JP2010216280A - 遠心ファン - Google Patents
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Abstract
【課題】気流の流れを滑らかにすることによって、低騒音化を図った遠心ファンの提供する。
【解決手段】遠心ファンは、略円筒状のロータホルダ31と、ロータホルダ31の下端部に固定された環状の保持板と、保持板に固定された複数の羽根とを備え、保持板は、ロータホルダ31の径方向外方において、複数の羽根を保持する略環状の羽根保持部と、ロータホルダ31側において、ロータホルダ31の外周面の周りに形成される円筒部と、円筒部と羽根保持部との間にあって、円筒部の上端部側から羽根保持部側に向けて傾斜する傾斜部とが一体成形されたものからなる。
【選択図】図6
【解決手段】遠心ファンは、略円筒状のロータホルダ31と、ロータホルダ31の下端部に固定された環状の保持板と、保持板に固定された複数の羽根とを備え、保持板は、ロータホルダ31の径方向外方において、複数の羽根を保持する略環状の羽根保持部と、ロータホルダ31側において、ロータホルダ31の外周面の周りに形成される円筒部と、円筒部と羽根保持部との間にあって、円筒部の上端部側から羽根保持部側に向けて傾斜する傾斜部とが一体成形されたものからなる。
【選択図】図6
Description
本発明は、送風等に用いられる遠心ファンに関する。
従来の遠心ファンは、回転軸に対して周方向に配列された複数の羽根を、モータで回転させることによって、軸方向に吸入した空気を径方向に排出する構成になっている。モータは、ステータ部と、ステータ部に回転可能に支持されたロータ部とで構成され、円筒状のロータホルダに羽根を固定することによって、羽根がロータホルダと共に回転するようになっている。
このような遠心ファンでは、軸方向に吸入した空気を径方向に排出する際、ロータホルダの外周面、特に下端部において、気流の乱れが生じ、これが騒音の原因となっている。
この種の問題に対して、特開2005−160264号公報には、円筒状のロータホルダの外周面に傾斜をもたせて、気流の流れを滑らかにすることによって、騒音を低減する技術が記載されている。
また、特開2004−229468号公報にも、気流の流れを滑らかにする遠心ファンの構成が記載されている。
また、本出願人は、複数の羽根を環状の保持板で保持し、当該保持板を、ロータホルダの開口部または側面部にインサート成形により固定する方法を、特開2007−23877号公報に開示している。
特開2005−160264号公報
特開2004−229468号公報
特開2007−23877号公報
気流の流れを滑らかにするという観点から考えると、ロータホルダの外周面は、湾曲状に傾斜しているのが望ましい。一方、ロータホルダの内側には、ステータ部が配置されるため、ステータ部を構成する電機子(巻線部)の外周面を、ロータホルダの外周面の傾斜角に合わせて傾斜面にする必要がある。そのため、ロータホルダの外周面の形状は、電機子の外周面の形状に制約されることになり、ロータホルダの外周面を任意の傾斜形状(例えば、湾曲状)に形成することは実際問題として難しい。
本発明は、気流の流れを滑らかにすることによって、低騒音化を図った遠心ファンの提供を目的とする。
本発明の一側面における遠心ファンは、略円筒状のロータホルダと、ロータホルダの下端部に固定され、ロータホルダの径方向外方に広がる環状の保持板と、保持板に固定され、ロータホルダの外周面から離間してロータホルダの周方向に配列された複数の羽根とを備え、保持板は、ロータホルダの径方向外方において、複数の羽根を保持する略環状の羽根保持部と、ロータホルダ側において、ロータホルダの外周面の周りに形成される円筒部と、円筒部と羽根保持部との間にあって、円筒部の上端部側から羽根保持部側に向けて傾斜する傾斜部とが一体成形されたものからなる。
このような構成により、ロータホルダの外周面の形状を変更することなく、羽根を固定する保持板の一部に、ロータホルダの外周面外方に向けて、湾曲状に傾斜した傾斜部を設けることによって、軸方向に吸入した空気を径方向に滑らかに排出できる。また、保持板を構成する羽根保持部、円筒部、及び傾斜部が一体成形されているため、傾斜部を任意の形状に形成できる。これにより、簡単な構成で上記作用効果を奏する保持板を形成でき、安定した強度を保ち、低騒音化を図った遠心ファンを安価に提供できる。
本発明の他の側面における遠心ファンは、上記ロータホルダの下端部が、ロータホルダの径方向外方に突出する突出部を有し、突出部と保持板の円筒部下端部とがインサート成形されることにより、保持板がロータホルダに固定されている。これにより、保持板をロータホルダに容易に固定できる。
本発明の他の側面における遠心ファンは、上記円筒部の径方向傾斜部側に、一体成形により形成された環状の肉抜き部が設けられている。これにより、保持板を構成する円筒部、傾斜部、及び羽根保持部の厚みを均一にでき、保持板を一体成形したときのひけによる変形を大幅に抑制できる。
上記肉抜き部の好適な実施形態において、肉抜き部は、傾斜部の軸方向上側から下側に向けて形成されている。また、環状の肉抜き部は、周方向に複数に分割されている。
本発明の他の側面における遠心ファンは、上記突出部が、ロータホルダの周方向に複数形成されており、複数の突出部と保持板の円筒部下端部とがインサート成形されることにより、保持板がロータホルダに固定されており、円筒部は、複数の突出部が形成された部位において、径方向外方に突出する柱状の肉厚部を有している。
本発明の他の側面における遠心ファンは、上記円筒部が、複数の突出部が形成されていない部位において、径方向傾斜部側に一体成形により形成された肉抜き部が設けられている。これにより、肉厚部を除く円筒部、傾斜部、及び羽根保持部の厚みを均一でき、保持板を一体成形したときのひけによる変形を大幅に抑制できる。
上記肉抜き部の好適な実施形態において、肉抜き部は、傾斜部の軸方向下側から上側に向けて形成されている。また、肉厚部の周方向の厚みは、肉厚部を除く円筒部の厚み、及び傾斜部の厚みと略同一である。
本発明の他の側面における遠心ファンは、上記複数の羽根は、保持板と一体成形されている。
本発明の他の側面における遠心ファンは、上記保持板と複数の羽根とで構成されるインペラ部内にステータ部が配設されている。
本発明の一側面における遠心ファンは、簡単な構成で軸方向に吸入した空気を径方向に滑らかに排出でき、安定した強度を保ち、低騒音化を図った遠心ファンを安価に提供できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。また、本発明の効果を奏する範囲を逸脱しない範囲で、適宜変更は可能である。さらに、他の実施形態との組み合わせも可能である。なお、本明細書では、便宜上、中心軸Jに沿って、後述するベース部41側を「上側」、ベース部41と軸方向反対側を「下側」という。しかし、中心軸Jは必ずしも重力方向と一致する必要はない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態における遠心ファンの中心軸Jを含む平面で切断した断面図である。
図1は、本発明の第1の実施形態における遠心ファンの中心軸Jを含む平面で切断した断面図である。
図1に示すように、遠心ファンは、ロータ部3と、ロータ部3を中心軸Jを中心に回転可能に支持するステータ部4と、ロータ部3に固定された複数の羽根10とを備えている。
ロータ部3は、略有蓋円筒状のロータホルダ31と界磁用磁石32とを備え、界磁用磁石32は、ロータホルダ31の側壁部の内側に固定されている。ステータ部4は、ベース部41、電機子42、及びベース部41から上側に突出した軸受保持部43とを備え、電機子42は、軸受保持部43の外側に固定されている。また、軸受保持部43の内側には、玉軸受52が中心軸J方向の上側及び下側に配されている。
ロータホルダ31の下端部には、ロータホルダ31の径方向外方に広がり、複数の羽根10を保持する、環状の保持板2が固定されている。また、保持板2には、ロータホルダ31の外周面から離間してロータホルダ31の周方向に配列された、複数の羽根10が固定されている。そして、保持板2と複数の羽根10とでインペラ部を構成している。
ロータホルダ31の蓋部中央には、ブッシュ51が固定され、ブッシュ51に圧入されたシャフト50が、軸受保持部43に挿入されて、玉軸受52により回転可能に支持されている。ここで、シャフト50および玉軸受52は、ロータ部3及び羽根10をステータ部4に対して回転可能に支持する軸受機構となっている。
上記のように構成された遠心ファンは、電機子42に駆動電流を供給することによって、電機子42と界磁用磁石32との間に中心軸Jを中心とする回転トルクが発生する。これにより、ロータホルダ31に固定された複数の羽根10は、ロータホルダ31に固定されたシャフト50と共に、中心軸Jを中心に回転する。
本実施形態において、ロータホルダ31の下端部に固定された保持板2は、3つの部位で構成されている。すなわち、保持板2は、ロータホルダ31の径方向外方において、複数の羽根10を保持する略環状の羽根保持部21と、ロータホルダ31側において、ロータホルダ31の外周面と当接する円筒部22と、円筒部22と羽根保持部21との間にあって、円筒部22の上端部側から羽根保持部21側に向けて湾曲状に傾斜する傾斜部23とが一体成形されたものからなる。羽根保持部21は、円筒部22から保持板2の径方向最外周部にかけて、滑らかな曲線となるような断面形状となっている。
このように、羽根10を保持する保持板2の一部に、ロータホルダ31の外周面外方に向けて、湾曲状に傾斜した傾斜部23を設けることによって、軸方向に吸入した空気を径方向に滑らかに排出できる。また、保持板2の一部に、ロータホルダ31の外周面と当接する円筒部22を設けることによって、保持板2をロータホルダ31に強固に固定できる。さらに、保持板2を構成する羽根保持部21、円筒部22、及び傾斜部23が一体成形されているため、傾斜部23を任意の形状に形成できる。これにより、簡単な構成で上記作用効果を奏する保持板2を形成できる。したがって、安定した強度を保ち、低騒音化を図った遠心ファンを安価に製造できる。
本実施形態において、保持板2のロータホルダ31への固定は、インサート成形により行われることが好ましい。以下、本実施形態におけるインサート成形について詳述する。
図2(a)、(b)は、本実施形態におけるロータホルダ31の構成を示した図で、図2(a)は断面図、図2(b)は底面図である。
ロータホルダ31の下端部には、ロータホルダ31の径方向外方に突出する突出部(フランジ部)33が形成されている。そして、この突出部33と保持板2の円筒部22下端部とがインサート成形されることにより、保持板2がロータホルダ31に固定されている。
羽根保持部21、円筒部22、及び傾斜部23からなる保持板2は、中心軸J方向の上下に離型する2つの金型を用いて、射出成形等により容易に一体成形できる。そのため、図1に示すように、円筒部22は、突出部33の突出幅に相当する肉厚を持つことになる。
一方、保持板2をロータホルダ31に一定の強度で固定するためには、突出部33の突出幅を一定の大きさに確保する必要がある。その結果、円筒部22の厚みが、羽根保持部21及び傾斜部23の厚みよりも大きくなる場合がある。このような場合、射出成形時において、肉厚の円筒部22に、成形収縮による変形(ひけ)を生じるおそれがある。円筒部22にこのような変形が生じると、保持板2をロータホルダ31に固定する強度が低下したり、場合によっては、円筒部22に割れを生じるおそれがある。
このような問題に対して、以下のような対策を取ることが有効である。以下、図3(a)〜(c)を参照しながら説明する。図3(a)〜(c)は、ロータホルダ31に保持板2を固定した状態を示した図で、図3(a)は半平面図、図3(b)は断面図、図3(c)は半底面図である。
図3(b)に示すように、円筒部22の径方向傾斜部23側に、傾斜部23の軸方向上側から下側に向けて、一体成形により形成された環状の肉抜き部24aが形成されている。上述したように、保持板2は、中心軸J方向の上下に離型する2つの金型を用いて、射出成形により一体成形できる。したがって、金型内に、肉抜き部24aを形成するための入れ子を設けておくことによって、中心軸Jに沿った肉抜き部24aを容易に形成できる。これにより、円筒部22の厚みを、傾斜部23の厚みと略同一にできるため、射出成形時において、円筒部22に、成形収縮による変形(ひけ)が生じるのを抑制できる。
なお、図3(c)に示すように、インサート成形により突出部33の下側に形成される接合部25は、周方向に等間隔で形成されているが、これに限定されず、例えば、環状に形成しても、もちろんよい。
ところで、円筒部22の一部に肉抜き部24aを形成すると、その分だけ円筒部22の厚みは薄くなる。その結果、保持板2をロータホルダ31に固定する強度が低下するおそれがある。
そこで、このような問題に対して、図3(a)に示すように、肉抜き部24aを、周方向に複数に分割して形成することが好ましい。このようにすると、図3(b)に示すように、肉抜き部24aが形成されていない円筒部22の部位において、突出部33の突出幅に相当する厚みを確保できる。その結果、この肉厚の円筒部22の部位において、保持板2をロータホルダ31に固定する強度を補強できる。なお、肉抜き部24aを分割する数は、必要とする保持板2の固定強度に応じて、適宜決めればよい。
本実施形態において、保持板2の円筒部22は、ロータホルダ31の外周面に、厚みをもって当接しているが、図1に示したように、その厚みは必ずしも軸方向に沿って一定である必要はない。また、円筒部22は、ロータホルダ31の外周面の軸方向全体に亘って当接している必要はなく、保持板2のロータホルダ31への固定を一定の強度に維持できる範囲で、ロータホルダ31の外周面に当接していればよい。
さらに、図4(a)、(b)に示すように、円筒部22は、ロータホルダ31の外周面の周方向全体に亘って当接している必要はなく、円筒部22のロータホルダ31側内周部と、ロータホルダ31の外周部との間に空隙が存在していてもよい。また、この空隙は、図5(a)、(b)に示すように、ロータホルダ31の外周面の周方向全体に亘って存在していてもよい。
また、本実施形態において、羽根保持部21は、円筒部22から保持板2の径方向最外周部にかけて、滑らかな曲線となるような断面形状が好ましいが、傾斜部23の径方向最外周部から保持板2の径方向最外周部にかけて、直線的となるような断面形状であってもよい。
また、本実施形態において、ロータホルダ31は、図1に示したように、略有蓋円筒状のものを用いたが、蓋のない略円筒状のものであってもよい。この場合、シャフト50は、例えば、保持板2が、ロータホルダ31の軸方向上側をすべて覆うように形成され、その保持板2に対してロータホルダ31と同軸上に、シャフト50が固定される。より詳細には、シャフト50が保持板2にインサート成形される。
また、本実施形態において、保持板2は、図1に示したように、ロータホルダ31の下端部に固定されているが、ここでいう「下端部」とは、ロータホルダ31の端部のみをいうのではなく、その近傍も含むものを言う。したがって、ロータホルダ31の径方向外方に突出する突出部33は、図2(a)に示したように、ロータホルダ31の下端部に設ける場合だけでなく、その近傍に設ける場合も含む。
また、本実施形態において、突出部33と、保持板2の円筒部22下端部とをインサート成形することにより、保持板2をロータホルダ31に固定したが、インサート成形以外の方法で、保持板2をロータホルダ31に固定してもよい。例えば、圧入、接着、熱溶着、超音波溶着などの方法がある。
また、本実施形態において、複数の羽根10は、保持板2と一体成形されたものであってもよい。この場合、インサート成形と組み合わせることにより、羽根10と保持板2との一体成形と同時に、羽根10をロータホルダ31に固定できる。
また、本発明では、図1に示したように、保持板2と複数の羽根10とで構成されるインペラ部の軸方向中心と、ロータホルダ31の軸方向中心とが、大きくずれることがないため、インペラ部の軸方向中心とロータホルダの軸方向中心とが、軸方向に大きくずれる構成の遠心ファンと比較して、薄型化を図ることができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、保持板2の円筒部22と傾斜部23との厚みを略同一にするために、円筒部22の一部に肉抜き部24aを設けたが、この肉抜き部24aは、図3(b)に示したように、軸方向上側から下側に向けてしか形成することができない。これは、ロータホルダ31の下端部に設けた突出部33が、図2(b)に示したように、環状に形成されているため、ロータホルダ31の下側から肉抜き部24aを形成するための入れ子を挿入できないからである。
第1の実施形態では、保持板2の円筒部22と傾斜部23との厚みを略同一にするために、円筒部22の一部に肉抜き部24aを設けたが、この肉抜き部24aは、図3(b)に示したように、軸方向上側から下側に向けてしか形成することができない。これは、ロータホルダ31の下端部に設けた突出部33が、図2(b)に示したように、環状に形成されているため、ロータホルダ31の下側から肉抜き部24aを形成するための入れ子を挿入できないからである。
そこで、本実施形態では、肉抜き部を軸方向下側から下上側に向けて形成する方法について、図6(a)、(b)、及び図7(a)、(b)を参照しながら説明する。なお、本実施形態において、以下に説明する特徴的な構成以外の遠心ファンの各構成については、第1の実施形態において説明した構成を適用できる。
図6(a)、(b)は、本実施形態におけるロータホルダ31の構成を示した図で、図6(a)は断面図、図6(b)は底面図である。また、図7(a)、(b)は、本実施形態におけるロータホルダ31に保持板2を固定した状態を示した図で、図7(a)は断面図、図7(b)は半底面図である。
図6(a)、(b)に示すように、本実施形態におけるロータホルダ31は、下端部に径方向外方に突出する突出部33を有し、当該突出部33が、ロータホルダ31の周方向に複数形成されている。そして、図7(a)、(b)に示すように、この複数の突出部33と、保持板2の円筒部22下端部とがインサート成形されることにより、保持板2がロータホルダ31に固定されている。
ロータホルダ31の下端部に設けられた突出部33は、周方向に離間して形成されているため、突出部33が形成されていないロータホルダ31の側面下側から、肉抜き部を形成するための入れ子を挿入できる。その結果、図7(a)に示すように、円筒部22の突出部33が形成されていない部位において、径方向傾斜部23側に、一体成形により形成された肉抜き部24bを容易に形成できる。この場合、肉抜き部24bは、ロータホルダ31の下端部側に形成されることになる。よって、軸方向に吸入した空気の流路内に肉抜き部24bが存在しないため、空気の流れを滑らかにできる。
本実施形態においては、図7(b)に示すように、円筒部22は、複数の突出部33が形成された部位において、径方向外方に突出する柱状の肉厚部22aを有することになる。しかし、突出部33の周方向の幅を所定の大きさに設定することにより、肉厚部22aの周方向の厚みを、肉厚部22aを除く円筒部22の厚み、及び傾斜部23の厚みと略同一にできる。これにより、射出成形時において、肉厚部22aに成形収縮による変形(ひけ)が生じるのを抑制できる。
本実施形態において、ロータホルダ31の周方向に離間して形成された突出部33の形状及び個数は特に制限されない。例えば、図8(a)、(b)に示すように、突出部33を滑らかな曲線を有する形状にしてもよい。
(他の実施形態)
図9は、他の実施形態における保持板2の構成を示した底面図である。羽根10を、保持板2と一体成形により形成しない場合、羽根10を保持板2の羽根保持部21に固定する必要がある。この場合、羽根保持部21の上面に、渦巻状に配列された複数の円弧状の溝21b(図11(b)を参照)を形成しておくとよい。このとき、羽根保持部21の下面には、図9に示すように、上面に形成した溝21bに対応した突出部21aが形成される。複数の羽根10は、羽根保持部21に設けた溝21bに位置決めされて、例えば、熱溶着や超音波溶着などにより羽根保持部21に固定される。
図9は、他の実施形態における保持板2の構成を示した底面図である。羽根10を、保持板2と一体成形により形成しない場合、羽根10を保持板2の羽根保持部21に固定する必要がある。この場合、羽根保持部21の上面に、渦巻状に配列された複数の円弧状の溝21b(図11(b)を参照)を形成しておくとよい。このとき、羽根保持部21の下面には、図9に示すように、上面に形成した溝21bに対応した突出部21aが形成される。複数の羽根10は、羽根保持部21に設けた溝21bに位置決めされて、例えば、熱溶着や超音波溶着などにより羽根保持部21に固定される。
図10(a)は、他の実施形態における羽根10の構成を示した断面図で、図10(b)は、ロータホルダ31に保持板2を固定した状態を示した断面図である。また、図11(a)は、羽根10の構成を示した斜視図、図11(b)は、ロータホルダ31に保持板2を固定した状態を示した斜視図、図11(c)は、羽根10を保持板2に固定した状態を示した斜視図である。
図10(a)、図11(a)に示すように、複数の羽根10は、環状のシュラウド63により上端部を連結されて一体成形されている。さらに、複数の羽根10は、その下端部の外径部分において、環状の補強リング(以下、「外径補強リング」という)60を取り付けることによって、羽根10の変形を抑制している。
しかし、羽根10の軸方向、径方向の長さが大きくなると、外径補強リング60だけでは、羽根10の変形を抑制できなくなるおそれがある。そこで、図10(a)、図11(a)に示すように、複数の羽根10の下端部の内径部分に、環状の補強リング(以下、「内径補強リング」という)61をさらに取り付けることによって、羽根10の変形を抑制できる。
しかし、内径補強リング61は、軸方向に吸入した空気の流路内に存在するため、気流の流れに乱れが生じるおそれがある。そこで、図10(b)、図11(b)に示すように、保持板2の羽根保持部21の上面に、内径補強リング61を埋め込むためのリング溝62を形成しておくとよい。これにより、図11(c)に示すように、羽根10を保持板2に固定したとき、内径補強リング61はリング溝62に埋め込まれるため、気流の乱れを防止できる。
なお、外径補強リング60は、羽根10の外径部に取り付けられるため、遠心ファンの外径がその分大きくなる。本構造のように内径補強リング61を取り付けることで、その分、外径補強リングの径方向幅を減らしても、十分な補強強度が得られるため、外径補強リング60の径方向幅を小さくでき、遠心ファンの径方向寸法の設計自由度が大きくなる。また、外径補強リング60を取り付ける代わりに、内径補強リング61のみを取り付けてもよい。
また、第2の実施形態のロータホルダを用いて、軸方向上側から下側に向けて肉抜きを形成してもよい。
以上、本発明を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、もちろん、種々の改変が可能である。例えば、上記実施形態においては、モータの軸受機構として、ボールベアリングタイプの軸受機構を用いたが、例えば、スリーブからなる含油軸受を用いてもよい。
2 保持板
3 ロータ部
4 ステータ部
10 羽根
21 羽根保持部
21a 突出部
21b 溝
22 円筒部
22a 肉厚部
23 傾斜部
24a、24b 肉抜き部
25 接合部
31 ロータホルダ
32 界磁用磁石
33 突出部
41 ベース部
42 電機子
43 軸受保持部
50 シャフト
51 ブッシュ
52 玉軸受
60 外径補強リング
61 内径補強リング
62 リング溝
63 シュラウド
3 ロータ部
4 ステータ部
10 羽根
21 羽根保持部
21a 突出部
21b 溝
22 円筒部
22a 肉厚部
23 傾斜部
24a、24b 肉抜き部
25 接合部
31 ロータホルダ
32 界磁用磁石
33 突出部
41 ベース部
42 電機子
43 軸受保持部
50 シャフト
51 ブッシュ
52 玉軸受
60 外径補強リング
61 内径補強リング
62 リング溝
63 シュラウド
Claims (17)
- 略円筒状のロータホルダと、
前記ロータホルダの下端部に固定され、該ロータホルダの径方向外方に広がる環状の保持板と、
前記保持板に固定され、前記ロータホルダの外周面から離間して該ロータホルダの周方向に配列された複数の羽根と、
を備え、
前記保持板は、
前記ロータホルダの径方向外方において、前記複数の羽根を保持する略環状の羽根保持部と、
前記ロータホルダ側において、該ロータホルダの外周面の周りに形成される円筒部と、
前記円筒部と前記羽根保持部との間にあって、前記円筒部の上端部側から前記平坦部側に向けて傾斜する傾斜部と、
が一体成形されたものからなる、遠心ファン。 - 請求項1に記載の遠心ファンにおいて、
前記ロータホルダの下端部は、該ロータホルダの径方向外方に突出する突出部を有し、該突出部と前記保持板の円筒部下端部とがインサート成形により、前記保持板が前記ロータホルダに固定されている、遠心ファン。 - 請求項1に記載の遠心ファンにおいて、
前記円筒部の前記径方向傾斜部側に、一体成形により形成された第1肉抜き部が設けられている、遠心ファン。 - 請求項3に記載の遠心ファンにおいて、
前記第1肉抜き部は、軸方向上側から下側に向けて形成されている、遠心ファン。 - 請求項3または4に記載の遠心ファンにおいて、
前記第1肉抜き部は、周方向に複数に分割されている、遠心ファン。 - 請求項3〜5のに記載の遠心ファンにおいて、
前記第1肉抜き部は、周方向において環状に形成される、遠心ファン。 - 請求項3〜6のいずれかに記載の遠心ファンにおいて、
前記円筒部の厚みは、前記傾斜部の厚みと略同一である、遠心ファン。 - 請求項2に記載の遠心ファンにおいて、
前記突出部は、前記ロータホルダの周方向に複数形成されており、該複数の突出部と前記保持板の円筒部下端部とがインサート成形されることにより、前記保持板が前記ロータホルダに固定されており、
前記円筒部は、前記複数の突出部が形成された部位において、径方向外方に突出する柱状の肉厚部を有している、遠心ファン。 - 請求項8に記載の遠心ファンにおいて、
前記円筒部は、前記複数の突出部が形成されていない部位において、前記径方向傾斜部側に、一体成形により形成された第2肉抜き部が設けられている、遠心ファン。 - 請求項9に記載の遠心ファンにおいて、
前記第2肉抜き部は、前記円筒部と前記傾斜部の間において、軸方向下側から上側にかけて形成されている、遠心ファン。 - 請求項8〜10のいずれかに記載の遠心ファンにおいて、
前記肉厚部を除く前記円筒部の厚みは、前記傾斜部の厚みと略同一である、遠心ファン。 - 請求項9〜11のいずれかに記載の遠心ファンにおいて、
前記肉厚部の周方向の厚みは、前記肉厚部を除く前記円筒部の厚み、及び前記傾斜部の厚みと略同一である、遠心ファン。 - 請求項1〜12のいずれかに記載の遠心ファンにおいて、
前記複数の羽根は、前記保持板と一体成形されている、遠心ファン。 - 請求項1〜13のいずれかに記載の遠心ファンにおいて、
前記保持板と前記複数の羽根とで構成されるインペラ部内にステータ部が配設されている、遠心ファン。 - 請求項1〜14のいずれかに記載の遠心ファンにおいて、
前記円筒部の前記ロータホルダ側内周部が、前記ロータホルダの外周部と当接している、遠心ファン。 - 請求項1〜14のいずれかに記載の遠心ファンにおいて、
前記円筒部の前記ロータホルダ側内周部と、前記ロータホルダの外周部との間に空隙が存在している、遠心ファン。 - 請求項1〜14のいずれかに記載の遠心ファンにおいて、
前記傾斜部は、湾曲状に傾斜している、遠心ファン。
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