JP2010190107A - 高圧ポンプ - Google Patents
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Abstract
【課題】吸入行程において燃料を効率的に吸入することが可能な高圧ポンプを提供する。
【解決手段】インレットから燃料ギャラリ13の供給口132までを接続するのが、供給通路133である。また、吸入通路は、燃料ギャラリ13の吸入口135に接続されている。このとき、平面視円形状の燃料ギャラリ13において、中心Oを通る直径方向に、供給口132及び吸入口135を形成する。この場合、中心Oから吸入口135へ向かう吸入方向の仮想ベクトルV1と、供給口132から中心Oに向かう供給方向の仮想ベクトルV2とが同一方向となっている。
【選択図】 図2
【解決手段】インレットから燃料ギャラリ13の供給口132までを接続するのが、供給通路133である。また、吸入通路は、燃料ギャラリ13の吸入口135に接続されている。このとき、平面視円形状の燃料ギャラリ13において、中心Oを通る直径方向に、供給口132及び吸入口135を形成する。この場合、中心Oから吸入口135へ向かう吸入方向の仮想ベクトルV1と、供給口132から中心Oに向かう供給方向の仮想ベクトルV2とが同一方向となっている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、内燃機関(以下「エンジン」という)に用いられる高圧ポンプに関する。
エンジンへ燃料を供給する燃料供給装置は、高圧燃料を圧送する高圧ポンプを備える。高圧ポンプは、カムシャフトの回転によって往復移動するプランジャを備えるのが一般的である。
このような高圧ポンプの作動行程は、具体的に、プランジャが上死点から下死点へ移動するときにポンプ内の燃料ギャラリから加圧室へ燃料を吸入する吸入行程、プランジャが下死点から上死点へ向かうときに一部の低圧の燃料を燃料ギャラリへ戻す調量行程、及び、吸入弁を閉じてからさらに上死点へ向かうプランジャによって燃料が加圧される加圧行程に大別される(例えば、特許文献1参照)。
ところで、近年、エンジンの出力は益々向上を遂げており、エンジン回転数も大きくなる傾向にある。このようにエンジン回転数が大きくなり、カムシャフトの回転数が大きくなると、プランジャが高速で往復移動することになる。そして、このような状況下にあっては、上記吸入行程において如何に効率よく燃料を吸入するかが重要になってくる。
この点、上記特許文献1では何等考慮がなされておらず、プランジャが高速で往復移動するような特殊な状況下では、吸入行程における燃料の吸入効率が低下してしまうことが懸念される。
本発明は上述した問題を解決するためになされたものであり、その目的は、吸入行程において燃料を効率的に吸入することが可能な高圧ポンプを提供することにある。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の高圧ポンプでは、供給通路が、インレットから燃料ギャラリの供給口までを接続する。したがって、インレットから燃料が供給されると、供給通路を経由して燃料ギャラリへ燃料が導かれる。また、吸入通路が、燃料ギャラリの吸入口から加圧室までを接続する。したがって、燃料ギャラリへ供給された燃料は、吸入通路を経由して加圧室へ導かれる。加圧室の容積変化はプランジャによって作出され、加圧された燃料がアウトレットから吐出される。
ここで特に、吸入口は、燃料ギャラリにおいて燃料が流動し易い方向である複数の流動方向のうち第1の流動方向に合わせ、燃料ギャラリの端部に設けられている。また、供給口は、複数の流動方向のうち第2の流動方向に合わせ、燃料ギャラリの端部に設けられている。
燃料が流動し易い方向である「流動方向」は、燃料ギャラリの内部形状に依存する。例えば請求項3に示すように、流動方向は、燃料ギャラリの内壁間の距離が相対的に大きくなっている方向であることが考えられる。また例えば請求項4に示すように、燃料ギャラリの内部が平面視円形状の空間となっていることを前提として、流動方向は、平面視円形状の空間に観念される直径方向であることとしてもよい。
本発明では、複数の流動方向のうち第1の流動方向に合わせ燃料ギャラリの端部に吸入口を設け、また、第2の流動方向に合わせ燃料ギャラリの端部に供給口を設けた。ここでいう「端部」は、燃料ギャラリの端と、その周辺を含むものである。そして、第1の流動方向に沿った吸入方向の第1仮想ベクトルと、第2の流動方向に沿った供給方向の第2仮想ベクトルとのなす角を鋭角又は直角とした。
例えば、燃料ギャラリの内部が平面視円形状の空間となっていることを前提とすれば流動方向は直径方向となるが、その場合に中心から吸入口へ向かう吸入方向の第1仮想ベクトルと、供給口から中心へ向かう供給方向の第2仮想ベクトルとのなす角が鋭角になっているという具合である。
このようにすれば、供給口から燃料をスムーズに吸入口へ導くことができ、吸入行程において燃料を効率よく吸入することができる。
なお、ここでは仮想ベクトルのなす角が「鋭角又は直角」、として技術思想を表現したが、請求項2に示すように、「前記第1の流動方向に沿った吸入方向の第1仮想ベクトルと、前記第2の流動方向に沿った供給方向の第2仮想ベクトルとの内積が「0」以上であること」としてもよい。
なお、ここでは仮想ベクトルのなす角が「鋭角又は直角」、として技術思想を表現したが、請求項2に示すように、「前記第1の流動方向に沿った吸入方向の第1仮想ベクトルと、前記第2の流動方向に沿った供給方向の第2仮想ベクトルとの内積が「0」以上であること」としてもよい。
また、燃料を効率よく吸入するという観点からは、請求項5に示すように、第1仮想ベクトルと第2仮想ベクトルとを同一方向とすることが考えられる。例えば、所定の流動方向に沿って、燃料ギャラリの端部に、相互に対向するよう供給口及び吸入口を設けるという具合である。このようにすれば、供給口から燃料をスムーズに吸入口へ導くことができ、吸入行程において燃料を効率よく吸入することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の高圧ポンプは、車両に搭載されて用いられ、燃料タンクから低圧ポンプにて汲み上げられる燃料を加圧して燃料レールへ吐出するものである。
図1に示すように、高圧ポンプ1は、外郭を構成しているハウジング10、プランジャ部30、吸入弁部50、及び、吐出弁部70を備えている。
図1に示すように、高圧ポンプ1は、外郭を構成しているハウジング10、プランジャ部30、吸入弁部50、及び、吐出弁部70を備えている。
ハウジング10は、外郭を構成している。このハウジング10の一方向(図1中では上方)にカバー12が取り付けられており、カバー12とハウジング10とで囲まれる空間が燃料ギャラリ13となっている。燃料ギャラリ13は、その内部に、パルセーションダンパ131を有している。パルセーションダンパ131は、その端部を挟持されて配置されている。
インレット11から燃料ギャラリ13の供給口132までを接続するのが、供給通路133である。これにより、インレット11から供給される燃料は、供給通路133を経由して、燃料ギャラリ13へ導かれる。また、吸入通路134は、燃料ギャラリ13の吸入口135に接続されている。これにより、燃料ギャラリ13に供給される燃料は、吸入口135を経由して、加圧室14へ導かれる。なお、インレット11の上流側には、低圧ポンプからの配管が接続される。
また、プランジャ部30は、カバー12のちょうど反対側(図1中の下方)に設けられている。そして、プランジャ部30と燃料ギャラリ13との中間付近に、燃料を加圧可能な加圧室14が形成されている。
さらにまた、カバー12及びプランジャ部30の配列方向に直交する方向に、吸入弁部50(図1中の左方)及び吐出弁部70(図1中の右方)が設けられている。
このような構成により、燃料ギャラリ13に供給された燃料は、吸入弁部50を経由し、加圧室14を経由して、吐出弁部70から吐出される。
さらにまた、カバー12及びプランジャ部30の配列方向に直交する方向に、吸入弁部50(図1中の左方)及び吐出弁部70(図1中の右方)が設けられている。
このような構成により、燃料ギャラリ13に供給された燃料は、吸入弁部50を経由し、加圧室14を経由して、吐出弁部70から吐出される。
次に、プランジャ部30、吸入弁部50、及び、吐出弁部70の構成について、詳細に説明する。
最初にプランジャ部30について説明する。
プランジャ部30は、プランジャ31、オイルシールホルダ32、スプリングシート33、及び、プランジャスプリング34などを備えている。
最初にプランジャ部30について説明する。
プランジャ部30は、プランジャ31、オイルシールホルダ32、スプリングシート33、及び、プランジャスプリング34などを備えている。
プランジャ31は、ハウジング10の内部に形成されたシリンダ15に支持される大径部311と、オイルシールホルダ32に囲まれる大径部311よりも径の小さな小径部312とを有している。これら大径部311及び小径部312は、一体となっており、同位相で軸方向に往復移動する。
オイルシールホルダ32は、シリンダ15の端部に配置されている。オイルシールホルダ32は、その内部に、リング状のシール323を有している。このシール323により、プランジャ31の小径部312周囲の燃料油膜の厚さが調整され、エンジンへの燃料のリークが抑制される。また、オイルシールホルダ32は、その先端部分に、オイルシール325を有している。このオイルシール325によって、プランジャ31の小径部312の周囲のオイル油膜の厚さが規制され、オイルのリークが抑制される。
スプリングシート33は、プランジャ31の端部に配設されている。このプランジャ31の端部が図示しないリフタに当接し、リフタが、カムシャフトに取り付けられたカムにその外面を当接させる。これによって、カムシャフトの回転により、カムプロフィールに応じてリフタが軸方向に往復移動する。その結果、プランジャ31と共にスプリングシート33が軸方向に往復移動することになる。
プランジャスプリング34は、スプリングシート33に一端を係止され、他端をオイルシールホルダ32に係止されている。これにより、プランジャスプリング34は、スプリングシート33を介しプランジャ31の戻しバネとして機能し、プランジャ31をリフタに当接させるよう付勢する。
かかる構成により、カムシャフトの回転に応じたプランジャ31の往復移動が実現される。このとき、プランジャ31の大径部311によって、加圧室14の容積変化が作出される。
次に、吸入弁部50について説明する。
吸入弁部50は、図1に示すように、ハウジング10によって形成される筒部51、筒部51の開口を覆う弁部カバー52、及び、コネクタ53等を備えている。
筒部51は、略円筒状に形成され、内部に燃料通路55を有している。燃料通路55には、略円筒状のシートボディ56が配置されている。シートボディ56の内部には、吸入弁57が配置されている。この吸入弁57の内部には、スプリング58が収容配置されている。
吸入弁部50は、図1に示すように、ハウジング10によって形成される筒部51、筒部51の開口を覆う弁部カバー52、及び、コネクタ53等を備えている。
筒部51は、略円筒状に形成され、内部に燃料通路55を有している。燃料通路55には、略円筒状のシートボディ56が配置されている。シートボディ56の内部には、吸入弁57が配置されている。この吸入弁57の内部には、スプリング58が収容配置されている。
また、吸入弁57には、ニードル59が当接している。このニードル59は、上述した弁部カバー52を貫通し、コネクタ53の内部まで延びている。コネクタ53は、コイル531と当該コイル531へ通電するための端子532とを有している。コイル531の内側には、所定位置に保持される固定コア533、可動コア534、及び、固定コア533と可動コア534との間に介在するスプリング535が配置されている。ここで、可動コア534に固定されるのが、上述したニードル59である。つまり、可動コア534とニードル59とは一体になっている。
かかる構成により、コネクタ53の端子532を介して通電が行われると、コイル531にて発生する磁束によって固定コア533と可動コア534との間に磁気吸引力が発生する。その結果、可動コア534が固定コア533側へ移動し、これに伴ってニードル59が、加圧室14から離れる方向へ移動する。このときは、吸入弁57の移動がニードル59にて規制されない。したがって、吸入弁57がシートボディ56に着座可能となり、吸入弁57の着座により、燃料通路55と加圧室14とが遮断される。
一方、コネクタ53の端子532を介した通電が行われないと、磁気吸引力は発生しないため、スプリング535によって、可動コア534が加圧室14へ近づく方向へ移動する。これにより、ニードル59が加圧室14側へ移動する。その結果、ニードル59によって吸入弁57の移動が規制され、吸入弁57が加圧室14側に保持される。このときは、吸入弁57がシートボディ56から離座することとなり、燃料通路55と加圧室14とが連通する。
次に、吐出弁部70について説明する。
吐出弁部70は、図1に示すように、ハウジング10にて形成される円筒状のアウトレット71を有している。このアウトレット71にて形成される収容室711に、吐出弁72、スプリング73、及び、係止部74が収容されている。また、収容室711の開口部分が、吐出口75となっている。吐出口75とは反対側の収容室711の深部には、弁座712が形成されている。
吐出弁部70は、図1に示すように、ハウジング10にて形成される円筒状のアウトレット71を有している。このアウトレット71にて形成される収容室711に、吐出弁72、スプリング73、及び、係止部74が収容されている。また、収容室711の開口部分が、吐出口75となっている。吐出口75とは反対側の収容室711の深部には、弁座712が形成されている。
吐出弁72は、スプリング73の付勢力と図示しない燃料レール側からの圧力とにより、弁座712に当接する。これにより、吐出弁72は、加圧室14の燃料の圧力が低いうちは、燃料の吐出を停止する。一方、加圧室14の燃料の圧力が大きくなってスプリング73の付勢力と燃料レール側からの圧力とに打ち勝つと、吐出弁72が吐出口75の方向へ移動する。これにより、収容室711へ流入した燃料は、吐出口75から吐出される。
次に、燃料ギャラリ13の構成について詳述する。図2は、図1のII−II線断面を模式的に示す説明図である。図2では、燃料ギャラリ13の部分を主として示している。
図2に示すように、燃料ギャラリ13は、平面視円形状となっており、中心Oを通る直径方向に、上述した供給口132及び吸入口135が形成されている。この場合、中心Oから吸入口135へ向かう吸入方向の仮想ベクトルV1と、供給口132から中心Oに向かう供給方向の仮想ベクトルV2とが同一方向となっている。
次に、高圧ポンプ1の作動について説明する。高圧ポンプ1は、吸入行程、調量行程、及び、加圧行程を繰り返すことで動作する。
吸入行程は、燃料ギャラリ13から加圧室14へ燃料を吸入する行程である。このとき、プランジャ31は、上死点から下死点へ向かって移動し(加圧室14から離れる方向へ移動し)、吸入弁57は開弁状態となっている。また、調量行程は、加圧室14から燃料ギャラリ13へ低圧の燃料を戻す行程である。このとき、プランジャ31は、下死点から上死点へ向かって移動し(加圧室14へ近づく方向へ移動し)、吸入弁57は開弁状態となっている。加圧行程は、加圧室14から吐出弁部70を経由して燃料を吐出する行程である。このとき、プランジャ31は、上死点へ向かって移動し(加圧室14へ近づく方向へ移動し)、吸入弁57は閉弁状態となっている。
吸入行程は、燃料ギャラリ13から加圧室14へ燃料を吸入する行程である。このとき、プランジャ31は、上死点から下死点へ向かって移動し(加圧室14から離れる方向へ移動し)、吸入弁57は開弁状態となっている。また、調量行程は、加圧室14から燃料ギャラリ13へ低圧の燃料を戻す行程である。このとき、プランジャ31は、下死点から上死点へ向かって移動し(加圧室14へ近づく方向へ移動し)、吸入弁57は開弁状態となっている。加圧行程は、加圧室14から吐出弁部70を経由して燃料を吐出する行程である。このとき、プランジャ31は、上死点へ向かって移動し(加圧室14へ近づく方向へ移動し)、吸入弁57は閉弁状態となっている。
なお、本形態におけるインレット11が「インレット」を構成し、燃料ギャラリ13が「燃料ギャラリ」を構成し、供給口132が「供給口」を構成し、供給通路133が「供給通路」を構成する。また、吸入口135が「吸入口」を構成し、加圧室14が「加圧室」を構成し、吸入通路134が「吸入通路」を構成する。さらにまた、プランジャ31が「プランジャ」を構成し、アウトレット71が「アウトレット」を構成する。
以上詳述したように本形態の高圧ポンプ1では、平面視円形状の燃料ギャラリ13において、中心Oを通る直径方向に、供給口132及び吸入口135が形成されている。この場合、中心Oから吸入口135へ向かう吸入方向の仮想ベクトルV1と、供給口132から中心Oに向かう供給方向の仮想ベクトルV2とが同一方向となっている。これにより、供給口から燃料をスムーズに吸入口へ導くことができ、吸入行程において燃料を効率よく吸入することができる。
以上、本発明は、上記実施形態に何等限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において、種々なる形態で実施可能である。
上記形態では、図2に示したように、中心Oから吸入口135へ向かう吸入方向の仮想ベクトルV1と、供給口132から中心Oへ向かう供給方向の仮想ベクトルV2とが同一方向となっていた。これに対し、図2に二点鎖線で示す供給通路133aのように供給通路を形成してもよい。この場合、供給通路133aの供給口132aから中心へ向かう供給方向の仮想ベクトルV3と、仮想ベクトルV1とのなす角θが鋭角とした。このようにしても、上記形態と同様の効果が奏される。本発明の技術思想を具現化するにあたっては、2つの仮想ベクトルのなす角が直角を越えるもの、すなわち内積が「0」以下でなければよい。
上記形態では、図2に示したように、中心Oから吸入口135へ向かう吸入方向の仮想ベクトルV1と、供給口132から中心Oへ向かう供給方向の仮想ベクトルV2とが同一方向となっていた。これに対し、図2に二点鎖線で示す供給通路133aのように供給通路を形成してもよい。この場合、供給通路133aの供給口132aから中心へ向かう供給方向の仮想ベクトルV3と、仮想ベクトルV1とのなす角θが鋭角とした。このようにしても、上記形態と同様の効果が奏される。本発明の技術思想を具現化するにあたっては、2つの仮想ベクトルのなす角が直角を越えるもの、すなわち内積が「0」以下でなければよい。
1:高圧ポンプ、10:ハウジング、11:インレット(「インレット」を構成)、12:カバー、13:燃料ギャラリ(「燃料ギャラリ」を構成)、131:パルセーションダンパ、132、132a:供給口(「供給口」を構成)、133、133a:供給通路(「供給通路」を構成)、134:吸入通路(「吸入通路」を構成)、135:吸入口(「吸入口」を構成)、14:加圧室(「加圧室」を構成)、15:シリンダ、30:プランジャ部、31:プランジャ(「プランジャ」を構成)、311:大径部、312:小径部、32:オイルシールホルダ、323:シール、325:オイルシール、33:スプリングシート、34:プランジャスプリング、50:吸入弁部、51:筒部、52:弁部カバー、53:コネクタ、531:コイル、532:端子、533:固定コア、534:可動コア、535:スプリング、55:燃料通路、56:シートボディ、57:吸入弁、58:スプリング、59:ニードル、70:吐出弁部、71:アウトレット、711:収容室、712:弁座、72:吐出弁、73:スプリング、74:係止部、75:吐出口
Claims (5)
- 燃料が供給されるインレットと、
前記インレットから燃料ギャラリの供給口までを接続する供給通路と、
前記燃料ギャラリの吸入口から加圧室までを接続する吸入通路と、
前記加圧室の容積変化を作出するプランジャと、
前記加圧室にて加圧された燃料を吐出するアウトレットと、を備え、
前記吸入口は、前記燃料ギャラリにおいて燃料が流動し易い方向である複数の流動方向のうち第1の流動方向に合わせ、前記燃料ギャラリの端部に設けられており、
前記供給口は、前記複数の流動方向のうち第2の流動方向に合わせ、前記燃料ギャラリの端部に設けられており、
第1の流動方向に沿った吸入方向の第1仮想ベクトルと、前記第2の流動方向に沿った供給方向の第2仮想ベクトルとのなす角が鋭角又は直角であること
を特徴とする高圧ポンプ。 - 燃料が供給されるインレットと、
前記インレットから燃料ギャラリの供給口までを接続する供給通路と、
前記燃料ギャラリの吸入口から加圧室までを接続する吸入通路と、
前記加圧室の容積変化を作出するプランジャと、
前記加圧室にて加圧された燃料を吐出するアウトレットと、を備え、
前記吸入口は、前記燃料ギャラリにおいて燃料が流動し易い方向である複数の流動方向のうち第1の流動方向に合わせ、前記燃料ギャラリの端部に設けられており、
前記供給口は、前記複数の流動方向のうち第2の流動方向に合わせ、前記燃料ギャラリの端部に設けられており、
第1の流動方向に沿った吸入方向の第1仮想ベクトルと、前記第2の流動方向に沿った供給方向の第2仮想ベクトルとの内積が「0」以上であること
を特徴とする高圧ポンプ。 - 請求項1又は2に記載の高圧ポンプにおいて、
前記流動方向は、前記燃料ギャラリの内壁間の距離が相対的に大きくなっている方向であることを特徴とする高圧ポンプ。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の高圧ポンプにおいて、
前記燃料ギャラリは、その内部が平面視円形状の空間となっており、
前記流動方向は、前記平面視円形状の空間に観念される直径方向であることを特徴とする高圧ポンプ。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の高圧ポンプにおいて、
前記第1仮想ベクトルと前記第2仮想ベクトルとが同一方向となっていることを特徴とする高圧ポンプ。
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Cited By (1)
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