JP2010226149A - 情報配信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】放送番組内で告知される情報を電子番組表から容易に把握できる。
【解決手段】電子番組情報および/または電子番組情報に含まれる番組内で告知される情報を提供する放送関連情報配信装置としての放送局10または放送局サーバ70と、放送関連情報配信装置から受信した情報に基づいて、電子番組情報を取得する電子番組情報取得部、電子番組情報取得部で取得した電子番組情報に含まれる情報、もしくは当該電子番組情報と共に送信されてきたデータから放送番組内で告知される情報を取得する告知情報取得部、電子番組情報を出力する際に、告知情報取得部が取得した告知される情報に係る放送番組の情報を含む電子番組情報を選択して出力する告知情報出力部、を少なくとも備えた情報受信装置としての受信機30Aと、を備える情報配信システムとする。
【選択図】図35
【解決手段】電子番組情報および/または電子番組情報に含まれる番組内で告知される情報を提供する放送関連情報配信装置としての放送局10または放送局サーバ70と、放送関連情報配信装置から受信した情報に基づいて、電子番組情報を取得する電子番組情報取得部、電子番組情報取得部で取得した電子番組情報に含まれる情報、もしくは当該電子番組情報と共に送信されてきたデータから放送番組内で告知される情報を取得する告知情報取得部、電子番組情報を出力する際に、告知情報取得部が取得した告知される情報に係る放送番組の情報を含む電子番組情報を選択して出力する告知情報出力部、を少なくとも備えた情報受信装置としての受信機30Aと、を備える情報配信システムとする。
【選択図】図35
Description
本発明は、情報配信システムに関する。
近年、地上デジタル放送、BS(Broadcasting satellite)などのデジタル放送において、放送する番組内容を示す電子番組表(EPG:Electronic Program Guide、以下、単に「EPG」という)が知られている。このEPG情報を活用することで、視聴者側の利便性を高めるべく、様々な提案がなされている。たとえば、このEPG情報を用いて、提供される番組連動型の放送データのみ予約印刷する、または番組の動画データとは独立して別々に予約印刷することが提案されている(特許文献1参照)。
また、このEPG情報を用いて、車載型のデジタル放送受信機で番組を視聴する際に、視聴者毎にグループ分けされた固有の電子番組表を表示させると共に、受信感度に応じた情報を当該固有の電子番組表に反映させることが提案されている(特許文献2参照)。
また、ADMS(TV−Asahi Data And Multimedia Service)−EPGやiEPGなど、EPG情報をインターネット経由で提供するものも知られており、インターネット経由で受信したEPG情報と放送波から受信したEPG情報とを受信した場合の制御についての提案もなされている(特許文献3参照)。
しかしながら、特許文献1〜3に開示される技術では、視聴者は、たとえば放送が予定されている番組内で懸賞やプレゼントの告知がある場合に、その事実をEPG情報から知ることができない。また、視聴者は、番組内で懸賞の告知がある場合に、その懸賞の応募期間がたとえば番組放送中だけのリアルタイム性の高いものであるとか、応募締め切りがいつまでといった情報を知ることができない。また、番組を録画予約する際にも、録画予約をしようとする人は、当該予約をしようとしている番組についての懸賞の有無、更には懸賞がある場合の応募期間などの情報を知ることができない。したがって、録画した番組を後で視聴する際に、懸賞に応募したくても、懸賞の応募期間が経過しており、懸賞に応募できない場合もある。
そこで、本発明は、上述した課題に鑑み、放送番組内で告知される情報を電子番組表から容易に把握できる情報配信システムを提供することを目的とする。
本発明の情報配信システムは、電子番組情報および/または電子番組情報に含まれる番組内で告知される情報を提供する放送関連情報配信装置と、放送関連情報配信装置から受信した情報に基づいて、電子番組情報を取得する電子番組情報取得部、電子番組情報取得部で取得した電子番組情報に含まれる情報、もしくは当該電子番組情報と共に送信されてきたデータから放送番組内で告知される情報を取得する告知情報取得部、電子番組情報を出力する際に、告知情報取得部が取得した告知される情報に係る放送番組の情報を含む電子番組情報を選択して出力する告知情報出力部、を少なくとも備える情報受信装置と、を備えるものである。
たとえば、放送関連情報配信装置は、電子番組情報を提供するサーバ、もしくは放送局である。
また、放送関連情報配信装置は、情報受信装置からの要求にしたがって告知する情報を提供する手段を備えることが好ましい。
さらに、放送関連情報配信装置は、情報受信装置に対して、電子番組情報および/または電子番組情報に含まれる番組内で告知される情報として懸賞情報を提供することが好ましい。
また、放送関連情報配信装置は、告知される情報に係る検索情報を送信し、情報受信装置は、検索情報に基づいて告知される情報のいずれかを選択することができる。
また、告知される情報が懸賞情報であるときに、検索情報として、たとえば、リアルタイムの応募期間を有するか否か、懸賞商品名、応募方法、応募期間を含む。
本発明によれば、放送番組内で告知される情報を電子番組表から容易に把握できる情報配信システムを提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の順に沿って説明していく。
1.情報配信システム(実施例1)の全体構成
1−1.各部の説明
1−1−1.放送送信装置の構成
1−1−2.放送受信装置の構成
1−2.各装置の処理
1−2−1.放送送信装置の懸賞情報配信処理
1−2−2−1.放送受信装置の懸賞情報表示処理その1
1−2−2−2.放送受信装置の懸賞情報表示処理その2
1−2−2−3.放送受信装置の懸賞情報表示処理その3
1−2−2−4.放送受信装置の応募情報表示処理
1−2−2−5.放送受信装置の懸賞番組検索表示処理その1
1−2−2−6.放送受信装置の懸賞番組検索表示処理その2
1−2−2−7.放送受信装置の懸賞番組検索表示処理その3
1−2−2−8.放送受信装置の懸賞番組検索表示処理その4
1−2−2−9.放送受信装置の懸賞番組検索表示処理その5
1−2−2−10.放送受信装置の懸賞番組検索表示処理その6
1−3.懸賞情報表示例
1−3−1.表示例その1
1−3−2.表示例その2
1−3−3.表示例その3
1−3−4.表示例その4
1−3−5.表示例その5
1−3−6.表示例その6
1−3−7.表示例その7
1−3−8.表示例その8
1−3−9.表示例その9
1−3−10.表示例その10
1−4.実施例1の変形例
1−4−1.放送送信装置の構成
1−4−2.放送送信装置の処理
2.情報配信システム(実施例2)の全体構成
2−1.各部の説明
2−1−1.放送受信装置の構成
2−1−2.放送局サーバの構成
2−2.各装置の処理
2−2−1.放送局サーバの懸賞情報配信処理
2−2−2−1.放送受信装置の懸賞情報表示処理その1
2−2−2−2.放送受信装置の懸賞情報表示処理その2
2−4.実施例2の変形例
2−4−1.放送局サーバの構成
2−4−2.放送局サーバの配信処理
2−4−3.放送受信装置の懸賞情報表示処理
3.他の実施形態
1.情報配信システム(実施例1)の全体構成
1−1.各部の説明
1−1−1.放送送信装置の構成
1−1−2.放送受信装置の構成
1−2.各装置の処理
1−2−1.放送送信装置の懸賞情報配信処理
1−2−2−1.放送受信装置の懸賞情報表示処理その1
1−2−2−2.放送受信装置の懸賞情報表示処理その2
1−2−2−3.放送受信装置の懸賞情報表示処理その3
1−2−2−4.放送受信装置の応募情報表示処理
1−2−2−5.放送受信装置の懸賞番組検索表示処理その1
1−2−2−6.放送受信装置の懸賞番組検索表示処理その2
1−2−2−7.放送受信装置の懸賞番組検索表示処理その3
1−2−2−8.放送受信装置の懸賞番組検索表示処理その4
1−2−2−9.放送受信装置の懸賞番組検索表示処理その5
1−2−2−10.放送受信装置の懸賞番組検索表示処理その6
1−3.懸賞情報表示例
1−3−1.表示例その1
1−3−2.表示例その2
1−3−3.表示例その3
1−3−4.表示例その4
1−3−5.表示例その5
1−3−6.表示例その6
1−3−7.表示例その7
1−3−8.表示例その8
1−3−9.表示例その9
1−3−10.表示例その10
1−4.実施例1の変形例
1−4−1.放送送信装置の構成
1−4−2.放送送信装置の処理
2.情報配信システム(実施例2)の全体構成
2−1.各部の説明
2−1−1.放送受信装置の構成
2−1−2.放送局サーバの構成
2−2.各装置の処理
2−2−1.放送局サーバの懸賞情報配信処理
2−2−2−1.放送受信装置の懸賞情報表示処理その1
2−2−2−2.放送受信装置の懸賞情報表示処理その2
2−4.実施例2の変形例
2−4−1.放送局サーバの構成
2−4−2.放送局サーバの配信処理
2−4−3.放送受信装置の懸賞情報表示処理
3.他の実施形態
1.情報配信システム1(実施例1:EPGに懸賞情報含む)の全体構成
まず、本発明の第1実施形態に係る情報配信システム1について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る情報配信システム1の全体構成を示すシステム構成図である。図1に示すように、情報配信システム1は、放送局10と、放送受信装置30とを有している。なお、図1には、1つの放送局10および2つの放送受信装置30を図示したが、情報配信システム1には、複数の放送局10および3以上の放送受信装置30を有してもよい。
まず、本発明の第1実施形態に係る情報配信システム1について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る情報配信システム1の全体構成を示すシステム構成図である。図1に示すように、情報配信システム1は、放送局10と、放送受信装置30とを有している。なお、図1には、1つの放送局10および2つの放送受信装置30を図示したが、情報配信システム1には、複数の放送局10および3以上の放送受信装置30を有してもよい。
放送局10は、放送スケジュールに沿って放送番組用のコンテンツをストリームデータとして送出する。また、放送局10は、放送波にデータ放送、EPG(Electronic Program Guide)情報を重畳して送出することができる放送送信装置11(図2参照)を有している。また、放送受信装置30は、放送局10の放送送信装置11からの放送波を受信し、受信した放送番組の映像、音声出力やEPG情報の出力を行う。
1−1.各部の説明
1−1−1.放送送信装置の構成
図2は、図1に示す放送局10が有する放送送信装置11の構成を示すブロック図である。図2に示すように、放送送信装置11は、制御部12、コンテンツストリーム作成部13、EPG情報作成部14、データ放送作成部15、MUX(MUltipleXer)部16、放送用コンテンツデータベース(以下データベースをDBと記す)17、放送スケジュールDB18、データ放送用コンテンツDB19を主要な構成要素としている。なお、放送送信装置11は、請求項の放送配信装置に対応している。
1−1−1.放送送信装置の構成
図2は、図1に示す放送局10が有する放送送信装置11の構成を示すブロック図である。図2に示すように、放送送信装置11は、制御部12、コンテンツストリーム作成部13、EPG情報作成部14、データ放送作成部15、MUX(MUltipleXer)部16、放送用コンテンツデータベース(以下データベースをDBと記す)17、放送スケジュールDB18、データ放送用コンテンツDB19を主要な構成要素としている。なお、放送送信装置11は、請求項の放送配信装置に対応している。
ここで、上述したコンテンツストリーム作成部13、EPG情報作成部14、データ放送作成部15、MUX部16の各機能が実現する情報処理は、放送送信装置11全体を制御する制御部12がハードウェア資源と協働して実行することにより実現される。具体的には、制御部12は、不図示のハードウェア資源であるCPU(Central Processing Unit)などから構成され、CPUが不図示のROM(Read Only Memory)に格納されている各種プログラムを不図示のRAM(Random Access Memory)に読み出して協働して実行することにより実現している。また、上述した放送用コンテンツDB17、放送スケジュールDB18、データ放送用コンテンツDB19は不図示の記憶部に記憶されており、記憶部は、たとえばHDD(Hard Disc Drive)やフラッシュメモリなどから構成される。
コンテンツストリーム作成部13は、放送用コンテンツDB17を参照して放送用コンテンツを作成する。なお、本実施例において、放送用コンテンツは、MPEG2−TS(Motion Photographic Codeing Experts Groupe−2 Transport Stream)規格に準拠して符号化及び多重化されているものとして説明する。MPEG2−TS規格では、伝送されるコンテンツの映像及び音声等は、符号化されたES(Elementary Stream)として生成され、ESを意味のある単位毎にパケット化されたPES(Packetized Elementary Stream)が生成される。さらに、PESを分割したTS(Transport Stream)パケットが、放送局10から伝送される。
また、各TSパケットのヘッダにPIDと呼ばれる13ビットのパケット識別子を付与することにより、各TSパケットが、放送用コンテンツの映像データ、音声データ、制御データ等のいずれであるのか分類することができる。
また、ここでいう制御データとは、SI/PSI(Service Information/Program Specific Information)と呼ばれるデータを指している。SI/PSIのSIは、EPG情報を作成するために必要な情報等を含み、PSIは、基本的な制御をするための情報を含む制御データのことである。なお、TSパケットには、放送局10の意図に反する視聴を防止するための暗号化処理(以下、「スクランブル処理」という)が施されていてもよい。ここで、スクランブル処理の方式としてたとえば、Multi2を使用することができる。このMulti2は、デジタルデータを暗号化する方式の一つであり、BSデジタル放送や地上デジタル放送などでも広く採用されている。なお、放送用コンテンツDB17には、上述した放送用コンテンツ17aが記憶されている。
EPG情報作成部14は、放送スケジュールDB18を参照してEPG情報を作成する機能を有する。放送スケジュールDB18には、放送局10が放送する番組の放送スケジュール情報が記憶されている。なお、放送スケジュールDB18に、他の放送局10が放送する番組の放送スケジュール情報が記憶されていてもよい。
データ放送作成部15は、データ放送用コンテンツDB19から例えば天気予報や番組に関連した情報等のデータ放送を作成する。なお、データ放送も、上述した放送用コンテンツ17aと同様にMPEG2−TS規格に準拠して符号化及び多重化されているものとして説明する。なお、データ放送用コンテンツDB19には、天気予報や番組に関連した情報等のデータ放送以外にも、その番組に関係する放送局10が提供するURL(Uniform Resource Locator)情報やP2P(Peer to Peer)方式で利用できる検索クエリ情報が記憶されていてもよい。なお、データ放送作成部15は、これらの情報をあわせてMUX部16に供給する。
MUX部16は、コンテンツストリーム作成部13が放送用コンテンツDB17を参照して作成したコンテンツデータと、EPG情報作成部14が放送スケジュールDB18を参照して作成したEPG情報と、放送作成部23がデータ放送用コンテンツDB19を参照して作成したデータ放送番組データとを多重化した放送データを生成する。そして、当該放送データは、放送局10のアンテナから放送波として送出される。
1−1−2.放送受信装置の構成
続いて、放送受信装置30について説明する。図3は、図1に示す放送受信装置30のブロック構成を示す図である。放送受信装置30は、たとえばTV放送やラジオ放送を受信する端末であり、固定されている受信端末であるか、携帯できる移動体端末であるかを問わない。また、放送受信装置30は、放送局10から受信した情報を表示装置50、音声再生装置60へ出力する。なお、本実施形態に係る放送受信装置30は、表示装置50、音声再生装置60とは別個の装置としている。しかし、これに限定するものではなく、放送受信装置30、表示装置50、音声再生装置60が同じ筐体内に具備されるようなもの、例えばテレビセットとしてもよい。また、放送受信装置30と表示装置50とが同一の筐体内に具備され、音声再生装置60だけが別の筐体内に具備されるような構成であっても良い。つまり、これら3つの放送受信装置30、表示装置50、音声再生装置60をどのような装置内に具備するのかについては特に限定するものではない。また、放送受信装置30には録画機能、録音機能を有していてもよい。
図3に示すように、放送受信装置30は、操作入力部31、制御部32、チューナー33、DEMUX(DEMUltipleXer)部34、デコード部35、映像音声出力部36、記録部37を主要な構成要素としている。ここで、制御部32は、たとえば不図示のハードウェア資源であるCPUなどで構成されており、記録部37やROMなどに格納されている各種プログラムをRAMに読み出して、各種演算処理を協働して実行することで、放送受信装置30の各部の機能が行う情報処理を実現することができる。
操作入力部31は、たとえばリモコンやタッチパネルで構成されるが、音声入力等ができるように構成されてもよい。また、操作入力部31は、ユーザからの操作入力を受け付けて、制御部32へユーザの指示を伝える。ユーザは、この操作入力部31を操作することで、放送受信装置30への操作入力を行うことができる。なお、放送受信装置30への操作入力は、赤外線などの無線信号(操作信号)を介して放送受信装置30内に設けられた操作入力部31に入力されるようにしてもよい。操作入力部31に入力された操作信号は、不図示のバスを介して制御部32に入力される。また、操作入力部31は、請求項の電子番組情報取得要求部および告知情報取得要求部として機能する。
制御部32は、操作入力部31に入力された操作信号を解析し、放送受信装置30を構成する各部もしくはその一部の動作を制御する中央演算処理装置である。例えば、ユーザが操作入力部31を用いてチャンネルの選局指示を入力すると、この選局指示内容を示す信号が、操作入力部31および不図示のバスを介して制御部32に入力される。これにより制御部32は、不図示のバスを介してチューナー33に対して、ユーザが選局したチャンネルへの選局指示を送信する。また、制御部32は、請求項の電子番組情報取得部、告知情報取得部、告知情報出力部、番組選択部の一部として機能する。
チューナー33は、放送局10の放送波をアンテナで受信し、受信したRF(Radio Frequency)信号を復調し、誤り訂正等を行い、TSパケットからなるTS信号をDEMUX部34へ出力する。また、チューナー33は、請求項の電子番組情報取得部の一部、告知情報取得部の一部、番組選択部の一部として機能する。なお、図3では、チューナー33は地上デジタル放送を受信するために1つのみ図示したが、アナログ放送も受信する場合にはアナログ放送用のチューナー33を備えていてもよく、2つのチューナー33を備えるようにしてもよい。なお、TS信号がスクランブル処理を施されて伝送されてきた場合には、通常の信号へと解除する処理を行うデスクランブラ部を備えていてもよい。その場合には、当該デスクランブラ部は、スクランブル処理が解除されたTSパケットからなるTS信号を、DEMUX部34に供給するようにしてもよい。
DEMUX部34は、チューナー33から出力されたTSパケットからなるTS信号(つまり、送信側の放送送信装置11のMUX部16で映像や音声などの複数のストリームを多重化した放送データ)を、映像や音声などのストリームデータと、SI/PSIなどのセクション形式のデータとに分離する処理を行う。また、DEMUX部34は、請求項の電子番組情報取得部の一部、告知情報取得部の一部、番組選択部の一部として機能する。なお、DEMUX部34によって分離された各データは、制御部32の指示にしたがい、デコード部35に供給される。
デコード部35は、制御部32の指示にしたがい、放送用コンテンツ17aやEPG情報、データ放送などをデコードする。また、デコード部35は、デコードしたこれらのデータを記録部37に供給する。なお、デコード部35が記録部37に供給するデータは、映像信号、音声信号としてデコードせずに、データ信号としてそのまま供給するようにしてもよい。
また、デコード部35は、上述した放送用コンテンツ17aやEPG情報、データ放送などに対してデコードを行って、それぞれオーディオデータ、ビデオデータ、番組データを生成する。デコードされたオーディオデータは、上述の音声再生装置60に供給する。また、デコード部35は、請求項の告知情報出力部の一部、番組選択部の一部として機能する。音声再生装置60は、供給されたオーディオデータに対してD/A変換処理を行い、音声信号として出力する。また、デコード部35は、デコードされたビデオデータおよび番組データを、映像音声出力部36へ供給する。
映像音声出力部36は、供給された番組データを不図示のRAMに格納する。映像音声出力部36は、番組データを描画することでEPG情報を生成する。そして、映像音声出力部36は、デコード部35からのビデオデータに基づいた画面上に、EPG情報に基づいた画面を合成した合成画面を生成し、表示装置50に送出する。また、映像音声出力部36は、請求項の告知情報出力部の一部として機能する。表示装置50は、この合成画面を表示する。記録部37は、制御部32からの記録指示によりデコード部35でデコードしたデータを記憶する。
1−2.各装置の処理
1−2−1.放送送信装置の懸賞情報配信処理(対応する図面:図4,5)
図4は、懸賞情報のデータ列の一例を示す図である。図4に示すように、懸賞情報のデータ列には、「放送種別」、「放送局名」、「放送開始日時」、「放送終了日時」、「番組名」、「プレゼントジャンル」、「プレゼント商品名」、「プレゼント画像」、「リアルタイムか否か」、「応募方法」、「懸賞申し込み開始日時」、「懸賞申し込み終了日時」などのフィールドが含まれている。「放送種別」のフィールドには、地上デジタル放送やBSデジタル放送、CS放送、FMラジオ放送、AMラジオ放送等の放送種別が記載される。「放送局名」のフィールドには、放送局名が記載される。「番組名」のフィールドには、当該番組のフィールド名が記載される。「放送開始時刻」、「放送終了時刻」のフィールドには、当該番組の開始時刻、終了時刻がそれぞれ記載される。「リアルタイム情報」のフィールドには、番組放送中にリアルタイム(あるいは番組放送日)に応募が締切となる懸賞かどうかの情報が記載される。「プレゼントジャンル」のフィールドには、当該プレゼントのジャンル情報が記載される。「プレゼント名」のフィールドには、当該プレゼント名が記載される。「応募方法」のフィールドには、懸賞の応募方法の種別(例えば郵送、電話、インターネット等)が記載される。「懸賞申し込み開始日時」、「懸賞終了日時」のフィールドには、それぞれ懸賞の申込開始日時、締切日時が記載される。なお、郵送の場合は、消印が有効な日が記載されてもよい。「応募方法」のフィールド以降については、複数の応募方法がある場合はそれぞれの応募方法について順次繰り返し形式でフィールドが追加されるようにしてもよい。
1−2−1.放送送信装置の懸賞情報配信処理(対応する図面:図4,5)
図4は、懸賞情報のデータ列の一例を示す図である。図4に示すように、懸賞情報のデータ列には、「放送種別」、「放送局名」、「放送開始日時」、「放送終了日時」、「番組名」、「プレゼントジャンル」、「プレゼント商品名」、「プレゼント画像」、「リアルタイムか否か」、「応募方法」、「懸賞申し込み開始日時」、「懸賞申し込み終了日時」などのフィールドが含まれている。「放送種別」のフィールドには、地上デジタル放送やBSデジタル放送、CS放送、FMラジオ放送、AMラジオ放送等の放送種別が記載される。「放送局名」のフィールドには、放送局名が記載される。「番組名」のフィールドには、当該番組のフィールド名が記載される。「放送開始時刻」、「放送終了時刻」のフィールドには、当該番組の開始時刻、終了時刻がそれぞれ記載される。「リアルタイム情報」のフィールドには、番組放送中にリアルタイム(あるいは番組放送日)に応募が締切となる懸賞かどうかの情報が記載される。「プレゼントジャンル」のフィールドには、当該プレゼントのジャンル情報が記載される。「プレゼント名」のフィールドには、当該プレゼント名が記載される。「応募方法」のフィールドには、懸賞の応募方法の種別(例えば郵送、電話、インターネット等)が記載される。「懸賞申し込み開始日時」、「懸賞終了日時」のフィールドには、それぞれ懸賞の申込開始日時、締切日時が記載される。なお、郵送の場合は、消印が有効な日が記載されてもよい。「応募方法」のフィールド以降については、複数の応募方法がある場合はそれぞれの応募方法について順次繰り返し形式でフィールドが追加されるようにしてもよい。
上述した懸賞情報をEPG情報に入れる場合には、例えばARIB(Association of Radio Industries and Broadcast)で規定される地上デジタル放送や、BSデジタル放送のSI情報中にあるEPG情報のTYPE−Hを表示するための、番組表形式のデータ部分又は及び個別の番組の説明のためのデータ部分に入れることが好ましい。また、他の放送や他のEPG表示形式の場合(ワンセグ放送)の場合には、番組名や番組説明のためのテキスト情報のデータ中に懸賞情報を入れることが好ましい。また、懸賞情報は、放送受信装置30側でテキスト検索できるよう、所定のキーワード“懸賞”、“プレゼント”といった文字列を含むようにすることが好ましい。また、応募条件を記述する場合には、“応募条件”という文字列のあとに所定の条件内容を記載することが好ましい。応募の開始、終了期間についても、同様の形式で表現を行うことが好ましい。
図5は、図1に示す放送送信装置11で行う放送配信処理のフローチャートである。
START:制御部12は、電源がONになる、または当該配信モードが選択されると放送配信処理を開始する。制御部12は、放送配信処理が開始されると、ステップS1の処理へ移行する。
ステップS1:制御部12は、懸賞のある番組か否か判断する。放送送信装置11の制御部12は、懸賞のある番組である場合(ステップS1でYES)にはステップS3の処理へ移行し、懸賞のある番組でない場合(ステップS1でNO)にはステップS2の処理へ移行する。
ステップS2:制御部12は、EPG情報を生成する。制御部12は、ステップS2の処理が完了すると、ステップS4の処理へ移行する。
ステップS3:制御部12は、懸賞がある旨の情報を含めてEPG情報を生成する。制御部12は、ステップS3の処理が完了すると、ステップS4の処理へ移行する。
ステップS4:制御部12は、送信する期間内の全ての番組について懸賞の有無をチェックする。制御部12は、送信する期間内の全ての番組について懸賞の有無をチェックした場合(ステップS4でYES)は、ステップS5の処理へ移行し、チェックしていない場合(ステップS4でNO)は、ステップS1の処理へ戻る。
ステップS5:制御部12は、放送コンテンツ、データ放送、EPG情報を多重化する。制御部12は、ステップS5の処理が完了すると、ステップS6の処理へ移行する。
ステップS6:制御部12は、ステップS5で多重化した放送データを配信して放送配信処理を終了する(END)。
このような配信処理とすることで、懸賞情報の有無がEPG情報に含まれて配信されるため、視聴者が放送番組内で告知される情報を容易に知ることができる。また、当該告知情報が放送番組の視聴するための動機付けとなり、当該放送番組の視聴率アップに寄与することができる。
1−2−2−1.放送受信装置の懸賞情報表示処理その1
図6は、図1に示す放送受信装置30で行う画面表示処理のフローチャートである。
図6は、図1に示す放送受信装置30で行う画面表示処理のフローチャートである。
START:制御部32は、電源がONになる、または当該表示モードが選択されると画面表示処理を開始する。制御部32は、画面表示処理が開始されると、ステップS10の処理へ移行する。
ステップS10:制御部32は、EPG画面表示要求の有無を判断する。制御部32は、EPG画面表示の要求がある場合(ステップS10でYES)には、ステップS11の処理へ移行し、要求がない場合には、ステップS10の判断処理を繰り返す。
ステップS11:制御部32は、懸賞情報が受信済か否か判断する。懸賞情報が受信されていれば(ステップS11でYES)、ステップS13の処理へ移行する。一方、制御部32は、懸賞情報が未受信であれば(ステップS11でNO)、ステップS12の処理へ移行する。
ステップS12:制御部32は、懸賞情報の受信処理を行い、ステップS13の処理へ移行する。
ステップS13:制御部32は、EPG画面の表示処理を行って処理を終了する(END)。
続いて、図6に示した通常の画面表示処理に加えて、懸賞情報の有無を判断して懸賞情報を表示する処理について説明する。図7は、図1に示す放送受信装置30で行う懸賞情報表示処理のフローチャートである。
START:制御部32は、電源がONになる、または当該表示モードが選択されると懸賞情報表示処理を開始する。制御部32は、懸賞情報表示処理が開始されると、ステップS20の処理へ移行する。
ステップS20:制御部32は、EPG画面の表示要求の有無を判断する。制御部32は、EPG画面の表示要求がある場合(ステップS20でYES)には、ステップS21の処理へ移行し、EPG画面の表示要求がない場合(ステップS20でNO)には、ステップS20の判断処理を繰り返す。
ステップS21:制御部32は、懸賞情報は受信済であるか否かを判断する。制御部32は、懸賞情報が受信済である場合(ステップS21でYES)には、ステップS23の処理へ移行する。一方、制御部32は、懸賞情報が未受信である場合(ステップS21でNO)、ステップS22の処理へ移行する。
ステップS22:制御部32は、懸賞情報の受信処理を行い、ステップS23の処理へ移行する。
ステップS23:制御部32は、表示要求されている番組に懸賞情報があるか否かを判断する。具体的には、制御部32は、EPG情報に表示される画面(表示要求された放送種別、放送局、時間帯)の中に懸賞番組があるか否かを検出する。制御部32は、表示要求されている番組に懸賞情報がある場合(ステップS23でYES)には、ステップS25の処理へ移行し、懸賞情報がない場合(ステップS23でNO)にはステップS24の処理へ移行する。
ステップS24:制御部32は、通常のEPG画面を表示する。制御部32は、ステップS24の処理が完了すると、ステップS26の処理へ移行する。
ステップS25:制御部32は、懸賞のある番組を強調表示したEPG画面を表示する。具体的には、制御部32は、アイコンで懸賞番組があることを示したり、EPG上の当該番組の背景色を変更したりする。制御部32は、ステップS23の処理が完了すると、ステップS26の処理へ移行する。
ステップS26:制御部32は、表示番組の変更要求の有無を判断する。具体的には、制御部32は、表示している時間帯の変更、日付の変更、放送局10の変更、番組の変更等の有無を判断する。制御部32は、表示番組の変更要求がある場合(ステップS26でYES)には、ステップS23の処理へ移行し、表示番組の変更要求がない場合(ステップS26でNO)には、ステップS26の判断処理を繰り返す。
このような表示処理とすることで、EPG画面内に懸賞情報がある番組が強調表示されるため、視聴者は一目で懸賞情報の有無を把握することができる。したがって、放送番組内で告知される情報を容易に知ることができる。また、放送番組の視聴するための動機付けとなり、当該放送番組の視聴率アップに寄与することができる。
1−2−2−2.放送受信装置の懸賞情報表示処理その2
図8は、図1に示す放送受信装置30で行う懸賞情報表示処理のフローチャートである。この図8に示す懸賞情報表示処理は、リアルタイム性の高い懸賞情報があるか否かの判断を行っている点が図7の懸賞情報表示処理と異なる。なお、図7の懸賞情報表示処理と同一の処理(図8のSTART、ステップS20、S21、S22、S23、S24、S25、S26の処理)については、同一のステップ番号を付し、説明を省略する。
図8は、図1に示す放送受信装置30で行う懸賞情報表示処理のフローチャートである。この図8に示す懸賞情報表示処理は、リアルタイム性の高い懸賞情報があるか否かの判断を行っている点が図7の懸賞情報表示処理と異なる。なお、図7の懸賞情報表示処理と同一の処理(図8のSTART、ステップS20、S21、S22、S23、S24、S25、S26の処理)については、同一のステップ番号を付し、説明を省略する。
ステップS30:制御部32は、当該番組の懸賞情報の応募期間がたとえば放送時間内に限られるなどのリアルタイム性の高いものであるか否かを判断する。リアルタイムの応募の懸賞番組とは具体的には、電話やインターネット、ファックス等でリアルタイムに応募する番組を指す。例えば、クイズ番組に回答する形のものやアンケート形式のもの、リクエスト形式のものがあげられる。リアルタイムの懸賞番組は、録画あるいは録音して後から楽しむ場合にはプレゼントに応募できなくなってしまう番組である。なお、当日又は翌日消印有効の郵便による応募の番組やリアルタイムではないが、24時間以内に応募締切となる番組もリアルタイムの懸賞番組とみなしてもよい。制御部32は、当該番組で告知される懸賞がリアルタイム性の高いものであると判断した場合(ステップS30でYES)には、ステップS31の処理へ移行し、リアルタイム性の高いものではないと判断した場合(ステップS30でNO)には、ステップS25の処理へ移行する。なお、通常の懸賞番組について強調表示を行っている場合には、リアルタイムの懸賞番組の強調表示を通常の懸賞番組とは異なる形式(背景色、アイコン等)で表現することが好ましい。
ステップS31:制御部32は、ステップS30でリアルタイム性の高い懸賞である番組欄を強調表示したEPG画面を表示させる。制御部32は、ステップS31の処理が完了すると、ステップS26の処理へ移行する。なお、リアルタイム性の高い懸賞である番組欄の強調表示とリアルタイム性が高くはない懸賞である番組欄の強調表示は異なるような設定とすることが好ましい。
このような表示処理とすることで、EPG画面内に懸賞情報がある番組が強調表示されるため、視聴者は一目で懸賞情報の有無を把握することができる。したがって、放送番組内で告知される情報を容易に知ることができる。また、特にリアルタイム性の高い懸賞情報に着目させることで、当該懸賞情報のある放送番組を視聴させることに繋がるため、視聴率アップに寄与することができる。
1−2−2−3.放送受信装置の懸賞情報表示処理その3
続いて、放送受信装置30の懸賞情報表示処理その3について説明する。この懸賞情報表示処理では、ユーザが予め設定したユーザ設定情報に基づいて表示処理を行うものである。まず、はじめにユーザ設定処理について説明する。図9は、図1に示す放送受信装置30で行うユーザ設定処理のフローチャートである。
SATRT:制御部32は、当該設定モードが選択されるとユーザ設定処理を開始する。制御部32は、ユーザ制御処理が開始されると、ステップS40の処理へ移行する。
ステップS40:制御部32は、懸賞情報の表示設定要求の有無を判断する。制御部32は、懸賞情報の表示設定の要求がある場合(ステップS40でYES)には、ステップS41の処理へ移行し、要求がない場合(ステップS40でNO)には、ユーザ設定処理を終了する(END)。
ステップS41:制御部32は、ステップS40の要求どおりの表示方法を設定する。具体的には、制御部32は、懸賞情報がある場合の強調表示(背景色、アイコン等)の要否や応募方法の強調表示、リアルタイム性の高い懸賞についての表現方法等の各種設定を行う。制御部32は、ステップS41の処理が完了すると、ステップS42の処理へ移行する。
ステップS42:制御部32は、ステップS41の表示方法を記憶して、ユーザ設定処理を終了する(END)。
このようなユーザ設定処理とすることで、EPG画面内に懸賞情報がある番組の表示方法をユーザの所望する表示方法に設定することができ、利用者に即した操作性や視認性を確保することができる。また、利用者が異なる場合には、それぞれの設定環境を記憶することもできる。
続いて、このユーザ設定情報に基づく懸賞情報表示処理について説明する。図10は、図9に示すユーザ設定処理を反映させた画面表示処理のフローチャートである。なお、図7の懸賞情報表示処理と同一の処理(図10のSTART、ステップS20、S21、S22、S23、S24、S26の処理)については、同一のステップ番号を付し、説明を省略する。
ステップS50:制御部32は、ステップS23において、表示要求のある番組に懸賞情報がある場合には、懸賞情報の表示設定情報の有無を判断する。制御部32は、懸賞情報の表示設定情報がある場合(ステップS50でYES)には、ステップS51の処理へ移行し、懸賞情報の表示設定情報がない場合(ステップS50でNO)には、ステップS24の処理へ移行する。なお、懸賞情報の表示設定情報の有無は、たとえば図9で説明したユーザ設定処理において記憶した懸賞情報の表示設定ファイルの有無などで判断することができる。
ステップS51:制御部32は、設定された内容を反映した懸賞情報を含むEPG画面を表示させて、懸賞情報表示処理を終了する(END)。
このような表示処理とすることで、利用者が操作入力部31などで予め設定した表示方法に即して表示されるため、利用者に即した操作性や視認性が確保される。
1−2−2−4.放送受信装置の応募情報表示処理
図11は、図1に示す放送受信装置30で行う応募情報表示処理のフローチャートである。この図11に示す応募情報表示処理は、懸賞番組の応募方法についての判別を行っている点が図7の懸賞情報表示処理と異なる。なお、図7の懸賞情報表示処理と同一の処理(図11のSTART、ステップS20、S21、S22、S23、S24、S25、S26の処理)については、同一のステップ番号を付し、説明を省略する。
図11は、図1に示す放送受信装置30で行う応募情報表示処理のフローチャートである。この図11に示す応募情報表示処理は、懸賞番組の応募方法についての判別を行っている点が図7の懸賞情報表示処理と異なる。なお、図7の懸賞情報表示処理と同一の処理(図11のSTART、ステップS20、S21、S22、S23、S24、S25、S26の処理)については、同一のステップ番号を付し、説明を省略する。
ステップS60:制御部32は、懸賞情報に応募方法の情報があるか否かを判断する。具体的には、制御部32は、電話での応募、ホームページへのアクセス、ファックス、郵便等の情報の有無を判断する。制御部32は、懸賞情報に応募方法の情報がある場合(ステップS60でYES)には、ステップS61の処理へ移行し、懸賞情報に応募方法の情報がない場合(ステップS60でNO)には、ステップS25の処理へ移行する。なお、送信されてきた懸賞情報に応募方法の情報があるか否かは、送信データ内にフラグ判別できるようなデータ列を追加する、または懸賞情報として送信されてきたデータ内の応募方法フィールドを参照することにより応募方法の情報の有無を判断することができる。
ステップS61:制御部32は、応募情報を追加し、懸賞のある番組を強調表示したEPG画面を表示させる。具体的には、制御部32は、応募方法ごとに番組の背景色を変えることや所定のアイコンを表示するといった制御を行う。制御部32は、ステップS61の処理が完了するとステップS26の処理へ移行する。
このような表示処理とすることで、番組内で告知される応募情報に加えて、当該懸賞の応募期限などのより詳細な応募情報を表示画面から知ることができる。
1−2−2−5.放送受信装置の懸賞番組検索表示処理(その1)
図12は、図1に示す放送受信装置30で行う懸賞番組検索表示処理(その1)のフローチャートである。この図12に示す懸賞番組検索表示処理(その1)は、懸賞番組のみを検索して表示する点がこれまで説明した処理と異なる。
図12は、図1に示す放送受信装置30で行う懸賞番組検索表示処理(その1)のフローチャートである。この図12に示す懸賞番組検索表示処理(その1)は、懸賞番組のみを検索して表示する点がこれまで説明した処理と異なる。
START:制御部32は、懸賞番組検索表示モードが選択されると懸賞番組検索表示処理(その1)を開始する。制御部32は、懸賞番組検索表示処理(その1)が開始されると、ステップS70の処理へ移行する。
ステップS70:制御部32は、懸賞番組検索表示要求の有無を判断する。制御部32は、懸賞番組検索表示の要求がある場合(ステップS70でYES)には、ステップS71の処理へ移行し、要求がない場合(ステップS70でNO)には、懸賞番組検索表示処理(その1)を終了する(END)。
ステップS71:制御部32は、懸賞情報を受信済か否かを判断する。制御部32は、懸賞情報を受信済の場合(ステップS71でYES)、ステップS73の処理へ移行する。一方、制御部32は、懸賞情報を未受信の場合(ステップS71でNO)、ステップS72へ移行する。
ステップS72:制御部32は、懸賞情報の受信処理を行い、ステップS73の処理へ移行する。なお、この受信処理は、懸賞情報を放送波から受信するまでの待機処理となる。
ステップS73:制御部32は、懸賞番組検索表示の要求が有るか否かを判断する。制御部32は、ステップS70で懸賞番組検索表示の要求があるときには(ステップS70でYES)、EPG情報を参照して懸賞番組の有無を検索する。すなわち、制御部32は、図4に示す懸賞情報データを含む番組をEPG情報の中から検索する。制御部32は、EPG情報に懸賞番組の情報が有れば(ステップS73でYES)、ステップS75の処理に移行し、EPG情報に懸賞番組の情報が無ければ(ステップS73でNO)、ステップS74の処理へ移行する。
ステップS74:制御部32は、懸賞番組が存在しない旨の表示を行い、処理を終了する(END)。
ステップS75:制御部32は、EPG情報を参照した結果、懸賞番組が有れば(ステップS73でYES)、その懸賞番組の放送番組欄のみを表示するための表示処理を開始しステップS76の処理へ移行する。なお、ステップS75における表示処理の開始とは、特定の番組をユーザにより容易に選択できるように、たとえばリスト形式で表示する処理である。
ステップS76:制御部32は、ユーザがEPG情報から懸賞番組である特定の番組を選択するか否か判断する。制御部32は、ユーザがいずれかの懸賞番組を選択するまで待機する(ステップS76でNO)。制御部32は、ユーザがEPG情報から懸賞番組である特定の番組を選択したら(ステップS76でYES)ステップS77へ移行する。
ステップS77:制御部32は、ステップS76で選択された懸賞番組を表示して懸賞番組検索表示処理(その1)を終了する(END)。
このような懸賞番組検索表示処理(その1)により、懸賞情報がある番組のみを選択して表示できるため、ユーザが番組を見逃す確率を著しく低下させることができる。また、ユーザが望んだ番組のみが選択して表示されるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
1−2−2−6.放送受信装置の懸賞番組検索表示処理(その2)
図13は、図1に示す放送受信装置30で行う懸賞番組検索表示処理(その2)のフローチャートである。この図13に示す懸賞番組検索表示処理(その2)は、懸賞番組のみを検索して表示する際に懸賞商品のジャンルを設定できる点が懸賞番組検索表示処理(その1)と異なる。
図13は、図1に示す放送受信装置30で行う懸賞番組検索表示処理(その2)のフローチャートである。この図13に示す懸賞番組検索表示処理(その2)は、懸賞番組のみを検索して表示する際に懸賞商品のジャンルを設定できる点が懸賞番組検索表示処理(その1)と異なる。
START:制御部32は、懸賞番組検索表示モードが選択されると懸賞番組検索表示処理(その2)を開始する。制御部32は、懸賞番組検索表示処理(その2)が開始されると、ステップS80の処理へ移行する。
ステップS80:制御部32は、ユーザによる懸賞商品のジャンルの設定要求が有るか否か判断する。制御部32は、ユーザによる懸賞商品のジャンルの設定要求があれば(ステップ80でYES)、ステップS81の処理へ移行する。また、制御部32は、ユーザによる懸賞商品のジャンルの設定要求が無ければ(ステップS80でNO)、ステップS82の処理へ移行する。
ステップS81:制御部32は、ユーザによる懸賞商品のジャンルの設定要求に基づき設定を行い、ステップS82の処理へ移行する。
ステップS82:制御部32は、ユーザによる懸賞番組検索要求が有るか否か判断する。制御部32は、懸賞番組検索表示の要求がある場合(ステップS82でYES)には、ステップS83の処理へ移行し、要求がない場合(ステップS82でNO)には、懸賞番組検索表示処理(その2)を終了する(END)。
ステップS83:制御部32は、懸賞情報は受信済か否か判断する。制御部32は、懸賞情報を受信済の場合(ステップS83でYES)、ステップS85の処理に移行する。一方、制御部32は、懸賞情報を未受信の場合(ステップS83でNO)、ステップS84の処理へ移行する。
ステップS84:制御部32は、懸賞情報の受信処理を行い、ステップS85の処理へ移行する。なお、この受信処理は、懸賞情報を放送波から受信するまでの待機処理となる。
ステップS85:制御部32は、EPG情報から設定された商品ジャンルの条件に適合する懸賞番組の有無を検索する。すなわち、制御部32は、図4に示す懸賞情報データを含む番組の中からさらにそのプレゼントジャンル(すなわち商品ジャンル)を検索する。制御部32は、EPG情報に、設定された商品ジャンルの条件に適合する懸賞番組が有れば(ステップS85でYES)、ステップS87の処理へ移行し、EPG情報に、設定された商品ジャンルの条件に適合する懸賞番組が無ければ(ステップS85でNO)、ステップS86の処理へ移行する。
ステップS86:制御部32は、懸賞番組が存在しない旨の表示を行い、懸賞番組検索表示処理(その2)を終了する(END)。
ステップS87:制御部32は、懸賞番組の放送番組欄のみを表示するための表示処理を開始し、ステップS88の処理へ移行する。なお、ステップS87における表示処理の開始とは、特定の番組をユーザにより容易に選択できるように、たとえばリスト形式で表示する処理である。
ステップS88:制御部32は、ユーザがEPG情報から設定された商品ジャンルの条件に適合する懸賞番組である特定の番組を選択するか否か判断する。制御部32は、がいずれかの懸賞番組を選択するまで待機する(ステップS88でNO)。制御部32は、ユーザがEPG情報から設定された商品ジャンルの条件に適合する懸賞番組である特定の番組を選択したら(ステップS88でYES)ステップS89の処理へ移行する。
ステップS89:制御部32は、ステップS88で選択された懸賞番組を表示して懸賞番組検索表示処理(その2)を終了する(END)。
このような懸賞番組検索表示処理(その2)とすることで、EPG画面内に設定されたジャンルの条件に適合する懸賞情報がある番組のみを選択して表示できるため、ユーザが番組を見逃す確率を著しく低下させることができる。また、ユーザが望んだ番組のみが選択して表示されるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
1−2−2−7.放送受信装置の懸賞番組検索表示処理(その3)
図14は、図1に示す放送受信装置30で行う懸賞番組検索表示処理(その3)のフローチャートである。この図14に示す懸賞番組検索表示処理(その3)は、懸賞番組のみを検索して表示する際に所定の条件を設定できる点が懸賞番組検索表示処理(その1)と異なる。
図14は、図1に示す放送受信装置30で行う懸賞番組検索表示処理(その3)のフローチャートである。この図14に示す懸賞番組検索表示処理(その3)は、懸賞番組のみを検索して表示する際に所定の条件を設定できる点が懸賞番組検索表示処理(その1)と異なる。
所定の条件としては、図4に示す懸賞情報から特定できるものであれば何でもよい。たとえばリアルタイムか否かを所定の条件として設定すれば、リアルタイムである番組を検索したり、その反対に、リアルタイムではない番組を検索したりできる。あるいは、応募方法を所定の条件として設定すれば、電話応募である番組を検索したり、インターネット応募の番組を検索したりできる。
START:制御部32は、懸賞番組検索表示モードが選択されると懸賞番組検索表示処理(その3)を開始する。制御部32は、懸賞番組検索表示処理(その3)が開始されると、ステップS90の処理へ移行する。
ステップS90:制御部32は、ユーザによる懸賞番組の検索条件の設定要求の有無を判断する。制御部32は、ユーザによる懸賞番組の検索条件の設定要求があれば(ステップ90でYES)、ステップS91の処理へ移行する。また、制御部32は、ユーザによる懸賞番組の検索条件の設定要求が無ければ(ステップS90でNO)、ステップS92の処理へ移行する。
ステップS91:制御部32は、ユーザによる懸賞番組の検索条件の設定要求に基づき設定を行い、ステップS92の処理へ移行する。
ステップS92:制御部32は、ユーザによる懸賞番組検索要求の有無を判断する。制御部32は、ユーザによる懸賞番組検索の要求がある場合(ステップS92でYES)には、ステップS93の処理へ移行し、要求がない場合(ステップS92でNO)には、懸賞番組検索表示処理(その3)を終了する(END)。
ステップS93:制御部32は、懸賞情報が受信済か否か判断する。制御部32は、懸賞情報を受信済の場合(ステップS93でYES)、ステップS95の処理に移行する。一方、制御部32は、懸賞情報を未受信の場合(ステップS93でNO)、ステップS94の処理へ移行する。
ステップS94:制御部32は、懸賞情報の受信処理を行い、ステップS95の処理へ移行する。なお、この受信処理は、懸賞情報を放送はから受信するまでの待機処理となる。
ステップS95:制御部32は、EPG情報から設定された所定条件に適合する懸賞番組の有無を検索する。すなわち、制御部32は、図4に示す懸賞情報データを含む番組の中からさらに設定された所定条件に適合するデータを検索する。制御部32は、EPG情報に、設定された所定条件に適合する懸賞番組が有れば(ステップS95でYES)、ステップS97の処理に移行し、EPG情報に、設定された所定条件に適合する懸賞番組が無ければ(ステップS95でNO)、ステップS96の処理へ移行する。
ステップ96:制御部32は、懸賞情報が存在しない旨の表示を行い、懸賞番組検索表示処理(その3)を終了する(END)。
ステップS97:制御部32は、懸賞番組の放送番組のみを表示するための表示処理を開始し、ステップS98の処理へ移行する。なお、ステップS97における表示処理の開始とは、特定の番組をユーザにより容易に選択できるように、たとえばリスト形式で表示する処理である。
ステップS98:制御部32は、ユーザがEPG情報から設定された所定条件に適合する懸賞番組である特定の番組を選択するか否か判断する。制御部32は、ユーザがいずれかの懸賞番組を選択するまで待機する(ステップS98でNO)。制御部32は、ユーザがEPG情報から設定された所定条件に適合する懸賞番組である特定の番組を選択したら(ステップS98でYES)ステップS99の処理へ移行する。
ステップS99:制御部32は、ステップS98で選択された懸賞番組を表示して懸賞番組検索表示処理(その3)を終了する(END)。
このような懸賞番組検索表示処理(その3)とすることで、EPG画面内に設定された所定条件に適合する懸賞情報がある番組のみを選択して表示できるため、ユーザが番組を見逃す確率を著しく低下させることができる。また、ユーザが望んだ番組のみが選択して表示されるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
1−2−2−8.放送受信装置の懸賞番組検索表示処理(その4)
図15は、図1に示す放送受信装置30で行う懸賞番組検索表示処理(その4)のフローチャートである。この図15に示す懸賞番組検索表示処理(その4)は、放送受信装置30の電源が投入された時刻に基づきその日の懸賞番組を検索できる点が他の懸賞番組検索表示処理と異なる。
図15は、図1に示す放送受信装置30で行う懸賞番組検索表示処理(その4)のフローチャートである。この図15に示す懸賞番組検索表示処理(その4)は、放送受信装置30の電源が投入された時刻に基づきその日の懸賞番組を検索できる点が他の懸賞番組検索表示処理と異なる。
START:制御部32は、懸賞番組検索表示モードが選択されると懸賞番組検索表示処理(その4)を開始する。制御部32は、懸賞番組検索表示処理(その4)が開始されると、ステップS100の処理へ移行する。
ステップS100:制御部32は、ユーザにより放送受信装置30の電源が投入されるとステップS101の処理に移行する。
ステップS101:制御部32は、懸賞情報を受信済か否か判断する。制御部32は、懸賞情報を受信済の場合(ステップS101でYES)、ステップS103の処理に移行する。一方、制御部32は、懸賞情報を未受信の場合(ステップS101でNO)、ステップS102の処理へ移行する。
ステップS102:制御部32は、懸賞情報の受信処理を行い、ステップS103の処理へ移行する。なお、この受信処理は、懸賞情報を放送波から受信するまでの待機処理となる。
ステップS103:制御部32は、受信した懸賞情報を参照することにより、その日に懸賞番組があるか否かを判断する。制御部32は、その日に懸賞番組が有れば(ステップS103でYES)、ステップS105の処理に移行する。また、制御部32は、その日に懸賞番組が無ければ(ステップS103でNO)、通常表示を行い(ステップS104)、懸賞番組検索表示処理(その4)を終了する(END)。
ステップS105:制御部32は、その日に懸賞番組がある旨を表示し、ステップS106の処理へ移行する。
ステップS106:制御部32は、ステップS105の処理により表示された懸賞番組に対する詳細情報の選択の有無を判断する。制御部32は、ステップS105の処理により表示された懸賞番組のいずれかに対し、ユーザによる詳細情報の選択があれば(ステップS106でYES)、ステップS108の処理に移行する。一方、制御部32は、ステップS105の処理により表示された懸賞番組のいずれにもユーザによる詳細情報の選択が無ければ(ステップS106でNO)、ステップS105で表示された内容を一定時間経過後に消去し(ステップS107)、懸賞番組検索表示処理(その4)を終了する(END)。
ステップS108:制御部32は、ステップS106の処理でユーザが選択した懸賞番組の詳細情報を表示する処理を開始し、ステップS109の処理に移行する。なお、ステップS108における表示処理の開始とは、特定の番組をユーザにより容易に選択できるように、たとえばリスト形式で表示する処理である。
ステップS109:制御部32は、ユーザがEPG情報から本日の懸賞番組を選択するか否か判断する。制御部32は、ユーザがいずれかの懸賞番組を選択するまで待機する(ステップS109でNO)。制御部32は、ユーザがEPG情報から本日の懸賞番組を選択したら(ステップS109でYES)ステップS110の処理へ移行する。
ステップS110:制御部32は、ステップS109の処理で選択された懸賞番組を表示して懸賞番組検索表示処理(その4)を終了する(END)。
このような懸賞番組検索表示処理(その4)とすることで、その日の懸賞情報がある番組を選択して表示できるため、ユーザが番組を見逃す確率を著しく低下させることができる。また、ユーザが望んだ番組のみが選択して表示されるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
1−2−2−9.放送受信装置の懸賞番組検索表示処理(その5)
図16は、図1に示す放送受信装置30で行う懸賞番組検索表示処理(その5)のフローチャートである。この図16に示す懸賞番組検索表示処理(その5)は、検索された懸賞番組が1つしかない場合には、その詳細情報を表示する点が他の懸賞番組検索表示処理と異なる。
図16は、図1に示す放送受信装置30で行う懸賞番組検索表示処理(その5)のフローチャートである。この図16に示す懸賞番組検索表示処理(その5)は、検索された懸賞番組が1つしかない場合には、その詳細情報を表示する点が他の懸賞番組検索表示処理と異なる。
START:制御部32は、懸賞番組検索表示モードが選択されると懸賞番組検索表示処理(その5)を開始する。制御部32は、懸賞番組検索表示処理(その5)が開始されると、ステップS111の処理へ移行する。
ステップS111:制御部32は、ユーザからの懸賞番組の表示要求の有無を判断する。制御部32は、ユーザからの懸賞番組の表示要求があると(ステップS111でYES)、ステップS112の処理に移行する。一方、制御部32は、ユーザからの懸賞番組の表示要求が無ければ(ステップS111でNO)、懸賞番組検索表示処理(その5)を終了する(END)。
ステップS112:制御部32は、懸賞情報が受信済みか否か判断する。制御部32は、懸賞情報を受信済の場合(ステップS112でYES)、ステップS114の処理に移行する。一方、制御部32は、懸賞情報を未受信の場合(ステップS112でNO)、ステップS113の処理に移行する。
ステップS113:制御部32は、懸賞情報の受信処理を行い、ステップS114の処理へ移行する。なお、この受信処理は、懸賞情報を放送波から受信するまでの待機処理となる。
ステップS114:制御部32は、EPG情報から懸賞番組の有無を確認する。その結果、懸賞番組が有れば(ステップS114でYES)、制御部32は、ステップS116の処理に移行する。一方、制御部32は、懸賞番組が無ければ(ステップS114のNO)、ステップS115の処理へ移行する。
ステップS115:制御部32は、懸賞番組が無い旨を表示し、懸賞番組検索表示処理(その5)を終了する(END)。
ステップS116:制御部32は、ステップS114の処理で検索した懸賞番組の有無を判断する。制御部32は、ステップS114の処理で検索した懸賞番組が1つであれば(ステップS114でYES)、その懸賞番組の詳細情報を表示し(ステップS120)、懸賞番組検索表示処理(その5)を終了する(END)。一方、制御部32は、ステップS114の処理で検索した懸賞番組が複数であれば(ステップS116でNO)、ステップS117の処理へ移行する。
ステップS117:制御部32は、現在の懸賞番組情報の表示処理を開始し、ステップS118の処理へ移行する。なお、ステップS117における表示処理の開始とは、特定の番組をユーザが容易に選択できるように、たとえばリスト形式で表示する処理である。
ステップS118:制御部32は、ユーザがEPG情報から現在の懸賞番組を選択するか否か判断する。制御部32は、ユーザがいずれかの懸賞番組を選択するまで待機する(ステップS118でNO)。制御部32は、ユーザがEPG情報から現在の懸賞番組を選択したら(ステップS118でYE)ステップS119の処理へ移行する。
ステップS119:制御部32は、ステップS118の処理で選択された懸賞番組を表示して懸賞番組検索表示処理(その5)を終了する(END)。
このような懸賞番組検索表示処理(その5)とすることで、現在の懸賞情報がある番組が1つしかない場合には、即座にその詳細情報を表示できるため、ユーザが番組を見逃す確率を著しく低下させることができる。また、ユーザが望んだ番組のみが選択して表示されるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
1−2−2−10.放送受信装置の懸賞番組検索表示処理(その6)
図17は、図1に示す放送受信装置30で行う懸賞番組検索表示処理(その6)のフローチャートである。この図17に示す懸賞番組検索表示処理(その6)は、検索された懸賞番組が1つしかない場合には、その懸賞番組を放送している放送局を選局する点が他の懸賞番組検索表示処理と異なる。
図17は、図1に示す放送受信装置30で行う懸賞番組検索表示処理(その6)のフローチャートである。この図17に示す懸賞番組検索表示処理(その6)は、検索された懸賞番組が1つしかない場合には、その懸賞番組を放送している放送局を選局する点が他の懸賞番組検索表示処理と異なる。
START:制御部32は、懸賞番組検索表示モードが選択されると懸賞番組検索表示処理(その6)を開始する。制御部32は、懸賞番組検索表示処理(その6)が開始されると、ステップS121の処理へ移行する。
ステップS121:制御部32は、ユーザからの懸賞番組の表示要求の有無を判断する。制御部32は、ユーザからの懸賞番組の表示要求があると(ステップS121でYES)、ステップS122の処理に移行する。一方、制御部32は、ユーザからの懸賞番組の表示要求が無ければ(ステップS121でNO)、懸賞番組検索表示処理(その6)を終了する(END)。
ステップS122:制御部32は、懸賞情報が受信済か否か判断する。制御部32は、懸賞情報を受信済の場合(ステップS122でYES)、ステップS124の処理に移行する。一方、制御部32は、懸賞情報を未受信の場合(ステップS122でNO)、ステップS123の処理へ移行する。
ステップS123:制御部32は、懸賞情報の受信処理を行い、ステップS124の処理へ移行する。なお、この受信処理は、懸賞情報を放送波から受信するまでの待機処理である。
ステップS124:制御部32は、EPG情報から懸賞番組の有無を確認する。その結果、懸賞番組が有れば(ステップS124でYES)、制御部32は、ステップS126の処理に移行する。一方、制御部32は、懸賞番組が無ければ(ステップS124のNO)、ステップS125の処理へ移行する。
ステップS125:制御部32は、懸賞番組が無い旨を表示し、懸賞番組検索表示処理(その6)を終了する(END)。
ステップS126:制御部32は、ステップS124の処理で検索した懸賞番組の有無を判断する。制御部32は、ステップS124の処理で検索した懸賞番組が1つであれば(ステップS126でYES)、ステップS130の処理へ移行する。一方、制御部32は、ステップS124で検索した懸賞番組が複数であれば(ステップS126でNO)、ステップS127の処理へ移行する。
ステップS127:制御部32は、現在の懸賞番組の表示処理を開始し、スペクトルS128の処理へ移行する。なお、ステップS127における表示処理の開始とは、特定の番組をユーザにより容易に選択できるように、たとえばリスト形式で表示する処理である。
ステップS128:制御部32は、ユーザがEPG情報から現在の懸賞番組を選択するか否か判断する。制御部32は、ユーザがいずれかの懸賞番組を選択するまで待機する(ステップS128でNO)。制御部32は、ユーザがEPG情報から現在の懸賞番組を選択したら(ステップS128でYES)ステップS129の処理へ移行する。
ステップS129:制御部32は、ステップS128の処理で選択された懸賞番組を表示して懸賞番組検索表示処理(その6)を終了する(END)。
ステップS130:制御部32は、懸賞番組の放送局を選局し、懸賞番組検索表示処理(その6)を終了する(END)。
このような懸賞番組検索表示処理(その6)とすることで、現在の懸賞情報がある番組が1つしかない場合には、即座にその懸賞番組の放送局を選局できるため、ユーザが番組を見逃す確率を著しく低下させることができる。また、ユーザが望んだ番組のみが選択して表示されるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
1−3.懸賞情報表示例
1−3−1.表示例その1
図18は、図3に示す表示装置50で表示される画面表示例その1を示す図である。図18に示すこの画面例は、たとえば上述した図6のステップS13で表示される画面であり、新聞のラテ欄形式で表示したEPG画面である。当該EPG画面の左端には、現在受信中の放送種別が強調表示され、他の放送種別はグレーアウトされている。また、番組表の右上には、現在日時が表示される。本実施の形態では、4つの放送局10の番組表が表示されている。この番組表において、放送局10の1つである「東京BC」、17時〜19時の番組「日本7不思議発掘!」に、懸賞情報があるため強調表示されていることを示している。なお、強調表示は行わず、懸賞情報を番組表に表示するのみでもよい。
1−3−1.表示例その1
図18は、図3に示す表示装置50で表示される画面表示例その1を示す図である。図18に示すこの画面例は、たとえば上述した図6のステップS13で表示される画面であり、新聞のラテ欄形式で表示したEPG画面である。当該EPG画面の左端には、現在受信中の放送種別が強調表示され、他の放送種別はグレーアウトされている。また、番組表の右上には、現在日時が表示される。本実施の形態では、4つの放送局10の番組表が表示されている。この番組表において、放送局10の1つである「東京BC」、17時〜19時の番組「日本7不思議発掘!」に、懸賞情報があるため強調表示されていることを示している。なお、強調表示は行わず、懸賞情報を番組表に表示するのみでもよい。
1−3−2.表示例その2
図19は、図3に示す表示装置50で表示される画面表示例その2を示す図である。この図19で示される画面は、図18の番組表で「日本7不思議発掘!」が選択された例(方向キーで番組表内の選択番組を移動させ、決定キーを押す)を示す。図19では、「日本7不思議発掘!」の詳細な番組情報が表示される。方向キーの下を押して画面を送ることにより画面に表示しきれない情報が表示される。図19では、応募方法等も表示される。また、図19では録画予約ボタン、選局ボタン、視聴予約ボタン、プレゼントボタンが表示される。録画予約ボタンを押すとこの番組の録画(録画予約)を行う。選局ボタンを押すとこの放送局10にチャンネルを切り替えて表示される。続いて視聴予約ボタンを押すと、この番組の開始時にチャンネルを切り替える制御を行う。プレゼントボタンを押すと、懸賞情報を抽出し、特化した情報を表示する。
図19は、図3に示す表示装置50で表示される画面表示例その2を示す図である。この図19で示される画面は、図18の番組表で「日本7不思議発掘!」が選択された例(方向キーで番組表内の選択番組を移動させ、決定キーを押す)を示す。図19では、「日本7不思議発掘!」の詳細な番組情報が表示される。方向キーの下を押して画面を送ることにより画面に表示しきれない情報が表示される。図19では、応募方法等も表示される。また、図19では録画予約ボタン、選局ボタン、視聴予約ボタン、プレゼントボタンが表示される。録画予約ボタンを押すとこの番組の録画(録画予約)を行う。選局ボタンを押すとこの放送局10にチャンネルを切り替えて表示される。続いて視聴予約ボタンを押すと、この番組の開始時にチャンネルを切り替える制御を行う。プレゼントボタンを押すと、懸賞情報を抽出し、特化した情報を表示する。
なお、図19の画面表示例において、画面上のボタンを押す操作は、操作入力部31の方向キーを押して画面上のボタンを選択し、その上で操作入力部31の決定ボタンを押す操作になる。あるいは、操作入力部31が画面上に配置されたタッチパネルである場合には、画面に表示されたボタンを直接指で押すこともできる。
1−3−3.表示例その3
図20は、図3に示す表示装置50で表示される画面表示例その3を示す図である。図20では、プレゼントボタンが押された場合の懸賞情報を表示している。なお、プレゼント画像データは、懸賞データ列内に画像データを含めて送信することによりプレゼント画像のデータを表示することができる。また、図20の画面表示例その3は、図12のステップS77、図13のステップS89、図14のステップS99、図15のステップS110、図16のステップS119、図17のステップS129の各処理に対応するものである。
図20は、図3に示す表示装置50で表示される画面表示例その3を示す図である。図20では、プレゼントボタンが押された場合の懸賞情報を表示している。なお、プレゼント画像データは、懸賞データ列内に画像データを含めて送信することによりプレゼント画像のデータを表示することができる。また、図20の画面表示例その3は、図12のステップS77、図13のステップS89、図14のステップS99、図15のステップS110、図16のステップS119、図17のステップS129の各処理に対応するものである。
1−3−4.表示例その4
図21は、図3に示す表示装置50で表示される画面表示例その4を示す図である。図21では、プレゼントボタンが押された場合の懸賞情報を表示している。ただし、図21の例は、図14で説明した懸賞番組検索表示処理(その3)の処理を実行した結果である。すなわち、図14で説明した処理における所定条件として「リアルタイムに懸賞がある番組」を設定した場合の検索結果の一例である。
図21は、図3に示す表示装置50で表示される画面表示例その4を示す図である。図21では、プレゼントボタンが押された場合の懸賞情報を表示している。ただし、図21の例は、図14で説明した懸賞番組検索表示処理(その3)の処理を実行した結果である。すなわち、図14で説明した処理における所定条件として「リアルタイムに懸賞がある番組」を設定した場合の検索結果の一例である。
1−3−5.表示例その5
図22は、図3に示す表示装置50で表示される画面表示例その5を示す図である。図22は、図18で説明した新聞のラテ欄形式で表示したEPG画面であるが、その画面の下に、操作入力部31の“赤”、“青”、“黄”、“緑”、“決定”の各ボタンを押した場合の処理が表示されている。“赤”のボタンを押すと「録画予約」が開始される。“青”のボタンを押すと「選局」が開始される。“黄”のボタンを押すと「視聴予約」が開始される。“緑”のボタンを押すと「プレゼント」すなわち懸賞のある番組が強調されて表示される。“決定”のボタンを押すとカーソル(操作入力部31の方向キーにより移動させる。)が示す番組または強調表示されている番組の詳細情報が表示される。
図22は、図3に示す表示装置50で表示される画面表示例その5を示す図である。図22は、図18で説明した新聞のラテ欄形式で表示したEPG画面であるが、その画面の下に、操作入力部31の“赤”、“青”、“黄”、“緑”、“決定”の各ボタンを押した場合の処理が表示されている。“赤”のボタンを押すと「録画予約」が開始される。“青”のボタンを押すと「選局」が開始される。“黄”のボタンを押すと「視聴予約」が開始される。“緑”のボタンを押すと「プレゼント」すなわち懸賞のある番組が強調されて表示される。“決定”のボタンを押すとカーソル(操作入力部31の方向キーにより移動させる。)が示す番組または強調表示されている番組の詳細情報が表示される。
1−3−6.表示例その6
図23は、図3に示す表示装置50で表示される画面表示例その6を示す図である。図23は、図18で説明した新聞のラテ欄形式で表示したEPG画面であるが、その画面の下に、図21の表示例で説明したような検索結果「リアルタイムに懸賞がある番組です。」が表示されている例である。ここでは、「日本7不思議発掘!」が強調表示されており、当該番組がリアルタイムに懸賞がある番組であることがわかる。
図23は、図3に示す表示装置50で表示される画面表示例その6を示す図である。図23は、図18で説明した新聞のラテ欄形式で表示したEPG画面であるが、その画面の下に、図21の表示例で説明したような検索結果「リアルタイムに懸賞がある番組です。」が表示されている例である。ここでは、「日本7不思議発掘!」が強調表示されており、当該番組がリアルタイムに懸賞がある番組であることがわかる。
1−3−7.表示例その7
図24は、図3に示す表示装置50で表示される画面表示例その7を示す図である。図24は、放送受信中に操作入力部31のメニューボタン(不図示)を押した場合の画面表示例である。それまで全面に表示されていた放送画像が小さくなり、その横に“設定”、“検索”、“予約”、“懸賞”、“終了”の各表示が行われる。操作入力部31の方向キーを操作することによって、“設定”、“検索”、“予約”、“懸賞”、“終了”のいずれかの表示を選択し、操作入力部31の決定ボタンを押すことによって“設定”、“検索”、“予約”、“懸賞”、“終了”の各処理が実行される。
図24は、図3に示す表示装置50で表示される画面表示例その7を示す図である。図24は、放送受信中に操作入力部31のメニューボタン(不図示)を押した場合の画面表示例である。それまで全面に表示されていた放送画像が小さくなり、その横に“設定”、“検索”、“予約”、“懸賞”、“終了”の各表示が行われる。操作入力部31の方向キーを操作することによって、“設定”、“検索”、“予約”、“懸賞”、“終了”のいずれかの表示を選択し、操作入力部31の決定ボタンを押すことによって“設定”、“検索”、“予約”、“懸賞”、“終了”の各処理が実行される。
なお、“設定”、“検索”、“予約”、“懸賞”、“終了”の各処理について説明すると、“設定”を選択することにより各種設定の入力が可能になる。各種設定の例としては、たとえば、録画予約の際の録画先となるメディア、録画予約の際の録画品質などが挙げられる。また、“検索”を選択することにより各種検索が可能になる。各種検索の例としては、たとえば、商品ジャンルによる検索や応募期限による検索などが挙げられる。また、“予約”を選択することにより録画予約や視聴予約の入力が可能になる。また、“懸賞”を選択することにより、懸賞情報の表示が行われる。また、“終了”を選択することにより、“設定”、“検索”、“予約”、“懸賞”の各処理を終了できる。
ここで、上述したように図24の表示画面上で“懸賞”を選択するか、あるいは、図22の画面表示例で説明したように操作入力部31の“緑”のボタン(すなわち、プレゼントボタン)を押すと、図25に示すように、懸賞番組がリスト表示される。なお、操作入力部31の“緑”のボタンを押したときに、懸賞番組が無い場合には、図26に示すような画面表示例となる。このような図24、図25、図26の画面表示例は、図12に示すフローチャートの処理に対応するものである。
1−3−8.表示例その8
図27は、図3に示す表示装置50で表示される画面表示例その8を示す図である。図27は、懸賞のジャンル選択を行う場合の画面表示例である。図27の画面表示例の画面に切り替える手順はどのような手順でもよい。たとえば、操作入力部31のメニューボタン(不図示)を押して図24に示す画面表示例とした後に、操作入力部31の方向キーを操作することによって“設定”を選択し、さらに決定ボタンを押すと各種設定の入力が可能となると説明した。その各種設定の一つが図27の画面表示例となるようにしてもよい。
図27は、図3に示す表示装置50で表示される画面表示例その8を示す図である。図27は、懸賞のジャンル選択を行う場合の画面表示例である。図27の画面表示例の画面に切り替える手順はどのような手順でもよい。たとえば、操作入力部31のメニューボタン(不図示)を押して図24に示す画面表示例とした後に、操作入力部31の方向キーを操作することによって“設定”を選択し、さらに決定ボタンを押すと各種設定の入力が可能となると説明した。その各種設定の一つが図27の画面表示例となるようにしてもよい。
このように図27の画面表示例の画面上でユーザが設定したいジャンルを選択できる。選択は、たとえば操作入力部31の方向キーを動かすことにより希望するジャンルを選択し、決定ボタンを押すなどによって実行する。
このようにしてユーザがジャンルを設定した後に、図24で示した画面表示例としてから“懸賞”を選択する、あるいは、図22で説明した“緑”ボタン(=プレゼントボタン)を押すと、図28に示すように、ユーザが所望するジャンルの商品に係る番組のみに絞り込んでリスト表示される。このようなジャンル設定に基づく画面表示例は、図13に示すフローチャートの処理に対応するものである。
また、図29に示すように、商品ジャンルの他にも検索条件を設定することもできる。図29の画面表示例の画面に切り替える手順は図27の画面表示例の画面に切り替える手順と同じでよい。
このように図29の画面表示例の画面上でユーザが設定したい検索条件を設定できる。設定の手順は、たとえば操作入力部31の方向キーを動かすことにより、予め記録部37に記録している多数の検索条件の中からユーザが設定を希望する検索条件を表示させ、“決定”のボタンを押すなどによって設定する。あるいは、操作入力部31の文字入力キー(不図示)を用いてキーワードなどを直接入力してもよい。このような検索条件の設定によって、図14に示すフローチャートの処理に対応することができる。
1−3−9.表示例その9
図30は、図3に示す表示装置50で表示される画面表示例その9を示す図である。図30は、放送受信装置30の電源を投入した場合の画面表示例である。放送画像に隣接して本日の懸賞番組の情報が表示される。このような画面表示例となる処理は、図15で説明したフローチャートに対応するものである。なお、“本日”といっても放送受信装置30の電源投入時刻以前に終了した番組については表示しないようにすることが好ましい。特に、番組終了と共に応募を締め切るようなリアルタイムの懸賞番組については表示する必要性がない。
図30は、図3に示す表示装置50で表示される画面表示例その9を示す図である。図30は、放送受信装置30の電源を投入した場合の画面表示例である。放送画像に隣接して本日の懸賞番組の情報が表示される。このような画面表示例となる処理は、図15で説明したフローチャートに対応するものである。なお、“本日”といっても放送受信装置30の電源投入時刻以前に終了した番組については表示しないようにすることが好ましい。特に、番組終了と共に応募を締め切るようなリアルタイムの懸賞番組については表示する必要性がない。
1−3−10.表示例その10
図31、図32は、図3に示す表示装置50で表示される画面表示例その10を示す図である。図31、図32は、ユーザが操作入力部31を操作して懸賞番組の表示要求を行った際の画面表示例である。この画面表示例は、図16、図17のフローチャートの処理に対応する。図31は、図16、図17のフローチャートの処理において懸賞番組が複数有る場合の画面表示例(ステップS114、S124)である。図31の例では「日本7不思議発掘!」と「ニューイヤーアジア」が懸賞番組であることがわかる。また、図32は、図16、図17のフローチャートの処理において懸賞番組が1つしかない場合の画面表示例(ステップS117、S127)である。図32の例では「日本7不思議発掘!」のみが懸賞番組であり、その詳細情報が表示されている。
図31、図32は、図3に示す表示装置50で表示される画面表示例その10を示す図である。図31、図32は、ユーザが操作入力部31を操作して懸賞番組の表示要求を行った際の画面表示例である。この画面表示例は、図16、図17のフローチャートの処理に対応する。図31は、図16、図17のフローチャートの処理において懸賞番組が複数有る場合の画面表示例(ステップS114、S124)である。図31の例では「日本7不思議発掘!」と「ニューイヤーアジア」が懸賞番組であることがわかる。また、図32は、図16、図17のフローチャートの処理において懸賞番組が1つしかない場合の画面表示例(ステップS117、S127)である。図32の例では「日本7不思議発掘!」のみが懸賞番組であり、その詳細情報が表示されている。
以上に説明したことから、本発明の第1実施形態に係る情報配信システム1は、懸賞情報を含めて放送するため、懸賞がある番組を容易に把握することができる。これにより放送局10側のメリットとして、懸賞を目的とした新たな視聴者を獲得し、視聴機会を増加させることができる。また、ユーザ側のメリットとして、EPG情報から簡単に懸賞を行っている番組を把握することができるので、プレゼントを提供している番組を容易に探し出して、視聴することができる。また、そのような番組でどのようなプレゼントがなされるのかを簡単に把握することができる。また、リアルタイムの懸賞番組かどうかを把握することにより、その場で視聴するのか録画してから視聴するのかを選択することができる。
1−4.実施例1の変形例:(EPGと懸賞情報が別)
1−4−1.放送送信装置の構成
続いて、上述した実施例1の変形例である放送送信装置11Aについて説明する。図33は、図2に示す放送送信装置11の変形例である放送送信装置11Aを示す図である。この放送送信装置11Aでは、実施例1の放送送信装置11と異なり、EPG情報に懸賞情報を含めて送信するものではなく、EPG情報とは別に懸賞情報を生成して、送出するものである。すなわち、懸賞情報作成部19は、放送スケジュールDB18を参照して懸賞情報を生成して、生成した懸賞情報と共にMUX部16Aで多重化して送出されるものである。図33に示す放送送信装置11Aには、図2に示す放送送信装置11では無かった懸賞情報作成部19がある。また、MUX部16Aは、懸賞情報作成部19で作成された懸賞情報を他の信号に多重する機能を有する。
1−4−1.放送送信装置の構成
続いて、上述した実施例1の変形例である放送送信装置11Aについて説明する。図33は、図2に示す放送送信装置11の変形例である放送送信装置11Aを示す図である。この放送送信装置11Aでは、実施例1の放送送信装置11と異なり、EPG情報に懸賞情報を含めて送信するものではなく、EPG情報とは別に懸賞情報を生成して、送出するものである。すなわち、懸賞情報作成部19は、放送スケジュールDB18を参照して懸賞情報を生成して、生成した懸賞情報と共にMUX部16Aで多重化して送出されるものである。図33に示す放送送信装置11Aには、図2に示す放送送信装置11では無かった懸賞情報作成部19がある。また、MUX部16Aは、懸賞情報作成部19で作成された懸賞情報を他の信号に多重する機能を有する。
1−4−2.放送送信装置の処理
図34は、図33に示す放送送信装置11Aの放送配信処理のフローチャートである。なお、放送スケジュールDB18に格納されている番組情報には、当該番組内で告知される懸賞情報が関連付けられて記憶されているものとする。
図34は、図33に示す放送送信装置11Aの放送配信処理のフローチャートである。なお、放送スケジュールDB18に格納されている番組情報には、当該番組内で告知される懸賞情報が関連付けられて記憶されているものとする。
START:制御部12Aは、電源がONになる、または当該配信モードが選択されると放送配信処理を開始する。
ステップS130:制御部12Aは、放送スケジュールDB18を参照して、番組情報に懸賞情報が含まれているか否かを判断する。制御部12Aは、番組情報に懸賞情報が含まれている場合(ステップS130でYES)には、ステップS132の処理へ移行し、番組情報に懸賞情報が含まれていない場合(ステップS130でNO)には、ステップS131の処理へ移行する。
ステップS131:制御部12Aは、放送コンテンツ、データ放送、EPG情報を多重化する。制御部12Aは、ステップS131の処理が完了すると、ステップS134の処理へ移行する。
ステップS132:制御部12Aは、懸賞情報を生成する。制御部12Aは、ステップS132の処理が完了すると、ステップS133の処理へ移行する。
ステップS133:制御部12Aは、放送コンテンツ、データ放送、EPG情報、懸賞情報を多重化する。制御部12Aは、ステップS133の処理が完了すると、ステップS134の処理へ移行する。
ステップS134:制御部12Aは、ステップS131またはS133で多重化した放送データを送出して放送配信処理を終了する(END)。
また、「実施例1」の図12〜図17のフローチャートで説明した検索処理については、「実施例1の変形例」においても適用できる。ただし、懸賞情報は、EPG情報には含まれていないため、制御部32は、EPG情報に基づいて番組を指定した後、懸賞情報のデータを読みに行き、当該番組に懸賞情報が有るか否かを判断する。そして、制御部32は、懸賞情報が有る場合には、これを取得することによって「実施例1」で説明した検索処理を行うことができる。
このような配信処理とすることにより、上述した第1実施例の放送送信装置11の有する効果に加えて、EPG情報の生成段階において番組内での懸賞の有無が確定していない場合や、EPG情報作成後に懸賞情報を追加したい場合であっても放送データに多重化して放送受信装置30Aへ配信を行うことができる。また、EPG情報に懸賞情報を含めることができない場合であっても、放送データに多重化して放送受信装置30Aへ配信することができる。
2.情報配信システム1A(実施例2:EPGに懸賞情報含む)の全体構成
図35は、本発明の第2実施形態に係る情報配信システム1Aの全体構成を示すブロック図である。図35に示す情報配信システム1Aは、第1実施形態に係る情報配信システム1と異なり、放送局10と、放送局サーバ70と、放送受信装置30AとがIP通信網100を介して通信可能となっている。放送局10は、放送波により放送番組やデータ放送、EPG情報を送出する。放送局サーバ70は、IP通信網100経由でEPG情報などを送信する。放送局サーバ70は、放送局10が有していてもよいし、別個に独立して存在してもよい。放送局サーバ70は、独自のインターネット独自の番組や静止画、音声、動画といったコンテンツデータを送信するようにしてもよい。また、放送局サーバ70は、放送局の番組と連動した独自の番組や静止画、音声、動画といったコンテンツデータを送信するようにしてもよい。受信装置30は、放送局からの放送波を受信し、受信した番組の表示、音声出力やEPG情報の出力を行う。放送受信装置30はたとえば、TV放送やラジオ放送の受信機である。放送受信装置30には録画、録音機能を有していてもよい。また、放送局サーバ70からのコンテンツを受信し、表示や音声出力、データの出力等を可能としている。
図35は、本発明の第2実施形態に係る情報配信システム1Aの全体構成を示すブロック図である。図35に示す情報配信システム1Aは、第1実施形態に係る情報配信システム1と異なり、放送局10と、放送局サーバ70と、放送受信装置30AとがIP通信網100を介して通信可能となっている。放送局10は、放送波により放送番組やデータ放送、EPG情報を送出する。放送局サーバ70は、IP通信網100経由でEPG情報などを送信する。放送局サーバ70は、放送局10が有していてもよいし、別個に独立して存在してもよい。放送局サーバ70は、独自のインターネット独自の番組や静止画、音声、動画といったコンテンツデータを送信するようにしてもよい。また、放送局サーバ70は、放送局の番組と連動した独自の番組や静止画、音声、動画といったコンテンツデータを送信するようにしてもよい。受信装置30は、放送局からの放送波を受信し、受信した番組の表示、音声出力やEPG情報の出力を行う。放送受信装置30はたとえば、TV放送やラジオ放送の受信機である。放送受信装置30には録画、録音機能を有していてもよい。また、放送局サーバ70からのコンテンツを受信し、表示や音声出力、データの出力等を可能としている。
2−1.各部の説明
2−1−1.放送受信装置の構成
図36は、図35に示す放送受信装置30Aの全体構成を示すブロック図である。図36に示すように、放送受信装置30Aは、操作入力部31、制御部32、チューナー33、DEMUX部34、デコード部35、映像音声出力部36、記録部37、ネットワーク接続部38、ネットワーク情報デコード部39、ユーザ情報記憶部40を主要な構成要素としている。ここで、制御部32は、たとえば不図示のハードウェア資源であるCPUなどで構成されており、記録部やROMなどに格納されている各種プログラムをRAMに読み出して、各種演算処理を協働して実行することで、放送受信装置30Aの各部の機能が行う情報処理を実現することができる。なお、第1実施例の放送受信装置30Aと同一の機能(操作入力部31、制御部32、チューナー33、DEMUX部34、デコード部35、映像音声出力部36、記録部37)については同一の符号を付して説明を省略する。
2−1−1.放送受信装置の構成
図36は、図35に示す放送受信装置30Aの全体構成を示すブロック図である。図36に示すように、放送受信装置30Aは、操作入力部31、制御部32、チューナー33、DEMUX部34、デコード部35、映像音声出力部36、記録部37、ネットワーク接続部38、ネットワーク情報デコード部39、ユーザ情報記憶部40を主要な構成要素としている。ここで、制御部32は、たとえば不図示のハードウェア資源であるCPUなどで構成されており、記録部やROMなどに格納されている各種プログラムをRAMに読み出して、各種演算処理を協働して実行することで、放送受信装置30Aの各部の機能が行う情報処理を実現することができる。なお、第1実施例の放送受信装置30Aと同一の機能(操作入力部31、制御部32、チューナー33、DEMUX部34、デコード部35、映像音声出力部36、記録部37)については同一の符号を付して説明を省略する。
ネットワーク接続部38は、IP通信網100を介して放送局サーバ70と通信を行う通信インターフェースである。ネットワーク接続部38は、放送局サーバ70のネットワーク接続部81(図37参照)からのデータを受信し、ネットワーク情報デコード部39に当該データを送る。なお、ネットワーク接続部38は、請求項の電子番組情報取得部の一部、告知情報取得部の一部として機能する。
ネットワーク情報デコード部39は、ネットワーク接続部38から受信したデータを制御部32の指示にしたがってデコードし、記録部37に供給する。なお、記録部37に供給されたデータは、映像音声出力部36へ供給され、その後、表示装置50および/または音声再生装置60に出力される。ユーザ情報記憶部40は、情報配信システム1Aを利用するユーザ情報が格納されている。なお、ネットワーク情報デコード部39は、請求項の告知情報出力部の一部として機能する。
2−1−2.放送局サーバの構成
図37は、図35に示す放送局サーバ70の全体構成を示すブロック図である。図37に示すように放送局サーバ70は、制御部71、コンテンツストリーム作成部72、配信要求受付部73、ユーザ情報管理部74、コンテンツデータ配信部75、EPG情報作成部76、サーバ放送用EPG情報作成部77、コンテンツDB78、放送スケジュールDB79、懸賞商品情報DB80、ネットワーク接続部81とを主要な構成要素としている。なお、放送局サーバ70は、請求項の情報配信装置として機能する。
図37は、図35に示す放送局サーバ70の全体構成を示すブロック図である。図37に示すように放送局サーバ70は、制御部71、コンテンツストリーム作成部72、配信要求受付部73、ユーザ情報管理部74、コンテンツデータ配信部75、EPG情報作成部76、サーバ放送用EPG情報作成部77、コンテンツDB78、放送スケジュールDB79、懸賞商品情報DB80、ネットワーク接続部81とを主要な構成要素としている。なお、放送局サーバ70は、請求項の情報配信装置として機能する。
ここで、上述したコンテンツストリーム作成部72、配信要求受付部73、ユーザ情報管理部74、コンテンツデータ配信部75、EPG情報作成部76、サーバ放送用EPG情報作成部77の各機能が実現する情報処理は、放送局サーバ70全体を制御する制御部71がハードウェア資源と協働して実行することにより実現される。具体的には、制御部71は、不図示のハードウェア資源であるCPUなどから構成され、CPUが不図示のROMに格納されている各種プログラムを不図示のRAMに読み出して協働して実行することにより実現している。また、上述したコンテンツDB78、放送スケジュールDB79、懸賞商品情報DB80は不図示の記憶部に記憶されており、記憶部は、たとえばHDDやフラッシュメモリなどから構成される。なお、第1実施例の放送送信装置30と同一の機能(コンテンツストリーム作成部72)については、説明を省略する。
配信要求受付部73は、放送受信装置30Aからの懸賞情報の配信要求を受け付ける機能を有する。具体的には、放送受信装置30Aから要求のあったコンテンツやEPG情報、サーバ放送用EPG情報を提供する。
ユーザ情報管理部74は、放送局サーバ70に接続してきたユーザが登録されていない場合に所定の入力事項を求めて、情報配信システム1Aのユーザとして新たに登録することができる機能を有している。具体的には、ユーザ情報管理部74は、接続してきた放送受信装置30Aのディスプレイ、または放送受信装置30Aに接続されている表示装置50にユーザ登録画面を表示し、所定の事項を入力させて、入力された事項を不図示の記憶部に記憶する処理を行う。
また、ユーザ情報管理部74は、放送局サーバ70に接続してきたユーザが、情報配信システム1Aを正当に利用できるユーザであるか否かを判断する機能を有している。具体的には、ユーザ情報管理部74は、接続してきた放送受信装置30Aのディスプレイ、または放送受信装置30Aに接続されている表示装置50にユーザ認証画面を表示させ、当該認証画面に入力された事項(たとえばユーザが入力したユーザIDおよびパスワードなど)と、不図示の記憶部に予め記憶されている事項(当該ユーザIDと当該ユーザが予め設定したパスワードなど)とを照合することでユーザ認証処理を行う。なお、ユーザ情報管理部74は、ユーザ認証サーバとしてのLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)サーバを、放送局サーバ70とは別に構築して、当該LDAPサーバにおいて上述したユーザ情報管理部74の各処理を実現するようにしてもよい。また、ユーザ情報管理部74は、ユーザの情報を管理する。具体的にはユーザIDとユーザの視聴エリアが登録されており、要求のあったユーザに視聴エリアに応じた適切な放送地域のEPGデータを提供することができる。
コンテンツデータ配信部75は、放送送信装置11が放送波で送出する放送データとは異なり、当該放送データに関連するコンテンツ、またはそれ以外のコンテンツをIP通信網100経由で配信する機能を有する。
EPG情報作成部76は、放送スケジュールDB79と懸賞商品情報DB80に基づき、EPG情報を作成する。放送スケジュールDB79には、放送波(テレビ放送、ラジオ放送等)の番組情報が記憶され、EPG情報の作成に用いられる。また、放送スケジュールDB79には、基本的には第1実施形態に係る放送送信装置11の放送スケジュールDB79と同等のデータが含まれているが、より詳細な情報が記憶されているものである。また、懸賞商品情報DB80には、予め懸賞情報が記憶されている。懸賞情報は、図38〜図40に示すデータに記載のように懸賞のある番組の放送種別や放送局、番組名、開始/終了時刻、リアルタイムに応募する番組なのか、応募締切情報、申込情報等が記録されている。これらはEPG情報の作成に用いられ、EPG情報に懸賞情報を含んで放送受信装置30Aからの要求に応じて送信される。
サーバ放送用EPG情報作成部77は、後述するコンテンツDB78のコンテンツが放送番組と関係するコンテンツである場合に、放送番組と関係するコンテンツのEPGデータを作成するものである。このコンテンツに関連した懸賞情報がある場合には、その懸賞情報も含めてサーバ放送用EPGデータを作成する。
コンテンツDB78には、種々のコンテンツが記憶されている。コンテンツDB78に記憶されているコンテンツは、番組連動型のものや放送終了後にもアクセスできるコンテンツ、また、エリア限定のものではないコンテンツなどが記憶されている。具体的なコンテンツの例としては、静止画、動画、音声等である。なお、これらの情報は、例えばXML(eXtensible Markup Language)やBML(Broadcast Markup Language)等のマークアップ言語で記述されており、このようなマークアップ言語を用いることで、IP通信網100との親和性を良好なものとすることができる。
2−2.各装置の処理
2−2−1.放送局サーバの懸賞情報配信処理
続いて、放送局サーバ70の行う懸賞情報配信処理について説明する。放送局サーバ70は、EPG情報に懸賞情報を付加して放送受信装置30Aに対して送信処理を行う。
2−2−1.放送局サーバの懸賞情報配信処理
続いて、放送局サーバ70の行う懸賞情報配信処理について説明する。放送局サーバ70は、EPG情報に懸賞情報を付加して放送受信装置30Aに対して送信処理を行う。
図38は、図35に示す放送局サーバ70から送信される懸賞情報のデータ列の一例を示す図である。図38に示すように、懸賞情報のデータ列は、「放送種別」、「放送局名」、「放送開始日時」、「放送終了日時」、「番組名」、「表示形式」、「音声形式」「ジャンル」、「出演者」、「監督」、「制作会社」、「番組内容」、「リアルタイムか否か」、「応募方法」、「懸賞申込開始日時」、「懸賞申込終了日時」、「プレゼントジャンル」、「プレゼント商品名」などのフィールドから構成されている。
また、放送局サーバ70は、図38で示した懸賞情報のデータ列をEPG情報に付加する。図39は、図35に示す放送局サーバ70から送信されるEPG情報に懸賞情報のデータ列が付加された例その1を示す図である。図39に示すように、懸賞情報のデータ列には「連動コンテンツ1」、「連動コンテンツ2」のフィールドが追加されている。これにより番組と連動したコンテンツを配信可能とし、当該コンテンツに関するEPG情報も送信することができる。
図40は、図35に示す放送局サーバ70から送信されるEPG情報に懸賞情報が付加された例その2を示す図である。図40に示すように、「連動コンテンツ1」フィールドから右のフィールドは、連動するコンテンツに関するものであり、当該連動コンテンツの懸賞情報が付加されているデータ列としてもよい。
上述した懸賞情報をEPG情報に入れる場合には、例えばARIB(Association of Radio Industries and Broadcast)で規定される地上デジタル放送や、BSデジタル放送のSI情報中にあるEPG情報のTYPE−Hを表示するための、番組表形式のデータ部分又は及び個別の番組の説明のためのデータ部分に入れることが好ましい。また、他の放送や他のEPG表示形式の場合(ワンセグ放送)の場合には、番組名や番組説明のためのテキスト情報のデータ中に懸賞情報を入れることが好ましい。また、懸賞情報は、放送受信装置30A側でテキスト検索できるよう、所定のキーワード“懸賞”、“プレゼント”といった文字列を含むようにすることが好ましい。また、応募条件を記述する場合には、“応募条件”という文字列のあとに所定の条件内容を記載することが好ましい。応募の開始、終了期間についても、同様の形式で表現を行うことが好ましい。
図41は、図35に示す放送局サーバ70で行うEPG情報送信処理のフローチャートである。このEPG情報送信処理は、懸賞情報の有無を含めたEPG情報を配信するものである。なお、図5の処理と同一の処理(図41のSTART、ステップS1、S2、S3、S4の処理)については、同一のステップ番号を付し、説明を省略する。
ステップS140:制御部71は、送信する期間内の全ての番組を含んだEPG情報を生成する。放送局サーバ70の制御部71は、ステップS140の処理が完了すると、ステップS141の処理へ移行する。
ステップS141:制御部71は、EPG情報の送信要求判断を行う。放送局サーバ70の制御部71は、EPG情報の送信要求がある場合(ステップS141でYES)にはステップS142へ、EPG情報の送信要求が無い場合(ステップS141でNO)には、ステップS141の判断処理を繰り返す。
ステップS142:制御部71は、EPG情報を送信してEPG情報送信処理を終了する(END)。
このような送信処理とすることで、懸賞情報の有無がEPG情報に含まれて配信されるため、視聴者が放送番組内で告知される情報を容易に知ることができる。また、放送受信装置30Aからの送信要求に基づいて、IP通信網100を利用して懸賞情報の有無を有するEPG情報を放送局サーバ70から配信させるため、第1実施形態における放送送信装置11の放送波による配信処理とは異なり、視聴者の配信要求に基づいて懸賞情報の有無を有するEPG情報を配信することが可能となる。つまり、ユーザの要求を反映することができる。
2−2−2−1.放送受信装置の懸賞情報表示処理その1
図42は、図35に示す放送受信装置30Aで行う懸賞情報表示処理のフローチャートである。
図42は、図35に示す放送受信装置30Aで行う懸賞情報表示処理のフローチャートである。
START:制御部32は、電源がONになる、または当該表示モードが選択されると懸賞情報表示処理を開始する。制御部32は、懸賞情報表示処理が開始されると、ステップS150の処理へ移行する。
ステップS150:制御部32は、EPG画面の表示要求有無を判断する。制御部32は、EPG画面の表示要求がある場合(ステップS150でYES)には、ステップS151の処理へ移行し、EPG画面の表示要求がない場合(ステップS150でNO)には、ステップS150の判断処理を繰り返す。
ステップS151:制御部32は、EPG情報が未取得か否かを判断する。制御部32は、未取得の場合(ステップS151でYES)には、ステップS152の処理へ移行し、取得済みの場合(ステップS151でNO)には、ステップS153の処理へ移行する。なお、常時ネットワーク接続をしている環境において、特定のタイミングで(たとえば5分に1回など)で最新のEPGを取得することができる場合には、このステップを行わなくてもよい。
ステップS152:制御部32は、EPG情報を放送局サーバ70へ要求する。
ステップS153:制御部32は、ステップS151またはS152で要求して取得したEPG情報に基づいてEPG画面を表示して懸賞情報表示処理を終了する(END)。
このような表示処理とすることで、EPG表示要求があった場合に、EPG情報の取得有無を確認すると共に、EPG情報を取得していない場合であっても、放送局サーバ70にEPG情報の取得要求を行い、当該要求により取得したEPG情報を表示することができる。
2−2−2−2.放送受信装置の懸賞情報表示処理その2
図43は、図35に示す放送受信装置30Aで行う懸賞情報表示処理のフローチャートである。この懸賞情報表示処理は、図42で示した懸賞情報表示処理と異なり、放送局サーバ70から懸賞情報のみを受信した場合の表示処理である。
図43は、図35に示す放送受信装置30Aで行う懸賞情報表示処理のフローチャートである。この懸賞情報表示処理は、図42で示した懸賞情報表示処理と異なり、放送局サーバ70から懸賞情報のみを受信した場合の表示処理である。
START:制御部32は、電源がONになる、または当該表示モードが選択されると懸賞情報表示処理を開始する。制御部32は、懸賞情報表示処理が開始されると、ステップS160の処理へ移行する。
ステップS160:制御部32は、表示要求されているEPG情報に懸賞情報があるか否かを判断する。制御部32は、表示要求されているEPG情報に懸賞情報がある場合(ステップS160でYES)には、ステップS162の処理へ移行し、懸賞情報がない場合(ステップS160でNO)には、ステップS161の処理へ移行する。
ステップS161:制御部32は、EPG情報を画面に表示する。制御部32は、ステップS161の処理が完了すると、ステップS163の処理へ移行する。
ステップS162:制御部32は、懸賞のある番組のEPG情報部分にマークを合成して表示(重畳表示)させる。制御部32は、ステップS162の処理が完了すると、ステップS163の処理へ移行する。なお、懸賞のある旨を示すマークは、アイコンやテキストでもよい。
ステップS163:制御部32は、EPG情報に基づいて表示されている番組の中から特定の番組についての表示要求有無を判断する。制御部32は、特定の番組についての表示要求がある場合(ステップS163でYES)には、ステップS164の処理へ移行し、表示要求がない場合(ステップS163でNO)には懸賞情報表示処理を終了する(END)。
ステップS164:制御部32は、特定の番組に懸賞情報があるか否かを判断する。特定の番組に懸賞情報がある場合(ステップS164でYES)には、ステップS166の処理へ移行し、懸賞情報がない場合(ステップS164でNO)には、ステップS165の処理へ移行する。
ステップS165:制御部32は、図44に示すような番組情報を表示して懸賞情報表示処理を終了する(END)。
ステップS166:制御部32は、図45に示すような番組情報と懸賞情報を表示して懸賞情報表示処理を終了する(END)。
なお、ステップS164で、懸賞情報がある場合に、図19のようなプレゼントのアイコンを表示させ、このアイコンが選択された場合に、図20のような懸賞情報の詳細を表示するようにしてもよい。
また、「実施例1」の図12〜図17のフローチャートで説明した検索処理については、「実施例2」においても適用できる。ただし、懸賞情報は、放送波には含まれていないため、制御部32は、懸賞情報を含んだEPG情報のデータの送信を放送局サーバ70に要求し、EPG情報を取得する。そして、制御部32は、放送局サーバ70から取得した、懸賞情報を含んだEPG情報を利用することによって「実施例1」で説明した検索処理を行うことができる。
このような表示処理とすることで、EPG画面上に表示される番組の懸賞情報の有無や、詳細な懸賞情報を容易に知ることができる。また、これらの情報が放送番組の視聴するための動機付けとなり、当該放送番組の視聴率アップに寄与することができる。
以上に説明したことから、本発明の第2実施形態に係る情報配信システム1Aは、懸賞情報を含めて放送するため、懸賞がある番組を容易に把握することができる。これにより放送局10側のメリットとして、懸賞を目的とした新たな視聴者を獲得し、視聴機会を増加させることができる。また、ユーザ側のメリットとして、EPG情報から簡単に懸賞を行っている番組を把握することができるので、プレゼントを提供している番組を容易に探し出して、視聴することができる。また、そのような番組でどのようなプレゼントがなされるのかを簡単に把握することができる。また、リアルタイムの懸賞番組かどうかを把握することにより、その場で視聴するのか録画してから視聴するのかを選択することができる。また、放送局からEPG情報が送信されない場合や、EPG情報に懸賞情報を含んで送信されない場合においても、放送局サーバから送信された懸賞情報を含んだEPG情報を取得することにより、懸賞情報がある番組を容易に把握することができる。
2−4.実施例2の変形例(EPGと懸賞情報が別)
続いて、上述した実施例2の変形例である放送配信システム1Bについて説明する。以下に説明する放送局サーバ70の変形例である放送局サーバ70Bでは、実施例2の放送局サーバ70と異なり、EPG情報に懸賞情報を含めて送信するものではなく、EPG情報とは別に懸賞情報を生成して、送信するものである。また、以下に説明する放送受信装置30Aの変形例としての放送受信装置30Bでは、実施例2の放送受信装置30Aと異なり、EPG情報に懸賞情報が含まれた状態で受信するものではなく、EPG情報と懸賞情報が別々に作成された状態で受信するものである。
続いて、上述した実施例2の変形例である放送配信システム1Bについて説明する。以下に説明する放送局サーバ70の変形例である放送局サーバ70Bでは、実施例2の放送局サーバ70と異なり、EPG情報に懸賞情報を含めて送信するものではなく、EPG情報とは別に懸賞情報を生成して、送信するものである。また、以下に説明する放送受信装置30Aの変形例としての放送受信装置30Bでは、実施例2の放送受信装置30Aと異なり、EPG情報に懸賞情報が含まれた状態で受信するものではなく、EPG情報と懸賞情報が別々に作成された状態で受信するものである。
2−4−1.放送局サーバの構成
放送局サーバ70Bは、実施例2の放送局サーバ70と異なり、EPG情報に懸賞情報を含めて送信するものではなく、EPG情報とは別に懸賞情報を生成して、送出するものである。すなわち、図37に示す放送局サーバ70の構成に加えて懸賞情報作成部82を有している。この懸賞情報作成部82は、放送スケジュールDB79を参照して懸賞情報を生成する。そして、生成した懸賞情報は、IP経由でネットワークを介して送信される。なお、懸賞情報作成部82以外は、図37に示す放送局サーバ70と同一であるため、図示および説明を省略する。
放送局サーバ70Bは、実施例2の放送局サーバ70と異なり、EPG情報に懸賞情報を含めて送信するものではなく、EPG情報とは別に懸賞情報を生成して、送出するものである。すなわち、図37に示す放送局サーバ70の構成に加えて懸賞情報作成部82を有している。この懸賞情報作成部82は、放送スケジュールDB79を参照して懸賞情報を生成する。そして、生成した懸賞情報は、IP経由でネットワークを介して送信される。なお、懸賞情報作成部82以外は、図37に示す放送局サーバ70と同一であるため、図示および説明を省略する。
2−4−2.放送受信装置の構成
放送受信装置30Bは、実施例2の放送受信装置30Aと異なり、EPG情報に懸賞情報を含めて送信するものではなく、EPG情報とは別に生成された懸賞情報をネットワーク経由で受信するものである。しかしながら、この変形例における放送受信装置30Bは、図36に示す放送受信装置30Aと同一の構成であるため、図示および説明を省略する。
放送受信装置30Bは、実施例2の放送受信装置30Aと異なり、EPG情報に懸賞情報を含めて送信するものではなく、EPG情報とは別に生成された懸賞情報をネットワーク経由で受信するものである。しかしながら、この変形例における放送受信装置30Bは、図36に示す放送受信装置30Aと同一の構成であるため、図示および説明を省略する。
2−4−3.放送局サーバの配信処理
続いて、放送局サーバ70Bの配信処理について説明する。図38は放送局サーバ70Bから送信される懸賞情報の一例である。図38は懸賞情報の他に番組情報と連動するコンテンツの情報も含めて送信する場合の例である。図39では、放送局の番組に懸賞情報が存在するのではなく、連動コンテンツに懸賞情報がある場合を示している。図46は、図41に示すEPG情報送信処理の変形例を示す図である。この変形例では、懸賞情報のみを作成して送信するものである。
続いて、放送局サーバ70Bの配信処理について説明する。図38は放送局サーバ70Bから送信される懸賞情報の一例である。図38は懸賞情報の他に番組情報と連動するコンテンツの情報も含めて送信する場合の例である。図39では、放送局の番組に懸賞情報が存在するのではなく、連動コンテンツに懸賞情報がある場合を示している。図46は、図41に示すEPG情報送信処理の変形例を示す図である。この変形例では、懸賞情報のみを作成して送信するものである。
START:制御部71は、電源がONになる、または当該送信モードが選択されると懸賞情報送信処理を開始する。制御部71は、懸賞情報送信処理が開始されると、ステップS170の処理へ移行する。
ステップS170:制御部71は、懸賞情報がある番組か否かを判断する。制御部71は、懸賞情報がある番組の場合(ステップS170でYES)には、ステップS171の処理へ移行し、懸賞情報がない番組の場合(ステップS170でNO)には、ステップS172の処理へ移行する。
ステップS171:制御部71は、懸賞情報を生成する。制御部71は、ステップS171の処理が完了すると、ステップS172の処理へ移行する。
ステップS172:制御部71は、送信する期間内の全ての番組について懸賞の有無をチェックする。制御部71は、送信する期間内の全ての番組について懸賞の有無をチェックした場合(ステップS172でYES)は、ステップS173の処理へ移行し、チェックしていない場合(ステップS172でNO)は、ステップS170の処理へ戻る。
ステップS173:制御部71は、送信する期間内に含まれるすべての懸賞情報を作成する。制御部71は、ステップS173の処理が完了すると、ステップS174の処理へ移行する。
ステップS174:制御部71は、懸賞情報の送信要求の有無判断を行う。制御部71は、懸賞情報の送信要求がある場合(ステップS174でYES)には、ステップS175の処理へ移行し、懸賞情報の送信要求がない場合(ステップS174でNO)には、懸賞情報送信処理を終了する(END)。
ステップS175:制御部71は、送信する期間内に含まれるすべての懸賞情報を送信して、懸賞情報送信処理を終了する(END)。
このような送信処理とすることで、懸賞情報のみをEPG情報とは独立して送信することができる。
2−4−4.放送受信装置の懸賞情報表示処理
続いて、放送受信装置30Bの懸賞情報表示処理の変形例について説明する。図47は、図42に示す懸賞情報表示処理の変形例を示す図である。この変形例は、懸賞情報のみを送信する放送局サーバ70と通信を行った場合の懸賞情報表示処理である。
続いて、放送受信装置30Bの懸賞情報表示処理の変形例について説明する。図47は、図42に示す懸賞情報表示処理の変形例を示す図である。この変形例は、懸賞情報のみを送信する放送局サーバ70と通信を行った場合の懸賞情報表示処理である。
START:制御部32は、電源がONになる、または当該表示モードが選択されると懸賞情報表示処理を開始する。制御部32は、懸賞情報表示処理が開始されると、ステップS180の処理へ移行する。
ステップS180:制御部32は、EPG画面の表示要求有無を判断する。制御部32は、EPG画面表示要求がある場合(ステップS180でYES)には、ステップS181の処理へ移行し、EPG画面表示要求がない場合(ステップS180でNO)には、ステップS180の判断処理を繰り返す。
ステップS181:制御部32は、懸賞情報が受信済か否か判断する。制御部32は、懸賞情報を受信済の場合(ステップS181でYES)、ステップS183に移行する。一方、制御部32は、懸賞情報を未受信の場合(ステップS181でNO)、ステップS182の処理へ移行する。
ステップS182:制御部32は、懸賞情報の受信処理を行い、ステップS183の処理へ移行する。
ステップS183:制御部32は、懸賞情報の表示要求有無を判断する。制御部32は、懸賞情報の表示要求がない場合(ステップS183でNO)には、ステップS184の処理へ移行し、懸賞情報の表示要求がある場合(ステップS183でYES)には、ステップS185の処理へ移行する。
ステップS184:制御部32は、EPG画面を表示して懸賞情報表示処理を終了する(END)。なお、このステップS184においてEPG画面を表示する際に、ステップS183の懸賞情報の表示要求判断を行うようにしても良い。
ステップS185:制御部32は、最新の懸賞情報について未取得か否かを判断する。制御部32は、最新の懸賞情報が未取得である場合(ステップS185でYES)には、ステップS186の処理へ移行し、取得済みである場合(ステップS185でNO)にはステップS187の処理へ移行する。
ステップS186:制御部32は、放送局サーバ70へEPG情報を要求する。制御部32は、ステップS186の処理が完了すると、ステップS187の処理へ移行する。
ステップS187:制御部32は、EPG画面と懸賞情報の表示をして懸賞情報表示処理を終了する(END)。具体的には、EPG画面上に懸賞情報のマークを表示する、または懸賞情報のある番組の背景色等を変更して強調表示する。また各番組の詳細情報表示画面を2画面にし、一方を番組説明、もう一方を懸賞情報としてもよい。
また、「実施例1」の図12〜図17のフローチャートで説明した検索処理については、「実施例2の変形例」においても適用できる。ただし、懸賞情報は、EPG情報には含まれていないため、制御部32は、EPG情報に基づいて番組を指定した後、懸賞情報のデータの送信を放送局サーバ70に要求し、当該番組に懸賞情報が有るか否かを判断する。そして、制御部32は、懸賞情報が有る場合には、これを放送局サーバ70から取得することによって「実施例1」で説明した検索処理を行うことができる。
このような表示処理とすることで、放送局サーバ70から懸賞情報のみが送信される場合であってもEPG画面に懸賞情報を表示させることができる。
3.他の実施形態
以上、情報配信システム1、1Aを本発明の実施形態例として説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形や変更が可能である。
以上、情報配信システム1、1Aを本発明の実施形態例として説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形や変更が可能である。
たとえば、リアルタイムに応募しなければならない番組が録画予約された場合には、視聴予約に切り替えるか尋ねるポップアップ画面を表示するようにしてもよい。
また、放送受信装置30、30A、30Bは、放送局サーバ70からのEPG情報内にプレゼントがある番組がある場合には、放送波からのEPG情報にOSD(On Screen Display)表示を行うようにしてもよい。
また、現在から1日で放送される懸賞つきの番組を懸賞名と共に表示するようにしてもよい。その場合の懸賞内容は、放送局サーバ70側で隠していてもよいし、わかるようにしてもよい。
また、音声で懸賞情報の有無を通知するようにしてもよい。あるいは、放送波の番組放送中に懸賞情報の有無を通知するようにしてもよい。具体的には、画面内にテロップとして懸賞情報を流してもよい。
また、放送受信装置30、30A、30Bは、IP通信網100を通じ、放送局サーバ70と双方向通信で懸賞の応募、抽選結果の通知等を行うようにしてもよい。
また、放送局サーバ70でEPG情報自体をコンテンツデータとして、送信せずにweb上で閲覧できるようにしてもよい。
また、上述した各実施形態に係る情報配信システム1Aで説明した各部の機能すべてまたは一部をプログラムによって構成し、このプログラムを情報処理装置(コンピュータ)にインストールすることで実現してもよい。具体的には、コンピュータとして機能させるためにプログラムとすることができる。なお、このプログラムを実行可能な状態で記録した媒体からコンピュータに直接インストールすることも可能であるが、ネットワーク経由で遠隔にあるコンピュータにインストールしてもよい。
1,1A 情報配信システム、10 放送局、11 放送送信装置(放送配信装置)、12 制御部、13 コンテンツストリーム作成部、14 EPG情報作成部、15 データ放送作成部、16 MUX部、17 放送用コンテンツ17DB、17 放送用コンテンツ18 放送スケジュールDB、19 データ放送用コンテンツDB、30,30A,30B 放送受信装置、31 操作入力部(電子番組情報取得要求部、告知情報取得要求部)、32 制御部(電子番組情報取得部の一部、告知情報取得部の一部、告知情報出力部の一部)、33 チューナー(電子番組情報取得部の一部、告知情報取得部の一部)、34 DEMUX部(電子番組情報取得部の一部、告知情報取得部の一部)、35 デコード部(告知情報出力部の一部)、36 映像音声出力部(告知情報出力部の一部)、37 記録部、38 ネットワーク接続部(電子番組情報取得部の一部、告知情報取得部の一部)、39 ネットワーク情報デコード部(告知情報出力部の一部)、40 ユーザ情報記憶部、50 表示装置、60 音声再生装置、70 放送局サーバ(放送配信装置)、71 制御部、72 コンテンツストリーム作成部、73 配信要求受付部、74 ユーザ情報管理部、75 コンテンツデータ配信部、76 EPG情報作成部、77 サーバ放送用EPG情報作成部、78 コンテンツDB、79 放送スケジュールDB、80 懸賞商品情報DB、81 ネットワーク接続部
Claims (6)
- 電子番組情報および/または上記電子番組情報に含まれる番組内で告知される情報を提供する放送関連情報配信装置と、
上記放送関連情報配信装置から受信した情報に基づいて、上記電子番組情報を取得する電子番組情報取得部、
上記電子番組情報取得部で取得した上記電子番組情報に含まれる情報、もしくは当該電子番組情報と共に送信されてきたデータから放送番組内で告知される情報を取得する告知情報取得部、
上記電子番組情報を出力する際に、上記告知情報取得部が取得した上記告知される情報に係る上記放送番組の情報を含む上記電子番組情報を選択して出力する告知情報出力部、
を少なくとも備えた情報受信装置と、
を備えたことを特徴とする情報配信システム。 - 請求項1記載の情報配信システムにおいて、
前記放送関連情報配信装置は、前記電子番組情報を提供するサーバ、もしくは放送局である、
ことを特徴とする情報配信システム。 - 請求項1または2記載の情報配信システムにおいて、
前記放送関連情報配信装置は、前記情報受信装置からの要求にしたがって前記告知する情報を提供する手段を備える、
ことを特徴とする情報配信システム。 - 請求項1または2記載の情報配信システムにおいて、
前記放送関連情報配信装置は、前記情報受信装置に対して、前記電子番組情報および/または前記電子番組情報に含まれる番組内で告知される情報として懸賞情報を提供する、
ことを特徴とする情報配信システム。 - 請求項1ないし3のいずれか1項記載の情報配信システムにおいて、
前記放送関連情報配信装置は、前記告知される情報に係る検索情報を送信し、
前記情報受信装置は、上記検索情報に基づいて前記告知される情報のいずれかを選択する、
ことを特徴とする情報配信システム。 - 請求項4記載の情報配信システムにおいて、
前記告知される情報が前記懸賞情報であるときに、前記検索情報として、リアルタイムの応募期間を有するか否か、懸賞商品名、応募方法、応募期間を含む、
ことを特徴とする情報配信システム。
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