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JP2010155173A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 集塵力の低下を防止できる電気掃除機を提供する。
【解決手段】 筒状の集塵容器内で吸気を旋回して吸気内の塵埃を分離する電気掃除機(1)において、一端が開口された前記集塵容器(17)、前記集塵容器の開口を覆い、該集塵容器を着脱自在に保持する保持部(11)と、前記集塵容器内に配されるとともに該集塵容器内から空気を流出させる流出口(30b)を有する内筒(30)と、前記保持部に配されて前記内筒から導かれる空気内の塵埃を捕集するフィルター(12)と、を備え、前記内筒は、一端側が前記フィルターに対向し拡径された傾斜面(30a)と成し、他端側が開放(30d)され前記集塵容器の底面まで延設されたことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、筒状の集塵容器内で吸気を旋回させて塵埃を分離するサイクロン集塵装置を備えた電気掃除機に関する。
サイクロン集塵装置を備えた従来の電気掃除機は特許文献1に開示されている。この電気掃除機は本体部の電動送風機の駆動により発生する吸気がサイクロン集塵装置を通過して本体部に導かれる。サイクロン集塵装置は着脱自在の集塵容器を備え、集塵容器内を吸気が旋回して遠心力により塵埃を分離する。集塵容器内には同軸に内筒が配され、内筒に設けた流出口を介して塵埃を除去された空気が集塵容器から流出する。
内筒の流出口には遠心力によって分離しきれなかった塵埃を捕集する内筒フィルターが設けられる。内筒フィルターの内面側には気流により回転するタービンが内筒フィルターと一体に設けられる。また、内筒には内筒フィルターの外面に当接するホコリ叩き部材が固定される。流出口を流通する気流によってタービン及び内筒フィルターが回転し、ホコリ叩き部材が内筒フィルターと摺動する。これにより、内筒フィルターに捕集された塵埃が除去され、内筒フィルターの目詰まりを防止することができる。
特開2004−249068号公報(第4頁−第6頁、第2図)
しかしながら、上記従来の電気掃除機によると、糸屑や毛髪等の糸状のごみが内筒フィルターに付着してホコリ叩き部材に絡まると、内筒フィルターの回転を阻害して除塵することができない。このため、内筒フィルターが目詰まりして風量が低下し、集塵力が低下する問題があった。
本発明は、集塵力の低下を防止できる電気掃除機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、筒状の集塵容器内で吸気を旋回して吸気内の塵埃を分離する電気掃除機において、
一端が開口された前記集塵容器と、前記集塵容器の開口を覆い、該集塵容器を着脱自在に保持する保持部と、前記集塵容器内に配されるとともに該集塵容器内から空気を流出させる流出口を有する内筒と、前記保持部に配されて前記内筒から導かれる空気内の塵埃を捕集するフィルターと、を備え、
前記内筒は、一端側が前記フィルターに対向し当該フィルターから脱落した塵埃を受ける面を成し、他端側が開放され前記集塵容器の底面まで延設されたことを特徴とする電気掃除機。
また本発明の上記構成の電気掃除機において、前記内筒の一端側は、前記フィルターから脱落した塵埃を受ける面を、脱落した塵埃を下部へ導くように前記フィルターの下面よりも大きく拡径された傾斜面にしたことを特徴とする。
また本発明の上記構成の電気掃除機において、前記フィルターに当接し、該フィルターで捕集した塵埃を除塵するフィルター除塵部を備えたことを特徴とする。
以上の構成によると、電気掃除機の駆動により集塵が開始され、吸気経路内に配されるサイクロン集塵部に流入した空気は集塵容器内を旋回して遠心力により塵埃が分離される。塵埃が分離された空気は内筒の流出口を介して集塵容器から流出する。内筒を流通する空気は旋回により除去しきれなかった塵埃がフィルターによって捕集される。フィルターを通過した空気は保持部材から排気される。また、フィルター除塵部によりフィルターで捕集された塵埃が除去される。
また本発明の上記構成の電気掃除機において、前記内筒は前記フィルターと対向する一端側を大きく拡径した傾斜面を有することを特徴としている。この構成によると、フィルター除塵部がフィルターに当接して脱落した塵埃が傾斜面を滑落する。
また本発明の上記構成の電気掃除機において、前記流出口に配されて塵埃を捕集する内筒フィルターを設けたことを特徴としている。この構成によると流出口を介して集塵容器から流出する空気は内筒フィルターにより塵埃が捕集される。
さらに本発明は、上記構成の電気掃除機において、前記内筒の他端側の下端を前記集塵容器の底面まで延びて形成するとともに前記内筒の下端を開放したことを特徴としている。この構成によると、フィルター除塵部によりフィルターから脱落した塵埃は内筒内を落下して集塵容器の底面に堆積する。また、内筒フィルターが内筒の周面に設けられる場合は、内筒フィルター除塵部によって内筒フィルターから脱落した塵埃が内筒内を落下して集塵容器の底面に堆積する。
また本発明の上記構成の電気掃除機において、前記内筒と前記保持部と一体にした状態で前記集塵容器を着脱可能にしたことを特徴としている。この構成によると、内筒と一体の保持部から集塵容器が脱着され、旋回気流によって分離された塵埃とフィルターから脱落した塵埃とが廃棄される。
また本発明の上記構成の電気掃除機において、前記内筒は下方へ行くほど縮径する傾斜面を前記内筒フィルターの下方に有することもでき、内筒フィルターから脱落した塵埃が傾斜面を滑落、集塵容器に堆積する。
また本発明の上記構成の電気掃除機において、前記内筒の下端と前記集塵容器の底面との間をシールするシール部材を設けたことを特徴としている。この構成によると、集塵容器内の空気が内筒の下端から流出することがシール部材により防止される。
本発明によると、保持部にフィルターを設けたので、旋回により分離できなかった塵埃を簡単に捕集できる。
また本発明によると、内筒の下端を開放したので、フィルターから脱落した塵埃を集塵容器内に堆積させて集塵容器の脱着により容易に廃棄することができる。また、内筒が底面まで延びるため集塵容器内の空気が内筒の下端から流出することを防止し、フィルターから脱落した塵埃の再付着を防止することができる。
従って、フィルターから脱落した塵埃がフィルターに再付着することによる風量低下を防止することができる。
また本発明において、内筒の一端側を大きく拡径する傾斜面とすれば、フィルターから脱落した塵埃を内筒の下部へ簡単に落下させることができる。
また本発明によると、流出口に内筒フィルターを設ければ、集塵容器から流出する空気の塵埃をより確実に捕集することができる。
また本発明によると、内筒と保持部と一体にした状態で集塵容器を着脱可能にしたので、フィルターから脱落した塵埃を簡単に廃棄することができる。
また本発明によると、内筒の下端と集塵容器の底面との間をシールするシール部材を設けることで、集塵容器内の空気が内筒の下端から流出することを、より確実に防止することができる。
本発明の第1実施形態の電気掃除機を示す概略図。 本発明の第1実施形態の電気掃除機のサイクロン集塵部を示す側面断面図。 本発明の第1実施形態の電気掃除機のサイクロン集塵部のフィルターの駆動機構を示す側面断面図。 本発明の第2実施形態の電気掃除機のサイクロン集塵部を示す側面断面図。 本発明の第3実施形態の電気掃除機のサイクロン集塵部を示す側面断面図。 図5のA−A断面図。 本発明の第4実施形態の電気掃除機のサイクロン集塵部の要部を示す側面断面図。 本発明の第5実施形態の電気掃除機のサイクロン集塵部を示す側面断面図。 本発明の第5実施形態の電気掃除機のサイクロン集塵部を示す正面断面図。 本発明の第5実施形態の電気掃除機のサイクロン集塵部を示す上面断面図。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態の電気掃除機を示す概略図である。床面Fに面した吸込口(不図示)を有する吸込口体4には接続パイプ3が接続されている。接続パイプ3にはサイクロン集塵部5が連結されている。サイクロン集塵部5は連結部材10及びサクションホース2を介して電動送風機1aを有する電気掃除機本体1に連通している。また、連結部材10の一部を屈曲して使用者が把持するハンドル10aが形成されている。
図2はサイクロン集塵部5の詳細を示す側面断面図である。サイクロン集塵部5は吸気口(不図示)を介して接続パイプ3(図1参照)に接続される保持部11が設けられる。保持部11の上部には連結部材10(図1参照)に連結される排気口11bが設けられる。保持部11には着脱自在に集塵容器17が取り付けられる。吸気口からサイクロン集塵部5に導かれた空気は集塵容器17内を旋回して塵埃を分離し、排気口11bから排気される。
保持部11は排気口11bを有する上部部材15と、集塵容器17が取り付けられる下部部材16とに分割して形成されている。上部部材15と下部部材16との間はシール部材14によりシールされている。集塵容器17は上面を開口し、保持部11によって上面が覆われる。下部部材16の下面には集塵容器17と同軸に内筒30が取り付けられる。集塵容器17は旋回気流により分離された塵埃を溜め、保持部11から脱着して溜めた塵埃を廃棄できるようになっている。
下部部材16には塵埃を捕集するフィルター12が保持される。フィルター12は軸部12aの上下端が上部部材15及び下部部材16に回転可能に支持されている。フィルター12の周面にはギヤ部12bが形成されている。ギヤ部12bは下部部材16に設けた開口部11cを介して減速機20に連結されている。減速機20は駆動モータ27(駆動部)に連結されている。
図3はフィルター12の駆動機構の詳細を示す側面断面図である。減速機20は平歯車21、22を有している。平歯車21は駆動モータ27の軸部27aに取り付けられる。平歯車22は軸受25、26により軸部22aの上下が支持され、平歯車21及びフィルター12のギヤ部12bに噛合する。これにより、駆動モータ27の駆動によってフィルター12が減速して回転される。また、フィルター12にはギヤ部12bの上下にパッキン13a、13bが保持され、フィルター12と下部部材16の内面との間がシールされる。これにより、開口部11cからの空気漏れによる風量低下が防止される。
図2において、保持部11にはフィルター12の下面に当接するフィルター除塵部18が設けられる。フィルター除塵部18は板バネ状の弾性体から成り、フィルター12の回転によってフィルター12と摺動する。これにより、フィルター12に捕集された塵埃が除去される。フィルター除塵部18をブラシ状に形成してもよい。
内筒30は上方から順に配される筒状の第1〜第4筒状体31〜34を組み立てて構成されている。第1筒状体31は上部が下部部材16に嵌合され、内筒30の上端をフィルター12の下面よりも大きく拡径する傾斜面30aを有している。フィルター除塵部18によりフィルター12から脱落した塵埃Dは傾斜面30aを滑落して内筒30の下部に導かれる。また、第1筒状体31と集塵容器17との間にはシール部材19が設けられる。シール部材19によって集塵容器17の上端からの空気漏れが防止される。
第2筒状体32は第1筒状体31の下部に嵌合して取り付けられ、集塵容器17の内径と略同径に形成される。集塵容器17は装着時に上端が下部部材16に嵌合するとともに下部部材16よりも下方で第2筒状体32に嵌合する。これにより、集塵容器17が安定して保持される。
第3筒状体33は第2筒状体32の下部に嵌合して取り付けられ、複数の孔から成る流出口30bが周面に設けられる。集塵容器17内で旋回して塵埃が分離された空気は流出口30bを介して集塵容器17から流出する。該空気は内筒30内を上昇して保持部11内のフィルター12に導かれる。
また、流出口30bを形成する複数の孔は格子状のリブ30cにより仕切られる。これにより、糸屑や毛髪等の糸状のごみがリブ30cに絡まって取り除かれる。従って、リブ30cは糸状のごみが流出口30bから流出することを防止する流出防止部材を構成する。流出口30bを第3筒状体33の周面に設けた複数の小孔により形成し、各小孔を仕切る第3筒状体33の壁面によって流出防止部材を形成してもよい。また、流出口30bをメッシュ状に形成し、メッシュの各小孔を仕切る線材により流出防止部材を形成してもよい。
第4筒状体34は第3筒状体33の下部に嵌合して取り付けられ、下端面30dを開放して集塵容器17の底面まで延びて形成される。これにより、フィルター除塵部18によってフィルター12から脱落した塵埃Dは集塵容器17の底面まで導かれる。また、第4筒状体34の上部には下方へ行くほど縮径される傾斜面30eが設けられる。傾斜面30eによって塵埃Dが集塵容器17の底面まで容易に導かれる。
上記構成の電気掃除機1において、電動送風機1aが駆動して集塵が開始されると吸込口体4の吸込口から吸気が取り入れられる。吸込口体4から取り入れられた吸気は接続パイプ3を介してサイクロン集塵部5に流入する。サイクロン集塵部5の集塵容器17内で吸気は旋回し、遠心力によって大型のごみや塵埃が分離除去される。分離された大型のごみや塵埃は内筒30の外側の集塵容器17内に堆積する。
塵埃を除去された空気は流出口30bを介して集塵容器17から流出する。この時、旋回により除去しきれなかった糸屑や毛髪等の糸状のごみはリブ30cに捉えられる。集塵
容器17から流出した空気は旋回により除去しきれなかった微細な塵埃が含まれ、内筒3内を上昇してフィルター12に導かれる。フィルター12は微細な塵埃を捕集し、排気口11bから清浄な空気が排気される。そして、連結部材10及びサクションホース2を介して電気掃除機本体1に導かれる清浄な空気が電気掃除機本体1から外部に放出される。
集塵が終了すると駆動モータ27が駆動され、フィルター12が回転する。これにより、フィルター除塵部18がフィルター12の下面と摺動し、フィルター12が除塵される。除塵によってフィルター12から脱落した塵埃Dは傾斜面30a上を滑落して内筒30内を落下し、内筒30の内側の集塵容器17底面に堆積する。
集塵容器17を保持部11から脱着すると、内筒30の外側及び内側に堆積した塵埃が集塵容器17とともに取り出されて廃棄される。この時、内筒30が保持部11と一体になっているため集塵容器17のみを着脱することができ、塵埃Dを簡単に廃棄することができる。
本実施形態によると、保持部11にフィルター12を設けたので、旋回により分離できなかった塵埃を簡単に捕集できるとともに、フィルター12の表面積が大きくなるため捕集力を向上することができる。また、フィルター12を回転させる駆動モータ27及びフィルター除塵部18を設けたので、フィルター12に捕集された塵埃を除去して目詰まりを防止することができる。
加えて、リブ30cから成る流出防止部により流出口30bからの糸状のごみの流出が防止される。このため、糸状のごみがフィルター除塵部18に絡まってフィルター12の回転を阻害することがなく、目詰まりによる集塵力の低下を防止することができる。更に、駆動モータ27の駆動によりフィルター12を回転させるので、糸状のごみがフィルター除塵部18に絡まったとしても、これを分断してフィルター12を回転させることができる。尚、フィルター12が立設される場合はフィルター除塵部18をフィルター12の側面に設けてもよい。
また、内筒30の下端面30dを開放したので、フィルター12から脱落した塵埃Dを集塵容器17内に堆積させて集塵容器17の脱着により容易に廃棄することができる。また、内筒30が集塵容器17の底面まで延びるため集塵容器17内の空気が内筒30の下端面30dから流出することを防止し、フィルター12から脱落した塵埃がフィルター12に再付着することによる風量低下を防止することができる。
また、内筒30は上端をフィルター12の下面よりも大きく拡径する傾斜面30aを有するので、フィルター12から脱落した塵埃を内筒30の下部へ簡単に落下させることができる。従って、フィルター12から脱落した塵埃Dの再付着を更に防止することができる。
次に、図4は第2実施形態の電気掃除機のサイクロン集塵部5を示す側面断面図である。説明の便宜上、前述の図1〜図3に示す第1実施形態と同一の部分は同一の符号を付している。本実施形態は、フィルター12の軸部12aに接続される傾斜面除塵部28が設けられている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
傾斜面除塵部28は傾斜面30aに当接するブラシ状に形成され、フィルター12と一体に回転して傾斜面30aと摺動する。これにより、傾斜面30aに堆積する塵埃を除去することができる。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができるとともに、傾斜面
除塵部28で傾斜面30aを除塵するので、傾斜面30aに堆積する塵埃がフィルター12に再付着することによる風量低下を防止することができる。
次に、図5は第3実施形態の電気掃除機のサイクロン集塵部5を示す側面断面図である。説明の便宜上、前述の図1〜図3に示す第1実施形態と同一の部分は同一の符号を付している。本実施形態は、内筒30の流出口30bの内面側に内筒フィルター35が設けられている。内筒フィルター35はフィルター12の軸部12aに連結され、フィルター12と一体回転する。内筒フィルター35の外側には内筒フィルター35に当接する内筒フィルター除塵部36が設けられる。その他の部分は第1実施形態と同様である。
図6は図5のA−A断面図を示している。内筒30の第3筒状体33は第1実施形態と同様に、リブ30b(図2参照)により仕切られた複数の孔から成る流出口30b(図5参照)が周面に設けられる。内筒フィルター除塵部36はブラシ状に形成され、第3筒状体33の周方向に複数並設されている。
内筒フィルター35は断面形状が略星形のプリーツ状に形成され、流出口30bから流出する空気の塵埃を捕集する。内筒フィルター35の断面形状をプリーツ状にしたので、内筒フィルター35の表面積が増加して捕集力を向上することができる。
内筒フィルター除塵部36はプリーツ状の内筒フィルター35の先端に当接し、内筒フィルター35は回転によって内筒フィルター除塵部36と断続的に衝突する。この時の衝撃によって内筒フィルター35に捕集された塵埃が除去され、内筒フィルター35のプリーツ間の空間Bから下方に落下する。塵埃Dは第4筒状体34の傾斜面30eを滑落し、集塵容器17の底面に導かれる。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。加えて、流出口30bの内面側に内筒フィルター35を設けたので、集塵容器17から流出する空気の塵埃をより確実に捕集することができる。また、内筒フィルター35を回転可能にして内筒フィルター除塵部36により除塵するため、内筒フィルター35の目詰まりによる風量低下を防止することができる。
また、内筒30は下方へ行くほど縮径する傾斜面30eを内筒フィルター30bの下方に有するので、フィルター12や内筒フィルター35から脱落した塵埃を内筒30の下部へ簡単に落下させることができる。従って、塵埃がフィルター12や内筒フィルター35に再付着することによる風量低下を防止することができる。
次に、図7は第4実施形態の電気掃除機のサイクロン集塵部5の要部を示す側面断面図である。説明の便宜上、前述の図5、図6に示す第3実施形態と同一の部分は同一の符号を付している。本実施形態は、内筒30の下端と集塵容器17の底面との間をシールするシール部材38を設けている。その他の部分は第3実施形態と同様である。
本実施形態によると、シール部材38を設けたので、集塵容器17内の空気が内筒30の下端面30dから流出することを、より確実に防止することができる。尚、第1、第2実施形態や後述する第5実施形態に同様のシール部材38を設けてもよい。
次に、図8、図9、図10は第5実施形態の電気掃除機のサイクロン集塵部5を示す側面断面図、正面断面図、上面断面図である。説明の便宜上、前述の図5、図6に示す第3実施形態と同一の部分は同一の符号を付している。本実施形態は、ブラシ状の内筒フィルター除塵部36(図6参照)に替えて弾性体から成る内筒フィルター除塵部39が設けられる。また、集塵容器17の空気流入側から分岐するバイパス通路40が設けられる。そ
の他の部分は第3実施形態と同様である。
流出口30bは第3筒状体33の周壁に設けた多数の小孔から成っている。これにより、各小孔間に配される第3筒状体33の壁面によって糸状のごみの流出を防止する流出防止部が構成されている。
内筒フィルター除塵部39は弾性体から成り、第3筒状体33の周方向に複数並設されている。内筒フィルター除塵部39はプリーツ状の内筒フィルター35の先端に当接し、内筒フィルター35は回転によって内筒フィルター除塵部39と断続的に衝突する。この時の衝撃によって内筒フィルター35に捕集された塵埃が除去される。
保持部11には接続パイプ3から吸気が流入する吸気通路11aが設けられ、バイパス通路40は吸気通路11aから分岐してフィルター12の吸気側に連通する。矢印C1に示すように接続パイプ3から集塵容器17の接線方向に流入した空気は矢印C2に示すように集塵容器17内を旋回する。集塵容器17内を旋回して塵埃を分離した空気は矢印C3に示すように流出口30bを介して内筒30内を流通し、フィルター12に導かれる。
矢印C4に示すように開口部40aを介して吸気通路11aから分岐する空気はバイパス通路40を流通し、矢印C5に示すようにフィルター12に導かれる。そして、内筒30内を流通した空気と合流して矢印C6に示すようにフィルター12を通過し、排気口11b(図8参照)から排気される。
本実施形態によると、第3実施形態と同様の効果を得ることができる。加えて、バイパス通路40を設けたので、旋回による圧力損失のない気流がバイパス通路40を流通して風量の低下を防止することができる。また、バイパス通路40を流通する空気の塵埃をフィルター12により捕集して塵埃の流出を防止することができる。尚、第1、第2、第4実施形態に同様のバイパス通路40を設けてもよい。また、開口部40aにフィルターを設けてもよい。
1 電気掃除機
2 サクションホース
3 接続パイプ
4 吸込口体
5 サイクロン集塵部
10 連結部
11 保持部
11a 吸気通路
11b 排気口
12 フィルター
17 集塵容器
18 フィルター除塵部
30 内筒
30a 傾斜面
30b 流出口
30d 下端面
31〜34 第1〜第4筒状体
35 内筒フィルター
38 シール部材

Claims (5)

  1. 筒状の集塵容器内で吸気を旋回して吸気内の塵埃を分離する電気掃除機において、
    一端が開口された前記集塵容器、
    前記集塵容器の開口を覆い、該集塵容器を着脱自在に保持する保持部と、
    前記集塵容器内に配されるとともに該集塵容器内から空気を流出させる流出口を有する内筒と、
    前記保持部に配されて前記内筒から導かれる空気内の塵埃を捕集するフィルターと、を備え、
    前記内筒は、一端側が前記フィルターに対向し当該フィルターから脱落した塵埃を受ける面を成し、他端側が開放され前記集塵容器の底面まで延設されたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記内筒の一端側は、前記フィルターから脱落した塵埃を受ける面を、脱落した塵埃を下部へ導くように前記フィルターの下面よりも大きく拡径された傾斜面にしたことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記内筒は、前記保持部と一体となっていることを特徴とする請求項1または2記載の電気掃除機。
  4. 前記フィルターに当接し、該フィルターで捕集された塵埃を除塵するフィルター除塵部を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電気掃除機。
  5. 前記内筒の他端側の下端と前記集塵容器の底面との間をシールするシール部材を設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電気掃除機。
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