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JP2010013557A - カチオン重合性インクジェットインク組成物及びその製造方法 - Google Patents

カチオン重合性インクジェットインク組成物及びその製造方法 Download PDF

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JP2010013557A JP2008174550A JP2008174550A JP2010013557A JP 2010013557 A JP2010013557 A JP 2010013557A JP 2008174550 A JP2008174550 A JP 2008174550A JP 2008174550 A JP2008174550 A JP 2008174550A JP 2010013557 A JP2010013557 A JP 2010013557A
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Abstract

【課題】インクの分散性および貯蔵安定性に優れ、かつ画像耐候性に優れる印字物を作製することのできるカチオン重合性インクジェットインク組成物及びその製造方法を提供する。
【解決手段】カチオン重合性化合物、カチオン重合開始剤、イエロー顔料及び分散剤を含有するカチオン重合性インクジェットインク組成物において、該イエロー顔料がカラーインデックス ピグメントイエロー150であり、該分散剤のアミン価が15mgKOH/g以上で、かつ該分散剤の酸価が20mgKOH/g以上の両性高分子分散剤であることを特徴とするカチオン重合性インクジェットインク組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、インクの分散性および貯蔵安定性に優れ、かつ画像耐候性に優れる印字物を作製することのできるカチオン重合性インクジェットインク組成物及びその製造方法に関する。
近年、インクジェット記録方式は簡便・安価に画像を作製出来るため、写真、各種印刷、マーキング、カラーフィルター等の特殊印刷など、様々な印刷分野に応用されてきている。特に、微細なドットを出射、制御する記録装置や、色再現域、耐久性、出射適性等を改善したインク及びインクの吸収性、色材の発色性、表面光沢などを飛躍的に向上させた専用紙を用い、銀塩写真に匹敵する画質を得ることも可能となっている。今日のインクジェット記録方式の画質向上は、記録装置、インク、専用紙の全てが揃って初めて達成されている。
しかしながら、専用紙を必要とするインクジェットシステムは、記録媒体が制限されること、記録媒体のコストアップが問題となる。そこで、専用紙と異なる被転写媒体へインクジェット方式により記録する試みが多数なされている。具体的には、室温で固形のワックスインクを用いる相変化インクジェット方式、速乾性の有機溶剤を主体としたインクを用いるソルベント系インクジェット方式や、記録後紫外(UV)光により架橋させるUVインクジェット方式などである。
UVインクジェット方式は、ソルベント系インクジェット方式に比べ比較的低臭気であり、速乾性、インク吸収性の無い記録媒体への記録が出来る点で、近年注目されつつありUV硬化型インクジェットインクが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
中でも、カチオン重合性化合物を用いたインクは、酸素阻害作用を受けないのでエネルギー照度の低い光源であっても硬化させることが出来るという利点がある(例えば、特許文献2参照。)。
これらインクジェットインク組成物によって作製された画像は、様々な利用の形態が考えられるが、特に、産業用途として使用する場合は、ディスプレイとして長時間蛍光灯又は屋外などの直射太陽光に暴露される場所におかれることが考えられる。その結果、顔料が従来の発色を保てず、ひいてはカラー画像の品質が劣化してしまうという問題が数多く報告されている。よって、インクジェットインク組成物により作製されるカラー画像において、耐候性は極めて重要な要求性能となっている。
さらに、吐出安定性、保存安定性に優れた紫外線硬化型インクジェット記録用顔料系インクを得るためには、耐候性に加えて、UV重合性化合物を始めとして、さまざまな極性成分を有する混合物中へ、微細な顔料を安定に分散させることが重要である。
一般に、顔料は、発色や透明性を向上させるため、出来る限り微細化し、その状態を安定に保持することが望ましい。しかしながら、顔料を微細にすればするほど、それと同時に顔料の一次粒子の余分な破砕が起き、粒子サイズのばらつきが大きくなり、更に、表面エネルギーの増加によって、これらの凝集エネルギーが大きくなるため、顔料同士が再凝集しやすくなるという問題がある。その結果、貯蔵中に粘度上昇や粒子径増大などを引き起こす。更に、一般的には、顔料粒子径のサイズが大きいものほど優れた耐光性を示すことから、顔料が微細になればなるほど、劣化してくるという問題もある。
従来、インクジェットインクに用いられる、イエロー顔料としては、カラーインデックス(以下C.I.と略記する)ピグメントイエロー(以下PYと略記する)74、C.I.PY128、C.I.PY138、C.I.PY180、C.I.PY185などが広く用いられてきている(例えば、特許文献3〜6参照。)。これらの顔料は、イエローの発色性の点において他の顔料系着色剤の中でとりわけ優れているものであるが、その耐候性においては、他の色に比べて劣っており、更に改善の余地を残すものである。
また、従来より分散剤として、水酸基含有カルボン酸エステル、高分子量ポリカルボン酸の塩、高分子量不飽和エステル、変性ポリウレタン、変性ポリアクリレート、ポリエーテルエステル型アニオン系活性剤、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩、芳香族スルホン酸ホルマリン縮合物、ポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ステアリルアミンアセテート、顔料誘導体などが各種顔料分散液を作製するために用いられている(特許文献5参照。)が、上記微細化した顔料と組み合わせて耐候性と顔料の分散性、貯蔵安定性を両立するには至っていない。
特表2000−504778号公報 特開2002−188025号公報 特開2001−288386号公報 特開2003−276178号公報 特開2004−002528号公報 特開2004−314598号公報
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、インクの分散性および貯蔵安定性に優れ、かつ画像耐候性に優れる印字物を作製することのできるカチオン重合性インクジェットインク組成物及びその製造方法を提供することである。
上記課題は、本発明の下記構成により達成することができた。
1.カチオン重合性化合物、カチオン重合開始剤、イエロー顔料及び分散剤を含有するカチオン重合性インクジェットインク組成物において、該イエロー顔料がカラーインデックス ピグメントイエロー150であり、該分散剤のアミン価が15mgKOH/g以上で、かつ該分散剤の酸価が20mgKOH/g以上の両性高分子分散剤であることを特徴とするカチオン重合性インクジェットインク組成物。
2.カチオン重合性化合物、カチオン重合開始剤、イエロー顔料及び分散剤を含有するカチオン重合性インクジェットインク組成物において、該イエロー顔料がカラーインデックス ピグメントイエロー150であり、該分散剤がアミン価が50mgKOH/g以上の塩基性高分子分散剤であることを特徴とするカチオン重合性インクジェットインク組成物。
3.前記カチオン重合性化合物としてオキセタン環を有する化合物及びオキシラン環を有する化合物を含有することを特徴とする前記1または2に記載のカチオン重合性インクジェットインク組成物。
4.前記1〜3の何れか1項に記載のカチオン重合性インクジェットインク組成物を製造する製造方法において、顔料、分散剤、カチオン重合性化合物の固形分総量を100質量部としたときに、顔料の固形分量が15〜25質量部、分散剤の固形分量が5〜15質量部、カチオン重合性化合物の固形分量が65〜80質量部として顔料分散液を作製した後、カチオン重合性化合物、カチオン重合開始剤および他成分を混合することにより製造されることを特徴とするカチオン重合性インクジェットインク組成物の製造方法。
本発明により、インクの分散性および貯蔵安定性に優れ、かつ画像耐候性に優れる印字物を作製することのできるカチオン重合性インクジェットインク組成物及びその製造方法を提供することができた。
本発明者らは、上記課題に鑑み鋭意検討を行った結果、カチオン重合性化合物、カチオン重合開始剤、イエロー顔料及び分散剤を含有し、該顔料がC.I.ピグメントイエロー150(以下、C.I.PY150と記す。)であり、該分散剤のアミン価が20mgKOH/g以上で、かつ該分散剤の酸価がアミン価よりも大きい両性高分子分散剤を含有するか、または該分散剤のアミン価が50mgKOH/g以上の塩基性高分子分散剤を含有する、カチオン重合性インクジェットインク組成物を用いることにより、インクの分散安定性、貯蔵安定性に優れ、かつ画像耐候性に優れたカチオン重合性インクジェットインクを実現し、さらにカチオン重合性化合物としてオキセタン環を有する化合物又はオキシラン環を有する化合物を含有することで、さらに画像耐候性が優れることを見出し、本発明に至った次第である。
また本発明は、インクの製造時に、顔料、分散剤、カチオン重合性化合物の固形分総量を100質量部としたときに、顔料の固形分量が15〜25質量部、分散剤の固形分量が5〜15質量部、カチオン重合性化合物の固形分量が65〜80質量部として顔料分散液を作製した後、カチオン重合性化合物、カチオン重合開始剤及び他成分を混合することで、より分散安定性が得られることを見出した。
顔料及び分散剤の固形分を高くすることで、分散粘度が高くなりシェアがかかりやすく、また、粒子密度が高く衝突回数が増えるため、短時間での分散が可能で、顔料表面への分散剤の配向も均一になり、分散体の保存安定性が向上する。さらにインク化で希釈された状態でも分散安定性が保たれる。
次に、本発明の実施形態を示すと共に、本発明を更に詳細に説明する。
〈顔料〉
本発明において使用するイエロー顔料である、C.I.PY150の構造式は下記
Figure 2010013557
で表されるニッケル錯体型アゾ顔料に分類され、顔料自体が、耐熱性、耐候性に優れ、特に耐光性が非常に高いため、例えばディスプレイとして長時間蛍光灯又は屋外などの直射太陽光に暴露される用途への利用が広がっている。
このような顔料としては、『Yellow Pigment E4GN』、『Yellow Pigment E4GN−GT』、『FANCHON FAST Yellow Y−5688』、『BAYPLAST Yellow 5GN−01』(Lanxess社製)などが市販されている。尚、C.I.PY150は、インク組成物総量の0.5〜10質量%の範囲で用いることが好ましい。
〈分散剤〉
本発明における分散剤としては、アミン価が15mgKOH/g以上で、かつ酸価が20mgKOH/g以上の両性高分子分散剤、またはアミン価が50mgKOH/g以上の塩基性高分子分散剤を用いることで、分散性および貯蔵安定性が向上する。
本発明における両性高分子分散剤のアミン価は、20mgKOH/g以上であることが更に好ましく、特に酸価は前記アミン価よりも高い値であることが好ましい。
分散剤の酸価、アミン価の測定は電位差滴定により求めることができ、例えば、色材協会誌61,[12]692−698(1988)に記載の方法で測定することができる。分散剤を複数用いる場合は、その質量平均として表示することができる。
これら分散剤のアミン価や酸価が前記範囲を外れると、分散時の初期粘度が高くなったり、調色の際に再凝集したり貯蔵安定性が劣化する場合がある。
本発明において好ましく用いることのできる両性高分子分散剤の市販品としては、例えば、ソルスパーズ39000(ルーブリゾール社製)、Disperbyk−145、106(ビックケミー社製)、Anti−Terra U100(ビックケミー社製)、アジスパーPB822、824(味の素ファインテクノ社製)等が挙げられる。
また、本発明において好ましく用いることのできる前記塩基性高分子分散剤の市販品としては、例えば、ソルスパーズ71000(ルーブリゾール社製)、Disperbyk−108(ビックケミー社製)等が挙げられる。
なお、分散剤は、1種のみであっても、2種以上であってもよい。
本発明における、顔料の分散には一般的な攪拌機、分散装置を用いることが出来る。具体的には、通常の低シェアーでの攪拌機、ホモジナイザーなどの高シェアー攪拌機、あるいは、超音波などを使用して行うことができる。
さらに分散装置として、ボールミル、サンドミル、ロールミル、ヘンシェルミキサ、湿式ジェットミル、ペイントシェーカー等を用いることができる。なお、流通湿式ミルとは、送液ポンプによって試料を分散機内部へ送り込み、分散機内部に充填した分散メディアであるビーズを攪拌機で回転しながら、ビーズ、攪拌翼、分散機内壁などの間で生じる衝突によって試料を分散し、必要に応じて循環させるなどして、スリットを通して試料だけを分離、回収するものの全てを称している。
本発明における顔料分散時の配合としては、顔料、分散剤、カチオン重合性化合物の固形分総量を100質量部としたときに、顔料の固形分量が15〜25質量部、分散剤の固形分量が5〜15質量部、カチオン重合性化合物の固形分量が65〜80質量部となるよう配合することが好ましい。
顔料分散時の粒子は平均粒径を200nm以下とすることが好ましく、150nm以下とすることが更に好ましい。この粒径管理によって、ヘッドノズルの詰まりを抑制し、インクの保存安定性、インク透明性及び硬化感度を維持することができる。本発明に係るインク組成物においては、顔料濃度としては、インク全体の1〜10質量部であることが好ましい。
〈カチオン重合性化合物〉
本発明に用いられるカチオン重合性化合物としては、例えば、オキセタン環を有する化合物(以下、オキセタン化合物という)、オキシラン環を有する化合物(以下、オキシラン化合物という)が挙げられる。
本発明に用いられるカチオン重合性化合物としてのオキセタン化合物は、分子内に1以上のオキセタン環を有する化合物である。具体的には、3−エチル−3−ヒドロキシメチルオキセタン(東亞合成(株)製商品名OXT101等)、1,4−ビス[(3−エチル−3−オキセタニル)メトキシメチル]ベンゼン(同OXT121等)、3−エチル−3−(フェノキシメチル)オキセタン(同OXT211等)、ジ(1−エチル−3−オキセタニル)メチルエーテル(同OXT221等)、3−エチル−3−(2−エチルヘキシロキシメチル)オキセタン(同OXT212等)等を好ましく用いることができ、特に、3−エチル−3−ヒドロキシメチルオキセタン、3−エチル−3−(フェノキシメチル)オキセタン、ジ(1−エチル−3−オキセタニル)メチルエーテルを好ましく用いることができる。これらは単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。
本発明のオキセタン化合物は、本発明の光硬化性組成物または活性光線硬化型インク組成物中に好ましくは5〜95質量%、より好ましくは20〜80質量%含まれる。
オキシラン化合物としては、以下の芳香族エポキシド、脂環式エポキシド及び脂肪族エポキシド等のエポキシ化合物が挙げられる。
芳香族エポキシドとして好ましいものは、少なくとも1個の芳香族核を有する多価フェノール或いはそのアルキレンオキサイド付加体とエピクロルヒドリンとの反応によって製造されるジ又はポリグリシジルエーテルであり、例えばビスフェノールA或いはそのアルキレンオキサイド付加体のジ又はポリグリシジルエーテル、水素添加ビスフェノールA或いはそのアルキレンオキサイド付加体のジ又はポリグリシジルエーテル、並びにノボラック型エポキシ樹脂等が挙げられる。ここでアルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイド及びプロピレンオキサイド等が挙げられる。
脂環式エポキシドとしては、少なくとも1個のシクロヘキセン又はシクロペンテン環等のシクロアルカン環を有する化合物を、過酸化水素、過酸等の適当な酸化剤でエポキシ化することによって得られる、シクロヘキセンオキサイド又はシクロペンテンオキサイド含有化合物が好ましい。
脂肪族エポキシドの好ましいものとしては、脂肪族多価アルコール或いはそのアルキレンオキサイド付加体のジ又はポリグリシジルエーテル等があり、その代表例としては、エチレングリコールのジグリシジルエーテル、プロピレングリコールのジグリシジルエーテル又は1,6−ヘキサンジオールのジグリシジルエーテル等のアルキレングリコールのジグリシジルエーテル、グリセリン或いはそのアルキレンオキサイド付加体のジ又はトリグリシジルエーテル等の多価アルコールのポリグリシジルエーテル、ポリエチレングリコール或いはそのアルキレンオキサイド付加体のジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコール或いはそのアルキレンオキサイド付加体のジグリシジルエーテル等のポリアルキレングリコールのジグリシジルエーテル等が挙げられる。ここでアルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイド及びプロピレンオキサイド等が挙げられる。
これらのエポキシドのうち、速硬化性を考慮すると、芳香族エポキシド及び脂環式エポキシドが好ましく、特に脂環式エポキシドが好ましい。
本発明においてもっとも好ましい脂環式エポキシドとしては、たとえば、特開2004−315778号、特開2005−28632号公報に記載のものが挙げられる。
例示化合物を以下に記載する。
Figure 2010013557
Figure 2010013557
Figure 2010013557
Figure 2010013557
Figure 2010013557
Figure 2010013557
Figure 2010013557
本発明では、上記エポキシドの1種を単独で使用してもよいが、2種以上を適宜組み合わせて使用してもよい。
これらオキシラン化合物は、本発明のカチオン重合性インクジェットインク組成物中に好ましくは5〜95質量%、より好ましくは20〜80質量%含まれる。
本発明においてはカチオン重合性化合物としてさらに、ビニルエーテル化合物を併用することもできる。例えば、エチレングリコールジビニルエーテル、エチレングリコールモノビニルエーテル、ジエチレングリコールジビニルエーテル、トリエチレングリコールモノビニルエーテル、トリエチレングリコールジビニルエーテル、プロピレングリコールジビニルエーテル、ジプロピレングリコールジビニルエーテル、ブタンジオールジビニルエーテル、ヘキサンジオールジビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル、ヒドロキシエチルモノビニルエーテル、ヒドロキシノニルモノビニルエーテル、トリメチロールプロパントリビニルエーテル等のジまたはトリビニルエーテル化合物、エチルビニルエーテル、n−ブチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、オクタデシルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、2−エチルヘキシルビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールモノビニルエーテル、n−プロピルビニルエーテル、イソプロピルビニルエーテル、イソプロペニルエーテル−o−プロピレンカーボネート、ドデシルビニルエーテル、ジエチレングリコールモノビニルエーテル、オクタデシルビニルエーテル等のモノビニルエーテル化合物等が挙げられる。
〈カチオン重合開始剤〉
本発明に係るカチオン重合性インクジェットインク組成物においては、カチオン重合性化合物と共に、光重合開始剤としてカチオン重合開始剤を含有することが好ましい。
カチオン重合開始剤としては、具体的には光酸発生剤等を挙げることができ、例えば、化学増幅型フォトレジストや光カチオン重合に利用される化合物が用いられる(有機エレクトロニクス材料研究会編、「イメージング用有機材料」、ぶんしん出版(1993年)、187〜192ページ参照)。本発明に好適な化合物の例を以下に挙げる。
第1に、ジアゾニウム、アンモニウム、ヨードニウム、スルホニウム、ホスホニウム等の芳香族オニウム化合物のB(C 、PF 、AsF 、SbF 、CFSO 塩を挙げることができる。
本発明で用いることのできるオニウム化合物の具体的な例を以下に示す。
Figure 2010013557
第2に、スルホン酸を発生するスルホン化物を挙げることができ、その具体的な化合物を以下に例示する。
Figure 2010013557
第3に、ハロゲン化水素を光発生するハロゲン化物も用いることができ、以下にその具体的な化合物を例示する。
Figure 2010013557
第4に、鉄アレン錯体を挙げることができる。
Figure 2010013557
(増感剤)
本発明に係るカチオン重合性インクジェットインク組成物においては、300nmよりも長波長に紫外線スペクトル吸収を有する増感剤を用いることが好ましく、例えば、置換基として水酸基、置換されていてもよいアラルキルオキシ基またはアルコキシ基を少なくとも1つ有する多環芳香族化合物、カルバゾール誘導体、チオキサントン誘導体等を挙げることができる。
本発明で用いることのできる多環芳香族化合物としては、ナフタレン誘導体、アントラセン誘導体、クリセン誘導体、フェナントレン誘導体が好ましい。置換基であるアルコキシ基としては、炭素数1〜18のものが好ましく、特に炭素数1〜8のものが好ましい。アラルキルオキシ基としては、炭素数7〜10のものが好ましく、特に炭素数7〜8のベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基が好ましい。
本発明に用いることのできるこれらの増感剤を例示すると、カルバゾール、N−エチルカルバゾール、N−ビニルカルバゾール、N−フェニルカルバゾール等のカルバゾール誘導体、1−ナフトール、2−ナフトール、1−メトキシナフタレン、1−ステアリルオキシナフタレン、2−メトキシナフタレン、2−ドデシルオキシナフタレン、4−メトキシ−1−ナフトール、グリシジル−1−ナフチルエーテル、2−(2−ナフトキシ)エチルビニルエーテル、1,4−ジヒドロキシナフタレン、1,5−ジヒドロキシナフタレン、1,6−ジヒドロキシナフタレン、2,7−ジヒドロキシナフタレン、2,7−ジメトキシナフタレン、1,1′−チオビス(2−ナフトール)、1,1′−ビ−2−ナフトール、1,5−ナフチルジグリシジルエーテル、2,7−ジ(2−ビニルオキシエチル)ナフチルエーテル、4−メトキシ−1−ナフトール、ESN−175(新日鉄化学社製のエポキシ樹脂)またはそのシリーズ、ナフトール誘導体とホルマリンとの縮合体等のナフタレン誘導体、9,10−ジメトキシアントラセン、2−エチル−9,10−ジメトキシアントラセン、2−tブチル−9,10−ジメトキシアントラセン、2,3−ジメチル−9,10−ジメトキシアントラセン、9−メトキシ−10−メチルアントラセン、9,10−ジエトキシアントラセン、2−エチル−9,10−ジエトキシアントラセン、2−tブチル−9,10−ジエトキシアントラセン、2,3−ジメチル−9,10−ジエトキシアントラセン、9−エトキシ−10−メチルアントラセン、9,10−ジプロポキシアントラセン、2−エチル−9,10−ジプロポキシアントラセン、2−tブチル−9,10−ジプロポキシアントラセン、2,3−ジメチル−9,10−ジプロポキシアントラセン、9−イソプロポキシ−10−メチルアントラセン、9,10−ジベンジルオキシアントラセン、2−エチル−9,10−ジベンジルオキシアントラセン、2−tブチル−9,10−ジベンジルオキシアントラセン、2,3−ジメチル−9,10−ジベンジルオキシアントラセン、9−ベンジルオキシ−10−メチルアントラセン、9,10−ジ−α−メチルベンジルオキシアントラセン、2−エチル−9,10−ジ−α−メチルベンジルオキシアントラセン、2−tブチル−9,10−ジ−α−メチルベンジルオキシアントラセン、2,3−ジメチル−9,10−ジ−α−メチルベンジルオキシアントラセン、9−(α−メチルベンジルオキシ)−10−メチルアントラセン、9,10−ジ(2−ヒドロキシエトキシ)アントラセン、2−エチル−9,10−ジ(2−カルボキシエトキシ)アントラセン等のアントラセン誘導体、1,4−ジメトキシクリセン、1,4−ジエトキシクリセン、1,4−ジプロポキシクリセン、1,4−ジベンジルオキシクリセン、1,4−ジ−α−メチルベンジルオキシクリセン等のクリセン誘導体、9−ヒドロキシフェナントレン、9,10−ジメトキシフェナントレン、9,10−ジエトキシフェナントレン等のフェナントレン誘導体等を挙げることができる。これら誘導体の中でも、特に、炭素数1〜4のアルキル基を置換基として有していてもよい9,10−ジアルコキシアントラセン誘導体が好ましく、アルコキシ基としてはメトキシ基、エトキシ基が好ましい。
また、チオキサントン誘導体としては、例えば、チオキサントン、2,4−ジメチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、イソプロピルチオキサントン2−クロロチオキサントン等を挙げることができる。
〔その他の添加剤〕
本発明に係るカチオン重合性インクジェットインク組成物には、保存性を高める観点から、重合禁止剤を200〜20000ppm添加することができる。本発明に係るインクは40〜80℃の範囲で加熱、低粘度化して射出することが好ましいので、熱重合によるヘッド詰まりを防ぐためにも重合禁止剤を入れることが好ましい。
この他に、必要に応じて界面活性剤、レベリング添加剤、マット剤、膜物性を調整するためのポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ゴム系樹脂、ワックス類を添加することができる。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1
〈分散剤溶液の調製〉
表1の分散剤及びカチオン重合性化合物を下記の配合比でステンレスビーカーに入れ、60℃のホットプレート上で加熱しながら1時間加熱撹拌して溶解し20%分散剤溶液No.1〜10を作製した。
各分散剤 20部
カチオン重合性化合物 80部
Figure 2010013557
なお、上記分散剤のアミン価、酸価は、下記の方法に従って求めた。
<分散剤のアミン価の測定>
分散剤をメチルイソブチルケトンに溶解し、0.01モル/Lの過塩素酸メチルイソブチルケトン溶液で電位差滴定を行い、mgKOH/g換算したものを分散剤のアミン価とした。電位差滴定は、平沼産業株式会社製自動滴定装置COM−1500を用いて測定した。
<分散剤の酸価の測定>
分散剤をメチルイソブチルケトンに溶解し、0.01モル/Lのカリウムメトキシド−メチルイソブチルケトン/メタノール(4:1)溶液で電位差滴定を行い、mgKOH/g換算したものを分散剤の酸価とした。電位差滴定は、平沼産業株式会社製自動滴定装置COM−1500を用いて測定した。
各分散剤のアミン価、酸価の測定結果を表2に示す。
Figure 2010013557
《顔料分散体の調製》
次いで、表1の上記分散剤溶液、カチオン重合性化合物及びイエロー顔料Yellow Pigment E4GN−GT(ランクセス製 C.I.PY150)を、直径0.5mmのジルコニアビーズ100ml(見掛け容積)と共にプラスチック容器に入れ密栓し、ペイントシェーカーにて4時間分散処理した後、ジルコニアビーズを除去して、顔料分散体を調製した。各配合量を表3に示した。
最終配合比を表4に示す。
Figure 2010013557
Figure 2010013557
<インクの調製>
上記調製した各顔料分散体に、表5に記載の各添加剤を順次混合して、インクNo.1〜15を調製した。なお、表5に記載の数値は、質量部を表す。
Figure 2010013557
表1〜5に略称で記載した各添加剤の詳細は、以下の通りである。
〔顔料〕
PY150:Yellow Pigment E4GN−GT(ランクセス製 C.I.PY150)
〔分散剤〕
S39000:ソルスパーズ39000(ルーブリゾール社製:本発明)
D106:Disperbyk−106(ビックケミー社製:本発明)
U100:Anti−Terra U100(ビックケミー社製:本発明)
S71000:ソルスパーズ71000(ルーブリゾール社製:本発明)
PB822:アジスパーPB822(味の素ファインテクノ社製:本発明)
PB824:アジスパーPB824(味の素ファインテクノ社製:本発明)
ED251:ディスパロンED−251(楠本化成社製:比較例)
〔カチオン重合性開始剤〕
SP−1:CPI−100P(トリアリルスルホニウム塩のプロピレンカーボネート50%溶液、サンアプロ社製、下記に構造式を示す。)
SP−2:UVI6992(トリアリルスルホニウム塩のプロピレンカーボネート50%溶液、ダウ社製、下記に構造式を示す。)
〔カチオン重合性化合物〕
〈オキシラン環としてグリシジル基を有する化合物〉
EP−1:EX−146(粘度20mPa・s/25℃、ナガセケムテックス社製)
EP−2:EX−192(粘度8mPa・s/25℃、ナガセケムテックス社製)
EP−3:サンソサイザーE−4030(粘度17mPa・s/25℃、新日本理化社製)
EP−4:AOE−X68(粘度6mPa・s/25℃、ダイセル化学社製)
EP−5:EX−211(粘度20mPa・s/25℃、ナガセケムテックス社製)
EP−6:EX−321(粘度20mPa・s/25℃、ナガセケムテックス社製)
EP−7:KBM−403(粘度8mPa・s/25℃、信越化学社製)
〈脂環式エポキシド〉
C2021P:セロキサイド2021P(ダイセル化学社製)
EPR:下記に示す。
〈オキセタン環を有する化合物〉
OXT−221:二官能オキセタン(東亞合成社製)
OXT−212:単官能オキセタン(東亞合成社製)
OXT−101:単官能オキセタンアルコール(東亞合成社製)
〔その他添加剤〕
〈界面活性剤〉
KF351:側鎖ポリエーテル変性シリコーン(信越化学工業社製)
X−22−4272:両末端ポリエーテル変性シリコーン(信越化学工業社製)
〈増感剤〉
DEA:ジエトキシアントラセン
Figure 2010013557
<インクの評価>
各インク組成物を用い、下記の評価を行った。結果を表6に示す。
〔インク保存安定性の評価〕
上記調製したインクを、ガラス瓶に95%以上の充填率で入れ密閉し、遮光性容器で70℃で1週間保存の促進処理を行った後、保存前の試料と合わせて、下記方法で平均粒径、粘度、連続吐出性及び硬化速度を評価した。
〈平均粒径〉
上記調製したインクを、顔料濃度で約0.5質量%に希釈した後、超音波洗浄器で100W、28kHzの条件で5分間超音波処理を行った直後に、光子相関法ゼータサイザーNano−S90(Malvern社製)で測定した時のZAve.の値である。
〈粘度〉
粘度はレオメータMCR300(Physica製)を用い、55℃、Shear Rate=1000(1/s)の条件下で測定した。
〈連続吐出性〉
駆動周波数4kHz、一周期当たりに55℃に加熱したインクの液滴4plを5ドロップ連続吐出することで6階調を表現可能なピエゾ型ヘッドを用い、液滴速度が6m/sとなるように駆動電圧を調整し、30分間連続して吐出させ、各記録ヘッドのノズルからの吐出状態を目視観察し、下記の基準により連続吐出性の評価を行った。
○:30分連続吐出しても、ノズル欠が発生しない
△:30分連続吐出でノズル欠が生じないが、わずかにサテライトが発生する
×:30分連続吐出で、数カ所以上のノズルでノズル欠が発生する
〈硬化速度〉
28℃、80%RHの環境下で、ピエゾヘッドスピードを50〜300mm/sまで25mm/s単位で変化させて、55℃に加熱した各インクの液滴4plを5ドット(ドロップ)ずつPET(ポリエチレンテレフタレート)基材上に吐出し、低圧水銀灯にて硬化処理後に、各ドット表面を指で擦って、硬化したインク液滴が基材から剥がれなくなる最大のピエゾヘッドスピードを求め、これを硬化速度(mm/s)とした。なお、最大膜厚は2.0〜2.5μmであった。
Figure 2010013557
本発明の試料は保存前後の差が少なく、優れたインク保存性を示すことが分かる。
実施例2
インクNo.4の顔料をPY150から下記PY180に変更した以外は同様にしてインクNo.16を作製した。
PY180:Toner Yellow HG(クラリアント社製、C.I.PY180)
インクNo.4及びNo.16を用いて、PVCフィルム上に膜厚が9μmになるように塗布した後、熱陰極管(ニッポ社製、特注品)200W電源を用い、180mW/cmの光量を照射して硬化物を得た。
上記方法で作製した試料を用い下記の評価を行った。
〔耐光性評価〕
各試料をキセノンフェードメーター(アトラス社製、C:65キセノンウェザーメーター)にて70,000lxの照度で240時間照射した。
〔耐候性評価〕
各試料を上記キセノンフェードメーターで耐候性試験を行った。
(a)ランプ照射(照度70,000lx):60℃−55%RH環境で8時間
(b)ランプ照射(照度70,000lx)+シャワー:50℃−95%RH環境で10分
(c)ランプ照射なし、50℃−95%RH環境で50分
a+(b+c)×4を1サイクルとして、500時間まで繰り返す。
各評価において、それぞれ照射前後の反射濃度を測定し、下式に従って濃度残存率を測定し、10点の平均値を求めた。なお、反射濃度は分光測色濃度計(エックスライト社製、エックスライト938)を用いて測定した。
濃度残存率(%)=(光照射後の画像濃度/光照射前の画像濃度)×100
評価した結果を表7に示す。
Figure 2010013557
本発明のPY150を用いた試料は優れた耐光性及び耐候性を示すことが分かる。

Claims (4)

  1. カチオン重合性化合物、カチオン重合開始剤、イエロー顔料及び分散剤を含有するカチオン重合性インクジェットインク組成物において、該イエロー顔料がカラーインデックス ピグメントイエロー150であり、該分散剤のアミン価が15mgKOH/g以上で、かつ該分散剤の酸価が20mgKOH/g以上の両性高分子分散剤であることを特徴とするカチオン重合性インクジェットインク組成物。
  2. カチオン重合性化合物、カチオン重合開始剤、イエロー顔料及び分散剤を含有するカチオン重合性インクジェットインク組成物において、該イエロー顔料がカラーインデックス ピグメントイエロー150であり、該分散剤がアミン価が50mgKOH/g以上の塩基性高分子分散剤であることを特徴とするカチオン重合性インクジェットインク組成物。
  3. 前記カチオン重合性化合物としてオキセタン環を有する化合物及びオキシラン環を有する化合物を含有することを特徴とする請求項1または2に記載のカチオン重合性インクジェットインク組成物。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載のカチオン重合性インクジェットインク組成物を製造する製造方法において、顔料、分散剤、カチオン重合性化合物の固形分総量を100質量部としたときに、顔料の固形分量が15〜25質量部、分散剤の固形分量が5〜15質量部、カチオン重合性化合物の固形分量が65〜80質量部として顔料分散液を作製した後、カチオン重合性化合物、カチオン重合開始剤および他成分を混合することにより製造されることを特徴とするカチオン重合性インクジェットインク組成物の製造方法。
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