JP2010281107A - スライドヒンジ用ダンパー - Google Patents
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Abstract
【課題】破損のおそれにつながるような局部的な応力負担を防止するとともに、扉閉止時の脱落を確実に防止でき、スライドヒンジ用ダンパーの装着状態においても扉の位置調整を可能にし、家具収容容積を維持できるようにする。
【解決手段】スライドヒンジ用ダンパー1は、ケース本体2と、このケース本体2に設けられるとともに、扉31の閉止時に先端部が扉側に当接するダンパー4とから構成され、前記ケース本体2には、前部及び後部から夫々側方に突出するとともに、台座14の前部及び後部に夫々係止する前後一対の係止部材5、6を設けることにより、扉31の閉まり位置の直前で扉側に当接しダンパー力によって扉31を減速させる。
【選択図】図1
【解決手段】スライドヒンジ用ダンパー1は、ケース本体2と、このケース本体2に設けられるとともに、扉31の閉止時に先端部が扉側に当接するダンパー4とから構成され、前記ケース本体2には、前部及び後部から夫々側方に突出するとともに、台座14の前部及び後部に夫々係止する前後一対の係止部材5、6を設けることにより、扉31の閉まり位置の直前で扉側に当接しダンパー力によって扉31を減速させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、家具などの前面に取り付けられた扉が勢いよく閉まるのを防止するため、扉の閉まり位置の直前で扉を減速させるようにしたスライドヒンジ用ダンパーに関する。
従来より、家具などの前面に取り付けられた開き扉を家具本体の側板に干渉することなく揺動開閉を可能とするため、家具本体の側板の内面と扉の内面との間にスライドヒンジが取り付けられるとともに、この扉が勢いよく閉まるのを防止するため、ダンパー装置が取り付けられている。
前記スライドヒンジは、台座を介して家具本体に固定されるヒンジ本体と、このヒンジ本体の扉側先端部にリンク部材を介して回動可能に連結されるとともに、扉に固定される扉側連結金具とから構成されている。
下記特許文献1では、蝶番カップ(扉側連結金具)と、前記蝶番カップが開いた位置と閉じた位置間で蝶番アーム(ヒンジ本体)に対して旋回動作するように、前記蝶番カップに枢動可能に接続される前記蝶番アーム(ヒンジ本体)と、前記蝶番アームの外側から取り付けられる流体ダンパーのハウジングと、前記蝶番カップ又は前記蝶番カップに接続したドアに接触するように配置される前記流体ダンパーのスライダーとを含む流体ダンパーとから構成された蝶番が開示されている。
また下記特許文献2には、スライドヒンジの本体部に沿って着脱自在に装着するホルダと、家具扉の背面を受けるダンパーとを備え、前記ホルダには、前記本体部の壁面に形成されている開口部内に突入して係止して使用時における抜け外れを防ぎ、係止解除が可能な突入係止手段を備え、ホルダ面には、家具扉の取付け位置を前後方向に微調整するために前記本体部に螺装されているかぶせ量調整ネジの、少なくとも一方の頭部を露見させて、ドライバの先端部によるネジ操作を可能にする開口部又は切欠き部のいずれか又は双方が形成されたスライドヒンジ用ダンパー装置が開示されている。
しかしながら、上記特許文献1、2記載のスライドヒンジ用ダンパーでは、ヒンジ本体の上面に設けられた扉の位置を微調整するための調整ネジの操作用開口部に対して固定用突起が嵌合することによりヒンジ本体に取り付けられるため、扉が勢いよく閉まった場合、前記開口部に局部的に過度の応力負担が掛かり、ヒンジ本体の破損などが懸念されていた。
さらに、図8に示されるように、一般にヒンジ本体の上面は家具後側に向けて漸次外側に傾斜して形成されるため、かかるヒンジ本体の上面にスライドヒンジ用ダンパー50を装着すると、スライドヒンジ用ダンパー50も同様に傾斜して備えられるようになる。このため、扉閉止時にスライドヒンジ用ダンパーには、ダンパーのピストンを没入させる方向の力と同時に、ヒンジ本体から脱落させる方向の力も作用し、扉閉止時にスライドヒンジ用ダンパーが脱落しやすくなるという問題があった。
また、扉の位置調整は、前記開口部からドライバーなどの工具先端部を挿入して調整ネジの回動操作により行われるが、上記特許文献1記載の蝶番では、上述の通り前記開口部に対して流体ダンパーが固定されるため、前記流体ダンパーを装着した状態では、前記開口部から工具が挿入できなくなり、扉の位置調整が不可能となっていた。このため、扉の位置調整の度に、流体ダンパーを取り外さなければならない手間がかかっていた。
さらに、前記ヒンジ本体は、家具の側板の内側に突出して取り付けられるものであるので、上記特許文献1記載の蝶番のように、このヒンジ本体の上面にさらに家具の内側に突出させて流体ダンパーを取り付けた場合、大きな荷物等を収容し得る家具の内寸法が実質的に小さくなり、収容容積が小さくなるとともに、家具収容物の出し入れ時に流体ダンパーにぶつかって流体ダンパーの破損や脱落のおそれがあった。
そこで本発明の主たる課題は、破損のおそれにつながるような局部的な応力負担を防止するとともに、扉閉止時の脱落が確実に防止でき、スライドヒンジ用ダンパーの装着状態においても扉の位置調整を可能にし、家具収容容積を維持できるようにしたスライドヒンジ用ダンパーを提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、台座を介して家具本体に固定されるヒンジ本体と、このヒンジ本体の扉側先端部にリンク部材を介して回動可能に連結されるとともに、扉に固定される扉側連結金具とからなるスライドヒンジに対して着脱可能に装着され、扉の閉まり位置の直前で扉側に当接しダンパー力によって扉を減速させるようにしたスライドヒンジ用ダンパーであって、
前記スライドヒンジ用ダンパーは、ケース本体と、このケース本体に設けられるとともに、扉閉止時に先端部が扉側に当接するダンパーとから構成され、
前記ケース本体には、前部及び後部から夫々側方に突出するとともに、前記台座の前部及び後部に夫々係止する前後一対の係止部材が設けられていることを特徴とするスライドヒンジ用ダンパーが提供される。
前記スライドヒンジ用ダンパーは、ケース本体と、このケース本体に設けられるとともに、扉閉止時に先端部が扉側に当接するダンパーとから構成され、
前記ケース本体には、前部及び後部から夫々側方に突出するとともに、前記台座の前部及び後部に夫々係止する前後一対の係止部材が設けられていることを特徴とするスライドヒンジ用ダンパーが提供される。
上記請求項1記載の発明では、スライドヒンジ用ダンパーとして、ケース本体に、前部及び後部から夫々側方に突出するとともに、台座の前部及び後部に夫々係止する前後一対の係止部材を設けた構造とすることにより、扉が勢いよく閉まった際にスライドヒンジ用ダンパーに掛かる応力負担を、家具本体との固定基部である台座によって受けることができるため、ヒンジ本体に過度の応力負担が掛かることが無く、ヒンジ本体の破損などのおそれが無くなる。
また、前記スライドヒンジ用ダンパーは、家具側面に対してほぼ平行に取り付けられるため、扉閉止時にダンパー先端部が扉側に当接すると、主にダンパーのピストンを没入させる方向の力のみが作用するので、スライドヒンジ用ダンパーの脱落などが生じなくなる。
また、前記スライドヒンジ用ダンパーは、前部及び後部から夫々側方に突出する前後一対の係止部材が、台座の前部及び後部に夫々係止して装着されるため、スライドヒンジ用ダンパーの装着状態でもヒンジ本体の上面に形成される工具先端部を挿入するための開口部が覆われることが無く、扉の位置調整が可能となる。また、スライドヒンジ用ダンパーはスライドヒンジの側部に設けられるため、家具の内寸法が小さくなることがなく、収容容積が維持できるとともに、家具収容物の出し入れ時にスライドヒンジ用ダンパーにぶつかって破損したり脱落するおそれも回避できる。
請求項2に係る本発明として、前記前後一対の係止部材の内、前部側係止部材は相対的に剛性が高く難変形性に形成され、後部側係止部材は相対的に剛性が低く易変形性に形成されている請求項1記載のスライドヒンジ用ダンパーが提供される。
上記請求項2記載の発明は、前後一対の係止部材が台座の前部及び後部に夫々係止され、扉閉止時の応力負担が前部側係止部材によって受け止める構造であるため、前後一対の係止部材の内、前部側係止部材を相対的に剛性が高く難変形性に形成したものである。また、係止部材を台座の前部及び後部に対して簡便に着脱できるようにするため、後部側係止部材を相対的に剛性が低く易変形性に形成するようにしたものである。
請求項3に係る本発明として、前記台座には、両側に夫々、家具本体への固定用ビスを止め付けるフランジ部が設けられ、
前記ケース本体の底面には、前記スライドヒンジ用ダンパーの装着時に前記フランジ部がほぼ隙間無く嵌合される嵌合溝が形成されている請求項1、2いずれかに記載のスライドヒンジ用ダンパーが提供される。
前記ケース本体の底面には、前記スライドヒンジ用ダンパーの装着時に前記フランジ部がほぼ隙間無く嵌合される嵌合溝が形成されている請求項1、2いずれかに記載のスライドヒンジ用ダンパーが提供される。
上記請求項3記載の発明では、ケース本体の底面に、スライドヒンジ用ダンパーの装着時に前記フランジ部がほぼ隙間無く嵌合される嵌合溝を形成することにより、扉が勢いよく閉まった際にスライドヒンジ用ダンパーに掛かる応力負担を前記フランジ部にも分担させるようにしたものである。
請求項4に係る本発明として、前記ダンパーは、油圧式ピストンダンパーとされる請求項1〜3いずれかに記載のスライドヒンジ用ダンパーが提供される。
以上詳説のとおり本発明によれば、破損のおそれにつながるような局部的な応力負担が防止できるとともに、扉閉止時の脱落が確実に防止でき、スライドヒンジ用ダンパーの装着状態においても扉の位置調整が可能となり、家具収容容積が維持できるようになる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
本発明にかかるスライドヒンジ用ダンパー1は、図1に示されるように、家具などの前面の開き扉31を家具本体30の側板に干渉することなく揺動開閉させるため、家具本体30の側板の内面と扉31の内面との間に取り付けられたスライドヒンジ10に対して着脱可能に装着して使用されるものであり、扉の閉まり位置の直前で扉側に当接しダンパー力によって扉を減速させるようにするためのものである。
以下、前記スライドヒンジ10、スライドヒンジ用ダンパー1の順に説明する。
〔スライドヒンジ10〕
前記スライドヒンジ10は、詳細には図2及び図3に示されるように、台座14を介して家具本体30に固定されるヒンジ本体15と、このヒンジ本体15の扉側先端部にリンク部材12を介して回動可能に連結されるとともに、扉31に固定される扉側連結金具13とから主に構成されている。
〔スライドヒンジ10〕
前記スライドヒンジ10は、詳細には図2及び図3に示されるように、台座14を介して家具本体30に固定されるヒンジ本体15と、このヒンジ本体15の扉側先端部にリンク部材12を介して回動可能に連結されるとともに、扉31に固定される扉側連結金具13とから主に構成されている。
前記台座14は、前後方向に長い台座本体部14aと、その両側に突出して設けられ家具本体30への固定用ビスを止め付けるフランジ部14bとから構成されている。前記台座本体部14aの上面には、断面略コの字型に形成されたヒンジ本体15が長手方向に沿って取り付けられている。
前記台座14と前記ヒンジ本体15とは、偏心カム16の回動操作によって台座本体部14aの長手方向と直交する方向(扉31の上下方向)に位置調整可能に取り付けられるとともに、偏心カム17の回動操作によって台座本体部14aの長手方向(扉31の前後方向)に位置調整可能に取り付けられている。また、前記ヒンジ本体15は、埋込ビス18の螺進退操作によって台座14の高さ方向(扉31の左右方向)に位置調整可能とされている。
前記ヒンジ本体15の上面には、前記偏心カム16を回動操作するための工具先端が挿入可能な開口15aが設けられている。
前記ヒンジ本体15の扉側先端部には、連結部材と板バネとからなる一対のリンク部材12を介して扉側連結金具13が回動可能に連結されている。
前記扉側連結金具13は、扉31の閉止時に前記リンク部材12及びヒンジ本体15の先端部が収容可能なカップ部13aが設けられるとともに、その両側に扉31に固定するための固定部材13b、13bが設けられている。
〔スライドヒンジ用ダンパー1〕
次に、前記スライドヒンジ用ダンパー1について詳説する。本スライドヒンジ用ダンパー1は、図4及び図5に示されるように、縦長の略直方体の外形を有するケース本体2と、このケース本体2の前側面に開口を臨ませて設けられた中空孔3に挿入されるとともに、先端部が扉側に当接するダンパー4とから構成されている。
次に、前記スライドヒンジ用ダンパー1について詳説する。本スライドヒンジ用ダンパー1は、図4及び図5に示されるように、縦長の略直方体の外形を有するケース本体2と、このケース本体2の前側面に開口を臨ませて設けられた中空孔3に挿入されるとともに、先端部が扉側に当接するダンパー4とから構成されている。
前記ケース本体2には、図6に示されるように、前部及び後部から夫々側方に突出するとともに、前記台座14の前部及び後部に夫々係止する前後一対の係止部材5、6が設けられている。前後一対の係止部材5、6の内、前部側係止部材5は、ケース本体2の側面の底部前方から該側面にほぼ垂直に突出して設けられ、その先端部に後側に向けて係止用爪5aが備えられている。一方、後部側係止部材6は、後側面の底部中央から該後側面にほぼ垂直に突出するとともに、前記前部側係止部材5と同一方向に屈曲して形成され、その先端部に前側に向けて係止用爪6aが備えられている。この前後一対の係止部材5、6が、台座本体部14aの前部及び後部に夫々係止されることにより、スライドヒンジ用ダンパー1は装着状態においてヒンジ本体15の側部に位置する。このため、ヒンジ本体15の上面が覆われることが無く、スライドヒンジ用ダンパー1の装着状態でも前記偏心カム16、17及び埋込ビス18の回動操作による扉31の位置調整が可能となる。また、家具側面に対してほぼ平行して設けられるため、扉閉止時にダンパー先端部が扉側に当接したときに、主にピストン没入方向の力のみが作用するため、スライドヒンジ用ダンパー1の脱落が防止でき、扉の閉止動作に対して確実にダンパー力を作用させることができるようになる。さらに、ヒンジ本体15の側部に装着されるため、家具内寸を狭小化することがなく、家具収容容積が維持できるとともに、家具収容物の出し入れ時にスライドヒンジ用ダンパー1の破損や脱落のおそれも無くなる。
ところで、前記前後一対の係止部材5、6の内、前部側係止部材5は、扉閉止時の応力負担を受け止める部分なので、相対的に剛性が高く難変形性に形成されることが望ましく、一方後部側係止部材6は、スライドヒンジ用ダンパー1の着脱時に若干変形可能とするため、相対的に剛性が低く易変形性に形成されるようにすることが望ましい。具体的に、前部側係止部材5は、扉閉止時にスライドヒンジ用ダンパー1に作用する応力負担に対して十分な強度を有するように、前後方向に幅広の断面形状とする。一方、後部側係止部材6は、前述の通り屈曲構造を有するとともに、前部側係止部材5より幅狭の断面形状とすることにより、易変形性に形成している。
また、前記ケース本体2の底面には、スライドヒンジ用ダンパー1をスライドヒンジ10に装着する際に、フランジ部14bがほぼ隙間無く嵌合される嵌合溝7が形成されるようにする。この嵌合溝7を設けることにより、スライドヒンジ用ダンパー1に掛かる応力負担を前記フランジ部14bにも分担することができ、扉が勢いよく閉まった場合でも前記係止部材5、6に過度の応力負担が掛かるのが防止できる。
さらに、前記ケース本体2の側面後方には、前記係合部材5、6の突出方向と同じ側方に突出する係止片8を設けることが好ましい。前記係止片8は、スライドヒンジ用ダンパー1の装着時に台座14の上面に係止し、スライドヒンジ用ダンパー1の装着状態を補強するためのものである。
前記ダンパー4は、ケース本体2の中空孔3に挿入して設けられる略円筒形状のケーシング4aと、このケーシング4a内を前後に移動するとともに、一方端がケーシング4aから突出して設けられ、その先端部4cが扉31又は前記扉側連結金具13に当接するピストン4bと、前記ケーシング4a内に配設され、前記ピストン4bをケーシング4aから突出する方向に付勢するバネ部材(図示せず)とから構成されている。そして、前記ケーシング4a内に、前記ピストン4bの移動を緩衝するダンパー用流体などが封入されている。このダンパー4は、扉31の閉まり位置の直前でダンパー4bの先端部4cが扉31又は前記扉側連結金具13に当接し、ダンパー4bのダンパー力によって扉31の閉まり速度を減速させ、扉31をゆっくりと閉めるように作用する。そして、扉31の開状態において、前記ダンパー4bは、前記バネ部材の付勢力により、一方端が突出した位置で保持される。
前記ダンパー4は、油圧式ダンパー、空気式ダンパー、回転式ダンパーなど公知のダンパー機構のいずれでもよいが、油圧式ピストンダンパーが好適に使用できる。
以上の構成からなるスライドヒンジ用ダンパー1をスライドヒンジ10に装着するに際しては、図7に示されるように、スライドヒンジ10を家具に取り付けた状態で、前記スライドヒンジ用ダンパー1を一方側の側部(家具本体に対して上部)から装着する(図7(A))。具体的には、係止部材5、6が台座本体部14aの前後端部に当接した状態から、さらに垂直に押し込むか、若干斜めにして後部側係止部材6を後側に押し広げながら押し込むようにする(図7(B))。このとき、ケース本体2の底面に形成された嵌合溝7を台座14のフランジ部14bに嵌合させるとともに、前記係止片8を台座14の上面に係合させるようにする。その後、係止部材5、6の係止用爪5a、6aを台座本体部14aの他端画側側面に係止することにより装着が完了する。
前記スライドヒンジ用ダンパー1を脱着するには、前記後部側係止部材6を後側に広げ、係止用爪6aと台座本体部14aとの係合を解除し、スライドヒンジ用ダンパー1を上方に引き上げることにより完了する。
このように、本発明に係るスライドヒンジ用ダンパー1は、ワンタッチで着脱することができ、着脱作業が容易となる。
1…スライドヒンジ用ダンパー、2…ケース本体、3…中空孔、4…ダンパー、5…前部側係止部材(係止部材)、6…後部側係止部材(係止部材)、7…嵌合溝、8…係止片、10…スライドヒンジ、12…リンク部材、13…扉側連結金具、14…台座、15…ヒンジ本体
Claims (4)
- 台座を介して家具本体に固定されるヒンジ本体と、このヒンジ本体の扉側先端部にリンク部材を介して回動可能に連結されるとともに、扉に固定される扉側連結金具とからなるスライドヒンジに対して着脱可能に装着され、扉の閉まり位置の直前で扉側に当接しダンパー力によって扉を減速させるようにしたスライドヒンジ用ダンパーであって、
前記スライドヒンジ用ダンパーは、ケース本体と、このケース本体に設けられるとともに、扉閉止時に先端部が扉側に当接するダンパーとから構成され、
前記ケース本体には、前部及び後部から夫々側方に突出するとともに、前記台座の前部及び後部に夫々係止する前後一対の係止部材が設けられていることを特徴とするスライドヒンジ用ダンパー。 - 前記前後一対の係止部材の内、前部側係止部材は相対的に剛性が高く難変形性に形成され、後部側係止部材は相対的に剛性が低く易変形性に形成されている請求項1記載のスライドヒンジ用ダンパー。
- 前記台座には、両側に夫々、家具本体への固定用ビスを止め付けるフランジ部が設けられ、
前記ケース本体の底面には、前記スライドヒンジ用ダンパーの装着時に前記フランジ部がほぼ隙間無く嵌合される嵌合溝が形成されている請求項1、2いずれかに記載のスライドヒンジ用ダンパー。 - 前記ダンパーは、油圧式ピストンダンパーとされる請求項1〜3いずれかに記載のスライドヒンジ用ダンパー。
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- 2009-06-04 JP JP2009134961A patent/JP2010281107A/ja active Pending
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