁体60がフロート51に対して所定距離の範囲内で昇降可能なように配置されている。
図5において、上部弁本体61の中央部には、上板部62の支持孔62aが形成され、その開口周縁部が弁保持端62bになっている。弁保持端62bにゴム弁体65が装着されている。ゴム弁体65は、弁保持端62bに圧入支持される支持基部65aと、支持基部65aの外周部に形成された主弁部65bと、支持基部65aを貫通する接続孔65cと、接続孔65cの下部に形成された下部シート部65dとを備えている。接続孔65cは、接続通路32aより通路面積の小さい通路面積に形成されている。ゴム弁体65は、主弁部65bが図3に示す接続通路32aのシール部32bに接離するとともに、下部シート部65dがフロート51の副弁部55dに接離することで接続孔65cを介して接続通路32aを開閉する。図6に示すように、スプリング68は、ガイド部材63の円筒63aの内周側であって、ガイド間隙57Sa内に配置され、下部シート部65dが接続孔65cを開かない程度のスプリング力で上部弁体60を上方へ付勢している。
(3) 燃料遮断弁10の給油時における動作
図9に示す燃料遮断弁10の開弁状態から、図示しない給油ガンにより燃料タンクFTに燃料が供給されると、燃料タンクFT内の上部に溜まっていた燃料蒸気は、燃料タンクFT内の燃料液位の上昇につれて、主に側壁部33の第1導入孔33aを通じて、さらに弁室20S、接続通路32a、管通路42aを通じてキャニスタ側へ逃がされる。
図9に示す燃料遮断弁10の開弁状態から、図示しない給油ガンにより燃料タンクFTに燃料が供給されると、燃料タンクFT内の上部に溜まっていた燃料蒸気は、燃料タンクFT内の燃料液位の上昇につれて、主に側壁部33の第1導入孔33aを通じて、さらに弁室20S、接続通路32a、管通路42aを通じてキャニスタ側へ逃がされる。
燃料タンクFT内の燃料液位が上昇するにつれて、液体燃料は、連通孔35bを通じて弁室20Sに流入して、フロート機構50の浮力を増大させる。そして、図10に示すように、燃料タンクFT内の燃料液位が第1液位FL1に達すると、燃料は第1導入孔33aを塞ぐことにより、燃料タンクFT内のタンク内圧が上昇する。この状態では、タンク内圧と弁室20S内の圧力との差圧が大きくなり、液体燃料が第1導入孔33a、連通孔35bを通じて、弁室20Sに流れ込み、燃料液位が弁室20S内を上昇する。弁室20S内の燃料液位が所定高さに達すると、フロート機構50の浮力およびスプリング70の荷重による上方への力と、フロート機構50の自重による下方への力との釣り合いによって、前者が後者を上回りフロート機構50が一体になって上昇して、上部弁体60のゴム弁体65の主弁部65bがシール部32bに着座して接続通路32aを閉じる。このとき、インレットパイプ内に燃料が溜まり、給油ガンに燃料が触れると、オートストップを働かせる。これにより、燃料タンクへの給油の際等に、燃料タンクから燃料蒸気を逃がすとともに燃料が燃料タンク外へ流出するのを防止することができる。
そして、上部弁体60の主弁部65bは、シール部32bに着座すると、シール部32bと密着する力で保持され、上部弁体60に加わる下方への力が低減される。そして、図11に示すように、上部弁体60の下方への力が低減されると、スプリング68のスプリング力がフロート51を下げる力となる。この力により、フロート51が上部弁体60と離れて下降する。フロート51の下降により、副弁部55dは、下部シート部65dから離れて接続孔65cを開く。接続孔65cの連通により上部弁体60の下方の圧力は、接続通路32aの付近と同じ圧力になり、上部弁体60の両面で受ける圧力が低減する。そして、図12に示すように、上部弁体60が下がり、主弁部65bがシール部32bから離れて、接続通路32aが開かれる。これにより、追加給油が可能な状態になる。追加給油により、燃料液位が上昇して、第2液位FL2に達して第2導入孔33bを塞ぐと、再度、図10に示すように、燃料タンクFT内のタンク内圧が上昇し、タンク内圧と弁室20S内の圧力との差圧が大きくなり、液体燃料が第1導入孔33a、連通孔35bを通じて、弁室20Sに流れ込み、フロート機構50が上昇して、上部弁体60のゴム弁体65の主弁部65bがシール部32bに着座して接続通路32aを閉じる。これにより、再度、オートストップを働かせ、追加給油ができなくなる。
(4) 燃料遮断弁10の作用効果
上記実施例にかかる燃料遮断弁10により、以下の作用・効果を奏する。
上記実施例にかかる燃料遮断弁10により、以下の作用・効果を奏する。
(4)−1 図7に示すように、フロート51のスプリング室55Sおよび空気室56Saは、フロート51の上壁52の位置まで形成した大きな体積の室であるので、大きな浮力を生じ、安定した昇降動作を行なうことができる。したがって、大きな浮力を得るためにフロートを肉厚にすることもなく、これに伴う樹脂ヒケなどの不具合もない。
(4)−2 図5に示すように上部弁体60のガイド部材63は、フロート51のガイド間隙57Saに収納され、上部弁体60がフロート51の上部から大きく突出していないから、燃料遮断弁10自体の高さを低くでき、燃料タンクFT内の上部のデッドスペースを小さくできる。
(4)−3 上部弁体60のガイド部材63は、フロート51のガイド間隙57Saに挿入されているので、上部弁体60は、フロート51に対するガタツキが少なくなり、接続通路32aを確実に閉じることができ、液漏れがし難くなる。
(4)−4 図9に示すように、フロート51の側壁53の高さは、弁室20Sの上部近くまで形成され、ガイド突条53aを介して側壁部33でガイドされるので、つまり、フロート51の軸方向のほぼ全長にわたってガイドされるので、フロート51は、ガタツキの少ない安定した昇降動作を得ることができる。
(4)−5 図6に示すように、フロート51の連通室56Sbは、爪挿入切欠56aを通じてフロート51の上方に開口しているから、燃料が入っても速やかに抜けるので、昇降動作に支障がない。しかも、爪挿入切欠56aは、上部弁体60の係合爪64との係合および昇降方向へのガイドの作用も兼用しているので、フロート51に複数の切欠や穴を設ける必要がなく、構成が簡単になる。
(4)−6 車両の揺動や燃料タンクFTの横波などにより、燃料遮断弁10の周辺のタンク内圧が急激に上昇すると、燃料蒸気が弁室20Sの下部スペースからフロート51の下部から大きな流速で当たる場合がある。このような大きな流速の燃料蒸気は、連通室56Sbから、爪挿入切欠56a、ガイド間隙57Saを通り、さらに弁室20Sの上部スペースに抜ける。連通室56Sb、爪挿入切欠56aおよびガイド間隙57Saは、フロート51内にて気流の流れる上方に向けて開口しており、気流によるフロート51を上昇させる力が低減される。よって、急激な気流の増大によりフロート機構50が接続通路32aを閉じることがなく、燃料遮断弁10は、安定した閉弁液位で閉弁する。
(4)−7 給油時に、図10および図11に示すように、燃料遮断弁10は、第1導入孔33aを塞ぐ第1液位FL1にてオートストップを作動させ、さらに第2導入孔33bを塞ぐ第2液位FL2にて、再度、フロート機構50にて接続通路32aを閉じることで、追加給油ができなくする。このとき、上部弁体60の主弁部65bは、シール部32bに着座してシール部32bと密着する力で保持されると、スプリング68が上部弁体60を上方へ支持する力により、フロート51を下方へ下げる力となる。この力により、フロート51が上部弁体60と離れて下降して、開弁し、さらに上部弁体60を下降させる。よって、速やかに追加給油が可能に再開弁する。
(5) 他の実施例
この発明は上記実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記実施例にかかる燃料遮断弁は、給油時の満タン液位であるときに接続通路を閉じる満タン規制バルブに用いたが、これに限らず、車両の傾斜時などに燃料タンクの流出を防止するロールオーバーバルブに用いてもよい。
この発明は上記実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記実施例にかかる燃料遮断弁は、給油時の満タン液位であるときに接続通路を閉じる満タン規制バルブに用いたが、これに限らず、車両の傾斜時などに燃料タンクの流出を防止するロールオーバーバルブに用いてもよい。
10…燃料遮断弁
20…ケーシング
20S…弁室
30…ケーシング本体
30a…下開口
30b…内側溶着用フランジ
32…天井壁部
32a…接続通路
32b…シール部
33…側壁部
33a…第1導入孔
33b…第2導入孔
33c…係合爪
35…底板
35a…係合爪
35b…連通孔
35c…スプリング支持部
40…蓋体
41…蓋本体
41a…フランジ
41b…内側溶着端
41c…外側溶着部
42…管体部
42a…管通路
50…フロート機構
51…フロート
51S…収納室
52…上壁
52a…上壁穴
52b…係合部
52c…爪係合部
53…側壁
53a…ガイド突条
54…弁部形成部材
55…収納部
55S…スプリング室
55Sa…下室
55Sb…上室
55a…下内筒体
55b…上円筒体
55c…連結壁
55d…副弁部
56…仕切壁
56Sa…空気室
56Sb…連通室
56a…爪挿入切欠
57…円筒壁
57Sa…ガイド間隙
60…上部弁体
61…上部弁本体
62…上板部
62a…支持孔
62b…弁保持端
63…ガイド部材
63a…円筒
63b…ガイド突条
64…係合爪
65…ゴム弁体
65a…支持基部
65b…主弁部
65c…接続孔
65d…下部シート部
68…スプリング
70…スプリング
FT…燃料タンク
FTa…タンク上壁
FTb…取付穴
20…ケーシング
20S…弁室
30…ケーシング本体
30a…下開口
30b…内側溶着用フランジ
32…天井壁部
32a…接続通路
32b…シール部
33…側壁部
33a…第1導入孔
33b…第2導入孔
33c…係合爪
35…底板
35a…係合爪
35b…連通孔
35c…スプリング支持部
40…蓋体
41…蓋本体
41a…フランジ
41b…内側溶着端
41c…外側溶着部
42…管体部
42a…管通路
50…フロート機構
51…フロート
51S…収納室
52…上壁
52a…上壁穴
52b…係合部
52c…爪係合部
53…側壁
53a…ガイド突条
54…弁部形成部材
55…収納部
55S…スプリング室
55Sa…下室
55Sb…上室
55a…下内筒体
55b…上円筒体
55c…連結壁
55d…副弁部
56…仕切壁
56Sa…空気室
56Sb…連通室
56a…爪挿入切欠
57…円筒壁
57Sa…ガイド間隙
60…上部弁体
61…上部弁本体
62…上板部
62a…支持孔
62b…弁保持端
63…ガイド部材
63a…円筒
63b…ガイド突条
64…係合爪
65…ゴム弁体
65a…支持基部
65b…主弁部
65c…接続孔
65d…下部シート部
68…スプリング
70…スプリング
FT…燃料タンク
FTa…タンク上壁
FTb…取付穴
Claims (4)
- 燃料タンク(FT)の上部に装着され、燃料タンク(FT)の外部に接続された弁室(20S)および該弁室(20S)と外部とを接続する接続通路(32a)を形成するケーシング(20)と、上記弁室(20S)内に昇降可能に配置され上記接続通路(32a)を開閉する主弁部(65b)を有するフロート機構(50)とを備え、燃料タンク(FT)内の燃料液位に応じて上記フロート機構(50)を昇降させることで上記接続通路(32a)を開閉する燃料遮断弁において、
上記フロート機構(50)は、
上壁穴(52a)を有する上壁(52)と、該上壁(52)の外周部から下方に向けて円筒状に突設され上記上壁(52)とともに収納室(51S)を形成する側壁(53)と、上記収納室(51S)に配置され上記上壁穴(52a)から露出した副弁部(55d)を設けた弁部形成部材(54)とを有するフロート(51)と、
上記フロート(51)の上部に昇降可能に載置され、上記主弁部(65b)と、該主弁部(65b)に貫通形成されるとともに上記接続通路(32a)に接続され該接続通路(32a)より通路面積の小さい接続孔(65c)とを有する上部弁本体(61)とを有し、上記接続孔(65c)が上記副弁部(55d)により開閉される上部弁体(60)と、
上記フロート(51)に閉弁方向の力を付勢するスプリング(70)と、
を備え、
上記フロート(51)は、上記上壁穴(52a)に臨みかつ上記上壁(52)に形成された係合部(52b)を有し、
上記上部弁体(60)は、上記上部弁本体(61)から突設され上記係合部(52b)に係合することで、上記上部弁体(60)の上下方向への移動を所定範囲内に規制する係合爪(64)を有し、
上記弁部形成部材(54)は、該弁部形成部材(54)の上部に上記副弁部(55d)を有し、下方に開口するとともに上記上壁(52)の付近まで延設され上記スプリング(70)を収納するスプリング室(55S)を形成する収納部(55)と、該収納部(55)の外壁と上記上壁(52)および側壁(53)の内壁とのスペースを区切る仕切壁(56)とを有し、該仕切壁(56)は、上方で閉じられている空気室(56Sa)と、上記係合部(52b)に隣接して形成された爪挿入切欠(56a)を通じて上方に開口している連通室(56Sb)とに区画するように構成されていること、
を特徴とする燃料遮断弁。 - 請求項1に記載の燃料遮断弁において、
上記空気室(56Sa)と上記連通室(56Sb)は、周方向に交互に配置されている燃料遮断弁。 - 請求項1または請求項2に記載の燃料遮断弁において、
上記上部弁本体(61)は、上板部(62)と、上板部(62)の下面から突設された円筒状のガイド部材(63)とを有し、
上記弁部形成部材(54)は、上記収納部(55)との間に、上記ガイド部材(63)を摺動可能に挿入するガイド間隙(57Sa)を形成する円筒壁(57)を有する燃料遮断弁。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の燃料遮断弁において、
上記爪挿入切欠(56a)は、上記係合爪(64)の周方向への移動を規制する幅で切り欠かれている燃料遮断弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009292458A JP2011131710A (ja) | 2009-12-24 | 2009-12-24 | 燃料遮断弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009292458A JP2011131710A (ja) | 2009-12-24 | 2009-12-24 | 燃料遮断弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011131710A true JP2011131710A (ja) | 2011-07-07 |
Family
ID=44344931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009292458A Pending JP2011131710A (ja) | 2009-12-24 | 2009-12-24 | 燃料遮断弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011131710A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170068385A (ko) * | 2015-12-09 | 2017-06-19 | 가부시키가이샤 파이오락꾸스 | 연료 탱크용 밸브 장치 |
KR102213926B1 (ko) * | 2020-02-13 | 2021-02-09 | (주)동희산업 | 차량용 연료탱크의 밸브 조립체 |
-
2009
- 2009-12-24 JP JP2009292458A patent/JP2011131710A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170068385A (ko) * | 2015-12-09 | 2017-06-19 | 가부시키가이샤 파이오락꾸스 | 연료 탱크용 밸브 장치 |
KR102591385B1 (ko) * | 2015-12-09 | 2023-10-19 | 가부시키가이샤 파이오락꾸스 | 연료 탱크용 밸브 장치 |
KR102213926B1 (ko) * | 2020-02-13 | 2021-02-09 | (주)동희산업 | 차량용 연료탱크의 밸브 조립체 |
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