JP2010004289A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】通常動作状態である外部機器の機種名情報およびその他の外部機器に関する情報を一旦記憶させた後、省電力状態の外部機器を接続した場合における機種名のOSD表示の正確性向上を図ることができる表示装置を提供する。
【解決手段】電源オン状態であるビデオカメラ200からテレビ受信機100へメーカー名情報および機種名情報が通知されテレビ受信機100のNVRAMにこれらの情報が保存された後、接続状態の問合せに対して電源オフ状態の機器からテレビ受信機100へメーカー名情報の通知があり、通知されたメーカー名情報がNVRAMに保存されたメーカー名情報と一致した場合は、NVRAMに保存された機種名情報に基づき機種名がOSD表示され、もし一致しない場合は、機種名がOSD表示されない。
【選択図】図1
【解決手段】電源オン状態であるビデオカメラ200からテレビ受信機100へメーカー名情報および機種名情報が通知されテレビ受信機100のNVRAMにこれらの情報が保存された後、接続状態の問合せに対して電源オフ状態の機器からテレビ受信機100へメーカー名情報の通知があり、通知されたメーカー名情報がNVRAMに保存されたメーカー名情報と一致した場合は、NVRAMに保存された機種名情報に基づき機種名がOSD表示され、もし一致しない場合は、機種名がOSD表示されない。
【選択図】図1
Description
本発明は、表示装置に関する。
近年、ビデオ入力端子、放送用チューナ等に加え、HDMI(High Definition Multimedia Interface)端子を有するテレビ受信機が増加している。HDMIインタフェースは、デジタルAV機器向けのデジタルインタフェースであり、映像や音声のデータを1本のケーブルで高速転送が可能である。また、テレビ受信機だけでなくDVDレコーダ等のデジタルAV機器においてもHDMIインタフェースを搭載することが一般的になりつつある。
一方、HDMI規格には、AV出力の規格と共に、HDMI接続された機器双方の制御を可能とするCEC(Consumer Electronics Control)機能が規定されている。CEC機能に対応する機器も既に多数発売されている。CEC機能では、HDMI接続された機器間で双方向のコマンド通信が可能なため、1対1および1対複数の機器制御が可能である。
CEC機能には色々な機能が規定されている。例えば、One Touch Play機能は、DVDレコーダ等のPlayボタンを押すと、テレビ受信機が自動で起動し、DVDレコーダ等の接続されているHDMI入力を選択するという動作を行う機能である。規格書には他にも数多くの機能が定義されているが、どの機能を製品で実現するかはメーカーに委ねられる。
CEC機能を有するテレビ受信機とHDMI機器(HDMI端子を有する機器)を接続する際、HDMI機器は電源オン時に機器情報としてメーカー名および機種名をCEC規格の標準コマンドを用いてテレビ受信機に通知し、テレビ受信機は通知された機器情報をRAM(揮発性メモリ)やNVRAM(不揮発性メモリ)に保持し、機種名をメニュー等にOSD(On Screen Display)表示させるのが一般的である。なお、関連技術として、複数の機器の接続状態を表示する表示装置が特許文献1に開示されている。
特開2005−354433号公報
HDMI機器がHDDレコーダ等であれば、設置後は接続および設置場所が変わることがほとんどないため、上記従来のテレビ受信機は常にNVRAMに保持された機種名に基づき機種名をOSD表示すればよかった。
しかし、ビデオカメラ等のように常時接続されないHDMI機器の場合、頻繁なつなぎ換えが発生する。電源オフ状態の別機器につなぎ換えただけでは機種名はテレビ受信機に通知されないため、テレビ受信機には前回接続されていた機器の機種名がOSD表示されるという不具合が発生した。従って、テレビ受信機に機種名を正しくOSD表示させたい場合、ユーザは接続のたびにHDMI機器の電源をオンにしなければならないという問題があった。
また、テレビ受信機からHDMIケーブルを抜いたり、HDMI機器を電源クレードルから持ち出したりして接続が解除されても、テレビ受信機には前回接続されていた機器の機種名が表示され続けるといった問題もあった。
上記問題点を鑑み、本発明は、通常動作状態である外部機器の機種名情報およびその他の外部機器に関する情報を一旦記憶させた後、省電力状態の外部機器を接続した場合における機種名のOSD表示の正確性向上を図ることができる表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の表示装置は、表示部と、記憶部と、
通常動作状態である外部機器から通知された機種名情報およびその他の少なくとも一つの前記外部機器に関する情報を前記記憶部に保存させる保存部と、
接続状態の問合せに対して省電力状態である外部機器から通知された機種名情報以外の少なくとも一つの前記外部機器に関する情報と、前記保存部により前記記憶部に保存された前記外部機器に関する情報とが一致するか否かによって、前記保存部により前記記憶部に保存された前記機種名情報に基づき前記表示部に機種名をOSD表示させるか否かを切換えるOSD部と、を備えた構成としている。
通常動作状態である外部機器から通知された機種名情報およびその他の少なくとも一つの前記外部機器に関する情報を前記記憶部に保存させる保存部と、
接続状態の問合せに対して省電力状態である外部機器から通知された機種名情報以外の少なくとも一つの前記外部機器に関する情報と、前記保存部により前記記憶部に保存された前記外部機器に関する情報とが一致するか否かによって、前記保存部により前記記憶部に保存された前記機種名情報に基づき前記表示部に機種名をOSD表示させるか否かを切換えるOSD部と、を備えた構成としている。
このような構成によれば、通常動作状態である外部機器の機種名情報およびその他の外部機器に関する情報を一旦記憶部に記憶させれば、その後、その外部機器と同じである省電力状態の外部機器を接続した場合に通常動作状態にしなくても、表示部にその外部機器の機種名がOSD表示され、正しいOSD表示となる。また、通常動作状態である外部機器の機種名情報およびその他の外部機器に関する情報を一旦記憶部に記憶させれば、その後、その外部機器とは別の省電力状態の外部機器を接続した場合に通常動作状態にしなくても、前回接続されていた外部機器の機種名は表示部に表示されないので、誤った表示を防げる。
また、本発明の表示装置は上記構成において、前記接続状態の問合せに対する通知がなかった場合、前記OSD部は、前記表示部に機種名をOSD表示させないようにしてもよい。
このような構成によれば、外部機器が接続されていない場合でも機種名がOSD表示されず、誤った表示を防ぐことができる。
また、本発明の表示装置は上記構成において、前記その他の少なくとも一つの前記外部機器に関する情報および前記機種名情報以外の少なくとも一つの前記外部機器に関する情報は、メーカー名情報とロジカルアドレスとの少なくともいずれかであるようにしてもよい。特に、メーカー名情報とロジカルアドレスの両方を使用することが表示の正確性向上の点で望ましい。
また、本発明の表示装置は上記構成において、前記通常動作状態である外部機器からの通知および前記省電力状態である外部機器からの通知は、HDMI規格のCECコマンドを用いたものであるようにしてもよい。
本発明の表示装置によれば、通常動作状態である外部機器の機種名情報およびその他の外部機器に関する情報を一旦記憶させた後、省電力状態の外部機器を接続した場合における機種名のOSD表示の正確性向上を図ることができる。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。
図1に、本発明に係るテレビ受信機とビデオカメラとをHDMI接続した状態を示す。本発明に係るテレビ受信機100のHDMI端子と電源クレードル300のHDMI端子とがHDMIケーブル400で接続され、ビデオカメラ200が電源クレードル300に載置される。ビデオカメラ200が再生する映像音声信号は電源クレードル300およびHDMIケーブル400を介してテレビ受信機100に入力される。また、テレビ100とビデオカメラ200とは電源クレードル300およびHDMIケーブル400を介して双方向にCECコマンドを送信できる。
図2に、本発明に係るテレビ受信機の概略構成図を示す。本発明に係るテレビ受信機100は、チューナ2と、MPEGデコーダ3と、映像処理回路4と、OSD/スケーラ5と、ディスプレイ6と、ビデオ入力端子7と、HDMI端子8と、HDMIレシーバ9と、リモコン受信部10と、電源マイコン11と、メインCPU12と、NVRAM13とを備える。
アンテナ1は、屋外において配置されており、デジタル放送波を受信し、高周波デジタル変調信号をチューナ2に出力する。
チューナ2は、高周波デジタル変調信号から特定周波数の信号を取り出す。また、チューナ2は、選択されたデジタル変調信号を復調してトランスポートストリームを取り出し、トランスポートストリームからビデオストリームを分離し、ビデオストリームをMPEGデコーダ3に出力する。
MPEGデコーダ3はビデオストリームに対してデコードを行い、デコード後の映像音声情報を映像処理回路4に出力する。
ビデオ入力端子7は、例えば、S端子やD端子であり、外部機器からケーブルを介してビデオ入力端子7に入力された映像情報は映像処理回路4へ出力される。
また、テレビ受信機100は、3つのHDMI端子8を備え(図2では便宜上1つのみ示す)、HDMI端子8にはHDMIケーブルを接続可能である。外部機器からHDMIケーブルを介してHDMI端子8に入力された映像音声情報はHDMIレシーバ9により受信される。HDMIレシーバ9は、受信した映像音声情報を映像情報および音声情報に分離し、映像情報にデコード処理を行い映像処理回路4に出力する。
映像処理回路4は、MPEGデコーダ3、ビデオ入力端子7、HDMIレシーバ9から入力される映像情報に対してデジタル映像処理を行う。OSD/スケーラ5は、メインCPU12から指示された文字情報や色情報に基づく映像信号を生成したり、放送受信映像の縮小処理を行う回路である。このOSD/スケーラ5により、番組情報に基づくEPG(Electronic Program Guide)表示、データ放送表示、メニュー画面表示などが行える。そして、ディスプレイ6は、OSD/スケーラ5から入力される映像信号に基づき映像を表示する。
リモコン受信部10は、不図示のリモコン送信機からリモコン信号を受信し、これをコマンド信号に変換して電源マイコン11に与える。
電源マイコン11は、電源のオンオフを制御し、電源オフのときでも電力供給を受けて動作し、HDMI端子8からのCECコマンドやリモコン受信部10からのコマンド信号を監視する等の処理を行う。メインCPU12は、各部を制御し、電源マイコン11とは相互に通信ができる仕様となっている。
また、図3に、ビデオカメラ200の概略構成図を示す。ビデオカメラ200は、カメラ部20と、マイク21と、スピーカ22と、画像音声処理部23と、制御部24と、外部メモリインタフェース25と、操作部26と、表示部27と、HDMI入出力部28とを備える。
動画撮影時は、カメラ部20で撮影された映像情報は画像音声処理部23で圧縮処理され、外部メモリインタフェース25を介して外部メモリ29(例えば、SDカードメモリ)に記録される。また、音声録音時は、マイク21より入力された音声情報が画像音声処理部23で圧縮処理され外部メモリ29に記録される。
動画再生時は、外部メモリ29から読み出された映像情報が画像音声処理部23で伸長処理され、表示部27に動画が表示される。また、音声再生時は、外部メモリ29から読み出された音声情報が画像音声処理部23で伸長処理され、スピーカ22から音声が再生される。
また、ビデオカメラ200が載置された電源クレードル300とHDMIケーブル400で接続された外部機器において動画再生・音声再生をする場合は、外部メモリ29から読み出された映像音声情報は画像音声処理部23で伸長処理され、HDMI入出力部28から電源クレードル300を介して外部機器へTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)形式で伝送される。また、制御部24は、HDMI入出力部28、電源クレードル300を介して外部機器とのCEC通信処理を行う。操作部26は、ビデオカメラ200に指示を与えるための各種ボタンを有する。
次に、本発明におけるOSD表示制御について図4、図5のフローチャートを用いて説明する。
(認証動作(図4))
テレビ受信機100と電源クレードル300がHDMIケーブル400で接続され、電源クレードル300にビデオカメラ200が載置されているとする。そして、ビデオカメラ200の操作部26において電源オンの操作がされると、制御部24は、電源をオンとしビデオカメラ200を通常動作状態にさせる。このとき、制御部24は、HDMI入出力部28を介してテレビ受信機100にCECコマンドである電源オン要求を送信する。
テレビ受信機100と電源クレードル300がHDMIケーブル400で接続され、電源クレードル300にビデオカメラ200が載置されているとする。そして、ビデオカメラ200の操作部26において電源オンの操作がされると、制御部24は、電源をオンとしビデオカメラ200を通常動作状態にさせる。このとき、制御部24は、HDMI入出力部28を介してテレビ受信機100にCECコマンドである電源オン要求を送信する。
すると、ステップS40で、テレビ受信機100の電源マイコン11は、HDMI端子8から電源オン要求を受信し電源をオンとし、テレビ受信機100を通常動作状態にさせる。そして、ビデオカメラ200の制御部24は、HDMI入出力部28を介してテレビ受信機100にCECコマンドを用いてメーカー名情報および機種名情報を送信する。
すると、ステップS41で、テレビ受信機100のメインCPU12が、HDMI端子8を介してメーカー名情報および機種名情報を受信し、これらの情報をNVRAM13に保存させる。
そして、ステップS42で、メインCPU12は、ステップS41でNVRAM13に保存したメーカー名および機種名情報に対応させて表示管理フラグをセットする。以上で認証が完了する。以降、リモコン送信機でHDMI機器選択メニュー表示操作がされると、メインCPU12は、表示管理フラグがセットされているので、NVRAM13に保存された機種名情報に基づきOSD/スケーラ5に指示を行い、OSD/スケーラ5は指示に基づき映像信号を生成してディスプレイ6に出力し、ディスプレイ6に図6のようなHDMI機器選択メニューが表示される。ここでは、機種名情報を受信したポート名の横に機種名が表示される。
(認証完了後の動作(図5))
上記認証完了後、ビデオカメラ200の操作部26において電源オフ操作がされ、制御部24がHDMI入出力部28を介してテレビ受信機100にCECコマンドである電源オフ要求を送信すると共に電源をオフとし、テレビ受信機100の電源マイコン11がHDMI端子8を介して電源オフ要求を受信し電源をオフとしたとする。
上記認証完了後、ビデオカメラ200の操作部26において電源オフ操作がされ、制御部24がHDMI入出力部28を介してテレビ受信機100にCECコマンドである電源オフ要求を送信すると共に電源をオフとし、テレビ受信機100の電源マイコン11がHDMI端子8を介して電源オフ要求を受信し電源をオフとしたとする。
それから、リモコン送信機で電源オンの操作がされ、テレビ受信機100の電源マイコン11が電源をオンとすると、図5のフローチャートの処理が開始される。
まず、ステップS50で、メインCPU12は、NVRAM13に保存された表示管理フラグを初期化する。
次に、ステップS51で、メインCPU12は、CECコマンドを用いて各HDMIポートの接続状態の問い合わせを行う(接続状態のポーリング)。そして、もしメインCPU12が、電源オフ状態のHDMI機器からHDMI端子8を介してCECコマンドによりメーカー名情報を通知された場合は(ステップS52のY)、ステップS53に進む。
ステップS53で、メインCPU12は、通知されたメーカー名情報とNVRAM13に保存されたメーカー名情報を比較し、もし一致すれば(ステップS53のY)、ステップS54に進む。ステップS54で、メインCPU12は表示管理フラグをセットし、処理終了となる。以降、リモコン送信機でHDMI機器選択メニュー表示操作がされると、表示管理フラグがセットされているので、メインCPU12は、NVRAM13に保存された機種名情報に基づきOSD/スケーラ5に指示を行い、OSD/スケーラ5は指示に基づき映像信号を生成してディスプレイ6に出力し、メーカー名情報が通知されたHDMIポート名の横に機種名が表示されたメニュー表示がディスプレイ6にされる。
また、メーカー名が通知されなかった場合や(ステップS52のN)、メーカー名情報が一致しなかった場合は(ステップS53のN)、そのまま処理終了となる。以降、リモコン送信機でHDMI機器選択メニュー表示操作がされても、表示管理フラグが初期化されているので、OSD/スケーラ5によりディスプレイ6には機種名の表示がないメニュー表示がされる。
例えば、ビデオカメラ200の電源をオフとした後、ビデオカメラ200が載置された電源クレードル300を別のHDMIポートにつなぎ換えた場合、テレビ受信機100の電源をオンとすると、図5の処理が開始され、ステップS52で、ビデオカメラ200からテレビ受信機100へメーカー名情報が通知され、ステップS53で、メーカー名情報は一致するので、ステップS54で表示管理フラグがセットされ、HDMI機器選択メニュー表示操作によりディスプレイ6には、つなぎ換えられたHDMIポート名の横に機種名が表示される。よって、ビデオカメラ200を電源オンしなくても正しいOSD表示がされる。
また、ビデオカメラ200の電源をオフとした後、電源クレードル300に接続されたHDMIケーブルをテレビ受信機100から引き抜き、ビデオカメラ200とは別のメーカー製のHDMI機器を電源オフでテレビ受信機100に接続した場合、テレビ受信機100の電源をオンとすると、図5の処理が開始され、ステップS52で、新たなHDMI機器からテレビ受信機100へメーカー名情報が通知され、ステップS53で、メーカー名情報は一致しないので表示管理フラグが初期化されたまま処理が終了し、HDMI機器選択メニュー表示操作があってもディスプレイ6には機種名は表示されない。よって、従来のように前回接続されていた機器の機種名が表示されるといった不具合が生じない。
また、ビデオカメラ200の電源をオフとした後、電源クレードル300に接続されたHDMIケーブルをテレビ受信機100から引き抜いたり、電源クレードル300からビデオカメラ200を持ち出した場合、テレビ受信機100の電源をオンとすると、図5の処理が開始され、ステップS52でメーカー名情報が通知されないので、表示管理フラグが初期化されたまま処理が終了し、HDMI機器選択メニュー表示操作があってもディスプレイ6には機種名は表示されない。よって、従来のように前回接続されていた機器の機種名が表示されるといった不具合が生じない。
なお、前述した図4のステップS41でメーカー名情報、機種名情報に加えてロジカルアドレスが通知されNVRAM13に保存されるようにし、図5のステップS52ではメーカー名情報に加えロジカルアドレスが通知され、ステップS53では通知されたメーカー名情報およびロジカルアドレスがNVRAM13に保存されたメーカー名情報およびロジカルアドレスと一致した場合にステップS54に進み、そうでない場合に処理終了としてもよい。ここで、ロジカルアドレスとは機器種類情報であり、例えば、「DVR」「DVD」「オーディオチューナ」といったものである。
前述の実施形態では、ビデオカメラ200とメーカーは同じだが機器種類が異なる別機器につなぎ換えた場合、ステップS53で通知されたメーカー名情報とNVRAM13に保存されたメーカー名情報は一致するので、ステップS54に進み表示管理フラグがセットされ、HDMI機器選択メニュー表示操作があったときにビデオカメラ200の機種名が表示されてしまい、誤った表示となる。しかし、上記ロジカルアドレスを用いた実施形態であれば、ステップS53でロジカルアドレスが一致しないので、表示管理フラグが初期化されたまま処理終了となり、HDMI機器選択メニュー表示操作があったときでもビデオカメラ200の機種名は表示されず、誤った表示を防げる。
また、前述した図4、図5に示す処理の変形例を図7、図8に示す。以下のような変形例によれば、OSD表示させる機種名を所定の機種名に限定することができる。
図7のステップS70でテレビ受信機100の電源がオンとなり、ステップS71でメインCPU12は、ビデオカメラ200から通知されたメーカー名情報および機種名情報が所定のメーカー名情報および機種名情報と一致するか判定し、もし一致する場合は(ステップS71のY)、ステップS72に進む。ステップS72で、メインCPU12は、通知されたメーカー名情報および機種名情報をNVRAM13に保存させる。そして、ステップS73で、メインCPU12は、NVRAM13に保存したメーカー名情報および機種名情報に対応させて表示管理フラグをセットする。また、ステップS71で一致しない場合は(ステップS71のN)、そのまま処理終了となる。
そして、ビデオカメラ200およびテレビ受信機100の電源をオフとした後、テレビ受信機100の電源をオンとすると、図8の処理が開始され、まずステップS80でメインCPU12は、NVRAM13に保存された表示管理フラグを初期化する(但し、表示管理フラグがセットされていない場合は何もしない)。
そして、ステップS81でメインCPU12が接続状態をポーリングし、もし電源をオフとしたHDMI機器からメインCPU12へメーカー情報の通知があった場合(ステップS82のY)、ステップS83に進む。ステップS83でもしNVRAM13にメーカー名情報および機種名情報が保存されている場合は(ステップS83のY)、ステップS84に進む。ステップS84でメインCPU12は、通知されたメーカー名情報とNVRAM13に保存されたメーカー名情報を比較し、もし一致すれば(ステップS84のY)、ステップS85に進む。ステップS85で、メインCPU12は表示管理フラグをセットし、処理終了となる。以降、リモコン送信機でHDMI機器選択メニュー表示操作がされると、表示管理フラグがセットされているので、メインCPU12は、NVRAM13に保存された機種名情報に基づきOSD/スケーラ5に指示を行い、OSD/スケーラ5は指示に基づき映像信号を生成してディスプレイ6に出力し、メーカー名情報が通知されたHDMIポート名の横に機種名が表示されたメニュー表示がディスプレイ6にされる。
また、メーカー名が通知されなかった場合や(ステップS82のN)、NVRAM13にメーカー名情報および機種名情報が保存されていなかった場合や(ステップS83のN)、メーカー名情報が一致しなかった場合は(ステップS84のN)、そのまま処理終了となる。以降、リモコン送信機でHDMI機器選択メニュー表示操作がされても、表示管理フラグが初期化されているか、表示管理フラグがないので、OSD/スケーラ5によりディスプレイ6には機種名の表示がないメニュー表示がされる。
なお、以上の実施形態はあくまで一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であらゆる変更が可能である。例えば、以上の実施形態ではテレビ受信機について説明したが、本発明はこれに限らず、PC用のモニタ等あらゆる表示装置に適用可能である。また、機器の接続はHDMI以外のインタフェースを用いてもよい。
100 テレビ受信機
200 ビデオカメラ
300 電源クレードル
400 HDMIケーブル
1 アンテナ
2 チューナ
3 MPEGデコーダ
4 映像処理回路
5 OSD/スケーラ
6 ディスプレイ
7 ビデオ入力端子
8 HDMI端子
9 HDMIレシーバ
10 リモコン受信部
11 電源マイコン
12 メインCPU
13 NVRAM
20 カメラ部
21 マイク
22 スピーカ
23 画像音声処理部
24 制御部
25 外部メモリインタフェース
26 操作部
27 表示部
28 HDMI入出力部
29 外部メモリ
200 ビデオカメラ
300 電源クレードル
400 HDMIケーブル
1 アンテナ
2 チューナ
3 MPEGデコーダ
4 映像処理回路
5 OSD/スケーラ
6 ディスプレイ
7 ビデオ入力端子
8 HDMI端子
9 HDMIレシーバ
10 リモコン受信部
11 電源マイコン
12 メインCPU
13 NVRAM
20 カメラ部
21 マイク
22 スピーカ
23 画像音声処理部
24 制御部
25 外部メモリインタフェース
26 操作部
27 表示部
28 HDMI入出力部
29 外部メモリ
Claims (4)
- 表示部と、記憶部と、
通常動作状態である外部機器から通知された機種名情報およびその他の少なくとも一つの前記外部機器に関する情報を前記記憶部に保存させる保存部と、
接続状態の問合せに対して省電力状態である外部機器から通知された機種名情報以外の少なくとも一つの前記外部機器に関する情報と、前記保存部により前記記憶部に保存された前記外部機器に関する情報とが一致するか否かによって、前記保存部により前記記憶部に保存された前記機種名情報に基づき前記表示部に機種名をOSD表示させるか否かを切換えるOSD部と、を備えたことを特徴とする表示装置。 - 前記接続状態の問合せに対する通知がなかった場合、前記OSD部は、前記表示部に機種名をOSD表示させないことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記その他の少なくとも一つの前記外部機器に関する情報および前記機種名情報以外の少なくとも一つの前記外部機器に関する情報は、メーカー名情報とロジカルアドレスとの少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示装置。
- 前記通常動作状態である外部機器からの通知および前記省電力状態である外部機器からの通知は、HDMI規格のCECコマンドを用いたものであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の表示装置。
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