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JP2010225050A - ドライバープログラム - Google Patents

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JP2010225050A JP2009073849A JP2009073849A JP2010225050A JP 2010225050 A JP2010225050 A JP 2010225050A JP 2009073849 A JP2009073849 A JP 2009073849A JP 2009073849 A JP2009073849 A JP 2009073849A JP 2010225050 A JP2010225050 A JP 2010225050A
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Abstract

【課題】カスタムドライバープログラムの自動更新技術を提供する。
【解決手段】PC10のプリンタードライバー部120(プリンタードライバープログラム)の設定ファイル123には、プリンタードライバー部120がカスタマイズされたドライバーであるか否かを示すカスタムフラグ124が予め設定されている。プリンタードライバー部120は、プリンタードライバープログラム(プリンタードライバー部120)の自動更新を行うための指示をユーザーから受け付けると、カスタムフラグ124を参照し、当該カスタムフラグ124がカスタムを示している場合、ユーザーが指定したサイト(例えば、デフォルトのメーカーサイトでないサイト)にアクセスし、プリンタードライバープログラムを取得し、自動更新を行う。
【選択図】図2

Description

本願発明は、ドライバープログラムを更新するための技術に係り、特に、プリンター、コピー機、複合機等の印刷装置のドライバープログラムを更新するための技術に関する。
印刷装置のユーザーのPC等のコンピューターにインストールされるドライバープログラムの機能として、自動更新(自動アップデート)機能が知られている。この機能を用いれば、ユーザーは、自動更新をドライバープログラムに指示(例えば、ドライバープログラムにより表示されたインターフェイス画面の自動更新ボタンをクリック)すれば、ドライバープログラムの自動更新を行うことができる。このように、ドライバープログラムの更新作業は、ユーザーにとって簡単になっている。
また、自動更新に関する技術として、ユーザーのコンピューターで動作するソフトウェアの修正情報の一覧をユーザーのコンピューターに通知し、ユーザーが実行ボタンを押下することで、まとめてソフトウェアの更新を行うシステムがある(例えば、特許文献1)。
特開平11−134179号公報
一方で、ユーザーのコンピューターには、企業などの特定の組織用にカスタマイズされたドライバー(以下、「カスタムドライバー」、もしくは「個別対応ドライバー」と呼ぶことがある。)プログラムがインストールされる場合がある。この場合、インストールされたカスタムドライバーは、例えば、インターネット上のメーカーのサイトなどからダウンロード可能なドライバー(以下、「標準ドライバー」と呼ぶことがある。)プログラムにより更新されると不都合である。そのため、このようなカスタムドライバーから標準ドライバーへの更新を抑制したいというニーズがある。
しかし、従来のドライバープログラムの自動更新機能では、ユーザーは、簡単にインターネットから標準ドライバープログラムを取得して更新できてしまう。そのため、上述のようなニーズに応えることができない。
上記の問題に対しては、例えば、自動更新ボタンの操作を無効にすればよい。このようにすれば、カスタムドライバーから標準ドライバーへの更新を禁止することができる。
しかしながら、上記のようにすると、カスタムドライバーを別のカスタムドライバーに更新する場合に、自動更新機能を用いたいというニーズに応えることができない。
そこで、本発明は、カスタムドライバープログラムの自動更新技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するためのコンピューターに当該コンピューターのドライバープログラムの更新を実行させるドライバープログラムであって、更新処理の指示をユーザーから受け付ける入力受付ステップと、ドライバープログラムがカスタム製品であるか否かを示す所定のカスタムフラグを参照し、カスタム製品であるか否かを判定するカスタム判定ステップと、前記入力受付ステップにおいてユーザーに指定されたドライバープログラムを取得するための接続先情報が、予め定められた第1の接続先情報であるか否かを判定する接続先判定ステップと、前記カスタムフラグがカスタム製品であることを示し、かつ、前記ユーザーに指定された前記接続先情報が前記第1の接続先情報である場合、前記更新処理を中止する中止ステップと、を前記コンピューターに実行させる、ことを特徴とする。
ここで、上記のドライバープログラムであって、前記カスタムフラグがカスタム製品であることを示し、かつ、前記ユーザーに指定された前記接続先情報が前記第1の接続先情報でない場合、前記ユーザーが指定した前記接続先情報が示す接続先にアクセスし、ドライバープログラムを取得する取得ステップを、前記コンピューターに実行させる、ことを特徴としていてもよい。
また、上記のドライバープログラムであって、前記取得ステップは、前記接続先のドライバープログラムがカスタム製品であるか否かを示す所定のカスタムフラグを、前記接続先から取得し、取得した前記カスタムフラグがカスタム製品であることを示す場合、ドライバープログラムを取得し、取得した前記カスタムフラグがカスタム製品でないことを示す場合、前記接続先のドライバープログラムがカスタム製品でないことをユーザーに通知する、ことを特徴としていてもよい。
また、上記のドライバープログラムであって、前記取得ステップは、前記接続先のドライバープログラムがカスタム製品でないことをユーザーに通知した後、前記入力受付ステップにより前記更新処理を続行する指示を受け付けた場合に、前記接続先のドライバープログラムを取得する、ことを特徴としていてもよい。
また、上記のいずれかのドライバープログラムは、プリンター、コピー機、複合機、およびスキャナーのうち少なくとも1つの装置の制御を行うドライバープログラムであってもよい。
本発明の一実施形態の一例であるPCのハードウェアの概略構成を示す図。 PCの機能構成の一例を示すブロック図。 自動更新を実行するためのインターフェイス画面例を示す図。 カスタムフラグを記述した設定ファイルの一例を示す図。 カスタムフラグを記述したドライバー情報ファイルの一例を示す図。 ドライバーの自動更新処理の一例を示すフロー図。
以下に、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態の一例であるPC10のハードウェアの概略構成を示す図である。
本図に示すように、PC10は、例えば、各種演算を行うCPU11と、CPU11が実行するプログラムやデータを格納するRAM12と、起動に必要なプログラムやデータを予め格納するROM13と、ハードディスク等の補助記憶装置14と、ユーザーインターフェイス画面などを表示するLCDなどの表示装置15と、キーボードやマウス等の入力装置16と、CD−ROM等の可搬性を有する可搬型記憶媒体の情報を読み出すメディア読取装置17と、LANなどのネットワークを介して外部装置と通信を行う通信装置18とを備える、一般的なコンピューターである。
本実施形態では、PC10は、複数あり、それぞれLAN40に接続されている。LAN40には、内部サーバー20およびプリンター30が接続されている。また、LAN40は、インターネット50に接続されている。インターネット50には、外部サーバー60が接続されている。
PC10は、LAN40を介して、プリンター30に印刷を実行させる。そのため、PC10には、プリンター30を制御するプリンタードライバープログラム(不図示)がインストールされる。また、PC10は、LAN40を介して、内部サーバー20もしくは外部サーバー60にアクセスし、プリンタードライバープログラムの自動更新を実行する。
プリンター30は、PC10から送信された印刷要求に従って印刷を実行する。プリンター30は、例えば、インクジェット方式のカラープリンターである。レーザー方式のページプリンターであってもよい。
内部サーバー20は、PC10のプリンタードライバープログラムを、管理者が指定したカスタムドライバープログラムへ自動更新するために使用される。すなわち、内部サーバー20は、LAN40の管理者により管理されるサーバーであり、PC10のユーザーにより自動更新のためのアクセス先として指定される。そのため、内部サーバー20は、自動更新に用いられる各種ファイル(ドライバー情報ファイル21、ドライバーパッケージファイル22)を格納する。なお、内部サーバー20は、例えば、PC10と同様の一般的なコンピューターである。
外部サーバー60は、PC10のプリンタードライバープログラムを、標準ドライバープログラムへ自動更新するために使用される。すなわち、外部サーバー60は、プリンタードライバープログラムのメーカー等により管理されるサーバーであり、自動更新のためのアクセス先として予め設定(デフォルト設定)されている。そのため、外部サーバー60は、自動更新に用いられる各種ファイル(ドライバー情報ファイル61、ドライバーパッケージファイル62)を格納する。なお、外部サーバー60は、例えば、PC10と同様の一般的なコンピューターである。
ドライバー情報ファイル(21、61)は、例えば、更新対象のドライバープログラムのバージョン情報、更新の有無を示す情報、ドライバーパッケージファイル(22、62)の格納場所を示す情報などが記述されたファイルである。ドライバー情報ファイル(21、61)は、例えば、拡張子「.dat」のファイルである。
ドライバーパッケージファイル(22、62)は、例えば、更新対象のドライバープログラム(複数のプログラム群であってもよい。)や、各種設定ファイルなどを含むファイルである。ドライバーパッケージファイル(22、62)は、例えば、拡張子「.exe」、「.msi」のファイルである。
PC10は、プリンタードライバープログラムを自動更新する際、ドライバー情報ファイル(21、61)を参照するように設定されている場合、まずドライバー情報ファイル(21、61)を参照して、更新の有無、ドライバーパッケージファイル(22、62)の格納場所を示す情報などを取得する。そして、更新がある場合には、その格納場所からドライバーパッケージファイル(22、62)をダウンロードして、プリンタードライバープログラムを更新する。一方、PC10は、プリンタードライバープログラムを自動更新する際、ドライバーパッケージファイル(22、62)を参照するように設定されている場合、当該ドライバーパッケージファイル(22、62)をダウンロードして、プリンタードライバープログラムを更新する。
以上がPC10およびプリンタードライバーの自動更新に関するシステム構成である。ただし、この構成は、本願発明の特徴を説明するにあたって主要構成を説明したのであって、上記の構成に限られない。また、一般的なPCや自動更新に関するシステムが備える構成を排除するものではない。
図2は、PC10の機能構成の一例を示すブロック図である。
本図に示すように、PC10は、プリンタードライバー部120を有する。また、OS部(不図示)やアプリケーション部(不図示)を有する。
プリンタードライバー部120は、例えば、CPU11が補助記憶装置14からRAM12にロードした所定のプリンタードライバープログラムを実行することにより実現される。OS部やアプリケーション部は、例えば、CPU11が補助記憶装置14からRAM12にロードした所定のOSプログラムやアプリケーションプログラムを実行することにより実現される。
プリンタードライバープログラムは、内部サーバー20もしくは外部サーバー60からダウンロードされてインストールもしくは更新される。もちろん、メディア読取装置17によりCD−ROM等の記憶媒体から読み出されてインストールもしくは更新されてもよい。OSプログラムやアプリケーションプログラムは、例えば、ネットワークからダウンロードされてインストールもしくは更新される。もちろん、メディア読取装置17によりCD−ROM等の記憶媒体から読み出されてインストールもしくは更新されてもよい。
プリンタードライバー部120は、主制御部121、更新制御部122、設定ファイル123を有する。なお、主制御部121および更新制御部122は、同じファイル(例えば、.exeファイル)により実現されてもよいし、別のファイルにより実現されてもよい。
主制御部121は、プリンタードライバーの各種インターフェイス画面の表示制御処理、インターフェイス画面を介したユーザーの操作の入力制御処理、アプリケーション部から受け付けた印刷対象のデータを印刷データに変換する印刷データ生成処理、印刷データをプリンター30に送信する送信処理などを行う。
主制御部121は、プリンタードライバー部120が起動された場合に、例えば、図3(A)に示すような、各種の印刷設定を受け付けるための印刷設定画面500を、表示装置15に表示する。また、当該画面の所定の領域には、ドライバーの自動更新の指示を受け付けるためのドライバー自動更新ボタン510を表示する。なお、主制御部121は、ドライバー自動更新ボタン510を、ユーザーが選択できるように、有効(アクティブ)に設定する。
ドライバー自動更新ボタン510のユーザーによる選択を受け付けると、主制御部121は、例えば、図3(B)に示すような、接続先の指定を受け付けるための接続先指定画面600を表示する。接続先指定画面600には、標準ドライバーによる自動更新を行うための予め設定されたアクセス先(例えば、外部サーバー60)を選択するための選択欄610と、カスタムドライバーによる自動更新を行うためのアクセス先(例えば、内部サーバー20)を選択するための選択欄620と、カスタムドライバーによる自動更新を行うためのアクセス先を示す接続先情報(例えば、URLであり、参照するファイル名等も含む)を入力するための接続先入力欄621と、自動更新を開始するためのOKボタン630等が設けられている。
OKボタン630のユーザーによる選択を受け付けると、主制御部121は、更新制御部122に指示して、接続先指定画面600で指定された情報に基づいて、内部サーバー20もしくは外部サーバー60からプリンタードライバープログラムをダウンロードさせる。また、ダウンロードしたプリンタードライバープログラムにより、PC10にインストールにされているプリンタードライバー部120(プリンタードライバープログラム)の更新を実行させる。
更新制御部122は、主制御部121により起動され、設定ファイル123のカスタムフラグ124を用いて、プリンタードライバープログラムを取得するための接続先を判定する。
カスタムフラグ124とは、プリンタードライバー部120(プリンタードライバープログラム)がカスタムドライバーである場合に、当該プリンタードライバー部120に予め含まれており、当該ドライバーがカスタマイズされているか否か示す情報である。カスタムフラグ124は、例えば、ドライバープログラムに含まれる設定ファイル123の中に記述される。
すなわち、カスタムフラグは、メーカーから配布されるカスタムドライバーのドライバーパッケージプログラムの中に予め含まれており、PC10にインストールされる。ドライバーパッケージプログラムの中に含まれるカスタムフラグの値は、ドライバーがカスタムであるか標準であるかに応じて、メーカーにより予め(例えば、製造時に)設定される。
図4の例では、設定ファイル123のドライバーのダウンロードに関する情報の記述に続けて、カスタムフラグ124「IsCustomized」が記述されている。設定値「0x0001」は、ドライバーがカスタマイズされていることを示し、設定値「0x0000」は、ドライバーがカスタマイズされていない(標準である)ことを示す。なお、設定ファイル123として、例えば、モジュール名記述ファイルを使用することができる。
また、カスタムフラグは、内部サーバー20のドライバー情報ファイル21にも予め含まれている。このカスタムフラグの値は、ドライバーがカスタムであるか標準であるかに応じて、管理者により予め設定される。更新制御部122は、このカスタムフラグを参照して、更新対象のドライバーパッケージプログラムがカスタムであるか標準であるか否かを判定する。なお、メーカー等により管理される外部サーバー60のドライバー情報ファイル61には、カスタムフラグは含まれない。
図5の例では、ドライバー情報ファイル21のドライバーに関する情報の記述に続けて、カスタムフラグ211が記述されている。
更新制御部122は、設定ファイル123中のカスタムフラグ124が、カスタムを示す場合、指定された接続先(例えば、内部サーバー20)にアクセスするための処理を開始する。一方、カスタムフラグ124が、標準を示す場合、予め設定された接続先(例えば、外部サーバー60)にアクセスし、ドライバー情報ファイル61やドライバーパッケージファイル62を取得する。
以上の各構成要素は、PC10の構成を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。構成要素の分類の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。PC10の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。また、各構成要素の処理は、1つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。
次に、上記のPC10により実現される特徴的な処理について説明する。
図6は、自動更新処理の一例を示すフロー図である。本フローは、ユーザーから自動更新の指示があった場合(例えば、上述したOKボタン630(図3(B))のユーザーによる選択を主制御部121が受け付けた場合)に、開始される。すなわち、主制御部121は、更新制御部122を呼び出す。
S100では、更新制御部122は、設定ファイル123中のカスタムフラグ124の値が、カスタムドライバーを示しているか、標準ドライバーを示しているかを判定する。例えば、カスタムフラグ124が「0x0000」である場合、プリンタードライバー部120は標準ドライバーであると判定し(S100:標準)、処理をS200に進める。一方、カスタムフラグ124が「0x0001」である場合、プリンタードライバー部120はカスタムドライバーであると判定し(S100:カスタム)、処理をS110に進める。
S110では、更新制御部122は、接続先を判定する。具体的には、更新制御部122は、上述した接続先指定画面600(図3(B))の選択欄610もしくは選択欄620によりユーザーが指定した接続先の情報を主制御部121から取得する。そして、指定された接続先が標準ドライバーによる自動更新を行うための予め設定された接続先(例えば、外部サーバー60)である場合(S110:メーカーサイト)、処理をS170に進める。一方、指定された接続先がカスタムドライバーによる自動更新を行うための接続先(例えば、内部サーバー20)である場合(S110:指定サイト)、処理をS120に進める。
S120では、更新制御部122は、ユーザーに指定された接続先情報から特定されるファイルのタイプが、ドライバー情報ファイルであるか、ドライバーパッケージファイルであるかを判定する。
具体的には、更新制御部122は、上述した接続先指定画面600(図3(B))の接続先入力欄621を介してユーザーに指定された接続先情報を主制御部121から取得する。そして、例えば、接続先情報が「http://server/driverupdate/drvupdate.exe」である場合、ファイルタイプはドライバーパッケージファイルであると判定し(S120:ドライバーパッケージ)、処理をS150に進める。一方、例えば、接続先情報が「http://server/driverupdate/drvinfo.dat」である場合、ファイルタイプはドライバー情報ファイルであると判定し(S120:ドライバー情報)、処理をS130に進める。
S130では、更新制御部122は、ドライバー情報ファイルを参照する。具体的には、更新制御部122は、S120で取得した接続先情報が示す接続先(例えば、内部サーバー20)にアクセスする。そして、ドライバー情報ファイル21を参照する。そして、処理をS140に進める。
S140では、更新制御部122は、ドライバー情報ファイル21からカスタムフラグ211の値を取得し、この値が、カスタムドライバーを示しているか、標準ドライバーを示しているかを判定する。ドライバーパッケージファイル22が標準ドライバーであると判定した場合(S140:標準)、処理をS150に進める。一方、ドライバーパッケージファイル22がカスタムドライバーであると判定した場合(S140:カスタム)、処理をS180に進める。
なお、このS140の判定処理は、ユーザーが誤って、更新対象でないドライバープログラム(例えば、内部サーバー20にカスタムドライバー以外のドライバーも格納されている場合)を接続先情報として指定した場合などに有効である。なお、S130およびS140は省略しても良い。
S150では、更新制御部122は、警告メッセージを表示する。具体的には、例えば、更新対象のドライバーがカスタムドライバーでない可能性があることを警告するインターフェイス画面を表示装置15に出力させる。また、当該インターフェイス画面には、ドライバーの更新を続行するか否かを選択するボタンなどを表示する。そして、処理をS160に進める。
なお、このS150の処理は、ユーザーが誤って、更新対象でないドライバープログラム(例えば、内部サーバー20にカスタムドライバー以外のドライバーも格納されている場合)を接続先情報として指定した場合などに有効である。
S160では、更新制御部122は、ドライバーの更新が続行されるか否かを判定する。具体的には、S150で表示したインターフェイス画面を介してユーザーの指示を受け付ける。そして、更新の続行が指示された場合(S160:続行)、処理をS180に進める。一方、更新のキャンセルが指示された場合(S160:キャンセル)、処理をS190に進める。なお、S120〜S160の処理を省略してもよい。このようにすればS110の判定結果に応じて、処理を単純化できる。
S170では、更新制御部122は、エラーメッセージを表示する。具体的には、例えば、更新対象のドライバーがカスタムドライバーでなく、更新を継続できないことを示すインターフェイス画面を表示装置15に出力させる。そして、処理をS190に進める。なお、処理を、S160に進め、更新が続行されるか否かを判定するようにしてもよい。
S180では、更新制御部122は、カスタムドライバーによる更新を実行する。具体的には、ファイルタイプがドライバー情報ファイルである場合(S120:ドライバー情報)、更新制御部122は、ドライバー情報ファイル21を参照し、ドライバーパッケージファイル22の格納場所を示す接続先情報を取得する。そして、当該接続先情報に基づいて、内部サーバー20にアクセスし、ドライバーパッケージファイル22をダウンロードする。もちろん、ドライバー情報ファイル21を参照して、更新の有無を示す情報を取得し、更新の有無を判定してもよい。更新が無い場合は、本フローを終了する。
一方、ファイルタイプがドライバーパッケージファイルである場合(S120:ドライバーパッケージ)、更新制御部122は、当該接続先情報に基づいて、内部サーバー20にアクセスし、ドライバーパッケージファイル22をダウンロードする。
更新制御部122は、上記のようにしてダウンロードしたドライバーパッケージファイル22を用いて、プリンタードライバー部120の更新を実行する。そして、本フローを終了する。
S190では、更新制御部122は、アップデート処理を行わずに本フローを終了する。
S200では、更新制御部122は、標準ドライバーによる更新を実行する。具体的には、更新制御部122は、ユーザーにより指定された接続先の情報に基づいて、内部サーバー20もしくは外部サーバー60にアクセスする。接続先情報としてドライバー情報ファイルが設定されている場合、ドライバー情報ファイル21もしくは61を参照し、ドライバーパッケージファイル21もしくは62の格納場所を示す接続先情報を取得する。そして、当該接続先情報に基づいて、内部サーバー20もしくは外部サーバー60にアクセスし、ドライバーパッケージファイル22もしくは62をダウンロードする。もちろん、ドライバー情報ファイル21もしくは61を参照して、更新の有無を示す情報を取得し、更新の有無を判定してもよい。更新が無い場合は、本フローを終了する。
なお、本実施形態では、接続先情報としてドライバーパッケージファイルが設定されるのは、内部サーバー20が指定される場合である。したがって、接続先情報としてドライバーパッケージファイルが設定されている場合、更新制御部122は、当該接続先情報に基づいて、内部サーバー20にアクセスし、ドライバーパッケージファイル22をダウンロードする。
更新制御部122は、上記のようにしてダウンロードしたドライバーパッケージファイル62を用いて、プリンタードライバー部120の更新を実行する。そして、本フローを終了する。
以上の図6のフローの各処理単位は、PC10の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。PC10の処理は、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。
以上、本発明の一実施形態について説明した。本実施形態によれば、カスタムドライバーについても自動更新機能を提供することができる。
具体的には、本実施形態では、ドライバーに設定情報としてカスタムであるか否かを識別するためのフラグが含まれている。そして、自動更新処理時には、当該フラグが参照される。このような構成により、インストールされているドライバーがカスタムである場合には、カスタムドライバー用の自動アップデート処理が実行される。
また、本実施形態では、ユーザーが指定する接続先のドライバー情報ファイルにも識別フラグが含まれている。これにより、管理者は、カスタムドライバーからカスタムドライバーへの更新が実行されるように明示的に指定することができる。
このように、本発明によれば、個別対応のドライバーであっても、必要に応じて、自動アップデートを実行可能なドライバーを提供することができる。そのため、企業などの組織のネットワーク管理者やユーザーの利便性がより向上する。
なお、上記の本発明の実施形態は、本発明の要旨と範囲を例示することを意図し、限定するものではない。多くの代替物、修正および変形例が当業者にとって明らかである。
本発明は、スキャナーやスキャナー備えたコピー機、複合機、ファクシミリ等のドライバープログラムの更新にも適用することができる。
10:PC、11:CPU、12:RAM、13:ROM、14:補助記憶装置、15:表示装置、16:入力装置、17:メディア読取装置、18:通信装置、20:内部サーバー、21:ドライバー情報ファイル、22:ドライバーパッケージファイル、30:プリンター、40:LAN、50:インターネット、60:外部サーバー、61:ドライバー情報ファイル、62:ドライバーパッケージファイル、120:プリンタードライバー部、121:主制御部、122:更新制御部、123:設定ファイル、124:カスタムフラグ、211:カスタムフラグ、500:印刷設定画面、510:ドライバー自動更新ボタン、600:接続先指定画面、610:選択欄、620:選択欄、621:接続先入力欄、630:OKボタン、

Claims (5)

  1. コンピューターに当該コンピューターのドライバープログラムの更新を実行させるドライバープログラムであって、
    更新処理の指示をユーザーから受け付ける入力受付ステップと、
    ドライバープログラムがカスタム製品であるか否かを示す所定のカスタムフラグを参照し、カスタム製品であるか否かを判定するカスタム判定ステップと、
    前記入力受付ステップにおいてユーザーに指定されたドライバープログラムを取得するための接続先情報が、予め定められた第1の接続先情報であるか否かを判定する接続先判定ステップと、
    前記カスタムフラグがカスタム製品であることを示し、かつ、前記ユーザーに指定された前記接続先情報が前記第1の接続先情報である場合、前記更新処理を中止する中止ステップと、を前記コンピューターに実行させる、
    ことを特徴とするドライバープログラム。
  2. 請求項1に記載のドライバープログラムであって、
    前記カスタムフラグがカスタム製品であることを示し、かつ、前記ユーザーに指定された前記接続先情報が前記第1の接続先情報でない場合、前記ユーザーが指定した前記接続先情報が示す接続先にアクセスし、ドライバープログラムを取得する取得ステップを、前記コンピューターに実行させる、
    ことを特徴とするドライバープログラム。
  3. 請求項2に記載のドライバープログラムであって、
    前記取得ステップは、
    前記接続先のドライバープログラムがカスタム製品であるか否かを示す所定のカスタムフラグを、前記接続先から取得し、
    取得した前記カスタムフラグがカスタム製品であることを示す場合、ドライバープログラムを取得し、
    取得した前記カスタムフラグがカスタム製品でないことを示す場合、前記接続先のドライバープログラムがカスタム製品でないことをユーザーに通知する、
    ことを特徴とするドライバープログラム。
  4. 請求項3に記載のドライバープログラムであって、
    前記取得ステップは、
    前記接続先のドライバープログラムがカスタム製品でないことをユーザーに通知した後、前記入力受付ステップにより前記更新処理を続行する指示を受け付けた場合に、前記接続先のドライバープログラムを取得する、
    ことを特徴とするドライバープログラム。
  5. プリンター、コピー機、複合機、およびスキャナーのうち少なくとも1つの装置の制御を行う、請求項1〜4いずれか一項に記載のドライバープログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014153823A (ja) * 2013-02-06 2014-08-25 Ricoh Co Ltd 画像形成出力制御システム、画像形成出力制御装置及び制御プログラム

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