JP2010151325A - ルーズフランジ式フレア管継手、ルーズフランジ式フレア管継手用鋼管、ルーズフランジ式フレア管継手用鋼管の製造方法及び鋼管の接合方法 - Google Patents
ルーズフランジ式フレア管継手、ルーズフランジ式フレア管継手用鋼管、ルーズフランジ式フレア管継手用鋼管の製造方法及び鋼管の接合方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】鋼管1の端部をつば出し加工して設けたフレア部2にルーズフランジ4を係合させ、ガスケット3を介在させてフレア部2の端面同士を衝合し、衝合部をルーズフランジ4によって挟持し、機械的に締結されるルーズフランジ式フレア管継手鋼管であって、フレア部2の端面と、鋼管中心軸との間のフレア部端面角度θ[°]と、フレア部2と鋼管1との間のコーナー曲率半径R[mm]とが、87≦θ≦0.88ln(R)+89.3を満足する、シール性に優れたルーズフランジ式フレア管継手を提供する。
【選択図】図4
Description
(2)また、本発明の別の観点によれば、上記(1)に記載のルーズフランジ式フレア管継手に用いられ、端部につば出し加工によって形成されたフレア部を有する鋼管であって、前記鋼管の中心軸に対する前記フレア部の端面の角度θと、前記フレア部と前記鋼管との間のコーナー曲率半径R[mm]とが、下記式1を満足することを特徴とする、ルーズフランジ式フレア管継手用鋼管が提供される。
(3)また、本発明の別の観点によれば、上記(2)に記載のルーズフランジ式フレア管継手用鋼管の製造方法であって、鋼管の端部につば出し加工によってフレア部を形成するに際し、自転する円錐ローラを前記鋼管に対して相対的に公転させながら前記鋼管の端部に接触させ、前記円錐ローラの中心軸と前記鋼管の中心軸との角度を漸次大きくすることにより、前記鋼管の中心軸に対する前記フレア部の端面の角度θと、前記フレア部と前記鋼管との間のコーナー曲率半径R[mm]とが、下記式1を満足するように制御することを特徴とする、ルーズフランジ式フレア管継手用鋼管の製造方法が提供される。
サイズ 65Aの鋼管:ガスケット3の外径124mm、内径77mm、厚み3mm
サイズ100Aの鋼管:ガスケット3の外径159mm、内径115mm、厚み3mm
サイズ200Aの鋼管:ガスケット3の外径270mm、内径218mm、厚み3mm
2:フレア部
3:ガスケット
4:ルーズフランジ
5:ボルト
6:ナット
7:コーン
8:鋼管の中心軸
9:フレア部の端面
10:4点曲げ試験機
Claims (13)
- 2本の鋼管の端部にそれぞれつば出し加工によって形成されたフレア部を、ガスケットを介在させて衝合し、当該両フレア部をルーズフランジで挟持するルーズフランジ式フレア管継手であって、
前記ルーズフランジ式フレア管継手の非締結時の、前記鋼管の中心軸に対する前記フレア部の端面の角度θと、前記フレア部と前記鋼管との間のコーナー曲率半径R[mm]とが、下記式1を満足し、
前記ガスケットは非石綿ジョイントシールからなることを特徴とする、ルーズフランジ式フレア管継手。
- 前記角度θが91°以下であることを特徴とする、請求項1に記載のルーズフランジ式フレア管継手。
- 前記ルーズフランジ式フレア管継手に対して繰り返し荷重が負荷されたときに、前記フレア部と前記鋼管との間のコーナー部に発生する表面応力を低下させるように、前記鋼管の中心軸に対する前記フレア部の端面の角度θと、前記フレア部と前記鋼管との間のコーナー曲率半径R[mm]とが、前記式1を満足するように制御されたことを特徴とする、請求項1又は2に記載のルーズフランジ式フレア管継手。
- 自転する円錐ローラを前記鋼管に対して相対的に公転させながら前記鋼管の端部に接触させ、前記円錐ローラの中心軸と前記鋼管の中心軸との角度を漸次大きくすることにより、前記鋼管の中心軸に対する前記フレア部の端面の角度θと、前記フレア部と前記鋼管との間のコーナー曲率半径R[mm]とが、前記式1を満足するように制御されたことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のルーズフランジ式フレア管継手。
- 請求項1〜4のいずれか一項に記載のルーズフランジ式フレア管継手に用いられ、端部につば出し加工によって形成されたフレア部を有する鋼管であって、
前記鋼管の中心軸に対する前記フレア部の端面の角度θと、前記フレア部と前記鋼管との間のコーナー曲率半径R[mm]とが、下記式1を満足することを特徴とする、ルーズフランジ式フレア管継手用鋼管。
- 前記角度θが91°以下であることを特徴とする、請求項5に記載のルーズフランジ式フレア管継手用鋼管。
- 前記ルーズフランジ式フレア管継手に対して繰り返し荷重が負荷されたときに、前記フレア部と前記鋼管との間のコーナー部に発生する表面応力を低下させるように、前記鋼管の中心軸に対する前記フレア部の端面の角度θと、前記フレア部と前記鋼管との間のコーナー曲率半径R[mm]とが、前記式1を満足するように制御されたことを特徴とする、請求項5又は6に記載のルーズフランジ式フレア管継手用鋼管。
- 自転する円錐ローラを前記鋼管に対して相対的に公転させながら前記鋼管の端部に接触させ、前記円錐ローラの中心軸と前記鋼管の中心軸との角度を漸次大きくすることにより、前記鋼管の中心軸に対する前記フレア部の端面の角度θと、前記フレア部と前記鋼管との間のコーナー曲率半径R[mm]とが、前記式1を満足するように制御されたことを特徴とする、請求項5〜7のいずれか一項に記載のルーズフランジ式フレア管継手用鋼管。
- 請求項5〜8いずれか一項に記載のルーズフランジ式フレア管継手用鋼管の製造方法であって、
鋼管の端部につば出し加工によってフレア部を形成するに際し、自転する円錐ローラを前記鋼管に対して相対的に公転させながら前記鋼管の端部に接触させ、前記円錐ローラの中心軸と前記鋼管の中心軸との角度を漸次大きくすることにより、前記鋼管の中心軸に対する前記フレア部の端面の角度θと、前記フレア部と前記鋼管との間のコーナー曲率半径R[mm]とが、下記式1を満足するように制御することを特徴とする、ルーズフランジ式フレア管継手用鋼管の製造方法。
- ルーズフランジ式フレア管継手を用いた鋼管の接合方法であって、
鋼管の端部をつば出し加工することで、前記鋼管の中心軸に対するフレア部の端面の角度θと、前記フレア部と前記鋼管との間のコーナー曲率半径R[mm]とが、下記式1を満足する前記フレア部を形成する工程と、
前記衝合されたフレア部をルーズフランジで挟持して、機械的に締結する工程と、
を含むことを特徴とする、鋼管の接合方法。 - 前記角度θが91°以下であることを特徴とする、請求項10に記載の鋼管の接合方法。
- 前記フレア部を形成する工程では、前記ルーズフランジ式フレア管継手に対して繰り返し荷重が負荷されたときに、前記フレア部と前記鋼管との間のコーナー部に発生する表面応力を低下させるように、前記鋼管の中心軸に対する前記フレア部の端面の角度θと、前記フレア部と前記鋼管との間のコーナー曲率半径R[mm]とが、前記式1を満足する前記フレア部を形成することを特徴とする、請求項10又は11に記載の鋼管の接合方法。
- 自転する円錐ローラを前記鋼管に対して相対的に公転させながら前記鋼管の端部に接触させ、前記円錐ローラの中心軸と前記鋼管の中心軸との角度を漸次大きくすることにより、前記鋼管の中心軸に対する前記フレア部の端面の角度θと、前記フレア部と前記鋼管との間のコーナー曲率半径R[mm]とが、前記式1を満足するように制御することを特徴とする、請求項10〜12のいずれか一項に記載の鋼管の接合方法。
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