JP2010018141A - 建設機械におけるディスプレイ装置 - Google Patents
建設機械におけるディスプレイ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010018141A JP2010018141A JP2008179918A JP2008179918A JP2010018141A JP 2010018141 A JP2010018141 A JP 2010018141A JP 2008179918 A JP2008179918 A JP 2008179918A JP 2008179918 A JP2008179918 A JP 2008179918A JP 2010018141 A JP2010018141 A JP 2010018141A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- construction
- image
- display device
- construction machine
- operator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
Abstract
【課題】施工計画図に基づいて建設機械で作業を行なう場合に、施工精度や作業効率の向上を図る。
【解決手段】運転室内5のオペレータの前方視界に画像を表示するディスプレイ装置9と、該ディスプレイ装置9に表示画像のデータを出力する制御装置10とを設けると共に、該制御装置10は、施工計画情報に基づき、オペレータがフロントガラス8から目視する施工面に重なるように施工計画図の画像を作成してディスプレイ装置9に表示するように構成される。
【選択図】図1
【解決手段】運転室内5のオペレータの前方視界に画像を表示するディスプレイ装置9と、該ディスプレイ装置9に表示画像のデータを出力する制御装置10とを設けると共に、該制御装置10は、施工計画情報に基づき、オペレータがフロントガラス8から目視する施工面に重なるように施工計画図の画像を作成してディスプレイ装置9に表示するように構成される。
【選択図】図1
Description
本発明は、油圧ショベル等の建設機械におけるディスプレイ装置の技術分野に属するものである。
従来、油圧ショベル等の建設機械を用いて土木作業を行なう場合は、予め作成された施工計画図に基づいて、位置や高さの基準となる杭打ちや丁張りを施し、これらを目印にして掘削等の作業が行なわれていた。しかるに、杭打ちや丁張りは手間がかかる面倒な作業であって、作業効率に劣るという問題があった。
そこで、建設機械に、施工面と基準目印とバケットの位置を自動計測する計測装置を設け、該計測装置の計測結果に基づいて形成されるべき目標面に相当する仮想線を演算すると共に、施工面とバケットと仮想線とを示す画像を、運転室に配設された液晶ディスプレイパネル等の表示装置に表示するように構成された技術が提唱されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、前記特許文献1のような画像を表示するために建設機械の運転室に配設される表示装置としては、運転席の前方右側に配置され、液晶ディスプレイパネル等の画面を有するモニタ装置が広く知られている(例えば、特許文献2参照。)。また、近年、自動車等において実用化されているディスプレイ装置を用いて、建設機械のフロントガラスの上部に、障害物情報等の作業情報を表示するようにした技術も提唱されている(特許文献3参照)。
WO2005/24144号公報
特許4079113号公報
特開平6−156119号公報
そこで、建設機械に、施工面と基準目印とバケットの位置を自動計測する計測装置を設け、該計測装置の計測結果に基づいて形成されるべき目標面に相当する仮想線を演算すると共に、施工面とバケットと仮想線とを示す画像を、運転室に配設された液晶ディスプレイパネル等の表示装置に表示するように構成された技術が提唱されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、前記特許文献1のような画像を表示するために建設機械の運転室に配設される表示装置としては、運転席の前方右側に配置され、液晶ディスプレイパネル等の画面を有するモニタ装置が広く知られている(例えば、特許文献2参照。)。また、近年、自動車等において実用化されているディスプレイ装置を用いて、建設機械のフロントガラスの上部に、障害物情報等の作業情報を表示するようにした技術も提唱されている(特許文献3参照)。
しかるに、前記特許文献1のものでは、オペレータは、運転室内の表示装置に表示された施工面とバケットと仮想線とを視ながら、フロントガラスから見える実際の施工面を施工することになるから、表示装置に表示された仮想線通りに施工するのは難しく、施工精度や作業効率に劣る許りか、絶えず実際の施工面と運転室内の表示画面とを見比べなければならず、オペレータの疲労も増大するという問題があり、ここに本発明が解決しようとする課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、建設機械に、運転室内のオペレータの前方視界に画像を表示するディスプレイ装置と、該ディスプレイ装置に表示画像のデータを出力する制御装置とを設けると共に、該制御装置は、予め入力された建設機械の施工計画情報に基づき、オペレータがフロントガラスから目視する施工面に対応した施工計画図の画像を作成してディスプレイ装置に表示させることを特徴とする建設機械におけるディスプレイ装置である。
請求項2の発明は、制御装置は、施工計画図の画像を作成するにあたり、オペレータがフロントガラスから目視する実際の施工面に、ディスプレイ装置により表示される施工計画図の画像が重なるように、オペレータの視線に合わせて投影処理された投影図を施工計画図の画像として作成することを特徴とする請求項1に記載の建設機械におけるディスプレイ装置である。
請求項3の発明は、建設機械に、該建設機械の現在位置を検出する位置検出手段を設ける一方、制御装置は、該位置検出手段により検出される建設機械の現在位置に応じて施工計画図の画像を作成することを特徴とする請求項1または2に記載の建設機械におけるディスプレイ装置である。
請求項4の発明は、建設機械に、運転室の向きを検出する方位検出手段を設ける一方、制御装置は、該方位検出手段により検出される運転室の向きに応じて施工計画図の画像を作成することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の建設機械におけるディスプレイ装置である。
請求項5の発明は、建設機械に、建設機械の車体の傾斜を検出する傾斜検出手段を設ける一方、制御装置は、該傾斜検出手段により検出される建設機械の車体の傾斜に応じて施工計画図の画像を作成することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の建設機械におけるディスプレイ装置である。
請求項6の発明は、運転室に、オペレータが装着するヘルメットの位置を検出するヘルメット位置検出手段を設ける一方、制御装置は、該ヘルメット位置検出手段により検出されるヘルメットの位置に応じて施工計画図の画像を作成することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の建設機械におけるディスプレイ装置である。
請求項2の発明は、制御装置は、施工計画図の画像を作成するにあたり、オペレータがフロントガラスから目視する実際の施工面に、ディスプレイ装置により表示される施工計画図の画像が重なるように、オペレータの視線に合わせて投影処理された投影図を施工計画図の画像として作成することを特徴とする請求項1に記載の建設機械におけるディスプレイ装置である。
請求項3の発明は、建設機械に、該建設機械の現在位置を検出する位置検出手段を設ける一方、制御装置は、該位置検出手段により検出される建設機械の現在位置に応じて施工計画図の画像を作成することを特徴とする請求項1または2に記載の建設機械におけるディスプレイ装置である。
請求項4の発明は、建設機械に、運転室の向きを検出する方位検出手段を設ける一方、制御装置は、該方位検出手段により検出される運転室の向きに応じて施工計画図の画像を作成することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の建設機械におけるディスプレイ装置である。
請求項5の発明は、建設機械に、建設機械の車体の傾斜を検出する傾斜検出手段を設ける一方、制御装置は、該傾斜検出手段により検出される建設機械の車体の傾斜に応じて施工計画図の画像を作成することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の建設機械におけるディスプレイ装置である。
請求項6の発明は、運転室に、オペレータが装着するヘルメットの位置を検出するヘルメット位置検出手段を設ける一方、制御装置は、該ヘルメット位置検出手段により検出されるヘルメットの位置に応じて施工計画図の画像を作成することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の建設機械におけるディスプレイ装置である。
請求項1の発明とすることにより、オペレータは、ディスプレイ装置により前方視界に表示された施工計画図の画像を視ながら、フロントガラスから目視される施工面を施工すれば良いことになり、よって、施工精度の向上や作業効率の向上を達成できるうえ、オペレータの疲労も軽減することができる。
請求項2の発明とすることにより、フロントガラスから見える実際の施工面に施工計画図の画像が重なって見えることになるから、杭打ちや丁張り等が施されていなくても、オペレータは、施工計画図の画像を目標として施工すれば良いことになり、よって、杭打ちや丁張り等の面倒な作業を省略することができると共に、更なる施工精度の向上や作業効率の向上に貢献できる。
請求項3の発明とすることにより、建設機械が施工場所を移動しても、該施工場所に対応した施工計画図の画像を作成することができる。
請求項4の発明とすることにより、運転室の向きを変えても、該運転室の向きに対応した施工計画図の画像を作成することができる。
請求項5の発明とすることにより、建設機械が傾斜した状態で設置されていても、該車体の傾斜に対応した正確な施工計画図の画像を作成することができる。
請求項6の発明とすることにより、オペレータの個々の体格や姿勢等によりオペレータの目の位置が異なっても、該目の位置はヘルメットの位置から求めることができるから、オペレータの目の位置に応じた正確な施工計画図の画像を作成することができる。
請求項2の発明とすることにより、フロントガラスから見える実際の施工面に施工計画図の画像が重なって見えることになるから、杭打ちや丁張り等が施されていなくても、オペレータは、施工計画図の画像を目標として施工すれば良いことになり、よって、杭打ちや丁張り等の面倒な作業を省略することができると共に、更なる施工精度の向上や作業効率の向上に貢献できる。
請求項3の発明とすることにより、建設機械が施工場所を移動しても、該施工場所に対応した施工計画図の画像を作成することができる。
請求項4の発明とすることにより、運転室の向きを変えても、該運転室の向きに対応した施工計画図の画像を作成することができる。
請求項5の発明とすることにより、建設機械が傾斜した状態で設置されていても、該車体の傾斜に対応した正確な施工計画図の画像を作成することができる。
請求項6の発明とすることにより、オペレータの個々の体格や姿勢等によりオペレータの目の位置が異なっても、該目の位置はヘルメットの位置から求めることができるから、オペレータの目の位置に応じた正確な施工計画図の画像を作成することができる。
次に、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図において、1は建設機械の一例である油圧ショベルであって、該油圧ショベル1は、下部走行体2、該下部走行体2に旋回自在に支持される上部旋回体3、該上部旋回体3に装着されるフロント作業部4等の各部から構成されている。
さらに、5は前記上部旋回体3に設けられる運転室であって、該運転室5には、オペレータが座する運転席6や、操作レバー等の操作具7が配設されると共に、オペレータの前方視界に画像を表示するディスプレイ装置9と、該ディスプレイ装置9に油圧ショベル1の行なう施工計画図の画像を表示させるべく、ディスプレイ装置9に表示画像のデータを出力する制御装置10とが設けられている。
前記ディスプレイ装置9は、フロントガラス8に貼付されるフィルム11と、該フィルム11に画像表示光を出力する画像出力装置12とを備えて構成されている。前記フィルム11は、フレキシブル有機EL(Electro Luminescence)デバイス等を用いて形成されており、そして、該フィルム11に画像出力装置12から出力された画像表示光を映し出すことで、オペレータの前方視界に虚像画像が形成される一方、オペレータは、該虚像画像を、フロントガラス8から見える外部の風景に重ね合わせて視認することができるようになっている。尚、本実施の形態では、前記画像出力装置12および制御装置10は、運転席6の左右側方に配設されるコンソールボックス13に収納されている。
一方、制御装置10は、マイクロコンピュータ等を用いて構成されるものであって、図3のブロック図に示す如く、油圧ショベル1のグローバル座標系での現在位置(緯度、経度)を検出するGPS(Global Positioning System)14(本発明の位置検出手段を構成する)、運転室5の向きを検出する方位検出センサ15(本発明の方位検出手段を構成し、例えば、地磁気方位センサや上部旋回体3の旋回角度を検出する旋回角度センサ等が用いられる)、油圧ショベル1の前後方向の傾斜角度を検出する第一傾斜角度検出センサ16、油圧ショベル1の左右方向の傾斜角度を検出する第二傾斜角度検出センサ17(第一傾斜角度センサ16および第二傾斜角度検出センサ17は、本発明の傾斜検出手段を構成する)、後述するヘルメット位置検出センサ18(本発明のヘルメット位置検出手段を構成する)等からの検出信号を入力し、これら検出信号および記憶媒体19から入力される施工計画情報に基づいて、オペレータがフロントガラス8から目視する施工面に対応した施工計画図の画像を作成し、該施工計画図の画像をオペレータの前方視界に表示させるべく前記画像出力装置12に画像データを出力する。尚、図1中、14aはGPS14用のアンテナである。
ここで、前記記憶媒体19は、CD−ROM、DVD−ROM、或いはハードディスク等から構成されるものであって、該記憶媒体19には、油圧ショベル1の行なう施工計画の三次元の図面情報が格納されている。
また、前記ヘルメット位置検出センサ18は、オペレータが装着するヘルメット20の三次元位置を検出するためのセンサであって、ヘルメット20に設けられる発信器18aと、運転室5内に配置され、該発信器18aからの信号を受信してヘルメット20の位置を検出する検出部18bとから構成されている。
扨、制御装置10は、前述したように、各種検出信号および記憶媒体19に格納された施工計画情報に基づいて、オペレータがフロントガラス8から目視する施工面に対応した施工計画図の画像を作成するが、該画像作成の手順について、図4のフロー図に基づいて説明する。
まず、制御装置10は、ヘルメット位置検出センサ18から入力されるヘルメット20の位置と、予め入力されている油圧ショベル1の車体形状データとに基づいて、油圧ショベル1の車体を基準とする座標系でのヘルメット20の三次元位置(X1,Y1,Z1)を演算する(ステップS1)。
次いで、前記ステップS1の演算結果と、方位検出センサ15から入力される運転室5の向きと、第一、第二傾斜角度検出センサ16、17から入力される車体の前後方向および左右方向の傾斜角度とに基づいて、地面を基準とする座標系でのヘルメット20の三次元位置(X2,Y2,Z2)と、油圧ショベル1の車体の傾斜と、運転室5の向きとを演算する(ステップS2)。
さらに、前記ステップS2の演算結果と、GPS14から入力される油圧ショベル1の現在位置とに基づいて、グローバル座標系でのヘルメット20の三次元位置(X3,Y3,Z3)と、油圧ショベル1の車体の傾斜と、運転室5の向きとを演算する(ステップS3)。
さらに、制御装置10は、前記記憶媒体19に格納された施工計画の三次元の図面情報に基づいて、前記ステップS3で演算されたヘルメット位置(X3,Y3,Z3)、車体の傾斜、運転席5の向きのときに、オペレータがフロントガラス8から目視する施工面に対応した施工計画図を作成する。さらに、オペレータから視て、フロントガラス8から目視する実際の施工面に、ディスプレイ装置9により表示される施工計画図の画像が重なり合うように、前記作成した施工計画図をオペレータの視線に合わせて投影処理して投影図を作成する(ステップS4)。この場合、オペレータの目の位置は、前記ヘルメット位置(X3,Y3,Z3)により求められる。
さらに、制御装置10は、予め入力されているフロントガラス8の形状(傾斜角等)データに基づき、前記ステップS4で作成した投影図を基にして施工計画図の画像を作成する(ステップS5)。
そして、制御装置10は、前記作成した施工計画図の画像を表示させるべく、前記画像出力装置12に画像データを出力する。これにより、オペレータの前方視界に、オペレータがフロントガラス8から目視する実際の施工面に重なり合う状態で、該施工面に対応した施工計画図の画像が表示されるようになっている。
叙述の如く構成された本形態において、油圧ショベル1には、運転室5内のオペレータの前方視界に画像を表示するディスプレイ装置9と、該ディスプレイ装置9に表示画像のデータを出力する制御装置10とが設けられていると共に、該制御装置10は、記憶媒体19から入力される油圧ショベル1の施工計画情報に基づき、オペレータがフロントガラス8から目視する施工面に対応した施工計画図の画像を作成してディスプレイ装置9に表示させることになる。
この結果、オペレータは、ディスプレイ装置9により前方視界に表示された施工計画図を視ながら、フロントガラス8から目視される施工面を施工すれば良いことになって、施工精度の向上や作業効率の向上を達成できるばかりか、オペレータの疲労も軽減することができる。
しかもこのものにおいて、制御装置10は、フロントガラス8から目視する実際の施工面にディスプレイ装置9により表示される施工計画図の画像が重なるように、オペレータの視線に合わせて投影処理された投影図を、施工計画図の画像として作成することになる。この結果、フロントガラス8から見える実際の施工面に施工計画図の画像が重なって見えることになるから、杭打ちや丁張り等が施されていなくても、オペレータは、施工計画図の画像を目標として施工すれば良いことになり、而して、杭打ちや丁張り等の面倒な作業を省略することができると共に、更なる施工作業の作業効率向上に大きく貢献できる。
さらに、油圧ショベル1には、該油圧ショベル1の現在位置を検出するGPS14が設けられていると共に、制御装置10は、該GPS14検出される油圧ショベル1の現在位置に応じて施工計画図の画像を作成する構成であるから、油圧ショベル1が施工場所を移動しても、該施工場所に対応した施工計画図の画像を作成することができる。
また、油圧ショベル1には、運転室5の向きを検出する方位検出センサ15が設けられていると共に、制御装置10は、該方位検出センサ15により検出される運転室5の向きに応じて施工計画図の画像を作成する構成であるから、上部旋回体2を旋回させて運転室5の向きを変えても、該運転室5の向きに対応した施工計画図の画像を作成することができる。
さらにまた、油圧ショベル1には、油圧ショベル1の前後方向、左右方向の傾斜を検出する第一、第二傾斜角度検出センサ16、17が設けられていると共に、制御装置10は、該第一、第二傾斜角度検出センサ16、17により検出される車体の傾斜に応じて施工計画図の画像を作成する構成であるから、油圧ショベル1が傾斜した状態で設置されていても、該車体の傾斜に対応した正確な施工計画図の画像を作成することができる。
またさらに、運転室5には、オペレータが装着するヘルメット20の位置を検出するヘルメット位置検出センサ18が設けられていると共に、制御装置10は、該ヘルメット位置検出センサ18により検出されるヘルメット20の位置に応じて施工計画図の画像を作成する構成であるから、オペレータの個々の体格や姿勢等によりオペレータの目の位置が異なっても、該目の位置はヘルメット20の位置から求めることができるから、オペレータの目の位置に応じた正確な施工計画図の画像を作成することができる。
尚、本発明は、前記実施の形態に限定されないことは勿論であって、例えば、建設機械の現在位置を検出する位置検出手段としては、作業現場に設置されたカメラや、レーザー装置等を用いて構成することもできる。
また、本発明は、油圧ショベルに限定されることなく、種々の建設機械に実施できることは勿論であるが、さらに、建設機械を固定した状態で使用する場合や、運転室の向きを変えないで使用する場合には、建設機械の現在位置を検出する位置検出手段、建設機械の車体の傾斜を検出する傾斜検出手段、或いは運転室の向きを検出する方位検出手段が設けられていなくても、本発明を実施できる。
さらに、上記実施の形態では、オペレータの目の位置を検出するために、オペレータが装着するヘルメットの位置を検出するヘルメット位置検出手段が設けられており、これにより、前述したように、個々のオペレータの目の位置に応じた正確な施工計画図の画像を作成することができるが、建設機械の形状のデータ等によりオペレータの目の位置を推測することはできるため、ヘルメット位置検出手段が設けられていなくても、本発明の実施は可能である。
また、本発明は、油圧ショベルに限定されることなく、種々の建設機械に実施できることは勿論であるが、さらに、建設機械を固定した状態で使用する場合や、運転室の向きを変えないで使用する場合には、建設機械の現在位置を検出する位置検出手段、建設機械の車体の傾斜を検出する傾斜検出手段、或いは運転室の向きを検出する方位検出手段が設けられていなくても、本発明を実施できる。
さらに、上記実施の形態では、オペレータの目の位置を検出するために、オペレータが装着するヘルメットの位置を検出するヘルメット位置検出手段が設けられており、これにより、前述したように、個々のオペレータの目の位置に応じた正確な施工計画図の画像を作成することができるが、建設機械の形状のデータ等によりオペレータの目の位置を推測することはできるため、ヘルメット位置検出手段が設けられていなくても、本発明の実施は可能である。
1 油圧ショベル
5 運転室
8 フロントガラス
9 ディスプレイ装置
10 制御装置
11 フィルム
12 画像出力装置
14 GPS
15 方位検出センサ
16 第一傾斜角度検出センサ
17 第二傾斜角度検出センサ
18 ヘルメット位置検出センサ
19 記憶媒体
20 ヘルメット
5 運転室
8 フロントガラス
9 ディスプレイ装置
10 制御装置
11 フィルム
12 画像出力装置
14 GPS
15 方位検出センサ
16 第一傾斜角度検出センサ
17 第二傾斜角度検出センサ
18 ヘルメット位置検出センサ
19 記憶媒体
20 ヘルメット
Claims (6)
- 建設機械に、運転室内のオペレータの前方視界に画像を表示するディスプレイ装置と、該ディスプレイ装置に表示画像のデータを出力する制御装置とを設けると共に、該制御装置は、予め入力された建設機械の施工計画情報に基づき、オペレータがフロントガラスから目視する施工面に対応した施工計画図の画像を作成してディスプレイ装置に表示させることを特徴とする建設機械におけるディスプレイ装置。
- 制御装置は、施工計画図の画像を作成するにあたり、オペレータがフロントガラスから目視する実際の施工面に、ディスプレイ装置により表示される施工計画図の画像が重なるように、オペレータの視線に合わせて投影処理された投影図を施工計画図の画像として作成することを特徴とする請求項1に記載の建設機械におけるディスプレイ装置。
- 建設機械に、該建設機械の現在位置を検出する位置検出手段を設ける一方、制御装置は、該位置検出手段により検出される建設機械の現在位置に応じて施工計画図の画像を作成することを特徴とする請求項1または2に記載の建設機械におけるディスプレイ装置。
- 建設機械に、運転室の向きを検出する方位検出手段を設ける一方、制御装置は、該方位検出手段により検出される運転室の向きに応じて施工計画図の画像を作成することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の建設機械におけるディスプレイ装置。
- 建設機械に、建設機械の車体の傾斜を検出する傾斜検出手段を設ける一方、制御装置は、該傾斜検出手段により検出される建設機械の車体の傾斜に応じて施工計画図の画像を作成することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の建設機械におけるディスプレイ装置。
- 運転室に、オペレータが装着するヘルメットの位置を検出するヘルメット位置検出手段を設ける一方、制御装置は、該ヘルメット位置検出手段により検出されるヘルメットの位置に応じて施工計画図の画像を作成することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の建設機械におけるディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008179918A JP2010018141A (ja) | 2008-07-10 | 2008-07-10 | 建設機械におけるディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008179918A JP2010018141A (ja) | 2008-07-10 | 2008-07-10 | 建設機械におけるディスプレイ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010018141A true JP2010018141A (ja) | 2010-01-28 |
Family
ID=41703475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008179918A Withdrawn JP2010018141A (ja) | 2008-07-10 | 2008-07-10 | 建設機械におけるディスプレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010018141A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014103498A1 (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-03 | 株式会社小松製作所 | 建設機械の表示システムおよびその制御方法 |
JP2016102312A (ja) * | 2014-11-27 | 2016-06-02 | 住友建機株式会社 | ショベルの支援装置及びショベルの支援方法 |
JP2016205088A (ja) * | 2015-04-28 | 2016-12-08 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
KR20170004526A (ko) * | 2015-07-03 | 2017-01-11 | 두산인프라코어 주식회사 | 건설기계의 가이던스용 웨어러블 디바이스 및 이를 이용한 작업정보 표시 방법 |
JP2017071942A (ja) * | 2015-10-06 | 2017-04-13 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
JP2017186901A (ja) * | 2017-07-18 | 2017-10-12 | 株式会社小松製作所 | 建設機械の表示システムおよびその制御方法 |
JP2019521403A (ja) * | 2016-04-04 | 2019-07-25 | トプコン ポジショニング システムズ, インク. | 車輌ウィンドスクリーン上における拡張現実表示の方法及び装置 |
JPWO2018116577A1 (ja) * | 2016-12-19 | 2019-10-24 | 富士フイルム株式会社 | 投写型表示装置、投写型表示装置の制御方法、投写型表示装置の制御プログラム |
JP2021050602A (ja) * | 2021-01-07 | 2021-04-01 | 株式会社小松製作所 | 建設機械の表示システムおよびその制御方法 |
US11086397B2 (en) | 2014-07-03 | 2021-08-10 | Topcon Positioning Systems, Inc. | Method and apparatus for construction machine visualization |
JP2021157217A (ja) * | 2020-03-25 | 2021-10-07 | 株式会社インフォマティクス | 建設機械における図面投影システム、図面投影方法及びプログラム |
JP2021170719A (ja) * | 2020-04-15 | 2021-10-28 | 株式会社竹中土木 | 情報表示装置及び情報表示プログラム |
US11613873B2 (en) | 2017-03-07 | 2023-03-28 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Shovel and work support system for construction machine |
-
2008
- 2008-07-10 JP JP2008179918A patent/JP2010018141A/ja not_active Withdrawn
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014129676A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Komatsu Ltd | 建設機械の表示システムおよびその制御方法 |
US9616748B2 (en) | 2012-12-28 | 2017-04-11 | Komatsu Ltd. | Construction machinery display system and control method for same |
KR101815268B1 (ko) * | 2012-12-28 | 2018-01-04 | 가부시키가이샤 고마쓰 세이사쿠쇼 | 건설 기계의 표시 시스템 및 그 제어 방법 |
WO2014103498A1 (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-03 | 株式会社小松製作所 | 建設機械の表示システムおよびその制御方法 |
US11086397B2 (en) | 2014-07-03 | 2021-08-10 | Topcon Positioning Systems, Inc. | Method and apparatus for construction machine visualization |
JP2016102312A (ja) * | 2014-11-27 | 2016-06-02 | 住友建機株式会社 | ショベルの支援装置及びショベルの支援方法 |
JP2016205088A (ja) * | 2015-04-28 | 2016-12-08 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
KR20170004526A (ko) * | 2015-07-03 | 2017-01-11 | 두산인프라코어 주식회사 | 건설기계의 가이던스용 웨어러블 디바이스 및 이를 이용한 작업정보 표시 방법 |
KR102506369B1 (ko) | 2015-07-03 | 2023-03-06 | 현대두산인프라코어 주식회사 | 건설기계의 가이던스용 웨어러블 디바이스 및 이를 이용한 작업정보 표시 방법 |
JP2017071942A (ja) * | 2015-10-06 | 2017-04-13 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
JP2019521403A (ja) * | 2016-04-04 | 2019-07-25 | トプコン ポジショニング システムズ, インク. | 車輌ウィンドスクリーン上における拡張現実表示の方法及び装置 |
US10789744B2 (en) | 2016-04-04 | 2020-09-29 | Topcon Positioning Systems, Inc. | Method and apparatus for augmented reality display on vehicle windscreen |
JPWO2018116577A1 (ja) * | 2016-12-19 | 2019-10-24 | 富士フイルム株式会社 | 投写型表示装置、投写型表示装置の制御方法、投写型表示装置の制御プログラム |
US11613873B2 (en) | 2017-03-07 | 2023-03-28 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Shovel and work support system for construction machine |
US12031301B2 (en) | 2017-03-07 | 2024-07-09 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Shovel and work support system for construction machine |
JP2017186901A (ja) * | 2017-07-18 | 2017-10-12 | 株式会社小松製作所 | 建設機械の表示システムおよびその制御方法 |
JP2021157217A (ja) * | 2020-03-25 | 2021-10-07 | 株式会社インフォマティクス | 建設機械における図面投影システム、図面投影方法及びプログラム |
JP7013509B2 (ja) | 2020-03-25 | 2022-01-31 | 株式会社インフォマティクス | 建設機械における図面投影システム、図面投影方法及びプログラム |
JP2021170719A (ja) * | 2020-04-15 | 2021-10-28 | 株式会社竹中土木 | 情報表示装置及び情報表示プログラム |
JP2021050602A (ja) * | 2021-01-07 | 2021-04-01 | 株式会社小松製作所 | 建設機械の表示システムおよびその制御方法 |
JP7168697B2 (ja) | 2021-01-07 | 2022-11-09 | 株式会社小松製作所 | 建設機械の表示システムおよびその制御方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010018141A (ja) | 建設機械におけるディスプレイ装置 | |
AU2017318897B2 (en) | Image display system for work machine | |
CN104884713B (zh) | 建设机械的显示系统及其控制方法 | |
KR101678759B1 (ko) | 굴삭 기계의 표시 시스템 및 굴삭 기계 | |
KR102045889B1 (ko) | 작업 차량 및 표시 제어 방법 | |
JP2008144379A (ja) | 遠隔操縦作業機の画像処理システム | |
JPWO2016125232A1 (ja) | 作業車両および作業車両の制御方法 | |
JPWO2016052762A1 (ja) | 作業車両、バケット装置及びチルト角度の取得方法 | |
JP2011001775A (ja) | 建設機械のディスプレイ装置 | |
WO2020090985A1 (ja) | 表示制御システムおよび表示制御方法 | |
JP6918716B2 (ja) | 建設機械 | |
JP2018162631A (ja) | 建設機械 | |
KR102123480B1 (ko) | 작업 차량 및 표시 제어 방법 | |
WO2021020567A1 (ja) | 表示システム、遠隔操作システム、及び表示方法 | |
JP6626710B2 (ja) | 作業車両および作業車両の制御方法 | |
JP6666142B2 (ja) | 作業車両および作業車両の制御方法 | |
JP6918948B2 (ja) | 掘削機械の表示システム、掘削機械、及び掘削機械の表示方法 | |
WO2020153314A1 (ja) | 作業機械のシステム及び方法 | |
WO2020090898A1 (ja) | 表示制御システム、表示制御方法および遠隔操作システム | |
WO2023002796A1 (ja) | 掘削機械の稼働範囲設定システムおよびその制御方法 | |
US12110664B2 (en) | Display system, program, and method for controlling display system for displaying an inclination of an excavation tool | |
JP6614838B2 (ja) | 油圧ショベル | |
WO2024070453A1 (ja) | 作業機械の測定システム、作業機械、及び作業機械の測定方法 | |
JP2024093731A (ja) | 作業機械の表示装置及び作業機械 | |
WO2020241640A1 (ja) | 表示システムおよび表示方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20100713 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20100817 |
|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20111004 |