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JP2010513207A - 有機物及び/又は無機物を強化できるガラス糸 - Google Patents

有機物及び/又は無機物を強化できるガラス糸 Download PDF

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JP2010513207A JP2009542158A JP2009542158A JP2010513207A JP 2010513207 A JP2010513207 A JP 2010513207A JP 2009542158 A JP2009542158 A JP 2009542158A JP 2009542158 A JP2009542158 A JP 2009542158A JP 2010513207 A JP2010513207 A JP 2010513207A
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ベルトゥロー,アンヌ
ルコント,エマニュエル
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サンーゴバン テクニカル ファブリックス ヨーロッパ
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Abstract

本発明は、基本的に酸化ホウ素を含まず、かつ重量%で表された後述の範囲内で次の抗生物質、すなわち、55〜65のSiO、9〜16のAl、15〜26のCaO、1〜5のMgO、0.5〜5のBaO+SrO、0〜2のNaO+KO+LiO、0〜1のTiO、0〜2のZnO、0〜2のZrOを含む化学組成を有する、ガラス繊維に関する。本発明は前記繊維を含む複合材料にも関する。

Description

本発明は、ガラスストランド又は繊維、特に有機物及び/又は無機物を強化するためのものであって、テキスタイルストランドとして使用され得るものに関し、これらのストランドは、通常は抵抗加熱によって加熱されるブッシュの底に配置された開口部から出ている溶融ガラスの流れを機械的に繊細化する工程からなる方法によって製造され得る。
より詳細には、本発明は、特に有利で新規な組成を有するガラスストランドに関する。
ガラス工業の一の特定分野が、ガラス強化ストランドの分野である。これらのストランドは、特定のガラス組成物から製造され、使用されるガラスは、上記の方法を用いて、直径数μmのフィラメントの形態に繊細化され得る必要があり、そして特にそれらの強化の役割を果たすことができるストランドの形成を可能にしなければならない。したがって、通常使用されるガラス強化ストランドは、その組成がSiO‐Al‐CaO三元図の共晶組成から得られ、その液相線温度が1170℃であるガラスから形成されたストランドである。これらのストランドは、「Eガラス(E−glass」」ストランド、の名で呼ばれ、その原型は、米国特許第2334981号明細書及び米国特許第2571074号明細書に記述されていて、ストランドは基本的にシリカ、アルミナ、石灰及び無水ホウ酸を主成分とする組成を有する。後者の化合物は、実際にはEガラス用ガラス組成物中に5〜13%の含有量が存在し、形成されたガラスの液相線温度を下げてガラスが溶融するのを容易にするために、シリカの代わりとして加えられる。用語「液相線温度(liquidus temperature)」は、Tliqで表され、熱力学的平衡の系において最も耐熱性の結晶が現れる温度である。それ故に、液相線温度は、ガラスを繊維化することを可能にする限界点を与える。形成マージンは、ガラスの粘度が1000ポアズ(100Pa・s)である温度(その温度では、通常、ガラスは繊維化される)と液相線温度との間の差として定義される。さらに、Eガラスストランドは、アルカリ金属酸化物(基本的にNaO及び/又はKO)の限られた含有量によって特徴付けられる。
国際公開第96/39362号パンフレットには、ホウ素もフッ素も含んでいない組成物が記述されていて、それらは、基本的に少量の酸化チタン(0.9%未満)を含むSiO‐Al‐CaO‐MgO四元系から形成されている。
ガラス繊維によって強化された複合材料の機械的性質は、強化されることになるポリマーマトリックス内の繊維の分布の均一性によって、部分的に決定される。それ故に、この分布の均一性を確認する方法(可能ならば非破壊的方法)を備え、前記方法を実施するのに適したガラス組成物を備えられることが重要になるようだ。
本発明の一の目的は、良好な成形性を有し、かつEガラスのものよりも著しく改良された及び/又は国際公開第96/39362号パンフレットに記述されたガラスのものと同様である耐高温性及び耐酸性並びに機械的強度を有するガラスストランドを得ることを可能にする、有利な低コストのガラス組成物を提案することであり、前記組成物は、強化されることになるポリマーマトリックス内の繊維の分布の均一性を確認するために使用され得る非破壊的方法を可能にする。
本発明の別の目的は、ガラス組成物を溶融するときに、環境に有害になるであろう飛散(fly−off)をほとんど引き起こさないガラス組成物を提案することである。
このために、本発明の対象はガラスストランドであり、その化学組成は、実質的に酸化ホウ素を含まず、そして下記の構成物質を、重量%で表された下記の範囲:
SiO 55〜65
Al 9〜16
CaO 15〜26
MgO 1〜5
NaO+KO+LiO 0〜2
TiO 0〜1
BaO+SrO 0.5〜5
ZnO 0〜2
ZrO 0〜2
で含む。
シリカは、ガラスネットワーク形成体として機能する酸化物であり、そしてガラスを安定化するのに必須の役割を担う。上記の範囲については、この構成物質の百分率が55%未満であるとき、得られるガラスは、粘性が足りず、そして繊維化中に余りに容易に不透明になる。65%を超える含有量については、そのガラスは、非常に粘性になり、溶融するのが困難になる。その結果、シリカ含有量は、好ましくは63%未満、そして特に好ましくは62%未満である。シリカは耐酸腐食性に必須の有益な役割を担うから、その含有量は、好ましくは58%を超え、さらには59%、さらには60%又は61%である。特に好ましいものは、60(又は61)〜62%のシリカ含有量を選択することになる。
アルミナも、本発明によるガラス内でネットワーク形成体を構成し、そしてそれらの安定性に欠かせない役割を担う。本発明によって定義された範囲については、9%未満の含有量は、ガラスの加水分解作用の実質的増加の原因となり、一方で、この酸化物の含有量を16%超に増加させることは、失透及び粘度の増加の危険を冒す。酸腐食性への有害な影響のために、アルミナ含有量は、好ましくは15%以下、さらには14%又は13%、さらには12.5%、及び/又は10%以上、さらには11%又は12%である。失透に対する最大の耐性は、11〜14%、好ましくは12〜13%の、アルミナ含有量から得られる。
本発明によるガラスストランドの組成は、実質的に酸化ホウ素Bを含まない。これは、使用される原料由来の予想可能な不純物(通常は0.05%未満、さらには0.01%)を除いて、無水ホウ酸を含まないことを意味する。
石灰及びマグネシアは、粘度を調整して本発明によるガラスの失透を制御することを可能にする。本発明によって定義された範囲については、26%以上のCaO含有量では、良好な繊維化に不利なCaSiO(珪灰石)への転化の速度が増加する。15%未満のCaO含有量では、耐加水分解性が低くなりすぎる。それ故に、CaO含有量は、酸性媒体中での耐腐食性を向上させるために、好ましくは18%以上、さらには20%超、及び/又は25%以下、さらには24%又は23%、さらには22%又は21.8%である。MgO含有量は、石灰含有量ともに、液相線温度が特に低いガラスを得ることを可能にする。これは、規定の含有量でのマグネシアの添加が、珪灰石と透輝石(CaMgSi)の結晶間の成長に競争を引き起こすことを可能にするからであり、これら2つの結晶の成長の速度を減らすことによって良好な耐失透性を与える効果を有する。MgO含有量は1%以上、好ましくは2%以上、さらには2.5%である。MgO含有量も、好ましくは4%以下、さらには3.5%又は3%に維持される。CaO+MgOの合計値に対するSiO含有量の比は、酸性媒体中での腐食に対するストランドの耐性を最大化するために、好ましくは2.4以上、さらには2.42又は2.45である。
酸化バリウム(BaO)及び酸化ストロンチウム(SrO)は、それらの存在が本発明の根底にある技術的課題の解決を可能にするから、必須であり、それらは幾つかの追加の利点も提供する。これは、BaO及び/又はSrOの存在が、X線透過/吸収法によって強化されることになるポリマーマトリックス内において繊維の分布の均一性を確認する方法を実行することを可能にすることが観察されたからである。
さらに、これらの酸化物はガラスの熱膨張率を減らし、これは複合材料の全熱膨張率を減らすことによって、その寸法安定性を増やす効果を有する。繊維化のそれぞれについての有利な性質は、これら2つの酸化物にも起因し、具体的には、形成マージンの増加及び液相線温度での結晶化の速度の減少に関連する。これらの有利な効果を考慮すると、それらが高コストでも、これらの成分の含有量の合計値(BaO+SrOとして表される)は、好ましくは、少なくとも0.8%、さらには1%、及び/又は最高でも2%、さらには1.5%である。本発明によるストランドの組成は、同時にこれら酸化物の両方を、あるいは、好ましくはこれらの一方だけを、含んでよい。単一の酸化物が存在するとき、その含有量は、好ましくは少なくとも0.5%、さらには0.8%、及び/又は最高でも1.5%、さらには1.2%である。
失透を制限してガラスの粘度を減らすために、アルカリ金属酸化物が本発明によるガラスストランドの組成物に導入されてよい。しかし、アルカリ金属酸化物の含有量は、エレクトロニクス分野の用途について電気伝導度の容認できない増加を避け、そしてガラスの耐加水分解性の不利な減少を避けるために、2%未満にしておかなくてはならない。特に、酸化リチウム含有量は、0.5%未満、そして好ましくは0.1%未満、さらには0.05%又は0.01%に維持されなければならない。本願発明者らは、特にそれらの軟化温度によって特徴付けられる、耐高温性についてのアルカリ金属酸化物の極めて有害な役割を証明した。この役割は一般に知られているが、この特定の内容に関しては、非常に低いアルカリ金属酸化物の含有量が驚くほど大きくなることによって、ガラスが軟化するという特性温度の減少への影響が知られている。それ故に、アルカリ金属酸化物の全含有量は、好ましくは1.5%、さらには1%を超えない。
TiOは、ガラス用流動促進剤として知られ、液相線温度を下げることができ、それによって部分的に酸化ホウ素と置き換わる。1%を超えると、それが生み出す黄色変化及び追加のコストは、特定の用途にとって容認できなくなるであろう。繊維が、UV照射によって架橋されるポリマーの強化を対象とするときには、高チタン含有量による紫外線吸収も容認できないであろう。これらの様々な理由から、本発明によるガラスの酸化チタン含有量は、1%以下、そして好ましくは0.9%以下、さらには0.8%未満である。酸性媒体中でのガラスストランドの耐性への有利な作用のために、その含有量は、有利には0.5%以上でよい。
酸化亜鉛(ZnO)は、本発明によるガラスの粘度を減らして、それらの耐酸腐食性を増やすのに使用される。しかし、この酸化物の高コストのために、その含有量は、好ましくは0.4%以下、好ましくは0.1%以下、さらには0.05%又は0.01%未満である。
酸化ジルコニウム(ZrO)は、本発明によるガラスストランドの耐酸性を向上させることができる。このために、0.5%以上の含有量が好まれるであろう。しかし、ガラスの失透への好ましくない影響のために、1%未満の含有量が好ましい。
酸化マンガン含有量は、1%未満、そして好ましくは0.3%未満である。この酸化物は、ガラスに極めて強い紫色変化を起こす傾向があるから、MnO含有量は、好ましくは0.1%未満、さらには0.05%未満、さらには0.01%未満に維持される。
ガラスの溶融を改良するために、フッ素を少量加えてよいし、あるいは、それは不純物として存在してよい。しかし、少量のフッ素が本発明によるガラスの耐温度性に顕著に影響を及ぼすことが発見された。それ故に、フッ素含有量は0.5%未満、そして特に0.1%未満に、有利に維持される。
酸化鉄は、幾つかの原料にそれが存在するために、本発明によるガラス中の不可避な不純物であり、その含有量は通常は0.5%未満である。チタンを主な原因とする着色作用が、実際にはFe2+及びTi4+イオン間の電子移動によることを考慮すると、本発明によるガラス中の鉄含有量は、原料の賢明な選択によって、有利には0.3%未満、特に0.2%未満である。
1種以上の他の成分は、本発明によるストランドの化学組成に、通常は不純物として、存在してもよく、これら他の成分の全含有量は、通常は1%以下、好ましくは0.5%未満のままであり、これら他の成分のそれぞれの含有量は、通常は0.5%を超えない。具体的には、これらは、ガラスを精製する(ガス状含有物を除去する)ために用いられる硫黄などの物質、又はガラス溶融炉内の耐火物として使用される少量の物質のガラス中での溶解から生じる化合物でよい。これらの様々な不純物が、上述のガラスストランドが本発明に基づいた技術的課題を解決する手段を変えることはない。
本発明によるガラスストランドは、Eガラスストランドのように製造し、利用してよい。それらは、より費用がかからず、より良好な耐温度性、耐酸腐食性及び引張強度も示す。
本発明によるガラスストランドは、下記の:
1個以上のブッシュの底に配置された多数の開口部から出ている多数の溶融ガラス流を繊細化して、連続フィラメントからなる1個以上のウェブの形態にして、次に集成して、動いている支持体上で回収された1個以上のストランドにする方法
を用いて、上述の組成物を有するガラスから得られる。これは、ストランドが巻き取りパッケージの形態で回収されるときには回転支持体、又はストランドがそれらを繊細化するのにも役立つ部品によって刻まれるときには、若しくはストランドがマットを形成するためにそれらを繊細化するのに役立つ部品によってスプレーされるときには、並進運動する支持体でよい。
したがって、所望により他の加工工程の後に、得られたストランドは、多様な形態、すなわち、連続ストランド、短ストランド、紐、テープ、マット、ネットワークなどでよく、これらのストランドは、恐らく約5〜30μmの、直径を有するフィラメントからなる。
ブッシュに供給される溶融ガラスは、純品(例えば化学工業品)でよいが主に天然物である原料から得られ、これらの原料は時々、微量の不純物を含み、所望の組成を得るために適切な割合で混ぜられ、次に溶融される。通常、溶融ガラスの温度(及びそれ故に、その粘度)は、特に失透の問題を回避しながら、ガラスが繊維化されることを可能にするように、またガラスストランドのできる限り最高の品質を得るように、オペレーターによって設定される。それらがストランドの形態にされる前に、通常、フィラメントは、それらを磨耗から守り、その後に強化されることになる材料との会合を促進するための糊付組成物でコーティングされる。
本発明によるストランドから得られた複合材料は、少なくとも1種の有機物及び/又は少なくとも1種の無機物並びにガラスストランドを含み、ある程度のストランドは、本発明によるガラスストランドである。
所望により、複合ストランドを得るために、本発明によるガラスストランドは、例えば繊細化中に、有機物のフィラメントと予め合わさせていてもよい。拡大解釈すれば、語句「その組成が・・・を含むガラスストランド」とは、本発明によれば、「その組成が・・・を含むガラスのフィラメントから形成されたストランド」を意味すると解され、所望により、ガラスフィラメントは、フィラメントがストランドになる前に、有機フィラメントと合わされる。
それらの良好な耐高温性によって、本発明によるガラスストランドは、自動車排気機構を供給するために使われてもよい。この特定の用途では、本発明によるガラスストランドは良好な防音性を与えるが、それらは、850℃さらには900℃を超えるであろう温度にも曝される。
本発明のガラスストランドによって生じた利点が下記の実施例によって、より詳細に理解されるが、それらは、本発明を何も限定することなく本発明を説明するものである。
表1は、1〜4の番号が付けられた本発明の4つの実施例並びにC1及びC2の番号が付けられた2つの比較例を示す。C1は標準的なEガラスの組成であり、C2は国際公開第96/39362号パンフレットの教示に従う。
ガラスの組成は、酸化物の重量パーセント(重量%)として表される。
本発明によるガラス組成物の利点を説明するために、表1は5つの基本的な性質:
‐ブッシュ内のガラスの温度に近い、ISO7884−2標準法で測定されて摂氏温度で表された、Tlog2.5及びTlog3で表された、102.5ポアズ及び10ポアズの粘度にそれぞれ対応する温度;
‐できる限り高くなければならない形成マージンを示す、温度Tlog3と液相線温度(Tliqで表される)との差;
‐Tlog7.6で表され、摂氏温度で表された、107.6ポアズの粘度に対応する、軟化温度又はリトルトン軟化点(この値は繊維の耐温度性を示す);
‐塩酸液(1NのHCl)に室温で100時間浸漬した後に50%の繊維体積分率を含むビニルエステル樹脂(Derakane(登録商標)411−350の名でダウ・ケミカル(Dow Chemical)社により市販されている)を主成分とする複合材料の3点曲げにおける破壊応力の値(この応力はMPaで表され、酸性媒体中の繊維の耐腐食性を特徴付ける);並びに
‐NF B30−103標準法によって測定され、10−7/℃で表された、ガラスの熱膨張率
を示す。
Figure 2010513207
表1に示されたように、本発明によるストランドは、Eガラス繊維(比較例C1)よりも、耐温度性(約100℃の差)及び耐酸腐食性(少なくとも2〜3倍高い破壊応力)について実質的に非常に優れている。
本発明によるストランドには、特に酸性媒体中及び高温での腐食に対する耐性について、
比較例C2とほぼ同じ磨耗特性がある。一方で、それらは著しく低い熱膨張率を有するので、それらを含む複合材料の寸法安定性を向上させることを可能にする。それらが15〜25℃高い形成マージン(より大きな繊維化能力を反映している)を有することも指摘される。
X線吸収法によって強化されることになるポリマーマトリックス内におけるストランドの分布の均一性を確認する方法を用いる可能性を試すために、組成物C1、3及び4を有するガラスストランドが、30重量%ストランドの量でビニルエステルマトリックスに含められた。形成された複合材料にX線管を用いて照射し、この種類の照射に増感するフィルムを複合材料の裏に置いた。下記表2は、各々の複合材料について、光増感フィルムの光学密度を示す。暗いフィルムは、X線に曝されたから、より高い光学密度を有する。
Figure 2010513207
光増感フィルムの最低の光学密度から、本発明によるガラスストランドのX線に対する不透明度がより高いので、複合材料内の繊維の視覚化を更に容易にし、同様に、前記複合材料内のストランドの分布の均一性の非破壊検査を実施することを可能にすることが示される。

Claims (9)

  1. ガラスストランドであって、その化学組成が実質的に酸化ホウ素を含まず、そして下記の構成物質を、重量%で表された下記の範囲:
    SiO 55〜65
    Al 9〜16
    CaO 15〜26
    MgO 1〜5
    BaO+SrO 0.5〜5
    NaO+KO+LiO 0〜2
    TiO 0〜1
    ZnO 0〜2
    ZrO 0〜2
    で含む、ガラスストランド。
  2. SiO含有量が60〜62%である、請求項1に記載のガラスストランド。
  3. Al含有量が10〜12.5%である、請求項1又は2に記載のガラスストランド。
  4. CaO含有量が21.8%以下である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のガラスストランド。
  5. MgO含有量が2%以上である、請求項1〜4のいずれか1項に記載のガラスストランド。
  6. CaO+MgOの合計値に対するSiO含有量の比が2.4以上である、請求項1〜5のいずれか1項に記載のガラスストランド。
  7. BaO+SrOの合計値が0.5〜1.5%である、請求項1〜6のいずれか1項に記載のガラスストランド。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のガラスストランドを含む、ガラスストランド並びに単数又は複数の有機物及び/又は無機物の複合材料。
  9. 1個以上のブッシュの底に配置された多数の開口部から出ている多数の溶融ガラス流を繊細化して、連続フィラメントからなる1個以上のウェブの形態にする工程、及び
    前記フィラメントを集成して、動いている支持体上で回収される1個以上のストランドにする工程、
    を含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載のガラスストランドの製造方法。
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