Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2011045098A - 高レートのパケットデータ伝送において高速閉ループレートに適応するための方法および装置 - Google Patents

高レートのパケットデータ伝送において高速閉ループレートに適応するための方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011045098A
JP2011045098A JP2010205267A JP2010205267A JP2011045098A JP 2011045098 A JP2011045098 A JP 2011045098A JP 2010205267 A JP2010205267 A JP 2010205267A JP 2010205267 A JP2010205267 A JP 2010205267A JP 2011045098 A JP2011045098 A JP 2011045098A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
slot
access terminal
packet
bit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010205267A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4778106B2 (ja
Inventor
Eduardo A S Esteves
エデュアルド・エー・エス・エステベス
Rashid A Attar
ラシッド・エー・アッター
Nagabhushana T Sindhushayana
ナガブーシャナ・ティー・シンデュシャヤナ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2011045098A publication Critical patent/JP2011045098A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4778106B2 publication Critical patent/JP4778106B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/02Resource partitioning among network components, e.g. reuse partitioning
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/18Processing of user or subscriber data, e.g. subscribed services, user preferences or user profiles; Transfer of user or subscriber data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/04Error control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/16Central resource management; Negotiation of resources or communication parameters, e.g. negotiating bandwidth or QoS [Quality of Service]
    • H04W28/18Negotiating wireless communication parameters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/08Access point devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Transceivers (AREA)

Abstract

【課題】可変レートで送信することができる高データレートの通信システムにおいて、開ループレート制御が閉ループ制御で調整されてスループットを最大化する。
【解決手段】アクセスポイントはインターリーブされたマルチスロットのパケットを生成し、マルチパケットのスロット内に保持されている最近受信したデータに従って、アクセス端末が表示メッセージをアクセスポイントへ送信することを可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明はデータ通信に関する。特に、本発明は、高レートのパケットデータ伝送において高速閉ループレートに適応するための新規で向上した方法および装置に関する。
モバイルコンピューティングおよびデータアクセスは、次第に増加しているユーザに着実に利用可能になってきている。現在、連続データ接続および情報へのフルアクセスを行なう新しいデータサービスおよび技術の開発および導入が行われている。今日、ユーザは種々の電子デバイスを使用して、他の電子デバイスまたはデータネットワーク上に記憶されている音声またはデータ情報を検索することができる。これらの電子デバイスには、ワイヤを介してデータ資源に接続できるものや、ワイヤレス方式でデータ資源に接続できるものがある。ここで使用されているように、アクセス端末は、ユーザにデータの接続性を与えるデバイスである。アクセス端末は、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、またはパーソナルディジタルアシスタント(personal digital assistant, PDA)のような計算機に接続されているか、またはこのようなデバイスに物理的に組込まれていてもよい。アクセスポイントは、パケット交換データネットワークとアクセス端末との間にデータの接続性を与える装置である。
無線接続を行なうのに使用可能なアクセス端末には、例えば、移動電話があり、移動電話は種々のアプリケーションを支援できる通信システムの一部である。1つの通信システムは、符号分割多重アクセス(code division multiple access, CDMA)システムであり、CDMAシステムは“TIA/EIA/IS-95 Mobile Station Base Station Compatibility Standard for Dual-Mode Wideband Spread Spectrum Cellular System”(ここではIS−95標準規格と呼ばれている)にした
がう。CDMAシステムは、ユーザ間の音声およびデータ通信を地上リンクによって可能にしている。多重アクセス通信システムにおけるCDMA技術の使用は、米国特許第4,901,307号(“SPREAD SPECTRUM MULTIPLE ACCESS COMMUNICATION SYSTEM USING SATELLITE OR TERRESTRIAL REPEATERS”)、および米国特許第5,103,459号(“SYSTEM AND METHOD FOR GENERATING WAVEFORMS IN A CDMA CELLULAR TELEPHONE SYSTEM”)に開示されており、両文献は本発明の譲受人に譲渡され、ここでは参考文献として取り上げている。本発明は、他のタイプの通信システムに同様に応用できることが分かるであろう。本発明は、TDMAおよびFDMAのような他の周知の伝送変調方式、並びに他の拡散スペクトルシステムを使用するシステムに採用される。
無線データの応用に対する需要が増加しているので、非常に効果的な無線データ通信システムに対する必要性が益々大きくなってきている。IS−95の標準規格では、順方向および逆方向リンク上でトラヒックデータおよび音声データを送ることができる。一定の大きさのコードチャンネルフレームにおいてトラヒックデータを送る方法は、米国特許第5,504,773号(“METHOD AND APPARATUS FOR THE FORMATTING OF DATA FOR TRANSMISION”)に詳しく記載されており、これは本発明の譲受人に譲渡され、ここでは参考文献として取り上げる。IS−95の標準規格にしたがうと、トラヒックデータまたは音声データは、20ミリ秒の幅で、14.4キロビット秒のデータレートをもつコードチャンネルフレームへ分割される。
音声サービスとデータサービスとの間の重要な相違は、音声サービスには厳密な一定の遅延要件が課されていることである。通常は、言語フレームの全体的な一方向の遅延は100ミリ秒未満でなければならない。対照的に、データの遅延は可変のパラメータであり、データ通信システムの効率を最適化するのに使用される。とくに、より効率的な誤り訂正コード化技術では、音声サービスで許容できる遅延よりも相当に大きい遅延が要求される。データの効率的なコード化方式の例は、1996年11月6日に出願された米国特許出願第08/743,688号(“SOFT DECISION OUTPUT DECODER FOR DECODING CONVOLUTIONALLY ENCODED CODEWORDS”)に開示されており、これは本発明の譲受人に譲渡され、ここでは参考文献として取り上げている。
音声サービスとデータサービスとの間の別の重要な相違は、音声サービスには、全ユーザのための一定で共通のサービス程度(grade of service, GOS)が必要であることである。通常は、音声サービスを提供するディジタルシステムでは、GOSによって全ユーザのための一定の等しい伝送レートと言語フレームの誤り率の最大許容値とに変換される。対照的に、データサービスでは、GOSはユーザごとに異なり、データ通信システムの全効率を向上するために最適化されたパラメータである。データ通信システムのGOSは、通常は、所定量のデータ(以下では、データパケットと呼ぶ)を転送するときに発生する全遅延として定義される。
音声サービスとデータサービスとの間のさらに別の重要な相違は、音声サービスには高信頼性の通信リンクが必要であることであり、このような高信頼性の通信リンクは、例えばCDMA通信システムではソフトハンドオフによって与えられる。ソフトハンドオフでは、信頼性を増すために、2以上の基地局から重複して送る。しかしながら、データ通信では、誤って受信したデータパケットを再伝送できるので、この追加の信頼性は必要ない。データサービスでは、ソフトハンドオフを支援するのに使用される伝送電力は、追加のデータを送るためにより効率的に使用される。
データパケットを転送するのに必要な伝送遅延と通信システムの平均スループットレートとは、データ通信システムの品質と効率とを測定するパラメータである。伝送遅延が与える影響は、データ通信と音声通信とでは異なるが、伝送遅延は、データ通信システムの品質を測定する重要な測度(metric)である。平均スループットレートは、通信システムのデータ伝送能力の効率の測度である。
セルラシステムでは、所与のユーザの信号対干渉および雑音比(signal-to-interference-and-noise ratio, SINR)が、有効範囲内のユーザの位置の関数であることはよく知られている。所与のレベルのサービスを維持するために、時分割多重アクセス(time division multiple access, TDMA)のシステムおよび周波数分割多重アクセス(frequency division multiple access, FDMA)のシステムは周波数再使用技術を使用しており、すなわち各基地局において全周波数チャンネルまたは全時間スロット、あるいはこの両者が使用されているわけではない。CDMAシステムでは、システムの全セルにおいて同じ周波数割当てを再使用して、全効率を向上している。所与のユーザの移動局においてSINRを測定し、基地局からユーザの移動局へのこの特定のリンクにおいて支援できる情報レートを決定する。特定の変調および誤り修正方法を使用して送るとき、所与のレベルの性能は対応するレベルのSINRで実現される。六角形のセルのレイアウトをもち、かつ各セル内で共通の周波数を使用している理想的なセルラシステムでは、理想的なセル内で実現されるSINRの配分を計算することができる。
高レートでデータを送ることができるシステム、すなわち以下で高データレート(High Data Rate, HDR)システムと呼ばれるシステムでは、開ループレート適応アルゴリズムを使用して、順方向リンクのデータレートを調節する。HDRシステムの例は、米国特許出願第08/963,386号(“METHOD AND APPARATUS FOR HIGH RATE PACKET DATA TRANSMISSION”)において開示されており、これは本発明の譲受人に譲渡され、ここでは参考文献として取り上げている。開ループレート適応アルゴリズムでは、無線環境において通常みられる可変のチャンネル状態にしたがってデータレートを調節する。一般的に、アクセス端末は、順方向リンク上でのパイロット信号送信期間に、受信データのSINRを測定する。アクセス端末は、測定したSINR情報を使用して、次のデータパケット期間における将来の平均SINRを予測する。予測方法の例は、現在審査中の米国特許出願第09/394,980号(“SYSTEM AND METHOD FOR ACCURATELY PREDICTING SIGNAL TO INTERFERENCE AND NOISE RATIO TO IMPROVE COMMUNICATIONS SYSTEM PERFORMANCE”)に記載されており、これは本発明の譲受人に譲渡され、ここでは参考文献として取り上げている。予測されたSINRによって、順方向リンク上で支援できる所与の成功率の最大データレートを決定する。したがって、開ループレート適応アルゴリズムは、アクセス端末がアクセスポイントに、予測のSINRによって決定したデータレートで次のパケットを送ることを要求するメカニズムである。開ループレート適応方法は、モバイル環境のような不利な無線チャンネルの条件下でさえも、高スループットのパケットデータシステムを提供するのに非常に効果的であることが分かった。
しかしながら、開ループレート適応方法を使用する際の欠点は、アクセスポイントへのレート要求のフィードバックを送ることに関係する暗黙のフィードバックの遅延があることである。この暗黙の遅延の問題は、チャンネル状態の変化が速いときに、アクセス端末が要求データレートを毎秒数回更新しなければならないために悪化する。通常のHDRシステムでは、アクセス端末は、毎秒約600回更新を行なう。
純粋な開ループレート適応方法を実行しない理由は他にもある。例えば、開ループレート適応方法は、SINRの推定の精度に相当に依存しているからである。したがって、SINRの測定値が不完全であるので、アクセス端末が基礎となるチャンネル統計を精密に特徴付けることが妨げられる。チャンネル統計を不正確にする1つの要因は、上述のフィードバックの遅延である。アクセス端末は、フィードバックの遅延のために、過去と現在の雑音のある(noisy)SINRの推定を使用して、近い将来の支援できるデータレートを予測しなければならない。チャンネル統計を不正確にする別の要因は、受信したデータパケットの予測できないバースト性である。パケットデータセルラシステムでは、アクセス端末における干渉レベルがこのようなバーストによって突然に変化する。純粋な開ループレート適応方式では、干渉レベルが予測できないことを適切に説明できない。
純粋な開ループレート適応方法を実行しない別の理由は、誤りの影響を最小化できないからである。例えば、推定のSINRの予測誤りが大きいときは、若干のモバイル環境の場合のように、アクセス端末は控えめなデータレート要求を送って、パケットの低い誤り率を保証する。パケットの誤り率が低いために、全体的な伝送遅延は小さくなる。しかしながら、アクセス端末は、(データレート要求が控えめでなければ)恐らくはより高いデータレートのパケットを受信するのに成功したであろう。開ループレート適応方法には、推定のチャンネル統計に基づくデータレート要求を、データパケットの伝送中の実際のチャンネル統計に基づくデータレートに更新する機構はない。したがって、開ループレート適応方法では、推定のSINRの予測誤り率が大きいときは、最大スループットレートを得られない。
開ループレート適応方法が誤りの影響を最小化できない別の例は、アクセス端末が受信したパケットを不正確にデコードしたときである。無線リンクプロトコル(Radio Link Protocol, RLP)において、アクセス端末は、パケットを不正確にデコードしたときに再伝送を要求するが、再伝送の要求は、受信したシーケンス番号のスペースにギャップを検出した後でのみ生成される。したがって、RLPプロトコルでは、パケットが不正確にデコードされた後で、次の受信パケットの処理を要求する。この手続きでは、全体的な伝送遅延を増加する。データパケット内に含まれているコード符号の一部または全てを迅速に再伝送し、アクセス端末が遅延させ過ぎることなくパケットを正確にデコードできる機構が必要である。
したがって現在は、既に記載したように、伝送遅延を最小化し、かつスループットレートを最大化するために、開ループレート適応方法を変更することが必要である。
本発明は、開ループレート適応アルゴリズムを変更して、ハイブリッドの開ループ/閉ループのレート適応方式を生成するための新規で向上した方法および装置に関する。アクセスポイントは、データパケットのスロットにおいて時間のインターリーブされた構造を適切に生成して、インターリーブされた構造内に挿入されているギャップと関係する期間中に、アクセス端末が表示メッセージ(indicator message)をアクセスポイントへ送ることができるようにしている。
本発明の1つの態様では、インターリーブされたギャップと関係する期間は、アクセス端末がスロット内に保持されているデータをデコードし、かつデコードされたデータに基づいて表示メッセージを送るのに十分な継続期間である。本発明の代わりの態様では、表示メッセージは推定の信号対干渉および雑音のレベルに基づいている。
本発明の別の態様では、表示メッセージは1ビット長であり、アクセスポイントでは、ビットが到達するタイミングにしたがって、これを解釈する。
本発明の特徴、目的、および長所は、同じ参照符号が全体的に対応して識別している図面に関連付けて採用したときに、次に記載する詳細な記述からより明らかになるであろう。
図1はマルチスロットパケットにおいて1スロットのギャップがインターレースされている構造の例示的な図。 図2はマルチスロットパケットにおいて一様なNスロットのギャップがインターレースされている構造の例示的な図。 図3はマルチスロットパケットにおいて一様でないNスロットのギャップがインターレースされている構造の例示的な図。 図4はマルチスロットパケットにおける例示的な停止(STOP)制御表示の図。 図5はマルチスロットパケットにおける例示的な拡張(EXTEND)制御表示の図。 図6は本発明の例示的な実施形態のブロック図。
発明の詳細な説明
データ通信システムの例示的な実施形態では、順方向リンクのデータ伝送は、1つのアクセスポイントから1以上のアクセス端末へアクセス端末によって要求されるデータレートで行われる。逆方向リンクのデータ通信は、1つのアクセス端末から1以上のアクセスポイントへ行うことができる。データはデータパケットへ分割され、各データパケットは時間スロット上で送られる。アクセスポイントは、各時間スロットにおいてアクセスポイントと通信しているアクセス端末へデータを送ることができる。
最初に、アクセス端末は所定のアクセス手続きを使用してアクセスポイントとの通信を設定する。この接続状態では、アクセス端末はアクセスポイントからデータメッセージと制御メッセージとを受信し、データメッセージと制御メッセージとをアクセスポイントへ送ることができる。次にアクセス端末は、アクセス端末のアクティブな組の中のアクセスポイントからの送信の順方向リンクを監視する。アクティブな組には、アクセス端末と通信しているアクセスポイントのリストが含まれている。とくに、アクセス端末は、アクティブな組の中のアクセスポイントからの順方向リンクのパイロットの信号対干渉および雑音比(SINR)を、アクセス端末において受信したときに測定する。受信したパイロット信号が、所定の追加(add)の閾値より高いか、または所定の低下(drop)の閾値よりも低いときは、アクセス端末はアクセスポイントへこれを報告する。アクセスポイントからの次のメッセージは、それぞれアクティブな組をアクセスポイントへ追加するかまたはアクティブな組からアクセスポイントを削除するようアクセス端末に指示する。
送られるデータがないときは、アクセス端末はアイドル状態に戻って、データレート情報をアクセスポイントへ送るのを中断する。アクセス端末は、アイドル状態のときは、ページングメッセージについてアクティブな組の中のアクセスポイントからの制御チャンネルを定期的に監視する。
アクセス端末へデータが送られるときは、データは中央制御装置によってアクティブな組の全アクセスポイントへ送られ、各アクセスポイントに順番に記憶される。次にページングメッセージはアクセスポイントによって各制御チャンネル上をアクセス端末へ送られる。幾つかのアクセスポイントにおいて、アクセスポイントは全てのこのようなページングメッセージを同時に送り、アクセス端末がアクセスポイント間をスイッチングしているときでさえも受信を保証する。アクセス端末は、制御チャンネル上の信号を復調してデコードし、ページングメッセージを受信する。
ページングメッセージをデコードするとき、および各タイムスロットにおいて、データ伝送が完了するまで、アクセス端末は、アクティブな組の中のアクセスポイントからの順方向リンク信号のSINRを、アクセス端末において受信したときに測定する。順方向リンク信号のSINRは、各パイロット信号を測定することによって求めることができる。次にアクセス端末は、1組のパラメータに基づいて最良のアクセスポイントを選択する。パラメータの組には、現在と前のSINRの測定値、およびビット誤り率またはパケット誤り率を含むことができる。例えば、最良のアクセスポイントは、最大のSINRの測定値に基づいて選択することができる。次にアクセス端末は最良のアクセスポイントを識別して、データレート制御チャンネル(以下では、DRC(Data Rate Control)チャンネルと呼ぶ)上のデータレート制御メッセージ(以下では、DRCメッセージと呼ぶ)を選択されたアクセスポイントへ送る。DRCメッセージには、要求されたデータレート、またはその代わりに順方向リンクのチャンネル品質(例えば、SINRの測定値自体、ビット誤り率、またはパケット誤り率)を含むことができる。例示的な実施形態では、アクセス端末は、アクセスポイントをユニークに識別するウオルシュコードを使用することによって、DRCメッセージを特定のアクセスポイントへ送ることができる。DRCメッセージの符号は、ユニークなウオルシュコードと排他的論理和(XOR)をとられる。アクティブな組内の各アクセスポイントはアクセス端末によってユニークなウオルシュコードによって識別されるので、選択されたアクセスポイントのみが、正しいウオルシュコードを使用して、アクセス端末が実行したのと同一のXOR演算を実行し、DRCメッセージを正しくデコードすることができる。アクセスポイントは、各アクセス端末からレート制御情報を使用して、順方向リンクのデータを可能な限り高いレートで効率的に送る。
アクセスポイントは、各時間スロットにおいて、ページされたアクセス端末を選択することができる。次にアクセスポイントは、選択したアクセス端末へデータを送るデータレートを、アクセス端末から受信したDRCメッセージの最近の値に基づいて決定する。さらに加えて、アクセスポイントは、識別用のプリアンブルをアクセス端末へ方向付けられたデータパケットへ添付することによって、特定のアクセス端末への伝送をユニークに識別する。例示的な実施形態では、プリアンブルは、アクセス端末を独特に識別するウオルシュコードを使用して分布される。
例示的な実施形態では、データ伝送システムの順方向リンクの容量は、アクセス端末のデータレート要求によって決定される。順方向リンクの容量の追加の利得は、指向性アンテナまたは適応空間フィルタ、あるいはこの両者を使用することによって実現することができる。指向性の伝送を行なうための例示的な方法および装置は、1995年12月20日に出願された現在審査中の米国特許出願第08/575,049号(“METHOD AND APPARATUS FOR DETERMINING THE TRANSMISSION DATA RATE IN A MULTI-USER COMMUNICATION SYSTEM”)、および1997年9月8日に出願された米国特許出願第08/925,521号(“METHOD AND APPARATUS FOR PROVIDING ORTHOGONAL SPOT BEAMS, SECTORS, AND PICOCELLS”)に記載されており、両文献は本発明の譲受人に譲渡され、ここでは参考文献として取り上げている。
高速閉ループ(Fast Closed-Loop, FCL)レート制御適応
HDRシステムにおいて、開ループレート適応方式では、高速フィードバックチャンネルを使用して、アクセス端末からアクセスポイントへDRCメッセージを送ることができ、一方でアクセスポイントは順方向のデータリンク上でデータパケットをアクセス端末へ同時に送る。したがって、アクセス端末はアクセスポイントへ命令して、受信側のアクセス端末における実際のSINRの条件にしたがって現在の伝送を終了するか、または拡張することができる。例示的な実施形態では、高速フィードバックチャンネルを使用して、別途記載するように特別の情報を送る。
HDRシステムにおける順方向リンクのデータレートは、38.4キロビット秒から2.456メガビット秒まで変化する。各パケットデータ伝送の継続期間を、多数のスロットおよび他の変調パラメータについて表1に示した。この実施形態では、1スロットは1.666.ミリ秒の継続期間、すなわち1.2288Mcpsのチップレートで送られる2048のチップに対応する。
Figure 2011045098
例示的な実施形態では、マルチスロットパケットの構造は、所定のギャップスロットではなく、所定のデータスロット内にデータを保持するように変更される。例示的な実施形態にしたがってマルチスロットパケットが構成されるときは、マルチスロットパケットを受信しているアクセス端末は、他の目的のために所定のギャップスロットの継続期間を利用することができる。例えば、アクセス端末はデータスロット間の時間を使用して、これまで累積したソフトコード符号でパケットを正しくデコードできるかどうかを決定することができる。アクセス端末では、データスロットが正しくデコードされたかどうかを決定する種々の方法を使用することができ、これらの方法には、限定はしないが、データと関係するCRCビットを検査するか、またはパイロットおよびトラヒック符号の受信したSINRに基づいて予測SINRを推定することが含まれる。
図1は、マルチスロットパケットにおいて1スロットのギャップをインターレースした構造の例示的な図であり、所定のデータスロットおよび所定のギャップスロットが交互にインターレースされている。以下ではこの実施形態を1スロットのギャップパターンと呼ぶことにする。マルチスロットパケット100は、交互のスロット内にデータを含み、アクセスポイントからアクセス端末へ送られる。例えば、アクセス端末が表1のデータレート2にしたがって送っているときは、マルチスロットパケット内には8つのデータがあり、データはスロット1、3、5、7、9、11、13、15内に保持されている。スロット2、4、6、8、10、12、14、16は、マルチスロットパケットの部分を送るのに使用されない。空のスロットと関係する時間期間内では、アクセス端末からのDRCメッセージをアクセスポイントへ送ることができる。この例では、8つのスロットパケットの例の伝送に関係するギャップスロットの間に、アクセスポイントが、別のデータパケットを、同じか、または異なるアクセス端末へ送ることができるのは明らかである。
この実施形態では、DRCメッセージに加えて、アクセス端末の受信状態を示す表示メッセージをアクセス端末からアクセスポイントへ送ることができ、このような表示メッセージには、限定はしないが、停止(STOP)表示メッセージまたは拡張(EXTEND、EXT)表示メッセージを含むことができる。この実施形態についてここに記載した表示メッセージの使用は、次に記載する別の実施形態に応用できることに注意すべきである。
HDRシステムでは、307.2キロビット秒以下のデータレートでパケットで送られるコード符号は、614.4キロビット秒でパケットにおいて送られるコード符号の反復(repeat)である。一般的に、所与のスロットで送られるコード符号のほとんどは、パケットの第1のスロットにおいて送られるコード符号をずらして反復したものである。データレートがより遅いときは、パケットの所与の誤り率は低く、SINRがより低くなることが必要となる。したがって、アクセス端末が、チャンネル状態が好ましくないと決定すると、アクセス端末はDRCメッセージを送って、614.4キロビット秒未満のデータレートを要求する。アクセスポイントは、図1に記載した構造にしたがってマルチスロットパケットを送る。しかしながら、実際のチャンネル状態が向上して、アクセス端末に必要な反復コード符号が、開ループレート適応アルゴリズムによって最初に指定されていたよりも、より少なくなるとき、図1に記載した構造では、アクセス端末は、逆方向リンクのフィードバックチャンネル上で停止表示メッセージのような表示メッセージを送ることができる。
図2は、停止表示メッセージの使用を示す図である。アクセスポイントは、図1のインターリーブされた構造にしたがってデータパケット200を送る。スロットn+2およびn+4は、データを保持しているスロットである。DRCメッセージ210は、スロット期間n−1の間に受信され、スロットn、n+2、n+4、およびn+6内のデータは、要求データレートにしたがって送られるようにスケジュールされる。アクセス端末は、スロットn、n+2、およびn+4内のコード符号の反復を受信すると、n+6によって保持されている反復を受信しなくても、完全なデータを十分に決定できるので、アクセス端末は停止表示メッセージ220を送る。したがって、アクセス端末は、新しいデータを受信できるようになっている。停止表示メッセージ220は、スロットn+5の間にアクセスポイントによって受信される。停止表示メッセージ220を受信すると、アクセスポイントは、残りの割り当てられたデータスロットn+6内のデータパケットの反復を送るのを止めて、スロットn+6内の新しいデータパケットを送り始める。未使用の割り当てられたスロットには、任意のアクセス端末に方向付けられた別のパケットの伝送を再び割り振ることができる。このやり方では、閉ループレート適応は、最初のDRCメッセージにおいて推定のチャンネル状態に基づいて指定されたデータレートよりも高いデータレートを実際のチャンネル状態が許可するときに、資源を最適化するように行なわれる。上述の例では、停止表示を送ることによって、最初の要求データレートよりも4/3倍高い有効データレートが実現される。
この実施形態の別の態様では、実際のチャンネル状態が推定のチャンネル状態よりも悪くなるたびに、表示メッセージをアクセス端末からアクセスポイントへ送って、コード符号のより多くの反復を可能にすることができる。表示メッセージは、拡張表示メッセージと呼ばれることがある。また拡張表示メッセージは、1つのスロットパケットがアクセス端末によって不正確にデコードされたときに使用される。この場合は、アクセス端末は拡張表示メッセージを送って、指定されたスロット内に保持されているデータの再伝送を要求する。図1の構造では、アクセスポイントは、拡張表示メッセージをデコードした後に、ちょうどその次のスロット(ここでは拡張データスロットと呼ばれる)上のデータを再び送ることができる。図3は、拡張表示メッセージをこのように使用したことを示している。データパケット300は、図1の構造にしたがって構成されており、交互のスロットはギャップスロットを示している。アクセスポイントによって受信されるDRCメッセージ310は、データスロットnにおいて送られるデータに好ましいレートを与える。データは、スロットn+2においても要求データレートにしたがって送られる。しかしながら、アクセスポイントによって受信される拡張表示メッセージ320は、スロットn+2内に保持されているデータをデコードするときの誤りのために、データスロットn+4においてデータの反復を命令する。
この実施形態の別の態様では、推定のSINRにおいて、パケットの成功率が下がった、例えばパケットの成功率が80ないし90%になったことが示されるとき、単一スロットのパケットが要求される。アクセス端末は、受信した単一スロットのパケットに基づいて拡張表示メッセージをアクセスポイントへ送り、第1の単一スロットのパケットが正しくデコードされなかったときは、パケットの再伝送を要求することができる。この実施形態の態様の長所は、データのスループットレートが向上したことであり、これは高データレートの最初の伝送によって実現される。この実施形態にしたがって、実際のチャンネル状態にしたがって高データレートの伝送を調節することができる。図3は、本発明のこの態様を示している。DRCのメッセージ310が307.2キロビット秒のデータ要求を送るとき、データはスロットnおよびn+2において要求レートで送られる。しかしながら、アクセス端末がチャンネル状態の向上を検出するときは、アクセス端末は、DRCメッセージ330を送って、1.2メガビット秒のデータ要求を伝えることができる。次にアクセスポイントはスロットn+5内の単一のスロットパケットを1.2メガビット秒で送る。アクセス端末は、ギャップスロットn+6と関係する時間中に、チャンネル状態の悪化を検出し、スロットn+5内のデータの再伝送を必要とする。拡張メッセージ340が送られ、アクセスポイントはスロットn+5からのデータをスロットn+7において再び送る。
1つの例示的な実施形態では、アクセス端末は、パケットごとに拡張表示メッセージをNEXT(i)まで(なお、i=1,2,...,11であり、表1に示したデータレートの1つに対応する)送ることができる。
閉ループレート適応のための上述の手続きは、データパケットが1または2つのスロットを含むときの伝送の例である。拡張データスロットは、前に送られたコード符号の反復であるコード符号を保持し、したがって拡張データスロット内のコード符号は、信頼性を向上するために、デコーディングステップに先立って、前に受信したコード符号と効果的にソフト結合(soft-combine)されることに注意すべきである。拡張データスロット内で送られるこのコード符号の識別は、実行の細部であり、本発明の技術的範囲に影響を与えない。
上述の高速閉ループレート適応方法は、開ループレート適応方式によって使用されるのと同じ高速フィードバックチャンネルに依存して実行できるが、本発明の技術的範囲を変更せずに、閉ループレート適応方法を実行するのに他の別のチャンネルを使用できることに注意すべきである。
構成の別の態様は、表示メッセージの形成である。システム内に2つのみの表示メッセージ、すなわち停止表示メッセージおよび拡張表示メッセージが示されている実施形態では、システムは、表示メッセージを伝えるのに1ビットのみを必要とする。DRCメッセージは、レート選択およびアクセスポイント識別のために多数のビットを保持しているが、システムが使用の際にそのビットのコンテキストを区別するときは、停止表示メッセージまたは拡張表示メッセージを表示することが必要である。例えば、表示ビットはFCLビットとして示すことができる。アクセスポイントがアクセス端末からのFCLビットの存在をスロットnにおいて検出するとき、このアクセス端末へ方向付けられたマルチスロットパケットのデータスロットが、スロットn+1において送られるようにスケジュールされている場合は、アクセスポイントはFCLビットを停止表示メッセージとして解釈する。しかしながら、このアクセス端末へスケジュールされたパケットが、要求データレートにしたがって、ちょうどスロットn+1において終了するときは、アクセスポイントはFCLビットを拡張表示メッセージとして解釈する。その代わりに、前の拡張表示メッセージが、特定のパケットのスロットを、ちょうどスロットn−1において再伝送するように伝え、NEXTよりも少ない拡張表示メッセージがこのパケットについて処理されたときは、アクセスポイントはFCLビットを同様に拡張表示メッセージとして解釈することができる。これらの情況のいずれも適用できないときは、このビットはフォールスアラームとして捨てられる。
別の実施形態では、表示メッセージは、逆のDRCのコードワードの1つを使用することによって、開ループのDRCメッセージにおいて逆の同じフィードバックチャンネル上を送られる。しかしながら、この実施形態では、アクセス端末は、一度に1つのみのメッセージを送ることができるので、DRCメッセージと、停止表示メッセージのような表示メッセージとを同時に送ることはできない。したがって、アクセス端末は、停止表示が送られた後に解放される第1のスロットの間は、別のパケットを供給されるのを妨げられることになる。しかしながら、他のアクセス端末は、第1のスロットの解放中に供給される。アクセスポイントが多くのアクセス端末へ供給するときは、所与のアクセス端末のパケットが連続的にスケジュールされる確率が低減するので、この実施形態の効果は最大化される。
別の実施形態では、逆方向リンクに特別のウオルシュ関数を使用して生成できる別々の割り当てられたチャンネル上で表示メッセージを送ることができる。このアプローチは、アクセス端末がFCLチャンネルの信頼性を所望のレベルまで制御できるといった特別の長所をもつ。上述の実施形態では、所与の時間に1つのアクセス端末のみが伝送を認められる。したがって、逆方向リンクの容量に影響を与えることなく、表示メッセージを送るために割り当てられた電力を増加することが実行可能である。
既に記載したように、アクセスポイントは、ギャップスロット中に他のアクセス端末へデータを送ることによって効率を最大化することができる。
図4は、マルチスロットパケットにおける例示的なインターレース形構造の図であり、所定のデータスロットおよび所定のギャップスロットは一様なNスロットのパターンでインターレースされている。この実施形態は、以下では一様なNスロットのギャップパターンと呼ばれる。マルチスロットパケット400は、各N番目のスロット内にデータを含み、アクセスポイントからアクセス端末へ送られる。N−1スロットはギャップスロットであり、アクセス端末はギャップスロットと関係する遅延を使用して、前のデータスロットにおいて受信したデータのデコーディングを試みる。この技術においてよく知られているように、データビットのブロックはコード化して送られ、データを受信すると、送られたデータ内の誤りの存在を決定することができる。このようなコード化技術の1つの例は、巡回冗長検査(cyclic redundancy check, CRC)の符号の生成である。この実施形態の1つの態様では、アクセス端末は、ギャップを一様に挿入することによって生じる遅延を使用して、CRCビットをデコードし、かつデータスロットをデコードするのに成功したかどうかを決定することができる。アクセス端末は、SINRの推定値に基づいて表示メッセージを送るのではなく、データスロットをデコードするのに実際に成功したか、または失敗したかに基づいて、表示メッセージを送ることができる。データをデコードするのに必要な時間は通常は、パケット内に含まれている情報ビット数に比例することに注意すべきである。したがって、表1に示されているように、データレートがより高速になると、パケットをデコーディングするのにより長い時間が必要となる。Nの最適値を決定する場合は、インターレースしている期間を選択するときに、最悪の場合の遅延を考慮しなければならない。
この実施形態の別の態様では、アクセス端末はギャップを一様に挿入することによって生じる遅延を使用して、データスロットの受信中の推定のSINRを決定して、DRCメッセージを効果的に送ることができる。
さらに加えて、マルチスロットパケット内に特別の遅延スロットを挿入すると、アクセス端末は追加のメッセージをアクセス端末へ送ることができる。
1スロットのギャップパターンの実施形態において表示メッセージを送るのと類似したやり方で、一様なNスロットのギャップパターンにおいて停止表示メッセージおよび拡張表示メッセージを使用することができる。さらに加えて、システムがビットのコンテキストを使用時に区別するときは、1ビットのみを使用して表示メッセージの形成を実現することができる。例えば、表示ビットはFCLビットとして示すことができる。アクセスポイントがアクセス端末からFCLビットの存在をスロットnにおいて検出するときは、このアクセス端末へ方向付けられたマルチスロットのパケットのデータスロットがスロットn+1において送ることをスケジュールされている場合に、アクセスポイントはFCLビットを停止表示メッセージとして解釈する。しかしながらこのアクセス端末へスケジュールされたパケットが、要求データレートにしたがって、ちょうどスロットn−p+1において終了するときは(なお、pはデータスロットをアクセス端末に割り当てられた期間である)、アクセスポイントはFCLビットを拡張表示メッセージとして解釈する。その代わりに、前の拡張表示メッセージが、ちょうどスロットn−p+1において指定されたパケットのスロットを再伝送することを伝え、NEXTよりも少ない拡張表示メッセージがこのパケットについて処理されているときは、アクセスポイントはFCLビットを同様に拡張表示メッセージとして解釈することができる。これらの情況の何れも適用可能でないときは、ビットをフォールスアラームとして捨てることができる。
図5はマルチスロットパケットのための別の例示的なインターレース形構造の図であり、なお、所定のデータスロットおよび所定のギャップスロットは一様でないスロットパターンでインターレースされている。以下では、本発明のこの実施形態は一様でないNスロットのギャップパターンと呼ばれる。マルチスロットパケット500は、データスロット間でインターレースされている遅延がデータレートの関数であるように構成されている。レートiのパケットのデータスロット間に必要なギャップスロット数、すなわちN(i)は、全てのアクセス端末とアクセスポイントとによって定められ、知られている。この実施形態では、各データレートのパケットの待ち時間を最小化できるが、パケットを送ることをスケジュールするときに、アクセスポイントが満たさなければならない一定数の制約がある。1つのこのような制約は、データスロットが重複するのを避けることである。
一様でないスロットパターンの例として、図5のDRCメッセージを使用して、データを交互に送ることができる。この例では、DRCメッセージ510は、スロットn−2、n+2、およびn+6において送られるデータを204.8キロビット秒で送ることを要求している。DRCメッセージ520は、データをスロットn+1、n+3において921.6キロビット秒で送ることを要求している。DRCメッセージ530は、データをスロットn+8において1.2メガビット秒で送ることを要求している。個々のDRCメッセージは定期的に送られるが、定期的な伝送を組合せて、不定期で、一様でないパターンが生成される。DRCメッセージ520によって開始されるデータパターンについて制約があることに注意すべきである。対のデータスロット間に1スロットのギャップをもつパターンにおいて、この2つのスロットのデータパケットは、nではなく、n+1またはn−1において伝送を開始するようにスケジュールされている。パターンがnから始まるときは、現在のスロットn+3のデータはスロットn+2において送られ、DRCメッセージ510でスケジュールされたデータスロットパターンと重複する。
1スロットのギャップパターンの実施形態において表示メッセージの伝送に類似したやり方で、一様でないNスロットのギャップパターンにおいて、停止表示メッセージおよび拡張表示メッセージを使用できる。さらに加えて、システムがビットのコンテキストを使用の際に区別するときは、1ビットのみを使用して表示メッセージを形成することができる。例えば、表示ビットはFCLビットとして示すことができる。アクセスポイントがアクセス端末からFCLビットの存在をスロットnにおいて検出するときは、このアクセス端末へ方向付けられたマルチスロットパケットのデータスロットがスロットn+1において送ることをスケジュールされている場合に、アクセスポイントはFCLビットを停止表示メッセージとして解釈する。しかしながら、アクセス端末へスケジュールされているパケットが、要求データレートにしたがって、ちょうどn−N(i)において終了するとき(なお、N(i)はデータスロット間に必要なギャップスロットの数であり、iはデータレートの指数を示す)、アクセスポイントはFCLビットを拡張表示メッセージとして解釈する。その代わりに、前の拡張表示メッセージが、ちょうどスロットn−N(i)において指定されたパケットのスロットを再伝送することを伝え、NESTより少ない拡張表示メッセージがこのパケットについて処理されているときは、これらのアクセスポイントはFCLビットを同様に拡張表示メッセージとして解釈することができる。これらの情況の何れも適用できないときは、ビットをフォールスアラームとして捨てることができる。
一様でないギャップパターン上で一様なギャップパターンを使用するとき、および一様なギャップ上で一様でないギャップパターンを使用するときに、種々の長所が実現される。一様なスロットのギャップパターンを使用しているシステムは、全てのスロットについて交互の周期的なパターンによって最大のスロット効率を実現できる。例えば、一様なパターンでは、1つのアクセス端末はスロットn、n+4、n+8、...を割り当てられ、第2のアクセス端末はスロットn+1、n+5、n+9、...を割り当てられ、第3のアクセス端末はスロットn+2、n+6、n+10、...を割り当てられ、第4のアクセス端末はスロットn+3、n+7、n+11、...を割り当てられる。このやり方では、ネットワークの効率を向上するために、全てのスロットが十分に使用される。しかしながら、一定の環境では、一様でないスロットのギャップパターンを構成することがより望ましい。例えば、高速のデータ伝送中に、1スロットのみのデータが大量のコード符号と共に送られる。このような場合は、アクセス端末は、受信したコード符号をデコードするのに比較的に長い継続期間を必要とする。したがって、一様なスロットパターンの構成では、大量のギャップスロットのために対応する長い期間が必要であり、ゆえに効率が悪くなる。この環境のもとでは、一様でないギャップスロットのパターンは望ましくない。
図6は、HDRシステムにおいてFCLレートの制御を行なうための装置のブロック図である。アクセス端末701は、SINRの推定素子722においてアクセスポイント700からの順方向リンクの受信信号の強さに基づいてSINRの推定および予測を行なう。SINRの推定素子722からの結果は開ループレート制御素子723へ送られ、開ループレート制御素子723では、SINRの推定素子722からの結果にしたがってデータレートを選択するために、開ループレート制御アルゴリズムを実行する。開ループレート制御素子723はDRCメッセージを生成し、DRCメッセージは逆方向リンク713上でアクセスポイント700へ送られる。DRCメッセージがDRCデコーダ713においてデコードされ、その結果がスケジューラ712へ送られると、アクセスポイント700は、DRCメッセージのデコーディング後で、スロットにおいて指定された要求レートでデータ伝送をスケジュールすることができる。上述の素子は、上述の開ループレート適応アルゴリズムを実行していることに注意すべきである。スケジューラ712は、FCLレート制御プロセスを実行して、上述のようなインターレースされたパケットを生成し、閉ループレート制御素子725は、アクセス端末701が選択的にFCLのレートを適応できるようにする。
図6では、1スロットのギャップパターンがスケジューラ712によって2つのアクセス端末を同時に供給するように構成されている。したがって、アクセスポイント700は2つの独立のバッファ、すなわち伝送バッファA710および伝送バッファB711を保持して、新しいスロットの反復またはスロットの拡張を生成するのに必要なコード符号を保持する。ここに記載した実施形態にしたがってより多くの伝送バッファを使用できることに注意すべきである。
アクセスポイント700はデータパケットをアクセス端末701へ送る。データパケットを受信しているとき、アクセス端末701はSINR推定素子722からの結果を閉ループレート制御素子725へ供給するか、または、その代わりに、アクセス端末701はデコーダ720からの結果を閉ループレート制御素子725へ供給する。バッファ721を挿入して、デコーダ720から、上位層プロトコルへデコードされた情報を順番に送るのを助けてもよいが、これについては本明細書には記載されていない。閉ループレート制御素子725は、デコーダ720またはSINRの推定素子722からの結果を使用して、表示メッセージを生成するかどうかを決定することができる。表示メッセージは、逆方向リンク上でアクセスポイント700へ送られ、FCL表示デコーダ714は表示メッセージをデコードし、デコードしたメッセージをスケジューラ712へ供給する。アクセスポイント700におけるスケジューラ712、DRCデコーダ713、およびFCL表示デコーダ714は別々の構成要素として構成されるか、または単一のプロセッサまたはメモリを使用して構成される。同様に、アクセス端末701内のデコーダ720、バッファ721、SINR推定素子722、開ループレート制御素子723、および閉ループ制御素子725は、別々の素子として構成されるか、または単一のプロセッサ上でメモリと接続してもよい。
外部ループレート制御素子724を挿入して、長期間の誤り統計(long term error statistics)を計算することができる。このような統計の計算結果を使用して、開ループレート制御素子723と閉ループレート制御素子725との両者を調節することができる。
ここに記載したように、FCLレート適応方法では、停止表示メッセージまたは拡張表示メッセージのような表示メッセージをアクセスポイントへ送ることを決定する。この方法では高速修正機構を用意して、開ループレート制御方式の不正確さを補償する。パケットをデコードするのに十分な情報があるときは、マルチスロットパケットの伝送を停止することができる。その代わりに、デコーディングの成功が保証されないときは、実行中のマルチスロットパケットの1スロットを反復することができる。
高レートのパケットのデコーディングに失敗したとき、FCLレート適応方法では、拡張したデータスロットを送ることができるので、開ループレート制御方式を1スロットのパケットをより高いレートで要求することに積極的(aggressive)にすることによって、FCLレート適応方法はスループットレートも向上する。FCLレート適応方法が、開ループレート制御アルゴリズムによって予測よりも早くマルチスロットのパケットを停止する時もスループットを向上する。
例えば、開ループレート制御方式では、1つのスロットパケットを使用して高レートを選択し、パケット誤り率(packet error rate, PER)が第1のスロットの終わりでは約15%で、かつ拡張したスロットの終わりではほぼ1%であるように、開ループレート制御方式を設計することができる。拡張スロットは、時間ダイバーシティ利得(time diversity gain)およびパンクチャリング損失低減(puncturing loss reduction)に加えて、平均SINRの少なくとも3デシベルを追加することになる。マルチスロットパケットは、開ループレート制御アルゴリズムでは、パケットの正常の終わりにおいて1%のPERを目標とすることができる。したがって、スロット数を低減すると、パケットの成功率は高くなり、これは予測レートよりも高いレートに相当する。さらに加えて、拡張スロットは、必要であれば、成功のデコーディングに特別なマージンを与えて、遅延の再伝送の要件を低減する。最適効率のSINR値は、ネットワークにおいて実行される種々の変調技術にしたがって変化するので、種々のSINR値を閾値にできることは、ここに記載した実施形態の技術的範囲を制限することを意図していないことに注意すべきである。
さらに加えて、SINRの計算に基づいて停止、拡張、またはFCL以外の表示を生成するかどうかの決定が、あまり積極的(aggressive)でないか、さもなければパケット誤り率は、パケットを正しくデコードしたと閉ループレート制御アルゴリズムが誤って断定する確率によって決められる。
上述の好ましい実施形態は、当業者が本発明を生成または使用できるようにするために与えられている。これらの実施形態に対する種々の変更は当業者には容易に明らかであり、ここに定義した全体的な原理は、発明の能力(inventive faculty)を使用することなく、他の実施形態に適用することができる。したがって、本発明は、ここに示した実施形態に制限されることを意図されていないが、ここに開示した原理および新規性に一致する最も幅広い範囲にしたがう。

Claims (23)

  1. 通信ネットワークのデータスループットレートを高める方法であって、
    アクセスポイントにおいて複数のデータスロットおよび複数のギャップスロットを生成するステップと、なお、前記複数のデータスロットは、複数のパケットを形成するために複数のギャップスロットでインターリーブされる;
    前記複数のパケットをアクセス端末へ送るステップと;
    前記アクセス端末において前記複数のパケットを検出するステップと、なお、前記アクセス端末は、受信状態を示す少なくとも1つの表示メッセージを前記アクセスポイントへ送信する;
    を備える方法。
  2. 前記複数のデータスロットは、交互のパターンで複数のギャップスロットにインターリーブされている、請求項1記載の方法。
  3. 前記複数のデータスロットは、各N番目のスロットがギャップスロットになるように、複数のギャップスロットでインターリーブされている、請求項1記載の方法。
  4. 前記複数のデータスロットは、非周期的な構造にしたがって複数のギャップスロットでインターリーブされている、請求項1記載の方法。
  5. アクセスポイントからアクセス端末へ送るためのデータスループットレートを高める方法であって、
    前記アクセス端末へ送る複数のデータパケットをアクセスポイントにおいて生成するステップと、なお、前記複数のデータパケットの各々は少なくとも1つのスロットを含んでおり、前記アクセスポイントは前記複数の各データパケットの中の各スロットをデータスロットまたはギャップスロットとして示す;
    最初のデータレートで前記複数のデータパケットを前記アクセス端末へ送信するステップと;
    前記アクセス端末において1組の推定チャンネルパラメータを決定するステップと;
    前記推定チャンネルパラメータの組に基づいてデータ要求メッセージを前記アクセスポイントへ送信するステップと、なお、前記複数のデータパケットを前記アクセス端末へ送るステップは、データ要求メッセージにしたがって実行される;
    前記アクセス端末において実際のチャンネルパラメータの組を決定するステップと;
    前記実際のチャンネルパラメータの組が所定の品質量をパスするとき、少なくとも1つのギャップスロットと関係する時間期間中に前記アクセスポイントへ表示メッセージを送るステップと;
    前記アクセスポイントにおいて受信した表示メッセージにしたがって、前記アクセス端末へ送るための次のデータパケットを変更するステップと;
    を備える方法。
  6. 前記実際のチャンネルパラメータの組は、前記推定チャンネルパラメータの組と関係するノイズレベルよりも低いノイズレベルを示すとき、前記表示メッセージは停止表示メッセージである、請求項5記載の方法。
  7. 前記実際のチャンネルパラメータの組は、前記推定チャンネルパラメータの組と関係するノイズレベルよりも高いノイズレベルを示すとき、前記表示メッセージは拡張表示メッセージである、請求項5記載の方法。
  8. 前記表示メッセージはスロットn中に受信したビットを備えており、前記アクセスポイントは交互のパターンにしたがって前記複数のデータパケット内の各スロットを指示し、前記アクセス端末へ送る次のデータパケットを変更するステップは、
    前記複数のデータパケットの1つの反復がスロットn+1へ既にスケジュールされているときに、ビットが伝送終了の要求であることを決定するステップと;
    既に送られたパケットがスロットn−1において伝送を終了したときは、ビットが再伝送要求であることを決定するステップと;
    前の表示ビットによって、スロットn−1において既に送られたパケットの再伝送が行なわれ、かつ所定数よりも少ない再伝送が複数のデータパケットについて既に処理されているとき、ビットが再伝送の要求であることを決定するステップと;
    条件が満たされていないときは、ビットがフォールスアラームであることを決定するステップと;
    を備える、請求項5記載の方法。
  9. 前記表示メッセージはスロットn中に受信したビットを備えており、前記アクセスポイントは、期間pにしたがって複数のデータパケット内の各スロットを指定し、前記アクセス端末へ送信するための次のデータパケットを変更するステップは、
    前記複数のデータパケットの1つの反復がスロットn+1へ既にスケジュールされているとき、ビットが伝送終了の要求であることを決定するステップと;
    既に送られたパケットがスロットn−p+1において伝送を終了したときに、ビットが再伝送の要求であることを決定するステップと;
    前の表示ビットによって、スロットn−p+1において既に送られたパケットの再伝送が行なわれ、かつ所定数よりも少ない再伝送が複数のデータパケットへ既に処理されているとき、ビットが再伝送の要求であることを決定するステップと;
    条件が満たされていないときは、ビットがフォールスアラームであることを決定するステップと;
    を備える、請求項5記載の方法。
  10. 前記表示メッセージはスロットn中に受信したビットを備え、前記アクセス端末へ送信するための次のデータパケットを変更するステップは、
    前記複数のデータパケットの1つの反復がスロットn+1へ既にスケジュールされているとき、ビットが伝送終了の要求であることを決定するステップと;
    既に送られたパケットがスロットn−N(i)において伝送を終了したとき、ビットが再伝送の要求であることを決定するステップと、なお、N(i)はデータスロット間のギャップスロット数、iはデータレート指数を示す;
    前の表示ビットによって、スロットn−N(i)において既に送信されたパケットの再伝送が行なわれ、かつ所定数よりも少ない再伝送が複数のデータパケットにおいて既に処理されているときに、ビットが再伝送の要求であることを決定するステップと;
    条件が満たされていないときは、ビットがフォールスアラームであることを決定するステップと;
    を備える、請求項5記載の方法。
  11. 前記実際のチャンネルパラメータの組は、信号対干渉および雑音比を備える、請求項5記載の方法。
  12. 前記実際のチャンネルパラメータの組を決定するステップは、パケットの誤り事象を決定するために前記アクセス端末において前記複数のデータパケットをデコードするステップを備え、前記パケットの誤り事象は、良好なデータパケットの受信か、または不良のデータパケットの受信かを示す、請求項5記載の方法。
  13. 前記アクセス端末において前記複数のデータパケットをデコードするステップは、
    複数の巡回冗長検査(cyclic redundancy check, CRC)のビットをデコードするステップと;
    前記デコードされた複数の巡回冗長検査のビットを推定品質測度と比較するステップと、なお、前記推定品質測度は、前記推定チャンネルパラメータの組から計算される;
    を備える、請求項12記載の方法。
  14. 前記アクセスポイントへ表示メッセージを送信するステップは、
    伝送誤り率の値を決定するためにコード符号を処理するステップと;
    前記伝送誤り率の値が所定量よりも大きいときは、拡張表示メッセージを送信するステップと;
    を備える、請求項5記載の方法。
  15. 前記表示メッセージはスロットn中に受信したビットを備えており、前記アクセスポイントは、前記複数のデータパケット内の各スロットを交互のパターンにしたがって指定し、前記アクセス端末へ送信するための次のデータパケットを変更するステップは、
    前記複数のデータパケットの1つの反復がスロットn−1へ既にスケジュールされているとき、ビットが伝送終了の要求であることを決定するステップと;
    既に送られたパケットがスロットn−1において伝送を終了したとき、ビットが再伝送の要求であることを決定するステップと;
    前の表示ビットによって、スロットn−1において既に送られたパケットの再伝送が行なわれ、かつ所定数よりもより少ない再伝送が複数のデータパケットについて既に処理されているとき、ビットが再伝送の要求であることを決定するステップと;
    状態が満たされていないとき、ビットがフォールスアラームであることを決定するステップと;
    を備える、請求項12記載の方法。
  16. 前記表示メッセージはスロットn中に受信したビットを備えており、前記アクセスポイントは期間pにしたがって複数のデータパケット内の各スロットを指定し、前記アクセス端末へ送信するための次のデータパケットを変更するステップは、
    前記複数のデータパケットの1つの反復がスロットn+1へ既にスケジュールされているとき、ビットが伝送終了の要求であることを決定するステップと;
    既に送られたパケットがスロットn−p+1において伝送を終了したときは、ビットが再伝送の要求であることを決定するステップと;
    前の表示ビットによって、スロットn−p+1において既に送られたパケットの再伝送が行なわれ、かつ所定数よりも少ない再伝送が複数のデータパケットについて既に処理されているときは、ビットが再伝送の要求であることを決定するステップと;
    条件が満たされていないときは、ビットがフォールスアラームであることを
    決定するステップと;
    を備える、請求項12記載の方法。
  17. 前記表示メッセージはスロットn中に受信したビットを備えており、前記アクセス端末へ送信するための次のデータパケットを変更するステップは、
    前記複数のデータパケットの1つの反復がスロットn+1へ既にスケジュールされているとき、ビットが伝送終了の要求であることを決定するステップと;
    既に送信されたパケットがスロットn−N(i)において伝送を終了したときは、ビットが再伝送の要求であることを決定するステップと、なお、N(i)はデータスロット間のギャップスロット数を、iはデータレート指数を示す;
    前の表示ビットによってスロットn−N(i)において既に送られたパケットの再伝送が行なわれ、かつ所定数よりも少ない再伝送が複数のデータパケットについて既に処理されているときは、ビットが再伝送の要求であることを決定するステップと;
    条件が満たされていないときは、ビットがフォールスアラームであることを決定するステップと;
    を備える、請求項12記載の方法。
  18. アクセスポイントからアクセス端末への伝送のデータスループットレートを高めるためのシステムであって、アクセス端末へ送るための複数のインターリーブされたデータスロットおよびギャップスロットを生成するように構成されている、アクセスポイントにおけるプロセッサを備えるシステム。
  19. 前記アクセス端末におけるプロセッサであって、複数のインターリーブされたデータスロットおよびギャップスロットをデコードし、前記アクセスポイントから前記アクセス端末への伝送に関係する品質値を決定し、前記品質値にしたがって送信のためのデータレート要求メッセージを生成し、前記品質値にしたがって表示メッセージを生成し、前記表示メッセージは少なくとも1つのギャップスロットと関係する時間期間中に生成されて前記アクセスポイントへ送られるように構成されているプロセッサをさらに含む、請求項18記載のシステム。
  20. 前記品質値はチャンネルのノイズおよび干渉値によって決定される、請求項19記載の装置。
  21. 前記品質値は、前記デコードされた複数のデータスロットに基づいて、パケットの誤り値によって決定される、請求項19記載の装置。
  22. 開ループレート制御プロセスを調節するための装置であって、
    順方向リンクチャンネル上を送られるデータを記憶する少なくとも1つのバッファへ接続されており、複数のインターリーブされたデータスロットおよびギャップスロットをスケジュールするための、アクセスポイントにおけるスケジューラと;
    前記スケジューラと結合されており、逆方向リンクチャンネル上で受信された複
    数のデータ要求メッセージをデコードし、かつデータレート要求情報を前記スケジューラへ入力するためのデータレート要求メッセージデコーダと;
    前記スケジューラと結合されており、前記逆方向リンク上で受信される複数の表示メッセージをデコードし、かつデコードされた表示メッセージを前記スケジューラへ入力するための表示メッセージデコーダと;
    を備える装置。
  23. 開ループレート制御プロセスを調節するための装置であって、
    順方向リンクチャンネルと関係する品質値を決定するための、アクセス端末における推定素子と;
    前記推定素子に結合され、複数のデータレート要求メッセージを生成するための開ループレート制御素子と、なお、開ループレート制御素子は、前記推定素子から受信した前記品質値を使用して、前記複数のデータレート要求メッセージのコンテンツを決定する;
    前記推定素子及び前記デコーダに結合され、前記推定素子からの前記品質値か、または前記デコーダからの誤り値の何れかに基づいて、複数の表示メッセージを生成するための閉ループレート制御素子と、なお、前記デコーダは、前記順方向リンク上で受信した複数のインターリーブされたデータスロットおよびギャップスロットをデコードするように構成される;
    前記デコーダ及び前記推定素子に結合され、閾値の組にしたがって前記閉ループレート制御素子をイネーブルするための制御装置と;
    を備える装置。
JP2010205267A 2000-05-12 2010-09-14 高レートのパケットデータ伝送において高速閉ループレートに適応するための方法および装置 Expired - Lifetime JP4778106B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/570,210 2000-05-12
US09/570,210 US7245594B1 (en) 2000-05-12 2000-05-12 Method and apparatus for fast closed-loop rate adaptation in a high rate packet data transmission

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001585463A Division JP4689931B2 (ja) 2000-05-12 2001-05-11 高レートのパケットデータ伝送において高速閉ループレートに適応するための方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011045098A true JP2011045098A (ja) 2011-03-03
JP4778106B2 JP4778106B2 (ja) 2011-09-21

Family

ID=24278709

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001585463A Expired - Lifetime JP4689931B2 (ja) 2000-05-12 2001-05-11 高レートのパケットデータ伝送において高速閉ループレートに適応するための方法および装置
JP2006298468A Expired - Lifetime JP4814053B2 (ja) 2000-05-12 2006-11-02 高レートのパケットデータ伝送において高速閉ループレートに適応するための方法および装置
JP2010205267A Expired - Lifetime JP4778106B2 (ja) 2000-05-12 2010-09-14 高レートのパケットデータ伝送において高速閉ループレートに適応するための方法および装置

Family Applications Before (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001585463A Expired - Lifetime JP4689931B2 (ja) 2000-05-12 2001-05-11 高レートのパケットデータ伝送において高速閉ループレートに適応するための方法および装置
JP2006298468A Expired - Lifetime JP4814053B2 (ja) 2000-05-12 2006-11-02 高レートのパケットデータ伝送において高速閉ループレートに適応するための方法および装置

Country Status (21)

Country Link
US (4) US7245594B1 (ja)
EP (7) EP1287649B1 (ja)
JP (3) JP4689931B2 (ja)
KR (2) KR100861279B1 (ja)
CN (2) CN1305272C (ja)
AT (2) ATE508561T1 (ja)
AU (2) AU2001263081B8 (ja)
BR (1) BRPI0110730B1 (ja)
CA (1) CA2408619C (ja)
DE (2) DE60144560D1 (ja)
DK (4) DK1770924T3 (ja)
ES (7) ES2396196T3 (ja)
HK (6) HK1076951A1 (ja)
IL (4) IL152712A0 (ja)
MX (1) MXPA02011181A (ja)
NO (1) NO327847B1 (ja)
PT (4) PT2256997E (ja)
RU (1) RU2275748C2 (ja)
TW (1) TWI232660B (ja)
UA (2) UA79923C2 (ja)
WO (1) WO2001089162A2 (ja)

Families Citing this family (42)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7245594B1 (en) * 2000-05-12 2007-07-17 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for fast closed-loop rate adaptation in a high rate packet data transmission
US7126927B2 (en) * 2001-11-27 2006-10-24 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) System and method for fair, channel-dependent scheduling for wireless systems
JP3989298B2 (ja) * 2002-05-22 2007-10-10 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ ランダムアクセス方法、無線局及びcdmaパケット通信システム
KR100483977B1 (ko) * 2002-10-10 2005-04-19 엘지전자 주식회사 고속 패킷 데이터 방식 단문 메시지 서비스 시스템 및 방법
ES2311726T3 (es) * 2002-10-17 2009-02-16 Koninklijke Philips Electronics N.V. Sistema planificador y procedimiento del mismo.
CA2501435A1 (en) * 2002-11-26 2004-06-10 Qualcomm Incorporated Preamble detection and data rate control in a umts system
US7611480B2 (en) 2003-04-24 2009-11-03 Levy Mark M Gastrointestinal bioreactor
US8488457B2 (en) * 2003-11-14 2013-07-16 Interdigital Technology Corporation Wireless communication method and apparatus for transferring buffered enhanced uplink data from a mobile station to a node-B
US8040834B2 (en) 2004-03-31 2011-10-18 Interdigital Technology Corporation Wireless communication method and apparatus for reporting traffic volume measurement information to support enhanced uplink data transmissions
WO2005120109A1 (en) * 2004-06-04 2005-12-15 Nortel Networks Limited Method and system for soft handoff in mobile broadband systems
DE102004028703A1 (de) * 2004-06-14 2005-12-29 Siemens Ag Verfahren zur Zuweisung von Übertragungskapazitäten bei einer Signalübertragung, Basisstation und mobiles Endgerät
JP5288798B2 (ja) * 2004-08-17 2013-09-11 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 無線通信システムで高速フィードバックチャネルを設定して情報を伝送する方法
US20060039344A1 (en) * 2004-08-20 2006-02-23 Lucent Technologies, Inc. Multiplexing scheme for unicast and broadcast/multicast traffic
US7292856B2 (en) 2004-12-22 2007-11-06 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for flexible forward-link and reverse-link handoffs
KR100909531B1 (ko) 2004-12-31 2009-07-27 삼성전자주식회사 멀티캐리어를 사용하는 통신 시스템에서 스케쥴링 장치 및방법
US9240834B2 (en) * 2005-03-22 2016-01-19 Hughes Network Systems, Llc Method and apparatus for providing open loop bandwidth allocation
US7983674B2 (en) 2005-06-16 2011-07-19 Qualcomm Incorporated Serving base station selection in a wireless communication system
US8254360B2 (en) 2005-06-16 2012-08-28 Qualcomm Incorporated OFDMA control channel interlacing
US8125961B2 (en) 2005-10-25 2012-02-28 Qualcomm Incorporated Four way handshake for robust channel estimation and rate prediction
KR100871240B1 (ko) * 2006-08-18 2008-11-28 삼성전자주식회사 방송 시스템에서 단말기가 스트리밍 서비스의 수신율을보고하는 방법 및 장치와 그 시스템
KR101328798B1 (ko) * 2007-06-11 2013-11-13 삼성전자주식회사 무선 통신 시스템의 셀 제어 메시지 수신 장치 및 방법
KR101433939B1 (ko) * 2007-09-13 2014-08-26 삼성전자주식회사 가시광 통신을 이용한 무선 랜 시스템에서 데이터 재전송방법 및 장치
EP2811677A3 (en) * 2007-10-02 2015-03-11 Nokia Solutions and Networks Oy Improved ACK/NACK DTX detection for LTE
JP2009094612A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Hitachi Communication Technologies Ltd 無線通信システムにおけるハンドオフ制御方法
KR100913099B1 (ko) 2008-01-07 2009-08-21 엘지전자 주식회사 분산형 가상자원블록 스케쥴링 방법
RU2468512C2 (ru) * 2008-01-07 2012-11-27 Эл Джи Электроникс Инк. Способ планирования распределенных блоков виртуальных ресурсов
KR100925441B1 (ko) 2008-01-07 2009-11-06 엘지전자 주식회사 분산형 가상자원블록 스케쥴링 방법
CN101227739B (zh) * 2008-02-02 2011-12-07 中兴通讯股份有限公司 一种物理混合重传指示信道资源的分配方法
CN101547433B (zh) * 2008-03-25 2013-02-13 华为技术有限公司 上报终端能力信息的方法、时隙资源分配方法、装置及系统
CN101562496B (zh) * 2008-04-15 2012-06-06 中兴通讯股份有限公司 一种控制信道速率动态调整的系统及方法
US8861388B2 (en) * 2008-09-11 2014-10-14 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Selection of transmission mode
US8516101B2 (en) * 2009-06-15 2013-08-20 Qualcomm Incorporated Resource management for a wireless device
EP2302828A1 (en) 2009-09-29 2011-03-30 Thomson Licensing WLAN data rate adaption method
US9712206B2 (en) * 2010-12-27 2017-07-18 Microchip Technology Incorporated Preamble design and processing method for on-the-fly, frame-by-frame air data rate detection in wireless receivers
US8797911B2 (en) 2012-02-21 2014-08-05 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for reducing power consumption in a wireless communication device
US8792407B2 (en) 2012-02-21 2014-07-29 Qualcomm Incorporated Wireless communication device power reduction method and apparatus
US9668191B2 (en) * 2012-06-11 2017-05-30 Qualcomm Incorporated Methods and apparatuses for saving user equipment power by search length reduction
US9078266B2 (en) 2012-10-11 2015-07-07 Qualcomm Incorporated Devices and methods for facilitating discontinuous transmission on access terminals
US9161308B2 (en) 2013-08-26 2015-10-13 Qualcomm Incorporated Devices and methods for facilitating autonomous discontinuous transmission in access terminals
US11070995B2 (en) 2019-06-14 2021-07-20 Cypress Semiconductor Corporation Method for IoT device to stagger TX and save power
EP3994913A1 (en) * 2019-07-03 2022-05-11 Nokia Solutions and Networks Oy Reinforcement learning based inter-radio access technology load balancing under multi-carrier dynamic spectrum sharing
CN111585701B (zh) * 2020-05-09 2023-02-24 哈尔滨海能达科技有限公司 数据传输方法、设备、系统及存储介质

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0652680A2 (en) * 1993-11-01 1995-05-10 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Method for communicating in a wireless communication system
WO1997025827A1 (de) * 1996-01-04 1997-07-17 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren und anordnung zum übertragen von daten in einem zellularen funksystem
WO1998037713A2 (en) * 1997-02-20 1998-08-27 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Support of multiple modulation levels for a cellular packet control channel
EP0876008A1 (en) * 1997-05-02 1998-11-04 Siemens Aktiengesellschaft Adaptive data rate TDMA/CDMA communications system
WO1999056420A1 (en) * 1998-04-27 1999-11-04 Dynarc Inc. Dba Dynamic Network Architecture Inc. In Ca Method for managing failures on dynamic synchronous transfer mode dual ring topologies
WO1999060742A1 (en) * 1998-05-15 1999-11-25 Conexant Systems, Inc. System and method for rate adaptation of a multirate vocoder
WO2000076233A1 (en) * 1999-06-04 2000-12-14 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and arrangement relating to mobile packet networks

Family Cites Families (72)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3644678A (en) * 1969-03-21 1972-02-22 Communications Satellite Corp Channel reallocation system and method
DE3069679D1 (en) * 1980-12-08 1985-01-03 Ibm Method of transmitting information between stations attached to a unidirectional transmission ring
US4868866A (en) 1984-12-28 1989-09-19 Mcgraw-Hill Inc. Broadcast data distribution system
US4742512A (en) * 1985-07-19 1988-05-03 Nec Corporation Multipoint communication system having polling and reservation schemes
US4901307A (en) 1986-10-17 1990-02-13 Qualcomm, Inc. Spread spectrum multiple access communication system using satellite or terrestrial repeaters
US5227775A (en) * 1988-05-09 1993-07-13 Motorola Inc. Method and arrangement for channel monitor and control
US5483676A (en) * 1988-08-04 1996-01-09 Norand Corporation Mobile radio data communication system and method
US5172375A (en) * 1989-06-22 1992-12-15 Nec Corporation Multiple access satellite communication system for mini-earth station networks
FI86352C (fi) * 1989-11-14 1992-08-10 Nokia Oy Ab Digitaliskt radiolaenksystem och foerfarande foer reglering av en saendingseffekt i ett digitaliskt radiolaenksystem.
JP2719619B2 (ja) * 1989-11-28 1998-02-25 日本電信電話株式会社 移動通信チャネル割当て制御方法
US5038399A (en) * 1990-05-21 1991-08-06 Motorola, Inc. Method for assigning channel reuse levels in a multi-level cellular system
US5511073A (en) 1990-06-25 1996-04-23 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for the formatting of data for transmission
US5103459B1 (en) 1990-06-25 1999-07-06 Qualcomm Inc System and method for generating signal waveforms in a cdma cellular telephone system
AU665521B2 (en) * 1990-10-03 1996-01-11 Thinking Machines Corporation Parallel computer system
GB9024684D0 (en) * 1990-11-13 1991-01-02 Cognito Group Ltd A method of communicating data
US5295140A (en) * 1991-03-28 1994-03-15 Motorola, Inc. Method for multi-purpose utilization of resources in a communication system
JP2730338B2 (ja) * 1991-07-15 1998-03-25 日本電気株式会社 衛星通信方式
US5287544A (en) * 1991-10-17 1994-02-15 Motorola, Inc. Method of channel assignment by matching channel interference with channel link loss
US5396516A (en) * 1993-02-22 1995-03-07 Qualcomm Incorporated Method and system for the dynamic modification of control paremeters in a transmitter power control system
CA2152943C (en) * 1993-11-01 2000-02-15 Alex Krister Raith Enhanced sleep mode in radiocommunication systems
US6005856A (en) * 1993-11-01 1999-12-21 Omnipoint Corporation Communication protocol for spread spectrum wireless communication system
US5802105A (en) 1994-11-30 1998-09-01 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for testing a digital communication channel
GB2301992B (en) * 1995-06-07 1999-07-21 Nippon Telegraph & Telephone Method and system for data communication
ATE221710T1 (de) * 1995-10-23 2002-08-15 Nokia Corp Verfahren zur paketdatenübertragung mit hybridem fec/arq-type-ii-verfahren
US5790533A (en) * 1995-10-27 1998-08-04 Motorola, Inc. Method and apparatus for adaptive RF power control of cable access units
DE69736695T8 (de) * 1996-04-12 2007-10-25 Ntt Docomo, Inc. Verfahren und instrument zur messung des signal-interferenz-verhältnisses und sendeleistungsregler
US5929779A (en) * 1996-05-31 1999-07-27 Lucent Technologies Inc. Read/write protocol for radio frequency identification tags
DE19636744C2 (de) * 1996-09-10 1998-09-17 Siemens Ag Verfahren zum Übertragen von Daten in einem hybriden Telekommunikationssystem, insbesondere einem "ISDN - DECT-spezifischen RLL/WLL"-System
US5982761A (en) * 1996-09-30 1999-11-09 Amsc Subsidiary Corporation Methods of communicating over time-division multiple-access (TDMA) communication systems with distinct non-time-critical and time-critical network management information transmission rates
US5933462A (en) 1996-11-06 1999-08-03 Qualcomm Incorporated Soft decision output decoder for decoding convolutionally encoded codewords
US6154450A (en) * 1997-08-22 2000-11-28 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Signaling method for CDMA quality based power control
US6760307B2 (en) * 1997-08-29 2004-07-06 Intel Corporation Method and apparatus for controlling the flow of data between servers using optimistic transmitter
US6181704B1 (en) * 1997-08-29 2001-01-30 Intel Corporation Method and apparatus for input/output link retry, failure and recovery in a computer network
US6683850B1 (en) * 1997-08-29 2004-01-27 Intel Corporation Method and apparatus for controlling the flow of data between servers
US6343067B1 (en) * 1997-08-29 2002-01-29 Intel Corporation Method and apparatus for failure and recovery in a computer network
US6324165B1 (en) * 1997-09-05 2001-11-27 Nec Usa, Inc. Large capacity, multiclass core ATM switch architecture
US6285655B1 (en) 1997-09-08 2001-09-04 Qualcomm Inc. Method and apparatus for providing orthogonal spot beams, sectors, and picocells
US6088337A (en) 1997-10-20 2000-07-11 Motorola, Inc. Method access point device and peripheral for providing space diversity in a time division duplex wireless system
US6353907B1 (en) * 1997-10-29 2002-03-05 At&T Corp. Incremental redundancy radio link protocol
US6574211B2 (en) * 1997-11-03 2003-06-03 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for high rate packet data transmission
US6192029B1 (en) * 1998-01-29 2001-02-20 Motorola, Inc. Method and apparatus for performing flow control in a wireless communications system
US6778558B2 (en) * 1998-02-23 2004-08-17 Lucent Technologies Inc. System and method for incremental redundancy transmission in a communication system
US6400701B2 (en) * 1998-03-31 2002-06-04 Nortel Networks Limited Asymmetric internet access over fixed wireless access
FR2778055B1 (fr) * 1998-04-28 2000-05-26 Alsthom Cge Alcatel Procede de transmission dans un reseau radiotelephonique umts,permettant de preparer un saut vers une cellule gsm pendant une communication dans une cellule umts
US6233074B1 (en) 1998-05-18 2001-05-15 3Com Corporation Ring networks utilizing wave division multiplexing
US6219528B1 (en) * 1998-06-29 2001-04-17 Hughes Electronics Corporation Dynamic power control with adaptive reference level
JP4037965B2 (ja) * 1998-08-18 2008-01-23 富士通株式会社 符号分割多元接続通信システム並びに符号分割多元接続通信システム用基地局及び符号分割多元接続通信システム用端末装置並びに符号分割多元接続通信方法並びに端末装置の通信方法
US20010056560A1 (en) * 1998-10-08 2001-12-27 Farooq Khan Method and system for measurement based automatic retransmission request in a radiocommunication system
US6704898B1 (en) * 1998-10-23 2004-03-09 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Combined hybrid automatic retransmission request scheme
WO2000025469A1 (en) * 1998-10-23 2000-05-04 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Combined hybrid automatic retransmission request scheme
US6608821B1 (en) * 1998-11-20 2003-08-19 Texas Instruments Israel Ltd. Method for collision avoidance in an asynchronous communication system
US6487181B1 (en) * 1998-11-30 2002-11-26 Motorola, Inc. Method and apparatus for transmitting and receiving information in a time slot
US6661774B1 (en) * 1999-02-16 2003-12-09 Efficient Networks, Inc. System and method for traffic shaping packet-based signals
US6975611B1 (en) * 1999-03-03 2005-12-13 Lucent Technologies Inc. Method and device for MAC layer feedback in a packet communication system
US6459901B1 (en) * 1999-07-01 2002-10-01 At&T Corp. Wireless network resource allocation
US6426971B1 (en) * 1999-09-13 2002-07-30 Qualcomm Incorporated System and method for accurately predicting signal to interference and noise ratio to improve communications system performance
US6501785B1 (en) * 1999-11-17 2002-12-31 At&T Corp. Dynamic frequency hopping
US6275488B1 (en) * 1999-11-17 2001-08-14 Motorola, Inc. Variable rate spread spectrum communication method and apparatus
US6687227B1 (en) * 2000-03-13 2004-02-03 Nortel Networks Limited Systems and methods for requesting packets for transmission over a wirless channel having a dynamically changing capacity due to a highly varibale delay
US6603797B1 (en) * 2000-03-22 2003-08-05 Interdigital Technology Corporation Outer loop/weighted open loop power control in a time division duplex communication system
US7088701B1 (en) * 2000-04-14 2006-08-08 Qualcomm, Inc. Method and apparatus for adaptive transmission control in a high data rate communication system
US6751199B1 (en) * 2000-04-24 2004-06-15 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for a rate control in a high data rate communication system
US7245594B1 (en) * 2000-05-12 2007-07-17 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for fast closed-loop rate adaptation in a high rate packet data transmission
US20050203673A1 (en) * 2000-08-18 2005-09-15 Hassanayn Machlab El-Hajj Wireless communication framework
US7051268B1 (en) * 2000-09-29 2006-05-23 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for reducing power consumption of a decoder in a communication system
CN100490353C (zh) * 2000-10-24 2009-05-20 北方电讯网络有限公司 共享信道结构、arq系统和方法
US7024216B2 (en) * 2001-06-21 2006-04-04 Motorola, Inc. Method and apparatus for allocating a communication resource in a broadband communication system
US7596090B2 (en) * 2001-10-04 2009-09-29 Qualcomm Incorporated Capacity-efficient flow control mechanism
US6901395B2 (en) 2001-11-05 2005-05-31 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for preferred roaming list compression
US7152289B2 (en) 2002-09-25 2006-12-26 Intel Corporation Method for forming bulk resonators silicon <110> substrate
US8248938B2 (en) * 2004-11-24 2012-08-21 Qualcomm Incorporated Preamble miss detection in transmission of multi-slot packets
US9015019B1 (en) * 2006-11-08 2015-04-21 Nextel Communications Inc. Radio access network simulator

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0652680A2 (en) * 1993-11-01 1995-05-10 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Method for communicating in a wireless communication system
WO1997025827A1 (de) * 1996-01-04 1997-07-17 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren und anordnung zum übertragen von daten in einem zellularen funksystem
WO1998037713A2 (en) * 1997-02-20 1998-08-27 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Support of multiple modulation levels for a cellular packet control channel
EP0876008A1 (en) * 1997-05-02 1998-11-04 Siemens Aktiengesellschaft Adaptive data rate TDMA/CDMA communications system
WO1999056420A1 (en) * 1998-04-27 1999-11-04 Dynarc Inc. Dba Dynamic Network Architecture Inc. In Ca Method for managing failures on dynamic synchronous transfer mode dual ring topologies
WO1999060742A1 (en) * 1998-05-15 1999-11-25 Conexant Systems, Inc. System and method for rate adaptation of a multirate vocoder
WO2000076233A1 (en) * 1999-06-04 2000-12-14 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and arrangement relating to mobile packet networks

Also Published As

Publication number Publication date
HK1104400A1 (en) 2008-01-11
DK2249521T3 (da) 2013-01-28
AU2001263081B8 (en) 2005-11-24
EP2256997B1 (en) 2012-09-19
RU2275748C2 (ru) 2006-04-27
PT1770924E (pt) 2012-06-18
ES2362266T3 (es) 2011-06-30
EP2249521A1 (en) 2010-11-10
ES2397545T3 (es) 2013-03-07
EP1770924A2 (en) 2007-04-04
ES2396196T3 (es) 2013-02-19
EP2256997A1 (en) 2010-12-01
ES2330034T3 (es) 2009-12-03
HK1105724A1 (en) 2008-02-22
JP4814053B2 (ja) 2011-11-09
HK1150407A1 (en) 2011-12-23
HK1151647A1 (en) 2012-02-03
DE60139282D1 (de) 2009-08-27
DK2256998T3 (da) 2013-05-06
ES2397543T3 (es) 2013-03-07
EP1770924B1 (en) 2012-04-11
NO327847B1 (no) 2009-10-05
NO20025386L (no) 2003-01-09
JP2007124669A (ja) 2007-05-17
WO2001089162A2 (en) 2001-11-22
KR20080032244A (ko) 2008-04-14
DK2256997T3 (da) 2013-01-07
IL152712A0 (en) 2003-06-24
AU2001263081B2 (en) 2005-10-20
NO20025386D0 (no) 2002-11-11
ATE553572T1 (de) 2012-04-15
WO2001089162A3 (en) 2002-12-27
IL205411A (en) 2011-08-31
US20130315143A1 (en) 2013-11-28
CN1976315B (zh) 2013-11-20
BR0110730A (pt) 2004-06-22
US20070263655A1 (en) 2007-11-15
EP2256998A1 (en) 2010-12-01
IL180344A (en) 2010-11-30
JP4778106B2 (ja) 2011-09-21
UA91684C2 (ru) 2010-08-25
PT2256997E (pt) 2012-10-30
EP2249521B1 (en) 2012-10-10
CA2408619C (en) 2013-02-05
TWI232660B (en) 2005-05-11
PT2249521E (pt) 2012-11-22
CN1976315A (zh) 2007-06-06
UA79923C2 (en) 2007-08-10
US7245594B1 (en) 2007-07-17
US8498308B2 (en) 2013-07-30
JP2004515932A (ja) 2004-05-27
EP2256998B1 (en) 2012-10-10
KR100925126B1 (ko) 2009-11-04
KR100861279B1 (ko) 2008-10-01
CA2408619A1 (en) 2001-11-22
JP4689931B2 (ja) 2011-06-01
CN1636360A (zh) 2005-07-06
BRPI0110730B1 (pt) 2016-03-08
EP2106077A1 (en) 2009-09-30
PT2256998E (pt) 2012-10-30
MXPA02011181A (es) 2003-04-25
KR20020097261A (ko) 2002-12-31
EP1755293B1 (en) 2009-07-15
US20070064646A1 (en) 2007-03-22
HK1076951A1 (en) 2006-01-27
EP1755293A1 (en) 2007-02-21
CN1305272C (zh) 2007-03-14
EP1770924A3 (en) 2007-05-30
AU6308101A (en) 2001-11-26
DE60144560D1 (de) 2011-06-16
IL152712A (en) 2008-06-05
ATE508561T1 (de) 2011-05-15
EP1287649A2 (en) 2003-03-05
EP1287649B1 (en) 2011-05-04
EP2106077B1 (en) 2019-06-19
ES2745951T3 (es) 2020-03-04
ES2386033T3 (es) 2012-08-07
DK1770924T3 (da) 2012-07-23
HK1151401A1 (en) 2012-01-27
IL180344A0 (en) 2007-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4778106B2 (ja) 高レートのパケットデータ伝送において高速閉ループレートに適応するための方法および装置
AU2001263081A1 (en) Method and apparatus for fast closed-loop rate adaptation in a high rate packet data transmission
JP4550836B2 (ja) 通信システムにおいてチャネル感知スケジューリングのための方法および装置
US7054632B2 (en) Method and apparatus for adaptive set management in a communication system
MXPA06008343A (en) Method and apparatus for channel sensitive scheduling in a communication system

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110531

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110630

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4778106

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140708

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term