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JP2010122805A - 仮想サーバシステム並びに物理cpu及び物理メモリの割り当て方法 - Google Patents

仮想サーバシステム並びに物理cpu及び物理メモリの割り当て方法 Download PDF

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JP2010122805A JP2008294562A JP2008294562A JP2010122805A JP 2010122805 A JP2010122805 A JP 2010122805A JP 2008294562 A JP2008294562 A JP 2008294562A JP 2008294562 A JP2008294562 A JP 2008294562A JP 2010122805 A JP2010122805 A JP 2010122805A
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Abstract

【課題】自動で論理サーバに物理CPU、メモリを割当てるとき、メモリのレイテンシによる性能低下が発生しないようにする。
【解決手段】物理CPUとメモリの配置を認識することで、自動で論理サーバに割当てる物理CPUをメモリレイテンシの緩和を考慮した割当てを行う。また、論理サーバと物理CPUをグループ分けし、論理サーバに割当てる物理CPUを同じグループのもの、メモリはその物理CPUが属するメモリコントローラ下のものにすることで、メモリのレイテンシの緩和を考慮した物理CPUの割り当てを行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、仮想サーバシステムに関し、1台の物理計算機上に複数台動作させる論理計算機への計算機資源の自動割当て方式に関する。
仮想計算機システムは、ハイパバイザにより物理計算機を複数の論理区画(LPAR:Logical Partition)に分割し、各LPARに対して計算機資源(CPU、主記憶、I/O)を割当て、各LPAR上でそれぞれOSを動作させるものである。各LPAR上で動作するOSのことを、ハイパバイザという制御プログラムの上で動作する制御プログラムという特殊な動作をすることを表現するためゲストOSと呼ぶ。
ゲストOSは論理的には一般のOSとまったく同様に動作するため、割当てた主記憶もゲストOSには通常のメモリのように0番地から連続したアドレスを提供する必要がある。そのため、主記憶のアドレスはゲスト物理アドレスとホスト物理アドレスに区別され、LPAR上ではゲスト物理アドレスからホスト物理アドレスへの変換が行われることで、ゲストOSは通常に動作する。
特開2006−24479号公報 特開2008−77652号公報
従来の技術では、アクティベイトする論理サーバに割当てる物理CPU、及びメモリブロックは他の論理サーバが使用していないものを順番に割当てる制御をしているが、メモリレイテンシを考慮して物理CPU及びメモリブロックを割当てる制御をしていなかった。このため、メモリレイテンシの影響によるLPARの性能劣化が問題となった。これを回避するには、ユーザが、物理CPUとメモリブロックの物理的配置を意識して、LPARに割当てる物理CPUを決めるしかなかった。ただし、LPARが物理CPUを占有で使用する場合に限った方法で、LPARが物理CPUを時分割共有する場合はメモリレイテンシの影響を回避する方法がなかった。
本発明では、ハイパバイザがCPUとメモリブロックの物理的配置の情報を持ち、CPU及びメモリブロックをメモリレイテンシの緩和を考慮してLPARに割り当てを行う。また、LPARが物理CPUを時分割共有で使用する場合、LPARと物理CPUにグループを付け、LPARのグループと同じグループの物理CPUを割り当てることでメモリレイテンシの緩和を考慮した物理CPUの割り当てを行う。
すなわち、本発明の仮想サーバシステムは、それぞれが複数の物理CPUを搭載しメモリコントローラを備える複数のCPUモジュールと、各CPUモジュールのメモリコントローラにそれぞれ接続された複数の物理メモリと、複数の論理サーバに物理CPUと物理メモリのブロックをそれぞれ割り当てるハイパバイザとを備える仮想サーバシステムにおいて、論理サーバと、その論理CPUモード、必要な論理CPU数、必要な論理メモリサイズが関連付けて登録されている論理サーバ構成管理テーブルと、物理CPUと、そのCPUモード、使用している論理サーバ、接続されているメモリコントローラの情報を関連付けて記憶したCPU管理テーブルと、物理メモリに対して、単位容量ごとに、使用している論理サーバ、接続されているメモリコントローラの情報を関連付けて記憶したメモリ管理テーブルとを有し、ハイパバイザは、論理サーバがアクティベイトされたとき、論理サーバ構成管理テーブルを参照して論理CPUモードと論理CPU数と論理メモリサイズの情報を取得し、次にCPU管理テーブル及びメモリ管理テーブルを参照して、同じCPUモジュールから必要数の物理CPUを割り当てると共に、割り当てた物理CPUのメモリコントローラに接続された物理メモリから必要サイズのメモリのブロックを割り当てる。
論理サーバ構成管理テーブルが論理サーバのグループ付け情報を含むとき、ハイパバイザは、同じグループに属している複数の論理サーバに対して同じ物理CPUを割り当てる。そして、グループ付けされた複数の論理サーバのうちの1つがディアクティベイトされた後、再びアクティベイトされたとき、ハイパバイザは、当該論理サーバに対して従前と同じ物理CPUを割り当てる。
また、本発明は、それぞれが複数の物理CPUを搭載しメモリコントローラを備える複数のCPUモジュール、各CPUモジュールのメモリコントローラにそれぞれ接続された複数の物理メモリ、及び、論理サーバとその論理CPUモード、必要な論理CPU数、必要な論理メモリサイズが関連付けて登録されている論理サーバ構成管理テーブルを有するサーバシステムに対して、ハイパバイザが、各論理サーバに物理CPUと物理メモリのブロックを割り当てる方法において、ハイパバイザは、物理CPUとそのCPUモード、使用している論理サーバ、接続されているメモリコントローラの情報を関連付けるCPU管理テーブル、及び、物理メモリに対して、単位容量ごとに、使用している論理サーバ、接続されているメモリコントローラの情報を関連付けるメモリ管理テーブルを初期化する工程、アクティベイトされた論理サーバに必要な論理CPUと論理メモリサイズの情報を論理サーバ構成管理テーブルから取得する工程、CPU管理テーブル及びメモリ管理テーブルを参照して、論理サーバに、同じCPUモジュールに搭載された物理CPUから必要数のCPUを割り当てると共に、割り当てた物理CPUのメモリコントローラに接続された物理メモリから必要サイズのメモリブロックを割り当てる方法を探索する工程、探索が成功したとき、CPU管理テーブル及びメモリ管理テーブルを更新する工程、を実行する。
本発明により、メモリレイテンシを考慮したLPARへの物理CPUとメモリブロックの割り当てが自動的に行われる。
また、LPARと物理CPUにグループを付けることで、LPARの論理CPUがどの物理CPUを使用しているか明確になり、物理CPUモジュールの稼動時交換など物理サーバの保守に役立つメリットがある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明におけるサーバモジュールの基本的な構成例を示す説明図である。サーバモジュール100は4つの物理CPU110〜113、114〜117を持つCPUモジュールを2つ(107,108)搭載し、それぞれのCPUモジュールはメモリコントローラ118,119を備え、それぞれのメモリコントローラは3枚のDIMM(2GB)120〜122,123〜125を実装した3ウェイインタリーブ構成となっている。同じメモリコントローラに接続される物理CPU110〜113とDIMM120〜122、又は物理CPU114〜117とDIMM123〜125の間の配線距離は45mmである。異なるメモリコントローラに接続される物理CPU110〜113とDIMM123〜125、物理CPU114〜117とDIMM120〜122の間の配線距離は450mmである。
ハイパバイザ101は物理的な1台のサーバを論理的に複数のサーバに見せる仮想化機構である。ハイパバイザはメモリブロック126,127を占有で使用して動作している。ハイパバイザ上には4台の論理計算機(LPAR)103〜106があり、アクティベイトはLPAR1(103)、LPAR2(104)、LPAR3(105)、LPAR4(106)の順に行われている。LPAR1(103)は、論理メモリ2GBと物理CPUを時分割共有する2つの共有論理CPUを必要とし、LPARグループ#1(102)に属している。LPAR2(104)は論理メモリ1GBと物理CPUを時分割共有する2つの共有論理CPUを必要とし、LPARグループ#1(102)に属している。LPAR3(105)は、論理メモリ2GBと物理CPUを時分割共有する2つの共有論理CPUを必要とし、LPARグループには属していない。LPAR4(106)は、論理メモリ2GBと物理CPUを占有する2つの占有論理CPUを必要とする。
LPAR1(103)をアクティベイトすると、ハイパバイザはLPAR1(103)がLPARグループ#1(102)に属しているLPARであると認識して、CPUグループ#1の2つの物理CPU110,111と2GBのメモリブロック128を割当てる。LPAR2(104)をアクティベイトすると、LPAR1(103)と同様にハイパバイザはLPAR2(104)がLPARグループ#1(102)に属しているLPARであると認識して、CPUグループ#1の2つの物理CPU110,111と1GBのメモリブロック129,130を割当てる。LPAR3(105)をアクティベイトすると、ハイパバイザはLPARグループに属さないLPARであるため、未使用の物理CPUと未使用のメモリブロックを調べる。この結果、LPAR3(105)には2つの物理CPU114,115と2GBのメモリブロック131を割当てる。LPAR4(106)をアクティベイトすると、ハイパバイザは物理CPUを占有で使用する論理CPUを持つLPARであると認識し、未使用の物理CPUと未使用のメモリブロックを調べる。この結果、LPAR4(106)には2つの物理CPU116,117と2GBのメモリブロック132を割当てる。
図2は、図1に示す4つのLPAR103〜106のLPAR構成管理テーブル200である。このLPAR構成管理テーブルは、各LPARの論理CPUモード201と、論理CPU数(202)と、論理メモリサイズ(203)と、LPARグループ#(204)で構成される。このLPAR構成管理テーブルの情報は、ユーザから入力される。ハイパバイザ101はLPARをアクティベイトするとき、各LPARのLPAR構成管理テーブルの情報を使用して必要なCPUとメモリブロックを割当てる。
図3は、図1に示す物理CPU110〜117のCPU管理テーブル300である。このCPU管理テーブルは、ハイパバイザ101によりCPUごとに管理される。CPU管理テーブルは、物理CPUごとにCPUモード301と、使用LPAR#(302)と、CPUグループ#(303)と、MC#(304)で構成される。ハイパバイザ101によって、CPUモード301は時分割共有モード、使用LPAR#(302)は0、CPUグループ#(303)は0で初期化される。
MC#(304)は、ハイパバイザにより初期化され、各物理CPUが搭載されるCPUモジュールに搭載されるメモリコントローラの番号が与えられる。MC#(304)は、詳細は後述するが、メモリレイテンシの緩和を考慮した物理CPUの割り当てを行うために用いられる。また、MC♯(304)は、ハイパバイザにより初期化された後は更新されない。CPUグループ#(303)の情報はユーザから入力される。LPARをアクティベイトすると、CPUモード301と使用LPAR#(302)とが更新される。また、LPARをディアクティベイトすると初期状態に戻る。
図4は、図1に示す物理メモリ120〜125のLPARへの割り当てを管理するために、ハイパバイザが持つメモリ管理テーブル400である。メモリ管理テーブルは、LPARに物理メモリ120〜125を256MB単位で割り当てるために、ハイパバイザ101により物理メモリ120〜125を256MBずつのエントリ401に分けて管理される。メモリ管理テーブルは、256MBのエントリごとに、LPAR#(402)と、ホスト物理アドレス403と、サイズ404と、ゲスト物理アドレス405と、ベースアドレス406と、MC#(407)から構成される。LPAR#(402)及びゲスト物理アドレス405は「0」で、ホスト物理アドレス403及びベースアドレス406は物理メモリ120〜125のアドレスで、ハイパバイザ101によって初期化される。
MC#(407)は、ハイパバイザにより初期化され、各物理メモリが接続されるメモリコントローラの番号が与えられる。MC#(407)は、詳細は後述するが、メモリレイテンシの緩和を考慮した物理メモリの割り当てを行うために用いられる。
LPARをアクティベイトすると、LPAR#(402)と、ゲスト物理アドレス405と、ベースアドレス406とが更新される。また、LPARをディアクティベイトすると、初期状態に戻る。
LPAR構成管理テーブル200、CPU管理テーブル300及びメモリ管理テーブル400は、ハイパバイザが占有しているメモリブロック126,127の中に保持され、ハイパバイザによって適宜参照される。
図5は、アクティベイトするLPARの論理CPUモードが占有の場合、ハイパバイザがLPARに割当てる物理CPUと物理メモリを決定するフローチャートである。この決定では、CPU管理テーブル300及びメモリ管理テーブル400を使用して、メモリレイテンシが緩和されるようにする。
LPARをアクティベイトすると、他のLPARで未使用の物理CPUが該LPARの論理CPU数(202)以上あるか調べるため、CPU管理テーブル300の使用LPAR#(302)の値が0であり、CPUグループ#(303)が0のテーブルの数と該LPARの論理CPU数(202)を比較する(S500)。
未使用の物理CPUが該LPARの論理CPU数(202)より足りない場合は、物理CPUが割当てられないと判断しLPARのアクティベイトエラー(S507)とする。
未使用の物理CPUが該LPARの論理CPU数(202)以上ある場合は、次に同じメモリコントローラで未使用の物理CPUが該LPARの論理CPU数(202)以上あるか調べる。このため、CPU管理テーブル300のMC#(304)が同じで、使用LPAR#(302)の値が0の数と該LPARの論理CPU数(202)を比較する(S501)。
未使用の物理CPUが該LPARの論理CPU数(202)以上ある場合は、未使用メモリブロックが該LPARの論理メモリサイズ(203)以上あるか調べる。このため、メモリ管理テーブル400のMC#(407)がCPU管理テーブル300のMC#(304)と同じで、メモリ管理テーブル400のLPAR#(402)が0のメモリブロックサイズを求める(S502)。未使用メモリブロックサイズが論理メモリサイズに足りない場合は、メモリブロックが割当てられないと判断しLPARのアクティベイトエラー(S507)とする。
未使用メモリブロックサイズが論理メモリサイズ以上である場合、LPARにメモリブロックが割当てられるため、CPU管理テーブル300とメモリ管理テーブル400を、該LPARに割当てた状態に変更する。まず、該LPARに割り当て可能と判断した物理CPUに対応するCPU管理テーブル300のCPUモード301を占有モードにする(S504)。次に、CPU管理テーブル300の使用LPAR#(302)を該LPAR#にする(S505)。最後に、メモリ管理テーブル400の未使用メモリブロックのLPAR#(402)を該LPAR#にする(S506)。
このように、LPARに割当てる物理CPU及び物理メモリが、CPU管理テーブル300のMC#(304)及びメモリ管理テーブル400のMC#(407)と一致するものとなり、割り当てられた物理CPUと物理メモリが、CPUモジュール間を跨がずに同じCPUモジュール内の物を使用することになる。その結果、本実施例によれば、メモリコントローラからの配線距離が近い物理CPUと物理メモリとが割り当てられるので、CPUモジュール間を跨ぐ割り当てのような物理CPUと物理メモリとの配線距離の離れが生じず、メモリレイテンシが考慮される。
図6は、アクティベイトするLPARの論理CPUモードが時分割共有の場合に、ハイパバイザが、LPARに割当てる物理CPUと物理メモリを決定するフローチャートである。この決定においても、CPU管理テーブル300及びメモリ管理テーブル400を使用して、メモリレイテンシが緩和されるようにする。
LPARをアクティベイトすると、該LPARのLPARグループ#(204)の値が0であるかを調べる(S600)。該LPARのグループ#が0でない場合は、該LPARのLPARグループ#(204)と同じグループ#がCPU管理テーブル300のCPUグループ#(303)にあるか調べる(S601)。同じグループ#がある場合は、次にメモリ管理テーブル400のMC#(407)が該グループ#を持つCPU管理テーブル300のMC#(304)と同じで、メモリ管理テーブル400のLPAR#(402)が0のメモリブロックサイズを求める(S602)。該メモリブロックサイズが該LPARの論理メモリサイズ(203)に足りなければ(S603)、メモリブロックが割当てられないと判断し、LPARのアクティベイトエラーとする(S607)。
該メモリブロックサイズが該LPARの論理メモリサイズ(203)以上あれば(S603)、該LPARにメモリブロックが割当てられるため、CPU管理テーブル300とメモリ管理テーブル400を該LPARに割当てた状態に変更する。まず、該LPARに割り当て可能と判断した物理CPUに対応する使用LPAR#(302)に該LPAR#を追加する(S604)。最後に、メモリ管理テーブル400の未使用メモリブロックのLPAR#(402)を該LPAR#にする(S605)。
該LPARのLPARグループ#(204)の値が0であるかを調べた結果(S600)、該LPARのLPARグループ#が0の場合は、同じメモリコントローラで未使用の物理CPUが該LPARの論理CPU数(202)以上あるか調べる。このため、CPU管理テーブル300のMC#(304)が同じで、使用LPAR#(302)の値が0の数と該LPARの論理CPU数(202)を比較する(S606)。
未使用のCPUが該LPARの論理CPU数(202)以上ある場合は、次にメモリ管理テーブル400のMC#(407)が該グループ#を持つCPU管理テーブル300のMC#(304)と同じでメモリ管理テーブル400のLPAR#(402)が0のメモリブロックサイズを求める(S602)。該メモリブロックサイズが該LPARの論理メモリサイズ(203)に足りなければ(S603)、メモリブロックが割当てられないと判断しLPARのアクティベイトエラー(S607)とする。
該メモリブロックサイズが該LPARの論理メモリサイズ(203)以上あれば(S603)、該LPARにメモリブロックが割当てられるため、CPU管理テーブル300とメモリ管理テーブル400を該LPARに割当てた状態に変更する。まず、該LPARに割り当て可能と判断した物理CPUに対応する使用LPAR#(302)に該LPAR#を追加する(S604)。最後に、メモリ管理テーブル400の未使用メモリブロックのLPAR#(402)を該LPAR#にする(S605)。
このように、LPARに割当てる物理CPU及び物理メモリが、CPU管理テーブル300のMC#(304)及びメモリ管理テーブル400のMC#(407)と一致するものとなり、割り当てられた物理CPUと物理メモリが、CPUモジュール間を跨がずに同じCPUモジュール内の物を使用することになる。その結果、本実施例によれば、メモリコントローラからの配線距離が近い物理CPUと物理メモリとが割り当てられるので、CPUモジュール間を跨ぐ割り当てのような物理CPUと物理メモリとの配線距離の離れが生じず、メモリレイテンシが考慮される。
CPU管理テーブル300のMC#(304)が同じで使用LPAR#(302)の値が0の数と該LPARの論理CPU数(202)を比較した結果(S606)、未使用の物理CPUが該LPARの論理CPU数(202)に足りない場合は、物理CPUが割当てられないためLPARのアクティベイトエラー(S607)とする。
図7は、図1に示す4つのLPAR103〜106をアクティベイトした後のCPU管理テーブル700の例である。また、図8は、図1に示す4つのLPAR103〜106をアクティベイトした後のメモリ管理テーブル800の例である。一つのLPARには0から連続したゲスト物理アドレスが割り当てられ、ゲスト物理アドレスにベースアドレスを加算したものがホスト物理アドレスとなる。一つのLPARに割り当てられた物理CPU及び物理メモリは同じMC#を有することが見て取れる。
本発明では、仮想計算機システムの各LPARの物理CPUのメモリレイテンシを考慮した割り当てが可能となり、性能を要求される仮想計算機システムの構築においてメモリレイテンシによる性能低下を意識しない仮想計算機システムの構築業務に適用することができる。
本発明におけるサーバモジュールの基本的な構成例を示す説明図。 図1に示すLPARのLPAR構成管理テーブルの図。 図1に示すCPUのCPU管理テーブルの図(LPARアクティベイト前)。 図1に示す物理メモリのメモリ管理テーブルの図(LPARアクティベイト前)。 LPARの論理CPUモードが占有の場合のCPU割当ての実施手順を示す図。 LPARの論理CPUモードが時分割共有の場合のCPU割当ての実施手順を示す図。 図1に示すCPUのCPU管理テーブルの図(LPARアクティベイト後)。 図1に示す物理メモリのメモリ管理テーブルの図(LPARアクティベイト後)。
符号の説明
100 サーバモジュール
101 ハイパバイザ
102 LPARグループ
103〜106 LPAR
107,108 CPUモジュール
109 CPUグループ
110〜117 物理CPU
118,119 メモリコントローラ
120〜125 DIMM
126,127 ハイパバイザメモリ領域
128 LPAR1のメモリ領域
129,130 LPAR2のメモリ領域
131 LPAR3のメモリ領域
132 LPAR4のメモリ領域

Claims (6)

  1. それぞれが複数の物理CPUを搭載しメモリコントローラを備える複数のCPUモジュールと、
    各CPUモジュールのメモリコントローラにそれぞれ接続された複数の物理メモリと、
    複数の論理サーバに物理CPUと物理メモリのブロックをそれぞれ割り当てるハイパバイザとを備える仮想サーバシステムにおいて、
    論理サーバと、その論理CPUモード、必要な論理CPU数、必要な論理メモリサイズが関連付けて登録されている論理サーバ構成管理テーブルと、
    物理CPUと、そのCPUモード、使用している論理サーバ、接続されているメモリコントローラの情報を関連付けて記憶したCPU管理テーブルと、
    前記物理メモリに対して、単位容量ごとに、使用している論理サーバ、接続されているメモリコントローラの情報を関連付けて記憶したメモリ管理テーブルとを有し、
    前記ハイパバイザは、論理サーバがアクティベイトされたとき、前記論理サーバ構成管理テーブルを参照して論理CPUモードと論理CPU数と論理メモリサイズの情報を取得し、次に前記CPU管理テーブル及びメモリ管理テーブルを参照して、同じCPUモジュールから必要数の物理CPUを割り当てると共に、割り当てた物理CPUのメモリコントローラに接続された物理メモリから必要サイズのメモリのブロックを割り当てることを特徴とする仮想サーバシステム。
  2. 請求項1記載の仮想サーバシステムにおいて、前記論理サーバ構成管理テーブルは論理サーバのグループ付け情報を含み、前記ハイパバイザは、同じグループに属している複数の論理サーバに対して同じ物理CPUを割り当てることを特徴とする仮想サーバシステム。
  3. 請求項2記載の仮想サーバシステムにおいて、グループ付けされた複数の論理サーバのうちの1つがディアクティベイトされた後、再びアクティベイトされたとき、前記ハイパバイザは、当該論理サーバに対して従前と同じ物理CPUを割り当てることを特徴とする仮想サーバシステム。
  4. それぞれが複数の物理CPUを搭載しメモリコントローラを備える複数のCPUモジュール、各CPUモジュールのメモリコントローラにそれぞれ接続された複数の物理メモリ、及び、論理サーバとその論理CPUモード、必要な論理CPU数、必要な論理メモリサイズが関連付けて登録されている論理サーバ構成管理テーブルを有するサーバシステムに対して、ハイパバイザが、各論理サーバに物理CPUと物理メモリのブロックを割り当てる方法において、
    前記ハイパバイザは、
    物理CPUとそのCPUモード、使用している論理サーバ、接続されているメモリコントローラの情報を関連付けるCPU管理テーブル、及び、物理メモリに対して、単位容量ごとに、使用している論理サーバ、接続されているメモリコントローラの情報を関連付けるメモリ管理テーブルを初期化する工程、
    アクティベイトされた論理サーバに必要な論理CPUと論理メモリサイズの情報を前記論理サーバ構成管理テーブルから取得する工程、
    前記CPU管理テーブル及びメモリ管理テーブルを参照して、前記論理サーバに、同じCPUモジュールに搭載された物理CPUから必要数のCPUを割り当てると共に、割り当てた物理CPUのメモリコントローラに接続された物理メモリから必要サイズのメモリブロックを割り当てる方法を探索する工程、
    前記探索が成功したとき、前記CPU管理テーブル及びメモリ管理テーブルを更新する工程、
    を実行することを特徴とする割り当て方法。
  5. 請求項4記載の割り当て方法において、前記論理サーバ構成管理テーブルが論理サーバのグループ付け情報を含むとき、前記ハイパバイザは、同じグループに属している複数の論理サーバに対して同じ物理CPUを割り当てることを特徴とする割り当て方法。
  6. 請求項5記載の割り当て方法において、グループ付けされた複数の論理サーバのうちの1つがディアクティベイトされた後、再びアクティベイトされたとき、前記ハイパバイザは、当該論理サーバに対して従前と同じ物理CPUを割り当てることを特徴とする割り当て方法。
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