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JP2011044142A - 電流基準回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】電流基準回路を提供すること。
【解決手段】低温度依存性を有する電流基準回路を開示する。電流基準回路は、絶対温度比例電流発生器、バンドギャップ基準回路、及び電流複製回路を含む。絶対温度比例電流発生器は、絶対温度比例電流IPTATを発生する。バンドギャップ基準回路は前記絶対温度比例電流に基づいて基準電圧を発生し、前記絶対温度比例電流でゼロ(0)の温度係数を有する第1電流IZTCを除去し、正(+)の温度係数を有する第2電流IPTCを発生する。電流複製回路は、絶対温度比例電流と前記第2電流IPTCに基づいて前記第1電流IZTCを複製する。従って、電流基準回路は、ウエハー上で狭い面積を占め、消費電力が低く且つ低温度依存性と低電源電圧依存性を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電流基準回路に関し、特に低い温度依存性を有する電流基準回路に関する。
集積回路に使用されるアナログ回路は、回路の動作点を設定するためにバイアス回路が使用される。特に、演算増幅器の直流DC及び交流AC動作特性を決定するために定電流源である電流基準回路が必要になる。一般的に使用されるバイアス回路は、温度、電源電圧、及び製造工程の変化に影響を多く受ける。
従って、集積回路の設計において、温度、電源電圧、及び製造工程の変化に影響を少なく受けるバイアス回路が必要になる。
従来の電流基準回路は、温度依存性を下げるために追加される回路が複雑であり、半導体チップ上で占める面積が広く、電力消費が多い。
韓国特許0862475号明細書 韓国特許0712555号明細書 特開2007−172153号公報
本発明の目的は、半導体ウエハー上で狭い面積を占めて、消費電力が少なく且つ温度依存性の低い電流基準回路を提供することにある。
本発明の他の目的は、半導体ウエハー上で狭い面積を占めて、消費電力が少なく且つ電源電圧依存性が低い電流基準回路を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の一の実施形態に係る電流基準回路は絶対温度比例電流発生器、バンドギャップ基準回路、及び電流複製回路を含む。
絶対温度比例電流発生器は、絶対温度比例電流IPTATを発生する。バンドギャップ基準回路は前記絶対温度比例電流に基づいて基準電圧を発生し、前記絶対温度比例電流でゼロ(0)の温度係数を有する第1電流IZTCを除去し、正(+)の温度係数を有する第2電流IPTCを発生する。電流複製回路は、前記絶対温度比例電流と前記第2電流IPTCに基づいて前記第1電流IZTCを複製する。
本発明の一つの実施形態によると、前記バンドギャップ基準回路及び前記電流基準回路はそれぞれ前記絶対温度比例電流発生器と電流ミラー形態で接続されて前記絶対温度比例電流をミラーリングすることができる。
本発明の一つの実施形態によると、前記電流複製回路は、前記バンドギャップ基準回路と電流ミラー形態で接続されて前記第2電流をミラーリングすることができる。
本発明の一つの実施形態によると、前記電流複製回路は、前記絶対温度比例電流IPTATで前記第2電流IPTCを減算して前記第1電流IZTCを複製することができる。
本発明の一つの実施形態によると、前記絶対温度比例電流発生器は第1PMOSトランジスタ、第2PMOSトランジスタ、第1NMOSトランジスタ、第2NMOSトランジスタ、及び第1抵抗を含むことができる。
第1PMOSトランジスタは電源電圧が印加されるソース、第1ノードに電気的に共通接続されたゲート、及びドレインを有する。第2PMOSトランジスタは前記電源電圧が印加されるソース、前記第1ノードに電気的に接続されたゲート、及び絶対温度比例電流IPTATが流れるドレインを有する。第1NMOSトランジスタは前記第1ノードに電気的に接続されたドレイン及び第2ノードに電気的に接続されたゲートを有する。第2NMOSトランジスタは前記第2PMOSトランジスタのドレインに電気的に共通接続されたゲートとドレイン、及び接地に電気的に接続されたソースを有する。第1抵抗は、前記第1NMOSトランジスタのソースと前記接地との間に接続される。
本発明の一つの実施形態によると、前記バンドギャップ基準回路は、第3PMOSトランジスタ、第2抵抗、第3抵抗、及び第3NMOSトランジスタを含むことができる。
第3PMOSトランジスタは、前記第1PMOSトランジスタに電流ミラー形態で接続され、電源電圧が印加されるソース、前記第1ノードに電気的に接続されたゲート、及び第3ノードに電気的に接続され、前記絶対温度比例電流IPTATが流れるドレインを有する。第2抵抗は、前記第3ノードと前記接地との間に接続され、第3抵抗は、前記第3ノードに接続された第1端子を有する。第3NMOSトランジスタは、前記第3抵抗の第2端子に電気的に共通接続されたドレインとゲート、及び前記接地に電気的に接続されたソースを有する。
本発明の一つの実施形態によると、前記電流複製回路は、第4PMOSトランジスタ、第4NMOSトランジスタ、第5NMOSトランジスタ、及び第6NMOSトランジスタを含むことができる。
前記第4PMOSトランジスタは、前記第1PMOSトランジスタに電流ミラー形態で接続され、電源電圧が印加されるソース、前記第1ノードに電気的に接続されたゲート及び前記絶対温度比例電流IPTATが流れるドレインを有する。第4NMOSトランジスタは、前記第4PMOSトランジスタのドレインに電気的に接続されたドレイン、前記第3NMOSトランジスタのゲートに電気的に接続されたゲート、及び前記接地に電気的に接続されたソースを有する。第5NMOSトランジスタは、前記第4PMOSトランジスタのドレインに電気的に共通接続されたゲートとドレイン、及び接地に電気的に接続されたソースを有する。第6NMOSトランジスタは、前記第5NMOSトランジスタのゲートに電気的に接続されたゲート、前記接地に電気的に接続されたソース、及び前記第1電流IZTCが流れるドレインを有する。
本発明の一つの実施形態によると、前記絶対温度比例電流発生器、前記バンドギャップ基準回路、及び前記電流複製回路は、それぞれカスコード構造で配置されたMOSトランジスタを含むことができる。
本発明の一つの実施形態によると、前記電流基準回路は、前記絶対温度比例電流発生器に含まれたカスコード構造のMOSトランジスタをバイアスするための第1バイアス回路、及び前記バンドギャップ基準回路と前記電流複製回路に含まれたカスコード構造のMOSトランジスタをバイアスするための第2バイアス回路を独立的に有することができる。
本発明の一つの実施形態によると、前記電流基準回路は、1つのバイアス回路を共通で使用して前記絶対温度比例電流発生器、前記バンドギャップ基準回路、及び前記電流複製回路に含まれたカスコード構造のMOSトランジスタをバイアスすることができる。
本発明の一つの実施形態によると、前記絶対温度比例電流発生器、前記バンドギャップ基準回路、及び前記電流複製回路はバイアスのための追加的な回路のブランチを使用せずにセルフバイアスを行うことができる。
本発明に実施形態に係る電流基準回路は、絶対温度比例電流発生器、バンドギャップ基準回路、及び電流複製回路を使用して、絶対温度比例電流IPTATを発生し、絶対温度比例電流に基づいて基準電圧を発生し、絶対温度比例電流でゼロ(0)の温度係数を有する第1電流IZTCを除去し、正(+)の温度係数を有する第2電流IPTCを発生し、絶対温度比例電流と前記第2電流IPTCに基づいて前記第1電流IZTCを複製する。
従って、本発明の実施形態に係る電流基準回路は、半導体ウエハー上で狭い面積を占め、消費電力が少なく且つ温度依存性が低い。また、本発明の実施形態に係る電流基準回路は半導体ウエハー上で狭い面積を占め、消費電力が少なく且つ電源電圧の依存性が低い。
従って、本発明の実施形態に係る電流基準回路を含む演算増幅器などのアナログは、周囲温度の変化に関係なく安定的な動作ができ、ウエハー上で狭い面積を占め、消費電力が少なく、製品の単価が低く、且つ親環境的な設計を行うことができる。
本発明の一の実施形態に係る電流基準回路を示すブロック図である。 図1の電流基準回路に含まれた絶対温度比例電流発生器、バンドギャップ基準回路、及び電流複製回路の一つの例を示す回路図である。 図2の電流基準回路に含まれたバンドギャップ基準回路の等価回路を示す回路図である。 従来のバンドギャップ基準回路の等価回路を示す回路図である。 バンドギャップ基準回路の動作原理を説明するための概念図である。 絶対温度比例電流がゼロ(0)の温度係数を有する第1電流IZTCと正(+)の温度係数を有する第2電流IPTCで構成されてあることを説明するためのグラフである。 図1の電流基準回路に含まれた絶対温度比例電流発生器、バンドギャップ基準回路、及び電流複製回路の他の一例を示す回路図である。 図1の電流基準回路に含まれた絶対温度比例電流発生器、バンドギャップ基準回路、及び電流複製回路のまた他の一例を示す回路図である。 図1の電流基準回路に含まれた絶対温度比例電流発生器、バンドギャップ基準回路、及び電流複製回路のさらに他の一例を示す回路図である。 本発明の他の一実施形態に係る電流基準回路を示すブロック図である。 図10の電流基準回路の具体的な回路を示す回路図である。 図2に示す低電圧形態の電流基準回路の温度変化による出力電流の変化を示すシミュレーション図である。 図8に示すカスコード形態の電流基準回路の温度変化による出力電流の変化を示すシミュレーション図である。 低電圧形態の電流基準回路とカスコード形態の電流基準回路に対して電源電圧の変化に対する出力電流の変化を示すシミュレーション図である。
以下、添付図面を参照して本発明の望ましい実施形態を説明する。
図1は、本発明の一の実施形態に係る電流基準回路を示すブロック図である。
図1を参照すると、電流基準回路100は、絶対温度比例電流発生器(IPTAT GENERATOR)110、バンドギャップ基準回路(BAND−GAP REFERENCE CIRCUIT)130、及び電流複製回路(CURRENT REPLICATION CIRCUIT)150を含む。
絶対温度比例電流発生器110は、絶対温度比例電流IPTATを発生する。バンドギャップ基準回路130は、絶対温度比例電流IPTATに基づいて基準電圧を発生し、絶対温度比例電流IPTATでゼロ(0)の温度係数を有する第1電流IZTCを除去し、正(+)の温度係数を有する第2電流IPTCを発生する。電流複製回路150は、絶対温度比例電流IPTATと前記第2電流IPTCに基づいて前記第1電流IZTCを複製する。
電流複製回路150は、絶対温度比例電流IPTATで第2電流IPTCを減算して第1電流IZTCを複製することができる。
後述のように、電流複製回路100に含まれた絶対温度比例電流発生器110、バンドギャップ基準回路130、及び電流複製回路150が互いにミラー形態で接続されている。例えば、絶対温度比例電流発生器110に含まれた第1MOSトランジスタとバンドギャップ基準回路130に含まれた第2MOSトランジスタは電流ミラー形態で接続されることができ、前記第1MOSトランジスタと電流複製回路150に含まれた第3MOSトランジスタは電流ミラー形態で接続されることができ、前記第2及び第3トランジスタは、電流ミラー形態で接続することができる。
図2は、図1の電流基準回路100に含まれた絶対温度比例電流発生器110、バンドギャップ基準回路130、及び電流複製回路150の一つの例を示す回路図である。
図2を参照すると、電流基準回路100aは、絶対温度比例電流発生器(IPTAT GENERATOR)110a、バンドギャップ基準回路130a、及び電流複製回路150aを含む。
絶対温度比例電流発生器110aは、第1PMOSトランジスタMP1、第2PMOSトランジスタMP2、第1NMOSトランジスタMN1、第2NMOSトランジスタMN2、及び第1抵抗R1を含む。
第1PMOSトランジスタMP1は、電源電圧VDDが印加されるソース、第1ノードN1に電気的に共通接続されたゲート、及びドレインを有する。第2PMOSトランジスタMP2は電源電圧VDDが印加されるソース、第1ノードN1に電気的に接続されたゲート、及びドレインを有する。第1NMOSトランジスタMN1は、第1PMOSトランジスタMP1のドレイン、つまり、第1ノードN1に電気的に接続されたドレイン、第2ノードN1に電気的に接続されたゲートを有する。第2NMOSトランジスタMN2は第2PMOSトランジスタMP2のドレインに電気的に共通接続されたゲートとドレイン、及び接地に電気的に接続されたソースを有する。第1抵抗R1は、第1NMOSトランジスタMN1のソースと接地との間に接続された。第1PMOSトランジスタMP1及び第2PMOSトランジスタMP2が電流ミラー形態で接続され、第1及び第2NMOSトランジスタが、また他の電流ミラー形態で接続されたため、絶対温度比例電流IPTATは2つの電流経路をそれぞれ流れる。つまり、絶対温度比例電流IPTATは第2NMOSトランジスタMN2を通じて流れ、第1NMOSトランジスタMN1及び第1抵抗R1を通じて流れる。
バンドギャップ基準回路130aは、第3PMOSトランジスタMP3、第2抵抗R2、第3抵抗R3、及び第3NMOSトランジスタMN3を含む。
第3PMOSトランジスタMP3は、前記第1PMOSトランジスタMP1に電流ミラー形態で接続され、電源電圧が印加されるソース、前記第1ノードに電気的に接続されたゲート及び第3ノードに電気的に接続されたドレインを有する。第2抵抗R2は、第3ノードN3と接地との間に接続される。第3抵抗R3は、第3ノードN3に接続された第1端子を有する。第3NMOSトランジスタMN3は第3抵抗R3の第2端子に電気的に共通接続されたドレインとゲート、及び接地に電気的に接続されたソースを有する。第1PMOSトランジスタMP1及び第3PMOSトランジスタMP3が電流ミラー形態で接続されたため、絶対温度比例電流IPTATは、第3PMOSトランジスタMP3のドレインMP3のドレインと第3ノードN3との間に接続されたブランチ(branch)を通じて流れ、第3ノードN3で第1電流IZTC及び第2電流IPTCに分けられる。第1電流IZTCは、第2抵抗R2を通じて流れ、第2電流IPTCは、第3抵抗R3を通じて流れる。
電流複製回路150aは、第4PMOSトランジスタMP4、第4NMOSトランジスタMN4、第5NMOSトランジスタMN5、及び第6NMOSトランジスタMN6を含む。
第4PMOSトランジスタMP4は、第1PMOSトランジスタMP1に電流ミラー形態で接続し、電源電圧VDDが印加されるソース、第1ノードN1に電気的に接続されたゲート、及び第4ノードN4に電気的に接続されたドレインを有する。第4NMOSトランジスタMN4は、第4ノードN4に電気的に接続されたドレイン、第3NMOSトランジスタMN3のゲートに電気的に接続されたゲート、及び接地に電気的に接続されたソースを有する。第5NMOSトランジスタMN5は、第4ノードN4に電気的に共通接続されたゲートとドレイン、及び接地に電気的に接続されたソースを有する。第6NMOSトランジスタMN6は、第5NMOSトランジスタMN5のゲートに電気的に接続されたゲート、接地に電気的に接続されたソース、及びドレインを有する。第1PMOSトランジスタMP1及び第4PMOSトランジスタMP4が電流ミラー形態で接続されたため、絶対温度比例電流IPTATは、第4PMOSトランジスタMP4のドレインと第4ノードN4との間に接続されたブランチ(branch)を通じて流れ、第4ノードN4で第1電流IZTC及び第2電流IPTCに分けられる。第2電流IPTCは、第4NMOSトランジスタMN4を通じて流れ、第1電流IZTCは、第5NMOSトランジスタMN5を通じて流れる。第3NMOSトランジスタMN3及び第4NMOSトランジスタMN4がまた他の電流ミラー形態で接続されたため、第1電流IZTCと同一出力電流IOUTは第6NMOSトランジスタMN6を通じて流れる。
図3は図2の電流基準回路に含まれたバンドギャップ基準回路の等価回路を示す回路図であり、図4は従来のバンドギャップ基準回路の等価回路を示す回路図であり、図5はバンドギャップ基準回路の動作原理を説明するための概念図である。図6は絶対温度比例電流がゼロ(0)の温度係数を有する第1電流IZTCと正(+)の温度係数を有する第2電流IPTCで構成されていることを説明するためのグラフである。
以下、図1〜図6を参照して、図1に示す本発明の実施形態に係る電流基準回路の動作を説明する。
MOSトランジスタの空間電荷領域(space−charge region)で発生する電流の量を無視することができ、MOSトランジスタのチャネルの長さが充分長く、MOSトランジスタの表面状態の密度と表面位置エネルギー変化を無視することができ、MOSトランジスタのドレイン−ソース間の電圧が室温においての熱電圧(thermal voltage)より充分大きな条件で、弱反転領域(weak inversion region)で、nチャネルMOSトランジスタの電流−電圧(I/V)特性は、ババイポーラ接合トランジスタのI−V特性と類似していて、式(1)のように表現することができる。
Figure 2011044142
式(1)で、ID0は発生電流を、SはMOSトランジスタの幾何学的形態の要素としてチャネルの有効長さに対する有効幅(width)、qは電子一つの電荷、nは傾斜要素、kはボルツマン定数、Tは絶対温度、VGSはゲート−ソース電圧、VthはMOSトランジスタのしきい電圧(threshold voltage)をそれぞれ示す。
式(1)から、与えられた電流に対してMOSトランジスタのゲート−ソース電圧は、式(2)のように示すことができる。
Figure 2011044142
式(2)で、VTは熱電圧(thermal voltage)として、kT/qのような値を有する。MOSトランジスタのゲート−ソース電圧VGSの温度係数(=∂VGS/∂T)は負の値を有する。例えば、VGSの温度係数は、−1,061ppm/℃であることができる。従って、弱反転領域(weak inversion region)で、nチャネルMOSトランジスタのVGSは温度の一次関数である。
式(2)から分かるように、弱反転領域で、nチャネルMOSトランジスタのゲート−ソース電圧VGSは、大概温度で線形的に減少するため、バンドギャップ基準電圧VREFは、図5に示すようにゲート−ソース電圧VGSにVTの1次関数を有する量を和して得ることができる。この概念に基づいた従来のバンドギャップ基準回路を図4に示している。図4において、ダイオード形態で接続された(diode−connected)NMOSトランジスタMN3のVGSは式(3)のように示すことができる。
Figure 2011044142
基準電圧(VREF)は式(4)に示すように、絶対温度比例電流(proportional−to−absolute−temperature current;IPTAT)と抵抗R3を乗算した値にVGSを和して得ることができる。
Figure 2011044142
図4に示した回路によって得ることのできる基準電圧はシリコンのエネルギーバンドギャップである約1.2Vである。従って、図4に示すような従来のバンドギャップ基準回路は1V以下の電源電圧においては動作できない。
図6に示したように、本発明の実施形態に係る電流基準回路の絶対温度比例電流IPTATは、関心範囲(range of interest)でゼロ(0)である温度係数を有する第1電流IZTCと正(+)の温度係数を有する第2電流IPTCで構成されている。
図4に示した従来のバンドギャップ基準回路の動作電圧制限を克服するための本発明の実施形態による回路を図3に示していて、図3は、図2のバンドギャップ基準回路130aに対応する回路である。図3のバンドギャップ基準回路は、図4のバンドギャップ基準回路にゼロ(0)の温度係数を有する第1電流IZTCを発生する電流源のブランチ(branch)が追加された回路である。
図3のバンドギャップ基準回路で、NMOSトランジスタMN3のゲート−ソース電圧(VGSP)は式(5)のように示すことができる。
Figure 2011044142
IPTC=IPTAT−IZTCであるため、式(5)は式(6)のように示すことができる。
Figure 2011044142
図3に示した本発明の実施形態によるバンドギャップ基準回路にあるNMOSトランジスタMN3のゲート−ソース電圧(VGSP)は、図4に示した従来のバンドギャップ基準回路にあるNMOSトランジスタMN3のゲートソース電圧(VGS)より小さくなる。
図3のバンドギャップ基準回路の基準電圧(VREFP)は、式(7)のように示すことができる。
Figure 2011044142
従って、図3の構造を有するバンドギャップ基準回路は、1Vより小さい基準電圧も発生することのできる低電圧バンドギャップ基準回路である。
図1及び図2に示した電流基準回路100、100aは、図3に示したバンドギャップ基準回路の概念を含む。
図2を参照すると、電流基準回路100aは絶対温度比例電流発生器110a、バンドギャップ基準回路130a、及び電流複製回路150aを含む。
絶対温度比例電流発生器110aは、絶対温度に比例して変化する絶対温度比例電流IPTATを発生する。第1NMOSトランジスタMN1と第2NMOSトランジスタMN2のサイズ比(size ratio)がKであるとき、絶対温度比例電流IPTATは式(8)にように示すことができる。
Figure 2011044142
図2に示したバンドギャップ基準回路130aを参照すると、ゼロ(0)の温度係数を有する第1電流IZTCは式(9)のように示すことができる。
Figure 2011044142
式(9)を式(7)に代入すると、本発明の実施形態によるバンドギャップ基準回路130aの基準電圧(VREFP)は式(10)のように示すことができる。
Figure 2011044142
式(10)を式(4)と比べると、本発明の実施形態によるバンドギャップ基準回路130aは、第2抵抗R2と第3抵抗R3の値を調節することによって、従来のバンドギャップ基準回路の基準電圧より低い基準電圧を発生することができる。
式(9)と式(10)から、ゼロ(0)の温度係数を有する第1電流IZTCは式(11)のように示すことができる。
Figure 2011044142
第1電流IZTCを出力して使用するために、電流複製回路150aが使用される。電流複製回路150aは、バンドギャップ基準回路130aに電流ミラー形態で接続され、絶対温度比例電流IPTATで正(+)の温度係数を有する第2電流IPTCを減算することによって、ゼロ(0)の温度係数を有する第1電流IZTCを発生する。第1電流IZTCは、第5NMOSトランジスタMN5と電流ミラー形態で接続された第6NMOSトランジスタMN6を通じて出力される。
図7、図8、及び図9は、図1の電流基準回路100に含まれた絶対温度比例電流発生器110、バンドギャップ基準回路130、及び電流複製回路150の他の実施形態を示す回路図である。図7、図8、図9は、基準電流の電源電圧(VDD)の依存性を減らすためにカスコード形態で配列されたMOSトランジスタを含む。
図7を参照すると、電流基準回路100bは、絶対温度比例電流発生器(IPTAT GENERATOR)110b、バンドギャップ基準回路130b、電流複製回路150b、及び出力回路160bを含む。図7の電流基準回路100bは、絶対温度比例電流発生器110bの安定したバイアスのためのバイアス回路112b、バンドギャップ基準回路130b、及び電流複製回路150bの安定したバイアスのためのバイアス回路152bを含む。
図7に示した電流基準回路100bは、図2に示した電流基準回路100aと類似しているため、電流基準回路100bの動作説明は省略する。
図8を参照すると、電流基準回路100cは絶対温度比例電流発生器(IPTAT GENERATOR)110c、バンドギャップ基準回路130c、電流複製回路150c、及び出力回路160cを含む。図8の電流基準回路100cは、絶対温度比例電流発生器110c、バンドギャップ基準回路130c、及び電流複製回路150cの安定したバイアスのためのバイアス回路112cを含む。図8の電流基準回路100cは、バイアス回路112cの一つを使用して絶対温度比例電流発生器110c、バンドギャップ基準回路130c、及び電流複製回路150cをバイアスするため、回路が簡単である。
図8に示した電流基準回路100cは、図2に示した電流基準回路100aと類似しているため、電流基準回路100cの動作説明は省略する。
図9を参照すると、電流基準回路100dは、絶対温度比例電流発生器(IPTAT GENERATOR)110d、バンドギャップ基準回路130d、電流複製回路150d、及び出力回路160dを含む。図9の電流基準回路100dは絶対温度比例電流発生器110d、バンドギャップ基準回路130d、及び電流複製回路150dのバイアスのためのバイアス回路を別途に置かず、セルフバイアスする。絶対温度比例電流発生器110dは、ダイオード形態で接続されたPMOSトランジスタ111dとNMOSトランジスタ112dを使用してセルフバイアスを行い、バンドギャップ基準回路130d、及び電流複製回路150dはダイオード形態で接続されたNMOSトランジスタ151dを使用してセルフバイアスを行う。また、図9の電流基準回路100dは、出力回路160dのバイアスのためにダイオード形態で接続されたPMOSトランジスタ161dを含む。
図9の電流基準回路100cは絶対温度比例電流発生器110d、バンドギャップ基準回路130d、及び電流複製回路150dをバイアスするためのバイアス回路を付加的に使用せず、即ち、バイアスのための追加的な回路ブランチを使用せずにセルフバイアスを行うために回路が簡単になる。図9に示した電流基準回路100dは、図2に示した電流基準回路100aと類似しているため、電流基準回路100dの動作説明は省略する。
図7、図8、図9に示したカスコード構造を有する電流基準回路100b、100c、100dは電源電圧依存度の低い基準電流を出力することができる。
図10は、本発明の他の一実施形態に係る電流基準回路を示すブロック図である。
図10を参照すると、電流基準回路200は、絶対温度比例電流発生器(IPTAT GENERATOR)110、バンドギャップ基準回路(BAND−GAP REFERENCE CIRCIT)130,電流複製回路(CURRENT REPLICATION CIRCUIT)150、及び始動回路(start−up circuit)210を含む。
絶対温度比例電流発生器110は、絶対温度比例電流IPTATを発生する。バンドギャップ基準回路130は、絶対温度比例電流IPTATに基づいて基準電圧を発生し、絶対温度比例電流IPTATでゼロ(0)である温度係数を有する第1電流IZTCを除去し、正(+)の温度係数を有する第2電流IPTCを発生する。電流複製回路150は、絶対温度比例電流IPTATと第2電流IPTCの基づいて第1電流IZTCを複製する。始動回路(start−up circuit)210は、絶対温度比例電流発生器110、バンドギャップ基準回路130、及び電流複製回路150を始動(start−up)する。
電流複製回路150は、絶対温度比例電流IPTATで第2電流IPTCを減算して第1電流IZTCを複製することができる。
後述のように、電流基準回路200に含まれた絶対温度比例電流発生器110、バンドギャップ基準回路130、及び電流複製回路150は、互いに電流ミラー形態で接続されている。
図11は、図10の電流基準回路の具体的な回路を示す回路図である。
図11を参照すると、電流基準回路200aは絶対温度比例電流発生器(IPTAT GENERATOR)110a、バンドギャップ基準回路130a、電流複製回路150a、及び始動回路210を含む。
図11に示した絶対温度比例電流(IPTAT GENERATOR)110a、バンドギャップ基準回路130a、及び電流複製回路150aは、図2に示した絶対温度比例電流(IPTAT GENERATOR)110a、バンドギャップ基準回路130a、及び電流複製回路150aと同一の回路構成を有する。
始動回路210は、第5PMOSトランジスタMP5、第7NMOSトランジスタMN7、及び第8NMOSトランジスタMN8を含む。
第5PMOSトランジスタMP5は、電源電圧VDDが印加されるソース、接地に接続されたゲート、及び第5ノードN5に接続されたドレインを有する。第7NMOSトランジスタMN7は、第1ノードに接続されたドレイン、第5ノードN5に接続されたゲート、及び接地に接続されたソースを有する。第8NMOSトランジスタMN8は、第5ノードN5に接続されたドレイン、第2ノードN2に接続されたゲート、及び接地に接続されたソースを有する。
回路動作の初期に、電源電圧VDDの大きさが充分に増加すると、第5PMOSトランジスタMP5がターンオンし、第5ノードN5の電圧が増加して第1ノードN1の電圧の大きさが増加して互いにミラー形態で接続されたトランジスタ(MP1、MP2、MP3、MP4)がターンオンされる。従って、絶対温度比例電流発生器110、バンドギャップ基準回路130、及び電流複製回路150は始動(start−up)される。
図11の電流基準回路200aに含まれた絶対温度比例電流発生器110a、バンドギャップ基準回路130a、及び電流複製回路150aの動作は、図2に示した絶対温度比例電流、バンドギャップ基準回路、及び電流複製回路150aの動作と同一である。従って、図11の電流基準回路200aの動作説明は省略する。
図12は、図2に示す低電圧形態の電流基準回路の温度変化による出力電流の変化を示すシミュレーション図であり、図13は、図8に示すカスコード形態の電流基準回路の温度変化による出力電流の変化を示すシミュレーション図である。図12及び図13は、温度が−25℃から75℃まで変化するとき、図2及び図8の電流基準回路の出力電流(IOUT=IZTC)の変化を示すグラフである。
図12を参照すると、出力電流IOUTは、23℃で941nAを有し、−25℃から75℃までの温度範囲内で約2.76nAの偏差(drift)を有する。これは、29.3ppm/℃の温度偏差を意味する。
図13を参照すると、出力電流IOUTは、20℃で991nAを有し、−25℃から75℃までの温度範囲で、約3nAの偏差(drift)を有する。これは、30ppm/℃の温度偏差を意味する。
図12及び図13を参照すると、図2に示した低電圧形態の電流基準回路と図8に示したカスコード形態の電流基準回路は低い温度偏差を有する出力電流を発生する。
図14は、低電圧形態の電流基準回路とカスコード形態の電流基準回路に対して電源電圧の変化に対する出力電流の変化を示すシミュレーション図である。
図14を参照すると、低電圧形態の電流基準回路RESULT1に対して、最少電源電圧は、0.7Vであり、電源電圧依存度(supply dependency)は、26116ppm/Vである。カスコード形態の電流基準回路RESULT2に対して、最少電源電圧は0.85Vであり、電源電圧の依存度(supply dependency)は1856ppm/Vである。
従って、低電圧形態の電流基準回路がカスコード形態の電流基準回路に比べて最少電源電圧が低く、カスコード形態の電流基準回路が低電圧形態の電流基準回路に比べて電源電圧の依存度が低い。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範囲内において、各種の変形例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと理解される。
本発明の集積回路に適用することが可能であり、特に電流基準回路を使用するアナログ集積回路に適用することが可能である。
100 電流基準回路
100a、100b 電流基準回路
100c、100d 電流基準回路
200,200a 電流基準回路
110 絶対温度比例電流発生器
110a、100b 絶対温度比例電流発生器
110c、110d 絶対温度比例電流発生器
130 バンドギャップ基準回路
130a、130b バンドギャップ基準回路
130c、130d バンドギャップ基準回路
150 電流複製回路
150a、150b 電流複製回路
150c、150d 電流複製回路
210 始動回路

Claims (10)

  1. 絶対温度比例電流IPTATを発生する絶対温度比例電流発生器と、
    前記絶対温度比例電流に基づいて基準電圧を発生し、前記絶対温度比例電流でゼロ(0)の温度係数を有する第1電流IZTCを除去し、正(+)の温度係数を有する第2電流IPTCを発生するバンドギャップ基準回路と、
    前記絶対温度比例電流と前記第2電流IPTCに基づいて前記第1電流IZTCを複製する電流複製回路と、を含む電流基準回路。
  2. 前記バンドギャップ基準回路及び前記電流複製回路はそれぞれ前記絶対温度比例電流発生器と電流ミラー形態で接続されて前記絶対温度比例電流を複製することを特徴とする請求項1に記載の電流基準回路。
  3. 前記電流複製回路は、前記バンドギャップ基準回路と電流ミラー形態で接続されて前記第2電流を複製することを特徴とする請求項2に記載の電流基準回路。
  4. 前記電流複製回路は、
    前記絶対温度比例電流IPTATで前記第2電流IPTCを減算して前記第1電流IZTCを複製することを特徴とする請求項1に記載の電流基準回路。
  5. 前記絶対温度比例電流発生器は、
    電源電圧が印加されるソース、第1ノードに電気的に共通的に接続されたゲート、及びドレインを有する第1PMOSトランジスタと、
    前記電源電圧が印加されるソース、前記第1ノードに電気的に接続されたゲート、及び第2ノードと接続されたドレインを有する第2PMOSトランジスタと、
    前記第1ノードに電気的に接続されたドレイン及び第2ノードに電気的に接続されたゲートを有する第1NMOSトランジスタと、
    前記第2PMOSトランジスタのドレインに電気的に共通接続されたゲートとドレイン、及び接地に電気的に接続されたソースを有する第2NMOSトランジスタと、
    前記第1NMOSトランジスタのソースと前記接地との間に接続された第1抵抗と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の電流基準回路。
  6. 前記バンドギャップ基準回路は、
    前記第1PMOSトランジスタに電流ミラー形態で接続され、電源電圧が印加されるソース、前記第1ノードに電気的に接続されたゲート、及び第3ノードに電気的に接続された流れるドレインを有する前記第3PMOSトランジスタと、
    前記第3ノードと前記接地との間に接続された第2抵抗と、
    前記第3ノードに接続された第1端子を有する第3抵抗と、
    前記第3抵抗の第2端子に電気的に共通接続されたドレインとゲート、及び前記接地に電気的に接続されたソースを有する第3NMOSトランジスタと、を含むことを特徴とする請求項5に記載の電流基準回路。
  7. 前記電流複製回路は、
    前記第1PMOSトランジスタに電流ミラー形態で接続され、電源電圧が印加されるソース、前記第1ノードに電気的に接続されたゲート、及び前記第4ノードに電気的に接続されたドレインを有する第4PMOSトランジスタと、
    前記第4ノードに電気的に接続されたドレイン、前記第3NMOSトランジスタのゲートに電気的に接続されたゲート、及び前記接地に電気的に接続されたソースを有する第4NMOSトランジスタと、
    第4ノードに電気的に共通接続されたゲートとドレイン、及び接地に電気的に接続されたソースを有する第5NMOSトランジスタと、
    前記第5NMOSトランジスタのゲートに電気的に接続されたゲート及び前記接地に電気的に接続されたソースを有する第6NMOSトランジスタと、を含むことを特徴とする請求項6に記載の電流基準回路。
  8. 前記絶対温度比例電流発生器、前記バンドギャップ基準回路、及び前記電流複製回路は、それぞれカスコード構造で配置されたMOSトランジスタの対を含むことを特徴とする請求項1に記載の電流基準回路。
  9. 前記電流基準回路は、
    前記絶対温度比例電流発生器に含まれたカスコード構造のMOSトランジスタの対をバイアスするための第1バイアス回路、及び前記バンドギャップ基準回路と前記電流複製回路に含まれたカスコード構造のMOSトランジスタの対をバイアスするための第2バイアス回路を独立的に有することを特徴とする請求項8に記載の電流基準回路。
  10. 前記電流基準回路は、
    1つのバイアス回路を共通で使用して前記絶対温度比例電流発生器、前記バンドギャップ基準回路、及び前記電流複製回路に含まれたカスコード構造のMOSトランジスタの対をバイアスすることを特徴とする請求項8に記載の電流基準回路。
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