JP2010008012A - Refrigerator - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、冷蔵庫に係り、特に貯蔵室内に食品等を載置する棚を移動可能に設置した冷蔵庫に好適なものである。 The present invention relates to a refrigerator, and is particularly suitable for a refrigerator in which a shelf on which food or the like is placed is movably installed in a storage chamber.
冷蔵庫の棚の使い勝手の向上を目的とした従来の冷蔵庫としては、特開2001−91151号公報(特許文献1)及び特開2003−262462号公報(特許文献2)に示されたものがある。 As conventional refrigerators for the purpose of improving usability of refrigerator shelves, there are those disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-91151 (Patent Document 1) and Japanese Patent Application Laid-Open No. 2003-262462 (Patent Document 2).
特許文献1の冷蔵庫は、貯蔵室内の上部に配置された棚と、この棚の左右の対向する位置に設けられた二つに折れ曲がる前後二対のアームリンク機構を備えた棚装置と備えている。そして、アームリンク機構は、一方の端を内箱の側壁面に固定し、他方の端を棚の側面に固定して、棚を引き出す際に棚を前斜め下方へ移動させることで、動作軌跡が小さくコンパクトな機構で庫内上部の棚の使い勝手を改善している。
The refrigerator of
また、特許文献2の冷蔵庫は、冷蔵庫内に配設された棚と、この棚を載置するフレームと、前記フレーム内に設けられたタイミングベルトと、前記タイミングベルトに連動して回転する複数の軸と、前記複数の軸を回転させることによって動力が伝達されて移動する移動板と、前記移動板が載置されることによって前記フレームを上下方向または左右方向に移動させる棚受け部と、を有した棚装置を備えている。そして、前記複数の軸のいずれか1つをモータにて回転させることによって、前記フレームを上下方向または左右方向に移動可能とし、食品等の収容物を載置したままで、棚を上下または左右に移動させることができ、小さな操作力でも棚を移動できると共に、庫内食品収納スペースを有効に使用できるようにしている。
Further, the refrigerator of
しかし、特許文献1の冷蔵庫では、棚を前斜め下方へ移動させる際に棚の下方に貯蔵した食品等が邪魔になるおそれがあり、食品等の収納が制約されることとなり、使い勝手の良いものとは言えなかった。
However, in the refrigerator disclosed in
また、特許文献2の冷蔵庫では、棚の奥側に載置された食品等の取り出しを容易にすることについて配慮されていないため、食品等の取り出し性に関して使い勝手の良いものとは言えなかった。
Moreover, in the refrigerator of
本発明の目的は、食品等の収納性及び取り出し性に優れ、使い勝手のよい冷蔵庫を提供することにある。 An object of the present invention is to provide an easy-to-use refrigerator that has excellent storage and take-out properties for foods and the like.
前述の目的を達成するために、本発明では、複数の貯蔵室を形成した冷蔵庫本体と、前記貯蔵室の前面開口部を開閉する回動式扉及び引出式扉からなる冷蔵庫扉と、前記回動式扉で開閉される前記貯蔵室に食品等を載置するために設置された棚とを備えた冷蔵庫において、前記棚は前記貯蔵室内に設けられた棚支持部に移動装置を介して支持され、前記移動装置は前記棚に食品等が載置されている状態のまま当該棚を前後方向に水平に移動可能に構成されていることにある。 In order to achieve the above object, in the present invention, a refrigerator main body in which a plurality of storage rooms are formed, a refrigerator door composed of a rotary door and a pull-out door that opens and closes a front opening of the storage room, and the rotating door. In a refrigerator comprising a shelf installed to place food or the like in the storage room that is opened and closed by a movable door, the shelf is supported by a shelf support provided in the storage room via a moving device The moving device is configured to be able to move the shelf horizontally in the front-rear direction while food or the like is placed on the shelf.
係る本発明のより好ましい具体的な構成例は次の通りである。
(1)前記棚は平板状またはトレイ状の部材で形成され、前記移動装置は前記棚の両側面に装着された左右一対の移動装置で構成され、前記左右一対の移動装置は前記貯蔵室内に設けられた左右一対の棚支持部に載置されていること。
(2)前記棚支持部は前後方向に水平に延びる棚支持リブで構成されていること。
(3)前記冷蔵庫本体は外箱と前記貯蔵室を形成する内箱との間に断熱材を充填して構成され、前記棚支持リブは、前記内箱の両側面を突出するリブで構成されると共に、上下に複数箇所設けられ、前記移動装置は前記上下の複数箇所の各棚支持リブに前記棚と共に配置換え可能に載置されていること。
(4)前記回動式扉は庫内側に突出する扉ポケットを設けており、この扉ポケットは、当該回動式扉の庫内側の面を構成する扉ライナーで形成されると共に、前記冷蔵庫本体の前面より奥側に突出するように設けられ、前記棚支持リブ及び前記棚は前記扉ポケットの後方に配置され、前記移動装置は前記回動式扉の開放時に前記棚を前記冷蔵庫本体の前面付近まで前方に移動可能としたこと。
(5)前記移動装置は、前記棚に力を伝達するバネ、前記棚の移動方向の力を吸収するダンパ及びラッチを備えていること。
A more preferable specific configuration example of the present invention is as follows.
(1) The shelf is formed of a plate-like or tray-like member, the moving device is composed of a pair of left and right moving devices mounted on both side surfaces of the shelf, and the pair of left and right moving devices are in the storage chamber. It is placed on a pair of left and right shelf support sections provided.
(2) The said shelf support part is comprised by the shelf support rib extended horizontally in the front-back direction.
(3) The refrigerator main body is configured by filling a heat insulating material between an outer box and an inner box forming the storage chamber, and the shelf support rib is configured by a rib protruding from both side surfaces of the inner box. In addition, a plurality of locations are provided above and below, and the moving device is placed on the shelf support ribs at the top and bottom locations so as to be rearranged together with the shelves.
(4) The rotary door is provided with a door pocket that protrudes to the inside of the cabinet, and the door pocket is formed of a door liner that constitutes a surface inside the cabinet of the rotary door, and the refrigerator main body. The shelf support ribs and the shelf are arranged behind the door pocket, and the moving device moves the shelf to the front of the refrigerator body when the rotary door is opened. It was possible to move forward to the vicinity.
(5) The moving device includes a spring that transmits a force to the shelf, a damper that absorbs a force in a moving direction of the shelf, and a latch.
本発明によれば、食品等の収納性及び取り出し性に優れ、使い勝手のよい冷蔵庫を提供できる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, it is excellent in the storage property and taking-out property of foodstuffs etc., and can provide a user-friendly refrigerator.
以下、本発明の複数の実施形態について図を用いて説明する。各実施形態の図における同一符号は同一物または相当物を示す。 Hereinafter, a plurality of embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. The same reference numerals in the drawings of the respective embodiments indicate the same or equivalent.
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態の冷蔵庫を図1から図7を用いて説明する。
(First embodiment)
The refrigerator of 1st Embodiment of this invention is demonstrated using FIGS. 1-7.
まず、本実施形態の冷蔵庫80の全体に関して図1から図3を参照しながら説明する。図1は本実施形態の冷蔵庫80の斜視図を示す図、図2は図1の冷蔵庫80の縦断面図、図3は図1の冷蔵庫の扉を省略して示す上部正面図である。なお、図2及び図3では、移動装置50を省略して示してある。
First, the
冷蔵庫80は、冷蔵庫本体1、貯蔵室扉2a〜6a、冷凍サイクル、制御装置等を備えて構成されている。
The
冷蔵庫本体1は、鋼板製の外箱1aと樹脂製の内箱1bとの間にウレタン発泡断熱材1c及び真空断熱材(図示せず)を有して構成されている。この冷蔵庫本体1は、上から冷蔵室2、切り替え室3及び製氷室4、冷凍室5、野菜室6の順に複数の貯蔵室を有している。換言すれば、最上段に冷蔵室2が、最下段に野菜室5が、それぞれ区画して配置されており、冷蔵室2と野菜室5との間には、これらの両室2、6と断熱的に仕切られた切り替え室3、製氷室4及び冷凍室5が配設されている。冷蔵室2及び野菜室6は冷蔵温度帯の貯蔵室であり、切り替え室3、製氷室4及び冷凍室5は0℃以下の冷凍温度帯の貯蔵室である。
The
冷蔵庫本体1の前面には、貯蔵室2〜6の前面開口部を開閉する貯蔵室扉2a〜6aが配置されている。冷蔵室扉2aは冷蔵室2の前面開口部を開閉する扉、切り替え室扉3aは切り替え室3の前面開口部を開閉する扉、製氷室扉4aは製氷室4の前面開口部を開閉する扉、冷凍室扉5aは冷凍室5の前面開口部を開閉する扉、野菜室扉6aは野菜室6の前面開口部を開閉する扉である。
On the front surface of the
ここで、冷蔵室扉2aは、回動式扉(具体的には、観音開き式扉)で構成され、庫内側に突出する扉ポケット21を設けている。この扉ポケット21は、冷蔵室扉2aの庫内側の面を構成する扉ライナー22を突出させることにより形成され、冷蔵庫本体1の前面1dより奥側に突出して設けられている。扉ポケット21における奥側への突出量は、冷蔵室2の奥行き寸法の概略1/3程度となっている。一方、切り替え室扉3a、製氷室4a、冷凍室扉5a及び野菜室扉6aは、引き出し式の扉によって構成されている。
Here, the
冷蔵室2には、食品等を載置する棚11、11Aが設置されている。棚11は略矩形の平板状に形成され、移動装置50を介して棚支持部12に着脱可能に支持されている。なお、棚11はトレイ状に形成されていてもよい。棚11は複数であっても、1つであってもよい。棚11Aは、冷蔵室2内を区画して食品を収納するための区画室23の上に載置されている。
In the
棚支持部12は前後方向に水平に延びる棚支持リブ12で構成されている。棚支持リブ12は、冷蔵室2に設けられた左右一対の棚支持リブ12で構成され、具体的には、内箱1bの両側面を突出して形成された左右一対の棚支持リブ12で構成されている。
The
棚支持リブ12は上下に複数箇所設けられている。棚11は、載置されている棚支持リブ12から移動装置50と共に取り外して他の棚支持リブ12に載置すること、即ち、配置換えすることが可能となっている。棚11の高さの調整ができることによって、収納する食品等の大きさに合わせて収納スペースを有効に利用することができる。
The
棚支持リブ12及び棚11は、扉ポケット21の後方に配置され、その奥行き寸法は冷蔵室2の奥行き寸法の概略2/3となっている。
The
次に、図4及び図5を参照しながら、棚11及び移動装置50を具体的に説明する。図4は図1の冷蔵庫に用いられる棚11及び移動装置50の斜視図、図5は図1の冷蔵庫に用いられる移動装置50の分解斜視図である。
Next, the
棚11の両側端部には、図4に示すように、移動装置50が装着されている。換言すれば、一対の摺動装置50が棚11に装着されている。移動装置50は棚11の両側端部の下面に装着されているので、側面に装着される場合に比較して、棚11の上面を有効に利用でき、棚11への食品等の収納性を向上できる。
As shown in FIG. 4, a
移動装置50は前後方向に水平に延びる構成となっており、その奥行き寸法は棚11の奥行き寸法と概略同じとなっている。
The moving
また、移動装置50は、固定具30を介して、棚11に固定されている。固定具30として複数のネジが用いられており、ネジ30を外すことにより棚11から移動装置50を取り外すことができ、棚11及び移動装置50の清掃が可能である。なお、固定具30として移動装置50に設けた爪を用い、この爪を棚11に嵌合するようにしてもよい。この場合には、棚11から移動装置50を簡単に取り外すことができ、棚11及び移動装置50の清掃性をより一層向上できる。
Further, the moving
移動装置50は、図5に示すインナーカバー51、インナーレール53、ローラ63、ラッチキーパ61、アウターカバー52、アウターレール54、ローラ64及びラッチアーム62からなっている。インナーカバー51、インナーレール53、アウターカバー52及びアウターレール54は、前後に長く延びた合成樹脂部材で構成されている。
The moving
インナーカバー51とインナーレール53とは、図示しない結合手段により一体的に結合されている。インナーカバー51は、下辺51aと、この下辺51aの一側の端部から立ち上がる立上辺51bと、この立上辺51bの上端部の側面に設けられた被固定部51cとからなり、概略L字状をしている。
The
インナーレール53は、ローラ64のレール面になる上辺53aと、この上辺53aの側端部から立ち下がる立下辺53bとからなり、概略逆L字状をしている。
The
ローラ63は、インナーレール53の後端部(具体的には立下辺53bの後端部側面)に回動可能に取り付けられている。このローラ63は、アウターレール54の下辺54aのレール面である上面に沿って回動される。
The
ラッチキーパ61は、インナーレール53の後端部(具体的には立下辺53bの後端部)から奥側に突出するように設けられ、ラッチアーム62にロック可能となっている。
The
そして、インナーカバー51の立上辺51bの上端部を棚11の下面に当接させ、固定具30を棚11を通して被固定部51cにねじ込むことにより、インナーカバー51が棚11に固定状態で装着される。これによって、インナーレール53、ローラ63及びラッチキーパ61が棚11に装着された状態となる。
Then, the
アウターカバー52とアウターレール54とは、図示しない結合手段により一体的に結合されている。また、インナーカバー51がアウターカバー52に前後動可能に係合して組み合わされている。これによって、アウターカバー52はインナーカバー51を介して棚11に装着された状態となる。
The
アウターカバー52は、下辺52aと、この下辺52aの側端部から立ち上がる立上辺52bと、この立上辺52bの上端部から側方に延びる上辺52cと、この上辺52から下方に突出する係止用凸部52dとからなり、概略Z字状をしている。係止用凸部52dは、上辺52cの前後方向において、部分的に突出して設けられている。
The
アウターレール54は、ローラ63のレール面になる下辺54aと、この下辺54aの側端部から立ち上がる立上辺54bと、この立上辺54bの側端部から側方に延びる上辺54cとからなり、概略コ字状をしている。
The
ローラ64は、アウターレール54の前端部(具体的には立上辺54bの前端部側面)に回動可能に取り付けられている。このローラ64はインナーレール53の上辺53aのレール面である下面に沿って回動される。
The
ラッチアーム62は、アウターレール54の後端部(具体的には立上辺54bの後端部)から奥側に突出するように設けられている。
The
そして、図4に示す状態の棚11及び移動装置50を棚支持リブ12に載置する。具体的には、図4に示す状態の棚11及び移動装置50を冷蔵室2内に前方より挿入し、アウターカバー52の上辺52cを棚支持リブ12の上に載置する。棚支持リブ12には上辺52dの前後方向の長さと同じ長さの係止用凹部が設けられており、上辺52dを係止用凹部に嵌め込むことにより、上辺52cをアウターカバー52に載置する。これによって、アウターカバー52及びアウターレール54は棚支持リブ12に支持されると共に、前後方向の動きが拘束される。
Then, the
次に、図6及び図7を参照しながら、移動装置50の動作について具体的に説明する。図6は図1の冷蔵庫の移動装置50の動作を説明する図、図7は図1の冷蔵庫の棚11及び移動装置50の動作を説明する図である。なお、図6では、棚11を省略して示すと共に、図6(a)、(b)、(c)の各図における上図が上面図、下図が側面図を示す。また、図6(a)は移動装置が畳まれている原点状態を示し、図6(b)、(c)の順に動作することで棚11が移動し、図6(c)が移動装置50の最大移動量の状態である。
Next, the operation of the moving
棚11及び移動装置50が棚支持リブ12に載置された図6及び図7に示す状態において、移動装置50は、インナーレール53に設けられたローラ63がアウターレール54の下辺54aのレール面である上面に当接して回転しながら移動され、アウターレール54に設けられたローラ64がインナーレール53の上辺53aのレール面である下面に当接して回転しながら移動される。
In the state shown in FIG. 6 and FIG. 7 in which the
移動装置50は、冷蔵庫本体側(具体的には棚支持リブ側)に保持されたアウターレール54に対して、インナーレール53が前後に移動される。インナーレール53の移動に伴って、インナーカバー51及び棚11が前後に移動される。換言すれば、図6(a)の状態(図7(a)の状態)から、棚11を手前に引くことにより、棚11は、前方に水平に移動され、図6(b)の状態を経て、図6(c)の状態(図7(b)の状態)に移動され、食品等を載置した状態のまま前方に引き出すことができる。
As for the moving
冷蔵庫80における棚11への収納は、冷蔵室80の棚11が上一杯まで詰め込まれていることがしばしばある。冷蔵室2の上面及び他に設けた棚11等の区切り高さ一杯に載置物を収納した場合、棚11の奥へ載置した収納物を取り出すことは困難である。そこで奥のものを取り出すには、手前のものを一旦取り出す、上の棚11を退かして上から取り出す、等という方法が行われているが、いずれも手間がかかり時間を必要としてしまう。また、冷蔵庫扉2aを長時間開放させると、庫内温度が上昇し、それにより温まった庫内を冷やすための冷却時間が増加するので、電気代がかかることになる。省エネの観点から見ても、短時間でものの出し入れできる構造を設けた方がよい。そこで、棚11の使い勝手を向上させるために、棚11を水平方向にスライドできるようにすることで、上に空間をつくり、奥のものを手前側に移動させることで、取り出しが短時間で容易になる。
In the storage in the
棚11の前方への移動は、冷蔵室扉2aの開放時に、冷蔵庫本体1の前面付近まで(移動量δ1)としてある。換言すれば、棚11は図6(c)よりも前方へ移動しないようにストッパ機構が設けられている。冷蔵室扉2aに設けた扉ポケット21との関係から、棚11の前端は冷蔵庫本体1の前面より冷蔵室2の概略1/3奥側に突出されていることが一般的であり、棚11の前方への移動を冷蔵庫本体1の前面付近までとすることにより、安全性を確保することができると共に、十分な移動範囲を得ることができる。即ち、棚11を冷蔵庫本体1の前面付近まで引き出した状態のまま冷蔵室扉2aを閉めようとして、冷蔵室扉2aが備えた扉ポケット21が棚11に接触しても、衝突の力は棚11の移動方向に働くので、そのまま冷蔵室扉2aを閉めることができ、安全上のリスクも軽減できる。それに加え、棚11を引き出した状態では、棚11の一部が開放されることから、確認しづらい奥の方へ収納した食品等も上方及び斜め上方から容易に見渡すことができるようになる。移動装置50によって移動された棚11によって開放された空間は、食品等の取り出し及び確認の観点から使い勝手が向上につながる。
The forward movement of the
そして、棚11を押すことにより、棚11は、前述の引き出しと逆の動作により、図6(c)の状態(図7(b)の状態)から図6(a)の状態(図7(a)の状態)の状態に収納することができる。これによって、棚11に載置された食品等の出し入れが容易となる。
Then, by pushing the
移動装置50は、インナーレール53がアウターレール54に収納された状態で、インナーレール53に設けられたラッチキーパ61とアウターレール54に設けられたラッチアーム62とが係合され、インナーレール53がアウターレール54にロックされる。これによって、意図しない動きを抑制できるので、安全面において有意である。
In the moving
また、ラッチキーパ61及びラッチアーム62によるラッチ機構のロック状態は、棚11を押すことにより解除可能な構成としている。係る構成によれば、冷蔵室2で食品等の出し入れや整理を行う際に、手に物を持った状態でも手の甲等で棚11を押すだけで移動機能を使用可能にできるので、さらに使い勝手が良くなる。
The latch mechanism locked by the
移動装置50は棚11に装着されているので、例えば図2における棚支持リブ12からその上の棚支持リブ12へ棚11の配置換えを行うことが可能であり、その場合でも移動機能50をそのまま使用できる。
Since the moving
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図8及び図9を用いて説明する。図8は本発明の第2実施形態の冷蔵庫に用いる移動装置50を示す図、図9は第2実施形態の冷蔵庫における移動装置50の動作を説明する図である。図8(a)は摺動装置50を断面して右側から見た図、図8(b)は摺動装置50の底面図、図8(c)は摺動装置50を断面して左側から見た図である。この第2実施形態は、次に述べる点で第1実施形態と相違するものであり、その他の点については第1実施形態と基本的には同一であるので、重複する説明を省略する。
(Second Embodiment)
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 8 is a diagram showing the moving
移動装置50は、インナーレール53に設けられたラッチキーパ61及びアウターレール54に設けられたラッチアーム62によって、インナーレール53がアウターレール54に収納された状態でロックされる。このラッチ機構によるロックは、前述したように棚11を押し込むことによって解除可能なものである。
The moving
インナーレール53とアウターレール54との間にバネ67が備えられている。このバネ67は、上記ラッチ機構がロック状態のとき、引張り距離が最大となるように備えられている。ラッチ機構のロックを解除することにより、バネ67によってインナーレール53に力が加わり、インナーレール53が前方へ移動する構成となっている。これにより、棚11を押し込む動作のみで、ラッチ機構のロック解除による棚11を手前に引き出す動作、及び手前に移動させた棚11を元に戻す動作が行えるので、手に物を持ったままの状態においても、手の甲等で押すだけで両動作を行うことができる。棚11へ載置された収納物の出し入れ、及び整理は手に物を持った状態で行う場合が多いので、使い勝手の面で非常に有効となる。
A
また、インナーレール53に設けられたダンパ65と、アウターレール54に設けられたダンパ65と干渉するラック66によって、ラッチ機構によるロックを解除した際の前記バネ67の力を緩和させる機構を備えている。ラック66の長さは、棚11及びインナーレール51の移動範囲より長いものとし、棚11の移動範囲において全てダンパ65とラック66とが噛み合うようになっている。これにより、バネ67の突発的な力によってすばやく動く棚11の動作を遅くし、棚11に載置された収納物の転倒及び落下を防ぐことができる。
In addition, a mechanism for relaxing the force of the
1…冷蔵庫本体、1a…本体側の仕切り部、1b…内箱、1c…内箱背面、2…冷蔵室、2a…冷蔵室扉、2b…冷蔵庫フランジ面、3…切り替え室、3a…切り替え室扉、4…製氷室、5…冷凍室、5a…冷凍室扉、6…野菜室、6a…野菜室扉、11…棚、12、…棚支持部(棚支持リブ)、21…扉ポケット、22…扉ライナー、50…移動装置、51…インナーカバー、52…アウターカバー、53…インナーレール、54…アウターレール、61…ラッチキーパ、62…ラッチアーム、63、64…ローラ、65…ダンパ、66…ラック、67…バネ、δ1…棚の移動可能範囲。
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記貯蔵室の前面開口部を開閉する回動式扉及び引出式扉からなる冷蔵庫扉と、
前記回動式扉で開閉される前記貯蔵室に食品等を載置するために設置された棚とを備えた冷蔵庫において、
前記棚は前記貯蔵室内に設けられた棚支持部に移動装置を介して支持され、
前記移動装置は前記棚に食品等が載置されている状態のまま当該棚を前後方向に水平に移動可能に構成されている
ことを特徴とする冷蔵庫。 A refrigerator body having a plurality of storage rooms;
A refrigerator door consisting of a revolving door and a drawer door that opens and closes the front opening of the storage room;
In a refrigerator comprising a shelf installed to place food or the like in the storage room that is opened and closed by the rotary door,
The shelf is supported via a moving device on a shelf support provided in the storage chamber,
The refrigerator is configured such that the shelf can be moved horizontally in the front-rear direction while food or the like is placed on the shelf.
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20110906 |