JP2011037079A - 立体模型製造方法および立体模型 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】立体模型BOX1を平行にスライスした造形断層ZSL1を含むスライス層SL1となるべき物質を載置し、スライス層のうちの造形断層ZSL1のみの物質を固化することを順次繰り返すことによって固化した造形断層ZSL1の少なくとも一部を連結・積層して立体模型BOX1を製造するにあたって、本来固化されるべき造形断層ZSL1の少なくとも一部の物質をそのまま保持させたギャップ層(分割領域)を設けることによって、このギャップ層で分割(切断)可能な立体模型BOX1を造形する。
【選択図】図1
Description
立体模型を平行にスライスした造形断層を含むスライス層となるべき物質を載置し、前記スライス層のうちの前記造形断層のみの物質を固化することを順次繰り返すことによって固化した前記造形断層の少なくとも一部を連結・積層して前記立体模型を製造するにあたって、本来固化されるべき前記造形断層の少なくとも一部の物質をそのまま保持させたギャップ層(分割領域)を設けることによって、このギャップ層で分割(切断)可能な前記立体模型を造形する、
ことを特徴とする。
前記ギャップ層の物質は上記工程の後で除去してもよい。
前記スライス層の少なくとも1つ以上を前記ギャップ層として構成する、
ことを特徴とする。
隣接する2つ以上の前記スライス層に亘って前記ギャップ層を構成する、
ことを特徴とする。
前記ギャップ層に接する少なくとも片側の前記造形断層の面に、少なくとも1つのパターンを貼り付けて(付して)、前記立体模型を造形する、
ことを特徴とする。
前記貼り付けられた(付された)パターンが、
色彩、模様、文字、記号、マーク、図形、配筋図、構造断面図、地図、設計図、配線図、および、立体形状からなる群から選択される1つまたは2つ以上のものであり、
前記貼り付けられたパターンに立体形状が含まれる場合は、当該パターンの立体形状に倣う形状になるように、前記ギャップ層を介して前記パターンが貼り付けられた面に対向する前記造形断層の面を構成する、
ことを特徴とする。
前記立体模型を前記ギャップ層で2以上の物体に分割したときに、前記ギャップ層に接する双方の面に、互いに嵌合する形状を少なくとも1つ設けるように、前記双方の面を構成する、
ことを特徴とする。
前記ギャップ層が、平板状領域または曲面状領域、或いは、これらを組み合わせた形状の領域である、
ことを特徴とする。
本来固化されるべき前記造形断層の少なくとも一部の物質をそのまま保持させた部材間ギャップ層(部材間分割領域)を設けることによって、この部材間ギャップ層で囲まれた部材を可動部材として機能するように、前記立体物を造形する、
ことを特徴とする。
前記可動部材(例えば開閉部材のドアなど)とこの可動部材に前記部材間ギャップ層を介して接する前記立体模型とを開閉自在に連結するための少なくとも1つの後付けの回動支持軸が収容されるべき孔を、前記可動部材が前記立体模型に前記部材間ギャップ層を介して接する第1の位置、および、前記立体模型が前記可動部材に前記部材間ギャップ層を介して接する第2の位置に形成するように、前記立体模型を造形する、
ことを特徴とする。
前記可動部材とこの可動部材に前記部材間ギャップ層を介して接する前記立体模型とを開閉自在に連結するための回動支持軸として機能する2つの突起部を、前記可動部材が前記部材間ギャップ層を介して前記立体模型に接する第1および第2の位置に形成し、この第1および第2の位置に前記部材間ギャップ層を介して対向する第3および第4の位置に前記突起部の各々を収容する2つの孔をそれぞれ形成するように、前記立体模型を造形する、
或いは、
前記可動材とこの可動部材に前記部材間ギャップ層を介して接する前記立体模型とを開閉自在に連結するための回動支持軸を収容する2つの孔を、前記可動部材が前記部材間ギャップ層を介して前記立体模型に接する第1および第2の位置に形成し、この第1および第2の位置に前記部材間ギャップ層を介して対向する第3および第4の位置に前記孔の各々に収容されるべき2つの突起部をそれぞれ形成するように、前記立体模型を造形する、
ことを特徴とする。
前記立体模型製造方法が、粉末固着式積層法であり、
前記物質は、
粉末であり、固化される場合に固化剤が用いられる、
ことを特徴とする。
立体模型を平行にスライスした造形断層を含むスライス層となるべき物質を載置し、前記スライス層のうちの前記造形断層のみの物質を固化することを順次繰り返すことによって固化した前記造形断層の少なくとも一部を連結・積層して前記立体模型を造形するにあたって、本来固化されるべき前記造形断層の少なくとも一部の物質をそのまま保持させたギャップ層(分割領域)を設けることによって、このギャップ層で分割(切断)可能にしたものである。
前記ギャップ層に接する少なくとも片側の前記造形断層の面に、少なくとも1つのパターンを貼り付けた、
ことを特徴とする。
前記貼り付けられたパターンが、
色彩、模様、文字、記号、マーク、図形、配筋図、構造断面図、地図、設計図、配線図、および、立体形状からなる群から選択される1つまたは2つ以上のものである、
ことを特徴とする。
前記貼り付けられたパターンが、
立体形状を含み、当該パターンの立体形状に倣う形状になるように、前記ギャップ層を介して前記パターンが貼り付けられた面に対向する前記造形断層の面を構成する、
ことを特徴とする。
前記立体模型を前記ギャップ層で2以上の物体に分割したときに、前記ギャップ層に接する双方の面に、互いに嵌合する形状を少なくとも1つ設けるように、前記双方の面を構成する、
ことを特徴とする。
前記立体模型が、
家屋、ビル、建築物、建設物、トンネル、道路、ダム、または土木構築物のいずれか1つである、ことを特徴とする。
図1は、本発明の実施態様1による立体模型の説明図である。図中の(b)は、本発明の実施態様1により製造(固化)した立体模型BOX1を断層毎に展開したときの斜視図であり、図中の(a)は、固化前に(b)のA−A線で立体模型BOX1を切断したときの断面図である。(a)に示すように、最初に、目的とする立体模型(即ち,BOX1)を平行にスライスした造形断層ZSL−btmを含むスライス層SL−btmとなるべき物質を所定の容器の底面(図示せず)に載置する。物質が粉体の場合は、均一な厚さに敷設できる所定のフィーダー(図示せず)を用いて粉体を一定の厚さで敷きつめる。この後、造形断層ZSL−btmの物質だけを固化する。物質が粉体の場合は、インクジェット方式などを用いてノズル(図示せず)から造形断層ZSL−btmの部分だけに固化剤(必要であれば、着色剤)を塗布して、ハッチングを施してある当該部分だけを固化させる。必要であれば、固化した部分を着色させる着色或いは発色させる発色剤も必要な個所に塗布する。これで立体模型BOX1の底面となる造形断層/スライス層の処理は終了である。
図5は、本発明の実施態様2による立体模型の説明図である。本実施態様では、ギャプ層を水平ではなく、傾斜させて複数のスライス層に亘ってギャップ層を形成させてある。図の(a),(b)は、比較のために本発明の手法を施さずに立体模型BOX3を製造する様子を模式的に示したものであり、(a)は各スライス層を見易くするために各スライス層を離して作図してあり、本来の造形は(b)に示すものである。図の(c)、(d)は本発明の手法を用いて立体模型BOX4を製造する様子を模式的に示したものである。図の(c)、(d)に示すように、分割線D−linを通るギャップ層で分割するように立体模型BOX4を造形する。できあがった立体模型BOX4は、あたかも一体物かのごとく見え、立体模型BOX3とほぼ同じ外観を呈するが、分割線D−linで立体模型コーナー部BOX4−crと、立体模型基礎部BOX4−baseとに分割でき、ユーザは、分割面を観察することで、内部構造を理解したり、検討したりすることが可能である。この図では、分割面がギザギザの凹凸ができているが、実際には、少しずつずらしていき、ほぼ平面の傾斜面を分割面に形成することができ、この分割面には、必要に応じて、模様、色彩、記号などのパターンを貼り付けることも可能である。
次に、使用可能な立体造形法のうち、本発明の適用に最も適した技法である粉末固着式積層法を用いた実施態様を説明する。具体的な実施態様の説明に先立ち、粉末固着式積層法の原理を説明する。図6は、本発明による実施態様で使用可能な粉末固着式積層法の原理を示す積層遷移図である。左上から矢印の順に積層工程が進む。まず、容器(図示せず)の底の全面に粉末を散布して、造形断層を含むスライス層を1層形成する。このスライス層に含まれる、立体物を形成する楕円の箇所(固化したい領域である造形断層)にだけ、例えばインクジェット技法を用いて、粉末の基材を固化させる作用を持つ固化剤(色付けしたい部分には、発色剤やインクなどの薬剤も、併せて或いは別途塗布する。)を塗布する。その後は、最初と同様にスライス層1層に相当する量だけ、粉末を再度散布し、また、立体物を形成する楕円の箇所(固化したい領域である造形断層)にだけ、固化剤を塗布する。これを繰り返して、固化しなかった粉末PWDを除去すれば、目的の立体物OB20slを得ることができる。この例では、円錐台を作成している。作図の便宜上4つのスライス層で立体物を形成させてあるが、実際には、何百、何千、何万、或いはさらに多くのスライス層(正確には造形断層)で立体物を形成するものであることに注意されたい。
図12は、本発明の実施態様で作製される分割面にパターンを付した立体模型の透過斜視図である。図中の(a)は、パターンを付す前に、指定した分割指示面を基準に設定したギャップ幅でギャップ層(分割領域)CRを設定した段階の透視斜視図である。図中の(b)に示すように、パターンを付した後の斜視図では、ギャップ層CRに接する上部立体物OB22u側の面BF1、下部立体物OB22d側のBF2に、パターンをそれぞれ貼り付ける形式で立体模型の造形作業を行う。具体的には、ギャップ層に接する本体側の面に、色彩、模様、図形、記号、文字などのパターン情報を印刷、印字、色付け、着色、模様付けの作業を行う。このようにして、一見は、一体物かのように見えるが、上部立体物OB22uと、下部立体物OB22dとに容易に分割し、また、元通りに一体物のように戻すことが可能なものを作製可能となり、さらには、分割したときの分割面にパターンを貼り付けることで、立体物の内部構造や内部の性状を即座に理解し得るような立体物を提供することが可能となる。
<パターン情報>
部材の種類 パターンデータ
配筋1 配筋1の配筋を示す模様
配筋2 配筋2の配筋を示す色彩および模様
配筋3 配筋3の配筋を示す模様および形状(鉄筋を突起部として示す形状および模様)
断熱材1入り壁 断熱材1を含む壁を示す模様
断熱材2入り壁 断熱材2を含む壁を示す模様
RC RCを示す模様(或いは記号や文字情報)
鉄骨コンクリート 鉄骨コンクリートを示す模様(或いは記号や文字情報)
砂利 砂利を示す模様(或いは記号や文字情報)
砂利 砂利を示す凹凸のある形状(および記号や文字情報)
砂利 砂利を示す凹凸のある形状および模様
玉砂利 玉砂利を示す半球状の凹凸のある形状および模様
アスファルト アスファルトを示す色彩および模様(或いは記号や文字情報)
コンクリート コンクリートを示す色彩および模様(或いは記号や文字情報)
図13は、本発明の実施態様で作製される突起部および孔部を設けた立体模型の斜視図である。図中の(a)は、立体物の分割(切断)された立体物OB31のギャップ層(分割領域)に接する面に、突起部CV1、CV2を設けたものである。突起部CV1、CV2の配置は、任意に設定することも可能であるが、通常は、例えば、コーナー部と、そのコーナー部の反対側に設けることが好適である。図中の(b)は、立体物の分割(切断)された立体物OB32の分割領域に接する面に、孔部CC1、CC2を設けたものである。
図15は、本発明の実施態様で作製される可動部材を付した立体模型の斜視図である。可動部材として開閉部材を設ける立体物の典型例は、家屋やビルなどの建造物であるが、作図および説明の便宜上、1つの外壁に開閉部材としてドアを設置する態様で説明するものとする。図中の(a)は、立体物OB40をうち「開閉部材」として加工したい場所や表示要素(本例では、矩形枠OCP1)を示したものである。
図16は、本発明の実施態様で作製される可動部材を付した立体模型の斜視図である。可動部材として開閉部材を設けた立体物の典型例は、家屋やビルなどの建造物であるが、作図および説明の便宜上、1つの外壁に開閉部材としてドアを設置する態様で説明する。開閉部材を設置すべき矩形枠OCP2が表示されているものとする。図中の(a)は、立体物OB50をうち「開閉部材」として加工したい場所や表示要素(本例では、矩形枠OCP2)を示したものである。指定した開閉部材がこの開閉部材以外の立体物の部材と接する面と、ギャップ幅とで規定された部材間ギャップ層(部材間分割領域)で、立体物から分割(切断)するような形式でスライス層(造形断層)を作成し、造形を行う。即ち、(b)、(c)のように突起部付きの開閉部材および孔を設けたものとして、スライス層(正確にはそこに含まれる造形断層)を作成し、造形を行う。このようにして、指定した矩形枠OCP2の領域に基づき、開口部OP50(孔)が当該箇所に設置され、開口部OP50内に、開閉部材DR2(ドア)が設置される。図中の(b)は、開口部OP50の開閉部材側に接する面に、回動支持軸として機能する突起部を収容するための孔H5、H6を同一の回動軸(図示しない)に設け、孔付きの開口部OP50−hに加工する工程を示したものである。図中の(c)は、開閉部材DR2の本体側に接する面に、回動支持軸として機能する突起部PRG1,PRG2を同一の回動軸(図示しない)に設け、突起部付きの開閉部材DR2−hに加工する工程を示したものである。このように加工した孔付きの開閉部材DR2−prgの突起部PRG1,PRG2は、3次元プリンタの印刷/立体造形時に孔H5、H6にそれぞれ収容される。なお、開閉部材に孔を形成し、本体側の開口部に突起部を形成する構成も可能である。その場合には、開閉部材の孔を1つの連通孔に形成することも可能であり、さらに、本体側の突起部は、突起部ではなく双方の面を結ぶ1つのブリッジとすることも可能である。
図17は、本発明の実施態様で作製される可動部材を付した立体模型の斜視図である。可動部材として窓を設けた立体物の典型例は、家屋やビルなどの建造物であるが、作図および説明の便宜上、1つの外壁に窓を設置するためのデータ加工の態様で説明する。図中の(a)は、立体物OB60をうち「窓部材」として加工(即ち除外)したい場所や表示要素(本例では、矩形枠OCP2)を除外部EXDとして示したものである。指定した除外部材である除外部EXDを立体物から除外するような形式でスライス層(造形断層)を作成し、造形を行う。このようにして、OB61に示すように開口部OP60が形成された立体模型ができあがる。さらに、立体物OB62の開口部OP60−gsに示すように、除外部EXDが存在していた空間を囲む立体物の枠の一部に後付け部材を挿入するためのガイドスリットGSを形成し、立体物の枠のうちガイドスリットを設けた部分以外に後付け部材が挿入されるべき支持溝GRを形成するような形式でスライス層(造形断層)を作成し、造形を行う。このように最終的には、ガイドスリットGS、および、支持溝GRを形成した開口部OP60−gs−grが形成される。このように加工したガイドスリットGS、および、支持溝GRを形成した開口部OP60−gs−grには、容易に後付けの透明な窓部材や引き戸部材などをガイドスリットを通じて開口部に挿入し、支持溝に支持させることが可能となる。
図18は、本発明の実施態様で作製される立体模型の分解斜視図である。図に示すように、はじめに、床(基礎)を構成する幾つかのスライス層SLbtm(作図および説明の便宜上、1層のスライス層で描画しているが実際には複数の層で構成される。以下、他の層でも同様である。また、本実施態様では、便宜上、造形断層をスライス層と呼ぶ。)を3次元印刷/立体造形する。その上に、部屋割のための壁および外壁を含む中間のスライス層(より正確には造形断層)SLmdl−1、SLmdl−2、SLmdl−nを立体造形する。n個目のスライス層SLmdl−nの上に、設定したギャップ層(粉末層/非固化層)SLpwdを造形する。但し、この領域は造形といっても、粉末であるため、あとで取り除かれることになる。そして、この上に天井/屋根を構成する幾つかのスライス層SLcelが造形される。このようにして、あたかも一体物のような家屋の立体模型が完成する。
図22は、図16に示した孔付きの可動部材に開口部およびガイドスリットを形成する様子を説明する図である。図に示すように、可動部材DR2−prgの中央にユーザによって設定された除外部EXDに基づき、当該領域の空間を除外し、開口部OPが形成される。開口部OPには、ガイドスリットGSが形成される。このようにしてできあがった可動部材DR2−prg−wのガイドスリットGSに後付けの透明部材を挿入すれば、窓付きのドアといった趣の立体模型を形成することが可能となる。
図23は、壁に開口部、可動部材としての引き戸、およびガイドスリットを形成す様子を説明する図である。図に示すように、壁WW1の中央にユーザによって設定された除外部に基づき、当該領域の空間を除外して、開口部OP−sldが形成される。開口部OP−sldの上部および下部には、引き戸の上端部、下端部を支持し、左右への引き戸の摺動をガイドするガイド溝(図示せず)が形成される。そして、開口部OP−sldの中に、引き戸SLD1,SLD2を形成する。このようにしてできあがった壁WW2の引き戸SLD1,SLD2は、左右に引いてスライドして開閉することが可能である。また、この引き戸には、図22のように開口部およびガイドスリットを形成して、窓付きのスライドドアといった趣の立体模型を形成することが可能となる。
図24は、大きいサイズの立体模型を分割する様子を説明する図である。図に示すように、壁WW2は、印刷/造形時に使用する3次元プリンタの印刷可能領域CSを大幅に超えるサイズである。壁WW2は、印刷可能領域2つ分でカバーされる。このとき、目的とする立体模型である壁WW2のサイズを縮尺する方法もあるが、縮尺すると立体模型としての迫力に欠けるといった欠点がある。このような場合には、壁WW2−divのように、ギャップ層(分割領域)CR−autoを中央に設置し、左側壁WW2−lと、右側壁WW2−rとに分割する。左側壁WW2−lには、矢印型の凸部Warを設置し、右側壁WW2−rには、凸部Warと嵌め合う形状である矢印抜型の凹部Wcvを設置する。このようにして、大型サイズの立体模型でありながら、分割可能であり、かつ、凸部及び凹部を嵌め合うことで容易に再結合(組立)可能な立体模型を作成することが可能となる。この例では、2つに分割したが、3つ以上に分割することも可能である。また、ここでの凸部、凹部は、単に嵌め合うのみならず、矢印型から容易に判断できるように、嵌め合わせた後は、しっかりと連結し、分割を抑止する連結部としてそれぞれ機能する。ここでは、凸部、凹部は一対だけであるが、複数の対を設けて連結強度を高めてもよい。さらに、パターンデータやパターンの形状には、このような連結部として機能する矢印型、きのこ型、釣り針型(およびこれらの抜き型)などの様々な形状を含み、パターンとしては分割した部分に貼り付けることが可能である。
BOX2 立体模型
BOX3 立体模型
BOX4 立体模型
CMB1,CMB2 容器
ZSL1,ZSL2-ZSLn 造形断層
ZSL−btm,ZSL−top 造形断層
ZSLn−1 造形断層
D−Lin 分割線
BOX4−cr 立体模型コーナー部
BOX4−base 立体模型基礎部
BF1,BF2 面
CC1 孔部
CP 分割指示面
CR ギャップ層(分割領域)
CR1 分割領域
CR2 分割領域
CV1、CV2 突起部
DR1、DR2 開閉部材
EXD 除外部(矩形枠)
FD 形状データ
GAP ギャップ幅
GR 支持溝
GS ガイドスリット
GW1 距離
GW2 距離
H1−H6 孔
OB10 立体物
OB10sl 立体物
OB11 立体物
OB12 立体物
OB12d 下部立体物
OB12dsl 下部立体物
OB12sl 立体物
OB12u 上部立体物
OB12usl 上部立体物
OB20sl 立体物
OB21 立体物
OB22d 下部立体物
OB22u 上部立体物
OB30 立体物
OB31 立体物
OB32 立体物
OB40 立体物
OB50 立体物
OB60 立体物
OB62 立体物
OCP1 矩形枠
OCP2 矩形枠
OP40 開口部
OP50 開口部
OP60 開口部
PC1,PC2 端末
PD パターン
PRG1,PRG2 突起部
PRN1 3次元プリンタ
PRN2 3次元プリンタ
SL1 スライス層
SLm スライス層
SLn スライス層
SLmdl―1,Slmdl−2,SLmdl−n,SLmdl−n1, スライス層
SLbtm,Slcel スライス層
RFbar,RFst 鉄筋
Home 家屋立体模型
Home1 家屋天井部
Home2 家屋部屋割部
Claims (17)
- 立体模型を製造する立体模型製造方法であって、
立体模型を平行にスライスした造形断層を含むスライス層となるべき物質を載置し、前記スライス層のうちの前記造形断層のみの物質を固化することを順次繰り返すことによって固化した前記造形断層の少なくとも一部を連結・積層して前記立体模型を製造するにあたって、本来固化されるべき前記造形断層の少なくとも一部の物質をそのまま保持させたギャップ層を設けることによって、このギャップ層で分割可能な前記立体模型を造形する、
ことを特徴とする立体模型製造方法。 - 請求項1に記載の立体模型製造方法において、
前記スライス層の少なくとも1つ以上を前記ギャップ層として構成する、
ことを特徴とする立体模型製造方法。 - 請求項1または2に記載の立体模型製造方法において、
隣接する2つ以上の前記スライス層に亘って前記ギャップ層を構成する、
ことを特徴とする立体模型製造方法。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の立体模型製造方法において、
前記ギャップ層に接する少なくとも片側の前記造形断層の面に、少なくとも1つのパターンを貼り付けて、前記立体模型を造形する、
ことを特徴とする立体模型製造方法。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の立体模型製造方法において、
前記貼り付けられたパターンが、
色彩、模様、文字、記号、マーク、図形、配筋図、構造断面図、地図、設計図、配線図、および、立体形状からなる群から選択される1つまたは2つ以上のものであり、
前記貼り付けられたパターンに立体形状が含まれる場合は、当該パターンの立体形状に倣う形状になるように、前記ギャップ層を介して前記パターンが貼り付けられた面に対向する前記造形断層の面を構成する、
ことを特徴とする立体模型製造方法。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の立体模型製造方法において、
前記立体模型を前記ギャップ層で2以上の物体に分割したときに、前記ギャップ層に接する双方の面に、互いに嵌合する形状を少なくとも1つ設けるように、前記双方の面を構成する、
ことを特徴とする立体模型製造方法。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の立体模型製造方法において、
前記ギャップ層が、平板状領域または曲面状領域、或いは、これらを組み合わせた形状の領域である、
ことを特徴とする立体模型製造方法。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載の立体模型製造方法において、
本来固化されるべき前記造形断層の少なくとも一部の物質をそのまま保持させた部材間ギャップ層を設けることによって、この部材間ギャップ層で囲まれた部材を可動部材として機能するように、前記立体模型を造形する、
ことを特徴とする立体模型製造方法。 - 請求項8に記載の立体模型製造方法において、
前記可動部材とこの可動部材に前記部材間ギャップ層を介して接する前記立体模型とを開閉自在に連結するための少なくとも1つの後付けの回動支持軸が収容されるべき孔を、前記可動部材が前記立体模型に前記部材間ギャップ層を介して接する第1の位置、および、前記立体模型が前記可動部材に前記部材間ギャップ層を介して接する第2の位置に形成するように、前記立体模型を造形する、
ことを特徴とする立体模型製造方法。 - 請求項8に記載の立体模型製造方法において、
前記可動部材とこの可動部材に前記部材間ギャップ層を介して接する前記立体模型とを開閉自在に連結するための回動支持軸として機能する2つの突起部を、前記可動部材が前記部材間ギャップ層を介して前記立体模型に接する第1および第2の位置に形成し、この第1および第2の位置に前記部材間ギャップ層を介して対向する第3および第4の位置に前記突起部の各々を収容する2つの孔をそれぞれ形成するように、前記立体模型を造形する、
或いは、
前記可動材とこの可動部材に前記部材間ギャップ層を介して接する前記立体模型とを開閉自在に連結するための回動支持軸を収容する2つの孔を、前記可動部材が前記部材間ギャップ層を介して前記立体模型に接する第1および第2の位置に形成し、この第1および第2の位置に前記部材間ギャップ層を介して対向する第3および第4の位置に前記孔の各々に収容されるべき2つの突起部をそれぞれ形成するように、前記立体模型を造形する、
ことを特徴とする立体模型製造方法。 - 請求項1〜10のいずれか1項に記載の立体模型製造方法において、
前記立体模型製造方法が、粉末固着式積層法であり、
前記物質は、
粉末であり、固化される場合に固化剤が用いられる、
ことを特徴とする立体模型製造方法。 - 立体模型を平行にスライスした造形断層を含むスライス層となるべき物質を載置し、前記スライス層のうちの前記造形断層のみの物質を固化することを順次繰り返すことによって固化した前記造形断層の少なくとも一部を連結・積層して前記立体模型を造形するにあたって、本来固化されるべき前記造形断層の少なくとも一部の物質をそのまま保持させたギャップ層を設けることによって、このギャップ層で分割可能にした立体模型。
- 請求項12に記載の立体模型において、
前記ギャップ層に接する少なくとも片側の前記造形断層の面に、少なくとも1つのパターンを貼り付けた、
ことを特徴とする立体模型。 - 請求項13に記載の立体模型において、
前記貼り付けられたパターンが、
色彩、模様、文字、記号、マーク、図形、配筋図、構造断面図、地図、設計図、配線図、および、立体形状からなる群から選択される1つまたは2つ以上のものである、
ことを特徴とする立体模型。 - 請求項13または14に記載の立体模型において、
前記貼り付けられたパターンが、
立体形状を含み、当該パターンの立体形状に倣う形状になるように、前記ギャップ層を介して前記パターンが貼り付けられた面に対向する前記造形断層の面を構成する、
ことを特徴とする立体模型。 - 前記立体模型を前記ギャップ層で2以上の物体に分割したときに、前記ギャップ層に接する双方の面に、互いに嵌合する形状を少なくとも1つ設けるように、前記双方の面を構成する、
ことを特徴とする立体模型。 - 請求項12〜16のいずれか1項に記載の立体模型において、
前記立体模型が、
家屋、ビル、建築物、建設物、トンネル、道路、ダム、または土木構築物のいずれか1つである、
ことを特徴とする立体模型。
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