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JP2011041210A - 信号処理装置、撮像装置及び信号処理方法 - Google Patents

信号処理装置、撮像装置及び信号処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】データ量や演算量を膨大化させることなく、画像のエッジ部分等においても精度よく色補間を行えるようにする。
【解決手段】R又はBの色成分を有する注目画素の位置及び、注目画素と同じ色成分を有する画素の位置にGの色成分を補間して、第1のG補間信号を生成する前処理部610を備えた。また、第1の補間信号を用いて、注目画素位置及び注目画素と同じ色成分を有する画素の位置に第1のG色差を生成する近傍G画素G色差・R/B画素生成部620を備えた。近傍G画素G色差・R/B画素生成部620はまた、第1のG色差信号を用いて、近傍G画素の位置に第2のG色差信号を生成する。さらに、第2のG色差信号を用いて近傍G画素位置にRの色成分又はBの色成分を補間する。また、補間されたR成分又はB成分を用いて、所定の画素位置に第3のG色差信号を再構成するようにした。
【選択図】図4

Description

本発明は、信号処理装置、撮像装置及び信号処理方法に関し、特に、例えば色フィルタアレイを通して得られた各画素信号に色情報を補間する技術に関する。
単板式の撮像装置では、レンズを通して得られる被写体光をR(赤),G(緑),B(青)の3原色に分解するために、色フィルタアレイが使用される。色フィルタアレイとしては、ベイヤ配列のものがよく使用される。ベイヤ配列とは、図13にその例を示してあるように、輝度信号の寄与する割合の高いGの画素を市松状に配列し、残りの部分にRとBの画素をそれぞれ市松状に配列したものである。
各画素においてはR,G,Bのうち1色のデータしか得られないため、得られない他の色については、周辺の画素の出力を用いた補間演算を行うことによって得る必要がある。図13のR33の位置であれば、欠落しているG成分とB成分とを演算により補間する必要がある。
補間の方法としては、補間したい画素(以下、注目画素とも称する)の近傍にある画素のうち、注目画素との相関が強いと予測される方向の画素のみを用いて補間する方法が、有効な方法として知られている(例えば、非特許文献1参照)。この手法では、相関の強さを示す指標として、注目画素の近傍に位置する各画素の画素値における注目画素の画素値との変化量が用いられることが多く、画素値の変化量が小さい方向を、相関の強い方向として補間を行う。
そしてその画素値の変化量は、Gの画素値の変化量をもとに評価されることが多い。ベイヤ配列ではGの画素が最も多く配置されているために、Gの画素が持つ情報量が他のRやBの画素が持つ情報量よりも多いためである。つまり、Gの画素値の変化量をもとに相関の強い方向を判定することで、相関の強い方向の判定精度を向上させることができる。
しかし、注目画素の位置が、画像が持つコーナーやテクスチャ部分に位置する場合には、Gの画素値の変化量に基づく判定では、注目画素との相関が強い画素が位置する方向(以下、相関方向と称する)を正しく推定できない等の問題点があった。コーナーやテクスチャの部分では、Gの画素値の変化量の多い方向が複数存在するためである。
このような問題を解決するために、例えば非特許文献2には、ある特定の原色(G等)の空間的な相関に加えて、原色間の相関を用いた手法が記載されている。この手法では、「局所的な領域において色成分が急激に変化しない」という仮定(「定色相仮定」)を置いている。すなわち、異なる原色間の相関によって、R(またはB)(以下、R/Bと称する)とGの変化量(R/BとGの比率(以下、色比と称する))が同程度である、と仮定している。その上で、注目画素の周囲に位置する各画素の色比を生成し、周囲の画素における色比から注目画素の色比を推定し、注目画素の補間値を推定している。
さらに、Gの画素値の変化量と注目画素の画素値(RやB)の変化量に応じて、色の相関の高いと推定される周囲の画素が有する色成分に大きな重みづけを行ってから、注目画素の色成分を推定する方法も提案されている。(例えば、非特許文献3、特許文献1参照)この手法を用いれば、色が急激に変化しているようなエッジにおいても、不自然なアーチファクト(偽色)を抑制して色補間を行うことができる。
ところが、この手法は、同色の画素値の変化量による粗い精度の検出かつ、粗い精度の周囲の色成分を用いて推定を行うものである。従って、高い周波数を持つテクスチャ部分等において、周囲の画素が正しい推定に基づいて生成(補間)されたものでない場合には、注目画素の色成分推定の精度も落ちてしまうという問題がある。
そこで、このような色補間処理後に相関方向検出を繰り返し、注目画素の周囲の画素の色成分の推定精度を向上し、また高い検出精度で相関方向を検出することで、色補間画像を再構成する手法が提案されている(例えば、非特許文献4参照)。
特開2006−174485号公報
J.F.Hamilton and J.E.Adams: "Adaptive color plane interpolation in single sensor color electronic camera,"U.S.Patent No. 5629 734 D. Cok:"Signal Processing Method and Apparatus for Producing Interpolated Chrominance Values In a Sampled Color Image Signal," U.S.patent 4 642 678, 1987 HA.Chang and H.chen:"Directionally Weighted Color Interpolation for Digital Cameras,"Circuits and Systems, 2005. ISCAS 2005. IEEE International Symposium on 23-26 May 2005 Page(s):6284 - 6287 Vol. 6 R. Kimmel, "Demosaicing: Image reconstruction from CCD samples,"IEEE Trans. Image Processing, vol. 8, pp. 1221-1228, 1999.
ところが、非特許文献4に記載の方法では、色補間により生成した色補間画像に対して相関方向の検出をやり直すことを行うため、データ量や演算量が膨大化してしまうという問題があった。また、色補間後の画像を用いて相関方向の検出を行っているため、色補間により得られた画素値と本来の画像が有する画素値との誤差が広範囲に及ぶ場合等には、相関方向を正しく判定できない。つまり、このような場合には、色補間の精度を上げられないという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、データ量や演算量を膨大化させることなく、画像のエッジ部分等においても精度よく色補間を行えるようにすることを目的とする。
本発明は、二次元配置された複数の画素上にRとGとBの原色の色フィルタを所定配列で交互に配置した撮像素子で得た画素信号において欠落している画素値(色成分)を補間するものである。すなわち本発明は、前処理部と、近傍G画素G色差・R/B画素生成部と、G色差再構成処理部と、G色差補間処理部と、RGB生成部で構成される。
前処理部は、所定の画素位置にあるR又はBの色成分を有する注目画素の位置及び、注目画素と同じ色成分を有する画素の位置に、Gの色成分を補間して第1のG補間信号を生成する。近傍G画素G色差・R/B画素生成部は、まず、第1の補間信号を用いて、注目画素位置及び注目画素と同じ色成分を有する画素の位置における第1のR−G色差信号又はB−G色差信号を生成する。そして、第1のR−G色差信号又はB−G色差信号を用いて、注目画素の近傍に位置する近傍G画素の位置に第2のR−G色差信号又はB−G色差信号を生成する。さらに、第2のR−G色差信号又はB−G色差信号を用いて、近傍G画素位置にRの色成分又はBの色成分を補間する。
G色差再構成処理部は、近傍G画素G色差・R/B画素生成部によって補間されたR成分又はB成分を用いて、注目画素位置に第3のR−G色差信号又はB−G色差信号を再構成する。
G色差補間処理部は、G色差再構成処理部で再構成された第3のR−G色差信号又はB−G色差信号を用いて、所定の画素位置にR−G色差信号又はB−G色差信号を補間する。
このように構成したことにより、注目画素の周囲に、複数のG色差信号(R−G色差信号又はB−G色差信号)を組み合わせて作られたG色差信号が生成され、そのG色差信号をもとに所定の画素位置のG色差が再構成される。
上述した「定色相仮定」によれば、生成されたG色差信号の精度が悪かった場合にも、それらを複数集めて平均することにより、より信頼のできるG色差信号を得ることができることになる。従って、このような構成によって、G色差信号の精度が落ちやすいエッジ等の部分においても精度よく色補間を行うことができるようになる。
本発明の一実施の形態による撮像装置の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態による色補間処理部の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態によるG色差補間処理部に入力される画素の配列の例を示したものであり、(a)は注目画素がRの場合の配列の例を示し、(b)は注目画素がRの場合に使用するG色差の配列の例を示し、(c)は注目画素がGrの場合の配列の例を示し、(b)は注目画素がGrの場合に使用するG色差の配列の例を示す。 本発明の一実施の形態によるG色差再構成部の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態による前処理部の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態による近傍G画素G色差・R/B画素生成部の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態によるG画素用G色差・R/B画素生成部の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態によるG色差再構成処理部の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態によるG色差再構成部の処理の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態による近傍G画素G色差・R/B画素生成部の処理の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるG色差再構成処理部の処理の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態の他の例による色フィルタアレイの例を示す説明図であり、(a)はハニカム配列の例を示し、(b)はクリアビッドCMOSセンサーにおける画素配列の例を示し、(c)はクリアビッドCMOSセンサーにおける画素配列の応用例を示す。 従来のベイヤ配列の構成例を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態(以下、本例とも称する)に係る信号処理装置、撮像装置及び映像信号処理方法の具体例を、図面を参照しながら以下の順で説明する。
1.撮像装置の構成例
2.色補間処理部の構成例
3.G色差再構成部の構成例
4.G色差再構成部の動作例
<1.撮像装置の構成例>
本実施の形態では、本発明の信号処理装置を例えばカメラ等の撮像装置に適用した例を説明する。図1は、本例の撮像装置100のカメラブロック内の構成の例を示すものである。図1に示したカメラブロックには、レンズ1と、色フィルタ2と、撮像素子3と、アナログ・デジタル変換部4(以下、A/D変換部と称する)と、補正処理部5と、色補間処理部6と、画像処理部7とが含まれる。
レンズ1は、撮像素子3の図示せぬ撮像面に被写体の像光を結像する。撮像素子3は、CCD(Charge Coupled Devices)イメージセンサ、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどで構成されており、二次元配置された複数の光電変換素子からなっている。各光電変換素子は画素を構成し、撮像面上で各光電変換素子が占める位置が画素位置に対応する。
撮像素子3の二次元配置された複数の画素上には色フィルタ2を配置してあり、色フィルタ2を通して、1画素あたり1色の信号値が得られる。色フィルタ2は、図13に示したようなベイヤ配列のものを使用しており、フィルタ幅は例えば縦5画素×横5画素であるものとする。フィルタにおける縦と横は、それぞれ撮像面の垂直方向と水平方向に対応している。
A/D変換部4は、撮像素子3から出力された信号をデジタルの信号に変換して補正処理部5に出力する。補正処理部5では、光学系や撮像系の特性に起因して発生した輝度ムラを補正するシェーディング補正や、撮像素子3の欠陥等に起因して発生した画素欠陥補正等の処理を行う。
色補間処理部6は、補正処理部5によって補正された各色の信号に対して補間処理を行う。色補間処理部6の詳細については後述する。画像処理部7は、色補間処理部6から出力された信号に対してガンマ補正や輪郭強調等の処理を施す。
<2.色補間処理部の構成例>
次に、本例の色補間処理部6の構成例について説明する。本例の色補間処理部6は、以下の処理を行うものである。
(1)Gの画素値が存在しない画素(R/B画素;注目画素を含む)の位置にGの画素値(第1のG補間信号)を補間。
(2)補間したGの画素値(以下、補間値とも称する)とR/B画素の画素値との差分を取りGの画素値が存在しない画素の位置のG色差(第1のR−G/B−G色差信号)を生成。
(3)Gの画素にG色差(第2のR−G/B−G色差信号)を生成して、Gの画素におけるR/B画素の画素値を生成。
(4)Gの画素に生成したR/B画素の画素値を用いて、注目画素の位置のG色差(第3のR−G/B−G色差信号)を再構成。
(5)再構成されたG色差を用いてR/Bの画素値が存在しない画素のG色差を補間。
(6)G色差を求めて空間的に補間し、補間したい画素のGの画素値とG色差とを用いてRGBの画素値を得る、もしくはR/B画素値とG色差によりRGBの画素値を得る。
図2は、色補間処理部6の構成例を示すブロック図である。色補間処理部6には、G色差再構成部600と、メモリ部601と、上述した(5)の処理を行うG色差補間処理部602とが含まれる。さらに、色補間処理部6は、上述した(6)の処理を行う、RGB遅延処理部603と、メモリ部604と、RGB遅延処理部605と、RGB生成部606とを含む。
G色差再構成部600は、上述した(1)〜(4)の処理を行う。処理の詳細については図4以降を参照して後述するが、G色差再構成部600で(1)〜(4)の処理が行われることにより、注目画素がRのときはG色差V(R−G)が出力され、BのときはG色差U(B−G)が出力される。
メモリ部601は、例えば複数のラインメモリ等で構成され、G色差再構成部600から出力されるG色差を一時的に蓄積して所定のタイミングで出力する。G色差補間処理部602は、メモリ部601から出力されたG色差を取り込んで、R/Bの画素値が存在しない画素のG色差を補間する処理を行い、補間された色差をRGB生成部606に出力する。
図3(a)は、注目画素がR33である場合の画素配列の例を示したものである。図3(a)に示した配列において、画素の種類及び画素の配置をXijの形式で示している。Xの位置には画素の種類(R又はGr又GbはB)が入り、iには画素の垂直方向の位置が、jには水平方向の位置が入る。Grは、そのGがRの画素が配列された行に存在するGであることを示し、Gbは、そのGがBの画素が配列された行に存在するGであることを示す。以下の説明では、R33等の符号を、画素の位置を示す符号として使用するとともに、画素値を示す符号としても使用するものとする。
図3(b)は、注目画素がR33である場合に、メモリ部601から出力される各G色差の例を示したものである。この場合、注目画素のG色差V33とG色差U33は、例えば以下のような式を用いて算出する。
V33=G色差再構成部600で再構成されたG色差(以下、G色差V′33)
U33=(G色差再構成部600で再構成されたG色差U22′+U′24+U′42+U′44)/4
注目画素がBである場合にも、同様の方法でG色差UとG色差Vが算出される。
図3(c)は、注目画素がGr33である場合の画素配列の例を示したものである。この場合、注目画素のG色差V33とG色差U33は、例えば以下のような式を用いて算出する。
V33=(V32′+V34′)/2
U33=(U32′+U43′)/2
注目画素がGbである場合にも、同様の方法でG色差UとG色差Vとが算出される。なお、G色差の算出方法はこの方法に限定されるものではなく、他の方法によって算出するようにしてもよい。
図2に戻って説明を続けると、RGB生成部606は、上述した(6)の処理を行う。つまり、G色差補間処理部602から出力される各G色差と、RGB遅延処理部605から出力されるR,G,Bの各画素値とを用いて、R,G,Bの各画素値を生成する。例えば、図3(a)に示したように注目画素がRである場合には、以下の式を用いてR,G,Bの各画素値を生成する。
R=R33
G=R33−V33
B=U33+G33
注目画素がBである場合にも、同様の方法でR,G,Bの各画素値を算出する。
注目画素が、図3(c)に示したようにGrである場合には、以下の式を用いてR,G,Bの各画素値を生成する。
R=V33+Gr33
G=Gr33
B=U33+Gr33
注目画素がGbである場合にも、同様の方法でR,G,Bの各画素値を算出する。
RGB遅延処理部603は、メモリ部604にR,G,Bの各画素値を供給するタイミングと、G色差再構成部600からメモリ部601にG色差が供給されるタイミングとを一致させるために、R,G,Bの各画素値の出力を遅らせる。
メモリ部604は、RGB遅延処理部603から出力されたR,G,Bの各画素値を一時的に蓄積して、RGB遅延処理部605に出力する。RGB遅延処理部605は、RGB生成部606にR,G,Bの各画素値を供給するタイミングと、G色差補間処理部602からRGB生成部606にG色差が供給されるタイミングとを一致させるために、R,G,Bの各画素値の出力を遅らせる。
<3.G色差再構成部の構成例>
次に、図4を参照して、G色差再構成部600の詳細について説明する。図4は、G色差再構成部600の構成例を示すブロック図である。G色差再構成部600には、前処理部610と、近傍G画素G色差・R/B画素生成部620と、G色差再構成処理部630とが含まれる。
前処理部610は、上述した(1)の処理を行う。つまり、撮像素子3の各画素が色フィルタ2を通して得たR,G,Bの各画素信号を入力として、Gの画素値が欠落している画素(注目画素を含む)にGの画素値を補間する処理を行う。そして、撮像素子3により得られたGの画素値及び補間により生成されたGの画素値(以下、補間値とも称する)を出力する。また、前処理部610は、撮像素子3から出力されたR/Bの画素信号に遅延を加えて一時的に格納することにより、Gの画素信号とR/Bの画素信号の位相を合わせる処理を行う。
近傍G画素G色差・R/B画素生成部620は、上述した(2)〜(4)の処理を行う。つまり、前処理部610から出力されたR/Bの画素値とGの画素値とを用いて、注目画素の近傍に位置する複数のGの画素(以下、近傍G画素と称する)におけるG色差を生成する。また、生成したG色差と前処理部610から出力されたGの補間値を用いて、近傍G画素におけるR/Bの画素値を生成する。
G色差再構成処理部630は、上述した(5)の処理を行う。つまり、近傍G画素G色差・R/B画素生成部620により生成された近傍G画素におけるR/Bの画素値を用いて、注目画素のG色差を再構成する。このとき、注目画素のG色差再構成にあたって、Gの画素値の変化量がより少ない方向にある画素の画素値に重みをつけることを行っている。
[色補間処理部内の各ブロックの構成例]
続いて、上述した色補間処理部6を構成する各ブロックの詳細について、図5〜図8を参照して説明する。
図5(a)は、前処理部610の構成例を示すブロック図である。前処理部610には、相関方向判別G補間処理部611と、メモリ部612と、R/B遅延処理部613と、メモリ部・R/B選択処理部614とが含まれる。
以下では、前処理部610に図5(b)に示した配列の各画素値が入力される場合を想定して説明を行う。すなわち、R33を中心とした5画素×5画素の各画素値が入力される場合を例に挙げて説明する。なお、注目画素がBの画素である場合にも同様の処理が行われるものとする。
前処理部610内の相関方向判別G補間処理部611は、入力された画素がGの画素値であった場合にはそのままメモリ部612に出力し、Gの画素値が存在しない画素であった場合にはGの画素値を補間して、その補間値をメモリ部612に出力する。Gの画素値の補間は、注目画素との相関が高いとされる方向に位置する画素の画素値を用いて行う。
Gの画素値の補間は、例えば以下の式を用いて行う。以下の式は、図5(b)に示すように配列された各画素が入力される場合の処理を示したものである。図5(b)において、iは注目画素の垂直方向の座標を示し、jは水平方向の座標を示している。また、画素の種類をR,G,Bで示してある。下記式における“DH”は注目画素Rijと水平方向で近接する各画素と注目画素Rijとの変化量を示し、“DV”は注目画素Rijと垂直方向で近接する各画素と注目画素Rijとの変化量を示し、gijは、Gの補間値を示す。
まず、下記の式1と式2を用いて水平方向の変化量DHと垂直方向の変化量DVを算出し、
次に、以下の式を使用して補間値gijを算出する。


なお、上記式は補間値の算出の一例を示したものであり、補間値の計算はこの方法に限定されるものではない。例えば、注目画素を中心とした上下左右の4方向におけるGの画素値の変化量を、Gの画素値のみを使用して算出し、相関が高いと判定された方向にあるGの画素の画素値の重みづけ平均値を補間値とする方法等の、他の手法を使用してもよい。どのような補間方法であっても適用可能であるが、相関方向をより正確に判別できる手法であるほど好ましい。
再び図5(a)に戻って説明を続けると、メモリ部612は、例えば色フィルタ2(図1参照)の行数に対応する複数のラインメモリ(本例では5本)等で構成される。そして、相関方向判別G補間処理部611から出力された各画素値を格納して所定のタイミングで出力する。図5(c)に、メモリ部612から出力された画素の配列の例を示してある。相関方向判別G補間処理部611による補間処理で得られた画素は薄い色付きで示してあり、“g33”のように、色成分の種類を小文字で示してある。
R/B遅延処理部613は、相関方向判別G補間処理部611での処理時間の分だけ、入力されたR,Bの各画素値に遅延を加えて、遅延されたR/Bの各画素値をメモリ部・R/B選択処理部614に供給する。
メモリ部・R/B選択処理部614は、R/B遅延処理部613で遅延が加えられた各R/Bの画素値を一時的に蓄積する。そして、蓄積した各R/Bの画素値の中から後段の近傍G画素G色差・R/B画素生成部620(図4参照)での処理に必要なR/B画素を選択して、近傍G画素G色差・R/B画素生成部620に出力する(図5(d)参照)。
次に、近傍G画素G色差・R/B画素生成部620の構成例について、図6及び図7のブロック図を参照して説明する。図6に示した近傍G画素G色差・R/B画素生成部620には、G画素用G色差・R/B画素生成部621−1〜G画素用G色差・R/B画素生成部621−4と、遅延処理部622が含まれる。
G画素用G色差・R/B画素生成部621−1〜G画素用G色差・R/B画素生成部621−4は、注目画素の近傍に位置する近傍G画素用のG色差を生成するとともに、近傍G画素用のR/B画素の画素値も生成する。G画素用G色差・R/B画素生成部621−1〜G画素用G色差・R/B画素生成部621−4には、注目画素の近傍G画素の画素値と、近傍G画素の近傍に位置するR/B画素の画素値とが入力される。
遅延処理部622は、G画素用G色差・R/B画素生成部621での処理時間の分だけ、入力されたR又はBの画素値に遅延を加えて、遅延されたR又はBの画素値をG色差再構成処理部630(図4参照)に供給する。
次に、G画素用G色差・R/B画素生成部621−1〜G画素用G色差・R/B画素生成部621−4のより詳細な構成について、図7を参照して説明する。G画素用G色差・R/B画素生成部621−1〜G画素用G色差・R/B画素生成部621−4は、いずれも同一の構成であるため、図7においては、G画素用G色差・R/B画素生成部621−1を例に挙げてその構成を説明する。
G画素用G色差・R/B画素生成部621−1には、近傍G画素選択部6211−1と、近傍R/B画素選択部6211−2と、近傍R/B画素選択部6211−3とが含まれる。さらに、画素比較係数生成部6212−1〜画素比較係数生成部6212−2と、G色差生成部6213−1〜G色差生成部6213−2と、重みづけ平均処理部6214と、加算器6215とが含まれる。
近傍G画素選択部6211−1は、前処理部610(図4参照)から入力されるG画素の中から注目画素の近傍に位置する近傍G画素を1つ選択して、選択したG画素を画素比較係数生成部6212−1と画素比較係数生成部6212−2に供給する。
例えば、図5(c)に示した各画素が入力される場合には、近傍G画素選択部6211−1ではGr32が選択される。他の近傍G画素であるGr34,Gb23,Gb43は、それぞれ、G画素用G色差・R/B画素生成部621−2〜G画素用G色差・R/B画素生成部621−4(図6参照)内の近傍G画素選択部(図示略)によって選択される。
近傍R/B画素選択部6211−2〜近傍R/B画素選択部6211−3は、入力されるR/B画素の中から、近傍G画素選択部6211−1で選択された近傍G画素の近傍にあるR/B画素を1つ選択する。そして、選択したR/B画素を、G色差生成部6213−1とG色差生成部6213−2に供給する。また、近傍R/B画素選択部6211−2〜近傍R/B画素選択部6211−3には、選択したR/B画素の位置のG補間値も入力される。そして、入力されたG補間値を、画素比較係数生成部6212−1〜画素比較係数生成部6212−2と、G色差生成部6213−1〜G色差生成部6213−2に供給する。
例えば、近傍R/B画素選択部6211−2がR31を選択した場合には、R31をG色差生成部6213−1に供給する。そしてさらに、R31の位置のG補間値g31を、画素比較係数生成部6212−1とG色差生成部6213−1に供給する。
このとき近傍R/B画素選択部6211−3では、近傍G画素選択部6211−1で選択されたG画素Gr32の近傍にあるもう一つのR/B画素、すなわちR33(注目画素)が選択され、R33がG色差生成部6213−2に供給される。これとともに、R33の位置のG補間値g33を、画素比較係数生成部6212−2とG色差生成部6213−2に供給する。
画素比較係数生成部6212−1〜画素比較係数生成部6212−2は、重みづけ平均処理部で使用する重み係数を生成し、算出した重み係数を、重みづけ平均処理部6214に供給する。重み係数の算出は、例えば以下のような式を用いて行う。以下の式は、Gの画素値としてGr32が、G補間値としてg31が入力された場合の例を示したものである。
重み係数
つまり、g補間値とGの画素値との差分が小さいほど値が大きくなるような重み係数を算出している。なお、絶対値差に“1”を加算しているのは、差分が0になった場合に、0による割り算となってしまうことを回避するためである。
なお、重み係数の計算方法はこの手法に限定されるものではない。また、本例では重み係数を都度計算により算出するようにしているが、LUT(Look Up Table)等を予め設定しておき、そこから重み係数を選択するようにしてもよい。この場合も、重み係数を、g補間値とGの画素値との差分が小さいほど値が大きくなるような値に設定しておく。もしくは、差分がすべて大きい場合等には、得られた差分を単純に平均したものをG色差とするようにしてもよい。
また、色フィルタ2として、ベイヤ配列以外の配列のものを使用する場合等には、近傍G画素選択部6211−1(又は6211−2)で選択されたG画素と、G画素の近傍にある2つのR/B画素(のG補間値)との距離が等間隔であるとは限らない。このような場合には、G画素とより近い位置にあるg補間値により大きな重みをつけられるように、距離を考慮して重み係数を算出するようにしてもよい。この場合の重み係数は、例えば以下のような式を用いて算出する。以下の式において、“dist(A,B)”は、AとBとの距離を示す。
G色差生成部6213−1〜G色差生成部6213−2は、近傍R/B画素選択部6213−1又は近傍R/B画素選択部6213−2から供給されたRの画素値と、Rの画素値の位置のG補間値とを用いて、Rの画素値の位置のG色差を生成する。そして、生成したG色差を、重みづけ平均処理部6214に供給する。G色差の算出は、以下の式は、Rの画素値としてR31が、G補間値としてg31が入力された場合の例を示したものである。
G色差
重みづけ平均処理部6214は、近傍G画素の位置のG色差を生成する。すなわち、画素比較係数生成部6212−1及び画素比較係数生成部6212−2から出力された重み係数αと、G色差生成部6213−1及びG色差生成部6213−から出力されたG色差Vとを用いて、近傍G画素の位置のG色差を生成する。
近傍G画素の位置のG色差の生成は、例えば以下のような式を用いて算出する。以下の式は、画素比較係数生成部6212−1から重み係数α31が、画素比較係数生成部6212−2から重み係数α33が、G色差生成部6213−1からG色差V31が、G色差生成部6213−2からG色差V33が入力された場合のものである。
近傍Gr32のG色差
他の近傍G画素であるGr34の位置のV34と、Gb23の位置のV23と、Gb43の位置のV43は、図示しないG画素用G色差・R/B画素生成部621−2〜G画素用G色差・R/B画素生成部621−4内の重みづけ平均処理部で生成される。
加算器6215は、前処理部610(図4参照)から入力される近傍G画素の各画素値と、重みづけ平均処理部6214から入力される近傍G画素の位置のG色差とを加算することにより、近傍G画素の位置のR/B画素を生成する。例えば、近傍G画素の画素値としてGr32が入力され、Gr32のG色差としてV32が入力された場合には、加算器6215はGr32とV32とを加算して出力する。
これにより、近傍G画素の位置のR/B画素r32が生成される。同様にして、Gr34の位置のr34と、Gb23の位置のr23と、Gb43の位置のr43とが、図示しないG画素用G色差・R/B画素生成部621−2〜G画素用G色差・R/B画素生成部621−4内の加算器によって生成される。
次に、図4に示したG色差再構成処理部630の詳細について、図8のブロック図を参照して説明する。G色差再構成処理部630には、注目画素選択部631と、近傍G画素選択部632−1〜近傍G画素選択部632−4と、画素比較係数生成部623−1〜画素比較係数生成部623−4と、重みづけ平均処理部634とが含まれる。
注目画素選択部631は、近傍G画素G色差・R/B画素生成部620の遅延処理部622(図6参照)から入力される注目画素の画素値を、画素比較係数生成部632−1〜画素比較係数生成部632−4に供給する。例えば注目画素の画素値R33が入力された場合には、R33を画素比較係数生成部632−1〜画素比較係数生成部632−4に供給する。
近傍G画素選択部632−1〜近傍G画素選択部632−4は、注目画素の近傍G画素のうち1つを選択する。そして、そのG画素の位置に生成されたR/Bの画素値r(又はb)を画素比較係数生成部633−1〜R/Bの画素値を画素比較係数生成部633−4のいずれかに供給する。また、近傍G画素の位置に生成されたG色差Vを、重みづけ平均処理部634に供給する。
近傍G画素に生成されたR/Bの画素値r/bは、G画素用G色差・R/B画素生成部621−1〜G画素用G色差・R/B画素生成部621−4内の加算器から供給される。また、近傍G画素に生成されたG色差Vは、G画素用G色差・R/B画素生成部621−1〜G画素用G色差・R/B画素生成部621−4内の重みづけ平均処理部より供給される。
例えば、近傍G画素選択部632−1が近傍G画素としてGr32を選択した場合には、Gr32の位置に生成されたRの画素値r32が画素比較係数生成部633−1に供給される。そして、Gr32の位置に生成されたG色差V32が重みづけ平均処理部634に供給される。
画素比較係数生成部633−1〜画素比較係数生成部633−4は、注目画素選択部631から供給される注目画素の画素値と、近傍G画素選択部632−1〜近傍G画素選択部632−4のいずれかから供給されるG色差Vとを用いて、重み係数を算出する。
例えば画素比較係数生成部633−1であれば、注目画素選択部631から供給された注目画素の画素値R33と、近傍G画素選択部632−1から供給されたRの画素値r32とを用いて、重み係数α32を生成する。重み係数α32は、以下の式等によって算出する。
重み係数
同様にして、画素比較係数生成部633−2では重み係数α34が、画素比較係数生成部633−3では重み係数α23が、画素比較係数生成部633−4では重み係数α43が生成され、これらの係数が重みづけ平均処理部634に供給される。
重みづけ平均処理部634は、画素比較係数生成部633−1〜画素比較係数生成部633−4から出力された重み係数αと、近傍G画素選択部632−1〜近傍G画素選択部632−4から出力されたG色差Vとを用いて、注目画素のG色差を再構成する。
注目画素の位置のG色差の生成は、例えば以下のような式を用いて算出する。以下の式は、下記の入力があった場合の例を示すものである。
・重み係数α32,α34,α23,α43
・G色差V32,V34,V23,V43
注目画素R33のG色差
なお、G色差V′33の算出方法は、この手法に限定されるものではない。例えば、注目画素と水平方向で近接する画素のG色差を用いて算出したG色差と、注目画素と垂直方向で近接する画素のG色差を用いて算出したG色差との平均を算出することにより求めてもよい。以下の式において、V33は注目画素と水平方向で近接する画素のG色差を用いて算出したG色差を示し、V33は注目画素と垂直方向で近接する画素のG色差を用いて算出したG色差を示す。


G色差V′33の算出は、他の式を用いて行うようにしてもよく、また、LUT等に予め様々な重み係数を設定しておき、そこから適切な重み係数を選択するようにしてもよい。
<4.G色差再構成部の動作例>
次に、上述した各ブロックにより構成されるG色差再構成部600の動作の例について、図9〜図11のフローチャートを参照して説明する。図9において、まず、前処理部610(図4参照)によって、Gの画素値が存在しないR/B画素の位置におけるGの補間値gが生成される(ステップS1)。
続いて、近傍G画素G色差・R/B画素生成部620(図6,7参照)によって、前処理部610で生成されたG補間値gと、もともと存在するR/Bの画素値との差分を算出することにより、R/B画素の位置のG色差U又はVが生成される(ステップS2)。また、同じく近傍G画素G色差・R/B画素生成部620によって、R/B画素の位置のG色差U/Vと、前処理部610から出力されたGの補間値gと、近傍G画素の画素値とを用いて、近傍G画素の位置におけるG色差U/Vが生成される(ステップS3)。
次に、同じく近傍G画素G色差・R/B画素生成部620によって、近傍G画素の位置のG色差U/Vと近傍G画素の画素値Gr又はGbとを用いて、G色差再構成処理部630によって、近傍G画素の位置のG色差r/bが生成される(ステップS4)。
続いて、G色差再構成処理部630(図8参照)によって、近傍G画素の位置のR/Bの画素r/bと注目画素の画素値R/Bとを用いて、注目画素におけるG色差U′/V′が再構成される(ステップS5)。
次に、図9のステップS3に示した近傍G画素G色差・R/B画素生成部620での処理の詳細について、図10のフローチャートを参照して説明する。図10に示す各処理は、図7に示した各ブロックにおいて行われる。
まず、注目画素の近傍G画素のうちいずれか1つが、近傍G画素選択部6211−1によって選択される(ステップS11)。続いて、選択されたG画素に近接するR/B画素が、近傍R/B画素選択部6211によって選択される(ステップS12)。
次に、G色差生成部6213によって、近傍G画素の位置のG色差U/Vが算出される(ステップS13)。そして、画素比較係数生成部6212によって、ステップS11で選択されたG画素と近傍G画素の位置のG色差U/Vとの差分絶対値が算出される(ステップS14)。
続いて、重みづけ平均処理部6214によって、ステップS14で算出された差分絶対値が小さいほど値が大きくなるような重み係数αが算出される(ステップS15)。その重み係数αを用いて、近傍R/B画素の位置に生成されたG色差U/Vの重みづけ平均を算出することにより、近傍G画素の位置のG色差U/Vが生成される(ステップS16)。
さらに、近傍G画素の位置に生成されたG色差U/Vと、近傍G画素の画素値とが加算器6215によって加算されることにより、近傍G画素の位置のR/B画素r/bが生成される(ステップS17)。
次に、図9のステップS5に示したG色差再構成処理部630での処理の詳細について、図11のフローチャートを参照して説明する。図11に示す各処理は、図8に示した各ブロックにおいて行われる。
まず、注目画素選択部631によって注目画素が選択され、近傍G画素選択部632によって、注目画素の近傍G画素が選択される(ステップS21)。次に、画素比較係数生成部633によって、近傍G画素の位置のR/Bの画素値と、注目画素のR/Bの画素値との差分絶対値が算出される(ステップS22)。
次に、重みづけ平均処理部634によって、ステップS22で算出された差分絶対値が小さいほど値が大きくなるような重み係数αが算出される(ステップS23)。そして、その重み係数αを用いて、近傍G画素の位置に生成されたG色差U/Vの重みづけ平均を算出することにより、注目画素の位置のG色差U′/V′が再構成される(ステップS24)。
このようにして生成されたG色差U′/V′は、色補間処理部6内のメモリ部601(図2参照)に供給され、メモリ部601とG色差補間処理部602とRGB生成部606によって、前述した処理が行われる。
<実施の形態による効果>
上述した実施の形態によれば、注目画素の周囲に、複数のG色差を組み合わせて作られたG色差U/Vが生成され、そのG色差U/Vの平均値をもとに注目画素の位置のG色差U′/V′が再構成される。すなわち、複数のG色差U/Vを集めて生成されたより信頼できるG色差U/Vを元に、注目画素のG色差U′/V′が再構成されるようになる。これにより、処理対象の画素信号が画像のエッジやコーナーの部分を構成するものであった場合等で、前処理部610で生成されたGの補間値の精度が悪かった場合にも、注目画素の補間精度を向上させることができる。
また、このような処理をRGB生成部606によるR,G,B補間処理の前段階で行うため、演算に必要なデータの量を削減することができる。よって、処理に必要なメモリ等のリソースも節減できる。
また、このような処理をRGB生成部606によるR,G,B補間処理の前段階で行うため、最初に行ったGの補間に誤りがあった場合にも、その誤りがRGB生成部606の前段で補正されるようになる。従って、最初に行ったGの補間に誤りがあった場合に発生する被害が、拡散してしまうことを防ぐことができる。
さらに、信頼性を高めるために重みづけ平均するのは、推定により得られた画素(g33,r32等)だけであるため、色フィルタ2によりもともと得られている画素(R33,Gr32,Gb43等)が劣化してしまうようなことがなくなる。
また、上述した実施の形態によれば、G色差の補間を行う際に、注目画素との変化量がより小さい画素値に大きな重みがつけられるため、「定色相仮定」が厳密には成り立たないような画像を扱う場合にも、色補間の精度を向上させることができる。
さらに、この手法はRGB生成部606の前に繰り返し処理を行うことができ、繰り返し処理を行うことで、さらなる画質の向上を行うことができる。
<変形例>
なお、上述した実施の形態では、色フィルタ2の配列が図13に示したようなベイヤ配列である場合を例に挙げたが、これに限定されるものではない。色フィルタ2を構成する各画素のうち、1つの色の画素が他の2つの画素に対して多く配置されているような色フィルタであれば、他の色フィルタを適用してもよい。
例えば、図12(a)に示すように、各画素を蜂の巣状に配列したハニカム配列を適用してもよい。もしくは、図12(b)に示したような、クリアビッドCMOSセンサーで使用される配列を適用してもよい。すなわち、Gの画素をR/Bの画素の3倍多くし、かつR/Bの画素の周囲を取り囲むように配置した配列に適用してもよい。または、図12(c)に示したような、Gの画素をR/Bの画素より6倍多くし、R/Bの画素の周囲を取り囲むように配置した(水平及び垂直の方向において、Gを2dの間隔で配置し、R/B画素を4dの間隔で配置した)配列に適用してもよい。
また、上述した実施の形態では、G色差再構成処理部630(図8参照)で求められたG色差V′33と、R/B画素の画素値とを用いて注目画素のG画素を補間しているが、処理の順番はこれに限定されるものではない。例えば、G色差V′33を用いてR/B画素を予め補正しておき、補正後のR/B画素とG色差V′33とを用いて、注目画素の位置のG画素を補間するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、本発明を撮像装置に適用した例を挙げたが、撮像素子を備えず、撮像装置から出力された映像信号の処理を行う装置等に適用してもよい。
1…レンズ、2…色フィルタ、3…撮像素子、4…アナログ・デジタル変換部、5…補正処理部、6…色補間処理部、7…画像処理部、100…撮像装置、600…G色差再構成部、601…メモリ部、602…G色差補間処理部、603…RGB遅延処理部、604…メモリ部、605…RGB遅延処理部、606…RGB生成部、610…前処理部、611…相関方向判別G補間処理部、612…メモリ部、613…R/B遅延処理部、614…メモリ部・R/B選択処理部、620…近傍G画素G色差・R/B画素生成部、621…G画素用G色差・R/B画素生成部、622…遅延処理部、630…G色差再構成処理部、631…注目画素選択部、632…近傍G画素選択部、633…画素比較係数生成部、634…平均処理部、6211…近傍R/B画素選択部、6212…画素比較係数生成部、6213…G色差生成部、6214…平均処理部、6215…加算器

Claims (7)

  1. 二次元配置された複数の画素上にRとGとBの原色の色フィルタを所定配列で交互に配置した撮像素子で得た画素信号における、前記配列中の所定の画素位置にある前記R又は前記Bの色成分を有する注目画素の位置及び、前記注目画素と同じ色成分を有する画素の位置に、前記Gの色成分を補間して第1のG補間信号を生成する前処理部と、
    前記第1の補間信号を用いて、前記注目画素位置及び前記注目画素と同じ色成分を有する画素の位置における第1のR−G色差信号又はB−G色差信号を生成し、前記第1のR−G色差信号又はB−G色差信号を用いて、前記注目画素の近傍に位置する近傍G画素の位置に第2のR−G色差信号又はB−G色差信号を生成するとともに、前記第2のR−G色差信号又はB−G色差信号を用いて、前記近傍G画素位置に前記Rの色成分又は前記Bの色成分を補間する近傍G画素G色差・R/B画素生成部と、
    前記近傍G画素G色差・R/B画素生成部によって補間された前記R成分又は前記B成分を用いて、前記注目画素位置に第3のR−G色差信号又は前記B−G色差信号を再構成するG色差再構成処理部と、
    前記G色差再構成処理部で再構成された前記第3のR−G色差信号又は前記B−G色差信号を用いて、所定の画素位置にR−G色差信号又はB−G色差信号を補間するG色差補間処理部とを備えた
    信号処理装置。
  2. 前記近傍G画素G色差・R/B画素生成部は、
    前記近傍G画素に含まれる前記Gの成分と、前記近傍G画素の位置に生成された前記第1のG補間信号との差分を算出して第1の重み係数を算出する第1の画素比較係数生成部と、
    前記近傍G画素の近傍に位置する前記R又はBの画素に含まれる前記R又はBの成分と、前記近傍G画素の位置に生成された前記第1のG補間信号とを用いて、前記近傍G画素位置における前記R−G色差信号又はB−G色差信号を生成するG色差生成部と、
    前記第1の重み係数を用いて、前記G色差生成部で生成された前記近傍G画素位置における前記R−G色差信号又はB−G色差信号の重みづけ平均を算出した値を、前記近傍G画素の位置のR−G色差信号又はB−G色差信号とする第1の重みづけ平均処理部と、
    前記第1の重みづけ平均処理部で得られた近傍G画素の位置のR−G色差信号又はB−G色差信号と、前記Gの画素位置に含まれるG成分とを加算する加算器とを備えた
    請求項1記載の信号処理装置。
  3. 前記G色差再構成処理部は、
    前記近傍G画素G色差・R/B画素生成部によって補間された前記R成分又は前記B成分と、前記注目画素に含まれる前記R成分又は前記B成分との差分を算出して第2の重み係数を算出する第2の画素比較係数生成部と、
    前記第2の重み係数を用いて、前記近傍G画素G色差・R/B画素生成部によって前記近傍G画素の位置に生成された前記R−G色差信号又はB−G色差信号の重みづけ平均を算出した値を、前記注目画素の位置のR−G色差信号又はB−G色差信号とする第2の重みづけ平均処理部とを備えた
    請求項2記載の信号処理装置。
  4. 前記色フィルタは、ベイヤ配列方式の色フィルタである
    請求項3記載の信号処理装置。
  5. 前記G色差補間処理部で補間された前記R−G色差信号又は前記B−G色差信号と、前記第3のR−G色差信号又はB−G色差信号又は、前記Gの画素が有する前記Gの色成分又は前記Rの画素が有する前記Rの色成分又は前記Bの画素が有する前記Bの色成分とを用いて、前記RとGとBの画素信号を生成するRGB生成部をさらに備えた
    請求項4記載の信号処理装置。
  6. 二次元配置された複数の画素上にRとGとBの原色の色フィルタを所定配列で交互に配置され、前記色フィルタを通して入射した撮像光を光電変換して画素信号を得る撮像素子と、
    前記撮像素子で得た画素信号における、前記配列中の所定の画素位置にある前記R又は前記Bの色成分を有する注目画素の位置及び、前記注目画素と同じ色成分を有する画素の位置に、前記Gの色成分を補間して第1のG補間信号を生成する前処理部と、
    前記第1の補間信号を用いて、前記注目画素位置及び前記注目画素と同じ色成分を有する画素の位置における第1のR−G色差信号又はB−G色差信号を生成し、前記第1のR−G色差信号又はB−G色差信号を用いて、前記注目画素の近傍に位置する近傍G画素の位置に第2のR−G色差信号又はB−G色差信号を生成するとともに、前記第2のR−G色差信号又はB−G色差信号を用いて、前記近傍G画素位置に前記Rの色成分又は前記Bの色成分を補間する近傍G画素G色差・R/B画素生成部と、
    前記近傍G画素G色差・R/B画素生成部によって補間された前記R成分又は前記B成分を用いて、前記注目画素位置に第3のR−G色差信号又は前記B−G色差信号を再構成するG色差再構成処理部と、
    前記G色差再構成処理部で再構成された前記第3のR−G色差信号又は前記B−G色差信号を用いて、所定の画素位置にR−G色差信号又はB−G色差信号を補間するG色差補間処理部とを備えた
    撮像装置。
  7. 二次元配置された複数の画素上に、RとGとBの原色の色フィルタを所定配列で交互に配置した撮像素子で得た画素信号における、前記配列中の所定の画素位置にある前記R又は前記Bの色成分を有する注目画素の位置及び、前記注目画素と同じ色成分を有する画素の位置に、前記Gの色成分を補間して第1のG補間信号を生成するステップと、
    前記第1の補間信号を用いて、前記注目画素位置及び前記注目画素と同じ色成分を有する画素の位置における第1のR−G色差信号又はB−G色差信号を生成し、前記第1のR−G色差信号又はB−G色差信号を用いて、前記注目画素の近傍に位置する近傍G画素の位置に第2のR−G色差信号又はB−G色差信号を生成するステップと、
    前記第2のR−G色差信号又はB−G色差信号を用いて、前記近傍G画素位置に前記Rの色成分又は前記Bの色成分を補間するステップと、
    前記補間された前記R成分又は前記B成分を用いて、前記注目画素位置に第3のR−G色差信号又は前記B−G色差信号を再構成するステップと、
    前記再構成された前記第3のR−G色差信号又は前記B−G色差信号を用いて、所定の画素位置にR−G色差信号又はB−G色差信号を補間するステップとを含む
    信号処理方法。
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