JP2010155267A - 機構部品における微細孔の加工方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】前加工として下穴加工と、仕上げ加工を組み合わせ実行する加工法を採用にした、機構部品における微細孔の加工方法を提供する。
【解決手段】微細孔18を形成すべき部位に、形成方向をガイドすべき下穴Phの加工を、予め、ウォータジェットレーザ加工装置1によって施し、下穴加工に沿ってドリル加工などの仕上げ加工を施すようにした。
【選択図】図1
【解決手段】微細孔18を形成すべき部位に、形成方向をガイドすべき下穴Phの加工を、予め、ウォータジェットレーザ加工装置1によって施し、下穴加工に沿ってドリル加工などの仕上げ加工を施すようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、機構部品における微細孔の加工方法に関するものである。
インジェクタにおけるノズル先端、気化器噴出孔、流体流量調整用オリフィス、印字機噴射ノズル等、高精度の微細孔が設けられた機構部品は数多く存在する。このような微細孔を加工する方法として、放電加工、ドリル加工等を挙げることができる。
しかしながら、放電加工は加工に時間がかかり、その上、ランニングコストが上昇する。すなわち、放電加工は、電気加工の特性上、加工部位と電極との間には、数十〜数100μmの隙間(放電ギャップ)が必須のものであるので、加工穴径が微小になればなるほど、超極細の電極が必要となる。かかる極細電極には、高電圧を印加することはできず、加えて電極は再生不用であり、極めて高価であるが故に、ランニングコストが上昇するのである。
一方、ドリル加工は、加工穴の径が小さくなればなるほど、対応するドリルの径も小さくする必要があるため、ドリルの折損率が上がり、機構部品の不良品発生率が高まることになる。例えば、ドリル径≦Φ0.5になると、極端にドリルの剛性(抗切削抵抗)が低下し、折損事故が多発する。加えてこのようなドリル折損を危惧するあまり、加工速度が放電加工より低下することもしばしば起り得る。
ところで、本出願人は、上述の放電加工、ドリル加工等の加工法に代わる加工法として、特許文献1に開示するように、ウォータジェットレーザ加工装置に注目した。かかるウォータジェットレーザ加工装置は、レーザ発生部からレーザ光を照射すると共に高圧水供給部から高圧水を供給し、これらレーザ光および高圧水を、ノズルからベッドに設置された機構部品に、照射および噴射して加工を行うものである。
確かに、ウォータジェットレーザ加工は、本発明は、上述した放電加工、ドリル加工では得られない利点を有するものであるが、特許文献1に記載されているように、ウォータジェットレーザ加工は、一挙に加工部位を所望の加工形状に加工するものではなく、繰り返し加工を行うことで、当初の加工を達成するものであるから、現時点では、ウォータジェットレーザ加工のみでは、燃料噴射器ノズル先端、気化器噴出孔、流体流量調整用オリフィス、印字機噴射ノズル等、高精度の微細孔を加工するのは困難である。
そこで、本出願人は、前加工として下穴加工(例えばウォータジェットレーザ加工)を施した後、仕上げ加工にはドリル加工を採用することで、上述の課題は克服できるとし、さらには、ウォータジェットレーザ加工が、精度的(主に面組度)に向上した段階では、前加工から仕上げ加工まで一貫してウォータジェットレーザ加工のみで高精度の微細孔を加工することができるであろうとの結論に達した。
本発明は、以上のような背景から提案されたものであって、下穴加工(ウォータジェットレーザ加工)と、仕上げ加工(ドリル加工他)を組み合わせ実行する加工法を採用する一方で、ウォータジェットレーザ加工が、精度的(主に面組度)に向上した段階では、ウォータジェットレーザ加工のみで高精度の微細孔の加工を行う、機構部品における微細孔の加工方法を提供することを目的とする。
そこで、本出願人は、前加工として下穴加工(例えばウォータジェットレーザ加工)を施した後、仕上げ加工にはドリル加工を採用することで、上述の課題は克服できるとし、さらには、ウォータジェットレーザ加工が、精度的(主に面組度)に向上した段階では、前加工から仕上げ加工まで一貫してウォータジェットレーザ加工のみで高精度の微細孔を加工することができるであろうとの結論に達した。
本発明は、以上のような背景から提案されたものであって、下穴加工(ウォータジェットレーザ加工)と、仕上げ加工(ドリル加工他)を組み合わせ実行する加工法を採用する一方で、ウォータジェットレーザ加工が、精度的(主に面組度)に向上した段階では、ウォータジェットレーザ加工のみで高精度の微細孔の加工を行う、機構部品における微細孔の加工方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、機構部品(10)に対し、微細孔(18)を形成するための機構部品(10)における微細孔(18)の加工方法であって、微細孔(18)を形成すべき部位に、形成方向をガイドすべき下穴加工として、予めレーザ加工を施し、前記下穴加工に沿って仕上げ加工を施すようにしたことを特徴とする。
これにより、機構部品(10)に微細孔(18)を形成すべき部位に、あらかじめレーザ加工によってガイドとなる下穴加工を施したことで、仕上げ加工時には、下穴加工に沿って仕上げ加工を施すことで、ずれることなく、高精度に微細孔(18)を形成することができる。
請求項2に記載の発明では、レーザ加工は、レーザ発生部(2)からレーザ光を照射すると共に高圧水供給部(6)から高圧水を供給し、これらレーザ光および高圧水をノズルから機構部品(10)に照射および噴射して加工を行うウォータジェットレーザ加工であることを特徴とする。
これにより、ノズルから水柱(5)が噴射されると共にレーザ光が照射されることで、微細孔(18)を形成すべき部位に、ガイドとなる下穴加工を施すことができる。この際、加工屑は、高圧水により排出され、正確な下穴(Ph)として形成することができる。
請求項3に記載の発明では、仕上げ加工はドリル加工であることを特徴とする。
これにより、前加工である下穴加工をガイドとして、仕上げ加工としてドリル加工がなされるため、ドリル(9)におけるドリルビット(9p)の折損などのおそれなく、仕上げ加工を進めることができる。
請求項4に記載の発明では、前記仕上げ加工は放電加工であることを特徴とする。
これにより、前加工である下穴加工をガイドとして、仕上げ加工として放電加工がなされるため、高精度な仕上げ加工を進めることができる。
請求項5に記載の発明では、下穴加工としてのレーザ加工および仕上げ加工は、レーザ発生部(2)からレーザ光を照射すると共に高圧水供給部(6)から高圧水を供給し、これらレーザ光および高圧水をノズル(7)から機構部品(10)に照射および噴射して加工を行うウォータジェットレーザ加工であることを特徴とする。
ウォータジェットレーザ加工が精度的(主に面組度)に向上した段階では、ウォータジェットレーザ加工のみで高精度の微細孔の加工が可能となる。
さらに請求項6に記載の発明では、機構部品(10)はインジェクタであり、微細孔(18)は噴孔であることを特徴とする。
前加工である下穴加工をガイドとして、仕上げ加工により、インジェクタ(10)の噴孔(18)を効率的に高精度に形成することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本発明にかかる機構部品における微細孔の加工方法を実施するにあたり用いられる、ウォータジェットレーザ加工装置1の一例を示す。
このウォータジェットレーザ加工装置1(以下、レーザ加工装置1)は、機構部品10の被加工物(後述)に対し微細孔18を形成するに際し、加工テーブル8に傾斜状態で保持された被加工物Wの微細孔18を形成すべき部位に、形成方向をガイドすべき下穴加工として用いられるものである。
すなわちこのレーザ加工装置1は、レーザ光を発生させるレーザ発生部2と発生したレーザ光を所望の径に絞るレーザヘッド3と、これらの間を結びレーザ光を導く光ファイバ4と、レーザ光の周囲において噴射する水柱5用の高圧水をレーザヘッド3部分に供給する高圧水供給部6と、高圧水を水柱5として噴射するノズル7とを有する。
また、レーザ加工装置1は、被加工物Wを傾斜状態で保持する加工テーブル8を有する。なお、上述の高圧水供給部6、およびレーザ発生部2はこれらを制御するための制御盤(図示省略)に接続されている。
以上のようなレーザ加工装置1によりなされる下穴加工は、加工テーブル8に傾斜状態で保持された被加工物Wの微細孔18を形成すべき部位に、水を噴射して水柱5を形成すると共に、該水柱5の中を通してレーザ光を照射するようにしている。
そしてかかるレーザ加工装置1による下穴加工の後は、仕上げ加工としてドリル9を用いてドリル加工を施すようにしている(図2参照)。
このウォータジェットレーザ加工装置1(以下、レーザ加工装置1)は、機構部品10の被加工物(後述)に対し微細孔18を形成するに際し、加工テーブル8に傾斜状態で保持された被加工物Wの微細孔18を形成すべき部位に、形成方向をガイドすべき下穴加工として用いられるものである。
すなわちこのレーザ加工装置1は、レーザ光を発生させるレーザ発生部2と発生したレーザ光を所望の径に絞るレーザヘッド3と、これらの間を結びレーザ光を導く光ファイバ4と、レーザ光の周囲において噴射する水柱5用の高圧水をレーザヘッド3部分に供給する高圧水供給部6と、高圧水を水柱5として噴射するノズル7とを有する。
また、レーザ加工装置1は、被加工物Wを傾斜状態で保持する加工テーブル8を有する。なお、上述の高圧水供給部6、およびレーザ発生部2はこれらを制御するための制御盤(図示省略)に接続されている。
以上のようなレーザ加工装置1によりなされる下穴加工は、加工テーブル8に傾斜状態で保持された被加工物Wの微細孔18を形成すべき部位に、水を噴射して水柱5を形成すると共に、該水柱5の中を通してレーザ光を照射するようにしている。
そしてかかるレーザ加工装置1による下穴加工の後は、仕上げ加工としてドリル9を用いてドリル加工を施すようにしている(図2参照)。
ここで、かかる被加工物Wを具備する機構部品10の対象としては、図3に示すように、例えばインジェクタ10を一例として挙げることができる。
インジェクタ10は、詳細は説明しないが筒状のハウジング11を有している。ハウジング11の上端部は燃料入口12として、燃料入口12には、図示しない燃料ポンプから燃料が供給され、燃料は、燃料フィルタ13を経由してハウジング11の内周側に流入するようになっている。
ハウジング11の下端部には、ノズルホルダ14が設けられ、内側に筒状の弁ボディ15が形成されている。かかる弁ボディ15には、軸方向において燃料入口12とは反対側の端部に開口部16を有し、かかる開口部16には、被加工物Wである噴孔プレート17を固着している。噴孔プレート17には、外側に向けて広がるように傾斜形成した微細孔18(以下、噴孔18)を設けている。なお、以上のようなハウジング11、ノズルホルダ14および弁ボディ15の内周側には、ニードル19が、軸方向へ往復移動可能に収容されている。ニードル19は、電磁的駆動手段である駆動部20により、軸方向に上下動し、弁ボディ15との間に燃料が流れる燃料通路21を形成して、開口部16における噴孔プレート17の噴孔18に燃料を送り込み、噴孔18を介して外方に燃料を噴射する構成である。
インジェクタ10は、詳細は説明しないが筒状のハウジング11を有している。ハウジング11の上端部は燃料入口12として、燃料入口12には、図示しない燃料ポンプから燃料が供給され、燃料は、燃料フィルタ13を経由してハウジング11の内周側に流入するようになっている。
ハウジング11の下端部には、ノズルホルダ14が設けられ、内側に筒状の弁ボディ15が形成されている。かかる弁ボディ15には、軸方向において燃料入口12とは反対側の端部に開口部16を有し、かかる開口部16には、被加工物Wである噴孔プレート17を固着している。噴孔プレート17には、外側に向けて広がるように傾斜形成した微細孔18(以下、噴孔18)を設けている。なお、以上のようなハウジング11、ノズルホルダ14および弁ボディ15の内周側には、ニードル19が、軸方向へ往復移動可能に収容されている。ニードル19は、電磁的駆動手段である駆動部20により、軸方向に上下動し、弁ボディ15との間に燃料が流れる燃料通路21を形成して、開口部16における噴孔プレート17の噴孔18に燃料を送り込み、噴孔18を介して外方に燃料を噴射する構成である。
そして、被加工物Wである噴孔プレート17は、薄い板状に形成されている。噴孔プレート17には、弁ボディ15の噴孔プレート17側の端部の略円形状の開口部16に倣うように、噴孔プレート17中心寄りに、複数の傾斜形成した、微細孔である、噴孔18を設けている。
次に、ウォータジェットレーザ加工装置1を用いた、上述のインジェクタ10の被加工物Wである噴孔プレート17における微細孔として、噴孔18の加工手順について説明する。
先ず、被加工物Wである噴孔プレート17を、加工テーブル8に傾斜状態で保持しておく。この場合、加工テーブル8に対する噴孔プレート17の傾斜保持角度は、形成すべき噴孔18の傾斜角度に合わせるようにする。
次いで操作指令を、レーザ加工装置1における制御盤により、高圧水供給部6、およびレーザ発生部2に対し与え、被加工物Wの微細孔を形成すべき部位に、水を噴射して水柱5を形成すると共に、水柱5の中を通してレーザ光を照射するようにする。
これにより、高圧水供給部6から水柱5用の高圧水が、ノズル7を通じて被加工物Wの微細孔を形成すべき部位に、水柱5となって傾斜保持角度を以って当たる。
一方、レーザ発生部2から出射されたレーザ光は、レーザ発生部2から光ファイバ4を通じて、レーザヘッド3に導かれて所望の径に絞られ、水柱5に沿って水柱5と共に被加工物Wの微細孔を形成すべき部位に導かれ、加工を施すことができる。
これにより、被加工物Wの微細孔を形成すべき部位には、噴孔プレート17の傾斜保持角度、すなわち、噴孔18の傾斜角度に指向する下穴(パイロット穴)が形成される。
かかる下穴加工を繰り返すことで、被加工物Wには、所望の数の下穴Phを形成することができる。
先ず、被加工物Wである噴孔プレート17を、加工テーブル8に傾斜状態で保持しておく。この場合、加工テーブル8に対する噴孔プレート17の傾斜保持角度は、形成すべき噴孔18の傾斜角度に合わせるようにする。
次いで操作指令を、レーザ加工装置1における制御盤により、高圧水供給部6、およびレーザ発生部2に対し与え、被加工物Wの微細孔を形成すべき部位に、水を噴射して水柱5を形成すると共に、水柱5の中を通してレーザ光を照射するようにする。
これにより、高圧水供給部6から水柱5用の高圧水が、ノズル7を通じて被加工物Wの微細孔を形成すべき部位に、水柱5となって傾斜保持角度を以って当たる。
一方、レーザ発生部2から出射されたレーザ光は、レーザ発生部2から光ファイバ4を通じて、レーザヘッド3に導かれて所望の径に絞られ、水柱5に沿って水柱5と共に被加工物Wの微細孔を形成すべき部位に導かれ、加工を施すことができる。
これにより、被加工物Wの微細孔を形成すべき部位には、噴孔プレート17の傾斜保持角度、すなわち、噴孔18の傾斜角度に指向する下穴(パイロット穴)が形成される。
かかる下穴加工を繰り返すことで、被加工物Wには、所望の数の下穴Phを形成することができる。
そして、以上のような下穴Phが被加工物Wに形成されると、加工テーブル8に同じ傾斜角度で保持した状態で、仕上げ加工としてのドリル加工を施すようにする(図2参照)。
ドリル9には、噴孔18に対応した径のドリルビット9pが装着されており、かかるドリルビット9pを、レーザ加工装置1における水柱5およびレーザ光と、同一の加工軸方向に沿って、被加工物Wにおける下穴Phに向けて進行させ、ドリル加工を施す。
この場合、ドリルビット9pは、微細な径である噴孔18に対応する極細のものであるが、ドリルビット9pを噴孔18の傾斜角度に指向する下穴Phに沿って、下穴Phをガイドとして進めていくことができるため、ドリルビット9pにかかるストレスを極力、抑えることができるので、確実に、ドリルビット9pが折損することなく、穿孔することができる。
ドリル9には、噴孔18に対応した径のドリルビット9pが装着されており、かかるドリルビット9pを、レーザ加工装置1における水柱5およびレーザ光と、同一の加工軸方向に沿って、被加工物Wにおける下穴Phに向けて進行させ、ドリル加工を施す。
この場合、ドリルビット9pは、微細な径である噴孔18に対応する極細のものであるが、ドリルビット9pを噴孔18の傾斜角度に指向する下穴Phに沿って、下穴Phをガイドとして進めていくことができるため、ドリルビット9pにかかるストレスを極力、抑えることができるので、確実に、ドリルビット9pが折損することなく、穿孔することができる。
以上、被加工物Wを具備する機構部品の対象として、インジェクタ10を挙げ、噴孔プレート17における微細孔である、噴孔18の加工手順を、下穴加工としてウォータジェットレーザ加工装置1を用い、仕上げ加工としてドリル加工を用いて説明したが、もちろん、被加工物Wを具備する機構部品の対象として、インジェクタ10に限るものではなく、微細孔を有する様々な機構部品(気化器噴出孔、流体流量調整用オリフィス、印字機噴射ノズル等)も可能である。
また、下穴加工としては、ウォータジェットレーザ加工装置を用いるほか、通常のレーザ加工も可能であるが、ウォータジェットレーザ加工装置を用いたほうが、仕上げ加工であるドリル加工時に、ドリル加工での仕上げ量(除去量)を極限まで減らすことができるので、より有利であり、効率的である。
また、仕上げ加工には、放電加工も可能である。
さらに、上述のウォータジェットレーザ加工装置は、今後、精度的(主に面組度)に向上することが期待できる。精度的に所望の水準に達し得た場合には、下穴加工から、仕上げ加工まで、ウォータジェットレーザ加工装置単体で、微細孔の高精度な加工が期待できる。
1 ウォータジェットレーザ加工装置
2 レーザ発生部
3 レーザヘッド
4 光ファイバ
5 水柱
6 高圧水供給部
7 ノズル
8 加工テーブル
9 ドリル
9p ドリルビット
10 インジェクタ
11 ハウジング
12 燃料入口
13 燃料フィルタ
14 ノズルホルダ
15 弁ボディ
16 開口部
17 噴孔プレート
18 噴孔
19 ニードル
20 駆動部
21 燃料通路
W 被加工物
Ph 下穴
2 レーザ発生部
3 レーザヘッド
4 光ファイバ
5 水柱
6 高圧水供給部
7 ノズル
8 加工テーブル
9 ドリル
9p ドリルビット
10 インジェクタ
11 ハウジング
12 燃料入口
13 燃料フィルタ
14 ノズルホルダ
15 弁ボディ
16 開口部
17 噴孔プレート
18 噴孔
19 ニードル
20 駆動部
21 燃料通路
W 被加工物
Ph 下穴
Claims (6)
- 機構部品(10)に対し、微細孔(18)を形成するための機構部品(10)における微細孔(18)の加工方法であって、
微細孔(18)を形成すべき部位に、形成方向をガイドすべき下穴加工として、予めレーザ加工を施し、前記下穴加工に沿って仕上げ加工を施すようにしたことを特徴とする機構部品における微細孔の加工方法。 - 前記レーザ加工は、レーザ発生部(2)からレーザ光を照射すると共に高圧水供給部(6)から高圧水を供給し、これらレーザ光および高圧水をノズル(7)から機構部品(10)に照射および噴射して加工を行うウォータジェットレーザ加工であることを特徴とする請求項1に記載の機構部品における微細孔の加工方法。
- 前記仕上げ加工はドリル加工であることを特徴とする請求項1または2に記載の機構部品における微細孔の加工方法。
- 前記仕上げ加工は放電加工であることを特徴とする請求項1または2に記載の機構部品における微細孔の加工方法。
- 前記下穴加工としてのレーザ加工および前記仕上げ加工は、レーザ発生部(2)からレーザ光を照射すると共に高圧水供給部(6)から高圧水を供給し、これらレーザ光および高圧水をノズル(7)から機構部品(10)に照射および噴射して加工を行うウォータジェットレーザ加工であることを特徴とする請求項1に記載の機構部品における微細孔の加工方法。
- 前記機構部品(10)は、インジェクタであり、前記微細孔(18)は噴孔であることを特徴とする請求項1〜5記載のうち、いずれか1に記載の機構部品における微細孔の加工方法。
Priority Applications (5)
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DE102009059266A DE102009059266A1 (de) | 2008-12-26 | 2009-12-22 | Bearbeitungsverfahren und Bearbeitungssystem für Mikrobearbeitung eines Teils in einem Maschinenbauteil |
CN201210479982.8A CN103028847B (zh) | 2008-12-26 | 2009-12-24 | 用于对机械构件上的部分进行微机械加工的加工方法和加工系统 |
CN200910266389A CN101823184A (zh) | 2008-12-26 | 2009-12-24 | 用于对机械构件上的部分进行微机械加工的加工方法和加工系统 |
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Cited By (4)
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JP2013158799A (ja) * | 2012-02-06 | 2013-08-19 | Disco Corp | レーザー加工装置、及び、レーザー加工方法 |
JP2014506195A (ja) * | 2010-12-31 | 2014-03-13 | ダイヤモンド イノベイションズ インコーポレーテッド | 多結晶ボディに貫通穴及び皿穴を作成する方法 |
WO2014174906A1 (ja) * | 2013-04-23 | 2014-10-30 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 燃料噴射弁及びその製造方法 |
CN106216837A (zh) * | 2016-08-25 | 2016-12-14 | 南京先进激光技术研究院 | 一种激光分离oca光学胶贴合的多层材料的方法 |
-
2008
- 2008-12-26 JP JP2008335321A patent/JP2010155267A/ja active Pending
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