Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2010525228A - 内燃機関での噴射制御方法および内燃機関での噴射制御装置 - Google Patents

内燃機関での噴射制御方法および内燃機関での噴射制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010525228A
JP2010525228A JP2010504602A JP2010504602A JP2010525228A JP 2010525228 A JP2010525228 A JP 2010525228A JP 2010504602 A JP2010504602 A JP 2010504602A JP 2010504602 A JP2010504602 A JP 2010504602A JP 2010525228 A JP2010525228 A JP 2010525228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
injection
pressure
combustion engine
internal combustion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010504602A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4848046B2 (ja
Inventor
シュミット ノルベルト
ヴァルター ヨヘン
シャイト エリク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
Publication of JP2010525228A publication Critical patent/JP2010525228A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4848046B2 publication Critical patent/JP4848046B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/30Controlling fuel injection
    • F02D41/38Controlling fuel injection of the high pressure type
    • F02D41/3809Common rail control systems
    • F02D41/3836Controlling the fuel pressure
    • F02D41/3863Controlling the fuel pressure by controlling the flow out of the common rail, e.g. using pressure relief valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
    • F02D41/1401Introducing closed-loop corrections characterised by the control or regulation method
    • F02D2041/1413Controller structures or design
    • F02D2041/1431Controller structures or design the system including an input-output delay
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D2200/00Input parameters for engine control
    • F02D2200/02Input parameters for engine control the parameters being related to the engine
    • F02D2200/06Fuel or fuel supply system parameters
    • F02D2200/0602Fuel pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D2250/00Engine control related to specific problems or objectives
    • F02D2250/04Fuel pressure pulsation in common rails
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D2250/00Engine control related to specific problems or objectives
    • F02D2250/31Control of the fuel pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/30Controlling fuel injection
    • F02D41/38Controlling fuel injection of the high pressure type
    • F02D41/3809Common rail control systems
    • F02D41/3827Common rail control systems for diesel engines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/30Controlling fuel injection
    • F02D41/38Controlling fuel injection of the high pressure type
    • F02D41/3809Common rail control systems
    • F02D41/3836Controlling the fuel pressure
    • F02D41/3863Controlling the fuel pressure by controlling the flow out of the common rail, e.g. using pressure relief valves
    • F02D41/3872Controlling the fuel pressure by controlling the flow out of the common rail, e.g. using pressure relief valves characterised by leakage flow in injectors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

本発明は、付加的なハードウェアなしに燃料噴射システムでの噴射量を正確に調整するための内燃機関での噴射制御方法および内燃機関での噴射制御装置に関する。本発明によれば、圧力値が圧力センサ(205)の時間遅延量とともに制御装置(260)へ供給され、これらの値が評価されることにより、当該の圧力値が補正される。

Description

従来技術
例えば、欧州および米国における障害物質放出規制に関する要求の増大に基づいて、コモンレール燃料噴射システムでは高精度の噴射燃料量を得ることがますます重要になってきている。また、これからのCRシステムの最大レール圧に関する要求も増大している。
高いレール圧への要求に応えるためには漏れ損失を低減しなければならない。これは特に圧送フェーズを短縮することによって達成される。しかし、圧送フェーズを短縮すると、高回転数領域で圧送量が大きくなり、レールでの圧力勾配が過度に急峻となって、所望の噴射量を正確に調量することが困難になってしまう。
インジェクタに対する所望の噴射燃料量をできるだけ正確に調量するには、インジェクタを駆動する直前に圧力センサによってレール内の燃料圧を測定し、その圧力値から、特性マップ(いわゆる流量‐駆動時間特性マップ)を用いて、駆動時間を求めることが行われている。
ただし、圧力センサおよび制御装置でのノイズ低減に必要なローパスフィルタにより、制御装置内での真のレール圧信号に時間遅延が生じる。また、インジェクタからの本来の調量の直前の圧力値の読み出しは、必要な駆動時間を計算するための充分な時間を制御装置で確保するために、動的なインタラプトのあいだに行われることがある。全体として、圧力測定から制御装置内で圧力値が利用可能となるまでの時間遅延量Δtが発生し、この時間遅延量はインジェクタの駆動時間を計算する際に利用される。
レール圧の勾配が急峻となる高回転数領域の多数の動作点では、上述した時間遅延量Δtにより、制御装置で用いられるレール圧の測定値と噴射時点でのレール圧の実際値とのあいだに80bar程度の差が生じる。噴射燃料量は主にレール圧に応じて定まるので、こうした圧力差は重大な噴射量誤差をまねく。
独国公開第19857971号明細書から、線形補間により噴射開始時点での圧力値を求める方法が公知である。ただし、この方法は、圧力勾配がきわめて急峻となって強い変動が見られるときにしか利用できない。
発明の開示
本発明の課題は、低コストで噴射量を正確に調整できる方法を提供することである。
この課題は、高圧ポンプとコモンレールと圧力センサと少なくとも1つの噴射弁と噴射弁を駆動制御する制御装置とを備えた内燃機関の燃料噴射システムの駆動方法であって、噴射jに対して、噴射弁の噴射前の時間ΔTに存在する第1の時点t(j)でのコモンレールの第1のレール圧pRail−1を検出して評価する、内燃機関の燃料噴射システムの駆動方法において、時間的に先行する噴射j−rに対して、第1の時点より後の第2の時点t(j)でコモンレールの第2のレール圧pRail−2(j−r)を検出し、検出された第2のレール圧pRail−2(j−r)に基づいて、噴射jに対して第1の時点で検出された第1のレール圧pRail−1を補正することにより解決される。
コモンレール燃料噴射システムの概略図である。 1作業サイクル当たり2回の圧送行程を行う4気筒内燃機関での1作業サイクルでの圧力特性を表すグラフである。
本発明の方法は、第1の時点tでの第1のレール圧pRail−1の検出から第2の時点tでの第2のレール圧pRail−2の検出までの時間遅延による誤差が所定の規則性を有するという事実を利用している。こうした誤差すなわちシステマティックエラーは先行して行われた噴射j−rから比較的正確に既知となり、次の噴射jの第1のレール圧pRail−1の補正に用いられる。これによりレール圧の誤差は著しく低減され、噴射燃料量を正確に調整することができる。しかも、付加的なハードウェアは必要ない。
本発明の方法のさらなる利点は、既存の圧力センサによって付加的な圧力測定を1回だけ行えばよく、そのほかのハードウェアを要しないことである。つまり、本発明の方法は、既存の燃料噴射システムをソフトウェア面でアップデートすることによって実現可能である。
本発明の方法の有利な実施形態では、時間的に先行する噴射j−rでの第1のレール圧pRail−1(j−r)を用いて、噴射jでの第1のレール圧が補正される。これにより、レール圧の補正の精度、ひいては噴射燃料量の調量の精度が改善される。
本発明の方法の有利な実施形態では、第1のレール圧pRail−1の補正は請求項3に記載した式にしたがって行われる。
当該の式を説明するために、それぞれの概念を説明する。
1作業サイクルとは、4サイクル内燃機関では、クランクシャフトの2回転すなわちクランクシャフト角度720°に相当する。当該の1作業サイクルでは、m個の気筒がそれぞれ4サイクル内燃機関の4行程(吸気行程・圧縮行程・作業工程・排気行程)を行っている。次の作業サイクルでも当該の4行程が反復されるので、内燃機関は1作業サイクルごとに周期的に動作していることになる。インデクスjはm個の気筒の番号である。
本発明では、噴射jとは気筒jに燃料が噴射されることを意味する。1作業サイクル内でm個の気筒のすべてに1回ずつ燃料が噴射される。本発明の方法は主噴射、前噴射および後噴射のいずれにも適用可能であるので、これらの噴射のタイプは区別されない。
高圧ポンプは内燃機関のクランクシャフトに剛性に結合されているため、高圧ポンプの圧送行程は前述した内燃機関の所定の周期性に追従し、有利には作業サイクルの整数倍の周期で動作する。1作業サイクルの圧送の回数は、高圧ポンプのポンプ要素の個数と、高圧ポンプからクランクシャフトまでの変換比とに応じて定まる。一般に1作業サイクル当たりの圧送の回数は整数である。したがって、例えば4気筒内燃機関では1作業サイクルに高圧ポンプから2回の圧送が行われる。
つまり、例えば4気筒内燃機関では、1作業サイクルに4回の噴射および高圧ポンプからの2回の圧送が行われるので、1回置きの噴射ごとに高圧ポンプからの圧送が行われる。これは、実際の噴射jの前の2回の噴射j−2においてきわめて類似したレール圧特性が支配的となることを意味する。本発明では当該の効果を利用して、次の噴射jの実際の噴射圧pRail−1を補正する。本発明の方法によれば、圧力値の誤差に起因する噴射誤差を著しく低減することができる。
前述した実施例では、先行する噴射から実際の噴射jまでの遅延量は2である。この遅延量を以下ではrとする。
請求項3に挙げた式に関連して、前述した4気筒内燃機関の実施例における遅延量はr=2である。
ここで注意すべきは、噴射に同期した圧送および充分なポンプの均等圧送特性を有する直列気筒システムでないと、点火シーケンスにおいて先行する気筒を考慮することができない点である。変換比が噴射に同期していない場合、および/または、V型気筒システムが利用される場合、噴射の時間的近傍でのレール圧特性は個々の気筒によって差を有する。これは、システムに基づいており、遅延量rに応じて、先行する1つまたは複数の気筒の点火シーケンスに関連づけられる。気筒j−rでの噴射j−rに際して既知となった第1のレール圧pRail−1(j−r)および第2のレール圧pRail−2(j−r)により、実際の噴射での第1のレール圧pRail−1(j)を置換して補正することができる。次の表には現行の内燃機関のコンセプトおよび内燃機関から高圧ポンプまでの変換比に対する遅延量rが表されている。
Figure 2010525228
本発明の別の有利な実施例では、気筒j−rの第2のレール圧および/または第1のレール圧の測定値を用いて噴射jでの第1のレール圧が補正され、ここで、噴射直前および/または噴射中の気筒j−r,jでは類似した圧力特性が支配的である。
また、本発明の課題は、本発明の方法にしたがって動作する制御装置を構成することによっても解決される。
本発明の他の実施形態および他の利点は、明細書、特許請求の範囲および図から得られる。明細書、特許請求の範囲および図に示されている全ての特徴は単独でも任意に組み合わせても本発明の対象となりうる。
本発明の実施例
図1には内燃機関用の燃料噴射装置の概略図が示されており、本発明の方法をこれに即して詳細に説明する。
インジェクタを介して、燃料が図示されていない内燃機関の個々の燃焼室へ調量される。各インジェクタは図示されていない内燃機関のそれぞれの気筒に対応する。図1の実施例では、4気筒内燃機関の4つの気筒100−1〜100−4が示されている。内燃機関の気筒数がこれとは異なってm個である場合、インジェクタの個数も相応に100−1〜100−mとなる。
各インジェクタには圧力蓄積器すなわちコモンレール200から燃料が供給される。コモンレール200は高圧管路210を介して高圧ポンプ220へ接続されている。高圧ポンプ220は低圧管路240を介して低圧ポンプ250に接続されている。低圧ポンプ250は、たいていの場合、電動燃料ポンプとして構成されている。低圧ポンプ250は有利には燃料タンク255内に配置されている。
コモンレール200には圧力センサ205が配置されている。低圧ポンプ250と高圧ポンプ220とのあいだには燃料量制御弁230が配置されている。これに代えて、図示されてはいないが、燃料量制御弁230を高圧ポンプ220とコモンレール200とのあいだに配置してもよい。燃料量制御弁230およびインジェクタ100には出力段160から所定の電圧が印加される。出力段160は有利には制御装置260内に組み込まれており、圧力センサ205および他の種々のセンサ270の出力信号を処理する。
燃料噴射装置は次のように動作する。すなわち、まず、低圧ポンプ250が、燃料タンク255内の燃料を、低圧管路240を介して高圧ポンプ220へ圧送する。ついで、高圧ポンプ220が燃料を圧縮し、高圧管路210を介してコモンレール200へ圧送する。さらに、インジェクタ100−jが駆動されることにより、j番目の気筒への燃料噴射jの開始および終了が制御される。当該の制御は種々のセンサ270によって検出された内燃機関の動作特性量に基づいて行われる。
圧力センサ205により、コモンレール200内の燃料圧prail(t)が測定され、有利には制御装置260内で評価される。
燃料量制御弁230は、測定された圧力値prailに応じて、コモンレール200に圧力目標値psollが生じるように駆動される。燃料量制御弁230により、高圧ポンプ220から圧送される燃料量、ひいてはコモンレール200内の圧力低下量が制御される。このためには、燃料量制御弁230が所定の第1の時点で駆動され、所定の第2の時点で元へ戻されることが必要である。正確な圧力制御を達成するには、燃料量制御弁230を正確に定められた時点で開放および閉鎖しなければならない。このとき、燃料量制御弁230の駆動から実際の応働すなわち燃料量制御弁230の開放または閉鎖までの遅延時間ができるだけ小さいと有利である。
デマンド型圧力制御が行われる場合、高圧ポンプ220により、コモンレール200での燃料圧prail(t)の維持に必要な燃料量または所望の圧力変化に必要な燃料量が圧送される。
図2にはクランクシャフト角度720°に相当する作業サイクルにわたるレール圧特性のグラフが示されている。第1の曲線280によって示されているレール圧prail(t)は周期的なパターンに追従している。クランクシャフト角度0°〜720°に相当する1作業サイクル内で、2回の圧送が行われる。当該の圧送はクランクシャフト角度180°,540°におけるレール圧の最大値によって識別される。
2回の圧送は内燃機関の気筒2,4の噴射の直前に行われる。内燃機関の4つの気筒の噴射jは気筒の番号1,2,3,4によって表される。気筒1,3の噴射j=1,j=3のあいだは高圧ポンプの圧送は行われない。
燃料が燃焼室へ噴射されるとコモンレール200内に存在する燃料量が低下するので、噴射1,3のあいだのコモンレール内の燃料圧prailは低下している。このことも第1の曲線280から明らかである。
前述したように、レール圧の検出から噴射までのあいだに或る程度の時間遅延が生じるのは避けられないので、制御装置は例えばクランクシャフト角度0°での第1の気筒の噴射j=1の噴射持続時間を計算し、これに基づいて時点t(j=1)での第1のレール圧prail−1(j=1)を求めなければならない。クランクシャフト角度0°での第1の気筒の噴射j=1から時点t(j=1)までのあいだには高圧ポンプによる燃料の圧送は行われないため、時間範囲ΔT内のレール圧はほぼ一定である。
第2の気筒への噴射j=2でのレール圧特性はこれとは異なっている。この場合にも時間範囲ΔTが考察されるが、当該の噴射では、高圧ポンプ220による圧送のために、時点t(j=2)からクランクシャフト角度180°での噴射までの時間範囲ΔTにおいて、レール圧prailがいちじるしく変化する。従来の手法では噴射量を制御するために第2の噴射j=2の時点t(j=2)での第1のレール圧のみを用いて噴射持続時間を求めており、第2の噴射j=2の開始時にコモンレール200内の燃料圧が駆動持続時間を基礎として求めた燃料に比べていちじるしく高くなっていたため、実際の噴射量は所望の噴射量よりも大きくなってしまっていた。図2によれば、第2の噴射j=2での第2のレール圧prail−2と第1のレール圧prail−1との圧力差は約80barにもなる。
本発明によれば、噴射jの前に第2の時点t(j)でレール圧が検出される。当該の第2の時点t(j)とは噴射の開始直前または噴射と同時の時点である。この場合、第2のレール圧prail−2と第1のレール圧prail−1との圧力差は約80barである。誤差すなわちシステマティックエラーは図2に示されているようにクランクシャフト角度540°に対応する第4の噴射j=4ごとにほぼ同様に反復される。
本発明の方法ではこうした周期性が利用され、第4の噴射j=4の前に時点t(j=4)で測定された第1のレール圧prail−1(j=4)が、第2の噴射j=2に対して求められた圧力差prail−2(j=2)−prail−1(j=2)によって補正される。このようにして、圧力値の誤差に起因する噴射量の誤差をいちじるしく低減することができる。

Claims (8)

  1. 高圧ポンプ(220)とコモンレール(200)と圧力センサ(205)と少なくとも1つの噴射弁(100−j[j=1〜m])と該噴射弁を駆動制御する制御装置(160)とを備えた内燃機関の燃料噴射システムの駆動方法であって、
    噴射jに対して、前記噴射弁(100−j)の噴射前の時間ΔTに存在する第1の時点(t(j))で前記コモンレールの第1のレール圧(pRail−1(j))を検出して評価する、
    内燃機関の燃料噴射システムの駆動方法において、
    時間的に先行する噴射j−rに対して、前記第1の時点より後の第2の時点(t(j))で前記コモンレールの第2のレール圧(pRail−2)を検出し、該第2のレール圧(pRail−2(j−r))に基づいて、前記噴射jに対して前記第1の時点で検出された前記第1のレール圧(pRail−1(j))を補正する
    ことを特徴とする内燃機関の燃料噴射システムの駆動方法。
  2. 時間的に先行する噴射j−rに対する第1のレール圧(pRail−1(t(j−r)))を用いて、前記噴射jに対して前記第1の時点で検出された前記第1のレール圧(pRail−1(j))を補正する、請求項1記載の内燃機関の燃料噴射システムの駆動方法。
  3. 前記第1のレール圧の補正を、式
    Rail−1,korr(t(j))=pRail−1(t(j))+[pRail−2(t(j−r))−pRail−1(t(j−r))]
    にしたがって行い、ここで
    Rail−1,korr(t(j))は噴射jでの第1のレール圧の補正値であり、pRail−1(t(j))は噴射jでの第1のレール圧の測定値であり、pRail−2(t(j−r))は噴射jに時間的に先行する噴射j−rでの第2のレール圧の測定値であり、pRail−1(t(j−r))は噴射jに時間的に先行する噴射j−rでの第1のレール圧の測定値であり、jは噴射のインデクスであって内燃機関の気筒数mに相応にj=1〜mであり、rは遅延量であってr≦jである、請求項1または2記載の内燃機関の燃料噴射システムの駆動方法。
  4. 前記時間(ΔT)は信号を検出し噴射持続時間を求めてから噴射開始までの時間遅延量に等しいかそれより大きい、請求項1から3までのいずれか1項記載の内燃機関の燃料噴射システムの駆動方法。
  5. 前記時間(ΔT)はインタラプトから噴射開始までの時間に等しいかそれより大きい、請求項1から4までのいずれか1項記載の内燃機関の燃料噴射システムの駆動方法。
  6. 所定の気筒j−rでの第2のレール圧の測定値(pRail−2(t(j−r)))および/または所定の気筒(j−r)での第1のレール圧の測定値(pRail−1(t(j−r)))を用いて、前記噴射jに対する前記第1のレール圧を補正し、ここで、気筒j−rと気筒jとでは噴射直前および/または噴射中に類似した圧力特性が支配的である、請求項1から5までのいずれか1項記載の内燃機関の燃料噴射システムの駆動方法。
  7. 請求項1から6までのいずれか1項記載の内燃機関の燃料噴射システムの駆動方法の全てのステップをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  8. 請求項1から6までのいずれか1項記載の内燃機関の燃料噴射システムの駆動方法の全てのステップを実行することを特徴とする内燃機関の制御装置。
JP2010504602A 2007-04-26 2008-04-02 内燃機関での噴射制御方法および内燃機関での噴射制御装置 Active JP4848046B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102007019640.9 2007-04-26
DE200710019640 DE102007019640A1 (de) 2007-04-26 2007-04-26 Verfahren und Steuergerät zur Steuerung der Einspritzung bei einer Brennkraftmaschine
PCT/EP2008/053907 WO2008132005A1 (de) 2007-04-26 2008-04-02 Verfahren und steuergerät zur steuerung der einspritzung bei einer brennkraftmaschine

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010525228A true JP2010525228A (ja) 2010-07-22
JP4848046B2 JP4848046B2 (ja) 2011-12-28

Family

ID=39620090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010504602A Active JP4848046B2 (ja) 2007-04-26 2008-04-02 内燃機関での噴射制御方法および内燃機関での噴射制御装置

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP2142785B1 (ja)
JP (1) JP4848046B2 (ja)
CN (1) CN101668937B (ja)
DE (1) DE102007019640A1 (ja)
WO (1) WO2008132005A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009046774A1 (de) 2009-11-17 2011-05-19 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Steuergerät zum Betreiben eines Kraftstoffeinspritzsystems
DE102010063344B4 (de) * 2010-12-17 2023-03-23 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum koordinierten Durchführen einer Anzahl von Injektorkalibrierungsvorgängen
DE102013201500A1 (de) * 2013-01-30 2014-07-31 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Anpassen eines Raildrucks
DE102014211314A1 (de) * 2014-02-27 2015-08-27 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Korrigieren einer pumpenverursachten Abweichung einer Ist-Einspritzmenge von einer Soll-Einspritzmenge
DE102016213383A1 (de) * 2016-07-21 2018-01-25 Robert Bosch Gmbh Verfahren zur Bestimmung eines Kraftstoffmassenstroms und zur Steuerung der Einspritzung
DE102016224481A1 (de) 2016-12-08 2018-06-14 Robert Bosch Gmbh Verfahren zur Prädiktion eines Drucks in einem Kraftstoffinjektor
DE102017215043A1 (de) * 2017-08-29 2019-02-28 Continental Automotive Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Ermittlung der Einspritzmenge oder der Einspritzrate eines mittels eines Injektors in einen Reaktionsraum eingespritzten Fluids
DE102018210118A1 (de) 2018-06-21 2019-12-24 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Betrieb eines einen Hochdruckspeicher aufweisenden Kraftstoff-Einspritzsystems einer Brennkraftmaschine

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000179393A (ja) * 1998-12-16 2000-06-27 Robert Bosch Gmbh 内燃機関の制御方法および制御装置
JP2003065120A (ja) * 2001-08-29 2003-03-05 Bosch Automotive Systems Corp 燃料噴射量制御方法及び装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3834918B2 (ja) * 1997-03-04 2006-10-18 いすゞ自動車株式会社 エンジンの燃料噴射方法及びその装置
JP2000018078A (ja) * 1998-06-30 2000-01-18 Isuzu Motors Ltd コモンレール圧力の圧力降下開始時期特定方法,並びにエンジンの燃料噴射方法及びその装置
DE10012024A1 (de) * 2000-03-11 2001-09-27 Bosch Gmbh Robert Verfahren zum Betreiben einer Brennkraftmaschine
JP2005127164A (ja) * 2003-10-21 2005-05-19 Denso Corp コモンレール式燃料噴射装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000179393A (ja) * 1998-12-16 2000-06-27 Robert Bosch Gmbh 内燃機関の制御方法および制御装置
JP2003065120A (ja) * 2001-08-29 2003-03-05 Bosch Automotive Systems Corp 燃料噴射量制御方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2142785B1 (de) 2016-11-23
CN101668937B (zh) 2013-04-17
WO2008132005A1 (de) 2008-11-06
DE102007019640A1 (de) 2008-10-30
CN101668937A (zh) 2010-03-10
EP2142785A1 (de) 2010-01-13
JP4848046B2 (ja) 2011-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4848046B2 (ja) 内燃機関での噴射制御方法および内燃機関での噴射制御装置
JP4333709B2 (ja) 筒内噴射式内燃機関の制御装置
US7272486B2 (en) Method of controlling an internal combustion engine with a common rail fuel injection system
JP4678397B2 (ja) 燃料噴射状態検出装置
JP4588971B2 (ja) 内燃機関を制御するための方法及び装置
JP4428427B2 (ja) 燃料噴射特性検出装置及び燃料噴射指令補正装置
EP1318288A2 (en) Fuel injection system for internal combustion engine
US7152575B2 (en) Method for determining the injection duration in an internal combustion engine
JP5774521B2 (ja) 燃料漏れ検出装置
KR100612784B1 (ko) 축압식 연료 분사 시스템
JP5892649B2 (ja) 高圧燃料ポンプ基準点検出方法及びコモンレール式燃料噴射制御装置
JP4893851B2 (ja) 燃料噴射状態検出装置
US7706957B2 (en) Apparatus for controlling quantity of fuel to be actually sprayed from injector in multiple injection mode
JP4424380B2 (ja) 噴射量制御装置およびそれを用いた燃料噴射システム
JP4513895B2 (ja) 燃料噴射システム制御装置
JP4269484B2 (ja) 蓄圧式燃料噴射装置
JP4497044B2 (ja) 燃料噴射制御装置
CN113738524B (zh) 一种分缸空燃比自适应缸补偿控制方法
JP2010133358A (ja) 内燃機関の制御装置
JP4193302B2 (ja) 蓄圧式燃料噴射装置
JP2005163559A (ja) 蓄圧式燃料噴射装置
JP6223904B2 (ja) 燃料噴射量補正方法及びコモンレール式燃料噴射制御装置
JP2007032557A (ja) 燃料噴射制御装置
JP2009092075A (ja) 筒内噴射式内燃機関の制御装置
JP3674066B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101228

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110525

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110819

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110916

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111014

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141021

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4848046

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250