JP2011191346A - 光変調器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】分極を反転しない領域と反転する領域を有する基板と、その側部に溝部が形成された第1及び第2の光導波路とを備えた光導波路を具備し、第1及び第2の光導波路を伝搬する光と、中心導体及び接地導体からなる進行波電極を伝搬する電気信号が相互作用する相互作用部が、互いに異なる方向に分極した第1及び第2の相互作用部を含み、中心導体は第1及び第2の相互作用部で第1もしくは第2の光導波路に対向し、第1及び第2の相互作用部で第1及び第2の光導波路を伝搬する光の位相を変調する光変調器であって、第1及び第2の相互作用部の間に光導波路シフト部を設け、第1及び第2の相互作用部にて、中心導体及び接地導体と、第1及び第2の光導波路の相対位置が入れ替わるようにし、相互作用部における中心導体は直線でなり、光導波路シフト部にて中心導体の下方以外に溝部が形成される。
【選択図】図1
Description
特許文献1にはz−カットLN基板に分極反転を適用してゼロチャープ光変調器を実現した、いわゆる分極反転ゼロチャープ光変調器が開示されている。また、特許文献2にはz−カットLN基板にプレーナ光導波路を形成した、いわゆるプレーナ型LN変調器が開示されている。そしてこのプレーナ型LN変調器を例として用いて構成した分極反転ゼロチャープLN変調器を第1の従来技術として、図6にその上面図を示す。また、図6のA−A´における断面図を図7に示す。
特許文献1では分極反転ゼロチャープを実現するための考え方を提案しているだけであり、光導波路の構造に依存しているわけではない。つまり、適用する光導波路としてはプレーナ型でもリッジ型でもよい。
本発明の第1の実施形態を図1に示す。本発明では高周波電気信号と光とが相互作用する相互作用部には第2の従来技術として示した図9のリッジ構造を適用する。つまり図1のD−D´における断面図は図9と同じである。図1の領域Iに相当する箇所を拡大した上面図を図2に示す。
図4に本発明の第2実施形態の上面図を示す。また、図4では進行波電極を省略して示している。図中、1aと1cはz−カットLN基板の分極を反転していない領域(非分極反転領域)、1bはz−カットLN基板の分極を反転した領域(分極反転領域)である。30はマッハツェンダ光導波路、30a、30bはマッハツェンダ光導波路を構成する2本のアーム(第1の光導波路と第2の光導波路)である。12a、12b、12c、12d、12e、12fはリッジの溝部である。本発明においてもリッジの溝部12a、12d、12eが一続きではなく、互いに分断されている。
図5に本発明における第3の実施形態の上面図を示す。これまでの実施形態における説明では、進行波電極4を省いて説明してきたが、説明をわかりやすくするためにこの第3の実施形態では逆に中心導体4a´、接地導体4b´、4c´を描いている。
以上においては、リッジ構造を有する分極反転ゼロチャープ型の光変調器として、第1の光導波路と第2の光導波路が長手方法に光導波路シフト部(曲がり部)を各々1つもしくは2つ持つ構造について説明したが、3つあるいはそれ以上光導波路シフト部があってもよいことは言うまでもない。電極としてはCPW構造のほかに非対称コプレーナストリップ(ACPS)などその他の構造でもよい。
1a、1c:非分極反転領域
1b:分極反転領域
2:SiO2バッファ層(バッファ層)
3、30:マッハツェンダ光導波路(光導波路)
3a、30a:マッハツェンダ光導波路を構成する第1の光導波路
3b、30b:マッハツェンダ光導波路を構成する第2の光導波路
3a´、3b´:曲がり部(ベンド光導波路)
4:進行波電極
4a、4a´、4a´´、4a´´´:中心導体
4b、4c、4b´、4c´:接地導体
5a、11a、11c:非分極反転領域の相互作用部
5b、11b:分極反転領域の相互作用部
5c、11d、11e:光導波路シフト部
7a、10、10´、10´´:リッジ部
8a、8b、8c、8d、9a、9b、12a、12b、12c、12d、12e、12f、13a、13b、13c、13d:溝部
40:分極反転領域と非分極反転領域の境界
Claims (8)
- 電気光学効果を有する材料からなるとともに、分極を反転しない領域と分極を反転する領域を有する基板と、
前記基板の一面側に形成され、入射した光を分岐するための分岐光導波路と、分岐された前記光を伝搬するための第1の光導波路及び第2の光導波路と、前記第1の光導波路と前記第2の光導波路を伝搬する前記光を合波するための合波光導波路を備え、前記第1および第2の光導波路に沿って前記基板の一部が掘り下げられた溝部が形成されたリッジ型の光導波路を具備し、
前記第1の光導波路と前記第2の光導波路を伝搬する光と、中心導体及び接地導体からなる進行波電極を伝搬する電気信号が相互作用する相互作用部が、互いに異なる方向に分極した第1の相互作用部と第2の相互作用部を含み、
前記中心導体は前記第1の相互作用部と前記第2の相互作用部で前記第1の光導波路もしくは前記第2の光導波路に対向し、
前記第1の相互作用部及び前記第2の相互作用部で前記第1の光導波路と前記第2の光導波路を伝搬する前記光の位相を変調して光信号パルスを生成する光変調器であって、
前記第1の相互作用部と前記第2の相互作用部の間に光導波路シフト部を設けることにより、
前記第1の相互作用部における前記第1の光導波路の光軸と前記第2の相互作用部における前記第1の光導波路の光軸とを異ならしめるとともに、前記第1の相互作用部における前記第2の光導波路の光軸と前記第2の相互作用部における前記第2の光導波路の光軸とを異ならしめ、
前記第1の相互作用部と前記第2の相互作用部にて、前記中心導体及び前記接地導体と、前記第1の光導波路と前記第2の光導波路の相対位置が入れ替わっており、
前記相互作用部における前記中心導体は直線でなっており、
前記相互作用部では前記進行波電極に電気的な不連続部を有さないように、前記光導波路シフト部にて前記中心導体の下方以外の所定の箇所に前記溝部が形成されていることを特徴とする光変調器。 - 電気光学効果を有する材料からなるとともに、分極を反転しない領域と分極を反転する領域を有する基板と、
前記基板の一面側に形成され、入射した光を分岐するための分岐光導波路と、分岐された前記光を伝搬するための第1の光導波路及び第2の光導波路と、前記第1の光導波路と前記第2の光導波路を伝搬する前記光を合波するための合波光導波路を備え、前記第1および第2の光導波路に沿って前記基板の一部が掘り下げられた溝部が形成されたリッジ型の光導波路を具備し、
前記第1の光導波路と前記第2の光導波路を伝搬する光と、中心導体及び接地導体からなる進行波電極を伝搬する電気信号が相互作用する相互作用部が、互いに異なる方向に分極した第1の相互作用部と第2の相互作用部を含み、
前記中心導体は前記第1の相互作用部と前記第2の相互作用部で前記第1の光導波路もしくは前記第2の光導波路に対向し、
前記第1の相互作用部及び前記第2の相互作用部で前記第1の光導波路と前記第2の光導波路を伝搬する前記光の位相を変調して光信号パルスを生成する光変調器であって、
前記第1の相互作用部と前記第2の相互作用部の間に光導波路シフト部を設けることにより、
前記第1の相互作用部における前記第1の光導波路の光軸と前記第2の相互作用部における前記第1の光導波路の光軸とを異ならしめるとともに、前記第1の相互作用部における前記第2の光導波路の光軸と前記第2の相互作用部における前記第2の光導波路の光軸とを異ならしめ、
前記第1の相互作用部と前記第2の相互作用部にて、前記中心導体及び前記接地導体と、前記第1の光導波路と前記第2の光導波路の相対位置が入れ替わっており、
前記相互作用部における前記中心導体は略直線でなっており、
また、前記光導波路シフト部にて前記中心導体の一部が前記第1の光導波路と前記第2の光導波路の少なくとも一方と略平行に形成されており、
前記相互作用部では前記進行波電極に電気的な不連続部を有さないように、前記光導波路シフト部にて前記中心導体の下方以外の所定の箇所に前記溝部が形成されていることを特徴とする光変調器。 - 前記第1の相互作用部の長さと前記第2の相互作用部の長さが略等しいことを特徴とする請求項1または2に記載の光変調器。
- 前記第1の相互作用部の長さが前記第2の相互作用部の長さよりも短いことを特徴とする請求項1または2に記載の光変調器。
- 前記相互作用部における前記分極を反転しない領域及び前記分極を反転した領域の少なくとも一方が複数個あり、該それぞれの領域の境界に前記光導波路シフト部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の光変調器。
- 前記相互作用部における前記分極を反転しない領域及び前記分極を反転した領域の数の和が奇数個であることを特徴とする請求項5に記載の光変調器。
- 前記相互作用部における前記分極を反転しない領域及び前記分極を反転した領域の各々の長さの和が互いに略等しいことを特徴とする請求項6に記載の光変調器。
- 前記基板が前記分極を反転しない領域及び前記分極を反転した領域のどちらか一方である場合よりも、前記光信号パルスのチャーピングが小さくなることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の光変調器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010055220A JP2011191346A (ja) | 2010-03-12 | 2010-03-12 | 光変調器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010055220A JP2011191346A (ja) | 2010-03-12 | 2010-03-12 | 光変調器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011191346A true JP2011191346A (ja) | 2011-09-29 |
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Family Applications (1)
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JP2010055220A Pending JP2011191346A (ja) | 2010-03-12 | 2010-03-12 | 光変調器 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2011191346A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021117358A1 (ja) * | 2019-12-12 | 2021-06-17 | Tdk株式会社 | 光変調器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006047746A (ja) * | 2004-08-05 | 2006-02-16 | Fujitsu Ltd | 光変調器 |
JP2006259686A (ja) * | 2005-02-17 | 2006-09-28 | Anritsu Corp | 光変調器 |
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2010
- 2010-03-12 JP JP2010055220A patent/JP2011191346A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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JP2006047746A (ja) * | 2004-08-05 | 2006-02-16 | Fujitsu Ltd | 光変調器 |
JP2006259686A (ja) * | 2005-02-17 | 2006-09-28 | Anritsu Corp | 光変調器 |
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WO2021117358A1 (ja) * | 2019-12-12 | 2021-06-17 | Tdk株式会社 | 光変調器 |
JP7547373B2 (ja) | 2019-12-12 | 2024-09-09 | Tdk株式会社 | 光変調器 |
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