JP2010221973A - Rotary seat - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、鉄道車両やバス、船舶などに用いられる回転シートに関するものである。 The present invention relates to a rotating seat used for railway vehicles, buses, ships, and the like.
一般に、鉄道車両やバス、船舶などに用いられるシートとして、人が座る部分、すなわち、腰を掛ける座面部と背中を宛がう背もたれ部とが一体となって水平方向へ回転できるようになったものがある。 In general, as a seat used for railway cars, buses, ships, etc., the part where a person sits, that is, the seat part on which the waist is seated and the back part that contacts the back can be rotated in the horizontal direction. There is something.
このようにシートを回転可能とするのは、例えば、前後に並列するシートを向かい合わせた状態で座りたい場合に対応するためであったり、あるいは、特に鉄道車両の場合は、進行方向に沿って前向きに座りたいという要請が多いためでもある。 The reason why the seat can be rotated in this way is, for example, to cope with the case where the user wants to sit in a state where the seats juxtaposed in front and rear face each other, or particularly in the case of a railway vehicle, along the traveling direction. This is also because there are many requests to sit forward.
また、それらの回転は、例えば、適宜一脚ずつ手動で向きを反転させたり、又は、遠隔操作により自動で一斉に向きを反転できるようにする場合がある。 In addition, for example, the rotation may be reversed manually by a single leg as appropriate, or may be automatically reversed all at once by remote operation.
回転シートの構成は、例えば、図7に示すように、前記座面部1と背もたれ部2とを支える矩形のシートフレーム3が、フロアFに固定された矩形のシート脚台10に対し、回転ユニット50を介して水平方向に回転自在に支持されている。
For example, as shown in FIG. 7, the rotating seat has a structure in which a
回転ユニット50は、前記シートフレーム3及びシート脚台10の水平方向ほぼ中央部にそれぞれ位置し、図8に示すように、シート脚台10に取付けられる円形のロアプレート51とシートフレーム3に取り付けられる円形のアッパプレート52とを備え、そのロアプレート51とアッパプレート52との間の対向面に、それぞれ断面弧状の溝52a,51aが周方向に沿って形成されている。
The
その両溝52a,51a間の空間に多数の鋼製の球体53が収納され、その球体53が軸受の転動体として機能して、前記ロアプレート51とアッパプレート52とが水平方向に相対回転可能である。また、その回転は、ロック機構30とストッパ40とによって所定の方位でロックできるようになっている。
A large number of
また、前記アッパプレート52は、ロアプレート51に設けた円弧状の押え板54によって保持されている。すなわち、アッパプレート52はロアプレート51から離れないように保持されており、その浮き上がりが防止されている。
このため、回転シートの回転動作中及び回転ロック後において、シートフレーム3がシート脚台10に対して部分的に又は全体的に浮き上がることを防止する機能も有する(例えば、特許文献1参照)。
The
For this reason, it also has a function of preventing the
なお、この図7及び図8の例では、ロアプレート51を環状の外輪とし、アッパプレート52をロアプレート51よりもやや小径の環状の内輪として、その内輪の外周面と外輪の内周面にそれぞれ軸受の溝51a,52aを形成しているが、アッパプレート52の下面とロアプレート51の上面とを上下方向に対向させて、その各対向面に前記各溝51a,52aを形成するなど、他の構成からなる回転ユニット50を採用する場合もある。
7 and 8, the
また、図9に示すように、回転ユニット50の周囲において、前記シートフレーム3及びシート脚台10の四隅に、それぞれ対の受具5,6を設ける場合もある。
In addition, as shown in FIG. 9, a pair of
その対の受け具5,6のうち、シート脚台10側に取付られる下部受具5を断面コ字状に、シートフレーム3側に取付られる上部受具6を板状にし、回転シートが前向き又は後ろ向きに固定された際に、上部受具6が下部受具5に嵌ることにより、前記回転ロック状態におけるシートフレーム3の浮き上がりあるいはがたつきを防止し、前記押え板24と同じ機能を果たすようにしている(例えば、特許文献2参照)。
Of the pair of
図7及び図8に示す回転ユニット50によれば、アッパプレート52とロアプレート51の直径は、できる限り大きいことが望ましい。
According to the rotating
これは、ロアプレート51とアッパプレート52の直径が大きければ、シートフレーム3のシート脚台10に対する浮き上がりやがたつきを防止する際に、その作用点を、回転ユニット50の回転中心cからより離れた位置とすることができ、シートの浮き上がりやがたつき防止により効果的であるともいえるからである。
This is because, when the diameters of the
また、図7及び図8の回転ユニット50は、前記ロアプレート51とアッパプレート52とに備える各溝51a,52a及び鋼球53が、そのロアプレート51とアッパプレート52との相対回転を円滑にガイドする機能も備えているため、その各溝51a,52aがそれぞれ回転ユニット50の回転中心cから遠ければ遠いほど、シートの回転を円滑にガイドすることができからであるともいえる。
7 and 8, the
しかし、シートフレーム3及びシート脚台10の水平方向におけるフロアFの占有面積は限られており、回転ユニット50のロアプレート51とアッパプレート52とが、シートフレーム3及びシート脚台10から水平方向に大きくはみ出すと、そのシートに座る着席者、あるいは前後のシートに座る着席者のじゃまになってしまう。
このため、回転ユニット50のアッパプレート52とロアプレート51の直径を大きくするには限界がある。
However, the floor F occupying area in the horizontal direction of the
For this reason, there is a limit in increasing the diameters of the
また、図9に示す対の受け具5,6は、それぞれ前記シートフレーム3及びシート脚台10の四隅に配置されているに過ぎず、シートの浮き上がりやがたつき防止の効果が不充分であるとともに、シートの回転を円滑にガイドする機能を果たすことができない。
Further, the pair of receiving
そこで、この発明は、シートの浮き上がりやがたつきを効果的に防止できるようにするとともに、シートの回転が円滑にガイドされるようにすることを課題とする。 SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, it is an object of the present invention to effectively prevent sheet lifting and rattling and to smoothly guide the rotation of the sheet.
上記の課題を解決するために、この発明は、座面部及び背もたれ部を備えたシート本体がシートフレーム上に取付けられて、そのシートフレームが、フロアに固定されるシート脚台に対して水平方向に回転自在であり、前記シート脚台にロアプレートが前記シートフレームにアッパプレートがそれぞれ設けられて、そのアッパプレート及びロアプレートには前記回転時における回転中心周りの円周に沿う円弧状の保持部がそれぞれ設けられており、前記両保持部が相互に係合することにより前記シートフレームの回転中及び前記シート本体の着席可能状態で前記シート脚台とシートフレームとが保持されている回転シートにおいて、前記シートフレームは前記シート脚台に対して回転軸を介して回転自在に支持されて、前記両保持部同士の係合部分における前記回転中心からの最大距離を、その回転中心から前記シート脚台及び前記シートフレームの対向部における前端及び後端までの最小距離よりも大きくし、且つ前記両保持部は、少なくとも前記シート本体の着席可能状態で前記対向部における前端及び後端の内側にのみ位置して相互に係合するようにした構成を採用した。 In order to solve the above problems, the present invention provides a seat body having a seat surface portion and a backrest portion mounted on a seat frame, the seat frame being in a horizontal direction with respect to a seat base fixed to the floor. The seat base is provided with a lower plate and the seat frame is provided with an upper plate, respectively, and the upper plate and the lower plate are held in an arc shape along the circumference around the rotation center during the rotation. A rotating seat in which the seat leg base and the seat frame are held while the seat frame is rotating and the seat body is seatable by being engaged with each other. The seat frame is rotatably supported via a rotation shaft with respect to the seat base, and A maximum distance from the rotation center in the portion is larger than a minimum distance from the rotation center to the front end and the rear end of the seat leg base and the opposed portion of the seat frame, and the both holding portions are at least the seat A configuration is adopted in which the main body is seated and positioned only inside the front end and the rear end of the facing portion and engaged with each other.
このようにすれば、保持部を回転中心からより遠い位置に配置することができ、しかも、少なくともシート本体の着席可能状態において、その保持部をシート下のスペース内、すなわちシートフレームとシート脚台との間のスペース内に収めることができる。
保持部がシートの下に完全に収められていればその保持部が着席者のじゃまにならず、また、保持部の位置が回転中心から遠ければ、シートの浮き上がりやがたつきを効果的に防止できる。
In this way, the holding portion can be arranged at a position farther from the center of rotation, and at least in the seatable state of the seat body, the holding portion is placed in the space under the seat, that is, the seat frame and the seat leg stand. Can fit in the space between.
If the holding part is completely stored under the seat, the holding part will not interfere with the seated person, and if the holding part is far from the center of rotation, it will effectively lift the seat and rattle. Can be prevented.
上記の構成において、前記両保持部が、それぞれ前記シートフレーム及び前記シート脚台の幅方向両側に分割して設けられる構成とすることが有効である。両保持部を幅方向両側に分けて設ければ、その両保持部が回転中心から遠い位置にあっても少なくとも前記シート本体の着席可能状態において、その両保持部をシート下のスペース内に収めることができる。 In the above configuration, it is effective that the both holding portions are provided separately on both sides in the width direction of the seat frame and the seat base. If both the holding portions are provided separately on both sides in the width direction, the both holding portions are accommodated in the space under the seat at least in the seatable state of the seat body even when the both holding portions are located away from the rotation center. be able to.
また、上記の各構成において、前記両保持部の具体的構成としては、例えば、その両保持部同士が、前記回転軸周りの径方向に対向する構成、又は上下方向に対向する構成を採用することができる。
このとき、その両保持部が直接接触することにより係合しその係合により前記シート脚台とシートフレームとが保持されている構成としてもよいし、他の部材等を介して間接的に接触することにより係合して、前記他の部材等を介した係合により前記シート脚台とシートフレームとが保持されている構成としてもよい。
Further, in each of the above-described configurations, as a specific configuration of the both holding portions, for example, a configuration in which the both holding portions are opposed to each other in the radial direction around the rotation axis, or a configuration facing the vertical direction is adopted. be able to.
At this time, the both holding portions may be engaged by direct contact, and the seat base and the seat frame may be held by the engagement, or may be indirectly contacted via another member or the like. Thus, the seat base and the seat frame may be held by engagement through the other member.
また、前記両保持部の具体的構成として、例えば、前記ロアプレートの保持部の下方に前記アッパプレートの保持部が入り込んで、前記両保持部が上下方向に対向する構成を採用することができる。
この構成によれば、ロアプレートの保持部の下方にアッパプレートの保持部が入り込むので、比較的簡単な部品構成によって、シートの浮き上がりやがたつきを防止することができる。
In addition, as a specific configuration of the both holding portions, for example, a configuration in which the holding portion of the upper plate enters below the holding portion of the lower plate and the both holding portions face each other in the vertical direction can be adopted. .
According to this configuration, since the holding portion of the upper plate enters below the holding portion of the lower plate, it is possible to prevent the sheet from rising and rattling with a relatively simple component configuration.
なお、その両保持部同士の対向は、前記シート本体が前方又は後方を向いた状態で、前記アッパプレートの保持部が、前記ロアプレートの保持部に前記円周方向全長に亘って当接している構成とすれば、その浮き上がりやがたつきの防止がさらに効果的である。また、その当接は、面接触であることが好ましい。面接触であれば、シート本体に大きな荷重、特にシート本体が前後左右いずれかの方向に倒れる方向への荷重が作用した場合に、両保持部同士がよりしっかりと保持される。 The two holding portions face each other in such a manner that the upper plate holding portion is in contact with the holding portion of the lower plate over the entire length in the circumferential direction with the seat body facing forward or rearward. If it is the structure which has, it will be more effective in preventing the floating and rattling. The contact is preferably surface contact. In the case of surface contact, when a large load is applied to the seat body, in particular, a load in a direction in which the seat body is tilted in either the front, rear, left, or right direction, both the holding portions are more securely held.
また、前記アッパプレートとロアプレートとの間に、前記シートフレームのシート脚台に対する回転を周方向にガイドする転動体を備えたものとすることができる。
このようにすれば、転動体の作用によってロアプレートとアッパプレートとの回転が円滑になる。
A rolling element may be provided between the upper plate and the lower plate to guide the rotation of the seat frame relative to the seat base in the circumferential direction.
If it does in this way, rotation with a lower plate and an upper plate will become smooth by the effect | action of a rolling element.
シートフレームのシート脚台に対する回転を周方向にガイドする転動体とは、例えば、前記ロアプレート及びアッパプレートにそれぞれ前記回転中心周りの円周に沿う溝を設けて、その両溝内に球体やコロなどを脱落しないように配置してそれぞれその両溝内を転動可能とする構成が考えられる。
なお、その転動体を介した両保持部の係合により、同時に、前述の浮き上がり防止、がたつき防止の機能を発揮されるようにしてもよい。
The rolling elements that guide the rotation of the seat frame with respect to the seat base in the circumferential direction are, for example, a groove along the circumference around the rotation center in the lower plate and the upper plate, and a sphere or A configuration may be considered in which rollers and the like are arranged so as not to fall off and can roll in both grooves.
In addition, you may make it exhibit the function of preventing the above-mentioned floating and rattling simultaneously by engagement of both the holding parts via the rolling element.
さらに、上記の各構成において、前記アッパプレートの下面が、前記シート本体が前方又は後方を向いた状態で、前記シート脚台上に設けた当たり部に当接している構成を採用することができる。
このようにすれば、着席者及びシート本体等の荷重が、そのアッパプレートと当たり部を通じてシート脚台に伝達されるので、シートのがたつきをさらに確実に防止できる。
Further, in each of the above-described configurations, a configuration in which the lower surface of the upper plate is in contact with a contact portion provided on the seat leg base in a state where the seat main body faces frontward or rearward can be employed. .
In this way, since the loads of the seated person and the seat body are transmitted to the seat base through the upper plate and the contact portion, the rattling of the seat can be further reliably prevented.
また、前記シート脚台に揺動自在の係止レバーを設け、前記アッパプレートに前記回転中心周りの円筒面を有する周面板を設け、その周面板に前記係止レバーが係合可能なロック部を設けて前記係止レバーは前記ロック部に係合する側に揺動するよう付勢されており、前記係止レバーは前記付勢により前記周面板に押し付けられてその円筒面に摺動可能であるとともに前記ロック部に係合することにより前記シートフレームの少なくとも前記回転中心周り一方向への回転がロックされる構成を採用し得る。 Further, the seat leg base is provided with a swingable locking lever, the upper plate is provided with a peripheral surface plate having a cylindrical surface around the rotation center, and the lock member is engageable with the peripheral lever. The locking lever is biased so as to swing to the side engaged with the lock portion, and the locking lever is pressed against the peripheral plate by the biasing and can slide on the cylindrical surface. In addition, it is possible to adopt a configuration in which the rotation of the seat frame in at least one direction around the rotation center is locked by engaging with the lock portion.
一般に、回転シートの回転をロックする係止レバーは、シートフレームの回転とともにその向きが所定の位置に来たときに、自動的にシートフレーム側のロック部に係合してロック状態となるものが望まれる。
上記構成におけるアッパプレートは円弧状に形成されているので、この円弧に沿う円筒状の周面板にロック部を設ければ、係止レバーはシートフレームの回転とともに周面板にスムースに摺動し、ロック部に至ればそのロック部に自動的に係合する構成とすることができる。
したがって、回転シートの回転をロックする機構として、シートの保持機構であるアッパプレートを活用することができ、部品点数の減少、構造の簡素化に寄与し得る。
In general, the locking lever that locks the rotation of the rotating seat is automatically engaged with the locking portion on the seat frame side to be locked when the seat frame rotates and its orientation reaches a predetermined position. Is desired.
Since the upper plate in the above configuration is formed in an arc shape, if a lock portion is provided on the cylindrical peripheral surface plate along the circular arc, the locking lever slides smoothly on the peripheral surface plate with the rotation of the seat frame, When the lock part is reached, the lock part can be automatically engaged.
Therefore, the upper plate, which is a sheet holding mechanism, can be used as a mechanism for locking the rotation of the rotating sheet, which can contribute to a reduction in the number of parts and simplification of the structure.
この発明は、シートの浮き上がりやがたつきを効果的に防止でき、シートの回転が円滑にガイドされるようになる。 The present invention can effectively prevent the sheet from lifting and rattling, and the rotation of the sheet can be guided smoothly.
この発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。この実施形態の回転シートは、鉄道車両の客室に用いられる2人掛用の回転シート7である。この回転シート7が、車両の前後方向に沿って多数並列してフロアFに固定される。
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. The rotating seat of this embodiment is a
回転シート7の構成は、図1及び図2に示すように、着席者が腰を据える座面部1に対し、背中を宛がう背もたれ部2とが、図示しないリクライニング機構を介して前後方向に起伏自在である。また、その背もたれ部2は、任意の起伏角度で動かないように固定できるようになっている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
その座面部1と背もたれ部2とを備えたシート本体4は、図1に示すように、平面視矩形の水平枠部3cを有するシートフレーム3上に取付けられている。また、そのシートフレーム3には、背もたれ部2を支える立上がり部3dが備えられている。
As shown in FIG. 1, the seat body 4 having the
そのシートフレーム3が、フロアFに固定される同じく平面視矩形のシート脚台10に対して、回転ユニット20を介して水平方向に回転自在に支持されている。回転ユニット20は、鉛直方向の軸心を有する回転軸25と、シート脚台10側に固定されるロアプレート21、シートフレーム3側に固定されるアッパプレート22等を備える。
The
シート脚台10は、四隅に設けた脚部14によって前記フロアFに固定されており、その脚部14,14間に掛け渡されて固定されたシート幅方向の2本の横フレーム12,12、及びシート前後方向の2本の端部フレーム13,13とを備えている。
The
回転ユニット20を構成する回転軸25は、その上端はシートフレーム3に固定されて、そのシートフレーム3と一体に回転可能である。また、その回転軸25の下端が、前記シート脚台10に設けられたボス部11に対して、周知の軸受機構を介して回転自在である。シートフレーム3及びシート本体4は、その回転軸25の軸心を回転中心cとして、シート脚台10に対して水平方向に回転自在である。
なお、ボス部11は、前後の横フレーム12,12間に掛け渡されて固定された中央部フレーム15に設けられている。
The upper end of the
The
前記シート脚台10に設けられるロアプレート21は、前記回転中心c周りの円周に沿う平面視円弧状の板状部材を備え、その板状部材のフラットな下面が保持部21aとなっている。そのロアプレート21は、図4(c)に示すように、その外周縁21bの全長が、前記回転中心cからの半径を「R1」とする一定の曲率からなる円弧となっている。また、その内周縁21cは、前記外周縁21bに沿って伸びる曲線となっており、図3(a)に示すように、その内周縁21cから下方に立ち上がる周面板36を備える。周面板36は、ロアプレート21の剛性を高める機能と、前記保持部21a付近に異物が入り込んで可動部に噛み込むことを防ぐ機能を有している。その周面板36の外周面は、前記回転中心cからの半径を「R3」とする一定の曲率からなる円筒面となっている。
The
また、そのロアプレート21は、前記円周方向両端部に下方に突出する固定部21dを有して、その固定部21dが、シート脚台10の横フレーム12,12上に載置されてそれぞれネジで固定されている。このため、ロアプレート21はシート脚台10に対して不動であるとともに、前記保持部21aは前記横フレーム12の上面よりもやや上方に位置するように設定される。
また、このロアプレート21は、前記シート脚台10の幅方向両側にそれぞれ同一の形状、大きさのものが、前記回転中心cから同一の距離となる位置に設けられている。
Further, the
Further, the
前記シートフレーム3に設けられるアッパプレート22は、同じく前記回転中心c周りの円周に沿う平面視円弧状の板状部材を備え、その板状部材のフラットな上面が保持部22aとなっている。そのアッパプレート22は、図4(c)に示すように、その内周縁22bの全長が、前記回転中心cからの半径を「R2」とする一定の曲率からなる円弧となっている。また、その外周縁22cは、前記内周縁22bに沿って伸びる曲線となっており、その外周縁22cから上方に立ち上がる周面板32を備える。周面板32は、アッパプレート22の剛性を高める機能と、前記保持部22a付近の可動部に異物が入り込んで噛み込むことを防ぐ機能を有し、また、シートフレーム3及びシート本体4の回転動作を所定の位置でロックするロック機構30を設けるためにも使用される。
The
また、そのアッパプレート22は、前記円周方向両端部において、周面板32がシートフレーム3に溶接固定されている。このため、アッパプレート22は、シートフレーム3に対して不動である。このアッパプレート22は、前記シートフレーム3の幅方向両側にそれぞれ同一の形状、大きさのものが設けられている。その周面板32の内周面は、前記回転中心cからの半径を「R4」とする一定の曲率からなる円筒面、また、周面板32の外周面は、前記回転中心cからの半径を「R5」とする一定の曲率からなる円筒面となっている。
The
前記シート脚台10と前記シートフレーム3との前記回転中心cは、図2(c)に示すように、そのシート脚台10の前端10aと後端10bとの間のほぼ中央に位置し、また、前記回転中心cは、シートフレーム3のうちシート脚台10に対向する前記水平枠部3cにおける前端3aと後端3bとの間の中央に位置している。
シート脚台10の前端10aと後端10bとの間の前後方向距離を「L1」、シートフレーム3のうちシート脚台10に対向する前記水平枠部3cにおける前端3aと後端3bとの間の前後方向距離(いずれもシートの着席可能状態における着席者から見た前後方向距離)を「L2」とする。
The center of rotation c of the
The distance in the front-rear direction between the
ここで、ロアプレート21の保持部21aにおける前記外周縁21bは、その直径(前記半径「R1」の2倍の長さ)が、前記シート脚台10と前記シートフレーム3との「対向部」における前後方向長さ「L」よりも大きく設定されている。
Here, the outer
「対向部」とは、シートの着席可能状態において、図2(c)に示すように、前記シート脚台10に対向する前記シートフレーム3の水平枠部3cにおける前端3aとシート脚台10の前端10aのうちより前方へ突出している方の位置と、前記シート脚台10に対向する前記シートフレーム3の水平枠部3cにおける後端3bとシート脚台10の後端10bのうちより後方へ突出している方の位置との間で定義される。
すなわち、シートの着席可能状態において、この「対向部」からはみ出さないように、ロアプレート21とアッパプレート22の全体が「対向部」内に収められていれば、それらのロアプレート21とアッパプレート22とが着席者の視野に入らず美観を損なわないとともに、且つ、それらのロアプレート21とアッパプレート22が着席者の足に当たるなど支障しないようにし得る範囲で定義されると考えられる。
As shown in FIG. 2C, the “opposite portion” refers to the
That is, if the entire
この実施形態では、前記シートフレーム3の水平枠部3cの前端3aがシート脚台10の前端10aよりも前方へ突出しており、前記シートフレーム3の水平枠部3cの後端3bがシート脚台10の後端10bよりも後方へ突出している。
このため、前記「対向部」の前後方向長さ「L」は、シートフレーム3の水平枠部3cが占める前後方向範囲の長さと一致し、その水平枠部3cの前後方向距離「L2」を前記「対向部」における前後方向長さ「L」とし得る。
このため、R1>L/2=L2/2である。
In this embodiment, the
Therefore, the length “L” in the front-rear direction of the “opposite portion” matches the length of the front-rear direction range occupied by the
Therefore, it is R 1> L / 2 = L 2/2.
また、アッパプレート22の保持部22aにおける前記内周縁22bの直径(前記半径「R2」の2倍の長さ)との関係についても、同様に、R2>L/2=L2/2が成立する。
なお、「L/2」は、前記回転中心cから前記シート脚台10及び前記シートフレーム3の「対向部」における前端及び後端までの最小距離に相当する。
As for the similarly the relationship between the diameter of the inner
Note that “L / 2” corresponds to the minimum distance from the rotation center c to the front end and the rear end of the “opposed portion” of the
また、R1>R3であり、且つR4>R1であるからロアプレート21及びアッパプレート22はそれぞれ向かい合う周面板32,36に当接しないようになっている。すなわち、ロアプレート21の外周縁21b及びアッパプレート22の内周縁22bは、それぞれ周面板32内周面32b,周面板36の外周面36bに摺れないように設定されている。
Further, since R1> R3 and R4> R1, the
また、アッパプレート22の最外径部である周面板32の外周面の半径「R5」についても、R5>L/2=L2/2であるから、ロアプレート21及びアッパプレート22は、シート本体が使用状態の向きになった時に、前記対向部における前後方向長さLに示す範囲内、すなわち、前記両フレーム12,12の外縁よりも内側に位置して着席者の足などに当たらない位置に収められている(図1に示す状態参照)。
Further, the radius "R 5" of the outer peripheral surface of a outermost diameter portion of the
さらに、アッパプレート22の周面板32には、ロック機構30のロック部33が設けられている。ロック機構30は、周方向に沿って前記回転中心cから徐々に遠ざかるテーパー面33aと、そのテーパー面33aの終端部で径方向内側に向かって形成された端面33bを備える。このロック部33は、図5に示すように、両側のアッパプレート22にそれぞれ設けられ、そのテーパーの向きは、回転中心c周りの周方向に沿って逆方向に設定されている。
Further, a
シート脚台10の幅方向一方の端部には、上下方向に揺動自在の係止レバー31が設けられている。係止レバー31は通常は車両の通路側に設けられ、端部フレーム13にブラケットを介して固定されて、その先端の係合部31aが前記ロック部33に係合する側に揺動するよう図示しない弾性部材34によって付勢されている。
その係合部31aは、水平方向に回転自在のゴム製のローラ31cを備え、そのローラ31cが前記付勢力により前記周面板32に押し付けられて、アッパプレート22の回転とともにその周面板32の外周面32a、及び前記テーパー面33aに摺れながら、あるいは転がりながら移動可能である。
A locking
The engaging
この回転シートの作用を説明すると、いま、図1に示すように、シート本体4が着席可能状態である。着席可能状態とは、シート脚台10とシートフレーム3とが、そのシート本体4に人が着席できる向きに固定されている状態を示す。この実施形態では、車両の進行方向に沿って前方向、又はその前方向から180度反転させた後ろ方向をいう。
The operation of the rotating seat will be described below. As shown in FIG. 1, the seat body 4 is in a seatable state. The seatable state indicates a state in which the
着席可能状態において、図2及び図3(a)に示すように、係止レバー31の係合部31aは、前記ロック部33の端面33bに当接しており、その当接により、アッパプレート22の図2(a)に示す矢印A方向の回転が規制されている。また、シート脚台10の幅方向反対側の端部には、前後2箇所にストッパ40,40が設けられており、そのストッパ40の一方が、シートフレーム3に設けたフレーム側ストッパ41(図5参照)に当接して、図中矢印B方向への回転も規制される。
このため、シートフレーム3の回転が双方向に規制されている。
In the seatable state, as shown in FIGS. 2 and 3A, the engaging
For this reason, the rotation of the
また、図3(b)、図4(b)に示すように、前記ロアープレート21の保持部21a及び前記アッパプレート22の保持部22aとは、その面方向が常に平行な状態が維持されて、その両保持部21a,22aが接触した状態で対向している。
この接触により、着席可能状態において、前記シート脚台10とシートフレーム3とが保持され、シート本体4からシートフレーム3に作用する各方向への力に対し、そのシートフレーム3の浮き上がり、がたつきが防止されている。また、両保持部21a,22aは、前記円周方向全長に亘って面的に且つ連続的に当接しているので、前記シート脚台10とシートフレーム3との保持はしっかりとしたものとなっている。
Further, as shown in FIGS. 3B and 4B, the holding
By this contact, the
係止レバー31の操作部31bを足で踏んで、係合部31aが周面板32から離れる方向に揺動させる。係合部31aが図4(c)に鎖線で示すように、前記ロック部33よりも外側に移動し、シートフレーム3が回転可能な状態となる。
The operating
シート本体4を手で押して、シートフレーム3及びシート本体4等を、図5に矢印Cで示すように、シート脚台10に対して回転中心c周りに回転させる。操作部31bは踏み続けていてもよいが、少し回転させた後、踏む足を外しても良い。
操作部31bを踏む足をはずすと、付勢力によって係合部31aのローラ31cが前記テーパー面33a及び周面板32の外周面に押し付けられ、そのローラ31cが摺れながら又は転がりながらアッパプレート22が回転していく。
The seat body 4 is pushed by hand, and the
When the foot for stepping on the operating
このアッパプレート22の回転とともに、両保持部21a,22aが係合している部分の前記円周方向長さは徐々に減少していくが、その両保持部21a,22a同士は依然として面的に且つ連続的に当接した状態を維持しているので、シートフレーム3及びシート本体4等のがたつき防止は維持されている。
As the
さらに回転を続けると、左右両アッパプレート22、22の保持部22a,22aは、それぞれ係合していたロアプレート21,21の保持部21a,21aから離脱するとともに、その一部が、反対側のロアプレート21,21の保持部21a,21aに対向する位置に至る。そして、両アッパプレート22,22の保持部22a,22aが、それぞれ反対側のロアプレート21,21の保持部21a,21aに当接してその当接により再度係合した状態となる。この係合により、シートフレーム3及びシート本体4等はがたつかず、しっかりと保持された状態が維持される。
When the rotation is further continued, the holding
その後、アッパプレート22がさらに回転を続けると、両保持部21a,22aが係合している部分の前記円周方向長さは徐々に増加していく。この状態においても、両保持部21a,22a同士は依然として面的に且つ連続的に当接した状態を維持しているので、シートフレーム3及びシート本体4等のがたつき防止は維持されている。
Thereafter, when the
やがて、係合部31aのローラ31cが前記ロック部33に至り、そのローラ31cが、前記テーパー面33a及び周面板32の外周面に摺れながらあるいは転がりながらアッパプレート22が回転していく。
Eventually, the
シート本体4が当初の位置から180度回転して人が着席できる向きになると、係止レバー31の係合部31aは、前記ロック部33のテーパー面33aに摺れながら進んで、弾性部材42の付勢力によって端面33bに沿って内周側に落ち込んで外周面32aに当接する(例えば、図6(a)乃至(c)参照)。
When the seat body 4 is rotated 180 degrees from the initial position so that a person can take a seat, the engaging
この状態で、シート脚台10の端部に設けたもう一つのストッパ40が、シートフレーム3に設けたもう一つのフレーム側ストッパ41に当接して、その当接により、アッパプレート22のさらなる前記矢印C方向の回転が規制される。また、係止レバー31の係合部31aは、前記ロック部33の端面33bに当接して、その当接により、アッパプレート22の逆方向の回転が規制される。
なお、ストッパ40には、図示しない弾性部材が設けられているので、そのストッパ40がフレーム側ストッパ41に当接する際の衝撃が緩和される。
In this state, another
Since the
シート本体4の向きを元に戻すときの操作は、前述の手順においてシート本体4の回転方向を逆方向とすればよいので、説明を省略する。 The operation for returning the orientation of the sheet main body 4 to the original direction may be performed by setting the rotation direction of the sheet main body 4 to the reverse direction in the above-described procedure, and thus the description thereof is omitted.
この実施形態では、ロアプレート21の保持部21aにおける前記外周縁21b、及びアッパプレート22の保持部22aにおける前記内周縁22bを、それぞれ前記回転中心c周りの円弧としてその円弧の全長を一定の曲率で形成するとともに、その外周縁21bと内周縁22bとが、向かい合う周面板32,36の内周面32b,36bに摺れないようにしたが、他の実施形態として、その外周縁21bと内周縁22bの各全長又は各一部を、それぞれ向かい合う周面板32,36の内周面32b,36bに摺れるようにして、ロアプレート21とアッパプレート22との相対回転を周方向にガイドする機能を持たせても良い。
In this embodiment, the outer
また、ロアプレート21とアッパプレート22との対向面間に、例えば、図7(a)に示すように、球体又はコロなどの転動体を配置して、その転動体が前記ロアプレート21及びアッパプレート22に回転しながら接触することにより、そのロアプレート21とアッパプレート22との相対回転を滑らかにする手法も考えられる。さらに、その転動体を前記回転中心周りの円周に沿って形成した溝内に収納する構成としてもよい。転動体は、前記ロアプレート21又はアッパプレート22に支軸を介して回転自在に固定してもよいし、溝や凹部に嵌り込んで脱落しないように支持してもよい。
Further, for example, as shown in FIG. 7A, a rolling element such as a sphere or a roller is disposed between the opposing surfaces of the
また、ロアプレート21とアッパプレート22の向きを内外逆方向とした構成も採用可能である。すなわち、上記実施形態では、ロアプレート21の外周縁21bが外周方向に突出し、アッパプレート22の内周縁22bが内周方向に突出する構成であったが、その突出方向を内外逆にし、ロアプレート21の周面板36を外周縁21bから立ち上げてそのロアプレート21の内周縁21cが内周方向に突出するようにし、アッパプレート22の周面板32を内周縁22bから立ち上げてそのアッパプレートの外周縁22cが外周方向に突出するようにした構成である。
Moreover, the structure which made the direction of the
さらに、前記実施形態では、ロアプレート21の保持部21aにおける前記外周縁21b、及びアッパプレート22の保持部22aにおける前記内周縁22bの成す各円弧を、全長に亘って一定の曲率としたが、シートフレーム3の回転動作中にその回転を阻害することがない限りにおいて、前記外周縁21bと内周縁22bの一方又は両方を一定の曲率にしないようにした構成も考えられる。
両保持部21a,22aの係合は、両者が直接接触することにより係合する場合は、前記回転中心c周りの円周方向に連続する面接触であることが望ましいが、前記円周方向への断続的な面接触、又は、連続的、断続的を問わず前記円周方向への線接触とする構成も考えられる。
Furthermore, in the said embodiment, although each circular arc which the said
When the two holding
1 座面部
2 背もたれ部
3 シートフレーム
3c 水平枠部
3d 立上がり部
4 シート本体
5,6 受け具
7 回転シート
10 シート脚台
11 ボス部
12 横フレーム
13 端部フレーム
14 脚部
20 回転ユニット
21 ロアプレート
22 アッパプレート
21a,22a 保持部
21b,22b 周縁
23 電気暖房機
24 押え板
25 回転軸
26 当たり部
30 ロック機構
31 係止レバー
31a 係合部
31b 操作部
32,36 周面板
32a 外周面
32b 内周面
33 ロック部
33a テーパー面
33b 端面
34 弾性部材
40 ストッパ
41 フレーム側ストッパ
42 弾性部材
c 回転中心
F フロア
DESCRIPTION OF
Claims (8)
前記シートフレーム3は前記シート脚台10に対して回転軸25を介して回転自在に支持されて、前記両保持部21a,22a同士の係合部分における前記回転中心cからの最大距離を、その回転中心cから前記シート脚台10及び前記シートフレーム3の対向部における前端及び後端までの最小距離よりも大きくし、且つ前記両保持部21a,22aは、少なくとも前記シート本体4の着席可能状態で前記対向部における前端及び後端の内側にのみ位置して相互に係合するようになっていることを特徴とする回転シート。 A seat body 4 having a seat surface portion 1 and a backrest portion 2 is mounted on a seat frame 3, and the seat frame 3 is freely rotatable in a horizontal direction with respect to a seat leg base 10 fixed to the floor F. A lower plate 21 is provided on the seat base 10 and an upper plate 22 is provided on the seat frame 3. The upper plate 22 and the lower plate 21 each have an arc shape along the circumference around the rotation center c during the rotation. Holding portions 21a and 22a are provided, respectively, and the holding portions 21a and 22a are engaged with each other so that the seat leg base 10 and the seat leg base 10 can be seated while the seat frame 3 is rotating and the seat body 4 is seatable. In the rotating seat in which the seat frame 3 is held,
The seat frame 3 is rotatably supported with respect to the seat base 10 via a rotary shaft 25, and the maximum distance from the rotation center c at the engaging portion between the holding portions 21a and 22a is determined as follows. It is larger than the minimum distance from the rotation center c to the front end and the rear end of the facing portions of the seat leg 10 and the seat frame 3, and the holding portions 21a and 22a are at least seatable in the seat body 4. The rotating sheet is characterized in that it is located only inside the front end and the rear end of the facing portion and is engaged with each other.
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- 2009-03-25 JP JP2009074515A patent/JP2010221973A/en active Pending
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