JP2011097180A - カメラ、および情報処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】外部の情報処理装置に画像ファイルに対する処理を実行させること。
【解決手段】制御装置104は、使用者からの指示に基づいて、外部の情報処理装置で処理を行う画像ファイル、およびその画像ファイルに対して、外部の情報処理装置に実行させる処理の内容を特定する。そして、画像ファイルのデータと処理の内容を示すデータを外部の情報処理装置へ送信し、外部の情報処理装置による処理によって得られたデータを受信する。
【選択図】図1
【解決手段】制御装置104は、使用者からの指示に基づいて、外部の情報処理装置で処理を行う画像ファイル、およびその画像ファイルに対して、外部の情報処理装置に実行させる処理の内容を特定する。そして、画像ファイルのデータと処理の内容を示すデータを外部の情報処理装置へ送信し、外部の情報処理装置による処理によって得られたデータを受信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、カメラ、および情報処理システムに関する。
次のような画像データ変換システムが知られている。この画像データ変換システムは、画像読取表示装置から情報処理装置へデータを転送し、情報処理装置でデータ変換を行う(例えば、特許文献1)。
しかしながら、従来の画像データ変換システムでは、情報処理装置でデータ変換が行われた後のデータを画像読取表示装置に返送させるためには、ユーザが返送を指示するための操作を別途行わなければならず、手間がかかるという問題があった。
本発明によるカメラは、被写体像を撮像して画像ファイルを生成する撮像手段と、撮像手段によって生成された画像ファイルを記憶媒体に記録する記録制御手段と、記憶媒体に記録されている画像ファイルの中から、外部の情報処理装置で処理を行う画像ファイルを特定する画像特定手段と、画像特定手段によって特定された画像ファイルに対して、情報処理装置に実行させる処理の内容を指定する処理内容指定手段と、画像特定手段によって特定された画像ファイルのデータと処理内容指定手段によって指定された処理の内容を示すデータとを通信機器を制御して情報処理装置に送信し、情報処理装置による処理によって得られたデータを通信機器を制御して情報処理装置から受信する通信制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明では、通信機器と情報処理装置との間の通信の切断を検出する第1の検出手段と、第1の検出手段によって通信の切断が検出されたときに、撮像素子が逐次出力する画像データに基づいて、表示装置に動画を表示させる表示制御手段をさらに備えるようにしてもよい。
通信機器と情報処理装置との間の通信の再接続を検出する第2の検出手段をさらに備え、通信制御手段は、第2の検出手段によって通信の再接続が検出されたときに、通信機器を制御して情報処理装置から未受信のデータを受信するようにしてもよい。
通信制御手段は、画像ファイルのデータと処理の内容を示すデータとともに、情報処理装置へ指示する処理を識別するための処理識別子を情報処理装置へ送信し、第2の検出手段によって通信の再接続が検出されたときには、処理識別子に基づいて情報処理装置から未受信のデータを受信するようにしてもよい。
表示制御手段は、動画とともに、情報処理装置からの未受信のデータがあることを示す情報を表示するようにしてもよい。
本発明による情報処理システムは、カメラと情報処理装置とで構成され、カメラは、被写体像を撮像して画像ファイルを生成する撮像手段と、撮像手段によって生成された画像ファイルを記憶媒体に記録する記録制御手段と、記憶媒体に記録されている画像ファイルの中から、情報処理装置で処理を行う画像ファイルを特定する画像特定手段と、画像特定手段によって特定された画像ファイルに対して、情報処理装置に実行させる処理の内容を指定する処理内容指定手段と、画像特定手段によって特定された画像ファイルのデータと処理内容指定手段によって指定された処理の内容を示すデータとを通信機器を制御して情報処理装置に送信し、情報処理装置による処理によって得られたデータを通信機器を制御して情報処理装置から受信する通信制御手段とを備え、情報処理装置は、カメラから送信される画像ファイルのデータと処理の内容を示すデータとを受信する受信手段と、処理の内容を示すデータに基づいて、画像ファイルを対象とした処理を実行する実行手段と、実行手段による処理によって得たデータをカメラへ送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
本発明では、カメラは、通信機器と情報処理装置との間の通信の切断を検出する第1の検出手段と、第1の検出手段によって通信の切断が検出されたときに、撮像素子が逐次出力する画像データに基づいて、表示装置に動画を表示させる表示制御手段と、通信機器と情報処理装置との間の通信の再接続を検出する第2の検出手段とをさらに備え、通信制御手段は、画像ファイルのデータと処理の内容を示すデータとともに、情報処理装置へ指示する処理を識別するための処理識別子を情報処理装置へ送信し、第2の検出手段によって通信の再接続が検出されたときには、処理識別子に基づいて情報処理装置から未受信のデータを受信するようにしてもよい。
本発明では、通信機器と情報処理装置との間の通信の切断を検出する第1の検出手段と、第1の検出手段によって通信の切断が検出されたときに、撮像素子が逐次出力する画像データに基づいて、表示装置に動画を表示させる表示制御手段をさらに備えるようにしてもよい。
通信機器と情報処理装置との間の通信の再接続を検出する第2の検出手段をさらに備え、通信制御手段は、第2の検出手段によって通信の再接続が検出されたときに、通信機器を制御して情報処理装置から未受信のデータを受信するようにしてもよい。
通信制御手段は、画像ファイルのデータと処理の内容を示すデータとともに、情報処理装置へ指示する処理を識別するための処理識別子を情報処理装置へ送信し、第2の検出手段によって通信の再接続が検出されたときには、処理識別子に基づいて情報処理装置から未受信のデータを受信するようにしてもよい。
表示制御手段は、動画とともに、情報処理装置からの未受信のデータがあることを示す情報を表示するようにしてもよい。
本発明による情報処理システムは、カメラと情報処理装置とで構成され、カメラは、被写体像を撮像して画像ファイルを生成する撮像手段と、撮像手段によって生成された画像ファイルを記憶媒体に記録する記録制御手段と、記憶媒体に記録されている画像ファイルの中から、情報処理装置で処理を行う画像ファイルを特定する画像特定手段と、画像特定手段によって特定された画像ファイルに対して、情報処理装置に実行させる処理の内容を指定する処理内容指定手段と、画像特定手段によって特定された画像ファイルのデータと処理内容指定手段によって指定された処理の内容を示すデータとを通信機器を制御して情報処理装置に送信し、情報処理装置による処理によって得られたデータを通信機器を制御して情報処理装置から受信する通信制御手段とを備え、情報処理装置は、カメラから送信される画像ファイルのデータと処理の内容を示すデータとを受信する受信手段と、処理の内容を示すデータに基づいて、画像ファイルを対象とした処理を実行する実行手段と、実行手段による処理によって得たデータをカメラへ送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
本発明では、カメラは、通信機器と情報処理装置との間の通信の切断を検出する第1の検出手段と、第1の検出手段によって通信の切断が検出されたときに、撮像素子が逐次出力する画像データに基づいて、表示装置に動画を表示させる表示制御手段と、通信機器と情報処理装置との間の通信の再接続を検出する第2の検出手段とをさらに備え、通信制御手段は、画像ファイルのデータと処理の内容を示すデータとともに、情報処理装置へ指示する処理を識別するための処理識別子を情報処理装置へ送信し、第2の検出手段によって通信の再接続が検出されたときには、処理識別子に基づいて情報処理装置から未受信のデータを受信するようにしてもよい。
本発明によれば、使用者が別途操作を行うことなく、情報処理装置による処理によって得られたデータを情報処理装置からカメラへ返信させることができる。
図1は、本実施の形態におけるカメラの一実施の形態の構成を示すブロック図である。カメラ100は、操作部材101と、レンズ102と、撮像素子103と、制御装置104と、メモリカードスロット105と、モニタ106と、通信装置107とを備えている。操作部材101は、使用者によって操作される種々の入力部材、例えば電源ボタン、レリーズボタン、ズームボタン、十字キー、決定ボタン、再生ボタン、削除ボタンなどを含んでいる。
レンズ102は、複数の光学レンズから構成されるが、図1では代表して1枚のレンズで表している。撮像素子103は、例えばCCDやCMOSなどのイメージセンサーであり、レンズ102により結像した被写体像を撮像する。そして、撮像によって得られた画像信号を制御装置104へ出力する。
制御装置104は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路により構成され、カメラ100を制御する。なお、制御装置104を構成するメモリには、SDRAMやフラッシュメモリが含まれる。SDRAMは、揮発性のメモリであって、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリとして使用されたり、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。また、フラッシュメモリは、不揮発性のメモリであって、制御装置104が実行するプログラムのデータや、プログラム実行時に読み込まれる種々のパラメータなどが記録されている。
この制御装置104は、撮像素子103から入力された画像信号に基づいて所定の画像形式、例えばJPEG形式の画像データ(以下、「本画像データ」と呼ぶ)を生成する。また、制御装置104は、生成した本画像データに基づいて、表示用画像データ、例えばサムネイル画像データを生成する。制御装置104は、生成した本画像データとサムネイル画像データとを含み、さらにヘッダ情報を付加した画像ファイルを生成してメモリカードスロット105へ出力する。
メモリカードスロット105は、記憶媒体としてのメモリカードを挿入するためのスロットであり、制御装置104から出力された画像ファイルをメモリカードに書き込んで記録する。また、メモリカードスロット105は、制御装置104からの指示に基づいて、メモリカード内に記憶されている画像ファイルを読み込む。
モニタ106は、カメラ100の背面に搭載された液晶モニタ(背面モニタ)であり、当該モニタ106には、メモリカードに記憶されている画像やカメラ100を設定するための設定メニューなどが表示される。また、制御装置104は、使用者によってカメラ100のモードが撮影モードに設定されると、撮像素子103から時系列で取得した画像信号に基づいて生成した表示用画像データをモニタ106に出力する。これによってモニタ106にはスルー画(動画)が表示される。
通信装置107は、外部の機器、例えば通信機能を備えたカメラやパソコン等の外部機器と無線通信を行うための装置であって、例えばWifi通信、Bluetooth(登録商標)通信、または近距離通信無線(UWB)通信を行うための通信モジュールが使用される。なお、本実施の形態では、通信装置107は、近距離通信無線(UWB)通信を行うための通信モジュールであり、例えば中心帯域が4.48GHzで数cm以内の通信距離を想定したTransfer Jet用の通信モジュールであるものとする。そして、カメラ100は、同様にTransfer Jet用の通信モジュールを備えた他のカメラ(以下「外部カメラ」と呼ぶ)と近距離無線通信を行う場合について説明する。
本実施の形態におけるカメラ100は、外部カメラと通信を行なって、メモリカードに記録されている画像ファイルを外部カメラへ転送するためのデータ転送モードを備えている。制御装置104は、使用者によってカメラ100のモードをデータ転送モードに切り替えるように指示されると、カメラ100のモードをデータ転送モードに切り替えて、外部カメラへの画像ファイルの転送を実行する。
本実施の形態では、使用者は、転送した画像ファイルに対して外部カメラに実行させるデータ処理の内容をあらかじめ設定しておくことができ、制御装置104は、外部カメラへ画像ファイルを転送する際には、あらかじめ設定されているデータ処理の内容を示すデータを、画像ファイルと共に外部カメラへ送信する。外部カメラ側では、カメラ100から受信したデータ処理の内容を示すデータに基づいて、カメラ100から受信した画像ファイルを対象としたデータ処理を行う。そして、外部カメラは、データ処理によって得られたデータをカメラ100へ送信する。
これによって、カメラ100は、使用者によって設定されたデータ処理の内容に応じて外部カメラに処理を実行させ、その結果得られるデータを取得することができる。なお、外部カメラに実行させるデータ処理の内容としては、例えば以下の(A)〜(F)のようなものが挙げられる。
(A)静止画→動画変換
使用者は、データ処理の内容として「静止画→動画変換」を設定することにより、外部カメラに対して、複数コマの画像データをつなぎ合わせて動画データを生成するように指示することができる。例えば、使用者は、データ処理の内容として「静止画→動画変換」を設定し、外部カメラに連写によって取得された複数コマの画像ファイルを送信する。これを受信した外部カメラは、連写画像に基づいて動画ファイルを生成し、生成して得た動画ファイルをカメラ100へ送り返す。
使用者は、データ処理の内容として「静止画→動画変換」を設定することにより、外部カメラに対して、複数コマの画像データをつなぎ合わせて動画データを生成するように指示することができる。例えば、使用者は、データ処理の内容として「静止画→動画変換」を設定し、外部カメラに連写によって取得された複数コマの画像ファイルを送信する。これを受信した外部カメラは、連写画像に基づいて動画ファイルを生成し、生成して得た動画ファイルをカメラ100へ送り返す。
(B)類似画像検索
使用者は、データ処理の内容として「類似画像検索」を設定することにより、外部カメラに対して、送信した画像に類似する画像を検索するように指示することができる。例えば、使用者は、データ処理の内容として「類似画像検索」を設定し、外部カメラに少なくとも1つの画像ファイルを送信する。これを受信した外部カメラは、外部カメラのメモリカードスロットに挿入されているメモリカード内の画像ファイルの中から、カメラ100から受信した画像ファイルの画像に類似する画像を含む画像ファイル検索し、検索によって得た画像ファイルをカメラ100へ送り返す。このとき、外部カメラがWeb接続が可能である場合には、類似する画像をWeb上から取得するようにしてもよい。
使用者は、データ処理の内容として「類似画像検索」を設定することにより、外部カメラに対して、送信した画像に類似する画像を検索するように指示することができる。例えば、使用者は、データ処理の内容として「類似画像検索」を設定し、外部カメラに少なくとも1つの画像ファイルを送信する。これを受信した外部カメラは、外部カメラのメモリカードスロットに挿入されているメモリカード内の画像ファイルの中から、カメラ100から受信した画像ファイルの画像に類似する画像を含む画像ファイル検索し、検索によって得た画像ファイルをカメラ100へ送り返す。このとき、外部カメラがWeb接続が可能である場合には、類似する画像をWeb上から取得するようにしてもよい。
なお、類似する画像を含む画像ファイルの検索例としては、例えば、受信した画像ファイルの画像に人物の顔が写っている場合には、同じ人物が写っている画像を含む画像ファイルが検索される。また、画像ファイルに撮影地点の位置情報が記録されている場合には、カメラ100から受信した画像ファイルの撮影地点と同一地点または近傍地点で撮影された画像を含む画像ファイルが検索される。
(C)画像+音楽付加
使用者は、データ処理の内容として「画像+音楽付加」を設定することにより、外部カメラに対して、送信した画像に合った音楽を付加するように指示することができる。例えば、使用者は、データ処理の内容として「画像+音楽付加」を設定し、外部カメラに少なくとも1つの画像ファイルを送信する。これを受信した外部カメラは、外部カメラのメモリカードスロットに挿入されているメモリカード内、またはWeb上等から、カメラ100から受信した画像ファイルの画像のイメージに合った音楽データを取得し、受信した画像ファイルに取得した音楽データを付加してカメラ100へ送り返す。
使用者は、データ処理の内容として「画像+音楽付加」を設定することにより、外部カメラに対して、送信した画像に合った音楽を付加するように指示することができる。例えば、使用者は、データ処理の内容として「画像+音楽付加」を設定し、外部カメラに少なくとも1つの画像ファイルを送信する。これを受信した外部カメラは、外部カメラのメモリカードスロットに挿入されているメモリカード内、またはWeb上等から、カメラ100から受信した画像ファイルの画像のイメージに合った音楽データを取得し、受信した画像ファイルに取得した音楽データを付加してカメラ100へ送り返す。
なお、画像ファイルの画像のイメージに合った音楽データの例としては、例えば、受信した画像ファイルの画像の背景色や人物認証の結果等に基づいて画像のイメージが判定され、そのイメージに合った音楽データが取得されることになる。
(D)動画→ノイズ消去
使用者は、データ処理の内容として「動画→ノイズ消去」を設定することにより、外部カメラに対して、動画に含まれる音声データからノイズを除去するように指示することができる。例えば、使用者は、データ処理の内容として「動画→ノイズ消去」を設定し、外部カメラに動画ファイルを送信する。これを受信した外部カメラは、動画に含まれる音声データに対してフィルタリングを行なって、人の声の音声帯域に入っていないものをノイズとして除去し、人の声のみをサンプリングし、動画ファイルにサンプリングした音声を付加してカメラ100へ送り返す。
使用者は、データ処理の内容として「動画→ノイズ消去」を設定することにより、外部カメラに対して、動画に含まれる音声データからノイズを除去するように指示することができる。例えば、使用者は、データ処理の内容として「動画→ノイズ消去」を設定し、外部カメラに動画ファイルを送信する。これを受信した外部カメラは、動画に含まれる音声データに対してフィルタリングを行なって、人の声の音声帯域に入っていないものをノイズとして除去し、人の声のみをサンプリングし、動画ファイルにサンプリングした音声を付加してカメラ100へ送り返す。
(E)画像切り出し合成
使用者は、データ処理の内容として「画像切り出し合成」を設定することにより、外部カメラに対して、1つの画像から切り出した画像を他の画像に合成するように指示することができる。例えば、使用者は、データ処理の内容として「画像切り出し合成」を設定し、外部カメラに2つの画像ファイルを送信する。これを受信した外部カメラは、受信した画像ファイルのうちの一方から人物が含まれる領域の画像を抽出し、抽出した画像を他方の画像ファイルの画像に合成して、合成結果として得られる画像ファイルをカメラ100へ送り返す。
使用者は、データ処理の内容として「画像切り出し合成」を設定することにより、外部カメラに対して、1つの画像から切り出した画像を他の画像に合成するように指示することができる。例えば、使用者は、データ処理の内容として「画像切り出し合成」を設定し、外部カメラに2つの画像ファイルを送信する。これを受信した外部カメラは、受信した画像ファイルのうちの一方から人物が含まれる領域の画像を抽出し、抽出した画像を他方の画像ファイルの画像に合成して、合成結果として得られる画像ファイルをカメラ100へ送り返す。
(F)画質向上
使用者は、データ処理の内容として「画質向上」を設定することにより、外部カメラに対して、送信した画像に対して画質向上のための画像処理を施すように指示することができる。例えば、使用者は、データ処理の内容として「画質向上」を設定し、外部カメラに画質を向上したい画像ファイルを送信する。これを受信した外部カメラは、受信した画像ファイルの画像に対して、エッジ強調やコントラスト変更等の画像処理を施して画像の見栄えを鮮明にすることにより画質を向上する。そして、画像処理によって得た画像ファイルをカメラ100へ送り返す。
使用者は、データ処理の内容として「画質向上」を設定することにより、外部カメラに対して、送信した画像に対して画質向上のための画像処理を施すように指示することができる。例えば、使用者は、データ処理の内容として「画質向上」を設定し、外部カメラに画質を向上したい画像ファイルを送信する。これを受信した外部カメラは、受信した画像ファイルの画像に対して、エッジ強調やコントラスト変更等の画像処理を施して画像の見栄えを鮮明にすることにより画質を向上する。そして、画像処理によって得た画像ファイルをカメラ100へ送り返す。
図2は、本実施の形態におけるカメラ100と外部カメラとの間のデータ通信の流れを示した図である。なお、以下の説明では、画像データおよびデータ処理の内容を示すデータを送信する側のカメラ100を送信側カメラと呼び、カメラ100からデータを受信して処理を行い、その結果得られるデータをカメラ100へ送信する外部カメラを受信側カメラと呼ぶこととする。ここで、受信側カメラの構成は特に限定しないが、本実施の形態では、2台のカメラ100を用意し、一方を送信側カメラとし、他方を受信側カメラとする場合について説明する。
この場合、2台のカメラ100のうち、使用者によってデータ転送モードに設定された側のカメラ100が送信側カメラとなり、他方のカメラ100が受信側カメラとなる。また、以下の説明においては、送信側カメラの構成要素と受信側カメラの構成要素とを区別するために、送信側カメラの構成要素については図1に示した符号をそのまま用いることとし、受信側カメラの構成要素には、図1に示した符号に「´」(ダッシュ)を付加して表すこととする。例えば、図1に示す制御装置104については、送信側カメラはそのまま制御装置104と表し、受信側カメラは制御装置104´と表すこととする。
この図2に示す処理は、使用者からデータ転送のために必要な設定を行なうためのデータ処理内容選択画面の表示が指示されたことをトリガとして起動する。制御装置104は、使用者からデータ処理内容選択画面の表示が指示された場合には、図3(a)に示すデータ処理内容選択画面をモニタ106に表示し、使用者に対してデータ処理の内容の選択を促す。この図3(a)に示す画面には、上述した(A)〜(F)のデータ処理の内容が一覧表示されており、使用者は、この中から、例えば操作部材101に含まれる十字キーを操作することにより、送信する画像ファイルを対象として受信側カメラに実行させたい処理の内容を選択する。例えば、図3(a)は、「静止画→動画変換」が選択された例を示している。
使用者が図3(a)に示す画面でデータ処理の内容を選択した後、決定ボタンを押下して選択を確定させると、制御装置104は、図3(b)に示す画像選択画面をモニタ106に表示し、当該画像選択画面上にメモリカード内に記録されている画像ファイルのサムネイル一覧を表示することにより、使用者に対して受信側カメラへ送信する画像ファイルの選択を促す。使用者は、一覧表示されたサムネイル画像の中から、送信側カメラへ送信して処理を行ないたい画像ファイルのサムネイル画像を選択する。
具体的には、使用者は、十字キーを操作して送信対象としたい画像ファイルのサムネイル画像を選択した後、決定ボタンを押下してサムネイル画像に対応付けて表示されているチェックボックスにチェックを入れることにより、送信対象とする画像ファイルを選択することができる。
図2のステップS1において、制御装置104は、使用者が上述した図3(a)および(b)に示した画面上で、処理の内容および送信対象の画像ファイルの選択が完了したか否かを判断する。ステップS1で肯定判断した場合には、ステップS10へ進み、制御装置104は、カメラ100のモードをデータ転送モードに切り替える。制御装置104は、データ転送モードへの切り換えに際して、受信側カメラとの間での通信確立準備のために通信装置107への電力供給を開始する。また、直前のモードが撮影モードであった場合には、撮像素子103への電力供給を停止する。これにより、上述したように、当該カメラ100は、送信側カメラとして機能して他の受信側カメラとの通信が可能な状態となる。
制御装置104は、カメラ100のモードをデータ転送モードに設定するとともに、モニタ106に図3(c)に示す画面を表示して、受信側カメラとの通信を開始するために、送信側カメラを受信側カメラにタッチするように促すためのメッセージを表示する。これは、本実施の形態では、送信側カメラと受信側カメラとが通信可能範囲内、例えば数cm以内に接近したときに両者間での通信が確立するものとし、このために、使用者に対して送信側カメラで受信側カメラに触れるように(タッチするように)促すためである。
使用者がメッセージに応じて送信側カメラを受信側カメラにタッチすると、制御装置104は、受信側カメラに通信を確立するためのリクエスト信号を送って通信の確立を試みる。その後、ステップS11へ進み、制御装置104は、受信側カメラとの間で通信が確立したか否かを判断する。ステップS11で肯定判断した場合には、制御装置104は、図3(d)に示すように、受信側カメラとの通信中であることを示す画面をモニタ106に表示する。
その後、ステップS20へ進み、制御装置104は、図3(a)に示した画面上で選択されたデータ処理の内容を示すデータと、図3(b)に示した画面上で選択された送信対象の画像ファイルのデータと、受信側カメラへ指示する処理を識別するための識別子とを通信装置107を介して受信側カメラへ送信する。なお、識別子としては、例えば送信側カメラのモデル名、送信側カメラのシリアルナンバー、及び通信ナンバーが送信される。この識別子は、後述するように、ステップS30およびステップS90においても受信側カメラへ送信される。その後、ステップS30へ進む。
ステップS30では、制御装置104は、受信側カメラとの間との通信が確立されていることを確認するためのリクエスト信号を一定時間間隔で定期的に送信し、受信側カメラからの肯定応答(ACK)を待つ。制御装置104は、ステップS30で送信するリクエスト信号に上述した識別子を含める。これにより、受信側カメラは、この識別子に基づいてACKの返信先を特定することができる。
その後、ステップS40へ進み、制御装置104は、受信側カメラからACKを受信したか否かを判断する。ステップS40で肯定判断した場合には、ステップS50へ進み、制御装置104は、受信側カメラから、ステップS20で送信した画像ファイルに対してデータ処理を実行することによって得られたデータ(処理データ)の受信を完了したか否かを判断する。
ステップS50で否定判断した場合には、ステップS40へ戻って処理を繰り返す。これに対して、ステップS50で肯定判断した場合には、ステップS60へ進み、制御装置104は、受信側カメラとの間のデータ転送を終了するためのデータ転送終了処理を実行する。具体的には、制御装置104は、モニタ106に図4(a)に示す受信完了通知を表示して、使用者に処理データの受信が完了したことを通知するとともに、決定ボタンを押下した場合には、受信したデータを再生表示する旨を通知する。使用者が、この通知に応じて決定ボタンを押下した場合には、制御装置104は、図4(b)に示すように、受信カメラから受信した処理データをモニタ106に表示する。
また、制御装置104は、受信側カメラから受信した処理データ、例えば静止画に基づいて生成された動画ファイルのデータをメモリカードに記録する。さらに、制御装置104は、通信装置107への電力供給を停止する。その後、処理を終了する。
一方、ステップS40で否定判断した場合には、ステップS70へ進み、制御装置104は、受信側カメラとの間の通信が切断されたと判断して、送信側カメラのモードをデータ通信モードから撮影モードへ切り替える。具体的には、制御装置104は撮像素子103への電力供給を開始する。また、モニタ106の表示を図5(a)に示す通信が中断した旨、及び再度送信側カメラを受信側カメラにタッチすれば通信を再開できる旨を通知する画面に変更した後、一定時間経過後に、図5(b)に示すようなスルー画表示に切り換える。
すなわち、制御装置104は、撮像素子103から逐次入力される画像データに基づいて、モニタ106にスルー画を表示する。このとき、制御装置104は、スルー画上に、受信側カメラとの通信が中断したために、受信側カメラから未受信の処理データがあることを示すマーク5aを表示して、使用者が未受信のデータがあることを把握できるようにする。
その後、ステップS80へ進み、制御装置104は、受信側カメラからの処理データの受信・未受信を管理するための受信未了フラグをオンに設定して、ステップS90へ進む。ステップS90では、制御装置104は、受信側カメラに対する受信未了データの送信を要求するための信号の送信を定期的に試みる。なお、制御装置104は、この要求信号に上述した識別子を含める。これにより、受信側カメラとの間の通信が再度確立したときに、この要求信号と識別子が受信側カメラに送信される結果、受信側カメラは、識別子に基づいて要求信号を発している送信側カメラを特定し、要求信号に応じて送信側カメラに処理データを送信することができる。その後、ステップS100へ進む。
ステップS100では、制御装置104は、受信側カメラから処理データの受信を完了したか否かを判断する。ステップS100で否定判断した場合には、ステップS90へ戻って処理を繰り返す。これに対して、ステップS100で肯定判断した場合には、ステップS110へ進み、制御装置104は、上述したステップS60と同様に受信側カメラとの間のデータ転送を終了するためのデータ転送終了処理を実行する。その後、処理を終了する。
次に、受信側カメラにおける処理について説明する。受信側カメラでは、ステップS210において、制御装置104´は、上述したステップS20で送信側カメラから送信されたデータ処理の内容を示すデータ、画像ファイルのデータ、および識別子を受信する。その後、ステップS220へ進み、制御装置104´は、受信した画像ファイルを対象として、受信したデータ処理の内容に基づく処理を実行して、ステップS240へ進む。また、制御装置104´は、ステップS230において、上述したステップS30で送信側カメラが定期送信するリクエスト信号を受信した場合にもステップS240へ進む。
ステップS240では、制御装置104´は、ステップS220で実行を開始した処理が完了したか否かを判断する。ステップS240で否定判断した場合には、ステップS250へ進み、制御装置104´は、送信側カメラからのリクエスト信号に対して肯定応答(ACK)を返した後、ステップS240へ戻る。これに対して、ステップS240で肯定判断した場合には、ステップS260へ進み、制御装置104´は、ステップS220の処理によって得たデータを送信側カメラへ送信して、処理を終了する。
また、制御装置104´は、ステップS270において、上述したステップS90で送信側カメラから送信された受信未了データの送信を要求するための信号を受信する。その後、ステップS280へ進み、制御装置104´は、ステップS270で受信した要求信号に含まれる識別子に基づいて、ステップS220の処理によって得た処理データを送信側カメラへ送信して、処理を終了する。
以上説明した本実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)制御装置104は、使用者からの指示に基づいて、外部の情報処理装置である送信側カメラで処理を行う画像ファイル、およびその画像ファイルに対して受信側カメラに実行させる処理の内容を特定する。そして、画像ファイルのデータと処理の内容を示すデータを受信側カメラへ送信し、受信側カメラによる処理によって得られたデータを受信するようにした。これによって、使用者は、受信側カメラに対して処理によって得られたデータの返信させるための操作を別途行うことなく、受信側カメラによる処理によって得られたデータを自動的に送信側カメラへ返信させることができる。
(1)制御装置104は、使用者からの指示に基づいて、外部の情報処理装置である送信側カメラで処理を行う画像ファイル、およびその画像ファイルに対して受信側カメラに実行させる処理の内容を特定する。そして、画像ファイルのデータと処理の内容を示すデータを受信側カメラへ送信し、受信側カメラによる処理によって得られたデータを受信するようにした。これによって、使用者は、受信側カメラに対して処理によって得られたデータの返信させるための操作を別途行うことなく、受信側カメラによる処理によって得られたデータを自動的に送信側カメラへ返信させることができる。
(2)制御装置104は、受信側カメラからの肯定応答(ACK)を受信しない場合には、受信側カメラとの間の通信が切断されたと判断するようにした。そして、この場合には、制御装置104は、送信側カメラのモードをデータ通信モードから撮影モードへ切り替えて、モニタ106にスルー画を表示するようにした。これによって、受信側カメラとの間の通信が切断された場合には、撮影モードへ切り替えて使用者が撮影を行えるようにすることができる。
(3)制御装置104は、受信側カメラとの間の通信が再接続されたことを検出した場合には、受信側カメラから送信される未受信の処理データを受信するようにした。これによって、受信側カメラとの通信が再開した場合に、自動的に未受信の処理データを受信することができる。
(4)制御装置104は、受信側カメラへ指示する処理を識別するための識別子を受信側カメラへ送信するようにした。そして、受信側カメラとの間の通信が切断された後に再接続された場合には、識別子に基づいて受信側カメラから未受信のデータを受信するようにした。これによって、受信側カメラが複数の通信相手から処理の実行を指示されている場合でも、受信側カメラは自分が指示した処理に基づく未受信データを受信することができる。
(5)制御装置104は、受信側カメラとの通信が接続されてモニタ106にスルー画を表示する場合には、スルー画上に受信側カメラからの未受信データがあることを示すマーク5aを表示するようにした。これによって、使用者は、受信側カメラからの未受信の処理データがあることを視覚的に把握することができる。
―変形例―
なお、上述した実施の形態のカメラは、以下のように変形することもできる。
(1)上述した実施の形態では、データ処理の内容を示すデータ、および送信対象の画像ファイルのデータは、図2のステップS20で送信側カメラが送信し、ステップS210で受信側カメラが受信する例について説明した。しかしながら、受信側カメラへの上記各データの伝達方法は、他の方法であってもよい。例えば、送信側カメラの制御装置104は、図3に示した設定画面上で選択されたデータ処理の内容と送信対象の画像ファイルとを特定するための情報をバーコード化してモニタ106に表示する。そして、使用者は、受信側カメラを用いて送信側カメラのモニタ106に表示されているバーコードを撮影し、受信側カメラの制御装置104´は、撮影されたバーコードを読み込んで、データ処理の内容と送信対象の画像ファイルとを特定するようにしてもよい。
なお、上述した実施の形態のカメラは、以下のように変形することもできる。
(1)上述した実施の形態では、データ処理の内容を示すデータ、および送信対象の画像ファイルのデータは、図2のステップS20で送信側カメラが送信し、ステップS210で受信側カメラが受信する例について説明した。しかしながら、受信側カメラへの上記各データの伝達方法は、他の方法であってもよい。例えば、送信側カメラの制御装置104は、図3に示した設定画面上で選択されたデータ処理の内容と送信対象の画像ファイルとを特定するための情報をバーコード化してモニタ106に表示する。そして、使用者は、受信側カメラを用いて送信側カメラのモニタ106に表示されているバーコードを撮影し、受信側カメラの制御装置104´は、撮影されたバーコードを読み込んで、データ処理の内容と送信対象の画像ファイルとを特定するようにしてもよい。
この場合、送信対象の画像ファイルを特定するための情報には、送信側カメラにおける送信対象の画像ファイル名や記録先のフォルダを特定するためのフォルダ構造に関する情報を含めておく。そして、制御装置104´は、受信した送信対象の画像ファイルを特定するための情報に基づいて、送信対象の画像ファイルを特定し、該特定結果に基づいて、送信側カメラに画像ファイルの送信を要求し、これに応じて受信した画像ファイルを対象として処理を実行するようにすればよい。
(2)上述した実施の形態では、カメラ100が通信を行う相手はカメラ100と同じ構成の外部カメラであるものとし、一方を送信側カメラ、他方を受信側カメラとして通信を行なう例について説明した。しかしながら、カメラ100が通信を行う相手は外部カメラ以外の他の情報処理装置、例えばパソコンや携帯情報端末等であってもよい。例えばパソコンを通信相手とする場合には、(A)〜(F)に示した内容のデータ処理を実行するためのアプリケーションをあらかじめパソコンにインストールしておき、パソコンは、カメラ100からデータ処理の内容を示すデータ、および送信対象の画像ファイルのデータを受信した場合には、上記アプリケーションを起動して、受信した画像ファイルを対象として、指定された内容のデータ処理を実行すればよい。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。また、上述の実施の形態と複数の変形例を組み合わせた構成としてもよい。
100 カメラ、101 操作部材、102 レンズ、103 撮像素子、104 制御装置、105 メモリカードスロット、106 モニタ、107 通信装置
Claims (7)
- 被写体像を撮像して画像ファイルを生成する撮像手段と、
前記撮像手段によって生成された前記画像ファイルを記憶媒体に記録する記録制御手段と、
前記記憶媒体に記録されている前記画像ファイルの中から、外部の情報処理装置で処理を行う画像ファイルを特定する画像特定手段と、
前記画像特定手段によって特定された前記画像ファイルに対して、前記情報処理装置に実行させる処理の内容を指定する処理内容指定手段と、
前記画像特定手段によって特定された前記画像ファイルのデータと前記処理内容指定手段によって指定された前記処理の内容を示すデータとを通信機器を制御して前記情報処理装置に送信し、前記情報処理装置による処理によって得られたデータを前記通信機器を制御して前記情報処理装置から受信する通信制御手段とを備えることを特徴とするカメラ。 - 請求項1に記載のカメラにおいて、
前記通信機器と前記情報処理装置との間の通信の切断を検出する第1の検出手段と、
前記第1の検出手段によって通信の切断が検出されたときに、撮像素子が逐次出力する画像データに基づいて、表示装置に動画を表示させる表示制御手段をさらに備えることを特徴とするカメラ。 - 請求項2に記載のカメラにおいて、
前記通信機器と前記情報処理装置との間の通信の再接続を検出する第2の検出手段をさらに備え、
前記通信制御手段は、前記第2の検出手段によって通信の再接続が検出されたときに、前記通信機器を制御して前記情報処理装置から未受信のデータを受信することを特徴とするカメラ。 - 請求項3に記載のカメラにおいて、
前記通信制御手段は、前記画像ファイルのデータと前記処理の内容を示すデータとともに、前記情報処理装置へ指示する処理を識別するための処理識別子を前記情報処理装置へ送信し、前記第2の検出手段によって通信の再接続が検出されたときには、前記処理識別子に基づいて前記情報処理装置から未受信のデータを受信することを特徴とするカメラ。 - 請求項2に記載のカメラにおいて、
前記表示制御手段は、前記動画とともに、前記情報処理装置からの未受信のデータがあることを示す情報を表示することを特徴とするカメラ。 - カメラと情報処理装置とで構成される情報処理システムであって、
前記カメラは、
被写体像を撮像して画像ファイルを生成する撮像手段と、
前記撮像手段によって生成された前記画像ファイルを記憶媒体に記録する記録制御手段と、
前記記憶媒体に記録されている前記画像ファイルの中から、前記情報処理装置で処理を行う画像ファイルを特定する画像特定手段と、
前記画像特定手段によって特定された前記画像ファイルに対して、前記情報処理装置に実行させる処理の内容を指定する処理内容指定手段と、
前記画像特定手段によって特定された前記画像ファイルのデータと前記処理内容指定手段によって指定された前記処理の内容を示すデータとを通信機器を制御して前記情報処理装置に送信し、前記情報処理装置による処理によって得られたデータを前記通信機器を制御して前記情報処理装置から受信する通信制御手段とを備え、
前記情報処理装置は、
前記カメラから送信される前記画像ファイルのデータと前記処理の内容を示すデータとを受信する受信手段と、
前記処理の内容を示すデータに基づいて、前記画像ファイルを対象とした処理を実行する実行手段と、
前記実行手段による処理によって得たデータを前記カメラへ送信する送信手段とを備えることを特徴とする情報処理システム。 - 請求項6に記載の情報処理システムにおいて、
前記カメラは、
前記通信機器と前記情報処理装置との間の通信の切断を検出する第1の検出手段と、
前記第1の検出手段によって通信の切断が検出されたときに、撮像素子が逐次出力する画像データに基づいて、表示装置に動画を表示させる表示制御手段と、
前記通信機器と前記情報処理装置との間の通信の再接続を検出する第2の検出手段とをさらに備え、
前記通信制御手段は、前記画像ファイルのデータと前記処理の内容を示すデータとともに、前記情報処理装置へ指示する処理を識別するための処理識別子を前記情報処理装置へ送信し、前記第2の検出手段によって通信の再接続が検出されたときには、前記処理識別子に基づいて前記情報処理装置から未受信のデータを受信することを特徴とする情報処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009246882A JP2011097180A (ja) | 2009-10-27 | 2009-10-27 | カメラ、および情報処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009246882A JP2011097180A (ja) | 2009-10-27 | 2009-10-27 | カメラ、および情報処理システム |
Publications (1)
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JP2011097180A true JP2011097180A (ja) | 2011-05-12 |
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ID=44113669
Family Applications (1)
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JP2009246882A Pending JP2011097180A (ja) | 2009-10-27 | 2009-10-27 | カメラ、および情報処理システム |
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JP (1) | JP2011097180A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017005679A (ja) * | 2015-06-11 | 2017-01-05 | カシオ計算機株式会社 | 撮影装置、情報取得装置、情報取得システム、送信制御方法、情報取得方法及びプログラム |
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2009
- 2009-10-27 JP JP2009246882A patent/JP2011097180A/ja active Pending
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